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JP2002170938A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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Publication number
JP2002170938A
JP2002170938A JP2001028606A JP2001028606A JP2002170938A JP 2002170938 A JP2002170938 A JP 2002170938A JP 2001028606 A JP2001028606 A JP 2001028606A JP 2001028606 A JP2001028606 A JP 2001028606A JP 2002170938 A JP2002170938 A JP 2002170938A
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JP
Japan
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thin film
layer
ferroelectric thin
semiconductor device
manufacturing
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Application number
JP2001028606A
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English (en)
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文棟 ▲しん▼
Bunto Shin
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Priority to EP01303784A priority patent/EP1150344A3/en
Priority to US09/842,631 priority patent/US6936876B2/en
Priority to TW090110186A priority patent/TW535298B/zh
Priority to KR10-2001-0023175A priority patent/KR100476030B1/ko
Publication of JP2002170938A publication Critical patent/JP2002170938A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D1/00Resistors, capacitors or inductors
    • H10D1/60Capacitors
    • H10D1/68Capacitors having no potential barriers
    • H10D1/682Capacitors having no potential barriers having dielectrics comprising perovskite structures
    • H10D1/684Capacitors having no potential barriers having dielectrics comprising perovskite structures the dielectrics comprising multiple layers, e.g. comprising buffer layers, seed layers or gradient layers
    • H10P14/6342
    • H10P14/6536
    • H10P14/6542
    • H10P14/6544
    • H10P14/69398

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強誘電体キャパシタの均一性を向上でき、か
つ、記憶素子に用いることができる量産性が高い半導体
装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板1上に順次積層されたPt
下部電極4,強誘電体薄膜10およびPt上部電極11
からなる強誘電体キャパシタを形成しているこの強誘電
体キャパシタにおける強誘電体薄膜10は複数のSBT
層6,7,8,9で構成されている。上記SBT層6の結
晶粒はSBT層7,8,9の結晶粒よりも小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばFERAM
(強誘電体ランダム・アクセス・メモリ)などに用いら
れる強誘電体薄膜を有する半導体装置およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置に用いられる強誘電体
薄膜の研究が活発に進められている。上記強誘電体薄膜
を有する半導体装置は、その高速書き込み、読み出し、
低電圧駆動および良好な疲労特性などの点から、不揮発
性メモリであるEPROM(消去書き込み可能リード・
オンリ・メモリ),EEPROM(電気的消去書き込み可
能リード・オンリ・メモリ)およびフラッシュメモリヘの
置き換えが可能であると共に、SRAM(スタティック
・ランダム・アクセス・メモリ),DRAM(ダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリ)への置き換えも可
能であるメモリとして、実用化に向けて研究開発が盛ん
に行われている。
【0003】また、上記強誘電体薄膜の高誘電率特性を
利用することにより、キャパシタサイズを小さくしてD
RAMなどの半導体素子の高集積化が図られ、ギガビッ
ト級のデバイスが試作されている。
【0004】上述したように、上記強誘電体薄膜を有す
る半導体装置を各種の半導体素子などのデバイスに適用
するためには、従来の半導体製造プロセスに整合した強
誘電体材料の薄膜化技術の開発が不可欠となる。すなわ
ち、成膜温度の低温化と薄膜の緻密・平坦化によって薄
い膜厚で所望の特性を実現でき、微細加工や動作電圧の
低減にも対応可能な強誘電体材料およびその薄膜化技術
の開発が望まれる。
【0005】従来、半導体装置としては、基板上に順次
積層された下部電極,強誘電体薄膜および上部電極をか
らなる強誘電体キャパシタを有するものがある。この強
誘電体キャパシタにおける強誘電体薄膜の材料として
は、PZT(PbZrXTil-X3)とSBT(SrB
2Ta29)が検討されている。上記SBTは、PZ
Tに比べて膜疲労による劣化が少ないという利点と、低
電圧駆動が可能であるという利点とを有している。
【0006】また、上記SBTを成膜する方法として
は、MOD(メタル・オーガニック・ディコムポジショ
ン:metal organic decomposition)法,ゾルゲル法,M
OCVD(有機金属化学気相成長:metal organic chem
ical vapor deposition)法およびスパッタリング法な
どの方法を用いるのが一般的である。このような方法で
は、強誘電体薄膜に対して強誘電体特性を引き出すため
に酸化雰囲気中の600℃〜800℃の熱処理が必要と
なる。
【0007】上記SBTを材料とする強誘電体薄膜を有
する半導体装置の製造方法を以下に説明する。
【0008】まず、図3(a)に示すように、熱酸化に
よって、シリコン基板41の表面に膜厚200nmのシ
リコン酸化膜42を形成した後、そのシリコン酸化膜4
2上に、膜厚30nmのTi密着層43、膜厚200n
mのPt下部電極44をスパッタリング法で順次形成す
る。そして、上記Pt下部電極44上に、組成比Sr/
Bi/Ta=8/24/20のSBT溶液を塗布し、2
50℃,5分間の乾燥工程を行った後、酸素雰囲気中に
おいて600℃〜800℃,10分〜60分の結晶化ア
ニールを行ってSBT層45を形成する。その後、上記
SBT層45と同様の製造方法を3回繰り返すことによ
り、SBT層45上にSBT層46,47,48を順次形
成し、複数のSBT層45,46,47,48からなる膜
厚200nmの強誘電体薄膜50を作製する。なお、上
記SBT層45,46,47,48の各層の結晶化アニー
ルの温度は同じである。
【0009】最後に、図3(b)に示すように、上記誘
電体薄膜50上に積層したPtをフォトリソグラフィで
パターンニングして、Pt上部電極49を形成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記半
導体装置の製造方法では、SBT層45,46,47,4
8の結晶化アニールを700℃〜800℃の比較的高温
で行った場合、強誘電体特性が改善され、残留分極が大
きくなるが、ピンホールなどの隙間が大きくなり、ヒス
テリシスループの対称性も悪くなるために、強誘電体キ
ャパシタの均一性が悪くなるという問題がある。
【0011】一方、上記SBT層45,46,47,48
の結晶化アニールを600℃〜700℃の比較的低温で
行った場合、均一で微細な結晶粒を得られるが、残留分
極が小さく、強誘電体特性を十分に引き出したとは言え
ない。したがって、上記強誘電体キャパシタを記憶素子
に用いることができないという問題がある。
【0012】また、特開平10−321809号公報の
半導体装置の製造方法では、真空装置を用いて、10T
orrの減圧酸素雰囲気において500℃〜700℃の
結晶化アニールを行っている。その結果、上記真空装置
を使用するために、結晶化アニールを常圧下で行う場合
に比べて量産性が劣るという問題がある。
【0013】そこで、本発明の目的は、強誘電体キャパ
シタの均一性を向上でき、かつ、記憶素子に用いること
ができる量産性が高い半導体装置およびその製造方法を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体装置の製造方法は、基板上に順次積
層された下部電極,強誘電体薄膜および上部電極からな
る半導体装置の製造方法であって、上記強誘電体薄膜を
複数の層で構成し、上記強誘電体薄膜の最下層と上記強
誘電体薄膜の最上層との間の層に対して第1温度の加熱
処理を第1設定時間施すことにより、上記最下層と上記
最上層との間の層を結晶化すると共に、上記最下層およ
び上記最上層の少なくとも一方に対して上記第1温度よ
りも低い第2温度の加熱処理を施すことにより、上記最
下層および上記最上層の少なくとも一方を結晶化するこ
とを特徴としている。
【0015】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
上記下部電極上に、複数の層からなる強誘電体薄膜を積
層した後、その強誘電体薄膜上に上部電極を形成してい
る。このとき、上記強誘電体薄膜の最下層と強誘電体薄
膜の最上層との間の層に対しては第1温度の加熱処理が
第1設定時間施されて、最下層と最上層との間の層が結
晶化している。一方、上記強誘電体薄膜の最下層および
最上層の少なくとも一方に対しては第1温度よりも低い
第2温度の加熱処理が施されて、最下層および最上層の
少なくとも一方が結晶化している。その結果、上記強誘
電体薄膜の最下層および最上層の少なくとも一方におい
て、粗大な結晶粒の成長が抑制されて、結晶核密度が高
く、ピンホールなどの隙間が小さくなり、表面モフォロ
ジーが改善される。したがって、上記強誘電体薄膜の構
造が緻密になり、強誘電体キャパシタの均一性を向上さ
せることができる。
【0016】また、上記強誘電体薄膜の最下層および最
上層の少なくとも一方の表面モフォロジーが改善される
ので、下部電極および上部電極の少なくとも一方に対す
る強誘電体薄膜の密着性が向上し、下部電極,強誘電体
薄膜および上部電極からなる強誘電体キャパシタの電気
特性が向上する。したがって、上記強誘電体キャパシタ
を記憶素子に用いることができる。
【0017】また、上記強誘電体薄膜の結晶化が真空装
置を使用せずに行われているので、例えば真空引きなど
の時間を必要としない。したがって、上記真空装置を用
いる場合よりも量産性を高めることができる。
【0018】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記最下層と上記最上層とを上記第2温度の
加熱処理により結晶化することを特徴としている。
【0019】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記強誘電体薄膜の最下層,最上層が比
較的低温である第2温度の加熱処理で結晶化されること
によって、強誘電体薄膜の最下層,最上層における粗大
な結晶粒の成長を抑制することができる。したがって、
上記強誘電体薄膜の最下層,最上層の結晶粒を均一かつ
微細にすることができる。
【0020】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記最下層と上記最上層との加熱処理の時間
が上記第1設定時間であることを特徴としている。
【0021】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記強誘電体薄膜の最下層,最上層の加
熱処理の時間が比較的長時間である第1設定時間である
ことによって、この加熱処理の温度が比較的低温である
第2温度であっても、強誘電体薄膜の最下層,最上層を
確実に結晶化することができる。
【0022】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記最下層を上記第2温度の加熱処理により
結晶化すると共に、上記最上層を上記第1設定時間より
も短い第2設定時間の加熱処理により結晶化することを
特徴としている。
【0023】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記強誘電体薄膜の最下層が比較的低温
である第2温度の加熱処理で結晶化されることによっ
て、強誘電体薄膜の最下層における粗大な結晶粒の成長
を抑制することができる。したがって、上記強誘電体薄
膜の最下層の結晶粒を均一かつ微細にすることができ
る。
【0024】また、上記強誘電体薄膜の最上層が比較的
短時間である第2設定時間の加熱処理で結晶化されるこ
とによって、強誘電体薄膜の最上層における粗大な結晶
粒の成長を抑制することができる。したがって、上記強
誘電体薄膜の最上層の結晶粒を均一かつ微細にすること
ができる。
【0025】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記最下層を結晶化する加熱処理の時間が上
記第1設定時間であると共に、上記最上層を結晶化する
加熱処理の温度が上記第1温度であることを特徴として
いる。
【0026】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記強誘電体薄膜の最下層を結晶化する
加熱処理の時間が比較的長時間である第1設定時間であ
ることによって、この加熱処理の温度が比較的低温であ
る第2温度であっても、強誘電体薄膜の最下層を確実に
結晶化することができる。
【0027】上記強誘電体薄膜の最上層を結晶化する加
熱処理の温度が比較的高温である第1温度であることに
よって、この加熱処理の時間が比較的短時間である第2
設定時間であっても、強誘電体薄膜の最上層を確実に結
晶化することができる。
【0028】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記最下層を上記第1設定時間よりも短い第
2設定時間の加熱処理により結晶化すると共に、上記最
上層を上記第2温度の加熱処理により結晶化することを
特徴としている。
【0029】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記強誘電体薄膜の最下層が比較的短時
間である第2設定時間の加熱処理で結晶化されることに
よって、強誘電体薄膜の最下層における粗大な結晶粒の
成長を抑制することができる。したがって、上記強誘電
体薄膜の最下層の結晶粒を均一かつ微細にすることがで
きる。
【0030】また、上記強誘電体薄膜の最上層が比較的
低温である第2温度の加熱処理で結晶化されることによ
って、強誘電体薄膜の最上層における粗大な結晶粒の成
長を抑制することができる。したがって、上記強誘電体
薄膜の最上層の結晶粒を均一かつ微細にすることができ
る。
【0031】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記最下層を結晶化する加熱処理の温度が上
記第1温度であると共に、上記最下層を結晶化する加熱
処理の時間が上記第1設定時間であることを特徴として
いる。
【0032】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記強誘電体薄膜の最下層を結晶化する
加熱処理の温度が比較的高温である第1温度であること
によって、この加熱処理の時間が比較的短時間である第
2設定時間であっても、強誘電体薄膜の最下層を確実に
結晶化することができる。
【0033】上記強誘電体薄膜の最上層を結晶化する加
熱処理の温度が比較的長時間である第1設定時間である
ことによって、この加熱処理の温度が比較的低温である
第2温度であっても、強誘電体薄膜の最上層を確実に結
晶化することができる。
【0034】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、基板上に順次積層された下部電極,強誘電体
薄膜および上部電極からなる強誘電体キャパシタを備え
た半導体装置の製造方法であって、上記強誘電体薄膜を
複数の層で構成し、上記強誘電体薄膜の最下層と上記強
誘電体薄膜の最上層との間の層に対して第1温度の加熱
処理を第1設定時間施すことにより、上記最下層と上記
最上層との間の層を結晶化すると共に、上記最下層およ
び上記最上層の少なくとも一方に対して上記第1設定時
間よりも短い第2設定時間の加熱処理を施すことによ
り、上記最下層および上記最上層の少なくとも一方を結
晶化することを特徴としている。
【0035】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記下部電極上に、複数の層からなる強
誘電体薄膜を積層した後、その強誘電体薄膜上に上部電
極を形成している。このとき、上記強誘電体薄膜の最下
層と上記強誘電体薄膜の最上層との間の層に対しては第
1温度の加熱処理が第1設定時間施されて、最下層と最
上層との間の層が結晶化している。一方、上記強誘電体
薄膜の最下層および最上層の少なくとも一方に対しては
第1設定時間よりも短い第2設定時間の加熱処理が施さ
れて、最下層および最上層の少なくとも一方が結晶化し
ている。その結果、上記強誘電体薄膜の最下層および最
上層の少なくとも一方において、粗大な結晶粒の成長が
抑制されて、結晶核密度が高く、ピンホールなどの隙間
が小さくなり、表面モフォロジーが改善される。したが
って、上記強誘電体薄膜の構造が緻密になり、強誘電体
キャパシタの均一性を向上させることができる。
【0036】また、上記強誘電体薄膜の最下層および最
上層の少なくとも一方の表面モフォロジーが改善される
ので、下部電極および上部電極の少なくとも一方に対す
る強誘電体薄膜の密着性が向上し、下部電極,強誘電体
薄膜および上部電極からなる強誘電体キャパシタの電気
特性が向上する。したがって、上記強誘電体キャパシタ
を記憶素子に用いることができる。
【0037】また、上記強誘電体薄膜の結晶化が真空装
置を使用せずに行われているので、例えば真空引きなど
の時間を必要としない。したがって、上記真空装置を用
いる場合よりも量産性を高めることができる。
【0038】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記最下層と上記最上層とを上記第2設定時
間の加熱処理により結晶化することを特徴としている。
【0039】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記強誘電体薄膜の最下層,最上層が比
較的短時間である第2設定時間の加熱処理で結晶化され
ることによって、強誘電体薄膜の最下層,最上層におけ
る粗大な結晶粒の成長を抑制することができる。したが
って、上記強誘電体薄膜の最下層,最上層の結晶粒を均
一かつ微細にすることができる。
【0040】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記最下層と上記最上層との加熱処理の温度
が上記第1温度であることを特徴としている。
【0041】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記強誘電体薄膜の最下層,最上層の加
熱処理の温度が比較的高温である第1温度であることに
よって、その加熱処理の時間が比較的短時間である第2
設定時間であっても、強誘電体薄膜の最下層,最上層を
確実に結晶化することができる。
【0042】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記第1温度が700℃を越えかつ800℃
以下の温度であることを特徴としている。
【0043】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記強誘電体薄膜の最下層および最上層
の少なくとも一方を形成するための加熱処理が比較的短
時間である場合、第1温度が700℃を越えかつ800
℃以下の温度あることによって、強誘電体薄膜の最下層
および最上層の少なくとも一方において均一で微細な結
晶粒を確実に得ることができる。
【0044】また、もし、上記第1温度が700℃以下
であると、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少なく
とも一方において均一で微細な結晶粒を確実に得ること
ができない場合がある。
【0045】また、もし、上記第1温度が800℃を越
えてしまうと、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少
なくとも一方の結晶粒が粗大になってしまう。
【0046】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記第2温度が600℃〜700℃の範囲で
あることを特徴としている。
【0047】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、第2温度が600℃〜700℃の範囲で
あることによって、強誘電体薄膜の最下層および最上層
の少なくとも一方において均一で微細な結晶粒を確実に
得ることができる。
【0048】また、もし、上記第2温度が600℃未満
であると、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少なく
とも一方において均一で微細な結晶粒を確実に得ること
ができない。
【0049】また、もし、上記第2温度が700℃を越
えてしまうと、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少
なくとも一方の結晶粒が粗大になってしまう場合があ
る。
【0050】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記第1設定時間が10分を越えかつ60分
以下であることを特徴としている。
【0051】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少
なくとも一方を形成するための加熱処理が比較的低温で
ある場合、第1設定時間が10分を越えかつ60分以下
であることによって、強誘電体薄膜の最下層および最上
層の少なくとも一方において均一で微細な結晶粒を確実
に得ることができる。
【0052】また、もし、上記第1設定時間が10分未
満だと、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少なくと
も一方において均一で微細な結晶粒を確実に得ることが
できない場合がある。
【0053】また、もし、上記第1設定時間が60分を
越えると、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少なく
とも一方の結晶粒が粗大になってしまう。
【0054】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記第2設定時間が5分〜10分の範囲であ
ることを特徴としている。
【0055】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記第2設定時間が5分〜10分の範囲
であることによって、強誘電体薄膜の最下層および最上
層の少なくとも一方において均一で微細な結晶粒を確実
に得ることができる。
【0056】また、もし、上記第2設定時間が5分未満
であると、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少なく
とも一方において均一で微細な結晶粒を確実に得ること
ができない。
【0057】また、もし、上記第2設定時間が10分を
越えると、誘電体薄膜の最下層および最上層の少なくと
も一方の結晶粒が粗大になってしまう場合がある。
【0058】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記強誘電体薄膜がBi層状構造強誘電体で
あることを特徴としている。
【0059】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記強誘電体薄膜が粗大な結晶粒が生じ
やすいBi層状構造強誘電体であっても、強誘電体薄膜
の結晶構造は緻密である。
【0060】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記強誘電体薄膜の成膜方法は塗布成膜であ
ることを特徴としている。
【0061】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記強誘電体薄膜の成膜方法は塗布成膜
であることによって、例えばCVD法などよりも簡単
に、均一な膜厚の強誘電体薄膜を形成することができ
る。
【0062】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記強誘電体薄膜の成膜方法はLSMCD法
であることを特徴としている。
【0063】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記強誘電体薄膜をLSMCD法で形成
するから、強誘電体薄膜のグレインサイズがより微細に
なり、より緻密な強誘電体薄膜を形成することができ
る。
【0064】また、一実施形態の発明の半導体装置の製
造方法は、上記最下層と上記最上層との間の層は、堆
積、第3温度の仮焼成を行う工程を複数回繰り返した後
に、上記第1温度の加熱処理を上記第1設定時間施すこ
とにより結晶化することを特徴としている。
【0065】上記一実施形態の発明の半導体装置の製造
方法によれば、上記最下層と最上層との間の層を、堆
積、第3温度の仮焼成を行う工程を複数回繰り返して形
成するから、第1温度の結晶化アニールを第1設定時間
施したときに、大きな結晶が成長する。その結果、残留
分極が大きくなり、強誘電体特性を十分かつ確実に引き
出すことができる。
【0066】本発明の半導体装置は、基板上に順次積層
された下部電極,強誘電体薄膜および上部電極からなる
強誘電体キャパシタを有する半導体装置であって、上記
強誘電体薄膜が複数の層で構成され、上記強誘電体薄膜
の最下層および上記強誘電体薄膜の最上層の少なくとも
一方の結晶粒が、上記最下層と上記最上層との間の層の
結晶粒よりも小さいことを特徴としている。
【0067】上記構成の半導体装置によれば、上記強誘
電体薄膜の最下層および最上層の少なくとも一方の結晶
粒が、最下層と最上層との間の層の結晶粒よりも小さい
ことによって、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少
なくとも一方は、結晶核密度が高く、表面モフォロジー
が良好である。その結果、上記下部電極および上部電極
の少なくとも一方に対する強誘電体薄膜の密着性が向上
し、下部電極,強誘電体薄膜および上部電極からなる強
誘電体キャパシタの電気特性が向上している。したがっ
て、上記強誘電体キャパシタを記憶素子に用いることが
できる。
【0068】また、本発明の半導体装置は、基板上に順
次積層された下部電極,強誘電体薄膜および上部電極か
らなる強誘電体キャパシタを有する半導体装置であっ
て、上記強誘電体薄膜が複数の層で構成され、上記強誘
電体薄膜の最下層および上記強誘電体薄膜の最上層の結
晶粒が、上記最下層と上記最上層との間の層の結晶粒よ
りも小さいことを特徴としている。
【0069】上記構成の半導体装置によれば、上記強誘
電体薄膜の最下層および最上層の結晶粒が、最下層と最
上層との間の層の結晶粒よりも小さいことによって、強
誘電体薄膜の最下層および最上層は、結晶核密度が高
く、表面モフォロジーが良好である。その結果、上記下
部電極および上部電極に対する強誘電体薄膜の密着性が
向上し、下部電極,強誘電体薄膜および上部電極からな
る強誘電体キャパシタの電気特性がより向上している。
したがって、上記強誘電体キャパシタを記憶素子に用い
ることができる。
【0070】本発明の半導体装置の製造方法は、基板上
に順次積層された下部電極,強誘電体薄膜および上部電
極からなる強誘電体キャパシタを備えた半導体装置の製
造方法であって、上記強誘電体薄膜を複数の層で構成
し、上記強誘電体薄膜の最下層をレーザアニールで結晶
化させることを特徴としている。
【0071】上記半導体装置の製造方法によれば、上記
下部電極上に、複数の層からなる強誘電体薄膜を積層し
た後、その強誘電体薄膜上に上部電極を形成している。
その強誘電体薄膜の最下層はレーザ光を用いたレーザア
ニールで結晶化させている。そうすると、上記強誘電体
薄膜の最下層では、結晶核の生成が結晶成長よりも先行
して、結晶核密度が高くなり、粗大な結晶粒の成長が抑
制される。これにより、上記強誘電体薄膜の最下層にお
いて、ピンホールなどの隙間が小さくなり、表面モフォ
ロジーが改善される。その結果、上記強誘電体薄膜の結
晶粒が微細になり、その結晶粒径の均一性を向上させる
ことができる。したがって、上記強誘電体薄膜の構造が
緻密になり、強誘電体キャパシタの電気特性および強誘
電体特性を向上させることができる。
【0072】本発明の半導体装置の製造方法は、基板上
に順次積層された下部電極,強誘電体薄膜および上部電
極からなる強誘電体キャパシタを備えた半導体装置の製
造方法であって、上記強誘電体薄膜を複数の層で構成
し、上記強誘電体薄膜の最下層を、赤外線加熱によるラ
ピッドサーマルアニールで結晶化させることを特徴とし
ている。
【0073】上記半導体装置の製造方法によれば、上記
下部電極上に、複数の層からなる強誘電体薄膜を積層し
た後、その強誘電体薄膜上に上部電極を形成している。
その強誘電体薄膜の最下層は、例えば赤外線ランプなど
を用いた赤外線加熱によるラピッドサーマルアニールで
結晶化させている。そうすると、上記強誘電体薄膜の最
下層では、結晶核の生成が結晶成長よりも先行して、結
晶核密度が高くなり、粗大な結晶粒の成長が抑制され
る。これにより、上記強誘電体薄膜の最下層において、
ピンホールなどの隙間が小さくなり、表面モフォロジー
が改善される。その結果、上記強誘電体薄膜の結晶粒が
微細になり、その結晶粒径の均一性を向上させることが
できる。したがって、上記強誘電体薄膜の構造が緻密に
なり、強誘電体キャパシタの電気特性および強誘電体特
性を向上させることができる。
【0074】一実施形態の半導体装置の製造方法は、上
記強誘電体薄膜の材料が、 Bim−13m+3 A:Na、K、Pb、Ca、Sr、Ba、およびBiの
中から選択した1つ B:Fe、Ti、Nb、Ta、W、およびMoの中から
選択した1つ m:自然数 で示される材料である。
【0075】これにより、上記強誘電体薄膜において膜
疲労による劣化を少なくすることができる。
【0076】本発明の半導体装置は、基板上に順次積層
された下部電極,強誘電体薄膜および上部電極からなる
強誘電体キャパシタを有する半導体装置であって、上記
強誘電体薄膜が複数の層で構成され、上記強誘電体薄膜
の最下層の結晶核密度が、上記強誘電体薄膜において上
記最下層よりも上の層の結晶核密度よりも高いことを特
徴としている。
【0077】上記構成の半導体装置によれば、上記強誘
電体薄膜の最下層の結晶核密度が、強誘電体薄膜におい
て最下層よりも上の層の結晶核密度よりも高いので、強
誘電体薄膜において粗大な結晶粒の成長が抑制され、強
誘電体薄膜の表面モフォロジーが改善される。つまり、
上記強誘電体薄膜の構造が緻密になる。その結果、上記
強誘電体薄膜と下部電極との間、および、強誘電体薄膜
と上部電極との間ではピンホールなどの隙間が減少し、
強誘電体キャパシタの構造を緻密にすることができる。
【0078】また、上記強誘電体薄膜では、粗大な結晶
粒の生長が抑制されるから、結晶粒が微細になって、結
晶粒径が均一になる。その結果、上記強誘電体キャパシ
タの均一性が向上し、ヒステリシスループの対称性も向
上して、残留分極を大きくすることができる。
【0079】また、上記強誘電体薄膜の表面モフォロジ
ーが改善されるから、下部電極および上部電極に対する
強誘電体薄膜の密着性が向上して、クラックが減少し、
下部電極と上部電極との間で生じるリーク電流を減少さ
せることができる。
【0080】また、上記強誘電体キャパシタの残留分極
が大きく、強誘電体キャパシタにおいてリーク電流が減
少しているので、強誘電体キャパシタを記憶素子に用い
た場合は記憶素子の性能を向上させることができる。
【0081】また、上記強誘電体キャパシタに発生する
クラックが減少するので、製造歩留を高めることができ
る。
【0082】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置および
その製造方法を図示の実施の形態により詳細に説明す
る。
【0083】(第1実施形態)図1(a)〜(c)は本
発明の第1実施形態の半導体装置の製造方法の工程図で
ある。この半導体装置の製造方法を以下に説明する。
【0084】まず、図1(a)に示すように、熱酸化に
よって、基板としてのシリコン基板1の表面にシリコン
酸化膜2を形成した後、そのシリコン酸化膜2上に、T
i密着層3、Pt下部電極4をスパッタリング法で順次
形成する。そして、上記Pt下部電極4上に、例えば組
成比Sr/Bi/Ta=8/24/20のSBT溶液5
を例えば厚さ50nmで塗付した後、250℃,5分の
乾燥処理を行う。
【0085】次に、図1(b)に示すように、酸素雰囲
気中において第2温度としての600℃〜700℃の比
較的低い温度のアニールを、第1設定時間としての例え
ば30分施すことにより、均一で微細な結晶粒を有する
最下層としてのSBT層6を形成する。さらに、上記S
BT層6上に、SBT溶液を例えば厚さ50nmで塗布
して乾燥させた後、酸素雰囲気中において第1温度とし
ての例えば800℃のアニールを30分施してSBT層
7を形成する。このSBT層7と同様の形成工程を2回
行って、SBT層7上にSBT層8,SBT層9を順次
積層し、SBT層6,7,8,9からなる膜厚200nm
の強誘電体薄膜10を形成する。
【0086】最後に、図1(c)に示すように、スパッ
タリング法によって強誘電体薄膜10上にPtを積層し
た後、その積層したPtをフォトリソグラフィでパター
ニングすることによって、所望のパターンを有するPt
上部電極9を形成し、Pt下部電極4,強誘電体薄膜1
0およびPt上部電極11からなる強誘電体キャパシタ
を完成させる。
【0087】このように、上記SBT層6を形成するた
めのアニールの温度が、SBT層7,8,9を形成するた
めのアニールの温度より低いことによって、SBT層6
において粗大な結晶粒の成長が抑制されて、結晶核密度
が高く、ピンホールなどの隙間が小さくなり、表面モフ
ォロジーが改善される。したがって、上記強誘電体薄膜
10の構造が緻密になり、Pt下部電極4,強誘電体薄
膜10およびPt上部電極11からなる強誘電体キャパ
シタの均一性をより向上させることができる。
【0088】また、上記SBT層6の表面モフォロジー
が改善されるので、Pt下部電極4に対する強誘電体薄
膜10の密着性が向上し、Pt下部電極4,強誘電体薄
膜10およびPt上部電極11からなる強誘電体キャパ
シタの電気特性が向上する。その結果、上記強誘電体キ
ャパシタを記憶素子に用いることができる。
【0089】また、上記強誘電体薄膜10の結晶化が真
空装置を使用せずに行われているので、例えば真空引き
などの時間を必要としない。したがって、上記真空装置
を用いる場合よりも量産性を高めることができる。
【0090】また、上記強誘電体薄膜10が粗大な結晶
粒が生じやすいBi層状構造強誘電体であっても、強誘
電体薄膜10の結晶構造は緻密である。
【0091】また、上記強誘電体薄膜10の成膜方法は
塗布成膜であるので、例えばCVD法などよりも簡単
に、均一な膜厚の強誘電体薄膜10を形成することがで
きる。
【0092】また、下表に、夫々異なる成膜条件で形成
された複数の強誘電体薄膜の電子線強度(カウント数)
を示している。この電子線強度が大きいほど結晶性が良
く、残留分極が大きくなる。また、上記電子線強度は、
X線回折(X - Ray Diffraction)法により、結晶面の
1つである105面を測定している。
【表1】
【0093】なお、は、強誘電体薄膜を構成する複数
のSBT層の全てを800℃,30分のアニールで形成
している。また、は、強誘電体薄膜を構成する複数の
SBT層の全てを650℃,30分のアニールで形成し
ている。また、は、強誘電体薄膜を構成する複数のS
BT層のうちの最下層としてのSBT層のみを700
℃,30分のアニールで形成し、それ以外のSBT層は
800℃,30分のアニールで形成している。また、
は、強誘電体薄膜を構成する複数のSBT層のうちの最
下層としてのSBT層のみを650℃,30分のアニー
ルで形成し、それ以外のSBT層は800℃,30分の
アニールで形成している。は、強誘電体薄膜を構成す
る複数のSBT層のうちの最上層としてのSBT層のみ
を700℃,30分のアニールで形成し、それ以外のS
BT層は800℃,30分のアニールで形成している。
は、強誘電体薄膜を構成する複数のSBT層のうちの
最上層としてのSBT層のみを600℃,30分のアニ
ールで形成し、それ以外のSBT層は800℃,30分
のアニールで形成している。
【0094】表1に示すように、強誘電体薄膜を構成す
る複数のSBT層の全てを同じ条件で形成する場合
(,)と比較して、強誘電体薄膜を構成する複数の
SBT層のうちの最下層または最上層のみを比較的低温
のアニールで形成する場合(,,,)の方が結晶
性が良くなっている。また、強誘電体薄膜を構成する複
数のSBT層のうちの最下層のみを比較的低温のアニー
ルで形成する場合の方が、強誘電体薄膜を構成する複数
のSBT層のうちの最上層のみを比較的低温のアニール
で形成する場合よりも電子線強度の値が大きくなる。し
たがって、強誘電体薄膜を構成する複数のSBT層のう
ちの最下層にみを比較的低温のアニールで形成する場合
の方が、結晶性がより向上しているのでより好ましい。
【0095】上記第1実施形態では、SBT層6を形成
するためのアニールの時間は30分であったが、そのア
ニールの時間は10分を越えかつ60分以下であっても
よい。
【0096】また、上記第1実施形態では、酸素雰囲気
中において600℃〜700℃のアニールを30分施す
ことにより、強誘電体薄膜10の最下層としてのSBT
層6を形成したが、酸素雰囲気中において700℃を越
えかつ800℃以下のアニールを第2設定時間としての
5分〜10分施すことにより、強誘電体薄膜の最下層と
してのSBT層を形成してもよい。この場合においても
上記第1実施形態と同様の効果を奏する。
【0097】また、上記第1実施形態において、強誘電
体キャパシタを形成するために使用する基板は、通常、
半導体装置や集積回路などの基板であれば特に限定され
るものではないが、シリコン基板が好ましい。
【0098】また、上記第1実施形態では、組成比Sr
/Bi/Ta=8/24/20のSBT溶液を用いた
が、その組成比以外のSBT溶液を用いてもよい。
【0099】(第2実施形態)図2(a)〜(d)は本
発明の第2実施形態の半導体装置の製造方法の工程図で
ある。この半導体装置の製造方法を以下に説明する。
【0100】まず、図2(a)に示すように、熱酸化に
よって、基板としてのシリコン基板21の表面にシリコ
ン酸化膜22を形成した後、シリコン酸化膜22上に、
Ti密着層23、Pt下部電極24をスパッタリング法
で順次形成する。そして、上記Pt下部電極24上に、
例えば組成比Sr/Bi/Ta=8/24/20のSB
T溶液を例えば厚さ40nmで塗付した後、250℃,
5分の乾燥処理を行う。
【0101】次に、図2(b)に示すように、酸素雰囲
気中において第2温度としての600℃〜700℃の比
較的低い温度のアニールを、第1設定時間としての30
分施すことにより、均一で微細な結晶粒を有する最下層
としてのSBT層26を形成する。さらに、上記SBT
層26上に、SBT溶液を例えば厚さ40nmで塗布し
て乾燥させた後、酸素雰囲気中において第1温度として
の例えば750℃のアニールを例えば30分施してSB
T層27を形成する。このSBT層27と同様の形成工
程を2回行って、SBT層27上にSBT層28,SB
T層29を順次積層する。なお、上記SBT層27,2
8,29のアニールの温度は、700℃を越える温度で
あり、かつ、800℃以下の温度であればよい。また、
上記SBT層27,28,29のアニールの時間は、10
分を越える時間、かつ、60分以下の時間であればよ
い。
【0102】次に、図2(c)に示すように、上記SB
T層29上にSBT溶液30を塗付する。
【0103】そして、図2(d)に示すように、上記S
BT層29上のSBT溶液30に対して、酸素雰囲気中
において600℃〜700℃の比較的低い温度のアニー
ルを30分施して、均一で微細な結晶粒を有する最上層
としてのSBT層31を形成し、SBT層26,27,2
8,29,31からなる膜厚200nmの強誘電体薄膜3
2を形成する。最後に、スパッタリング法によって、強
誘電体薄膜32上にPtを積層した後、その積層したP
tをフォトリソグラフィでパターニングすることによっ
て、所望のパターンを有するPt上部電極33を形成
し、Pt下部電極24,強誘電体薄膜32およびPt上
部電極33からなる強誘電体キャパシタを完成させる。
【0104】このように、上記SBT層26,31を形
成するためのアニールの温度が、SBT層27,28,2
9を形成するためのアニールの温度より低いことによっ
て、SBT層26,31において粗大な結晶粒の成長が
抑制されて、結晶核密度が高く、ピンホールなどの隙間
が小さくなり、表面モフォロジーが改善される。したが
って、上記強誘電体薄膜32の構造が緻密になり、Pt
下部電極24,強誘電体薄膜32およびPt上部電極3
3からなる強誘電体キャパシタの均一性をより向上させ
ることができる。
【0105】また、上記SBT層26,31の表面モフ
ォロジーが改善されるので、Pt下部電極24およびP
t上部電極33に対する強誘電体薄膜32の密着性が向
上し、Pt下部電極24,強誘電体薄膜32およびPt
上部電極33からなる強誘電体キャパシタの電気特性が
より向上する。その結果、上記強誘電体キャパシタを記
憶素子に用いることができる。
【0106】また、上記強誘電体薄膜32の結晶化が真
空装置を使用せずに行われているので、例えば真空引き
を行うための時間を必要としない。したがって、上記真
空装置を用いる場合よりも量産性を高めることができ
る。
【0107】また、上記強誘電体薄膜32が粗大な結晶
粒が生じやすいBi層状構造強誘電体であっても、強誘
電体薄膜32の結晶構造は緻密である。
【0108】また、上記強誘電体薄膜32の成膜方法は
塗布成膜であることによって、例えばCVD法などより
も簡単に、均一な膜厚の強誘電体薄膜32を形成するこ
とができる。
【0109】上記第2実施形態では、上記SBT層2
6,31を形成するためのアニールの時間は30分であ
ったが、そのアニールの時間は10分越えかつ60分以
下であればよい。
【0110】また、上記第2実施形態では、600℃〜
700℃,30分のアニールを行ってSBT層26,31
を形成したが、例えば750℃,10分のアニールを行
って、強誘電体薄膜の最下層としてのSBT層と、強誘
電体薄膜の最上層としてのSBT層とを形成してもよ
い。この場合も、上記第2実施形態と同様の効果を奏す
る。ここで、強誘電体薄膜の最下層としてのSBT層
と、強誘電体薄膜の最上層としてのSBT層とのアニー
ルの時間は、5分〜10分の範囲であればよい。また、
上記強誘電体薄膜の最下層としてのSBT層と、強誘電
体薄膜の最上層としてのSBT層とのアニールの温度
は、700℃を越えかつ800℃以下であればよい。
【0111】また、例えば750℃,5〜10分のアニ
ールを行って強誘電体薄膜の最下層としてのSBT層を
形成し、600℃〜700℃,30分のアニールを行っ
て強誘電体薄膜の最上層としてのSBT層とを形成して
もよい。ここで、上記強誘電体薄膜の最下層としてのS
BT層のアニールの温度は、700℃を越えかつ800
℃以下であればよい。また、上記強誘電体薄膜の最上層
としてのSBT層のアニールの時間は、10分を越えか
つ60分以下であればよい。
【0112】また、例えば600℃〜700℃,30分
のアニールを行って強誘電体薄膜の最下層としてのSB
T層を形成し、例えば750℃,5〜10分のアニール
を行って強誘電体薄膜の最上層としてのSBT層とを形
成してもよい。ここで、上記強誘電体薄膜の最下層とし
てのSBT層のアニールの時間は、10分を越えかつ6
0分以下であればよい。また、上記強誘電体薄膜の最上
層としてのSBT層のアニールの温度は、700℃を越
えかつ800℃以下であればよい。
【0113】また、上記第2実施形態において、強誘電
体キャパシタを形成するために使用する基板は、通常、
半導体装置や集積回路などの基板であれば特に限定され
るものではないが、シリコン基板が好ましい。
【0114】また、上記第2実施形態では、組成比Sr
/Bi/Ta=8/24/20のSBT溶液を用いた
が、その組成比以外のSBT溶液を用いてもよい。
【0115】(第3実施形態)本発明の第3実施形態の
半導体装置の製造方法を以下に説明する。
【0116】まず、図4(a)に示すように、熱酸化に
よって、基板としてのシリコン基板61の表面にシリコ
ン酸化膜62を形成した後、そのシリコン酸化膜62上
に下部電極63を形成する。そして、LSMCD(Liqu
id Source Misted ChemicalDeposition)法を用いて、
例えば組成比Sr/Bi/Ta=7/23/20のSB
T溶液64を下部電極63上に堆積する。
【0117】次に、図4(b)に示すように、上記SB
T溶液64に対して乾燥、仮焼成を行った後、酸素雰囲
気中において、第2温度としての600℃〜700℃の
比較的低い温度のアニールを、第1設定時間としての例
えば30分間行うことによって均一性の良い結晶粒径を
有する最下層としての初期層65を下部電極63上に形
成する。更に、上記LSMCD法によって、Sr0.7
2.3Ta29の前駆体の溶液(Sr(OC24OC2
52,Bi(O-nC493,Ta(OC255)を一
層堆積させ、150℃,30分間の乾燥を施し後、第3
温度としての例えば450℃中で仮焼成を施す。このよ
うな堆積、乾燥および仮焼成を施す工程を例えば3回繰
り返した後、酸素雰囲気中で第1温度としての800℃
の結晶化アニールを,30分間行うことにより、SBT
薄膜66を初期層65上に形成する。
【0118】次に、図4(c)に示すように、上記SB
T薄膜66上に、SBT溶液67を一層をLSMCD法
により形成する。
【0119】次に、図4(d)に示すように、上記SB
T溶液67に対して乾燥、仮焼成を行った後、酸素雰囲
気中において、600℃〜700℃の比較的低い温度の
アニールを例えば30分間行って、均一性の良い結晶粒
径を有する最上層としての最終層68をSBT薄膜66
上に形成し、初期層65,SBT薄膜66および最終層
68からなるSBT強誘電体薄膜69を形成する。そし
て、上記SBT強誘電体薄膜69上に、上部電極材料と
するPtをスパッタリング法により堆積した後、フォト
リソグラフィによりパターンニングしたレジスタをマス
クとしてPtを加工して、上部電極70を形成する。
【0120】このように、600℃〜700℃の比較的
低い温度のアニールを30分間行うことによって、初期
層65と最終層68とを形成しているから、初期層6
5,最終層68において粗大な結晶粒の成長が抑制され
て、結晶核密度が高く、ピンホールなどの隙間が小さく
なり、表面モフォロジーが改善される。したがって、上
記強誘電体薄膜69の構造が緻密になり、下部電極6
3,強誘電体薄膜69および上部電極70からなる強誘
電体キャパシタの均一性をより向上させることができ
る。
【0121】また、上記初期層65と最終層68との表
面モフォロジーが改善されるので、下部電極63および
部電極70に対する強誘電体薄膜69の密着性が向上
し、強誘電体キャパシタ69の電気特性がより向上す
る。また、800℃の比較的高温の結晶化アニールを3
0分を行って、SBT薄膜66を形成しているから、残
留分極が大きくなり、強誘電体特性を十分に引き出すこ
とができる。その結果、上記強誘電体キャパシタ69を
記憶素子に用いることができる。
【0122】また、上記強誘電体薄膜69の結晶化が真
空装置を使用せずに行われているので、例えば真空引き
を行うための時間を必要としない。したがって、上記真
空装置を用いる場合よりも量産性を高めることができ
る。
【0123】また、上記強誘電体薄膜69が粗大な結晶
粒が生じやすいBi層状構造強誘電体であっても、強誘
電体薄膜69の結晶構造は緻密である。
【0124】また、上記強誘電体薄膜69をLSMCD
法で形成しているから、強誘電体薄膜69のグレインサ
イズがより微細になり、より緻密な強誘電体薄膜を得る
ことができる。
【0125】また、上記SBT薄膜66を、堆積、乾
燥、450℃の仮焼成を行う工程を3回繰り返して形成
しているから、800℃の結晶化アニールを30分間施
したときに、大きな結晶が成長する。その結果、残留分
極が大きくなり、強誘電体特性を十分かつ確実に引き出
すことができる。
【0126】上記第3実施形態では、初期層65,SB
T薄膜66および最終層68を形成するためのアニール
の時間は30分であったが、そのアニールの時間は10
分を越えかつ60分以下であってもよい。
【0127】また、上記初期層65,最終層68を形成
するためのアニールの温度は600℃〜700℃であっ
たが、事前に450℃の仮焼成を行っているので、その
アニールの温度は550℃〜700℃でもよい。
【0128】また、上記SBT薄膜66を形成するため
に、堆積、乾燥および仮焼成を施す工程を3回繰り返し
たが、2回または3回以上繰り返してもよい。要する
に、乾燥および仮焼成を施す工程は複数回繰り返しても
よい。
【0129】また、上記SBT薄膜66を結晶化するた
めの結晶化アニールの温度は800℃であったが、その
結晶化アニールの温度は700℃を越えかつ800℃以
下であってもよい。
【0130】(第4実施形態)本発明の第4実施形態の
半導体装置の製造方法は、初期層65および最終層68
の形成方法のみが第3実施形態と異なっている。
【0131】以下、上記初期層65および最終層68を
形成する方法を図4を用いて説明する。なお、上記初期
層65および最終層68の形成する以外の工程は、第3
実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0132】上記初期層65は次のようにして形成す
る。図4(a)に示すSBT溶液64に対して乾燥、仮
焼成を行った後、酸素雰囲気中において、第1温度とし
ての例えば800℃の比較的高温のアニールを、第2設
定時間としての5〜10分間行う。これにより、図4
(b)に示すように、均一性の良い結晶粒径を有する初
期層65が下部電極63上に形成される。
【0133】また、上記最終層68は次のようにして形
成する。図4(c)に示すSBT溶液67に対して乾
燥、仮焼成を行った後、酸素雰囲気中において、例えば
800℃の比較的高温のアニールを5分〜10分間行
う。これにより、図4(d)に示すように、均一性の良
い結晶粒径を有する最終層68がSBT薄膜66上に形
成される。
【0134】このように、上記初期層65と最終層68
とを形成しても、第3実施形態と同様の効果を奏する。
【0135】上記第4実施形態では、初期層65,最終
層68を形成するためのアニールの温度は800℃であ
ったが、そのアニールの温度は700℃を越えかつ80
0℃以下であればよい。
【0136】(第5実施形態)本発明の第5実施形態の
半導体装置の製造方法は、初期層65および最終層68
の形成方法のみが第3実施形態と異なっている。
【0137】以下、上記初期層65および最終層68を
形成する方法を図4を用いて説明する。なお、上記初期
層65および最終層68以外の形成工程は、第3実施形
態と同様であるので説明を省略する。
【0138】上記初期層65は次のようにして形成す
る。図4(a)に示すSBT溶液64に対して乾燥、仮
焼成を行った後、酸素雰囲気中において、第2温度とし
ての600℃〜700℃の比較的低い温度のアニール
を、第1設定時間としての例えば30分間行う。これに
より、図4(b)に示すように、均一性の良い結晶粒径
を有する初期層65が下部電極63上に形成される。
【0139】また、上記最終層68は次のようにして形
成する。図4(c)に示すSBT溶液67に対して乾
燥、仮焼成を行った後、酸素雰囲気中において、例えば
800℃の比較的高温のアニールを5分〜10分間行
う。これにより、図4(d)に示すように、均一性の良
い結晶粒径を有する最終層68がSBT薄膜66上に形
成される。
【0140】このように、上記初期層65と最終層68
とを形成しても、第3実施形態と同様の効果を奏する。
【0141】上記第5実施形態では、初期層65を形成
するためのアニールの温度は600℃〜700℃であっ
たが、事前に450℃の仮焼成を行っているので、その
アニールの温度は550℃〜700℃でもよい。
【0142】また、上記初期層65を形成するためのア
ニールの時間は30分であったが、そのアニールの時間
は10分を越えかつ60分以下であってもよい。
【0143】また、上記最終層68を形成するためのア
ニールの温度は800℃であったが、そのアニールの温
度は700℃を越えかつ800℃以下であってもよい。
【0144】(第6実施形態)本発明の第6実施形態の
半導体装置の製造方法は、初期層65および最終層68
の形成方法のみが第3実施形態と異なっている。
【0145】以下、上記初期層65および最終層68を
形成する方法を図4を用いて説明する。なお、上記初期
層65および最終層68以外の形成工程は、第3実施形
態と同様であるので説明を省略する。
【0146】上記初期層65は次のようにして形成す
る。図4(a)に示すSBT溶液64に対して乾燥、仮
焼成を行った後、酸素雰囲気中において、例えば800
℃の比較的高温のアニールを5分〜10分間行う。これ
により、図4(b)に示すように、均一性の良い結晶粒
径を有する初期層65が下部電極63上に形成される。
【0147】また、上記最終層68は次のようにして形
成する。図4(c)に示すSBT溶液67に対して乾
燥、仮焼成を行った後、酸素雰囲気中において、第2温
度としての600℃〜700℃の比較的低い温度のアニ
ールを、第1設定時間としての例えば30分間行う。こ
れにより、図4(d)に示すように、均一性の良い結晶
粒径を有する最終層68がSBT薄膜66上に形成され
る。
【0148】このように、上記初期層65と最終層68
とを形成しても、第3実施形態と同様の効果を奏する。
【0149】上記第6実施形態では、上記初期層65を
形成するためのアニールの温度は800℃であったが、
そのアニールの温度は700℃を越えかつ800℃以下
であってもよい。
【0150】また、上記最終層68を形成するためのア
ニールの温度は600℃〜700℃であったが、事前に
450℃の仮焼成を行っているので、そのアニールの温
度は550℃〜700℃でもよい。
【0151】また、上記最終層68を形成するためのア
ニールの時間は30分であったが、そのアニールの時間
は10分を越えかつ60分以下であってもよい。
【0152】(第7実施形態)図5に、本発明の第7実
施形態の半導体装置の製造方法のフローチャートを示
し、図6(a),(b)に、上記半導体装置の製造方法
の工程図を示している。なお、上記半導体装置の製造方
法においては、結晶化された強誘電体薄膜が得られる。
【0153】以下、図5および図6(a),(b)を用
いて、上記半導体装置の製造方法を説明する。
【0154】まず、図6(a)に示すように、熱酸化に
よって、シリコン基板71上にシリコン酸化膜72を形
成する。さらに、上記シリコン酸化膜72上に、Tiか
らなる密着層73、Ptからなる下部電極74をスパッ
タリング法で順次積層する(図5のステップS70)。
【0155】次に、上記下部電極74上に塗付するSB
T溶液の調整を行う。具体的には、組成比がSr/Bi
/Ta=8/24/20なるように、SBT溶液を調整
する(図5のステップS71)。
【0156】そして、上記下部電極74上に、Sr/B
i/Ta=8/24/20のSBT溶液をスピンコーテ
ィングする(図5のステップS72)。
【0157】次に、250℃,5分の乾燥を行って、結
晶化前のSBT層76を下部電極74上に形成する(図
5のステップS73)。
【0158】引き続き、上記SBT層76に対してレー
ザアニールを施すことにより、SBT層76を結晶化さ
せて、図6(b)に示すように、均一性の良い結晶粒形
を有する最下層としてのシード層86を、下部電極74
上に形成する(図5のステップS74)。
【0159】次に、上記シード層86上にSBT溶液を
スピンコーティングする(図5のステップS75)。
【0160】そして、上記シード層86上にある結晶化
前のSBT層に対して、250℃,5分の乾燥を行う
(図5のステップS76)。
【0161】次に、乾燥させたSBT層を700℃,3
0分のアニールで結晶化させる。これにより、上記シー
ド層86上に、結晶化したSBT層77が形成される
(図5のステップS77)。
【0162】その後、ステップS75〜S77を3回繰
り返して、SBT層77上にSBT層78,SBT層7
9を順次積層することにより、シード層86およびSB
T層77,78,79,80からなる膜厚200nmの強
誘電体薄膜81を形成する。つまり、上記ステップS7
5〜S77は合計4回繰り返される。
【0163】次に、上記SBT層80上に、上部電極材
料のPtをスパッタリングで堆積させる。そして、フォ
トリソグラフィにより、堆積したPt上に所望とする形
状のレジストを形成する。このレジストをマスクとして
用いて、堆積したPtをパターニングする。これによ
り、上記強誘電体薄膜81上にPtからなる上部電極8
2が形成される(図5のステップS78)。
【0164】このように、上記シード層86がレーザア
ニールで結晶化されているから、シード層86では結晶
成長よりも結晶核の生成が先行し、シード層86におい
て粗大な結晶粒の成長が抑制されて、結晶核密度の高い
シード層86が得られている。これにより、上記強誘電
体薄膜81の表面モフォロジーが改善されると共に、強
誘電体薄膜81の結晶粒径の均一性が向上する。したが
って、上記記強誘電体薄膜81の構造が緻密になり、下
部電極74,強誘電体薄膜81および上部電極82から
なる強誘電体キャパシタの電気特性および強誘電体特性
を向上させることができる。
【0165】また、上記強誘電体薄膜81では、粗大な
結晶粒の生長が抑制されるから、結晶粒が微細になると
共に、結晶粒径が均一になる。その結果、上記下部電極
74,強誘電体薄膜81,および上部電極82で構成する
強誘電体キャパシタの均一性が向上し、ヒステリシスル
ープの対称性も向上して、残留分極を大きくすることが
できる。
【0166】また、上記強誘電体薄膜81の表面モフォ
ロジーが改善されるから、下部電極74および上部電極
82に対する強誘電体薄膜81の密着性が向上して、ク
ラックが減少し、下部電極74と上部電極82との間で
生じるリーク電流を減少させることができる。
【0167】また、上記強誘電体キャパシタの残留分極
が大きく、強誘電体キャパシタにおいてリーク電流が減
少しているので、強誘電体キャパシタを記憶素子に用い
た場合は記憶素子の性能を向上させることができる。
【0168】また、上記強誘電体キャパシタに発生する
クラックが減少するので、製造歩留を高めることができ
る。
【0169】また、上記強誘電体薄膜81の結晶化が真
空装置を使用せずに行われているので、例えば真空引き
などの時間を必要としない。したがって、上記真空装置
を用いる場合よりも量産性を高めることができる。
【0170】また、上記強誘電体薄膜81は粗大な結晶
粒が生じやすいBi層状構造強誘電体であるが、強誘電
体薄膜81の結晶構造は緻密である。
【0171】上記第7実施形態では、組成比Sr/Bi
/Ta=8/24/20のSBT溶液を用いたが、これ
に限定されるものではない。すなわち他の組成比のSB
T溶液を使用してもよい。
【0172】また、上記強誘電体薄膜81は、強誘電体
特性を有する結晶化された薄膜であれば特に限定される
ものではない。例えば、以下の組成式の材料で強誘電体
薄膜81を形成してもよい。
【0173】Bim−13m+3 A:Na、K、Pb、Ca、Sr、Ba、およびBiの
中から選択した1つ B:Fe、Ti、Nb、Ta、W、およびMoの中から
選択した1つ m:自然数 上記強誘電体薄膜の材料としてBim−1
3m+3を用いた場合は、強誘電体薄膜において膜疲労
による劣化を少なくすることができる。
【0174】また、上記SBT層77,78,79,80
の熱処理としては、レーザーアニール、赤外ランプなど
を用いた赤外線加熱によるラピッドサーマルアニールな
どの公知のアニールにより行うことができる。
【0175】また、上記シード層86およびSBT層7
7,78,79,80を形成するために行う熱処理の温度
は、結晶化のための温度であれば特に限定されるもので
はないが、低いほど好ましく、例えば、750℃以下、
好ましくは600〜750℃、より好ましくは600〜
700℃、さらに好ましくは600〜650℃の温度範
囲が挙げられる。そして、上記熱処理の時間は、熱処理
の温度に応じて適宜設定すればよい。上記レーザアニー
ルを行う時間としては、例えば、1秒〜60分間程度が
挙げられる。
【0176】また、上記第7実施形態では、基板として
シリコン基板71を用いていたが、通常、半導体装置や
集積回路などの基板として使用することができる基板を
用いてもよい。すなわち、基板はシリコン基板71に限
定されるものではない。例えば、シリコンなどの半導体
基板、GaAsなどの化合物半導体基板、MgOなどの
酸化物結晶基板、硝子基板などを用いていもよい。そし
て、それらのなかから、形成しようとする素子の種類や
用途などにより適切な基板を選択すればよい。それらの
なかでもシリコン基板が好ましい。
【0177】また、上記下部電極74はPtで形成した
が、下部電極74の材料はPtに限定されなない。上記
下部電極の材料としては、下部電極上に形成する強誘電
体薄膜の成膜プロセスに耐えることができ、導電性を有
する材料がであれば特に限定されるものではない。例え
ば、Ta、Ti、Pt、Pt/Ti、Pt/Taなどを
下部電極の材料として用いることができる。また、上記
下部電極の膜厚も特に限定されない。上記下部電極の膜
厚は、形成しようとする素子のサイズなどに応じて適宜
調整すればよい。
【0178】また、上記実施形態では、ステップS75
〜S77を4回繰り返したが、複数回繰り返してもよ
い。好ましくは、ステップS75〜S77を3〜5回繰
り返す。
【0179】(第8実施形態)図7に、本発明の第8実
施形態の半導体装置の製造方法のフローチャートを示し
ている。上記第7実施形態では、強誘電体薄膜の最下層
としてのシード層を得るためにレーザアニールを行った
が、本実施形態では、強誘電体薄膜の最下層としてのシ
ード層を得るための熱処理の方法のみが第7実施形態と
異なる。
【0180】以下、図6(a),(b)および図7を用
いて、上記半導体装置の製造方法を説明する。
【0181】まず、図6(a)に示すように、熱酸化に
よって、シリコン基板71上にシリコン酸化膜72を形
成する。さらに、上記シリコン酸化膜72上に、Tiか
らなる密着層73、Ptからなる下部電極74をスパッ
タリング法で順次積層する(図7のステップS80)。
【0182】次に、上記下部電極74上に塗付するSB
T溶液の調整を行う。具体的には、組成比がSr/Bi
/Ta=8/24/20なるように、SBT溶液を調整
する(図7のステップS81)。
【0183】そして、上記下部電極74上に、Sr/B
i/Ta=8/24/20のSBT溶液をスピンコーテ
ィングする(図7のステップS82)。
【0184】次に、250℃,5分の乾燥を行って、結
晶化前のSBT層76を下部電極74上に形成する(図
7のステップS83)。
【0185】引き続き、上記SBT層76に対して例え
ば赤外線ランプなどを用いた赤外線加熱によりラピッド
サーマルアニールを施すことにより、SBT層76を結
晶化させて、図6(b)に示すように、均一性の良い結
晶粒形を有する最下層としてのシード層86を、下部電
極74上に形成する(図7のステップS84)。
【0186】次に、上記シード層86上にSBT溶液を
スピンコーティングする(図5のステップS75)。
【0187】そして、上記シード層86上にある結晶化
前のSBT層に対して、250℃,5分の乾燥を行う
(図7のステップS86)。
【0188】次に、乾燥させたSBT層を700℃,3
0分のアニールで結晶化させる。これにより、上記シー
ド層86上に、結晶化したSBT層77が形成される
(図7のステップS87)。
【0189】その後、ステップS75〜S77を3回繰
り返して、SBT層77上にSBT層78,SBT層7
9を順次積層することにより、シード層86およびSB
T層77,78,79,80からなる膜厚200nmの強
誘電体薄膜81を形成する。つまり、上記ステップS7
5〜S77は合計4回繰り返される。
【0190】次に、上記SBT層80上に、上部電極材
料のPtをスパッタリングで堆積させる。そして、フォ
トリソグラフィにより、堆積したPt上に所望とする形
状のレジストを形成する。このレジストをマスクとして
用いて、堆積したPtをパターニングする。これによ
り、上記強誘電体薄膜81上にPtからなる上部電極8
2が形成される(図7のステップS88)。
【0191】上記構成の半導体装置の製造方法によれ
ば、第7実施形態と同様の効果を奏すると共に、サーマ
ルラピッドアニールによりシード層86を得ているの
で、レーザアニールによりシード層86を得る場合より
も、製造コストを下げることができる。
【0192】上記第7実施形態では、組成比Sr/Bi
/Ta=8/24/20のSBT溶液を用いたが、これ
に限定されるものではない。すなわち他の組成比のSB
T溶液を使用してもよい。
【0193】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、比較的低い第2温度の加熱処理を強誘電体薄膜の最
下層および最上層の少なくとも一方に施すので、強誘電
体薄膜の最下層および最上層の少なくとも一方におい
て、粗大な結晶粒の成長が抑制されて、結晶核密度が高
く、ピンホールなどの隙間が小さくなり、表面モフォロ
ジーが改善される。したがって、上記強誘電体薄膜の構
造が緻密になり、強誘電体キャパシタの均一性を向上さ
せることができる。
【0194】また、上記強誘電体薄膜の最下層および最
上層の少なくとも一方の表面モフォロジーが改善される
ので、下部電極および上部電極の少なくとも一方に対す
る強誘電体薄膜の密着性が向上し、下部電極,強誘電体
薄膜および上部電極からなる強誘電体キャパシタの電気
特性が向上する。したがって、上記強誘電体キャパシタ
を記憶素子に用いることができる。
【0195】また、上記強誘電体薄膜の結晶化が真空装
置を用いずに行われているので、例えば真空引きなどの
時間を必要とせず、真空装置を用いる場合よりも量産性
を高めることができる。
【0196】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
によれば、上記強誘電体薄膜の最下層,最上層が比較的
低温である第2温度の加熱処理で結晶化されているの
で、強誘電体薄膜の最下層,最上層における粗大な結晶
粒の成長を抑制し、強誘電体薄膜の最下層,最上層の結
晶粒を均一かつ微細にすることができる。
【0197】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
によれば、上記強誘電体薄膜の最下層,最上層の加熱処
理の時間が比較的長時間である第1設定時間であるの
で、この加熱処理の温度が比較的低温である第2温度で
あっても、強誘電体薄膜の最下層,最上層を確実に結晶
化することができる。
【0198】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
によれば、上記強誘電体薄膜の最下層が比較的低温であ
る第2温度の加熱処理で結晶化されるので、強誘電体薄
膜の最下層における粗大な結晶粒の成長を抑制し、強誘
電体薄膜の最下層の結晶粒を均一かつ微細にすることが
できる。
【0199】また、上記強誘電体薄膜の最上層が比較的
短時間である第2設定時間の加熱処理で結晶化されるの
で、強誘電体薄膜の最上層における粗大な結晶粒の成長
を抑制し、強誘電体薄膜の最上層の結晶粒を均一かつ微
細にすることができる。
【0200】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
によれば、上記強誘電体薄膜の最下層を結晶化する加熱
処理の時間が比較的長時間である第1設定時間であるの
で、、この加熱処理の温度が比較的低温である第2温度
であっても、強誘電体薄膜の最下層を確実に結晶化する
ことができる。
【0201】上記強誘電体薄膜の最上層を結晶化する加
熱処理の温度が比較的高温である第1温度であるので、
この加熱処理の時間が比較的短時間である第2設定時間
であっても、強誘電体薄膜の最上層を確実に結晶化する
ことができる。
【0202】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
によれば、上記強誘電体薄膜の最下層が比較的短時間で
ある第2設定時間の加熱処理で結晶化されるので、強誘
電体薄膜の最下層における粗大な結晶粒の成長を抑制
し、強誘電体薄膜の最下層の結晶粒を均一かつ微細にす
ることができる。
【0203】また、上記強誘電体薄膜の最上層が比較的
低温である第2温度の加熱処理で結晶化されるので、強
誘電体薄膜の最上層における粗大な結晶粒の成長を抑制
し、強誘電体薄膜の最上層の結晶粒を均一かつ微細にす
ることができる。
【0204】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
によれば、上記強誘電体薄膜の最下層を結晶化する加熱
処理の温度が比較的高温である第1温度であるので、こ
の加熱処理の時間が比較的短時間である第2設定時間で
あっても、強誘電体薄膜の最下層を確実に結晶化するこ
とができる。
【0205】上記強誘電体薄膜の最上層を結晶化する加
熱処理の温度が比較的長時間である第1設定時間である
ので、この加熱処理の温度が比較的低温である第2温度
であっても、強誘電体薄膜の最上層を確実に結晶化する
ことができる。
【0206】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
によれば、比較的短い第2設定時間の加熱処理を強誘電
体薄膜の最下層および最上層の少なくとも一方に施すの
で、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少なくとも一
方において、粗大な結晶粒の成長が抑制されて、結晶核
密度が高く、ピンホールなどの隙間が小さくなり、表面
モフォロジーが改善される。したがって、上記強誘電体
薄膜の構造が緻密になり、強誘電体キャパシタの均一性
を向上させることができる。
【0207】また、上記強誘電体薄膜の最下層および最
上層の少なくとも一方の表面モフォロジーが改善される
ので、下部電極および上部電極の少なくとも一方に対す
る強誘電体薄膜の密着性が向上し、下部電極,強誘電体
薄膜および上部電極からなる強誘電体キャパシタの電気
特性が向上する。したがって、上記強誘電体キャパシタ
を記憶素子に用いることができる。
【0208】また、上記強誘電体薄膜の結晶化が真空装
置を用いずに行われているので、例えば真空引きなどの
時間を必要とせず、真空装置を用いる場合よりも量産性
を高めることができる。
【0209】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
によれば、上記強誘電体薄膜の最下層,最上層が比較的
短時間である第2設定時間の加熱処理で結晶化されるの
で、強誘電体薄膜の最下層,最上層における粗大な結晶
粒の成長を抑制し、強誘電体薄膜の最下層,最上層の結
晶粒を均一かつ微細にすることができる。
【0210】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
によれば、上記強誘電体薄膜の最下層,最上層の加熱処
理の温度が比較的高温である第1温度であるので、その
加熱処理の時間が比較的短時間である第2設定時間であ
っても、強誘電体薄膜の最下層,最上層を確実に結晶化
することができる。
【0211】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
は、上記強誘電体薄膜の最下層および最上層の少なくと
も一方を形成するための加熱処理が比較的短時間である
場合、第1温度が700℃を越えかつ800℃以下の温
度あるので、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少な
くとも一方において均一で微細な結晶粒を確実に得るこ
とができる。
【0212】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
は、第2温度が600℃〜700℃の範囲であるので、
強誘電体薄膜の最下層および最上層の少なくとも一方に
おいて均一で微細な結晶粒を確実に得ることができる。
【0213】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
は、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少なくとも一
方を形成するための加熱処理が比較的低温である場合、
第1設定時間が10分を越えかつ60分以下であるの
で、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少なくとも一
方において均一で微細な結晶粒を確実に得ることができ
る。
【0214】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
は、上記第2設定時間が5分〜10分の範囲であるの
で、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少なくとも一
方において均一で微細な結晶粒を確実に得ることができ
る。
【0215】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
によれば、上記強誘電体薄膜が粗大な結晶粒が生じやす
いBi層状構造強誘電体であっても、強誘電体薄膜の結
晶構造は緻密である。
【0216】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
によれば、上記強誘電体薄膜の成膜方法は塗布成膜であ
ることによって、例えばCVD法などよりも簡単に、均
一な膜厚の強誘電体薄膜を形成することができる。
【0217】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
は、上記強誘電体薄膜をLSMCD法で形成するから、
強誘電体薄膜のグレインサイズがより微細になり、より
緻密な強誘電体薄膜を形成することができる。
【0218】一実施形態の発明の半導体装置の製造方法
は、上記最下層と最上層との間の層を、堆積、第3温度
の仮焼成を行う工程を複数回繰り返して形成するから、
第1温度の結晶化アニールを第1設定時間施したとき
に、大きな結晶が成長して、残留分極が大きくなり、強
誘電体特性を十分かつ確実に引き出すことができる。
【0219】本発明の半導体装置によれば、上記強誘電
体薄膜の最下層および最上層の少なくとも一方の結晶粒
が、最下層と最上層との間の層の結晶粒よりも小さいの
で、強誘電体薄膜の最下層および最上層の少なくとも一
方は、結晶核密度が高く、表面モフォロジーが良好であ
り、下部電極および上部電極の少なくとも一方に対する
強誘電体薄膜の密着性が向上する。したがって、上記下
部電極,強誘電体薄膜および上部電極からなる強誘電体
キャパシタの電気特性が向上し、強誘電体キャパシタを
記憶素子に用いることができる。
【0220】本発明の半導体装置によれば、上記強誘電
体薄膜の最下層および最上層の結晶粒が、最下層と最上
層との間の層の結晶粒よりも小さいので、強誘電体薄膜
の最下層および最上層は、結晶核密度が高く、表面モフ
ォロジーが良好であり、下部電極および上部電極に対す
る強誘電体薄膜の密着性が向上する。したがって、上記
下部電極,強誘電体薄膜および上部電極からなる強誘電
体キャパシタの電気特性がより向上し、強誘電体キャパ
シタを記憶素子に用いることができる。
【0221】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
強誘電体薄膜の最下層はレーザ光を用いたレーザアニー
ルで結晶化させているから、強誘電体薄膜の結晶粒が微
細になり、その結晶粒径の均一性が向上して、強誘電体
薄膜の構造が緻密になり、強誘電体キャパシタの電気特
性および強誘電体特性を向上させることができる。
【0222】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
強誘電体薄膜の最下層は、例えば赤外線ランプなどを用
いた赤外線加熱によるラピッドサーマルアニールで結晶
化させるから、強誘電体薄膜の結晶粒が微細になり、そ
の結晶粒径の均一性も向上して、強誘電体薄膜の構造が
緻密になり、強誘電体キャパシタの電気特性および強誘
電体特性を向上させることができる。
【0223】一実施形態の半導体装置の製造方法は、上
記強誘電体薄膜の材料が、 Bim−13m+3 A:Na、K、Pb、Ca、Sr、Ba、およびBiの
中から選択した1つ B:Fe、Ti、Nb、Ta、W、およびMoの中から
選択した1つ m:自然数 で示される材料であるから、強誘電体薄膜において膜疲
労による劣化を少なくすることができる。
【0224】本発明の半導体装置は、強誘電体薄膜の最
下層の結晶核密度が、強誘電体薄膜において最下層より
も上の層の結晶核密度よりも高いので、強誘電体薄膜に
おいて粗大な結晶粒の成長が抑制され、強誘電体薄膜の
表面モフォロジーが改善されて、強誘電体薄膜と下部電
極との間、および、強誘電体薄膜と上部電極との間では
ピンホールなどの隙間が減少し、強誘電体キャパシタの
構造が緻密になる。
【0225】また、上記強誘電体薄膜では、粗大な結晶
粒の生長が抑制されるから、強誘電体キャパシタの均一
性が向上し、ヒステリシスループの対称性も向上して、
残留分極を大きくすることができる。
【0226】また、上記強誘電体薄膜の表面モフォロジ
ーが改善されるから、下部電極および上部電極に対する
強誘電体薄膜の密着性が向上して、クラックが減少し、
下部電極と上部電極との間で生じるリークを減少させる
ことができる。
【0227】また、上記強誘電体キャパシタの残留分極
が大きく、強誘電体キャパシタにおいてリーク電流が減
少しているので、強誘電体キャパシタを記憶素子に用い
た場合は記憶素子の性能を向上させることができる。
【0228】また、上記強誘電体キャパシタを製造する
ときに発生するクラックが減少するので、製造歩留を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)〜(c)は本発明の第1実施形態
の半導体装置の製造方法の工程図である。
【図2】 図2(a)〜(d)は本発明の第2実施形態
の半導体装置の製造方法の工程図である。
【図3】 図3(a),(b)は従来の半導体装置の製
造方法の工程図である。
【図4】 図4(a)〜(d)は本発明の第2,第3,第
4,第5および第6実施形態の半導体装置の製造方法の
工程図である。
【図5】 図5は本発明の第7実施形態の半導体装置の
製造方法のフローチャートである。
【図6】 図6(a),(b)は本発明の第7,第8実施
形態の半導体装置の製造方法の工程図である。
【図7】 図7は上記第8実施形態の半導体装置の製造
方法のフローチャートである。
【符号の説明】
1,21,61,71 シリコン基板 4,24 Pt下部電極 6,7,8,9 SBT層 11,33 Pt上部電極 10,32,69,81 強誘電体薄膜 26,27,28,29 SBT層 63,74 下部電極 65 初期層 66 SBT薄膜 68 最終層 70,82 上部電極 77,78,79,80 SBT層 86 シード層

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に順次積層された下部電極,強誘
    電体薄膜および上部電極からなる強誘電体キャパシタを
    備えた半導体装置の製造方法であって、 上記強誘電体薄膜を複数の層で構成し、 上記強誘電体薄膜の最下層と上記強誘電体薄膜の最上層
    との間の層に対して第1温度の加熱処理を第1設定時間
    施すことにより、上記最下層と上記最上層との間の層を
    結晶化すると共に、 上記最下層および上記最上層の少なくとも一方に対して
    上記第1温度よりも低い第2温度の加熱処理を施すこと
    により、上記最下層および上記最上層の少なくとも一方
    を結晶化することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記最下層と上記最上層とを上記第2温度の加熱処理に
    より結晶化することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記最下層と上記最上層との加熱処理の時間が上記第1
    設定時間であることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記最下層を上記第2温度の加熱処理により結晶化する
    と共に、上記最上層を上記第1設定時間よりも短い第2
    設定時間の加熱処理により結晶化することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記最下層を結晶化する加熱処理の時間が上記第1設定
    時間であると共に、上記最上層を結晶化する加熱処理の
    温度が上記第1温度であることを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記最下層を上記第1設定時間よりも短い第2設定時間
    の加熱処理により結晶化すると共に、上記最上層を上記
    第2温度の加熱処理により結晶化することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記最下層を結晶化する加熱処理の温度が上記第1温度
    であると共に、上記最下層を結晶化する加熱処理の時間
    が上記第1設定時間であることを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 基板上に順次積層された下部電極,強誘
    電体薄膜および上部電極からなる強誘電体キャパシタを
    備えた半導体装置の製造方法であって、 上記強誘電体薄膜を複数の層で構成し、 上記強誘電体薄膜の最下層と上記強誘電体薄膜の最上層
    との間の層に対して第1温度の加熱処理を第1設定時間
    施すことにより、上記最下層と上記最上層との間の層を
    結晶化すると共に、 上記最下層および上記最上層の少なくとも一方に対して
    上記第1設定時間よりも短い第2設定時間の加熱処理を
    施すことにより、上記最下層および上記最上層の少なく
    とも一方を結晶化することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の半導体装置の製造方法
    において、 上記最下層と上記最上層とを上記第2設定時間の加熱処
    理により結晶化することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の半導体装置の製造方
    法において、 上記最下層と上記最上層との加熱処理の温度が上記第1
    温度であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1つに記
    載の半導体装置の製造方法において、 上記第1温度が700℃を越えかつ800℃以下の温度
    であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか1つに記
    載の半導体装置の製造方法において、 上記第2温度が600℃〜700℃の範囲であることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか1つに記
    載の半導体装置の製造方法において、 上記第1設定時間が10分を越えかつ60分以下である
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか1つに記
    載の半導体装置の製造方法において、 上記第2設定時間が5分〜10分の範囲であることを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれか1つに記
    載の半導体装置の製造方法において、 上記強誘電体薄膜がBi層状構造強誘電体であることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のいずれか1つに記
    載の半導体装置の製造方法において、 上記強誘電体薄膜の成膜方法は塗布成膜であることを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至15のいずれか1つに記
    載の半導体装置の製造方法において、 上記強誘電体薄膜の成膜方法はLSMCD法であること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の半導体装置の製造
    方法において、 上記最下層と上記最上層との間の層は、堆積、第3温度
    の仮焼成を行う工程を複数回繰り返した後に、上記第1
    温度の加熱処理を上記第1設定時間施すことにより結晶
    化することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 基板上に順次積層された下部電極,強
    誘電体薄膜および上部電極からなる強誘電体キャパシタ
    を有する半導体装置であって、 上記強誘電体薄膜が複数の層で構成され、 上記強誘電体薄膜の最下層および上記強誘電体薄膜の最
    上層の少なくとも一方の結晶粒が、上記最下層と上記最
    上層との間の層の結晶粒よりも小さいことを特徴とする
    半導体装置。
  20. 【請求項20】 基板上に順次積層された下部電極,強
    誘電体薄膜および上部電極からなる強誘電体キャパシタ
    を有する半導体装置であって、 上記強誘電体薄膜が複数の層で構成され、 上記強誘電体薄膜の最下層および上記強誘電体薄膜の最
    上層の結晶粒が、上記最下層と上記最上層との間の層の
    結晶粒よりも小さいことを特徴とする半導体装置。
  21. 【請求項21】 基板上に順次積層された下部電極,強
    誘電体薄膜および上部電極からなる強誘電体キャパシタ
    を備えた半導体装置の製造方法であって、 上記強誘電体薄膜を複数の層で構成し、 上記強誘電体薄膜の最下層をレーザアニールで結晶化さ
    せることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 基板上に順次積層された下部電極,強
    誘電体薄膜および上部電極からなる強誘電体キャパシタ
    を備えた半導体装置の製造方法であって、 上記強誘電体薄膜を複数の層で構成し、 上記強誘電体薄膜の最下層を、赤外線加熱によるラピッ
    ドサーマルアニールで結晶化させることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項21または23に記載の半導体
    装置の製造方法において、 上記強誘電体薄膜の材料が、 Bim−13m+3 A:Na、K、Pb、Ca、Sr、Ba、およびBiの
    中から選択した1つ B:Fe、Ti、Nb、Ta、W、およびMoの中から
    選択した1つ m:自然数 で示される材料であることを特徴とする半導体薄膜の製
    造方法。
  24. 【請求項24】 基板上に順次積層された下部電極,強
    誘電体薄膜および上部電極からなる強誘電体キャパシタ
    を有する半導体装置であって、 上記強誘電体薄膜が複数の層で構成され、 上記強誘電体薄膜の最下層の結晶核密度が、上記強誘電
    体薄膜において上記最下層よりも上の層の結晶核密度よ
    りも高いことを特徴とする半導体装置。
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