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JP2002036449A - 吸放湿性化粧材 - Google Patents

吸放湿性化粧材

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Publication number
JP2002036449A
JP2002036449A JP2000229337A JP2000229337A JP2002036449A JP 2002036449 A JP2002036449 A JP 2002036449A JP 2000229337 A JP2000229337 A JP 2000229337A JP 2000229337 A JP2000229337 A JP 2000229337A JP 2002036449 A JP2002036449 A JP 2002036449A
Authority
JP
Japan
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moisture
absorbing
resin layer
releasing
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000229337A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichiro Yokochi
英一郎 横地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸放湿性が高く、外界の温湿度変化に伴う湿
度の変動幅を収束させることが可能であると共に、製造
が容易で安定した品質の吸放湿性化粧材を提供する。 【解決手段】 基材2上に、珪藻土を含有するポリオレ
フィン系樹脂から成る吸放湿性樹脂層3を、熔融押出し
て積層・接着して、吸放湿性化粧材1を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋などの内装化
粧材として用いられる、吸放湿性を有する化粧材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の内装化粧材は湿度調整効果を有し
ていないため、屋外の温度、湿度の変化にともなって室
内の相対湿度が上昇すると、化粧材表面の結露、更にそ
れに起因してカビ、ダニの発生、建築材料の腐蝕、錆、
或いは住居内湿度の変動による人の健康状態への影響な
どが懸念される。
【0003】そこで特開平11-207853号公報記載の如
く、エマルジョン化したバインダー樹脂中に吸放湿材料
として珪藻土を添加した吸放湿性樹脂層を基材上に塗工
して成る化粧材が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の化粧材
は、十分な吸放湿効果を出すために珪藻土を100重量部
以上添加すると、製膜時にエマルジョンが増粘して塗工
適性が悪化したり、又珪藻土が分離沈降すると言う問題
を生じることが判明した。又エマルジョン化出来る樹脂
としてもポリオレフィン系ではエチレン-酢酸ビニル共
重合体ぐらいに限定されてしまうという問題があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、吸放湿性が高く、外界の温湿度変化
に伴う湿度の変動幅を収束させることが可能であると共
に、製造が容易で安定した品質の吸放湿性化粧材を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材上に、珪
藻土を含有するポリオレフィン系樹脂からなる吸放湿性
樹脂層を、熔融押出しして積層・接着してなる事を特徴
とする吸放湿性化粧材、を要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づき詳細
に説明する。図1に示すように本発明吸放湿性化粧材1
は、基材2上に、珪藻土3aを含有するポリオレフィン系
樹脂3bから成る吸放湿性樹脂層3を、熔融押出して積層
・接着してなるものである。
【0008】基材2は、吸放湿性樹脂層3の支持体となる
ものであり、化粧材の基材として用いられるものが使用
出来る。形状はシート状又は板状の何れでも良い。材料
としては、杉、松、樫、楢、ラワン、チーク等の樹木か
ら成る木材単板、木材合板、パーティクルボード、及び
木質繊維板(MDF)等の木材、鉄、銅、及びアルミニウ
ム等の金属、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリオレ
フィン樹脂、ポリエステル樹脂、ABS樹脂、及びフェノ
ール樹脂等の樹脂、硝子、陶磁器等のセラミックス、石
膏、硅酸カルシウム、及びセメント等の非陶磁器窯業系
材料、紙、布帛、及び不織布等が挙げられる。
【0009】吸放湿性化粧材1を、壁紙等のシート(化
粧シート)として用いる場合は、基材として坪量が20〜
120g/m2 程度の上質紙、薄葉紙、クラフト紙、壁紙用裏
打ち紙、和紙等の紙、或いはガラス繊維、石綿、ポリエ
ステル繊維、ビニロン繊維等の繊維から成る織布又は不
織布を用いるのが好ましい。紙の場合、水酸化アルミニ
ウム粉末等の難燃剤を添加することもできる。
【0010】また基材2として紙及び木材等の吸放湿性
又は透水性のある物を使用する場合、吸放湿性樹脂層3
に吸着された水分が、基材2を通って、その裏面(例え
ば壁の内部等)に浸透することがある。場合によって
は、裏面に浸透した水分により、裏面の物が湿気を帯び
たり、反りを生じたり、又は黴と錆が発生したりする虞
れがある。従ってこの現象を防止するために、基材2の
裏面側(吸放湿性樹脂層と反対の面)に防湿・防水層を積
層することもできる。
【0011】また防湿・防水層は基材2の表面側(吸放
湿性樹脂層3側)あるいは表裏両面側に積層しても良
い。防湿・防水層は、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデ
ン、シリカ蒸着ポリエチレンテレフタレート等の防湿
性、或いは防水性を有する材料であれはよい。防湿・防
水層の厚みは、30〜100μmが好ましく、2液硬化型ウレ
タン樹脂等の接着剤で貼り合わせたり、又は熔融押し出
し法(エクストルージョンコート法)等で、塗工するこ
とによって形成することができる。
【0012】吸放湿性樹脂層3の樹脂3bは、吸放湿材料
としての珪藻土を保持し層状に形成するためのバインダ
ーとなるものであり、ポリオレフィン系樹脂が用いられ
る。具体的には、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン-アクリル酸共重合体、エチレン-プロピレン共重合
体、エチレン-プロピレン-ブテン共重合体、ポリブテ
ン、ポリイソブチレン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリイソプレン或いはこれらの共重合体とエチレン
系不飽和単量体の1種または2種以上との共重合体等が挙
げられる。吸放湿性樹脂層3の厚みは、50〜200μm程度
が好ましい。
【0013】吸放湿性樹脂層3は、例えば図2に示すよう
に、シート状の基材2を供給するとともに、圧胴4と冷却
ロール5との間に基材2が位置する状態で、ポリオレフィ
ン系樹脂中に珪藻土を添加した組成物6を熱熔融せし
め、これをTダイ7から押し出して製膜して吸放湿性樹脂
層3とすると同時に、基材2上に積層し、冷却ロール5と
接触している間に冷却し、剥離ロール8により冷却ロー
ル5から剥離することにより、吸放湿性樹脂層3と基材2
とを接着せしめる。
【0014】基材2と吸放湿性樹脂層3との接着力を高め
るために、必要に応じて下記(a)〜(c)の手段を用いるこ
とができる。 (a)熔融押出した吸放湿性樹脂層3の基材2側の面(接着側
表面)に、オゾン吹付処理、或いはコロナ放電処理を施
して基材側表面に、水酸基、カルボキシル基、カルボニ
ル基等の極性官能基を付与する。 (b)基材2の吸放湿性樹脂層3側に、塩素化ポリプロピレ
ン、2液硬化型ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の接着剤
層を予め形成する。接着剤層の塗工量は、5〜20g/m 2
度とする。 (c)上記(a)と(b)とを併用する。
【0015】又、基材2上に熔融押出した吸放湿性樹脂
層3の冷却固化と接着を促進するために、図2の如く冷却
ロール5で熔融押出した吸放湿性樹脂層3表面を押圧する
ことが好ましい。冷却ロール5は、通常は、熱伝導性に
優れ、又機械的強度も高い、鉄、銅等の金属の円筒から
構成する。より冷却効率を高める為、冷却ロールの内部
を中空とし、該中空部内に冷却水を通水しても良い。又
冷却ロール5の表面に所望の凹凸形状(凹凸模様)を形成
しておくことにより、吸放湿性樹脂層3の製膜・積層と
同時に、その表面に所望の凹凸模様をエンボス加工する
ことが出来る。凹凸模様としては、砂目、梨地、ヘアラ
イン、木目導管溝、花崗岩劈開面、皮絞、タイル貼や煉
瓦積の目地溝等任意である。勿論、凹凸模様を欲しない
場合は、冷却ロール5の表面は鏡面平滑とする。
【0016】吸放湿性樹脂層3の吸放湿材料として用い
られ珪藻土3aは、含水コロイド珪酸であり蛋白石の1種
で、珪藻類の遺骸が海底に堆積したできたものである。
また珪藻の他に放散虫、海綿のとげ、石灰粒などを含
む。一般に比重はおよそ2.0で粘土に似て硬度は高い。
珪藻土は、内部に細孔を有し、雰囲気の湿度に応じ該細
孔内に湿気(水分)を保持したり、細孔内部から湿気を
放出して、吸放湿剤として働き、雰囲気の湿度変化を収
束させることができる。尚、本発明でいう湿度とは、相
対湿度を言う。珪藻土は、水に溶解したり、水で膨潤し
たりせず、更に空気中で長時間曝露されても、変質した
り黴を生じたりせず、吸湿と放湿の周期を良好に繰り返
すことができる。
【0017】使用する珪藻土の平均粒径は、0.1〜100μ
mが好ましい。また、珪藻土の平均細孔径は、湿度を40
〜60%に保つためには2〜6nmが好ましく、比表面積は100
m2/g以上が好ましい。珪藻土は具体的には、稚内、秋
田、岡山、石川、大分等で採掘された各地産のものがあ
るが、なかでも稚内産の珪藻頁岩を用いるのが好まし
い。稚内産の珪藻頁岩は細孔半径2〜8nmの細孔容量が全
細孔容量の70%以上を占め、その細孔容量も大きい。
【0018】珪藻土の添加量は、ポリオレフィン系樹脂
100重量部に対し、好ましくは5〜200重量部、更に好ま
しくは30〜150重量部である。珪藻土の添加量が5重量部
未満では、通常の室内雰囲気の気温変化にともなった湿
度変化を収束させるという用途において吸放湿効果が実
用上不十分であり、200重量部を超えると実用上の吸放
湿効果が飽和してくる上、吸放湿性樹脂層の強度が低下
するとともに又製膜も難しくなるという虞れがある。
【0019】吸放湿性樹脂層3には必要に応じて、水酸
化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の難燃材、10,
10’-オキシビスフェノキシアルシン等の防黴材、銀イ
オン担持ゼオライト等の抗菌剤、染料又は顔料等の着色
剤、熱安定剤、可塑剤、及び体質顔料、紫外線吸収剤等
の添加剤を添加することができる。
【0020】吸放湿性樹脂層3は、内部に気泡を含まな
い非発泡体として構成してもよいし、或いは内部に多数
の気泡を有する細胞状の発泡体としても、いずれでも良
い。吸放湿性樹脂層3が細胞状発泡体で、表面に開口す
る空洞を多数有する場合は、通気性が良好であり、それ
故吸放湿性が良好である。即ち、上記のような細胞状の
発泡体では、吸放湿剤である珪藻土の外気との接触が、
効率良く行われるからである。
【0021】発泡体の表面に開口する空洞とは、樹脂層
の内部から樹脂層の表面にまで連通する空洞のことであ
る。このような複数の空洞同士が互いに連通していて、
連通する空洞が樹脂層の内部にまで分布していると、吸
放湿効果が良好であるので好ましい。又、樹脂層の表側
表面から裏側表面にまで、空洞が連通していても良い。
特に化粧材基材が紙等の吸放湿素材の場合には、該化粧
材基材側からの湿気の吸放湿も利用できる。勿論、表面
に開口する空洞と共に、表面に開口していない空洞が並
行して存在していても良い。
【0022】空洞本体の直径は、通常10〜100μm程度の
範囲である。空洞本体が、直接に樹脂層の表面に開口す
るか、又は通路によって、樹脂層の表面に繋がった形に
なっても良い。該通路の直径も空洞本体の直径と同程度
の範囲である。空洞本体の形状は、球、回転楕円体、多
面体、及びその他の各種形状で良い。空洞本体及び通路
の壁面は、バインダー樹脂から構成される。
【0023】細胞状の発泡体を形成する方法としては、
上記の樹脂中に発泡体を添加した組成物を加熱し、発泡
させる方法が代表的である。また、発泡剤としては、以
下の(1)〜(3)に挙げる化合物が用いられる。 (1)アクリルニトリル、塩化ビニリデン、塩化ビニリデ
ン・アクリルニトリル共重合体等の樹脂の中空体中に、
ブタン、ヘキサン、及びペンタン等の揮発・熱膨張性の
物質を内包させたマイクロカプセル型発泡剤。 (2)アゾジカーボンアミド、アゾビスイソブチロニトリ
ル、4-4’-オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、
N-N-ジニトロソペンタメチレンテトラミン、炭酸水素ア
ンモニウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、
及びソジウムボロンハイドライド等の熱分解型発泡剤。
必要に応じて、更に鉛、カルシウム、及び錫等の金属石
鹸、二塩基性亜硫酸鉛、三塩基性鉛、及び亜鉛華等の発
泡促進剤を添加する。 (3)上記の(1)と(2)との混合物。
【0024】発泡剤の添加量は、バインダー樹脂100重
量部に対して通常1〜10重量部である。熱分解型の発泡
剤を多めに添加したり、又、樹脂中に界面活性剤を添加
したりすることによって、表面に開口する空洞を作るこ
とができる。
【0025】化粧材には、吸放湿性を阻害しない範囲内
で、吸放湿性樹脂層3の表面(もし、該樹脂層が透明な
ら、裏面でも可能である)に、装飾層を設けても良い。
装飾層としては、例えば公知のインキと印刷法によって
設けた絵柄印刷層、及びアルミニウム、クロム等の金属
薄膜層等が挙げられる。この場合、全面ではなく、部分
的に設けることが好ましい。絵柄としては、木目柄、石
目柄、布目柄、皮絞、タイル貼、煉瓦積、文字、幾何学
図形等任意である。インキのバインダーとしては、2液
硬化型ウレタン樹脂、塩素化ポリプロピレン等が用いら
れる。インキの着色剤としては、弁柄、黄鉛、群青、カ
ーボンブラック、チタン白、アルミニウム箔粉、二酸化
チタン被覆雲母、箔粉等の無機顔料、ポリアゾレッド、
キナクリドンレッド、ベンジジンイエロー、イソインド
リノンイエロー、フタロシアニンブルー等の有機顔料等
が用いられる。
【0026】又、化粧材には、吸放湿性を阻害しない範
囲内で、樹脂層の内部に公知の染料又は顔料等の着色剤
を添加して着色することによって、装飾効果を出すこと
もできる。又、吸放湿性樹脂層の表面に、前記の如くの
方法により凹凸模様をエンボスしたり、更にエンボスの
凹部に、着色インキをワイピング法により、充填し着色
することもできる。
【0027】本発明吸放湿性化粧材は、その用途とし
て、壁、床、及び天井等の建築物の内装材が代表的であ
り、その他に、自動車、電車、船舶、及び航空機等の乗
物の内装材、扉、襖、窓枠、及び手摺り等の建具、箪笥
等の家具、間仕切り、及び容器等にも利用される。
【0028】
【実施例】実施例1 難燃性裏打ち紙「E-140RS」(紀州製紙(株)坪量140g/m2)
上に平均粒径20μm、平均細孔径6nmの珪藻土(鈴木産業
(株)製「稚内層珪藻頁岩」)を添加した下記組成のオレ
フィン系熱可塑性エラストマー樹脂をTダイからの熔融
押出法により、塗工量100g/m2で積層した(図2)。次いで
加熱発泡炉で220℃、1分間発泡させ、吸放湿性を有する
壁材シートを得た。又珪藻土の分離沈降も生ぜず、吸放
湿性樹脂層の表面は平坦で、筋、魚目状の欠点も生じな
かった。 [オレフィン系熱可塑性エラストマー樹脂組成] ・バインダー樹脂:低密度ポリエチレン樹脂 100重量部 ・マイクロカプセル型発泡剤:松本油脂(株)「F-85」 12重量部 ・顔料:酸化チタン粉末(白色顔料) 19重量部 ・光安定剤:ヒンダードアミン系ラジカル補足剤 0.5重量部 ・吸放湿材料:珪藻土(上記のもの) 100重量部
【0029】比較例1 難燃性裏打ち紙「E-140RS」(紀州製紙(株)坪量140g/m2)
上に下記組成のオレフィン系熱可塑性エラストマー樹脂
をTダイ押出法により塗工量100g/m2で積層した。次いで
加熱発泡炉で220℃、1時間発泡させ、壁材シートを得
た。 [オレフィン系熱可塑性エラストマー樹脂組成] ・バインダー樹脂:低密度ポリエチレン樹脂 100重量部 ・マイクロカプセル型発泡剤:松本油脂(株)「F-85」 12重量部 ・顔料:酸化チタン粉末(白色顔料) 19重量部 ・光安定剤:ヒンダードアミン系ラジカル補足剤 0.5重量部
【0030】比較例2 難燃性裏打ち紙「E-140RS」(紀州製紙(株)坪量140g/m2)
上に下記組成の水性エマルジョン組成物をコンマコータ
で塗工し、120℃雰囲気中で2分間加熱し、乾燥固化せし
め、塗工量100g/m2の塗膜とし、更に170℃雰囲気中で1
分間加熱し、該塗膜を発泡せしめて、吸放湿性樹脂層と
した。但し、該エマルジョンは塗工中に塗料貯留槽中で
珪藻土が徐々に沈降し、安定した塗工が難しかった。又
塗膜上には、部分的に筋状、魚目状の欠点も見られた。 [水性エマルジョン組成] ・バインダー樹脂:エチレン-酢酸ビニル共重合体樹脂(中央理化学工業社製「BE- 920」 100重量部 ・マイクロカプセル型発泡剤:松本油脂(株)「F-85」 14重量部 ・分散剤:ポリカルボン酸 4重量部 ・消泡剤:非シリコン系 4重量部 ・吸放湿材料:珪藻土(平均粒径20μm、平均細孔径6nm、鈴木産業(株)製「稚内層 珪藻頁岩」 100重量部
【0031】〔湿度調整効果の試験〕実施例と比較例の
シートに関して、以下の手法により調湿性能(湿度調整
効果)を比較した。内寸25cm×25cm×25cmのアルミニウ
ムケースの内壁面に、上述のシート25cm×25cm、各1枚
をそれぞれアルミニウムケース内に貼り合わせ、初期設
定温湿度を20℃、50%RHに恒量化した後、アルミニウム
ケースを密閉し、外気温度を20℃で0.5時間、30℃で2時
間、20℃で2時間、及び10℃で2時間のサイクルで変化さ
せ、アルミニウムケース内の湿度変化を測定した。測定
結果を図3に示す。図3に示したように、実施例1のもの
は比較例1と比べて湿度の変動幅が小さいことが確認で
きた。
【0032】
【発明の効果】従来の内装用化粧材では、外界の温度及
び湿度の変化に対して、室内の湿度変化が非常に大きか
ったのに対し、本発明吸放湿化粧材は、室内の吸放湿調
整効果を有することに加え、バインダー樹脂として耐水
性等性能に優れるポリオレフィン系樹脂を幅広く使用出
来、珪藻土を100重量部添加しても分離沈降、製膜不良
を生じ難い為、室内の湿度変化を収束させることが十分
に安定して出来る。更に吸放湿性樹脂層表面に、筋状や
魚目状の欠点が生じることもなく外観に優れた化粧材が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明吸放湿性化粧材の1例を示す断面図で
ある。
【図2】 本発明吸放湿性化粧材の製造方法の説明図で
ある。
【図3】 湿度調整効果試験の結果を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 吸放湿性化粧材 2 基材 3 吸放湿性樹脂層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 1/64 E04B 1/64 D // B29K 23:00 B29K 23:00 105:16 105:16 B29L 9:00 B29L 9:00 31:58 31:58 Fターム(参考) 2E001 DA01 DB03 FA03 GA03 GA24 GA28 GA42 GA85 HA01 HA03 HA11 HA14 HA21 HB02 HB04 HB05 HC01 HC02 HC04 HC07 HC11 HD11 HD13 JA03 JA06 JA22 JB03 JD04 LA04 4F100 AA21 AA21H AC10B AC10H AH03 AH03H AK03B AK06 AK62B AK66B AT00A BA02 CA01 CA05 CA13 DG10 DJ01 EH23B GB08 HB00 JD15 JD15B JD16 JD16B JL02 JL07 4F207 AA03 AA07 AB02 AB12 AB16 AG03 AH48 KA01 KA11 KA17 KB13 KF02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に、珪藻土を含有するポリオレフ
    ィン系樹脂からなる吸放湿性樹脂層を、熔融押出しして
    積層・接着してなる事を特徴とする吸放湿性化粧材。
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