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JP2002191498A - 間仕切りカーテン用シート - Google Patents

間仕切りカーテン用シート

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Publication number
JP2002191498A
JP2002191498A JP2000404769A JP2000404769A JP2002191498A JP 2002191498 A JP2002191498 A JP 2002191498A JP 2000404769 A JP2000404769 A JP 2000404769A JP 2000404769 A JP2000404769 A JP 2000404769A JP 2002191498 A JP2002191498 A JP 2002191498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
light
tristimulus values
wavelength range
values
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000404769A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Matsuki
勉 松木
Yuuki Nobori
勇気 登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hiroshima Kasei Ltd
Original Assignee
Hiroshima Kasei Ltd
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Publication date
Application filed by Hiroshima Kasei Ltd filed Critical Hiroshima Kasei Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】間仕切りカーテン用シートに、できるだけ高い
透明度と、貯蔵されている物品等を紫外線劣化させない
ように紫外線を完全に遮断することと、光学的に眼に優
しい作業環境を提供することの三つの要件を同時に満足
させるカーテン用シートの提供。 【解決手段】JISZ 8722で表示した三刺激値
X,Y及びZが、X=53.57,Y=67.72,Z
=27.24で、これらの値を座標変換して表示した輝
度率(Y),色度(x)及び(y)が、Y=53.57
%、x=0.3997,y=0.4253と、三刺激値
X,Y及びZが、X=57.15,Y=70.40,Z
=39.29で、これらの値を座標変換して表示した輝
度率(Y)、色度(x)及び(y)がY=70.40
%,x=0.3797,y=0.3981の範囲にある
間仕切りカーテン用シートである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間仕切りカーテン用シ
ートに関する。より詳細に述べれば、本発明は、部屋と
部屋の境に懸吊して使用する間仕切りカーテン用シート
であって、特定の色に着色され、特定領域の波長の光を
透過或いは反射し、光学的に眼に優しく且つ倉庫内の物
品等を紫外線劣化させない間仕切りカーテン用着色透明
シートに関する。
【0002】本発明の間仕切りカーテン用シートは室内
と室外の境、たとえば、工場と事務所との境、倉庫と事
務所との境、実験室と事務室との境、店舗と入り口との
境、病室と廊下との境等に懸吊して使用するものである
が、シートを透して室内を視認することができる十分の
透明度を有するように特定領域の波長の光を透過し、且
つ、室内に収納されている物品等を紫外線劣化させない
ように特定領域の波長の光を反射し、かてて加えて、眼
に穏和な特定の色に着色されているので光学的に良好な
環境下で作業ができる。
【0003】
【従来技術の説明】たとえば、工場と事務所との境、倉
庫と事務所との境、実験室と事務室との境、店舗と入り
口との境、病室と廊下等、人、作業者、サービスワゴン
或いはフォークリフト等が頻繁に出入りする箇所を固定
したドアーで仕切ることは作業効率が悪くなるので、こ
のような室内と室外の境を開放状態にして、鴨居から所
定の厚さの間仕切りシートを懸吊して、人、作業者、サ
ービスワゴン或いはフォークリフト等が自由に出入りで
きるようにすることが行われている。
【0004】この場合間仕切りシートに要求される性能
は、作業上の危険を防止するためできるだけ透明度がよ
いこと、倉庫との間の間仕切りに使用される場合は倉庫
内の物品を紫外線劣化させないように特定波長の光を透
過させないこと、作業者にとって光学的に眼に優しい作
業環境を形成することの三点である。
【0005】透明度ということだけを考えると白色透明
が最も優れているが、白色透明のシートは汚染されやす
いこと、紫外線を透過するので、倉庫との間の間仕切り
に使用した場合、倉庫内の物品を紫外線劣化させる恐れ
があること、同じく総ての可視光線を透過するので、長
い時間作業をしていると眼が疲れること、即ち、光学的
に眼に優しい作業環境を提供しないこと等欠点がある。
【0006】従って、間仕切りカーテン用シートに要求
される上記の三点の性能を満たすには着色透明でなくて
はならないことが理解される。そこで、本発明者は、シ
ートを何色に着色したらこの三点を満足させるかを検討
した。
【0007】先ず、光学的に眼に優しい作業環境を提供
するには、短波長範囲の光の透過度を弱く、中波長範囲
の光の透過度をやや強く、長波長範囲の光の透過度を強
くするように着色することを検討した。また、長波長範
囲の光は屈折の度合いが小さいので、この点からも光学
的に眼に優しい作業環境を提供するにことが理解され
る。この光の吸収特性に該当する色をMunsell
(マンセル)の色相環で10YR程度の橙色がかった黄
色であることが分かった。
【0008】ところで、間仕切り用シートとして代表的
な従来品の一つとして、黄、オレンジ系顔料または染料
によって400乃至480nmの光の透過率を30%以
下にしたものがある。このシートの色をJISZ 87
22(物体色の測定方法)で表示すると三刺激値X,Y
及びZが、X=53.92,Y=53.55,Z=3.
53である。この値を座標変換して、輝度率(Y),色
度(x)及び(y)で表示するとx=0.4843,y
=0.4825、Y=53.55%である。
【0009】このシートの透明度を測定するため、太陽
光のもと、52,000ルクスの室外と建物入口、1,
200ルクスの室内の境にこのシートを懸吊して、シー
トを透して直径30cmの黄色ペンキ塗りの円盤を視認
し、それが視認できなくなる距離を測定したところ、約
6メートルで視認不可能になる。なお、この際、黄色を
選択した理由として、黄色が、フォークリフト等、工場
で使用される器具の色としては、使用される頻度が比較
的高いことである。さらに、黄、オレンジ系顔料で間仕
切りカーテンを製造しているため、黄色ペンキの円盤の
方が、間仕切りカーテンを通して視認したとき、遠近で
視認度の差が出るためである。
【0010】前述したように、間仕切りシートは、工場
と事務所との境、倉庫と事務所との境、実験室と事務室
との境、店舗と入り口との境、病室と廊下の境等に懸吊
して使用するものである。当然、この間仕切りシートを
振り分け或いははね上げて人、作業者、サービスワゴン
或いはフォークリフト等が頻繁に出入りすることがあ
る。フォークリフトはある程度の速度で通過するので、
作業上の危険性を防止するためにも、間仕切りシートに
最も重要な要件は透明度である。
【0011】本発明者が検討した結果、間仕切りシート
には最低でも10メートルの透明度があることが望まし
く、その上に、貯蔵されている物品等を紫外線劣化させ
ないように、紫外線を透過させないこと、光学的に眼に
優しい作業環境を提供することの三つの要件を同時に満
足させることである。
【0012】
【発明が解決すべき課題】従って、発明が解決すべき主
たる課題は、工場と事務所との境、倉庫と事務所との
境、実験室と事務室との境、店舗と入り口との境、病室
と廊下の境等に懸吊して使用する間仕切りシートに、で
きるだけ高い透明度と、貯蔵されている物品等を紫外線
劣化させないように紫外線を透過させないこと、及び光
学的に眼に優しい作業環境を提供することの三つの要件
を同時に満足させることができなかったことである。発
明が解決すべきさらに別の課題および利点は以下逐次明
らかにされる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した従
来技術の欠点を改良するために、開発すべきシートを、
Munsell(マンセル)の色相環で10YR程度の
橙色がかった黄色の透明シートと想定した。そして、貯
蔵されている物品等を紫外線劣化させないためには、紫
外線領域の光を透過させないこと、透明度をできるだけ
良くした上で光学的に眼に優しいMunsell(マン
セル)の色相環で10YR程度の橙色がかった黄色を維
持するためには、400〜480nmの波長範囲の光の
透過率をできるだけ大きくすることを解決すべく、オレ
ンジ系顔料と赤系顔料の配合を変化させながら検討を重
ねた。
【0014】その結果、JISZ 8722(物体色の
測定方法)で表示した三刺激値X,Y及びZが、X=5
3.57,Y=67.72,Z=27.24で、これら
の値を座標変換して表示した輝度率(Y),色度(x)
及び(y)が、Y=53.57%,x=0.3997,
y=0.4253と、三刺激値X,Y及びZが、X=5
7.15,Y=70.40,Z=39.29で,これら
の値を座標変換して表示した輝度率(Y),色度(x)
及び(y)がY=70.40%,x=0.3797,y
=0.3981の範囲にあるシートが上記課題を解決す
ることを発見した。
【0015】従って、課題を解決するための手段である
本発明は、JISZ 8722で表示した三刺激値X,
Y及びZが、X=53.57,Y=67.72,Z=2
7.24で、これらの値を座標変換して表示した輝度率
(Y),色度(x)及び(y)が、Y=53.57%,
x=0.3997,y=0.4253と、三刺激値X,
Y及びZが、X=57.15,Y=70.40,Z=3
9.29で、これらの値を座標変換して表示した輝度率
(Y),色度(x)及び(y)がY=70.40%,x
=0.3797,y=0.3981の範囲にある間仕切
りカーテン用シートである。
【0016】本発明の間仕切りカーテン用シートは、3
80nm以下の紫外線を完全に遮断する。従って、本発
明の間仕切りカーテン用シートを倉庫との境に懸吊して
使用した場合でも、貯蔵されている物品等を紫外線劣化
させない。
【0017】本発明の間仕切りカーテン用シートは、4
00〜500nmの短波長範囲の光を30〜50%透過
させる。従って、400〜500nmの短波長範囲の光
の透過率が30%以下の従来技術に比べて透明度におい
て優れている。
【0018】本発明の間仕切りカーテン用シートは、5
00〜600nmの中波長範囲の光を50〜75%透過
させ、600〜700nmの長波長範囲の光を75%超
透過させる。従って、光学的に眼に優しい作業環境を提
供する。
【0019】以下、発明の好ましい形態を実施例によっ
て説明する。
【実施例1】実施例1に使用した配合物を表1に記す。
【0020】この配合物で先ず厚さが0.55mmのシ
ートを作成した。この時の蒸気圧を11kg/cm
練時間を10分とした。製造したシートを4枚重ねて蒸
気圧11kg/cmで、プレス圧力0kg/cm
2分、20kg/cmで1分、50kg/cmで2
分間プレスして厚さが2mmのシートを成形した。
【0021】このシートの物体色を、大日精華工業株式
会社製の「カラコムシステム201バージョン」を使用
し、標準の光C、視野2度、D−0(d−0)S10W
10の方法により、JISZ 8722により測定した
ところ、三刺激値X,Y及びZが、X=53.57,Y
=67.72,Z=27.24であった。これらの値を
座標変換して表示した輝度率(Y)は53.57%,色
度(x)及び(y)は、各々、x=0.3997,y=
0.4253であった。
【0022】さらに、このシートを室内と室外の境に懸
吊して、直径30cmの黄色のペンキ塗りの円盤をこの
シートを透して、それが視認できなくなる距離を測定し
たところ、約15メートルで視認不可能になった。
【0023】さらに、このシートの光の透過率を測定し
た結果、380nm以下の紫外線を完全に遮断し、40
0〜500nmの短波長範囲の光を30〜50%透過さ
せ、500〜600nmの中波長範囲の光を50〜75
%透過させ、600〜700nmの長波長範囲の光を7
5%超透過させた。
【0024】
【実施例2】実施例2に使用した配合物を表1に記す。
【0025】この配合物を使用して、実施例1と同じ手
順で、厚さが2mmのシートを成形した。
【0026】このシートの物体色を、実施例1と同じ手
順で、JISZ 8722により測定したところ、三刺
激値X,Y及びZが、67.15,Y=70.40,Z
=39.29であった。これらの値を座標変換して表示
した輝度率(Y)は70.40%,色度(x)及び
(y)は、各々、x=0.3737,y=0.3981
であった。
【0027】以上説明したように、 さらに、このシー
トを室内と室外の境に懸吊して、直径30cmの黄色の
ペンキ塗りの円盤をこのシートを透して、それが視認で
きなくなる距離を測定したところ、約15メートルで視
認不可能になった。
【0028】さらに、このシートの光の透過率を測定し
た結果、380nm以下の紫外線を完全に遮断し、40
0〜500nmの短波長範囲の光を30〜50%透過さ
せ、500〜600nmの中波長範囲の光を50〜75
%透過させ、600〜700nmの長波長範囲の光を7
5%超透過させた。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の間仕切り
カーテン用シートは、JISZ 8722で表示した三
刺激値X,Y及びZが、X=53.57,Y=67.7
2,Z=27.24で、これらの値を座標変換して表示
した輝度率(Y),色度(x)及び(y)が、Y=5
3.57%,x=0.3997,y=0.4253と、
三刺激値X,Y及びZが、X=57.15,Y=70.
40,Z=39.29で、これらの値を座標変換して表
示した輝度率(Y),色度(x)及び(y)がY=7
0.40%,x=0.3797,y=0.3981の範
囲にあり、紫外線を完全に遮断するので倉庫に貯蔵され
ている物品等を紫外線劣化させず、400〜500nm
の短波長範囲の光を30〜50%、500〜600nm
の中波長範囲の光を50〜75%透過させるので橙色が
かった黄色でも透明度がよく作業上危険性が少なく、6
00〜700nmの長波長範囲の光を75%超透過させ
るので、光学的に眼に優しい作業環境を提供する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】JISZ 8722で測定した三刺激値
    X,Y及びZが、それぞれ、53.57,67.72、
    及び27.24で、これらの値を座標変換して表示した
    輝度率(Y)が53.57%,色度(x)が0.399
    7及び色度(y)が0.4253と、三刺激値X,Y及
    びZが、それぞれ、57.15,Y=70.40,及び
    39.29で,これらの値を座標変換して表示した輝度
    率(Y)が70.40%,色度(X)が0.3797及
    び色度(y)が0.3981の範囲にある間仕切りカー
    テン用シート。
  2. 【請求項2】紫外線を完全に遮断し、400〜500n
    mの短波長範囲の光を30〜50%、500〜600n
    mの中波長範囲の光を50〜75%透過し、600〜7
    00nmの長波長範囲の光を75%超透過させる請求項
    1に記載の間仕切りカーテン用シート。
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