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JP2002036628A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002036628A
JP2002036628A JP2000229466A JP2000229466A JP2002036628A JP 2002036628 A JP2002036628 A JP 2002036628A JP 2000229466 A JP2000229466 A JP 2000229466A JP 2000229466 A JP2000229466 A JP 2000229466A JP 2002036628 A JP2002036628 A JP 2002036628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting
lighting time
led
unit
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000229466A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Taniwaki
道夫 谷脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2000229466A priority Critical patent/JP2002036628A/ja
Publication of JP2002036628A publication Critical patent/JP2002036628A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SLEDを露光手段の光源に用いた画像形成
装置において、高精度に濃度ムラ補正を行う。また、安
価で簡単な構成でSLEDを制御する。 【解決手段】 LPH駆動部26では、制御部126に
よって、全体光量指示部112に点灯時間基準データが
設定されることにより、SLEDの全LED(全ドッ
ト)の露光量を一律制御する。また、演算部142にお
いて、この点灯時間基準データを濃度ムラ補正データに
基づいて補正することにより、濃度ムラを解消するよう
に、点灯可能時間内における各LED60の点灯時間を
補正する。このように、光量制御と濃度ムラ補正の両方
が点灯時間制御によって行うことにより、光量制御によ
って全ドットの露光量が変化されても、安定して濃度ム
ラ補正を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に係わ
り、特に、感光体を露光することで画像を形成する露光
手段の光源として自己走査型LEDを適用した画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタや複写機やファクシ
ミリ等の画像形成装置の印字ヘッドとして、LEDを光
源に用いたLEDプリントヘッド(LPH:LED Print
Head)が用いられている。
【0003】近年、LPHに自己走査型LED(SLE
D:Self-scanning LED)を適用したものが提案されて
いる。SLEDは、選択的に発光点をオン・オフさせる
スイッチに相当する部分として、サイリスタ構造を適用
し、このサイリスタ構造の適用により、前記スイッチ部
を発光点と同一のチップ上配置することが可能な発光光
源アレイである。
【0004】このSLEDは、スイッチのオン・オフタ
イミングを二本の信号線によって、選択的に発光させる
ことができるため、データ線を共通化することができ、
配線が簡素化できる。
【0005】ここで、図17に示される如く、サイリス
タ90の等価回路を用いて説明すると、サイリスタ90
がオフのとき、トリガをハイレベルとすると、電流It
rが点Pへ流れ、同時に点PからトランジスタQ2のベ
ースへ電流Ib2が流れる(Itr≒Ib2)。これに
より、トランジスタQ2がオンし、このトラジスタQ2
のコレクタ電流が流れる。すなわち、トランジスタQ1
のベース電流Ib1が流れることになり、トランジスタ
Q1もオンとなる。
【0006】トランジスタQ1がオンとなると、トラン
ジスタQ1のコレクタ電流IC1が流れ、点Pの電圧が
上昇し、電流Itrが流れなくなる。しかし、トランジ
スタQ1のコレクタ電流Ic1がトランジスタQ2のベ
ースへ流れるため(電流Ib2)、トランジスタQ2は
オン状態が維持される。
【0007】これにより、トリガがローレベルとなって
も、トランジスタQ1及びトランジスタQ2はオン状態
を維持する。この状態で電圧VEEが保持され、LED
は点灯可能であり、パルス幅変調を行うことで、所定の
光量を得ることができる。
【0008】なお、サイリスタ90をオフするには、ト
ランジスタQ1がオンでも、トランジスタQ2にベース
電流が流れないようにする。すなわち、サイリスタ90
の自己保持状態のとき、電圧VEEを0Vにすると、点
Pの電圧がハイインピーダンスとなり、寄生容量に貯ま
った電荷が高抵抗Rを通じて放電され、この結果トラン
ジスタQ1及びトランジスタQ2はオフとなる。
【0009】ここで、実際の動作速度は、各サイリスタ
のTurn On Time(立ちあがり時間)とTurn Off Time
(立下り時間)とにより決定される。すなわち、転送制
御クロック(前記2つの制御信号)V1、V2の変化に
対して実際にサイリスタがオンするまでの時間(Turn O
n Time)は、データ信号(画像信号)を送ることができ
ない。また、サイリスタは、PNP接続の飽和状態を使
用するため、Turn Off Timeは、Turn On Timeよりも非
常に長い時間となる。このため、例えば、N(Nは正の
整数)番目の点PのTurn Offから、N+2番目のTurn O
nまでには、N番目のLEDが点灯しない電位まで、N
番目の点Pが下がっている必要がある。
【0010】上記構成のようにアレイ状の光源では、発
光点の光量ばらつきが、画像にすじを発生させる原因と
なるため、光量のばらつきを補正する必要がある。特
に、光学系としてセルフォックレンズアレイを適用した
場合は、発光点の光量自体にばらつきがないとしても、
セルフォックレンズアレイ自体が構造的に透過率のむら
があるため、結果として光量のばらつきが発生する。
【0011】このため、特開平4−23367号公報に
は、駆動回路の簡単化、基板の小型化することができる
SLEDが提案されている。このSLEDでは、駆動電
流を制御することによって、特に、ドットの独立制御を
簡単な制御回路で行うことができる。
【0012】また、特開平10−297017号公報に
は、画像信号に応じて強度変調によって各LEDを点灯
させるようにし、このときの駆動電流をSLEDにおけ
る光量むらの補正データに基づいて補正するSLEDが
提案されている。このSLEDでは、特に、SLEDチ
ップ内の内部配線抵抗による光量ムラを補正のターゲッ
トとしている。
【0013】ところで、一般に、LPHには、高画質な
画像形成のために以下の制御が求められる。 部品ばらつき、感光体の膜べり等の経時的変化や、温
湿度等の環境変化により、感光体の感度が変動すること
を補正するために、LPHによる露光量を全ドット一律
に制御すること(以下、「光量制御」という)。 ロッドレンズアレイの周期的に発生する光スポット径
や光量のムラ、ドットの位置誤差、及び配線抵抗等で発
生するLPHに起因する濃度むらを補正するため、ドッ
ト毎に独立に露光量を制御すること(以下、「濃度むら
補正」という)。
【0014】一般に、光量制御のためには、±50%程
度の制御範囲を確保する必要があるが、高速でLEDを
駆動するとオーバーシュートが発生することが知られて
おり、このオーバーシュートの大きさは光ビームの強度
によって変化する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のように、駆動電流制御、すなわち強度変調により露
光量を制御する場合、光量制御及び濃度むら補正を行う
ことによって、濃度むら補正の補正割合が変化してしま
う。すなわち、濃度むらを解消するように濃度むら補正
を行っても、光量制御により全ドットの光ビーム強度が
変更されると、濃度むらが発生してしまうという問題が
あった。
【0016】また、SLEDを光源に用いたLPHの場
合、通常のLPHに比べて、点灯デューティを短くしな
ければならなく、高速のD/A変換器やオペアンプ等が
必要になり高価になってしまうという問題もあった。さ
らに、高精度の抵抗等が必要なためにSLEDをIC化
しても、外付け部品点数が多く、ICのピン数、基板面
積等が多く必要となり、小型化することができなかっ
た。
【0017】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、高精度に濃度むら補正を行うことができる
SLEDを露光手段の光源に用いた画像形成装置を提供
することを目的とする。上記目的に加え、安価で簡単な
構成でSLEDを制御できる画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、感光体を露光することで
画像を形成する露光手段の光源として自己走査型LED
を適用した画像形成装置であって、全体の光量を制御す
るための点灯時間基準値を設定する設定手段と、前記画
像の濃度むらを補正するための各画素の補正量に基づい
て、前記点灯時間基準値を補正して、各画素の点灯時間
を求める演算手段と、前記演算部により求められた点灯
時間に基づいて、各画素のLEDの点灯を制御する点灯
制御手段と、を有することを特徴としている。
【0019】請求項1に記載の発明によれば、設定手段
により、自己走査型LEDの全体の光量を制御するため
の点灯時間基準値が設定される。演算手段では、画像の
濃度むらを補正するための各画素の補正量に基づいて、
この設定された点灯時間基準値を補正することによっ
て、各画素の点灯時間が求められる。この点灯時間に基
づいて、点灯制御手段によって、各画素のLEDの点灯
が制御される。すなわち、光量制御と濃度むら補正の両
方が、LEDの点灯時間制御によって行われるので、点
灯時間基準値の設定値変更によって、光量制御によって
全ドットの露光量が変化されても、安定して濃度むら補
正を行うことができる。
【0020】なお、請求項2に記載されているように、
前記各画素の補正量を記憶する補正量記憶手段を更に有
するようにしてもよく、この場合は、前記演算手段が、
前記各画素のLEDの点灯の都度、前記点灯時間を求め
る。或いは、請求項3に記載されているように、前記演
算手段により求められた各画素の点灯時間を記憶する点
灯時間記憶手段を更に有するようにしてもよく、この場
合は、前記各画素のLEDの点灯に、前記点灯時間記憶
手段に予め記憶された前記各画素の点灯時間を用いる。
【0021】また、請求項4に記載されているように、
前記LEDの点灯可能期間を所定数に分割する基準クロ
ックを生成する基準クロック生成手段と、前記点灯可能
期間中の基準クロック数を計数する計数手段と、前記計
数手段による計数結果と前記演算部により求められた点
灯時間とを比較する比較手段と、を更に有し、前記設定
手段が、前記基準クロックを基本単位として、前記点灯
時間基準値を設定し、前記点灯制御手段が、前記比較手
段による比較結果に基づいて、各画素のLEDの点灯を
制御するようにするとよい。この場合、請求項5に記載
されているように、前記基準クロック生成手段がPLL
回路であるとよい。
【0022】また、請求項6に記載されているように、
前記演算部による量子化誤差を補正する量子化誤差補正
手段を更に有するようにするとよい。
【0023】また、請求項7に記載されているように、
前記点灯可能期間の終了タイミングまでの期間が前記点
灯時間と一致するタイミングから、当該終了タイミング
までをLEDの点灯期間とするとよい。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明に係
る実施形態の1例を詳細に説明する。
【0025】(全体構成)図1には本発明が適用された
画像形成装置の全体構成概略図が示されている。図1に
示すように、画像形成装置10は、矢印A方向に定速回
転する感光体ドラム12を備えている。
【0026】この感光体ドラム12の周囲には、感光体
ドラム12の回転方向に沿って、帯電器14、LEDプ
リンタヘッド(LPH)16、現像器18、転写ローラ
20、クリーナ22、イレーズランプ24が順に配設さ
れている。
【0027】すなわち、感光体ドラム12は、帯電器1
4によって表面が一様に帯電された後、LPH16によ
って光ビームが照射されて、感光体ドラム12上に潜像
が形成される。なお、LPH16はLPH駆動部26と
接続されており、LPH駆動部26によって点灯制御さ
れて、画像データに基づいて光ビームを出射するように
なっている。
【0028】形成された潜像には、現像器18によって
トナーが供給されて、感光体ドラム12上にトナー像が
形成される。感光体ドラム12上のトナー像は、転写ロ
ーラ20によって、図示しない用紙トレイから搬送され
てきた用紙28に転写される。転写後に感光体ドラム1
2に残留しているトナーはクリーナ22によって除去さ
れ、イレーズランプ24によって除電された後、再び帯
電器14によって帯電されて、同様の処理を繰り返す。
【0029】一方、トナー像が転写された用紙28は、
加圧ローラ30Aと加熱ローラ30Bからなる定着器3
0に搬送されて定着処理が施される。これにより、トナ
ー像が定着されて、用紙28上に所望の画像が形成され
る。画像が形成された用紙28は装置外へ排出される。
【0030】また、感光体ドラム12の周囲で、且つ現
像器18と転写ローラ20の間には、感光体ドラム12
に対向して濃度センサ32が備えられている。濃度セン
サ32は、例えばテスト用パッチ(濃度見本)を形成し
た際に、感光体ドラム12上のトナー像の濃度を検出す
るようになっている。この濃度センサ32の出力は、L
PH駆動部26に接続されており、LPH駆動部26で
は、濃度センサ32の濃度読取結果に基づいて、LPH
16の全体光量を制御する。
【0031】(LPHの詳細構成)次に、LPH16の
構成を詳細に説明する。LPH16は、図2に示すよう
に、LEDアレイ50と、LEDアレイ50を支持する
とともに、LEDアレイ50の駆動を制御する各種信号
を供給するための回路70(詳細後述)とが形成された
プリント基板52と、セルフォックスレンズアレイ(S
LA)54を備えている。
【0032】プリント基板52は、LEDアレイ50の
取り付け面を感光体ドラム12に対向させて、ハウジン
グ56内に配設され、板バネ58によって支持されてい
る。
【0033】LEDアレイ50は、図3に示すように、
感光体ドラム12の軸線方向に沿って複数のLED60
が配列されて構成されたSLEDチップ62が、さらに
複数個直列に配列して構成されており、感光体ドラム1
2の軸線方向に、所定の解像度で光ビームを照射するこ
とができるようになっている。なお、本実施の形態で
は、SLEDチップ62が58個直列に整列されてLE
Dアレイ50が構成されており、各SLEDチップ62
には、128個のLED60が600SPI(spots pe
r inch)間隔で配列されている。
【0034】SLA54は、図2に示すように、SLA
ホルダー64によって支持されており、各LED60か
ら出射された光ビームを感光体ドラム12上に結像させ
る。
【0035】次に、プリント基板52上の回路構成につ
いて説明する。図4には、プリント基板52上に形成さ
れている回路70が示されている。
【0036】図4に示されるように、回路70には、E
EPROM72と、58個のSLEDチップ62とが備
えられている。なお、以下、各SLEDチップ62を区
別する場合は、それぞれのSLEDチップ62に対して
1〜58のチップ番号を付与して説明する。
【0037】回路70には、電源ライン74及びGND
(グランド)ライン76が設けられており、電源装置
(図示省略)から所定電圧(5V)が供給される。ま
た、回路70は、LPH駆動部26と接続されており、
LPH駆動部26との間で、SCL信号、SDA信号が
入出力されるようになっている。さらに回路70には、
LPH駆動部26から、各SLEDチップ62に対する
点灯制御信号ΦI(1〜58:チップ番号)、転送信号
CK1、CK2、及びスタート信号ΦSが入力されるよ
うになっている。
【0038】EEPROM72には、各画素毎の濃度む
ら補正データが格納される。このEEPROM72への
濃度むら補正データの書込み及び読出しは、LPH駆動
部26を介して制御部126(図6参照)と送受信され
る信号によって(制御部126からの書込み信号:SC
L信号、読出し信号:SDA信号)行われる。また、E
EPROM72は、電源ライン74及びGNDライン7
6と接続されており、駆動電圧として所定電圧(5V)
が供給される。
【0039】各SLEDチップ62は、VGA端子7
8、SUB端子80、ΦI入力端子82、CK1入力端
子84、CK2入力端子86、及びΦS入力端子88を
備えている。
【0040】VGA端子78はGNDライン76、SU
B端子80は電源ライン74と接続されており、各SL
EDチップ62に所定電圧(5V)が供給される。
【0041】各SLEDチップ62には、ΦI入力端子
82を介して、当該SLEDチップ62に対する点灯制
御信号ΦIが入力される。また、CK1入力端子84、
CK2入力端子86、ΦS入力端子88を介して、転送
信号CK1、CK2、及びスタート信号ΦSがそれぞれ
入力される。
【0042】次に、図5を参照して、SLEDチップ6
2の各LED60を駆動するために設けられたSLED
チップ62内部の回路構成について説明する。なお、各
LED60を駆動するための回路構成は、基本的には図
17に示した単体の駆動回路の組み合わせであるため、
サイリスタ90等の詳細についての説明はここでは省略
する。
【0043】SLEDチップ62では、当該SLED6
2内に配列されている複数(128個)のLED60の
各々に対して、サイリスタ90が設けられており、各サ
イリスタ90のアノード側はSUB端子80と接続され
ている。
【0044】初段のサイリスタ90のゲート側と接続す
る点P1(点Pに続く数字は、複数配列されたLED6
0の順番を示す)は、ΦS入力端子88と接続されてお
り、SLEDチップ62のLED60を点灯させるトリ
ガとして、スタート信号ΦS(電圧)が点P1に印加さ
れるようになっている。
【0045】また、各段のサイリスタ90のゲート側と
接続する点P(1〜128)は、ダイオード92を介し
て直列接続されている。また、各段の点P(1〜12
8)は、それぞれ抵抗94を介して、VBA端子78と
接続するベース線96に接続されている。ベース線96
は、初段で所定の電圧を維持し、各段に行くに従い、所
定電位(Vf)ずつ低下するようになっている。
【0046】また、点P(1〜128)は、LED60
のアノード側に接続されており、LED60のカソード
側は、ΦI入力端子82と接続され、各段の点灯制御信
号となるパルス波を出力する点灯制御信号線98に接続
されている。この点灯制御信号がローレベル(L)のと
きに、点P(1〜128)をゲートとするサイリスタ9
0がONしていれば、LED60は点灯する。
【0047】また、奇数段のサイリスタ90のカソード
側は第1の転送線100に接続され、偶数段のサイリス
タ90のカソード側は第2の転送線102に接続されて
おり、各々転送信号CK1、CK2が供給される。この
転送信号CK1、CKに従って、前記点P(1〜12
8)の電位が所定電位(Vf)ずつ上昇されるようにな
っている。すなわち、点Pの電位が、初段の点P1から
後段へと順に、LED60を点灯可能な所定電位に到達
し、SLEDチップ62の自己走査が可能となる。
【0048】(LPH駆動部の詳細構成)次に、図6を
参照して、LPH駆動部26の構成を詳細に説明する。
【0049】LPH駆動部26は、画像データ分割部1
10、全体光量指示部112、濃度むら補正用メモリ1
14、発振器116、タイミング発生部118、PLL
回路120を備えている。また、LPH駆動部26に
は、各SLEDチップ62毎に点灯制御信号生成部12
4が設けられている。
【0050】画像データ分割部110には、画像メモリ
(図示省略)から画像データがシリアルに送信されてく
る。画像データ分割部110は、この送られてきた画像
データを1〜128ドット目、129〜256ドット
目、…、7297〜7424ドット目と各SLEDチッ
プ62毎の画像データに分割するとともに、分割した画
像データを各々対応する点灯制御信号生成部124へ出
力する。なお、以下では、説明の簡便化のために、画像
データを1ビットのデータとして説明する。
【0051】全体光量指示部112には、画像形成装置
10の動作を司る制御部126から、濃度センサ32に
よる検出結果に基づいて、LPH16による露光量を全
ドット一律に制御するための8ビット(0〜255)の
点灯時間基準データが入力される。すなわち、制御部1
26が本発明の設定手段に対応する。
【0052】全体光量指示部112はこの点灯時間基準
データを保持するとともに、所定のタイミングで全ての
点灯制御信号生成部124へ点灯時間基準データを出力
する。
【0053】濃度むら補正用メモリ114はラインメモ
リであり、制御部126によってEEPROM72から
読み出された4ビット(0〜15)の濃度むら補正デー
タが格納される。濃度むら補正用メモリ114は、この
濃度むら補正データを1〜128ドット目、129〜2
56ドット目、…、7297〜7424ドット目と各S
LEDチップ62毎の濃度むら補正データに分割すると
ともに、LED点灯タイミングに同期して、分割した濃
度むら補正データを各々対応する点灯制御信号生成部1
24へ出力する。なお、この濃度むら補正用メモリ11
4が、本発明お補正量記憶手段に対応する。
【0054】発振器116は、所定の周波数で発振し、
タイミング発生部118に発振信号(クロック信号)を
出力する。タイミング発生部118は、この発振信号に
基づいて、転送信号CK1、CK2、スタート信号電圧
Vsを生成する。なお、スタート信号電圧Vsは、抵抗
128を介することによりスタート信号ΦSとなって回
路70に供給される。
【0055】また、タイミング発生部118は、LED
60の点灯可能期間(T1)を1周期とするBCLK信
号を生成し(図7参照)、PLL回路120へ供給す
る。PLL回路120は、このBCLK信号に基づい
て、点灯可能期間(T1)を256に分割するためのク
ロック信号を生成する。すなわち、このPLL回路12
0が、本発明の基準クロック生成手段に対応する。
【0056】詳しくは、このPLL回路120は、図8
に示すように、電圧制御発振器130と、分周器132
と、位相比較器134とで構成されている。電圧制御発
振器130は、コントロール電圧に基づく周波数で、ク
ロック信号を出力する。本実施の形態では、点灯可能期
間(T1)を256に分割する周波数に相当するコント
ロール電圧が供給され、当該周波数のクロック信号を生
成して、全ての点灯制御信号生成部124へ出力する。
また、電圧制御発振器130から出力されたクロック信
号は、分周器132にも分岐されて入力される分周器1
32は、制御部126により設定される分周比に基づい
て、電圧制御発振器130から出力されたクロック信号
を分周する。なお、本実施の形態では、分周比に256
が設定される。
【0057】位相比較器134には基準信号としてBC
LK信号が入力され、分周器132によるクロック信号
の分周結果と位相を比較する。この位相比較器134に
よる比較結果(位相差)に応じて、電圧制御発振器13
0に供給するコントロール電圧を制御し、クロック信号
の周波数を高精度に制御する。
【0058】点灯制御信号生成部124は、点灯時間基
準データを濃度むら補正データに基づいて補正し、各画
素の点灯時間を求めるとともに、当該求めた点灯時間に
基づいて各画素のLED60を点灯するための制御信号
を生成する。すなわち、この点灯制御信号生成部124
が、本発明の演算手段及び点灯制御手段の機能を担って
いる。
【0059】詳しくは、点灯制御信号生成部124は、
量子化誤差補正部140、演算部142、カウンタ14
4、比較器146、及びNAND回路148とで構成さ
れている。
【0060】演算部142には、量子化誤差補正部14
0を介して画像データが入力されるとともに、点灯時間
基準データ及び濃度むら補正データも入力される。演算
部142では、画像データ、点灯時間基準データ、濃度
むら補正データに基づいて、各画素の点灯時間を算出
し、その結果を比較器146に入力する。
【0061】量子化誤差補正部140には、画像データ
がON(1又はHレベル)のときに演算部142で発生
した量子化誤差が記憶され、次に同じドットがONにな
ったときの量子化誤差に順次加算する。キャリーが発生
したら、演算部142に当該キャリーを加算して出力す
る。なお、この量子化誤差補正部140が、本発明の量
子化誤差補正手段に対応する。
【0062】カウンタ144には、タイミング発生部1
18からの点灯可能期間(T1)を示すイネーブル信号
と、PLL回路120の出力クロック信号が入力され
る。カウンタ144は、点灯可能期間(T1)になると
イネーブル状態となり、クロック信号をアップカウント
し、そのカウント結果が比較器146に入力される。な
お、このカウンタ144が、本発明の計数手段に対応す
る。
【0063】比較器146は、演算部142による演算
結果とカウンタ144のカウント結果と比較し、演算結
果>カウント結果ならば比較器146の出力がアクティ
ブとなり、Hレベルの出力信号がNAND回路148に
入力される。
【0064】NAND回路148には、画像データも入
力され、比較器146の出力信号とのNAND演算を行
う。このNAND回路148からの出力信号Iが、抵抗
150を介して、点灯制御信号ΦIとして回路70に供
給される。すなわち、点灯制御信号ΦIは、画像データ
がONで且つ比較器146の出力信号がHレベルの場合
にのみLレベルとなる。
【0065】(作用)次に、本実施の形態の作用につい
て説明する。まず、図9及び図10のタイミングチャー
トを参照して、SLEDチップ62の動作について説明
する。
【0066】図9及び図10に示される如く、スタート
信号ΦS(Vs)をハイレベル(H)とすることで、点
P1電位がHとなり、点P1からダイオード92を通じ
て接続されている点P2の電位は、P2=Φs−Vf
(LEDの電圧降下による)となる。同様に、点P3の
電位は、P3=P2−Vf、点P4の電位は、P4=P
3−Vf、…、点PNの電位は、PN=P(N−1)−
Vfとなる。但し、Φga電位で飽和するため、Φga
以下には下がらない。
【0067】ここで、CK1がLになると、P1のサイ
リスタ90がオンし、このとき、点P1の電位はΦS→
0V、CK1の電位はΦ1→−Vfとなる。ここで、点
P1と同等、すなわち奇数段目の点Pは、2Vf単位で
電位が下がっているため、オンしない。
【0068】この状態でΦIをH→Lとすることで、1
段目のLED60を点灯することができる。また、ΦI
をL→Hとすることで、1段目のLED60は消灯し、
このとき、ΦIの電位は−Vfとなる。
【0069】次に、CK2をLにすることで、P2のサ
イリスタ90がオンし、P2=0V、P3=−Vf、P
4=−2Vfとなる。このとき、CK2の電位Φ2が−
Vfとなるため、P4以降の偶数段目のサイリスタ90
はオンしない。
【0070】P2のサイリスタ90がオンしたところ
で、CK1→Hとすることで、次のデータ信号で1段目
のLED60が点灯しないように、P1のサイリスタ9
0をオフする。
【0071】この状態で、ΦIをH→Lとすることで、
2段目のLED60が点灯する。このとき、ΦIの電位
は−Vfとなる。その後、ΦIをL→Hとすることで、
2段目のLED60が消灯する(ΦIの電位が0V)。
【0072】以下、CK1は奇数段目のサイリスタ90
(及びLED60)のオン(点灯)を制御し、CK2は
偶数段目のサイリスタ90(LED60)のオン(点
灯)を制御するとともに、点灯制御信号ΦIによって各
LED60による露光量を制御することができる。
【0073】LPH16では、LPH駆動部26によ
り、58個のSLEDチップ62の各々に対して同時に
上記の制御が行われて、LED60が点灯される。これ
により、図11の如く、同時に全てのSLEDチップ6
2において自己走査が行われて、感光体ドラム12に画
像を書込まれる。
【0074】このとき、各LED60の点灯可能期間を
T1とし、CK1又はCK2の立下りタイミングから、
CK2又はCK1の立下りタイミングまでを1サイクル
周期をT、現段のサイリスタ90がオンするための時間
をTa、前段のサイリスタ90がオフするための時間を
Tbとすると、T1=T−Ta−Tbとなる。この点灯
可能期間(T1)内で、各SLEDチップ62に対する
点灯制御信号ΦI(1〜58)をLレベルとする時間を
各々制御することで、点灯時間、すなわち各LED60
による露光量を制御することができる。
【0075】次に、図12のタイミングチャートを参照
して、LPH駆動部26の動作について説明する。
【0076】LPH駆動部26では、PLL回路120
によって、点灯可能期間(T1)を256分割するクロ
ック信号が生成され、各点灯制御信号生成部124に供
給されている。
【0077】制御部126によって、濃度センサ32に
よる濃度検出結果に基づいて、LPH16による露光量
を全ドット一律に制御するための点灯時間基準データが
算出されて、全体光量指示部112に格納される。全体
光量指示部112では、この点灯時間基準データを各点
灯制御信号生成部124に入力している。
【0078】この点灯時間基準データは、図13に示す
ように、PLL回路120の出力クロック信号の周期T
p(=T1/256)を1単位とした8ビットの整数値
(0〜255)データとなっている。なお、本実施の形
態では、0〜64は設定禁止エリアとされており、点灯
時間基準データが設定禁止エリア内となった場合は、設
定エリア内の最低値(64)に設定する。
【0079】そして、各点灯制御信号生成部124に、
各々の対応するSLEDチップ62用に、画像データ分
割部110によって分割された画像データと、濃度むら
補正用メモリ114によって分割された濃度むら補正デ
ータとが画素毎に順次入力される。なお、図12では1
つの点灯制御信号生成部124に入力される信号のみを
示している。
【0080】点灯制御信号生成部124では、演算部1
42によって、入力された画像データがONの場合、全
ドット一律に設定された点灯時間基準データに濃度むら
補正データを乗算して補正し、各画素の点灯時間とす
る。なお、濃度むら補正データの値は、表1のように係
数として処理される。
【0081】
【表1】
【0082】このように濃度むら補正データ(係数)に
より補正された点灯時間は、8ビットの整数値(0〜2
55)の点灯時間データとされて、比較器146に入力
される。
【0083】そして、LED60の点灯可能期間(T
1)となると、タイミング発生部118からカウンタ1
44へのイネーブル信号がLとなる。カウンタ144は
イネーブル信号がLになると、カウント値を初期値
(0)にリセットしてイネーブル状態となり、PLL回
路120の出力クロック信号のカウントを開始する。
【0084】比較器146は、カウンタ144によるP
LL回路120の出力クロック信号のカウント開始か
ら、このカウント値が点灯時間データの値に達するまで
アクティブ状態となり、Hレベルの出力信号が出力され
る。すなわち、演算部142の演算結果に基づいて、比
較器146の出力信号をLに戻すタイミングが変更制御
される(矢印B参照)。
【0085】この比較器146の出力信号は、NAND
回路148で画像データとNAND演算されて、画像デ
ータがONで、且つ比較器146の出力信号がHレベル
の場合にのみLレベルとなる点灯制御信号ΦIがSLE
Dチップ62に供給される。これにより、点灯可能期間
(T1)の開始タイミングから点灯時間が経過するまで
を点灯期間(T2)として、LED60が点灯されるこ
とになる。
【0086】すなわち、演算部142の演算結果に基づ
いて、点灯可能期間(T1)の開始時に点灯制御信号Φ
IがLレベルとなった後の、Hレベルへ戻すタイミング
(点灯制御信号ΦIの立ち上がりタイミング)を変更制
御することにより、点灯期間(T2)が変更されるよう
になっている(矢印C参照)。
【0087】また、演算部142により、補正した点灯
時間を8ビットの整数値データとしたときの量子化誤差
(小数点以下の端数)は、量子化誤差補正部140に記
憶される。そして、次に同じドットがONになったとき
に、当該記憶されている前の量子化誤差と現量子化誤差
が加算され、同様に順次加算することによりキャリーが
発生すると、演算部142に当該キャリーが加算されて
出力される。このようにして量子化誤差を補正すること
により、高精度な濃度むら補正が可能となる。
【0088】このように本実施の形態では、点灯時間基
準データを設定することにより、全LED60(全ドッ
ト)の露光量を一律制御するとともに、この点灯時間基
準データを濃度むら補正データに基づいて補正すること
により、濃度むらを解消するように、点灯可能期間(T
1)内における点灯時間(T2)を補正する。すなわ
ち、光量制御と濃度むら補正の両方が点灯時間制御によ
って行われるので、濃度むら補正の後で(濃度むら補正
データの取得後)、光量制御によって全ドットの露光量
が変化されても、安定した濃度むら補正を行うことがで
きる。
【0089】また、点灯可能期間(T1)を所定数(上
記では256)に分割するクロック信号を用いて、点灯
時間基準データをこのクロック信号を1単位とした値と
することにより、クロック信号の計数結果と補正後の点
灯時間とを単純に比較するだけで、点灯期間(T2)を
示す信号を生成することができる。言いかえると、点灯
可能期間に対するLED点灯デューティを制御できる。
これにより、特別な部材を必要とせずにLPH駆動部2
6を実現でき、低コスト化を図ることができる。
【0090】また、PLL回路120によって、点灯可
能期間(T1)を所定数に分割するクロック信号を生成
しており、一般に、PLL回路120はCMOS回路に
内蔵可能である。現在のASICのほとんどは、CMO
Sプロセスで製造されており、このようにCMOS回路
に内蔵可能なPLL回路120を用いることにより、C
MOS ASICでLPH駆動部26を実現できるの
で、小型化でき、且つ安価で簡単に作成できる。また、
PLL回路120は、高周波クロックを容易に発生でき
るので、高精度の濃度むら補正が可能である。
【0091】なお、第1の実施の形態では、各画素の補
正量を濃度むら補正用メモリ114に記憶しておき、各
LED60の点灯の都度、演算部142での演算によっ
て点灯時間を求める(補正する)場合を例に説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。予め、各
画素の点灯時間を求めて記憶しておけば、各LED60
の点灯の際には演算を省略することができる。
【0092】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態として、予め、各画素の点灯時間を求めて
記憶しておく場合の例を説明する。
【0093】図14には、第2の実施の形態に係わるL
PH駆動部26の詳細構成が示されている。なお、LP
H駆動部26以外については、第1の実施の形態と同様
であるため、説明を省略する。また、図14では、第1
の実施の形態と同一の部材については、第1の実施の形
態(図6参照)と同一の符号を付与して、ここでは詳細
な説明を省略する。
【0094】図14に示すように、第2の実施の形態で
は、第1の実施の形態のLPH全体光量指示部112と
濃度むら補正用メモリ114が省略され、その代わり
に、点灯時間記憶手段として、各画素毎の点灯時間を記
憶する点灯時間設定メモリ180が設けられている。ま
た、演算部142に代えて、加算器182が設けられて
いる。
【0095】次に、第2の実施の形態の作用について説
明する。
【0096】LPH駆動部26では、第1の実施の形態
と同様に、PLL回路120によって、点灯可能期間
(T1)を256分割するクロック信号が生成され、各
点灯制御信号生成部124に供給されている。
【0097】制御部126は、濃度センサ32による検
出結果に基づいて、LPH16による露光量を全ドット
一律に制御するための点灯時間基準データを算出し、こ
れにLPH16内のEEPROMから読み出した濃度む
ら補正データを乗算し、その結果を各画素毎の点灯時間
として点灯時間設定メモリ180に格納しておく。すな
わち、第2の実施の形態では、制御部126が本発明の
演算手段の機能を備えている。
【0098】なお、濃度むら補正データの値は、第1の
実施の形態と同様に係数として処理され、点灯時間設定
メモリ180に格納される点灯時間の値は、小数点以下
を含む値である。
【0099】点灯時間の整数部は、加算器182に入力
され、小数部(量子化誤差)は、画像データがONのと
きに量子化誤差補正部140に入力されて記憶される。
量子化誤差補正部140では、次に同じドットの画像デ
ータがONになったときに、記憶されている前回の量子
化誤差と、入力されてきた現量子化誤差とが加算され、
キャリーが発生したら、当該キャリーは、加算器182
において点灯時間の整数部と加算される。
【0100】以降の処理は、第1の実施の形態と同様
に、この加算器182による加算結果とカウンタ144
によるカウント結果とを比較器146で比較して、NA
ND回路148で画像データとNAND演算を行って、
点灯制御データΦIを生成することにより、第1の実施
の形態と同様の効果を得ることができる。
【0101】なお、上記第1及び第2の実施の形態で
は、量子化誤差補正部140によって量子化誤差を補正
する場合を例に説明したが、この量子化誤差の補正は必
ずしも必要なものではない。すなわち、図15、図16
に示すように、第1、第2の実施の形態から量子化誤差
補正部140を省略してもよい。
【0102】例えば、画像形成装置10によるプリント
速度が遅いときは、PLL回路120による逓倍率を大
きくすることができる。すなわちBCLK信号に対す
る、PLL回路120から出力されるクロック信号の周
波数を高くすることができる。これにより、256より
も更に細かく点灯可能期間が分割され、より細かいステ
ップで点灯時間・点灯期間を変更することが可能(高精
度な点灯時間制御が可能)となるので、量子化誤差補正
部140による量子化誤差の補正は不要となる。
【0103】また、上記第1及び第2の実施の形態で
は、点灯可能期間の開始時から点灯時間が経過するまで
の期間を点灯期間とする(すなわち点灯時間が点灯可能
期間の前エッジから後ろに向って成長する)場合を例に
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0104】例えば、カウンタ144の初期値を255
にしておき、点灯可能期間になってカウンタ144がイ
ネーブル状態となったら、PLL回路120の出力クロ
ック信号をダウンカウントするようすれば、演算部14
2の演算結果とカウンタ144のカウント結果を比較す
る比較器146では、演算結果>カウント結果ならば出
力がアクティブとなる。この場合、点灯可能期間の終了
タイミングまでの期間が点灯時間と一致するタイミング
から、当該終了タイミングまでが点灯期間となり(すな
わち点灯時間が点灯可能期間の後ろエッジから前に向っ
て成長する)、サイリスタ90が安定したときにLED
60が点灯されるので、より安定した露光量を得ること
ができる。
【0105】また、上記では、1ビットの画像データを
前提に説明したが、当然ながら8ビットの画像データ
等、階調を含む画像データを対象としてもよい。この場
合、階調を加味して点灯時間を決定すればよい(光量制
御、濃度むら補正、階調表現の全てを点灯時間で制
御)。或いは、階調に応じてΦIの電圧値、すなわちL
ED60の駆動電流を制御するようにしてもよい(光量
制御、濃度むら補正は点灯時間制御、階調表現は強度変
調)。ただし、SLEDをLPHの光源に用いる場合、
1つのLEDの点灯時間が短いことを考慮すると、後者
の方がより好ましい。
【0106】
【発明の効果】上記に示したように、本発明は、SLE
Dを露光手段の光源に用いた画像形成装置において、高
精度に濃度むら補正を行うことができるという優れた効
果を有する。また、上記効果に加え、安価で簡単な構成
でSLEDを制御できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係わる画像形成装置の概略構
成図である。
【図2】 LEDプリントヘッド(LPH)の内部構成
を示す断面図である。
【図3】 LEDアレイの外観を示す斜視図である。
【図4】 プリント基板上の回路構成図である。
【図5】 SLEDの内部回路図である。
【図6】 第1の実施の形態に係わるLPH駆動部の詳
細構成を示すブロック図である。
【図7】 BCLK信号を示す図である。
【図8】 PLL回路の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図9】 図5に示したSLEDの内部回路の動作タイ
ミングチャートである。
【図10】 図5に示したSLEDの内部回路のLED
発光状態を示す特性図である。
【図11】 LEDアレイ全体の動作を示すタイミング
チャートである。
【図12】 図6で示したLPH駆動部の動作タイミン
グチャートである。
【図13】 点灯時間基準値データの設定禁止/可能エ
リアを示すグラフである。
【図14】 第2の実施の形態に係わるLPH駆動部の
詳細構成を示すブロック図である。
【図15】 図6の変形例である。
【図16】 図14の変形例である。
【図17】 SLED内のLED単体の駆動回路図であ
る。
【符号の説明】
10 画像形成装置 12 感光体ドラム 16 LPH 26 LPH駆動部 32 濃度センサ 50 LEDアレイ 60 LED 62 SLEDチップ 72 EEPROM 90 サイリスタ 110 画像データ分割部 112 全体光量指示部 114 濃度むら補正用メモリ 116 発振器 118 タイミング発生部 120 PLL回路 124 点灯制御信号生成部 126 制御部 140 量子化誤差補正部 142 演算部 144 カウンタ 146 比較器 180 点灯時間設定メモリ 182 加算器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体を露光することで画像を形成する
    露光手段の光源として自己走査型LEDを適用した画像
    形成装置であって、 全体の光量を制御するための点灯時間基準値を設定する
    設定手段と、 前記画像の濃度むらを補正するための各画素の補正量に
    基づいて、前記点灯時間基準値を補正して、各画素の点
    灯時間を求める演算手段と、 前記演算部により求められた点灯時間に基づいて、各画
    素のLEDの点灯を制御する点灯制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記各画素の補正量を記憶する補正量記
    憶手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段により求められた各画素の
    点灯時間を記憶する点灯時間記憶手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記LEDの点灯可能期間を所定数に分
    割する基準クロックを生成する基準クロック生成手段
    と、 前記点灯可能期間中の基準クロック数を計数する計数手
    段と、 前記計数手段による計数結果と前記演算部により求めら
    れた点灯時間とを比較する比較手段と、を更に有し、 前記設定手段が、前記基準クロックを基本単位として、
    前記点灯時間基準値を設定し、 前記点灯制御手段が、前記比較手段による比較結果に基
    づいて、各画素のLEDの点灯を制御する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記基準クロック生成手段がPLL回路
    である、 ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記演算部による量子化誤差を補正する
    量子化誤差補正手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記点灯可能期間の終了タイミングまで
    の期間が前記点灯時間と一致するタイミングから、当該
    終了タイミングまでをLEDの点灯期間とする、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に
    記載の画像形成装置。
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