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JP2002142584A - 浮き花壇 - Google Patents

浮き花壇

Info

Publication number
JP2002142584A
JP2002142584A JP2000346168A JP2000346168A JP2002142584A JP 2002142584 A JP2002142584 A JP 2002142584A JP 2000346168 A JP2000346168 A JP 2000346168A JP 2000346168 A JP2000346168 A JP 2000346168A JP 2002142584 A JP2002142584 A JP 2002142584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
floating
outer pipe
tubular body
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000346168A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Okamoto
亮 岡本
Hiroyuki Senami
宏之 世波
Keiji Oya
啓二 大宅
Tomoharu Takashima
伴治 高島
Kazuyuki Hatano
一幸 羽田野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hiroshima Environment & Health Association
Clion Co Ltd
Original Assignee
Hiroshima Environment & Health Association
Clion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hiroshima Environment & Health Association, Clion Co Ltd filed Critical Hiroshima Environment & Health Association
Priority to JP2000346168A priority Critical patent/JP2002142584A/ja
Publication of JP2002142584A publication Critical patent/JP2002142584A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • Y02P60/216

Landscapes

  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浮力の信頼性が高く、且つ耐久性に優れてい
ると共に、メンテナンス及び集合体化が容易で、しかも
低コストで構成可能な浮き花壇を提供すること。 【解決手段】 浮き花壇の枠体を、環状に形成された合
成樹脂管状体からなる外郭パイプ20と、この外郭パイ
プ20の内周内に支持ロープ40により適宜な間隔を持
って配置支持された合成樹脂管状体からなる複数の内側
パイプ30とから構成し、少なくとも前記外郭パイプ2
0として用いる合成樹脂管状体21の中空部に合成樹脂
発泡体22を装填すると共に、前記内側パイプ30と前
記支持ロープ40とで区画された領域に植物を育成する
コンテナ50を支持した浮き花壇10とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湖沼や河川或いは
ダム湖などの水域における景観や水質の改善を目的とし
て水域に浮かべられる浮き花壇に関するものであり、さ
らに詳しくは、浮力の信頼性が高く、且つ耐久性に優れ
ていると共に、メンテナンス及び集合体化が容易で、し
かも低コストで構成可能な浮き花壇に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】水上に浮かべて植物を育成させることに
より、水域の景観の改善や水質の改善を図るために使用
される水上植栽用浮き体(その名称はさまざまである
が、本発明では便宜上、従来のものを単に「浮き体」と
呼び、本発明のものを「浮き花壇」と呼ぶ。)について
は、例えば特開平6−106185号公報、特開平7−
79652号公報、特開平8−37965号公報、特開
平9−94号公報、特開平9−56279号公報、特開
平9−99283号公報、特開平9−154422号公
報及び特開平11−46607号公報などに開示される
ような、種々の構造のものが知られている。
【0003】そして、従来の浮き体の代表的な構造とし
ては、水上に浮かべた枠体、基台或いは台座などの内周
内にロープなどを交差状に張りめぐらせて区画した領域
に、植物を育成するコンテナを支持固定したものが挙げ
られ、この浮き体を単体で使用するか、又は複数の浮き
体を集合体化して、これらを係留ロープで連結し、この
係留ロープの一端を水域内に設置したアンカー、或いは
水域外に設置した係留ピットに係留することにより、実
用に供されている。
【0004】つまり、水上に浮かべた上記浮き体のコン
テナ内に所望の植物の種や苗を植え、その植栽を図るこ
とにより、水域の景観の改善や水質の改善が行われてい
たのである。
【0005】ここで、上記浮き体による景観の改善は、
そこに植栽される花や水性植物などにより水上に花壇を
形成することによりなされ、水質の改善は、そこに植栽
される植物が水域から栄養塩類などを吸収除去すること
や、水上植栽用の浮き体が太陽光を遮蔽し、藻類の発生
を抑制することなどによりなされる。
【0006】このような水上植栽用の浮き体に対する要
求性能としては、水に沈みにくく耐久性に優れること、
適用する水域の広さに応じて任意の大きさに形成できる
こと、つまり多数の浮き体を組合わせて任意の大きさの
集合体構造にし得ること、メンテナンスが容易であるこ
と、係留に要する設置費用を抑制可能であること、及び
浮き体自体を低コストで作製できることなどが挙げられ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の水上植栽用浮き
体において、この浮き体自体に浮力を与える手段として
は、例えば特開平6−106185号公報、特開平8−
37965号公報、特開平9−94号公報及び特開平9
−99283号公報などに示されているように、合成樹
脂発泡体を用いたものや、特開平11−46607号公
報に示されているように、景観を考慮して木材を用いた
ものが主に存在する。
【0008】しかし、合成樹脂発泡体をそのまま用いた
ものにあっては、構造強度が弱いばかりか、耐久性に劣
るという課題があった。また、木材を枠体とする浮き体
では、その構造強度がそれほど大きくないばかりか、木
材が腐食しやすいために耐久性が劣り、更には集合体化
が困難であるという課題があった。
【0009】一方、例えば特開平7−79652号公報
及び特開平9−56279号公報などには、枠体又はフ
レームとして塩化ビニールパイプなどの合成樹脂管状体
を使用した浮き体が提案されている。
【0010】しかし、この合成樹脂管状体を用いた浮き
体は、集合体化した場合の浮き体単体同士の衝突、或い
は流木との衝突などにより亀裂や破損が生じやすく、ま
た浮き体を補強するために補強プレートなどを取付ける
場合に形成したボルト穴などにすき間が生じやすいこと
から、このような亀裂や破損又はすき間などから水が侵
入して管状体の中空部を満たし、その結果管状体自体の
浮力を低下させることとなり、場合によっては浮き体が
水中に沈んでしまうという不具合を生じることがあっ
た。即ち、従来の合成樹脂管状体を枠体又はフレームと
した浮き体では、浮力の信頼性が劣り、耐久性が悪いと
いう課題があった。
【0011】本発明は、上述した従来技術が有する種々
の課題に鑑みなされたものであって、その目的は、浮力
の信頼性が高く、且つ耐久性に優れていると共に、メン
テナンス及び集合体化が容易で、しかも低コストで構成
可能な浮き花壇を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するために、浮き花壇の枠体を、環状に形成され
た合成樹脂管状体からなる外郭パイプと、この外郭パイ
プの内周内に支持ロープにより適宜な間隔を持って配置
支持された合成樹脂管状体からなる複数の内側パイプと
から構成し、少なくとも前記外郭パイプとして用いる合
成樹脂管状体の中空部に合成樹脂発泡体を装填すると共
に、前記内側パイプと前記支持ロープとで区画された領
域に植物を育成するコンテナを支持した浮き花壇とし
た。
【0013】上記した本発明に係る浮き花壇によれば、
その構造が単純であるために低コストで作製可能であ
り、またメンテナンスも容易であると共に、浮き花壇の
枠体を、環状に形成された合成樹脂管状体からなる外郭
パイプと、この外郭パイプの内周内に支持ロープにより
適宜な間隔を持って配置支持された合成樹脂管状体から
なる複数の内側パイプとから構成したため、環状に形成
された外郭パイプを利用し、複数の浮き花壇同士を容易
にロープなどにより連結固定することが可能であり、浮
き花壇を集合体化することが極めて容易なものとなると
共に、内側パイプは支持ロープにより外郭パイプの内周
内に支持されている構造であるため、内側パイプは外力
を支持ロープの撓みなどにより受け流すことができ、損
傷する憂いが少ないために耐久性に優れたものとなる。
また、集合体化した場合の浮き花壇同士の衝突、或いは
流木との衝突などにより亀裂や破損が生じやすい外郭パ
イプとして用いる合成樹脂管状体の中空部には少なくと
も合成樹脂発泡体を装填することとしたため、外郭パイ
プに亀裂や破損などが生じても、浮力が中空部に装填し
た合成樹脂発泡体により維持されることとなり、浮力の
信頼性が高いものとなると共に、合成樹脂発泡体は合成
樹脂管状体により守られているため、耐久性に優れたも
のとなる。さらに、植物を育成するコンテナは内側パイ
プと支持ロープとで区画された領域に支持されているた
め、コンテナを内側パイプにより生じる浮力により安定
的に支えることができると共に、支持ロープに懸かるコ
ンテナの重量を軽減でき、支持ロープの切れ或いは外れ
が生じ難く、この点からもメンテナンスが容易で耐久性
に優れたものとなる。
【0014】ここで、上記本発明の浮き花壇において
は、上記環状に形成された外郭パイプのコーナー部を合
成樹脂管状体からなるジョイントで構成し、該ジョイン
トとして用いる合成樹脂管状体の中空部にも合成樹脂発
泡体を装填すると共に、該ジョイント両端に位置する外
郭パイプ部分を補強プレートにより接続補強すること、
また、上記環状に形成された外郭パイプの一部に係留ロ
ープの一端を固定すること、更には上記内側パイプとし
て用いる合成樹脂管状体の中空部にも合成樹脂発泡体を
装填することは、いずれも好ましい要件であり、これら
の要件を付加することによって、さらに浮力の信頼性が
高く、且つ耐久性に優れていると共に、メンテナンス及
び集合体化が容易な浮き花壇とするができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、上記した本発明に係る浮き
花壇の好適な実施の形態を、図面に従って詳細に説明す
るが、本発明は、何ら下記の実施の形態に限定されるも
のではない。
【0016】図1は、本発明の浮き花壇の一例を示した
平面図、図2は、図1のA−A断面図、図3は、図1の
B矢視側面図である。
【0017】図1において、本発明の浮き花壇10は、
環状に形成した合成樹脂管状体からなる外郭パイプ20
と、この外郭パイプ20の内周内に平行に配置された合
成樹脂管状体からなる複数の内側パイプ30と、この内
側パイプ30と交差して配置され、両端を前記外郭パイ
プ20に、また前記内側パイプ30との交差部分をこの
内側パイプ30にそれぞれ固定した複数の支持ロープ4
0と、前記内側パイプ30と支持ロープ40とで区画さ
れた領域に支持された複数のコンテナ50と、前記外郭
パイプ20の一部に一端が固定された係留ロープ60と
から主として構成されている。
【0018】上記外郭パイプ20は、塩化ビニールパイ
プに代表される合成樹脂管状体21により構成されてお
り、本実施の形態では、長さが約5m、直径が約150
mmの塩化ビニールパイプ4本を、同等の直径を有する
塩化ビニール製のL型ジョイント23で連結してコーナ
ー部24を形成することによって、正四角形状の外郭パ
イプ20を構成している。
【0019】そして、本発明においては、図2に示した
ように、この外郭パイプ20を形成する合成樹脂管状体
21の中空部に、発泡スチロールに代表される合成樹脂
発泡体22を装填したことを一つの特徴としている。
【0020】この合成樹脂発泡体22は、上記ジョイン
ト23の中空部にも装填されていることが好ましく、こ
の装填の程度は、外郭パイプ20を形成する合成樹脂管
状体21及びジョイント23に共通して、できるだけ密
であることが望ましい。
【0021】このように、外郭パイプ20を形成する合
成樹脂管状体21及びジョイント23の中空部に合成樹
脂発泡体22を装填することによって、例えば集合体化
した場合の浮き花壇10の単体同士の衝突や、流木との
衝突などにより、合成樹脂管状体21又はジョイント2
3に亀裂や破損が生じたり、或いは後述するように浮き
花壇10を補強するために補強金属板などを取付ける場
合に形成したボルト穴などにすき間が生じたりして、こ
のような亀裂や破損又はすき間などから水が侵入したと
しても、中空部に装填した合成樹脂発泡体22が水を吸
収することなくはじくため、水が中空部に侵入すること
がないばかりか、外郭パイプ20を形成する合成樹脂管
状体21及びジョイント23は、それ自体の浮力が合成
樹脂発泡体22により維持されることになる。したがっ
て、本発明の浮き花壇によれば、浮力の信頼性が向上し
て、その耐久性が著しく改善されたものとなる。
【0022】なお、外郭パイプ20のジョイント23の
両端に位置する部分には、図1に示したように、金属製
の補強プレート25を掛け渡して配置することにより、
コーナー部24の補強が図られている。
【0023】すなわち、補強プレート25は、外郭パイ
プ20のジョイント23両端に位置する部分の表裏に形
成されたボルト穴に、両側から各々六角ボルト26を捩
じ込むことにより固定されており、水域の波紋などによ
り浮き花壇が揺動した場合に、外郭パイプ20が歪んで
変形を起こしたり、合成樹脂管状体21からジョイント
23が外れたりしないようにするための補強の機能を果
たしている。
【0024】この場合、ボルト穴の直径と六角ボルト2
6の径との寸法精度をできるだけ高くすると同時に、六
角ボルト26を六角ナットや平座金などを介して捩じ込
むことによって、ボルト穴の周辺のすき間をできるかぎ
りなくし、このようなすき間から外郭パイプ20の中空
部などへ水が侵入することがないように構成することは
望ましいが、本実施の形態においては、上述したように
外郭パイプ20を形成する合成樹脂管状体21及びジョ
イント23の中空部に合成樹脂発泡体22を装填し、そ
の浮体としての信頼性を向上させているため、この作業
に差ほどの精度を要求されず、上記補強プレート25を
利用したコーナー部24の補強を容易に行うことができ
る。また、図3に示したように、ジョイント23と外郭
パイプ20の端部との嵌合部に、シール材28、例えば
シリコンなどを配置することにより、外郭パイプ20内
への水の侵入を防止することは望ましいことではある
が、この作業も、上記と同様の理由から差ほどの精度を
要求されずに容易に行うことができ、場合によってはこ
のシール材28の配置を省略することも可能である。
【0025】なお、本実施の形態では、上記補強プレー
ト25として、厚み4.5mm、幅25mm、長さ60
0mmのステンレス製板状体を合計8本用いており、各
補強プレート25の両端部は、さらに固定を強めるため
に、直径6mmのビニール製ロープ27により、合成樹
脂管状体21の外周部にきつく結び付けられている。
【0026】また、上記外郭パイプ20が紫外線により
劣化しないように、外郭パイプ20をナイロン性のもの
やポリエステル系の合成繊維などで作られた不織布等の
透水性のないもので覆う(図示せず)ことは望ましい。
【0027】上記の構造からなる外郭パイプ20の内周
内には、図1に示したように、合成樹脂管状体からなる
複数の内側パイプ30が、等間隔で平行に配置されてい
る。
【0028】この内側パイプ30は、塩化ビニールパイ
プに代表される合成樹脂管状体31から構成されてお
り、両端には塩化ビニールなどの合成樹脂からなるキャ
ップ33が被せられて密封されている。本実施の形態で
は、長さが約500mm、直径が約50mmの塩化ビニ
ールパイプ12本が使用されている。
【0029】そして、本実施の形態においては、図2に
示したように、この内側パイプ30を形成する合成樹脂
管状体31の中空部にも、発泡スチロールに代表される
合成樹脂発泡体32が装填されている。この合成樹脂発
泡体32の装填の程度は、できるだけ密であることが望
ましい。
【0030】このように、内側パイプ30の中空部にも
合成樹脂発泡体32を装填することによって、例えば波
動によるコンテナ50との衝突や、流木との衝突などに
より合成樹脂管状体31に亀裂や破損を生じ、このよう
な亀裂や破損などから水が侵入したとしても、中空部に
装填した合成樹脂発泡体32が水を吸収することなくは
じき、水が中空部に侵入することがないばかりか、内側
パイプ30及びこの内側パイプ30に支持されたコンテ
ナ50の浮力が、装填された合成樹脂発泡体32により
維持されることになる。したがって、本実施の形態の浮
き花壇は、上記外郭パイプ20を構成する合成樹脂管状
体21及びジョイント23の中空部に装填した合成樹脂
発泡体22の作用とも併せて、浮力の信頼性が向上し、
耐久性が著しく改善されたものとなる。
【0031】また、外郭パイプ20の内周内には、各内
側パイプ30と交差して、両端を外郭パイプ20に、内
側パイプ30との交差部分をこの内側パイプ30にそれ
ぞれ固定した複数の支持ロープ40が配置されている。
【0032】この支持ロープ40は、図2に示したよう
に、外郭パイプ20に対して結び目が移動しないように
結び付けられており、外郭パイプ20の内周内最両端に
位置する内側パイプ30に対しては、ロープが張り過ぎ
ないように結び付けられ、またさらに内側に位置する内
側パイプ30に対しては一重に巻き付けて取り付けられ
ていることが望ましい。
【0033】本実施の形態では、上記支持ロープ40と
して、直径約6mmのナイロンロープを18本を使用し
ている。
【0034】そして、内側パイプ30と支持ロープ40
とで区画された領域には、複数のコンテナ50が支持さ
れている。
【0035】コンテナ50としては、合成樹脂製の箱体
又は籠体が、植栽する植物の種類に応じて選択使用さ
れ、このコンテナ50内には必要に応じて網状骨格体、
マット及び植栽用の土壌などが収納される。
【0036】コンテナ50の構造としては、そこに植栽
する植物の種類に適した構造とすることができる。例え
ば、植物が灌水を嫌いその根茎を横に延ばすなどの成育
条件を必要とするサワギキョウ、クリンソウ或いは日光
キスゲのようなものの場合には、土壌や粉砕した木炭或
いは人工の軽量土壌などを用いて、コンテナ50内に厚
み10cm前後の植栽床を形成し、このコンテナ50の
上面が水面よりも5〜10cm程度浮く構造とすること
が、また植物が例えばカキツバタ、ハナショウブ或いは
ミクリなどのように、中型ないしは小型の抽水植物であ
るものの場合には、浅い灌水状態で根を水中に若干伸ば
せることが適する成育条件が採られることから、上記と
同様に形成した植栽床が5〜10cm程度水没するよう
に構成することが、さらに植物が例えばオオフサモ、ク
レソン或いはセリなどのように水があるだけで成育可能
なものである場合には、植物を支えるだけの構造で済
み、籠状のコンテナ内に網だけを張った構造でことたり
る。
【0037】上記各コンテナ50は、図2に示したよう
に、支持ロープ40に対して結束ベルト70により支持
固定されるが、場合によってはさらにコンテナ50の周
縁と内側パイプ30及び/又は支持ロープ40とを、他
のロープなどで結び付けて固定することもできる。
【0038】さらに、外郭パイプ20の一部、好ましく
は外郭パイプ20の一側端の両端部には、係留ロープ6
0の一端が固定されており、この係留ロープ60の他端
を水域内に設置したアンカー(図示せず)、或いは水域
外に設置した係留ピット(図示せず)に係留することに
より、本発明の浮き花壇10が所定の水域に浮かべられ
るようになっている。
【0039】以上の構成からなる本発明の好適な実施の
形態である浮き花壇は、湖沼や河川或いはダム湖などの
水域における景観や水質の改善を目的として水域に浮か
べられた場合に、浮力を得るために外郭パイプ及び内側
パイプとして使用される合成樹脂管状体が、浮き花壇単
体同士の衝突や、流木との衝突などにより亀裂や破損を
生じたり、或いは補強プレートなどを取付ける場合に形
成したボルト穴などにすき間を生じたりして、このよう
な亀裂や破損又はすき間などから水が侵入したとして
も、中空部に充填した合成樹脂発泡体が水を吸収するこ
となくはじき、水が中空部に侵入することがないばかり
か、外郭パイプ及び内側パイプ自体の浮力が合成樹脂発
泡体により維持されることになるため、浮力の低下を招
くことがなく、浮力の信頼性が向上して、耐久性が著し
く改善されたものとなる。なお、本発明においては、必
ずしも内側パイプの中空部に合成樹脂発泡体を装填する
ことを必須とはしていない。
【0040】また、上記した本発明の好適な実施の形態
である浮き花壇は、係留ロープを岸辺側から引くことに
より、必要に応じてこれを岸辺へと手繰り寄せることが
でき、この状態で故障個所の修理及びコンテナにおける
植栽床の手入れ、植物の収穫、種撒きなどのメンテナン
スを容易に行うことができる。なお、本発明において
は、必ずしも係留ロープを固定することを必須とはして
おらず、例えば複数の浮き花壇を集合体化した場合に
は、その中の適当な位置に存在する一部の浮き花壇に係
留ロープを設置すれば良い。
【0041】さらに、上記した本発明の好適な実施の形
態である浮き花壇は、これを縦横に複数配列し、相互の
浮き花壇同士をロープなどにより連結固定することによ
って、任意の大きさの集合体構造とすることができ、こ
のようにすることによって、適用する水域の広さに応じ
て任意の大きさに形成することができる。なお、本発明
においては、必ずしも外郭パイプを正四角形状の環状に
形成する必要はないが、集合体化を容易なものとするた
めに、一辺の長さが等しい、例えば正三角形状、正四角
形状或いは正六角形状の環状に形成することは好まし
い。
【0042】加えて、上記した本発明の好適な実施の形
態である浮き花壇は、高価な木材などを使用することな
く、浮力を得るための手段として、合成樹脂発泡体を中
空部に充填した合成樹脂管状体を使用して構成している
ため、従来のいわゆる浮き体に比較して低コストで製作
可能であり、その経済的価値が高いものである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の浮き花壇
は、浮力の信頼性が向上して耐久性が優れると共に、メ
ンテナンス及び集合体化が容易で、しかも低コストで構
成可能であり、湖沼や河川或いはダム湖などの水域にお
ける景観や水質の改善を目的として好ましく使用するこ
とができる浮き花壇となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の浮き花壇の一例を示す平面図
である。
【図2】図2は、図1のA−A断面図である。
【図3】図3は、図1のB矢視側面図である。
【符号の説明】
10 浮き花壇 20 外郭パイプ 21 合成樹脂管状体 22 合成樹脂発泡体 23 ジョイント 24 コーナー部 25 補強プレート 26 六角ボルト 27 ロープ 28 シール材 30 内側パイプ 31 合成樹脂管状体 32 合成樹脂発泡体 33 キャップ 40 支持ロープ 50 コンテナ 60 係留ロープ 70 結束ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 亮 広島県広島市中区広瀬北町9番1号 財団 法人広島県環境保健協会内 (72)発明者 世波 宏之 広島県広島市中区広瀬北町9番1号 財団 法人広島県環境保健協会内 (72)発明者 大宅 啓二 広島県広島市中区広瀬北町9番1号 財団 法人広島県環境保健協会内 (72)発明者 高島 伴治 高知県高知市薊野1115 あぞのハイツ107 (72)発明者 羽田野 一幸 愛知県尾張旭市下井町下井2035番地 クリ オン株式会社内 Fターム(参考) 2B314 NC38 NC49 4D040 CC02 CC05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水域に浮かべられて、景観の改善や水質
    の改善のために機能する浮き花壇であって、該浮き花壇
    の枠体を、環状に形成された合成樹脂管状体からなる外
    郭パイプと、この外郭パイプの内周内に支持ロープによ
    り適宜な間隔を持って配置支持された合成樹脂管状体か
    らなる複数の内側パイプとから構成し、少なくとも前記
    外郭パイプとして用いる合成樹脂管状体の中空部に合成
    樹脂発泡体を装填すると共に、前記内側パイプと前記支
    持ロープとで区画された領域に植物を育成するコンテナ
    を支持したことを特徴とする浮き花壇。
  2. 【請求項2】 上記環状に形成された外郭パイプのコー
    ナー部を合成樹脂管状体からなるジョイントで構成し、
    該ジョイントとして用いる合成樹脂管状体の中空部にも
    合成樹脂発泡体を装填すると共に、該ジョイント両端に
    位置する外郭パイプ部分を補強プレートにより接続補強
    したことを特徴とする請求項1記載の浮き花壇。
  3. 【請求項3】 上記環状に形成された外郭パイプの一部
    に係留ロープの一端を固定したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の浮き花壇。
  4. 【請求項4】 上記内側パイプとして用いる合成樹脂管
    状体の中空部にも合成樹脂発泡体を装填したことを特徴
    とする請求項1、2又は3記載の浮き花壇。
JP2000346168A 2000-11-14 2000-11-14 浮き花壇 Withdrawn JP2002142584A (ja)

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