JP2002142968A - 調理用鍋 - Google Patents
調理用鍋Info
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- JP2002142968A JP2002142968A JP2000347473A JP2000347473A JP2002142968A JP 2002142968 A JP2002142968 A JP 2002142968A JP 2000347473 A JP2000347473 A JP 2000347473A JP 2000347473 A JP2000347473 A JP 2000347473A JP 2002142968 A JP2002142968 A JP 2002142968A
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- pot
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- cooking
- heat
- cooking pot
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 焼き物、煮物、薫製等の種々の料理に利用で
き、料理しやすい調理用鍋を提供する。 【解決手段】 耐熱陶磁器製の鍋本体10とこれに組み
合わせて用いる蓋30とから成る調理用鍋であって、前
記鍋本体10の底部12の略中央部に、筒形に起立し、
蓋部16aにより頂部が塞がれるとともに該蓋部16a
に小孔18が貫通して形成された突起部16が設けられ
ている。
き、料理しやすい調理用鍋を提供する。 【解決手段】 耐熱陶磁器製の鍋本体10とこれに組み
合わせて用いる蓋30とから成る調理用鍋であって、前
記鍋本体10の底部12の略中央部に、筒形に起立し、
蓋部16aにより頂部が塞がれるとともに該蓋部16a
に小孔18が貫通して形成された突起部16が設けられ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は調理用鍋に関し、よ
り詳細には焼き物、煮物領、薫製等に好適に使用できる
調理用鍋に関する。
り詳細には焼き物、煮物領、薫製等に好適に使用できる
調理用鍋に関する。
【0002】
【従来の技術】調理用鍋には煮物用、焼き物用等として
きわめて多種類の商品が提供されている。これらの鍋の
うち土鍋は主として煮物用に使用され、焼き物用として
は金属鍋などが使用されている。これは、煮物と焼き物
では調理方法が異なり、煮物では全体として調理物を加
熱する必要があるのに対して、焼き物では鍋自体が高温
になるため、焦げつき防止用に油を使用したり火加減を
調節したりしなければならないといったことがあるから
である。
きわめて多種類の商品が提供されている。これらの鍋の
うち土鍋は主として煮物用に使用され、焼き物用として
は金属鍋などが使用されている。これは、煮物と焼き物
では調理方法が異なり、煮物では全体として調理物を加
熱する必要があるのに対して、焼き物では鍋自体が高温
になるため、焦げつき防止用に油を使用したり火加減を
調節したりしなければならないといったことがあるから
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように通常は、煮
物や焼き物等の調理方法にあわせて調理用具を使い分け
るのであるが、一つの調理用具で煮物や焼き物等の種々
の調理ができれば便利である。ところで、煮物等で使用
する陶磁器製の鍋は、直接火にかけて焼き物の調理に使
用するといったことは通常行わない。しかしながら、陶
磁器であっても直接火にかけて焼き物の調理等が可能な
商品として耐熱陶磁器が提供されている。この耐熱陶磁
器の場合は、1台で煮物や焼き物といったいろいろな料
理に使用できること、遠赤外線効果によってて有効であ
る。
物や焼き物等の調理方法にあわせて調理用具を使い分け
るのであるが、一つの調理用具で煮物や焼き物等の種々
の調理ができれば便利である。ところで、煮物等で使用
する陶磁器製の鍋は、直接火にかけて焼き物の調理に使
用するといったことは通常行わない。しかしながら、陶
磁器であっても直接火にかけて焼き物の調理等が可能な
商品として耐熱陶磁器が提供されている。この耐熱陶磁
器の場合は、1台で煮物や焼き物といったいろいろな料
理に使用できること、遠赤外線効果によってて有効であ
る。
【0004】このように、耐熱陶磁器の場合は1台でい
ろいろな料理に使用できるという利点があるが、これら
調理用鍋で問題となるのが、調理物が効率的にすばやく
加熱できるようにすること、調理鍋全体としての熱効率
を向上させて焼き物等の調理ができるだけ効率的に行え
るようにすることである。本発明は、このような陶磁器
製の調理用鍋としての使い勝ってをさらに向上させるべ
くなされたものであり、煮物、焼き物、薫製といった種
々の調理用として広く使用することができ、加温性にす
ぐれ、取り扱いやすい調理用鍋を提供することを目的と
する。
ろいろな料理に使用できるという利点があるが、これら
調理用鍋で問題となるのが、調理物が効率的にすばやく
加熱できるようにすること、調理鍋全体としての熱効率
を向上させて焼き物等の調理ができるだけ効率的に行え
るようにすることである。本発明は、このような陶磁器
製の調理用鍋としての使い勝ってをさらに向上させるべ
くなされたものであり、煮物、焼き物、薫製といった種
々の調理用として広く使用することができ、加温性にす
ぐれ、取り扱いやすい調理用鍋を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、耐熱陶磁器
製の鍋本体とこれに組み合わせて用いる蓋とから成る調
理用鍋であって、前記鍋本体の底部の略中央部に、筒形
に起立し、蓋部により頂部が塞がれるとともに該蓋部に
小孔が貫通して形成された突起部が設けられていること
を特徴とする。前記蓋が、ドーム状に形成され、陶磁器
用成型基材にプラスチック、小麦粉、おがくず等の粉体
状の可燃材を加えて混練した成型材料により所定形状に
成型し、焼成時に前記可燃材を燃焼・消失させて成るこ
とを特徴とする。成型材料に可燃材を添加して焼成する
ことにより、蓋の内部に気孔が形成され、断熱性のすぐ
れた蓋として得られる。この蓋と前記鍋本体とを組み合
わせて用いることによって、加熱効率のよい調理用鍋が
提供できる。また、前記鍋本体の底部表面に、所定間隔
をあけて底部の中央部側から外向きに突条部が形成され
ていることにより、表面積が大きくなって鍋本体の加熱
効率を向上させることができる。また、前記鍋本体の内
面に、フッ素樹脂加工が施されていることにより、調理
物が鍋の内面に付着しにくくなり、料理しやすいと共に
汚れ落としが容易になる。
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、耐熱陶磁器
製の鍋本体とこれに組み合わせて用いる蓋とから成る調
理用鍋であって、前記鍋本体の底部の略中央部に、筒形
に起立し、蓋部により頂部が塞がれるとともに該蓋部に
小孔が貫通して形成された突起部が設けられていること
を特徴とする。前記蓋が、ドーム状に形成され、陶磁器
用成型基材にプラスチック、小麦粉、おがくず等の粉体
状の可燃材を加えて混練した成型材料により所定形状に
成型し、焼成時に前記可燃材を燃焼・消失させて成るこ
とを特徴とする。成型材料に可燃材を添加して焼成する
ことにより、蓋の内部に気孔が形成され、断熱性のすぐ
れた蓋として得られる。この蓋と前記鍋本体とを組み合
わせて用いることによって、加熱効率のよい調理用鍋が
提供できる。また、前記鍋本体の底部表面に、所定間隔
をあけて底部の中央部側から外向きに突条部が形成され
ていることにより、表面積が大きくなって鍋本体の加熱
効率を向上させることができる。また、前記鍋本体の内
面に、フッ素樹脂加工が施されていることにより、調理
物が鍋の内面に付着しにくくなり、料理しやすいと共に
汚れ落としが容易になる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて添付図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明
に係る調理用鍋の構成を示す断面図であり、コンロに調
理用鍋をのせた状態を示している。本実施形態の調理用
鍋は、深皿状に形成した鍋本体10と、鍋本体10に被
せて使用するドーム状に形成した蓋30とから成る。
ついて添付図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明
に係る調理用鍋の構成を示す断面図であり、コンロに調
理用鍋をのせた状態を示している。本実施形態の調理用
鍋は、深皿状に形成した鍋本体10と、鍋本体10に被
せて使用するドーム状に形成した蓋30とから成る。
【0007】鍋本体10は耐熱陶磁器によって形成した
ものであり、これによって火に直接かけて焼き物等の調
理に使用することができる。耐熱陶磁器は熱膨張係数の
小さい材料、たとえばペタライト(LiAl・Si4O
10)を成型材料に使用し、鍋本体10の形状に成型した
後、焼成して得ることができる。もちろん、耐熱陶磁器
用の成型材料はペタライトに限るものではない。ペタラ
イトは熱膨張係数が小さいことから、直接火にかけて焼
き物等に使用する耐熱陶磁器の材料として好適に利用す
ることができる。本実施形態では釉薬を用いて鍋本体の
外面を黒色に仕上げている。黒色とすることで焦げ等が
目立たなくなる。
ものであり、これによって火に直接かけて焼き物等の調
理に使用することができる。耐熱陶磁器は熱膨張係数の
小さい材料、たとえばペタライト(LiAl・Si4O
10)を成型材料に使用し、鍋本体10の形状に成型した
後、焼成して得ることができる。もちろん、耐熱陶磁器
用の成型材料はペタライトに限るものではない。ペタラ
イトは熱膨張係数が小さいことから、直接火にかけて焼
き物等に使用する耐熱陶磁器の材料として好適に利用す
ることができる。本実施形態では釉薬を用いて鍋本体の
外面を黒色に仕上げている。黒色とすることで焦げ等が
目立たなくなる。
【0008】図2に鍋本体10の斜視図を示す。本実施
形態の鍋本体10は、底部12が平底状に形成され、底
部12の表面に突条部14が形成され、底部12の中央
に突起部16が形成されている。底部12の表面に形成
した突条部14は底部12の表面積を大きくして熱放散
性を向上させる作用と、焼き肉等の際に生じる油を底部
12の外周側へ導く作用を有する。本実施形態では、底
部12の平面領域を周方向に4等分し、等分に分けた各
扇形部分で突条部14を外向きに所定間隔をあけて平行
に形成した。
形態の鍋本体10は、底部12が平底状に形成され、底
部12の表面に突条部14が形成され、底部12の中央
に突起部16が形成されている。底部12の表面に形成
した突条部14は底部12の表面積を大きくして熱放散
性を向上させる作用と、焼き肉等の際に生じる油を底部
12の外周側へ導く作用を有する。本実施形態では、底
部12の平面領域を周方向に4等分し、等分に分けた各
扇形部分で突条部14を外向きに所定間隔をあけて平行
に形成した。
【0009】突起部16は、図1、2に示すように、底
部12の中央部に蓋部16aにより頂部を塞いだ筒形に
起立して形成され、蓋部16aに小孔18が貫通して形
成されている。突起部16を底部12に起立して形成す
ることにより、突起部16から鍋の内部に向けて効果的
に熱を放散することが可能になり、突起部16の蓋部1
6aに設けた小孔18から鍋の内部に熱気を導入するこ
とが可能となる。突起部16は成型材料によって鍋本体
10を成型する際に、突起部16の形態に成型し、焼成
することによって一体に形成することができる。
部12の中央部に蓋部16aにより頂部を塞いだ筒形に
起立して形成され、蓋部16aに小孔18が貫通して形
成されている。突起部16を底部12に起立して形成す
ることにより、突起部16から鍋の内部に向けて効果的
に熱を放散することが可能になり、突起部16の蓋部1
6aに設けた小孔18から鍋の内部に熱気を導入するこ
とが可能となる。突起部16は成型材料によって鍋本体
10を成型する際に、突起部16の形態に成型し、焼成
することによって一体に形成することができる。
【0010】本実施形態では蓋部16aに4つの小孔1
8を形成しているが、突起部16の高さ及び径寸法、蓋
部16aに形成する小孔18の設置数及び径寸法は鍋本
体10の大きさ等に応じて適宜選択することができる。
鍋本体10の大きさに対して突起部16を比較的大きく
形成すれば、突起部16を介して鍋は内部から加熱され
やすくなり、突起部16の大きさを比較的小さくすれ
ば、突起部16による加熱作用は小さくなる。
8を形成しているが、突起部16の高さ及び径寸法、蓋
部16aに形成する小孔18の設置数及び径寸法は鍋本
体10の大きさ等に応じて適宜選択することができる。
鍋本体10の大きさに対して突起部16を比較的大きく
形成すれば、突起部16を介して鍋は内部から加熱され
やすくなり、突起部16の大きさを比較的小さくすれ
ば、突起部16による加熱作用は小さくなる。
【0011】図2で20は鍋本体10の周縁部に設けた
蓋30との合わせ面、22は把手である。合わせ面20
には内周縁側が低位となる段差が設けられ、蓋30を鍋
本体10に被せた際に蓋30の合わせ面32に形成した
段差部と嵌合して蓋30を位置ずれしないように形成さ
れている。また、鍋本体10の合わせ面20と蓋30の
合わせ面32とが段差部で嵌合することにより、鍋の内
部の密閉性が良好になる。なお、34は蓋30の頂部に
設けた把手である。
蓋30との合わせ面、22は把手である。合わせ面20
には内周縁側が低位となる段差が設けられ、蓋30を鍋
本体10に被せた際に蓋30の合わせ面32に形成した
段差部と嵌合して蓋30を位置ずれしないように形成さ
れている。また、鍋本体10の合わせ面20と蓋30の
合わせ面32とが段差部で嵌合することにより、鍋の内
部の密閉性が良好になる。なお、34は蓋30の頂部に
設けた把手である。
【0012】前述したように、蓋30をドーム状に形成
することにより、鍋本体10に蓋30を被せた際に鍋の
内部空間が広くとることが可能になる。本実施形態の調
理用鍋は、煮物、焼き物、薫製等の種々の料理に利用可
能であり、鍋に入れて調理する調理物も多種類にわた
る。したがって、鍋の内部空間をできるだけ広く確保し
ていろいろな種類の調理物を収容して料理できるように
することは多用途に使用可能とする上で重要である。こ
のように鍋の内部空間を広く確保できるのは、鍋の加熱
作用がきわめて効率的であることによっている。
することにより、鍋本体10に蓋30を被せた際に鍋の
内部空間が広くとることが可能になる。本実施形態の調
理用鍋は、煮物、焼き物、薫製等の種々の料理に利用可
能であり、鍋に入れて調理する調理物も多種類にわた
る。したがって、鍋の内部空間をできるだけ広く確保し
ていろいろな種類の調理物を収容して料理できるように
することは多用途に使用可能とする上で重要である。こ
のように鍋の内部空間を広く確保できるのは、鍋の加熱
作用がきわめて効率的であることによっている。
【0013】鍋全体としての加熱特性を良好にする上
で、鍋本体10とともに蓋30の作用は重要である。本
実施形態の調理用鍋に使用する蓋30の構成上で特徴と
する構成は、断熱性の高い蓋30を使用することによっ
て鍋全体としての保温性を向上させるようにした点であ
る。断熱性を向上させた蓋30を製造する方法として、
本実施形態では蓋30の成型材料に焼成時に燃焼して消
失する粉体状の可燃材を混入し、可燃材入りの成型材料
を用いて蓋30を成型し、焼成して蓋30を得る方法を
利用している。
で、鍋本体10とともに蓋30の作用は重要である。本
実施形態の調理用鍋に使用する蓋30の構成上で特徴と
する構成は、断熱性の高い蓋30を使用することによっ
て鍋全体としての保温性を向上させるようにした点であ
る。断熱性を向上させた蓋30を製造する方法として、
本実施形態では蓋30の成型材料に焼成時に燃焼して消
失する粉体状の可燃材を混入し、可燃材入りの成型材料
を用いて蓋30を成型し、焼成して蓋30を得る方法を
利用している。
【0014】成型材料に加える可燃材としては、プラス
チック粉、小麦粉、おがくず等が使用できる。本実施形
態では、耐熱陶磁器とするため、成型材料としてペタラ
イトを基材とし、ペタライトに粉体状の可燃材を加えて
混練した成型材料を用いて蓋を成型し、焼成した。蓋3
0の焼成温度は1200℃程度であり、蓋30を焼成す
る際に前記可燃物は完全に燃焼して消失する。可燃物が
消失した部位は気孔として残るから、焼成後の蓋30に
は多数の気孔が形成されることになる。これによって、
きわめて断熱性の高い蓋30が得られる。
チック粉、小麦粉、おがくず等が使用できる。本実施形
態では、耐熱陶磁器とするため、成型材料としてペタラ
イトを基材とし、ペタライトに粉体状の可燃材を加えて
混練した成型材料を用いて蓋を成型し、焼成した。蓋3
0の焼成温度は1200℃程度であり、蓋30を焼成す
る際に前記可燃物は完全に燃焼して消失する。可燃物が
消失した部位は気孔として残るから、焼成後の蓋30に
は多数の気孔が形成されることになる。これによって、
きわめて断熱性の高い蓋30が得られる。
【0015】蓋30の断熱性を向上させることは、蓋3
0から鍋の内部の熱が外部に放散することを防止し、鍋
の保温性を高め、鍋に収容された調理物を効率的に加温
させる上で有効である。蓋30の成型材料に粉体状の可
燃部を加えて蓋30を焼成する方法は、蓋30の内部全
体に気孔を形成することができ、気孔の断熱作用を利用
して断熱性を高められる点できわめて有効である。ま
た、焼成時に可燃物を消失させ、蓋30の内部に気孔を
たくさん形成することによって蓋30の軽量化にもなる
という利点がある。
0から鍋の内部の熱が外部に放散することを防止し、鍋
の保温性を高め、鍋に収容された調理物を効率的に加温
させる上で有効である。蓋30の成型材料に粉体状の可
燃部を加えて蓋30を焼成する方法は、蓋30の内部全
体に気孔を形成することができ、気孔の断熱作用を利用
して断熱性を高められる点できわめて有効である。ま
た、焼成時に可燃物を消失させ、蓋30の内部に気孔を
たくさん形成することによって蓋30の軽量化にもなる
という利点がある。
【0016】図3は、調理用鍋に調理物40を入れて調
理している状態を説明的に示す。鍋本体10は耐熱陶磁
器製であるから、芋、とうもろこし、肉、魚、等の調理
物を鍋本体10の底部12にじかに置いて直接火にかけ
て調理することができる。鍋本体10に蓋30を被せる
ことによって、鍋の内部が略密閉され、コンロによって
鍋本体10が加熱されることにより鍋全体が効率的に加
熱される。とくに、本実施形態の調理用鍋では、鍋本体
10の底部に突起部16を設けているから、コンロから
の熱は鍋本体10の底部とともに突起部16から鍋の内
部に伝導し、鍋全体として効率的に加熱されるようにな
る。
理している状態を説明的に示す。鍋本体10は耐熱陶磁
器製であるから、芋、とうもろこし、肉、魚、等の調理
物を鍋本体10の底部12にじかに置いて直接火にかけ
て調理することができる。鍋本体10に蓋30を被せる
ことによって、鍋の内部が略密閉され、コンロによって
鍋本体10が加熱されることにより鍋全体が効率的に加
熱される。とくに、本実施形態の調理用鍋では、鍋本体
10の底部に突起部16を設けているから、コンロから
の熱は鍋本体10の底部とともに突起部16から鍋の内
部に伝導し、鍋全体として効率的に加熱されるようにな
る。
【0017】突起部16に設けた小孔18からはコンロ
からの熱が鍋内に効率的に導入され、鍋の内部全体を加
熱する作用に大きく寄与する。小孔18の数、大きさを
調節することによって突起部16を介して鍋内部が加熱
される作用を調節することができる。突起部16の上部
を完全に開口した場合は、火力が強くなり過ぎる場合が
あり、突起部16に蓋部16aを設けて小孔18を開口
させた形態は火力調節が適当にできるという利点があ
る。
からの熱が鍋内に効率的に導入され、鍋の内部全体を加
熱する作用に大きく寄与する。小孔18の数、大きさを
調節することによって突起部16を介して鍋内部が加熱
される作用を調節することができる。突起部16の上部
を完全に開口した場合は、火力が強くなり過ぎる場合が
あり、突起部16に蓋部16aを設けて小孔18を開口
させた形態は火力調節が適当にできるという利点があ
る。
【0018】鍋本体10に被せる蓋30として断熱性の
高い蓋を使用することによって、鍋の内部からの熱を外
に逃がさずに、さらに効率的に調理物を加熱することが
できる。実際、本実施形態の調理用鍋を使用すると、じ
ゃがいも、芋、肉、魚等の焼き物料理で火が通るまでの
時間を効果的に短縮することができる。じゃがいも、芋
などでは丸のまま芯まで火を通すことはなかなか難しい
が、本実施形態の調理用鍋を使用すれば、丸のままでじ
ゃがいもや芋を焼くことが簡単にできる。実際に調理し
た例では、中火を使用して、さつま芋470g・・・4
0分、じゃがいも170g・・・30分、とうもろこし
320g・・・10分程度で調理できた。
高い蓋を使用することによって、鍋の内部からの熱を外
に逃がさずに、さらに効率的に調理物を加熱することが
できる。実際、本実施形態の調理用鍋を使用すると、じ
ゃがいも、芋、肉、魚等の焼き物料理で火が通るまでの
時間を効果的に短縮することができる。じゃがいも、芋
などでは丸のまま芯まで火を通すことはなかなか難しい
が、本実施形態の調理用鍋を使用すれば、丸のままでじ
ゃがいもや芋を焼くことが簡単にできる。実際に調理し
た例では、中火を使用して、さつま芋470g・・・4
0分、じゃがいも170g・・・30分、とうもろこし
320g・・・10分程度で調理できた。
【0019】本実施形態の調理用鍋を使用した他の調理
例として、以下の例がある。さざえの壺焼き・・・約5
分加熱し、しょうゆを入れて3分加熱でできあがる。あ
わび・・・4分加熱し、味付けした後2分でできあが
る。あさり・・・殻つきのまま3分ほど加熱してできあ
がる。焼きタラバガニ・・・冷凍物から約6分加熱して
できあがる。栗・・・生の栗の頭部に切れ目を入れ、約
10分加熱してできあがる。焼きりんご・・・鍋底にア
リミホイルを敷き、弱火で25分位加熱してできあが
る。
例として、以下の例がある。さざえの壺焼き・・・約5
分加熱し、しょうゆを入れて3分加熱でできあがる。あ
わび・・・4分加熱し、味付けした後2分でできあが
る。あさり・・・殻つきのまま3分ほど加熱してできあ
がる。焼きタラバガニ・・・冷凍物から約6分加熱して
できあがる。栗・・・生の栗の頭部に切れ目を入れ、約
10分加熱してできあがる。焼きりんご・・・鍋底にア
リミホイルを敷き、弱火で25分位加熱してできあが
る。
【0020】なお、図3に示す調理用鍋では鍋本体10
の底部12を外周側が低位となる傾斜面に形成してい
る。これは、肉物等を料理した際や油を使用した際に、
油を底部12の外周側に集めるようにして油切れをよく
する作用がある。
の底部12を外周側が低位となる傾斜面に形成してい
る。これは、肉物等を料理した際や油を使用した際に、
油を底部12の外周側に集めるようにして油切れをよく
する作用がある。
【0021】本実施形態の調理用鍋は熱効率が良いこと
から焼き物に限らず、煮物、薫製等の料理にももちろん
好適に使用することができる。煮物などの場合も蓋30
を被せて調理することによって調理時間を短縮すること
ができる。蓋30の気孔が多いことは、すきやきなどの
料理の際に、余分な水分を蓋30が吸収して料理の仕上
がりが良くなるという利点もある。
から焼き物に限らず、煮物、薫製等の料理にももちろん
好適に使用することができる。煮物などの場合も蓋30
を被せて調理することによって調理時間を短縮すること
ができる。蓋30の気孔が多いことは、すきやきなどの
料理の際に、余分な水分を蓋30が吸収して料理の仕上
がりが良くなるという利点もある。
【0022】また、本実施形態の調理用鍋は上述した作
用によって鍋全体を均等に加熱する作用を有しているか
ら、焼き物料理等の際には火加減を調節することで、調
理物を焦がさずに調理することが可能である。このよう
に、料理しやすいことから、鍋本体10の内面や蓋30
の内面に汚れが付着した場合でも汚れを落としやすいと
いう利点がある。なお、汚れを鍋本体10の内面に付着
しにくくして、汚れ落としが容易となるように鍋本体1
0の内面、必要であれば蓋30の内面にフッ素樹脂加工
を施してもよい。
用によって鍋全体を均等に加熱する作用を有しているか
ら、焼き物料理等の際には火加減を調節することで、調
理物を焦がさずに調理することが可能である。このよう
に、料理しやすいことから、鍋本体10の内面や蓋30
の内面に汚れが付着した場合でも汚れを落としやすいと
いう利点がある。なお、汚れを鍋本体10の内面に付着
しにくくして、汚れ落としが容易となるように鍋本体1
0の内面、必要であれば蓋30の内面にフッ素樹脂加工
を施してもよい。
【0023】また、本発明に係る調理用鍋は鍋本体10
の底部12にじかに調理物を置いて調理してまったくか
まわないが、焼き物の場合で、調理物によっては底部1
2に網を敷き、底部12にじかに調理物が接触しないよ
うにして調理するようにしてもよい。薫製の調理の場合
は、被調理物を鍋底から浮かすようにする網を鍋本体1
0の底に敷き、網の上に被調理物をのせて調理する。
の底部12にじかに調理物を置いて調理してまったくか
まわないが、焼き物の場合で、調理物によっては底部1
2に網を敷き、底部12にじかに調理物が接触しないよ
うにして調理するようにしてもよい。薫製の調理の場合
は、被調理物を鍋底から浮かすようにする網を鍋本体1
0の底に敷き、網の上に被調理物をのせて調理する。
【0024】また、蓋30は上述したように、耐熱陶磁
器製で可燃物を混練した成型材料を用いて気孔を形成し
たものが好適であるが、鍋内部を見ながら調理する必要
がある場合には、透明な耐熱ガラス製の蓋を使用するこ
とが有効である。耐熱ガラス製の透明蓋としては、蓋本
体がソーダガラス製で、蓋本体の表面に酸化チタン等の
遠赤外線の透過を抑制するコーティングを施したものが
有効である。蓋本体に遠赤外線の透過を抑制するコーテ
ィングを施すことにより、蓋の保温性を向上させること
ができて、効率的に加熱することが可能となる。
器製で可燃物を混練した成型材料を用いて気孔を形成し
たものが好適であるが、鍋内部を見ながら調理する必要
がある場合には、透明な耐熱ガラス製の蓋を使用するこ
とが有効である。耐熱ガラス製の透明蓋としては、蓋本
体がソーダガラス製で、蓋本体の表面に酸化チタン等の
遠赤外線の透過を抑制するコーティングを施したものが
有効である。蓋本体に遠赤外線の透過を抑制するコーテ
ィングを施すことにより、蓋の保温性を向上させること
ができて、効率的に加熱することが可能となる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る調理用鍋は、焼き物、煮
物、薫製等のいろいろな用途に使用することができ、使
いやすい調理用鍋として提供することができる。また、
加熱効率に優れることから料理の時間を短縮することが
でき、また、鍋の内部全体を均一に加熱できて、調理物
に火が通りやすくなり、料理がしやすくなるとともに料
理の仕上がりがきれいになる等の著効を奏する。
物、薫製等のいろいろな用途に使用することができ、使
いやすい調理用鍋として提供することができる。また、
加熱効率に優れることから料理の時間を短縮することが
でき、また、鍋の内部全体を均一に加熱できて、調理物
に火が通りやすくなり、料理がしやすくなるとともに料
理の仕上がりがきれいになる等の著効を奏する。
【図1】本発明に係る調理用鍋の構成を示す断面図であ
る。
る。
【図2】鍋本体の斜視図である。
【図3】本発明に係る調理用鍋を用いて料理している状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
10 鍋本体 12 底部 14 突条部 16 突起部 16a 蓋部 18 小孔 20 合わせ面 30 蓋 32 合わせ面 40 調理物
Claims (4)
- 【請求項1】 耐熱陶磁器製の鍋本体とこれに組み合わ
せて用いる蓋とから成る調理用鍋であって、 前記鍋本体の底部の略中央部に、筒形に起立し、蓋部に
より頂部が塞がれるとともに該蓋部に小孔が貫通して形
成された突起部が設けられていることを特徴とする調理
用鍋。 - 【請求項2】 前記蓋が、ドーム状に形成され、陶磁器
用成型基材にプラスチック、小麦粉、おがくず等の粉体
状の可燃材を加えて混練した成型材料により所定形状に
成型し、焼成時に前記可燃材を燃焼・消失させて成るこ
とを特徴とする請求項1記載の調理用鍋。 - 【請求項3】 前記鍋本体の底部表面に、所定間隔をあ
けて底部の中央部側から外向きに突条部が形成されてい
ることを特徴とする請求項1または2記載の調理用鍋。 - 【請求項4】 前記鍋本体の内面に、フッ素樹脂加工が
施されていることを特徴とする請求項1、2または3記
載の調理用鍋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000347473A JP2002142968A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 調理用鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000347473A JP2002142968A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 調理用鍋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002142968A true JP2002142968A (ja) | 2002-05-21 |
Family
ID=18821193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000347473A Pending JP2002142968A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 調理用鍋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002142968A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010131791A1 (ko) * | 2009-05-15 | 2010-11-18 | (주)펠리테크 | 배기장치가 구비되는 조리용 팬 |
| KR101938531B1 (ko) | 2018-09-13 | 2019-01-14 | 임재경 | 구이판 |
| CN110448188A (zh) * | 2019-08-13 | 2019-11-15 | 宁波市嘉乐电器有限公司 | 一种采用倒置结构的空气炸锅 |
-
2000
- 2000-11-15 JP JP2000347473A patent/JP2002142968A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010131791A1 (ko) * | 2009-05-15 | 2010-11-18 | (주)펠리테크 | 배기장치가 구비되는 조리용 팬 |
| JP2012526599A (ja) * | 2009-05-15 | 2012-11-01 | ペリーテク カンパニー,リミテッド | 排気装置を備えた調理用パン |
| US9492030B2 (en) | 2009-05-15 | 2016-11-15 | Pellytech Co., Ltd. | Cooking pan provided with exhaust device |
| KR101938531B1 (ko) | 2018-09-13 | 2019-01-14 | 임재경 | 구이판 |
| CN110448188A (zh) * | 2019-08-13 | 2019-11-15 | 宁波市嘉乐电器有限公司 | 一种采用倒置结构的空气炸锅 |
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