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JP2002180024A - 反応性ホットメルト接着剤組成物 - Google Patents

反応性ホットメルト接着剤組成物

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Publication number
JP2002180024A
JP2002180024A JP2000373301A JP2000373301A JP2002180024A JP 2002180024 A JP2002180024 A JP 2002180024A JP 2000373301 A JP2000373301 A JP 2000373301A JP 2000373301 A JP2000373301 A JP 2000373301A JP 2002180024 A JP2002180024 A JP 2002180024A
Authority
JP
Japan
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component
melt adhesive
reactive hot
adhesive composition
polyol
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000373301A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nishiyori
孝 西依
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inctec Inc
Original Assignee
Inctec Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Inctec Inc filed Critical Inctec Inc
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Publication of JP2002180024A publication Critical patent/JP2002180024A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の熱可塑樹脂系ホットメルト接着剤やウ
レタン系反応性接着剤を使用した製本用の接着剤よりも
接着強度、高速作業性、本の見開き性、耐寒・耐熱性の
強靭な被膜性、製本加工性などに優れた製本用の反応性
ホットメルト接着剤を提供すること。 【解決手段】 多官能イソシアネート化合物(A成分)
と、結晶性ポリエステルポリオール(B成分)と、非結
晶性ポリエステルポリオール(C成分)と、ロジン骨格
を有するポリオール(D成分)とを反応させてなること
を特徴とする反応性ホットメルト接着剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い接着強度、高
速作業性、経時変化安定性などの性能に優れた湿気との
反応により硬化性を有する製本などに有用な湿気硬化型
の反応性ホットメルト接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、製本用のホットメルト接着剤
は、熱可塑性樹脂、例えば、エチレン−酢酸ビニール共
重合体などにロジン、テルペン樹脂、石油樹脂などの粘
着付与剤を添加して構成されている。熱可塑性樹脂は、
接着剤を使用する際に接着剤に凝集力を与え、また、粘
着付与剤は、加熱時に接着剤に粘着付与性をより顕著に
発現させる機能を有している。
【0003】しかしながら、上記の熱可塑性樹脂を使用
したホットメルト接着剤は、製本用に使用した場合に、
経時変化によって接着剤層が劣化して強度がなくなり、
製本がバラ本になったり、また接着強度を上げるために
接着剤の塗布量を上げる必要があり、この結果、本の見
開き性が劣る問題があった。また、180℃以上の高温
で熱溶融して製本加工するため、経済的問題があるな
ど、接着力、耐寒・耐熱性、耐経時変化性、本の見開き
性、接着作業性などで十分な性能を発揮していなかっ
た。
【0004】そのために、上記のホットメルト接着剤に
代わるものとして、湿気硬化型のウレタン系の反応性接
着剤が提案されているが、これらのウレタン系の反応性
接着剤は、湿気硬化の反応速度が遅いため固化するまで
に時間がかかり、反応初期の段階では紙との接着が著し
く弱く、強靭な接着剤の被膜が形成しづらいために、高
速製本加工においては、本の背の変形や本のばらけなど
が発現する。このように高速製本作業性を備えた高品質
の製本用の接着剤は提供されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の熱可
塑樹脂系ホットメルト接着剤やウレタン系反応性接着剤
を使用した製本用の接着剤よりも接着強度、高速作業
性、本の見開き性、耐寒・耐熱性の強靭な被膜性、製本
加工性などに優れた製本用の反応性ホットメルト接着剤
の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、以下の本
発明によって達成される。すなわち、本発明は、多官能
イソシアネート化合物(以下A成分という)と、結晶性
ポリエステルポリオール(以下B成分という)と、非結
晶性ポリエステルポリオール(以下C成分という)と、
ロジン骨格を有するポリオール(以下D成分という)と
を反応させてなることを特徴とする反応性ホットメルト
接着剤組成物を提供する。
【0007】本発明者は、前記の課題を解決すべく鋭意
検討した結果、上記の反応性ホットメルト接着剤組成物
が、従来のウレタン系反応性ホットメルト接着剤を使用
した製本用接着剤よりも接着強度、高速作業性、本の見
開き性、耐寒・耐熱性の強靭な被膜性、製本加工性など
に優れた製本用の反応性ホットメルト接着剤であること
を見い出した。
【0008】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施の形態を挙げて
本発明をさらに詳しく説明する。本発明で使用するA成
分としては、多官能イソシアネートモノマー化合物およ
び該多官能イソシアネートの重合体や各種の変性体、該
多官能イソシアネートと比較的低分子量のポリオールと
の反応生成物などの末端に2個以上のイソシアネート基
を有する比較的低分子量のイソシアネート化合物であ
る。
【0009】多官能イソシアネートとしては、トリレン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−
ジフェニルエーテルジイソシアネート、2−ニトロジフ
ェニル−4,4’−ジイソシアネート、2,2’−ジフ
ェニルプロパン−4,4’−ジイソシアネート、3,
3’−ジメチルジフェニルメタン−4,4’−ジイソシ
アネート、4,4’−ジフェニルプロパンジイソシアネ
ート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレ
ンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、
3,3’−ジメトキシジフェニル−4,4’−ジイソシ
アネートなどの芳香族ジイソシアネート;テトラメチレ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、リジンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシアネ
ート;イソホロンジイソシアネート、水添化トリレンジ
イソシアネート、水添化ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、ノルボルナンジイソシアネートなどの脂環族ジイ
ソシアネートなど、およびそれらの混合物が挙げられ
る。好ましいジイソシアネートとしては、例えば、トリ
レンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジ
イソシアネートなどの芳香族ジイソシアネートが挙げら
れる。
【0010】末端にイソシアネート基を含有する比較的
低分子量のイソシアネート化合物としては、上記の多官
能イソシアネートの二量体および三量体、多官能イソシ
アネートのカルボジイミド変性体、多官能イソシアネー
トモノマーやそれらの変性体と低分子量ポリオールとの
末端にイソシアネート基を含有する反応生成物などが挙
げられる。
【0011】上記の多官能イソシアネートと反応させる
低分子量のポリオールとしては、例えば、プロピレング
リコール、ブタンジオール、エチレングリコール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタ
ンなどが挙げられる。
【0012】本発明で使用するB成分としては、常温
(25℃)にて固体であり、その融点が40〜90℃で
ある結晶性ポリエステルポリオールである。この結晶性
ポリエステルポリオールは、反応性ホットメルト接着剤
の初期の固化を早める目的で使用する。融点が上記上限
を越える場合は、溶融接着時の接着剤の粘度が上昇し
て、得られる接着剤の塗布性が劣り、作業性の低下や湿
気硬化した接着剤層が硬質になるため、本の見開き性が
悪くなるという問題があり、一方、融点が上記下限未満
であると、得られる接着剤の固化速度が遅くなるため、
接着剤の初期接着力が低下するという問題がある。
【0013】上記のB成分は、グリコールと二塩基酸と
の重縮合反応生成物であるポリエステルポリオールやカ
プロラクトンモノマー化合物の開環重合生成物であるカ
プロラクトンポリオールなど、およびこれらの混合物が
挙げられる。上記のポリエステルポリオールとしては、
例えば、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン
酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカメチ
レンジカルボン酸、ドデカメチレンジカルボン酸などの
二塩基酸とエチレングリコール、1,3−プロパンジオ
ール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジ
オール、1,9−ノナンジオールなどのグリコールとの
重縮合反応生成物が挙げられる。また、上記のカプロラ
クトンポリオールとしては、例えば、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコールな
どを開始剤とするε−カプロラクトンの開環重合生成物
が挙げられる。
【0014】上記のB成分である結晶性のポリエステル
ポリオールやカプロラクトンポリオールの数平均分子量
は、2000〜5000、好ましくは数平均分子量が3
000〜4500である。数平均分子量が、上記上限を
越える場合には、得られる接着剤の接着時の溶融粘度が
上昇し、塗布作業性が低下するという問題があり、一
方、数平均分子量が上記下限未満である場合には、得ら
れる接着剤の溶融接着時の固化速度が遅くなり、初期接
着力が低下するという問題がある。
【0015】また、本発明で使用するC成分は、常温
(25℃)にて液体である非結晶性ポリエステルポリオ
ールである。このC成分は主に柔軟性の付与の目的で使
用する。上記の非結晶性ポリエステルポリオールは、グ
リコールと二塩基酸との重縮合反応生成物のうち常温に
て液体のものである。
【0016】上記のC成分である非結晶性ポリエステル
ポリオールとしては、例えば、コハク酸、グルタル酸、
アジピン酸、テレフタル酸、イソフタル酸などの二塩基
酸とプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、
3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ジエチレング
リコールなどのグリコールとの重縮合反応生成物および
それらの混合物が挙げられる。
【0017】上記のC成分である非結晶性ポリエステル
ポリオールの数平均分子量は、好ましくは2000〜5
000である。数平均分子量が上記上限を越える場合
は、得られる接着剤の溶融時の粘度が上昇して、塗布作
業性が低下するという問題があり、一方、数平均分子量
が上記下限未満の場合には、C成分をA成分と反応させ
た時に遊離イソシアネート基の濃度が高くなり過ぎて、
得られる接着剤の湿気硬化後の接着層膜が硬くなり、製
本加工に使用した場合、本の見開き性が悪くなるという
問題がある。
【0018】本発明で使用するD成分は、ポリオールと
ロジンまたはロジン誘導体(以下単にロジン類という)
との反応生成物および/または分子内にグリシジル基を
有する化合物とロジン類との反応生成物である分子内に
ロジン骨格と水酸基を各々平均で1.8〜2.2個有す
るポリオールである。これらのD成分は常温で固体の結
晶物および常温で液体の非結晶物を包含する。このD成
分は接着時における粘着性と紙への濡れ性向上の目的で
使用する。上記のロジン類としては、例えば、ウッドロ
ジン、ガムロジン、水素添加ロジン、不均化ロジン、ト
ール油ロジンおよびウッド系重合ロジン、ガム系重合ロ
ジン、トール油系重合ロジンなどの重合ロジンなど、お
よびこれらの混合物などのロジン類が挙げられる。D成
分の数平均分子量は400〜15000、好ましくは1
000〜5000である。これらのD成分は、荒川化学
工業(株)から「KE−615−3」、「KE−60
1」、「KE−622改」などの商品名で入手して本発
明で使用することができる。
【0019】上記のB成分、C成分、D成分の各々の配
合割合は、全ポリオール成分に対して、B成分が10重
量%〜60重量%、C成分が5重量%〜50重量%、D
成分が20重量%〜60重量%である。B成分の割合
が、上記上限を越える場合、得られる接着剤の湿気硬化
後の接着層膜が硬くなり本の見開き性が悪くなるという
問題があり、一方、上記下限未満であると得られる接着
剤の固化速度が遅くなり、また、接着力も低下するとい
う問題がある。また、C成分の割合が、上記上限を越え
る場合、得られる接着剤の固化速度が極端に遅くなり、
初期接着力の低下、製本作業性の低下および製品として
の品質を満足する接着力が得られないという問題があ
り、一方、上記下限未満であると得られる接着剤の湿気
硬化後の接着層膜が硬くなり、本の見開性が低下すると
いう問題がある。さらにD成分の割合が、上記上限を越
える場合、得られる接着剤の固化速度が低下したり、得
られる接着剤の湿気硬化後の接着層膜が硬くなりやすい
という問題があり、上記下限未満であると得られる接着
剤の初期接着性が十分でなく製本作業性が低下するとい
う問題がある。
【0020】本発明の反応性ホットメルト接着剤組成物
は、前記のA成分の多官能イソシアネート化合物と、B
成分、C成分およびD成分からなる混合ポリオール化合
物とをイソシアネート基と全ポリオール中の水酸基の当
量比(NCO/OH比)が1.2〜2.5の範囲で配合
し、窒素気流下にて80〜150℃の温度下で6時間程
度反応させて得られる。尚、必要に応じて、触媒として
公知の有機金属化合物、アミン系化合物などを添加して
反応させることもできる。上記のNCO/OH比の割合
が上記上限を越える場合は、未反応の多官能イソシアネ
ートモノマー量が過剰になり、作業環境上の安全性が悪
くなるという問題があり、一方、上記下限未満の場合に
は、得られる接着剤の溶融粘度が上昇し過ぎて、接着剤
の製本加工時の塗布作業が困難になるという問題があ
る。得られる本発明の接着剤組成物の融点は40〜15
0℃である。
【0021】本発明の反応性ホットメルト接着剤組成物
には、他に、ワックス、充填剤、可塑剤、硬化反応触
媒、老化防止剤、顔料などの添加剤を本発明の目的を妨
げない範囲で添加してもよく、添加剤としては、例え
ば、炭酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム、タル
ク、クレーなどの充填剤、流動パラフィン、ポリブテン
などの可塑剤、有機金属系、3級アミン化合物などの硬
化反応触媒、ヒンダードフェノールなどの老化防止剤な
どが挙げられる。本発明の反応性ホットメルト接着剤組
成物は、上記成分を溶融混練して均質化することにより
得られ、通常固形物として提供される。本発明のホット
メルト接着剤組成物は、50〜150℃、好ましくは8
0〜120℃に熱溶融し、表紙に約200〜400μm
の厚みに塗布し、製本機を使用して中本と接着する。な
お、本発明の反応性ホットメルト接着剤組成物につい
て、主として製本用として説明したが、本発明の反応性
ホットメルト接着剤組成物は製本用に限定されるもので
はない。
【0022】
【実施例】次に実施例および比較例を挙げて本発明を更
に具体的に説明する。なお、文中「部」とあるのは重量
基準である。これらの組成物の製造は、本製造例に限定
されるものではない。 実施例1 撹拌機、温度計、冷却器および窒素ガス導入管を備えた
反応装置に1,6−ヘキサンジオールとセバシン酸との
重縮合反応物である結晶性ポリエステルポリオール(B
成分、数平均分子量3500、融点65℃)40.00
部と、3−メチル−1,5−ペンタンジオールとアジピ
ン酸との重縮合反応物である非結晶性ポリエステルポリ
オール(C成分、数平均分子量5000)20.00部
と、分子内にロジン骨格を有するポリオール(D成分、
荒川化学工業(株)製、KE−615−3、数平均分子
量2000)40.00部とを100℃にて混合撹拌
し、45分間真空脱泡した後、4,4’−ジフェニルメ
タンジイソシアネート17.73部を加え、窒素気流下
にて90℃の温度下で6時間反応させて融点が58℃、
数平均分子量が7700の本発明の反応性ホットメルト
接着剤組成物を調製した。
【0023】実施例2 撹拌機、温度計、冷却器および窒素ガス導入管を備えた
反応装置に1,6−ヘキサンジオールとデカメチレンジ
カルボン酸との重縮合反応物である結晶性ポリエステル
ポリオール(B成分、数平均分子量3500、融点72
℃)40.00部と、プロピレングリコールとアジピン
酸との重縮合反応物である非結晶性ポリエステルポリオ
ール(C成分、数平均分子量2000)20.00部
と、分子内にロジン骨格を有するポリオール(D成分、
荒川化学工業(株)製、KE−615−3、数平均分子
量2000)40.00部とを100℃にて混合撹拌
し、45分間真空脱泡した後、4,4’−ジフェニルメ
タンジイソシアネート19.46部を加え、窒素気流下
にて90℃の温度下で6時間反応させて融点が65℃、
数平均分子量が6400の本発明の反応性ホットメルト
接着剤組成物を調製した。
【0024】比較例1 撹拌機、温度計、冷却器および窒素ガス導入管を備えた
反応装置に1,6−ヘキサンジオールとアジピン酸との
重縮合反応物である結晶性ポリエステルポリオー(数平
均分子量2000、融点55℃)100.00部を投入
し、100℃で撹拌しながら45分間真空脱泡した後、
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート18.7
7部を加え、窒素気流下にて90℃の温度下で6時間反
応させて融点が49℃、数平均分子量が12000の比
較例の反応性ホットメルト接着剤組成物を調製した。
【0025】比較例2 撹拌機、温度計、冷却器および窒素ガス導入管を備えた
反応装置に1,6−ヘキサンジオールとアジピン酸との
重縮合反応物である結晶性ポリエステルポリオール(数
平均分子量4500、融点63℃)50.00部と、分
子内にロジン骨格を有するポリオール(荒川化学工業
(株)製、KE−615−3、数平均分子量2000)
50.00部とを100℃にて混合撹拌し、45分間真
空脱泡した後、4,4’−ジフェニルメタンジイソシア
ネート18.07部を加え、窒素気流下にて90℃の温
度下で6時間反応させて融点が49℃、数平均分子量が
7600の比較例の反応性ホットメルト接着剤組成物を
調製した。
【0026】比較例3 市販のエチレン−酢酸ビニール共重合系の製本用ホット
メルト接着剤(旭合成化学(株)製、アサヒメルトM3
110)を使用した。
【0027】上記で得られた各々の接着剤を製本機を使
用して、120℃に熱溶融し、本の表紙の背の部分に2
00μmの厚みに塗工し、溶融状態で中本と接着して製
本加工した。なお、比較例3の接着剤については、18
0℃で、1000μm厚みに塗工した。各接着物につい
て、接着強度、本の見開き性、耐寒・耐熱性について下
記の測定方法により評価した。
【0028】(接着強度)前記の接着物を貼り合わせ
後、2分間、5分間、24時間放置後、25mm幅に断
裁したものを試験片として、インストロン試験機にて引
っ張り試験を行った。接着剤層が凝集破壊または基材が
破壊した時の荷重を接着強度として測定し判定した。評
価結果を表1に示す。
【0029】(本の見開き性)前記の接着物を、23.
5℃、湿度65%RHの雰囲気下で1週間放置して、接
着剤層の湿気硬化反応を完了したものについて、表紙と
中本を貼り合わせた本を手で開いて、その見開き性を下
記の基準で判定した。評価結果を表2に示す。 評価点: ◎:本を開いた後、放置しても本が閉じてしまう現象が
認められない。 △:本を開いた後、長時間放置するとわずかにページが
浮き上がる現象が認められる。 ×:本を開いた後、手を離すと本が自然に閉じる現象が
認められる。
【0030】(耐寒・耐熱性)前記接着物を−30℃で
10時間放置し、その後70℃で10時間放置を1サイ
クルとするヒートサイクルテストを60回行い、本の保
存状態を下記の基準で、また、接着強度を上記の接着強
度測定方法により判定した。評価結果を表2に示す。 ◎:表紙と中本との解離現象(バラ本、浮き)が認めら
れない。 ×:表紙と中本との解離して、バラ本状態が認められ
る。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、多官能イソシアネート
化合物と、結晶性ポリエステルポリオールと、非結晶性
ポリエステルポリオールと、ロジン骨格を有するポリオ
ールとを反応させることにより、初期接着力、本の見開
き性、耐寒・耐熱性に優れた湿気硬化性の性能を有する
反応性ホットメルト接着剤組成物を提供することができ
る。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多官能イソシアネート化合物(A成分)
    と、結晶性ポリエステルポリオール(B成分)と、非結
    晶性ポリエステルポリオール(C成分)と、ロジン骨格
    を有するポリオール(D成分)とを反応させてなること
    を特徴とする反応性ホットメルト接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 A成分は、末端に2個以上のイソシアネ
    ート基を有する化合物または該化合物と低分子量のポリ
    オールとの反応生成物である末端にイソシアネート基を
    含有する比較的低分子量のイソシアネート化合物である
    請求項1に記載の反応性ホットメルト接着剤組成物。
  3. 【請求項3】 B成分が、融点が40〜90℃、数平均
    分子量が2000〜5000の結晶性ポリエステルポリ
    オールである請求項1に記載の反応性ホットメルト接着
    剤組成物。
  4. 【請求項4】 C成分が、常温で液体である数平均分子
    量が2000〜5000の非結晶性ポリエステルポリオ
    ールである請求項1に記載の反応性ホットメルト接着剤
    組成物。
  5. 【請求項5】 D成分が、分子内にロジン骨格とOH基
    とを各々平均で1.8〜2.2個有するポリオールであ
    る請求項1に記載の反応性ホットメルト接着剤組成物。
  6. 【請求項6】 B成分と、C成分と、D成分の配合割合
    が、全ポリオール成分に対して、B成分が10〜60重
    量%、C成分が5〜50重量%およびD成分が20〜6
    0重量%である請求項1に記載の反応性ホットメルト接
    着剤組成物。
  7. 【請求項7】 A成分と全ポリオール成分との反応当量
    比(NCO/OH)が1.2〜2.5である請求項1に
    記載の反応性ホットメルト接着剤組成物。
  8. 【請求項8】 融点が40〜150℃である請求項1に
    記載の反応性ホットメルト接着剤組成物。
  9. 【請求項9】 製本用である請求項1に記載の反応性ホ
    ットメルト接着剤組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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