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JP2002038799A - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

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Publication number
JP2002038799A
JP2002038799A JP2000226792A JP2000226792A JP2002038799A JP 2002038799 A JP2002038799 A JP 2002038799A JP 2000226792 A JP2000226792 A JP 2000226792A JP 2000226792 A JP2000226792 A JP 2000226792A JP 2002038799 A JP2002038799 A JP 2002038799A
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Japan
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lever
lock
double
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locked
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Application number
JP2000226792A
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English (en)
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JP4586245B2 (ja
Inventor
Shigeru Hayakawa
早川  茂
Atsushi Suzumura
淳 鈴村
Akira Muramatsu
明 村松
Katsutoshi Fukunaga
勝稔 福永
Norio Kimoto
典夫 木本
Riyuujiro Akizuki
龍次郎 秋月
Yasuhiko Sono
靖彦 園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2000226792A priority Critical patent/JP4586245B2/ja
Priority to DE2001136405 priority patent/DE10136405B4/de
Priority to GB0118335A priority patent/GB2365487B/en
Publication of JP2002038799A publication Critical patent/JP2002038799A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロック機能を有する第1作動機構とダブルロッ
ク機能を有する第2作動機構を備えたドアロック装置に
おいて、第2作動機構を簡単に構成する。 【解決手段】ダブルロック機能を有する第2作動機構3
0を、第1作動機構20の作動時に連動して動作してダ
ブルロック動作位置とアンダブルロック動作位置とに選
択的に移行する被掛止レバー(被ダブルロック手段)3
1と、リモートコントロール操作により動作して被掛止
レバー31をロック動作位置とロック状態を解除するロ
ック解除動作位置に選択的に移行する掛止レバー(ダブ
ルロック手段)32を備え、掛止レバー32を動作して
被掛止レバー31を掛止して保持することによりダブル
ロック状態を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアロッ
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ドアロック装置の一形式とし
て、特開平9−195601号公報にて提案されている
ように、自動車のボデー側に設けた掛止手段(ストライ
カ)とドア側に設けた被掛止手段(ラッチとポール等)
とからなる掛止部の掛止状態を解除不能なロック状態と
解除可能なアンロック状態とに選択的に形成する第1の
作動機構と、第1の作動機構が構成するロック状態を解
除不能なダブルロック状態と同ダブルロック状態を解除
したアンダブルロック状態とに選択的に形成する第2の
作動機構を備えてなる自動車用ドアロック装置がある。
【0003】当該ドアロック装置は、所謂、ダブルロッ
ク機能(またはスーパロック機能)を有するものであ
り、当該ダブルロック機能は、第1の作動機構によって
得られるロック状態を維持(ロック)して、例えば車外
から第1の作動機構の一構成部材であるドアロックノブ
を不正にアンロック操作してもロック状態を解除し得な
いという有用な機能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ダブルロッ
ク機能を発揮する第2の作動機構は、ロック状態を解除
可能に構成する第1の作動機構とは機能的にも構造的に
も密接に関連することから、その構成は必然的に複雑な
ものとなる。従って、本発明の目的は、ダブルロック機
能を発揮する第2の作動機構をできるかぎり簡単に構成
して、ドアロック装置を簡単な構成にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は自動車用ドアロ
ック装置に関するもので、特に、自動車のボデー側に設
けた掛止手段とドア側に設けた被掛止手段からなる掛止
部の掛止状態を解除不能なロック状態と解除可能なアン
ロック状態とに選択的に形成する第1の作動機構と、同
第1の作動機構が形成するロック状態を解除不能なダブ
ルロック状態と同ダブルロック状態を解除したアンダブ
ルロック状態とに選択的に形成する第2の作動機構を備
えてなる形式の自動車用ドアロック装置を適用対象とす
るものである。
【0006】しかして、本発明に係る自動車用ドアロッ
ク装置は、前記第2の作動機構を、前記第1の作動機構
の作動時に連動して動作してダブルロック動作位置とア
ンダブルロック動作位置とに選択的に移行する被ダブル
ロック手段と、該被ダブルロック手段を保持するセット
位置と保持状態を解除するアンセット位置に選択的に移
行するダブルロック手段を備えた構成として、該ダブル
ロック手段を動作して前記被ダブルロック手段をダブル
ロック動作位置にて保持することにより前記ダブルロッ
ク状態を形成するようにしたこと(請求項1に係る発
明)に特徴がある。
【0007】本発明に係る自動車用ドアロック装置にお
いては、前記第2の作動機構を構成する前記被ダブルロ
ック手段を、前記第1の作動機構を構成するロック操作
レバーのロック動作およびアンロック動作に連動して回
動動作する被掛止レバーにて構成し、前記ダブルロック
手段を、リモートコントロールのロック操作およびアン
ロック操作により揺動動作する係止レバーにて構成する
こと(請求項2に係る発明)が可能である。
【0008】また、本発明に係る自動車用ドアロック装
置においては、前記被掛止レバーが前記ロック操作レバ
ーのアンロック動作時におけるアンロック機能(ロック
解除機能)を有していて、前記被掛止レバーがダブルロ
ック動作位置にて前記掛止レバーによって保持されてい
る状態では、前記ロック操作レバーがアンロック動作し
ても空振り作動してアンロック機能が得られない構成と
すること(請求項3に係る発明)が可能である。
【0009】更に、本発明に係る自動車用ドアロック装
置においては、前記被掛止レバーが弾性素材で構成され
ていて、前記被掛止レバーがダブルロック動作位置にて
前記掛止レバーによって保持されている状態では、前記
ロック操作レバーのアンロック動作が前記被掛止レバー
の弾性変形によって許容される構成とすること(請求項
4に係る発明)が可能である。
【0010】
【発明の作用・効果】本発明に係る自動車用ドアロック
装置においては、第1の作動機構の作動により、自動車
のボデー側に設けた掛止手段とドア側に設けた被掛止手
段からなる掛止部の掛止状態を解除不能なロック状態と
解除可能なアンロック状態とに選択的に形成することが
でき、かつ、第2の作動機構により、第1の作動機構が
形成するロック状態を解除不能なダブルロック状態と同
ダブルロック状態を解除したアンダブルロック状態(ロ
ック状態を解除可能な状態)とに選択的に形成すること
ができる。
【0011】このように、本発明に係る自動車用ドアロ
ック装置は、第2の作動機構によりダブルロック機能を
発揮させることができるものであるが、特に、当該第2
の作動機構を、第1の作動機構の作動に連動して動作す
る被ダブルロック手段と、被ダブルロック手段をダブル
ロック動作位置にて保持し前記ダブルロック状態を形成
するダブルロック手段を備えた構成(請求項1に係る発
明)としているため、従来の第2の作動機構に比較して
簡単な構成とすることができるという利点がある。
【0012】また、本発明の実施に際して、前記第2の
作動機構を構成する被ダブルロック手段を前記第1の作
動機構を構成するロック操作レバーのロック動作および
アンロック動作に連動して回動動作する被掛止レバーと
し、前記ダブルロック手段をリモートコントロールのロ
ック操作およびアンロック操作により揺動動作する掛止
レバーとした場合(請求項2に係る発明の場合)には、
これら構成部材の形状をシンプルなレバー形状として安
価に製作することができる。
【0013】また、本発明の実施に際して、前記被掛止
レバーが前記ロック操作レバーのアンロック動作時にお
けるアンロック機能を有していて、前記被掛止レバーが
ダブルロック動作位置にて前記掛止レバーによって保持
されている状態では、前記ロック操作レバーがアンロッ
ク動作しても空振り作動してアンロック機能が得られな
い構成とした場合(請求項3に係る発明の場合)には、
ロック操作レバーの空振り作動によって、被掛止レバー
及び掛止レバー等構成部材に無理な力が作用せず、被掛
止レバー及び掛止レバー等構成部材の損傷を防止するこ
とができる。
【0014】また、本発明の実施に際して、前記被掛止
レバーが弾性素材で構成されていて、前記被掛止レバー
がダブルロック動作位置にて前記掛止レバーによって保
持されている状態では、前記ロック操作レバーのアンロ
ック動作が前記被掛止レバーの弾性変形によって許容さ
れる構成とした場合(請求項4に係る発明の場合)に
は、被掛止レバーを非弾性素材で構成し、この被掛止レ
バーとロック操作レバー間にトーションスプリングを介
装して被掛止レバーとロック操作レバーを連動動作可能
に連結する場合に比して、当該作動機構を少ない部品数
にて構成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の一例に係る自動車用ドアロッ
ク装置を分解した全体の斜視図、図2は図1の一部分を
拡大して示す斜視図、図3は図1の他の一部分を拡大し
て示す斜視図である。当該ドアロック装置はドアの内部
に配設されるもので、ハウジング10内に第1作動機構
20、第2作動機構30、第3作動機構40、および被
掛止機構50を収容して構成されている。また、図4〜
図10は、ハウジング10内に収容した第1作動機構2
0および第2作動機構30を構成する各構成部材の動作
時の連係状態を示している。第1作動機構20および第
2作動機構30は、本発明における第1の作動機構およ
び第2の作動機構に該当する。なお、図1に示す各矢印
方向は、自動車の車体を基準とする前後方向、上下方
向、および内外方向を示している。
【0016】当該ドアロック装置のハウジング10は、
ハウジング本体11と、第1カバー体12と、第2カバ
ー体13からなるもので、ハウジング本体11は、内側
に開口する皿状の第1ケース部11aおよび第1ケース
部11aとは直交して後側に開口する皿状の第2ケース
部11bを有し、第1ケース部11aの開口部側には第
1カバー体12が取付けられ、かつ、第2ケース部11
bの開口部側には第2カバー体13が取付けられてい
る。これにより、第1ケース部11aの開口部は第1カ
バー体12にて閉塞され、かつ、第2ケース部11bの
開口部は第2カバー体13にて閉塞されている。
【0017】ハウジング10においては、ハウジング本
体11の第1ケース部11aと第1カバー体12間の内
部に、第1作動機構20および第2作動機構30の各構
成部材が配設されている。また、ハウジング本体11の
第2ケース部11bと第2カバー体13間の内部には、
サブベースプレート14が配設されているとともに、第
3作動機構40の各構成部材が配設されている。第2カ
バー体13の後側の開口部側にはベースプレート15が
取付けられて、ベースプレート15が同開口部を閉塞し
ている。第2カバー体13とベースプレート15間の内
部には、被掛止機構50の各構成部材が配設されてい
る。
【0018】第1作動機構20は、本発明における第1
の作動機構に該当するもので、第1インサイドレバー2
1、第2インサイドレバー22、オープンリンク23、
ロック操作レバー24、電動モータ25、ホイールギヤ
26、アクティブレバー27、キーレバー28、および
アイドルレバー29を備えている。
【0019】第1インサイドレバー21は、第1カバー
体12の内面側に支持ピン21aを介して、図示時計方
向および反時計方向へ回動可能に取付けられている。ま
た、第1カバー体12の外面側には、第3インサイドレ
バー61が同一の支持ピン21aを介して、図示時計方
向および反時計方向へ回動可能に取付けられている。第
1インサイドレバー21は、第1カバー体12側に向け
て突出する係合突起部21bを備え、係合突起部21b
は第1カバー体12の円弧状孔12aを貫通して第3イ
ンサイドレバー61の連結孔61aに係合して、第1イ
ンサイドレバー21を第3インサイドレバー61に一体
的に連結している。第3インサイドレバー61は、ドア
の車内側に設けた図示しないインサイドハンドルに連結
するインサイドケーブル62に連結されていて、インサ
イドハンドルの開方向への操作(開操作)により図示時
計方向へ回動し、第1インサイドレバー21を同方向へ
回動させる。
【0020】第2インサイドレバー22は、第1カバー
体12の内面側に図示時計方向および反時計方向へ回動
可能に取付けられて、第1インサイドレバー21の外側
に位置しているもので、第1カバー体12側へ突出する
係合ピン22aと、ハウジング本体11側に位置する係
合アーム部22bを備えている。第2インサイドレバー
22においては、係合ピン22aを第1インサイドレバ
ー21の長孔21cに挿通することにより、第1インサ
イドレバー21に連係されている。
【0021】オープンリンク23は、第1インサイドレ
バー21の外側に位置し、後述するアクティブレバー2
7の第1係合ピン27bが挿通する長孔状の係合溝23
a、第1インサイドレバー21の先端部21dが当接し
て係合するL字状の係合片部23b、および、後述する
オープンレバー41に連結されるための連結部23cを
備えていて、アクティブレバー27およびオープンレバ
ー41にて支持されている。
【0022】ロック操作レバー24は、ハウジング本体
11の第1ケース部11aの内面側に図示時計方向およ
び反時計方向へ回動可能に取付けられているもので、ロ
ッキングケーブル63用の取付孔24a、後述するアク
ティブレバー27の第3係合ピン27dを受承する受承
部24b、後述する被掛止レバー31の一端を掛止する
掛止部24c、および、第2インサイドレバー22の係
合アーム部22bの先端部が当接する当接部24dを備
えている。ロッキングケーブル63は、ドアの車内側に
設けた図示しないロックノブに連結されると共に取付孔
24aにてロック操作レバー24に連結されているもの
で、ロックノブがロック操作された場合、その操作力を
ロック操作レバー24に伝達して、ロック操作レバー2
4を図示時計方向へ回動させ、ロックノブがアンロック
操作された場合、その操作力をロック操作レバー24に
伝達して、ロック操作レバー24を図示反時計方向へ回
動させる。
【0023】電動モータ25は、電動式アクチュエータ
であって、第1作動機構20に対する操作力を出力すべ
く機能する。電動モータ25は、第1カバー体12の内
面側に取付けられている。電動モータ25はその出力軸
にウォーム25aを備え、ウォーム25aはホイールギ
ヤ26のギヤ部に噛合している。電動モータ25は、キ
ーブレードやドア室内トリムに設けたロック・アンロッ
クスイッチの操作(ロック・アンロック操作)によるリ
モートコントロール操作によって駆動を制御される。ホ
イールギヤ26は、電動モータ25の出力部に該当する
もので、その外面側に一対の係合ピン26a,26bを
備えていて、第1ケース部11aと第1カバー体12と
に回転可能に支持されている。両係合ピン26a,26
bは、ホイールギヤ26の回転中心を挟んで同一円周上
に所定間隔を保持して配置されていて、ホイールギヤ2
6の正逆回転時に、何れか一方がアクティブレバー27
の扇形面に対して当接・離脱し、何れか他方がアクティ
ブレバー27の係合凹所27aに対して進退する。
【0024】アクティブレバー27は、第1ケース部1
1aと第1カバー体12とに図示時計方向および反時計
方向へ回動可能に支持されて、オープンリンク23とロ
ック操作レバー24間に位置しているもので、第1カバ
ー体12に対向する対向面側に係合凹所27a(図4参
照)、第1係合ピン27b(図4参照)、および第2係
合ピン27cを備え、第1ケース部11aに対向する対
向面側に第3係合ピン27dおよび突起部27eを備え
ている。また、アクティブレバー27は、ハウジング本
体11に設けた突片11cと弾撥的に係合するアーム2
7fを備えている。
【0025】アクティブレバー27においては、係合凹
所27aはホイールギヤ26側に臨み、第1係合ピン2
7bはオープンリンク23の係合溝23aに挿通されて
いる。また、第2係合ピン27cは後述するアイドルレ
バー29の第2係合溝29bに係合し、第3係合ピン2
7dはロック操作レバー24の受承部24bに受承さ
れ、突起部27eは後述する掛止レバー32に近接して
位置している。またアクティブレバー27の係合凹所2
7aは、ホイールギヤ26が正逆回転した際、ピン26
aまたは26bが選択的に進退して係合・非係合し、ア
クティブレバー27を図示時計および反時計方向へ選択
的に回動させるように形成されている。
【0026】キーレバー28は、円柱状の柱状本体28
aとそれに一体に連結されたレバー部28bとからなる
もので、ハウジング本体11の第1ケース部11aに、
アイドルレバー29とともに回転可能に支持されてお
り、柱状本体28aには図示しないキーシリンダから突
出する突片の先端部が嵌合する嵌合溝28cを備えると
ともに、レバー部28bの背面にはアイドルレバー29
に設けた円弧状の第1係合溝29aに挿入される係合ピ
ン28d(図4参照)を備えている。アイドルレバー2
9は、その先端部に先端側が開口する第2係合溝29b
を備え、第2係合溝29bには、アクティブレバー27
の第2係合ピン27cが挿入されている。キーレバー2
8は、キーブレード(図示省略)によってキーシリンダを
回動操作することにより回動してアイドルレバー29を
図示時計方向および反時計方向へ選択的に回動させ、か
つ、アイドルレバー29を介してアクティブレバー27
を図示時計方向および反時計方向へ選択的に回動させ
る。
【0027】第2作動機構30は、本発明における第2
の作動機構に該当するもので、被掛止レバー(被ダブル
ロックレバー)31、掛止レバー(ダブルロックレバ
ー)32、電動モータ33を備えている。被掛止レバー
31は、線状のバネ鋼材(他の弾性素材で構成して実施
することも可能である)を屈曲形成してなるもので、コ
イル状の基部31aと、基部31aから所定長さ延びる
レバー部31bと、レバー部31bの先端部に形成され
たフック状の被掛止部31cを備えている。被掛止レバ
ー31においては、その基部31aがロック操作レバー
24を回動可能に支持する支持ピン24f周りに巻回さ
せた状態で、その基部31aの一端がロック操作レバー
24の掛止部24cに掛止され、そのレバー部31bの
中間部がロック操作レバー24の掛止部24eに掛止さ
れて取付けられている。被掛止レバー31は、レバー部
31bを図示反時計方向へ付勢された状態でロック操作
レバー24に連動動作可能に組付けられていて、レバー
部31bの先端部の背部にてアクティブレバー27の第
3係合ピン27dをロック操作レバー24の受承部24
bとにより受承している。
【0028】掛止レバー32は、第1ケース部11aと
第1カバー部12とに図示時計方向および反時計方向へ
回動可能に取付けられるもので、図4に示すように、一
端側の揺動アーム32aの先端部に掛止部32bを備
え、他端側の揺動アーム32cの先端縁に円弧状のギヤ
部32dを備えている。電動モータ33は、掛止レバー
32を駆動して回動させるもので、その出力軸に設けた
ウォーム33aを掛止レバー32のギヤ部32dに噛合
させている。電動モータ33は、キーブレードやドア室
内トリムに設けたダブルロックスイッチの操作(セット
・アンセット操作)によるリモートコントロール操作に
よって駆動を制御される。掛止レバー32は、被掛止レ
バー31が図5に示すダブルロック動作位置に移行して
いる状態で、電動モータ33の正回転駆動により図示時
計方向へ回動されると、図7に示すように、被掛止レバ
ー31の被掛止部31cを揺動アーム32aの掛止部3
2bにて掛止(保持)する。
【0029】掛止レバー32による被掛止レバー31の
掛止状態(ダブルロック状態)は、掛止レバー32を図
示反時計方向へ回動動作させることにより解除される
が、この掛止レバー32の回動動作は、リモートコント
ロール操作による電動モータ33を逆回転駆動させるこ
とにより当然に行えるとともに、アクティブレバー27
のアンロック動作位置への移行動作によっても行われ
る。掛止レバー32が被掛止レバー31を掛止している
状態(セット位置)では、アクティブレバー27は図7
に示すようにロック動作位置に移行していて、アクティ
ブレバー27の突起部27eが掛止レバー32の揺動ア
ーム32aの上方にてこれに近接して位置している。こ
のため、アクティブレバー27を図示時計方向へ回動動
作させれば、アクティブレバー27の突起部27eが掛
止レバー32の揺動アーム32aの上端部に当接して揺
動アーム32aを下方へ押動し、掛止レバー32を反時
計方向へ所定量回動させて、図5に示すように、掛止レ
バー32による被掛止レバー31の掛止状態を解除する
(アンセット位置とする)。
【0030】第3作動機構40の各構成部材は、ハウジ
ング本体11の第2ケース部11bと第2カバー体13
間にてその内部に配設されている。第3作動機構40
は、オープンレバー41およびリフトレバー42を備え
ている。オープンレバー41は、第2ケース部11bと
サブベースプレート14間にて、支持ピン43aおよび
トーションスプリング43bを介して回動可能に支持さ
れている。オープンレバー41の一方の回動端部41a
には、ドアの車外側に設けた図示しないアウトサイドハ
ンドルに連結するアウトサイドリンクが連結され、か
つ、他方の回動端部41bには、オープンリンク23の
連結部23cが嵌着されて連結されている。オープンレ
バー41は、アウトサイドハンドルの開方向への操作
(開操作)により、トーションスプリング43bに抗し
て他方の回動端部41bを上動させるように回動する。
リフトレバー42は、第2カバー体13を貫通して延び
る後述するポール52の軸部52bの外周に一体回転可
能に嵌合していて、その周縁部に設けた係合片42aが
オープンリンク23の係合片部23bの上端縁の上方に
臨んでいる。
【0031】被掛止機構50は、ラッチ51、ポール5
2、および、これらをそれぞれ付勢する一対のトーショ
ンスプリング53,54を備えているもので、第2カバ
ー体13とベースプレート15間にてその内部に配設さ
れている。ラッチ51は、本発明における被掛止手段に
該当するもので、サブベースプレート14と第2カバー
体13とベースプレート15を貫通してこれらによって
支持された支持ピン55を介して、第2カバー体13と
ベースプレート15間にて回転可能に支持されていて、
支持ピン55の外周に巻回されたトーションスプリング
53の一端が掛止されている。トーションスプリング5
3の他端は第2カバー体13側に掛止されていて、ラッ
チ51の回転を所定の力で規制し、ラッチ51が回転し
た際にはラッチ51を回転復帰すべく付勢する。ラッチ
51は、トーションスプリング53の作用にて、その掛
止溝51aの開口部がベースプレート15に設けた挿入
溝15aの開口部に略一致するように保持されている。
【0032】ポール52は、ブロック状のポール本体5
2aと、ポール本体52aに略直交して延びる軸部52
bからなるもので、軸部52bは第2カバー体13とサ
ブベースプレート14を貫通してハウジング本体11の
第2ケース部11b内に臨んだ状態で、サブベースプレ
ート14およびベースプレート15に回転可能に支持さ
れている。ポール52の軸部52bには、第2カバー体
13とサブベースプレート14間の中間部位の外周にト
ーションスプリング54が巻回し、かつ、その先端の部
位にリフトレバー42が一体回転可能に嵌着されてい
る。トーションスプリング54は、その一端をポール5
2側に掛止されかつ他端をサブベースプレート14側に
掛止されていて、ポール52の回転を所定の力で規制す
るとともに、ポール52が回転した際にはポール52を
回転復帰すべく付勢する。ポール52は、ポール本体5
2aをラッチ51の外周に当接させている。
【0033】ラッチ51は、車体のボデー側に設けたス
トライカ56がベースプレート15の挿入溝15aを通
して相対的に進入した際には、ストライカ56の押動作
用にてトーションスプリング53に抗して回転しつつス
トライカ56を受け入れ、この間、ポール52はラッチ
51の外周に摺接しつつ外周の掛止部51bに相対的に
移行して、同掛止部51bに掛止される。これにより、
ラッチ51は、ストライカ56を受け入れた回転状態で
ポール52により保持され、ストライカ56を掛止する
とともにこの掛止状態を保持する。この状態では、ドア
は閉止状態にある。
【0034】ラッチ51は、この掛止状態では、トーシ
ョンスプリング53にて復帰方向へ付勢されており、リ
フトレバー42が回動されてポール52が回転しラッチ
51の掛止部51bから離脱した際には、トーションス
プリング53の付勢力で回動復帰するとともに、掛止溝
51aの開口部がベースプレート15に設けた挿入溝1
5aの開口部に一致する方向へ回転する。この状態で
は、ストライカ56はラッチ51の掛止溝51aおよび
ベースプレート15に設けた挿入溝15aから退出可能
である。従って、ドアはこの状態では開放可能である。
ポール52は、ラッチ51とストライカ56との掛止状
態および非掛止状態を選択的に形成すべく機能するもの
で、トーションスプリング54に抗して回転操作される
と、ラッチ51の掛止部51bから離脱してラッチ51
とストライカ56との掛止状態を解除する。
【0035】当該ドアロック装置においては、以下に説
明する各作動、すなわち、ラッチ51とストライカ56
の掛止状態の解除が不能なロック状態を形成する作動、
ラッチ51とストライカ56の掛止状態の解除が可能な
アンロック状態を形成する作動、アンロック状態および
ロック状態においてドアを開閉操作する場合の作動、ロ
ック状態をアンロック状態に解除し得ないダブルロック
状態を形成する作動、および、ダブルロック状態を解除
する作動が得られる。
【0036】第1の作動は、当該ドアロック装置が図4
に示すアンロック状態にある場合、車内でのインサイド
ハンドル操作によりドアを開放可能とする作動である。
当該ドアロック装置において、インサイドハンドルを開
操作すると、インサイドケーブル62を介して第3イン
サイドレバー61が図示時計方向に回動して第1インサ
イドレバー21を図4の時計方向へ回動させる。第1イ
ンサイドレバー21の図4の時計方向への回動時、その
先端部21dがオープンリンク23の係合片部23bの
下面に係合してオープンリング23を上方へ押し上げ、
オープンリンク23は係合片部23bの上端縁部をリフ
トレバー42の係合片42aに係合させてリフトレバー
42を回転させる。リフトレバー42は、ポール52を
回転させてラッチ51の掛止部51bから離脱させる。
【0037】これにより、ラッチ51はポール52によ
る回転規制を解除されてトーションスプリング53の付
勢力により回動復帰し、ドアを開放させる力によりラッ
チ51がストライカ56から離間する方向へ移動する
と、ラッチ51は回動復帰しつつストライカ56との掛
止状態を解除してストライカ56から引き離される。す
なわち、インサイドハンドルの開操作により、ラッチ5
1とストライカ56との掛止状態を解除してドアを開放
することができる。
【0038】第2の作動は、当該ドアロック装置が図4
に示すアンロック状態にある場合、車外でのアウトサイ
ドハンドル操作によりドアを開放可能とする作動であ
る。当該ドアロック装置において、アウトサイドハンド
ルを開操作すると、オープンレバー41がトーションス
プリング43bに抗して回動してオープンリンク23を
上方へ押し上げ、オープンリンク23は係合片部23b
の上端縁部をリフトレバー42の係合片42aに係合さ
せてリフトレバー42を回転させ、リフトレバー42は
ポール52を回転させてラッチ51の掛止部51bから
離脱させる。
【0039】これにより、ラッチ51はポール52によ
る回転規制を解除されてトーションスプリング53の付
勢力により回動復帰し、ドアを開放させる力によりラッ
チ51がストライカ56から離間する方向へ移動する
と、ラッチ51は回動復帰しつつストライカ56との掛
止状態を解除してストライカ56から引き離される。す
なわち、アウトサイドハンドルの開操作により、ラッチ
51とストライカ56との掛止状態を解除してドアを開
放することができる。
【0040】第3の作動は、車内でのロックノブ操作に
より、ラッチ51とストライカ56の掛止状態の解除が
不能となるロック状態を形成する作動である。当該ドア
ロック装置が図4に示すアンロック状態にある場合、ロ
ックノブのロック操作によりロッキングケーブル63が
操作されると、ロック操作レバー24が図示時計方向へ
回動して、第3係合ピン27dを介してアクティブレバ
ー27を図示反時計方向へ回動させ、オープンリンク2
3をオープンレバー41との連結部を支点として、図4
に示すアンロック動作位置(アンロック状態を形成する
動作位置)から図5に示すロック動作位置(ロック状態
を形成する動作位置)へ傾動(移動)させる。このた
め、インサイドハンドルやアウトサイドハンドルの開操
作によってオープンリンク23を動作させても、オープ
ンリンク23はリフトレバー42の係合片42aとは係
合せず、リフトレバー42およびポール52は回転しな
い。
【0041】この結果、インサイドハンドルやアウトサ
イドハンドルが開操作されても、ラッチ51とストライ
カ56との掛止状態が解除可能なアンロック状態は形成
されず、ロック状態が保持されてドアが開放されること
はない。なお、オープンリンク23がロック動作位置に
ある場合(図5の位置にある場合)には、被掛止レバー
31はその被掛止部31cを掛止レバー32の掛止部3
2bに臨ませていて、掛止レバー32の図示時計方向の
回動動作により、掛止レバー32の掛止部32cに掛止
し得る位置(ダブルロック動作位置)に待機する。ま
た、オープンリンク23がアンロック動作位置にある場
合(図4の位置にある場合)には、被掛止レバー31は
その被掛止部31cを掛止レバー32の掛止部32bか
ら外れていて、掛止レバー32が図示時計方向に回動動
作しても、掛止レバー32の掛止部32cに掛止し得な
い位置(アンダブルロック動作位置)に待機する。
【0042】第4の作動は、車外でのキーブレードによ
るキーシリンダの回動操作により、当該ドアロック装置
をロック状態、およびアンロック状態に形成する作動で
ある。当該ドアロック装置において、キーブレードによ
りキーシリンダを回動操作すると、キーレバー28のレ
バー部28bが回動してアイドルレバー29を回動さ
せ、アイドルレバー29は第2係合ピン27cを介して
アクティブレバー27を図4に示すアンロック動作位置
と図5に示すロック動作位置とに選択的に回動させる。
これにより、アクティブレバー27はオープンリンク2
3を、図4に示すアンロック動作位置と図5に示すロッ
ク動作位置とに選択的に移動させる。このため、キーブ
レードによるキーシリンダの回動操作により、ラッチ5
1とストライカ56との掛止状態を、アウトサイドハン
ドルの開操作によって解除可能なアンロック状態と、解
除不能なロック状態とに選択的に形成することができ
る。
【0043】第5の作動は、例えば、キーブレードに設
けたロック・アンロックスイッチの車外でのリモートコ
ントロール操作により、電動モータ25を駆動させて当
該ドアロック装置をロック状態およびアンロック状態に
形成する作動である。当該ドアロック装置において、キ
ーブレードのロック・アンロックスイッチを操作する
と、電動モータ25が正転回転駆動してウォーム25a
を介してホイールギヤ26を所定量回転させ、ホイール
ギヤ26は正逆回転時、係合ピン26a,26bのいず
れかをアクティブレバー27の係合凹所27aに選択的
に係合させて、アクティブレバー27を図4に示すアン
ロック動作位置と図5に示すロック動作位置に選択的に
回動させる。これにより、アクティブレバー27はオー
プンリンク23を、図4に示すアンロック動作位置と図
5に示すロック動作位置とに選択的に移動させる。この
ため、キーブレードのロック・アンロックスイッチの操
作により、ラッチ51とストライカ56との掛止状態
を、アウトサイドハンドルの開操作によって解除可能な
アンロック状態と、解除不能なロック状態とに選択的に
構成することができる。
【0044】第6の作動は、当該ドアロック装置がラッ
チ51とストライカ56との掛止状態が解除不能なロッ
ク状態にある場合(図5を参照)、インサイドハンドル
を開操作することにより、ロック状態のアンロック作動
とドアの開放作動が連続して行える作動(ワンモーショ
ン作動)である。当該ドアロック装置においては、ロッ
ク状態にある場合には、第2インサイドレバー22の係
合アーム部22bは図5に示すようにロック操作レバー
24の当接部24dに接近している。この状態で、イン
サイドハンドルを開操作すると、第1インサイドレバー
21と一体に第2インサイドレバー22が回動して、ロ
ック操作レバー24を押動してこれを図示反時計方向へ
回動させるとともに、被掛止レバー31を一体に回動さ
せる。この結果、被掛止レバー31は、弾撥的に当接し
てロック操作レバー24の受承部24b間にて受承して
いる第3係合ピン27dを介して、アクティブレバー2
7を図示時計方向へ回動させる。
【0045】これにより、アクティブレバー27は図5
に示すロック動作位置から図6に示すアンロック動作位
置に回動して、当該ドアロック装置を図6に示すアンロ
ック状態にし、その後に継続されるインサイドハンドル
の開操作により、第1インサイドレバー21を介してオ
ープンリンク23が押し上げられてリフトレバー42を
回動させて、ポール52を回転させる。これにより、ド
アを開放することができる。
【0046】第7の作動は、当該ドアロック装置がラッ
チ51とストライカ56との掛止状態が解除不能なロッ
ク状態にある場合(図5を参照)、このロック状態を解
除不能にロックする第2のロック状態(ダブルロック状
態)にする作動である。当該ドアロック装置において
は、ロック状態にある場合、被掛止レバー31の被掛止
部31cは掛止レバー32の揺動アーム部32aに臨
み、掛止レバー32の図示時計方向への回動動作によ
り、掛止レバー32の掛止部32bに掛止し得るように
待機している。このため、キーブレードのダブルロック
スイッチを操作(リモートコントロール操作)して電動
モータ33を正回転方向へ駆動して、掛止レバー32を
図5に示したアンセット位置から図7に示したセット位
置まで図示時計方向へ所定量回動させれば、被掛止レバ
ー31は掛止レバー32に掛止される。これにより、被
掛止レバー31および掛止レバー32は、当該ドアロッ
ク装置を図7に示すダブルロック状態を形成する。
【0047】当該ドアロック装置においては、このダブ
ルロック状態は、アウトサイドハンドルの操作によって
は勿論のこと、例えば外部からのドアノブに対する不正
なアンロック操作によっては解除不能な状態にある。こ
のダブルロック状態を解除するには、リモートコントロ
ール操作で電動モータ33を逆回転方向へ所定量駆動さ
せる。これにより、掛止レバー32は図7の図示反時計
方向へ所定量回動して、図5に示すように、被掛止レバ
ー31を掛止レバー32の掛止部32bに掛止し得る待
機状態(掛止レバー32のアンセット位置)に復帰させ
る。被掛止レバー31の待機状態は、当該ドアロック装
置では図5に示すようにロック状態であり、上記したキ
ーブレードによるロック解除操作や電動モータ25のリ
モートコントロール操作によるロック解除操作により、
図4に示すアンロック状態を形成することができる。
【0048】第8の作動は、当該ドアロック装置がダブ
ルロック状態にある場合(図7を参照)、ドアロックノ
ブを外部から不正にアンロック操作した作動である。当
該ドアロック装置が図7に示すダブルロック状態にある
場合、ロックノブをアンロック操作すると、ロッキング
ケーブル63が操作されて、ロック操作レバー24は図
8に示すように反時計方向へ回動する。しかしながら、
被掛止レバー31は掛止レバー32に掛止されていて、
ロック操作レバー24との一体の回動を規制されている
ため(換言すれば、ロック操作レバー24がその掛止部
24eと被掛止レバー31との掛止を解除して空振り作
動するため)、アクティブレバー27を図示時計方向へ
回動させてアンロック動作位置に移行させることはな
い。このため、当該ドアロック装置は、ロック状態を保
持される。なお、当該ドアロック装置においては、ドア
ロックノブの外部から不正操作終了後には、ロック操作
レバー24は被掛止レバー31の弾性復帰作用により図
示時計方向へ回動して、図7に示すロック動作位置に復
帰する。
【0049】第9の作動は、当該ドアロック装置がダブ
ルロック状態にある場合(図7を参照)、インサイドハ
ンドルを外部から不正に開操作した作動である。このイ
ンサイドハンドルの開操作は第6の作動で説明したワン
モーション作動に対応するものである。当該ドアロック
装置においては、図7に示すダブルロック状態にある場
合には、第2インサイドレバー22の係合アーム部22
bは図7に示すようにロック操作レバー24の当接部2
4dに接近している。この状態で、インサドハンドルを
開操作すると、第1インサイドレバー21と一体に第2
インサイドレバー22が回動してロック操作レバー24
を押動し、ロック操作レバー24を図9に示すように図
示反時計方向へ回動する。しかしながら、被掛止レバー
31は掛止レバー32に掛止されていて、ロック操作レ
バー24との一体の回動を規制されているため(換言す
れば、ロック操作レバー24がその掛止部24eと被掛
止レバー31との掛止を解除して空振り作動するた
め)、アクティブレバー27を図示時計方向へ回動させ
てアンロック動作位置に移行させるようなことはない。
このため、当該ドアロック装置は、ロック状態を保持さ
れる。なお、当該ドアロック装置においては、インサイ
ドハンドルの不正操作の終了後には、ロック操作レバー
24は被掛止レバー31の弾性復帰作用により図示時計
方向へ回動して、図7に示すロック動作位置に復帰す
る。
【0050】第10の作動は、当該ドアロック装置がラ
ッチ51とストライカ56との掛止状態が解除不能なダ
ブルロック状態にある場合(図7を参照)、このダブル
ロック状態を一気に解除してアンロック状態にする作動
である。当該ドアロック装置においては、図7に示すダ
ブルロック状態にある場合、アクティブレバー27はロ
ック動作位置にあって、その突起部27eは掛止レバー
32の揺動アーム32aの上方にて接近して位置してい
る。このため、キーブレードによるロック解除操作をす
れば、または、電動モータ25をリモートコントロール
操作により逆回転駆動させれば、アクティブレバー27
は図10に示すように図示時計方向へ回動して、先ず、
その突起部27eを掛止レバー32の揺動アーム32a
に当接して掛止レバー32を図示反時計方向へ回動し
て、被掛止レバー31の掛止レバー32に対する掛止状
態を解除する。アクティブレバー27は、次いで、さら
なる回動によりオープンリンク23をアンロック動作位
置に回動させ、これにより、当該ドアロック装置を図1
0に示すアンロック状態とする。従って、このアンロッ
ク状態にある当該ドアロック装置では、第2の作動で説
明したと同様に、アウトサイドハンドルの開操作により
ドアを開放することができる。
【0051】以上の説明から明らかなように、当該ドア
ロック装置においては、第2作動機構30によりダブル
ロック機能を発揮させることができるものであるが、特
に、第2作動機構30を、第1作動機構20におけるロ
ック操作レバー24のロック動作およびアンロック動作
に連動して回動動作する被掛止レバー31と、この被掛
止レバー31をリモートコントロールのロック操作およ
びアンロック操作により揺動動作する掛止レバー32を
備えた構成としているため、簡単な構成とし得るととも
に、被掛止レバー31と掛止レバー32の形状をシンプ
ルなレバー形状として安価に製作することができる。
【0052】また、当該ドアロック装置においては、被
掛止レバー31がロック操作レバー24のアンロック動
作時におけるアンロック機能を有していて、被掛止レバ
ー31がダブルロック動作位置にて掛止レバー32によ
って掛止保持されている状態(図7の状態)では、ロッ
ク操作レバー24がアンロック動作しても図8及び図9
に示したように空振り作動してアンロック機能が得られ
ない構成としたため、ロック操作レバー24の空振り作
動によって、被掛止レバー31及び掛止レバー32等構
成部材に無理な力が作用せず、被掛止レバー31及び掛
止レバー32等構成部材の損傷を防止することができ
る。
【0053】また、当該ドアロック装置においては、被
掛止レバー31がバネ鋼材(弾性素材)で構成されてい
て、被掛止レバー31がダブルロック動作位置にて掛止
レバー32によって掛止保持されている状態(図7の状
態)では、ロック操作レバー24のアンロック動作が被
掛止レバー31の弾性変形によって許容される構成とし
たため、被掛止レバー31に相当する被掛止レバーを非
弾性素材で構成し、この被掛止レバーとロック操作レバ
ー24間にトーションスプリングを介装してこれらを連
動動作可能に連結する場合に比して、当該作動機構を少
ない部品数にて構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係るドアロック装置の分解斜視
図である。
【図2】図1の一部分を拡大して示す斜視図である。
【図3】図1の他の一部分を拡大して示す斜視図であ
る。
【図4】同ドアロック装置のアンロック状態における各
構成部材の動作状態を示す側面図である。
【図5】同ドアロック装置のロック状態における各構成
部材の動作状態を示す側面図である。
【図6】同ドアロック装置のロック状態におけるワンモ
ーション作動時の各構成部材の動作状態を示す側面図で
ある。
【図7】同ドアロック装置のダブルロック状態における
各構成部材の動作状態を示す側面図である。
【図8】同ドアロック装置のダブルロック状態における
ドアロックノブの開操作時の各構成部材の動作状態を示
す側面図である。
【図9】同ドアロック装置のダブルロック状態における
インサイドハンドルの開操作時の各構成部材の動作状態
を示す側面図である。
【図10】同ドアロック装置のダブルロック状態におけ
るキーブレードの開操作時の各構成部材の動作状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
10…ハウジング、11…ハウジング本体、11a…第
1ケース部、11b…第2ケース部、12…第1カバー
体、12a…円弧状孔、13…第2カバー体、14…サ
ブベースプレート、15…ベースプレート、15a…挿
入溝、20…第1作動機構、21…第1インサイドレバ
ー、21a…支持ピン、21b…係合突起部、21c…
長孔、22…第2インサイドレバー、22a…係合ピ
ン、22b…係合アーム部、23…オープンリンク、2
3a…係合溝、23b…係合片部、23c…連結部、2
4…ロック操作レバー、24a…取付孔、24b…受承
部、24c…掛止部、24d…当接部、24f…支持ピ
ン、25…電動モータ、25a…ウォーム、26…ホイ
ールギヤ、26a,26b…係合ピン、27…アクティ
ブレバー、27a…係合凹所、27b…第1係合ピン、
27c…第2係合ピン、27d…第3係合ピン、27e
…突起部、27f…アーム、28…キーレバー、28a
…柱状本体、28b…レバー部、28c…嵌合溝、28
d…係合ピン、29…アイドルレバー、29a…第1係
合溝、29b…第2係合溝、30…第2作動機構、31
…被掛止レバー、31a…基部、31b…レバー部、3
1c…被掛止部、32…掛止レバー、32a,32c…
揺動アーム、32b…掛止部、32d…ギヤ部、33…
電動モータ、33a…ウォーム、40…第3作動機構、
41…オープンレバー、41a,41b…回動端部、4
2…リフトレバー、42a…係合片、43a…支持ピ
ン、43b…トーションスプリング、50…被掛止機
構、51…ラッチ、51a…掛止溝、51b…掛止部、
52…ポール、52a…ポール本体、52b…軸部、5
3,54…トーションスプリング、55…支持ピン、5
6…ストライカ、61…第3インサイドレバー、61a
…連結孔、62…インサイドケーブル、63…ロッキン
グケーブル。
フロントページの続き (72)発明者 村松 明 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 福永 勝稔 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 木本 典夫 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 秋月 龍次郎 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 園 靖彦 愛知県幡豆郡吉良町大字友国字池上70番地 6 アイシン機工株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 HH01 JJ05 JJ34 JJ48 KK02 KK03 LL01 NN01 PP13 PP14 PP15 QQ03 RR13 RR25 RR34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のボデー側に設けた掛止手段とドア
    側に設けた被掛止手段からなる掛止部の掛止状態を解除
    不能なロック状態と解除可能なアンロック状態とに選択
    的に形成する第1の作動機構と、同第1の作動機構が形
    成する前記ロック状態を解除不能なダブルロック状態と
    同ダブルロック状態を解除したアンダブルロック状態と
    に選択的に形成する第2の作動機構を備えてなる自動車
    用ドアロック装置であり、前記第2の作動機構は、前記
    第1の作動機構の作動時に連動して動作してダブルロッ
    ク動作位置とアンダブルロック動作位置とに選択的に移
    行する被ダブルロック手段と、該被ダブルロック手段を
    保持するセット位置と保持状態を解除するアンセット位
    置に選択的に移行するダブルロック手段を備え、該ダブ
    ルロック手段を動作して前記被ダブルロック手段をダブ
    ルロック動作位置にて保持することにより前記ダブルロ
    ック状態を形成することを特徴とする自動車用ドアロッ
    ク装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動車用ドアロック装置
    において、前記第2の作動機構を構成する前記被ダブル
    ロック手段は前記第1の作動機構を構成するロック操作
    レバーのロック動作およびアンロック動作に連動して回
    動動作する被掛止レバーであり、前記ダブルロック手段
    はリモートコントロールのロック操作およびアンロック
    操作により揺動動作する掛止レバーであることを特徴と
    する自動車用ドアロック装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の自動車用ドアロック装置
    において、前記被掛止レバーが前記ロック操作レバーの
    アンロック動作時におけるアンロック機能を有してい
    て、前記被掛止レバーがダブルロック動作位置にて前記
    掛止レバーによって保持されている状態では、前記ロッ
    ク操作レバーがアンロック動作しても空振り作動してア
    ンロック機能が得られない構成であることを特徴とする
    自動車用ドアロック装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の自動車用ドアロック装置
    において、前記被掛止レバーが弾性素材で構成されてい
    て、前記被掛止レバーがダブルロック動作位置にて前記
    掛止レバーによって保持されている状態では、前記ロッ
    ク操作レバーのアンロック動作が前記被掛止レバーの弾
    性変形によって許容される構成であることを特徴とする
    自動車用ドアロック装置。
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