JP2002187011A - 多刃ボールエンドミル - Google Patents
多刃ボールエンドミルInfo
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
- B23C5/1009—Ball nose end mills
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2210/00—Details of milling cutters
- B23C2210/54—Configuration of the cutting part
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
命を有する多刃ボールエンドミルを提供すること。 【解決手段】 各ボール刃6a〜6cには、ボール刃6
a〜6cの回転方向後方側からボール刃6a〜6cを越
える回転方向前方側にかけての範囲にシンニングが施さ
れる。かかるシンニングによって、ボール刃6a〜6c
が回転中心O及びその近傍で欠落され、回転中心O及び
その近傍にチップポケットとして作用する凹部が形成さ
れる。このように、各ボール刃6a〜6cに対してシン
ニングを施すことによって、回転中心O近傍に十分な容
量のチップポケットを確保することができ、切削中の切
りくず詰まりに起因する切刃のチッピングを防止するこ
とができる。また、各ボール刃6a〜6cの切刃長さを
同じ長さとすることができるので、特定のボール刃6a
〜6cに切削負荷が集中することを防止でき、各ボール
刃6a〜6cのチッピングを防止することができる。
Description
ドミルに関し、特に、切りくず詰まりを防止することが
でき、高寿命を有する多刃ボールエンドミルに関するも
のである。
多刃ボールエンドミルでは、その先端視において、各ボ
ール刃が多刃ボールエンドミルの回転方向に対して凸と
なる曲面形状に形成される。そして、例えば3枚のボー
ル刃を有する3枚刃ボールエンドミル100では、図7
(a)に示すように、各ボール刃101,102,10
3が外周側から回転軸線Oまで延在すると共に、回転軸
線Oで一致して形成される。
3枚刃ボールエンドミル100では、回転軸線O近傍の
チップポケットが不足するために切削中に切りくず詰ま
りが発生しやすく、かかる切りくず詰まりによって各ボ
ール刃101,102,103にチッピングが発生し、
寿命が低下してしまうという問題点があった。
ボールエンドミルが提案されている。この3枚刃ボール
エンドミル104では、ボール刃105,106,10
7のうち1枚のボール刃105のみが外周側から回転軸
線Oを越えて延在し、残りの2枚のボール刃106,1
07がいずれも外周側から回転軸線Oに対して若干の距
離を残して延在することにより、離間部108,109
が形成されている。この離間部108,109によって
切削中の切りくずの収容、及び、排出を行うのである。
104では、回転軸線O近傍が1枚のボール刃105だ
けで構成されているため、このボール刃105の負担が
大きくなり、チッピングの発生により寿命が低下してし
まうという問題点があった。
なされたものであり、回転中心近傍にチップポケットを
確保することによって切りくず詰まりを防止することが
でき、高寿命を有する多刃ボールエンドミルを提供する
ことを目的としている。
めに請求項1記載の多刃ボールエンドミルは、軸線回り
に回転される工具本体と、その工具本体の先端側に設け
られると共に回転軌跡が略半球状を呈するボール刃とを
備え、前記ボール刃は、前記工具本体に3枚以上設けら
れており、その3枚以上のボール刃の各ランドには、各
ボール刃が前記工具本体の回転中心及びその近傍におい
て欠落するようにシンニングが施されている。
請求項1記載の多刃ボールエンドミルにおいて、前記シ
ンニングは、前記工具本体の軸線方向先端視で、ボール
刃の回転方向後方側からボール刃を越える回転方向前方
側にかけての範囲に施されている。
請求項1又は2に記載の多刃ボールエンドミルにおい
て、シンニング角は、前記工具本体の軸線と垂直な方向
に対して20°以上かつ45°以下とされ、シンニング
によって前記工具本体の回転中心及びその近傍に形成さ
れる前記ボール刃の欠落部は、前記工具本体の軸線方向
先端視で、その欠落部の端部の回転直径がボール刃の回
転半径の2%以上かつ25%以下とされると共に、前記
工具本体の軸線と垂直な方向から見て、前記工具本体の
軸線と垂直な方向に対して2°以上かつ20°以下だけ
前記工具本体の後端側に向かって傾斜して形成されてい
る。
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発
明における多刃ボールエンドミル1の正面図であり、図
中では、多刃ボールエンドミル1の一端側の図示を省略
している。まず、図1を参照して多刃ボールエンドミル
1の全体構成について説明する。
なる工具本体2を有するソリッドタイプのボールエンド
ミルであり、その工具本体2の一端(図2の右側)を保
持するホルダー(図示せず)を介してマシニングセンタ
ー等の加工機械の回転力が伝達され、主に、金型等の自
由曲面加工を行う用途に用いられる工具である。
(WC)等を加圧焼結した超硬合金により構成されてお
り、その一端側(図1の右側)にはシャンク(図示せ
ず)が円柱状に形成されている。このシャンクがホルダ
ーに保持されることによって、多刃ボールエンドミル1
が加工機械に取り付けられるのである。
には、丸棒状をなすと共にその先端が半球状をなす切刃
部3が形成されている。切刃部3は、主に、切りくず排
出溝4a〜4c、外周刃5a〜5c、ボール刃6a〜6
c、ランド7a〜7c等を備えており、この切刃部3に
よって金型等の自由曲面加工が行われる。切りくず排出
溝4a〜4cは、切削加工中の切りくずの生成、収容及
び排出を行うためのものであり、ねじれを伴う3本の切
りくず排出溝4a〜4cが工具本体2の回転軸線Oに対
して対称に配設されている。
に形成される切刃であり、切刃部3の外周側に所定の幅
を有して形成されるランド7a〜7cと切りくず排出溝
4a〜4cとが交差する稜線部分に3枚の外周刃5a〜
5cが形成されている。また、ボール刃6a〜6cは、
切刃部3の先端の半球状部に形成され、その回転軌跡が
略半球状を呈する切刃である。このボール刃6a〜6c
は、前述した外周刃5a〜5cと同様に、ランド7a〜
7cと切りくず排出溝4a〜4cとが交差する稜線部分
に形成されると共に、前述した3枚の外周刃5a〜5c
と連設して形成されている。
ボールエンドミル1の側面図である。多刃ボールエンド
ミル1の回転軸線Oに沿う方向(図1の矢印II方向)
から見たボール刃6a〜6cは、図2に示すように、外
周側から回転軸線Oに向かって延在すると共に、多刃ボ
ールエンドミル1の回転方向(図2の反時計回り)に凸
型の曲線形状に形成されている。このボール刃6a〜6
cには、多刃ボールエンドミル1の回転軸線O近傍にお
けるランド7a〜7cにシンニングが施されており、か
かるシンニングによって、回転軸線O近傍においてボー
ル刃6a〜6cが欠落されている。ここで、図3を参照
して、回転軸線O近傍のボール刃6a〜6cについて説
明する。
ボールエンドミル1の部分拡大側面図であり、多刃ボー
ルエンドミル1の外周側の図示を省略している。上述し
たシンニングは、各ボール刃6a〜6cに対して同条件
でそれぞれ行われる。例えば、ボール刃6aに対して
は、図3に示すように、ボール刃6aの回転方向(図3
の反時計回り)後方側(図3の下方側)からボール刃6
aを越える回転方向前方側(図3の上方側)にかけての
範囲にシンニングが施され、平面状のシンニング面8a
が形成されている。ボール刃6aは、このシンニングに
よって回転軸線O及びその近傍で欠落し、欠落部9aが
シンニング面8aの一辺に形成される。この欠落部9a
の一端は、ボール刃6aの端部と交点mにおいて連設さ
れ、一方、この欠落部9aの他端は、同様のシンニング
によって他のボール刃6b,6cにそれぞれ交点mにお
いて連設して形成される欠落部9b,9cと回転軸線O
上で一致している。これら欠落部9a〜9cの回転軸線
O上における交点は、後述するように、多刃ボールエン
ドミル1の後端側(図3の紙面奥側)に後退した位置に
おいて一致して形成されている。このように、各ボール
刃6a〜6cに対して同様にシンニングを施すことによ
って、回転軸線O近傍における各ボール刃6a〜6cの
切刃長さを同じ長さとすることができる。従って、特定
のボール刃6a〜6cの一枚だけに切削負荷が集中する
ことを防止し、各ボール刃6a〜6cにかかる切削負荷
を一定とすることができるので、各ボール刃6a〜6c
のチッピングを防止することができるのである。
の拡大模式図である。図4は、多刃ボールエンドミル1
をその回転軸線O回りに回転させた場合の回転軌跡を平
面投射して得られた模式図であり、図中の実線は、ボー
ル刃6a〜6c及び欠落部9a〜9cの回転軌跡を表し
ており、また、図中の2点鎖線は、シンニング面8a〜
8c及び切りくず排出溝4a〜4cの溝底の回転軌跡か
ら求まる輪郭線である。ボール刃6a〜6cは、図4に
示すように、その回転軌跡が半径Rの円弧状を呈するよ
うに形成されており、欠落部9a〜9bは、その回転軌
跡が多刃ボールエンドミル1の先端部(回転軸線O近
傍)において、ボール刃6a〜6cとの交点m,mから
多刃ボールエンドミル1の後端側(図4の下側)に向か
って傾斜角αで傾斜するように形成されている。この傾
斜角αは、欠落部9a〜9cの回転軌跡が回転軸線Oと
垂直な方向に対してなす角度であり、2°以上かつ20
°以下の範囲とされている。かかる傾斜によって多刃ボ
ールエンドミル1の先端には、V字状の凹部が形成され
る。このように傾斜角αが2°以上かつ20°以下の範
囲に設定されているので、交点mにおいてボール刃6a
〜6cと欠落部9a〜9cとにより形成される部位が剛
性のない鋭角な形状となり、切削中に欠損してしまうこ
とを防止することができる。
において、ボール刃6a〜6cとなす交点m,m間の距
離が回転軸線Oと垂直な方向に距離Lだけ離間するよう
に形成されている。そして、交点m,m間の距離Lは、
ボール刃6a〜6cの回転半径Rに対して、Rの2%以
上かつ25%以下の範囲とされている。このように、交
点m,m間の距離Lがボール刃6a〜6cの回転半径R
の2%以上とされているので、回転軸線O近傍に十分な
容量のチップポケットを確保することができ、切削中の
切りくず詰まりに起因する切刃のチッピングを防止する
ことができる。また、距離Lは回転半径Rの25%以下
とされているので、切刃が存在しないことによって被削
材に削り残しが発生する不都合を防止することができる
のである。なお、請求項3に記載した、欠落部の端部の
回転直径とは、上述した距離Lをいう。
に向かって凸型となる曲線により形成される切りくず排
出溝4a〜4cの溝底の輪郭線の終端と交点pにおいて
連結し、その交点pから多刃ボールエンドミル1の先端
側(図4の上方)に向かってシンニング角βで傾斜する
直線によって形成されている。このシンニング角βは、
シンニング面8a〜8cの輪郭線が回転軸線Oと垂直な
方向に対してなす角度であり、20°以上かつ45°以
下の範囲とされている。このように、シンニング面8a
〜8cのシンニング角βは、回転軸線Oと垂直な方向に
対して20°以上とされているので、多刃ボールエンド
ミル1の回転軸線O及びその近傍に十分な容量のチップ
ポケットを確保することでき、更に、そのシンニング角
βは、回転軸線Oと垂直な方向に対して45°以下とさ
れているので、心厚が薄くなり多刃ボールエンドミル1
の先端部の工具剛性が低下することを防止することがで
きるのである。
エンドミル1を用いて行った切削試験について以下に示
す。図5は、切削試験に使用される被削材10の斜視図
であり、被削材10の奥行き方向(図5の左上方)及び
幅方向(図5の右上方)の図示が省略されている。
1と垂直に直立する状態の多刃ボールエンドミル1(図
示せず)を、基準面11と平行となるように被削材10
に設けられる被切削面10aに沿って所定の条件で報復
直線移動させることにより、その被切削面10aの切削
加工を行い、切刃に所定の逃げ面最大摩耗幅が生じるま
での切削距離を測定する試験である。
SKD61(50HRC)、切削方法:ダウンカット
(往路)及びアップカット(復路)、切削油材:不使用
(乾式切削)、使用機械:横型マシニングセンタ、主軸
回転速度:6400回転/min、テーブル送り速度:
1500mm/min、軸方向切り込み深さx:0.6
mm、ピックフィードPf:2mm、試験打ち切り逃げ
面最大摩耗幅VB:0.15mmである。
多刃ボールエンドミル1(以下、本発明品Aと称す)
と、図7(a)に示した等底刃タイプの多刃ボールエン
ドミル100(以下、従来品Bと称す)、及び、図7
(b)に示した不等底刃タイプの多刃ボールエンドミル
104(以下、従来品Cと称す)とを用いて行った。な
お、本発明品A、従来品B及び従来品Cは、いずれも同
一の工具材料(超硬合金)から構成されている。また、
これらのボール刃の刃数は3枚であり、その回転半径R
は、R=5mmで構成されている。
A、従来品B及び従来品Cについて示した図である。図
6中、横軸12は切削試験において被削材10を切削し
た切削距離Yを示しており、縦軸13は切削試験を行っ
た測定品名を示している。また、横棒14は従来品Bの
グラフであり、横棒15は従来品Cのグラフであり、そ
して、横棒16は、本発明品Aのグラフである。
摩耗幅が試験打ち切り逃げ面最大摩耗幅VBに達するこ
となく、切削距離Yが110mの時点でボール刃101
〜103(図7(a)参照)の回転軸線O近傍に切りく
ず詰まりに起因するチッピングが発生し、従来品Cは、
同様に試験打ち切り逃げ面最大摩耗幅VBに達すること
なく、切削距離Yが40mの時点で過大な切削負荷が集
中するボール刃105(図7(b)参照)の回転軸線O
近傍にチッピングが発生した。その為、以降は逃げ面最
大摩耗幅の測定が不可能となったため、従来品B及び従
来品Cの切削試験を中止した。一方、本発明品Aは、切
削距離Yが150mの時点で、切刃の逃げ面最大摩耗幅
が試験打ち切り逃げ面最大摩耗幅VB(=0.15m
m)に達した。また、この時点においても切刃に欠損が
発生することなく、正常摩耗で摩耗が進行しており、以
降も十分に切削に耐えるものであった。
ル1は、シンニングによってボール刃6a〜6cが回転
中心及びその近傍において欠落し、その欠落部に十分な
容積のチップポケットが確保されている。よって、切削
中の切りくずの収容及び排出がスムーズに行われ、切り
くず詰まりに起因して回転中心近傍のボール刃6a〜6
cが欠損することを防止することができるのである。ま
た、かかるシンニングは、各ボール刃6a〜6cに対し
て同一条件で施されているので、各ボール刃6a〜6c
の切刃長さを同じ長さとすることができる。よって、特
定のボール刃に負荷が集中することを防止し、各ボール
刃6a〜6cにかかる負荷を一定とすることができるの
で、チッピングを防止することができ、多刃ボールエン
ドミル1の高寿命化を得ることができるのである。
が、本発明は上記実施例に何ら限定される物ではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可
能であることは容易に推察できるものである。
ドミル1が3枚のボール刃によって構成される場合を説
明したが、少なくとも3枚以上のボール刃によって構成
されるものであれば良く、4枚、或いは、それ以上の枚
数のボール刃によって構成されることは当然に可能であ
る。また、多刃ボールエンドミル1は、炭化チタニウ
ム、窒化チタニウム、炭窒化チタニウム、酸化アルミニ
ウムチタン等の高硬質物質を単独で、或いは、これらを
組み合わせて、多層コーティングされたものであっても
良い。また、切刃と工具本体とが一体の工具材料で構成
されるソリッドタイプの多刃ボールエンドミル1を説明
したが、多刃ボールエンドミル1は、例えば、立方晶窒
化硼素焼結体、或いは、ダイヤモンド焼結体を主体とす
る硬質焼結体によって構成されるチップをろう付けなど
により固着し、切刃としたものであっても良い。
の各ランドには、各ボール刃が工具本体の回転中心及び
その近傍において欠落するように、シンニングが施され
ている。よって、かかるシンニングにより工具本体の回
転中心及びその近傍にチップポケットが確保されるの
で、切削中の切りくずの収容、排出を行うことができ、
ボール刃のチッピングの原因となる切りくず詰まりを防
止することができるという効果がある。また、すべての
ボール刃にシンニングを施すことによって、各ボール刃
の切刃長さを同じ長さとすることができる。従って、特
定のボール刃にだけ負荷が集中することを防止し、各ボ
ール刃にかかる負荷を一定とすることができるので、ボ
ール刃のチッピングを防止することができるという効果
がある。更に、ボール刃は、工具本体に3枚以上設けら
れているので、各ボール刃が分担する負荷を低減するこ
とができるという効果がある。
方向に対して20°以上とされているので、工具本体の
回転中心及びその近傍に十分な容量のチップポケットを
確保することでき、切削中の切りくず詰まりを防止する
ことができるという効果がある。更に、そのシンニング
角は45°以下とされているので、工具本体が削られ過
ぎることにより心厚が薄くなり多刃ボールエンドミルの
剛性が低下することを防止することができるという効果
がある。
転中心及びその近傍に形成されるボール刃の欠落部は、
工具本体の軸線方向先端視で、その欠落部の端部の回転
直径がボール刃の回転半径の2%以上とされているの
で、十分な容量のチップポケットを確保することがで
き、切削中の切りくず詰まりを防止することができると
いう効果がある。更に、その回転直径がボール刃の回転
半径の25%以下とされているので、被削材に削り残し
が発生する不都合を防止することができるという効果が
ある。また、欠落部は、工具本体の軸線と垂直な方向か
ら見て、工具本体の軸線と垂直な方向に対して2°以上
かつ20°以下だけ工具本体の後端側に向かって傾斜し
て形成されている。よって、ボール刃とそのボール刃の
欠落部とがなす部位が剛性のない鋭角な形状となり、切
削中に欠損してしまうことを防止することができるとい
う効果がある。
ルの正面図である。
ドミルの側面図である。
ドミル1の部分拡大側面図である。
図である。
る。
従来品Cについて示した図である。
り、(a)は、等底刃タイプの多刃ボールエンドミルの
正面図であり、(b)は、不等底刃タイプの多刃ボール
エンドミルの正面図である。
の回転直径) R ボール刃の回転半径
Claims (3)
- 【請求項1】 軸線回りに回転される工具本体と、その
工具本体の先端側に設けられると共に回転軌跡が略半球
状を呈するボール刃とを備える多刃ボールエンドミルに
おいて、 前記ボール刃は、前記工具本体に3枚以上設けられてお
り、 その3枚以上のボール刃の各ランドには、各ボール刃が
前記工具本体の回転中心及びその近傍において欠落する
ようにシンニングが施されていることを特徴とする多刃
ボールエンドミル。 - 【請求項2】 前記シンニングは、前記工具本体の軸線
方向先端視で、ボール刃の回転方向後方側からボール刃
を越える回転方向前方側にかけての範囲に施されている
ことを特徴とする請求項1記載の多刃ボールエンドミ
ル。 - 【請求項3】 シンニング角は、前記工具本体の軸線と
垂直な方向に対して20°以上かつ45°以下とされ、 シンニングによって前記工具本体の回転中心及びその近
傍に形成される前記ボール刃の欠落部は、前記工具本体
の軸線方向先端視で、その欠落部の端部の回転直径がボ
ール刃の回転半径の2%以上かつ25%以下とされると
共に、前記工具本体の軸線と垂直な方向から見て、前記
工具本体の軸線と垂直な方向に対して2°以上かつ20
°以下だけ前記工具本体の後端側に向かって傾斜して形
成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
多刃ボールエンドミル。
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|---|---|---|---|
| JP2000388172A JP2002187011A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | 多刃ボールエンドミル |
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| JP2000388172A JP2002187011A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | 多刃ボールエンドミル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002187011A (ja) |
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