JP2002176340A - 遅延回路及び電圧制御発振回路 - Google Patents
遅延回路及び電圧制御発振回路Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源系のノイズによる遅延時間、または発振
周波数の変動を効果的に防止できる遅延回路及び電圧制
御発振回路を提供すること。 【解決手段】 発振部5が出力するクロックの発振周波
数を電流によって制御する電流源3、4によって発振部
5を挟み込むことにより、電源電位ノード及び接地電位
ノードからの発振部5へのノイズの混入を防止する。且
つ、電流源3、4が供給する電流値を制御する制御電圧
VP、VNのノードと、電源電位ノード及び接地電位ノ
ードとの間に第1、第2伝達手段6、7を設け、電源電
位及び接地電位に電圧変動が生じた際に、第1、第2伝
達手段6、7により同様の電位変動を制御電位VP、V
Nに与えることにより両者の間の電位差を常時一定とす
ることを特徴としている。
周波数の変動を効果的に防止できる遅延回路及び電圧制
御発振回路を提供すること。 【解決手段】 発振部5が出力するクロックの発振周波
数を電流によって制御する電流源3、4によって発振部
5を挟み込むことにより、電源電位ノード及び接地電位
ノードからの発振部5へのノイズの混入を防止する。且
つ、電流源3、4が供給する電流値を制御する制御電圧
VP、VNのノードと、電源電位ノード及び接地電位ノ
ードとの間に第1、第2伝達手段6、7を設け、電源電
位及び接地電位に電圧変動が生じた際に、第1、第2伝
達手段6、7により同様の電位変動を制御電位VP、V
Nに与えることにより両者の間の電位差を常時一定とす
ることを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遅延回路及び電
圧制御発振回路に関するもので、特に電圧制御発振回路
の発振周波数の安定化の為の技術に係るものである。
圧制御発振回路に関するもので、特に電圧制御発振回路
の発振周波数の安定化の為の技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】電圧制御発振回路(Voltage Controlled
Oscillator ; VCO)は、マイクロコンピュータやDS
P(Digital Signal Processor)、またCD(Compact
Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のLSI
を駆動させる内部クロックの生成等を目的に広く用いら
れている。
Oscillator ; VCO)は、マイクロコンピュータやDS
P(Digital Signal Processor)、またCD(Compact
Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のLSI
を駆動させる内部クロックの生成等を目的に広く用いら
れている。
【0003】従来の電圧制御発振回路について図22を
用いて説明する。図22は電圧制御発振回路の概略構成
を示す回路図である。
用いて説明する。図22は電圧制御発振回路の概略構成
を示す回路図である。
【0004】図示するように、電圧制御発振回路100
は、直列接続されたn個(nは3以上の自然数で且つ奇
数)の遅延回路200、200、…と、最終段の遅延回
路200の出力に基づいてクロックCKoutを出力する
出力レベル変換回路300と、遅延回路の出力振幅範囲
及び、出力の立ち上がりと立ち下がり速度を決定する
(すなわち電圧制御発振回路100の発振周波数fosc
を制御する)V/I変換回路400と、V/I変換回路
400と共に遅延回路の出力振幅を制御する振幅制御回
路500とを備えている。
は、直列接続されたn個(nは3以上の自然数で且つ奇
数)の遅延回路200、200、…と、最終段の遅延回
路200の出力に基づいてクロックCKoutを出力する
出力レベル変換回路300と、遅延回路の出力振幅範囲
及び、出力の立ち上がりと立ち下がり速度を決定する
(すなわち電圧制御発振回路100の発振周波数fosc
を制御する)V/I変換回路400と、V/I変換回路
400と共に遅延回路の出力振幅を制御する振幅制御回
路500とを備えている。
【0005】前記遅延回路200、200、…は、ソー
スが電源電位VDDノードに接続されたpMOSトラン
ジスタP100、P110と、ドレインがpMOSトラ
ンジスタP100、P110のドレインに接続され、ソ
ースが短絡されたnMOSトランジスタN100、N1
10と、ドレインがnMOSトランジスタN100、N
110のソースに接続され、ソースが接地電位ノードに
接続されたnMOSトランジスタN120とを備えてい
る。そして、上記pMOSトランジスタP100のドレ
インと、nMOSトランジスタN100のドレインとの
接続ノードが遅延回路200の一方の出力ノード1とな
り、pMOSトランジスタP110のドレインと、nM
OSトランジスタN110のドレインとの接続ノードが
他方の出力ノード2となる。なお、nMOSトランジス
タN100、N110のゲートは、前段の遅延回路(初
段の遅延回路の場合には最終段の遅延回路)200のそ
れぞれ出力ノード1、出力ノード2に接続されている。
スが電源電位VDDノードに接続されたpMOSトラン
ジスタP100、P110と、ドレインがpMOSトラ
ンジスタP100、P110のドレインに接続され、ソ
ースが短絡されたnMOSトランジスタN100、N1
10と、ドレインがnMOSトランジスタN100、N
110のソースに接続され、ソースが接地電位ノードに
接続されたnMOSトランジスタN120とを備えてい
る。そして、上記pMOSトランジスタP100のドレ
インと、nMOSトランジスタN100のドレインとの
接続ノードが遅延回路200の一方の出力ノード1とな
り、pMOSトランジスタP110のドレインと、nM
OSトランジスタN110のドレインとの接続ノードが
他方の出力ノード2となる。なお、nMOSトランジス
タN100、N110のゲートは、前段の遅延回路(初
段の遅延回路の場合には最終段の遅延回路)200のそ
れぞれ出力ノード1、出力ノード2に接続されている。
【0006】前記出力レベル変換回路300は、最終段
の遅延回路200の後段に設けられ、最終段の遅延回路
200の出力ノード1、2の電位差に基づいて、電圧制
御発振回路100の出力であるクロックCKoutを出力
する。
の遅延回路200の後段に設けられ、最終段の遅延回路
200の出力ノード1、2の電位差に基づいて、電圧制
御発振回路100の出力であるクロックCKoutを出力
する。
【0007】前記V/I変換回路400は、外部からの
入力電圧Vinに基づく制御電圧Vcnを生成する。そし
て、この制御電圧Vcnを振幅制御回路500に供給する
と共に、遅延回路200、200、…のnMOSトラン
ジスタN120のゲートに供給する。
入力電圧Vinに基づく制御電圧Vcnを生成する。そし
て、この制御電圧Vcnを振幅制御回路500に供給する
と共に、遅延回路200、200、…のnMOSトラン
ジスタN120のゲートに供給する。
【0008】前記振幅制御回路500は、発振制御回路
が生成した制御電圧Vcnと内部で生成する基準電圧Vre
fに基づく制御電圧Vbpを生成する。そして、この制御
電圧Vbpを遅延回路200、200、…のpMOSトラ
ンジスタP100、P110のゲートに供給する。
が生成した制御電圧Vcnと内部で生成する基準電圧Vre
fに基づく制御電圧Vbpを生成する。そして、この制御
電圧Vbpを遅延回路200、200、…のpMOSトラ
ンジスタP100、P110のゲートに供給する。
【0009】上記電圧制御発振回路における発振周波数
foscの調整は、遅延回路200、200、…の出力振
幅を変化させるか、または遅延回路の制御電流Icntを
変化させることで実現できる。そして、その出力振幅を
変化させるには、V/I変換回路400への入力電圧V
inを調整することで可能である。入力電圧Vinが変化す
ることで制御電圧Vcnが変化し、更にnMOSトランジ
スタN120の流す電流量が変化するので、その結果、
遅延回路20の出力ノード1、2の電位差が変化して発
振周波数foscを変えることが出来る。
foscの調整は、遅延回路200、200、…の出力振
幅を変化させるか、または遅延回路の制御電流Icntを
変化させることで実現できる。そして、その出力振幅を
変化させるには、V/I変換回路400への入力電圧V
inを調整することで可能である。入力電圧Vinが変化す
ることで制御電圧Vcnが変化し、更にnMOSトランジ
スタN120の流す電流量が変化するので、その結果、
遅延回路20の出力ノード1、2の電位差が変化して発
振周波数foscを変えることが出来る。
【0010】しかし、制御電圧Vcnは純粋に入力電圧V
inに依存する電圧である。そのため制御電圧Vcnのみで
発振周波数を変化させる構成では、入力電圧Vinが一定
であっても、プロセスばらつきや動作環境によるトラン
ジスタの特性ばらつきが原因で遅延回路の振幅が変化し
てしまう。そこで、入力電圧Vinと内部で生成される一
定の基準電圧Vrefとを比較して、その比較結果に応じ
た制御電圧Vbpを生成する振幅制御回路500を更に設
けている。この振幅制御回路500によって、遅延回路
200のpMOSトランジスタP100、P110のゲ
ート電位を制御することにより、遅延回路の振幅範囲を
一定にしている。
inに依存する電圧である。そのため制御電圧Vcnのみで
発振周波数を変化させる構成では、入力電圧Vinが一定
であっても、プロセスばらつきや動作環境によるトラン
ジスタの特性ばらつきが原因で遅延回路の振幅が変化し
てしまう。そこで、入力電圧Vinと内部で生成される一
定の基準電圧Vrefとを比較して、その比較結果に応じ
た制御電圧Vbpを生成する振幅制御回路500を更に設
けている。この振幅制御回路500によって、遅延回路
200のpMOSトランジスタP100、P110のゲ
ート電位を制御することにより、遅延回路の振幅範囲を
一定にしている。
【0011】また、上記構成の電圧制御発振回路100
は電源系のノイズに対する耐性の観点でも優れている。
例えば電源電位VDDノードにノイズが混入すると、p
MOSトランジスタP100、P110のゲート、ソー
ス間電位がそのノイズに対応して変化する。よって、遅
延回路の2つの出力ノード1、2の電位が変化する。し
かし、ゲート電位が共通にされているためpMOSトラ
ンジスタP100、P110のゲート、ソース間電位の
変化は同量である。従って、MOSトランジスタを抵抗
と見なせば、各々のpMOSトランジスタが供給する電
流量の変化も同量となり、出力ノード1、2の各々の電
位が変化してもそれらの間の電位差は変わらない。この
ように、遅延回路を差動型の構成とすることにより、電
源系のノイズに対しても優れた特性を得ることが出来
る。
は電源系のノイズに対する耐性の観点でも優れている。
例えば電源電位VDDノードにノイズが混入すると、p
MOSトランジスタP100、P110のゲート、ソー
ス間電位がそのノイズに対応して変化する。よって、遅
延回路の2つの出力ノード1、2の電位が変化する。し
かし、ゲート電位が共通にされているためpMOSトラ
ンジスタP100、P110のゲート、ソース間電位の
変化は同量である。従って、MOSトランジスタを抵抗
と見なせば、各々のpMOSトランジスタが供給する電
流量の変化も同量となり、出力ノード1、2の各々の電
位が変化してもそれらの間の電位差は変わらない。この
ように、遅延回路を差動型の構成とすることにより、電
源系のノイズに対しても優れた特性を得ることが出来
る。
【0012】しかしながら上記電源系のノイズに対する
効果は、pMOSトランジスタP100、P110のゲ
ート、ソース間電位の変化に対する、各々のpMOSト
ランジスタの電流量の変化が同量である、という前提で
得られるものである。
効果は、pMOSトランジスタP100、P110のゲ
ート、ソース間電位の変化に対する、各々のpMOSト
ランジスタの電流量の変化が同量である、という前提で
得られるものである。
【0013】ここで、MOSトランジスタのソース、ド
レイン間電圧とドレイン電流の関係を図23に示す。図
示するように、ソース、ドレイン間電圧VDSが大きい
領域ではその抵抗値は大きく、ソース、ドレイン間電圧
VDSが小さい領域では小さい。すなわち、MOSトラ
ンジスタの抵抗値は、抵抗素子と違ってソース、ドレイ
ン間電圧VDSに依存する。そのため、遅延回路の出力
ノード1、2の出力レベルが異なっている時間に電源電
位VDDノードにノイズが混入すると、出力ノード1、
2の各々の電位変化量は均等にはならない。従って、そ
れらの間の電位差が変化し、各々の遅延回路における遅
延時間が変化する。その結果、電圧制御発振回路の発振
周波数foscが変化するという問題があった。
レイン間電圧とドレイン電流の関係を図23に示す。図
示するように、ソース、ドレイン間電圧VDSが大きい
領域ではその抵抗値は大きく、ソース、ドレイン間電圧
VDSが小さい領域では小さい。すなわち、MOSトラ
ンジスタの抵抗値は、抵抗素子と違ってソース、ドレイ
ン間電圧VDSに依存する。そのため、遅延回路の出力
ノード1、2の出力レベルが異なっている時間に電源電
位VDDノードにノイズが混入すると、出力ノード1、
2の各々の電位変化量は均等にはならない。従って、そ
れらの間の電位差が変化し、各々の遅延回路における遅
延時間が変化する。その結果、電圧制御発振回路の発振
周波数foscが変化するという問題があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電圧制御発
振回路は、差動型の遅延回路を用いることにより発振周
波数のノイズに対する影響を低減している。
振回路は、差動型の遅延回路を用いることにより発振周
波数のノイズに対する影響を低減している。
【0015】しかし、2つの差動出力レベルが異なって
いる時に電源系のノイズが混入すると、2つの差動出力
の出力振幅を制御するMOSトランジスタの出力抵抗値
が異なるために、各々の差動出力の電位変化量が均等に
ならない。従って、各々の差動出力間の電位差がノイズ
の影響によって変化して、各々の遅延回路における遅延
時間が変化する。その結果、ノイズの混入によって電圧
制御発振回路の発振周波数が変動するという問題があっ
た。
いる時に電源系のノイズが混入すると、2つの差動出力
の出力振幅を制御するMOSトランジスタの出力抵抗値
が異なるために、各々の差動出力の電位変化量が均等に
ならない。従って、各々の差動出力間の電位差がノイズ
の影響によって変化して、各々の遅延回路における遅延
時間が変化する。その結果、ノイズの混入によって電圧
制御発振回路の発振周波数が変動するという問題があっ
た。
【0016】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、電源系のノイズによる遅延時間の変
動を効果的に防止できる遅延回路を提供することにあ
る。
ので、その目的は、電源系のノイズによる遅延時間の変
動を効果的に防止できる遅延回路を提供することにあ
る。
【0017】また、この発明の別の目的は、電源系のノ
イズによる発振周波数の変動を効果的に防止できる電圧
制御発振回路を提供することにある。
イズによる発振周波数の変動を効果的に防止できる電圧
制御発振回路を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る第1の電圧制御発振回路は、入力電
圧に対応する第1、第2制御電圧を生成する発振制御部
と、前記発振制御部の生成する前記第1、第2制御電圧
に対応する制御電流をそれぞれ生成する第1、第2電流
源と、前記第1電流源を介在して電源電位ノードに接続
され、前記第2電流源を介在して接地電位ノードに接続
され、該第1、第2電流源により生成される前記制御電
流によって発振周波数が決定されるクロックを生成する
発振部と、前記電源電位ノードと前記第1制御電位ノー
ドとの間に設けられ、該電源電位の変動を該第1制御電
位に同相で伝達することにより、該電源電位と該第1制
御電位との間の電位差を一定に維持するための第1伝達
手段と、前記接地電位ノードと前記第2制御電位ノード
との間に設けられ、該接地電位の変動を該第2制御電位
に同相で伝達することにより、該接地電位と該第2制御
電位との間の電位差を一定に維持するための第2伝達手
段とを具備することを特徴としている。
に、この発明に係る第1の電圧制御発振回路は、入力電
圧に対応する第1、第2制御電圧を生成する発振制御部
と、前記発振制御部の生成する前記第1、第2制御電圧
に対応する制御電流をそれぞれ生成する第1、第2電流
源と、前記第1電流源を介在して電源電位ノードに接続
され、前記第2電流源を介在して接地電位ノードに接続
され、該第1、第2電流源により生成される前記制御電
流によって発振周波数が決定されるクロックを生成する
発振部と、前記電源電位ノードと前記第1制御電位ノー
ドとの間に設けられ、該電源電位の変動を該第1制御電
位に同相で伝達することにより、該電源電位と該第1制
御電位との間の電位差を一定に維持するための第1伝達
手段と、前記接地電位ノードと前記第2制御電位ノード
との間に設けられ、該接地電位の変動を該第2制御電位
に同相で伝達することにより、該接地電位と該第2制御
電位との間の電位差を一定に維持するための第2伝達手
段とを具備することを特徴としている。
【0019】また、この発明に係る遅延回路は、入力信
号の反転信号を一定の遅延時間後にそれぞれ出力する第
1、第2インバータ回路と、前記第1、第2インバータ
回路の電源端子と電源電位ノードとの間に設けられ、生
成する制御電流により前記遅延時間を決定し、且つ前記
電源電位ノードに重畳したノイズの前記電源端子への混
入を防止する第1電流源と、前記第1、第2インバータ
回路の接地端子と接地電位ノードとの間に設けられ、生
成する制御電流により前記遅延時間を決定し、且つ前記
接地電位ノードに重畳したノイズの前記接地端子への混
入を防止する第2電流源と、前記第1、第2インバータ
回路の出力ノードの電位の上限及び下限を定める上限・
下限リミット回路とを具備することを特徴としている。
号の反転信号を一定の遅延時間後にそれぞれ出力する第
1、第2インバータ回路と、前記第1、第2インバータ
回路の電源端子と電源電位ノードとの間に設けられ、生
成する制御電流により前記遅延時間を決定し、且つ前記
電源電位ノードに重畳したノイズの前記電源端子への混
入を防止する第1電流源と、前記第1、第2インバータ
回路の接地端子と接地電位ノードとの間に設けられ、生
成する制御電流により前記遅延時間を決定し、且つ前記
接地電位ノードに重畳したノイズの前記接地端子への混
入を防止する第2電流源と、前記第1、第2インバータ
回路の出力ノードの電位の上限及び下限を定める上限・
下限リミット回路とを具備することを特徴としている。
【0020】更に、前記第1インバータ回路の入力ノー
ドと前記第2インバータ回路の出力ノードとの間に設け
られ、該第1インバータ回路の入力ノードと該第2イン
バータ回路の出力ノードの電位を同相、且つ実質的に同
電位であるように維持する第1差動帰還回路と、前記第
1インバータ回路の出力ノードと前記第2インバータ回
路の入力ノードとの間に設けられ、該第1インバータ回
路の出力ノードと該第2インバータ回路の入力ノードの
電位を同相、且つ実質的に同電位であるように維持する
第2差動帰還回路とを更に備えていても良い。
ドと前記第2インバータ回路の出力ノードとの間に設け
られ、該第1インバータ回路の入力ノードと該第2イン
バータ回路の出力ノードの電位を同相、且つ実質的に同
電位であるように維持する第1差動帰還回路と、前記第
1インバータ回路の出力ノードと前記第2インバータ回
路の入力ノードとの間に設けられ、該第1インバータ回
路の出力ノードと該第2インバータ回路の入力ノードの
電位を同相、且つ実質的に同電位であるように維持する
第2差動帰還回路とを更に備えていても良い。
【0021】また、この発明に係る第2の電圧制御発振
回路は、直列接続されたn個(nは3以上の自然数で且
つ奇数)の遅延回路と、前記遅延回路の遅延時間を定め
るための第1、第2制御電圧を生成する発振制御回路
と、前記遅延回路の出力ノードの電位の上限値、下限値
を定めるための第3、第4制御電圧を生成する振幅制御
回路とを具備し、各々の前記遅延回路は、入力信号の反
転信号を一定の遅延時間後にそれぞれ出力する第1、第
2インバータ回路と、前記第1、第2インバータ回路の
電源端子と電源電位ノードとの間に設けられ、前記第1
制御電圧に対応して生成する制御電流により前記遅延時
間を決定し、且つ前記電源電位ノードに重畳したノイズ
の前記電源端子への混入を防止する第1電流源と、前記
第1、第2インバータ回路の接地端子と接地電位ノード
との間に設けられ、前記第2制御電圧に対応して生成す
る制御電流により前記遅延時間を決定し、且つ前記接地
電位ノードに重畳したノイズの前記接地端子への混入を
防止する第2電流源と、前記第3、第4制御電圧に対応
して、前記第1、第2インバータ回路の出力ノードの電
位の上限及び下限を定める上限・下限リミット回路とを
備え、前記遅延回路の第1、第2インバータ回路の出力
ノードは、次段の遅延回路のそれぞれ第1、第2インバ
ータ回路の入力ノードに接続され、最終段の前記遅延回
路の第1、第2インバータ回路の出力ノードは、初段の
遅延回路のそれぞれ第1、第2インバータ回路の入力ノ
ードに接続されていることを特徴としている。
回路は、直列接続されたn個(nは3以上の自然数で且
つ奇数)の遅延回路と、前記遅延回路の遅延時間を定め
るための第1、第2制御電圧を生成する発振制御回路
と、前記遅延回路の出力ノードの電位の上限値、下限値
を定めるための第3、第4制御電圧を生成する振幅制御
回路とを具備し、各々の前記遅延回路は、入力信号の反
転信号を一定の遅延時間後にそれぞれ出力する第1、第
2インバータ回路と、前記第1、第2インバータ回路の
電源端子と電源電位ノードとの間に設けられ、前記第1
制御電圧に対応して生成する制御電流により前記遅延時
間を決定し、且つ前記電源電位ノードに重畳したノイズ
の前記電源端子への混入を防止する第1電流源と、前記
第1、第2インバータ回路の接地端子と接地電位ノード
との間に設けられ、前記第2制御電圧に対応して生成す
る制御電流により前記遅延時間を決定し、且つ前記接地
電位ノードに重畳したノイズの前記接地端子への混入を
防止する第2電流源と、前記第3、第4制御電圧に対応
して、前記第1、第2インバータ回路の出力ノードの電
位の上限及び下限を定める上限・下限リミット回路とを
備え、前記遅延回路の第1、第2インバータ回路の出力
ノードは、次段の遅延回路のそれぞれ第1、第2インバ
ータ回路の入力ノードに接続され、最終段の前記遅延回
路の第1、第2インバータ回路の出力ノードは、初段の
遅延回路のそれぞれ第1、第2インバータ回路の入力ノ
ードに接続されていることを特徴としている。
【0022】また、この発明に係る第3の電圧制御発振
回路は、直列接続されたn個(nは2以上の自然数で且
つ偶数)の遅延回路と、前記遅延回路の遅延時間を定め
るための第1、第2制御電圧を生成する発振制御回路
と、前記遅延回路の出力ノードの電位の上限値、下限値
を定めるための第3、第4制御電圧を生成する振幅制御
回路とを具備し、各々の前記遅延回路は、入力信号の反
転信号を一定の遅延時間後にそれぞれ出力する第1、第
2インバータ回路と、前記第1、第2インバータ回路の
電源端子と電源電位ノードとの間に設けられ、前記第1
制御電圧に対応して生成する制御電流により前記遅延時
間を決定し、且つ前記電源電位ノードに重畳したノイズ
の前記電源端子への混入を防止する第1電流源と、前記
第1、第2インバータ回路の接地端子と接地電位ノード
との間に設けられ、前記第2制御電圧に対応して生成す
る制御電流により前記遅延時間を決定し、且つ前記接地
電位ノードに重畳したノイズの前記接地端子への混入を
防止する第2電流源と、前記第3、第4制御電圧に対応
して、前記第1、第2インバータ回路の出力ノードの電
位の上限及び下限を定める上限・下限リミット回路とを
備え、前記遅延回路の第1、第2インバータ回路の出力
ノードは、次段の遅延回路のそれぞれ第1、第2インバ
ータ回路の入力ノードに接続され、最終段の前記遅延回
路の第1、第2インバータ回路の出力ノードは、初段の
遅延回路のそれぞれ第2、第1インバータ回路の入力ノ
ードに接続されていることを特徴としている。
回路は、直列接続されたn個(nは2以上の自然数で且
つ偶数)の遅延回路と、前記遅延回路の遅延時間を定め
るための第1、第2制御電圧を生成する発振制御回路
と、前記遅延回路の出力ノードの電位の上限値、下限値
を定めるための第3、第4制御電圧を生成する振幅制御
回路とを具備し、各々の前記遅延回路は、入力信号の反
転信号を一定の遅延時間後にそれぞれ出力する第1、第
2インバータ回路と、前記第1、第2インバータ回路の
電源端子と電源電位ノードとの間に設けられ、前記第1
制御電圧に対応して生成する制御電流により前記遅延時
間を決定し、且つ前記電源電位ノードに重畳したノイズ
の前記電源端子への混入を防止する第1電流源と、前記
第1、第2インバータ回路の接地端子と接地電位ノード
との間に設けられ、前記第2制御電圧に対応して生成す
る制御電流により前記遅延時間を決定し、且つ前記接地
電位ノードに重畳したノイズの前記接地端子への混入を
防止する第2電流源と、前記第3、第4制御電圧に対応
して、前記第1、第2インバータ回路の出力ノードの電
位の上限及び下限を定める上限・下限リミット回路とを
備え、前記遅延回路の第1、第2インバータ回路の出力
ノードは、次段の遅延回路のそれぞれ第1、第2インバ
ータ回路の入力ノードに接続され、最終段の前記遅延回
路の第1、第2インバータ回路の出力ノードは、初段の
遅延回路のそれぞれ第2、第1インバータ回路の入力ノ
ードに接続されていることを特徴としている。
【0023】上記第2、第3の電圧制御発振回路におい
て、前記第1インバータ回路の入力ノードと前記第2イ
ンバータ回路の出力ノードとの間に設けられ、該第1イ
ンバータ回路の入力ノードと該第2インバータ回路の出
力ノードの電位を同相、且つ実質的に同電位であるよう
に維持する第1差動帰還回路と、前記第1インバータ回
路の出力ノードと前記第2インバータ回路の入力ノード
との間に設けられ、該第1インバータ回路の出力ノード
と該第2インバータ回路の入力ノードの電位を同相、且
つ実質的に同電位であるように維持する第2差動帰還回
路とを更に備えていても良い。
て、前記第1インバータ回路の入力ノードと前記第2イ
ンバータ回路の出力ノードとの間に設けられ、該第1イ
ンバータ回路の入力ノードと該第2インバータ回路の出
力ノードの電位を同相、且つ実質的に同電位であるよう
に維持する第1差動帰還回路と、前記第1インバータ回
路の出力ノードと前記第2インバータ回路の入力ノード
との間に設けられ、該第1インバータ回路の出力ノード
と該第2インバータ回路の入力ノードの電位を同相、且
つ実質的に同電位であるように維持する第2差動帰還回
路とを更に備えていても良い。
【0024】更に、前記発振制御回路は、前記第1制御
電圧の出力ノードと電源電位ノードとの間、及び前記第
2制御電圧の出力ノードと接地電位ノードとの間に容量
性素子を備え、前記第1、第2制御電圧はそれぞれ、前
記電源電位、接地電位と連動して電位変化するようにし
てもよい。
電圧の出力ノードと電源電位ノードとの間、及び前記第
2制御電圧の出力ノードと接地電位ノードとの間に容量
性素子を備え、前記第1、第2制御電圧はそれぞれ、前
記電源電位、接地電位と連動して電位変化するようにし
てもよい。
【0025】上記のように、この発明に係る遅延回路に
よれば、電源電位とインバータ回路の電源端子との間、
及び接地電位とインバータ回路の接地端子との間にそれ
ぞれ第1、第2電流源を設けている。通常、電流源は理
想的に無限大の出力インピーダンスを有している。その
ためインバータ回路へのノイズの混入を防止し、遅延回
路の動作信頼性を向上できる。
よれば、電源電位とインバータ回路の電源端子との間、
及び接地電位とインバータ回路の接地端子との間にそれ
ぞれ第1、第2電流源を設けている。通常、電流源は理
想的に無限大の出力インピーダンスを有している。その
ためインバータ回路へのノイズの混入を防止し、遅延回
路の動作信頼性を向上できる。
【0026】更に、第1インバータ回路の入力ノードと
第2インバータ回路の出力ノードとの間に第1差動帰還
回路を設け、第1インバータ回路の出力ノードと第2イ
ンバータ回路の入力ノードとの間に第2差動帰還回路を
設けることで、第1インバータ回路と第2インバータ回
路の差動動作についての信頼性を向上できる。
第2インバータ回路の出力ノードとの間に第1差動帰還
回路を設け、第1インバータ回路の出力ノードと第2イ
ンバータ回路の入力ノードとの間に第2差動帰還回路を
設けることで、第1インバータ回路と第2インバータ回
路の差動動作についての信頼性を向上できる。
【0027】また、この発明に係る第1乃至第3の電圧
制御発振回路によれば、上記のように遅延回路の動作信
頼性を向上できる。そのため、電圧制御発振回路のノイ
ズに対する発振周波数の変動を抑制できる。
制御発振回路によれば、上記のように遅延回路の動作信
頼性を向上できる。そのため、電圧制御発振回路のノイ
ズに対する発振周波数の変動を抑制できる。
【0028】更に、発振制御回路が生成する第1、第2
制御電圧を、それぞれ電源電位、接地電位と連動して変
動させる構成とすることにより、それぞれの間の電位差
がノイズによって変化することを防止できる。すなわち
ノイズによって第1、第2電流源の供給する電流量が変
化し、その結果発振周波数が変動するのを防止できる。
制御電圧を、それぞれ電源電位、接地電位と連動して変
動させる構成とすることにより、それぞれの間の電位差
がノイズによって変化することを防止できる。すなわち
ノイズによって第1、第2電流源の供給する電流量が変
化し、その結果発振周波数が変動するのを防止できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、
共通する部分には共通する参照符号を付す。
を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、
共通する部分には共通する参照符号を付す。
【0030】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御
発振回路について、図1を用いて説明する。図1は、電
圧制御発振回路の概略構成を示すブロック図である。
発振回路について、図1を用いて説明する。図1は、電
圧制御発振回路の概略構成を示すブロック図である。
【0031】図示するように、電圧制御発振回路1は、
外部からの入力電圧Vinを受けて、この入力電圧Vinに
基づく制御電圧VP、VNを生成する発振制御部2と、
発振制御部2が生成する制御電圧VP、VNに基づく電
流を供給する電流源3、4と、電流源3、4をそれぞれ
介在して電源電位VDDノード及び接地電位GNDノー
ドに接続され、電流源3、4が供給する電流量に基づく
周波数を有する発振信号CKoutを生成する発振部5
と、電源電位VDDノードと制御電位VPノードとの間
に設けられた第1伝達手段6と、接地電位GNDノード
と制御電位VNノードとの間に設けられた第2伝達手段
7とを備えている。
外部からの入力電圧Vinを受けて、この入力電圧Vinに
基づく制御電圧VP、VNを生成する発振制御部2と、
発振制御部2が生成する制御電圧VP、VNに基づく電
流を供給する電流源3、4と、電流源3、4をそれぞれ
介在して電源電位VDDノード及び接地電位GNDノー
ドに接続され、電流源3、4が供給する電流量に基づく
周波数を有する発振信号CKoutを生成する発振部5
と、電源電位VDDノードと制御電位VPノードとの間
に設けられた第1伝達手段6と、接地電位GNDノード
と制御電位VNノードとの間に設けられた第2伝達手段
7とを備えている。
【0032】上記構成の電圧制御発振回路によれば、発
振信号を生成する発振部5を電流源3、4によって挟み
こむ構造となっており、発振部5は電源電位VDDノー
ド及び接地電位GNDノードに直接には接続されていな
い。すなわち、発振信号は図2(a)の波形図に示すよ
うに、その振幅が電源電位VDD及び接地電位GNDの
間に収まる形となる。更に、電流源は基本的に高い入力
インピーダンスを有しているため、仮に電源電位VDD
ノード、接地電位GNDノードにノイズが重畳しても、
そのノイズは発振部5に混入し難い。そのため、発振信
号が電源系のノイズによって直接受ける影響を低減でき
る。
振信号を生成する発振部5を電流源3、4によって挟み
こむ構造となっており、発振部5は電源電位VDDノー
ド及び接地電位GNDノードに直接には接続されていな
い。すなわち、発振信号は図2(a)の波形図に示すよ
うに、その振幅が電源電位VDD及び接地電位GNDの
間に収まる形となる。更に、電流源は基本的に高い入力
インピーダンスを有しているため、仮に電源電位VDD
ノード、接地電位GNDノードにノイズが重畳しても、
そのノイズは発振部5に混入し難い。そのため、発振信
号が電源系のノイズによって直接受ける影響を低減でき
る。
【0033】しかし、これだけではノイズに対する対策
が十分であるとは言えない。すなわち、発振周波数は電
流源3、4の供給する電流量によって決定されるが、電
流源3、4の供給する電流量は、電源電位VDDノード
と制御電位VPノードとの間の電位差、及び接地電位G
NDノードと制御電位VNノードとの間の電位差によっ
てそれぞれ決定される。とすれば、例え発振制御部で生
成される制御電位VP、VNがノイズに全く影響を受け
ない安定した電圧であったとしても、電源電位VDDノ
ードまたは接地電位GNDノードにノイズが重畳すれ
ば、両者の間の電位差が変化することになる。その結
果、電流源3または4の供給する電流量が変化し、発振
周波数も変化することになる。
が十分であるとは言えない。すなわち、発振周波数は電
流源3、4の供給する電流量によって決定されるが、電
流源3、4の供給する電流量は、電源電位VDDノード
と制御電位VPノードとの間の電位差、及び接地電位G
NDノードと制御電位VNノードとの間の電位差によっ
てそれぞれ決定される。とすれば、例え発振制御部で生
成される制御電位VP、VNがノイズに全く影響を受け
ない安定した電圧であったとしても、電源電位VDDノ
ードまたは接地電位GNDノードにノイズが重畳すれ
ば、両者の間の電位差が変化することになる。その結
果、電流源3または4の供給する電流量が変化し、発振
周波数も変化することになる。
【0034】上記問題を解決するために本電圧制御発振
回路では、電源電位VDDノードと制御電位VPノード
との間に第1伝達手段6を、接地電位GNDノードと制
御電位VNノードとの間に第2伝達手段7を設けてい
る。これら第1、第2伝達手段6、7は、電源電位及び
接地電位が変動した際に、同相、同量の変化を制御電位
VP、VNノードにもたらすためのものである。すなわ
ち、第1、第2伝達手段は6、7は、直流成分について
はオープンであり、交流成分についてはショートとなる
ような機能を有する手段であり、例えば容量性の素子が
これに適用できる。この様子を図2(b)の波形図に示
す。図示するように、接地電位GNDノードの電位がノ
イズ等の影響で正弦波的に変動した場合、第2伝達手段
7は同様に制御電位VNノードを変化させる。その結
果、接地レベルの電圧が変動しても、接地電位GNDと
制御電位VNとの間の電位差は常時一定に保たれる。電
源電位VDDと制御電位VPとの間の電位差も同様であ
る。そのため、電源電位VDDノード及び接地電位GN
Dノードの電位変化に関わらず、電流源3、4の供給す
る電流値は一定となり、発振周波数の安定化を図ること
が出来る。
回路では、電源電位VDDノードと制御電位VPノード
との間に第1伝達手段6を、接地電位GNDノードと制
御電位VNノードとの間に第2伝達手段7を設けてい
る。これら第1、第2伝達手段6、7は、電源電位及び
接地電位が変動した際に、同相、同量の変化を制御電位
VP、VNノードにもたらすためのものである。すなわ
ち、第1、第2伝達手段は6、7は、直流成分について
はオープンであり、交流成分についてはショートとなる
ような機能を有する手段であり、例えば容量性の素子が
これに適用できる。この様子を図2(b)の波形図に示
す。図示するように、接地電位GNDノードの電位がノ
イズ等の影響で正弦波的に変動した場合、第2伝達手段
7は同様に制御電位VNノードを変化させる。その結
果、接地レベルの電圧が変動しても、接地電位GNDと
制御電位VNとの間の電位差は常時一定に保たれる。電
源電位VDDと制御電位VPとの間の電位差も同様であ
る。そのため、電源電位VDDノード及び接地電位GN
Dノードの電位変化に関わらず、電流源3、4の供給す
る電流値は一定となり、発振周波数の安定化を図ること
が出来る。
【0035】次に上記構成の電圧制御発振回路を具体化
するための構成について、以下詳細に説明する。図3は
電圧制御発振回路のブロック図である。
するための構成について、以下詳細に説明する。図3は
電圧制御発振回路のブロック図である。
【0036】図示するように、電圧制御発振回路10
は、直列接続されたn個(nは3以上の自然数で且つ奇
数)の遅延回路20、20、…と、最終段の遅延回路2
0の後段に設けられ、最終段の遅延回路の出力に基づい
てクロックCKoutを出力する出力レベル変換回路30
と、入力電圧Vinが入力され、この入力電圧に基づく制
御電圧VP(第1制御電圧)、VN(第2制御電圧)を
生成して各遅延回路20、20、…への供給電流値を制
御する(すなわち電圧制御発振回路10の発振周波数f
oscを制御する)発振制御回路40と、制御電圧VDP
(第3制御電圧)、VDN(第4制御電圧)を生成し
て、発振制御回路40と共に各遅延回路20、20、…
の出力振幅を制御する振幅制御回路50とを備えてい
る。
は、直列接続されたn個(nは3以上の自然数で且つ奇
数)の遅延回路20、20、…と、最終段の遅延回路2
0の後段に設けられ、最終段の遅延回路の出力に基づい
てクロックCKoutを出力する出力レベル変換回路30
と、入力電圧Vinが入力され、この入力電圧に基づく制
御電圧VP(第1制御電圧)、VN(第2制御電圧)を
生成して各遅延回路20、20、…への供給電流値を制
御する(すなわち電圧制御発振回路10の発振周波数f
oscを制御する)発振制御回路40と、制御電圧VDP
(第3制御電圧)、VDN(第4制御電圧)を生成し
て、発振制御回路40と共に各遅延回路20、20、…
の出力振幅を制御する振幅制御回路50とを備えてい
る。
【0037】前記遅延回路20、20、…の構成につい
て図4を用いて説明する。図4は遅延回路20の概略構
成を示すブロック図である。
て図4を用いて説明する。図4は遅延回路20の概略構
成を示すブロック図である。
【0038】図示するように、遅延回路20は、インバ
ータ回路21−1(第1インバータ回路)、21−2
(第2インバータ回路)、振幅上限・下限リミット回路
22、電圧制御電流源23、差動帰還回路24−1(第
1差動帰還回路)、24−2(第2差動帰還回路)とを
備えている。
ータ回路21−1(第1インバータ回路)、21−2
(第2インバータ回路)、振幅上限・下限リミット回路
22、電圧制御電流源23、差動帰還回路24−1(第
1差動帰還回路)、24−2(第2差動帰還回路)とを
備えている。
【0039】インバータ回路21−1、21−2はそれ
ぞれ互いに逆相の関係にある入力ノード1、2の信号を
入力とし、該信号の反転信号を一定の遅延時間の後に出
力する。
ぞれ互いに逆相の関係にある入力ノード1、2の信号を
入力とし、該信号の反転信号を一定の遅延時間の後に出
力する。
【0040】振幅上限・下限リミット回路22は、イン
バータ回路21−1、21−2の出力する信号の振幅の
上限及び下限が、それぞれ振幅制御回路50が出力する
制御電圧VDP、VDNで定められた一定の範囲内に収
まるように制限し、出力ノード1、2よりそれぞれ出力
する。
バータ回路21−1、21−2の出力する信号の振幅の
上限及び下限が、それぞれ振幅制御回路50が出力する
制御電圧VDP、VDNで定められた一定の範囲内に収
まるように制限し、出力ノード1、2よりそれぞれ出力
する。
【0041】電圧制御電流源23は、発振制御回路40
が出力する制御電圧VP、VNによって制御され、イン
バータ回路21−1、21−2に電流を供給してインバ
ータ回路21−1、21−2の遅延時間を制御する。
が出力する制御電圧VP、VNによって制御され、イン
バータ回路21−1、21−2に電流を供給してインバ
ータ回路21−1、21−2の遅延時間を制御する。
【0042】差動帰還回路24−1、24−2は、入力
ノード1と出力ノード2、及び入力ノード2と出力ノー
ド1との電圧が常時同相、略同電位になるように制御す
る。すなわち、入力ノード1と入力ノード2、及び出力
ノード1と出力ノード2の電圧が180°位相のずれた
状態を維持するように制御している。上記インバータ回
路21−1、21−2は各々独立して動作しているた
め、相互に差動で動作させるためにこの差動帰還回路2
4−1、24−2が必要となる。
ノード1と出力ノード2、及び入力ノード2と出力ノー
ド1との電圧が常時同相、略同電位になるように制御す
る。すなわち、入力ノード1と入力ノード2、及び出力
ノード1と出力ノード2の電圧が180°位相のずれた
状態を維持するように制御している。上記インバータ回
路21−1、21−2は各々独立して動作しているた
め、相互に差動で動作させるためにこの差動帰還回路2
4−1、24−2が必要となる。
【0043】前記インバータ回路21−1、21−2の
構成、及び電圧制御電流源23との接続関係について図
5を用いて説明する。図5はインバータ回路及び電圧制
御電流源の回路図である。
構成、及び電圧制御電流源23との接続関係について図
5を用いて説明する。図5はインバータ回路及び電圧制
御電流源の回路図である。
【0044】図示するように、電圧制御電流源23は、
一端が電源電位VDDノードに接続され他端がインバー
タ回路21−1、21−2の電源端子に接続されて、制
御電圧VPにより決定される制御電流Icntを供給する
電流源回路23−1(第1電流源)と、一端がインバー
タ回路21−1、21−2の接地端子に接続され他端が
接地電位ノードに接続されて、制御電圧VNにより決定
される制御電流Icntを供給する電流源回路23−2
(第2電流源)である。
一端が電源電位VDDノードに接続され他端がインバー
タ回路21−1、21−2の電源端子に接続されて、制
御電圧VPにより決定される制御電流Icntを供給する
電流源回路23−1(第1電流源)と、一端がインバー
タ回路21−1、21−2の接地端子に接続され他端が
接地電位ノードに接続されて、制御電圧VNにより決定
される制御電流Icntを供給する電流源回路23−2
(第2電流源)である。
【0045】インバータ回路21−1は、ゲートが入力
ノード1に接続され、ソースが電流源回路23−1の他
端に接続されたpMOSトランジスタP10と、ゲート
が入力ノード1に接続され、ソースが電流源回路23−
2の一端に接続され、ドレインがpMOSトランジスタ
P10のドレインに接続されたnMOSトランジスタN
10とにより構成されており、pMOSトランジスタP
10のドレインとnMOSトランジスタN10のドレイ
ンとの接続ノードが出力ノード1となる。
ノード1に接続され、ソースが電流源回路23−1の他
端に接続されたpMOSトランジスタP10と、ゲート
が入力ノード1に接続され、ソースが電流源回路23−
2の一端に接続され、ドレインがpMOSトランジスタ
P10のドレインに接続されたnMOSトランジスタN
10とにより構成されており、pMOSトランジスタP
10のドレインとnMOSトランジスタN10のドレイ
ンとの接続ノードが出力ノード1となる。
【0046】またインバータ回路21−2は、ゲートが
入力ノード2に接続され、ソースが電流源回路23−1
の他端に接続されたpMOSトランジスタP11と、ゲ
ートが入力ノード2に接続され、ソースが電流源回路2
3−2の一端に接続され、ドレインがpMOSトランジ
スタP11のドレインに接続されたnMOSトランジス
タN11とにより構成されており、pMOSトランジス
タP11のドレインとnMOSトランジスタN11のド
レインとの接続ノードが出力ノード2となる。
入力ノード2に接続され、ソースが電流源回路23−1
の他端に接続されたpMOSトランジスタP11と、ゲ
ートが入力ノード2に接続され、ソースが電流源回路2
3−2の一端に接続され、ドレインがpMOSトランジ
スタP11のドレインに接続されたnMOSトランジス
タN11とにより構成されており、pMOSトランジス
タP11のドレインとnMOSトランジスタN11のド
レインとの接続ノードが出力ノード2となる。
【0047】このように、インバータ回路21−1、2
1−2は電流源回路23−1、23−2に挟まれた形で
電源電位VDD、接地電位GND間に設けられている。
そして各々のインバータ回路21−1、21−2には、
入力1と入力2が同電位時にIcnt/2の電流が供給さ
れる。
1−2は電流源回路23−1、23−2に挟まれた形で
電源電位VDD、接地電位GND間に設けられている。
そして各々のインバータ回路21−1、21−2には、
入力1と入力2が同電位時にIcnt/2の電流が供給さ
れる。
【0048】次に、上記電流源回路(電圧制御電流源2
3)23−1、23−2、振幅上限・下限リミット回路
22、及び差動帰還回路24−1、24−2を具体化し
た遅延回路20について図6を用いて説明する。
3)23−1、23−2、振幅上限・下限リミット回路
22、及び差動帰還回路24−1、24−2を具体化し
た遅延回路20について図6を用いて説明する。
【0049】図示するように、電流源回路23−1は、
ゲートに発振制御回路40の出力する制御電圧VPが印
加され、ソースが電源電位VDDノードに接続され、ド
レインがインバータ回路21−1、21−2のpMOS
トランジスタP10、P11のソースに接続されたpM
OSトランジスタP20であり、電流源回路23−2
は、ゲートに発振制御回路40の出力する制御電圧VN
が印加され、ソースが接地電位ノードに接続され、ドレ
インがインバータ回路21−1、21−2のnMOSト
ランジスタN10、N11のソースに接続されたnMO
SトランジスタN20である。
ゲートに発振制御回路40の出力する制御電圧VPが印
加され、ソースが電源電位VDDノードに接続され、ド
レインがインバータ回路21−1、21−2のpMOS
トランジスタP10、P11のソースに接続されたpM
OSトランジスタP20であり、電流源回路23−2
は、ゲートに発振制御回路40の出力する制御電圧VN
が印加され、ソースが接地電位ノードに接続され、ドレ
インがインバータ回路21−1、21−2のnMOSト
ランジスタN10、N11のソースに接続されたnMO
SトランジスタN20である。
【0050】差動帰還回路24−1は、ゲートが接地電
位ノードに接続され、ドレインがインバータ回路21−
1の入力ノードに接続され、ソースがインバータ回路2
1−2の出力ノードに接続されたpMOSトランジスタ
P60であり、差動帰還回路24−2は、ゲートが接地
電位ノードに接続され、ドレインがインバータ回路21
−2の入力ノードに接続され、ソースがインバータ回路
21−1の出力ノードに接続されたpMOSトランジス
タP61である。
位ノードに接続され、ドレインがインバータ回路21−
1の入力ノードに接続され、ソースがインバータ回路2
1−2の出力ノードに接続されたpMOSトランジスタ
P60であり、差動帰還回路24−2は、ゲートが接地
電位ノードに接続され、ドレインがインバータ回路21
−2の入力ノードに接続され、ソースがインバータ回路
21−1の出力ノードに接続されたpMOSトランジス
タP61である。
【0051】振幅上限・下限リミット回路22は、ゲー
トに振幅制御回路50の出力する制御電圧VDNが印加
され、ドレインが電源電位VDDノードに接続された2
つのnMOSトランジスタN30、N31と、ゲートに
振幅制御回路50の出力する制御電圧VDPが印加さ
れ、ドレインが接地電位ノードに接続され、ソースがn
MOSトランジスタN30、N31のソースにそれぞれ
接続された2つのpMOSトランジスタP30、P31
で構成されている。なお、nMOSトランジスタN31
のソースとpMOSトランジスタP31のソースとの接
続ノードは出力ノード1に接続され、nMOSトランジ
スタN30のソースとpMOSトランジスタP30のソ
ースとの接続ノードは出力ノード2に接続されている。
トに振幅制御回路50の出力する制御電圧VDNが印加
され、ドレインが電源電位VDDノードに接続された2
つのnMOSトランジスタN30、N31と、ゲートに
振幅制御回路50の出力する制御電圧VDPが印加さ
れ、ドレインが接地電位ノードに接続され、ソースがn
MOSトランジスタN30、N31のソースにそれぞれ
接続された2つのpMOSトランジスタP30、P31
で構成されている。なお、nMOSトランジスタN31
のソースとpMOSトランジスタP31のソースとの接
続ノードは出力ノード1に接続され、nMOSトランジ
スタN30のソースとpMOSトランジスタP30のソ
ースとの接続ノードは出力ノード2に接続されている。
【0052】次に、電圧制御電流源23を制御する制御
電圧VN及びVPを出力する発振制御回路40の具体的
な構成について図7を用いて説明する。
電圧VN及びVPを出力する発振制御回路40の具体的
な構成について図7を用いて説明する。
【0053】図示するように、発振制御回路40は、ゲ
ートに入力電圧Vinが印加され、ソースが接地電位ノー
ドに接続されたnMOSトランジスタN50と、ドレイ
ンがnMOSトランジスタN50のドレインに接続さ
れ、ゲートがnMOSトランジスタN50のドレイン及
び、コンデンサC10を介して電源電位VDDノードに
接続され、ソースが電源電位VDDノードに接続された
pMOSトランジスタP50と、ソースが電源電位VD
Dノードに接続され、ゲートがpMOSトランジスタP
50のゲートに接続されたpMOSトランジスタP51
と、ドレインがpMOSトランジスタP51のドレイン
に接続され、ゲートがpMOSトランジスタP51のド
レイン及び、コンデンサC11を介して接地電位ノード
に接続され、ソースが接地電位ノードに接続されたnM
OSトランジスタN52とから構成されている。
ートに入力電圧Vinが印加され、ソースが接地電位ノー
ドに接続されたnMOSトランジスタN50と、ドレイ
ンがnMOSトランジスタN50のドレインに接続さ
れ、ゲートがnMOSトランジスタN50のドレイン及
び、コンデンサC10を介して電源電位VDDノードに
接続され、ソースが電源電位VDDノードに接続された
pMOSトランジスタP50と、ソースが電源電位VD
Dノードに接続され、ゲートがpMOSトランジスタP
50のゲートに接続されたpMOSトランジスタP51
と、ドレインがpMOSトランジスタP51のドレイン
に接続され、ゲートがpMOSトランジスタP51のド
レイン及び、コンデンサC11を介して接地電位ノード
に接続され、ソースが接地電位ノードに接続されたnM
OSトランジスタN52とから構成されている。
【0054】そして、pMOSトランジスタP50のド
レインが制御電位VPノードとなり、nMOSトランジ
スタN51のドレインが制御電位VNノードとなる。
レインが制御電位VPノードとなり、nMOSトランジ
スタN51のドレインが制御電位VNノードとなる。
【0055】次に、上記振幅上限・下限リミット回路2
2を制御する制御電圧VDN及びVDPを生成する振幅
制御回路50の具体的な構成について図8を用いて説明
する。
2を制御する制御電圧VDN及びVDPを生成する振幅
制御回路50の具体的な構成について図8を用いて説明
する。
【0056】図示するように、振幅制御回路50は、一
端が電源電位VDDノードに接続された抵抗素子R10
と、ソースが抵抗素子R10の他端に接続され、ゲー
ト、ドレインが接地電位ノードに接続されたpMOSト
ランジスタP40と、一端が接地電位GNDノードに接
続された抵抗素子R11と、ソースが抵抗素子R11の
他端に接続され、ゲート、ドレインが電源電位VDDノ
ードに接続されたnMOSトランジスタN40とから構
成されている。
端が電源電位VDDノードに接続された抵抗素子R10
と、ソースが抵抗素子R10の他端に接続され、ゲー
ト、ドレインが接地電位ノードに接続されたpMOSト
ランジスタP40と、一端が接地電位GNDノードに接
続された抵抗素子R11と、ソースが抵抗素子R11の
他端に接続され、ゲート、ドレインが電源電位VDDノ
ードに接続されたnMOSトランジスタN40とから構
成されている。
【0057】そして、nMOSトランジスタN40のソ
ースと抵抗素子R11との接続ノードが制御電位VDN
ノードとなり、pMOSトランジスタP40のソースと
抵抗素子R10との接続ノードが制御電位VDPノード
となる。
ースと抵抗素子R11との接続ノードが制御電位VDN
ノードとなり、pMOSトランジスタP40のソースと
抵抗素子R10との接続ノードが制御電位VDPノード
となる。
【0058】上記図6乃至図8の各回路を用いて図3の
電圧制御発振回路を構成したときの回路図を図9に示
す。
電圧制御発振回路を構成したときの回路図を図9に示
す。
【0059】次に、図9に示した電圧制御発振回路10
の動作について説明する。ここで、各々の遅延回路2
0、20、…を単純なインバータと考え、この遅延回路
を5段設けたと仮定する。このように考えた際の遅延回
路の等価回路を図10に示す。図10の各インバータの
出力レベルの時間変化について図11(a)乃至(e)
を用いて説明する。図11(a)乃至(e)はそれぞれ
1段目乃至5段目のインバータの出力波形を示すタイム
チャートである。
の動作について説明する。ここで、各々の遅延回路2
0、20、…を単純なインバータと考え、この遅延回路
を5段設けたと仮定する。このように考えた際の遅延回
路の等価回路を図10に示す。図10の各インバータの
出力レベルの時間変化について図11(a)乃至(e)
を用いて説明する。図11(a)乃至(e)はそれぞれ
1段目乃至5段目のインバータの出力波形を示すタイム
チャートである。
【0060】まず、時刻t1でインバータ1が反転信号
を出力したとする。すると、時刻t1からΔtだけ遅れ
た時刻t2でインバータ2がインバータ1の出力の反転
信号を出力する。次にインバータ3は、時刻t2から更
にΔtだけ遅れた時刻t3でインバータ2の出力の反転
信号を出力する。更にインバータ4は、時刻t3から更
にΔtだけ遅れた時刻t4でインバータ3の出力の反転
信号を出力する。そして最終段のインバータ5は、時刻
t4からΔtだけ遅れた時刻t5でインバータ4の出力
の反転信号を出力する。すると、この時刻t5からΔt
だけ遅れた時刻t6でインバータ1は時刻t1以降の当
該出力の反転信号を出力する。
を出力したとする。すると、時刻t1からΔtだけ遅れ
た時刻t2でインバータ2がインバータ1の出力の反転
信号を出力する。次にインバータ3は、時刻t2から更
にΔtだけ遅れた時刻t3でインバータ2の出力の反転
信号を出力する。更にインバータ4は、時刻t3から更
にΔtだけ遅れた時刻t4でインバータ3の出力の反転
信号を出力する。そして最終段のインバータ5は、時刻
t4からΔtだけ遅れた時刻t5でインバータ4の出力
の反転信号を出力する。すると、この時刻t5からΔt
だけ遅れた時刻t6でインバータ1は時刻t1以降の当
該出力の反転信号を出力する。
【0061】すなわち、初段のインバータに入力された
信号が、n個(nは3以上の自然数で且つ奇数)のイン
バータを経て初段のインバータに戻ってくるのに必要な
時間Tは、各インバータでの遅延時間ΔtをTdelayと
すれば、T=n×Tdelayとなる。そしてこの時間T間
隔で各インバータは反転出力を繰り返す。すなわち、直
列接続されたn個のインバータの各々の繰り返し周波数
は1/2n・Tdelayとなる。
信号が、n個(nは3以上の自然数で且つ奇数)のイン
バータを経て初段のインバータに戻ってくるのに必要な
時間Tは、各インバータでの遅延時間ΔtをTdelayと
すれば、T=n×Tdelayとなる。そしてこの時間T間
隔で各インバータは反転出力を繰り返す。すなわち、直
列接続されたn個のインバータの各々の繰り返し周波数
は1/2n・Tdelayとなる。
【0062】図4に示す2つのインバータ回路21−
1、21−2を含む差動型の遅延回路20では、図12
(a)の波形図に示すように、それぞれのインバータ回
路21−1、21−2の出力が同期して、1/2n・T
delayの周期で互いに逆相で反転動作を繰り返す。この
遅延回路20の出力レベルは一定の基準電位1から、電
源電位VDDより低く且つ基準電位1よりも高い基準電
位2までの小振幅出力であるため、出力レベル変換回路
30において、図12(b)の波形図に示すように、接
地電位GNDから電源電位VDDまでのCMOSレベル
の振幅に変換する。この出力レベル変換回路30の出力
が電圧制御発振回路10の出力CKoutとなる。
1、21−2を含む差動型の遅延回路20では、図12
(a)の波形図に示すように、それぞれのインバータ回
路21−1、21−2の出力が同期して、1/2n・T
delayの周期で互いに逆相で反転動作を繰り返す。この
遅延回路20の出力レベルは一定の基準電位1から、電
源電位VDDより低く且つ基準電位1よりも高い基準電
位2までの小振幅出力であるため、出力レベル変換回路
30において、図12(b)の波形図に示すように、接
地電位GNDから電源電位VDDまでのCMOSレベル
の振幅に変換する。この出力レベル変換回路30の出力
が電圧制御発振回路10の出力CKoutとなる。
【0063】さて、上記電圧制御発振回路10の発振周
波数foscを決定するインバータ回路21−1、21−
2の遅延時間Tdelayを制御するのが電圧制御電流源2
3である。図5に示すように、電圧制御電流源23とな
る電流源回路23−1、23−2はそれぞれ制御電流I
cntを供給するが、インバータ回路21−1、21−2
が差動動作を行っているとすれば、それぞれのインバー
タ回路21−1、21−2に流れる電流値はIcnt/2
で等価になる。そして、インバータ回路21−1、21
−2を構成する各トランジスタが飽和領域で動作してい
るとすれば、各インバータ回路21−1、21−2の次
段のインバータ回路の入力容量Cinに対する電流利得g
mは制御電流Icntの平方根に比例する。遅延回路の遅延
時間Tdelayは入力容量Cinを充電または放電するのに
必要な時間によって決定されるが、その充放電に必要な
時間は電流利得gmに反比例するという特性がある。そ
の結果、遅延時間Tdelayは制御電流Icntの平方根に反
比例することになる。すなわち、制御電流Icntによっ
て遅延時間Tdelayが制御でき、それによって電圧制御
発振回路10の発振周波数foscが制御できる。
波数foscを決定するインバータ回路21−1、21−
2の遅延時間Tdelayを制御するのが電圧制御電流源2
3である。図5に示すように、電圧制御電流源23とな
る電流源回路23−1、23−2はそれぞれ制御電流I
cntを供給するが、インバータ回路21−1、21−2
が差動動作を行っているとすれば、それぞれのインバー
タ回路21−1、21−2に流れる電流値はIcnt/2
で等価になる。そして、インバータ回路21−1、21
−2を構成する各トランジスタが飽和領域で動作してい
るとすれば、各インバータ回路21−1、21−2の次
段のインバータ回路の入力容量Cinに対する電流利得g
mは制御電流Icntの平方根に比例する。遅延回路の遅延
時間Tdelayは入力容量Cinを充電または放電するのに
必要な時間によって決定されるが、その充放電に必要な
時間は電流利得gmに反比例するという特性がある。そ
の結果、遅延時間Tdelayは制御電流Icntの平方根に反
比例することになる。すなわち、制御電流Icntによっ
て遅延時間Tdelayが制御でき、それによって電圧制御
発振回路10の発振周波数foscが制御できる。
【0064】この制御電流Icntの値は制御電圧VP、
VNによって決定されるが、この制御電圧VP、VNを
制御するのが発振制御回路40である。
VNによって決定されるが、この制御電圧VP、VNを
制御するのが発振制御回路40である。
【0065】発振制御回路40(図7参照)には、外部
から電圧制御発振回路10の発振周波数foscを決める
ための入力電圧Vinが入力される。そして、発振制御回
路40はこの入力電圧Vinに基づいてpMOSトランジ
スタP20、nMOSトランジスタN20のゲートに印
加すべき制御電圧VP、VNを生成し、pMOSトラン
ジスタP20、nMOSトランジスタN20が供給する
電流が常に等しくなるように制御する。また、この制御
電圧VP、VNは、pMOSトランジスタP20、nM
OSトランジスタN20が供給する制御電流Icntが入
力電圧Vinの2乗に比例するように設定される。なぜな
ら前述の通り、遅延時間Tdelayは制御電流Icntの平方
根に比例する。よって、制御電流Icntを入力電圧Vin
の2乗に比例させることで、遅延時間Tdelayが入力電
圧Vinに反比例するようになる。その結果、発振周波数
foscは遅延時間Tdelayの逆数に比例するから、入力電
圧Vinに比例することになるからである。
から電圧制御発振回路10の発振周波数foscを決める
ための入力電圧Vinが入力される。そして、発振制御回
路40はこの入力電圧Vinに基づいてpMOSトランジ
スタP20、nMOSトランジスタN20のゲートに印
加すべき制御電圧VP、VNを生成し、pMOSトラン
ジスタP20、nMOSトランジスタN20が供給する
電流が常に等しくなるように制御する。また、この制御
電圧VP、VNは、pMOSトランジスタP20、nM
OSトランジスタN20が供給する制御電流Icntが入
力電圧Vinの2乗に比例するように設定される。なぜな
ら前述の通り、遅延時間Tdelayは制御電流Icntの平方
根に比例する。よって、制御電流Icntを入力電圧Vin
の2乗に比例させることで、遅延時間Tdelayが入力電
圧Vinに反比例するようになる。その結果、発振周波数
foscは遅延時間Tdelayの逆数に比例するから、入力電
圧Vinに比例することになるからである。
【0066】上記遅延時間に従って入力信号の反転信号
を出力する遅延回路のインバータ回路21−1、21−
2は、電流源回路23−1、23−2に挟まれる形で接
地電位及び電源電位VDDに接続されている。電流源回
路は理想的には無限大、現実にもかなり大きなインピー
ダンスを有している。そのため、インバータ回路21−
1、21−2の出力電圧は不安定で、一定に定まらない
という問題が発生する。また、図2(a)を用いて説明
したように、原則として発振信号はその振幅が電源電位
VDD及び接地電位GNDの間に収まるように設定され
ている。しかし、発振信号の発振周波数が非常に高くな
るような場合には、その振幅が電源電位VDD、または
接地電位GNDにまで達する場合がある。
を出力する遅延回路のインバータ回路21−1、21−
2は、電流源回路23−1、23−2に挟まれる形で接
地電位及び電源電位VDDに接続されている。電流源回
路は理想的には無限大、現実にもかなり大きなインピー
ダンスを有している。そのため、インバータ回路21−
1、21−2の出力電圧は不安定で、一定に定まらない
という問題が発生する。また、図2(a)を用いて説明
したように、原則として発振信号はその振幅が電源電位
VDD及び接地電位GNDの間に収まるように設定され
ている。しかし、発振信号の発振周波数が非常に高くな
るような場合には、その振幅が電源電位VDD、または
接地電位GNDにまで達する場合がある。
【0067】この問題を解決するために、インバータ回
路21−1、21−2の後段に振幅上限・下限リミット
回路22を設けている。この振幅上限・下限リミット回
路22の動作について図6を用いて説明する。
路21−1、21−2の後段に振幅上限・下限リミット
回路22を設けている。この振幅上限・下限リミット回
路22の動作について図6を用いて説明する。
【0068】振幅上限・下限リミット回路22におい
て、インバータ回路21−1、21−2の振幅の下限を
定めるnMOSトランジスタN30、N31のゲートに
は制御電圧VDNが入力され、振幅の上限を定めるpM
OSトランジスタP30、P31のゲートには制御電圧
VDPが入力されている。そして、制御電圧VDNがイ
ンバータ回路21−1、21−2の出力振幅の下限値を
制御し、制御電圧VDPが上限値を制御している。
て、インバータ回路21−1、21−2の振幅の下限を
定めるnMOSトランジスタN30、N31のゲートに
は制御電圧VDNが入力され、振幅の上限を定めるpM
OSトランジスタP30、P31のゲートには制御電圧
VDPが入力されている。そして、制御電圧VDNがイ
ンバータ回路21−1、21−2の出力振幅の下限値を
制御し、制御電圧VDPが上限値を制御している。
【0069】例えばインバータ回路21−1の出力電位
(pMOSトランジスタP31のソース電位)が高くな
り、pMOSトランジスタP31のゲート電位VDPと
ソース電位との間の電位差がpMOSトランジスタP3
1の閾値より高いレベルになると、pMOSトランジス
タP31は導通状態となる。すると、インバータ回路2
1−1の出力端子の電位はpMOSトランジスタP31
の抵抗分に依存して、ゲート・ソース間電圧VGS一定
となる。インバータ回路21−2の出力電位(pMOS
トランジスタP30のソース電位)が高くなった場合も
同様である。
(pMOSトランジスタP31のソース電位)が高くな
り、pMOSトランジスタP31のゲート電位VDPと
ソース電位との間の電位差がpMOSトランジスタP3
1の閾値より高いレベルになると、pMOSトランジス
タP31は導通状態となる。すると、インバータ回路2
1−1の出力端子の電位はpMOSトランジスタP31
の抵抗分に依存して、ゲート・ソース間電圧VGS一定
となる。インバータ回路21−2の出力電位(pMOS
トランジスタP30のソース電位)が高くなった場合も
同様である。
【0070】逆に、インバータ回路21−1の出力電位
(nMOSトランジスタN31のソース電位)が低くな
り、nMOSトランジスタN31のゲート電位VDNと
ソース電位との間の電位差が閾値より高いレベルになる
と、nMOSトランジスタN31は導通状態となる。す
ると、インバータ回路21−1の出力端子の電位はnM
OSトランジスタN31に依存することとなり、ゲート
・ソース間電圧をVGSとすれば、(VDN−VGS)
一定となる。インバータ回路21−2の出力電位(nM
OSトランジスタN30のソース電位)が低くなった場
合も同様である。
(nMOSトランジスタN31のソース電位)が低くな
り、nMOSトランジスタN31のゲート電位VDNと
ソース電位との間の電位差が閾値より高いレベルになる
と、nMOSトランジスタN31は導通状態となる。す
ると、インバータ回路21−1の出力端子の電位はnM
OSトランジスタN31に依存することとなり、ゲート
・ソース間電圧をVGSとすれば、(VDN−VGS)
一定となる。インバータ回路21−2の出力電位(nM
OSトランジスタN30のソース電位)が低くなった場
合も同様である。
【0071】上記振幅上限・下限リミット回路22の制
御電圧VDN、VDPを供給する振幅制御回路50は、
pMOSトランジスタP40、pMOSトランジスタN
40の電圧電流特性と、抵抗素子R10とR11の抵抗
値に基づいて、制御電圧VDN、VDPを設定する。
御電圧VDN、VDPを供給する振幅制御回路50は、
pMOSトランジスタP40、pMOSトランジスタN
40の電圧電流特性と、抵抗素子R10とR11の抵抗
値に基づいて、制御電圧VDN、VDPを設定する。
【0072】次に差動帰還回路24−1、24−2の動
作について説明する(図6参照)。例えばインバータ回
路21−1の入力ノード1の電位がインバータ回路21
−2の出力ノード2の電位より高くなった場合を考え
る。すると、pMOSトランジスタP61は、ゲートが
接地電位ノードに接続されており十分に低い電位にある
ため常にオン状態であり、インバータ回路21−1の入
力ノードからインバータ回路21−2の出力ノードへ電
流が流れ込む。すなわち、双方のノードが略同電位とな
るような帰還が働く。pMOSトランジスタP60も同
様である。その結果、インバータ回路21−1、21−
2の入出力状態は相互に反転状態を保持するように制御
される。なお、pMOSトランジスタP60、P61の
ゲートは接地電位に接続されているが、接地電位に限ら
ず、確実にオン状態を確保できるような低電位のノード
に接続しておくことが望ましい。勿論、pMOSトラン
ジスタに限らず、nMOSトランジスタによって構成し
ても構わない。
作について説明する(図6参照)。例えばインバータ回
路21−1の入力ノード1の電位がインバータ回路21
−2の出力ノード2の電位より高くなった場合を考え
る。すると、pMOSトランジスタP61は、ゲートが
接地電位ノードに接続されており十分に低い電位にある
ため常にオン状態であり、インバータ回路21−1の入
力ノードからインバータ回路21−2の出力ノードへ電
流が流れ込む。すなわち、双方のノードが略同電位とな
るような帰還が働く。pMOSトランジスタP60も同
様である。その結果、インバータ回路21−1、21−
2の入出力状態は相互に反転状態を保持するように制御
される。なお、pMOSトランジスタP60、P61の
ゲートは接地電位に接続されているが、接地電位に限ら
ず、確実にオン状態を確保できるような低電位のノード
に接続しておくことが望ましい。勿論、pMOSトラン
ジスタに限らず、nMOSトランジスタによって構成し
ても構わない。
【0073】上記のような構成の電圧制御発振回路によ
れば、次のような効果を得ることが出来る。
れば、次のような効果を得ることが出来る。
【0074】(1)遅延回路20を電流源回路23−
1、23−2で挟み込んだ構成にしたことによる効果。
1、23−2で挟み込んだ構成にしたことによる効果。
【0075】前述の通り電流源回路は理想的に無限大の
出力インピーダンスを有している。インバータ回路21
−1、21−2は、この電流源回路23−1、23−2
を介して電源電位VDD、接地電位に接続されているた
め、電源系のノイズに殆ど影響を受けずにすむ。そのた
め、電圧制御発振回路の動作信頼性が向上できる。
出力インピーダンスを有している。インバータ回路21
−1、21−2は、この電流源回路23−1、23−2
を介して電源電位VDD、接地電位に接続されているた
め、電源系のノイズに殆ど影響を受けずにすむ。そのた
め、電圧制御発振回路の動作信頼性が向上できる。
【0076】(2)振幅上限・下限リミット回路を設け
たことによる効果。
たことによる効果。
【0077】(1)のように出力インピーダンスが理想
的には無限大である電流源回路23−1、23−2を設
けたことで、インバータ回路21−1、21−2の出力
電圧が不安定になる問題が発生する。しかし、インバー
タ回路21−1、21−2の後段に振幅上限・下限リミ
ット回路を有することで、インバータ回路21−1、2
1−2の出力を常時安定させることが可能である。ま
た、発振周波数が高くなった場合でも、発振信号の電圧
レベルが電源電位、または接地電位に達することを防止
でき、ノイズに影響を受けないクロックの生成が可能と
なる。
的には無限大である電流源回路23−1、23−2を設
けたことで、インバータ回路21−1、21−2の出力
電圧が不安定になる問題が発生する。しかし、インバー
タ回路21−1、21−2の後段に振幅上限・下限リミ
ット回路を有することで、インバータ回路21−1、2
1−2の出力を常時安定させることが可能である。ま
た、発振周波数が高くなった場合でも、発振信号の電圧
レベルが電源電位、または接地電位に達することを防止
でき、ノイズに影響を受けないクロックの生成が可能と
なる。
【0078】また、本実施形態では電流源回路をMOS
トランジスタによって構成している。電源ノイズの混入
を抑制するために電流源回路が高出力インピーダンスを
維持するためには、電流源回路を構成するMOSトラン
ジスタが飽和領域動作をする必要がある。例えば、イン
バータ回路21−1の出力電位が高くなり、pMOSト
ランジスタP20のドレイン・ソース間電圧が低くなる
と、pMOSトランジスタP20の動作領域は飽和領域
から線形領域に移る。線形領域で動作するMOSトラン
ジスタの出力インピーダンスは非常に小さいため、イン
バータ回路21−1、21−2はpMOSトランジスタ
P20を介して電源系ノイズの影響を受けやすくなる。
接地電位についても同様のことが言える。
トランジスタによって構成している。電源ノイズの混入
を抑制するために電流源回路が高出力インピーダンスを
維持するためには、電流源回路を構成するMOSトラン
ジスタが飽和領域動作をする必要がある。例えば、イン
バータ回路21−1の出力電位が高くなり、pMOSト
ランジスタP20のドレイン・ソース間電圧が低くなる
と、pMOSトランジスタP20の動作領域は飽和領域
から線形領域に移る。線形領域で動作するMOSトラン
ジスタの出力インピーダンスは非常に小さいため、イン
バータ回路21−1、21−2はpMOSトランジスタ
P20を介して電源系ノイズの影響を受けやすくなる。
接地電位についても同様のことが言える。
【0079】しかし、本実施形態のように振幅上限・下
限リミット回路によりインバータ回路21−1、21−
2の振幅を一定の範囲内に抑えることで、pMOSトラ
ンジスタP20、N20において高出力インピーダンス
を有する飽和領域動作を維持させることが出来る。
限リミット回路によりインバータ回路21−1、21−
2の振幅を一定の範囲内に抑えることで、pMOSトラ
ンジスタP20、N20において高出力インピーダンス
を有する飽和領域動作を維持させることが出来る。
【0080】(3)振幅制御回路を設けたことによる効
果。
果。
【0081】振幅制御回路50は上記振幅上限・下限リ
ミット回路に制御電位VDN、VDPを供給するもので
あるが、図8のような構成を用いることで次のような効
果が得られる。
ミット回路に制御電位VDN、VDPを供給するもので
あるが、図8のような構成を用いることで次のような効
果が得られる。
【0082】ここではインバータ回路21−2の入力が
立ち上がる際の出力ノードの電位変化に着目し、図13
を用いて上記効果について説明する。図13はインバー
タ回路21−2と振幅上限・下限リミット回路22の一
部を示す回路図である。
立ち上がる際の出力ノードの電位変化に着目し、図13
を用いて上記効果について説明する。図13はインバー
タ回路21−2と振幅上限・下限リミット回路22の一
部を示す回路図である。
【0083】インバータ回路21−2の出力ノードの電
位の立ち上がりに要する時間は、次段のインバータ回路
の入力容量Cinを充電する速さに依存する。インバータ
回路21−2の出力電位をVoとすれば、Vo<VDP+
Vth(VthはpMOSトランジスタの閾値電圧)の条件
を満足するほどに出力振幅が小さい場合にはpMOSト
ランジスタP30はオフ状態である。
位の立ち上がりに要する時間は、次段のインバータ回路
の入力容量Cinを充電する速さに依存する。インバータ
回路21−2の出力電位をVoとすれば、Vo<VDP+
Vth(VthはpMOSトランジスタの閾値電圧)の条件
を満足するほどに出力振幅が小さい場合にはpMOSト
ランジスタP30はオフ状態である。
【0084】次に出力振幅が大きくなり、Vo>VDP
+Vthの条件が満足されて、pMOSトランジスタP3
0がオン状態となった場合を考える。オン状態において
更にVoが大きくなると、入力容量Cinを充電していた
大部分の電流IpがpMOSトランジスタP30に流れ
込み始め、充電電流Ichargeは小さくなり、結果的に遅
延時間Tdelayが長くなる。一方、制御電位VDPが大
きくなれば電流利得gmが大きくなり、遅延時間Tdelay
が小さくなる。
+Vthの条件が満足されて、pMOSトランジスタP3
0がオン状態となった場合を考える。オン状態において
更にVoが大きくなると、入力容量Cinを充電していた
大部分の電流IpがpMOSトランジスタP30に流れ
込み始め、充電電流Ichargeは小さくなり、結果的に遅
延時間Tdelayが長くなる。一方、制御電位VDPが大
きくなれば電流利得gmが大きくなり、遅延時間Tdelay
が小さくなる。
【0085】これは次のような効果に結びつく。例えば
周囲温度が上昇したことを考える。遅延回路では、温度
が上昇するとトランジスタの電流利得gmは一般的に低
下するため充電電流が小さくなって、遅延時間Tdelay
は長くなる。
周囲温度が上昇したことを考える。遅延回路では、温度
が上昇するとトランジスタの電流利得gmは一般的に低
下するため充電電流が小さくなって、遅延時間Tdelay
は長くなる。
【0086】一方で振幅制御回路でも、温度が上昇する
とトランジスタの電流利得gmが低下するため、図8に
おけるpMOSトランジスタP40の電流供給量が減少
する。すると、抵抗素子R10での電圧降下量が減少す
るので制御電位VDPが上昇する。前述のように、この
制御電圧VDPの上昇は遅延時間Tdelayの低下に繋が
るものであるすなわち温度の上昇は個々の遅延回路内に
おいて遅延時間Tdelayを大きくする方向に寄与する
が、振幅制御回路では制御電圧VDPを上昇させる方向
に寄与する。その結果、個々の遅延回路における遅延時
間Tdelayの増加を、制御電圧VDPの上昇による遅延
時間Tdelayの低下により相殺させることになって、温
度による遅延時間の変化を抑制することが可能となる。
とトランジスタの電流利得gmが低下するため、図8に
おけるpMOSトランジスタP40の電流供給量が減少
する。すると、抵抗素子R10での電圧降下量が減少す
るので制御電位VDPが上昇する。前述のように、この
制御電圧VDPの上昇は遅延時間Tdelayの低下に繋が
るものであるすなわち温度の上昇は個々の遅延回路内に
おいて遅延時間Tdelayを大きくする方向に寄与する
が、振幅制御回路では制御電圧VDPを上昇させる方向
に寄与する。その結果、個々の遅延回路における遅延時
間Tdelayの増加を、制御電圧VDPの上昇による遅延
時間Tdelayの低下により相殺させることになって、温
度による遅延時間の変化を抑制することが可能となる。
【0087】(4)発振制御回路の効果。
【0088】また、インバータ回路21−1、21−2
へのノイズの混入を電流源回路23−1、23−2で防
止しているが、当然ながら電流源回路23−1、23−
2を制御する制御電圧VN、VPについてもノイズの影
響を考慮する必要がある。上記実施形態における発振制
御回路40では、pMOSトランジスタP50、P51
のゲートと電源電位VDDノードとの間にコンデンサC
10を設けている(図7参照)。これは、例えば電源電
位VDDノードに電源ノイズが混入した場合に、その電
源ノイズと同相の電位変化を制御電位VPノードにも発
生させるためである。その結果、電源電位VDDと制御
電位VPとのノード間における電位差はノイズによる影
響を受け難くなる。
へのノイズの混入を電流源回路23−1、23−2で防
止しているが、当然ながら電流源回路23−1、23−
2を制御する制御電圧VN、VPについてもノイズの影
響を考慮する必要がある。上記実施形態における発振制
御回路40では、pMOSトランジスタP50、P51
のゲートと電源電位VDDノードとの間にコンデンサC
10を設けている(図7参照)。これは、例えば電源電
位VDDノードに電源ノイズが混入した場合に、その電
源ノイズと同相の電位変化を制御電位VPノードにも発
生させるためである。その結果、電源電位VDDと制御
電位VPとのノード間における電位差はノイズによる影
響を受け難くなる。
【0089】同様に、nMOSトランジスタN50、N
51のゲートと接地電位ノードとの間にもコンデンサC
11を設けている。これも接地電位ノードに電源ノイズ
が混入した場合に、接地電位と制御電位VNとの間の電
位差がノイズの影響を受け難くするために設けている。
そのため、電流源回路23−1、23−2となるpMO
SトランジスタP20、nMOSトランジスタN20は
安定した電流を供給すること可能となる。
51のゲートと接地電位ノードとの間にもコンデンサC
11を設けている。これも接地電位ノードに電源ノイズ
が混入した場合に、接地電位と制御電位VNとの間の電
位差がノイズの影響を受け難くするために設けている。
そのため、電流源回路23−1、23−2となるpMO
SトランジスタP20、nMOSトランジスタN20は
安定した電流を供給すること可能となる。
【0090】(5)本電圧制御発振回路をPLL(Phas
e Locked Loop)に適用した際の効果。
e Locked Loop)に適用した際の効果。
【0091】更に、この電圧制御発振回路を用いてPL
Lを構成した場合にはまた別の効果が得られる。まず、
電圧制御発振回路の発振周波数が入力電圧に比例するた
めに発振制御回路の入力電圧VinによらずPLLのルー
プ特性が一定となり、PLLの出力周波数を安定化させ
ることが容易となる。
Lを構成した場合にはまた別の効果が得られる。まず、
電圧制御発振回路の発振周波数が入力電圧に比例するた
めに発振制御回路の入力電圧VinによらずPLLのルー
プ特性が一定となり、PLLの出力周波数を安定化させ
ることが容易となる。
【0092】次に、PLLの構成においては電圧制御発
振回路の前段には通常ループフィルタを設けている。す
なわち、電圧制御発振回路の入力電圧Vinが入力される
ノードと接地電位との間にコンデンサが存在する。この
コンデンサは比較的容量の大きなものが用いられるた
め、高周波帯域ではインピーダンスが低く、入力電圧V
inノードは電源系ノイズの影響を大きく受ける。本発振
制御回路では、入力電圧を電流に変換するnMOSトラ
ンジスタN50はゲートに入力電圧Vinが入力され、ソ
ースが接地電位に接続されている。そのため、ノイズが
混入しても入力電圧Vinと接地電位との間の電位差は変
わらないので、ドレイン電流は安定であり、制御電圧V
P、VNも安定な電圧値として供給することが出来る。
振回路の前段には通常ループフィルタを設けている。す
なわち、電圧制御発振回路の入力電圧Vinが入力される
ノードと接地電位との間にコンデンサが存在する。この
コンデンサは比較的容量の大きなものが用いられるた
め、高周波帯域ではインピーダンスが低く、入力電圧V
inノードは電源系ノイズの影響を大きく受ける。本発振
制御回路では、入力電圧を電流に変換するnMOSトラ
ンジスタN50はゲートに入力電圧Vinが入力され、ソ
ースが接地電位に接続されている。そのため、ノイズが
混入しても入力電圧Vinと接地電位との間の電位差は変
わらないので、ドレイン電流は安定であり、制御電圧V
P、VNも安定な電圧値として供給することが出来る。
【0093】上記(1)乃至(4)の効果をノイズ対策
の観点から再言すれば、(ア)遅延回路内のインバータ
回路を、出力インピーダンスの非常に大きな電流源回路
を介して電源電位VDD、接地電位に接続し、(イ)上
記電流源回路の電流量を制御する制御電位が電源電位V
DD及び接地電位と連動して変化させることにより、両
者の間の電位差を一定に保持し、(ウ)遅延回路を、差
動動作を行う2つのインバータ回路で構成する、という
ことにより、電圧制御発振回路のノイズに対する安定動
作を実現している。
の観点から再言すれば、(ア)遅延回路内のインバータ
回路を、出力インピーダンスの非常に大きな電流源回路
を介して電源電位VDD、接地電位に接続し、(イ)上
記電流源回路の電流量を制御する制御電位が電源電位V
DD及び接地電位と連動して変化させることにより、両
者の間の電位差を一定に保持し、(ウ)遅延回路を、差
動動作を行う2つのインバータ回路で構成する、という
ことにより、電圧制御発振回路のノイズに対する安定動
作を実現している。
【0094】図14は本実施形態の変形例に係る電圧制
御発振回路の回路図である。図示するように本電圧制御
発振回路10では、電流源回路23−1、23−2を全
ての遅延回路20、20、…について共通にしている。
このような構成を用いても、上記実施形態と同様の効果
が得られる。
御発振回路の回路図である。図示するように本電圧制御
発振回路10では、電流源回路23−1、23−2を全
ての遅延回路20、20、…について共通にしている。
このような構成を用いても、上記実施形態と同様の効果
が得られる。
【0095】次にこの発明の第2の実施形態に係る遅延
回路及び電圧制御発振回路について、図15を用いて説
明する。図15は電圧制御発振回路の回路図である。本
実施形態は、第1の実施形態において遅延回路の数を偶
数個にしたものである。
回路及び電圧制御発振回路について、図15を用いて説
明する。図15は電圧制御発振回路の回路図である。本
実施形態は、第1の実施形態において遅延回路の数を偶
数個にしたものである。
【0096】図示するように、偶数個の遅延回路で発振
回路を実現するために、最終段の遅延回路の出力ノード
1を初段の遅延回路の入力ノード2に接続し、最終段の
遅延回路の出力ノード2を初段の遅延回路の入力ノード
1に接続している。
回路を実現するために、最終段の遅延回路の出力ノード
1を初段の遅延回路の入力ノード2に接続し、最終段の
遅延回路の出力ノード2を初段の遅延回路の入力ノード
1に接続している。
【0097】このような遅延回路の接続を行うことで、
第1の実施形態と同様の動作を実現でき、また同様の効
果を得ることが出来る。
第1の実施形態と同様の動作を実現でき、また同様の効
果を得ることが出来る。
【0098】なお本発明に係る電圧制御発振回路は、上
記第1、第2の実施形態で説明した回路構成に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。そこで、上
記第1、第2の実施形態の変形例として、各回路構成の
他の具体例について図面を用いて説明する。
記第1、第2の実施形態で説明した回路構成に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。そこで、上
記第1、第2の実施形態の変形例として、各回路構成の
他の具体例について図面を用いて説明する。
【0099】図16は遅延回路20の変形例について示
す回路図である。図示するように、本遅延回路20では
差動帰還回路24−1、24−2を、それぞれ抵抗素子
R20、R21により実現している。このように抵抗素
子を用いることによっても、インバータ回路21−1、
21−2の差動動作を保証することが出来る。すなわ
ち、差動帰還回路24−1、24−2は、インバータ回
路21−1の入力ノードとインバータ回路21−2の2
1−2の出力ノード、そしてインバータ回路21−1の
出力ノードとインバータ回路21−2の入力ノードとを
同相、同電位とする事が出来るものであれば限定される
ものではない。
す回路図である。図示するように、本遅延回路20では
差動帰還回路24−1、24−2を、それぞれ抵抗素子
R20、R21により実現している。このように抵抗素
子を用いることによっても、インバータ回路21−1、
21−2の差動動作を保証することが出来る。すなわ
ち、差動帰還回路24−1、24−2は、インバータ回
路21−1の入力ノードとインバータ回路21−2の2
1−2の出力ノード、そしてインバータ回路21−1の
出力ノードとインバータ回路21−2の入力ノードとを
同相、同電位とする事が出来るものであれば限定される
ものではない。
【0100】また図17は発振制御回路40の変形例に
ついて示す回路図である。図示するように発振制御回路
40のコンデンサC10を、ソース、ドレインを短絡し
たpMOSトランジスタP52に置き換えている。そし
て、このpMOSトランジスタP52を、ソース、ドレ
インを短絡したノードを一方の電極、ゲートを他方の電
極とする容量素子として機能させている。コンデンサC
11についても同様に、ソース、ドレインを短絡したn
MOSトランジスタN52に置き換えている。すなわ
ち、図7に示すコンデンサC10、C11は、容量性の
インピーダンスを有する素子等、直流成分をカットしつ
つノイズ等の交流成分を通すものであれば限定されるも
のではない。
ついて示す回路図である。図示するように発振制御回路
40のコンデンサC10を、ソース、ドレインを短絡し
たpMOSトランジスタP52に置き換えている。そし
て、このpMOSトランジスタP52を、ソース、ドレ
インを短絡したノードを一方の電極、ゲートを他方の電
極とする容量素子として機能させている。コンデンサC
11についても同様に、ソース、ドレインを短絡したn
MOSトランジスタN52に置き換えている。すなわ
ち、図7に示すコンデンサC10、C11は、容量性の
インピーダンスを有する素子等、直流成分をカットしつ
つノイズ等の交流成分を通すものであれば限定されるも
のではない。
【0101】更に図18は振幅制御回路50の第1の変
形例について示す回路図である。図示するように、電源
電位VDDノードと抵抗素子R10との間にpMOSト
ランジスタP41を、抵抗素子R11と接地電位との間
にnMOSトランジスタN41を設けている。そして、
pMOSトランジスタP41についてはソースを電源電
位VDDノードに接続し、ゲート、ドレインを抵抗素子
R10の一端に接続し、nMOSトランジスタN41に
ついてはソースを接地電位GNDノードに接続し、ゲー
ト、ドレインを抵抗素子R11の一端に接続している。
このような構成とすることで抵抗素子R10、R11の
抵抗値、すなわち抵抗素子R10、R11のサイズを小
さくできるため、製造コストを削減できる。
形例について示す回路図である。図示するように、電源
電位VDDノードと抵抗素子R10との間にpMOSト
ランジスタP41を、抵抗素子R11と接地電位との間
にnMOSトランジスタN41を設けている。そして、
pMOSトランジスタP41についてはソースを電源電
位VDDノードに接続し、ゲート、ドレインを抵抗素子
R10の一端に接続し、nMOSトランジスタN41に
ついてはソースを接地電位GNDノードに接続し、ゲー
ト、ドレインを抵抗素子R11の一端に接続している。
このような構成とすることで抵抗素子R10、R11の
抵抗値、すなわち抵抗素子R10、R11のサイズを小
さくできるため、製造コストを削減できる。
【0102】また、図19は振幅制御回路50の第2の
変形例について示す回路図である。図示するように振幅
制御回路50は、定電流源回路70と、定電流源回路7
0の出力ノードにゲートが接続され、ソースが接地電位
GNDノードに接続されたnMOSトランジスタN42
と、nMOSトランジスタN42のドレインに一端が接
続され、他端が電源電位VDDノードに接続された抵抗
素子R10と、定電流源回路70の出力ノードにゲート
が接続され、ソースが電源電位VDDノードに接続され
たpMOSトランジスタP42と、pMOSトランジス
タP42のドレインに一端が接続され、他端が接地電位
GNDノードに接続された抵抗素子R11とを備えてい
る。そして、nMOSトランジスタN42のドレインと
抵抗素子R10との接続ノードが制御電位VDNノード
となり、pMOSトランジスタP42のドレインと抵抗
素子R11との接続ノードが制御電位VDPノードとな
る。
変形例について示す回路図である。図示するように振幅
制御回路50は、定電流源回路70と、定電流源回路7
0の出力ノードにゲートが接続され、ソースが接地電位
GNDノードに接続されたnMOSトランジスタN42
と、nMOSトランジスタN42のドレインに一端が接
続され、他端が電源電位VDDノードに接続された抵抗
素子R10と、定電流源回路70の出力ノードにゲート
が接続され、ソースが電源電位VDDノードに接続され
たpMOSトランジスタP42と、pMOSトランジス
タP42のドレインに一端が接続され、他端が接地電位
GNDノードに接続された抵抗素子R11とを備えてい
る。そして、nMOSトランジスタN42のドレインと
抵抗素子R10との接続ノードが制御電位VDNノード
となり、pMOSトランジスタP42のドレインと抵抗
素子R11との接続ノードが制御電位VDPノードとな
る。
【0103】図20は、上記振幅制御回路50において
定電流源回路70を具体化した回路図である。図示する
ように定電流源回路70は、ソースが電源電位VDDノ
ードに接続されたpMOSトランジスタP70と、一端
がpMOSトランジスタP70のドレインに接続された
抵抗素子R70と、ゲートがpMOSトランジスタP7
0のドレインと抵抗素子R70との接続ノードに接続さ
れ、ドレインが抵抗素子R70の他端に接続され、ソー
スが接地電位ノードに接続されたnMOSトランジスタ
N70と、ゲートがpMOSトランジスタP70のゲー
トに接続され、ソースが電源電位VDDノードに接続さ
れ、ドレインがゲートに接続されたpMOSトランジス
タP71と、ゲートがnMOSトランジスタN70のド
レインに接続され、ドレインがpMOSトランジスタP
71のドレインに接続され、ソースが接地電位ノードに
接続されたnMOSトランジスタN71とを備えてい
る。そして、pMOSトランジスタP71のドレイン電
位ノードが当該定電流源回路70の一方の出力ノードと
なり、pMOSトランジスタP42のゲートに接続され
ている。また、nMOSトランジスタN71のゲート電
位ノードが他方の出力ノードとなり、nMOSトランジ
スタN42のゲートに接続されている。
定電流源回路70を具体化した回路図である。図示する
ように定電流源回路70は、ソースが電源電位VDDノ
ードに接続されたpMOSトランジスタP70と、一端
がpMOSトランジスタP70のドレインに接続された
抵抗素子R70と、ゲートがpMOSトランジスタP7
0のドレインと抵抗素子R70との接続ノードに接続さ
れ、ドレインが抵抗素子R70の他端に接続され、ソー
スが接地電位ノードに接続されたnMOSトランジスタ
N70と、ゲートがpMOSトランジスタP70のゲー
トに接続され、ソースが電源電位VDDノードに接続さ
れ、ドレインがゲートに接続されたpMOSトランジス
タP71と、ゲートがnMOSトランジスタN70のド
レインに接続され、ドレインがpMOSトランジスタP
71のドレインに接続され、ソースが接地電位ノードに
接続されたnMOSトランジスタN71とを備えてい
る。そして、pMOSトランジスタP71のドレイン電
位ノードが当該定電流源回路70の一方の出力ノードと
なり、pMOSトランジスタP42のゲートに接続され
ている。また、nMOSトランジスタN71のゲート電
位ノードが他方の出力ノードとなり、nMOSトランジ
スタN42のゲートに接続されている。
【0104】上記のように定電流源回路70は自己バイ
アス型のバイアス回路であり、本回路が生成する電流値
Ibは温度が高くなると増大し、温度が低下すると減少
するという特性を有している。この電流Ibはカレント
ミラーによって抵抗素子R10、R11へ供給される。
そして、電源電位VDDから抵抗素子R10での電圧降
下分を差し引いた電位が制御電位VDNとなり、接地電
位GNDから抵抗素子R11での電圧降下分を足しあわ
せた電位が制御電位VDPとなる。前述の通り定電流源
回路70が供給する電流値Ibは温度に比例して変化す
る。例えば温度が上昇すればIbは増加する。すると抵
抗素子R10、R11での電圧降下量も増加するため、
制御電位VDNは低下し、制御電位VDPは上昇する。
制御電位VDNの低下及びVDPの上昇は、遅延回路の
振幅の増大に寄与するため遅延時間は小さくなる。その
結果、温度の上昇による遅延回路自身の動作速度の低下
が制御電位VDN、VDPにより補償され、温度による
遅延時間の変化を抑制できる。本振幅制御回路の構成に
よれば、定電流源回路70の動作が温度変化に対して高
い感度を有しているため、逆に遅延時間の動作の温度変
化に対する感度を低下させる、すなわち遅延時間の温度
依存性を無くすことが出来、遅延時間を温度に対して安
定させることが出来る。
アス型のバイアス回路であり、本回路が生成する電流値
Ibは温度が高くなると増大し、温度が低下すると減少
するという特性を有している。この電流Ibはカレント
ミラーによって抵抗素子R10、R11へ供給される。
そして、電源電位VDDから抵抗素子R10での電圧降
下分を差し引いた電位が制御電位VDNとなり、接地電
位GNDから抵抗素子R11での電圧降下分を足しあわ
せた電位が制御電位VDPとなる。前述の通り定電流源
回路70が供給する電流値Ibは温度に比例して変化す
る。例えば温度が上昇すればIbは増加する。すると抵
抗素子R10、R11での電圧降下量も増加するため、
制御電位VDNは低下し、制御電位VDPは上昇する。
制御電位VDNの低下及びVDPの上昇は、遅延回路の
振幅の増大に寄与するため遅延時間は小さくなる。その
結果、温度の上昇による遅延回路自身の動作速度の低下
が制御電位VDN、VDPにより補償され、温度による
遅延時間の変化を抑制できる。本振幅制御回路の構成に
よれば、定電流源回路70の動作が温度変化に対して高
い感度を有しているため、逆に遅延時間の動作の温度変
化に対する感度を低下させる、すなわち遅延時間の温度
依存性を無くすことが出来、遅延時間を温度に対して安
定させることが出来る。
【0105】また、図1における発振部5は、上記実施
形態で説明したような複数段の遅延回路によって構成さ
れるものに限られるものではなく、例えばマルチバイブ
レータを用いた発振回路であっても良い。図21(a)
はマルチバイブレータタイプの発振回路を備える発振部
5を用いた場合における、電流源3、4との接続関係と
共に発振部5の回路図を示しており、図21(b)は本
発振部5が出力する発振信号の波形図である。図示する
ように発振部5は、一端が電流源3に接続されたスイッ
チSW1と、一端がスイッチSW1の他端に接続され、
他端が電流源4に接続されたスイッチSW2と、スイッ
チSW1とSW2との接続ノードと接地電位GNDノー
ドとの間に設けられたコンデンサC80と、反転入力端
子がスイッチSW1とSW2との接続ノードに接続さ
れ、正転入力端子に基準電圧VH、VL(VDD>VH
>VL>GND)がそれぞれ印加された比較器80、8
1と、この比較器80、81の出力を入力とするR/S
フリップフロップ82とを備えており、R/Sフリップ
フロップ82の出力信号によって、スイッチSW1、S
W2とを制御することで発振信号を生成する。R/Sフ
リップフロップ82は一方の入力ノードが比較器80の
出力ノードに接続されたNORゲート83と、一方の入
力ノードが比較器81の出力ノードに接続され、他方の
入力ノードがNORゲート83の出力ノードに接続さ
れ、出力ノードがNORゲート83の他方の入力ノード
に接続されたNORゲート84とを有する構造となって
いる。スイッチSW2、SW1は、その入力信号がHレ
ベルの際にオン状態、Lレベルの際にオフ状態となる。
このスイッチSW1、SW2を制御する入力信号はR/
Sフリップの出力信号であるが、スイッチSW2にはR
/Sフリップフロップの出力信号がそのまま入力され、
スイッチSW1にはインバータ85を介してその反転信
号が入力される。そのため、スイッチSW1、SW2は
常にどちらか一方がオン状態となっている。
形態で説明したような複数段の遅延回路によって構成さ
れるものに限られるものではなく、例えばマルチバイブ
レータを用いた発振回路であっても良い。図21(a)
はマルチバイブレータタイプの発振回路を備える発振部
5を用いた場合における、電流源3、4との接続関係と
共に発振部5の回路図を示しており、図21(b)は本
発振部5が出力する発振信号の波形図である。図示する
ように発振部5は、一端が電流源3に接続されたスイッ
チSW1と、一端がスイッチSW1の他端に接続され、
他端が電流源4に接続されたスイッチSW2と、スイッ
チSW1とSW2との接続ノードと接地電位GNDノー
ドとの間に設けられたコンデンサC80と、反転入力端
子がスイッチSW1とSW2との接続ノードに接続さ
れ、正転入力端子に基準電圧VH、VL(VDD>VH
>VL>GND)がそれぞれ印加された比較器80、8
1と、この比較器80、81の出力を入力とするR/S
フリップフロップ82とを備えており、R/Sフリップ
フロップ82の出力信号によって、スイッチSW1、S
W2とを制御することで発振信号を生成する。R/Sフ
リップフロップ82は一方の入力ノードが比較器80の
出力ノードに接続されたNORゲート83と、一方の入
力ノードが比較器81の出力ノードに接続され、他方の
入力ノードがNORゲート83の出力ノードに接続さ
れ、出力ノードがNORゲート83の他方の入力ノード
に接続されたNORゲート84とを有する構造となって
いる。スイッチSW2、SW1は、その入力信号がHレ
ベルの際にオン状態、Lレベルの際にオフ状態となる。
このスイッチSW1、SW2を制御する入力信号はR/
Sフリップの出力信号であるが、スイッチSW2にはR
/Sフリップフロップの出力信号がそのまま入力され、
スイッチSW1にはインバータ85を介してその反転信
号が入力される。そのため、スイッチSW1、SW2は
常にどちらか一方がオン状態となっている。
【0106】上記構成のマルチバイブレータを用いた発
振回路において生成される発振信号は、図21(b)に
示すような三角波である。この発振信号の振幅は、基本
的には比較器80、81の正転入力端子に印加される基
準電圧VH、VLによって決定され、電源電位VDD及
び接地電位GNDの間に収まるように制御されている。
また、スイッチSW1、SW2と電源電位VDDノー
ド、接地電位GNDノードとの間に電流源3、4を設け
ているため、このスイッチSW1、SW2を介して電源
系ノイズが混入することを防止できる。
振回路において生成される発振信号は、図21(b)に
示すような三角波である。この発振信号の振幅は、基本
的には比較器80、81の正転入力端子に印加される基
準電圧VH、VLによって決定され、電源電位VDD及
び接地電位GNDの間に収まるように制御されている。
また、スイッチSW1、SW2と電源電位VDDノー
ド、接地電位GNDノードとの間に電流源3、4を設け
ているため、このスイッチSW1、SW2を介して電源
系ノイズが混入することを防止できる。
【0107】このように、マルチバイブレータを用いた
発振回路であっても、本発明の効果を得ることが出来
る。
発振回路であっても、本発明の効果を得ることが出来
る。
【0108】なお、上記第1、第2の実施形態及びその
変形例においては電源電位VDDを基準に動作させる構
造となっているが、トランジスタの導電型を逆にするこ
とで接地電位を基準に動作させることが可能である。
変形例においては電源電位VDDを基準に動作させる構
造となっているが、トランジスタの導電型を逆にするこ
とで接地電位を基準に動作させることが可能である。
【0109】また、上記第1、第2の実施形態及びその
変形例で説明した電圧制御発振回路は、インバータ回
路、振幅上限・下限リミット回路、電圧制御電流源、及
び差動帰還回路を備えた遅延回路と、発振制御回路と、
振幅制御回路と、出力レベル変換回路とから構成してい
る。しかし、上記全ての要素を備える必要はなく、例え
ば遅延回路における差動帰還回路を省く等、必要に応じ
て電圧制御発振回路を構成することも可能である。
変形例で説明した電圧制御発振回路は、インバータ回
路、振幅上限・下限リミット回路、電圧制御電流源、及
び差動帰還回路を備えた遅延回路と、発振制御回路と、
振幅制御回路と、出力レベル変換回路とから構成してい
る。しかし、上記全ての要素を備える必要はなく、例え
ば遅延回路における差動帰還回路を省く等、必要に応じ
て電圧制御発振回路を構成することも可能である。
【0110】なお、本願発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構
成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が
解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発
明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合に
は、この構成要件が削除された構成が発明として抽出さ
れうる。
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構
成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が
解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発
明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合に
は、この構成要件が削除された構成が発明として抽出さ
れうる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電源系のノイズによる遅延時間の変動を効果的に防
止できる遅延回路を提供できる。
ば、電源系のノイズによる遅延時間の変動を効果的に防
止できる遅延回路を提供できる。
【0112】また、電源系のノイズによる発振周波数の
変動を効果的に防止できる電圧制御発振回路を提供でき
る。
変動を効果的に防止できる電圧制御発振回路を提供でき
る。
【図1】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御発振
回路のブロック図。
回路のブロック図。
【図2】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御発振
回路の効果について説明するためのもので、(a)図は
発振信号、(b)図は制御電圧VN、VPの波形図。
回路の効果について説明するためのもので、(a)図は
発振信号、(b)図は制御電圧VN、VPの波形図。
【図3】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御発振
回路の具体的なブロック図。
回路の具体的なブロック図。
【図4】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御発振
回路が備える遅延回路のより具体的なブロック図。
回路が備える遅延回路のより具体的なブロック図。
【図5】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御発振
回路が備える遅延回路の一部を示す回路図。
回路が備える遅延回路の一部を示す回路図。
【図6】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御発振
回路が備える遅延回路の回路図。
回路が備える遅延回路の回路図。
【図7】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御発振
回路が備える発振制御回路の回路図。
回路が備える発振制御回路の回路図。
【図8】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御発振
回路が備える振幅制御回路の回路図。
回路が備える振幅制御回路の回路図。
【図9】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御発振
回路の回路図。
回路の回路図。
【図10】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御発
振回路が備える遅延回路の等価回路図。
振回路が備える遅延回路の等価回路図。
【図11】図8の回路の動作を示すタイムチャートで、
(a)乃至(e)図はそれぞれインバータ1乃至5の出
力波形図。
(a)乃至(e)図はそれぞれインバータ1乃至5の出
力波形図。
【図12】図1の回路の動作を示すタイムチャートで、
(a)図は最終段のインバータ回路の出力波形図であ
り、(b)図は出力レベル変換回路の出力波形図。
(a)図は最終段のインバータ回路の出力波形図であ
り、(b)図は出力レベル変換回路の出力波形図。
【図13】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御発
振回路が備える振幅上限・下限リミット回路の効果につ
いて説明するためのもので、インバータ回路、電圧制御
電流源、及び振幅上限・下限リミット回路の一部を示す
回路図。
振回路が備える振幅上限・下限リミット回路の効果につ
いて説明するためのもので、インバータ回路、電圧制御
電流源、及び振幅上限・下限リミット回路の一部を示す
回路図。
【図14】この発明の第1の実施形態に係る電圧制御発
振回路を具体化した回路図。
振回路を具体化した回路図。
【図15】この発明の第2の実施形態に係る電圧制御発
振回路のブロック図。
振回路のブロック図。
【図16】この発明の第1、第2の実施形態の変形例に
係る電圧制御発振回路が備える遅延回路の回路図。
係る電圧制御発振回路が備える遅延回路の回路図。
【図17】この発明の第1、第2の実施形態の変形例に
係る電圧制御発振回路が備える発信制御回路の回路図。
係る電圧制御発振回路が備える発信制御回路の回路図。
【図18】この発明の第1、第2の実施形態の変形例に
係る電圧制御発振回路が備える振幅制御回路の回路図。
係る電圧制御発振回路が備える振幅制御回路の回路図。
【図19】この発明の第1、第2の実施形態の変形例に
係る電圧制御発振回路が備える振幅制御回路の回路図。
係る電圧制御発振回路が備える振幅制御回路の回路図。
【図20】この発明の第1、第2の実施形態の変形例に
係る電圧制御発振回路が備える振幅制御回路のより具体
的な回路図。
係る電圧制御発振回路が備える振幅制御回路のより具体
的な回路図。
【図21】この発明の第1、第2の実施形態の変形例に
係る発振部について示しており、(a)図は回路図、
(b)図は発振信号の波形図。
係る発振部について示しており、(a)図は回路図、
(b)図は発振信号の波形図。
【図22】従来の電圧制御発振回路の回路図。
【図23】MOSトランジスタのソース、ドレイン間電
圧とドレイン電流との関係を示す特性図。
圧とドレイン電流との関係を示す特性図。
1、10、100…電圧制御発振回路 2…発振制御部 5…発振部 6、7…伝達手段 20、200…遅延回路 21−1、21−2…インバータ回路 22…振幅上限・下限リミット回路 3、4、23…電圧制御電流源 23−1、23−2…電流源回路 24−1、24−2…差動帰還回路 30、300…出力レベル変換回路 40、400…発振制御回路 50、500…振幅制御回路 70…定電流源回路 80、81…比較器 82…R/Sフリップフロップ 83、84…NORゲート 85…インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J001 AA05 AA11 BB12 BB20 BB25 CC03 DD01 DD06 5J043 AA06 AA26 LL02 5J098 AA03 AA11 AA14 AB03 AB04 AB08 AB12 AB22 AC04 AC22 AD03 AD07 FA02
Claims (25)
- 【請求項1】 入力電圧に対応する第1、第2制御電圧
を生成する発振制御部と、 前記発振制御部の生成する前記第1、第2制御電圧に対
応する制御電流をそれぞれ生成する第1、第2電流源
と、 前記第1電流源を介在して電源電位ノードに接続され、
前記第2電流源を介在して接地電位ノードに接続され、
該第1、第2電流源により生成される前記制御電流によ
って発振周波数が決定されるクロックを生成する発振部
と、 前記電源電位ノードと前記第1制御電位ノードとの間に
設けられ、該電源電位の変動を該第1制御電位に同相で
伝達することにより、該電源電位と該第1制御電位との
間の電位差を一定に維持するための第1伝達手段と、 前記接地電位ノードと前記第2制御電位ノードとの間に
設けられ、該接地電位の変動を該第2制御電位に同相で
伝達することにより、該接地電位と該第2制御電位との
間の電位差を一定に維持するための第2伝達手段とを具
備することを特徴とする電圧制御発振回路。 - 【請求項2】 前記第1、第2伝達手段は容量性の素子
であることを特徴とする請求項1記載の電圧制御発振回
路。 - 【請求項3】 前記発振部は、複数の遅延回路を備え、 前記第1電流源は、前記電源電位ノードと各々の前記遅
延回路の電源端子との間に設けられ、 前記第2電流源は、前記接地電位ノードと各々の前記遅
延回路の接地端子との間に設けられていることを特徴と
する請求項1記載の電圧制御発振回路。 - 【請求項4】 前記第1、第2電流源は、各々の前記遅
延回路の一部であり、各々の遅延回路毎に設けられてい
ることを特徴とする請求項3記載の電圧制御発振回路。 - 【請求項5】 前記遅延回路は、前記第1、第2電流源
の生成する制御電流に対応する一定の遅延時間後に入力
信号の反転信号をそれぞれ出力する第1、第2インバー
タ回路を具備し、 前記第1電流源は、前記第1、第2インバータ回路の電
源端子と電源電位ノードとの間に設けられ、 前記第2電流源は、前記第1、第2インバータ回路の接
地端子と接地電位ノードとの間に設けられていることを
特徴とする請求項3または4記載の電圧制御発振回路。 - 【請求項6】 前記遅延回路は、前記第1インバータ回
路の入力ノードと前記第2インバータ回路の出力ノード
との間に設けられ、該第1インバータ回路の入力ノード
と該第2インバータ回路の出力ノードの電位を同相、且
つ実質的に同電位であるように維持する第1差動帰還回
路と、 前記第1インバータ回路の出力ノードと前記第2インバ
ータ回路の入力ノードとの間に設けられ、該第1インバ
ータ回路の出力ノードと該第2インバータ回路の入力ノ
ードの電位を同相、且つ実質的に同電位であるように維
持する第2差動帰還回路とを更に備えることを特徴とす
る請求項5記載の電圧制御発振回路。 - 【請求項7】 前記遅延回路は、前記第1、第2インバ
ータ回路の出力ノードの電位の上限及び下限を定める上
限・下限リミット回路を更に備えることを特徴とする請
求項5記載の電圧制御発振回路。 - 【請求項8】 前記上限・下限リミット回路により限界
づけられる前記第1、第2インバータ回路の出力ノード
の電位の上限値及び下限値を制御する振幅制御回路を更
に備えることを特徴とする請求項7記載の電圧制御発振
回路。 - 【請求項9】 入力信号の反転信号を一定の遅延時間後
にそれぞれ出力する第1、第2インバータ回路と、 前記第1、第2インバータ回路の電源端子と電源電位ノ
ードとの間に設けられ、生成する制御電流により前記遅
延時間を決定し、且つ前記電源電位ノードに重畳したノ
イズの前記電源端子への混入を防止する第1電流源と、 前記第1、第2インバータ回路の接地端子と接地電位ノ
ードとの間に設けられ、生成する制御電流により前記遅
延時間を決定し、且つ前記接地電位ノードに重畳したノ
イズの前記接地端子への混入を防止する第2電流源と、 前記第1、第2インバータ回路の出力ノードの電位の上
限及び下限を定める上限・下限リミット回路とを具備す
ることを特徴とする遅延回路。 - 【請求項10】 前記第1インバータ回路の入力ノード
と前記第2インバータ回路の出力ノードとの間に設けら
れ、該第1インバータ回路の入力ノードと該第2インバ
ータ回路の出力ノードの電位を同相、且つ実質的に同電
位であるように維持する第1差動帰還回路と、 前記第1インバータ回路の出力ノードと前記第2インバ
ータ回路の入力ノードとの間に設けられ、該第1インバ
ータ回路の出力ノードと該第2インバータ回路の入力ノ
ードの電位を同相、且つ実質的に同電位であるように維
持する第2差動帰還回路とを更に備えることを特徴とす
る請求項9記載の遅延回路。 - 【請求項11】 前記第1差動帰還回路は、ゲートに閾
値以上の電位が与えられ、電流経路の一端が前記第1イ
ンバータ回路の入力ノードに接続され、他端が前記第2
インバータ回路の出力ノードに接続された第1MOSト
ランジスタであり、 前記第2差動帰還回路は、ゲートに閾値以上の電位が与
えられ、電流経路の一端が前記第1インバータ回路の出
力ノードに接続され、他端が前記第2インバータ回路の
入力ノードに接続された第2MOSトランジスタである
ことを特徴とする請求項10記載の遅延回路。 - 【請求項12】 前記第1、第2差動帰還回路は、それ
ぞれ一端が前記第1インバータ回路の入力ノード及び出
力ノードに接続され、他端が前記第2インバータ回路の
入力ノード及び出力ノードに接続された第1、第2抵抗
素子であることを特徴とする請求項10記載の遅延回
路。 - 【請求項13】 前記第1、第2電流源の生成する前記
制御電流の電流値は、各々外部より入力される第1、第
2制御電圧により制御され、 前記電源電位ノードと第1制御電位ノードとの間に設け
られ、該電源電位の変動を該第1制御電位に同相で伝達
することにより、該電源電位と該第1制御電位との間の
電位差を一定に維持するための第1伝達手段と、 前記接地電位ノードと第2制御電位ノードとの間に設け
られ、該接地電位の変動を該第2制御電位に同相で伝達
することにより、該接地電位と該第2制御電位との間の
電位差を一定に維持するための第2伝達手段とを更に具
備することを特徴とする請求項9記載の遅延回路。 - 【請求項14】 前記第1電流源は、ゲートに閾値以上
の電位が与えられ、電流経路の一端が電源電位ノードに
接続され、他端が前記第1、第2インバータ回路の電源
端子に接続された、飽和領域での動作を維持する第3M
OSトランジスタであり、 前記第2電流源は、ゲートに閾値以上の電位が与えら
れ、電流経路の一端が接地電位ノードに接続され、他端
が前記第1、第2インバータ回路の接地端子に接続され
た、飽和領域での動作を維持する第4MOSトランジス
タであり、 前記第3、第4MOSトランジスタのゲート電位は、該
第3、第4MOSトランジスタの生成する制御電流の電
流値が等しくなるよう設定されていることを特徴とする
請求項9記載の遅延回路。 - 【請求項15】 前記振幅上限・下限リミット回路は、 前記第1、第2インバータ回路の出力ノードの電位が上
昇した際には、該出力ノードと接地電位ノードとの間に
電流経路を発生させることで、該出力ノードの電位の一
定電位以上への上昇を抑制し、 前記第1、第2インバータ回路の出力ノードの電位が下
降した際には、該出力ノードと電源電位ノードとの間に
電流経路を発生させることで、該出力ノードの電位の一
定電位以下への下降を抑制することを特徴とする請求項
9記載の遅延回路。 - 【請求項16】 第3、第4制御電圧を生成する振幅制
御回路を更に備え、 前記第3、第4制御電圧は、前記振幅上限・下限リミッ
ト回路における、前記第1、第2インバータ回路の出力
ノードと接地電位との間に電流経路を発生させる該出力
ノードの臨界電圧、及び前記第1、第2インバータ回路
の出力ノードと電源電位との間に電流経路を発生させる
該出力ノードの臨界電圧を、それぞれ決定することを特
徴とする請求項15記載の遅延回路。 - 【請求項17】 直列接続されたn個(nは3以上の自
然数で且つ奇数)の遅延回路と、 前記遅延回路の遅延時間を定めるための第1、第2制御
電圧を生成する発振制御回路と、 前記遅延回路の出力ノードの電位の上限値、下限値を定
めるための第3、第4制御電圧を生成する振幅制御回路
とを具備し、各々の前記遅延回路は、 入力信号の反転信号を一定の遅延時間後にそれぞれ出力
する第1、第2インバータ回路と、 前記第1、第2インバータ回路の電源端子と電源電位ノ
ードとの間に設けられ、前記第1制御電圧に対応して生
成する制御電流により前記遅延時間を決定し、且つ前記
電源電位ノードに重畳したノイズの前記電源端子への混
入を防止する第1電流源と、 前記第1、第2インバータ回路の接地端子と接地電位ノ
ードとの間に設けられ、前記第2制御電圧に対応して生
成する制御電流により前記遅延時間を決定し、且つ前記
接地電位ノードに重畳したノイズの前記接地端子への混
入を防止する第2電流源と、 前記第3、第4制御電圧に対応して、前記第1、第2イ
ンバータ回路の出力ノードの電位の上限及び下限を定め
る上限・下限リミット回路とを備え、 前記遅延回路の第1、第2インバータ回路の出力ノード
は、次段の遅延回路のそれぞれ第1、第2インバータ回
路の入力ノードに接続され、 最終段の前記遅延回路の第1、第2インバータ回路の出
力ノードは、初段の遅延回路のそれぞれ第1、第2イン
バータ回路の入力ノードに接続されていることを特徴と
する電圧制御発振回路。 - 【請求項18】 直列接続されたn個(nは2以上の自
然数で且つ偶数)の遅延回路と、 前記遅延回路の遅延時間を定めるための第1、第2制御
電圧を生成する発振制御回路と、 前記遅延回路の出力ノードの電位の上限値、下限値を定
めるための第3、第4制御電圧を生成する振幅制御回路
とを具備し、各々の前記遅延回路は、 入力信号の反転信号を一定の遅延時間後にそれぞれ出力
する第1、第2インバータ回路と、 前記第1、第2インバータ回路の電源端子と電源電位ノ
ードとの間に設けられ、前記第1制御電圧に対応して生
成する制御電流により前記遅延時間を決定し、且つ前記
電源電位ノードに重畳したノイズの前記電源端子への混
入を防止する第1電流源と、 前記第1、第2インバータ回路の接地端子と接地電位ノ
ードとの間に設けられ、前記第2制御電圧に対応して生
成する制御電流により前記遅延時間を決定し、且つ前記
接地電位ノードに重畳したノイズの前記接地端子への混
入を防止する第2電流源と、 前記第3、第4制御電圧に対応して、前記第1、第2イ
ンバータ回路の出力ノードの電位の上限及び下限を定め
る上限・下限リミット回路とを備え、 前記遅延回路の第1、第2インバータ回路の出力ノード
は、次段の遅延回路のそれぞれ第1、第2インバータ回
路の入力ノードに接続され、 最終段の前記遅延回路の第1、第2インバータ回路の出
力ノードは、初段の遅延回路のそれぞれ第2、第1イン
バータ回路の入力ノードに接続されていることを特徴と
する電圧制御発振回路。 - 【請求項19】 前記第1インバータ回路の入力ノード
と前記第2インバータ回路の出力ノードとの間に設けら
れ、該第1インバータ回路の入力ノードと該第2インバ
ータ回路の出力ノードの電位を同相、且つ実質的に同電
位であるように維持する第1差動帰還回路と、 前記第1インバータ回路の出力ノードと前記第2インバ
ータ回路の入力ノードとの間に設けられ、該第1インバ
ータ回路の出力ノードと該第2インバータ回路の入力ノ
ードの電位を同相、且つ実質的に同電位であるように維
持する第2差動帰還回路とを更に備えることを特徴とす
る請求項17または18記載の電圧制御発振回路。 - 【請求項20】 前記第1差動帰還回路は、ゲートに閾
値以上の電位が与えられ、電流経路の一端が前記第1イ
ンバータ回路の入力ノードに接続され、他端が前記第2
インバータ回路の出力ノードに接続された第1MOSト
ランジスタであり、 前記第2差動帰還回路は、ゲートに閾値以上の電位が与
えられ、電流経路の一端が前記第1インバータ回路の出
力ノードに接続され、他端が前記第2インバータ回路の
入力ノードに接続された第2MOSトランジスタである
ことを特徴とする請求項19記載の電圧制御発振回路。 - 【請求項21】 前記第1、第2差動帰還回路は、それ
ぞれ一端が前記第1インバータ回路の入力ノード及び出
力ノードに接続され、他端が前記第2インバータ回路の
入力ノード及び出力ノードに接続された第1、第2抵抗
素子であることを特徴とする請求項19記載の電圧制御
発振回路。 - 【請求項22】 前記第1電流源は、ゲートに前記第1
制御電圧が与えられ、電流経路の一端が電源電位ノード
に接続され、他端が前記第1、第2インバータ回路の電
源端子に接続された、飽和領域での動作を維持する第3
MOSトランジスタであり、 前記第2電流源は、ゲートに前記第2制御電圧が与えら
れ、電流経路の一端が接地電位ノードに接続され、他端
が前記第1、第2インバータ回路の接地端子に接続され
た、飽和領域での動作を維持する第4MOSトランジス
タであり 前記第3、第4MOSトランジスタのゲート電位は、該
第3、第4MOSトランジスタの生成する制御電流の電
流値が等しくなるよう設定されていることを特徴とする
請求項17または18記載の電圧制御発振回路。 - 【請求項23】 前記振幅上限・下限リミット回路は、 前記第1、第2インバータ回路の出力ノードの電位が上
昇した際には、該出力ノードと接地電位ノードとの間に
電流経路を発生させることで、前記第3制御電圧に対応
する一定電位以上への該出力ノードの電位の上昇を抑制
し、 前記第1、第2インバータ回路の出力ノードの電位が下
降した際には、該出力ノードと電源電位ノードとの間に
電流経路を発生させることで、前記第4制御電圧に対応
する一定電位以下への該出力ノードの電位の下降を抑制
することを特徴とする請求項17または18記載の電圧
制御発振回路。 - 【請求項24】 前記発振制御回路は、前記第1制御電
圧の出力ノードと電源電位ノードとの間、及び前記第2
制御電圧の出力ノードと接地電位ノードとの間に容量性
素子を備え、 前記第1、第2制御電圧はそれぞれ、前記電源電位、接
地電位と連動して電位変化することを特徴とする請求項
17または18記載の電圧制御発振回路。 - 【請求項25】 前記振幅制御回路は、ゲートに定電流
源回路が発生する第1バイアス電圧が印加され、ソース
が接地電位ノードに接続された第5MOSトランジスタ
と、 一端が前記第5MOSトランジスタのドレインに接続さ
れ、他端が電源電位ノードに接続された第3抵抗素子
と、 ゲートに前記定電流源回路が発生する第2バイアス電圧
が印加され、ソースが電源電位ノードに接続された第6
MOSトランジスタと、 一端が前記第6MOSトランジスタのドレインに接続さ
れ、他端が接地電位ノードに接続された第4抵抗素子と
を備え、前記第5MOSトランジスタのドレインと前記
抵抗素子の一端との接続ノードが前記第4制御電位ノー
ドとなり、 前記第6MOSトランジスタのドレインと前記抵抗素子
の一端との接続ノードが前記第3制御電位ノードとなる
ことを特徴とする請求項17または18記載の電圧制御
発振回路。
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