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JP2002148324A - 電波到来方向推定装置 - Google Patents

電波到来方向推定装置

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JP2002148324A
JP2002148324A JP2000347089A JP2000347089A JP2002148324A JP 2002148324 A JP2002148324 A JP 2002148324A JP 2000347089 A JP2000347089 A JP 2000347089A JP 2000347089 A JP2000347089 A JP 2000347089A JP 2002148324 A JP2002148324 A JP 2002148324A
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JP
Japan
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arrival
array antenna
calculating
waves
estimating
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JP2000347089A
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English (en)
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Mitsuru Hirakawa
満 平川
Hiroyuki Tsuji
宏之 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Information and Communications Technology
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Communications Research Laboratory
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Communications Research Laboratory, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Communications Research Laboratory
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Publication of JP2002148324A publication Critical patent/JP2002148324A/ja
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Publication of JP4577742B2 publication Critical patent/JP4577742B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のアンテナから構成されるアレーアンテナ
で受信した信号から高い精度、かつ小さい計算負荷で到
来波の数と各到来波の方向を推定することが可能な電波
到来方向推定装置を提供する。 【解決手段】方向推定精度が高く計算負荷が小さい線形
予測法により到来方向候補を推定し(35),電力推定精度
の高いCapon法により到来方向候補のアレーアンテナ出
力電力を算出して(36),アレーアンテナ出力電力値(37)
を到来波数判定規範(38)に適用して到来波数推定を行い
(39),到来波数推定後に到来方向候補の中から真の到来
方向を推定する(40)。 【効果】MUSICで行われる固有値分解を必要とせずに高
い精度かつ一定の小さい計算負荷で到来波数と到来方向
を推定することが可能であるため,信号処理装置を簡略
化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線基地局を有す
る無線通信システムに関し、特に、複数のアンテナから
構成されるアレーアンテナで受信された信号から到来波
の数及び各到来波の方向を推定する電波到来方向推定装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電波到来方向推定技術は,複数のアンテ
ナから構成されるアレーアンテナを利用して様々な電波
伝搬環境における到来波分布を把握する技術である。電
波到来方向推定手法としては,beamformer法やCapon
法,線形予測法,最尤推定法といった古典的な手法,さ
らには高分解能到来方向推定手法と言われているMUSIC
(Multiple Signal Classification)やESPRIT(Estima
tion of Signal Parametersvia Rotational Invariance
Techniques)など,すでに多くの手法が提案されてお
り,これらは,例えばH.Krim and M.Viberg : "Two Dec
ades of Array Signal Processing Research," IEEE Si
gnal Processing Magazine, vol.13, No.4,pp.67-94(J
uly 1996)や,菊間信良 : "アレーアンテナによる適応
信号処理"科学技術出版(1999)などに詳しく紹介され
ている。この中でも近年特に注目を集めているのがMUSI
Cである。以下,MUSICを搭載した電波到来方向推定装置
の構成とその動作について,図1を用いて説明する。
【0003】なお本説明で取り上げる電波伝搬環境は,
次のようなものとする。到来波がN個存在するとし,到
来波の方向はアレーアンテナから見た正面方向を0度と
してθi(i=1,2,‥‥,N)の方向であるとする。ただし各
到来波の方向θiはすべて異なり,−90°≦θi≦90
°を満足するものとする。また到来波数Nはアレーアン
テナを構成するアンテナの数Mよりも小さい(N<M)
とする。各到来波si(t) (i=1,2,‥‥,N)は時間tに応
じて変化するが,これらは互いに無相関であるとする。
また各到来波の占有帯域幅はアレーアンテナの開口長に
対して十分狭帯域であるとする。
【0004】図1はMUSICを搭載した電波到来方向推定
装置の構成図である。電波到来方向推定装置は,到来波
を受信する受信アンテナ部8と,受信信号から到来波の
数及び各到来波の方向を推定する到来波数・到来方向推
定部9と,推定された到来波数と到来方向を表示する到
来波数・到来方向推定結果表示部10に大別できる。
【0005】受信アンテナ部8は,到来波を受信する複
数のアンテナから構成されるアレーアンテナ81と,ア
レーアンテナ81で受信された信号に対して到来波数と
到来方向を推定するために必要な前処理を行う受信機8
2から構成されている。
【0006】到来方向・到来波数推定部9は,各受信機
からのベースバンド信号をまとめた入力信号ベクトルの
相関行列を算出する相関行列算出器91と,相関行列を
固有値分解することによって固有値と固有ベクトルを算
出する固有値・固有ベクトル算出器92と,固有値を利
用して到来波数判定規範を算出する到来波数判定規範算
出器93と,到来波数判定規範の最小値を検出して到来
波数を推定する到来波数推定器94と,到来波数推定結
果から固有ベクトルのうち雑音部分空間固有ベクトルを
抽出する雑音部分空間固有ベクトル抽出器95と,雑音
部分空間固有ベクトルを利用して到来波の角度分布(MU
SICスペクトラム)を算出するMUSICスペクトラム算出器
96と,MUSICスペクトラムの極大値を検出して到来方
向を推定する到来方向推定器97から構成されている。
【0007】到来波数・到来方向推定結果表示部10
は,到来波数・到来方向推定部9から送られる到来波数
と到来方向の推定結果を表示する到来波数・到来方向推
定結果表示器101のみで構成されている。
【0008】次にMUSICを搭載した電波到来方向推定装
置の動作について説明する。θi(i=1,2,‥‥,N)の方向
から到来するN個の到来波si(t) (i=1,2,‥‥,N)をM
個のアンテナから構成されるアレーアンテナ81で受信
した場合の各アンテナでの受信信号をxi(t)(i=1,2,‥
‥,M)とする。このときxi(t)をまとめてベクトル表示
したものをx(t)=[x1(t), x2(t),‥‥, xM(t)]TT
は転置を表す)とすると,x(t)は次のように表すこと
ができる。 x(t)=a(θ1)s1(t)+a(θ2)s2(t)+‥‥+a(θN)
sN(t) a(θi)=[1,exp(jkd2sinθi),‥‥,exp(jkdMsinθ
i)]T (i=1,2,‥‥,N)k=2π/λ ここでa(θi)はθi方向の方向ベクトル,kは位相定
数,λは到来波の波長,di(i=1,2,‥‥,M)は任意に設
定した基準位置から測定したi番目のアンテナの位置,
すなわち基準位置とi番目のアンテナとの間の距離であ
る。ここでは最も左側にあるアンテナの位置を基準位置
としている(d1=0)。なおdiは次の条件を満足して
いるものとする。 di+1−di≦λ/2 i=1,2,‥‥,M-1
【0009】N個の方向ベクトルをまとめて行列表示し
たものを A=[a(θ1),a(θ2),‥‥,a(θN)] とし,N個の到来波をまとめてベクトル表示したものを s(t)=[s1(t), s2(t),‥‥, sN(t)]T とすれば,x(t)は次のように簡潔に表すことができ
る。 x(t)=As(t)
【0010】各アンテナでの受信信号xi(t)(i=1,2,‥
‥,M)はそれぞれ各受信機82に送られた後,到来波数
と到来方向を推定するために必要な前処理(周波数変
換,信号増幅,フィルタリング,アナログディジタル変
換等)によりベースバンド信号に変換される。その際,
受信機の内部で熱雑音が発生するため,そのベースバン
ド信号には熱雑音信号ni(t) (i=1,2,‥‥,M)が加わ
る。これより,最終的に各受信機から出力されるベース
バンド信号yi(t) (i=1,2,‥‥,M)は次のように表すこ
とができる。 yi(t)=xi(t)+ni(t) (i=1,2,‥‥,M)
【0011】熱雑音信号をまとめてベクトル表示したも
のを n(t)=[n1(t),n2(t),‥‥,nM(t)]T とし,ベースバンド信号をまとめてベクトル表示したも
のを入力信号ベクトルy (t)=[y1(t),y2(t),‥‥,yM(t)]T とすれば,y(t)は次のように表すことができる。 y(t)=x(t)+n(t)=As(t)+n(t) ただし熱雑音はすべての受信機において等電力であり,
ni(t)は互いに無相関であるとする。またすべての到来
波si(t)とも無相関であるとする。
【0012】入力信号ベクトルy(t)に対し,相関行列
算出器91ではy(t)の相関行列Ryyが計算される。Ry
yはベースバンド信号yi(t) (i=1,2,‥‥,M)の相関特性
を示す行列であり,次式で表される。 Ryy=E[y(t)yH(t)]=AE[s(t)sH(t)]AH
σ2M ここでE[・]は期待値(アンサンブル平均)を求める
操作を表し,σ2は熱雑音電力を表す。またIMはM次の
単位行列である。y(t)のスナップショット数をLとす
ると,Lが十分に大きければRyyはエルゴード性を満足
するため時間平均により求めることができ,次のように
表すことができる。
【数1】
【0013】相関行列Ryyは固有値・固有ベクトル算出
器92へ送られ,次のような関係を満足するλi(i=1,2,
‥‥,M)とei (i=1,2,‥‥,M)が求められる。 Ryyei=λiei i=1,2,‥‥,M λiは固有値,eiは固有ベクトルと呼ばれる。また行列
の固有値と固有ベクトルを求める演算を固有値分解とい
う。
【0014】λi(i=1,2,‥‥,M)は到来波数判定規範算
出器93へ送られる。もし入力信号ベクトルy(t)のス
ナップショット数Lが無限大であれば,固有値分解によ
り求められた固有値には次のような関係がある。 λ1≧λ2≧‥‥≧λN>λN+1=‥‥=λM=σ2 これより,熱雑音電力σ2より大きい固有値の数から到
来波数Nを推定することができる。しかし実際はLを無
限大として扱うことができないため,何らかの到来波数
判定規範(IC: Information Criteria)を利用してNを
正確に推定する必要がある。到来波数判定規範として
は,最尤法に基づくAIC(Akaike Information Criteri
a)やMDL(Minimum Description Length)などが既に報
告されている(M.Wax and T.Kailath : "Detection of
Signal by Information Theoretic Criteria," IEEE Tr
ans., vol.ASSP-33, No.2, pp.387-392(April 198
5))。例えばMDLを利用した場合,到来波数判定規範I
C(N’) (N'=1,2,‥‥,M-1)は次のようにして算出さ
れる。
【数2】 ここでN’は到来波数の候補値である。上式では、N’
の表記に代えて、Nに「^」をつけた表記を使っている
が、意味は同じである。
【0015】到来波数判定規範IC(N’)の算出結果
は到来波数推定器94へ送られる。IC(N’)の性質
として,尤もらしいN’を代入したときにIC(N’)
の値は最小となる。したがってIC(N’)の値が最小
となったときのN’を到来波数Nとして出力する。
【0016】固有値・固有ベクトル算出器92で算出さ
れた固有ベクトルei (i=1,2,‥‥,M)と到来波数推定器
94で推定された到来波数Nは,雑音部分空間固有ベク
トル抽出器95へ送られる。到来波数がNのとき,固有
値λ1〜λNに対応する固有ベクトルe1〜eNは信号部分
空間を張り,固有値λN+1〜λMに対応する固有ベクトル
eN+1〜eMは雑音部分空間を張る。MUSICスペクトラムの
算出では,到来方向の方向ベクトルa(θi) (i=1,2,‥
‥,N)と雑音部分空間固有ベクトルeN+1〜eMの直交性を
利用するため,雑音部分空間固有ベクトル抽出器95は
eN+1〜eMを出力する。ここで直交性とは,a(θi)とeN
+1〜eMにおいて次のような関係を満足する性質をい
う。 aH(θi)ej=0 i=1,2,‥‥,N;j=N+1,N+2,‥‥,M
【0017】MUSICスペクトラム算出器96では,雑音
部分空間固有ベクトルをまとめた行列 EN=[eN+
1,eN+2,‥‥,eM]とモードベクトルa(θ)を用い
て,θに対する次のようなMUSICスペクトラムPM(θ)を
算出する。このときθの刻み幅は,所要推定精度に応じ
て,例えば1度,0.01度というように設定される。
【数3】
【0018】PM(θ)の性質として,θ=θi(i=1,2,‥
‥,N)のときPM(θ)の分母が0となる。したがって,P
M(θ)はN(到来波数)個の極大値をもつ形状となる。
なおPM(θ)の計算負荷はENのサイズ,すなわちNの値
によって変化する。
【0019】到来方向推定器97では,MUSICスペクト
ラムPM(θ)のN(到来波数)個の極大値に対応する方
向θi(i=1,2,‥‥,N)を検出して到来方向として出力す
る。
【0020】到来波数・到来方向推定結果表示器101
では,推定された到来波数Nと到来方向θi(i=1,2,‥
‥,N)が表示される。
【0021】以上がMUSICを搭載した電波到来方向推定
装置の動作であるが,特開2000-121716号 「電波到来方
向推定装置」では,固有値分解においてすべての固有値
・固有ベクトルを計算するのではなく,最小固有値λM
と最小固有値に対応する固有ベクトルeMのみを求め,M
USICスペクトラムPM(θ)の計算にeMのみを使用するこ
とにより計算負荷を軽減している。その際PM(θ)には
到来波の方向以外の方向にも極大値が現れるため,その
ままでは到来波数推定に誤差を生じる。そこで極大値が
現れた方向に対するアレーアンテナ出力電力値を別途計
算し,それがある規定値以上を示せばその方向を到来方
向と推定している。アレーアンテナ出力電力値の計算負
荷は固有値分解と比較すると格段に小さいため,従来の
MUSICを搭載した電波到来方向推定装置と比較して高速
な処理を可能にしている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来のMUSICを搭載し
た電波到来方向推定装置では,固有値・固有ベクトル算
出器92での固有値分解とMUSICスペクトラム算出器9
6でのMUSICスペクトラムPM(θ)の計算負荷が大きく,
特にアンテナ数が多い場合はその影響が顕著に現れる。
そのため高性能な信号処理機能が必要となり,結果的に
装置の製作コストが高くなる。また到来波数Nによって
PM(θ)の計算負荷に差が生じるため,信号処理部の有
効利用率が劣化する。また特開2000-121716号「電波到
来方向推定装置」では,PM(θ)の極大値が現れた方向
のアレーアンテナ出力電力値を別途計算して到来波数を
推定する際にアレーアンテナ出力電力規定値を設定しな
ければならないが,このとき実際の電波伝搬環境に応じ
て適宜設定する必要がある。そのため電波到来方向推定
装置を実際に設置する場所での電力プロファイルを十分
に調査した後でないとアレーアンテナ出力電力規定値を
精度よく設定できない。
【0023】本発明は上記のような課題を解決するもの
であり,複数のアンテナから構成されるアレーアンテナ
で受信した信号から高い精度、かつ小さい計算負荷で到
来波の数と各到来波の方向を推定することが可能な電波
到来方向推定装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
電波到来方向推定装置は、到来波を受信する複数のアン
テナから構成されるアレーアンテナと,アレーアンテナ
で受信された信号に対して到来波数と到来方向を推定す
るために必要な前処理を行う受信機と,各受信機からの
ベースバンド信号をまとめた入力信号ベクトルの相関行
列を算出する相関行列算出手段と,相関行列の逆行列を
算出する相関行列逆行列算出手段と,相関行列逆行列か
ら線形予測法によりウェイトベクトルを算出するウェイ
トベクトル算出手段と,ウェイトベクトルを利用して線
形予測法により到来波の角度分布を算出する角度分布算
出手段と,角度分布の極大値を検出して到来方向候補を
推定する到来方向候補推定手段と,Capon法により到来
方向候補のアレーアンテナ出力電力を算出するアレーア
ンテナ出力電力算出手段と,到来波数推定を行うために
アレーアンテナ出力電力値を補充するアレーアンテナ出
力電力値補充手段と,アレーアンテナ出力電力値を利用
して到来波数判定規範を算出する到来波数判定規範算出
手段と,到来波数判定規範の最小値を検出して到来波数
を推定する到来波数推定手段と,到来波数と到来方向候
補から到来方向を推定する到来方向推定手段とを備える
ものである(請求項1)。
【0025】前記の構成によれば、 方向推定精度が高
く計算負荷が小さい線形予測法により到来方向候補を推
定し,電力推定精度の高いCapon法により到来方向候補
のアレーアンテナ出力電力を算出して,アレーアンテナ
出力電力値を到来波数判定規範に適用して到来波数推定
を行い,到来波数推定後に到来方向候補の中から真の到
来方向を推定することができる。
【0026】これによりMUSICで行われる固有値分解を
必要とせずに高い精度かつ一定の小さい計算負荷で到来
波数と到来方向を推定することが可能であるため,従来
のMUSICを搭載した電波到来方向推定装置に比べて信号
処理装置を簡略化することができる。さらに,アレーア
ンテナ出力電力の規定値を別途設定する必要がないた
め,様々な電波伝搬環境においても適用可能である。
【0027】また、 本発明の電波到来方向推定装置
は、到来波を受信する複数のアンテナを直線上に等間隔
で配列して構成される等間隔線形アレーアンテナと,等
間隔線形アレーアンテナで受信された信号に対して到来
波数と到来方向を推定するために必要な前処理を行う受
信機と,各受信機からのベースバンド信号をまとめた入
力信号ベクトルの相関行列を算出する相関行列算出手段
と,相関行列の逆行列を算出する相関行列逆行列算出手
段と,相関行列逆行列から線形予測法によりウェイトベ
クトルを算出するウェイトベクトル算出手段と,ウェイ
トベクトルを利用して到来方向候補を算出する到来方向
候補算出手段と,Capon法により到来方向候補のアレー
アンテナ出力電力を算出するアレーアンテナ出力電力算
出手段と,到来波数推定を行うためにアレーアンテナ出
力電力値を補充するアレーアンテナ出力電力値補充手段
と,アレーアンテナ出力電力値を利用して到来波数判定
規範を算出する到来波数判定規範算出手段と,到来波数
判定規範の最小値を検出して到来波数を推定する到来波
数推定手段と,到来波数と到来方向候補から到来方向を
推定する到来方向推定手段とを備えるものである(請求
項3)。
【0028】この構成により,ウェイトベクトルを係数
とする高次方程式を解いて到来方向候補を直接算出す
る。等間隔線形アレーアンテナを設置しているので、角
度スペクトラムPL(θ)を求める際のθの刻み幅を設定
する必要がないため,より精度の高い到来方向推定が可
能となる。またPL(θ)の計算負荷よりも小さい計算負
荷で到来方向候補を算出できるため,信号処理装置をさ
らに簡略化することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。 −実施の形態1− 電波到来方向推定装置を図2に示す。本形態による電波
到来方向推定装置は,到来波を受信する受信アンテナ部
2と,受信信号から到来波の数及び各到来波の方向を推
定する到来波数・到来方向推定部3と,推定された到来
波数と到来方向を表示する到来波数・到来方向推定結果
表示部4に大別できる。
【0030】受信アンテナ部2は,到来波を受信する複
数のアンテナから構成されるM個のアレーアンテナ21
と,アレーアンテナ21で受信された信号に対して到来
波数と到来方向を推定するために必要な前処理を行うM
個の受信機22とから構成されている。
【0031】到来波数・到来方向推定部3は,各受信機
22からのベースバンド信号をまとめた入力信号ベクト
ルの相関行列を算出する相関行列算出器31と,相関行
列の逆行列を算出する相関行列逆行列算出器32と,相
関行列逆行列から線形予測法によりウェイトベクトルを
算出するウェイトベクトル算出器33と,ウェイトベク
トルを利用して線形予測法により到来波の角度分布(角
度スペクトラム)を算出する角度スペクトラム算出器3
4と,角度スペクトラムの極大値を検出して到来方向候
補を推定する到来方向候補推定器35と,Capon法によ
り到来方向候補のアレーアンテナ出力電力を算出するア
レーアンテナ出力電力算出器36と,到来波数推定を行
うためにアレーアンテナ出力電力値を補充するアレーア
ンテナ出力電力値補充器37と,アレーアンテナ出力電
力値を利用して到来波数判定規範を算出する到来波数判
定規範算出器38と,到来波数判定規範の最小値を検出
して到来波数を推定する到来波数推定器39と,到来波
数と到来方向候補から真の到来方向を推定する到来方向
推定器40とから構成されている。
【0032】到来波数・到来方向推定結果表示部4は,
到来波数・到来方向推定部から送られる到来波数と到来
方向の推定結果を表示する到来波数・到来方向推定結果
表示器41のみで構成されている。
【0033】次に電波到来方向推定装置の動作について
説明する。受信アンテナ部2からの入力信号ベクトルy
(t)に対し,相関行列算出器31でy(t)の相関行列Ryy
を算出するところまでは従来の技術と同じであるので省
略する。
【0034】相関行列逆行列算出器32では相関行列R
yyの逆行列Ryy-1を算出する。
【0035】ウェイトベクトル算出器33では,相関行
列逆行列Ryy-1を用いてウェイトベクトルwLを次のよ
うに算出する。
【数4】 ここでc(1)( )は行列の1列目を表すとする。すなわ
ち,wLはRyy-1の1列目を抜き出してその第1要素を1に
正規化したベクトルである。
【0036】角度スペクトラム算出器34では,方向ベ
クトルa(θ)とウェイトベクトルw Lを用いて,θに対
する次のような角度スペクトラムPL(θ)を算出する。
このときθの刻み幅は,所要推定精度に応じて,例えば
1度,0.01度というように設定される。
【数5】
【0037】これまでの過程は従来の古典的な線形予測
法と同じである。線形予測法の特徴は,方向推定精度が
高く計算負荷が小さいことである。MUSICスペクトラム
PM(θ)の算出に必要な演算はベクトル×行列×行列×
ベクトルの演算であるが,角度スペクトラムPL(θ)の
算出に必要な演算はベクトル×ベクトルすなわち内積の
演算と絶対値の演算と2乗演算であり,計算負荷が少な
いことは明らかである。
【0038】またPM(θ)の計算負荷は到来波数Nによ
り変化するが,PL(θ)の計算負荷はに無関係に一定で
ある。PL(θ)の性質として,θ=θi(i=1,2,‥‥,K ;
N≦K≦M-1)のときPL(θ)の分母が0となる。したがっ
て,PL(θ)はK個の極大値をもつ形状となる。
【0039】到来方向候補推定器35では,角度スペク
トラムPL(θ)のK個の極大値に対応する方向θi(i=1,
2,‥‥,K )を検出して到来方向候補として出力する。こ
のK個のθiの中には到来波の方向がN個含まれてお
り,残りの(K−N)個の方向は到来波の方向以外の方
向である。
【0040】アレーアンテナ出力電力算出器36では,
到来方向候補θi(i=1,2,‥‥,K )に対して,Capon法に
より次のようなアレーアンテナ出力電力値Pi(i=1,2,‥
‥,K)を算出する。
【数6】
【0041】Capon法の特徴は,方向推定精度は線形予
測法に劣るがアレーアンテナ出力電力値が高精度で到来
波電力に比例することである。K個の到来方向候補θi
に対してPiを計算して降順に並べ替えてPiの最大値で
正規化したものをPi (n)とすれば,N個の到来方向に
対するPi (n) (i=1,2,‥‥,N)は各到来波電力に比例し
た値となり,到来波方向以外の(K−N)個の方向に対
するPi (n) (i=N+1,N+2,‥‥,K)は到来波の搬送波電力
対雑音電力比(CNR: Carrier-to-Noise powerRatio)の
最大値とアンテナ数Mから決まる値となる。Piは電力
の単位をもつが,従来のMUSICを搭載した電波到来方向
推定装置において固有値分解により算出される固有値λ
i(i=1,2,‥‥,M)も電力の単位をもつことから,λiを降
順に並べ替えて正規化したものとPi (n)は非常によく
似た特性を示すと考えられる。これより,λiをPi (n)
で代用し,到来波数判定規範を算出して到来波数推定を
行っても同等の結果が得られると考えられる。なおアレ
ーアンテナ出力電力算出器の出力はPiを降順に並べ替
えたものであり,同時に到来方向候補θi(i=1,2,‥‥,K
)もPiと対応して並べ替えられる。
【0042】アレーアンテナ出力電力値Pi(i=1,2,‥
‥,K )はアレーアンテナ出力電力値補充器37へ送られ
る。従来の電波到来方向推定装置において固有値分解に
より算出される固有値λi(i=1,2,‥‥,M)はM個あるの
に対して,PiはK個しかない。そのためλiを利用して
到来波数推定をするのと同様な方法でPiを利用して到
来波数推定を行うにはPK+1 〜PMを補充する必要があ
る。そこでPi =PK(i=K+1,K+2,‥‥,M)としてPiの個
数をM個とする。これによりPiを利用して到来波数判
定規範を算出することにより到来波数推定が可能とな
る。
【0043】アレーアンテナ出力電力値Pi(i=1,2,‥
‥,M)は到来波数判定規範算出器38へ送られ,従来のM
USICを搭載した電波到来方向推定装置と同様にして到来
波数判定規範IC(N’)を算出する。
【数7】
【0044】到来波数判定規範IC(N’)は到来波数
推定器39へ送られる。IC(N’)の値が最小となっ
たときのN’を到来波数Nとして出力する。
【0045】到来方向推定器40では,推定された到来
波数Nに基づいて到来方向候補θi(i=1,2,‥‥,M-1)の
中から最初のN個が選択され,到来方向θi(i=1,2,‥
‥,N)として出力される。
【0046】到来波数・到来方向推定結果表示器41で
は,推定された到来波数Nと到来方向θi(i=1,2,‥‥,
N)が表示される。
【0047】−実施の形態2− 第2の形態による電波到来方向推定装置を図3に示す。
本形態による電波到来方向推定装置は,到来波を受信す
る受信アンテナ部5と,受信信号から到来波の数及び各
到来波の方向を推定する到来波数・到来方向推定部6
と,推定された到来波数と到来方向を表示する到来波数
・到来方向推定結果表示部7に大別できる。
【0048】受信アンテナ部5は,到来波を受信する複
数のアンテナを直線上に等間隔で配列して構成される等
間隔線形アレーアンテナ51と,等間隔線形アレーアン
テナ51で受信された信号に対して到来波数と到来方向
を推定するために必要な前処理を行う受信機52から構
成されている。
【0049】到来波数・到来方向推定部6は,各受信機
からのベースバンド信号をまとめた入力信号ベクトルの
相関行列を算出する相関行列算出器61と,相関行列の
逆行列を算出する相関行列逆行列算出器62と,相関行
列逆行列から線形予測法によりウェイトベクトルを算出
するウェイトベクトル算出器63と,ウェイトベクトル
を利用して到来方向候補を算出する到来方向候補算出器
64と,Capon法により到来方向候補のアレーアンテナ
出力電力を算出するアレーアンテナ出力電力算出器65
と,到来波数推定を行うためにアレーアンテナ出力電力
値を補充するアレーアンテナ出力電力値補充器66と,
アレーアンテナ出力電力値を利用して到来波数判定規範
を算出する到来波数判定規範算出器67と,到来波数判
定規範の最小値を検出して到来波数を推定する到来波数
推定器68と,到来波数と到来方向候補から真の到来方
向を推定する到来方向推定器69から構成されている。
【0050】到来波数・到来方向推定結果表示部7は,
到来波数・到来方向推定部6から送られる到来波数と到
来方向の推定結果を表示する到来波数・到来方向推定結
果表示器71のみで構成されている。
【0051】次に、電波到来方向推定装置の動作につい
て,図3を用いて説明する。受信アンテナ部5からの入
力信号ベクトルy(t)に対し,相関行列算出器61でy
(t)の相関行列Ryyを算出し,相関行列逆行列算出器6
2でRyyの逆行列Ryy-1を算出し,ウェイトベクトル算
出器63でウェイトベクトルwLを算出するところまで
は(実施の形態1)と同じであるので省略する。
【0052】到来方向候補算出器64では,実施の形態
1の角度スペクトラムPL(θ)を算出する代わりに,PL
(θ)の分母に着目して次のような(M−1)次方程式を
解く。
【数8】
【0053】受信アンテナはM個のアンテナを直線上に
等間隔d(≦λ/2)で配列した等間隔線形アレーアン
テナ51であるから,基準位置から測定した各アンテナ
の位置,すなわち基準位置とi番目のアンテナとの間の
距離diは(i-1)dで表される。これより方向ベクトルa
(θ)は次のように表すことができる。 a(θ)=[1,exp(jkdsinθ),‥‥,exp(j(M-1)kdsin
θ)]T さらにz=exp(jkdsinθ)とおくと,a(θ)は次のよう
に書き換えられる。 a(θ)=[1,z,‥‥,zM-1]T=f(z) これより上記の方程式はzに関する(M−1)次方程式
として次のように表すことができる。
【数9】 ただしウェイトベクトルwLはwL =[wL1,L2,‥‥,
LM]Tである。この方程式の解は(M−1)個の複素数
zi(i=1,2,‥‥,M-1)となる。z=exp(jkdsinθ)の関係
より,到来方向候補θi(i=1,2,‥‥,M-1)は次のように
して算出される。
【数10】 ただしarg( )は偏角を表す。
【0054】到来方向候補θi(i=1,2,‥‥,M-1)はアレ
ーアンテナ出力電力算出器65へ送られる。これ以降は
(実施の形態1)と同様にしてアレーアンテナ出力電力
値Pi(i=1,2,‥‥,M-1)を算出し,アレーアンテナ出力
電力値補充器66でPMを補充し,到来波数判定規範算
出器67で到来波数判定規範IC(N’)を算出し,到
来波数推定器68で到来波数Nを推定し,到来方向推定
器69で到来方向θi(i=1,2,‥‥,N)を推定し,到来波
数・到来方向推定結果表示器71で推定された到来波数
Nと到来方向θi(i=1,2,‥‥,N)を表示する。
【0055】
【実施例】
・受信アンテナ : 等間隔線形アレーアンテナ ・受信アンテナを構成するアンテナの数M : 8 ・隣り合うアンテナ間の距離d : 半波長(λ/2) ・到来波数N : 3 ・到来波方向 : θ1=−30度,θ2=10度,θ3
=40度 ・到来波電力 : P1=0.1(-10dB),P2=1(0d
B),P3=0.5(-3dB) ・熱雑音電力 : 0.01(-20dB) ・信号ベクトルのスナップショット数L : 100 ・MUSICスペクトラムPM(θ)を算出する際のθの刻み幅
: 0.1度 ・角度スペクトラムPL(θ)を算出する際のの刻み幅
: 0.1度
【0056】(1)MUSICを搭載した電波到来方向推定装置
による到来波数と到来方向の推定 相関行列算出器で相関行列Ryyを算出後,固有値・固有
ベクトル算出器で固有値分解により固有値λi(i=1,2,‥
‥,8)と固有ベクトルei(i=1,2,‥‥,8)を算出する。固
有値の最大値を1に正規化して降順に並べたものを図6
(λ,○印)に示す。また到来波数判定規範算出でλi
を利用して到来波数判定規範IC(N)を算出した結果
を図7(λ,○印)に示す。到来波数の候補値N’が3
のときにIC(N’)が最も小さい値であるので,到来
波数推定器において到来波数Nは3と推定される。雑音
部分空間固有ベクトル抽出器は到来波数が3であるので
e4〜e8を出力する。MUSICスペクトラム算出器におい
てMUSICスペクトラムを算出した結果を図4に示す。明
らかに3つの極大値が現れていることが分かる。到来方
向推定器では極大値に対応する方向を調べ,結局到来波
の方向は-30度,10度,40度と推定される。
【0057】(2)本発明の(実施の形態1)の電波到来
方向推定装置による到来波数と到来方向の推定 相関行列算出器で相関行列Ryyを算出後,相関行列逆行
列算出器で相関行列Ryyの逆行列Ryy -1を算出し,さ
らに相関行列逆行列Ryy -1を用いてウェイトベクトル
算出器でウェイトベクトルwLを算出し,角度スペクト
ラム算出器で線形予測法による角度スペクトラムPL
(θ)を算出する。その結果を図5(線形予測法)に示
す。到来波の方向である-30度,10度,40.1度の方向に
極大値が現れているが,到来波以外の方向(-50.1度,-
10.6度,71.3度)にも極大値が現れている。到来方向候
補推定器では極大値に対応する方向を調べ,これら6つ
を到来方向候補として出力する。アレーアンテナ出力電
力算出器では6つの到来方向候補に対してアレーアンテ
ナ出力電力値Piを算出する。その結果も併せて●印で
図5に示している。到来波方向に対するPiは各到来波
電力に比例した値となり,到来波方向以外の3方向に対
するPiは非常に小さい値となっている。アレーアンテ
ナ出力電力算出器ではPiを大きい順に並べたものを出
力すると同時に,θiもPiに対応して並べ替えられる。
アレーアンテナ出力電力補充器ではP7=P8=P6とし
て出力電力値が補充される。このPiを図6(P,△
印)に示す。固有値と同じような傾向を示していること
が分かる。到来波数判定規範算出器でPiを利用して到
来波数判定規範IC(N’)を算出した結果を図7
(P,△印)に示す。固有値の場合と同じような変化を
示していることが確認できる。到来波数の候補値N’が
3のときにIC(N’)が最も小さい値であるので,到
来波数推定器において到来波数Nは3と推定される。到
来波数推定器ではPiの大きいものから3つが選択され,
それに対応する方向である-30度,10度,40.1度が到来
方向として推定される。
【0058】(3)本発明の(実施の形態2)の電波到来
方向推定装置による到来波数と到来方向の推定 相関行列算出器で相関行列Ryyを算出後,相関行列逆行
列算出器で相関行列Ryyの逆行列Ryy -1を算出し,さ
らに相関行列逆行列Ryy -1を用いてウェイトベクトル
算出器でウェイトベクトルwLを算出し,到来方向候補
算出器でウェイトベクトルを係数とする高次方程式を解
いて到来方向候補を直接算出する。その結果,-29.997
1,-50.1105,71.3195,40.0512,-10.6359,9.9803,2
0.7519の7つの解すなわち到来方向候補が求まる。アレ
ーアンテナ出力電力算出器では7つの到来方向候補に対
してアレーアンテナ出力電力値Piを算出する。その後
の処理は(実施の形態1)と同じである。最終的な推定
結果は,到来波数3,到来方向9.9803度,40.0512度,-2
9.9971度となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のMUSICを搭載した電波到来方向推定装置
の構成図である。
【図2】本発明の(実施の形態1)に係る電波到来方向
推定装置の構成図である。
【図3】本発明の(実施の形態2)に係る電波到来方向
推定装置の構成図である。
【図4】一定条件を仮定して、MUSICスペクトラム算出
器で算出したMUSICスペクトラムを示すグラフである。
【図5】本発明の実施の形態1により、角度スペクトラ
ムPL(θ)を算出した結果を示すグラフである。
【図6】固有値とアレーアンテナ出力電圧値を最大1に
正規化して並べたグラフである。
【図7】到来波数判定規範IC(N’)を算出した結果
を示すグラフである。
【符号の説明】
2 受信アンテナ部 3 到来波数・到来方向推定部 4 到来波数・到来方向推定結果表示部 5 受信アンテナ部 6 到来波数・到来方向推定部 7 到来波数・到来方向推定結果表示部 8 受信アンテナ部 9 到来波数・到来方向推定部 10 到来波数・到来方向推定結果表示部 21 アレーアンテナ 22 受信機 31 相関行列算出器 32 相関行列逆行列算出器 33 ウェイトベクトル算出器 34 角度スペクトラム算出器 35 到来方向候補推定器 36 アレーアンテナ出力電力算出器 37 アレーアンテナ出力電力値補充器 38 到来波数判定規範算出器 39 到来波数推定器 40 到来方向推定器 41 到来波数・到来方向推定結果表示器 51 等間隔線形アレーアンテナ 52 受信機 61 相関行列算出器 62 相関行列逆行列算出器 63 ウェイトベクトル算出器 64 到来方向候補算出器 65 アレーアンテナ出力電力算出器 66 アレーアンテナ出力電力値補充器 67 到来波数判定規範算出器 68 到来波数推定器 69 到来方向推定器 71 到来波数・到来方向推定結果表示器 81 アレーアンテナ 82 受信機 91 相関行列算出器 92 固有値・固有ベクトル算出器 93 到来波数判定規範算出器 94 到来波数推定器 95 雑音部分空間固有ベクトル抽出器 96 MUSICスペクトラム算出器 97 到来方向推定器 101 到来波数・到来方向推定結果表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 宏之 神奈川県横須賀市光の丘3番4号 郵政省 通信総合研究所横須賀無線通信研究センタ ー内 Fターム(参考) 5J021 AA05 AA07 EA04 FA13 HA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】到来波を受信する複数のアンテナから構成
    されるアレーアンテナと,アレーアンテナで受信された
    信号に対して到来波数と到来方向を推定するために必要
    な前処理を行う受信機と,各受信機からのベースバンド
    信号をまとめた入力信号ベクトルの相関行列を算出する
    相関行列算出手段と,相関行列の逆行列を算出する相関
    行列逆行列算出手段と,相関行列逆行列から線形予測法
    によりウェイトベクトルを算出するウェイトベクトル算
    出手段と,ウェイトベクトルを利用して線形予測法によ
    り到来波の角度分布を算出する角度分布算出手段と,角
    度分布の極大値を検出して到来方向候補を推定する到来
    方向候補推定手段と,Capon法により到来方向候補のア
    レーアンテナ出力電力を算出するアレーアンテナ出力電
    力算出手段と,到来波数推定を行うためにアレーアンテ
    ナ出力電力値を補充するアレーアンテナ出力電力値補充
    手段と,アレーアンテナ出力電力値を利用して到来波数
    判定規範を算出する到来波数判定規範算出手段と,到来
    波数判定規範の最小値を検出して到来波数を推定する到
    来波数推定手段と,到来波数と到来方向候補から到来方
    向を推定する到来方向推定手段とを備えることを特徴と
    する電波到来方向推定装置。
  2. 【請求項2】到来波数と到来方向の推定結果を表示する
    到来波数・到来方向推定結果表示手段をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電波到来方向推定装置。
  3. 【請求項3】到来波を受信する複数のアンテナを直線上
    に等間隔で配列して構成される等間隔線形アレーアンテ
    ナと,等間隔線形アレーアンテナで受信された信号に対
    して到来波数と到来方向を推定するために必要な前処理
    を行う受信機と,各受信機からのベースバンド信号をま
    とめた入力信号ベクトルの相関行列を算出する相関行列
    算出手段と,相関行列の逆行列を算出する相関行列逆行
    列算出手段と,相関行列逆行列から線形予測法によりウ
    ェイトベクトルを算出するウェイトベクトル算出手段
    と,ウェイトベクトルを利用して到来方向候補を算出す
    る到来方向候補算出手段と,Capon法により到来方向候
    補のアレーアンテナ出力電力を算出するアレーアンテナ
    出力電力算出手段と,到来波数推定を行うためにアレー
    アンテナ出力電力値を補充するアレーアンテナ出力電力
    値補充手段と,アレーアンテナ出力電力値を利用して到
    来波数判定規範を算出する到来波数判定規範算出手段
    と,到来波数判定規範の最小値を検出して到来波数を推
    定する到来波数推定手段と,到来波数と到来方向候補か
    ら到来方向を推定する到来方向推定手段とを備えること
    を特徴とする電波到来方向推定装置。
  4. 【請求項4】到来波数と到来方向の推定結果を表示する
    到来波数・到来方向推定結果表示手段をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項3記載の電波到来方向推定装置。
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