JP2002037926A - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents
タイヤ用ゴム組成物Info
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- JP2002037926A JP2002037926A JP2000227031A JP2000227031A JP2002037926A JP 2002037926 A JP2002037926 A JP 2002037926A JP 2000227031 A JP2000227031 A JP 2000227031A JP 2000227031 A JP2000227031 A JP 2000227031A JP 2002037926 A JP2002037926 A JP 2002037926A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐候性および耐オゾン性を維持しつつ、変色
しにくいゴム組成物を提供する。 【解決手段】 天然ゴムおよび/またはジエン系合成ゴ
ム100重量部に対して、アミン系老化防止剤を1〜1
0重量部および無機多孔質粒子5〜30重量部を配合し
たタイヤ用ゴム組成物。
しにくいゴム組成物を提供する。 【解決手段】 天然ゴムおよび/またはジエン系合成ゴ
ム100重量部に対して、アミン系老化防止剤を1〜1
0重量部および無機多孔質粒子5〜30重量部を配合し
たタイヤ用ゴム組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ用ゴム組成
物、とりわけ老化防止剤などのブルームによる表面外観
不良を防止しうるタイヤ用ゴム組成物にかかわる。
物、とりわけ老化防止剤などのブルームによる表面外観
不良を防止しうるタイヤ用ゴム組成物にかかわる。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤは常に日光やオゾンにさ
らされているために、耐候性や耐オゾン性が要求され
る。
らされているために、耐候性や耐オゾン性が要求され
る。
【0003】従来のタイヤ用ゴム組成物においては、耐
候性は老化防止剤、耐オゾン性はワックスを配合するこ
とにより、耐候性や耐オゾン性が確保されている。これ
ら老化防止剤やワックスは、一般にブルームしてゴム表
面に皮膜を作りゴムの劣化を抑える働きをするが、しば
しば表面に過度にブルームするため、タイヤ表面の外観
を損ねるといった問題が起こっている。そのため、タイ
ヤとしての商品価値も低下する。そこで、配合比率や分
子構造により、老化防止剤やワックスが表面にブルーム
する速度をコントロールする方法が用いられてきた。ま
た、シリコン系塗布材をタイヤ表面に塗布したり、ゴム
配合中に界面活性剤を配合して、老化防止剤やワックス
のブルームを抑えていた。
候性は老化防止剤、耐オゾン性はワックスを配合するこ
とにより、耐候性や耐オゾン性が確保されている。これ
ら老化防止剤やワックスは、一般にブルームしてゴム表
面に皮膜を作りゴムの劣化を抑える働きをするが、しば
しば表面に過度にブルームするため、タイヤ表面の外観
を損ねるといった問題が起こっている。そのため、タイ
ヤとしての商品価値も低下する。そこで、配合比率や分
子構造により、老化防止剤やワックスが表面にブルーム
する速度をコントロールする方法が用いられてきた。ま
た、シリコン系塗布材をタイヤ表面に塗布したり、ゴム
配合中に界面活性剤を配合して、老化防止剤やワックス
のブルームを抑えていた。
【0004】しかし、表面に塗布する方法だと、運送中
にこすれて塗布材が剥離したり、タイヤの使用中に表面
が摩耗し塗布材が剥離する可能性がある。また、単純に
変色のみを抑えるのであれば老化防止剤やワックスの配
合量を減らせばよいが、同時に耐候性や耐オゾン性の低
下を招く。
にこすれて塗布材が剥離したり、タイヤの使用中に表面
が摩耗し塗布材が剥離する可能性がある。また、単純に
変色のみを抑えるのであれば老化防止剤やワックスの配
合量を減らせばよいが、同時に耐候性や耐オゾン性の低
下を招く。
【0005】以上のように、老化防止剤やワックスの配
合量を減らせば、変色しにくいゴム組成物を提供するこ
とができるが、同時に耐候性や耐オゾン性の低下を招
き、また、老化防止剤やワックスを増量すれば、耐候性
や耐オゾン性は確保できるが、ブルームしやすくなり外
観の悪化を招く。
合量を減らせば、変色しにくいゴム組成物を提供するこ
とができるが、同時に耐候性や耐オゾン性の低下を招
き、また、老化防止剤やワックスを増量すれば、耐候性
や耐オゾン性は確保できるが、ブルームしやすくなり外
観の悪化を招く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐候性およ
び耐オゾン性を維持しつつ、変色しにくいゴム組成物を
提供することを目的とする。
び耐オゾン性を維持しつつ、変色しにくいゴム組成物を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、天
然ゴムおよび/またはジエン系合成ゴム100重量部に
対して、アミン系老化防止剤を1〜10重量部および比
表面積が250m2/g以上の無機多孔質粒子5〜30
重量部を配合したタイヤ用ゴム組成物(請求項1)、無
機多孔質粒子の重量平均粒子径が100μm以下である
請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物(請求項2)、無機
多孔質粒子が中空多孔質球状シリカである請求項1また
は2記載のタイヤ用ゴム組成物(請求項3)に関する。
然ゴムおよび/またはジエン系合成ゴム100重量部に
対して、アミン系老化防止剤を1〜10重量部および比
表面積が250m2/g以上の無機多孔質粒子5〜30
重量部を配合したタイヤ用ゴム組成物(請求項1)、無
機多孔質粒子の重量平均粒子径が100μm以下である
請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物(請求項2)、無機
多孔質粒子が中空多孔質球状シリカである請求項1また
は2記載のタイヤ用ゴム組成物(請求項3)に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のゴム成分は、天然ゴムお
よび/またはジエン系合成ゴムである。ジエン系合成ゴ
ムとしては、たとえば、スチレン−ブタジエンゴム、ブ
タジエンゴム、イソプレンゴムなどがあり、これらの混
合物なども使用することができる。
よび/またはジエン系合成ゴムである。ジエン系合成ゴ
ムとしては、たとえば、スチレン−ブタジエンゴム、ブ
タジエンゴム、イソプレンゴムなどがあり、これらの混
合物なども使用することができる。
【0009】本発明で用いられるアミン系老化防止剤と
しては、たとえば、ジフェニルアミン系、p−フェニレ
ンジアミン系などのアミン誘導体があげられる。
しては、たとえば、ジフェニルアミン系、p−フェニレ
ンジアミン系などのアミン誘導体があげられる。
【0010】ジフェニルアミン系誘導体としては、たと
えばp−(p−トルエンスルホニルアミド)−ジフェニ
ルアミン、オクチル化ジフェニルアミンなどがあげら
れ、p−フェニレンジアミン系などのアミン誘導体とし
ては、たとえば、N−フェニル−N’−(1,3−ジメ
チルブチル)−p−フェニレンジアミン、N−フェニル
−N’−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,
N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、N,N’
−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジアミンなどがあ
げられる。
えばp−(p−トルエンスルホニルアミド)−ジフェニ
ルアミン、オクチル化ジフェニルアミンなどがあげら
れ、p−フェニレンジアミン系などのアミン誘導体とし
ては、たとえば、N−フェニル−N’−(1,3−ジメ
チルブチル)−p−フェニレンジアミン、N−フェニル
−N’−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,
N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、N,N’
−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジアミンなどがあ
げられる。
【0011】アミン系老化防止剤の配合量は、天然ゴム
および/またはジエン系ゴム(以下「ゴム成分」とい
う)100重量部に対して、1〜10重量部、好ましく
は2〜5重量部である。アミン系老化防止剤の配合量が
1重量部未満では耐オゾン性が保てず、クラックが発生
する。10重量部をこえると容易にブルームし、茶色に
変色する原因となる。
および/またはジエン系ゴム(以下「ゴム成分」とい
う)100重量部に対して、1〜10重量部、好ましく
は2〜5重量部である。アミン系老化防止剤の配合量が
1重量部未満では耐オゾン性が保てず、クラックが発生
する。10重量部をこえると容易にブルームし、茶色に
変色する原因となる。
【0012】本発明のタイヤ用ゴム組成物に、無機多孔
質粒子を配合し、これに前記アミン系老化防止剤を吸着
させることにより、アミン系老化防止剤が表面に過剰に
ブルームするのを防ぐことができる。
質粒子を配合し、これに前記アミン系老化防止剤を吸着
させることにより、アミン系老化防止剤が表面に過剰に
ブルームするのを防ぐことができる。
【0013】前記無機多孔質粒子のBET法により測定
した比表面積は、250m2/g以上、好ましくは30
0m2/g以上、より好ましくは500m2/g以上であ
る。BET法により測定した比表面積が100m2/g
未満であるとアミン系老化防止剤の吸着性能に劣る。
した比表面積は、250m2/g以上、好ましくは30
0m2/g以上、より好ましくは500m2/g以上であ
る。BET法により測定した比表面積が100m2/g
未満であるとアミン系老化防止剤の吸着性能に劣る。
【0014】本発明において用いられる無機多孔質粒子
としては、たとえば、シリカ、アルミナ、酸化マグネシ
ウム、酸化チタン、酸化ジルコニウム、カーボンブラッ
クおよびゼオライトなどがあげられる。これらのなかで
は、アミンと水素結合することができる水酸基を有する
点で、シリカやアルミナを用いることが好ましい。ま
た、シリカのなかでも表面積が大きいためにブルーム抑
制効果が大きい点で中空多孔質球状シリカが好ましい。
これらは、1種または2種以上の混合物として使用する
ことができる。
としては、たとえば、シリカ、アルミナ、酸化マグネシ
ウム、酸化チタン、酸化ジルコニウム、カーボンブラッ
クおよびゼオライトなどがあげられる。これらのなかで
は、アミンと水素結合することができる水酸基を有する
点で、シリカやアルミナを用いることが好ましい。ま
た、シリカのなかでも表面積が大きいためにブルーム抑
制効果が大きい点で中空多孔質球状シリカが好ましい。
これらは、1種または2種以上の混合物として使用する
ことができる。
【0015】ここで、中空多孔質球状シリカとは、通常
のシリカ(デグッサ製、ウルトラジルVN3など)に比
べ、比表面積の大きい中空球状シリカであり、たとえ
ば、鈴木油脂工業(株)製のゴッドボールB6−C(粒
子径範囲0.5〜6.0μm、重量平均粒子径2.0〜
2.5μm、平均孔径50〜150Å、チッ素吸着比表
面積550〜600m2/g、DBP吸油量160〜1
70ml/100g)があげられる。
のシリカ(デグッサ製、ウルトラジルVN3など)に比
べ、比表面積の大きい中空球状シリカであり、たとえ
ば、鈴木油脂工業(株)製のゴッドボールB6−C(粒
子径範囲0.5〜6.0μm、重量平均粒子径2.0〜
2.5μm、平均孔径50〜150Å、チッ素吸着比表
面積550〜600m2/g、DBP吸油量160〜1
70ml/100g)があげられる。
【0016】無機多孔質粒子の配合量は、ゴム成分10
0重量部に対して、5〜30重量部、好ましくは8〜1
5重量部である。無機多孔質粒子の配合量が5重量部未
満ではブルーム抑制効果がみられず、変色を抑えること
ができず、30重量部をこえるとブルーム速度が小さく
なりすぎ、耐オゾン性が確保できない。
0重量部に対して、5〜30重量部、好ましくは8〜1
5重量部である。無機多孔質粒子の配合量が5重量部未
満ではブルーム抑制効果がみられず、変色を抑えること
ができず、30重量部をこえるとブルーム速度が小さく
なりすぎ、耐オゾン性が確保できない。
【0017】前記無機多孔質粒子の重量平均粒子径は1
00μm以下が好ましく、50μm以下であることがよ
り好ましい。無機多孔質粒子の重量平均粒子径が100
μmをこえると加硫ゴム物性への影響が大きく、また、
アミン系老化防止剤の吸着性能が低下する傾向がある。
00μm以下が好ましく、50μm以下であることがよ
り好ましい。無機多孔質粒子の重量平均粒子径が100
μmをこえると加硫ゴム物性への影響が大きく、また、
アミン系老化防止剤の吸着性能が低下する傾向がある。
【0018】前記無機多孔質粒子の表面の平均孔径は
0.1〜10Åであることが好ましく、1〜5Åである
ことがより好ましい。
0.1〜10Åであることが好ましく、1〜5Åである
ことがより好ましい。
【0019】ワックスの配合量としては、ゴム成分10
0重量部に対して0.5〜5重量部が好ましく、1〜3
重量部がより好ましい。ワックスの配合量が0.5重量
部未満では耐オゾン性が確保できずにクラックが発生す
る傾向があり、5重量部をこえるとブルームによる変色
が生じる傾向がある。
0重量部に対して0.5〜5重量部が好ましく、1〜3
重量部がより好ましい。ワックスの配合量が0.5重量
部未満では耐オゾン性が確保できずにクラックが発生す
る傾向があり、5重量部をこえるとブルームによる変色
が生じる傾向がある。
【0020】また、本発明のタイヤ用ゴム組成物におい
ては、前記成分のほかに、たとえば、シランカップリン
グ剤、カーボンブラック、パラフィン系、アロマ系、ナ
フテン系のプロセスオイルなどの軟化剤、クマロンイン
デン樹脂、ロジン系樹脂、シクロペンタンジエン系樹脂
などの粘着付与剤、硫黄、過酸化物などの加硫剤、他の
老化防止剤などを、本発明の効果を損なわない範囲で、
必要に応じて適宜配合することができる。
ては、前記成分のほかに、たとえば、シランカップリン
グ剤、カーボンブラック、パラフィン系、アロマ系、ナ
フテン系のプロセスオイルなどの軟化剤、クマロンイン
デン樹脂、ロジン系樹脂、シクロペンタンジエン系樹脂
などの粘着付与剤、硫黄、過酸化物などの加硫剤、他の
老化防止剤などを、本発明の効果を損なわない範囲で、
必要に応じて適宜配合することができる。
【0021】本発明のタイヤ用ゴム組成物は、前記成分
を通常の加工装置、たとえば、ロール、バンバリーミキ
サー、ニーダーなどにより混練りすることにより得られ
る。
を通常の加工装置、たとえば、ロール、バンバリーミキ
サー、ニーダーなどにより混練りすることにより得られ
る。
【0022】
【実施例】実施例1〜4および比較例1〜4 表1に示す配合のうち、加硫系(硫黄、加硫促進剤)を
除いたものを密閉型バンバリーミキサーで混練りし,そ
の後、加硫系を投入しオープンロールにて混練りし、2
mm厚さのゴムシートを得た。得られたゴムシートを1
70℃で12分間プレス加硫し、試験片を作製し、以下
の試験を行なった。
除いたものを密閉型バンバリーミキサーで混練りし,そ
の後、加硫系を投入しオープンロールにて混練りし、2
mm厚さのゴムシートを得た。得られたゴムシートを1
70℃で12分間プレス加硫し、試験片を作製し、以下
の試験を行なった。
【0023】以下に用いた原料と試験方法を示す。 (原料) 天然ゴム:NR RSS#3 ブタジエンゴム:BR150L(宇部興産(株)製) カーボンブラック:FEF(東海カーボン(株)製) アロマオイル:AROMATIC OIL(ジャパンエ
ナジー(株)製) 硫黄:(鶴見化学(株)製) 加硫促進剤:ノクセラーNS(大内新興化学工業(株)
製) (化合物名:N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾ
リルスルフェンアミド) ワックス:SUNNOC N(大内新興化学工業(株)
製) 老化防止剤:ANTIGENE6C(住友化学(株)
製) (化合物名:N−フェニル−N’−(1,3−ジメチル
ブチル)−p−フェニレンジアミン) 中空多孔質シリカ球状粒子:ゴッドボールB−6C(鈴
木油脂工業(株)製) (粒子径範囲0.5〜6.0μm、重量平均粒子径2〜
2.5μm、平均孔径50〜150Å、BETチッ素吸
着比表面積550〜600m2/g、DBP吸油量16
0〜170ml/100g) シリカ:ウルトラジルVN3(デグッサ製) (BETチッ素吸着比表面積172m2/g、DBP吸
油量162ml/100g)
ナジー(株)製) 硫黄:(鶴見化学(株)製) 加硫促進剤:ノクセラーNS(大内新興化学工業(株)
製) (化合物名:N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾ
リルスルフェンアミド) ワックス:SUNNOC N(大内新興化学工業(株)
製) 老化防止剤:ANTIGENE6C(住友化学(株)
製) (化合物名:N−フェニル−N’−(1,3−ジメチル
ブチル)−p−フェニレンジアミン) 中空多孔質シリカ球状粒子:ゴッドボールB−6C(鈴
木油脂工業(株)製) (粒子径範囲0.5〜6.0μm、重量平均粒子径2〜
2.5μm、平均孔径50〜150Å、BETチッ素吸
着比表面積550〜600m2/g、DBP吸油量16
0〜170ml/100g) シリカ:ウルトラジルVN3(デグッサ製) (BETチッ素吸着比表面積172m2/g、DBP吸
油量162ml/100g)
【0024】(硬度測定)JIS−K6301に準じて
測定を行なった。
測定を行なった。
【0025】(動的粘弾性測定)岩本製作所(株)製ビ
スコエラスティックスペクトロメーターを用いて、測定
温度70℃、初期歪み10%、動歪み2%の条件で、複
素モジュラス(E*)および損失正接(tanδ)を測
定した。
スコエラスティックスペクトロメーターを用いて、測定
温度70℃、初期歪み10%、動歪み2%の条件で、複
素モジュラス(E*)および損失正接(tanδ)を測
定した。
【0026】(外観評価)試験片を3カ月間屋上にて日
光暴露試験を行ない、その表面の変色度合い、亀裂(ク
ラック)の状態を5段階評価した。無機多孔質粒子を配
合していない比較例1の暴露後の色を1とし、クラック
を5とした。変色度は数値が大きいほど小さく、良好で
ある。また、クラックの度合いは数値が大きいほど小さ
く、良好である。
光暴露試験を行ない、その表面の変色度合い、亀裂(ク
ラック)の状態を5段階評価した。無機多孔質粒子を配
合していない比較例1の暴露後の色を1とし、クラック
を5とした。変色度は数値が大きいほど小さく、良好で
ある。また、クラックの度合いは数値が大きいほど小さ
く、良好である。
【0027】試験結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】老化防止剤を配合していない比較例3で
は、耐候性や耐オゾン性が低く、クラックの度合いが大
きかった。
は、耐候性や耐オゾン性が低く、クラックの度合いが大
きかった。
【0030】中空多孔質シリカの配合量が5重量部未満
の比較例1および2では、変色度が大きかった。中空多
孔質シリカの代わりにウルトラジルVN3(デグッサ
製)を用いた比較例4も変色度が大きかった。
の比較例1および2では、変色度が大きかった。中空多
孔質シリカの代わりにウルトラジルVN3(デグッサ
製)を用いた比較例4も変色度が大きかった。
【0031】老化防止剤とともにゴム成分100重量部
に対して5〜30重量部の中空多孔質シリカを用いた実
施例1〜4では、変色度、クラックの程度とも小さく、
加硫ゴム物性(E*、tanδ)も維持できた。
に対して5〜30重量部の中空多孔質シリカを用いた実
施例1〜4では、変色度、クラックの程度とも小さく、
加硫ゴム物性(E*、tanδ)も維持できた。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、老化防止剤のブルーム
速度をコントロールすることができるため、老化防止剤
の過剰なブルームを防ぐことができ、その結果、変色し
にくいゴム組成物を提供することができる。
速度をコントロールすることができるため、老化防止剤
の過剰なブルームを防ぐことができ、その結果、変色し
にくいゴム組成物を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 9/00 C08L 9/00 Fターム(参考) 4J002 AC011 AC031 AC061 AC081 DA037 DE077 DE137 DE147 DJ007 DJ017 EN066 EN076 FA107 FD017 FD076
Claims (3)
- 【請求項1】 天然ゴムおよび/またはジエン系合成ゴ
ム100重量部に対して、アミン系老化防止剤1〜10
重量部および比表面積が250m2/g以上の無機多孔
質粒子5〜30重量部を配合したタイヤ用ゴム組成物。 - 【請求項2】 無機多孔質粒子の重量平均粒子径が10
0μm以下である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。 - 【請求項3】 無機多孔質粒子が中空多孔質球状シリカ
である請求項1または2記載のタイヤ用ゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000227031A JP2002037926A (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | タイヤ用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000227031A JP2002037926A (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | タイヤ用ゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002037926A true JP2002037926A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18720545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000227031A Pending JP2002037926A (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | タイヤ用ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002037926A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010509415A (ja) * | 2006-11-09 | 2010-03-25 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | 新規な酸化防止剤系を含むタイヤ用のゴム組成物 |
| RU2406720C1 (ru) * | 2009-04-20 | 2010-12-20 | Семен Моисеевич Кавун | АМИННЫЙ АНТИОКСИДАНТ ДЛЯ РЕЗИН НА ОСНОВЕ N-2-ЭТИЛГЕКСИЛ-N' -ФЕНИЛ-n-ФЕНИЛЕНДИАМИНА С ПОВЫШЕННОЙ СТАБИЛЬНОСТЬЮ И СПОСОБ ПОВЫШЕНИЯ ЕГО СТАБИЛЬНОСТИ |
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| KR102318441B1 (ko) * | 2020-04-29 | 2021-10-27 | 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 | 타이어 트레드용 고무 고성물 및 이를 포함하는 타이어 |
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-
2000
- 2000-07-27 JP JP2000227031A patent/JP2002037926A/ja active Pending
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