JP2002039134A - タッピングねじ - Google Patents
タッピングねじInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 切り粉の排出効果を高める、ネジの締付けト
ルクを低減する。 【解決手段】 頭部2からのびる軸部3に、基準の第1
ピッチP1のネジ山10からなる第1のネジ部4と、前
記第1ピッチP1よりも大きい第2ピッチP2のネジ山
11からなりかつ前記第1のネジ部4の前記頭部側に配
される第2のネジ部5とを形成した。
ルクを低減する。 【解決手段】 頭部2からのびる軸部3に、基準の第1
ピッチP1のネジ山10からなる第1のネジ部4と、前
記第1ピッチP1よりも大きい第2ピッチP2のネジ山
11からなりかつ前記第1のネジ部4の前記頭部側に配
される第2のネジ部5とを形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切り粉を後方側に
円滑に排出することにより、ネジの締付けトルクを低減
でき、ネジ自体或いはネジ締付機の損傷を抑制するとと
もに、ネジの締付け不良を防止しうるタッピングねじに
関する。
円滑に排出することにより、ネジの締付けトルクを低減
でき、ネジ自体或いはネジ締付機の損傷を抑制するとと
もに、ネジの締付け不良を防止しうるタッピングねじに
関する。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】図
5(A)に示すように、家屋の施工などにおいて、軽量
形鋼材等の硬質の下地材Aに、木質や軽量コンクリート
等からなる比較的軟質の面材などの被取付け物Bを固定
する際、先端にドリル部c1を有するタッピングねじc
が多用されている。なお同図には、溝形鋼の下地材A
に、床パネルをなすセメントボードB1を、断熱用の木
桟B2を介して固定する場合を例示しており、又下地材
Aと木桟B2とは接着剤を介して固着している。
5(A)に示すように、家屋の施工などにおいて、軽量
形鋼材等の硬質の下地材Aに、木質や軽量コンクリート
等からなる比較的軟質の面材などの被取付け物Bを固定
する際、先端にドリル部c1を有するタッピングねじc
が多用されている。なお同図には、溝形鋼の下地材A
に、床パネルをなすセメントボードB1を、断熱用の木
桟B2を介して固定する場合を例示しており、又下地材
Aと木桟B2とは接着剤を介して固着している。
【0003】この種のタッピングねじcは、一般に、図
5(B)に示すように、頭部c2からのびかつ先端に前
記ドリル部c1を有する軸部c3に、一定ピッチのネジ
山からなるネジ部c4を形成している。そして、前記ド
リル部c1の回転によって形成される被取付け物Bの下
孔Dに、前記ネジ部c4が順次螺合することにより、ド
リル部c1に押進力が付与され前記下孔Dをさらに掘り
下げるとともに、この下孔Dの下地材貫通部D1にネジ
部c4が螺結することによって、被取付け物Bを下地材
Aに強固に固定する。
5(B)に示すように、頭部c2からのびかつ先端に前
記ドリル部c1を有する軸部c3に、一定ピッチのネジ
山からなるネジ部c4を形成している。そして、前記ド
リル部c1の回転によって形成される被取付け物Bの下
孔Dに、前記ネジ部c4が順次螺合することにより、ド
リル部c1に押進力が付与され前記下孔Dをさらに掘り
下げるとともに、この下孔Dの下地材貫通部D1にネジ
部c4が螺結することによって、被取付け物Bを下地材
Aに強固に固定する。
【0004】このとき、前記ドリル部c1によって生じ
た下孔Dの切り粉は、通常は、前記下孔Dと軸部c3と
の間のスペースを通って後方側に排出される。
た下孔Dの切り粉は、通常は、前記下孔Dと軸部c3と
の間のスペースを通って後方側に排出される。
【0005】他方、セメントボードB1等においては、
近年、面強度を高めるために、例えばポリプロピレン等
の合成樹脂製の長繊維(長さ20mm程度)を含有させ
ることによって補強した長繊維配合ボードが出現してい
る。
近年、面強度を高めるために、例えばポリプロピレン等
の合成樹脂製の長繊維(長さ20mm程度)を含有させ
ることによって補強した長繊維配合ボードが出現してい
る。
【0006】しかしながら、このような長繊維配合ボー
ドに対して、従来のタッピングねじcを用いた場合に
は、ネジ部c4に前記長繊維が絡みつきやすく、かつ前
記下孔D内で切り粉による目詰まりが生じるなど、ネジ
の締付けトルクが著しく増加する。その結果、被取付け
物B自体に割れ等の損傷が発生したり、又ネジ締付機が
過剰トルクで故障したり、又ネジの頭部c2に設ける例
えば十字状等のドライバ係合溝に溝潰れ等の変形が生じ
たり、又ネジが充分に締付けられず、被取付け物Bに固
定不良(締付け不良)を起こすなど多くの問題を発生す
る。
ドに対して、従来のタッピングねじcを用いた場合に
は、ネジ部c4に前記長繊維が絡みつきやすく、かつ前
記下孔D内で切り粉による目詰まりが生じるなど、ネジ
の締付けトルクが著しく増加する。その結果、被取付け
物B自体に割れ等の損傷が発生したり、又ネジ締付機が
過剰トルクで故障したり、又ネジの頭部c2に設ける例
えば十字状等のドライバ係合溝に溝潰れ等の変形が生じ
たり、又ネジが充分に締付けられず、被取付け物Bに固
定不良(締付け不良)を起こすなど多くの問題を発生す
る。
【0007】そこで本発明は、前記ネジ部を、基準の第
1ピッチのネジ山からなる第1のネジ部と、その後方側
に配されかつ前記第1ピッチよりも大きい第2ピッチの
ネジ山からなる第2のネジ部とで構成することを基本と
して、長繊維の切断を図るととも切り粉の排出効果を大
幅に高めることができ、タッピングねじの基本性能を損
ねることなく、トルク過多に起因する前記種々の問題点
を解決しうるタッピングねじの提供を目的としている。
1ピッチのネジ山からなる第1のネジ部と、その後方側
に配されかつ前記第1ピッチよりも大きい第2ピッチの
ネジ山からなる第2のネジ部とで構成することを基本と
して、長繊維の切断を図るととも切り粉の排出効果を大
幅に高めることができ、タッピングねじの基本性能を損
ねることなく、トルク過多に起因する前記種々の問題点
を解決しうるタッピングねじの提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1のタッピングねじの発明は、頭部から
のびる軸部に、基準の第1ピッチのネジ山からなる第1
のネジ部と、前記第1ピッチよりも大きい第2ピッチの
ネジ山からなりかつ前記第1のネジ部の前記頭部側に配
される第2のネジ部とを形成したことを特徴としてい
る。
に、本願請求項1のタッピングねじの発明は、頭部から
のびる軸部に、基準の第1ピッチのネジ山からなる第1
のネジ部と、前記第1ピッチよりも大きい第2ピッチの
ネジ山からなりかつ前記第1のネジ部の前記頭部側に配
される第2のネジ部とを形成したことを特徴としてい
る。
【0009】また請求項2の発明では、前記軸部は、先
端にドリル部を有することを特徴としている。
端にドリル部を有することを特徴としている。
【0010】また請求項3の発明では、前記第2ピッチ
は、第1ピッチの1.5〜2.5倍であり、かつ第1ピ
ッチのネジ山と第2ピッチのネジ山とが滑らかに連なる
ことを特徴としている。
は、第1ピッチの1.5〜2.5倍であり、かつ第1ピ
ッチのネジ山と第2ピッチのネジ山とが滑らかに連なる
ことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図示例とともに説明する。図1は本発明のタッピングね
じの側面図、図2(A)、(B)は先端のドリル部を拡
大して示す側面図および底面図、図3はタッピングねじ
を用いて被取付け物を下地材に固定した状態を示す断面
図である。
図示例とともに説明する。図1は本発明のタッピングね
じの側面図、図2(A)、(B)は先端のドリル部を拡
大して示す側面図および底面図、図3はタッピングねじ
を用いて被取付け物を下地材に固定した状態を示す断面
図である。
【0012】図1において、タッピングねじ1は、頭部
2からのびる軸部3に、第1のネジ部4と、その頭部側
(後端側)の第2のネジ部5とをピッチを違えて形成し
ている。
2からのびる軸部3に、第1のネジ部4と、その頭部側
(後端側)の第2のネジ部5とをピッチを違えて形成し
ている。
【0013】なお本例では、前記頭部2が、先細コーン
状の座面6を有する皿頭状に形成された場合を例示しお
り、該座面6には、ネジの回転に際して被取付け物B
(図3に示す)の表面を切除し、頭部2の略全体を被取
付け物B内に埋入させるエッジ状の複数の突起部6A
を、放射線状に設けている。又頭部2の外面には、例え
ば十字形状、マイナス形状、および多角形状等をなすド
ライバ嵌合用の係合溝2Aを形成している。
状の座面6を有する皿頭状に形成された場合を例示しお
り、該座面6には、ネジの回転に際して被取付け物B
(図3に示す)の表面を切除し、頭部2の略全体を被取
付け物B内に埋入させるエッジ状の複数の突起部6A
を、放射線状に設けている。又頭部2の外面には、例え
ば十字形状、マイナス形状、および多角形状等をなすド
ライバ嵌合用の係合溝2Aを形成している。
【0014】なお頭部2としては、特に規制されるもの
ではなく、いわゆるナベ頭状、六角ボルト状など種々の
タイプのものが採用できる。
ではなく、いわゆるナベ頭状、六角ボルト状など種々の
タイプのものが採用できる。
【0015】又前記軸部3は、前記頭部2より小径な直
軸状をなし、その先端には、先端角αを例えば120度
程度としたテーパ面を有するドリル部7を設けている。
このドリル部7は、図2(A)、(B)に示すように、
先端から後方に向かって円周方向に傾斜してのびる一対
のガイド溝9からなり、各ガイド溝9は、軸心を挟んだ
両側で対向している。又ガイド溝9は、断面略V字状を
なしその一方のエッジによって切り刃9Aを構成してい
る。なおドリル部7の直径daは、前記軸部3の直径d
bと同径又は略大径に形成されている。
軸状をなし、その先端には、先端角αを例えば120度
程度としたテーパ面を有するドリル部7を設けている。
このドリル部7は、図2(A)、(B)に示すように、
先端から後方に向かって円周方向に傾斜してのびる一対
のガイド溝9からなり、各ガイド溝9は、軸心を挟んだ
両側で対向している。又ガイド溝9は、断面略V字状を
なしその一方のエッジによって切り刃9Aを構成してい
る。なおドリル部7の直径daは、前記軸部3の直径d
bと同径又は略大径に形成されている。
【0016】そして前記軸部3には、ピッチを違えた第
1、第2のネジ部4、5が形成される。
1、第2のネジ部4、5が形成される。
【0017】このうち前記第1のネジ部4は、ドリル部
7に隣接(ガイド溝9の一部が第1のネジ部4内に延在
しても良い)して形成されており、基準の第1ピッチP
1を有したネジ山10によって構成される。なお本例で
は、ネジ山10を1本とした一条ネジの場合が例示され
ている。
7に隣接(ガイド溝9の一部が第1のネジ部4内に延在
しても良い)して形成されており、基準の第1ピッチP
1を有したネジ山10によって構成される。なお本例で
は、ネジ山10を1本とした一条ネジの場合が例示され
ている。
【0018】この第1のネジ部4は、前記図5(B)に
示す従来のネジ部c4に相当するものであり、前記ドリ
ル部7によって形成される下孔Dに螺合することによ
り、下孔Dをさらに深く掘り下げるとともに下地材Aを
貫通するために必要な押進力をドリル部7に付与する。
又第1のネジ部4は、下孔Dの下地材貫通部D1に螺結
することによって、被取付け物Bを下地材Aに強固に固
定する。
示す従来のネジ部c4に相当するものであり、前記ドリ
ル部7によって形成される下孔Dに螺合することによ
り、下孔Dをさらに深く掘り下げるとともに下地材Aを
貫通するために必要な押進力をドリル部7に付与する。
又第1のネジ部4は、下孔Dの下地材貫通部D1に螺結
することによって、被取付け物Bを下地材Aに強固に固
定する。
【0019】従って、第1のネジ部4は、充分な押進力
および螺結力を確保するために、従来のタッピングねじ
cと同様の比較的短い基準の第1ピッチP1で形成する
ことが重要である。この第1ピッチP1は、特に規制さ
れないが、通常、下地材Aの厚さt(図3に示す)の
0.45〜1.0倍の範囲に設定するのが好ましく、本
例では、P1=1.59mmの場合を例示している。
および螺結力を確保するために、従来のタッピングねじ
cと同様の比較的短い基準の第1ピッチP1で形成する
ことが重要である。この第1ピッチP1は、特に規制さ
れないが、通常、下地材Aの厚さt(図3に示す)の
0.45〜1.0倍の範囲に設定するのが好ましく、本
例では、P1=1.59mmの場合を例示している。
【0020】次に、前記第2のネジ部5は、前記第1ピ
ッチP1よりも大きい第2ピッチP2のネジ山11から
なり、前記第1のネジ部4の頭部側(後端側)に隣り合
って配される。なお本例では、第2のネジ部5が、第1
のネジ部4と同様、1本のネジ山11からなる一条ネジ
の場合が例示されており、このネジ山11は、本例で
は、前記ネジ山10と途切れることなく滑らかに連続し
ている。
ッチP1よりも大きい第2ピッチP2のネジ山11から
なり、前記第1のネジ部4の頭部側(後端側)に隣り合
って配される。なお本例では、第2のネジ部5が、第1
のネジ部4と同様、1本のネジ山11からなる一条ネジ
の場合が例示されており、このネジ山11は、本例で
は、前記ネジ山10と途切れることなく滑らかに連続し
ている。
【0021】この前記第2のネジ部5は、主に、前記ド
リル部7による下孔Dの形成によって生じる切り粉を後
方側に排出するため、並びに長繊維配合ボードに含有さ
れる長繊維を切断しその絡み付きを防止するために機能
する。
リル部7による下孔Dの形成によって生じる切り粉を後
方側に排出するため、並びに長繊維配合ボードに含有さ
れる長繊維を切断しその絡み付きを防止するために機能
する。
【0022】すなわち、タッピングねじ1の回転によっ
て、第2のネジ部5からも押進力が発生し、ドリル部7
の切削効率を高める。しかしこのとき、押進速度が第1
のネジ部4によって制限されるため、第2のネジ部5の
ネジ山11は空回転状に回転し、下孔Dの周壁を削り取
る。これによって、長繊維が切断されるとともに、下孔
Dの内径が拡張され、軸部3との間の切り粉の排出スペ
ースを大きく確保できる。又ネジ山11は、スクリュー
フィーダとしても機能し、前記排出スペースの拡大と相
俟って、第1のネジ部4から送られる切り粉を、停滞す
ることなく後端側に順次搬出でき、下孔Dからの排出効
果を大巾に向上させる。
て、第2のネジ部5からも押進力が発生し、ドリル部7
の切削効率を高める。しかしこのとき、押進速度が第1
のネジ部4によって制限されるため、第2のネジ部5の
ネジ山11は空回転状に回転し、下孔Dの周壁を削り取
る。これによって、長繊維が切断されるとともに、下孔
Dの内径が拡張され、軸部3との間の切り粉の排出スペ
ースを大きく確保できる。又ネジ山11は、スクリュー
フィーダとしても機能し、前記排出スペースの拡大と相
俟って、第1のネジ部4から送られる切り粉を、停滞す
ることなく後端側に順次搬出でき、下孔Dからの排出効
果を大巾に向上させる。
【0023】ここで、前記排出効果をより有効に発揮さ
せるために、前記第2ピッチP2を、第1ピッチP1の
1.5〜2.5倍とすることが好ましく、1.5倍未満
では、排出効果が不十分となる。又2.5倍を越える
と、下孔Dの周壁を削り取る際の抵抗が大となり、締付
けトルクを逆に増大させる恐れを招く。なお本例では、
比P2/P1≒2.0とした、より好ましい場合を例示
している。
せるために、前記第2ピッチP2を、第1ピッチP1の
1.5〜2.5倍とすることが好ましく、1.5倍未満
では、排出効果が不十分となる。又2.5倍を越える
と、下孔Dの周壁を削り取る際の抵抗が大となり、締付
けトルクを逆に増大させる恐れを招く。なお本例では、
比P2/P1≒2.0とした、より好ましい場合を例示
している。
【0024】又排出効果の観点から、ネジ山11の外径
d2を、ネジ山10の外径d1よりも例えば0.2〜
0.4mm程度大に設定するのも好ましく、本例では、
0.3mm大とした場合を例示する。なお比d2/d1
を1.02〜1.06程度に設定するのも良い。又切り
粉の搬出を円滑化するために、前述の如くネジ山11と
ネジ山10とは、途切れたり屈曲させることなく、滑ら
かに連続する。
d2を、ネジ山10の外径d1よりも例えば0.2〜
0.4mm程度大に設定するのも好ましく、本例では、
0.3mm大とした場合を例示する。なお比d2/d1
を1.02〜1.06程度に設定するのも良い。又切り
粉の搬出を円滑化するために、前述の如くネジ山11と
ネジ山10とは、途切れたり屈曲させることなく、滑ら
かに連続する。
【0025】又第2のネジ部5の長さL2は、特に規制
されないが、通常、第1のネジ部4の長さL1の1.0
〜3.0倍程度に設定する。このとき、タッピングねじ
1の捻り剛性を高め強度アップを図るために、前記第2
のネジ部5における軸部3の直径(谷径に相当)を、前
記第1のネジ部4における軸部3の直径(谷径に相当)
比して0.3mm程度高めるのが好ましい。
されないが、通常、第1のネジ部4の長さL1の1.0
〜3.0倍程度に設定する。このとき、タッピングねじ
1の捻り剛性を高め強度アップを図るために、前記第2
のネジ部5における軸部3の直径(谷径に相当)を、前
記第1のネジ部4における軸部3の直径(谷径に相当)
比して0.3mm程度高めるのが好ましい。
【0026】又前記ネジ山11の断面形状は、例えば図
4に示す如く、下孔Dの周壁削取り効果、並びに長繊維
の切断効果を発揮するために、頂角βを60度程度と鋭
角として断面三角形状とするのが好ましい。又ネジ山頂
11Aの、基本山形Jからの距離Lも、通常のネジが所
謂とがり山の高さHの0.125倍程度であるのに対し
て、本例では0.05倍以下に設定している。これによ
ってネジ山頂11Aを極めて鋭利に形成し、特に長繊維
の切断効果をいっそう高めている。なお本例では、ネジ
山10も前記ネジ山11と断面同形状で形成している。
4に示す如く、下孔Dの周壁削取り効果、並びに長繊維
の切断効果を発揮するために、頂角βを60度程度と鋭
角として断面三角形状とするのが好ましい。又ネジ山頂
11Aの、基本山形Jからの距離Lも、通常のネジが所
謂とがり山の高さHの0.125倍程度であるのに対し
て、本例では0.05倍以下に設定している。これによ
ってネジ山頂11Aを極めて鋭利に形成し、特に長繊維
の切断効果をいっそう高めている。なお本例では、ネジ
山10も前記ネジ山11と断面同形状で形成している。
【0027】本実施態様では、前記ドリル部7に、前記
ネジ山の外径d1、d2よりも巾広の一対のフィン20
を両側に張り出して形成することができる。このフィン
20は、前記ドリル部7による下孔Dを押し広げ、タッ
ピングねじ1の螺進を容易とする。又下地材Aを挿通す
る際は、このフィン20は折損し、前記下地材貫通部D
1と第1のネジ部4との強固な螺結が保証される。
ネジ山の外径d1、d2よりも巾広の一対のフィン20
を両側に張り出して形成することができる。このフィン
20は、前記ドリル部7による下孔Dを押し広げ、タッ
ピングねじ1の螺進を容易とする。又下地材Aを挿通す
る際は、このフィン20は折損し、前記下地材貫通部D
1と第1のネジ部4との強固な螺結が保証される。
【0028】なお本実施態様のタッピングねじ1は、長
繊維配合ボード以外にも、長繊維を含有しない通常の被
取付け物Bを下地材Aに固定するために使用することが
でき、係る場合にも、ネジの締付けトルクを低減しう
る。
繊維配合ボード以外にも、長繊維を含有しない通常の被
取付け物Bを下地材Aに固定するために使用することが
でき、係る場合にも、ネジの締付けトルクを低減しう
る。
【0029】以上、本発明の特に好ましい実施形態につ
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0030】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成しているため、
長繊維の切断を図るととも切り粉の排出効果を大幅に高
めることができ、タッピングねじの基本性能を損ねるこ
となく、ネジの締付けトルクを低減し、トルク過多に起
因する、例えば、ネジ締付機の故障、ネジ自身のドライ
バ係合溝における変形、およびネジの締付け不良等の発
生を防止できる。
長繊維の切断を図るととも切り粉の排出効果を大幅に高
めることができ、タッピングねじの基本性能を損ねるこ
となく、ネジの締付けトルクを低減し、トルク過多に起
因する、例えば、ネジ締付機の故障、ネジ自身のドライ
バ係合溝における変形、およびネジの締付け不良等の発
生を防止できる。
【図1】本発明の一実施例のタッピングねじの側面図で
ある。
ある。
【図2】(A)、(B)は、ドリル部を拡大して示す側
面図および底面図である。
面図および底面図である。
【図3】被取付け物を下地材に固定した状態を示す断面
図である。
図である。
【図4】ネジ山を示す断面図である。
【図5】(A)は、タッピングねじの使用例を説明する
断面図、(B)は従来のタッピングねじを説明する側面
図である。
断面図、(B)は従来のタッピングねじを説明する側面
図である。
2 頭部 3 軸部 4 第1のネジ部 5 第2のネジ部 7 ドリル部 10、11 ネジ山 P1 第1ピッチ P2 第2ピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 敦 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内 (72)発明者 山田 義通 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内 (72)発明者 小形 求男 大阪府東大阪市吉田本町1丁目10番16号 ケーエム精工株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】頭部からのびる軸部に、基準の第1ピッチ
のネジ山からなる第1のネジ部と、前記第1ピッチより
も大きい第2ピッチのネジ山からなりかつ前記第1のネ
ジ部の前記頭部側に配される第2のネジ部とを形成した
ことを特徴とするタッピングねじ。 - 【請求項2】前記軸部は、先端にドリル部を有すること
を特徴とする請求項1記載のタッピングねじ。 - 【請求項3】前記第2ピッチは、第1ピッチの1.5〜
2.5倍であり、かつ第1ピッチのネジ山と第2ピッチ
のネジ山とが滑らかに連なることを特徴とする請求項1
記載のタッピングねじ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000222523A JP2002039134A (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | タッピングねじ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000222523A JP2002039134A (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | タッピングねじ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002039134A true JP2002039134A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18716753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000222523A Pending JP2002039134A (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | タッピングねじ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002039134A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007016864A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Jpf Works Kk | 締結具及びこれを構成するねじ・座金 |
| JP2014020557A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | ▲ユー▼侖科技股▲ふん▼有限公司 | セルフドリリングウォールアンカー装置 |
| JP2015520832A (ja) * | 2012-05-10 | 2015-07-23 | シンプソン ストロング タイ カンパニー インコーポレーテッド | 複数のねじ領域を持つ留め具 |
| CN105065409A (zh) * | 2015-08-04 | 2015-11-18 | 海盐新盛达标准件有限公司 | 一种建筑用水泥螺丝 |
| CN110454477A (zh) * | 2019-08-14 | 2019-11-15 | 江门市益丰电器实业有限公司 | 一种自攻螺丝 |
| CN116892559A (zh) * | 2023-07-05 | 2023-10-17 | 嘉兴合邦机械科技股份有限公司 | 一种钢木结构紧固用自攻螺钉 |
-
2000
- 2000-07-24 JP JP2000222523A patent/JP2002039134A/ja active Pending
Cited By (8)
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| US9482258B2 (en) | 2012-05-10 | 2016-11-01 | Simpson Strong-Tie Company, Inc. | Fastener with multiple threaded regions |
| US10480559B2 (en) | 2012-05-10 | 2019-11-19 | Simpson Strong-Tie Company, Inc. | Fastener with head cutting structure |
| JP2014020557A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | ▲ユー▼侖科技股▲ふん▼有限公司 | セルフドリリングウォールアンカー装置 |
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