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JP2002030920A - プラズマ式排気浄化装置 - Google Patents

プラズマ式排気浄化装置

Info

Publication number
JP2002030920A
JP2002030920A JP2000215673A JP2000215673A JP2002030920A JP 2002030920 A JP2002030920 A JP 2002030920A JP 2000215673 A JP2000215673 A JP 2000215673A JP 2000215673 A JP2000215673 A JP 2000215673A JP 2002030920 A JP2002030920 A JP 2002030920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
exhaust gas
discharge
discharge tube
connection line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000215673A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuki Tamura
保樹 田村
Kazuhito Kawashima
川島  一仁
Keisuke Kawamura
啓介 川村
Akira Kawamura
陽 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2000215673A priority Critical patent/JP2002030920A/ja
Publication of JP2002030920A publication Critical patent/JP2002030920A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の放電管の内のlつの内線極および主接
続線を一線上に張設することで、あるいは、支持部材の
強度を上げることで、内線極等を弛み無く張設し、プラ
ズマ強度を安定化し、排ガス悪化を防止することにあ
る。 【解決手段】 筒状の外極9と同外極内に配置され同外
極の長さ方向に延びる内線極11とを有する放電管8を
排気経路Rに複数個平行に配置し、各放電管の内線極お
よび外極間に放電を発生させて排気を浄化するプラズマ
式排気浄化装置1において、上記複数の放電管のlつは
その内線極がそれより延出する主接続線19を介して電
源24に接続されると共に同主接続線19と同一方向に
弛み防止用の張力を受けて張設され、他の放電管の内線
極は上記主接続線から分岐した分岐接続線20に接続さ
れていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電管による放電
を用いた排気ガス浄化装置、特に、複数の放電管を排気
経路に複数個平行に配備したプラズマ式排気浄化装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマ排ガス浄化装置は高圧電源に放
電管を接続し、放電管の放電により生じたプラズマを利
用し、排気ガス中のNOx等を無害化するもので、特
に、車両の多量の排気ガスを浄化せしめるために放電管
を多数並列に配置したプラズマ排ガス浄化装置が提案さ
れており、その一例が特開平2−207812号公報に
開示される。ここで放電管はその筒状の外極と内線極の
距離がプラズマ強度に影響を与えるため、安定したブラ
ズマを発生させるためには、外極と内線極はその距離を
常に一定に保つ必要があり、筒状の外極の両端部に支持
部材を介して内線極の端部をそれぞれ支持している。と
ころで、多量の排気ガスを浄化せしめるために放電管を
多数並列に配置したプラズマ排ガス浄化装置では、電源
回路から多数の放電管の内線極に電圧を印加する必要が
ある。この場合、各放電管の内線極は支持部材を通過し、
その部位より延出する各分岐接続線を一ケ所に集中さ
せ、単一の共通接続線に接続し、その上で電源側に接続
される。このため、各放電管の内線極の端部で支持部材
に支持されている部位に対し、各分岐接続線は各内線極
の法線方向に偏った方向に変位して張設されることとな
る。ここで、多数並列に配置された放電管がそれぞれ安
定したブラズマを発生させるためには、各放電管の外極
と内線極の距離を一定に保つ必要がある上に、各放電管
の対電極と電源間の電源経路も同様な理由で弛みのない
張設状態を維持することが重要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電源経路を
弛みなく維持するためにはある程度の張力を各内線極お
よびそれより延出する分岐接続線に加える必要がある。
しかし、多数並列に配置した放電管を用いたプラズマ排
ガス浄化装置の場合には、前述したとおり各内線極の端
部に対し、同内線極の端部より延出する分岐接続線が法
線方向に偏った方向に延出することより、共通接続線か
らの張力を受けると、この張力の法線方向の分力によっ
て内線極を外極に近づけるような力が働くことになる。
この場合、各放電管の内線極の端部は支持部材に支持さ
れていることより、この支持部材が分力を受け経時的に
劣化したり、振動等による過剰な張力を内線極および分
岐接続線側から受けることで破損し、内線極が外極に接
近するようにずれる可能性がある。この場合、プラズマ
強度が不安定となり排ガス悪化を引き起こす可能性があ
る。
【0004】ここで、単に、支持部材の断面積を増大し
強度を向上させる対策が考えられるが、支持部材に排気
ガスの通過領域を形成する必要がある場合、支持部材の
断面積を単に増大させることには限界がある。上述の課
題に基づき、本発明は、複数の放電管の内のlつの内線
極および主接続線を一線上に張設することで、あるい
は、支持部材の強度を上げることで、内線極等を弛み無
く張設し、プラズマ強度を安定化し、排ガス悪化を防止
するプラズマ排ガス浄化装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、筒状の外極と同外極内に配置
され同外極の長さ方向に延びる内線極とを有する放電管
を排気経路に複数個平行に配置し、各放電管の内線極お
よび外極間に放電を発生させて排気を浄化するプラズマ
式排気浄化装置において、上記複数の放電管のlつはそ
の内線極がそれより延出する主接続線を介して電源に接
続されると共に同主接続線と同一方向に弛み防止用の張
力を受けて張設され、他の放電管の内線極は上記主接続
線から分岐した分岐接続線に接続されていることを特徴
としている。このように、複数の放電管のlつの内線極
とそれより延出する主接続線とは同一方向に弛み防止用
の張力を受けて一線上に張設されるので、内線極が外極
に接近する張力の分力が内線極の周辺部材である支持部
材、外極、あるいは他の放電管に作用することを抑制で
きる。このため、支持部材、外極、他の放電管等の耐久
性を確保でき、しかも、大きな張力が付与されて安定し
て張設された主接続線に対して分岐接続線を介し他の放
電管の内線極を張設するので、他の放電管の内線極およ
びそれより延出する分岐接続線を弛むことなく張設で
き、信頼性が向上し、ひいてはプラズマ強度を安定化
し、排ガス悪化を防止できる。
【0006】請求項2の発明であるプラズマ式排気浄化
装置では、筒状の外極と同外極内に配置され同外極の長
さ方向に延びる内線極とを有する放電管を排気経路に複
数個平行に配置し、各放電管の内線極および外極間に放
電を発生させて排気を浄化するプラズマ式排気浄化装置
において、上記各放電管の外極と内線極の間に設けられ
上記内線極の端部を支持する支持部材と、上記各放電管
の内線極に一端を接続し他端を複数集合させて電源側に
接続すると共に弛み防止用の張力が付与さた複数の分岐
接続線とを有し、上記支持部材は上記張力又はその分力
が作用する方向の剛性が他の方向の剛性より大きく形成
されていることを特徴としている。このように、各放電
管の支持部材は、上記張力又はその分力が作用する方向
の剛性強化を図れるので,耐久性が向上し、ひいてはプ
ラズマ強度を安定化できる。好ましくは、上記支持部材
は上記張力又はその分力が作用する方向に延びる柱部が
他の方向に延びる柱部の断面形状より大きく形成されて
もよい。この場合、張力又はその分力が作用する方向に
延びる柱部の断面形状が比較的大きく形成されるので、
張力等に対し十分剛性強化を図れ、耐久性を確保でき、
ひいてはプラズマ強度を安定化できる。しかも、その他
の方向に延びる柱部の断面形状を比較的小さく設定し、
ガス通路等の空間を容易に確保でき、ガス通路付き支持
部材としての機能を保持できる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図4には本発明の一実施
形態としてのプラズマ式排気浄化装置1を示した。この
プラズマ式排気浄化装置1はそのケーシング2が排気経
路Rを形成する排気管3の途中に配備され、同排気管3
の上流a側の図示しない車両用エンジンからの排ガスを
無害化して下流b側の図示しないマフラーを介し大気開
放するように形成されている。ケーシング2は流入口4
と膨出空間6と流出口5とをこの順に前後方向Xに沿っ
て連続形成した変形筒部材を成している。流入口4と流
出口5の各外壁にはフランジ7がそれぞれ溶接され、各
フランジ7を介し前後の排気管3側に気密性を保持した
上で図示しないボルトや締結具等で締め付け結合され
る。
【0008】ケーシング2の中央の膨出空間6には3つ
の放電管列A1,A2,A3(図3参照)が上下方向Z
(図1、図3で紙面垂直方向)に重ね合わされた状態で収容
され、これらの前方に電極張設枠15が配設される。図
1、図3に示すように、放電管列A1は流入口4および
流出口5に前後端を向けた放電管8を幅方向Yに4つ並
列状に配設して構成され、放電管列A2は同じく流入口
4および流出口5に前後端を向けた放電管8を幅方向Y
に5つ並列状に配設して構成され、放電管列A3は同じ
く放電管8を幅方向Yに4つ並列状に配設して構成され
る。各放電管8は金属性の筒状の外極9と同外極9内に
配置され同外極の長さ方向である前後方向Xに延びる内
線極11とを有する。上下方向Zに順次重なる3つの放
電管列A1,A2,A3は前後の絶縁性材料で形成され
た取付け枠13、14を介し、ケーシング2の内周壁2
01にずれなく取り付けられている。
【0009】図1に示すように、前取付け枠13はその
主部131とその前後屈曲延出部である前フランジ13
2および後係止部133とを一体的に形成する。主部1
31は内周壁201に図示しない固定手段で固定され、
前フランジ132は内周壁201より内側に一定量突き
出した環状フランジに形成される。後係止部133は各
外極9を貫通させると共にその絶縁筒12を係止する孔
を多数有した多孔板状に形成される。同じく、後取付け
枠14は主部141とその前後屈曲延出部である前係止
部142および後フランジ143とを一体的に形成す
る。主部141は内周壁201に図示しない固定手段で
固定され、前係止部142は各外極9を貫通させると共
にその絶縁筒12を係止する孔を多数有した多孔板状に
形成される。後フランジ143は内周壁201より一定
量突き出した環状フランジに形成される。このため、前
取付け枠13の後係止部133および後取付け枠14の
前係止部142により、各放電管8はケーシング2の膨
出空間6にずれなく取り付けられ、しかも、上流a側か
らの排ガスを複数の放電管8内に分散して通過させるよ
うに形成されている。また,各放電管の隙間に排気ガス
が流れないように遮断している。
【0010】3つの放電管列A1,A2,A3の各放電
管8は接続線を含まない単体において同一構造を採る。
各放電管8の外極9は金属製の筒状体として形成され、
その内周壁の前後端に内線極11の端部を支持する支持
部材16、17をそれぞれ配設し、所定の耐熱性接着剤
で固着している。前後の支持部材16、17は同一形状
を成し、図4(a)に示すように十字状の端面を有した
ブロック材で、絶縁性の素材、例えば、セラミックで成
形されている。前後の各支持部材16、17(前の支持
部材を代表して表示した)は上下方向Zに伸びる縦柱1
61と幅方向Yに伸びる横柱162とが交差し、各柱間
に前後方向Xに排気ガスを通過させるガス通路rを形成
している。
【0011】縦柱161と横柱162との交差部分の中
央には前後に向けて細孔pが形成され、同細孔pに金属
性ケーブルである内線極11を貫通するように形成され
る。ここで、後の支持部材17に支持された内線極11
の後端部は拡径処理されて抜け止め部dを形成され、こ
れにより,各内線極11が前方への引っ張り力を受けて
も抜けることがないように形成される。このように各放
電管8は前後の支持部材16、17により内線極11を
外極9の中心線上に位置するように支持でき、放電管の
内線極11と外極9からなる対電極の間隔を前後方向X
において一定間隔に保持している。このような対電極に
後述の高圧電源24を接続することで、放電管8は前後
方向Xに一様な放電域を形成し、これにより発生するプ
ラズマにより、炭化水素、窒素酸化物、一酸化炭素並び
にカーボン等の他の放出物を含む排ガス成分を無害成分
に反応させ、下流b側に排出する。
【0012】第1の放電管列A1を成す4つの放電管8
の内、一端部より2番目(図1、図3で上より3番目)
の放電管8はその内線極が特に重心電極11aとして設
定される。この重心電極11aはその前端が前の支持部
材16の細孔pを貫通した上で、それより延出する主接
続線19を介して電極張設枠15の張設調整器18aに
接続される。第2の放電管列A2を成す5つの放電管8
の内、一端部より3番目(図3で上より3番目)の放電
管8はその内線極11が、特に重心電極11bとして設
定される。この重心電極11bはその前端が前の支持部
材16の細孔pを貫通した上で、それより延出する主接
続線19を介して電極張設枠15の張設調整器18bに
接続される。
【0013】第3の放電管列A3を成す4つの放電管8
の内、一端部より2番目(図3で上より2番目)の放電
管8はその内線極11が、特に重心電極11cとして設
定される。この重心電極11cはその前端が前の支持部
材16の細孔pを貫通した上で、それより延出する主接
続線19を介して電極張設枠15の張設調整器18cに
接続される。電極張設枠15は剛性を有する枠部151
とその枠部の中央に絶縁材152を介し取付けられる基
板部153とを有する。枠部151はその周縁部をケー
シング2の内周壁201に当接し、複数箇所が係止ブラ
ケット21を介し内周壁201にずれなく固定される。
しかも、枠部151はその中央孔の周縁にこれと干渉し
ない位置に複数の貫通孔30を形成し、ガス通路を確保
している。更に、枠部151はその中央孔の内周縁に板
厚方向に段差を有した環状段部e1を形成する。その環
状段部e1には絶縁材152を介し基板部153の外周
縁の環状係止部e2が当接でき、これにより、基板部1
53の下流b側への移動を確実に阻止している。なお、
枠部151に対し基板部153は図示しない締結手段で
一体的に結合される。
【0014】基板部153は中央に同一構造の3つの張
設調整器18a,18b,18cを所定間隔を介し順次
取付ける。各張設調整器18a,18b,18cは基板
部153に螺着される孔付きボルトBとその頭部に当接
する係止ブロックCとを備える。係止ブロックCは金属
性で、孔付ボルトBを貫通してきた主接続線19の先端
と一体結合され、その結合部の周縁が孔付ボルトBの頭
部に当接し、反対側の頂部は外部接続線22側の分岐部
の一つが接合されている。ここで、孔付ボルトBの回動
操作により、係止ブロックCと一体の主接続線19の張
力を可変できる。なお、場合により孔付ボルトBの頭部
と基板部153の間に図示しないスペーサを挟んだり、
孔付ボルトBに図示しない位置決め用のナットを螺着
し、張力のずれを防止するように構成してもよい。
【0015】このように支持された各放電管8は、後述
の高圧電源24から高電圧を印加されることによって、
外極9より内線極11に接近するに従い高レベルの放電
電位を成す放電域を形成し、しかも、放電域を前後方向
Xに連続して形成できる。しかも、各放電管8を通過す
る排ガスを無害化する浄化効率が適正値に収まるよう、
即ち、排ガスの圧力や排ガス流速等が適正値に保持され
るように、3つの放電管列A1,A2,A3の各放電管
8の数や外径等が適宜設定されている。ここで、各放電
管列A1,A2,A3は各重心電極11a、11b、1
1cおよび各主接続線19とを一線上に配置し、同一方
向である前後方向Xの張力がセットされるように形成さ
れる。更に、各放電管列A1,A2,A3の他の放電管
8の内線極11より延出する分岐接続線20は各内線極
11の法線方向に偏った方向である主接続線19側にそ
れぞれ屈曲変位し、先端部が互いに集合され、集合連結
部gにおいて主接続線19側に結合されている。
【0016】この状態で、張設調整器18a、18b、
18cが所定の張力をセットすると、各内線極11、主
接続線19、分岐接続線20等の弛みを排除でき、これ
ら配線を所定の位置に安定してセットできる。この際、
各主接続線19および重心電極11a、11b、11c
側にはこれらに同一の方向の、即ち、各外極9の中心線
上に沿った張力が加わり、法線方向の分力は生じない。
このため、重心電極11a、11b、11cを支持する
前側の各支持部材16にはこれら重心電極側よりほとん
ど押圧力が加わらず、セラミック等で成形されている支
持部材16の耐久性を確保でき、破損を防止できる。
【0017】さらに、他の放電管8の分岐接続線20お
よび内線極11に加わる張力は、重心電極11a、11
b、11c側に加わる張力と比較し、引っ張り方向が法
線方向に変位する分小さく作用する。このため、他の放
電管8側では、分岐接続線20と内線極11との引っ張
り方向が支持部材16との当接位置で変化することに伴
い生じている支持部材16への押圧力は比較的小さく、
前側の支持部材16が押圧力を受けてその耐久性を低下
させたり破損することを低減できる。図1に示すよう
に、3つの張設調整器18a,18b,18cの各係止
ブロックCより分岐部を経て合流された外部接続線22
はケーシング2より外部に延出し、高圧電源24の高圧
端子241に接続される。高圧端子241の低電位側の
ベース端子242は図示しない車体基部にアースされる
と共にベース接続線25を延出しており、その延出端は
複数の分岐線に分岐し、各分岐線はそれぞれ対向する放
電管8の外極9に接続されている。
【0018】このようなプラズマ式排気浄化装置1は図
示しない車両のエンジンの駆動と同時に高圧電源24が
オンし、3つの放電管列A1,A2,A3の各放電管8
が放電を開始する。ここで、排気路Rから電極張設枠1
5の貫通孔30を通過してきた排ガスは前後取付け枠1
3、14に支持された3つの放電管列A1,A2,A3
の各放電管8内に分岐して流入する。ここでプラズマ式
排気浄化装置1は適正な数や外径等に設定された各放電
管8を用い、ガス圧、ガス流量を適正に保つと共に、各
放電管8の外極9と内線極11間の放電域を適正に保つ
雰囲気下で排ガスを無害化し、下流b側に流下すること
ができる。
【0019】以上のように、図1のプラズマ式排気浄化
装置1では3つの放電管列A1,A2,A3の重心電極
11a、11b、11cを支持する支持部材16は押圧
力を受けず、他の放電管8の支持部材16も比較的小さ
な押圧力を分岐接続線20および内線極11側より受け
るのみであるため、これら各支持部材の耐久性を保持で
き、これらの破損が防止され、各重心電極11a、11
b、11cおよび内線極11側の弛み、および、各主接
続線19や分岐接続線20の弛みを排除し、安定して張
設でき、安定した放電作動を継続させ、ひいてはプラズ
マ強度を安定化し、排ガス悪化を防止できる。図5、図
6には第2の発明の一実施形態としてのプラズマ式排気
浄化装置1bを示した。
【0020】このプラズマ式排気浄化装置1bは図1の
プラズマ式排気浄化装置1と比較し、3つの放電管列B
1,B2,B3の配置構成が異なり、これらの各放電管
8より延出する後述の接続線の配線上のレイアウトが相
違するという相違点を有する以外、同一構成部を多く含
む。このため、ここでは重複部材には混同しない範囲で
同一符号を付し、一部に添字bを付記し、重複説明を略
す。図5に示すプラズマ式排気浄化装置1bは、そのケ
ーシング2bが排気経路Rを形成する排気管3の途中に
配備される。ケーシング2bはその膨出空間6に3つの
放電管列B1,B2,B3(図6参照)が上下方向Zで
互いに重なった状態で収容され、これらの前方に電極張
設枠15bが配設される。
【0021】図5に示すように、各放電管列B1,B
2,B3は流入口4および流出口5に前後端を向けた放
電管8を幅方向Yに4つ並列状に配設して構成される。
3つの放電管列B1,B2,B3は前後の絶縁性材料で
形成された取付け枠13、14を介し、ケーシング2b
の内周壁201にずれなく取り付けられている。各放電
管8の外極9の内周壁には内線極11の前後端部を支持
する支持部材16b、17bが耐熱性接着剤で固着され
ている。
【0022】図4(b)に示すように、前後の支持部材
31、32(前の支持部材を代表して表示した)は、上
下方向Zに伸びる縦柱311と幅方向Yに伸びる横柱3
12とが交差し、各柱間に前後方向Xに排気ガスを通過
させるガス通路rを形成している。ここで,支持部材3
1はその縦柱311が横柱312に対してその断面形状
が大きく形成される。縦柱311は後述するように張力
又はその分力が作用する方向に位置するため、縦柱31
1が横柱312に対しその断面形状が大きく,断面剛性
がより大きくなるように形成され、耐久性の強化が図ら
れ、横柱312は比較的小さな断面形状に設定され、こ
れによりガス通路rの通路面積を所定量確保するように
している。なお、図4(b)では縦柱311の幅を横柱
312に比較して大きくした例を示しているが、軸方向
長さを長くして断面形状を大きく設定してもよい。
【0023】縦柱311と横柱312との交差部分の中
央には前後に向けて内線極11を貫通する細孔pが形成
される。ここで、後の支持部材32に支持された内線極
11の後端部は拡径処理されて抜け止め部dを形成され
る。なお、ここでは前後の支持部材31、32を同一形
状としたが、場合により、後の支持部材32のみは図4
(a)に示すように縦柱と横柱の断面形状がほぼ同一
で、同一剛性を保持するように形成してもよい。
【0024】各放電管列B1,B2,B3の各放電管8
はその内線極11より分岐接続線20bを延出し、分岐
接続線20bは各内線極11の法線方向に偏った方向で
ある各放電管列の中央位置側にそれぞれ屈曲変位し、先
端部が互いに集合され、集合連結部gにおいて主接続線
19b側に結合されるように構成されている。ここでも
張設調整器18a、18b、18c(図5では紙面垂直方
向に順次配列されるため1つのみ示した)が所定の張力
をセットすると、各内線極11、分岐接続線20b,主
接続線19b等の弛みを排除でき、これら配線を所定の
位置に安定してセットできる。
【0025】この際、各主接続線19より分岐して張力
を受けた、分岐接続線20bは前側の各支持部材31と
の当接位置において引っ張り方向が変化し、各内線極1
1に分岐引っ張り力を伝える。この状態において、内線
極11側にはこれを外極9側に近づけるような引っ張り
力の分力が加わる。この場合、この分力を直接受ける各
支持部材31の縦柱311は断面形状が比較的大きく,
断面剛性が比較的大きく形成されているため、上述の分
力を常時受けても耐久性を十分保持でき、破損等を生じ
ることを防止されている。
【0026】このような図5のプラズマ式排気浄化装置
1bは図1のプラズマ式排気浄化装置1と同様に、適正
な数や外径等に設定された各放電管8を用い、ガス圧、
ガス流量を適正に保つと共に各放電管8の外極9と内線
極11間の放電域を適正に保った雰囲気下で排ガスを無
害化し、下流b側に流下することができる。ここでは、
特に、各放電管の支持部材31の張力又はその分力が作
用する方向にある部位の縦柱311の断面形状を比較的
大きく設定し、剛性強化を図り、耐久性を向上させ、ひ
いてはプラズマ強度を安定化させることができる。しか
も、その他の方向に延びる横柱312の断面形状を比較
的小さく設定し、ガス通路rの空間確保を容易化するこ
とができ、ガス通路付き支持部材としての機能を容易に
確保できる。
【0027】上述のところにおいて、プラズマ式排気浄
化装置1、1bは複数の放電管を並列接続した放電管列
A1,A2,A3あるいはB1,B2,B3を上下に3
段重ねた配列構造を採っていたが、これに限定されるも
のではなく、重ね合わされる放電管列や、各放電管列を
構成する放電管の数は適宜変更でき、更に、隣合う各放
電管の外極9を互いに直接接合した状態で放電管列を構
成してもよく、これらの場合も、図1の装置と同様の作
用効果が得られる。また、図1に示した実施形態と図5
に示した実施形態とを組み合わせ、図1の重心電極以外
の放電管の支持部材16を図4(b)に示した形状の支
持部材31としても良く、この場合は、耐久性、信頼性
をより向上させることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、内線
極が外極に接近する張力の分力が内線極の周辺部材であ
る支持部材、外極、あるいは他の放電管に作用すること
を抑制できるため、支持部材、外極、他の放電管等の耐
久性を確保でき、しかも、大きな張力が付与されて安定
して張設された主接続線に対して分岐接続線を介し他の
放電管の内線極を張設するので、他の放電管の内線極お
よびそれより延出する分岐接続線を弛むことなく張設で
き、信頼性が向上し、ひいてはプラズマ強度を安定化
し、排ガス悪化を防止できる。
【0029】請求項2の発明は、各放電管の支持部材
は、上記張力又はその分力が作用する方向の剛性強化を
図れるので,耐久性が向上し、ひいてはプラズマ強度を
安定化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのプラズマ式排気浄
化装置の平面断面図である。
【図2】図1のプラズマ式排気浄化装置の側面断面図で
ある。
【図3】図1のプラズマ式排気浄化装置の放電管列の上
部側方よりの部分斜視図である。
【図4】本発明の各プラズマ式排気浄化装置で用いる支
持部材の斜視図であり、(a)は図1のプラズマ式排気
浄化装置で採用され、(b)は図5のプラズマ式排気浄
化装置で採用されたものを示す。
【図5】本発明の他の実施形態としてのプラズマ式排気
浄化装置の平面断面図である。
【図6】図5のプラズマ式排気浄化装置の放電管列の上
部側方よりの部分斜視図である。
【符号の説明】
1,1b プラズマ式排気浄化装置 8 放電管 9 外極 11 内線極 16、17 支持部材 19 主接続線 20 分岐接続線 24 高圧電源(電源) 31、32 支持部材 R 排気路(排気経路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 一仁 東京都港区芝五丁目33番8号・三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 川村 啓介 長崎市深堀町五丁目717番1号・三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 河村 陽 愛知県小牧市大字東田中1200番地・三菱重 工業株式会社名古屋誘導推進システム製作 所内 Fターム(参考) 3G091 AB14 BA09 4D002 AA08 AA12 AA34 AC10 BA07 CA20 4G075 AA03 BA01 BA05 BA06 BD05 BD12 CA47 EB42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の外極と同外極内に配置され同外極の
    長さ方向に延びる内線極とを有する放電管を排気経路に
    複数個平行に配置し、各放電管の内線極および外極間に
    放電を発生させて排気を浄化するプラズマ式排気浄化装
    置において、 上記複数の放電管のlつはその内線極がそれより延出す
    る主接続線を介して電源に接続されると共に同主接続線
    と同一方向に弛み防止用の張力を受けて張設され、他の
    放電管の内線極は上記主接続線から分岐した分岐接続線
    に接続されていることを特徴とするプラズマ式排気浄化
    装置。
  2. 【請求項2】筒状の外極と同外極内に配置され同外極の
    長さ方向に延びる内線極とを有する放電管を排気経路に
    複数個平行に配置し、各放電管の内線極および外極間に
    放電を発生させて排気を浄化するプラズマ式排気浄化装
    置において、 上記各放電管の外極と内線極の間に設けられ上記内線極
    の端部を支持する支持部材と、 一端を上記各放電管の内線極に接続し他端を複数集合さ
    せて電源側に接続すると共に弛み防止用の張力が付与さ
    た複数の分岐接続線とを有し、 上記支持部材は上記張力又はその分力が作用する方向の
    剛性が他の方向の剛性より大きく形成されていることを
    特徴とするプラズマ式排気浄化装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100763413B1 (ko) 2006-06-23 2007-10-04 한국기계연구원 원심력과 전기집진을 이용한 매연저감용 소형 장치 및 이를병렬 이용한 매연저감 장치
JP2009106841A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Hitachi Plant Technologies Ltd 湿式電気集塵装置および放電極の腐食防止方法
JP2016182599A (ja) * 2011-06-28 2016-10-20 リカーボン,インコーポレイテッド ガス変換システム
JP2022525132A (ja) * 2019-03-11 2022-05-11 ユニバーシティ オブ サザン カリフォルニア プラズマベースの浄化のためのシステム及び方法

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