JP2002148187A - 光導波路型spr現象計測チップ、その製造方法およびspr現象計測方法 - Google Patents
光導波路型spr現象計測チップ、その製造方法およびspr現象計測方法Info
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- JP2002148187A JP2002148187A JP2000339895A JP2000339895A JP2002148187A JP 2002148187 A JP2002148187 A JP 2002148187A JP 2000339895 A JP2000339895 A JP 2000339895A JP 2000339895 A JP2000339895 A JP 2000339895A JP 2002148187 A JP2002148187 A JP 2002148187A
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- optical waveguide
- thin film
- metal thin
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/17—Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
- G01N21/55—Specular reflectivity
- G01N21/552—Attenuated total reflection
- G01N21/553—Attenuated total reflection and using surface plasmons
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- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】汎用性・生産性の高い光導波路作製技術を用い
て、小型で交換の便利なSPR現象計測チップ及びその
製造方法、さらにはSPR現象計測方法を提供する。 【解決手段】光導波路と、前記コア9に少なくとも一部
が直接接触し、かつ表面プラズモン共鳴現象を起こす金
属薄膜6とを備えた光導波路型SPR現象計測チップで
あって、前記コアを伝播する光を計測することによって
表面プラズモン共鳴現象を測定される試料が前記金属薄
膜に接触するように設けたSPR現象計測装置およびそ
の製造方法、さらにはSPR現象計測方法を特徴とす
る。 【効果】小型で交換に便利であり、かつ複数箇所の同時
測定可能なセンサや複数の試料を検出できる多チャンネ
ルセンサなど、様々な機能を容易に付加することができ
る光導波路型SPR現象計測チップを提供できる。
て、小型で交換の便利なSPR現象計測チップ及びその
製造方法、さらにはSPR現象計測方法を提供する。 【解決手段】光導波路と、前記コア9に少なくとも一部
が直接接触し、かつ表面プラズモン共鳴現象を起こす金
属薄膜6とを備えた光導波路型SPR現象計測チップで
あって、前記コアを伝播する光を計測することによって
表面プラズモン共鳴現象を測定される試料が前記金属薄
膜に接触するように設けたSPR現象計測装置およびそ
の製造方法、さらにはSPR現象計測方法を特徴とす
る。 【効果】小型で交換に便利であり、かつ複数箇所の同時
測定可能なセンサや複数の試料を検出できる多チャンネ
ルセンサなど、様々な機能を容易に付加することができ
る光導波路型SPR現象計測チップを提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光導波路型SPR現象計
測チップ、その製造方法及びSPR現象計測方法、さら
に詳細には光学系を用いて金属薄膜上の屈折率を測定す
ることにより、特定物質の定量・定性を行うことができ
る表面プラズモン共鳴(SPR)現象測定において光を
計測表面に導光できる光導波路型SPR現象計測チップ
及びその製造方法、さらには前記SPR現象計測チップ
を使用したSPR現象計測方法に関する。
測チップ、その製造方法及びSPR現象計測方法、さら
に詳細には光学系を用いて金属薄膜上の屈折率を測定す
ることにより、特定物質の定量・定性を行うことができ
る表面プラズモン共鳴(SPR)現象測定において光を
計測表面に導光できる光導波路型SPR現象計測チップ
及びその製造方法、さらには前記SPR現象計測チップ
を使用したSPR現象計測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来化学プロセス計測、環境計測や臨床
検査等で呈色反応や免疫反応を利用した測定が行われて
いる。しかしこの測定方法では被測定物を抽出する必要
があるほか、煩雑な操作や標識物質を必要とするなどの
問題があり、標識物質を必要とすることなく、高感度で
被測定物中の化学物質の定性・定量測定の可能なセンサ
として光励起表面プラズモン共鳴現象を利用したセンサ
が提案・実用化されている。以下表面プラズモン共鳴
(Surface Plasmon Resonanc
e)をSPRと略して用いる。
検査等で呈色反応や免疫反応を利用した測定が行われて
いる。しかしこの測定方法では被測定物を抽出する必要
があるほか、煩雑な操作や標識物質を必要とするなどの
問題があり、標識物質を必要とすることなく、高感度で
被測定物中の化学物質の定性・定量測定の可能なセンサ
として光励起表面プラズモン共鳴現象を利用したセンサ
が提案・実用化されている。以下表面プラズモン共鳴
(Surface Plasmon Resonanc
e)をSPRと略して用いる。
【0003】SPR現象測定装置は図22に示すよう
に、光源1から発した光をp偏光光のみを通す偏光板2
を通しレンズ3である入射角範囲を持たせて高屈折率プ
リズム4に入射させ、被測定物6に接したセンサ膜を有
した金属薄膜5を照射し、金属薄膜からの反射光の強度
変化を、プリズム4を通して光電子検出器7で検出する
システムが一般的である。
に、光源1から発した光をp偏光光のみを通す偏光板2
を通しレンズ3である入射角範囲を持たせて高屈折率プ
リズム4に入射させ、被測定物6に接したセンサ膜を有
した金属薄膜5を照射し、金属薄膜からの反射光の強度
変化を、プリズム4を通して光電子検出器7で検出する
システムが一般的である。
【0004】光源1から発した光は、プリズムと金属の
界面でエバネッセント波となり、その波数は次式により
求められる。
界面でエバネッセント波となり、その波数は次式により
求められる。
【0005】kev=kpnpsinθ ここで、kpは入射光の波数、npはプリズムの屈折率、
θは入射角である。
θは入射角である。
【0006】一方、金属薄膜表面では、表面プラズモン
波が生じ、その波数は次式により求められる。
波が生じ、その波数は次式により求められる。
【0007】 ksp=(C/ω)・√(εn2/(ε+n2)) ここで、Cは光速、ωは角振動数、εは金属薄膜の誘電
率、nは被測定物の屈折率である。
率、nは被測定物の屈折率である。
【0008】この、エバネッセント波と表面プラズモン
波の波数が一致する入射角θもしくは入射光の波数の
時、エバネッセント波は表面プラズモンの励起に使わ
れ、反射光として観測される光量が減少する。
波の波数が一致する入射角θもしくは入射光の波数の
時、エバネッセント波は表面プラズモンの励起に使わ
れ、反射光として観測される光量が減少する。
【0009】図22では、光源1から放射された光はレ
ンズ3を通して常にある入射角度範囲を持った光を入射
するようになっており、さらに広範囲の入射角の光を入
射できるように、光源1と光電子検出器7は一定の反射
角を保ちながら駆動できるタイプが多い(図22矢印参
照)。
ンズ3を通して常にある入射角度範囲を持った光を入射
するようになっており、さらに広範囲の入射角の光を入
射できるように、光源1と光電子検出器7は一定の反射
角を保ちながら駆動できるタイプが多い(図22矢印参
照)。
【0010】もしくは、図23に示すように入射光の角
度は一定とし、入射光の波数が可変であるタイプ、ある
いは反射光を分光できるタイプもある。図23におい
て、符号は図1と同じものを示す。
度は一定とし、入射光の波数が可変であるタイプ、ある
いは反射光を分光できるタイプもある。図23におい
て、符号は図1と同じものを示す。
【0011】SPR現象はプリズム・金属薄膜に接した
被測定物の屈折率に依存するために、例えば試料を水と
して、図22のような構成のSPR測定装置で測定した
場合、図24に示すようにある一定の角度で極小を持つ
曲線として検出することができ、被測定物6の濃度変化
による屈折率変化等を測定するばかりか、金属薄膜5上
に抗体などを固定化することにより、抗原と結合した抗
体の屈折率変化を測定することにより、特定物質の定量
を行うことができる。
被測定物の屈折率に依存するために、例えば試料を水と
して、図22のような構成のSPR測定装置で測定した
場合、図24に示すようにある一定の角度で極小を持つ
曲線として検出することができ、被測定物6の濃度変化
による屈折率変化等を測定するばかりか、金属薄膜5上
に抗体などを固定化することにより、抗原と結合した抗
体の屈折率変化を測定することにより、特定物質の定量
を行うことができる。
【0012】近年、SPR現象測定装置は小型化への要
求が高まってきている。しかし、図22のような機器構
成では可動部分を有することによって装置が大きくなっ
てしまい、また、計測部分おもに金属薄膜5の交換がと
ても不便であるという欠点があった。
求が高まってきている。しかし、図22のような機器構
成では可動部分を有することによって装置が大きくなっ
てしまい、また、計測部分おもに金属薄膜5の交換がと
ても不便であるという欠点があった。
【0013】そこで、ビアコア(Biacore)社か
らファイバ型のSPR現象測定装置(製品名Biaco
re Probe)、テキサスインスツルメント(Te
xas Instrument)社からエポキシ樹脂中
に光源、光電子検出器、偏光板、金属薄膜を配した小型
のSPR現象測定装置(製品名Spreeta)が販売
されている。また、その他様々な小型SPR現象測定装
置が提案されている。
らファイバ型のSPR現象測定装置(製品名Biaco
re Probe)、テキサスインスツルメント(Te
xas Instrument)社からエポキシ樹脂中
に光源、光電子検出器、偏光板、金属薄膜を配した小型
のSPR現象測定装置(製品名Spreeta)が販売
されている。また、その他様々な小型SPR現象測定装
置が提案されている。
【0014】しかし、ファイバ型のものはその端面に計
測のための金属薄膜を形成しているものが多く、加工が
困難で、ファイバ1本に付き一つの計測表面しか持つこ
とができない。また、端面の反射光を取り出すためのス
プリッターやカプラなどの光部品が必要となる。エポキ
シ樹脂などにすべての光学系を配したタイプのものは、
すべての光学部品を精度よく配置しなければならず、し
かも、金属薄膜の交換の利便性を失っている。
測のための金属薄膜を形成しているものが多く、加工が
困難で、ファイバ1本に付き一つの計測表面しか持つこ
とができない。また、端面の反射光を取り出すためのス
プリッターやカプラなどの光部品が必要となる。エポキ
シ樹脂などにすべての光学系を配したタイプのものは、
すべての光学部品を精度よく配置しなければならず、し
かも、金属薄膜の交換の利便性を失っている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような現
状を鑑みてなされたものであり、その目的は、汎用性・
生産性の高い光導波路作製技術を用いて、小型で交換の
便利なSPR現象計測チップ及びその製造方法、さらに
はSPR現象計測方法を提供することである。
状を鑑みてなされたものであり、その目的は、汎用性・
生産性の高い光導波路作製技術を用いて、小型で交換の
便利なSPR現象計測チップ及びその製造方法、さらに
はSPR現象計測方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による光導波路型SPR現象計測チップは、
コアと前記コアの周囲に設けられたクラッドとを備え、
前記コアは前記クラッドより高い屈折率を有し、前記コ
アに入射した光を閉じ込めて伝播する光導波路と、前記
コアに少なくとも一部が直接接触し、かつ表面プラズモ
ン共鳴現象を起こす金属薄膜とを備えた光導波路型SP
R現象計測チップであって、前記コアを伝播する光を計
測することによって表面プラズモン共鳴現象が測定され
る試料が前記金属薄膜に接触するように設けられること
を特徴とする。
め、本発明による光導波路型SPR現象計測チップは、
コアと前記コアの周囲に設けられたクラッドとを備え、
前記コアは前記クラッドより高い屈折率を有し、前記コ
アに入射した光を閉じ込めて伝播する光導波路と、前記
コアに少なくとも一部が直接接触し、かつ表面プラズモ
ン共鳴現象を起こす金属薄膜とを備えた光導波路型SP
R現象計測チップであって、前記コアを伝播する光を計
測することによって表面プラズモン共鳴現象が測定され
る試料が前記金属薄膜に接触するように設けられること
を特徴とする。
【0017】また、本発明による光導波路型SPR現象
計測チップの製造方法は、透明なクラッド基板に、コア
を形成するための所望の形状を持つ溝を形成し、その溝
にクラッド材基板よりも屈折率の高いコアを形成し、そ
の上に、表面プラズモン共鳴現象を起こす金属薄膜を形
成し、金属薄膜部分を除いた部分に、コアよりも屈折率
の低いオーバークラッドを形成することを特徴とする。
計測チップの製造方法は、透明なクラッド基板に、コア
を形成するための所望の形状を持つ溝を形成し、その溝
にクラッド材基板よりも屈折率の高いコアを形成し、そ
の上に、表面プラズモン共鳴現象を起こす金属薄膜を形
成し、金属薄膜部分を除いた部分に、コアよりも屈折率
の低いオーバークラッドを形成することを特徴とする。
【0018】本発明による第二の光導波路型SPR現象
計測チップの製造方法は、透明なクラッド基板の上に、
所望の形状を持つ、クラッドよりも屈折率の高いコアを
形成し、そのコアの高さと同じになるようにクラッド形
成し、その上に、表面プラズモン共鳴現象を起こす金属
薄膜を形成し、金属薄膜部分を除いた部分に、コアより
も屈折率の低いオーバークラッドを形成することを特徴
とする。
計測チップの製造方法は、透明なクラッド基板の上に、
所望の形状を持つ、クラッドよりも屈折率の高いコアを
形成し、そのコアの高さと同じになるようにクラッド形
成し、その上に、表面プラズモン共鳴現象を起こす金属
薄膜を形成し、金属薄膜部分を除いた部分に、コアより
も屈折率の低いオーバークラッドを形成することを特徴
とする。
【0019】本発明による第三の光導波路型SPR現象
計測チップの製造方法は、光学平面を有する基板上に溶
解が容易な犠牲層を形成し、その上に、所望の形状を持
つ、クラッドよりも屈折率の高いコアを形成し、その上
に、コアよりも厚くクラッドを形成し、犠牲層を溶解す
る溶解液中に浸漬し、犠牲層を溶解し、光学平面を有す
る基板を取り外し、コアが露出している面の上に、表面
プラズモン共鳴現象を起こす金属薄膜を形成し、金属薄
膜部分を除いた部分に、コアよりも屈折率の低いオーバ
ークラッドを形成することを特徴とする。
計測チップの製造方法は、光学平面を有する基板上に溶
解が容易な犠牲層を形成し、その上に、所望の形状を持
つ、クラッドよりも屈折率の高いコアを形成し、その上
に、コアよりも厚くクラッドを形成し、犠牲層を溶解す
る溶解液中に浸漬し、犠牲層を溶解し、光学平面を有す
る基板を取り外し、コアが露出している面の上に、表面
プラズモン共鳴現象を起こす金属薄膜を形成し、金属薄
膜部分を除いた部分に、コアよりも屈折率の低いオーバ
ークラッドを形成することを特徴とする。
【0020】本発明の特徴は、SPR現象計測チップに
光導波路を適応した点にある。光導波路作製技術を用い
れば、導波路コアを一つのチップ上に多数作製したり、
途中で分岐するなど、様々な機能を持たせることがで
き、それらのSPR現象計測チップを安価で多量に作製
することが可能である。
光導波路を適応した点にある。光導波路作製技術を用い
れば、導波路コアを一つのチップ上に多数作製したり、
途中で分岐するなど、様々な機能を持たせることがで
き、それらのSPR現象計測チップを安価で多量に作製
することが可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明によるSPR現象測定の原
理は図23の形式の応用であり、プリズムの代わりに光
導波路を使用し、スペクトルを計測するものである。
理は図23の形式の応用であり、プリズムの代わりに光
導波路を使用し、スペクトルを計測するものである。
【0022】光導波路を用いたSPR現象計測チップの
概略図を図1に示す。光導波路は直線の導波路のコア9
と、前記コア9の周りに、前記コア9よりも屈折率の低
いクラッド8及びオーバークラッド10を設けた構造に
なっている。コア9の一部には表面プラズモン共鳴現象
を起こす金属薄膜5が直接に接する形で形成されてお
り、この部分が計測表面となる。入射光11はコア9に
入射され、計測表面上の試料6とSPR現象が生じ、出
射光12として出射される。出射された光の光量変化
や、スペクトル変化を計測することにより、SPR現象
を観察することができる。
概略図を図1に示す。光導波路は直線の導波路のコア9
と、前記コア9の周りに、前記コア9よりも屈折率の低
いクラッド8及びオーバークラッド10を設けた構造に
なっている。コア9の一部には表面プラズモン共鳴現象
を起こす金属薄膜5が直接に接する形で形成されてお
り、この部分が計測表面となる。入射光11はコア9に
入射され、計測表面上の試料6とSPR現象が生じ、出
射光12として出射される。出射された光の光量変化
や、スペクトル変化を計測することにより、SPR現象
を観察することができる。
【0023】図1のようなSPR現象計測チップを作製
する場合、図2(a)に示すようにクラッド8にコアを
形成するための溝13を作製し、その溝13にコア9を
形成し(図2(b))、その上に表面プラズモン共鳴現
象を起こす金属薄膜5を形成する(図2(c))。金属
薄膜5はコア9を少なくとも一部に形成していればよ
く、クラッド8全体に形成してもよい。この段階でもS
PR現象の計測は行えるが、試料を乗せるための窪みを
オーバークラッド10で作製した方が望ましい(図2
(d))。
する場合、図2(a)に示すようにクラッド8にコアを
形成するための溝13を作製し、その溝13にコア9を
形成し(図2(b))、その上に表面プラズモン共鳴現
象を起こす金属薄膜5を形成する(図2(c))。金属
薄膜5はコア9を少なくとも一部に形成していればよ
く、クラッド8全体に形成してもよい。この段階でもS
PR現象の計測は行えるが、試料を乗せるための窪みを
オーバークラッド10で作製した方が望ましい(図2
(d))。
【0024】また、図3に示すように、クラッド8の上
に、コア9を形成する(図3(a))。その後、コア9
と同じ高さまでクラッド8を形成する(図3(b))。
その後、金属薄膜5を形成し(図3(c))、試料を乗
せるための窪みを作製する。
に、コア9を形成する(図3(a))。その後、コア9
と同じ高さまでクラッド8を形成する(図3(b))。
その後、金属薄膜5を形成し(図3(c))、試料を乗
せるための窪みを作製する。
【0025】さらに、図4のように、平滑な基板14の
上に1μm程度のクロム膜(犠牲層)15を形成し(図
4(a))、その上にコア9を形成する(図4
(b))。その上に、クラッド8を形成し(図4
(c))、クロム膜(犠牲層)15を溶かして基板14
を剥離する(図4(d))。その上にオーバークラッド
10を計測領域を除いて形成し、金属薄膜5を形成する
ことによっても作製できる。
上に1μm程度のクロム膜(犠牲層)15を形成し(図
4(a))、その上にコア9を形成する(図4
(b))。その上に、クラッド8を形成し(図4
(c))、クロム膜(犠牲層)15を溶かして基板14
を剥離する(図4(d))。その上にオーバークラッド
10を計測領域を除いて形成し、金属薄膜5を形成する
ことによっても作製できる。
【0026】所望の形状のコアまたはクラッドを得る方
法は、(1)コアまたはクラッドを形成した後に、ダイ
シングソーやドリルなどによって切削する方法、(2)
コアまたはクラッドを形成した後に、レジストを塗布
し、所望の部分のみレジストを硬化させ、未硬化部分を
除去し、コア、クラッドのエッチングを行うことによっ
て、レジストの無い部分を除去する方法、(3)コアま
たはクラッドに感光性物質を利用し、材料を基板に塗布
あるいは液だめに入れ、マスクを通してあるいは直接に
光を照射し、照射していない部分を溶媒で除去する方法
が挙げられる。
法は、(1)コアまたはクラッドを形成した後に、ダイ
シングソーやドリルなどによって切削する方法、(2)
コアまたはクラッドを形成した後に、レジストを塗布
し、所望の部分のみレジストを硬化させ、未硬化部分を
除去し、コア、クラッドのエッチングを行うことによっ
て、レジストの無い部分を除去する方法、(3)コアま
たはクラッドに感光性物質を利用し、材料を基板に塗布
あるいは液だめに入れ、マスクを通してあるいは直接に
光を照射し、照射していない部分を溶媒で除去する方法
が挙げられる。
【0027】上記(3)の方法における、感光性物質は
感光性のポリイミド系、エポキシ系、アクリル系、シリ
コーン系オリゴマあるいはモノマである。
感光性のポリイミド系、エポキシ系、アクリル系、シリ
コーン系オリゴマあるいはモノマである。
【0028】上述のポリイミド系感光性物質としては、
たとえば、下記の構造式1で表されるポリイミド系オリ
ゴマあるいはモノマを例として挙げることができる。
たとえば、下記の構造式1で表されるポリイミド系オリ
ゴマあるいはモノマを例として挙げることができる。
【0029】構造式1
【化6】 (式中、R1はビスアルキル−あるいはビスパーフルオ
ロアルキル−ベンゼン、R2はアルキル、アルキルフェ
ニレン、パーフルオロフェニレン基、R3はアルキル基
あるいはフルオロアルキル基である。) また、上述のポリイミド系感光性物質としては、たとえ
ば、下記の構造式2で表されるエポキシ系オリゴマある
いはモノマを例として挙げることができる。
ロアルキル−ベンゼン、R2はアルキル、アルキルフェ
ニレン、パーフルオロフェニレン基、R3はアルキル基
あるいはフルオロアルキル基である。) また、上述のポリイミド系感光性物質としては、たとえ
ば、下記の構造式2で表されるエポキシ系オリゴマある
いはモノマを例として挙げることができる。
【0030】構造式2
【化7】 (式中、R1、R2はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルキル基、アルコシ基またトリフ
ルオロメチル基を示し、X1、X2、X3は連結基、Yは
エポキシ基あるいは
原子、アルキル基、アルキル基、アルコシ基またトリフ
ルオロメチル基を示し、X1、X2、X3は連結基、Yは
エポキシ基あるいは
【0031】
【化8】 を表す) さらに、上述のアクリル系感光性物質としては、たとえ
ば、下記の構造式3で表されるアクリル系オリゴマある
いはモノマを例として挙げることができる。
ば、下記の構造式3で表されるアクリル系オリゴマある
いはモノマを例として挙げることができる。
【0032】構造式3
【化9】 (式中、R1、R2はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルキル基、アルコシ基またトリフ
ルオロメチル基を示し、X1、X2、X3は連結基、Yは
アクリル基あるいはメタアクリル基を示す。
原子、アルキル基、アルキル基、アルコシ基またトリフ
ルオロメチル基を示し、X1、X2、X3は連結基、Yは
アクリル基あるいはメタアクリル基を示す。
【0033】さらに、上述のシリコーン系感光性物質と
しては、たとえば、下記の構造式4で表されるシリコー
ン系オリゴマあるいはモノマを例として挙げることがで
きる。
しては、たとえば、下記の構造式4で表されるシリコー
ン系オリゴマあるいはモノマを例として挙げることがで
きる。
【0034】構造式4
【化10】 (式中、Xは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基を表し、mは1〜4の整数を表
す。x、yは各ユニットの存在割合を示し、x、yとも
にゼロであることは無い。R1、R2は、メチル基、エチ
ル基、イソプロピル基を表し、R1とR2が相等しくても
良い。) これら本発明の感光性オリゴマあるいはモノマ材料の高
分子化は、構造式で表される成分中に含まれるエポキシ
基は水酸基などの反応基間の光による結合によって架橋
することで行われる。架橋反応を効率良く十分に起こさ
せるためには光重合開始剤を添加することが望ましい。
光重合開始剤としては、スルフォニウム塩、オスミウム
塩などの光カチオン重合開始剤が代表的なものとして挙
げられる。
ルキル基、アルコキシ基を表し、mは1〜4の整数を表
す。x、yは各ユニットの存在割合を示し、x、yとも
にゼロであることは無い。R1、R2は、メチル基、エチ
ル基、イソプロピル基を表し、R1とR2が相等しくても
良い。) これら本発明の感光性オリゴマあるいはモノマ材料の高
分子化は、構造式で表される成分中に含まれるエポキシ
基は水酸基などの反応基間の光による結合によって架橋
することで行われる。架橋反応を効率良く十分に起こさ
せるためには光重合開始剤を添加することが望ましい。
光重合開始剤としては、スルフォニウム塩、オスミウム
塩などの光カチオン重合開始剤が代表的なものとして挙
げられる。
【0035】また、本発明のシリコーン系感光性材料の
高分子化は感光剤とオリゴマ及びモノマの反応による場
合も含まれる。感光剤としてはアジドピレンなどのアジ
ド化合物、4,4−ジアジドベンザルアセトン、2,6
−ジ−(4’−アジドベンザル)シクロヘキサノン、
2,6−ジ−(4’−アジドベンザル)−4−メチルシ
クロヘキサノンなどのビスアジド化合物、ジアゾ化合物
が代表的なものである。
高分子化は感光剤とオリゴマ及びモノマの反応による場
合も含まれる。感光剤としてはアジドピレンなどのアジ
ド化合物、4,4−ジアジドベンザルアセトン、2,6
−ジ−(4’−アジドベンザル)シクロヘキサノン、
2,6−ジ−(4’−アジドベンザル)−4−メチルシ
クロヘキサノンなどのビスアジド化合物、ジアゾ化合物
が代表的なものである。
【0036】また本発明のアクリル系感光性材料の高分
子化は感光剤とオリゴマ及びモノマの反応による。感光
剤としてはジフェニルトリケトンベンゾイン、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾフェノン、アセトフェノン、
ジアセチル等のカルボニル化合物や過酸化ベンゾイル等
の過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合
物、アジドピレン等のアジド化合物、4,4’−ジアジ
ドベンザルアセトン、2,6−ジ−(4’−アジドベン
ザル)シクロヘキサノン、2,6−ジ−(4’−アジド
ベンザル)−4−メチルシクロヘキサノン等のビスアジ
ド化合物、ジアゾ化合物が代表的なものである。
子化は感光剤とオリゴマ及びモノマの反応による。感光
剤としてはジフェニルトリケトンベンゾイン、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾフェノン、アセトフェノン、
ジアセチル等のカルボニル化合物や過酸化ベンゾイル等
の過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合
物、アジドピレン等のアジド化合物、4,4’−ジアジ
ドベンザルアセトン、2,6−ジ−(4’−アジドベン
ザル)シクロヘキサノン、2,6−ジ−(4’−アジド
ベンザル)−4−メチルシクロヘキサノン等のビスアジ
ド化合物、ジアゾ化合物が代表的なものである。
【0037】光導波路のコアの形状は、マスクのパター
ンを変えることによって様々に変えることが可能であ
る。
ンを変えることによって様々に変えることが可能であ
る。
【0038】図5に示すように、単なる直線のコア9の
ような形状はもちろん、図6のように、U字型に曲げた
コアを形成することができる。また、図7に示すよう
に、コア9がクラッド8の右端まで形成してあり、その
コア9に接する形で金属薄膜5を形成してもよい。
ような形状はもちろん、図6のように、U字型に曲げた
コアを形成することができる。また、図7に示すよう
に、コア9がクラッド8の右端まで形成してあり、その
コア9に接する形で金属薄膜5を形成してもよい。
【0039】以下、図5、図6中の16の領域(破線で
示す)は金属薄膜を想定しているが、説明のために透明
に表記している。また、その金属薄膜16はコア9に接
していればよく、特に形状や大きさを限定しているもの
ではない。また、図5以降、オーバークラッド10を省
略して表記しているものは、コアの形状をわかりやすく
するためである。
示す)は金属薄膜を想定しているが、説明のために透明
に表記している。また、その金属薄膜16はコア9に接
していればよく、特に形状や大きさを限定しているもの
ではない。また、図5以降、オーバークラッド10を省
略して表記しているものは、コアの形状をわかりやすく
するためである。
【0040】後述するSPR現象計測チップと光源・光
検出器とを接続する場合、図5では入射光11と出射光
12の2ケ所において接続しなければならないのに対し
て、図6、図7に示すようなコアの形状である場合、光
の入出力に光ファイバと光ファイバアレイを用いること
によって、光接続が1ケ所でできるという利点がある。
検出器とを接続する場合、図5では入射光11と出射光
12の2ケ所において接続しなければならないのに対し
て、図6、図7に示すようなコアの形状である場合、光
の入出力に光ファイバと光ファイバアレイを用いること
によって、光接続が1ケ所でできるという利点がある。
【0041】図8のように多数のコアを形成することも
できる。それぞれのコア9上に形成してある金属薄膜1
6a、16b、16c上に、それぞれ、ある特定の物質
A、B、Cに反応して金属薄膜16a、16b、16c
上の屈折率を変化させるセンサ膜をそれぞれ固定化すれ
ば、試料中に物質Aが含まれていれば金属薄膜16a上
に生じるSPR現象に変化が生じる。このように複数の
特定物質の検出を行うことができるマルチチャンネルセ
ンサとして使用することが可能である。
できる。それぞれのコア9上に形成してある金属薄膜1
6a、16b、16c上に、それぞれ、ある特定の物質
A、B、Cに反応して金属薄膜16a、16b、16c
上の屈折率を変化させるセンサ膜をそれぞれ固定化すれ
ば、試料中に物質Aが含まれていれば金属薄膜16a上
に生じるSPR現象に変化が生じる。このように複数の
特定物質の検出を行うことができるマルチチャンネルセ
ンサとして使用することが可能である。
【0042】図8に示すSPR現象計測チップでは、1
1a、11b、11cと示すように、それぞれに光を入
射しなけれぱならないが、図9、図10、図11に示す
ようなY分岐17、光カプラ18、スラブ導波路19等
の分岐構造を導波路中に形成することによって、入射光
を一つにすることができる。また、熱光学光スイッチ等
のスイッチ機能を導波路に持たせれば、任意の導波路へ
光を入射することができる。
1a、11b、11cと示すように、それぞれに光を入
射しなけれぱならないが、図9、図10、図11に示す
ようなY分岐17、光カプラ18、スラブ導波路19等
の分岐構造を導波路中に形成することによって、入射光
を一つにすることができる。また、熱光学光スイッチ等
のスイッチ機能を導波路に持たせれば、任意の導波路へ
光を入射することができる。
【0043】図10に示す光カプラ18は、コア9の近
寄った部分で光の結合が生じ、11d、11eのいずれ
かに入射された光が12d、12eにわかれて出射され
る。分岐した後に、金属薄膜16を配することによって
2ケ所でのSPR共鳴現象の計測が可能となる。光カプ
ラとY分岐導波路を多段に重ねることによって、より多
くの分岐をさせることが可能であるが、図11に示すス
ラブ導波路19では、1度に2つ以上の分岐をさせるこ
とが出来、より多くの個所(多チャンネル)でのSPR
共鳴現象を計測するのに向いている。
寄った部分で光の結合が生じ、11d、11eのいずれ
かに入射された光が12d、12eにわかれて出射され
る。分岐した後に、金属薄膜16を配することによって
2ケ所でのSPR共鳴現象の計測が可能となる。光カプ
ラとY分岐導波路を多段に重ねることによって、より多
くの分岐をさせることが可能であるが、図11に示すス
ラブ導波路19では、1度に2つ以上の分岐をさせるこ
とが出来、より多くの個所(多チャンネル)でのSPR
共鳴現象を計測するのに向いている。
【0044】多チャンネル計測の方法としては、図12
に示すように、複数本のコア9が例えば45°の角度で
側面に向いており、側面に接した部分にはSPR現象を
起こす金属薄膜5を有する光導波路が考えられる。コア
の側面への角度は光が全反射する角度で、図12中の矢
印のように光電子検出器で検出されればよく、もとのコ
アを逆方向へ進まなければよい。
に示すように、複数本のコア9が例えば45°の角度で
側面に向いており、側面に接した部分にはSPR現象を
起こす金属薄膜5を有する光導波路が考えられる。コア
の側面への角度は光が全反射する角度で、図12中の矢
印のように光電子検出器で検出されればよく、もとのコ
アを逆方向へ進まなければよい。
【0045】コア11に入射された光は、伝播し、金属
薄膜5でSPR現象を起こし、矢印のように反射した光
をPSD(Position Sensitive D
etector:半導体光位置検出器)、ラインセンサ
20などで検出すれば、SPR現象を多チャンネルで観
察できる。また、図12の導波路を上下方向に重ねれば
より多数のチャンネルでの計測が可能で、面領域での観
察が可能である。
薄膜5でSPR現象を起こし、矢印のように反射した光
をPSD(Position Sensitive D
etector:半導体光位置検出器)、ラインセンサ
20などで検出すれば、SPR現象を多チャンネルで観
察できる。また、図12の導波路を上下方向に重ねれば
より多数のチャンネルでの計測が可能で、面領域での観
察が可能である。
【0046】また、図13に示すように、側面で反射し
た光が伝送するコアを形成する方法も考えられる。
た光が伝送するコアを形成する方法も考えられる。
【0047】さらに、より微小な領域での計測ができる
ように、図14に示すように、2本のコア9を有する光
導波路を光が矢印のように反射するように先端を45°
の角度で尖鋭化し、その表面には金属薄膜5を形成して
ある形状も考えられる。入射光11はコア9を伝播し、
金属薄膜5にてSPR現象を起こしつつ2回反射し、出
射光12として取り出すことができる。
ように、図14に示すように、2本のコア9を有する光
導波路を光が矢印のように反射するように先端を45°
の角度で尖鋭化し、その表面には金属薄膜5を形成して
ある形状も考えられる。入射光11はコア9を伝播し、
金属薄膜5にてSPR現象を起こしつつ2回反射し、出
射光12として取り出すことができる。
【0048】同様な方法として、図15に示すように、
2本のコアを有する光導波路の先端にプリズム21を固
定し、表面に金属薄膜5を形成する。入射光11はコア
9を伝播し、プリズム21上の金属薄膜でSPR現象を
起こしつつ2回反射し、出射光12として取り出すこと
ができる。2回反射させるうち、一方は完全な反射を起
こさせるためのミラー面としてもよい。
2本のコアを有する光導波路の先端にプリズム21を固
定し、表面に金属薄膜5を形成する。入射光11はコア
9を伝播し、プリズム21上の金属薄膜でSPR現象を
起こしつつ2回反射し、出射光12として取り出すこと
ができる。2回反射させるうち、一方は完全な反射を起
こさせるためのミラー面としてもよい。
【0049】図14のような形状のSPR現象計測チッ
プは、図16a〜図16eに示す手順で作製することが
可能である。図16aのようなクラッド8中にコア9を
埋設した光導波路を作製する。光導波路を図16bのよ
うに、先端が45°の角度で鋭くなっているブレード2
2でカットする。すると、図16cに示すように、先端
が45°で尖鋭化されている導波路が2つできる。その
2つの導波路を図16dのように貼り合わせ、図16e
のように、精鋭化されている表面に金属薄膜5を形成す
れば作製することができる。
プは、図16a〜図16eに示す手順で作製することが
可能である。図16aのようなクラッド8中にコア9を
埋設した光導波路を作製する。光導波路を図16bのよ
うに、先端が45°の角度で鋭くなっているブレード2
2でカットする。すると、図16cに示すように、先端
が45°で尖鋭化されている導波路が2つできる。その
2つの導波路を図16dのように貼り合わせ、図16e
のように、精鋭化されている表面に金属薄膜5を形成す
れば作製することができる。
【0050】図14のような光導波路はコア径を数μm
程度とすれば、数μm四方でのSPR計測が可能で、例
えば試料中の任意の個所に、このSPR現象計測チップ
を挿入して計測することが可能である。
程度とすれば、数μm四方でのSPR計測が可能で、例
えば試料中の任意の個所に、このSPR現象計測チップ
を挿入して計測することが可能である。
【0051】SPR現象計測チップを使用した測定方法
としては、入射光として単色光源を用いれば、出射光は
光検出器で受光光量を検出し、その変化から試料の変化
を類推することができる。入射光として波数可変(波長
可変)の光源を用いれば、出射光を光検出器で測定し、
図24の横軸を波数(波長)としたスペクトル曲線を得
ることができる。これは、入射光として白色光源などの
広波長光源を用い、出射光を分光器で測定しても同じ曲
線が得られる。
としては、入射光として単色光源を用いれば、出射光は
光検出器で受光光量を検出し、その変化から試料の変化
を類推することができる。入射光として波数可変(波長
可変)の光源を用いれば、出射光を光検出器で測定し、
図24の横軸を波数(波長)としたスペクトル曲線を得
ることができる。これは、入射光として白色光源などの
広波長光源を用い、出射光を分光器で測定しても同じ曲
線が得られる。
【0052】SPR現象計測チップと光源・光検出器の
接続は、図17のように、光ファイバ24をスプライス
もしくはアレイ等の固定具23で固定し、光導波路部分
と接着する方法が考えられる。図17の応用として、光
導波路作製の時に光ファイバを挿入固定するための溝を
作製してしまい、適当な段階で、ファイバを溝に固定す
るという方法もある。
接続は、図17のように、光ファイバ24をスプライス
もしくはアレイ等の固定具23で固定し、光導波路部分
と接着する方法が考えられる。図17の応用として、光
導波路作製の時に光ファイバを挿入固定するための溝を
作製してしまい、適当な段階で、ファイバを溝に固定す
るという方法もある。
【0053】いずれの場合も、従来の光通信用の光導波
路作製技術及び光導波路−光ファイバ接続技術を応用で
きる。また、この接続には、出射側のコア径を、入射側
のコア径よりも小さくし、結合を簡便にすることができ
る。図17のタイプのものは光ファイバコネクタ25で
光源・光検出器と簡単に接続ができることから、SPR
現象計測チップの交換も簡便で、光源・受光器の選択も
自由に変えることができる。また、損失の低い光ファイ
バを用いているのでSPR現象計測チップは真空装置の
ように挿入が困難な場合や防爆の必要がある場合など、
遠隔地に複数設置しておき、測定を手元で行うことも可
能である。
路作製技術及び光導波路−光ファイバ接続技術を応用で
きる。また、この接続には、出射側のコア径を、入射側
のコア径よりも小さくし、結合を簡便にすることができ
る。図17のタイプのものは光ファイバコネクタ25で
光源・光検出器と簡単に接続ができることから、SPR
現象計測チップの交換も簡便で、光源・受光器の選択も
自由に変えることができる。また、損失の低い光ファイ
バを用いているのでSPR現象計測チップは真空装置の
ように挿入が困難な場合や防爆の必要がある場合など、
遠隔地に複数設置しておき、測定を手元で行うことも可
能である。
【0054】効果的にSPR現象を起こさせるために
は、p偏光光を入射する必要があり、次の3つの方法が
考えられる。(1)図17における光ファイバ24を偏
波保持ファイバとする方法、(2)光導波路途中にコア
に重直に溝を切り、その溝に偏光板を固定する方法、
(3)図1の光導波路の入射端もしくは出射端に偏光板
を貼り付ける方法がある。さらに、光導波路作製技術を
用いれば、図18のように、測定表面上に試料の流路2
6を形成することも可能である。
は、p偏光光を入射する必要があり、次の3つの方法が
考えられる。(1)図17における光ファイバ24を偏
波保持ファイバとする方法、(2)光導波路途中にコア
に重直に溝を切り、その溝に偏光板を固定する方法、
(3)図1の光導波路の入射端もしくは出射端に偏光板
を貼り付ける方法がある。さらに、光導波路作製技術を
用いれば、図18のように、測定表面上に試料の流路2
6を形成することも可能である。
【0055】図2(d)のオーバークラッド10の形状
を試料が流れることのできる形状にし、その上に天板2
8を貼り付け、試料の出入口となる試料を流すための配
管であるキャピラリー27等を取り付ければSPR現象
を計測するためのチップとフローセルを一体化すること
ができる。なお、図18で天板28はわかりやすいよう
に透明に記載してあるが、透明でなくともよい。
を試料が流れることのできる形状にし、その上に天板2
8を貼り付け、試料の出入口となる試料を流すための配
管であるキャピラリー27等を取り付ければSPR現象
を計測するためのチップとフローセルを一体化すること
ができる。なお、図18で天板28はわかりやすいよう
に透明に記載してあるが、透明でなくともよい。
【0056】なお、表面プラズモン共鳴現象を起こす金
属薄膜としては、従来この種のSPR現象計測装置に使
用される金属薄膜を有効に使用できる。この金属薄膜
は、好ましくは40〜52nmであるのがよい。この範
囲を外れると、表面プラズモン共鳴現象を反射光を使っ
て検出するのが困難になると言う欠点を生じるからであ
る。
属薄膜としては、従来この種のSPR現象計測装置に使
用される金属薄膜を有効に使用できる。この金属薄膜
は、好ましくは40〜52nmであるのがよい。この範
囲を外れると、表面プラズモン共鳴現象を反射光を使っ
て検出するのが困難になると言う欠点を生じるからであ
る。
【0057】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されない。
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されない。
【0058】
【実施例1】直径10cm、厚さ1mmの透明なガラス
ウェハ基板上に高分子クラッド材をスピンコート法で塗
布し、加熱して硬化させ、400μmのクラッド層を作
製する。次にダイシングソーで幅200μm深さ200
μmの直線の溝を作製し、その溝に高分子コア材を流し
入れ、加熱して硬化させる。
ウェハ基板上に高分子クラッド材をスピンコート法で塗
布し、加熱して硬化させ、400μmのクラッド層を作
製する。次にダイシングソーで幅200μm深さ200
μmの直線の溝を作製し、その溝に高分子コア材を流し
入れ、加熱して硬化させる。
【0059】その後、表面を研磨して、平滑な表面と
し、その上にスパッタ法によりチタンを数十Å形成し、
さらにその上にスパッタ法により金を形成し、合わせて
500Åの金属薄膜を形成する。金属薄膜の上にはUV
硬化型高分子クラッド材を塗布し、マスクを用いて必要
部分を硬化させ、試料のための簡易なセルを作製する。
し、その上にスパッタ法によりチタンを数十Å形成し、
さらにその上にスパッタ法により金を形成し、合わせて
500Åの金属薄膜を形成する。金属薄膜の上にはUV
硬化型高分子クラッド材を塗布し、マスクを用いて必要
部分を硬化させ、試料のための簡易なセルを作製する。
【0060】このままでは金属薄膜上に不純物がついて
いる可能性があるので、反応性イオンエッチング法(R
eactive Ion Etching:以下RIE
法とする)で軽くドライエッチングを行い、不純物を取
り除いたほうがよい。
いる可能性があるので、反応性イオンエッチング法(R
eactive Ion Etching:以下RIE
法とする)で軽くドライエッチングを行い、不純物を取
り除いたほうがよい。
【0061】以上の方法により、図1のような導波路コ
アが直線形状で、断面形状が200×200μmであ
り、コアの上に金属薄膜を有し、試料のためのセルを有
したSPR現象計測チップを作製することができる。
アが直線形状で、断面形状が200×200μmであ
り、コアの上に金属薄膜を有し、試料のためのセルを有
したSPR現象計測チップを作製することができる。
【0062】この直線導波路コアを、ひとつのチップ上
に多数作製すれば簡単に多チャンネル計測のできる、図
8〜12のようなSPR現象計測チップを作製すること
ができる。
に多数作製すれば簡単に多チャンネル計測のできる、図
8〜12のようなSPR現象計測チップを作製すること
ができる。
【0063】このSPR現象計測チップを光学接続する
ために光ファイバを使用する手法は以下のようになる。
ガラスブロックにV字の溝を切り、溝にクラッド径25
0μm、コア径200μmの光ファイバを埋め込み、そ
の上からガラス板で挟み込みUV接着剤で固定する。光
ファイバを固定したガラスブロックのSPR現象計測チ
ップと接続する面を光学研磨し、SPR現象計測チップ
側も光学研磨する。光ファイバを固定したガラスブロッ
クとSPR現象計測チップは、光通信用導波路の光ファ
イバアレイとの接続装置を用いて簡単に接続することが
できる。
ために光ファイバを使用する手法は以下のようになる。
ガラスブロックにV字の溝を切り、溝にクラッド径25
0μm、コア径200μmの光ファイバを埋め込み、そ
の上からガラス板で挟み込みUV接着剤で固定する。光
ファイバを固定したガラスブロックのSPR現象計測チ
ップと接続する面を光学研磨し、SPR現象計測チップ
側も光学研磨する。光ファイバを固定したガラスブロッ
クとSPR現象計測チップは、光通信用導波路の光ファ
イバアレイとの接続装置を用いて簡単に接続することが
できる。
【0064】図8のような多数のコアを持つSPR現象
計測チップにおいても、V字型の溝を複数作製し、その
溝と溝のピッチを、導波路のコア間のピッチと同じに
し、接続装置を用いて接続することが簡単にできる。
計測チップにおいても、V字型の溝を複数作製し、その
溝と溝のピッチを、導波路のコア間のピッチと同じに
し、接続装置を用いて接続することが簡単にできる。
【0065】光の入射側、出射側に接続した光ファイバ
にはコネクタを作製すれば、光源、分光器への接続が非
常に容易になり、また、光源、分光器の種類を換えなが
ら測定することも可能である。
にはコネクタを作製すれば、光源、分光器への接続が非
常に容易になり、また、光源、分光器の種類を換えなが
ら測定することも可能である。
【0066】
【実施例2】直径10cm、厚さ1mmの透明のガラス
ウェハ基板上に、前記構造式2のエポキシ系オリゴマ材
料で屈折率1.5185(波長633nm)となる膜厚
40μmのクラッド材料を塗布した。紫外線露光、硬化
後この上に同じエポキシ系材料で屈折率1.5394
(波長633nm)の導波路コア材料を塗布、幅62.
5μmのU字パターンマスクを通して紫外線照射し、露
光後現像により露光硬化した部分以外を溶解除去し、U
字形状のコアを形成した。この上に前クラッド材と同様
の材料を40μm塗布、静置後、コアの一部を露出させ
るパターンマスクを通して紫外線照射し、硬化、未硬化
部分を溶解、除去した。
ウェハ基板上に、前記構造式2のエポキシ系オリゴマ材
料で屈折率1.5185(波長633nm)となる膜厚
40μmのクラッド材料を塗布した。紫外線露光、硬化
後この上に同じエポキシ系材料で屈折率1.5394
(波長633nm)の導波路コア材料を塗布、幅62.
5μmのU字パターンマスクを通して紫外線照射し、露
光後現像により露光硬化した部分以外を溶解除去し、U
字形状のコアを形成した。この上に前クラッド材と同様
の材料を40μm塗布、静置後、コアの一部を露出させ
るパターンマスクを通して紫外線照射し、硬化、未硬化
部分を溶解、除去した。
【0067】以上の方法により、図6のような導波路コ
アがU字形状で、コアの断面形状が10×10μmであ
り、コアの上に金属薄膜を有したSPR現象計測チップ
を作製することが可能である。
アがU字形状で、コアの断面形状が10×10μmであ
り、コアの上に金属薄膜を有したSPR現象計測チップ
を作製することが可能である。
【0068】また、U字形状のコアを作製した後、クラ
ッド層を50μm作製する。その後、U字形状のコアの
側面をダイシングソーでカットし、コアの側面に直接接
する形で金属薄膜を形成すれば、図7のような導波路コ
アがU字形状で、コアの断面形状が50×50μmであ
り、コアの側面に金属薄膜を有したSPR現象計測チッ
プを作製することができる。
ッド層を50μm作製する。その後、U字形状のコアの
側面をダイシングソーでカットし、コアの側面に直接接
する形で金属薄膜を形成すれば、図7のような導波路コ
アがU字形状で、コアの断面形状が50×50μmであ
り、コアの側面に金属薄膜を有したSPR現象計測チッ
プを作製することができる。
【0069】これら、U字形状の導波路コアを持つSP
R現象計測チップは光ファイバとの接続は1回で済むと
いう利点がある。ガラスブロックにV字型の溝を2本形
成し、この溝に光ファイバを埋め込み、ガラス板で挟み
込みUV接着剤で固定する。この時、2本の溝の幅は、
U字形状の光ファイバの入射側と出射側の間の距離と同
じにする。この、2本の光ファイバを固定したガラスブ
ロックを前述の接続装置でSPR現象計測チップと接続
する。
R現象計測チップは光ファイバとの接続は1回で済むと
いう利点がある。ガラスブロックにV字型の溝を2本形
成し、この溝に光ファイバを埋め込み、ガラス板で挟み
込みUV接着剤で固定する。この時、2本の溝の幅は、
U字形状の光ファイバの入射側と出射側の間の距離と同
じにする。この、2本の光ファイバを固定したガラスブ
ロックを前述の接続装置でSPR現象計測チップと接続
する。
【0070】
【実施例3】シリコンの基板上にクロムを1μm程度ス
パッタし、高分子クラッド材をスピンコート法で塗布
し、加熱して、クラッド層を50μm形成する。その
後、UV感光性コア材として、以下に示す構造式を有す
る液状のエポキシオリゴマと光重合開始剤2wt%を調
整した溶液を準備した。
パッタし、高分子クラッド材をスピンコート法で塗布
し、加熱して、クラッド層を50μm形成する。その
後、UV感光性コア材として、以下に示す構造式を有す
る液状のエポキシオリゴマと光重合開始剤2wt%を調
整した溶液を準備した。
【0071】
【化11】
【0072】UV感光性コア材を同様にスピンコート法
で塗布し、所望の形状のコアが作製できるようにパター
ンのついたマスクを通してUV光を照射し、硬化させ
る。コアの高さは10μmとする。未硬化部分は溶剤で
除去し、その後、高分子クラッド材をコアの上50μm
の厚さになるように塗布、加熱し、硬化する。
で塗布し、所望の形状のコアが作製できるようにパター
ンのついたマスクを通してUV光を照射し、硬化させ
る。コアの高さは10μmとする。未硬化部分は溶剤で
除去し、その後、高分子クラッド材をコアの上50μm
の厚さになるように塗布、加熱し、硬化する。
【0073】そして、ダイシングソーの歯の形状が45
°になっているもので、導波路コアと垂直の方向へ、シ
リコン基板までカットする。カット後、基板全体をクロ
ム溶解溶液中に浸し、クロムを溶かし、高分子導波路部
分をシリコン基板から剥離する。すると、先端を45°
にカットした導波路が2枚できるので、その2枚を貼り
合わせ、カットした表面に金属薄膜をスパッタする。
°になっているもので、導波路コアと垂直の方向へ、シ
リコン基板までカットする。カット後、基板全体をクロ
ム溶解溶液中に浸し、クロムを溶かし、高分子導波路部
分をシリコン基板から剥離する。すると、先端を45°
にカットした導波路が2枚できるので、その2枚を貼り
合わせ、カットした表面に金属薄膜をスパッタする。
【0074】以上の方法により、図13のような2本の
導波路を有し、先端を45°に尖鋭化し、金属薄膜を形
成したSPR現象計測チッブを作製することが可能であ
る。
導波路を有し、先端を45°に尖鋭化し、金属薄膜を形
成したSPR現象計測チッブを作製することが可能であ
る。
【0075】
【実施例4】ガラスの基板上に、高分子クラッド材をス
ピンコート法で塗布し、加熱して、クラッド層を50μ
m形成する。その後、UV感光性コア材として、以下に
示す構造式で表されるイミドポリゴマと光重合開始剤2
wt%を調整した溶液を準備した。
ピンコート法で塗布し、加熱して、クラッド層を50μ
m形成する。その後、UV感光性コア材として、以下に
示す構造式で表されるイミドポリゴマと光重合開始剤2
wt%を調整した溶液を準備した。
【0076】
【化12】
【0077】UV感光性コア材を同様にスピンコート法
で塗布し、所望の形状のコアが作製できるようにパター
ンのついたマスクを通してUV光を照射し、硬化させ
る。コアの高さは10μmとする。未硬化部分は溶剤で
除去し、その後、高分子クラッド材をコアの上50μm
の厚さになるように塗布、加熱し、硬化する。次に、ダ
イシングソーを用いて、コアと45°の角度で切断し、
切断面は光学研磨し、金属薄膜を形成する。
で塗布し、所望の形状のコアが作製できるようにパター
ンのついたマスクを通してUV光を照射し、硬化させ
る。コアの高さは10μmとする。未硬化部分は溶剤で
除去し、その後、高分子クラッド材をコアの上50μm
の厚さになるように塗布、加熱し、硬化する。次に、ダ
イシングソーを用いて、コアと45°の角度で切断し、
切断面は光学研磨し、金属薄膜を形成する。
【0078】なお、45度の入射角度で金属薄膜に入射
されて光は、反射してクラッドを伝播するため、反射し
た先には光検出器を置く必要があるが、反射方向にもコ
アを作製することによって、反射光を光ファイバで取り
出すこともできる。
されて光は、反射してクラッドを伝播するため、反射し
た先には光検出器を置く必要があるが、反射方向にもコ
アを作製することによって、反射光を光ファイバで取り
出すこともできる。
【0079】以上の方法により、45°の角度で切断さ
れた導波路端面の、金属薄膜で反射した光を計測するタ
イプのSPR現象計測チップを作製することが可能であ
る。
れた導波路端面の、金属薄膜で反射した光を計測するタ
イプのSPR現象計測チップを作製することが可能であ
る。
【0080】このタイプの導波路コアを多数並べて作製
すると、図8のようなマルチチャンネルのSPR現象計
測チップが作製でき、さらにこの導波路を何枚も重ねれ
ば面方向のマルチチャンネル化が可能である。
すると、図8のようなマルチチャンネルのSPR現象計
測チップが作製でき、さらにこの導波路を何枚も重ねれ
ば面方向のマルチチャンネル化が可能である。
【0081】
【実施例5】実施例1と同じ方法で金属薄膜まで形成し
た後、UV感光性クラッド材として、以下の構造式で表
されるアクリルオリゴマを光重合開始剤2wt%を調整
した溶液を準備した。
た後、UV感光性クラッド材として、以下の構造式で表
されるアクリルオリゴマを光重合開始剤2wt%を調整
した溶液を準備した。
【0082】
【化13】
【0083】UV硬化性高分子クラッドをスピンコート
法で塗布し、流路を作製できるようなパターンのマスク
を用いて、UVを照射する。もちろん流路部分はSPR
現象計測領域に重なっている。未硬化部分を溶剤で除去
した後に、流路の入口、出口にキャピラリーを取りつ
け、UV接着剤で固定する。その後、チップ全体を天板
で蓋をする。
法で塗布し、流路を作製できるようなパターンのマスク
を用いて、UVを照射する。もちろん流路部分はSPR
現象計測領域に重なっている。未硬化部分を溶剤で除去
した後に、流路の入口、出口にキャピラリーを取りつ
け、UV接着剤で固定する。その後、チップ全体を天板
で蓋をする。
【0084】以上の方法により、図18のようなフロー
セルが一体化されたSPR現象計測チップを作製するこ
とが可能である。
セルが一体化されたSPR現象計測チップを作製するこ
とが可能である。
【0085】
【実施例6】ガラス基板上にCrを1μmほどスパッタ
法により形成し、その上にコアとなるUV硬化性高分子
材料を厚さ62.5μmとなるように、塗布し、マスク
を通してUV光を照射し、コアの部分のみ硬化させる。
法により形成し、その上にコアとなるUV硬化性高分子
材料を厚さ62.5μmとなるように、塗布し、マスク
を通してUV光を照射し、コアの部分のみ硬化させる。
【0086】未硬化部分は有機溶剤で除去し、その上に
クラッドとなる高分子材料を塗布し硬化させる。その上
に、ガラス基板を貼り付け、Crを溶解する溶剤に浸漬
し、最初のガラス基板を剥離する。
クラッドとなる高分子材料を塗布し硬化させる。その上
に、ガラス基板を貼り付け、Crを溶解する溶剤に浸漬
し、最初のガラス基板を剥離する。
【0087】剥離した面は平滑な面となっており、研磨
などの特別な手法を必要としない。その剥離した面にU
V硬化性のオーバークラッドを塗布し、計測表面を除い
て、硬化させ、その上に接着性を高めるTiを50Å、
Auを450Å、スパッタ法により形成する。
などの特別な手法を必要としない。その剥離した面にU
V硬化性のオーバークラッドを塗布し、計測表面を除い
て、硬化させ、その上に接着性を高めるTiを50Å、
Auを450Å、スパッタ法により形成する。
【0088】作製した光導波路型SPR現象計測チップ
の概略図を図19に示す。図中、(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は図(a)のA−A断面図であ
る。光導波路のコア9はひとつのSPR現象計測チップ
に4本作製し、コアは断面形状が62.5×62.5μ
mとし、直線形状とした。そして、SPR現象計測チッ
プへの光の入出力には62.5μmコア、125μm外
径の光ファイバ30を用いた。オーバークラッド10は
図中斜線の部分には形成せず、その部分では光導波路の
コア9と金属薄膜5が直接接しており、SPR現象を引
き起こす配置となっている。
の概略図を図19に示す。図中、(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は図(a)のA−A断面図であ
る。光導波路のコア9はひとつのSPR現象計測チップ
に4本作製し、コアは断面形状が62.5×62.5μ
mとし、直線形状とした。そして、SPR現象計測チッ
プへの光の入出力には62.5μmコア、125μm外
径の光ファイバ30を用いた。オーバークラッド10は
図中斜線の部分には形成せず、その部分では光導波路の
コア9と金属薄膜5が直接接しており、SPR現象を引
き起こす配置となっている。
【0089】光ファイバをハロゲンランプ、分光器へ接
続し、実際に測定した結果を図20、図21に示す。
続し、実際に測定した結果を図20、図21に示す。
【0090】図20では、試料無しの(空気を試料とし
た)場合のスペクトルと、計測領域に水を滴下した場合
のスペクトルを示している。水を滴下することによりS
PR現象が生じ、透過率が減少していることがわかる。
また、図21には試料を水(aで示す)、1wt%KC
l(bで示す)、10wt%KCl溶液(cで示す)と
して測定を行った。各溶液の屈折率の違いからスペクト
ルに変化が現れていることがわかり、SPR現象測定に
十分な性能を発揮していることがわかる。
た)場合のスペクトルと、計測領域に水を滴下した場合
のスペクトルを示している。水を滴下することによりS
PR現象が生じ、透過率が減少していることがわかる。
また、図21には試料を水(aで示す)、1wt%KC
l(bで示す)、10wt%KCl溶液(cで示す)と
して測定を行った。各溶液の屈折率の違いからスペクト
ルに変化が現れていることがわかり、SPR現象測定に
十分な性能を発揮していることがわかる。
【0091】
【実施例7】実施例8と同様な方法により、UV硬化性
高分子材料として以下の構造式で表されるアクリルオリ
ゴマと光重合開始剤2wt%を調整した溶液を用い、光
導波路型SPR現象計測チップを作製した。
高分子材料として以下の構造式で表されるアクリルオリ
ゴマと光重合開始剤2wt%を調整した溶液を用い、光
導波路型SPR現象計測チップを作製した。
【0092】
【化14】
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
汎用性・生産性の高い光導波路作製技術を用いて製造す
るため、小型で交換に便利であり、かつ複数箇所の同時
測定可能なセンサや複数の試料を検出できる多チャンネ
ルセンサなど、様々な機能を容易に付加することができ
る光導波路型SPR現象計測チップを提供できる。ま
た、光導波路型SPR現象計測チップの製造方法によれ
ば、光導波路のコアを一つのチップ上に多数作製した
り、途中で分岐するなど、様々な機能を持たせることが
でき、それらのSPR現象計測チップを安価で多量に作
製することが可能である。
汎用性・生産性の高い光導波路作製技術を用いて製造す
るため、小型で交換に便利であり、かつ複数箇所の同時
測定可能なセンサや複数の試料を検出できる多チャンネ
ルセンサなど、様々な機能を容易に付加することができ
る光導波路型SPR現象計測チップを提供できる。ま
た、光導波路型SPR現象計測チップの製造方法によれ
ば、光導波路のコアを一つのチップ上に多数作製した
り、途中で分岐するなど、様々な機能を持たせることが
でき、それらのSPR現象計測チップを安価で多量に作
製することが可能である。
【図1】本発明による光導波路型SPR現象計測チップ
の一態様の斜視図。
の一態様の斜視図。
【図2】光導波路型SPR現象計測チップの製造方法の
説明図。
説明図。
【図3】光導波路型SPR現象計測チップの製造方法の
説明図。
説明図。
【図4】光導波路型SPR現象計測チップの製造方法の
説明図。
説明図。
【図5】直線コア形状の光導波路型SPR現象計測チッ
プの概略図。
プの概略図。
【図6】U字コア形状の光導波路型SPR現象計測チッ
プの概略図。
プの概略図。
【図7】U字コア形状(側面計測表面)の光導波路型S
PR現象計測チップの概略図。
PR現象計測チップの概略図。
【図8】複数コアを有する光導波路型SPR現象計測チ
ップの概略図。
ップの概略図。
【図9】Y分岐を有する光導波路型SPR現象計測チッ
プの概略図。
プの概略図。
【図10】光カプラを有する光導波路型SPR現象計測
チップの概略図。
チップの概略図。
【図11】スラブ導波路を有する光導波路型SPR現象
計測チップの概略図。
計測チップの概略図。
【図12】マルチチャンネル光導波路型SPR現象計測
チップの概略図。
チップの概略図。
【図13】側面反射型光導波路型SPR現象計測チップ
の概略図。
の概略図。
【図14】光導波路の先端を計測表面とした光導波路型
SPR計測現象チップの概略図。
SPR計測現象チップの概略図。
【図15】光導波路とプリズムを組合せた光導波路型S
PR計測現象チップの概略図。
PR計測現象チップの概略図。
【図16a】図14の光導波路型計測チップの製造方法
の説明図。
の説明図。
【図16b】図14の光導波路型計測チップの製造方法
の説明図。
の説明図。
【図16c】図14の光導波路型計測チップの製造方法
の説明図。
の説明図。
【図16d】図14の光導波路型計測チップの製造方法
の説明図。
の説明図。
【図16e】図14の光導波路型計測チップの製造方法
の説明図。
の説明図。
【図17】光ファイバスプライス、光ファイバアレイに
より光ファイバと接続した光導波路型SPR現象計測チ
ップの斜視図。
より光ファイバと接続した光導波路型SPR現象計測チ
ップの斜視図。
【図18】金属薄膜上に流路を形成した光導波路型SP
R現象計測チップの斜視図。
R現象計測チップの斜視図。
【図19】実施例8により作製した光導波路型SPR現
象計測チップの概略図。
象計測チップの概略図。
【図20】実施例8による測定結果を示す図。
【図21】実施例8による測定結果を示す図。
【図22】従来の入射角計測タイプにおけるSPR現象
測定装置の概略図。
測定装置の概略図。
【図23】従来のスペクトル計測タイプにおけるSPR
現象測定装置の概略図。
現象測定装置の概略図。
【図24】図22で構成される装置を用いてSPR現象
を計測した結果を示す図。
を計測した結果を示す図。
1 光源 2 偏光板(偏光子) 3 レンズ 4 高屈折率プリズム 5 金属薄膜 6 試料(被測定物) 7 光電子検出器 8 クラッド 9 導波路コア 10 オーバークラッド 11 入射光 12 出射光 13 溝 14 光学平面を有する基板 15 1μm程度のクロム膜(犠牲層) 16 透明に表記の金属薄膜 17 Y分岐 18 カプラ 19 スラブ導波路 20 PSD 21 プリズム 22 ブレード 23 光ファイバスプライス(光ファイバアレイ) 24 光フアイバ 25 光ファイバコネクタ 26 計測表面上に配した流路 27 キャピラリー(試料を流すための配管) 28 天板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 弦 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 堀内 勉 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 飛田 達也 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 田部井 久男 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 今村 三郎 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 2G059 AA05 EE02 EE05 EE12 GG00 JJ12 JJ17 JJ19 JJ22 KK01 KK04 2H047 KA03 KA12 KA15 KB04 LA12 NA01 QA05 RA01
Claims (24)
- 【請求項1】 コアと前記コアの周囲に設けられたクラ
ッドとを備え、前記コアは前記クラッドより高い屈折率
を有し、前記コアに入射した光を閉じ込めて伝播する光
導波路と、前記コアに少なくとも一部が直接接触し、か
つ表面プラズモン共鳴現象を起こす金属薄膜とを備えた
光導波路型SPR現象計測チップであって、前記コアを
伝播する光を計測することによって表面プラズモン共鳴
現象を測定される試料が前記金属薄膜に接触するように
設けられることを特徴とする光導波路型SPR現象計測
チップ。 - 【請求項2】 前記光導波路のコアは複数であり、前記
コアのそれぞれに少なくとも一部が接触するようにそれ
ぞれ金属薄膜を設けたことを特徴とする請求項1に記載
の光導波路型SPR現象計測チップ。 - 【請求項3】 前記光導波路のコアは分岐構造を有し、
前記分岐構造によって、出射側のコアは複数本になると
ともに、分岐したコアに少なくとも一部が接触するよう
に金属薄膜を形成したことを特徴とする請求項1に記載
の光導波路型SPR現象計測チップ。 - 【請求項4】 分岐構造が、Y分岐、光カプラ、スラブ
導波路のいずれかあるいは組み合わせであることを特徴
とする請求項3に記載の光導波路型SPR現象計測チッ
プ。 - 【請求項5】 分岐構造が、スイッチ機能を持つことを
特徴とする請求項3に記載の光導波路型SPR現象計測
チップ。 - 【請求項6】 光導波路のコアの一方の端面に入射され
た光を逆方向へ反射する機能を有する表面プラズモン共
鳴現象を起こす金属薄膜を設けるか、あるいは入射され
光を逆方向へ反射する機能を有する前記端面までのコア
上に表面プラズモン共鳴現象を起こす金属薄膜を備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の光導波路型SPR現
象計測チップ。 - 【請求項7】 前記光導波路は、前記光導波路に垂直に
形成された前記金属薄膜に、ある入射角で向かう、光を
入射するコアと、前記光を入射するコアと接続し、かつ
前記金属薄膜で反射された表面プラズモン共鳴現象の影
響を受けた光を伝播し、出射するコアとを有することを
特徴とする請求項1に記載の光導波路型SPR現象計測
チップ。 - 【請求項8】 前記光導波路は2本の平行に並んだコア
を有し、前記光導波路の先端は傾斜した45°の角度で
尖鋭化してあり、尖鋭化した表面に金属薄膜が形成さ
れ、一方のコアに光を入射すると、尖鋭化した表面で光
が反射し、他方のコアから表面プラズモン共鳴現象の影
響を受けた反射光が出射されるようにしたことを特徴と
する請求項1に記載の光導波路型SPR現象計測チッ
プ。 - 【請求項9】 前記光導波路は2本の光導波路コアを有
し、前記光導波路の先端にプリズムが固定してあり、前
記プリズムの表面に金属薄膜が形成され、一方のコアに
光を入射すると、他方のコアから表面プラズモン共鳴現
象の影響を受けた反射光が出射されるようにしたことを
特徴とする請求項1に記載の光導波路型SPR現象計測
チップ。 - 【請求項10】 前記光導波路は光の伝播方向における
金属薄膜の上流のコア部分に溝が形成され、前記溝に偏
光板を組み込むことによって、もしくは前記コアの入射
端面または出射端面に偏光板を貼り付けることによっ
て、p偏光光を計測することのできるようにしたことを
特徴とする請求項1に記載の光導波路型SPR現象計測
チップ。 - 【請求項11】 前記光導波路は光を入射側のコアと光
を出射する出射側のコアとを有し、その断面寸法は、入
射側のコアの方が大きいことを特徴とする請求項1に記
載の光導波路型SPR現象計測チップ。 - 【請求項12】 金属薄膜上に試料が流れるように流路
が形成してあることを特徴とする請求項1に記載の光導
波路型SPR現象計測チップ。 - 【請求項13】 透明なクラッド基板にコアを形成する
ための所望の形状を持つ溝を形成する工程、その溝にク
ラッド材基板よりも屈折率の高いコアを形成する工程、
形成されたコア上に、表面プラズモン共鳴現象を起こす
金属薄膜を形成し、前記金属薄膜部分を除いた部分に、
前記コアよりも屈折率の低いオーバークラッドを形成す
る工程を含むことを特徴とする光導波路型SPR現象計
測チップの製造方法。 - 【請求項14】 透明なクラッド基板の上に、所望の形
状を持つ、クラッドよりも屈折率の高いコアを形成する
工程、そのコアの高さと同じになるようにクラッドを形
成する工程、前記コアの上に、表面プラズモン共鳴現象
を起こす金属薄膜を形成し、金属薄膜部分を除いた部分
に、コアよりも屈折率の低いオーバークラッドを形成す
る工程を含むことを特徴とする光導波路型SPR現象計
測チップの製造方法。 - 【請求項15】 光学平面を有する基板上に溶解が容易
な金属犠牲層を形成する工程、前記金属犠牲層上に、所
望の形状を持つ、クラッドよりも屈折率の高いコアを形
成する工程、前記コアの上に、コアよりも厚くクラッド
を形成する工程、前記犠牲層を溶解する溶解液中に浸漬
し、犠牲層を溶解し、光学平面を有する基板を取り外す
工程、コアが露出している面の上に、表面プラズモン共
鳴現象を起こす金属薄膜を形成する工程、前記金属薄膜
部分を除いた部分に、コアよりも屈折率の低いオーバー
クラッドを形成する工程を含むことを特徴とする光導波
路型SPR現象計測チップの製造方法。 - 【請求項16】 コアまたはクラッドを形成した後に、
切削により所望の形状のコアまたはクラッドを作製する
ことを特徴とする請求項13から15に記載のいずれか
の光導波路型SPR現象計測チップ。 - 【請求項17】 コアまたはクラッドを形成した後に、
レジストを塗布し、マスクを通してあるいは直接かつ選
択された部分に光を照射してレジストを硬化させ、未硬
化部分は溶剤で除去した後、エッチングによりレジスト
のない部分のコアまたはクラッドを除去することによ
り、所望の形状のコアまたはクラッドを作製することを
特徴とする請求項13から15に記載のいずれかの光導
波路型SPR現象計測チップの製造方法。 - 【請求項18】 コア、クラッドを形成する材料が透明
な感光性物質であり、前記材料を基板上に塗布した後、
マスクを通してあるいは直接かつ選択された部分に光を
照射して潜像パターンを形成し、場合により以上の操作
を繰り返した後、未照射部分を溶剤で除去することによ
り、所望の形状のコアまたはクラッドを作製することを
特徴とする請求項13から15に記載のいずれかの光導
波路型SPR現象計測チップの製造方法。 - 【請求項19】 前記透明の感光性物質が感光性のポリ
イミド系、エポキシ系、アクリル系、シリコーン系のう
ちのいずれかのオリゴマあるいはモノマであることを特
徴とする請求項18に記載の光導波路型SPR現象計測
チップの製造方法。 - 【請求項20】 前記透明の感光性物質が化学構造式 【化1】 (式中、R1はビスアルキル−あるいはビスパーフルオ
ロアルキル−ベンゼン、R2はアルキル、アルキルフェ
ニレン、パーフルオロフェニレン基、R3はアルキル基
あるいはフルオロアルキル基である。)で表されるポリ
イミド系オリゴマあるいはモノマであることを特徴とす
る請求項19記載の光導波路型SPR現象計測チップの
製造方法。 - 【請求項21】 前記透明の感光性物質が化学構造式 【化2】 (式中、R1、R2はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルキル基、アルコシ基またトリフ
ルオロメチル基を示し、X1、X2、X3は連結基、Yは
エポキシ基あるいは 【化3】 を示す。)で表されるエポキシ系オリゴマあるいはモノ
マであることを特徴とする請求項19記載の光導波路型
SPR現象計測チップの製造方法。 - 【請求項22】 前記透明の感光性物質が化学構造式 【化4】 (式中、R1、R2はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルキル基、アルコシ基またトリフ
ルオロメチル基を示し、X1、X2、X3は連結基、Yは
アクリル基あるいはメタアクリル基を示す。)で表され
るアクリル系オリゴマあるいはモノマであることを特徴
とする請求項19記載の光導波路型SPR現象計測チッ
プの製造方法。 - 【請求項23】 前記透明の感光性物質が化学構造式 【化5】 (式中、Xは水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基を表し、mは1〜4の整数を表
す。x、yは各ユニットの存在割合を示し、x、yとも
にゼロであることは無い。R1、R2は、メチル基、エチ
ル基、イソプロピル基を表し、R1とR2が相等しくても
良い。)であるシリコーン系オリゴマあるいはモノマで
あることを特徴とする請求項19記載の光導波路型SP
R現象計測チップの製造方法。 - 【請求項24】 コアと前記コアの周囲に設けられたク
ラッドとを備え、前記コアは前記クラッドより高い屈折
率を有し、前記コアに入射した光を閉じ込めて伝播する
ようになっている光導波路と、前記コアに少なくとも一
部が直接接触する表面プラズモン共鳴現象を起こす金属
薄膜とを備えた光導波路型SPR現象計測チップの前記
金属薄膜に接触するように試料を設け、前記コアより光
を入射し、前記コアを伝播した光を計測することによ
り、前記金属薄膜に接した試料の屈折率の影響を受けた
表面プラズモン共鳴現象を測定することを特徴とするS
PR現象計測方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000339895A JP2002148187A (ja) | 2000-11-08 | 2000-11-08 | 光導波路型spr現象計測チップ、その製造方法およびspr現象計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000339895A JP2002148187A (ja) | 2000-11-08 | 2000-11-08 | 光導波路型spr現象計測チップ、その製造方法およびspr現象計測方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002148187A true JP2002148187A (ja) | 2002-05-22 |
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|---|---|---|---|
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Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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