[go: up one dir, main page]

JP2002031266A - 免震配管接続構造およびそれにおける固定構造 - Google Patents

免震配管接続構造およびそれにおける固定構造

Info

Publication number
JP2002031266A
JP2002031266A JP2000212713A JP2000212713A JP2002031266A JP 2002031266 A JP2002031266 A JP 2002031266A JP 2000212713 A JP2000212713 A JP 2000212713A JP 2000212713 A JP2000212713 A JP 2000212713A JP 2002031266 A JP2002031266 A JP 2002031266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
pipe connection
seismic isolation
joint
upper structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000212713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4547074B2 (ja
Inventor
Takashi Miyama
剛史 三山
Yoshikichi Suzuki
佳吉 鈴木
Tetsuo Yamamoto
哲夫 山本
Kazuhiro Sasaki
一博 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UE JOINT KK
Fujita Corp
Original Assignee
UE JOINT KK
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UE JOINT KK, Fujita Corp filed Critical UE JOINT KK
Priority to JP2000212713A priority Critical patent/JP4547074B2/ja
Publication of JP2002031266A publication Critical patent/JP2002031266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4547074B2 publication Critical patent/JP4547074B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 免震配管技術において従来より使用されてい
るボールジョイント、ユニバーサルジョイントなどの配
管接続方向変位・伸縮可能継手、配管接続方向変位可能
継手の使用方法を適切にする。 【解決手段】 免震配管において、配管接続方向変位・
伸縮可能継手としてのユニバーサル・エキスパンション
・ジョイント24、28を、ユニバーサル・エキスパン
ション・ジョイント24、28を構成する挿嵌部材C側
を、被挿嵌部材D側よりも、上流側に位置するように使
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の上階部分な
どの上部構造が下階部分などの下部構造に、あるいは上
部構造としての建物本体が下部構造としての建物基礎
に、免震装置を介して支持されている免震構造の建物に
おいて、上部構造側の配管と、下部構造側の配管とを、
地震時でも配管接続が維持できるような免震配管接続技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物の耐震対策が積極的に進め
られている。例えば地盤側に構築される地下ピットなど
の建物下部基礎側と、住居部分などが設けられる建物本
体側との間に、アイソレータやダンパなどからなる免震
装置が介在させられた免震対策が知られている。すなわ
ち、地震時の地盤側の振動を免震装置で吸収して、地震
の振動を建物本体側にそのまま伝えないような構造に構
成されているのである。
【0003】このように建物自体の耐震対策が積極的に
進められる一方で、上下水道、ガスなどの建物への引き
込み配管系統における耐震対策も求められている。特殊
な継手を使用して、かかる配管系統を接続する免震配管
工法が種々提案されている。
【0004】例えば、特開平10−231972号公報
には、室内配水用配管と、地中配水用管とが、両端部外
周面に球面凸状部が形成された伸縮自在な継手本体と、
かかる球面凸状部に球面摺動自在に嵌合する球面凹状部
が内周面に形成された一対の継手管とからなる管継手
で、免震配管接続される構成が開示されている。
【0005】また、かかる公報には、一端部外周面に球
面凸状部が形成された継手本体と、かかる球面凸状部に
球面摺動自在に嵌合する球面凹状部が形成された継手管
とからなる一対の管継手本体の各継手本体が、スイベル
により連結された管継手により、室内用配水管と地中配
水管とが、屈曲配管された免震配管構造も開示されてい
る。
【0006】特開平11−182775号公報には、建
物基礎側と、この建物基礎側に免震装置を介して設けら
れた建物本体側とで、それぞれの側に固定された配管
を、接続方向変位可能継手、伸縮継手を介して、免震配
管接続する構成が開示されている。
【0007】特開平11−344176号公報には、フ
レキシブル継手配管の一端にボールジョイントを、他端
にユニバーサルジョイントをそれぞれ結合した設備用配
管の免震継手、フレキシブル配管の両端にボールジョイ
ントを結合した設備用配管の免震継手の構成がそれぞれ
開示されている。
【0008】上記それぞれの構成では、呼称はそれぞれ
異なるものの、ボールジョイント、あるいはユニバーサ
ルジョイントと呼ばれる構成の継手が使用されている。
かかるボールジョイント、ユニバーサルジョイントは、
互いに接続する配管の接続方向を自在に選択できる構成
で、接続方向が予め固定されているエルボなどの継手と
は異なる構成である。
【0009】ボールジョイント、ユニバーサルジョイン
トでは、その配管方向を自在に選択できるように、略共
通した摺動機構部を有している。かかる摺動機構部は、
例えば、図1に示すボールジョイントでは、筒体1の一
端側に配管接続部2を、他端側に挿嵌部を設けた挿嵌部
材Aと、一端側に配管接続部2’を、他端側に上記挿嵌
部を摺動可能に内包する被挿嵌部を有する被挿嵌部材B
とから構成されている。
【0010】挿嵌部材Aでは、挿嵌部は、その外周面が
凸な部分球面状の部分球面部3に形成されている。
【0011】被挿嵌部材Bでは、図1に示すように、筒
状ボディ部4aと、筒状カバー部4bとから構成されて
いる。筒状ボディ部4aの内周面は、上記凸な部分球面
部3を摺動可能に内包する(図1に示す状態では、前半
部3aを内包する)凹な部分球面部5aに形成され、筒
状カバー部4bの内周面は、上記凸な部分球面部3を摺
動可能に内包する(図1に示す状態では、後半部3bを
内包する)凹な部分球面部5bに形成され、筒状ボディ
部4a、筒状カバー部4bの双方の凹な部分球面部5
a、5bが連続して上記被挿嵌部を形成している。
【0012】すなわち、凹な部分球面部5に形成された
被挿嵌部に、凸な部分球面部3に形成された挿嵌部が摺
動自在に挿嵌されている。そこで、被挿嵌部材Bに対し
て、挿嵌部材Aを、軸方向に沿って捩じり方向に回転さ
せたり、あるいは中心軸Nの軸方向に対して首振させた
り、あるいは捩じり方向の回転と首振とを併有する首振
回転を起こさせることができる。
【0013】このように挿嵌部材Aを、被挿嵌部材Bに
対して上記のように回転させることにより、挿嵌部材A
の配管接続部2を介して接続した配管と、被挿嵌部材B
の配管接続部2’を介して接続した配管とは、配管接続
方向を捩じり方向の許容回転角度360度、首振許容角
度βの両範許容角度範囲内で、配管方向の接続方向の変
更が許容されることとなる。
【0014】そのため、上記所定角度の範囲内であれ
ば、互いに摺動可能に挿嵌された挿嵌部材A、被挿嵌部
材Bのそれぞれに接続させた配管同士に、地震などによ
り接続方向の回転などの変形力が発生しても、これを吸
収して、配管接続部が破損しないように維持されること
となる。
【0015】図2に示す構成のユニバーサルジョイント
でも、図1に示すボールジョイントと略同様の摺動機構
を有する。図2に示す場合には、摺動機構部は、スライ
ド筒体11の一端側に配管接続部12を設け、他端側に
挿嵌部13を伸縮自在に設けた挿嵌部材Cと、一端側に
配管接続部14を、他端側に上記挿嵌部13を摺動可能
に内包する被挿嵌部を有する被挿嵌部材Dとから構成さ
れている。
【0016】挿嵌部材Cでは、筒体11の端部に形成し
た挿嵌部13が、その外周面が凸な部分球面状の部分球
面部15に形成されている。被挿嵌部材Dでは、図2に
示すように、筒状ボディ部16aと筒状カバー部16b
とから構成されている。筒状ボディ部16aは、その内
周面が、上記凸な部分球面部15を摺動可能に内包する
(図2に示す状態では、前半部15aを内包する)凹な
部分球面部17aに形成されている。
【0017】筒状カバー部16bは、内周面が上記凸な
部分球面部15を摺動可能に内包する(図2に示す状態
では、後半部15bを内包する)凹な部分球面部17b
に形成され、筒状ボディ部16aと筒状カバー部16b
とで、双方の凹な部分球面部17a、17bを連続させ
て、被挿嵌部を形成している。すなわち、凹な部分球面
部17に形成された被挿嵌部に、凸な部分球面部15に
形成された挿嵌部13が摺動自在に挿嵌して、摺動機構
が構成されている。
【0018】そこで、被挿嵌部材Dに対して、挿嵌部材
Cを、中心軸Nの軸方向に対して捩じり方向に回転させ
たり、あるいは中心軸Nの軸方向に対して首振させた
り、あるいは前後にスライドさせたり、あるいは捩じり
方向の回転と首振とスライドとを適宜選択的に組合せた
動作を行うことができる。
【0019】このように挿嵌部材Cを、被挿嵌部材Dに
対して上記のように回転させることにより、挿嵌部材C
に接続した配管と、被挿嵌部材Dに接続した配管とは、
配管接続方向を捩じり方向の許容回転角度360度、首
振許容角度βの両範許容角度範囲内で、且つスライド許
容範囲W内で、配管方向の接続方向の変更、伸縮が許容
されることとなる。
【0020】そのため、ボールジョイントと同様に、互
いに摺動可能に挿嵌された挿嵌部材C、被挿嵌部材Dの
それぞれに接続させた配管同士に、地震などにより接続
方向の回転などの変形力が発生しても、これを吸収し
て、配管接続部が破損しないように維持することができ
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明者は、
従来の免震配管の構成で使用されるボールジョイント、
ユニバーサルジョイントでは、その摺動機構上、長期使
用においては流体中の混在物によりその摺動機構が円滑
に摺動しなくなる虞があることに気がついた。
【0022】例えば、図1に示す構成のボールジョイン
トの図中丸で囲んだ部分では、挿嵌部材Aと被挿嵌部材
Bとの挿嵌部分では、挿嵌部の凸な部分球面部3が、被
挿嵌部材Bの凹な部分球面部5a、5bにより摺動自在
に挿嵌されているが、図1(B)に示すように、凸な部
分球面部3は、筒状ボディ部4aの内面4cとの間に隙
間dが設けられ、凸な部分球面部3の円滑な摺動が行え
るようになっている。
【0023】そこで、かかる隙間dを有する挿嵌部分に
対して、図1(A)の矢印Yに示す方向で水などの流体
を流すと、隙間d部分に流体の一部が引っかかることと
なる。例えば、図1において、流体が紙面右から左に流
れる場合には、この流体に微細なゴミなどが混在されて
いると、その隙間dに入り込むことが考えられる。
【0024】混在量が僅かで、併せて混在物が微小であ
る場合には、施工後短い期間では、かかる詰まりが何ら
かの問題を起こすことは想定しにくいが、長期間の使用
では、かかる隙間dに堆積した混在物の詰まりが原因
で、摺動しにくくなる虞があることが判明した。
【0025】かかる点は、ユニバーサルジョイントでも
同様で、挿嵌部材Cと被挿嵌部材Dとの間に形成される
僅かな隙間dに、上記ボールジョイントについて述べた
と同様の詰まりが発生する場合が十分に考えられる。
【0026】しかし、前掲の公報においては、ボールジ
ョイント、ユニバーサルジョイントの使用に際してのか
かる隙間dに詰まりが発生する可能性についての認識は
一切見られない。従来例は、かかるボールジョイント、
ユニバーサルジョイントの摺動機構部に隙間dでの詰ま
りの危険性を指摘したものは見られない。
【0027】使用後短期間では、かかる障害が発生する
可能性は少ないため、かかる問題点の指摘がないものと
考えられる。しかし、施工後の長期間ではかかる障害の
発生する虞は十分に想定され、万が一にもかかる障害が
発生しないように予め配管接続することが必要である。
また、流す流体中の混在物の多寡、大小などによって
は、短期間での障害発生も十分に想定される。
【0028】さらに、目詰まりが発生しない場合におい
ても、常に流体の一部が隙間部に引っかかるため、挿嵌
部材A、Cの部分球面部に回転させる力が加えられ続け
ることとなり、これに基づく微小振動が配管接続部に常
に加えられる事態も十分に想定される。
【0029】すなわち、従来技術では、ボールジョイン
ト、ユニバーサルジョイントを使用することにより免震
配管が行えることについての開示はなされているが、か
かるボールジョイント、ユニバーサルジョイントを使用
するについての、施工後も円滑にボールジョイント、ユ
ニバーサルジョイントの機能を確保するための取付け方
法については一切の考慮がなされていないのである。
【0030】本発明者は、施工後長期間に亘る免震配管
の初期品質の維持という観点から、免震配管接続構造を
検討することにより、初めて、ボールジョイント、ユニ
バーサルジョイントの摺動機構に基づいた適切な使用形
態があることを見出し、本発明となしたものである。
【0031】また、上記従来例では、ボールジョイン
ト、ユニバーサルジョイントなどの継手を使用する場合
における室内配管や、埋設配管側の取付け方法に関して
も、いかなる取付け方法が、これらボールジョイント、
ユニバーサルジョイントを使用した免震配管におけるベ
ストモードであるかの十分な検討が見出せない。
【0032】さらに、前掲の特開平10−231972
号公報には、両端にボールジョイントをその軸方向に回
転するように(捩じり方向に回転するように)、もしく
は首を振るように(軸外方向回転するように)取り付
け、中央にスイベルを設けて免震用の配管としている。
【0033】この免震用の配管は、免震建物の免震層
(建物が積層ゴムによる免震装置により支持されている
その層)に取り付けられている。両側にボールジョイン
ト、中央にスイベルを設けることにより水平方向に広い
範囲で動けるようになっており、地震時の水平変位を吸
収できるようになっている。
【0034】しかし、かかる公報では、建物の上下方向
の変位に関しては、何ら技術的事項は開示されてはおら
ず、免震層で上下変位を生じた場合には、スイベル部分
には過大な応力が発生する可能性があり、かかる場合に
対応する適切な技術の提供が強く望まれている。
【0035】かかるスイベル部分に過大な応力が発生す
る場合としては、例えば、上層階を施工するにつれ、積
層ゴムにかかる鉛直荷重が大きくなる。それに伴って積
層ゴムは鉛直方向に縮み、その結果、建物が沈下する場
合がある。あるいは、地震により上下方向の加速度が大
きい場合には、建物は瞬間的に沈下する場合も十分に考
えられる。あるいは、年間、日々の温度変化によりゴム
の伸び縮みが生じて、建物が上下する場合もある。ある
いは、積層ゴムにクリープを生じで、建物が沈下する場
合もある。
【0036】かかる上下方向の変位を考慮した配管接続
においては、その配管の重量のみを支持できるたげでは
十分ではなく、配管から生ずる反力(例えば、ボールジ
ョイントに生ずるモーメント)に抵抗し得る技術の開発
が必要である。かかる点に関しては、従来技術では、こ
の反力および配管の自重支持方法に関しての技術開示は
一切見られない。
【0037】本発明の目的は、免震配管技術において従
来より使用されているボールジョイント、ユニバーサル
ジョイントなどの配管接続方向変位・伸縮可能継手、配
管接続方向変位可能継手の使用方法を適切にすることに
ある。
【0038】本発明の目的は、ボールジョイント、ユニ
バーサルジョイントを使用した免震配管技術において、
室内配管、埋設配管などの配管側の固定方法を適切にす
ることにある。
【0039】本発明の目的は、上下方向の変位に対して
適切な配管支持を行えるようにすることにある。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明は、配管接続部を
設けた被挿嵌部材の内側に、挿嵌部材が回転可能に保持
され、配管接続部を有するパイプが前記挿嵌部材の内側
にスライド可能に保持されることにより、配管接続方向
の屈折と伸縮が許容されている配管接続方向変位・伸縮
可能継手を用いて、構造物の上部構造が下部構造に免震
装置を介して相対変位可能に支持され、前記上部構造に
設けられた上部構造側配管と、前記下部構造に設けられ
た下部構造側配管または埋設配管とが接続される免震用
の配管接続構造であって、前記上部構造側配管と、前記
下部構造側配管または埋設配管とのそれぞれの接続端に
は、前記配管接続方向変位・伸縮可能継手が、前記挿嵌
部材が前記被挿嵌部材に対して上流側に位置するように
設けられ、両前記配管接続方向変位・伸縮可能継手間に
配管が介在させられていることを特徴とする。
【0041】本発明は、配管接続部を設けた被挿嵌部材
の内側に、挿嵌部材が回転可能に保持され、配管接続部
を有するパイプが前記挿嵌部材の内側にスライド可能に
保持されることにより、配管接続方向の屈折と伸縮が許
容されている配管接続方向変位・伸縮可能継手と、配管
接続部を設けた被挿嵌部材の内側に、配管接続部を有す
る挿嵌部材が回転可能に保持された配管接続方向変位可
能継手とを用いて、構造物の上部構造が下部構造に免震
装置を介して相対変位可能に支持され、前記上部構造に
設けられた上部構造側配管と、前記下部構造に設けられ
た下部構造側配管または埋設配管とが接続される免震用
の配管接続構造であって、前記上部構造側配管の接続端
には、前記配管接続方向変位・伸縮可能継手、あるいは
前記配管接続方向変位可能継手の一方が接続され、前記
下部構造側配管または埋設配管の接続端には残りの他方
が接続され、前記配管接続方向変位・伸縮可能継手、前
記配管接続方向変位可能継手を接続するに際しては、両
継手において、前記挿嵌部材が前記被挿嵌部材に対して
上流側に位置するように設けられ、両継手間には配管が
介在させられていることを特徴とする。
【0042】本発明は、配管接続部を設けた被挿嵌部材
の内側に、配管接続部を有する挿嵌部材が回転可能に保
持された配管接続方向変位可能継手を用いて、構造物の
上部構造が下部構造に免震装置を介して相対変位可能に
支持され、前記上部構造に設けられた上部構造側配管
と、前記下部構造に設けられた下部構造側配管または埋
設配管とが接続される免震用の配管接続構造であって、
前記上部構造側配管と前記下部構造側配管のそれぞれの
接続端には、前記配管接続方向変位可能継手が、前記挿
嵌部材が前記被挿嵌部材に対して上流側に位置するよう
に設けられ、両前記配管接続方向変位可能継手間には配
管が介在させられていることを特徴とする。
【0043】前記配管接続方向変位・伸縮可能継手で
は、前記挿嵌部材と前記被挿嵌部材とは、一方の中心軸
方向に対して他方の中心軸方向が少なくとも15度は首
振回転可能に挿嵌され、前記上部構造側配管と、前記下
部構造側配管または埋設配管のそれぞれの接続端に設け
る両継手の回転中心間距離をLとし、両継手の施工時の
初期伸び量をd0とし、最大伸び量をd1とし、水平変
位量をDとし、回転量をθとした場合に、 d1≧d0/2 + D2 /{2(2L+d0)}≧4
(cm) で示される上記式を、最大伸び量d1が満足することを
特徴とする。
【0044】本発明は、構造物の上部構造が下部構造に
免震装置を介して相対変位可能に支持され、前記上部構
造に設けられた上部構造側水平配管と、前記下部構造に
設けられた下部構造側水平配管または埋設水平配管と
が、配管接続部を設けた被挿嵌部材の内側に、配管接続
部を有する挿嵌部材が回転可能に保持された少なくとも
3個の配管接続方向変位可能継手と、エルボおよび直管
の少なくともいずれかとを介在させて、前記上部構造側
水平配管と、前記下部構造側水平配管または埋設水平配
管との間は、屈曲配管部が設けられて配管接続されてい
ることを特徴とする。
【0045】前記配管接続方向変位可能継手の前記挿嵌
部材は前記被挿嵌部材に対して上流側に位置するように
設けられていることを特徴とする。前記下部構造側水平
配管は、前記下部構造側に固定され、且つ、前記下部構
造側への固定部とは別に、変位可能に配管変位支持部材
に支持されていることを特徴とする。
【0046】本発明の上記いずれかの構成の免震配管接
続構造における固定構造は、前記上部構造側配管の上部
構造側水平配管部が前記上部構造に固定され、前記下部
構造側配管の下部構造側水平配管部が前記下部構造に固
定されていることを特徴とする。前記上部構造側水平配
管部を前記上部構造に固定するに際しては、前記上部構
造側に固定する固定部と、前記固定部に対して交差方向
に固定された配管支持部とからなる固定部材を介して、
前記固定部を前記上部構造側に固定した状態で、前記配
管支持部に前記上部構造側水平配管部を支持させ、前記
上部構造側水平配管部の管端側配管接続における管端接
続部を前記配管支持部に固定することを特徴とする。
【0047】上記いずれの構成でも、挿嵌部材を被挿嵌
部材に対して上流側に位置するように設けることによ
り、配管内を流れる流体の混在物による前記詰まり障害
を未然に防止することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下、図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明で使用す
る配管接続方向変位可能継手としてのボールジョイント
の構成を示す断面図である。図2は、本発明で使用する
配管接続方向変位・伸縮可能継手としてのユニバーサル
ジョイントの構成を示す断面図である。
【0049】本発明で使用するボールジョイントは、図
1に示すように、筒体1の一端側に配管接続部2を、他
端側に挿嵌部を設けた挿嵌部材Aと、一端側に配管接続
部2’を、他端側に上記挿嵌部を摺動可能に内包する被
挿嵌部を有する被挿嵌部材Bとから構成されている。
【0050】挿嵌部材Aは、筒体1の一端側の筒端に配
管接続部2としてフランジ2aが設けられ、他端側の挿
嵌部は、その外周面が凸な部分球面状の部分球面部3に
形成されている。
【0051】被挿嵌部材Bは、図1に示すように、筒状
ボディ部4aと、筒状カバー部4bとから構成されてい
る。筒状ボディ部4aは、その一端側の筒端に配管接続
部2’としてフランジ2’aが設けられ、他端側はその
内周面が、上記凸な部分球面部3を摺動可能に内包する
(図1に示す状態では、前半部3aが内包されている)
凹な部分球面部5aに形成され、他端側外周面にはフラ
ンジ6aが設けられている。
【0052】筒状カバー部4bは、内周面が上記凸な部
分球面部3を摺動可能に内包する(図1に示す状態で
は、後半部3bが内包されている)凹な部分球面部5b
に形成され、外周面にフランジ6bが形成されている。
【0053】かかる構成の筒状ボディ部4aと筒状カバ
ー部4bとは、フランジ6a、6bをボルト連結させる
ことにより接続され、図1に示すように、筒状ボディ部
4a、筒状カバー部4bの双方の凹な部分球面部5a、
5bが連続して、上記被挿嵌部を形成している。すなわ
ち、凹な部分球面部5に形成された被挿嵌部に、凸な部
分球面部3に形成された挿嵌部が摺動自在に挿嵌され保
持されている。
【0054】かかる構成のボールジョイントは、被挿嵌
部材Bに対して、挿嵌部材Aを、中心軸Nの軸方向に対
して捩じり方向に回転させたり、あるいは中心軸Nの軸
方向に沿って首振させたり、あるいは捩じり方向の回転
と首振とを併有する首振回転を起こさせることができ
る。
【0055】このように挿嵌部材Aを、被挿嵌部材Bに
対して上記のように回転させることにより、挿嵌部材A
の配管接続部2を介して接続した配管と、被挿嵌部材B
の配管接続部2を介して接続した配管とは、配管接続方
向を捩じり方向の許容回転角度α(例えば、図1に示す
場合には、360°)、首振許容角度β(例えば、図1
に示す場合には、30°)の両範許容角度範囲内で、配
管方向の接続方向の変更が許容されることとなる。な
お、かかる捩じり方向の許容回転角度α、首振許容角度
βは、上記範囲に限定する必要はなく、適宜必要な許容
角度を設定してよい。このようにして、配管接続方向の
屈折が許容されることとなる。
【0056】本発明で使用するユニバーサルジョイント
は、図2に示すように、スライド可能な筒体11の一端
側に配管接続部12を設け、他端側に挿嵌部13を伸縮
自在に設けた挿嵌部材Cと、一端側に配管接続部14を
設け、他端側に上記挿嵌部13を摺動可能に内包する被
挿嵌部を有する被挿嵌部材Dとから構成されている。
【0057】挿嵌部材Cは、筒体11の一端側の筒端に
配管接続部12としてフランジ12aが設けられ、他端
側の挿嵌部13は、その外周面が凸な部分球面状の部分
球面部15に形成されている。
【0058】被挿嵌部材Dは、図2に示すように、筒状
ボディ部16aと、筒状カバー部16bとから構成され
ている。筒状ボディ部16aは、その一端側の筒端に配
管接続部14としてフランジ14aが設けられ、他端側
はその内周面が、上記凸な部分球面部15を摺動可能に
内包する(図2に示す状態では、前半部15aが内包さ
れている)凹な部分球面部17aに形成され、他端側外
周面にはフランジ18aが設けられている。
【0059】筒状カバー部16bは、内周面が上記凸な
部分球面部15を摺動可能に内包する(図2に示す状態
では、後半部15bが内包されている)凹な部分球面部
17bに形成され、外周面にフランジ18bが形成され
ている。
【0060】かかる構成の筒状ボディ部16aと筒状カ
バー部16bとは、フランジ18a、18bをボルト連
結させることにより接続され、図2(A)に示すよう
に、筒状ボディ部16a、筒状カバー部16bの双方の
凹な部分球面部17a、17bが連続して、上記被挿嵌
部を形成している。すなわち、凹な部分球面部17に形
成された被挿嵌部に、凸な部分球面部15に形成された
挿嵌部13が摺動自在に挿嵌されている。
【0061】かかる構成のユニバーサルジョイントは、
図2に示すように、被挿嵌部材Dに対して、挿嵌部材C
を、中心軸Nの軸方向に沿って捩じり方向に回転させた
り、あるいは中心軸Nの軸方向に沿って首振させたり、
あるいは前後にスライドさせたり、あるいは捩じり方向
の回転と首振とスライドとを適宜選択的に組合せた首振
回転を行うことができる。
【0062】このように挿嵌部材Cを、被挿嵌部材Dに
対して上記のように回転させることにより、挿嵌部材C
の配管接続部12を介して接続した配管と、被挿嵌部材
Dの配管接続部14を介して接続した配管とは、配管接
続方向を捩じり方向の許容回転角度α(例えば、図2に
示す場合には、360°)、首振許容角度β(例えば、
図2に示す場合には、30°)の両範許容角度範囲内
で、且つスライド許容範囲W(例えば、図2に示す場合
には、80mm)内で、配管方向の接続方向の変更、伸
縮が許容されることとなる。
【0063】本発明は、上記構成のボールジョイントを
配管接続方向変位可能継手として、ユニバーサルジョイ
ントを配管接続方向変位・伸縮可能継手として使用する
ことにより、免震配管接続構造を構成するものである。
かかる構成の配管接続方向変位・伸縮可能継手、配管接
続方向変位可能継手は、既知の市販品を使用すればよ
い。例えば、ユニバーサルジョイントとして、ユーイー
ジョイント社製のユニバーサル・エキスパンション・ジ
ョイント(略称、U.Eジョイント)を使用すればよ
い。
【0064】(実施の形態1)本実施の形態では、図3
に示すように、建物の上部構造側としての建物本体側E
と、下部構造側としての地盤側に設けた建物基礎側Gと
が、アイソレータ、ダンパなどの免震装置(図示せず)
を介して構築された免震建物などの構造物において、屋
内配管などの建物本体側の上部構造側配管21と、建物
の下部構造側としての建物基礎側の下部構造側配管22
とが、上部構造側配管21側から下部構造側配管22側
へ流体が流れる場合を想定して免震配管接続されてい
る。
【0065】図3では、横走りしている上部構造側水平
配管21は、エルボ23を介して、配管接続方向変位・
伸縮可能継手である上記説明のユニバーサル・エキスパ
ンション・ジョイント24に接続されている。上部構造
側水平配管21とエルボ23とは、双方のフランジ21
a、23aを連結することにより配管接続され、そのフ
ランジ連結部分25が、建物本体側Eに固定された台座
26に固定されている。
【0066】台座26は、建物本体側Eの平坦部に取付
可能な平板状の固定部26aと、固定部26aから垂下
された板状の配管支持部26bとが、両者を略三角形状
の補強板のバットレス26cを介して固定されて形成さ
れている。板状の配管支持部26bには貫通孔が設けら
れ、この貫通孔に上部構造側水平配管21の管端を挿入
することにより、上部構造側水平配管21を建物本体側
Eに水平に保持されている。
【0067】上記のように配管支持部26に上部構造側
水平配管21を水平に保持させた状態で、上部構造側水
平配管21の管端は、フランジ21a、エルボ23のフ
ランジ23a、板状の配管支持部26bとを合わせて一
体にボルト連結されている。すなわち、配管支持部26
bは、上部構造側水平配管21の配管支持機能ととも
に、フランジ21aとのフランジ固定機能をも有してい
る。
【0068】このようにしてフランジ連結部25は、建
物本体側Eに固定された台座26の配管支持部26bに
固定され、上部構造側水平配管21は、建物本体側Eに
固定されることとなる。かかる固定構造を採用すること
により、フランジ固定機能をも有する配管支持部26b
には、図3に示すように、下方から上方に向けての軸力
N、配管支持部26b板面に対面する方向の剪断力(下
記する直管27にとっては剪断力となる)Q、モーメン
トMが働くこととなるが、配管支持部26bは、上記の
如く建物本体側Eに固定した固定部26aに固定されて
いるので、地震が発生してもかかる軸力N、剪断力Q、
モーメントMに十分に対応して、配管接続構造を維持す
ることができる。
【0069】エルボ23とユニバーサル・エキスパンシ
ョン・ジョイント24とは、エルボ23のフランジ23
bと、ユニバーサル・エキスパンション・ジョイント2
4の挿嵌部材Cの側の配管接続部12としてのフランジ
12aとをフランジ連結することにより配管接続されて
いる。すなわちユニバーサル・エキスパンション・ジョ
イント24は、これを構成する挿嵌部材Cが、被挿嵌部
材Dよりも上流側に位置するようにして使用されてお
り、本発明の特徴的な構成点の一つである。
【0070】被挿嵌部材Dを挿嵌部材Cよりも上流位置
となるようにしてユニバーサル・エキスパンション・ジ
ョイント24を使用すると、水などの流体は、図2
(A)の矢印Xに示す方向に流れることとなる。
【0071】ユニバーサル・エキスパンション・ジョイ
ント24の挿嵌部材Cと被挿嵌部材Dとの挿嵌部分で
は、挿嵌部13の凸な部分球面部15が、被挿嵌部材D
の凹な部分球面部17により摺動自在に挿嵌されている
が、図2(B)に示すように、凸な部分球面部15は、
筒状ボディ部16aの内面16cとの間に隙間dが設け
られ、凸な球面部15の円滑な摺動が行えるようになっ
ている。
【0072】かかる隙間dを有する挿嵌部分に対して、
図2(A)の矢印Yに示す方向で水などの流体を流す
と、隙間d部分に流体の一部が引っかかる虞がある。そ
のため、流体中に固形物などが混在している場合には、
例えそれが微細なものであっても、長期間のうちにはか
かる固形物が隙間d内に溜まり、最終的には凸な部分球
面部15の円滑な摺動を妨げる虞が発生することに、本
発明者は気づいた。
【0073】そこで、本発明のように、ユニバーサル・
エキスパンション・ジョイント24の挿嵌部材C側を、
被挿嵌部材Dの上流位置になるように使用すれば、図2
(A)の矢印Xに示すように、流体は順方向に流れるこ
ととなり、隙間d部分で流体の流れが引っかかる虞はな
い。そのため、流体中に混在物があっても、矢印Yの示
す逆方向に流体を流す場合に比べて、隙間d部の目詰ま
りの発生を未然に防止することができる。例え、流体中
の混在物が隙間d内に詰まっても、順方向に終始流れる
流体に洗い流され、目詰まりの解消も図れる。
【0074】ユニバーサルジョイントの免震配管への使
用は、前述の如く従来より種々の公報で開示されている
が、しかし、ユニバーサルジョイントの上記挿嵌部分の
構造に基づき、その部分における目詰まり防止の観点か
ら、ユニバーサルジョイントの使用状態を規定する構成
については、何らの考慮もなされてはおらず、本発明者
が初めて見出したものである。
【0075】このようにして、挿嵌部材Cが被挿嵌部材
Dより上流位置となるようにして、エルボ23に配管接
続されたユニバーサル・エキスパンション・ジョイント
24は、その被挿嵌部材Dの側の配管接続部14側で、
縦配管した直管27に配管接続されている。ユニバーサ
ル・エキスパンション・ジョイント24と直管27と
は、それぞれのフランジ14a、27aをフランジ連結
して行われている。
【0076】上端の管端側がユニバーサル・エキスパン
ション・ジョイント24にフランジ連結された直管27
は、下方の管端側が、さらにユニバーサル・エキスパン
ション・ジョイント28に配管接続されている。なお、
ユニバーサル・エキスパンション・ジョイント28は、
上記ユニバーサル・エキスパンション・ジョイント24
と同様の構成を有している。
【0077】かかる下方の管端側のユニバーサル・エキ
スパンション・ジョイント28との配管接続は、直管2
7のフランジ27bと、ユニバーサル・エキスパンショ
ン・ジョイント28の挿嵌部材Cの側のフランジ12a
とのフランジ連結により連結されている。かかる直管2
7の下方の管端側とユニバーサル・エキスパンション・
ジョイント28との連結に際しても、挿嵌部材Cが被挿
嵌部材Dよりも上流位置になるように使用されている。
【0078】さらに、ユニバーサルジョイント28の被
挿嵌部材D側は、エルボ29と、それぞれのフランジ1
4a、29aのフランジ連結により配管接続されてい
る。エルボ29の他端側は、下部構造側配管22である
横走りさせた下部構造側水平配管22aに、双方の フ
ランジ29b、22bとでフランジ連結されて配管接続
されている。下部構造側水平配管22aは、図3に示す
ように、建物基礎側Gに固定された配管取付台座31に
バンド32で固定されている。
【0079】このようにして、上部構造側水平配管21
a(21)と下部構造側水平配管22a(22)とは、
エルボ23、ユニバーサル・エキスパンション・ジョイ
ント24、直管27、ユニバーサル・エキスパンション
・ジョイント28、エルボ29を介して免震配管接続さ
れ、上部構造側水平配管21aから下部構造側水平配管
22aに向けて流体が流れるようになっている。
【0080】かかる構成の免震配管では、建物本体側E
と建物基礎側Gとが、地震などで例えば、左右、前後、
すなわち面方向に相対変位しても、ユニバーサル・エキ
スパンション・ジョイント24、28のそれぞれの被挿
嵌部材D側が、エルボ23、直管27にフランジ連結さ
れたそれぞれの挿嵌部材Cに対して、配管接続方向に対
して首振回転、捩じり方向回転を適宜交えた回転運動を
行い、挿嵌部材Cが被挿嵌部材Dに対してスライドして
振動吸収を行い、配管接続部の外れ、損傷などが発生し
ないようになっている。
【0081】また、建物本体側Eと建物基礎側Gとの間
で、上下方向の振動が発生した場合には、エルボ23、
29にそれぞれフランジ連結したユニバーサル・エキス
パンション・ジョイント24、28の挿嵌部材Cが、被
挿嵌部材Dに対して、スライドして、上下振動を吸収す
るように作用する。
【0082】上記説明では、本実施の形態の免震配管に
おける面方向の振動の免震作用と、上下方向の振動の免
震作用とを別々に説明したが、実際の地震では3次元的
に振動が発生するため、面方向、上下方向の両方向の免
震作用が組み合わされて免震配管の振動吸収作用が図ら
れ、免震機能が発揮されることとなる。
【0083】上記説明では、上部構造側配管21とエル
ボ23とのフランジ連結部25を、配管取付台座26に
固定する取付方法を示したが、上部構造側水平配管21
a側をバンド32で建物基礎側に固定取付するようにし
てもよい。
【0084】同様に、下部構造側水平配管22aにおい
ては、例えば、図4に示すように、エルボ取付台座33
を介して建物基礎側Gに固定してもよい。エルボ取付台
座33は、図4に示す場合には、例えば、建物基礎側G
上に固定される板状のエルボ取付台座プレート33a
と、エルボ取付台座プレート33aに固定されたエルボ
固定部材33bとから構成され、エルボ取付台座33の
エルボ固定部材33bにエルボ29を固定すればよい。
このようにエルボ29側を確実に固定できれば、下部構
造側水平配管22aの固定を省くことができる。
【0085】図3に示すようにな免震配管接続におい
て、ユニバーサル・エキスパンション・ジョイント2
4、28では、その内部に圧力(例えば、水圧)が加わ
ると内部に取り付けたシール部分が変形し回転変位が生
じる場合には摩擦力を生じ、接続方向には断面の変化に
より伸び力を生じる。この摩擦力と伸び力は取り付け部
に反力を生じさせることとなる。
【0086】しかし、かかる場合においても、図3に示
すように、配管取付台座31を介してバンド32で下部
構造側水平配管22aを固定しているので、配管にはせ
ん断力、軸力を生じ、取付部にはモーメントが発生する
が、バンド32で固定することにより、かかる軸力、せ
ん断力、モーメントの解消が図れる。かかる軸力、せん
断力、モーメントの解消に関しては、下部構造側水平配
管22aを図4に示すようにエルボ29を取付固定して
も、あるいは、エルボ29と下部構造側水平配管22の
フランジ連結部を取付固定しても同様である。
【0087】ここで図3に示すような免振配管におい
て、地震などにより発生した振動を配管が変形して振動
吸収することとなるが、かかる変形時に対して十分に対
応できるようユニバーサルジョイントの首振回転量、あ
るいは伸縮量について、予め考察しておく必要があると
考えた。
【0088】従来の免震配管接続構造では、既に市販さ
れているユニバーサルジョイント、ボールジョイントを
使用してそれを利用することでの構成を考えているた
め、免震配管の免震機能は、使用するユニバーサルジョ
イントの首振許容角度、あるいは伸縮量などにより規制
されることとなる。しかし、本来的には、実際の地震時
における振動吸収時の変形に対して必要な機能をユニバ
ーサルジョイント、ボールジョイントなどに求めること
が必要と本発明者は考えた。
【0089】かかる観点から、例えば、本発明の実施の
形態のうち、簡単な構成である図3に示す免震配管の地
震時における変形状況を観察することにより、使用する
側からユニバーサルジョイントなどに求める機能はどの
ようなものか検討した。
【0090】検討に際しては、次のような前提条件を設
定して行った。すなわち、本発明は免震装置が用いられ
た免震建物に適用されるが、かかる免震建物の水平変位
量は、免震装置の変形性能により規制を受ける。一般的
には、最大50cmの変形能力を有する免震装置が使用
されるため、水平変位量を50cmとすることにより、
実用性の高い範囲での検討を行った。
【0091】また、免震配管は、免震装置が設置されて
いる建物基礎側に設けた地下の免震ピットで用いられ、
建物本体側の配管と、建物基礎側の底盤から地盤の範囲
に埋設される配管とを繋ぐためのものであるため、免震
ピットの高さが、どの程度であるか規定しておく必要が
ある。一般的に使用される免震ピットの高さは、200
cm以下であるため、200cmを免震ピットの高さと
して設定して実用的範囲での検討を行った。
【0092】図5(A)には、免震ピットの高さ(c
m)と、ユニバーサルジョイントの首振許容角度(度)
との関係をグラフ図として示した。かかる図5(A)か
らは、免震ピット高さを200cmとした場合には、首
振許容角度は約14度であることが分かる。そこで、1
5度以上に設定すれば、図3に示す構成の免震配管接続
構造では、免震ピット高さを実用的範囲である200c
m以下に設定できることが分かる。
【0093】一方、図5(B)に示すように、直角を挟
む二辺の内一辺を水平変位量50cmとし、他の一辺を
免震ピット高さの200cmとした場合における直角三
角形の斜辺は、206.2cmとなる。かかる斜辺の長
さは、上部構造側配管としての本体側配管と接続させた
ユニバーサルジョイントと、下部構造側配管としての基
礎側配管と接続したユニバーサルジョイントとを、間に
直管を介して配管接続した免震配管において、地震時に
水平変位量を50cm合ったとした場合における2個の
ユニバーサルジョイントの全伸縮量を示すこととなる。
【0094】そこで、ユニバーサルジョイントを2個使
用していることを考慮して、ユニバーサルジョイントの
1個当たりの伸び量を算出すると、(206.2−20
0)/2=3.1(cm)となることが分かる。すなわ
ち、単純な計算上は、ユニバーサルジョイントに3.1
cm以上の伸び量が設定できれば、ピット高さを200
cm、水平変位量を50cmとした場合に、実際的範囲
での免震機能を発揮させることができる免震配管の機能
確保が行えることが分かる。
【0095】図5(C)は、ユニバーサルジョイントの
首振許容角度と、ユニバーサルジョイントの伸縮量との
関係を、実際の実験により求めたグラフ図である。図5
(C)のグラフ図からは、許容角度が15度では、伸び
量が3.3cmとなることが分かる。そこで、伸び量を
4cm以上に設定しておけば、上記実用的条件範囲での
ユニバーサルジョイントなどに求められる首振許容角度
15度以上における15度は少なくとも満足することが
分かる。
【0096】以上の結果から、上部構造側配管と接続さ
せたユニバーサルジョイントと、下部構造側配管と接続
したユニバーサルジョイントとを、間に直管を介して配
管接続した本発明に係る免震配管を実用的範囲で十分に
免震機能を発揮させるためには、使用するユニバーサル
ジョイント、あるいはボールジョイントに対しては、そ
の首振許容角度は、15度以上必要であることが分か
る。
【0097】また、特にユニバーサルジョイントでは、
首振許容角度を15度以上に設定するとともに、その伸
縮量を4cm以上に設定すれば、十分に実用的範囲であ
ることが分かる。
【0098】伸量に関しては、より詳細には、図6に示
すように、建物本体側Eと建物基礎側Gとの間を高さを
Hとし、建物基礎側Gからユニバーサル・エキスパンシ
ョン・ジョイント28の被挿嵌部材Cと挿嵌部材Dとの
挿嵌部の回転中心までの距離をh1とし、建物本体側E
からユニバーサル・エキスパンション・ジョイント24
の挿嵌部材Cと被挿嵌部材Dとの挿嵌部の回転中心まで
の距離をh2とする。
【0099】図6に示すような免震配管を行った際のユ
ニバーサル・エキスパンション・ジョイント24の挿嵌
部材Cの被挿嵌部材Dに対する初期伸び量をd0とし、
振動吸収時の可能伸び量をd1とする。さらに、両ユニ
バーサル・エキスパンション・ジョイント24、28の
挿嵌部材Cと被挿嵌部材Dとからなる挿嵌部分の回転中
心間の距離をLとし、ユニバーサル・エキスパンション
・ジョイント28の水平変位量をDとし、可能回転量を
θとする。
【0100】かかる場合には、可能伸び量d1は、 d1≧d0/2 + D2 /{2(2L+d0)}≧4
(cm) 上記の式で与えられる値を満足するように設定すればよ
い。かかる式より算出されたd0に対して、取付精度、
上下方向のクリープ量を勘案して、安全率を考慮して実
際の設計伸び量を設定すればよい。
【0101】本実施の形態1では、建物の上部構造とし
て建物本体を、下部構造として建物基礎をそれぞれ例と
して説明したが、例えば、建物の中間階において、上部
構造が上階部分であり、下部構造が下階部分であり、か
かる上下階が免震装置を介して上下に設けられている場
合のそれぞれの配管の接続にも適用できることは勿論で
ある。さらに、下部構造側配管として、建物基礎側に設
けた配管を例示して説明したが、下部構造側配管が埋設
配管であっても構わない。さらには、埋設配管は、横走
りする埋設水平配管であっても構わない。
【0102】(実施の形態2)本実施の形態では、配管
接続方向変位可能継手として前記説明の構成のボールジ
ョイントを使用して、屈曲免震配管を構成した場合につ
いて説明する。
【0103】本実施の形態では、建物の上部構造側とし
ての建物本体側Eと、下部構造側としての地盤側に設け
た建物基礎側Gとが、アイソレータ、ダンパなどの免震
装置(図示せず)を介して構築された免震建物におい
て、屋内配管などの建物本体側の上部構造側配管41
と、建物基礎側の下部構造側配管42とが、図7(A)
に示すように、上部構造側配管41側から下部構造側配
管42側へ流体が流れる場合を想定して免震配管接続さ
れている。なお、図8は、図7(A)に示す免震配管接
続の平面構成の様子を示し、図8のA−A線に沿って矢
視した様子が図7(A)である。
【0104】図7(A)では、横走りしている上部構造
側水平配管41は、建物本体側Eに固定した取付台座4
3にバンド44(例えば、Uボルト)で固定取付されて
いる。上部構造側水平配管41の管端は、配管接続方向
変位可能継手としての前記構成のボールジョイント45
に接続されている。ボールジョイント45との配管接続
に際しては、ボールジョイント45を構成する挿嵌部材
A側の配管接続部2としてのフランジ2aと、上部構造
側水平配管41のフランジ41aとを、フランジ連結に
より連結されている。
【0105】かかる連結状態では、ボールジョイント4
5の挿嵌部材A側が被挿嵌部材Bよりも上流位置になる
ようにして連結されている。ボールジョイント45の挿
嵌部材Aと被挿嵌部材Bとの挿嵌部分では、挿嵌部の凸
な部分球面部3が、被挿嵌部材Bの凹な部分球面部5
a、5bにより摺動自在に挿嵌されているが、図1
(B)に示すように、凸な部分球面部3は、筒状ボディ
部4aの内面4cとの間に隙間dが設けられ、凸な部分
球面部3の円滑な摺動が行えるようになっている。
【0106】そこで、かかる隙間dを有する挿嵌部分に
対して、図1(A)の矢印Yに示す方向で水などの流体
を流すと、隙間d部分に流体の一部が引っかかる虞があ
る。そのため、流体中に固形物などが混在している場合
には、例えそれが微細なものであっても、長期間の内に
はかかる固形物が隙間d内に溜まり、最終的には凸な部
分球面部3の円滑な摺動を妨げる虞が発生することに、
本発明者は気づいた。
【0107】そこで、本発明のように、ボールジョイン
ト45の挿嵌部材A側を、被挿嵌部材Bの上流位置にな
るように使用すれば、図1(A)の矢印Xに示すよう
に、流体は順方向に流れることとなり、隙間d部分に流
体は引っかからない。
【0108】そのため、流体中に混在物があっても、矢
印Yの示す逆方向に流体を流す場合に比べて、隙間d部
の目詰まりの発生を未然に防止することができる。例
え、流体中の混在物が隙間d内に詰まっても、順方向に
終始流れる流体に洗い流され、目詰まりの解消も図れ
る。
【0109】ボールジョイントの免震配管への使用は、
前述の如く従来より種々の公報で開示されているが、し
かし、ボールジョイントの上記挿嵌部分の構造に基づ
き、その部分における目詰まり防止の観点から、ボール
ジョイントの使用状態を規定する構成については、何ら
の考慮もなされてはおらず、本発明者が初めて見出した
ものである。
【0110】このようにして、挿嵌部材Aが被挿嵌部材
Bより上流位置となるようにして、上部構造側配管41
に挿嵌部材A側で接続されたボールジョイント45は、
その被挿嵌部材B側で、直管46に配管接続されてい
る。直管46とボールジョイント45の被挿嵌部材B側
とは、直管46のフランジ46aと、被挿嵌部材B側の
フランジ3aとをフランジ連結することにより接続され
ている。
【0111】直管46は、さらに、エルボ47にそれぞ
れフランジ46b、47aをフランジ連結することによ
り接続され、配管の敷設方向が鉛直下に向けられる。エ
ルボ47の下端側は、ボールジョイント48に配管接続
されている。エルボ47のフランジ47bと、ボールジ
ョイント48の挿嵌部材Aの側のフランジ2aとがフラ
ンジ連結されている。この場合も、ボールジョイント4
8は、前記の如く、挿嵌部材Aが上流側に位置するよう
に使用されている。
【0112】ボールジョイント48の被挿嵌部材B側
は、さらにエルボ49に、双方のフランジ3a、49a
をフランジ連結して配管接続され、配管方向が、図8に
示すように、90°横方向に方向変換させられている。
エルボ49は、さらに、直管51と、それぞれフランジ
49b、51aとフランジ連結して、横走りに配管接続
されている。直管51は、図7(A)に示すように、建
物基礎側Gから立ち上げられた配管支持台52に配管支
持されている。
【0113】配管支持台52の直管51との接触面は、
表面が滑らかに形成されて、地震時に直管51が、図7
(A)の紙面に直交する方向に変位した場合には、直管
51が配管支持台52の上を横方向に滑ることができる
ように、部材として配管変位支持の役目を果たしてい
る。
【0114】直管51は、さらにボールジョイント53
の挿嵌部材A側に、それぞれのフランジ51b、2aを
フランジ連結されて配管接続されている。ボールジョイ
ント53の被挿嵌部材B側は、下部構造側配管42とし
ての下部構造側水平配管42aに、フランジ3a、42
aによりフランジ連結されて配管接続されている。下部
構造側水平配管42aは、建物基礎側Gに固定された配
管取付台座43にバンド44を介して取付固定されてい
る。
【0115】かかる構成の免震配管では、地震時の横方
向の振動吸収は、主に、横向きに取り付けたボールジョ
イント45、53の横方向の首振回転により、縦向きに
取り付けたボールジョイント48の縦方向の軸方向に沿
った捩じり回転により吸収されることとなる。図9に
は、図7(A)に示す構成の免震配管において、免震層
がXYの方向に移動した場合の様子を示している。配管
の一端がX、Yの方向に移動すると、両端のボールジョ
イント45、53が軸外回転(首振回転)を行ってい
る。縦方向に設けたボールジョイント48は、捩じり方
向に回転が生じている。
【0116】図10には、構造物としての免震建物が鉛
直方向に、すなわち上下方向に沈下した場合を示してい
る。この場合は、ボールジョイント45、48が軸外方
向に回転し、沈下の変位、すなわち上下方向の振動を吸
収している。
【0117】なお、図7(A)に示す構成では、直管5
1を建物基礎側Gに固定した配管支持台52で支持する
構成について説明したが、かかる構成に代わり、例え
ば、図11に示すように、直管46側を、建物本体側E
に支持させた吊り下げ支持台54により支持するように
してもよい。かかる場合も、直管46は、吊り下げ支持
台54上を円滑に滑ることができるように支持されてい
る。
【0118】上記説明では、エルボ47、ボールジョイ
ント48、エルボ49が連続的に配管接続した場合につ
いて説明したが、例えば、図7(B)に示すように、エ
ルボ47と、ボールジョイント48との間に、配管高さ
の調製ができるように、直管Pを介在させるようにして
もよい。勿論、直管Pは、ボールジョイント48とエル
ボ49との間に介在させても構わない。
【0119】(実施の形態3)本実施の形態3では、図
12に示すように、複数のボールジョイント56、5
7、58を使用して屈曲免震配管を構成した場合につい
て説明する。本実施の形態では、図7(A)に示す構成
とは異なり、建物本体側Eに取付台座43にバンド44
で固定された上部構造側配管41をエルボ59を介し
て、ボールジョイント56に配管接続し、さらにボール
ジョイント56はエルボ61を介して直管62に配管接
続されている。直管62を建物本体側Eに伸縮可能なば
ね63aを介して吊り下げ支持されている。
【0120】直管62は、エルボ63を介してボールジ
ョイント57に配管接続され、ボールジョイント57は
さらにエルボ64を介して直管65に配管接続されてい
る。直管65は、エルボ66を介してボールジョイント
58に配管接続され、ボールジョイント58はエルボ6
7を介して下部構造側配管42に配管接続されている。
下部構造側配管42が、建物基礎側Gに固定された取付
台座43にバンド44で取付固定されている。
【0121】かかる構成の屈曲免震配管の平面図を、図
13に示した。なお、図12の側面図は、図13の矢視
B−B方向に沿ってみた場合の側面図である。
【0122】かかる図12、13に示す本実施の形態の
構成でも、ボールジョイント56、57、58は、挿嵌
部材Aが常に被挿嵌部材Bに対して常に上流側にくるよ
うにして使用されている。かかる構成の免震配管でも、
各ボールジョイントの軸方向に沿った捩じり回転と縦方
向の首振回転とによって、配管の縦、横方向の振動吸収
が行われ、ばね63aによって配管位置を復元できる。
【0123】また、図7(B)で説明したと同様に、図
12においても、エルボ63とボールジョイント57と
の間に高さ調整用に直管Pを介在させるようにしても構
わない。さらには、直管Pを介在させる箇所は、エルボ
59とボールジョイント56間、ボールジョイント56
とエルボ61間、ボールジョイント57とエルボ64
間、エルボ66とボールジョイント58間、ボールジョ
イント58とエルボ67間のいずれの間に一箇所、また
は複数箇所設けても構わない。
【0124】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更してもよい。上記説明で
は、ユニバーサルジョイント(ユニバーサル・エキスパ
ンション・ジョイント)のみ、あるいはボールジョイン
トのみを使用して屈曲免震配管を構成した場合について
説明したが、一つの屈曲免震配管の構成中に、ユニバー
サル・エキスパンション・ジョイントとボールジョイン
トを併用する構成としても構わない。
【0125】免震配管におけるユニバーサル・エキスパ
ンション・ジョイント、あるいはボールジョイントの使
用個数は、上記説明に限定されるものではなく、必要に
応じて適当な数を使用すればよい。
【0126】上記説明では、ユニバーサルジョイント、
ボールジョイントという呼称の配管接続方向変位・伸縮
可能継手、配管接続方向変位可能継手を使用したが、挿
嵌部材と被挿嵌部材とを摺動可能に有する同様の構成を
有するものであれば、呼称の如何にかかわらず、その使
用に際して本発明を適用することができる。
【0127】
【発明の効果】本発明により、ユニバーサルジョイン
ト、ボールジョイントに代表される配管接続方向変位・
伸縮可能継手、配管接続方向変位可能継手を使用した免
震配管において、両継手の配管接続方向変位可能機能を
構成する機構部分における目詰まりを防止することがで
き、本発明の構成を採用しない場合とは異なり、長期間
使用でもその機能維持を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、配管接続方向変位可能継手のボール
ジョイントの構成を示す断面図であり、(B)は、
(A)の丸で囲んだ部分を拡大して示す部分断面図であ
る。
【図2】(A)は、配管接続方向変位・伸縮可能継手の
ユニバーサル・エキスパンション・ジョイントの構成を
示す断面図であり、(B)は、(A)の丸で囲んだ部分
を拡大して示す部分断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の免震配管接続構造の一例
を示す側面図である。
【図4】本実施の形態の免震配管接続構造のエルボ部分
の取付状況の一例を示す側面図である。
【図5】(A)は、ユニバーサルジョイントの首振許容
角度と免震ピット高さとの関係を示すグラフ図であり、
(B)はユニバーサルジョイントの伸び量を計算するた
めの直角三角形モデルを示す説明図であり、(C)はユ
ニバーサルジョイントの首振許容角度とその伸び量との
関係を示すグラフ図である。
【図6】免震配管接続構造の振動吸収時における適切な
伸量を算出するための説明図である。
【図7】(A)は本実施の形態の免震配管接続構造の一
例を示す側面図であり、(B)は配管高さの調整用に直
管を介在させた構成を示す部分説明図である。
【図8】図7に示す免震配管の様子を示す平面図であ
る。
【図9】図7に示す免震配管の水平方向の振動吸収時の
配管の動きを示す平面図である。
【図10】図7に示す免震配管の沈下時における配管の
振動吸収の様子を示す側面図である。
【図11】図7に示す免震配管で、直管を吊り下げ支持
した様子を示す側面図である。
【図12】本実施の形態の免震配管の変形例を示す側面
図である。
【図13】図12に示す免震配管の様子を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 筒体 2 配管接続部 2a フランジ 2’ 配管接続部 2’a フランジ 3 凸な部分球面部 3a 前半部 3b 後半部 4a 筒状ボディ部 4b 筒状カバー部 5a 凹な部分球面部 5b 凹な部分球面部 6a フランジ 6b フランジ 11 筒体 12 配管接続部 12a フランジ 13 挿嵌部 14 配管接続部 14a フランジ 15 凸な部分球面部 15a 前半部 15b 後半部 16a 筒状ボディ部 16b 筒状カバー部 17 凹な部分球面部 17a 凹な部分球面部 17b 凹な部分球面部 18a フランジ 18b フランジ 21 上部構造側配管 21a 上部構造側配管 21b フランジ 22 下部構造側配管 22a 下部構造側水平配管 22b フランジ 23 エルボ 23a フランジ 23b フランジ 24 ユニバーサル・エキスパンション・ジョイント 25 フランジ連結部分 26 配管取付台座 26a 固定部 26b 配管支持部 26c バットレス 27 直管 28 ユニバーサル・エキスパンション・ジョイント 29 エルボ 29a フランジ 29b フランジ 31 配管取付台座 32 バンド 33 エルボ取付台座 33a エルボ取付台座プレート 33b エルボ固定部材 41 上部構造側配管 41a 上部構造側水平配管 42 下部構造側配管 42a 下部構造側水平配管 43 取付台座 44 バンド 45 ボールジョイント 46 直管 47 エルボ 48 ボールジョイント 49 エルボ 51 直管 52 配管支持台 53 ボールジョイント 54 吊り下げ支持台 56 ボールジョイント 57 ボールジョイント 58 ボールジョイント 59 エルボ 61 エルボ 62 直管 63 エルボ 63a ばね 64 エルボ 65 直管 66 エルボ 67 エルボ A 挿嵌部材 B 被挿嵌部材 C 挿嵌部材 D 被挿嵌部材 E 建物本体側 G 建物基礎側 d 隙間 P 直管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 佳吉 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 山本 哲夫 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 佐々木 一博 東京都世田谷区玉川3丁目40番26号 ユー イージョイント株式会社内 Fターム(参考) 3H104 JA03 JA17 JB01 JC10 JD09 KA04 KB08 LA14 LA18 LF05 LG03 LG30

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管接続部を設けた被挿嵌部材の内側
    に、挿嵌部材が回転可能に保持され、配管接続部を有す
    るパイプが前記挿嵌部材の内側にスライド可能に保持さ
    れることにより、配管接続方向の屈折と伸縮が許容され
    ている配管接続方向変位・伸縮可能継手を用いて、 構造物の上部構造が下部構造に免震装置を介して相対変
    位可能に支持され、前記上部構造に設けられた上部構造
    側配管と、前記下部構造に設けられた下部構造側配管ま
    たは埋設配管とが接続される免震用の配管接続構造であ
    って、 前記上部構造側配管と、前記下部構造側配管または埋設
    配管とのそれぞれの接続端には、前記配管接続方向変位
    ・伸縮可能継手が、前記挿嵌部材が前記被挿嵌部材に対
    して上流側に位置するように設けられ、両前記配管接続
    方向変位・伸縮可能継手間に配管が介在させられている
    ことを特徴とする免震配管接続構造。
  2. 【請求項2】 配管接続部を設けた被挿嵌部材の内側
    に、挿嵌部材が回転可能に保持され、配管接続部を有す
    るパイプが前記挿嵌部材の内側にスライド可能に保持さ
    れることにより、配管接続方向の屈折と伸縮が許容され
    ている配管接続方向変位・伸縮可能継手と、配管接続部
    を設けた被挿嵌部材の内側に、配管接続部を有する挿嵌
    部材が回転可能に保持された配管接続方向変位可能継手
    とを用いて、 構造物の上部構造が下部構造に免震装置を介して相対変
    位可能に支持され、前記上部構造に設けられた上部構造
    側配管と、前記下部構造に設けられた下部構造側配管ま
    たは埋設配管とが接続される免震用の配管接続構造であ
    って、 前記上部構造側配管の接続端には、前記配管接続方向変
    位・伸縮可能継手、あるいは前記配管接続方向変位可能
    継手の一方が接続され、前記下部構造側配管または埋設
    配管の接続端には残りの他方が接続され、 前記配管接続方向変位・伸縮可能継手、前記配管接続方
    向変位可能継手を接続するに際しては、両継手におい
    て、前記挿嵌部材が前記被挿嵌部材に対して上流側に位
    置するように設けられ、両継手間には配管が介在させら
    れていることを特徴とする免震配管接続構造。
  3. 【請求項3】 配管接続部を設けた被挿嵌部材の内側
    に、配管接続部を有する挿嵌部材が回転可能に保持され
    た配管接続方向変位可能継手を用いて、 構造物の上部構造が下部構造に免震装置を介して相対変
    位可能に支持され、前記上部構造に設けられた上部構造
    側配管と、前記下部構造に設けられた下部構造側配管ま
    たは埋設配管とが接続される免震用の配管接続構造であ
    って、 前記上部構造側配管と前記下部構造側配管のそれぞれの
    接続端には、前記配管接続方向変位可能継手が、前記挿
    嵌部材が前記被挿嵌部材に対して上流側に位置するよう
    に設けられ、両前記配管接続方向変位可能継手間には配
    管が介在させられていることを特徴とする免震配管接続
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の免震配管接続構造におい
    て、 前記配管接続方向変位・伸縮可能継手では、前記挿嵌部
    材と前記被挿嵌部材とは、一方の中心軸方向に対して他
    方の中心軸方向が少なくとも15度は首振回転可能に挿
    嵌され、前記上部構造側配管と、前記下部構造側配管ま
    たは埋設配管のそれぞれの接続端に設ける両継手の回転
    中心間距離をLとし、両継手の施工時の初期伸び量をd
    0とし、最大伸び量をd1とし、水平変位量をDとし、
    回転量をθとした場合に、 d1≧d0/2 + D2 /{2(2L+d0)}≧4
    (cm) で示される上記式を、最大伸び量d1が満足することを
    特徴とする免震配管接続構造。
  5. 【請求項5】 構造物の上部構造が下部構造に免震装置
    を介して相対変位可能に支持され、前記上部構造に設け
    られた上部構造側水平配管と、前記下部構造に設けられ
    た下部構造側水平配管または埋設水平配管とが、 配管接続部を設けた被挿嵌部材の内側に、配管接続部を
    有する挿嵌部材が回転可能に保持された少なくとも3個
    の配管接続方向変位可能継手と、エルボおよび直管の少
    なくともいずれかとを介在させて、 前記上部構造側水平配管と、前記下部構造側水平配管ま
    たは埋設水平配管との間は、屈曲配管部が設けられて配
    管接続されていることを特徴とする免震配管接続構造。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の免震配管接続構造におい
    て、 前記配管接続方向変位可能継手の前記挿嵌部材は前記被
    挿嵌部材に対して上流側に位置するように設けられてい
    ることを特徴とする免震配管接続構造。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の免震配管接続構
    造において、 前記下部構造側水平配管は、前記下部構造側に固定さ
    れ、且つ、前記下部構造側への固定部とは別に、変位可
    能に配管変位支持部材に支持されていることを特徴とす
    る免震配管接続構造。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    の免震配管接続構造における固定構造であって、 前記上部構造側配管の上部構造側水平配管部が前記上部
    構造に固定され、前記下部構造側配管の下部構造側水平
    配管部が前記下部構造に固定されていることを特徴とす
    る免震配管接続構造における固定構造。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の免震配管接続構造におけ
    る固定構造において、 前記上部構造側水平配管部を前記上部構造に固定するに
    際しては、前記上部構造側に固定する固定部と、前記固
    定部に対して交差方向に固定された配管支持部とからな
    る固定部材を介して、 前記固定部を前記上部構造側に固定した状態で、前記配
    管支持部に前記上部構造側水平配管部を支持させ、前記
    上部構造側水平配管部の管端側配管接続における管端接
    続部を前記配管支持部に固定することを特徴とする免震
    配管接続構造における固定構造。
JP2000212713A 2000-07-13 2000-07-13 免震配管接続構造 Expired - Fee Related JP4547074B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000212713A JP4547074B2 (ja) 2000-07-13 2000-07-13 免震配管接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000212713A JP4547074B2 (ja) 2000-07-13 2000-07-13 免震配管接続構造

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010127414A Division JP2010185581A (ja) 2010-06-03 2010-06-03 免震配管接続構造およびそれにおける固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002031266A true JP2002031266A (ja) 2002-01-31
JP4547074B2 JP4547074B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=18708591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000212713A Expired - Fee Related JP4547074B2 (ja) 2000-07-13 2000-07-13 免震配管接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4547074B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005049071A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Fuji Electric Holdings Co Ltd パルス管冷凍機
KR20070076540A (ko) * 2006-01-18 2007-07-24 가부시끼가이샤 파이프 시스템 니이가타 파이프의 공중 가설 구조 및 파이프의 공중 가설 방법
JP2010261485A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Sekisui House Ltd 不等沈下対策配管構造
CN102979974A (zh) * 2011-09-02 2013-03-20 株式会社东全 伸缩柔性管接头
JP2017190815A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 三菱日立パワーシステムズ株式会社 配管構造、及びボイラシステム
KR101918172B1 (ko) * 2017-06-09 2018-11-13 한국해양과학기술원 불규칙 해저면의 대응을 위한 파이프 라인 설치 장치

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56159612U (ja) * 1980-04-26 1981-11-28
JPS6114278U (ja) * 1984-06-29 1986-01-27 タキロン株式会社 埋設管路用自在継手
JPS6324484U (ja) * 1986-07-31 1988-02-18
JPH10160039A (ja) * 1996-11-28 1998-06-16 Niigata Eng Co Ltd 免震建物用耐震配管装置
JPH10231972A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Suiken Technol:Kk 免震用配管工法及び免震用配管構造
JPH10292886A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Fushiman Kk ボールジョイント
JPH11182775A (ja) * 1997-12-24 1999-07-06 Fujita Corp 免振配管接続方法
JPH11344176A (ja) * 1998-06-02 1999-12-14 Kajima Corp 設備配管用の免震継手
JP2000144822A (ja) * 1998-11-17 2000-05-26 Kajima Corp 設備配管用の免震継手

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56159612U (ja) * 1980-04-26 1981-11-28
JPS6114278U (ja) * 1984-06-29 1986-01-27 タキロン株式会社 埋設管路用自在継手
JPS6324484U (ja) * 1986-07-31 1988-02-18
JPH10160039A (ja) * 1996-11-28 1998-06-16 Niigata Eng Co Ltd 免震建物用耐震配管装置
JPH10231972A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Suiken Technol:Kk 免震用配管工法及び免震用配管構造
JPH10292886A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Fushiman Kk ボールジョイント
JPH11182775A (ja) * 1997-12-24 1999-07-06 Fujita Corp 免振配管接続方法
JPH11344176A (ja) * 1998-06-02 1999-12-14 Kajima Corp 設備配管用の免震継手
JP2000144822A (ja) * 1998-11-17 2000-05-26 Kajima Corp 設備配管用の免震継手

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005049071A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Fuji Electric Holdings Co Ltd パルス管冷凍機
KR20070076540A (ko) * 2006-01-18 2007-07-24 가부시끼가이샤 파이프 시스템 니이가타 파이프의 공중 가설 구조 및 파이프의 공중 가설 방법
JP2010261485A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Sekisui House Ltd 不等沈下対策配管構造
CN102979974A (zh) * 2011-09-02 2013-03-20 株式会社东全 伸缩柔性管接头
JP2013053656A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Tozen:Kk 伸縮可撓管継手
JP2017190815A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 三菱日立パワーシステムズ株式会社 配管構造、及びボイラシステム
KR101918172B1 (ko) * 2017-06-09 2018-11-13 한국해양과학기술원 불규칙 해저면의 대응을 위한 파이프 라인 설치 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4547074B2 (ja) 2010-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5560162A (en) Seismic brake
US6631593B2 (en) Directional sliding pendulum seismic isolation systems and articulated sliding assemblies therefor
CN104831621B (zh) 导轨型抗拔高阻尼橡胶隔震支座
US3771270A (en) Self-centering horizontally translatable support/hold-down apparatus for building structures and the like
CN113513099B (zh) 一种用于塔器的调谐质量阻尼器
JP2002031266A (ja) 免震配管接続構造およびそれにおける固定構造
CN210827904U (zh) 一种粘滞阻尼器及其安装结构
JP5807984B1 (ja) 液状流体配管接合部用自在継手
US20170343139A1 (en) Liquid connection universal joint and liquid-processing equipment using same
CN108457516A (zh) 六圆柱橡胶滑动摆减震底座粘滞型阻尼器
US4182504A (en) Balanced snubber apparatus
JP2010185581A (ja) 免震配管接続構造およびそれにおける固定構造
CN214033332U (zh) 一种横向粘滞流体阻尼器及桥梁结构
JP7324126B2 (ja) 橋梁耐震装置
CN213358305U (zh) 一种桥梁减震支座
JP4216955B2 (ja) 免震配管システムおよび脚部付きベローズ形伸縮管継手
US2336140A (en) Shipping dock for variable waterlevel usage
CN112627375A (zh) 一种隔震装置以及隔震系统
JPH1182615A (ja) 構造体安定化システム
JP2598772B2 (ja) 配管支持構造物
RU2624681C2 (ru) Сейсмостойкая неподвижная опора трубопровода, узел соединения катушки трубопровода с ростверком опоры трубопровода для сейсмостойкой неподвижной опоры трубопровода и продольное демпферное устройство для сейсмостойкой неподвижной опоры трубопровода
JP4267097B2 (ja) 免震構造建築物の配管保持構造
CN112252161A (zh) 一种桥梁结构减震装置
CN118065541B (zh) 墙体砌筑结构及建筑体
JPH1144382A (ja) 配管設備における変位吸収継手用吊設装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100705

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4547074

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees