JP2002162969A - 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 - Google Patents
電子鍵盤楽器の鍵盤装置Info
- Publication number
- JP2002162969A JP2002162969A JP2000361028A JP2000361028A JP2002162969A JP 2002162969 A JP2002162969 A JP 2002162969A JP 2000361028 A JP2000361028 A JP 2000361028A JP 2000361028 A JP2000361028 A JP 2000361028A JP 2002162969 A JP2002162969 A JP 2002162969A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- keyboard
- hammer
- jack
- holder
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡便かつコンパクトな構成で、レットオフに
近似した効果を、押鍵による発音に対する適正なタイミ
ングで容易に得ることができる電子鍵盤楽器の鍵盤装置
を提供する。 【解決手段】 鍵盤3と、鍵盤3の押鍵に伴い回動する
ハンマー4と、ハンマー4の押圧により、鍵盤3の押鍵
情報を検出する鍵スイッチ15と、磁石および磁性体の
一方で構成された吸着部29を有し、アクチュエータ部
4eの付近に設けられたホルダ26と、ホルダ26の付
近に設けられ、吸着部29に吸着可能な磁石および磁性
体の一方で構成された被吸着部31を有する回動自在の
ジャック27とを備え、ジャック27は、離鍵状態で
は、被吸着部31への吸着部29の吸着によりホルダ2
6に保持され、鍵盤3の押鍵時、回動したハンマー4の
アクチュエータ部4eが所定の回動ストロークで係合
し、被吸着部31がホルダ26の吸着部29から引き離
されることで、レットオフ効果を付与する。
近似した効果を、押鍵による発音に対する適正なタイミ
ングで容易に得ることができる電子鍵盤楽器の鍵盤装置
を提供する。 【解決手段】 鍵盤3と、鍵盤3の押鍵に伴い回動する
ハンマー4と、ハンマー4の押圧により、鍵盤3の押鍵
情報を検出する鍵スイッチ15と、磁石および磁性体の
一方で構成された吸着部29を有し、アクチュエータ部
4eの付近に設けられたホルダ26と、ホルダ26の付
近に設けられ、吸着部29に吸着可能な磁石および磁性
体の一方で構成された被吸着部31を有する回動自在の
ジャック27とを備え、ジャック27は、離鍵状態で
は、被吸着部31への吸着部29の吸着によりホルダ2
6に保持され、鍵盤3の押鍵時、回動したハンマー4の
アクチュエータ部4eが所定の回動ストロークで係合
し、被吸着部31がホルダ26の吸着部29から引き離
されることで、レットオフ効果を付与する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵盤およびその押
鍵に伴い回動するハンマーを備えた電子ピアノなどの電
子鍵盤楽器の鍵盤装置に関する。
鍵に伴い回動するハンマーを備えた電子ピアノなどの電
子鍵盤楽器の鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】グランドピアノなどのアコースティック
ピアノでは、鍵盤の押鍵に伴い、アクションが作動する
ことでハンマーを回動させ、回動したハンマーが弦を叩
くことによって、ピアノ音が発生する。具体的には、押
鍵された鍵盤によりアクションのウィッペンが突き上げ
られ、それに伴い、ウィッペンに取り付けたジャックが
ハンマーを突き上げ、回動させる。そして、ハンマーが
弦を叩く直前にジャックがハンマーから抜ける(レット
オフする)ようになっている。このレットオフの際に、
鍵盤のタッチ重さが急に軽くなる、いわゆるレットオフ
効果が得られるとともに、その後、ハンマーは慣性回動
状態で弦を叩く。
ピアノでは、鍵盤の押鍵に伴い、アクションが作動する
ことでハンマーを回動させ、回動したハンマーが弦を叩
くことによって、ピアノ音が発生する。具体的には、押
鍵された鍵盤によりアクションのウィッペンが突き上げ
られ、それに伴い、ウィッペンに取り付けたジャックが
ハンマーを突き上げ、回動させる。そして、ハンマーが
弦を叩く直前にジャックがハンマーから抜ける(レット
オフする)ようになっている。このレットオフの際に、
鍵盤のタッチ重さが急に軽くなる、いわゆるレットオフ
効果が得られるとともに、その後、ハンマーは慣性回動
状態で弦を叩く。
【0003】このレットオフ効果は、アコースティック
ピアノ特有のものであるため、電子ピアノなどにおいて
も、そのタッチ感をアコースティックピアノにできるだ
け近づけるべく、レットオフ効果が同様に得られること
が好ましい。図5および図6は、そのようなレットオフ
効果を得られるようにした、従来の電子ピアノの鍵盤装
置の一例を示している。この鍵盤装置51では、鍵盤5
2の後端部(図5の右端部)がシャーシ53に設けた鍵
盤支点54に回動自在に支持されるとともに、疑似アク
ションとして、第1ハンマー55、ジャック56、第2
ハンマー57およびストッパ58などが設けられてい
る。
ピアノ特有のものであるため、電子ピアノなどにおいて
も、そのタッチ感をアコースティックピアノにできるだ
け近づけるべく、レットオフ効果が同様に得られること
が好ましい。図5および図6は、そのようなレットオフ
効果を得られるようにした、従来の電子ピアノの鍵盤装
置の一例を示している。この鍵盤装置51では、鍵盤5
2の後端部(図5の右端部)がシャーシ53に設けた鍵
盤支点54に回動自在に支持されるとともに、疑似アク
ションとして、第1ハンマー55、ジャック56、第2
ハンマー57およびストッパ58などが設けられてい
る。
【0004】第1ハンマー55は、シャーシ53に支軸
55aを中心として回動自在に支持されており、支軸5
5aの前側のアクチュエータ当接部55bに、鍵盤52
のアクチュエータ部52aが上方から当接している。第
1ハンマー55の支軸55aよりも後ろ側の部分は、シ
ャーシ53の下側を後方に長く延びている。ジャック5
6は、逆L字形に形成されていて、第1ハンマー55の
シャーシ53から後方に突出した部分の上部に、支軸5
6aを中心として回動自在に取り付けられている。
55aを中心として回動自在に支持されており、支軸5
5aの前側のアクチュエータ当接部55bに、鍵盤52
のアクチュエータ部52aが上方から当接している。第
1ハンマー55の支軸55aよりも後ろ側の部分は、シ
ャーシ53の下側を後方に長く延びている。ジャック5
6は、逆L字形に形成されていて、第1ハンマー55の
シャーシ53から後方に突出した部分の上部に、支軸5
6aを中心として回動自在に取り付けられている。
【0005】また、第2ハンマー57は、ジャック56
の上方に配置され、シャーシ53に支軸57aを中心と
して、回動自在に支持され、後方に突出しており、離鍵
状態では、ジャック56が下方から当接している。スト
ッパ58は、第2ハンマー57の上方に間隔を存して配
置され、シャーシ53に後方に突出するように設けられ
ている。さらに、シャーシ53には、ジャックストッパ
59が後方に突出するように設けられており、離鍵状態
では、ジャック56がこのジャックストッパ59の下方
に所定の間隔を存して位置するとともに、第2ハンマー
57がジャックストッパ59に載った状態になってい
る。
の上方に配置され、シャーシ53に支軸57aを中心と
して、回動自在に支持され、後方に突出しており、離鍵
状態では、ジャック56が下方から当接している。スト
ッパ58は、第2ハンマー57の上方に間隔を存して配
置され、シャーシ53に後方に突出するように設けられ
ている。さらに、シャーシ53には、ジャックストッパ
59が後方に突出するように設けられており、離鍵状態
では、ジャック56がこのジャックストッパ59の下方
に所定の間隔を存して位置するとともに、第2ハンマー
57がジャックストッパ59に載った状態になってい
る。
【0006】さらに、シャーシ53には、第1ハンマー
55のアクチュエータ当接部55bの下側の位置に、各
鍵盤52の押鍵情報を検出するための多数の鍵スイッチ
60(1つのみ図示)が設けられている。鍵スイッチ6
0は、プリント基板61と、このプリント基板61に鍵
盤52ごとに取り付けられたゴムスイッチから成るスイ
ッチ本体62で構成されている。また、鍵スイッチ60
は、プリント基板61の後端部をシャーシ53に形成さ
れた係合凹部53aに差し込んだ状態で、スペーサ63
を介し、ねじ64によってシャーシ53に取り付けられ
ている。
55のアクチュエータ当接部55bの下側の位置に、各
鍵盤52の押鍵情報を検出するための多数の鍵スイッチ
60(1つのみ図示)が設けられている。鍵スイッチ6
0は、プリント基板61と、このプリント基板61に鍵
盤52ごとに取り付けられたゴムスイッチから成るスイ
ッチ本体62で構成されている。また、鍵スイッチ60
は、プリント基板61の後端部をシャーシ53に形成さ
れた係合凹部53aに差し込んだ状態で、スペーサ63
を介し、ねじ64によってシャーシ53に取り付けられ
ている。
【0007】以上の構成により、この鍵盤装置51で
は、図5に示す離鍵状態から鍵盤52が押鍵されると、
そのアクチュエータ部52aおよび第1ハンマー55の
アクチュエータ当接部55bを介して押圧されることに
より、第1ハンマー55が同図の反時計方向に回動す
る。これに伴い、ジャック56は第1ハンマー55と一
体に回動し、第2ハンマー57を突き上げ、上方に回動
させる。その後、第1ハンマー55の回動が進むと、ジ
ャック56はジャックストッパ59に当接することによ
って、その支軸56aを中心として反時計方向に回動す
る。これにより、ジャック56が第2ハンマー57から
抜けて、その凹部57bに入り込むようになる(図6参
照)。このようなジャック56の「抜け」によって、レ
ットオフ効果が得られる。その後、第2ハンマー57は
回動し続け、ストッパ58に衝突することによって、打
弦効果が得られる。
は、図5に示す離鍵状態から鍵盤52が押鍵されると、
そのアクチュエータ部52aおよび第1ハンマー55の
アクチュエータ当接部55bを介して押圧されることに
より、第1ハンマー55が同図の反時計方向に回動す
る。これに伴い、ジャック56は第1ハンマー55と一
体に回動し、第2ハンマー57を突き上げ、上方に回動
させる。その後、第1ハンマー55の回動が進むと、ジ
ャック56はジャックストッパ59に当接することによ
って、その支軸56aを中心として反時計方向に回動す
る。これにより、ジャック56が第2ハンマー57から
抜けて、その凹部57bに入り込むようになる(図6参
照)。このようなジャック56の「抜け」によって、レ
ットオフ効果が得られる。その後、第2ハンマー57は
回動し続け、ストッパ58に衝突することによって、打
弦効果が得られる。
【0008】その後、第2ハンマー57は、下方に回動
し、そのキャッチャー部57cが第1ハンマー55のバ
ックチェック部55cにキャッチされることで、第1ハ
ンマー55と一体に回動するようになる(図6参照)。
この回動が進むと、ジャック56がジャックストッパ5
9から離れることで、時計方向に回動し、第2ハンマー
57に当接した状態に復帰する。そして、第1および第
2ハンマー55、57がさらに回動することによって、
図5の離鍵状態に復帰する。また、第1ハンマー55の
回動に伴い、鍵スイッチ60が第1ハンマー55のアク
チュエータ当接部55bの下面で押圧されることによっ
て、鍵盤52の押鍵および押鍵速度が検出され、その検
出結果に応じて発音が制御される。
し、そのキャッチャー部57cが第1ハンマー55のバ
ックチェック部55cにキャッチされることで、第1ハ
ンマー55と一体に回動するようになる(図6参照)。
この回動が進むと、ジャック56がジャックストッパ5
9から離れることで、時計方向に回動し、第2ハンマー
57に当接した状態に復帰する。そして、第1および第
2ハンマー55、57がさらに回動することによって、
図5の離鍵状態に復帰する。また、第1ハンマー55の
回動に伴い、鍵スイッチ60が第1ハンマー55のアク
チュエータ当接部55bの下面で押圧されることによっ
て、鍵盤52の押鍵および押鍵速度が検出され、その検
出結果に応じて発音が制御される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
鍵盤装置51では、鍵盤52の押鍵に伴い、ジャック5
6が第2ハンマー57から実際に抜けることによって、
アコースティックピアノに近似したレットオフ効果が得
られる。しかし、この鍵盤装置51では、レットオフ効
果を得るために、第1ハンマー55に加えて、ジャック
56、第2ハンマー57やジャックストッパ59が必要
であり、部品点数が増加するとともに、部品の形状およ
び全体の構成が非常に複雑である。また、これらの部品
は、サイズが大きいとともに、鍵盤52の後方に配置し
なければならないため、鍵盤装置51が大型化するとい
う問題がある。
鍵盤装置51では、鍵盤52の押鍵に伴い、ジャック5
6が第2ハンマー57から実際に抜けることによって、
アコースティックピアノに近似したレットオフ効果が得
られる。しかし、この鍵盤装置51では、レットオフ効
果を得るために、第1ハンマー55に加えて、ジャック
56、第2ハンマー57やジャックストッパ59が必要
であり、部品点数が増加するとともに、部品の形状およ
び全体の構成が非常に複雑である。また、これらの部品
は、サイズが大きいとともに、鍵盤52の後方に配置し
なければならないため、鍵盤装置51が大型化するとい
う問題がある。
【0010】また、レットオフは、鍵盤52の押鍵によ
る発音に対して、アコースティックピアノと同様のタイ
ミングで得られることが望ましく、そうでなければ、違
和感が生じてしまう。すなわち、前述したように、アコ
ースティックピアノでは、ハンマーが弦を叩く直前、す
なわち発音の直前のタイミングで、ジャックがハンマー
から抜け、レットオフが得られるようになっており、こ
のような発音とレットオフとのタイミングの関係を電子
ピアノでも維持することが、良好なタッチ感を確保する
上で極めて重要である。
る発音に対して、アコースティックピアノと同様のタイ
ミングで得られることが望ましく、そうでなければ、違
和感が生じてしまう。すなわち、前述したように、アコ
ースティックピアノでは、ハンマーが弦を叩く直前、す
なわち発音の直前のタイミングで、ジャックがハンマー
から抜け、レットオフが得られるようになっており、こ
のような発音とレットオフとのタイミングの関係を電子
ピアノでも維持することが、良好なタッチ感を確保する
上で極めて重要である。
【0011】これに対して、従来の鍵盤装置51では、
ジャック56および鍵スイッチ60がそれぞれ、互いに
別部品である第1ハンマー55およびシャーシ53に取
り付けられているため、それらの組立精度がレットオフ
および発音のタイミングに影響を及ぼしてしまう。さら
に、発音のタイミングは、第1ハンマー55が鍵スイッ
チ60を押圧することで定まる一方、レットオフのタイ
ミングは、第1ハンマー55とジャック56との関係だ
けでは定まらず、これに加えて第2ハンマー57やジャ
ックストッパ59との位置関係などによって定まるた
め、発音に対する適正なレットオフタイミングが非常に
得にくいという問題がある。このため、適正なレットオ
フタイミングを得るために、上記の部品の相互の位置関
係を調整することが必要になるなど、調整作業が非常に
煩雑で、調整に時間がかかり、このことが製造コストの
上昇の原因になる。
ジャック56および鍵スイッチ60がそれぞれ、互いに
別部品である第1ハンマー55およびシャーシ53に取
り付けられているため、それらの組立精度がレットオフ
および発音のタイミングに影響を及ぼしてしまう。さら
に、発音のタイミングは、第1ハンマー55が鍵スイッ
チ60を押圧することで定まる一方、レットオフのタイ
ミングは、第1ハンマー55とジャック56との関係だ
けでは定まらず、これに加えて第2ハンマー57やジャ
ックストッパ59との位置関係などによって定まるた
め、発音に対する適正なレットオフタイミングが非常に
得にくいという問題がある。このため、適正なレットオ
フタイミングを得るために、上記の部品の相互の位置関
係を調整することが必要になるなど、調整作業が非常に
煩雑で、調整に時間がかかり、このことが製造コストの
上昇の原因になる。
【0012】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、簡便かつコンパクトな構成によ
って、レットオフに近似した効果を、押鍵による発音に
対する適正なレットオフタイミングで容易に得ることが
できる電子鍵盤楽器の鍵盤装置を提供することを目的と
している。
になされたものであり、簡便かつコンパクトな構成によ
って、レットオフに近似した効果を、押鍵による発音に
対する適正なレットオフタイミングで容易に得ることが
できる電子鍵盤楽器の鍵盤装置を提供することを目的と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の電子鍵盤楽器の鍵盤装置は、回動自在の鍵
盤と、アクチュエータ部を有し、鍵盤の押鍵に伴い回動
するハンマーと、回動したハンマーで押圧されることに
より、当該電子鍵盤楽器の発音を制御するための鍵盤の
押鍵情報を検出する鍵スイッチと、磁石および磁性体の
一方で構成された吸着部を有し、ハンマーのアクチュエ
ータ部の付近に設けられたホルダと、このホルダの付近
に設けられるとともに、ホルダの吸着部に吸着可能な磁
石および磁性体の一方で構成された被吸着部を有する回
動自在のジャックとを備え、このジャックは、鍵盤の離
鍵状態では、被吸着部が吸着部に吸着されていることに
よってホルダに保持されており、鍵盤が押鍵されたとき
に、回動したハンマーのアクチュエータ部が所定の回動
ストロークで係合することによって、被吸着部がホルダ
の吸着部から引き離されることにより、レットオフ効果
を付与するように構成されていることを特徴とする。
め、本発明の電子鍵盤楽器の鍵盤装置は、回動自在の鍵
盤と、アクチュエータ部を有し、鍵盤の押鍵に伴い回動
するハンマーと、回動したハンマーで押圧されることに
より、当該電子鍵盤楽器の発音を制御するための鍵盤の
押鍵情報を検出する鍵スイッチと、磁石および磁性体の
一方で構成された吸着部を有し、ハンマーのアクチュエ
ータ部の付近に設けられたホルダと、このホルダの付近
に設けられるとともに、ホルダの吸着部に吸着可能な磁
石および磁性体の一方で構成された被吸着部を有する回
動自在のジャックとを備え、このジャックは、鍵盤の離
鍵状態では、被吸着部が吸着部に吸着されていることに
よってホルダに保持されており、鍵盤が押鍵されたとき
に、回動したハンマーのアクチュエータ部が所定の回動
ストロークで係合することによって、被吸着部がホルダ
の吸着部から引き離されることにより、レットオフ効果
を付与するように構成されていることを特徴とする。
【0014】この電子鍵盤楽器の鍵盤装置によれば、鍵
盤が離鍵されている状態では、ジャックの磁石または磁
性体から成る被吸着部が、ホルダの磁石または磁性体か
ら成る吸着部に吸着されていることで、ジャックはホル
ダに保持されている。この離鍵状態から鍵盤が押鍵され
ると、それに伴ってハンマーが回動し、そのアクチュエ
ータ部がジャックに所定の回動ストロークで係合するこ
とによって、被吸着部がホルダの吸着部からその吸着力
に抗して引き離され、ジャックが回動させられる。この
ような磁石の吸着力に抗したジャックの引き離しによ
り、その際、鍵盤のタッチ重さが急に軽くなり、すなわ
ちレットオフに近似した効果が付与される。また、回動
したハンマーが鍵スイッチを押圧することによって、鍵
盤の押鍵情報が検出され、その検出結果に基づいて電子
鍵盤楽器の発音が制御される。
盤が離鍵されている状態では、ジャックの磁石または磁
性体から成る被吸着部が、ホルダの磁石または磁性体か
ら成る吸着部に吸着されていることで、ジャックはホル
ダに保持されている。この離鍵状態から鍵盤が押鍵され
ると、それに伴ってハンマーが回動し、そのアクチュエ
ータ部がジャックに所定の回動ストロークで係合するこ
とによって、被吸着部がホルダの吸着部からその吸着力
に抗して引き離され、ジャックが回動させられる。この
ような磁石の吸着力に抗したジャックの引き離しによ
り、その際、鍵盤のタッチ重さが急に軽くなり、すなわ
ちレットオフに近似した効果が付与される。また、回動
したハンマーが鍵スイッチを押圧することによって、鍵
盤の押鍵情報が検出され、その検出結果に基づいて電子
鍵盤楽器の発音が制御される。
【0015】このように、本発明の鍵盤装置では、レッ
トオフ効果を得るために、ハンマー以外に、吸着部を有
するホルダ、および被吸着部を有するジャックを設ける
だけでよいので、従来の鍵盤装置51と比較して、部品
点数を削減でき、構成が単純であるとともに、必要なス
ペースが小さく、鍵盤装置全体のコンパクト化を図るこ
とができる。また、鍵スイッチを押圧するハンマーがジ
ャックに直接、係合することによって、レットオフ効果
を得るので、押鍵による発音に対する適正なレットタイ
ミングを、煩雑な調整作業を行うことなく、容易に得る
ことができる。同じ理由から、鍵盤の押鍵ストロークに
対する適正なレットオフおよび発音のタイミングを容易
に得ることができる。
トオフ効果を得るために、ハンマー以外に、吸着部を有
するホルダ、および被吸着部を有するジャックを設ける
だけでよいので、従来の鍵盤装置51と比較して、部品
点数を削減でき、構成が単純であるとともに、必要なス
ペースが小さく、鍵盤装置全体のコンパクト化を図るこ
とができる。また、鍵スイッチを押圧するハンマーがジ
ャックに直接、係合することによって、レットオフ効果
を得るので、押鍵による発音に対する適正なレットタイ
ミングを、煩雑な調整作業を行うことなく、容易に得る
ことができる。同じ理由から、鍵盤の押鍵ストロークに
対する適正なレットオフおよび発音のタイミングを容易
に得ることができる。
【0016】この場合、鍵スイッチおよびジャックが、
一体成形されたハンマーレールに設けられていることが
好ましい。
一体成形されたハンマーレールに設けられていることが
好ましい。
【0017】この構成によれば、鍵スイッチおよびジャ
ックが、共通のしかも一体成形されたハンマーレールに
設けられているので、両者の相対的な位置関係の精度が
非常に高くなり、したがって、適正なレットオフタイミ
ングを、その調整をほとんど必要とすることなく、極め
て容易に得ることができる。
ックが、共通のしかも一体成形されたハンマーレールに
設けられているので、両者の相対的な位置関係の精度が
非常に高くなり、したがって、適正なレットオフタイミ
ングを、その調整をほとんど必要とすることなく、極め
て容易に得ることができる。
【0018】さらにこの場合、ホルダがハンマーレール
に取り付けられ、ジャックがホルダに回動自在に取り付
けられていることが好ましい。
に取り付けられ、ジャックがホルダに回動自在に取り付
けられていることが好ましい。
【0019】この構成によれば、ジャックがホルダに直
接、取り付けられているので、部品点数の削減と構成の
単純化およびコンパクト化を促進できる。また、例えば
ジャックをホルダにあらかじめ取り付けた後、鍵盤装置
に組み付けることが可能になるなど、組立作業の容易化
を図ることもできる。
接、取り付けられているので、部品点数の削減と構成の
単純化およびコンパクト化を促進できる。また、例えば
ジャックをホルダにあらかじめ取り付けた後、鍵盤装置
に組み付けることが可能になるなど、組立作業の容易化
を図ることもできる。
【0020】これらの場合、鍵盤は、その中央部におい
て鍵盤支点に回動自在に支持され、ハンマーは、その後
端部においてハンマー支点に回動自在に支持され且つ鍵
盤の上方に配置され、鍵盤の押鍵に伴い、鍵盤の鍵盤支
点よりも後方の部分で押し上げられることによって回動
し、アクチュエータ部は、ハンマーのハンマー支点のす
ぐ後方の位置に形成されていることが好ましい。
て鍵盤支点に回動自在に支持され、ハンマーは、その後
端部においてハンマー支点に回動自在に支持され且つ鍵
盤の上方に配置され、鍵盤の押鍵に伴い、鍵盤の鍵盤支
点よりも後方の部分で押し上げられることによって回動
し、アクチュエータ部は、ハンマーのハンマー支点のす
ぐ後方の位置に形成されていることが好ましい。
【0021】この構成では、ハンマーが、その後端部で
回動自在に支持され、鍵盤の上方に配置されるととも
に、アクチュエータ部が、ハンマーのハンマー支点のす
ぐ後方の位置に形成されている。したがって、ハンマ
ー、ホルダおよびジャックが鍵盤の後方に占めるスペー
スをより小さくすることができ、それによって、鍵盤装
置のコンパクト化をさらに促進することができる。
回動自在に支持され、鍵盤の上方に配置されるととも
に、アクチュエータ部が、ハンマーのハンマー支点のす
ぐ後方の位置に形成されている。したがって、ハンマ
ー、ホルダおよびジャックが鍵盤の後方に占めるスペー
スをより小さくすることができ、それによって、鍵盤装
置のコンパクト化をさらに促進することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、図面を参照しながら、詳細に説明する。図1〜図3
は、本発明の一実施形態による電子ピアノの鍵盤装置を
示している。この鍵盤装置1は、シャーシ2と、シャー
シ2に左右方向(図1の奥行方向)に並んだ状態で取り
付けられた多数の鍵盤3(白鍵3aおよび黒鍵3bを各
1つ図示)と、各鍵盤3の押鍵に伴って回動する多数の
ハンマー4(1つのみ図示)などを備えている。
を、図面を参照しながら、詳細に説明する。図1〜図3
は、本発明の一実施形態による電子ピアノの鍵盤装置を
示している。この鍵盤装置1は、シャーシ2と、シャー
シ2に左右方向(図1の奥行方向)に並んだ状態で取り
付けられた多数の鍵盤3(白鍵3aおよび黒鍵3bを各
1つ図示)と、各鍵盤3の押鍵に伴って回動する多数の
ハンマー4(1つのみ図示)などを備えている。
【0023】シャーシ2は、プレスにより打抜きおよび
折曲げ加工した鉄板などを井桁状に組み立てたものであ
り、棚板5にねじ5aで水平に固定されている。シャー
シ2の前後方向(図1の左右方向)の中央部には、多数
のバランスピン6(鍵盤支点)が左右方向に並んで立設
されている(1つのみ図示)。
折曲げ加工した鉄板などを井桁状に組み立てたものであ
り、棚板5にねじ5aで水平に固定されている。シャー
シ2の前後方向(図1の左右方向)の中央部には、多数
のバランスピン6(鍵盤支点)が左右方向に並んで立設
されている(1つのみ図示)。
【0024】鍵盤3は、白鍵3aと黒鍵3bから成り、
それぞれが断面矩形の木製の鍵盤本体3cと、その上面
前部に接着された合成樹脂製の鍵盤カバー3dで構成さ
れている。鍵盤本体3cの中央部にはバランスピン孔3
eが形成されており、鍵盤3は、このバランスピン孔3
eを介して、バランスピン6に回動自在に支持されてい
る。
それぞれが断面矩形の木製の鍵盤本体3cと、その上面
前部に接着された合成樹脂製の鍵盤カバー3dで構成さ
れている。鍵盤本体3cの中央部にはバランスピン孔3
eが形成されており、鍵盤3は、このバランスピン孔3
eを介して、バランスピン6に回動自在に支持されてい
る。
【0025】ハンマー4は、鍵盤3ごとに設けられてお
り、断面が矩形の棒状の合成樹脂製のハンマー本体4a
と、その両側面の前部に取り付けたおもり板4b(1つ
のみ図示)を備えている。図3に示すように、ハンマー
本体4aの後端部には、後方に開放する円弧状の軸穴4
cが形成されており、ハンマー4は、この軸穴4cが後
述のハンマーレール21の支点軸部21c(ハンマー支
点)に係合することによって、ハンマーレール21に回
動自在に支持されている。また、ハンマー本体4aに
は、その下面の軸穴4cの前側に調整ねじ4dが進退自
在に取り付けられており、ハンマー4は、この調整ねじ
4dを介して、対応する鍵盤3の上面後端部に載置さ
れ、鍵盤3の上側を前後方向に延びている。さらに、ハ
ンマー本体4aは、軸穴4cよりも上側の部分が後方に
突出していて、この突出部分が、次に述べるレットオフ
機構25を駆動するためのアクチュエータ部4eになっ
ている。
り、断面が矩形の棒状の合成樹脂製のハンマー本体4a
と、その両側面の前部に取り付けたおもり板4b(1つ
のみ図示)を備えている。図3に示すように、ハンマー
本体4aの後端部には、後方に開放する円弧状の軸穴4
cが形成されており、ハンマー4は、この軸穴4cが後
述のハンマーレール21の支点軸部21c(ハンマー支
点)に係合することによって、ハンマーレール21に回
動自在に支持されている。また、ハンマー本体4aに
は、その下面の軸穴4cの前側に調整ねじ4dが進退自
在に取り付けられており、ハンマー4は、この調整ねじ
4dを介して、対応する鍵盤3の上面後端部に載置さ
れ、鍵盤3の上側を前後方向に延びている。さらに、ハ
ンマー本体4aは、軸穴4cよりも上側の部分が後方に
突出していて、この突出部分が、次に述べるレットオフ
機構25を駆動するためのアクチュエータ部4eになっ
ている。
【0026】図2および図3に示すように、レットオフ
機構25は、各ハンマー4のアクチュエータ部4eのす
ぐ後方の位置に配置されており、ホルダ26と、このホ
ルダ26に回動自在に取り付けられたジャック27で構
成されている。
機構25は、各ハンマー4のアクチュエータ部4eのす
ぐ後方の位置に配置されており、ホルダ26と、このホ
ルダ26に回動自在に取り付けられたジャック27で構
成されている。
【0027】ホルダ26は、ホルダ本体28と、このホ
ルダ本体28に取り付けられた吸着部29を備えてい
る。ホルダ本体28は、合成樹脂の成形品などから成
り、上下方向に延びる矩形の背壁部28aと、背壁部2
8aの下半部から前方に突出する左右一対のジャック支
持部28b、28bとから構成されている。吸着部29
は、鉄板などの磁性体から成り、背壁部28aの前面の
上半部に取り付けられている。また、左右のジャック支
持部28b、28bには、下面に開口する支持穴28
c、28cが互いに対向するように形成されている。ま
た、各ジャック支持部28bは、背壁部28aに対して
下方に若干、突出しており、この突出部分がハンマーレ
ール21に形成された段部21eに係合することによ
り、ホルダ26は、ハンマーレール21に載せられ且つ
前後方向に位置決めされた状態で、ハンマーレール21
にねじ(図示せず)などで固定されている。
ルダ本体28に取り付けられた吸着部29を備えてい
る。ホルダ本体28は、合成樹脂の成形品などから成
り、上下方向に延びる矩形の背壁部28aと、背壁部2
8aの下半部から前方に突出する左右一対のジャック支
持部28b、28bとから構成されている。吸着部29
は、鉄板などの磁性体から成り、背壁部28aの前面の
上半部に取り付けられている。また、左右のジャック支
持部28b、28bには、下面に開口する支持穴28
c、28cが互いに対向するように形成されている。ま
た、各ジャック支持部28bは、背壁部28aに対して
下方に若干、突出しており、この突出部分がハンマーレ
ール21に形成された段部21eに係合することによ
り、ホルダ26は、ハンマーレール21に載せられ且つ
前後方向に位置決めされた状態で、ハンマーレール21
にねじ(図示せず)などで固定されている。
【0028】一方、ジャック27は、ジャック本体30
と、このジャック本体30に取り付けられた被吸着部3
1を備えている。ジャック本体30は、合成樹脂の成形
品などで構成され、下端部から側方に突出する左右一対
のピン30a、30aを有していて、これらのピン30
a、30aがホルダ26の左右の支持穴28c、28c
に係合することによって、ホルダ26に回動自在に且つ
抜止め状態で支持されている。また、ジャック本体30
の下端部には、ハンマー4の回動時にアクチュエータ部
4eにより押圧される被押圧部30bが、上端部には、
回動したハンマー4が当接するハンマー当接部30c
が、いずれも前方に突出するように形成されている。被
吸着部31は、磁石で構成され、ジャック本体30の背
面に、ホルダ26の吸着部29に対向するように取り付
けられている。さらに、ジャック本体30の一方のピン
30aには、ジャック27をホルダ26側(図2の時計
方向)に付勢するためのねじりコイルばね32が取り付
けられている。
と、このジャック本体30に取り付けられた被吸着部3
1を備えている。ジャック本体30は、合成樹脂の成形
品などで構成され、下端部から側方に突出する左右一対
のピン30a、30aを有していて、これらのピン30
a、30aがホルダ26の左右の支持穴28c、28c
に係合することによって、ホルダ26に回動自在に且つ
抜止め状態で支持されている。また、ジャック本体30
の下端部には、ハンマー4の回動時にアクチュエータ部
4eにより押圧される被押圧部30bが、上端部には、
回動したハンマー4が当接するハンマー当接部30c
が、いずれも前方に突出するように形成されている。被
吸着部31は、磁石で構成され、ジャック本体30の背
面に、ホルダ26の吸着部29に対向するように取り付
けられている。さらに、ジャック本体30の一方のピン
30aには、ジャック27をホルダ26側(図2の時計
方向)に付勢するためのねじりコイルばね32が取り付
けられている。
【0029】ハンマーレール21は、中空のアルミニウ
ム製の単一の押出成形品で構成され、すべてのハンマー
4にわたるよう左右方向に延びていて、ねじ8によりシ
ャーシ2に連結されるとともに、ねじ5bで棚板5に固
定されている。ハンマーレール21は、前述した支点軸
部21cを有する、上下方向に延びるハンマー支持部2
1aと、その上端から前側上方に斜めに延びるストッパ
取付部21bなどを一体に有している。
ム製の単一の押出成形品で構成され、すべてのハンマー
4にわたるよう左右方向に延びていて、ねじ8によりシ
ャーシ2に連結されるとともに、ねじ5bで棚板5に固
定されている。ハンマーレール21は、前述した支点軸
部21cを有する、上下方向に延びるハンマー支持部2
1aと、その上端から前側上方に斜めに延びるストッパ
取付部21bなどを一体に有している。
【0030】ストッパ取付部21bの先端部には、ハン
マー4の上方への回動を規制するためのストッパ14が
設けられている。このストッパ14もすべてのハンマー
4にわたるよう左右方向に延びており、発泡ウレタンな
どで構成されている。さらに、ハンマー4の上方には、
各鍵盤3の押鍵情報を検出するための鍵スイッチ15が
設けられている。鍵スイッチ15は、プリント基板16
と、このプリント基板16に鍵盤3ごとに取り付けられ
たゴムスイッチから成るスイッチ本体17で構成されて
いる。また、鍵スイッチ15は、プリント基板16の後
端部をストッパ取付部21bの基端部に形成された係合
凹部21dに差し込んだ状態で、スペーサ18を介し、
ねじ22によりストッパ取付部21bに取り付けられて
いる。
マー4の上方への回動を規制するためのストッパ14が
設けられている。このストッパ14もすべてのハンマー
4にわたるよう左右方向に延びており、発泡ウレタンな
どで構成されている。さらに、ハンマー4の上方には、
各鍵盤3の押鍵情報を検出するための鍵スイッチ15が
設けられている。鍵スイッチ15は、プリント基板16
と、このプリント基板16に鍵盤3ごとに取り付けられ
たゴムスイッチから成るスイッチ本体17で構成されて
いる。また、鍵スイッチ15は、プリント基板16の後
端部をストッパ取付部21bの基端部に形成された係合
凹部21dに差し込んだ状態で、スペーサ18を介し、
ねじ22によりストッパ取付部21bに取り付けられて
いる。
【0031】次に、上記構成の鍵盤装置1の動作を説明
する。まず、鍵盤3の離鍵状態では、図1および図3
(a)に示すように、ハンマー4はほぼ水平で、そのア
クチュエータ部4eはジャック27から離れた状態でこ
れに対向している。また、ジャック27の被吸着部31
がホルダ26の吸着部29に吸着されていることで、ジ
ャック27はホルダ26に保持されている。
する。まず、鍵盤3の離鍵状態では、図1および図3
(a)に示すように、ハンマー4はほぼ水平で、そのア
クチュエータ部4eはジャック27から離れた状態でこ
れに対向している。また、ジャック27の被吸着部31
がホルダ26の吸着部29に吸着されていることで、ジ
ャック27はホルダ26に保持されている。
【0032】この離鍵状態から鍵盤3が押鍵されると、
それに伴い、ハンマー4は、調整ねじ4dを介して押し
上げられることにより、支点軸部21cを中心として上
方に回動する。そして、図3(b)に示すように、ハン
マー4が所定のストロークまで回動したときに、アクチ
ュエータ部4eがジャック27の被押圧部30bに係合
し、これを押し下げることによって、同図(c)に示す
ように、被吸着部31がホルダ26の吸着部29から、
その吸着力およびねじりコイルばね32のばね力に抗し
て引き離され、ジャック27が同図の反時計方向に回動
させられる。このようなジャック27の引き離しによ
り、その際、鍵盤3のタッチ重さが急に軽くなること
で、レットオフに近似した効果が付与される。
それに伴い、ハンマー4は、調整ねじ4dを介して押し
上げられることにより、支点軸部21cを中心として上
方に回動する。そして、図3(b)に示すように、ハン
マー4が所定のストロークまで回動したときに、アクチ
ュエータ部4eがジャック27の被押圧部30bに係合
し、これを押し下げることによって、同図(c)に示す
ように、被吸着部31がホルダ26の吸着部29から、
その吸着力およびねじりコイルばね32のばね力に抗し
て引き離され、ジャック27が同図の反時計方向に回動
させられる。このようなジャック27の引き離しによ
り、その際、鍵盤3のタッチ重さが急に軽くなること
で、レットオフに近似した効果が付与される。
【0033】その後、ハンマー4は上方に回動し続け、
ストッパ14に衝突することによって、アコースティッ
クピアノに近似した打弦効果が得られる。また、この状
態では、同図(c)に示すように、ジャック27の被押
圧部30bはハンマーレール21に当接するとともに、
ハンマー当接部31cがハンマー4に当接している。ス
トッパ14への衝突後、ハンマー4が下方に復帰回動す
ると、ジャック27は、ハンマー当接部31cを介して
ハンマー4で押圧されることによって、時計方向に回動
し、被吸着部31が吸着部29に吸着されることで、離
鍵状態に復帰する。また、その際にねじりコイルばね3
2のばね力が作用することによって、ジャック27は、
離鍵状態に確実に復帰する。
ストッパ14に衝突することによって、アコースティッ
クピアノに近似した打弦効果が得られる。また、この状
態では、同図(c)に示すように、ジャック27の被押
圧部30bはハンマーレール21に当接するとともに、
ハンマー当接部31cがハンマー4に当接している。ス
トッパ14への衝突後、ハンマー4が下方に復帰回動す
ると、ジャック27は、ハンマー当接部31cを介して
ハンマー4で押圧されることによって、時計方向に回動
し、被吸着部31が吸着部29に吸着されることで、離
鍵状態に復帰する。また、その際にねじりコイルばね3
2のばね力が作用することによって、ジャック27は、
離鍵状態に確実に復帰する。
【0034】また、ハンマー4の回動に伴い、鍵スイッ
チ15のスイッチ本体17がハンマー4で押圧されるこ
とによって、鍵盤3の押鍵および押鍵速度が検出され、
その検出結果に応じて、電子ピアノの発音が制御され
る。
チ15のスイッチ本体17がハンマー4で押圧されるこ
とによって、鍵盤3の押鍵および押鍵速度が検出され、
その検出結果に応じて、電子ピアノの発音が制御され
る。
【0035】図4は、以上の動作によって得られる、鍵
盤3の押鍵ストロークと荷重(静的荷重)との関係を示
している。同図に示すように、鍵盤3の押鍵に伴い、ま
ず鍵盤3およびハンマー4の重さによる荷重の第1のピ
ークAが現われ、その後、ジャック27のレットオフに
よる第2のピークBが現れるとともに、その直後にスト
ッパ14へのハンマー4の衝突による第3のピークCが
現れ、そのタイミングで、鍵スイッチ15で検出された
押鍵情報に基づいて電子ピアノの発音がなされる。この
ようなレットオフと押鍵検出による発音とのタイミング
の関係は、アコースティックピアノに近いものであり、
アコースティックピアノに近似した良好なタッチ感が得
られることがわかる。
盤3の押鍵ストロークと荷重(静的荷重)との関係を示
している。同図に示すように、鍵盤3の押鍵に伴い、ま
ず鍵盤3およびハンマー4の重さによる荷重の第1のピ
ークAが現われ、その後、ジャック27のレットオフに
よる第2のピークBが現れるとともに、その直後にスト
ッパ14へのハンマー4の衝突による第3のピークCが
現れ、そのタイミングで、鍵スイッチ15で検出された
押鍵情報に基づいて電子ピアノの発音がなされる。この
ようなレットオフと押鍵検出による発音とのタイミング
の関係は、アコースティックピアノに近いものであり、
アコースティックピアノに近似した良好なタッチ感が得
られることがわかる。
【0036】以上のように、本実施形態の鍵盤装置1に
よれば、レットオフ効果を得るために、ハンマー4以外
に、吸着部29を有するホルダ26、および被吸着部3
1を有するジャック27を設けるだけでよいので、従来
の鍵盤装置51と比較して、部品点数を削減でき、構成
が単純であるとともに、必要なスペースが小さく、鍵盤
装置全体のコンパクト化を図ることができる。また、鍵
スイッチ15を押圧するハンマー4のアクチュエータ部
4eがジャック27に直接、係合することによって、レ
ットオフ効果を得るので、鍵盤3の押鍵による発音に対
する適正なレットタイミングを、煩雑な調整作業を行う
ことなく、容易に得ることができる。また、鍵スイッチ
15およびジャック27が、共通のしかも一体成形され
たハンマーレール21に設けられているので、両者の相
対的な位置関係の精度が非常に高くなり、したがって、
適正なレットオフタイミングを、その調整をほとんど必
要とすることなく、極めて容易に得ることができる。同
じ理由から、鍵盤3の押鍵ストロークに対する適正なレ
ットオフおよび発音のタイミングを容易に得ることがで
きる。
よれば、レットオフ効果を得るために、ハンマー4以外
に、吸着部29を有するホルダ26、および被吸着部3
1を有するジャック27を設けるだけでよいので、従来
の鍵盤装置51と比較して、部品点数を削減でき、構成
が単純であるとともに、必要なスペースが小さく、鍵盤
装置全体のコンパクト化を図ることができる。また、鍵
スイッチ15を押圧するハンマー4のアクチュエータ部
4eがジャック27に直接、係合することによって、レ
ットオフ効果を得るので、鍵盤3の押鍵による発音に対
する適正なレットタイミングを、煩雑な調整作業を行う
ことなく、容易に得ることができる。また、鍵スイッチ
15およびジャック27が、共通のしかも一体成形され
たハンマーレール21に設けられているので、両者の相
対的な位置関係の精度が非常に高くなり、したがって、
適正なレットオフタイミングを、その調整をほとんど必
要とすることなく、極めて容易に得ることができる。同
じ理由から、鍵盤3の押鍵ストロークに対する適正なレ
ットオフおよび発音のタイミングを容易に得ることがで
きる。
【0037】また、ジャック27がホルダ26に直接、
取り付けられているので、部品点数の削減と構成の単純
化およびコンパクト化を促進できる。また、ジャック2
7をホルダ26にあらかじめ取り付けた状態で、鍵盤装
置1に組み付けることによって、組立作業をより容易に
行うことができる。
取り付けられているので、部品点数の削減と構成の単純
化およびコンパクト化を促進できる。また、ジャック2
7をホルダ26にあらかじめ取り付けた状態で、鍵盤装
置1に組み付けることによって、組立作業をより容易に
行うことができる。
【0038】さらに、ハンマー4が、その後端部で回動
自在に支持され、鍵盤3の上方に配置されるとともに、
アクチュエータ部4eが、支点軸部21cに支持される
ハンマー4の軸穴4cのすぐ後方の位置に形成されてい
る。したがって、ハンマー4、ホルダ26およびジャッ
ク27が鍵盤3の後方に占めるスペースをより小さくす
ることができ、それによって、鍵盤装置のコンパクト化
をさらに促進することができる。
自在に支持され、鍵盤3の上方に配置されるとともに、
アクチュエータ部4eが、支点軸部21cに支持される
ハンマー4の軸穴4cのすぐ後方の位置に形成されてい
る。したがって、ハンマー4、ホルダ26およびジャッ
ク27が鍵盤3の後方に占めるスペースをより小さくす
ることができ、それによって、鍵盤装置のコンパクト化
をさらに促進することができる。
【0039】なお、本発明は、説明した実施形態に限定
されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、実施形態では、ホルダ26の吸着部29を鉄板
などの磁性体で、ジャック27の被吸着部31を磁石で
それぞれ構成しているが、これを逆にしてもよく、ある
いは吸着部29および被吸着部31の両方を互いに吸着
可能な磁石としてもよいことはもちろんである。また、
実施形態は、本発明を電子ピアノに適用した例である
が、本発明は、これに限らず、ハンマーを有する他のタ
イプの電子鍵盤楽器にも、同様に適用することができ
る。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適
宜、変更することが可能である。
されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、実施形態では、ホルダ26の吸着部29を鉄板
などの磁性体で、ジャック27の被吸着部31を磁石で
それぞれ構成しているが、これを逆にしてもよく、ある
いは吸着部29および被吸着部31の両方を互いに吸着
可能な磁石としてもよいことはもちろんである。また、
実施形態は、本発明を電子ピアノに適用した例である
が、本発明は、これに限らず、ハンマーを有する他のタ
イプの電子鍵盤楽器にも、同様に適用することができ
る。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適
宜、変更することが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子鍵盤楽器の
鍵盤装置は、簡便かつコンパクトな構成によって、レッ
トオフに近似した効果を、押鍵による発音に対する適正
なレットオフタイミングで容易に得ることができるなど
の効果を有する。
鍵盤装置は、簡便かつコンパクトな構成によって、レッ
トオフに近似した効果を、押鍵による発音に対する適正
なレットオフタイミングで容易に得ることができるなど
の効果を有する。
【図1】本発明の一実施形態による電子ピアノの鍵盤装
置の離鍵状態における側面図である。
置の離鍵状態における側面図である。
【図2】図1の鍵盤装置のレットオフ機構の分解斜視図
である。
である。
【図3】図1の鍵盤装置の動作を示す側面図である。
【図4】図1の鍵盤装置によって得られる鍵盤の押離ス
トローク/荷重の関係を示すグラフである。
トローク/荷重の関係を示すグラフである。
【図5】従来の電子ピアノの鍵盤装置の離鍵状態におけ
る側面図である。
る側面図である。
【図6】図5の鍵盤装置の押鍵状態における側面図であ
る。
る。
1 鍵盤装置 3 鍵盤 4 ハンマー 4e アクチュエータ部 6 バランスピン(鍵盤支点) 15 鍵スイッチ 21 ハンマーレール 21c 支点軸部(ハンマー支点) 26 ホルダ 27 ジャック 29 吸着部 31 被吸着部
Claims (4)
- 【請求項1】 回動自在の鍵盤と、 アクチュエータ部を有し、前記鍵盤の押鍵に伴い回動す
るハンマーと、 当該回動したハンマーで押圧されることにより、当該電
子鍵盤楽器の発音を制御するための前記鍵盤の押鍵情報
を検出する鍵スイッチと、 磁石および磁性体の一方で構成された吸着部を有し、前
記ハンマーの前記アクチュエータ部の付近に設けられた
ホルダと、 このホルダの付近に設けられるとともに、前記ホルダの
前記吸着部に吸着可能な磁石および磁性体の一方で構成
された被吸着部を有する回動自在のジャックとを備え、 このジャックは、前記鍵盤の離鍵状態では、前記被吸着
部が前記吸着部に吸着されていることによって前記ホル
ダに保持されており、前記鍵盤が押鍵されたときに、回
動した前記ハンマーの前記アクチュエータ部が所定の回
動ストロークで係合することによって、前記被吸着部が
前記ホルダの前記吸着部から引き離されることにより、
レットオフ効果を付与するように構成されていることを
特徴とする電子鍵盤楽器の鍵盤装置。 - 【請求項2】 前記鍵スイッチおよび前記ジャックが、
一体成形されたハンマーレールに設けられていることを
特徴とする、請求項1に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装
置。 - 【請求項3】 前記ホルダが前記ハンマーレールに取り
付けられ、前記ジャックが前記ホルダに回動自在に取り
付けられていることを特徴とする、請求項2に記載の電
子鍵盤楽器の鍵盤装置。 - 【請求項4】 前記鍵盤は、その中央部において鍵盤支
点に回動自在に支持され、 前記ハンマーは、その後端部においてハンマー支点に回
動自在に支持され且つ前記鍵盤の上方に配置され、前記
鍵盤の押鍵に伴い、当該鍵盤の前記鍵盤支点よりも後方
の部分で押し上げられることによって回動し、 前記アクチュエータ部は、前記ハンマーの前記ハンマー
支点のすぐ後方の位置に形成されていることを特徴とす
る、請求項1ないし3のいずれかに記載の電子鍵盤楽器
の鍵盤装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000361028A JP2002162969A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000361028A JP2002162969A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002162969A true JP2002162969A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18832526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000361028A Withdrawn JP2002162969A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002162969A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008008972A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 鍵盤装置 |
| JP2008008973A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 鍵盤装置 |
| JP2008170971A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-07-24 | Yamaha Corp | 鍵盤楽器および鍵盤楽器の制御方法 |
| WO2010055921A1 (ja) * | 2008-11-17 | 2010-05-20 | 株式会社河合楽器製作所 | 電子鍵盤楽器の楽音制御装置 |
| CN113140200A (zh) * | 2021-05-19 | 2021-07-20 | 森鹤乐器股份有限公司 | 一种具有钢琴触感的键盘结构及电钢琴键盘 |
| CN113611270A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-11-05 | 雅弦信息科技(深圳)有限公司 | 一种键盘乐器数字化输入系统 |
-
2000
- 2000-11-28 JP JP2000361028A patent/JP2002162969A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008008972A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 鍵盤装置 |
| JP2008008973A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 鍵盤装置 |
| JP2008170971A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-07-24 | Yamaha Corp | 鍵盤楽器および鍵盤楽器の制御方法 |
| WO2010055921A1 (ja) * | 2008-11-17 | 2010-05-20 | 株式会社河合楽器製作所 | 電子鍵盤楽器の楽音制御装置 |
| US8481841B2 (en) | 2008-11-17 | 2013-07-09 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Musical tone control system for electronic keyboard instrument |
| CN113140200A (zh) * | 2021-05-19 | 2021-07-20 | 森鹤乐器股份有限公司 | 一种具有钢琴触感的键盘结构及电钢琴键盘 |
| CN113611270A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-11-05 | 雅弦信息科技(深圳)有限公司 | 一种键盘乐器数字化输入系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH02256094A (ja) | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 | |
| JP2019056781A (ja) | 鍵盤装置 | |
| JP2001331172A (ja) | 鍵盤楽器のジャック脱進調整装置、鍵盤楽器の消音装置および鍵盤楽器 | |
| JP2002162969A (ja) | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 | |
| JP3270693B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
| US11037533B2 (en) | Upright keyboard instrument | |
| US12542118B2 (en) | Keyboard device for keyboard instrument | |
| JP3188198B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
| JP2003099062A (ja) | 鍵盤装置 | |
| CN106023955B (zh) | 支撑组件和键盘设备 | |
| JP3234512B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
| JPH10133649A (ja) | 電子楽器の鍵盤装置 | |
| JP3519549B2 (ja) | 鍵盤のキャプスタン調整装置および鍵盤装置 | |
| JP3431369B2 (ja) | 電子楽器の鍵盤装置および電子ピアノ | |
| JPH06118943A (ja) | 鍵盤楽器 | |
| JPH04303891A (ja) | 電子ピアノの鍵盤装置 | |
| JP3256446B2 (ja) | 鍵盤装置及びその組立方法 | |
| JP3256447B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
| JP2007304275A (ja) | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 | |
| JP3420005B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
| JP2008090168A (ja) | アップライトピアノのダンパー装置 | |
| JP2025148981A (ja) | 鍵盤楽器の鍵盤装置 | |
| JPH09274483A (ja) | アクション機構 | |
| JP2922430B2 (ja) | アコースティックピアノの鍵盤装置 | |
| JP2518059Y2 (ja) | 電子楽器の鍵盤装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |