JP2002034708A - 家具類の軸受け構造 - Google Patents
家具類の軸受け構造Info
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Abstract
をバーリング加工によって形成するにおいて、バーリン
グ工程での破断を招来することなく筒状部の突出高さを
大きくして、軸の支持強度を向上できるようにする。 【手段】長穴12の長さを、軸13の移動ストロークLより
も相当に大きくする。筒状部38のうち長穴12の両端部の
箇所では突出寸法を小さくし、軸13の移動範囲では突出
寸法を大きくする。筒状部38は、長穴12の両端部では突
出寸法は小さいため、バーリング工程で筒状部38が破断
することはない。軸13のストローク規制は、長穴13以外
の部位で行うか、または、ブッシュ22の左右両端部の肉
厚を厚くすることによって行う。
Description
おける軸受け構造に関するものである。
動するシンクロタイプのロッキング椅子では、脚支柱の
上端に上向き開口の金属板製支持ベースを設け、この支
持ベースの左右側板に前後長手の長穴を設け、この長穴
に、座体が取付く軸を前後スライド自在に挿入し、以っ
て、座体の後退動を許容していることが多い。
を支持ベース等に設ける場合、軸の支持強度を高めるた
め、長穴の周囲に筒状部をバーリング加工によって形成
している(例えば特開平10─57180号参照)。一
般に、長穴には合成樹脂製のブッシュを装着している。
度を高めるには、筒状部の突出高さを大きくすれば良
い。しかし、筒状部の高さ寸法をある程度以上に大きく
すると、長穴の両端の半円部において破断が多発してお
り、このため、軸の支持強度を高めるのに限界があっ
た。
なく、軸を介して移動する部材を備えた家具類に広く言
える問題であった。
とするものである。
本発明では、長穴が開いた金属板製の部材と、この部材
の長穴に嵌まる軸とを備えており、前記金属製の部材に
は、長穴を囲う筒状部がバーリング加工によって形成さ
れており、部材と軸とが長穴の長手方向に相対動する家
具類において、前記金属製の部材における長穴の長さを
部材と軸の相対動ストロークよりも大きい寸法に設定す
ることにより、軸が長穴の両端部を除いた範囲で相対動
するように設定し、前記筒状部の突出高さ寸法を、長穴
の両端部では小さく、軸が相対動する範囲では大きくな
るように設定した。
の筒状部の突出寸法は小さいため、バーリング加工に際
しての破断を招来することなく、軸の支持面積を大きく
することができ、しかも、筒状部は全体として環状に延
びているため、筒状部のうち突出寸法の高い部位の曲げ
強度が低下することはない。従って、本発明によると、
軸の支持強度を従来に比べて格段に向上することができ
る。
のブッシュを装着している場合は、ブッシュの耐久性も
向上することができる。
形態を図面に基づいて説明する。
図4及び図5は分離斜視図であり、まず、これらの図に
基づいて基本構造を説明する。
支柱1を備えた脚2と、脚支柱1の上端に固定した上向
き開口の支持ベース3と、支持ベース3に上方から被さ
る上金具4と、上金具4の後方に配置した揺動フレーム
5と、上金具4及び揺動フレーム5で支持した座体6
と、揺動フレーム5に取り付けた背部7とを備えてい
る。
成している。脚支柱1は脚カバー8で覆われており、支
持ベース3は上向きに開口したベースカバー9で下方か
ら覆われている。
0を固着しており、この第1ブラケット10と支持ベー
ス3とに固定したブッシュ11に脚支柱1の上端を嵌着
している。また、支持ベース3における左右両側板3a
の前部には前後長手の長穴12が空いており、この長穴
12と上金具4の側板とに第1軸13を挿入している。
長穴12には合成樹脂製のブッシュ22を装着してい
る。
口コ字状の第2ブラケット14を溶接によって固着して
いる。他方、揺動フレーム5は、第2ブラケット14の
外側に位置する側板5aを備えており、揺動フレーム5
の前端部を、支持ベース3の側板3aに貫通した第2軸
15によって第2ブラケット14に取付けている。
軸16によって連結されている。例えば図4や図5に示
すように、揺動フレーム5には、左右方向に広がる翼状
の受け板17を固着している。
後部には、揺動フレーム5を貫通した下向きのロッド1
8が回転不能に取付けられており、このロッド18の先
端部に設けたばね受け19で、弾性手段の一例としての
コイルばね20を支持しており、コイルばね20で揺動
フレーム5を受けている。コイルばね20はホルダー2
1に嵌まっている。
面視で前向き凹状に形成された腰部アウター部材22
と、この腰部アウター部材23に取付けた背もたれ24
とから成っている。腰部アウター部材23は、揺動フレ
ーム5の受け板17にねじで固定されている。
ターシェル(外カバー)25と、その手前に配置したイ
ンナーシェル(芯板)26と、その前面に張ったクッシ
ョン27とから成っている。
ーシェル28と、これに連結された後部インナーシェル
29と、両インナーシェル28,29に共通して張った
クッション材30とから成っている。
によって上金具4の前端部に係着されており、後部イン
ナーシェル29は、第2爪32によって揺動フレーム5
の受け板17に係着されていると共に、第3爪33によ
って、腰部アウター部材23のリブ34に係止されてい
る。前部インナーシェル28には、上金具4に摺動自在
に載る下向き突起35を設けている。
1軸13のストローク規制と軸受け構造の詳細とを、図
6〜図8も参照して説明する。図6はストローク規制の
説明図、図7(A)は支持ベース3とブッシュ22との
分離斜視図、図7(B)はブッシュ22の取付け状態を
示す断面図、図8は要部平面図である。
と、揺動フレーム5は第2軸15を中心にして後傾動
し、これに連動して上金具4及び座体6が後退動及び後
傾動する(詳細は省くが、座体6は上金具4によりも大
きく後退動する)。
第1ブラケット10の上面に当たることにより、揺動フ
レーム5の回動範囲や第1軸13の移動ストロークが規
制される。第1ブラケット10の左右両端部には、緩衝
のため、第3軸16が当たる合成樹脂製のストッパー3
7を装着している(詳細は後述する)。なお、揺動フレ
ーム5は、図3に示すように、支持ベース3の後部に当
たることによって前向き回動姿勢が規制される。
3の長穴12の箇所には内向きの筒状部38がバーリン
グ加工によって形成されており、この筒状部38にブッ
シュ22が装着されている。
び後退し切った状態でブッシュ22の前後内面と第1軸
13との間に隙間が空くように、支持ベース3の長穴1
2の長さを、第1軸13の移動ストロークLにブッシュ
22の肉厚寸法を足した寸法よりも大きくなるように設
定し、更に、筒状部38は、長穴12の両端の半円状の
部分では突出寸法が小さく、第1軸13の移動範囲では
突出寸法が大きくなるように設定している。
寸法は小さいため、バーリング加工に際して長穴12の
両端部において破断が生じることはなく、しかも、筒状
部38は環状に連続しているため、突出寸法の大きい部
分の曲げ強度は高い。このため、第1軸13の支持強度
を格段に向上できる。
ンジ22aと爪22bとが形成されている。また、長穴
12への嵌め込みを容易ならしめるため、スリット22
cで上下に分断し、上下に分断された部分を左右の横向
きU字形ブリッジ22dで接続している。
いてストッパー37の詳細を説明する。図9は支持ベー
ス3の平面図、図10は図9の X-X視断面図、図11は
揺動フレーム5を外側から見た側面図、図12は図11
の XII-XII視断面図である。
は、第1ブラケット10の後端部の箇所で切欠かれてお
り(切欠き部を符号39で示す)、第1ブラケット10
には、支持ベース3の切欠き部39において外向きに張
り出す突出部10aが形成されている。また、突出部1
0aの付け根箇所には係合穴40が空いている。
ト10の突出部10aを上下から挟持する袋状部37a
と、第1ブラケット10の係合穴40に弾性的に嵌まる
爪37bとを形成している。袋状部37aが支持ベース
3の側板3aに外側から当たることにより、ストッパー
37は左右ずれ不能に保持されている。
ー37は揺動フレーム5の内側面に当接又は密接するよ
うに設定しており、このため、ストッパー37は揺動フ
レーム5の左右位置を規制する役割(左右ぶれ止め)の
役割も果している。
ン等の合成樹脂製であるため、揺動フレーム5の傾動に
よって擦れ音を発生することなく、揺動フレーム5の傾
動をスムースにガイドすることができる。なお、ストッ
パー37は支持ベース3のフランジ3bや側板3aに装
着することも可能である。
厚を厚くすることにより、第1軸13がブッシュ22の
長穴の全体を移動するように設定している。すなわち、
ブッシュ22によって第1軸13のストロークを規制し
ている。
ストロークLよりも遙かに長いため、バーリング加工で
の割れを生じることなく、筒状部38のうち第1軸13
の支持部の突出高さ寸法を大きくすることができる。
例えば、発明の適用対象は椅子のみには限らず、筒状部
をバーリング加工してこれに軸を相対動自在に嵌め入れ
た家具類に広く適用できる。
(B)はブッシュの取付け状態を示す断面図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】長穴が開いた金属板製の部材と、この部材
の長穴に嵌まる軸とを備えており、前記金属製の部材に
は、長穴を囲う筒状部がバーリング加工によって形成さ
れており、部材と軸とが長穴の長手方向に相対動する家
具類において、 前記金属製の部材における長穴の長さを部材と軸の相対
動ストロークよりも大きい寸法に設定することにより、
軸が長穴の両端部を除いた範囲で相対動するように設定
し、前記筒状部の突出高さ寸法を、長穴の両端部では小
さく、軸が相対動する範囲では大きくなるように設定し
ている、家具類の軸受け構造。 - 【請求項2】前記家具類は椅子であって、 脚支柱の上端に、上向きに開口した金属板製の支持ベー
スが固着されており、この支持ベースの左右側板に、筒
状部で囲われた長穴を略前後方向に延びるように設け、
この長穴に、合成樹脂製のブッシュを介して、座体や背
もたれの荷重が作用する軸を前後スライド自在に挿入し
ており、前記筒状部の突出寸法を、長穴の両端の半円状
部では低く、軸が相対動する範囲では大きくなるように
設定している、請求項1に記載した家具類の軸受け構
造。
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2000
- 2000-07-31 JP JP2000231539A patent/JP3789738B2/ja not_active Expired - Fee Related
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