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JP2002182051A - 光導波路モジュール - Google Patents

光導波路モジュール

Info

Publication number
JP2002182051A
JP2002182051A JP2001258140A JP2001258140A JP2002182051A JP 2002182051 A JP2002182051 A JP 2002182051A JP 2001258140 A JP2001258140 A JP 2001258140A JP 2001258140 A JP2001258140 A JP 2001258140A JP 2002182051 A JP2002182051 A JP 2002182051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
light
optical waveguide
reflected
waveguide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001258140A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sasaki
隆 佐々木
Yasushi Fujimura
康 藤村
Takeo Komiya
健雄 小宮
Masahide Saito
眞秀 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2001258140A priority Critical patent/JP2002182051A/ja
Priority to CA002377116A priority patent/CA2377116A1/en
Priority to AU26157/02A priority patent/AU765992B2/en
Priority to TW091105156A priority patent/TW552442B/zh
Priority to KR1020020014746A priority patent/KR20030019067A/ko
Priority to US10/101,425 priority patent/US20030044119A1/en
Priority to EP02006553A priority patent/EP1288688A3/en
Priority to CNB021074887A priority patent/CN1192258C/zh
Publication of JP2002182051A publication Critical patent/JP2002182051A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光回路の構成が簡単化されるとともに、信号
光の偏波状態に関わらず正しく光強度をモニタすること
が可能な光導波路モジュールを提供する。 【解決手段】 光平面導波路型回路1において、光導波
路2nを横切るように、垂直軸に対する傾き角度θで斜
めの溝3を形成する。そして、溝3の内側に、信号光に
対する各直交偏波間の反射率の差が補償されるように構
成された反射フィルタ4を設置し、反射フィルタ4から
の反射光を光検出器6nで検出して、信号光の光強度を
モニタする。これにより、信号光の偏波状態に関わらず
正しく光強度をモニタすることが可能となる。また、反
射フィルタ4を含む溝3の内側を充填樹脂5によって封
止しているので、それらが汚染されることによる長期的
な動作安定性の劣化が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に形成され
た平面導波路型の光導波路を有する光導波路モジュール
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバまたは光平面導波路などの光
導波路を用いた光回路においては、各光導波路を伝送さ
れる信号光の光強度を一定に保つなど、信号光の光強度
を好適な値に制御することが望ましい場合がある。この
ような場合、信号光の光強度を光回路中でモニタし、あ
るいはさらに、モニタした結果に基づいて光強度を制御
することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した信号光の光強
度のモニタには、従来、光導波路上に光カプラを設けて
信号光の一部を分岐する方法が用いられている。この方
法では、光導波路上の所定の位置に光カプラを設けて信
号光を数%程度分岐し、分岐した光の光強度を光検出器
でモニタすることによって、その光導波路を伝送されて
いる信号光の光強度をモニタする。
【0004】しかしながら、このように光カプラを用い
た場合、光回路を構成する光学部品の点数が増加する
上、それらを融着接続する必要があるため、光回路の構
成及び製造工程が複雑化するという問題がある。
【0005】これに対して、光カプラを用いることな
く、信号光を一部反射させて光強度をモニタする方法が
提案されている。例えば、特開平6−331837号公
報に記載された光デバイスでは、光導波路の所定部位に
光軸に対して斜めの端面を形成し、その端面で光軸とは
異なる方向に反射された信号光の一部である反射光を検
出して、光強度をモニタしている。また、特開2000
−155235号公報に記載された光ファイバは、光の
分岐・合流構造に関するものであり、光ファイバの所定
部位に光軸に対して垂直な端面を形成して信号光の一部
を外部に出射させ、出射された光の一部を光軸に対して
斜めの他の端面によって反射させて取り出している。
【0006】しかしながら、このように信号光の一部を
反射させて光強度のモニタに用いた場合、斜めの端面で
の信号光の反射率は、反射する信号光の偏波状態によっ
て異なる値となっている。このため、光導波路を伝送さ
れている信号光の偏波状態が特定されなければ、正しく
光強度をモニタすることができない、という問題があ
る。また、光導波路の端面が外気にさらされている場
合、端面の汚染によって反射率などの長期的な安定性が
劣化してしまう。
【0007】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたものであり、光回路の構成が簡単化されるとと
もに、信号光の偏波状態に関わらず正しく光強度をモニ
タすることが可能な光導波路モジュールを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による光導波路モジュールは、(1)
基板、及び基板上に形成された平面導波路型の光導波路
を含んで構成され、光導波路の所定部位を横切るよう
に、光導波路の光軸に直交する垂直軸に対して所定の傾
き角度θ(0°<θ)で斜めに形成された溝を有する光
平面導波路型回路と、(2)光平面導波路型回路の溝の
内側に、光導波路を伝送される信号光が通過する部位を
含んで設置されるとともに、信号光の一部を、各直交偏
波間での反射率の差が補償された所定の反射率によって
反射する反射フィルタと、(3)少なくとも溝の内側を
封止するように充填された充填樹脂と、(4)反射フィ
ルタによって信号光が反射された反射光を検出する光検
出器と、を備えることを特徴とする。
【0009】上記した光導波路モジュールでは、光カプ
ラによって光導波路を分岐するのではなく、光導波路上
に設けられた斜めの溝において信号光の一部を反射さ
せ、その反射光によって信号光の光強度をモニタするこ
とが可能な構成となっている。これにより、光回路の構
成及び製造工程が簡単化される。
【0010】また、信号光の反射を溝の端面によって行
うのではなく、各偏波状態間の反射率が等しくされる偏
波補償が実現された反射フィルタを溝の内側に設置し、
この反射フィルタで信号光の一部を反射して、光強度の
モニタに利用している。このとき、反射フィルタによる
信号光の反射率が、光導波路を伝送されている信号光の
偏波状態によらずほぼ一定となるので、信号光の偏波状
態に関わらず正しく光強度をモニタすることが可能とな
る。また、反射フィルタを含む溝の内側を充填樹脂によ
って封止しているので、溝の端面や反射フィルタが外気
に触れることがなく、端面等の汚染による長期的な安定
性の劣化が防止される。
【0011】ここで、光平面導波路型回路に形成された
溝の傾き角度θは、0°<θ≦40°の角度範囲内にあ
ることが好ましい。
【0012】溝及び反射フィルタの垂直軸に対する傾き
角度θが大きくなると、信号光が大きい角度で反射され
ることとなるが、このとき、各直交偏波間の反射率の差
が増大し、反射フィルタによる反射率の差の補償が困難
となる。これに対して、傾き角度θを上記の角度範囲内
としておけば、反射フィルタにおける反射率の差の補償
を充分に実現することができる。
【0013】また、充填樹脂として、光導波路のコアと
略同一の屈折率を有する樹脂材料を用いることを特徴と
する。これによって、光導波路及び充填樹脂の界面とな
る溝の端面での、信号光の余分な反射が抑制される。
【0014】さらに、充填樹脂は、溝の内側に加えて、
溝の上側を含む光平面導波路型回路の上面の所定範囲を
封止するように充填されるとともに、溝の内側を封止す
る内部充填樹脂、及び光平面導波路型回路の上面を封止
する上部充填樹脂として、互いに略同一の屈折率を有す
る樹脂材料を用いることが好ましい。
【0015】これによって、内部充填樹脂の界面におけ
る信号光(反射光)の余分な反射とともに、上部充填樹
脂の界面における信号光(反射光)の余分な反射をも同
様に制御することが可能となる。ここで、内部充填樹脂
及び上部充填樹脂に同一の樹脂材料を用いることとすれ
ば、樹脂を充填する工程を簡単化することができる。
【0016】また、光平面導波路型回路と光検出器との
界面、または充填樹脂と光検出器との界面に、使用する
光波長帯域の反射を防止するコート膜(反射防止コー
ト)が設けられていることを特徴とする。光検出器の屈
折率は、通常、光導波路や充填樹脂の屈折率から大きく
異なる。これに対して、必要に応じて反射防止コートを
設けておけば、光検出器へと反射光が入射されるときに
生じる余分な反射が抑制され、それによって生じる偏波
依存性を抑制することができる。
【0017】また、光検出器の受光面は、反射フィルタ
によって反射された反射光による楕円形状の反射光スポ
ットを含む略楕円形状に形成されていることを特徴とす
る。
【0018】光導波路を伝送されてくる信号光は、コア
形状から円形の信号光スポットを有しているので、斜め
の反射フィルタによって反射された反射光のスポットは
楕円形状となる。これに対して、光検出器の受光面を略
楕円形状としておけば、不必要な受光面部分からのノイ
ズ等の発生を低減することができ、光強度のモニタの効
率が向上される。また、光導波路の光軸に垂直な配列方
向に対する受光面の幅を最小限とすることができるの
で、光導波路アレイに対応して光検出器アレイを設置す
る場合に、光検出器の配列ピッチを小さくして、効率的
な光回路の構成とすることが可能となる。
【0019】また、光導波路モジュールは、光平面導波
路型回路の光導波路として、N本(Nは複数)の光導波
路を有し、光検出器として、N本の光導波路にそれぞれ
対応するN個の光検出器を備えるとともに、N本の光導
波路それぞれを伝送される信号光の一部が、反射フィル
タによって対応する光検出器へと反射されるN個の反射
光路に対して、N個の反射光路それぞれの間に、反射光
路同士を隔離するための光路隔離手段が設けられている
ことを特徴とする。
【0020】このように、光平面導波路型回路がN本
(Nチャンネル)の光導波路を有し、それぞれの光導波
路を伝送されるNチャンネルの信号光の光強度をモニタ
する場合には、反射フィルタによって反射されたNチャ
ンネルの信号光が、それぞれ所定の反射光路を伝搬して
対応する光検出器で検出される。このとき、反射フィル
タで反射された光導波路からの信号光が、対応する光検
出器で検出される一方で、フィルタやその他の個所で生
じる光の散乱、反射、伝送される光の広がりなどによ
り、その一部が隣接する他チャンネルの光検出器に入射
して検出されクロストークが劣化する場合がある。
【0021】これに対して、上記のように隣接する反射
光路間に光路隔離手段を設けることにより、隣接するチ
ャンネル間でのクロストークの発生を極力防止すること
ができる。これにより、それぞれの光導波路を伝送され
るNチャンネルの信号光について、それぞれのチャンネ
ルでの信号光の光強度を正確にモニタすることが可能と
なる。
【0022】また、反射光路同士を隔離するための構成
としては、光路隔離手段は、光平面導波路型回路内にお
いて、反射光路から隣接する反射光路へと通過する光を
遮蔽するように、N本の光導波路それぞれの間に設けら
れた光遮蔽手段である構成が好適である。あるいは、光
路隔離手段は、充填樹脂内において、反射光路から隣接
する反射光路へと通過する光を遮蔽するように設けられ
た光遮蔽手段である構成が好適である。
【0023】このように、光平面導波路型回路内または
充填樹脂内に光遮蔽手段を設けることにより、隣接する
チャンネル間でのクロストークの発生を確実に防止する
ことができる。このような光遮蔽手段としては、信号光
波長の光を吸収、反射、あるいは散乱等することによっ
て光を遮蔽する効果を有する光遮蔽材料を用いることが
好ましい。
【0024】充填樹脂内に光遮蔽手段を設ける場合の具
体的な構成としては、充填樹脂は、溝の内側に加えて、
溝の上側を含む光平面導波路型回路の上面の所定範囲を
封止するように充填されるとともに、光平面導波路型回
路の上面側に、N個の光検出器を載置するための載置部
材(マウント部材)が設けられ、光遮蔽手段は、光平面
導波路型回路の上面を封止する上部充填樹脂内に突出す
るように載置部材に設けられた光遮蔽部からなる構成を
用いることができる。また、載置部材とは別に光遮蔽手
段を設ける構成を用いても良い。
【0025】もちろん、単に光導波路の導波路コア間に
光路隔離手段として溝を設けるだけでも、適切な溝幅、
溝側壁部の荒れなどを設けることによって、散乱光を抑
制してクロストークの発生を防止する効果が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面とともに本発明による
光導波路モジュールの好適な実施形態について詳細に説
明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一
符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸
法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
【0027】図1は、本発明による光導波路モジュール
の第1実施形態の構成を示す平面図である。この光導波
路モジュールは、基板10、及び基板10上に形成され
た平面導波路型の8本(8チャンネル)の光導波路21
〜28を有して構成される光平面導波路型回路1を備え
ている。
【0028】光導波路21〜28のそれぞれは、所定の光
伝送方向(図1中の矢印の方向)に沿って、光平面導波
路型回路1の入力端11から出力端12に向かって、互
いに平行かつ等間隔に形成されている。また、光平面導
波路型回路1の光伝送方向に対する所定部位に、光導波
路21〜28を横切る溝3が設けられている。
【0029】この溝3は、その内側に各光導波路21
8を伝送される信号光の一部を反射するための反射フ
ィルタ4が設置されるとともに、充填樹脂5によって封
止されている。また、溝3よりも上流側の位置で光平面
導波路型回路1の上方には、サブマウント基板7が設置
されるとともに、充填樹脂5及びサブマウント基板7の
上方には、光導波路21〜28にそれぞれ対応した8個の
光検出器61〜68を有する光検出器アレイ6が設置され
ている。光平面導波路型回路1とサブマウント基板7、
及びサブマウント基板7と光検出器アレイ6とは、例え
ば半田によって固定される。
【0030】なお、図1においては、光検出器61〜68
について、それぞれの受光面の形状を点線で図示してい
る。また、サブマウント基板7は、光検出器アレイ6を
載置するための載置部材(マウント部材)であるととも
に、その上面に、図1中に模式的に示されているよう
に、光検出器61〜68からの光検出信号を読み出すため
の配線や電極等が形成されている。
【0031】図2は、図1に示した光導波路モジュール
の断面構造を、光導波路2n(n=1〜8)の光軸方向
(光平面導波路型回路1の光伝送方向)に沿って示す断
面図である。なお、この図2においては、溝3、反射フ
ィルタ4、及び光検出器アレイ6を含む部分を拡大して
示してある。
【0032】光平面導波路型回路1における光導波路2
nは、図2に示すように、下部クラッド22、コア2
0、及び上部クラッド21が基板10上に形成されるこ
とによって構成されている。これに対して、光導波路2
nを所定部位で横切る溝3は、コア20に相当し、光導
波路2nを伝送される信号光が通過する部位を少なくと
も含む深さdで、光導波路2nの光軸に直交(基板10
に直交)する垂直軸(図2中に点線で示されている)に
対して、所定の傾き角度θ(0°<θ)で斜めに形成さ
れている。本実施形態においては、溝3の深さdは光導
波路2nの厚さよりも大きく設定されている。
【0033】溝3の内側には、反射フィルタ4が挿入さ
れている。反射フィルタ4は、光軸に対して溝3と略同
一の角度θで、光導波路2nを伝送される信号光が通過
する部位を少なくとも含むように設置されている。この
反射フィルタ4は、好ましくは誘電体多層膜フィルタか
らなり、光導波路2nを伝送される所定波長(所定の波
長帯域内)の信号光の一部が、一定の反射率で反射され
るように構成されている。
【0034】さらに、この反射フィルタ4を構成してい
る誘電体多層膜フィルタは、信号光を反射する際の各直
交偏波間での反射率の差が補償されて、各偏波状態の信
号光成分がほぼ等しい反射率で反射されるように形成さ
れている。このような各偏波状態の信号光成分に対する
反射率の設定は、例えば、誘電体多層膜フィルタを構成
する各層の誘電体材料やその組み合わせ、各層の膜厚等
によって行われる。
【0035】反射フィルタ4を含む溝3の内側は、充填
樹脂5によって封止されている。ここで、本実施形態に
おける充填樹脂5は、溝3の内側を封止している内部充
填樹脂部51と、溝3の上側を含む光平面導波路型回路
1の上面の所定範囲を封止している上部充填樹脂部52
とからなる。これらの内部充填樹脂部51及び上部充填
樹脂部52は、同一の樹脂材料を用いて一体に形成され
ている。
【0036】充填樹脂5の上部充填樹脂部52及びサブ
マウント基板7の上面側には、各光導波路2nにそれぞ
れ対応した光検出器6n(n=1〜8)を有する光検出
器アレイ6が設置されている。光検出器アレイ6は、光
導波路2nを伝送される信号光の一部が反射フィルタ4
で反射された反射光が、それぞれ対応する光検出器6n
の受光面へと入射されるように配置されている。なお、
光検出器6nとしては、反射光の入射方向から、裏面入
射型のフォトダイオードなどを用いることが好ましい。
【0037】以上の構成において、光導波路2nを伝送
されてきた信号光が、上流側端面31を介して溝3内の
内部充填樹脂部51へと出射されると、信号光の一部が
光軸に対して斜めの反射フィルタ4によって、各偏波状
態に対して等しくなるように偏波補償された所定の反射
率で、光平面導波路型回路1の斜め上方へと反射され
る。また、それ以外の信号光成分は、内部充填樹脂部5
1及び反射フィルタ4を透過して、下流側端面32を介
して再び光導波路2nへと入射される。
【0038】一方、反射フィルタ4によって反射された
反射光は、内部充填樹脂部51、光導波路2n、及び上
部充填樹脂部52を介して、光検出器6nへと入射され
る。そして、光検出器6nで検出された反射光の光強度
から、光導波路2nを伝送されている信号光の光強度が
モニタされる。
【0039】本実施形態の光導波路モジュールでは、光
カプラなどの光学部品によって光導波路自体を分岐する
のではなく、各光導波路2nを横切るように設けられた
斜めの溝3において信号光の一部を反射させて、光強度
のモニタに用いている。これにより、光強度のモニタが
可能な光導波路モジュールでの光回路の構成が簡単化さ
れる。また、余分な光学部品の設置や各光導波路の融着
接続等が不要となるので、その製造工程も同様に簡単化
される。
【0040】また、信号光の反射を溝3の端面31、3
2によって行うのではなく、各直交偏波間の反射率がほ
ぼ等しくされる偏波補償が実現された反射フィルタ4に
よって信号光の一部を反射している。このとき、反射フ
ィルタ4による信号光の反射率が、光導波路2nを伝送
されている信号光の偏波状態によらずほぼ一定となるの
で、光検出器6nで検出される反射光の光強度を用い
て、信号光の偏波状態に関わらず正しく光強度をモニタ
することが可能となる。
【0041】また、反射フィルタ4を含む溝3の内側
を、充填樹脂5によって封止している。このとき、溝3
の端面31、32や反射フィルタ4などが外気に触れる
ことがなくなるので、それらの汚染による長期的な動作
安定性の劣化が防止される。
【0042】ここで、溝3及び反射フィルタ4の垂直軸
に対する傾き角度θは、0°<θ≦40°の角度範囲内
であることが好ましい。
【0043】図3に、信号光が伝送される光軸に対する
反射面の傾きを変えたときの偏波依存損失(PDL:Po
larization dependent loss)の変化を示す。このグラ
フに示すように、通常の反射面による反射特性は、垂直
軸に対する傾き角度θを0°とした場合(信号光が逆方
向へと反射される場合)に、偏波依存性がなくPDL=
0となる。そして、傾き角度θが大きくなるにしたがっ
て反射率の偏波依存性が増大し、θが40°を超える
と、PDLの値が急激に増大していく。
【0044】このようにθが大きくなってPDLが増大
すると、反射フィルタ4による反射率の差の偏波補償が
困難となる。すなわち、傾き角度θが大きい構成では、
PDLの値が大きく、かつθによって急激に変化してし
まうため、反射率の差を補償するための誘電体多層膜フ
ィルタにおいて、各層の材質の屈折率や膜厚などに要求
される数値的な条件が非常に厳しくなる。このため、実
用上、反射率の差が充分に補償されるように、反射フィ
ルタ4の誘電体多層膜フィルタを設計し作成することが
難しい。これに対して、傾き角度θを0°<θ≦40°
の角度範囲内としておけば、反射フィルタ4における反
射率の差の補償を充分な精度で実現することができる。
【0045】また、充填樹脂5については、光導波路2
nのコア20と略同一の屈折率(例えば誤差1%以内)
を有する樹脂材料を用いることが好ましい。
【0046】内部充填樹脂部51をコア20と略同一の
屈折率を有する樹脂材料とすることによって、光導波路
nから内部充填樹脂部51へと信号光が出射されると
き(図2中の点P1参照)の余分な反射が抑制される。
また、反射フィルタ4で反射された反射光が内部充填樹
脂部51から光導波路2nへと入射されるとき(点P2
参照)の余分な反射が抑制される。
【0047】また、上部充填樹脂52をコア20と略同
一の屈折率を有する樹脂材料とすることによって、反射
フィルタ4で反射された反射光が光導波路2nから上部
充填樹脂部52へと入射されるとき(点P3参照)の余
分な反射が抑制される。
【0048】これらの光導波路2n、内部充填樹脂部5
1、及び上部充填樹脂部52の各界面において余分な反
射が生じた場合、それらの反射特性は、それぞれの反射
角度に応じて偏波依存性を有する。したがって、これら
の各部間での屈折率が整合せずに反射を生じると、反射
フィルタ4で反射率の差の偏波補償を行っているにも関
わらず、光検出器6nで検出される反射光の光強度が、
信号光の偏波状態に依存することとなる。これに対し
て、屈折率の整合を行って各界面での余分な反射を抑制
することとしておけば、確実に、信号光の偏波状態に関
わらない正しい光強度のモニタを実現することが可能と
なる。
【0049】なお、本実施形態のように、内部充填樹脂
部51に加えて上部充填樹脂部52が設けられている場
合には、これらの充填樹脂部51、52に対して、互い
に略同一の屈折率を有する樹脂材料を用いることが好ま
しい。これによって、内部充填樹脂部51の界面におけ
る信号光(反射光)の余分な反射とともに、上部充填樹
脂部52の界面における信号光(反射光)の余分な反射
をも同様に制御することが可能となる。
【0050】さらに、充填樹脂部51、52を、同一の
樹脂材料を用いて一体に形成しても良い。これによっ
て、樹脂を充填する工程が簡単化される。なお、コア2
0と上部クラッド21との屈折率の差は、通常、この反
射の問題については無視できる大きさである。
【0051】また、反射フィルタ4で反射された反射光
が上部充填樹脂部52から光検出器6nへと入射される
とき(点P4参照)の余分な反射が問題となる場合に
は、充填樹脂5と光検出器6nとの界面に、反射防止コ
ートを設けることが好ましい。これにより、光検出器6
nへと反射フィルタ4からの反射光が入射されるときに
生じる余分な反射が抑制され、上記した光導波路2n
内部充填樹脂部51、及び上部充填樹脂部52の各界面
における余分な反射と同様に、確実に、信号光の偏波状
態に関わらない正しい光強度のモニタを実現することが
可能となる。
【0052】また、光検出器6n及び光検出器アレイ6
の構成については、各光検出器6nの受光面が、図1に
示すように、光導波路2nの光軸方向を長軸、光導波路
nの配列方向を短軸とする略楕円形状に形成されてい
ることが好ましい。
【0053】図4は、反射フィルタ4によって反射され
た反射光による反射光スポットの形状、及び光検出器6
nの受光面形状について説明するための模式図である。
光伝送路2nを伝送されてくる信号光は、コア20の形
状等から略円形の信号光スポットを有している。したが
って、この信号光が斜めの反射フィルタ4で反射された
反射光(図4(a)の側面図参照)は、図4(b)の平
面図に点線Aで示すように、光検出器6nの受光面にお
いて楕円形状の反射光スポットを形成する。
【0054】これに対して、光検出器6nの受光面を、
図4(b)に実線Bで示すように、この反射光スポット
を含む、反射光スポットの楕円形状に沿うような略楕円
形状に形成すれば、反射光の検出を充分な受光効率によ
って行うことができる。なお、レンズ等を用いて楕円形
状の反射光を集束させて光検出器へと入射させることも
可能であるが、この場合、光学部品の点数が増加するた
め高コストとなる。これに対して、光検出器6nの受光
面形状を反射光スポットに合わせて略楕円形状とすれ
ば、光導波路モジュールの構成が簡単化されるととも
に、低コストとすることができる。
【0055】ここで、図4(c)に実線Cで示すように
円形状の受光面形状とすると、反射光の受光効率は略楕
円形状の場合と変わらないが、図4中での上下方向に対
応している光検出器の配列方向(図1の61〜68参照)
に対する受光面の幅が大きくなる。このため、光検出器
アレイにおいて、光検出器を小さい配列ピッチで高密度
に集積させることができず、光回路が大面積化し、また
高コストとなる。
【0056】これに対して、略楕円形状の受光面形状と
すれば、光検出器の配列ピッチを極力小さくして、効率
的に光回路を構成することができる。
【0057】また、図4(d)に実線Dで示すように長
方形状の受光面形状とすると、略楕円形状の場合と同様
の配列ピッチでの光検出器の集積が可能である。しかし
ながら、この構成では、受光面の対角線方向に反射光の
受光に用いられない不必要な受光面部分を生じる。この
ような受光面部分は、光検出信号に対するノイズの発生
源となるので、S/N比の劣化や、有効なダイナミック
レンジが小さくなるなど、反射光検出の効率が低下する
原因となる。このような問題は、上記した円形状の受光
面形状の場合も同様である。
【0058】これに対して、略楕円形状の受光面形状と
すれば、不必要な受光面部分からのノイズ等の発生を低
減することができ、光強度のモニタの効率を向上させる
ことができる。ただし、個々の光導波路モジュールにお
いて要求される配列ピッチや検出効率等に応じて、円形
状や長方形状の受光面形状を用いても良い。
【0059】上記した実施形態による光導波路モジュー
ルの具体的な実施例について説明する。
【0060】まず、第1の実施例について説明する。こ
の実施例では、θ=30°の傾き角度、及び光軸方向に
対する幅w=25μmで溝3を形成した。また、溝3の
内側に挿入する反射フィルタ4としては、信号光の反射
率10%で厚さ11μmの偏波補償フィルタを用いた。
また、充填樹脂5としては、内部充填樹脂部51及び上
部充填樹脂部52に同一の樹脂材料を用いた。用いた樹
脂材料である屈折率整合接着剤の屈折率は、波長1.5
1μm〜1.61μmの帯域においてn=1.47であ
った。また、光検出器6nとしては、長軸方向の直径が
0.3mm、短軸方向の直径が0.15mmの楕円形状
の受光面を有するInGaAs−PIN型フォトダイオ
ードを用いた。このフォトダイオードの単体での受光感
度は、1.1A/Wであった。
【0061】以上の構成からなる光導波路モジュールを
用いて、信号光の光強度のモニタを行ったところ、反射
フィルタ4での反射率の偏波依存性は、S偏波10%、
P偏波10.3%で、偏波依存損失PDLにして0.1
dBと充分に小さく、信号光の偏波状態への依存性が充
分に低減された状態で光強度のモニタが可能となってい
ることが確認された。
【0062】また、入射される信号光に対する受光感度
は、およそ0.1A/Wであった。これは、10%の反
射率で反射フィルタ4によって反射された信号光成分の
光強度が、100%近い効率で光検出器6nによって検
出されていることを示している。また、溝3及び反射フ
ィルタ4の光導波路2nへの挿入損失は、反射フィルタ
4による信号光の反射、及び溝3の内側での信号光の回
折等による損失を合わせて、およそ1.0dBであっ
た。
【0063】次に、第2の実施例について説明する。こ
の実施例では、θ=10°の傾き角度、及び光軸方向に
対する幅w=25μmで溝3を形成した。また、溝3の
内側に挿入する反射フィルタ4としては、信号光の反射
率10%で厚さ11μmの偏波補償フィルタを用いた。
また、充填樹脂5としては、内部充填樹脂部51及び上
部充填樹脂部52に同一の樹脂材料を用いた。用いた樹
脂材料である屈折率整合接着剤の屈折率は、波長1.5
1μm〜1.61μmの帯域においてn=1.47であ
った。また、光検出器6nとしては、長軸方向の直径が
0.3mm、短軸方向の直径が0.15mmの楕円形状
の受光面を有するフォトダイオードを用いた。このフォ
トダイオードの単体での受光感度は、1.1A/Wであ
った。
【0064】また、本実施例においては、光検出器6n
に反射光が入射されるときに生じる余分な反射を防止す
るため、上部充填樹脂52と光検出器6nとの界面に反
射防止コートを設けた。
【0065】以上の構成からなる光導波路モジュールを
用いて、信号光の光強度のモニタを行ったところ、反射
フィルタ4での反射率の偏波依存性は、S偏波9.7
%、P偏波10%で、偏波依存損失PDLにして0.1
dBと充分に小さく、信号光の偏波状態への依存性が充
分に低減された状態で光強度のモニタが可能となってい
ることが確認された。
【0066】また、入射される信号光に対する受光感度
は、およそ0.1A/Wであった。これは、10%の反
射率で反射フィルタ4によって反射された信号光成分の
光強度が、100%近い効率で光検出器6nによって検
出されていることを示している。また、溝3及び反射フ
ィルタ4の光導波路2nへの挿入損失は、反射フィルタ
4による信号光の反射、及び溝3の内側での信号光の回
折等による損失を合わせて、およそ1.0dBであっ
た。
【0067】以上の第1、第2の実施例から、上記した
構成を有する光導波路モジュールによって、信号光の偏
波状態に関わらず正しく光強度をモニタすることが可能
な光導波路モジュールが実現されていることがわかる。
【0068】本発明による光導波路モジュールの実施形
態について、さらに説明する。
【0069】図5は、光導波路モジュールの第2実施形
態の構成を示す平面図である。この光導波路モジュール
は、第1実施形態と同様に、基板10、及び基板10上
に形成された平面導波路型の8本(8チャンネル)の光
導波路21〜28を有して構成される光平面導波路型回路
1を備えている。
【0070】光導波路21〜28のそれぞれは、所定の光
伝送方向(図5中の矢印の方向)に沿って、光平面導波
路型回路1の入力端11から出力端12に向かって、互
いに平行かつ等間隔に形成されている。また、光平面導
波路型回路1の光伝送方向に対する所定部位に、光導波
路21〜28を横切る溝3が設けられている。
【0071】この溝3は、その内側に各光導波路21
8を伝送される信号光の一部を反射するための反射フ
ィルタ4が設置されるとともに、充填樹脂5によって封
止されている。また、溝3よりも上流側の位置で光平面
導波路型回路1の上方には、光導波路21〜28にそれぞ
れ対応した8個の光検出器611〜618を有する光検出
器アレイ60が設置されている。なお、図5において
は、光検出器611〜618について、それぞれの受光面
の形状を点線で図示している。
【0072】図6は、図5に示した光導波路モジュール
の断面構造を、光導波路2n(n=1〜8)の光軸方向
に沿って示す断面図である。なお、この図6において
は、溝3、反射フィルタ4、及び光検出器アレイ60を
含む部分を拡大して示してある。また、図6に示した構
成のうち、下部クラッド22、コア20、上部クラッド
21からなる光導波路2nを含む光平面導波路型回路
1、溝3、及び反射フィルタ4については、図2に示し
た構成と同様である。
【0073】反射フィルタ4を含む溝3の内側は、充填
樹脂5によって封止されている。ここで、本実施形態に
おける充填樹脂5は、溝3の内側を封止している内部充
填樹脂部51のみからなる。
【0074】光平面導波路型回路1の上部クラッド21
の上面側には、各光導波路2nにそれぞれ対応した光検
出器61n(n=1〜8)を有する光検出器アレイ60
が設置されている。光検出器アレイ60は、光導波路2
nを伝送される信号光の一部が反射フィルタ4で反射さ
れた反射光が、それぞれ対応する光検出器61nの受光
面へと入射されるように配置されている。なお、光検出
器61nとしては、反射光の入射方向から、裏面入射型
のフォトダイオードなどを用いることが好ましい。ま
た、光検出器61nと、光導波路2nの上部クラッド21
との界面に反射防止コートを設けても良い。
【0075】以上の構成において、光導波路2nを伝送
されてきた信号光が、上流側端面31を介して溝3内の
内部充填樹脂部51へと出射されると、信号光の一部が
光軸に対して斜めの反射フィルタ4によって、各偏波状
態に対して等しくなるように偏波補償された所定の反射
率で、光平面導波路型回路1の斜め上方へと反射され
る。また、それ以外の信号光成分は、内部充填樹脂部5
1及び反射フィルタ4を透過して、下流側端面32を介
して再び光導波路2nへと入射される。
【0076】一方、反射フィルタ4によって反射された
反射光は、内部充填樹脂部51、及び光導波路2nを介
して、光検出器61nへと入射される。そして、光検出
器61 nで検出された反射光の光強度から、光導波路2n
を伝送されている信号光の光強度がモニタされる。
【0077】本実施形態の光導波路モジュールでは、第
1実施形態と同様に、各光導波路2 nを横切るように設
けられた斜めの溝3において信号光の一部を反射させ
て、光強度のモニタに用いている。これにより、光強度
のモニタが可能な光導波路モジュールでの光回路の構成
が簡単化される。また、余分な光学部品の設置や各光導
波路の融着接続等が不要となるので、その製造工程も同
様に簡単化される。
【0078】また、各直交偏波間の反射率がほぼ等しく
される偏波補償が実現された反射フィルタ4によって信
号光の一部を反射しているので、光検出器61nで検出
される反射光の光強度を用いて、信号光の偏波状態に関
わらず正しく光強度をモニタすることが可能となる。ま
た、反射フィルタ4を含む溝3の内側を、充填樹脂5に
よって封止しているので、溝3の端面31、32や反射
フィルタ4などが外気に触れることがなくなり、それら
の汚染による長期的な動作安定性の劣化が防止される。
【0079】ここで、上述した第1、第2実施形態のよ
うに、光平面導波路型回路1がN本(Nは複数、上記実
施形態ではN=8)の光導波路を有し、それぞれの光導
波路を伝送されるNチャンネルの信号光の光強度をモニ
タする場合には、各光導波路に対応するようにN個の光
検出器が設置される。そして、反射フィルタによって反
射されたNチャンネルの信号光が、それぞれ所定の反射
光路を伝搬して対応する光検出器で検出されることによ
って、それぞれの信号光の光強度がモニタされる。
【0080】このとき、反射フィルタで反射された光導
波路からの信号光が、対応する光検出器で検出される一
方で、デバイスの各所で生じる光の散乱、反射、伝送さ
れる光の広がりなどにより、その一部が隣接する他チャ
ンネルの光検出器に入射して検出されてしまうクロスト
ークが問題となる。このように隣接するチャンネル間で
クロストークが発生すると、それぞれのチャンネルでの
信号光の光強度を正確にモニタすることができなくな
る。
【0081】このようなチャンネル間のクロストークが
発生する原因は、いくつか考えられる。例えば、図2ま
たは図6に示した構成では、光平面導波路型回路1の各
部と充填樹脂5との界面での乱反射や、上部クラッド2
1の上面等での欠陥による散乱、基板10と下部クラッ
ド22との界面での乱反射などによる反射光や散乱光が
クロストーク発生の原因として考えられる。
【0082】また、光導波路を伝送される信号光は、主
にコア内を伝搬するが、信号光の一部はコア近傍の上
部、下部クラッド内にも広がって伝搬する。このとき、
信号光のクラッドへの広がりが大きすぎると、反射フィ
ルタから光検出器への反射光路が過度に広がったり、光
導波路内等で不要な散乱光が発生するなど、クロストー
ク発生の原因となる。
【0083】このような信号光のクラッドへの広がり
は、例えば、光平面導波路型回路の入力端に接続される
信号光入力用の光ファイバの、光導波路に対するミスア
ラインメントなどによっても生じる。すなわち、光導波
路のコアからずれた位置に光ファイバが接続されると、
入力された信号光が導波構造を持たないクラッド内等を
伝搬する。
【0084】このようなチャンネル間のクロストークの
問題に対して、サブマウント基板等を設けずに光検出器
アレイ60を光平面導波路型回路1の上面側に直接設置
した第2実施形態では、図6に示したように、反射フィ
ルタ4から光検出器61nへの反射光路が短くなり、反
射光の広がりを低減できる。また、充填樹脂5や光導波
路2nの内部または界面での乱反射や散乱の影響が低減
される。したがって、チャンネル間のクロストークの発
生が抑制される。
【0085】また、第1、第2実施形態のいずれにおい
ても、光導波路2nを伝送される信号光に対して、コア
20内への信号光の光閉じ込め効果を大きくすること
が、クロストーク発生を防止する上で好ましい。具体的
には、コア20とクラッド21、22との屈折率差Δn
を大きくすることが好ましい。これにより、コア20内
を伝搬される信号光のクラッド21、22への広がりを
小さくすることができる。また、光ファイバのミスアラ
インメントなどによってクラッドにしみ出した信号光成
分についても、コアの屈折率が高いために、光をコア内
部に閉じ込める効果を期待できる。
【0086】例として、図6に示した構成において、コ
ア20とクラッド21、22との屈折率差Δn=0.3
%、コアサイズ8.5μm□の光導波路に対して、コア
から2μmオフセットした位置にミスアラインメントさ
れた状態で光ファイバを接続したところ、クロストーク
は−22dBまで劣化した。これに対して、屈折率差Δ
nを0.3%から0.45%に大きくしたところ、<−
25dBのレベルまでクロストークが改善された。
【0087】ここで、このようにコア、クラッド間の屈
折率差Δnを大きくする場合の光平面導波路型回路の製
造方法について説明しておく。コア及び上部クラッド
(オーバークラッド)は、例えば、それぞれ所定の添加
物が添加されたSiO2(石英)ガラス微粉末を火炎堆
積法(FHD法:Flame Hydrolysis Deposition Metho
d)によって堆積、焼結させて形成される。
【0088】具体的には、例えば、コアをGe添加Si
2ガラス、上部クラッドをB/P添加SiO2ガラスと
する。Ge、B、P、及びSiO2は、それぞれGeC
4、BCl3、POCl3、及びSiCl4を酸水素バー
ナ中で加水分解することによってスス状微粉末が得られ
る。そして、コアへのGeの添加量、上部クラッドへの
B、Pの添加量を調整することによって、屈折率差Δn
が調整される。
【0089】例えば、コアに対するGeの添加量は、典
型的には、Δn=0.3%のときにGe濃度=3.2w
t%、Δn=0.45%のときにGe濃度=4.6wt
%程度となる。また、上部クラッドに対するB、Pの添
加量は、そのスス付け条件などによって決まるが、屈折
率を増加させるPの添加量と、屈折率を低下させるBの
添加量をバランスし、ちょうど純SiO2ガラスと同等
の屈折率となるように調整する。以上の方法により、コ
アと上部クラッドとの屈折率差Δnが0.3%、0.4
5%の光導波路が得られる。
【0090】上述したチャンネル間のクロストークの問
題に対しては、コアへの光閉じ込め効果を大きくするこ
と以外にも、光路間に光路隔離手段を設けることも効果
的である。すなわち、隣接する反射光路間に光路隔離手
段を設けることにより、隣接するチャンネル間でのクロ
ストークの発生を極力防止することができる。これによ
り、それぞれの光導波路を伝送されるNチャンネルの信
号光について、それぞれのチャンネルでの信号光の光強
度をより正確にモニタすることが可能となる。
【0091】図7は、光導波路モジュールの第3実施形
態の構成を示す平面図である。この光導波路モジュール
は、第1実施形態と同様に、基板10、及び基板10上
に形成された平面導波路型の8本(8チャンネル)の光
導波路21〜28を有して構成される光平面導波路型回路
1を備えている。
【0092】光導波路21〜28のそれぞれは、所定の光
伝送方向(図7中の矢印の方向)に沿って、光平面導波
路型回路1の入力端11から出力端12に向かって、互
いに平行かつ等間隔に形成されている。また、光平面導
波路型回路1の光伝送方向に対する所定部位に、光導波
路21〜28を横切る溝3が設けられている。
【0093】この溝3は、その内側に各光導波路21
8を伝送される信号光の一部を反射するための反射フ
ィルタ4が設置されるとともに、充填樹脂5によって封
止されている。また、溝3よりも上流側の位置で光平面
導波路型回路1の上方には、光導波路21〜28にそれぞ
れ対応した8個の光検出器631〜638を有する光検出
器アレイ62が設置されている。
【0094】なお、図7においては、光検出器アレイ6
2を除いた状態で光平面導波路型回路1等を示すととも
に、各部の光検出器アレイ62との位置関係を示すた
め、光検出器アレイ62及び光検出器631〜638を一
点鎖線で図示している。
【0095】本実施形態においては、8チャンネルの光
導波路21〜28それぞれを伝送される信号光の一部が、
反射フィルタ4によって対応する光検出器631〜638
へと反射される8個の反射光路に対して、8個の反射光
路それぞれの間となる光平面導波路型回路1内に、反射
光路同士を隔離するための光路隔離手段が設けられてい
る。この光路隔離手段は、隣接するチャンネル間でのク
ロストークの発生を抑制するためのものである。
【0096】具体的には、本実施形態では、光平面導波
路型回路1内において、反射光路から隣接する反射光路
へと通過する光を遮蔽するように、8本の光導波路21
〜28それぞれの間に光遮蔽層25が設けられている。
【0097】すなわち、光導波路21と22との間、光導
波路22と23との間、光導波路23と24との間、光導波
路24と25との間、光導波路25と26との間、光導波路
6と27との間、及び光導波路27と28との間に、それ
ぞれ、光遮蔽層251、25 2、253、254、255
256、及び257が設けられている。
【0098】なお、この第3実施形態における光導波路
モジュールの構成は、光平面導波路型回路1に設けられ
た上記の光遮蔽層251〜257を除けば、図5及び図6
に示した第2実施形態と同様である。
【0099】図8は、図7に示した光導波路モジュール
の断面構造を、光導波路2n(n=1〜8)の光軸に垂
直な方向に沿って示すI−I矢印断面図である。なお、こ
の図8においては、光導波路23〜25、光遮蔽層252
〜255、及び光検出器633〜635を含む部分を拡大
するとともに、光検出器633〜635のそれぞれの中心
位置を通る断面を示してある(図6に点線で示した断面
位置Bを参照)。
【0100】光平面導波路型回路1は、図8に示すよう
に、基板10上に形成された下部クラッド22と、下部
クラッド22上に互いに平行かつ等間隔に形成された光
導波路21〜28に対応する8本のコア20と、8本のコ
ア20(光導波路21〜28)の全体を覆うように形成さ
れた上部クラッド21とからなる。また、上部クラッド
21の上方には、光検出器631〜638を含む光検出器
アレイ62が設置されている。
【0101】そして、本実施形態においては、光導波路
1〜28の間に位置する上部クラッド21がそれぞれ所
定の幅x1で除去されるとともに、上部クラッド21が
除去された部位に、光を遮蔽する光遮蔽層251〜257
が設けられている。これらの光遮蔽層251〜257は、
図7に示すように、溝3を跨いで所定の長さl1の範囲
にわたって形成されている。
【0102】以上の構成において、光導波路24を伝送
される第4チャンネルの信号光について着目すれば、光
導波路24を伝送されてきた信号光が、上流側端面31
を介して溝3内の内部充填樹脂部51へと出射されると
(図6参照)、信号光の一部が光軸に対して斜めの反射
フィルタ4によって、各偏波状態に対して等しくなるよ
うに偏波補償された所定の反射率で、光平面導波路型回
路1の斜め上方へと反射される。また、それ以外の信号
光成分は、内部充填樹脂部51及び反射フィルタ4を透
過して、下流側端面32を介して再び光導波路24へと
入射される。
【0103】一方、反射フィルタ4によって反射された
反射光は、内部充填樹脂部51、及び光導波路24を介
して、光検出器634へと入射される。そして、光検出
器63 4で検出された反射光の光強度から、光導波路24
を伝送されている第4チャンネルの信号光の光強度がモ
ニタされる。
【0104】また、光導波路24からみて光導波路23
び光検出器633側の上部クラッド21内には、光遮蔽
層253が設けられている。この光遮蔽層253により、
光導波路24を伝送されている信号光のうち、光の散
乱、反射、伝送される光の広がりなどによって隣接する
光検出器633へと伝搬される光が遮蔽され、第3、第
4チャンネル間でのクロストークの発生が防止される。
【0105】また、光導波路24からみて光導波路25
び光検出器635側の上部クラッド21内には、光遮蔽
層254が設けられている。この光遮蔽層254により、
光導波路24を伝送されている信号光のうち、光の散
乱、反射、伝送される光の広がりなどによって隣接する
光検出器635へと伝搬される光が遮蔽され、第4、第
5チャンネル間でのクロストークの発生が防止される。
【0106】本実施形態においては、反射フィルタ4か
ら光検出器631〜638への反射光路に対して、光平面
導波路型回路1内に、反射光路同士を隔離する光路隔離
手段として光遮蔽層251〜257を設けている。これに
より、上述のように、隣接するチャンネル間でのクロス
トークの発生を確実に防止することができる。
【0107】光平面導波路型回路1内に設けられる光遮
蔽層251〜257としては、信号光波長の光を吸収、反
射、あるいは散乱等することによって光を遮蔽する効果
を有する光遮蔽材料を用いることが好ましい。具体的に
は、例えば、Ge(ゲルマニウム)などの光吸収効果を
有する添加物を高濃度に添加したガラスなどを光遮蔽材
料として用いることができる。
【0108】また、光遮蔽層251〜257の形成方法と
しては、例えば、図7及び図8に示すように、8本の光
導波路21〜28それぞれの間で溝3を跨いで、それぞれ
幅x1、長さl1の7本の溝を光導波路と略平行に形成
し、その溝の内側を光遮蔽材料で充填する方法がある。
また、光遮蔽層251〜257それぞれの幅x1、長さl
1については、反射フィルタ4から光検出器63nへの
反射光路を過度に狭くすることなく、かつ、隣接するチ
ャンネル間での光の遮蔽効果が充分に確保されるように
設定することが好ましい。あるいは、光平面導波路型回
路1の入力端11から出力端12までの全体に光遮蔽層
を設ける構成としても良い。
【0109】例として、クロストークが−22dBまで
劣化した状態に対して、上述のように光平面導波路型回
路の上部クラッド内に光遮蔽層を設けることによって、
<−30dBのレベルまでクロストークが改善された。
また、光遮蔽層の内部に物質を充填しない場合でも、散
乱光の導波がある程度抑制されるため、クロストークの
改善効果が得られ、例えば−22dBが−28dBまで
改善される。
【0110】図9は、光導波路モジュールの第4実施形
態の構成を示す平面図である。この光導波路モジュール
は、第1実施形態と同様に、基板10、及び基板10上
に形成された平面導波路型の8本(8チャンネル)の光
導波路21〜28を有して構成される光平面導波路型回路
1を備えている。
【0111】光導波路21〜28のそれぞれは、所定の光
伝送方向(図9中の矢印の方向)に沿って、光平面導波
路型回路1の入力端11から出力端12に向かって、互
いに平行かつ等間隔に形成されている。また、光平面導
波路型回路1の光伝送方向に対する所定部位に、光導波
路21〜28を横切る溝3が設けられている。
【0112】この溝3は、その内側に各光導波路21
8を伝送される信号光の一部を反射するための反射フ
ィルタ4が設置されるとともに、充填樹脂5によって封
止されている。また、溝3よりも上流側の位置で光平面
導波路型回路1の上方には、サブマウント基板70が設
置されるとともに、充填樹脂5及びサブマウント基板7
0の上方には、光導波路21〜28にそれぞれ対応した8
個の光検出器651〜658を有する光検出器アレイ64
が設置されている。
【0113】なお、図9においては、光検出器アレイ6
4を除いた状態で光平面導波路型回路1及びサブマウン
ト基板70等を示すとともに、各部の光検出器アレイ6
4との位置関係を示すため、光検出器アレイ64及び光
検出器651〜658を一点鎖線で図示している。また、
サブマウント基板70は、光検出器アレイ64を載置す
るための載置部材(マウント部材)であるとともに、そ
の上面に、図9中に模式的に示されているように、光検
出器651〜658からの光検出信号を読み出すための配
線や電極等が形成されている。
【0114】本実施形態においては、8チャンネルの光
導波路21〜28それぞれを伝送される信号光の一部が、
反射フィルタ4によって対応する光検出器651〜658
へと反射される8個の反射光路に対して、8個の反射光
路それぞれの間となる充填樹脂5内に、反射光路同士を
隔離するための光路隔離手段が設けられている。この光
路隔離手段は、隣接するチャンネル間でのクロストーク
の発生を抑制するためのものである。
【0115】具体的には、本実施形態では、充填樹脂5
が溝3の内側に加えて、溝の上側を含む光平面導波路型
回路1の上面の所定範囲を封止するように充填されてい
る。そして、光平面導波路型回路1の上面を封止する上
部充填樹脂部に対して、その上流側に位置するサブマウ
ント基板70に、上部充填樹脂部内に櫛状に突出するよ
うに光遮蔽部711〜717が設けられている。
【0116】すなわち、光平面導波路型回路1内にある
光導波路21〜28との対応でみると、光導波路21と22
との間、光導波路22と23との間、光導波路23と24
の間、光導波路24と25との間、光導波路25と26との
間、光導波路26と27との間、及び光導波路27と28
の間に、それぞれ、光遮蔽部711、712、713、7
4、715、716、及び717が設けられている。
【0117】なお、この第4実施形態における光導波路
モジュールの構成は、サブマウント基板70に設けられ
た上記の光遮蔽部711〜717を除けば、図1及び図2
に示した第1実施形態と同様である。
【0118】図10は、図9に示した光導波路モジュー
ルの断面構造を、光導波路2n(n=1〜8)の光軸に
垂直な方向に沿って示すII−II矢印断面図である。な
お、この図10においては、光導波路23〜25、光遮蔽
部712〜715、及び光検出器653〜655を含む部分
を拡大するとともに、光検出器653〜655のそれぞれ
の中心位置を通る断面を示してある(図2に点線で示し
た断面位置Aを参照)。
【0119】光平面導波路型回路1は、図10に示すよ
うに、基板10上に形成された下部クラッド22と、下
部クラッド22上に互いに平行かつ等間隔に形成された
光導波路21〜28に対応する8本のコア20と、8本の
コア20(光導波路21〜28)の全体を覆うように形成
された上部クラッド21とからなる。
【0120】上部クラッド21の上面側には、充填樹脂
5のうちで光平面導波路型回路1の上面の所定範囲を封
止している部分である上部充填樹脂部52が設けられて
いる(図2参照)。この上部充填樹脂部52は、サブマ
ウント基板70と略同一の高さとなっている。また、上
部充填樹脂部52及びサブマウント基板70の上方に
は、光検出器651〜658を含む光検出器アレイ64が
設置されている。ただし、光検出器アレイ64のうち光
検出器651〜658の下方部分は、反射フィルタ4から
の光が通過可能な上部充填樹脂部52となっている。
【0121】そして、本実施形態においては、光導波路
1〜28の間(光検出器651〜658の間)に相当する
位置の上部充填樹脂部52に対して、サブマウント基板
70の上部充填樹脂部52に接する端面に、それぞれ所
定の幅x2で形成された櫛状の光遮蔽部711〜717
設けられている。光遮蔽部711〜717は、サブマウン
ト基板70の下流側にある上部充填樹脂部52内にそれ
ぞれ突出する構造となっている。また、これらの光遮蔽
部711〜717は、図9に示すように、所定の長さl2
の範囲にわたって形成されている。
【0122】以上の構成において、光導波路24を伝送
される第4チャンネルの信号光について着目すれば、光
導波路24を伝送されてきた信号光が、上流側端面31
を介して溝3内の内部充填樹脂部51へと出射されると
(図2参照)、信号光の一部が光軸に対して斜めの反射
フィルタ4によって、各偏波状態に対して等しくなるよ
うに偏波補償された所定の反射率で、光平面導波路型回
路1の斜め上方へと反射される。また、それ以外の信号
光成分は、内部充填樹脂部51及び反射フィルタ4を透
過して、下流側端面32を介して再び光導波路24へと
入射される。
【0123】一方、反射フィルタ4によって反射された
反射光は、内部充填樹脂部51、光導波路24、及び上
部充填樹脂部52を介して、光検出器654へと入射さ
れる。そして、光検出器654で検出された反射光の光
強度から、光導波路24を伝送されている第4チャンネ
ルの信号光の光強度がモニタされる。
【0124】また、光導波路24からみて光導波路23
び光検出器653側の上部充填樹脂部52内には、光遮
蔽部713が設けられている。この光遮蔽部713によ
り、光導波路24を伝送されている信号光のうち、光の
散乱、反射、伝送される光の広がりなどによって隣接す
る光検出器653へと伝搬される光が遮蔽され、第3、
第4チャンネル間でのクロストークの発生が防止され
る。
【0125】また、光導波路24からみて光導波路25
び光検出器655側の上部充填樹脂部52内には、光遮
蔽部714が設けられている。この光遮蔽部714によ
り、光導波路24を伝送されている信号光のうち、光の
散乱、反射、伝送される光の広がりなどによって隣接す
る光検出器655へと伝搬される光が遮蔽され、第4、
第5チャンネル間でのクロストークの発生が防止され
る。
【0126】本実施形態においては、反射フィルタ4か
ら光検出器651〜658への反射光路に対して、充填樹
脂5の上部充填樹脂部52内に、反射光路同士を隔離す
る光路隔離手段として光遮蔽部711〜717を設けてい
る。これにより、上述のように、隣接するチャンネル間
でのクロストークの発生を確実に防止することができ
る。
【0127】充填樹脂5内に突出するようにサブマウン
ト基板70に設けられる光遮蔽部711〜717として
は、信号光波長の光を吸収、反射、あるいは散乱するこ
とによって光を遮蔽する効果を有する光遮蔽材料を用い
ることが好ましい。具体的には、例えばアルミナなどを
光遮蔽材料として用いることができる。
【0128】光遮蔽部711〜717を上記のようにサブ
マウント基板70と一体に形成する場合には、例えば、
サブマウント基板70自体を光遮蔽材料で形成する。ま
た、光遮蔽部711〜717それぞれの幅x2、長さl2
については、反射フィルタ4から光検出器65nへの反
射光路を過度に狭くすることなく、かつ、隣接するチャ
ンネル間での光の遮蔽効果が充分に確保されるように設
定することが好ましい。
【0129】例として、クロストークが−22dBまで
劣化した状態に対して、上述のように充填樹脂の上部充
填樹脂部内に光遮蔽部を設けることによって、<−23
dBのレベルまでクロストークが改善された。
【0130】図11は、光導波路モジュールの第5実施
形態の構成を示す平面図である。この光導波路モジュー
ルは、第1実施形態と同様に、基板10、及び基板10
上に形成された平面導波路型の8本(8チャンネル)の
光導波路21〜28を有して構成される光平面導波路型回
路1を備えている。
【0131】光導波路21〜28のそれぞれは、所定の光
伝送方向(図11中の矢印の方向)に沿って、光平面導
波路型回路1の入力端11から出力端12に向かって、
互いに平行かつ等間隔に形成されている。また、光平面
導波路型回路1の光伝送方向に対する所定部位に、光導
波路21〜28を横切る溝3が設けられている。
【0132】この溝3は、その内側に各光導波路21
8を伝送される信号光の一部を反射するための反射フ
ィルタ4が設置されるとともに、充填樹脂5によって封
止されている。また、溝3よりも上流側の位置で光平面
導波路型回路1の上方には、サブマウント基板72が設
置されるとともに、充填樹脂5及びサブマウント基板7
2の上方には、光導波路21〜28にそれぞれ対応した8
個の光検出器671〜678を有する光検出器アレイ66
が設置されている。
【0133】なお、図11においては、光検出器アレイ
66を除いた状態で光平面導波路型回路1及びサブマウ
ント基板72等を示すとともに、各部の光検出器アレイ
66との位置関係を示すため、光検出器アレイ66及び
光検出器671〜678を一点鎖線で図示している。ま
た、サブマウント基板72は、光検出器アレイ66を載
置するための載置部材(マウント部材)であるととも
に、その上面に、図11中に模式的に示されているよう
に、光検出器671〜678からの光検出信号を読み出す
ための配線や電極等が形成されている。
【0134】本実施形態においては、8チャンネルの光
導波路21〜28それぞれを伝送される信号光の一部が、
反射フィルタ4によって対応する光検出器671〜678
へと反射される8個の反射光路に対して、8個の反射光
路それぞれの間となる光平面導波路型回路1内に、反射
光路同士を隔離するための光路隔離手段が設けられてい
る。この光路隔離手段は、隣接するチャンネル間でのク
ロストークの発生を抑制するためのものである。
【0135】具体的には、本実施形態では、光平面導波
路型回路1内において、反射光路から隣接する反射光路
へと通過する光を遮蔽するように、8本の光導波路21
〜28それぞれの間に光遮蔽層26が設けられている。
【0136】すなわち、光導波路21と22との間、光導
波路22と23との間、光導波路23と24との間、光導波
路24と25との間、光導波路25と26との間、光導波路
6と27との間、及び光導波路27と28との間に、それ
ぞれ、光遮蔽層261、26 2、263、264、265
266、及び267が設けられている。
【0137】なお、この第5実施形態における光導波路
モジュールの構成は、光平面導波路型回路1に設けられ
た上記の光遮蔽層261〜267を除けば、図1及び図2
に示した第1実施形態と同様である。
【0138】図12は、図11に示した光導波路モジュ
ールの断面構造を、光導波路2n(n=1〜8)の光軸
に垂直な方向に沿って示すIII−III矢印断面図である。
なお、この図12においては、光導波路23〜25、光遮
蔽層262〜265、及び光検出器673〜675を含む部
分を拡大するとともに、光検出器673〜675のそれぞ
れの中心位置を通る断面を示してある(図2に点線で示
した断面位置Aを参照)。
【0139】光平面導波路型回路1は、図12に示すよ
うに、基板10上に形成された下部クラッド22と、下
部クラッド22上に互いに平行かつ等間隔に形成された
光導波路21〜28に対応する8本のコア20と、8本の
コア20(光導波路21〜28)の全体を覆うように形成
された上部クラッド21とからなる。
【0140】上部クラッド21の上面側には、充填樹脂
5のうちで光平面導波路型回路1の上面の所定範囲を封
止している部分である上部充填樹脂部52が設けられて
いる(図2参照)。この上部充填樹脂部52は、サブマ
ウント基板72と略同一の高さとなっている。また、上
部充填樹脂部52及びサブマウント基板72の上方に
は、光検出器671〜678を含む光検出器アレイ66が
設置されている。ただし、光検出器アレイ66のうち光
検出器671〜678の下方部分は、反射フィルタ4から
の光が通過可能な上部充填樹脂部52となっている。
【0141】そして、本実施形態においては、光導波路
1〜28の間に位置する上部クラッド21がそれぞれ所
定の幅x3で除去されるとともに、上部クラッド21が
除去された部位に、光を遮蔽する光遮蔽層261〜267
が設けられている。これらの光遮蔽層261〜267は、
図11に示すように、溝3を跨いで所定の長さl3の範
囲にわたって形成されている。
【0142】以上の構成において、光導波路24を伝送
される第4チャンネルの信号光について着目すれば、光
導波路24を伝送されてきた信号光が、上流側端面31
を介して溝3内の内部充填樹脂部51へと出射されると
(図2参照)、信号光の一部が光軸に対して斜めの反射
フィルタ4によって、各偏波状態に対して等しくなるよ
うに偏波補償された所定の反射率で、光平面導波路型回
路1の斜め上方へと反射される。また、それ以外の信号
光成分は、内部充填樹脂部51及び反射フィルタ4を透
過して、下流側他面32を介して再び光導波路24へと
入射される。
【0143】一方、反射フィルタ4によって反射された
反射光は、内部充填樹脂部51、光導波路24、及び上
部充填樹脂部52を介して、光検出器674へと入射さ
れる。そして、光検出器674で検出された反射光の光
強度から、光導波路24を伝送されている第4チャンネ
ルの信号光の光強度がモニタされる。
【0144】また、光導波路24からみて光導波路23
び光検出器673側の上部クラッド21内には、光遮蔽
層263が設けられている。この光遮蔽層263により、
光導波路24を伝送されている信号光のうち、光の散
乱、反射、伝送される光の広がりなどによって隣接する
光検出器673へと伝搬される光が遮蔽され、第3、第
4チャンネル間でのクロストークの発生が防止される。
【0145】また、光導波路24からみて光導波路25
び光検出器675側の上部クラッド21内には、光遮蔽
層264が設けられている。この光遮蔽層264により、
光導波路24を伝送されている信号光のうち、光の散
乱、反射、伝送される光の広がりなどによって隣接する
光検出器675へと伝搬される光が遮蔽され、第4、第
5チャンネル間でのクロストークの発生が防止される。
【0146】本実施形態においては、図7及び図8に示
した第3実施形態における光遮蔽層251〜257と同様
に、反射フィルタ4から光検出器671〜678への反射
光路に対して、光平面導波路型回路1内に、反射光路同
士を隔離する光路隔離手段として光遮蔽層261〜267
を設けている。これにより、上述のように、隣接するチ
ャンネル間でのクロストークの発生を確実に防止するこ
とができる。
【0147】また、このように光導波路21〜28の上部
クラッド21と、光検出器アレイ66との間に樹脂を充
填して、上部充填樹脂部52を設けた構成によれば、上
部クラッド21の表面に凹凸などがあった場合でも、そ
れによる光の乱反射や散乱が抑制される。
【0148】例として、クロストークが−20dBまで
劣化した状態に対して、上述のように光平面導波路型回
路の上部クラッド内に光遮蔽層を設けることによって、
<−28dBのレベルまでクロストークが改善された。
【0149】本発明による光導波路モジュールは、上記
した実施形態及び実施例に限られるものではなく、様々
な変形が可能である。例えば、反射フィルタ4における
反射率の差の偏波補償については、反射フィルタ4自体
での反射率の差を補償するものであるが、光導波路
n、充填樹脂5、及び光検出器6nの界面での反射など
による偏波依存性の発生があらかじめわかっている場合
には、それらをも補償する反射率によって反射フィルタ
4を構成しても良い。
【0150】また、隣接するチャンネル間でのクロスト
ークの発生を防止するための光路隔離手段については、
上述した構成に限らず、様々な構成のものを用いて良
い。例えば、充填樹脂内に光遮蔽部材を設ける場合に
は、サブマウント基板とは別の部材としても良く、ま
た、内部充填樹脂部内に光遮蔽部材を設けても良い。あ
るいは、上部クラッド内に設けられる光遮蔽部材、及び
充填樹脂内に設けられる光遮蔽部材等を併用して、さら
にクロストークを改善する構成としても良い。
【0151】
【発明の効果】本発明による光導波路モジュールは、以
上詳細に説明したように、次のような効果を得る。すな
わち、光導波路を横切るように斜めの溝を形成するとと
もに、溝の内側に設置された反射フィルタによって信号
光の一部を反射して、光強度のモニタに用いる構成の光
導波路モジュールによれば、光回路の構成及び製造工程
が簡単化される。また、各直交偏波間の反射率が等しく
される偏波補償が実現された反射フィルタを用いること
によって、信号光の偏波状態に関わらず正しく光強度を
モニタすることが可能となる。また、反射フィルタを含
む溝の内側を、充填樹脂によって封止しているので、そ
れらが汚染されることによる長期的な動作安定性の劣化
が防止される。
【0152】このような光導波路モジュールは、光ファ
イバや光平面導波路からなる光回路中に挿入される信号
光強度モニタとして適用することが可能である。あるい
は、光合波器、光分波器、光減衰器などの光平面導波路
型回路の所定部位に設けることによって、光回路中で信
号光強度をモニタする構成とすることも可能である。
【0153】また、反射フィルタによって反射されたN
チャンネルの信号光が光検出器へと伝搬されるN個の反
射光路に対して、隣接する反射光路間に光路隔離手段を
設けることにより、隣接するチャンネル間でのクロスト
ークの発生を極力防止することができる。これにより、
それぞれの光導波路を伝送されるNチャンネルの信号光
について、それぞれのチャンネルでの信号光の光強度を
正確にモニタすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光導波路モジュールの第1実施形態の構成を示
す平面図である。
【図2】図1に示した光導波路モジュールの光軸に沿っ
た断面構造を一部拡大して示す断面図である。
【図3】信号光が伝送される光軸に対する反射面の傾き
を変えたときの偏波依存損失の変化を示すグラフであ
る。
【図4】反射フィルタによって反射された反射光による
反射光スポットの形状、及び光検出器の受光面形状につ
いて説明するための模式図である。
【図5】光導波路モジュールの第2実施形態の構成を示
す平面図である。
【図6】図5に示した光導波路モジュールの光軸に沿っ
た断面構造を一部拡大して示す断面図である。
【図7】光導波路モジュールの第3実施形態の構成を示
す平面図である。
【図8】図7に示した光導波路モジュールの光軸に垂直
な断面構造を一部拡大して示すI−I矢印断面図である。
【図9】光導波路モジュールの第4実施形態の構成を示
す平面図である。
【図10】図9に示した光導波路モジュールの光軸に垂
直な断面構造を一部拡大して示すII−II矢印断面図であ
る。
【図11】光導波路モジュールの第5実施形態の構成を
示す平面図である。
【図12】図11に示した光導波路モジュールの光軸に
垂直な断面構造を一部拡大して示すIII−III矢印断面図
である。
【符号の説明】
1…光平面導波路型回路、10…基板、11…入力端、
12…出力端、21〜28…光導波路、20…コア、21
…上部クラッド、22…下部クラッド、251〜257
261〜267…光遮蔽層、3…溝、31…上流側端面、
32…下流側端面、4…反射フィルタ、5…充填樹脂、
51…内部充填樹脂部、52…上部充填樹脂部、6、6
0、62、64、66…光検出器アレイ、61〜68、6
1〜618、631〜638、651〜658、671〜6
8…光検出器、7、70、72…サブマウント基板、
711〜717…光遮蔽部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小宮 健雄 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 齋藤 眞秀 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2H047 KA04 KA15 KB09 LA09 LA14 LA18 MA07 TA22 5F088 AA01 BA03 BA18 BB01 JA03 JA06 JA13 JA14 JA20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板、及び前記基板上に形成された平面
    導波路型の光導波路を含んで構成され、前記光導波路の
    所定部位を横切るように、前記光導波路の光軸に直交す
    る垂直軸に対して所定の傾き角度θ(0°<θ)で斜め
    に形成された溝を有する光平面導波路型回路と、 前記光平面導波路型回路の前記溝の内側に、前記光導波
    路を伝送される信号光が通過する部位を含んで設置され
    るとともに、前記信号光の一部を、各直交偏波間での反
    射率の差が補償された所定の反射率によって反射する反
    射フィルタと、 少なくとも前記溝の内側を封止するように充填された充
    填樹脂と、 前記反射フィルタによって前記信号光が反射された反射
    光を検出する光検出器と、を備えることを特徴とする光
    導波路モジュール。
  2. 【請求項2】 前記光平面導波路型回路に形成された前
    記溝の前記傾き角度θは、0°<θ≦40°の角度範囲
    内にあることを特徴とする請求項1記載の光導波路モジ
    ュール。
  3. 【請求項3】 前記充填樹脂として、前記光導波路のコ
    アと略同一の屈折率を有する樹脂材料を用いることを特
    徴とする請求項1記載の光導波路モジュール。
  4. 【請求項4】 前記充填樹脂は、前記溝の内側に加え
    て、前記溝の上側を含む前記光平面導波路型回路の上面
    の所定範囲を封止するように充填されるとともに、前記
    溝の内側を封止する内部充填樹脂、及び前記光平面導波
    路型回路の上面を封止する上部充填樹脂として、互いに
    略同一の屈折率を有する樹脂材料を用いることを特徴と
    する請求項1記載の光導波路モジュール。
  5. 【請求項5】 前記光平面導波路型回路と前記光検出器
    との界面、または前記充填樹脂と前記光検出器との界面
    に、使用する光波長帯域の反射を防止するコート膜が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の光導波路
    モジュール。
  6. 【請求項6】 前記光検出器の受光面は、前記反射フィ
    ルタによって反射された前記反射光による楕円形状の反
    射光スポットを含む略楕円形状に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の光導波路モジュール。
  7. 【請求項7】 前記光平面導波路型回路の前記光導波路
    として、N本(Nは複数)の光導波路を有し、前記光検
    出器として、前記N本の光導波路にそれぞれ対応するN
    個の光検出器を備えるとともに、 前記N本の光導波路それぞれを伝送される前記信号光の
    一部が、前記反射フィルタによって対応する前記光検出
    器へと反射されるN個の反射光路に対して、前記N個の
    反射光路それぞれの間に、前記反射光路同士を隔離する
    ための光路隔離手段が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の光導波路モジュール。
  8. 【請求項8】 前記光路隔離手段は、前記光平面導波路
    型回路内において、前記反射光路から隣接する反射光路
    へと通過する光を遮蔽するように、前記N本の光導波路
    それぞれの間に設けられた光遮蔽手段であることを特徴
    とする請求項7記載の光導波路モジュール。
  9. 【請求項9】 前記光路隔離手段は、前記充填樹脂内に
    おいて、前記反射光路から隣接する反射光路へと通過す
    る光を遮蔽するように設けられた光遮蔽手段であること
    を特徴とする請求項7記載の光導波路モジュール。
  10. 【請求項10】 前記充填樹脂は、前記溝の内側に加え
    て、前記溝の上側を含む前記光平面導波路型回路の上面
    の所定範囲を封止するように充填されるとともに、前記
    光平面導波路型回路の上面側に、前記N個の光検出器を
    載置するための載置部材が設けられ、 前記光遮蔽手段は、前記光平面導波路型回路の上面を封
    止する上部充填樹脂内に突出するように前記載置部材に
    設けられた光遮蔽部からなることを特徴とする請求項9
    記載の光導波路モジュール。
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