JP2002036568A - 圧電アクチュエータ及びその製造方法 - Google Patents
圧電アクチュエータ及びその製造方法Info
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Abstract
トの積層にて一体化した圧電アクチュエータ20とキャ
ビティプレート10及びフレキシブルフラットケーブル
40との位置合わせを正確にできるようにする。 【解決手段】 個別電極に対応する表面電極30が長辺
端縁部に多数平行状に形成された圧電アクチュエータ2
0の前記長辺端縁部と短辺端縁部とに、その各辺の中点
に平面視半円状で圧電アクチュエータ20の厚さ方向に
対の縁を有する切欠き部42′、43′を設けると、圧
電アクチュエータ20の厚さ方向からの観察でも鮮明且
つ正確に基準位置が認識できる。
Description
ェットプリンタヘッドによる印字駆動に使用されるプレ
ート型の圧電アクチュエータの構成及びその製造方法に
係り、より詳しくは、圧電シートの積層作業やヘッドの
組み立て作業等を容易にできるようにするための位置決
めマークの構成及び形成に関するものである。
ンクジェットプリンタヘッドにおいては、特願2000
−72678号の明細書に記載されているように、複数
個のノズル及びこの各ノズルごとの圧力室を備えたキャ
ビティープレートと、前記各圧力室ごとに形成された平
面状の個別電極及び隣接する複数の圧力室に共通するコ
モン電極により圧電シート(セラミック材料からなるグ
リーンシート)を挟んで積層したプレート型の圧電アク
チュエータとからなり、この圧電アクチュエータを、前
記キャビティープレートに、当該圧電アクチュエータに
おける各個別電極が各圧力室に対応するように積層した
ものが開示されている。その場合、複数個のノズルを、
キャビティープレートの長辺縁と平行状であって、短辺
(幅方向)の中央部に列状に配列し、これに対応する圧
力室が、キャビティープレートの幅方向(短辺)の中央
線を挟んで両側にて、当該キャビティープレートの短辺
縁と平行状にて長辺方向に延びるように千鳥配列状に配
置されていた。
るにあたり、従来から、個別電極が形成された圧電シー
ト100と、図示しないコモン電極及びダミー個別電極
が形成された圧電シート101とを乾燥後に交互に積層
し、プレスし、焼成後、圧電シート100、101の広
幅面と直交する側面にシートの厚さ方向に側面電極10
2を形成し、同じ上下位置関係の個別電極やダミー個別
電極の端縁部同士を電気的に接続し、同様にコモン電極
同士を電気的に接続し、さらに圧電アクチュエータのト
ップシートとしての圧電シート103の広幅面(上面)
に形成された表面電極104と前記側面電極102とを
接続して外部回路からの電気信号の印加を行うようにし
ていた(図12参照)。
シートからなる1枚の大きい素材シート102に前記の
個別電極等のパターンを導電性ペーストにてスクリーン
マスク印刷等で形成するとき、各圧電シート100、1
01の広幅面であって長辺端縁部または短辺端縁部近傍
に位置決め用のマーク105を同時に印刷形成し、乾燥
後、該マーク105の位置が上下で略揃うように圧電シ
ート100、101を積層プレスし、その後、焼成して
一枚の圧電アクチュエータとしたものを所定の圧電シー
トの大きさに高速回転するダイシングカッターにて切断
分離していた。
位置決め用のマーク105の端部が圧電アクチュエータ
の端面から露出するので、この端面からの露出部分が上
下に複数見える箇所を、画像認識装置の拡大レンズで確
認して、前記キャビティプレートへの所定位置に重ねて
接着固定する作業のための、位置決めの基準とするよう
にしていた。
別電極の幅寸法及び配置間隔が小さいことから、位置決
め用のマーク105の幅もかなり小さくなるため、さら
には、圧電アクチュエータの端面から露出するマーク1
05端部の層厚さも微小であるため、前記認識が困難と
なり、前記組み立て作業の精度が悪化し、いわゆる製品
歩留りが悪化するという問題があった。
ート型の圧電アクチュエータを提供することを技術的課
題とするものである。
るため、請求項1に記載の発明の圧電アクチュエータ
は、複数個のノズル毎の圧力室を列状に備えたキャビテ
ィープレートと、前記各圧力室ごとに駆動させる駆動電
極のパターンを表面に形成した圧電シートを積層させて
成る圧電アクチュエータとからなり、この圧電アクチェ
ータを、前記キャビティープレートに、当該圧電アクチ
ェータにおける各駆動電極が各圧力室に対応するように
積層してなる圧電式インクジェットプリンタヘッドにお
ける圧電アクチュエータであって、駆動電極のうち個別
電極の列が形成された圧電シートと、コモン電極が形成
された圧電シートとには、各圧電シートの長辺端縁部と
短辺端縁部とに、該各辺方向の所定位置に位置決めマー
ク用の切欠き部がそれぞれ設けられ、該各切欠き部が積
層方向にほぼ揃うように構成されているものである。
に記載の圧電アクチュエータにおいて、前記位置決めマ
ーク用の切欠き部は、前記各圧電シートの長辺端縁部と
短辺端縁部とに、該各辺方向の中点にそれぞれ設けられ
ているものである。
1または請求項2に記載の圧電アクチュエータにおい
て、前記一方の圧電シートの片面に形成する前記各個別
電極を、前記ノズルの配列方向と平行な中心線を挟んで
両側にて、それぞれ該中心線寄りの位置からその中心線
と平行な圧電シートの長辺端縁部まで延びるように互い
に一定間隔にて平行な列状に形成され、前記他方の圧電
シートの片面には、前記中心線を挟む中央部位に前記コ
モン電極が形成され、且つ該コモン電極と適宜隔てて圧
電シートの長辺端縁部まで延びるダミー個別電極が形成
されており前記一方の圧電シートと他方の圧電シートと
を交互に積層してなるものである。
1乃至請求項3のいずれかに記載の圧電アクチュエータ
において、前記中心線を挟む一方の側の列における個別
電極のパターンは、直線状で且つ圧電シートの前記端縁
部の一方に対して直交する方向に延びるように形成し、
前記中心線を挟む他方の側の列における個別電極のパタ
ーンは、前記中心線に近い側で前記一方の側の列の個別
電極に対し前記一定間隔の半分だけずらした千鳥配列状
の位置にあって、前記中心線と直交する方向に延び、且
つ各個別電極の長手方向の中途部で屈曲し、さらに、前
記一方の側の列の個別電極における前記圧電シートの前
記一方の端縁部側での位置に対応して圧電シートの前記
の端縁部の他方に対して直交する方向に延びるように形
成され、前記中心線の中央位置で、前記一方の側の列に
おける個別電極のパターンと、前記他方の側の列におけ
る個別電極のパターンとが点対称状に形成され、前記長
辺端縁部に形成される前記切欠き部は、前記両個別電極
のパターンの間に位置するように構成したものである。
ュエータの製造方法は、圧電アクチュエータにおける圧
電シートを構成する素材シートに、少なくとも前記圧電
シートの対向する2辺の一方の辺同士を隣接させて、複
数の圧電シートの領域を並べて形成し、該各領域には、
個別電極を、当該領域の前記両辺間で当該両辺と平行な
中心線を挟んで両側にて該中心線寄りの位置からそれぞ
れ領域の前記両辺まで延びるように互いに一定間隔にて
平行な列状に形成し、位置決めマーク用の切欠き部を、
前記領域の各辺の線上の所定位置に、当該各辺を跨ぐ大
きさのスルーホールにて形成し、前記4辺に沿って前記
スルーホールと共に前記領域毎に分割することを特徴と
するものである。
に記載の圧電アクチュエータの製造方法において、前記
スルーホールが、前記中心線と交差する線上であって、
前記各圧電シートにおける2辺の中央位置及び前記中心
線の延長上で、前記2辺と交差する方向の他の2辺との
交点部にて当該各辺を跨ぐ大きさにて設けられているこ
とを特徴とするものである。
請求項6に記載の圧電アクチュエータの製造方法におい
て、前記各圧電シートの領域は平面視矩形状に形成され
ていることを特徴とする。
求項7のいずれかに記載の圧電アクチュエータの製造方
法において、前記中心線を挟む一方の側の列における個
別電極のパターンは、直線状で且つ領域の一方の辺に対
して直交する方向に延びるように形成し、前記中心線を
挟む他方の側の列における個別電極のパターンは、前記
中心線に近い側で前記一方の側の列の個別電極に対し前
記一定間隔の半分だけずらした千鳥配列状の位置にあっ
て、領域の前記中心線と直交する方向に延び、且つ各個
別電極の長手方向の中途部で屈曲し、さらに、前記辺で
隣接した領域における前記一方の側の列の個別電極の端
部と接続するように、領域の他方の辺に対して直交する
方向に延びるように形成した後、前記各領域毎に素材シ
ートを分割して各圧電シートを作成することを特徴とす
るものである。
5乃至請求項8のいずれかに記載の圧電アクチュエータ
の製造方法において、前記各領域の中心線の中央位置
で、前記一方の側の列における個別電極のパターンと、
前記他方の側の列における個別電極のパターンとが点対
称状に形成され、且つ隣り合う領域の少なくとも一方の
辺同士が切れ目なく接続していることを特徴とするもの
である。
について説明する。図1、図10及び図11は、本発明
の実施の形態による圧電式インクジェットプリンタヘッ
ドを示す。これらの図において、金属板製のキャビティ
ープレート10に対して積層されるプレート型の圧電ア
クチュエータ20の上面には、外部機器との接続のため
に、フレキシブルフラットケーブル40が接着剤にて重
ね接合されているものであり、最下層のキャビティープ
レート10の下面側に開口されたノズル15から下向き
にインクが吐出するものとする。
び図4に示すように構成されている。すなわち、ノズル
プレート11、二枚のマニホールドプレート12、スペ
ーサプレート13及びベースプレート14の五枚の薄い
金属板を積層した構造である。前記ノズルプレート11
には、微小径のインク噴出用のノズル15が、当該ノズ
ルプレート11における第1の方向(長辺方向)に沿っ
て2列の千鳥配列状に設けられている。即ち、ノズルプ
レート11の前記第1の方向と直交する第2の方向(短
辺方向)の中心線を挟んで両側の平行状の基準線11
a、11bに沿って、微小ピッチ(P0)の間隔で千鳥
状配列にて多数個のノズル15が穿設されている(図4
参照)。
は、インク通路12a、12bが、前記ノズル15の列
の両側に沿って、当該プレート12の長辺に略沿って延
びるように穿設されている。但し、下側のノズルプレー
ト11に対面するマニホールドプレート12におけるイ
ンク通路12bは、当該マニホールドプレート12の上
側にのみ開放するように凹み形成されている(図4参
照)。このインク通路12a、12bは、この両マニホ
ールドプレート12に対する前記スペーサプレート13
の積層により密閉される構造になっている。
長辺(前記第1の方向)に沿う中心線に対して直交する
第2の方向(短辺方向)に延びる細幅の圧力室16の多
数個が穿設されている。そして、前記中心線を挟んで左
右両側にて平行状の長手基準線14a、14bを設定す
ると、前記中心線より左側の圧力室16の先端16aは
前記左側の長手基準線14a上に位置し、逆に前記長手
中心線より右側の圧力室16の先端16aは前記右側の
長手基準線14b上に位置し、且つこの左右の圧力室1
6の先端16aが交互に配置されている。従って、図
3、図4に示すように、左右両側の圧力室16は一つお
きに互いに逆方向に延びるように交互に(いわゆる千鳥
配列状に)配置されていることになると共に、左右各列
における圧力室16,16間のピッチ寸法はP2であ
り、左の圧力室16と右の圧力室16との配列ピッチ寸
法は(P2)/2となり、この(P2)/2の値は、通
常前記微小ピッチ(P0)の値と等しい。
ズルプレート11における前記千鳥状配列のノズル15
に、前記スペーサプレート13及び両マニホールドプレ
ート12に同じく千鳥状配列にて穿設されている微小径
の貫通孔17を介して連通している。一方、前記各圧力
室16の他端16bは、前記スペーサプレート13にお
ける左右両側部位に穿設された貫通孔18を介して、前
記両マニホールドプレート12におけるインク通路12
a、12bに連通している。なお、前記他端16bは、
図4に示すように、ベースプレート14の下面側にのみ
開口するように凹み形成されているものである。また、
最上層のベースプレート14の一端部に穿設された供給
孔19aの上面には、その上方のインクタンクから供給
されるインク中の塵除去のためのフィルタ29が張設さ
れている。
及びスペーサプレート13の一端部に穿設の供給孔19
a,19bから前記インク通路12a、12b内に流入
したインクは、このインク通路12aから前記各貫通孔
18を通って前記各圧力室16内に分配されたのち、こ
の各圧力室16内から前記貫通孔17を通って、当該圧
力室16に対応するノズル15に至るという構成になっ
ている。
5及び図6に示すように、2枚の圧電シート21、2
2、トップシート23とを積層した構造で、前記各圧電
シートのうち最下段の圧電シート21の上面(広幅面)
には、前記キャビティープレート10における各圧力室
16の箇所ごとに細幅の個別電極24a,24bが、第
1の方向(長辺方向)に沿って列状に形成され、各個別
電極24a,24bは前記第1の方向と直交する第2の
方向に沿って圧電シート21の長辺の端縁部近傍まで延
びている。
は、前記複数個の圧力室16に対して共通のコモン電極
25が形成されている。
た圧電シート21とコモン電極25が形成された圧電シ
ート22との積層数は、前記対応する各圧力室16内の
インク吐出圧の大小に関連することになり、図9に示す
ように、8〜10層として良い。実施形態においては、
図5及び図6から理解できるように、前記各個別電極2
4a,24bの幅寸法は対応する圧力室16における平
面視での広幅部よりも少し狭く設定されている。
14の短辺の中央部側で、前記第1の方向(長辺)に沿
って2列状に配列されているので、前記コモン電極25
は、ベースプレート14の短辺の中央部側を挟んで左右
両側の圧力室16、16を一体的に覆うように、圧電シ
ート22の長辺に沿って延びる平面視略矩形状に形成さ
れると共に、該圧電シート22の対の短辺近傍では当該
短辺のほぼ全長にわたって延びる引き出し部25a,2
5aが一体的に形成されている。
傍の表面であって、前記コモン電極25が形成されてい
ない箇所には、前記各個別電極24a,24bと同じ上
下位置(対応する位置)に、当該個別電極24a,24
bと略同じ幅寸法で長さの短いダミー個別電極26を形
成する。この場合、図5及び図6に示すように、各ダミ
ー個別電極26は前記コモン電極25と適宜の隙間寸法
で隔てられている。
面)のうち、前記引き出し部25a,25aに対応する
位置(同じ上下位置、圧電シートの対の短辺近傍)に
は、ダミーコモン電極27を形成するのである。
は、その長辺の端縁部に沿って、前記各個別電極24
a,24bの各々に対する表面電極30と、前記コモン
電極25に対する表面電極31とが、設けられている。
アクチュエータ20の積層体の側面(表面電極30,3
1が形成される広幅面と直交する側面で長辺の端縁部2
0a側)に側面電極32、33を形成し、表面電極30
は前記側面電極32を介して前記個別電極24a,24
bとダミー個別電極26とを電気的接続させる一方、表
面電極31は別の箇所の側面電極33を介して前記コモ
ン電極25とダミーコモン電極27とを電気的接続させ
るよう構成する。なお、その場合、前記圧電アクチェー
タのうち表裏両表面と直交する側面(前記長辺の端縁部
20a側)に、少なくとも前記各駆動電極(コモン電
極、個別電極等)を露出する凹み溝が設けられ、この凹
み溝内に、前記駆動電極に電気的に導通する側面電極が
形成されたものであっても良い。
ト34、38、41を積層するとき、積層後に圧電シー
トの大きさ毎に切断するとき、並びに各圧電アクチュエ
ータ20毎に分離した後に側面電極32、33を形成す
るとき、さらには、圧電アクチュエータ20をキャビテ
ィプレート10の所定位置に重ねて接着固定するとき、
圧電アクチュエータ20の上面にフレキシブルフラット
ケーブル40を固定するときの位置決めの基準とするた
め、各圧電アクチュエータ20長辺端縁部及び短辺端縁
部には、長辺方向及び短辺方向の中点等の所定位置に平
面視略半円状の位置決めマーク用の切欠き部42′、4
3′を予め設けておく(図1、図5及び図6参照)。前
記各素材シート34、38、41の所定位置に後述する
ように、予めスルーホール42、43を穿設し、圧電ア
クチュエータ20毎に分離切断するとき、このスルーホ
ールも同時に分断することで、図6に示すように、半円
状の位置決めマーク用の切欠き部42′、43′とな
る。
は、以下に述べるような方法で製造される。即ち、図7
及び図8に示すように、圧電セラミックス製のグリーン
シートからなる第1素材シート34の表面に、後述する
ような形状及び配置関係の個別電極24a,24bが形
成される圧電シート21の複数個の領域35を隙間なく
マトリックス状に並べる。その場合、1つの圧電シート
21における個別電極24の形状及び配置は次のとおり
である。
ト21の片面に形成する前記各個別電極24a,24b
を、前記千鳥配列方向と平行な中心線36を挟んで両側
にて、それぞれ該中心線36寄りの位置からその中心線
36と平行な圧電シート21の2つの端縁部21a,2
1aまで延びるように互いに一定間隔P2(前記圧力室
16の配置ピッチP2と同じ間隔)にて平行な列状に形
成し、前記中心線36を挟む一方の側(図5で左側)の
列における個別電極24aのパターンは、直線状で且つ
圧電シートの前記端縁部21aの一方に対して直交する
方向に延びるように形成する。
側)の列における個別電極24bのパターンは、前記中
心線36に近い側で前記一方の側の列の個別電極24a
に対し前記一定間隔P2の半分だけずらした千鳥配列状
の位置にあって、前記中心線36と直交する方向に延
び、且つ前記各個別電極24bの長手方向の中途部24
cで屈曲させる。さらに、前記一方の側の列の個別電極
24aにおける前記圧電シート21の前記一方の端縁部
21a側での位置に対応して圧電シート21の前記の端
縁部21aの他方に対して直交する方向に延びるように
形成されたものである。個別電極24において屈曲した
中途部24c寄りの中心線36の直線部分が、圧力室1
6と対応した位置にある。
示すごとく、圧電アクチュエータにおける圧電シート2
1を構成する第1素材シート34に、少なくとも前記圧
電シート21の対向する長辺(図7では、K1,M1を
結ぶ辺やK2,M2を結ぶ辺、図8ではM1,N1を結
ぶ辺やM2,N2を結ぶ辺等をいう)としての2辺の一
方の辺同士を隣接させて、複数の圧電シート21の領域
35を並べて形成する。図7においては、各領域35
は、K1,K2,M2,M1の4点及びK2,K3,M
3,M2の4点でそれぞれ囲まれる矩形範囲で示され
る。また、図8においては、前記第1素材シート34に
対して圧電シート21を2段で複数列に並べたものであ
るから、領域35は、K1,K2,M2,M1の4点及
びK2,K3,M3,M2の4点、M1,M2,N2,
N1の4点、M2,M3,N3,N2の4点でそれぞれ
囲まれる矩形範囲で示される。
側の領域35bとは(K2−M2)にて隣接しており、
左側の領域35aでは、個別電極24a,24bを、該
領域35aの前記両辺(例えば、K1−M1とK2−M
2)間で当該両辺と平行な中心線36を挟んで両側にて
該中心線36寄りの位置から、当該領域35aの前記両
辺まで延びるように互いに一定間隔P2にて平行な列状
に形成する。前記中心線36を挟む一方の側(K1−M
1の辺に近い側)の列における個別電極24aのパター
ンは、直線状で且つ領域35aの一方の辺(K1−M
1)に対して直交する方向に延びるように形成する。
2の辺に近い側)の列における個別電極24bのパター
ンは、前記中心線36に近い側で前記一方の側の列の個
別電極24aに対し、前記一定間隔P2の半分だけずら
した千鳥配列状の位置にあって、前記中心線36と直交
する方向に延び、且つ各個別電極24bの長手方向の中
途部24cで屈曲し、さらに、前記辺(例えば、K2−
M2)で隣接した領域35bにおける前記一方の側の列
の個別電極24aの端部と接続するように、領域35b
の前記辺(例えば、K2−M2)に対して直交する方向
に延びるように形成する。
短辺方向の所定位置に設ける位置決めマーク用の切欠き
部42′、43′のため、前記第1素材シート34への
個別電極24a,24bの印刷形成の前工程もしくは同
時に、対応する位置にスルーホール42、43を穿設す
る。
域の各長辺及び各短辺の中点となる箇所にスルーホール
42、43を穿設する。また、第1素材シート34に複
数の領域が隙間なく形成されているときや前記長辺及び
短辺で領域が区切られるときには、その隣接する領域に
跨がって及び各辺に跨がってスルーホール42、43を
設ける(図7及び図8参照)。これらのスルーホール4
2、43の形状は圧電シートの平面視で円形もしくは楕
円形、その他の形状でも良い。
4aの列と、屈曲する中途部24cを有する個別電極2
4bの列とが点対称状に形成されているとき、各領域の
各長辺の中点の位置では、隣り合う個別電極24aと個
別電極24bとの間隔が前記一定間隔P2の1.5倍と
なるから、その隙間になるべく大きい径(実施形態で
は、50μm〜150μmの径)のスルーホール43を
穿設することができ、大きい径の切欠き状の位置決めマ
ーク用の切欠き部43′となって、後の画像認識が容易
となるという効果を奏する。
を構成する素材シート38に、上記圧電シート21と同
様に、複数の圧電シート22の領域を並べて形成する。
各領域は、図7において、上記と同様にK1,K2,M
2,M1の4点及びK2,K3,M3,M2の4点で囲
まれる範囲で示す。各領域には、コモン電極25とダミ
ー個別電極26を形成する。コモン電極25の両側に位
置する各ダミー個別電極26は、個別電極24a,24
bと上下に対応する形状、即ち、一方において直線状及
び他方において屈曲状をなしており、隣接する領域間の
長辺と直交して延び、その隣接する領域のダミー個別電
極26と接続している。
ップシート23の領域を並べて形成し、表面電極30、
31を隣接する領域間の長辺を跨ぐように形成する。こ
れら第2、第3素材シート38、41を積層し、前記と
同じ位置にスルーホール42,43を穿設する。その
後、素材シート34,38及び41を積層し、次いで積
層方向にプレスすることで一体化して、一枚の積層体に
する。その後焼成する。
に、前記各圧電シートの長辺及び短辺となるように、縦
切断線37a,37b,37cと、横切断線39a,3
9bとの箇所にて分割して各圧電アクチュエータ20が
作成されるものである。
7b,37c及び横切断線39a,39bに沿って高速
回転するダイシングカッターにて素材シートを切断(分
割)するに際して、前記のように、直線状の個別電極2
4aと、中途部24cで屈曲した個別電極24bとが連
続するようにパターン形成しておくと、後にコモン電極
25が形成された第2素材シート38とトップシート2
3となる第3素材シート41との集積後に、前記各縦切
断線37a,37b,37cで素材シートを切断したと
きに、各領域35a,35bの縁(K2−M2)に各個
別電極24a,24bの端部が確実に露出するので、後
の側面電極32,33との電気的接続を確実にできる。
また、隣接する領域35a,35bの間に捨て部分が発
生しないから、材料取りの効率が大幅に向上するという
効果を奏する。
37c及び横切断線39a,39bに沿って切断する
と、前記各スルーホール42、43の箇所が半割り状態
となり、圧電アクチュエータ20毎に分離した後には、
図6に示すように、半円状の位置決めマーク用の切欠き
部42′、43′となり、この切欠き部42′及び4
3′は圧電シートの積層方向で略揃うことになる(図6
参照)。そのためには、前記複数枚の圧電シート21,
22、23の積層作業の際に、前記スルーホール42、
43を画像認識して、位置決めすることが好ましい。
シート21における左右両側の個別電極24a,24b
の形状を、各領域35a,35bの平面視における中心
に対して点対称状に形成する。即ち、前記長辺の中点位
置の位置決めマーク用のスルーホール43、43を結ぶ
線と前記中心線36との交点を中心にして、長辺側の対
角位置に直線状の個別電極24aの列を形成したとすれ
ば、その反対側の対角位置には屈曲した中途部24cを
有する個別電極24bの列を形成するのである。
つ前記長辺の中点位置のスルーホール43を基準にして
多数枚の圧電シートを積層すると、素材シートの焼成後
の長辺方向の収縮による個別電極24a,24bの位置
誤差をより少なくできる。
ートに形成する圧電シート21の並びを2段複数列(例
えば6列等)で12個取りとする場合であるから、それ
に応じて縦切断線37a,37b,37c‥‥が増大
し、且つ延びるし、横切断線も39a,39b,39c
の3本となる。また、横切断線39bにて切り離せば、
1段目と2段目とのダミーコモン電極27、27が自動
的に形成される。
電極26、26、コモン電極25、及びダミーコモン電
極27は、それぞれ導電ペーストのスクリーン印刷にて
形成することは勿論である。
電アクチュエータ20は、前記キャビティープレート1
0に対して、当該圧電アクチュエータ20における各個
別電極24a,24bが前記キャビティープレート10
における各圧力室16の各々に対応するように積層固定
される(図1、図9及び図10参照)。この場合、キャ
ビティープレート10におけるベースプレート14の上
面には、長凹溝45、凹溝46を形成し、この長凹溝4
5に前記個別電極24a,24bに対応する側面電極3
2の列の下端部が臨み、凹溝46上には、コモン電極2
5に対応する四隅の側面電極33の下端部が臨んで、各
側面電極32、33が導電性のベースプレート14に直
接接触しないようにすることが好ましい。
る上側の表面には、前記フレキシブルフラットケーブル
40が重ね押圧されることにより、このフレキシブルフ
ラットケーブル40における各種の配線パターン(図示
せず)が、前記各表面電極30、31に電気的に接合さ
れる。
タ20における各個別電極24のうち任意の個別電極2
4と、コモン電極25との間に電圧を印加することによ
り、圧電シート22のうち前記電圧を印加した個別電極
24a,24bの部分に圧電による積層方向の歪みが発
生し、この歪みにて前記各個別電極24,24bに対応
する圧力室16の内容積が縮小されることにより、この
圧力室16内のインクが、ノズル15から液滴状に噴出
して、所定の印字が行われる(図11参照)。
及びダミーコモン電極27とコモン電極引出部25aの
間は、同電位であるから、それらの間の圧電シートは変
位しない。ダミー個別電極26、ダミーコモン電極27
は、圧電シートを積層した際、個別電極24及びコモン
電極25の厚みによる凹凸を補正するためのものであ
る。
を、メッキ液中に浸漬し、この状態で各表面電極30,
31に、細幅の電極パターンを介して通電して電気メッ
キを行うことにより、前記各表面電極30,31の表面
に、金属メッキ層を形成するようにしても良い。金属メ
ッキ層は、例えば、ニッケルメッキ層を下地としてその
上に金メッキ層を形成するもので、この金属メッキ層の
形成により、前記フレキシブルフラットケーブル40に
おける各配線パターンの、前記各表面電極30,31に
対する電気的接合性を大幅に向上できる。
41に予めスルーホール42、43を形成したものであ
り、種類の異なる圧電シートを積層するときやその後の
圧電シートごと(領域ごと)に切断、分割するときに
も、前記スルーホール42、43を位置決めの基準とし
て作業することが至極容易となる。
域ごとの分割のための切断線(領域もしくは圧電シート
の辺)を跨ぐように形成すれば、直径が比較的小さいス
ルーホールでも、隣接する領域では1つのスルーホール
42(43)で該2つの領域に同時に、位置決めマーク
用の切欠き部42′、43′を設けることができて、位
置決めマークの作成の手間が省ける。
る位置決めマーク用の切欠き部42′、43′の対の縁
が圧電シートの厚さ方向に長く形成されるから、圧電ア
クチュエータ20の厚さ方向から画像認識し易くなる。
従って、図9に示すように、圧電シート21、22など
の積層数が多い場合、上下に並ぶ切欠き部43′の対の
縁の横方向の位置ずれの平均値を演算して、切欠き部4
3′の位置(座標)を正確に決定することも可能とな
る。このような位置決定を4辺の切欠き部42′、4
3′について実行できるから、各圧電アクチュエータ2
0毎に分離した後に側面電極32、33を形成すると
き、さらには、圧電アクチュエータ20をキャビティプ
レート10の所定位置に重ねて接着固定するとき、圧電
アクチュエータ20の上面にフレキシブルフラットケー
ブル40を固定するときの位置決めの基準とすることが
至極容易となると共に固定位置が正確に決定できるとい
う効果を奏する。特に、圧電の長辺端縁部に並ぶ前記個
別電極24a,24b及びダミー個別電極26、26の
本数が多く、且つ配置間隔が小さい場合(例えば、幅1
50μm程度の個別電極を200μmのピッチで配置す
る場合等)に個別電極とダミー個別電極とを積層方向に
1列状に揃えるときの位置合わせが正確となる。
42′、43′は、特に前記個別電極24a,24b及
びダミー個別電極26、26の配置の間に設けることに
より、特に個別電極の欠け箇所を無くすることができ
る。圧電アクチュエータ20の2つの長辺及び2つの短
辺にそれぞれ切欠き部43′、42′を合計4箇所設け
ことにより、例えば、この圧電アクチュエータ20をキ
ャビティプレート10の上面の所定箇所に配置して固定
するときの、画像認識装置(図示せず)による、圧電ア
クチュエータ20の長辺及び短辺の向きやキャビティプ
レート10に対する相対位置関係を容易に認識すること
ができる。また、圧電アクチュエータ20の上面にフレ
キシブルフラットケーブル40を被せ固定する場合に、
当該フレキシブルフラットケーブル40の上方からの4
箇所全部のマークとしての切欠き部42′、43′の認
識が不能な場合、1箇所乃至3箇所のマークの認識にて
位置決めが可能となる。
る最下層の圧電シートがキャビティシート10における
ベースシート14と対面するように、個別電極24a,
24bの層とコモン電極25との層との積層順序を変え
たものにも適用できることはいうまでもない。
に記載の発明の圧電アクチュエータは、複数個のノズル
毎の圧力室を列状に備えたキャビティープレートと、前
記各圧力室ごとに駆動させる駆動電極のパターンを表面
に形成した圧電シートを積層させて成る圧電アクチュエ
ータとからなり、この圧電アクチェータを、前記キャビ
ティープレートに、当該圧電アクチェータにおける各駆
動電極が各圧力室に対応するように積層してなる圧電式
インクジェットプリンタヘッドにおける圧電アクチュエ
ータであって、駆動電極のうち個別電極の列が形成され
た圧電シートと、コモン電極が形成された圧電シートと
には、各圧電シートの長辺端縁部と短辺端縁部とに、該
各辺方向の所定位置に位置決めマーク用の切欠き部がそ
れぞれ設けられ、該各切欠き部が積層方向にほぼ揃うよ
うに構成されているものである。
トの厚さ方向に長く形成されるから、圧電アクチュエー
タの厚さ方向から画像認識し易くなる。また、圧電シー
トの積層数が多い場合、上下に並ぶ切欠き部の対の縁の
横方向の位置ずれの平均値を演算して、当該切欠き部の
位置(座標)を正確に決定することも可能となるから、
各圧電アクチュエータ毎に分離した後に側面電極を形成
するとき、さらには、圧電アクチュエータをキャビティ
プレートの所定位置に重ねて接着固定するとき、圧電ア
クチュエータの上面に外部回路へのフレキシブルフラッ
トケーブルを固定するときの位置決めの基準とすること
が至極容易となると共に固定位置が正確に決定できると
いう効果を奏する。
に記載の圧電アクチュエータにおいて、前記位置決めマ
ーク用の切欠き部は、前記各圧電シートの長辺端縁部と
短辺端縁部とに、該各辺方向の中点にそれぞれ設けられ
ているものである。このようにすると、圧電アクチュエ
ータの焼成による圧電シートの辺方向の収縮があって
も、該辺の中点の切欠き部を基準にして積層したとき等
の個別電極の位置ずれ誤差が少なくなり、請求項1に記
載の発明による効果に加えて、後の工程での位置合わせ
が正確にできるという効果を奏する。
1または請求項2に記載の圧電アクチュエータにおい
て、前記一方の圧電シートの片面に形成する前記各個別
電極を、前記ノズルの配列方向と平行な中心線を挟んで
両側にて、それぞれ該中心線寄りの位置からその中心線
と平行な圧電シートの長辺端縁部まで延びるように互い
に一定間隔にて平行な列状に形成され、前記他方の圧電
シートの片面には、前記中心線を挟む中央部位に前記コ
モン電極が形成され、且つ該コモン電極と適宜隔てて圧
電シートの長辺端縁部まで延びるダミー個別電極が形成
されており前記一方の圧電シートと他方の圧電シートと
を交互に積層してなるものである。
とダミー個別電極を有する圧電シートとを交互に積層す
るとき、これらの電極の幅寸法及び配置間隔が小さく且
つ多数本であっても、これらの電極を積層方向に沿って
1列状で1直線状に揃えることが正確にでき、他の部品
(キャビティプレート等)に対する位置固定も正確にで
きるという効果を奏する。
1乃至請求項3のいずれかに記載の圧電アクチュエータ
において、前記中心線を挟む一方の側の列における個別
電極のパターンは、直線状で且つ圧電シートの前記端縁
部の一方に対して直交する方向に延びるように形成し、
前記中心線を挟む他方の側の列における個別電極のパタ
ーンは、前記中心線に近い側で前記一方の側の列の個別
電極に対し前記一定間隔の半分だけずらした千鳥配列状
の位置にあって、前記中心線と直交する方向に延び、且
つ各個別電極の長手方向の中途部で屈曲し、さらに、前
記一方の側の列の個別電極における前記圧電シートの前
記一方の端縁部側での位置に対応して圧電シートの前記
の端縁部の他方に対して直交する方向に延びるように形
成され、前記中心線の中央位置で、前記一方の側の列に
おける個別電極のパターンと、前記他方の側の列におけ
る個別電極のパターンとが点対称状に形成され、前記長
辺端縁部に形成される前記切欠き部は、前記両個別電極
のパターンの間に位置するように構成したものである。
に屈曲部を有する個別電極と、直線状の個別電極とが隣
接する箇所の間隔がやや広くなるから、請求項1乃至請
求項3に記載の発明の効果に加えて、前記広い間隔の箇
所に個別電極に触れないように切欠き部を設けることが
できるという効果を奏する。
ュエータの製造方法は、圧電アクチュエータにおける圧
電シートを構成する素材シートに、少なくとも前記圧電
シートの対向する2辺の一方の辺同士を隣接させて、複
数の圧電シートの領域を並べて形成し、該各領域には、
個別電極を、当該領域の前記両辺間で当該両辺と平行な
中心線を挟んで両側にて該中心線寄りの位置からそれぞ
れ領域の前記両辺まで延びるように互いに一定間隔にて
平行な列状に形成し、位置決めマーク用の切欠き部を、
前記領域の各辺の線上の所定位置に、当該各辺を跨ぐ大
きさのスルーホールにて形成し、前記4辺に沿って前記
スルーホールと共に前記領域毎に分割することを特徴と
するものである。
ールの箇所も同時に分割でき、分割された箇所は圧電シ
ートの厚さ方向に長い縁を有する切欠き部となるから、
圧電アクチュエータとして一体化したあとでも、位置決
めマークとして鮮明になり、圧電シートの集積作業の
他、圧電アクチュエータを他の部品に固定する位置決め
作業を正確且つ容易にできるという効果を奏する。
に記載の圧電アクチュエータの製造方法において、前記
スルーホールが、前記中心線と交差する線上であって、
前記各圧電シートにおける2辺の中央位置及び前記中心
線の延長上で、前記2辺と交差する方向の他の2辺との
交点部にて当該各辺を跨ぐ大きさにて設けられているこ
とを特徴とするものである。
とで圧電シートの4辺に簡単に切欠き部が形成できると
共に、各切欠き部は圧電シートの長辺及び短辺の中点に
位置するから、圧電アクチュエータの焼成による圧電シ
ートの辺方向の収縮があっても、該辺の中点の切欠き部
を基準にして積層したとき等の個別電極の位置ずれ誤差
が少なくなり、請求項5に記載の発明による効果に加え
て、後の工程での位置合わせが正確にできるという効果
を奏する。
請求項6に記載の圧電アクチュエータの製造方法におい
て、前記各圧電シートの領域は平面視矩形状に形成した
ので、矩形状の素材シートからの圧電シートの取り数を
多くし、むだな捨て部の面積を少なくして材料取りの効
率を向上させることができる。
求項7のいずれかに記載の圧電アクチュエータの製造方
法において、前記中心線を挟む一方の側の列における個
別電極のパターンは、直線状で且つ領域の一方の辺に対
して直交する方向に延びるように形成し、前記中心線を
挟む他方の側の列における個別電極のパターンは、前記
中心線に近い側で前記一方の側の列の個別電極に対し前
記一定間隔の半分だけずらした千鳥配列状の位置にあっ
て、領域の前記中心線と直交する方向に延び、且つ各個
別電極の長手方向の中途部で屈曲し、さらに、前記辺で
隣接した領域における前記一方の側の列の個別電極の端
部と接続するように、領域の他方の辺に対して直交する
方向に延びるように形成した後、前記各領域毎に素材シ
ートを分割して各圧電シートを作成することを特徴とす
るものである。
と、直線状の個別電極とが隣接する箇所の間隔がやや広
くなるから、請求項5乃至請求項7に記載の発明の効果
に加えて、前記広い間隔の箇所に個別電極に触れないよ
うにスルーホールをを設けることができるという効果を
奏する。
5乃至請求項8のいずれかに記載の圧電アクチュエータ
の製造方法において、前記各領域の中心線の中央位置
で、前記一方の側の列における個別電極のパターンと、
前記他方の側の列における個別電極のパターンとが点対
称状に形成され、且つ隣り合う領域の少なくとも一方の
辺同士が切れ目なく接続していることを特徴とするもの
であるから、1枚の素材シートからの圧電シートの取り
数が多くなるか、もしくは所定数の圧電シートの取り数
に対して元の素材シートの大きさを小さくできることに
なり、材料取りの効率が大幅に向上するという効果を奏
する。
を要しないから、切断工程数が少なくなり、製造能率を
大幅に向上させることができるという効果も奏する。
トプリンタヘッドを示す分解斜視図である。
の一端部を示す拡大斜視図である。
る。
電極、コモン電極、表面電極、切欠き部等のパターンを
示す斜視図である。
ターンと領域の切断線等を示す平面図である。
要部拡大斜視図である。
ープレートと圧電アクチュエータとを積層した状態の拡
大断面図である。
用マークを示す要部拡大斜視図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 複数個のノズル毎の圧力室を列状に備え
たキャビティープレートと、前記各圧力室ごとに駆動さ
せる駆動電極のパターンを表面に形成した圧電シートを
積層させて成る圧電アクチュエータとからなり、この圧
電アクチェータを、前記キャビティープレートに、当該
圧電アクチェータにおける各駆動電極が各圧力室に対応
するように積層してなる圧電式インクジェットプリンタ
ヘッドにおける圧電アクチュエータであって、 駆動電極のうち個別電極の列が形成された圧電シート
と、コモン電極が形成された圧電シートとには、各圧電
シートの長辺端縁部と短辺端縁部とに、該各辺方向の所
定位置に位置決めマーク用の切欠き部がそれぞれ設けら
れ、該各切欠き部が積層方向にほぼ揃うように構成され
ていることを特徴とする圧電アクチュエータ。 - 【請求項2】 前記位置決めマーク用の切欠き部は、前
記各圧電シートの長辺端縁部と短辺端縁部とに、該各辺
方向の中点にそれぞれ設けられていることを特徴とする
請求項1に記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項3】 前記一方の圧電シートの片面に形成する
前記各個別電極を、前記ノズルの配列方向と平行な中心
線を挟んで両側にて、それぞれ該中心線寄りの位置から
その中心線と平行な圧電シートの長辺端縁部まで延びる
ように互いに一定間隔にて平行な列状に形成され、 前記他方の圧電シートの片面には、前記中心線を挟む中
央部位に前記コモン電極が形成され、且つ該コモン電極
と適宜隔てて圧電シートの長辺端縁部まで延びるダミー
個別電極が形成されており、 前記一方の圧電シートと他方の圧電シートとを交互に積
層してなることを特徴とする請求項1または請求項2に
記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項4】 前記中心線を挟む一方の側の列における
個別電極のパターンは、直線状で且つ圧電シートの前記
端縁部の一方に対して直交する方向に延びるように形成
し、 前記中心線を挟む他方の側の列における個別電極のパタ
ーンは、前記中心線に近い側で前記一方の側の列の個別
電極に対し前記一定間隔の半分だけずらした千鳥配列状
の位置にあって、前記中心線と直交する方向にのび、且
つ各個別電極の長手方向の中途部で屈曲し、さらに、前
記一方の側の列の個別電極における前記圧電シートの前
記一方の端縁部側での位置に対応して圧電シートの前記
の端縁部の他方に対して直交する方向に延びるように形
成され、 前記中心線の中央位置で、前記一方の側の列における個
別電極のパターンと、前記他方の側の列における個別電
極のパターンとが点対称状に形成され、 前記長辺端縁部に形成される前記切欠き部は、前記両個
別電極のパターンの間に位置することを特徴とする請求
項1乃至請求項3のいずれかに記載の圧電アクチュエー
タ。 - 【請求項5】 圧電アクチュエータにおける圧電シート
を構成する素材シートに、少なくとも前記圧電シートの
対向する2辺の一方の辺同士を隣接させて、複数の圧電
シートの領域を並べて形成し、該各領域には、個別電極
を、当該領域の前記両辺間で当該両辺と平行な中心線を
挟んで両側にて該中心線寄りの位置からそれぞれ領域の
前記両辺まで延びるように互いに一定間隔にて平行な列
状に形成し、 位置決めマーク用の切欠き部が、前記領域の各辺の線上
の所定位置に、当該各辺を跨ぐ大きさのスルーホールに
て形成され、 前記4辺に沿って前記スルーホールと共に前記領域毎に
分割することを特徴とする圧電アクチュエータの製造方
法。 - 【請求項6】 前記スルーホールが、前記中心線と交差
する線上であって、前記各圧電シートにおける2辺の中
央位置及び前記中心線の延長上で、前記2辺と交差する
方向の他の2辺との交点部にて当該各辺を跨ぐ大きさに
て設けられていることを特徴とする請求項5に記載の圧
電アクチュエータの製造方法。 - 【請求項7】 前記各圧電シートの領域は平面視矩形状
に形成されていることを特徴とする請求項5または請求
項6に記載の圧電アクチュエータの製造方法。 - 【請求項8】 前記中心線を挟む一方の側の列における
個別電極のパターンは、直線状で且つ領域の一方の辺に
対して直交する方向に延びるように形成し、 前記中心線を挟む他方の側の列における個別電極のパタ
ーンは、前記中心線に近い側で前記一方の側の列の個別
電極に対し前記一定間隔の半分だけずらした千鳥配列状
の位置にあって、領域の前記中心線と直交する方向に延
び、且つ各個別電極の長手方向の中途部で屈曲し、さら
に、前記辺で隣接した領域における前記一方の側の列の
個別電極の端部と接続するように、領域の他方の辺に対
して直交する方向に延びるように形成した後、前記各領
域毎に素材シートを分割して各圧電シートを作成するこ
とを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載
の圧電アクチュエータの製造方法。 - 【請求項9】 前記各領域の中心線の中央位置で、前記
一方の側の列における個別電極のパターンと、前記他方
の側の列における個別電極のパターンとが点対称状に形
成され、且つ隣り合う領域の少なくとも一方の辺同士が
切れ目なく接続していることを特徴とする請求項5乃至
請求項8のいずれかに記載の圧電アクチュエータの製造
方法。
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