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JP2002150978A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2002150978A
JP2002150978A JP2000341263A JP2000341263A JP2002150978A JP 2002150978 A JP2002150978 A JP 2002150978A JP 2000341263 A JP2000341263 A JP 2000341263A JP 2000341263 A JP2000341263 A JP 2000341263A JP 2002150978 A JP2002150978 A JP 2002150978A
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JP
Japan
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potential
electrode
electron
low
image display
Prior art date
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Application number
JP2000341263A
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Hisafumi Azuma
尚史 東
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US09/986,145 priority patent/US6703791B2/en
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
    • H01J31/123Flat display tubes
    • H01J31/125Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
    • H01J31/127Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection using large area or array sources, i.e. essentially a source for each pixel group
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2201/00Electrodes common to discharge tubes
    • H01J2201/30Cold cathodes
    • H01J2201/304Field emission cathodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/22Electrodes
    • H01J2211/28Auxiliary electrodes, e.g. priming electrodes or trigger electrodes

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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光体劣化の改善と高精細化を簡易な構成で
両立することができる画像表示装置を提供する。 【解決手段】 電子源と、該電子源から放出される電子
の照射により画像を表示する表示部材とを備える画像表
示装置において、前記電子源は、基板上に配置された高
電位側電極と、該高電位側電極を介してその両側に並設
された低電位側電極と、該低電位側電極の各々と前記高
電位側電極との間に位置する電子放出領域とを備える複
数のユニットを有し、各ユニットの夫々において前記電
子放出領域の各々から放出される電子線は互いに交差す
るものであって、前記基板と前記表示部材との間に形成
される等電位面は前記高電位側電極上で前記表示部材側
に突出した領域を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子源から放出さ
れる電子の照射により表示部材上に画像を表示する画像
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子放出素子として熱陰極素
子と冷陰極素子の2種類が知られている。このうち冷陰
極素子では、例えば表面伝導型電子放出素子や、電界放
出型素子(以下、FE型と記す。)や、金属/絶縁層/
金属型放出素子(以下、MIM型と記す。)などが知ら
れており、これらの素子の応用については、例えば画像
表示装置、画像記録装置などの画像形成装置や、荷電ビ
ーム源等が研究されている。
【0003】特に、表面伝導型放出素子の画像表示装置
への応用としては、例えば本出願人によるUSP5,0
66,883や特開平2−257551号公報や特開平
4−28137号公報において開示されているように、
表面伝導型電子放出素子と電子ビームの照射により発光
する蛍光体とを組み合わせて用いた画像表示装置が研究
されている。表面伝導型電子放出素子と蛍光体とを組み
合わせて用いた画像表示装置は、従来の他の方式の画像
表示装置よりも優れた特性が期待されている。例えば、
近年普及してきた液晶表示装置と比較しても、自発光型
であるためバックライトを必要としない点や、視野角が
広い点が優れていると言える。
【0004】また、FE型を多数個ならべて駆動する方
法は、例えば本出願人によるUSP4,904,895
に開示されている。また、FE型を画像表示装置に応用
した例として、例えばR.Meyerらにより報告され
た平板型表示装置が知られている[R.Meyer:”
Recent Development on Mic
rotips Display at LETI”,T
ech.Digestof 4th Int. Vac
uum MicroelectronicsCon
f.,Nagahama,pp.6〜9(199
1)]。
【0005】上記のような電子放出素子を用いた画像形
成装置のうちで、奥行きの薄い平面型表示装置は省スペ
ースかつ軽量であることから、ブラウン管型の表示装置
に置き換わるものとして注目されている。
【0006】図17は平面型の画像表示装置をなす表示
パネル部の一例を示す斜視図であり、内部構造を示すた
めにパネルの一部を切り欠いて示している。
【0007】図中、3115はリアプレート、3116
は側壁、3117はフェースプレートであり、リアプレ
ート3115、側壁3116およびフュースプレート3
117により、表示パネルの内部を真空に維持するため
の外囲器(気密容器)を形成している。
【0008】リアプレート3115には基板3111が
固定されているが、この基板3111上には冷陰極素子
3112が、N×M個形成されている(N、Mは2以上
の正の整数であり、目的とする表示画素数に応じて適宜
設定される。)。また、前記N×M個の冷陰極素子31
12は、図17に示すとおり、M本の行方向配線311
3とN本の列方向配線3114により配線されている。
これら基板3111、冷陰極素子3112、行方向配線
3113および列方向配線3114によって構成される
部分をマルチ電子ビーム源と呼ぶ。また、行方向配線3
113と列方向配線3114の少なくとも交差する部分
には、両配線間に絶縁層(不図示)が形成されており、
電気的な絶縁が保たれている。
【0009】フェースプレート3117の下面には、蛍
光体からなる蛍光膜3118が形成されており、赤
(R)、緑(G)、青(B)の3原色の蛍光体(不図
示)が塗り分けられている。その一例を図14に示す。
ここで、点線で囲まれる部分を絵素、実線で囲まれる部
分を画素と称し、1つの画素はRGBからなる3絵素か
ら構成される。また、蛍光膜3118をなす上記各色蛍
光体の間には黒色体(不図示)が設けてあり、さらに蛍
光膜3118のリアプレート3115側の面には、Al
等からなるメタルバック3119が形成されている。
【0010】Dx1〜DxmおよびDy1〜Dynおよ
びHvは、当該表示パネルと不図示の電気回路とを電気
的に接続するために設けた気密構造の電気接続用端子で
ある。Dx1〜Dxmはマルチ電子ビーム源の行方向配
線3113と、Dy1〜Dynはマルチ電子ビーム源の
列方向配線3114と、Hvはメタルバック3119と
各々電気的に接続している。
【0011】また、上記気密容器の内部は133×10
-6Pa(10のマイナス6乗Torr)程度の真空に保
持される。
【0012】図18に表面伝導型電子放出素子から放出
された電子線がフェースプレート3117上の蛍光体
(不図示)に衝突した際の電子ビームスポット形状と電
子ビーム量の模式図を示す。
【0013】以上説明した表示パネルを用いた画像表示
装置は、容器外端子Dx1ないしDxm、Dy1ないし
Dynを通じて各冷陰極素子3112に電圧を印加する
と、各冷陰極素子3112から電子が放出される。それ
と同時にメタルバック3119に容器外端子Hvを通じ
て数百[V]ないし数[kV]の高圧を印加して、上記
放出された電子を加速し、フェースプレート3117の
内面に衝突させる。これにより、蛍光膜3118をなす
各色の蛍光体が励起されて発光し、画像が表示される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した画像表示
装置の表示パネルには、次のような問題点があることを
見出した。
【0015】薄型画像表示装置では、リアプレートとフ
ェースプレートとの間に印可できる高電圧には上限があ
る。そのため、所望の発光輝度を得るために電子放出素
子からの電流量を増加させることが必要不可欠である
が、これによって蛍光体のクーロン劣化が問題となる。
特に、図18に示す表面伝導型電子放出素子のように、
放出電子が電子放出素子からフェースプレートに向かう
方向以外の方向に初速度をもつような電子放出素子の場
合では、電流密度分布に偏りがあるため、蛍光体劣化が
より深刻な課題である(図19の横型FE(基板表面上
にエミッターとゲートが併設されたFE)も同様の問題
を抱える素子である。)。つまり、所望の輝度を得るた
めに1絵素に投入する電子量が1絵素内の一部に集中す
るため、その部分の蛍光体の劣化は急速に進み、その結
果、蛍光体の寿命が短くなってしまう。
【0016】そこで、我々はこの電流密度分布の偏りを
改善し、その結果、蛍光体の部分的劣化の進行を改善す
るためには、1絵素を構成する電子放出素子(1ユニッ
ト)の電子放出部を複数箇所に分散配置することが効果
的であることを発見した。放出部を2つにすると、輝度
を等価とする条件下では、1つの放出部からの電流量は
半分にすることが可能となり、電流密度の集中は約1/
2に改善されるため、蛍光体の寿命を従来の2倍に改善
することが可能となる。このような構成によって、我々
は、蛍光体の劣化を防止することが可能となることを新
たに見出した。
【0017】ところで、このような構造は電子放出部を
複数箇所に分散配置しない構造と比較して、電子ビーム
スポットの大きさやその到達位置が問題となる。この電
子ビームスポットの大きさやその到達位置への対策とし
ては、特開平3−263742号公報のようにビーム整
形用の電極を別途設けたり、特開平7−235256号
公報のように複数の放出部間の距離でビームの重なり具
合を制御することで改善することが試みられていた。し
かし、これらの公報に開示された技術の場合、例えば特
開平3−263742号公報では、ビーム整形用の電極
を設けることで表示装置の構造が複雑になり、製造が困
難となる点や、特開平7−235256号公報では、所
望の放出部間隔を得るため、リアプレート上で電子放出
素子を設ける十分なスペースが必要となり、高精細化が
不十分である点等、実用的にはこれら問題点の解決が望
まれる。
【0018】また、これらの公報では、ビームスポット
の大きさの改善を重要視するあまり、電子ビームの収束
が過ぎたり、複数の電子ビームの重なりが過ぎれば、電
流密度の偏りがより顕著となる場合もあり、蛍光体劣化
の問題がより深刻となる場合もある。
【0019】本発明の目的は、上記課題に鑑み、蛍光体
劣化の改善と高精細化を簡易な構成で両立することがで
きる画像表示装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決すべ
く、本発明の画像表示装置は、電子源と、該電子源から
放出される電子の照射により画像を表示する表示部材と
を備える画像表示装置において、前記電子源は、基板上
に配置された高電位側電極と、該高電位側電極を介して
その両側に並設された低電位側電極と、該低電位側電極
の各々と前記高電位側電極との間に位置する電子放出領
域とを備える複数のユニットを有し、各ユニットの夫々
において前記電子放出領域の各々から放出される電子線
は互いに交差するものであって、前記基板と前記表示部
材との間に形成される等電位面は前記高電位側電極上で
前記表示部材側に突出した領域を有するものである。
【0021】また、本発明の画像表示装置は、電子源
と、該電子源から放出される電子の照射により画像を表
示する表示部材とを備える画像表示装置において、前記
電子源は、基板上に配置された高電位側電極と、該高電
位側電極を介してその両側に並設された低電位側電極
と、該低電位側電極の各々と前記高電位側電極との間に
位置する電子放出領域とを備える複数のユニットを有
し、各ユニットの夫々において前記電子放出領域の各々
から放出される電子線は互いに交差するものであって、
前記高電位側電極は、前記低電位側電極よりも高い部分
を有するものである。
【0022】さらに、本発明の画像表示装置は、電子源
と、該電子源から放出される電子の照射により画像を表
示する表示部材とを備える画像表示装置において、前記
電子源は、基板上に配置された高電位側電極と、該高電
位側電極を介してその両側に並設された低電位側電極
と、該低電位側電極の各々と前記高電位側電極との間に
位置する電子放出領域とを備える複数のユニットを有
し、各ユニットの夫々において前記電子放出領域の各々
から放出される電子線は互いに交差するものであって、
前記高電位側電極は、前記電子放出領域側からその高さ
が漸増または急増する表面を有するものである。
【0023】そして、本発明の画像表示装置は、電子源
と、該電子源から放出される電子の照射により画像を表
示する表示部材とを備える画像表示装置において、前記
電子源は、基板上に配置された高電位側電極と、該高電
位側電極を介してその両側に並設された低電位側電極
と、該低電位側電極の各々と前記高電位側電極との間に
位置する電子放出領域とを備える複数のユニットを有
し、各ユニットの夫々において前記電子放出領域の各々
から放出される電子線は互いに交差するものであって、
前記高電位側電極は、前記電子放出領域側からその高さ
が漸増または急増する表面を有し、前記低電位側電極よ
りも高い部分を有するものである。
【0024】また、前記画像表示装置において、高電位
側電極が、低電位側電極よりも高い部分を有する場合に
は、前記高電位側電極の前記低電位側電極面からの高さ
h(μm)が、前記基板と前記表示部材に設けられたア
ノード電極との間隔をd(μm)、前記高電位側電極と
前記低電位側電極との電位差をVf(V)、前記アノー
ド電極と前記低電位側電極との電位差をVa(V)、1
ユニットの高電位側電極及び低電位側電極方向のピッチ
幅をPx(μm)、電子放出部と1ユニット端からの距
離をΔPx(μm)としたとき、以下の関係式を満足す
ることが好ましい。 (Va/d)×βh>Vf…(1) h<(A+(B×ln(2Lo/(Px−2ΔPx)))0.5)/β…(2) ここに、Aは高電位側電極の低電位側電極面よりも高い
部分の幅W(μm)をパラメータとして次式で表され
る。 A=−0.5αW+26.2 Lo(μm)は電子ビームの曲進量であり、次式で表さ
れる。 Lo=2Kd(Vf/Va)0.5 K、Bは定数であり、α、βは高電位側電極の形状に依
存する補正係数である。
【0025】前記α及び前記βがともに0.8〜1.0
の範囲であることが好ましい。
【0026】また、前記複数のユニットがマトリクス配
線されていることが好ましい。
【0027】さらに、前記表示部材は、異色の複数絵素
からなる画素を複数有し、前記複数のユニットの各々
は、前記絵素ごとに配置されていることが好ましい。
【0028】本発明の他の画像表示装置は、電子源と、
該電子源から放出される電子の照射により画像を表示す
る表示部材とを備える画像表示装置において、前記電子
源は、基板上に配置された高電位側の素子電極と、該高
電位側の素子電極を介してその両側に並設された低電位
側の素子電極と、該低電位側の素子電極の各々と前記高
電位側の素子電極との間に位置する電子放出領域と、前
記高電位側の素子電極に接続されてその上に配置された
配線電極とを備える複数のユニットを有し、各ユニット
の夫々において前記電子放出領域の各々から放出される
電子線は互いに交差するものであって、前記基板と前記
表示部材との間に形成される等電位面は前記配線電極上
で前記表示部材側に突出した領域を有するものである。
【0029】また、本発明の画像表示装置は、電子源
と、該電子源から放出される電子の照射により画像を表
示する表示部材とを備える画像表示装置において、前記
電子源は、基板上に配置された高電位側の素子電極と、
該高電位側の素子電極を介してその両側に並設された低
電位側の素子電極と、該低電位側の素子電極の各々と前
記高電位側の素子電極との間に位置する電子放出領域
と、前記高電位側の素子電極に接続されてその上に配置
された配線電極とを備える複数のユニットを有し、各ユ
ニットの夫々において前記電子放出領域の各々から放出
される電子線は互いに交差するものであって、前記配線
電極は、前記低電位側の素子電極よりも高い部分を有す
るものである。
【0030】さらに、本発明の画像表示装置は、電子源
と、該電子源から放出される電子の照射により画像を表
示する表示部材とを備える画像表示装置において、前記
電子源は、基板上に配置された高電位側の素子電極と、
該高電位側の素子電極を介してその両側に並設された低
電位側の素子電極と、該低電位側の素子電極の各々と前
記高電位側の素子電極との間に位置する電子放出領域
と、前記高電位側の素子電極に接続されてその上に配置
された配線電極とを備える複数のユニットを有し、各ユ
ニットの夫々において前記電子放出領域の各々から放出
される電子線は互いに交差するものであって、前記高電
位側の素子電極と前記配線電極とで段差が形成されてい
るものである。
【0031】そして、本発明の画像表示装置は、電子源
と、該電子源から放出される電子の照射により画像を表
示する表示部材とを備える画像表示装置において、前記
電子源は、基板上に配置された高電位側の素子電極と、
該高電位側の素子電極を介してその両側に並設された低
電位側の素子電極と、該低電位側の素子電極の各々と前
記高電位側の素子電極との間に位置する電子放出領域
と、前記高電位側の素子電極に接続されてその上に配置
された配線電極とを備える複数のユニットを有し、各ユ
ニットの夫々において前記電子放出領域の各々から放出
される電子線は互いに交差するものであって、前記高電
位側の素子電極と前記配線電極とで段差が形成されてお
り、前記配線電極は、前記低電位側の素子電極よりも高
い部分を有するものである。
【0032】また、前記画像表示装置において、配線電
極が、低電位側の素子電極よりも高い部分を有する場合
には、前記配線電極前記低電位側の素子電極面からの高
さh(μm)が、前記基板と前記表示部材に設けられた
アノード電極との間隔をd(μm)、前記高電位側の素
子電極と前記低電位側の素子電極との電位差をVf
(V)、前記アノード電極と前記低電位側の素子電極と
の電位差をVa(V)、1ユニットの高電位側の素子電
極及び低電位側の素子電極方向のピッチ幅をPx(μ
m)、電子放出部と1ユニット端からの距離をΔPx
(μm)としたとき、以下の関係式を満足することが好
ましい。 (Va/d)×βh>Vf…(1) h<(A+(B×ln(2Lo/(Px−2ΔPx)))0.5)/β…(2) ここに、Aは配線位電極の低電位側電極面よりも高い部
分の幅W(μm)をパラメータとして次式で表される。 A=−0.5αW+26.2 Lo(μm)は電子ビームの曲進量であり、次式で表さ
れる。 Lo=2Kd(Vf/Va)0.5 K、Bは定数であり、α、βは配線電極の形状に依存す
る補正係数である。
【0033】前記α及び前記βがともに0.8〜1.0
の範囲であることが好ましい。
【0034】また、前記低電位側の素子電極は行方向配
線に接続されており、前記配線電極は列方向配線を構成
しており、前記行方向配線の複数と前記列方向配線の複
数とにより前記複数のユニットがマトリクス配線されて
いることが好ましい。
【0035】さらに、前記表示部材は、異色の複数絵素
からなる画素を複数有し、前記複数のユニットの各々
は、前記絵素ごとに配置されていることが好ましい。
【0036】そして、前記電子放出領域は、前記高電位
側の素子電極と前記低電位側の素子電極との間に配置さ
れ、該両素子電極に接続された導電性膜であることが好
ましい。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の画像形成装置の
好適な実施の形態を説明するが、本発明は本実施形態に
限定されるものではない。
【0038】本発明は、蛍光体の劣化改善を図るととも
に、簡易な構成で電子ビームを収束させ高精細な画像形
成装置を実現するため、1絵素に電子を照射する電子放
出素子の1ユニットが複数の電子放出部を有し、素子1
ユニットが高電位側電極、電子放出部、低電位側電極を
リアプレート表面上に併設させ、且つ高電位側電極を電
子放出素子1ユニットの中央に配置し、リアプレートと
フェースプレートとの間に形成される等電位面が高電位
側電極上で前フェースプレート側に突出した領域を有す
るように工夫した点、具体的には高さ方向(リアプレー
トからフェースプレートに向かう方向)における高電位
側電極の形状を工夫した点に特徴がある。
【0039】以下、本発明の構成における技術的特徴を
具体的に説明する。
【0040】まず、電子放出部を複数分散配置すること
で、電流密度の集中を緩和し、蛍光体劣化を改善する。
その際、高電位側電極、電子放出部、低電位側電極を併
設させ(以下、この素子構成を平面型素子という。)、
且つ高電位側電極を電子放出素子1ユニットの中央に配
置することが、電子ビームの収束の点で好ましいことに
我々は着目した。つまり、素子構成を特開平7−235
256号公報のような垂直型素子ではなく、平面型素子
とし、電子放出素子の1ユニットの構成を高電位側電極
が中央になるように配置することで、電子ビームが一旦
素子の中央に集められるような軌道をとるため(後述す
る図1のように、電位ビームが交差する軌道をとるた
め)、電子の放出時点で電子ビームが電子放出部から外
側(電子放出素子1ユニットの中央から離れていく側)
に向かって放出する素子に比べて、電子ビームの広がり
が抑えられる。
【0041】そしてその際、基板と表示部材との間に形
成される等電位面が高電位側電極上又は高電位側の配線
電極上で表示部材側に突出した領域を有するように高電
位側電極を形成する。具体的には、中央に位置する高電
位側電極の高さ方向における形状を低電位側電極より
も高い部分を有するようにする、好ましくは高電位側の
配線電極が低電位側電極よりも高い部分を有するように
する、及び/又は電子放出領域側からその高さが漸増
または急増する表面を有するようにする、好ましくは、
高電位側の素子電極と配線電極とで段差が形成されるよ
うにすることによって、特開平3−263742号公報
のように別途電子ビーム整形用の電極を有することな
く、また放出部の間隔を大きくとることなく、非常に簡
易な構造で放出電子を電子放出部側に押し戻すことがで
きるため、電子ビームが収束される。ここで、上記、
の構造が放出電子を電子放出部側に押し戻すことにつ
いて、図2〜図5を用いて更に詳しく説明する。
【0042】図2、図3はそれぞれ、の場合の電子
放出素子近傍の等電位面(線)を表している。また、比
較として図4は一般的な平面型素子、つまり、の構
造をもたない(放出電子を放出部側に押し戻す電界を形
成する構造をもたない)場合の等電位面(線)を表して
いる。ここで、Lo(μm)は電子ビームの曲進量を示
している。図4の場合、放出電子が放出の際に有するフ
ェースプレートに向かう方向以外の初速度(図18参
照)を維持しながらフェースプレートに達するため、1
ユニットの各々の放出部から放出された電子による電子
ビームスポットは比較的大きな間隔を有してしまうが、
図2、図3の場合、放出電子を放出部側に押し戻す電界
を形成するため、1ユニットの各々の電子ビームスポッ
トを近づける(収束させる)ことができる。簡易な構成
で、高精細な画像表示装置を得るには、本発明の構造は
極めて好ましいといえる。
【0043】尚、ここで、高電位側電極、低電位側電極
とは、1ユニット内で電子放出部が設けられた領域をV
f印加方向に伸ばした領域(図8の1026の領域)内
に存在する高電位、低電位の印加される電極のことを意
味し、具体的には、その領域内に存在する素子電極、配
線電極、及びそれらの組み合わせを意味する。また、高
電位側電極、低電位側電極の高さHとは電極の上面と電
子源基板上面との間の距離とし、高電位側電極の低電位
側電極よりも高い部分の高さhとは低電位側電極の上面
と高電位側電極の上面との間の距離とする(図5参
照)。
【0044】以下、本発明の画像形成装置の概要を図に
基づいて説明する。図1、図6及び図8は、本発明の実
施形態を示す図である。
【0045】図6において、1015は電子源基板(リ
アプレート)であり、側壁1016とフェースプレート
1017により真空容器を形成している。電子源基板1
015上には、真空容器外から電子放出素子1012に
給電するための行方向配線1013と列方向配線101
4があり、表面伝導型電子放出素子1012に電気的に
接続している。表面伝導型電子放出素子1012から射
出した電子ビームは、高電圧が印可された電極兼発光反
射薄膜であるメタルバック1019を透過して、蛍光体
1018を発光させ画像を表示する。
【0046】次に、本発明の特徴部分である電子線の衝
撃により発光する蛍光体を有するフェースプレート上の
1絵素と対応する複数の放出部を有する表面伝導型電子
放出素子の構成とその収束作用について説明する。な
お、1絵素とは、図14に示す電子線衝撃により、それ
ぞれ赤(R)、緑(G)、青(B)に発光する蛍光体の
いずれか一つを指し(点線で囲まれる部分)、RGB蛍
光体をまとめて1画素という(実線で囲まれる部分)も
のとする。
【0047】図1は、図6中のx0−x1断面図の一部
であり、図6と同部材には同一の符号を付してある。フ
ェースプレート1017上の1絵素1018aには、1
012に示す二ヶ所の電子放出部1105を有する電子
放出素子が対応しており、図7(a)に模式的に示す発
光パターンが得られる。
【0048】従来は一ヶ所のみの発光であったものが、
図7(a)に示す複数の電子ビームスポットの発光部に
て1絵素を構成しているので、所望の輝度を得る条件下
で比較すると、蛍光体の寿命を大幅に改善することがで
き、且つ蛍光体の電流密度飽和を緩和して輝度向上を測
ることが可能となる。なお、本実施態様ではx方向にの
み複数の電子ビームスポットを作成したが、図7(b)
に示す通り、y方向或いはx−y斜め方向への応用も可
能である。
【0049】次に、本実施形態中の電子源である表面伝
導型電子放出素子の構成について、図8を参照して説明
する。図8は電子源基板1015の上面図であり、行方
向配線1013と列方向配線1014のそれぞれに給電
することにより、電子放出部1105から電子ビームを
引き出すことが出来る。電子放出部1105は微粒子薄
膜1104に後述するフォーミング、活性化等の電子源
プロセスを経ることにより作成される。1絵素に対応す
る複数の電子放出素子部を有する1素子(1ユニット)
は破線1026で示す部分である。
【0050】次に、本発明を適用した画像表示装置の表
示パネルの構成と製造法について、具体的な例を示して
説明する。
【0051】図6は、本実施形態に用いた表示パネルの
斜視図であり、内部構造を示すためにパネルの一部を切
り欠いて示している。
【0052】図中、1015はリアプレート、1016
は側壁、1017はフェースプレートであり、1015
〜1017により表示パネルの内部を真空に維持するた
めの気密容器を形成している。気密容器を組み立てるに
あたっては、各部材の接合部に十分な強度と気密性を保
持させるため封着する必要があるが、例えばフリットガ
ラスを接合部に塗布し、大気中あるいは窒素雰囲気中
で、摂氏400〜500度で10分以上焼成することに
より封着を達成した。気密容器内部を真空に排気する方
法については後述する。また、上記気密容器の内部は1
33×10-6Pa(10のマイナス6乗Torr)程度
の真空に保持される。
【0053】次に、本発明の画像形成装置に用いること
ができる電子放出素子基板について説明する。
【0054】本発明の画像形成装置に用いられる電子源
基板は、複数の冷陰極素子を基板上に配列することによ
り形成される。
【0055】冷陰極素子の配列の方式は、例えば、冷陰
極素子における一対の素子電極のそれぞれX方向配線、
Y方向配線を接続した単純マトリクス配置(以下、マト
リクス型配置電子源基板と称する。)が挙げられる。
【0056】リアプレート1015には、冷陰極素子1
012がN×M個形成されている基板(不図示)が固定
される場合もある(N,Mは2以上の正の整数であり、
目的とする表示画素数に応じて適宜設定される。例え
ば、高品位テレビジョンの表示を目的とした表示装置に
おいては、N=3000,M=1000以上の数を設定
することが望ましい。)。前記N×M個の冷陰極素子
は、M本の行方向配線1013とN本の列方向配線10
14により単純マトリクス配線されている。前記101
2〜1014によって構成される部分をマルチ電子ビー
ム源と呼ぶ。
【0057】行方向配線1013と列方向配線1014
と不図示の層間絶縁層の作製方法としては、スクリーン
印刷法や感光性厚膜ペーストを露光・現像する方法、ア
ディティブ法、サンドブラスト法やウェットエッチング
法などが一般に知られている。本実施形態では、列方向
配線1014を収束電極(放出電子を電子放出部側に押
し戻す電極)として利用するため比較的寸法精度の得ら
れる感光性厚膜ペーストを露光・現像後、焼成する手法
を用いている。なお、作製方法は本実施形態に限定され
ること無く、先に述べた方法や他の手法でも良い。
【0058】まず、素子電極(高電位側の素子電極11
02,低電位側の素子電極1103)がすでに作製され
ている電子源基板1015上にスクリーン印刷にて厚膜
感光性銀ペーストを塗布厚10μmで全面に形成し、所
定のパターンのフォトマスクをアライメントの後、被せ
て300mj/cm2の条件で紫外線露光した。その
後、水現像を行い、480℃10分の焼成にて列方向配
線1014パターンを得た。なお、列方向配線1014
の高さは、上記プロセスを数回繰り返すことにより得る
ことが出来る。
【0059】絶縁層についても、厚膜感光性絶縁ペース
トを塗布厚20μmでスクリーン印刷にて全面に形成
し、フォトマスクによる露光後、水現像、焼成を行っ
た。露光、焼成条件は列方向配線1014と同様であ
り、これを数回繰り返す。
【0060】最後に、行方向配線1013を感光性銀ペ
ーストにて塗布厚10μmでスクリーン印刷により全面
に作製し、所定のパターンのフォトマスクをアライメン
ト後、被せて300mj/cm2の条件で紫外線露光し
た。その後、水現像を行い、480℃で10分の焼成に
て行方向配線1013パターンを得た。なお、行方向配
線1013の寸法精度は、列方向配線1014に比較し
て緩いため、行方向配線1013をスクリーン印刷で所
定のパターンニングを行っても問題ない。
【0061】次に、冷陰極素子として表面伝導型電子放
出素子1012を基板上に配列して単純マトリクス配線
したマルチ電子ビ−ム源の構造について述べる。
【0062】図8に示すのは、図6の表示パネルに用い
たマルチ電子ビーム源の平面図である。基板1015上
には、複数の素子が行方向配線1013と列方向配線1
014により単純マトリクス状に配線されている。行方
向配線1013と列方向配線1014の交差する部分に
は、電極間に絶縁層(不図示)が形成されており、電気
的な絶縁が保たれている。
【0063】なお、このような構造のマルチ電子源は、
あらかじめ基板上に行方向配線1013、列方向配線1
014、電極間絶縁層(不図示)、および表面伝導型電
子放出素子の素子電極(高電位側の素子電極1102,
低電位側の素子電極1103)と導電性薄膜1104を
形成した後、行方向配線1013および列方向配線10
14を介して各素子に給電して、通電フォーミング処理
と通電活性化処理を行うことにより製造した。
【0064】また、フェースプレート1017の下面に
は、蛍光膜1018が形成されている。本実施形態はカ
ラー表示装置であるため、蛍光膜1018の部分にはC
RTの分野で用いられる赤(R)、緑(G)、青(B)
の3原色の蛍光体が塗り分けられている。各色の蛍光体
は、例えば図15(a)に示すようにストライプ状に塗
り分けられ、蛍光体のストライプの間には黒色の導電体
1010が設けてある。黒色の導電体1010を設ける
目的は、電子ビームの照射位置に多少のずれがあっても
表示色にずれが生じないようにする事や、外光の反射を
防止して表示コントラストの低下を防ぐ事、電子ビーム
による蛍光膜のチャージアップを防止する事などであ
る。黒色の導電体1010には、黒鉛を主成分として用
いたが、上記の目的に適するものであればこれ以外の材
料を用いても良い。
【0065】また、3原色の蛍光体の塗り分け方は、前
記図15(a)に示したストライプ状の配列に限られる
ものではなく、例えば図15(b)に示すようなデルタ
状配列や、それ以外の配列であってもよい。
【0066】なお、モノクロームの表示パネルを作成す
る場合には、単色の蛍光体材料を蛍光膜1018に用い
ればよく、また黒色導電材料は必ずしも用いなくともよ
い。
【0067】また、蛍光膜1018のリアプレート側の
面には、CRTの分野では公知のメタルバック1019
を設けてある。メタルバック1019を設けた目的は、
蛍光膜1018が発する光の一部を鏡面反射して光利用
率を向上させる事や、負イオンの衝突から蛍光膜101
8を保護する事や、電子ビーム加速電圧を印加するため
の電極として作用させる事や、蛍光膜1018を励起し
た電子の導電路として作用させる事などである。メタル
バック1019は、蛍光膜1018をフェースプレート
基板1017上に形成した後、蛍光膜表面を平滑化処理
し、その上にAlを真空蒸着する方法により形成した。
なお、蛍光膜1018に低電圧用の蛍光体材料を用いた
場合には、メタルバック1019は用いない。
【0068】また、本実施形態では用いなかったが、加
速電圧の印加用や蛍光膜の導電性向上を目的として、フ
ェースプレート基板1017と蛍光膜1018との間
に、例えばITOを材料とする透明電極を設けてもよ
い。
【0069】また、Dx1〜DxmおよびDy1〜Dy
nおよびHvは、当該表示パネルと不図示の電気回路と
を電気的に接続するために設けた気密構造の電気接続用
端子である。Dx1〜Dxmはマルチ電子ビーム源の行
方向配線1013と、Dy1〜Dynはマルチ電子ビー
ム源の列方向配線1014と、Hvはフェースプレート
のメタルバック1019と電気的に接続している。
【0070】また、気密容器内部を真空に排気するに
は、気密容器を組み立てた後、不図示の排気管と真空ポ
ンプとを接続し、気密容器内を133×10-7Pa(1
0のマイナス7乗Torr)程度の真空度まで排気す
る。その後、排気管を封止するが、気密容器内の真空度
を維持するために、封止の直前あるいは封止後に気密容
器内の所定の位置にゲッター膜(不図示)を形成する。
ゲッター膜とは、例えばBaを主成分とするゲッター材
料をヒーターもしくは高周波加熱により加熱し蒸着して
形成した膜であり、該ゲッター膜の吸着作用により気密
容器内は133×10-5Paないしは133×10-7
a(1×10のマイナス5乗ないしは1×10のマイナ
ス7乗Torr)の真空度に維持される。
【0071】以上説明した表示パネルを用いた画像表示
装置は、容器外端子Dx1ないしDxm、Dy1ないし
Dynを通じて各冷陰極素子1012に電圧を印加する
と、各冷陰極素子1012から電子が放出される。それ
と同時にメタルバック1019に容器外端子Hvを通じ
て数百[V]ないし数[kV]の高圧を印加して、上記
放出された電子を加速し、フェースプレート1017の
内面に衝突させる。これにより、蛍光膜1018を成す
各色の蛍光体が励起されて発光し、画像が表示される。
【0072】通常、冷陰極素子である本発明の表面伝導
型電子放出素子への1012への印加電圧は12〜16
[V]程度、メタルバック1019と冷陰極素子101
2との距離dは0.1〜8[mm]程度、メタルバック
1019と冷陰極素子1012間の電圧は0.1〜10
[kV]程度である。
【0073】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳述
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでな
い。
【0074】以下に述べる各実施例においては、マルチ
電子ビーム源として、前述した電極間の導電性微粒子膜
に電子放出部を有するタイプのN×M個(N=307
2、M=1024)の表面伝導型電子放出素子を、M本
の行方向配線とN本の列方向配線とによりマトリクス配
線(図6参照)したマルチ電子ビーム源を用いた。
【0075】〔実施例1〕以下、本発明の実施例1を図
に基づいて説明する。図6に示す画像表示装置は、上記
実施形態に記述した方法を用いて作成されたものであ
り、その部分拡大図を図12に示す。尚、本発明の特徴
部である高電位側電極(高電位側の素子電極1102、
列方向配線1014)は、まず高電位側の素子電極11
02を真空蒸着により成膜後、フォトリソグラフィー、
エッチングにより形成し、その後、列方向配線1014
を厚膜感光性ペーストのスクリーン印刷により形成し、
露光、現像、焼成を数回繰り返すことで所望の高さに作
成した。
【0076】このように作成した高電位側電極は、図1
2に示すとおり、低電位側電極(低電位側の素子電極1
103)に比べて高電位側電極を高く形成した。具体的
には、低電位側電極(低電位側の素子電極1103)の
高さを0.2(μm)、高電位側電極(高電位側の素子
電極1102+列方向配線1014)の高さHを16
(μm)とした。
【0077】これによって、放出電子は電子放出部11
05側に押し戻されるため、電子ビームが収束し、高精
細で蛍光体劣化を抑えた輝点形状が得られた。
【0078】〔実施例2〕本実施例は高電位側の素子電
極1102と列方向配線1014とで段差が形成されて
おり、高電位側電極(高電位側の素子電極1102と列
方向配線1014)の高さと低電位側電極(低電位側の
素子電極1103)の高さを同一にしたこと以外は、実
施例1と同様に表示装置を作成した。その部分拡大図を
図13に示す。
【0079】本実施例では、高電位側電極、低電位側電
極の高さHを16μmとした。これは、蒸着法で0.2
μmの素子電極(高電位側の素子電極1102,低電位
側の素子電極1103)を形成後、スクリーン印刷にて
厚膜感光性銀ペーストを塗布厚16μmで形成、露光す
ることで、列方向配線1014と低電位側の素子電極1
103上部の電極1106を形成した。その後、上記実
施形態のとおり、絶縁層、行配線電極を形成した。
【0080】これによって、放出電子は電子放出部11
05側に押し戻されるため、電子ビームが収束し、高精
細で蛍光体劣化を抑えた輝点形状が得られた。
【0081】〔実施例3〕本実施例は高電位側電極(高
電位側の素子電極1102と列方向配線1014)を低
電位側電極(低電位側の素子電極1103)よりも高く
するとともに、高電位側の素子電極1102と列方向配
線1014とで段差を形成したこと以外は、実施例1と
同様に表示装置を作成した。具体的には、実施例1の列
方向配線1014幅を高電位側の素子電極1102幅よ
り狭くすることで、本実施例の形状を得た。その部分拡
大図を図16に示す。
【0082】これによって、放出電子は電子放出部11
05側に押し戻されるため、電子ビームが収束し、高精
細で蛍光体劣化を抑えた輝点形状が得られた。
【0083】〔実施例4〕本実施例では、図1に示す様
に、高電位側電極(高電位側の素子電極1102と列方
向配線1014)が、低電位側電極(低電位側の素子電
極1103)よりも高い部分を有する場合において、高
電位側電極の形状として、より好ましい形態を説明す
る。
【0084】実施例1と同様に、図6に示す表示パネル
を用いた画像表示装置において、各冷陰極素子(表面伝
導型電子放出素子)1012には、容器外端子Dx1〜
Dxm、Dy1〜Dynを通じ、走査信号及び変調信号
を不図示の信号発生手段よりそれぞれ印加することによ
り電子を放出させ、メタルバック1019には、高圧端
子Hv(不図示)を通じて高圧を印加することにより放
出電子ビームを加速し、蛍光膜1018に電子を衝突さ
せ、各色蛍光体を励起・発光させることで画像を表示し
た。なお、高圧端子Hvへの印加電圧Vaは3[kV]
乃至10[kV]、各配線1013、1014間への印
加電圧Vfは0[V]、14[V]とした。
【0085】本実施例の画像形成装置の発光模様を図7
(a)に示す。図7(a)は高電位側電極の低電位側電
極面よりも高い部分の幅(列方向配線1014の幅)W
=60μm、高電位側電極の低電位側電極面からの高さ
(列方向配線1014の高さ)h=16μmの場合であ
り、アノード電極と低電位側電極との電位差(フェース
プレートの印可電圧)Va=10kVである。1絵素が
2つの電子ビームパターンからなっていることを確認す
ることができ、輝度についても従来の1絵素が1つの電
子ビームパターンから構成されるものに比較して、2倍
程度の輝度が得られている。すなわち、従来と同一の輝
度を得る場合には、1絵素に投入される電荷密度は半分
になり、蛍光体のクーロン劣化が大幅に低減され、本発
明の効果を確認することができた。
【0086】列方向配線1014の幅Wと高さhを変化
させ、電子ビームによる発光パターンを観察した結果、
幅Wと高さhが増加すると共に、図9に示すように電子
ビームが列方向配線1014の上面(フェースプレート
側の面)側に進むにしたがって反発される(x方向にお
いて電子放出部側に押し戻す力が働く)ため、電子ビー
ムが収束する方向へ作用することが確認された。すなわ
ち、図10に示す通り、列方向配線1014の幅Wと高
さhが小さ過ぎる場合には、電子ビームが広がって所望
の蛍光体に衝突することが出来ない、一方、幅Wと高さ
hが大き過ぎる場合には、電子ビームが部分的に重なっ
てしまい、蛍光体劣化と輝度飽和の改善効果が減少して
しまうことが分かった(図10に示すとおり、個々の電
子放出部から放出された電子ビームスポット形状は、完
全に重なることはない。よって、1放出部からなる電子
放出素子の蛍光体劣化領域に比べて劣化領域が小さいた
め、蛍光体劣化による画像への影響は小さいが、好まし
くは電子ビームが重ならない方がよい)。電子ビームが
収束するのは高精細化に向くので、一概に悪い方向とは
いえないが、電流密度分布の偏りが過ぎれば蛍光体劣化
の面では好ましくない。また、更に高くしていくと逆に
電子ビームスポットが広がってしまう。
【0087】種々の検討の結果、列方向配線1014に
電子ビームの収束作用をもたせる際には、高電位側電極
の低電位側電極面からの高さ(列方向配線1014の高
さ)h(μm)は、基板と表示部材に設けられたアノー
ド電極との間隔をd(μm)、高電位側電極と低電位側
電極との電位差(電子放出部間に印加する電位差)をV
f(V)、アノード電極と低電位側電極との電位差(ア
ノード電極に印加する加速電圧)をVa(V)としたと
き、以下の式を満たすことがより好ましい。 (Va/d)×βh>Vf…(1) 過収束となって2つの電子ビームが同一箇所に重なり合
うと、蛍光体劣化の防止効果が減少し、好ましくない。
その場合の条件式は、1ユニットの高電位側電極及び低
電位側電極方向(x方向)のピッチ幅(1ユニット幅)
をPx(μm)、電子放出部と1ユニット端からの距離
をΔPx(μm)としたとき、以下であることが明らか
になった。 h<(A+(B×ln(2Lo/(Px−2ΔPx)))0.5)/β…(2)
【0088】ここに、Aは高電位側電極の低電位側電極
面よりも高い部分の幅(列方向配線1014の幅)W
(μm)をパラメータとして次式で表される。 A=−0.5αW+26.2 Lo(μm)は、図4に示した一般的な平面型素子の電
子ビームの曲進量であり、次式で表される。 Lo=2Kd(Vf/Va)0.5
【0089】Kは0.8〜1.2程度の定数であり、フ
ォーミングにより作成される電子放出部の位置に依存す
る。また、Bは900程度の定数である。
【0090】また、α、βは高電位側電極の形状に依存
する補正係数であり、本実施例では、電極形状が略矩形
のため、α、βともに1である。
【0091】関係式(2)は、図1に示す電流密度が大
きなところの間隔D(μm)>0という意味であり、D
は次式で表される。 D=2L−(Px−2ΔPx) L=LoExp(−(βh−A)2/B)
【0092】D>0というのは、電流密度の大きなとこ
ろが重なりあわないという条件であり、これにより蛍光
体の劣化を防ぐことが可能となる。
【0093】尚、本実施例では、Va=10kV、Vf
=15V、d=2000μm、Px=205μm、ΔP
x=35μmとした。
【0094】これによって、蛍光体劣化を抑えながら、
電子ビームを収束させることが簡易な構成で実現可能と
なるとともに、高密度で高精細な表示装置を提供でき
る。つまり、別途収束電極を設けることなく、また、電
子ビームを重ね合わせるための特別な電子放出部間隔
(スペース)等を設けることなく、電子ビームの収束を
達成する。
【0095】〔実施例5〕本実施例は、実施例4と同
様、高電位側電極(高電位側の素子電極1102と列方
向配線1014)が、低電位側電極(低電位側の素子電
極1103)よりも高い部分を有する例であるが、図1
1に示す様に、高電位側電極の低電位側電極よりも高い
部分(列方向配線1014)が、実施例4のように矩形
ではない場合の例である。
【0096】本実施例で用いる図6に示す画像表示装置
を以下のように作成した。
【0097】実施形態に示した通り、青板ガラス基板上
に素子電極を真空蒸着により成膜後、フォトリソグラフ
ィー、エッチングにより所望のパターンニングを行っ
た。次に、列方向配線1014、層間絶縁層(不図
示)、行方向配線1013の順に作成した。
【0098】実施例4との違いは列方向配線1014と
層間絶縁層を厚膜銀ペーストのスクリーン印刷で作製し
たことである。列方向配線1014は図11中の実線で
示すような断面形状を有している。なお、列方向配線1
014の幅Wと高さhは種々のものについて行った。こ
こで、列方向配線1014の幅Wと高さhは、図11に
示す通り、配線のエッジ部すなわち配線を内包する長方
形(破線)の寸法で定義するものとする。
【0099】表面伝導型電子放出素子1012はPdO
の微粒子膜を塗布し、所定のパターンニングを行い作製
した。
【0100】上記の通り作製した画像形成装置の発光模
様を図7(a)に示す。図7(a)は列方向配線101
4の幅W=45μm、高さh=16μmの場合であり、
アノード電極と低電位側電極との電位差(フェースプレ
ートの印可電圧)Va=10kVである。1絵素が2つ
の電子ビームパターンからなっていることを確認するこ
とができ、輝度についても従来の1絵素が1つの電子ビ
ームパターンから構成されるものに比較して、1絵素に
投入される電荷量が同等の場合には数%から十数%の輝
度向上が確認された。すなわち、従来と同一の輝度を得
る場合には1絵素に投入される電荷密度は半分以下にな
り、蛍光体のクーロン劣化が大幅に低減され、本発明の
効果を確認することができた。
【0101】ここで、本実施例の高電位側電極の形状に
ついて詳述する。
【0102】種々の検討の結果、列方向配線1014に
電子ビームの収束作用をもたせる際には、列方向配線1
014の高さh(μm)は、実施例4に示した関係式
(1)を満たすことが好ましいことが明らかとなった。
但し、βは列方向配線1014の高さ方向の断面形状補
正パラメータであり、形状にも依存するが0.8〜1.
0の値であり、本実施例では0.9とする。
【0103】過収束となって2つの電子ビームが同一個
所で重なり合うと、蛍光体劣化を加速してしまうため好
ましくない。その場合の条件式は実施例4に示した関係
式(1)であることが明らかとなった。但し、αは列方
向配線1014の幅方向の断面形状補正パラメータであ
り、形状にも依存するが0.8〜1.0の値であり、本
実施例では、0.9とする。
【0104】実施例4と同様、関係式(2)は、図11
に示す電流密度が大きなところの間隔D[μm]>0と
いう意味であり、Dは次式で表されるものである。 D=2L−(Px−2ΔPx) L=LoExp(−(βh−a)2/b)
【0105】D>0というのは、電流密度の大きなとこ
ろが重なり合わないという条件であり、これにより蛍光
体の劣化を防ぐことが可能となる。
【0106】これによって、蛍光体劣化を抑えながら、
電子ビームを収束させることが簡易な構成で実現可能と
なるとともに、高密度で高精細な表示装置を提供でき
る。つまり、別途収束電極を設けることなく、また、電
子ビームを重ね合わせるための特別な電子放出部間隔
(スペース)等を設けることなく、電子ビームの収束を
達成する。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡易な構成で高精細な表示装置を提供することができる
とともに、従来は電子線が照射されていなかった蛍光体
部分にも電子線が照射され発光に寄与するため、蛍光体
のクーロン劣化を大幅に低減することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様を示す表示パネルのx方向概
略断面図である。
【図2】基板と表示部材との間に形成される等電位面が
高電位側電極上で表示部材側に突出した領域を有する構
造の説明図である。
【図3】基板と表示部材との間に形成される等電位面が
高電位側電極上で表示部材側に突出した領域を有する構
造の説明図である。
【図4】基板と表示部材との間に形成される等電位面が
高電位側電極上で表示部材側に突出した領域を有さない
構造の説明図である。
【図5】高電位側電極のバリエーションを示す説明図で
ある。
【図6】本発明の実施形態及び実施例1を示す表示パネ
ルの斜視図である。
【図7】(a)は発明の実施例を示す電子ビームによる
発光模様を示す図であり、(b)は本発明によるその他
の電子放出素子の構成例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態において、電子放出素子を示
す上面図である。
【図9】本発明の実施形態において、配線による収束状
態を示す図である。
【図10】本発明の実施形態において、配線による発光
模様を示す図である。
【図11】実施例5の説明図である。
【図12】実施例1の説明図である。
【図13】実施例2の説明図である。
【図14】実施例で用いた表示パネルのフェースプレー
トの蛍光体配列を示した平面図である。
【図15】表示パネルのフェースプレートの蛍光体配列
を例示した平面図である。
【図16】実施例3の説明図である。
【図17】従来パネルの概要図である。
【図18】従来の画像表示装置の発光模様を示す概略斜
視図である。
【図19】従来から知られたFE型素子の一例(横型F
E)を示す図である。
【符号の説明】
1010 導電体 1012 電子放出素子 1013 行方向配線 1014 列方向配線 1015 電子源基板(リアプレート) 1016 側壁 1017 フェースプレート 1018 蛍光体 1018a 1絵素 1019 メタルバック 1026 電子放出部が設けられた領域をVf印加方向
に伸ばした領域 1102 高電位側の素子電極 1103 低電位側の素子電極 1104 微粒子薄膜 1105 電子放出部 1106 低電位側の素子電極上部の電極

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子源と、該電子源から放出される電子
    の照射により画像を表示する表示部材とを備える画像表
    示装置において、 前記電子源は、基板上に配置された高電位側電極と、該
    高電位側電極を介してその両側に並設された低電位側電
    極と、該低電位側電極の各々と前記高電位側電極との間
    に位置する電子放出領域とを備える複数のユニットを有
    し、各ユニットの夫々において前記電子放出領域の各々
    から放出される電子線は互いに交差するものであって、
    前記基板と前記表示部材との間に形成される等電位面は
    前記高電位側電極上で前記表示部材側に突出した領域を
    有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 電子源と、該電子源から放出される電子
    の照射により画像を表示する表示部材とを備える画像表
    示装置において、 前記電子源は、基板上に配置された高電位側電極と、該
    高電位側電極を介してその両側に並設された低電位側電
    極と、該低電位側電極の各々と前記高電位側電極との間
    に位置する電子放出領域とを備える複数のユニットを有
    し、各ユニットの夫々において前記電子放出領域の各々
    から放出される電子線は互いに交差するものであって、
    前記高電位側電極は、前記低電位側電極よりも高い部分
    を有することを特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】 電子源と、該電子源から放出される電子
    の照射により画像を表示する表示部材とを備える画像表
    示装置において、 前記電子源は、基板上に配置された高電位側電極と、該
    高電位側電極を介してその両側に並設された低電位側電
    極と、該低電位側電極の各々と前記高電位側電極との間
    に位置する電子放出領域とを備える複数のユニットを有
    し、各ユニットの夫々において前記電子放出領域の各々
    から放出される電子線は互いに交差するものであって、
    前記高電位側電極は、前記電子放出領域側からその高さ
    が漸増または急増する表面を有することを特徴とする画
    像表示装置。
  4. 【請求項4】 電子源と、該電子源から放出される電子
    の照射により画像を表示する表示部材とを備える画像表
    示装置において、 前記電子源は、基板上に配置された高電位側電極と、該
    高電位側電極を介してその両側に並設された低電位側電
    極と、該低電位側電極の各々と前記高電位側電極との間
    に位置する電子放出領域とを備える複数のユニットを有
    し、各ユニットの夫々において前記電子放出領域の各々
    から放出される電子線は互いに交差するものであって、
    前記高電位側電極は、前記電子放出領域側からその高さ
    が漸増または急増する表面を有し、前記低電位側電極よ
    りも高い部分を有することを特徴とする画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記高電位側電極の前記低電位側電極面
    からの高さh(μm)が、前記基板と前記表示部材に設
    けられたアノード電極との間隔をd(μm)、前記高電
    位側電極と前記低電位側電極との電位差をVf(V)、
    前記アノード電極と前記低電位側電極との電位差をVa
    (V)、1ユニットの高電位側電極及び低電位側電極方
    向のピッチ幅をPx(μm)、電子放出部と1ユニット
    端からの距離をΔPx(μm)としたとき、以下の関係
    式を満足することを特徴とする請求項2または4に記載
    の画像表示装置。 (Va/d)×βh>Vf…(1) h<(A+(B×ln(2Lo/(Px−2ΔPx)))0.5)/β…(2) ここに、Aは高電位側電極の低電位側電極面よりも高い
    部分の幅W(μm)をパラメータとして次式で表され
    る。 A=−0.5αW+26.2 Lo(μm)は電子ビームの曲進量であり、次式で表さ
    れる。 Lo=2Kd(Vf/Va)0.5 K、Bは定数であり、α、βは高電位側電極の形状に依
    存する補正係数である。
  6. 【請求項6】 前記α及び前記βがともに0.8〜1.
    0の範囲である請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のユニットがマトリクス配線さ
    れている請求項1〜6のいずれかに記載の画像表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記表示部材は、異色の複数絵素からな
    る画素を複数有し、前記複数のユニットの各々は、前記
    絵素ごとに配置されている請求項1〜7のいずれかに記
    載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 電子源と、該電子源から放出される電子
    の照射により画像を表示する表示部材とを備える画像表
    示装置において、 前記電子源は、基板上に配置された高電位側の素子電極
    と、該高電位側の素子電極を介してその両側に並設され
    た低電位側の素子電極と、該低電位側の素子電極の各々
    と前記高電位側の素子電極との間に位置する電子放出領
    域と、前記高電位側の素子電極に接続されてその上に配
    置された配線電極とを備える複数のユニットを有し、各
    ユニットの夫々において前記電子放出領域の各々から放
    出される電子線は互いに交差するものであって、前記基
    板と前記表示部材との間に形成される等電位面は前記配
    線電極上で前記表示部材側に突出した領域を有すること
    を特徴とする画像表示装置。
  10. 【請求項10】 電子源と、該電子源から放出される電
    子の照射により画像を表示する表示部材とを備える画像
    表示装置において、 前記電子源は、基板上に配置された高電位側の素子電極
    と、該高電位側の素子電極を介してその両側に並設され
    た低電位側の素子電極と、該低電位側の素子電極の各々
    と前記高電位側の素子電極との間に位置する電子放出領
    域と、前記高電位側の素子電極に接続されてその上に配
    置された配線電極とを備える複数のユニットを有し、各
    ユニットの夫々において前記電子放出領域の各々から放
    出される電子線は互いに交差するものであって、前記配
    線電極は、前記低電位側の素子電極よりも高い部分を有
    することを特徴とする画像表示装置。
  11. 【請求項11】 電子源と、該電子源から放出される電
    子の照射により画像を表示する表示部材とを備える画像
    表示装置において、 前記電子源は、基板上に配置された高電位側の素子電極
    と、該高電位側の素子電極を介してその両側に並設され
    た低電位側の素子電極と、該低電位側の素子電極の各々
    と前記高電位側の素子電極との間に位置する電子放出領
    域と、前記高電位側の素子電極に接続されてその上に配
    置された配線電極とを備える複数のユニットを有し、各
    ユニットの夫々において前記電子放出領域の各々から放
    出される電子線は互いに交差するものであって、前記高
    電位側の素子電極と前記配線電極とで段差が形成されて
    いることを特徴とする画像表示装置。
  12. 【請求項12】 電子源と、該電子源から放出される電
    子の照射により画像を表示する表示部材とを備える画像
    表示装置において、 前記電子源は、基板上に配置された高電位側の素子電極
    と、該高電位側の素子電極を介してその両側に並設され
    た低電位側の素子電極と、該低電位側の素子電極の各々
    と前記高電位側の素子電極との間に位置する電子放出領
    域と、前記高電位側の素子電極に接続されてその上に配
    置された配線電極とを備える複数のユニットを有し、各
    ユニットの夫々において前記電子放出領域の各々から放
    出される電子線は互いに交差するものであって、前記高
    電位側の素子電極と前記配線電極とで段差が形成されて
    おり、前記配線電極は、前記低電位側の素子電極よりも
    高い部分を有することを特徴とする画像表示装置。
  13. 【請求項13】 前記配線電極の前記低電位側の素子電
    極面からの高さh(μm)が、前記基板と前記表示部材
    に設けられたアノード電極との間隔をd(μm)、前記
    高電位側の素子電極と前記低電位側の素子電極との電位
    差をVf(V)、前記アノード電極と前記低電位側の素
    子電極との電位差をVa(V)、1ユニットの高電位側
    の素子電極及び低電位側の素子電極方向のピッチ幅をP
    x(μm)、電子放出部と1ユニット端からの距離をΔ
    Px(μm)としたとき、以下の関係式を満足すること
    を特徴とする請求項10または12に記載の画像表示装
    置。 (Va/d)×βh>Vf…(1) h<(A+(B×ln(2Lo/(Px−2ΔPx)))0.5)/β…(2) ここに、Aは配線電極の低電位側電極面よりも高い部分
    の幅W(μm)をパラメータとして次式で表される。 A=−0.5αW+26.2 Lo(μm)は電子ビームの曲進量であり、次式で表さ
    れる。 Lo=2Kd(Vf/Va)0.5 K、Bは定数であり、α、βは配線電極の形状に依存す
    る補正係数である。
  14. 【請求項14】 前記α及び前記βがともに0.8〜
    1.0の範囲である請求項13に記載の画像表示装置。
  15. 【請求項15】 前記低電位側の素子電極は行方向配線
    に接続されており、前記配線電極は列方向配線を構成し
    ており、前記行方向配線の複数と前記列方向配線の複数
    とにより前記複数のユニットがマトリクス配線されてい
    る請求項9〜14のいずれかに記載の画像表示装置。
  16. 【請求項16】 前記表示部材は、異色の複数絵素から
    なる画素を複数有し、前記複数のユニットの各々は、前
    記絵素ごとに配置されている請求項9〜15のいずれか
    に記載の画像表示装置。
  17. 【請求項17】 前記電子放出領域は、前記高電位側の
    素子電極と前記低電位側の素子電極との間に配置され、
    該両素子電極に接続された導電性膜である請求項9〜1
    6のいずれかに記載の画像表示装置。
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