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JP2002019859A - エアゾール噴射装置 - Google Patents

エアゾール噴射装置

Info

Publication number
JP2002019859A
JP2002019859A JP2001127973A JP2001127973A JP2002019859A JP 2002019859 A JP2002019859 A JP 2002019859A JP 2001127973 A JP2001127973 A JP 2001127973A JP 2001127973 A JP2001127973 A JP 2001127973A JP 2002019859 A JP2002019859 A JP 2002019859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder member
aerosol
fluid
fluid discharge
injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001127973A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Iijima
和男 飯島
Haruhisa Uenoyama
晴久 上野山
Takeo Matsumoto
健夫 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Industrial Co Ltd filed Critical Kyowa Industrial Co Ltd
Priority to JP2001127973A priority Critical patent/JP2002019859A/ja
Publication of JP2002019859A publication Critical patent/JP2002019859A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】噴射開始遅延時間を一定にすること。噴射開始
遅延時間を正確に調節すること。 【解決手段】キャップ20内部に上下移動可能にシリンダ
ー部材5 を設け、シリンダー部材5 は、コイルスプリン
グ3 によって下方に付勢されている。シリンダー部材5
の下方空間部には、ピストン6 が上下移動可能に配置さ
れ、これら両者によって気密の流体室Y が形成される。
流体室Y の上面にはエアーの逃し穴8 が形成され、逃し
穴8 の上部には排出エアーの流量調整手段が設けられて
いる。レバー1 を取り除くと、コイルスプリングの付勢
力が流体室に作用し、ピストンが下降して、バルブコア
12を押圧する。流体室内のエアーが徐々に逃し穴から排
出されるに伴い、シリンダー部材が下降する。シリンダ
ー部材がピストンに当接した段階で、バルブコアから排
出された内溶液が、噴射口2aから噴射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、噴射セット後、
一定の所定時間を経た後に、確実に噴射が始まる遅延噴
射型のエアゾール噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば押入れや天井裏等の不快害
虫の駆除、車内の殺菌消毒、室内やトイレの殺虫、殺菌
消毒等、限られた空間を密閉し、エアゾール容器内にあ
る薬剤の全量を一気に散布するために、アクチュエータ
ーボタンを押して固定するとそのまま継続噴射を続ける
タイプの連続噴射型エアゾール噴射装置が市販されてい
る。しかしながら、これら従来の公知の連続噴射型のエ
アゾール噴射装置は、アクチュエーターボタンを押し下
げれば、すぐに内溶液を噴射する機構となっているため
に、該エアゾール噴射装置を密閉室内にセットしようと
する者の体に内溶液が付着したり、有害な霧や気体を吸
い込んだりする恐れが生じており、該エアゾール噴射装
置をセットした後は、すぐにその場所から退避する必要
があるなど使用上の課題を有していた。
【0003】そこで、本願の出願人は、特開平9−30
1453号公報に開示されている通り、噴射セット後、
一定時間経過した後に、エアゾール容器内の内溶液が噴
射開始される遅延噴射型のエアゾール噴射装置を発明し
た。このエアゾール噴射装置は、プッシュボタン内部に
配置された付勢手段(コイルスプリング)と、作動部
(押し込みピストン)とを有するもので、これら付勢手
段と作動部との間に、伸縮自在の蛇腹袋、又は、ピスト
ン・シリンダー機構からなる流体室が設けられ、これら
の流体室には流体排出口(逃げ穴)が設けられたもので
ある。そして、付勢手段の付勢力を流体室を介して作動
部に作用させることにより、付勢手段の付勢力が流体室
内の密閉された流体に先ず作用し、その密閉された流体
が流体排出口を通過して徐々に外部に排出されるのに応
じて、作動部が下がり、バルブコアを押し下げて、エア
ゾール容器のバルブを開かせるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の遅延噴射型のエ
アゾール噴射装置においては、流体排出口を通過して徐
々に外部に排出されるのに応じて、作動部が下がり、バ
ルブコアを押し下げて、エアゾール容器のバルブを開か
せるため、作動部が下がってバルブコアを押し下げるま
での間の時間分、噴射時間を遅延させることができる。
ところが、バルブコアのエアゾール容器への組付け位置
(高さ)は、製品によってバラツキがあり、そのバラツ
キの生じた分だけ、噴射セット前の作動部とバルブコア
との距離にバラツキが生ずる。その結果、噴射セット
後、噴射開始までの時間を一定にすることが困難であっ
た。そこで、本願発明は、バルブコアのエアゾール容器
への組付け位置(高さ)に若干のバラツキが生じても、
噴射セット後、噴射開始までの時間を一定にすることが
できるようにしたエアゾール噴射装置を提供することを
その第一の課題とする。更には、その噴射遅延時間を確
実に調節できる手段を付加することも本願の課題であ
る。また、付勢手段が誤作動を起こさないように、付勢
手段の付勢力を確実にロックしうることも本願発明の課
題とするところである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明の第1は、コイルスプリング等の付勢手段
3と、エアゾール容器10のバルブコア12に作用する
作動部6を有し、これらの付勢手段3と作動部6との間
に密閉した流体室Yを設け、流体室Yの適宜位置には流
体排出部8を設け、付勢手段3の付勢力を流体室Yを介
して作動部6に作用させることにより、エアゾール容器
10内の内溶液の噴射開始時期を遅延させることができ
るエアゾール噴射装置において、流体室Yが、付勢手段
3により付勢され且つ上下移動可能なシリンダー部材5
と、このシリンダー部材5の内部で上下移動可能な作動
部6によって形成され、付勢手段3からシリンダー部材
5に作用する付勢力が作動部6に作用して、作動部6が
エアゾール容器10のバルブコア12を作動させて噴射
バルブを開かせ、流体排出部8からの流体の排出に伴
い、付勢手段3の付勢によりシリンダー部材5がさらに
移動することによって、エアゾール容器10内部の内容
液が外部に噴射されることを特徴とするエアゾール噴射
装置を提供する。
【0006】本願の第2の発明は、上記の第1の発明に
係るエアゾール噴射装置にあって、作動部6が、バルブ
コア12と嵌合すると共にバルブコア12からの内容液
を受容する導通路61と、この導通路61内の内容液を
流出させる流出口15とを備え、シリンダー部材5が、
内容液を外部に噴射する噴射口2aを備え、作動部6の
流出口15とシリンダー部材5の噴射口2aとの間に、
シリンダー部材5と作動部6との相対的な位置関係によ
り開閉する開閉手段が設けられ、流体排出部8からの流
体の排出に伴い、付勢手段3の付勢によりシリンダー部
材5がさらに移動することにより、開閉手段が閉から開
に移行して、作動部6の流出口15から流出した内容液
がシリンダー部材5の噴射口2aから外部に噴射される
ものであることを特徴とするものを提供する。
【0007】この第1、第2の発明に係るエアゾール噴
射装置にあっては、噴射セットを行うと、まず、作動部
6がエアゾール容器10のバルブコア12を作動させて
噴射バルブを開かせる。その後、流体排出部8からの流
体の排出に伴い、付勢手段3の付勢によりシリンダー部
材5がさらに移動することによって、エアゾール容器1
0内部の内容液が外部に噴射される。従って、内容液の
外部への噴射開始時間は、バルブコア12の位置(高
さ)には左右されず、流体排出部8からの流体の排出に
伴うシリンダー部材5の移動量によって決定することが
できる。具体的には、開閉手段が、閉から開に移行する
際の、シリンダー部材5と作動部6との相対的な位置関
係により決定されるものであり、バルブコア12の取り
付け位置の誤差に左右されることを防止することができ
るものである。
【0008】本願の第3の発明は、上記の第1又は第2
の発明に係るエアゾール噴射装置にあって、流体排出部
8が流体排出量の流量調整手段を備えたものであること
を特徴とするものを提供する。この第3の発明により、
排出される流体の流量が調整されるために、付勢手段の
付勢力がシリンダー部材を介して作動部に作用するまで
の時間の長短をより正確に設定することができる。ま
た、流量調整手段の変更や微調整を行うことにより、噴
射開示時期までの遅延時間の長短を適宜必要に応じて変
更制御することが可能となる。
【0009】本願の第4の発明は、上記の第1乃至第3
の何れかの発明に係るエアゾール噴射装置にあって、シ
リンダー部材5がエアゾールキャップの本体部20内に
収納され、このシリンダー部材5が本体部20から外部
に延長する噴射口部5eを備え、この噴射口部5eの根
本部に、付勢手段3の付勢力の作用を阻止するロック手
段1が設けられ、このロック手段1を解除することによ
り付勢手段3の付勢力がシリンダー部材5に作用するよ
うにしたことを特徴とするものを提供する。この第4の
発明により、そのロック手段が付勢手段の付勢力の作用
をロックすることとなり、本願発明に係る噴射装置の誤
作動を防止することができ、誤って内溶液を噴射してし
まうという事故を未然に防止することができる。
【0010】本願の第5の発明は、上記の第1乃至第4
の何れかの発明に係るエアゾール噴射装置にあって、流
体排出部8が流体排出量の流量調整手段を備え、この流
量調整手段が、この流体排出口8にピン状の流量調整部
材4を嵌入させたものであることを特徴とするものを提
供する。本願の第6の発明は、上記の第1乃至第4の何
れかの発明に係るエアゾール噴射装置にあって、流体排
出部8が流体排出量の流量調整手段を備え、この流量調
整手段が、流体排出口8に微量の流体を透過させる透過
性部材81を配位したものであることを特徴とするもの
を提供する。この第5、第6の発明にあっては、ピン状
の流量調整部材4或いは流体透過性のある透過性部材8
1により、より確実な流量の制御を可能とし、噴射開示
時期までの遅延時間の長短を、より正確に設定すること
が可能となる。
【0011】本願の第7の発明は、上記の第1乃至第6
の何れかの発明に係るエアゾール噴射装置にあって、シ
リンダー部材5と作動部6との間に、両者5、6を離反
させる方向に付勢する補助付勢手段9が配位されたこと
を特徴とするものを提供する。この第7の発明にあって
は、付勢手段3の付勢力に加えて、補助付勢手段9が作
動部6を押し下げる方向に付勢するものであるため、作
動当初に、作動部6を確実に押し下げ作動させることが
できる。しかも、作動部6が所定位置に移動した後は、
シリンダー部材5が付勢手段3によって流体排出部8か
ら流体を徐々に排出させながら移動する。この付勢手段
3の付勢力が大きすぎると、流体排出部8を設けていて
も、長時間の遅延噴射が実現しがたい。これに対して、
補助付勢手段9を設けて、付勢手段3の付勢方向と反対
方向に付勢させることによって、付勢手段3によるシリ
ンダー部材5を移動させる力が減少し、長時間の遅延噴
射を容易に実現できる。
【0012】本願の第8の発明は、上記の第1乃至第7
の何れかの発明に係るエアゾール噴射装置にあって、エ
アゾール容器10に固定されたエアゾールキャップの本
体部20内にシリンダー部材5が摺動可能に収納され、
作動部6がシリンダー部材5内に摺動可能に収納され、
流体排出部8が作動部6に設けられ、流体排出部8から
排出された流体がエアゾール容器10とエアゾールキャ
ップの本体部20との間の空間に排出されるものである
ことを特徴とするものを提供する。これにより、流体排
出部8から流出する流体が、直接人の手等に当たり、人
に不快感を与えることを防止できる。本願の第9の発明
は、上記の第1乃至第8の何れかの発明に係るエアゾー
ル噴射装置にあって、作動部6が、バルブコア12と嵌
合すると共にバルブコア12からの内容液を受容する導
通路61と、この導通路61内の内容液を流出させる流
出口15と、この流出口15を外部から直接塞ぐ位置か
ら塞がない位置へ移動可能に配位されたシール部材16
とを備えたことを特徴とするものを提供する。これによ
り、流出口15を確実に塞いだ状態を維持し、保管中、
あるいは遅延動作中に、エアゾール容器の内容液が噴射
されたり、漏れ出したりすることを防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づき本願発
明の実施の形態について説明する。添付の図面はすべて
本願発明の実施の形態を図示している。図1は、本願発
明の一実施形態に係る噴射装置のロック手段となるレバ
ーの平面図であり、図2は、同じく本願発明の一実施形
態に係る噴射装置の断面説明図であって、噴射セット前
の状態を示しており、図3は、同じく本願発明の一実施
形態に係る噴射装置の断面説明図であって、噴射セット
後、一定時間が経過し、エアゾール容器内部の内溶液が
噴射している状態を図示している。
【0014】これらの図において、本願発明に係るエア
ゾール噴射装置は、エアゾール容器10の上部にあるバ
ルブに、噴射装置の本体部となるキャップ20の下部爪
19によって繋がっている。本体部であるキャップ20
の内部にはピストン6を内蔵したシリンダー部材5が、
付勢手段となるコイルスプリング3を介して、キャップ
20内に組み込まれている。このピストン6が特許請求
の範囲に記載した作動部を構成する。
【0015】より詳しく説明すると、シリンダー部材5
は、下方部が開口した略円筒形状を有し、同じく略円筒
形状を有するキャップ20の内部で、キャップ20の内
壁面に沿って上下方向に摺動可能に収納されている。付
勢手段となるコイルスプリング3は、このシリンダー部
材5の上面とキャップ20の上面の内壁面との間に介在
されており、シリンダー部材5を下方に付勢することが
できる。また、シリンダー部材5の上面中央には上方に
向かって、内部に内部通路5cを有する筒形状の延長部
5eが形成され、この延長部5eは、キャップ20の内
部から、キャップ20の上面に設けられた貫通孔20h
を貫通して、外部に延長するように形成されている。こ
の外部に延長する延長部5eの部分が噴射口部となる
(図2参照)。この延長部(噴射口部)5eの上端部に
内溶液を外部に噴射するための噴射口2aを有するノズ
ル2が設けられている。この内部通路5cには、上方寄
りに、その内径がその下方部分の内径よりも大きな大径
部5fが形成されている。この大径部5fは、後に説明
するが、エアゾール容器の内溶液が排出される際、ノズ
ル2への通路を形成するためのものであり、開閉手段の
一部として機能する。
【0016】シリンダー部材5の内部には、その内壁面
に沿って相対的に上下方向に摺動可能な作動部としての
ピストン6が配置されている。このピストン6は、下端
にシリンダー部材5の内壁面を摺動する摺動面6bを有
し、且つ、この摺動面の上面中央から上方に延長し、内
部に内溶液の導通路61を有するロッド13を有してい
る。ロッド13の下端部には、エアゾール容器の上面中
央に設けられているバルブコア12の上端部と嵌合する
バルブコア嵌合部7が形成され、バルブコア12から噴
射される内溶液が、上記バルブコア嵌合部7から、ロッ
ド13の内部の導通路61へと流入することができる。
即ち、このバルブコア嵌合部7の上端部が、ピストン6
が下方に移動することによって、バルブコア12の上端
部と当接し、バルブコア12を下方に押し下げ、内溶液
が導通路61内に噴射されるように構成されている。
【0017】更に、ロッド13は、上記シリンダー部材
5の上面中央部に形成されている延長部5eの内部に形
成された内部通路5c内に侵入した状態に配置されお
り、且つ、ロッド13の外周面は、内部通路5cの内壁
面と気密に接しており、両者は、シリンダー部材5が下
方に移動するに際して、気密状態を維持して相互に摺動
する。両者の気密状態を維持するために、上部Oリング
16及び下部Oリング17が、ロッド13の外周面に設
けられている。これら2つのOリングの中間部に流出口
15が形成されており、この流出口15は、後に説明す
るが、導通路61内に流入した内容液をノズル2の側に
流出させるための通路となるものである。また、上部O
リング16及び下部Oリング17は、本願発明の開閉手
段として機能する。即ち、ロッド13の外周面(上部O
リング16及び下部Oリング17)は、内部通路5cの
内壁面と気密に接することにより、導通路61内に流入
した内容液をノズル2の側に流出させず、閉状態を維持
するものである。そして、後述するように、上部Oリン
グ16が大径部5fに位置して、気密状態が解除される
ことにより、導通路61内に流入した内容液をノズル2
の側に流出させ、開状態となるものである。
【0018】以上の構造を有するシリンダー部材5とピ
ストン(作動部)6とによって形成された密閉の空間が
流体室Yを構成することとなる。この流体室の上面、即
ち、シリンダー部材5の上面の適宜位置には、微量の流
体を徐々に排出する流体排出部8として小さな開口の流
体排出口8が1個或いは複数個形成されており、上記付
勢手段となるコイルスプリング3の付勢力によって、流
体室内部の流体がこの流体排出口8から徐々に外部に排
出されることとなり、シリンダー部材5が徐々に下方に
移動することとなる。この流体排出口8には、流量調整
手段が設けられている。この流体室Yに収納される流体
としては、低粘度の流体が好ましく、特に、付勢手段の
付勢力によって、流体排出口8から排出される単位時間
当たり流量が実質的に一定となるものが好ましく、具体
的には、空気等の気体の他、水、シリコーン等を例示し
得る。空気の粘度は実質的に0であるため、流体排出口
8からの単位時間当たり流量を一定化させる点で理想的
である。また、水の粘度も低く安定しており、シリコー
ンの粘度は空気や水に比較して高いものの、極めて安定
しており、遅延時間を一定化する点で極めて望ましい。
尚、空気の場合、通常の室内等の外部環境に空気が存在
する場所での利用では、流体室Yに常時存在するため、
特別な密閉構造は必要ではないが、水、シリコーン等の
場合には、使用前には流体排出口8を閉じて流体室Yに
収納する等の流体室Yに流体を確実に収納しておくため
の構成を加えて実施してもよい。
【0019】この流量調整手段は、シリンダー部材5の
上面に設けられた流体排出口8に形成されており、シリ
ンダー部材5の上面から上方に延長する受容部52内
に、ピン状の流量調整部材4を嵌入させたものから成
る。即ち、受容部52と流量調整部材4によって形成さ
れる隙間が流体の通路となり、例えば、異なる流量調整
部材を予じめ用意し、異なる流量調整部材を使用するこ
とによりこの隙間の間隔を異ならせることによって、つ
まり、この通路を通過する流体の単位時間当たりの流量
を適宜変更することによって、流体の排出量を調整で
き、その結果、シリンダー部材5の下降速度を速くも遅
くも自由に設定できることとなる。尚、この流量調整手
段から排出された流体は、本体部内に排出されるが、流
体室Yの中にある流体は、シリンダー部材5の下降によ
りシリンダー部材5の上部とキャップ20の内側との間
に出来る空隙の大きさに匹敵するので、キャップ20の
中に溜まり、外に漏れることがない。
【0020】図4(A)は、流量調整手段の他の例を示
すものである。この例では、流体排出口8に透過性のあ
る透過性部材81を配位し、流体室Y内の流体がより確
実に徐々に排出されるようにしたものである。具体的に
は、極僅かな流体の通過を許す微細孔が多数形成された
もので、連続発泡体、焼結体、人工皮革、不織布を例示
し得る。この透過性部材81を流体排出口8に配位し、
この透過性部材81上にカップ状の押さえ部材82を配
位し、蓋部材83により、これらを固定する。カップ状
の押さえ部材82及び蓋部材83には、流体の排出流路
となる小孔84,85をそれぞれ1個以上形成する。ま
た、透過性部材81に流入する流体が、均一化するよう
に、流体排出口8を複数個形成して実施することが望ま
しい。
【0021】また、図4(B)に示すように、流体排出
口8をシリンダー部材5に直接加工するのではなく、排
出口形成部材86に流体排出口8を形成し、この排出口
形成部材86をシリンダー部材5に取り付け、その上
に、透過性部材81等の上記の各部材を配設するように
してもよい。これにより、流体排出口8の加工精度が向
上するという利点が生ずる。尚、図4の何れの例でも、
板状の透過性部材81を上下から挟んで固定するいわゆ
るサンドイッチ構造となっているため、板状の透過性部
材81の組付けが容易且つ確実に行うことができるもの
である。
【0022】再度、図1及び図2に戻り、1は、ロック
手段としてのレバーを示しており、このレバー1は、図
2から解る通り、引き抜き用の把手部1tが下方に折曲
した側面視鉤型形状を有しており、図1及び図2から解
る通り、キャップ20から上方に突出しているシリンダ
ー部材5の延長部(噴射口部)5eの根本部の細径部1
4を両側から挟持するものである。これによって、レバ
ー1は、シリンダー部材5の上方延長部(噴射口部)5
eをロックし、キャップ20の内部のシリンダー部材5
を下方に付勢するコイルスプリング3の付勢力の作用を
ストップさせている。即ち、この状態で、付勢手段とし
てのコイルスプリング3は,シリンダー部材5とキャッ
プ20との間で、収縮された状態のままに置かれる。レ
バー1の把手部1tの下方先端部の内側(キャップ側)
には、突出部1sが形成され、これに対応するキャップ
20の外表面の位置には、この突出部1sと嵌合する凹
部20sが形成され、相互に嵌合するように形成されて
いる。これにより、レバー1は、キャップ20に確実に
固定されることとなる。
【0023】使用に際しては、レバー1の把手部1tを
上方に引き上げて、レバー1を側面視略直線状にした後
に、把手部1tを横方向に引き抜くことにより、レバー
1をシリンダー部材5の延長部(噴射口部)5eから取
り外し、そのロックが解除されて、噴射セットの状態と
なるのである。尚、図2から解る通り、レバー1の折曲
部には切込1kが形成されているために、レバー1の把
手部1tは、容易に上方に矢印Aの方向に引き上げるこ
とができる。このように、レバー1をキャップ20の外
形形状に沿わせるように設けているために、誤ってレバ
ー1が操作され、ロックが解除されてしまうということ
が防止される。つまり、レバー1に何かが引っ掛かり、
外れてしまうという恐れもなくなり、誤作動の発生を防
止できる構造となっている。
【0024】次に、本願発明に係るエアゾール噴射装置
の作動の手順について説明する。先ず、噴射装置の噴射
セットをするに当たり、レバー1を矢印Aの方向に引上
げ、その後矢印Bの方向に引き抜く。このレバーの引き
抜きによって噴射セットが成される。レバー1が引き抜
かれると、収縮していたコイルスプリング3が伸長を開
始し、付勢力を発揮して、シリンダー部材5の上面を下
方に押圧する。この押圧により、流体室Y内が瞬時に高
圧となり、その圧力により、ピストン6を下方へ摺動さ
せる。ピストン6が下方に押し下げられると、バルブコ
ア嵌合部7とエアゾール容器のバルブコア12とが完全
に嵌合し、バルブコア12が押圧されて、エアゾール容
器内のエアゾールバルブ(図示せず)が開く。その結
果、エアゾール容器内の内容液が、バルブコア12か
ら、ロッド13の導通路61内に流入し、流出口15に
至る。ところが、前述のように、ロッド13における流
出口15の上下に設けられた上部Oリング16及び下部
Oリング17は、延長部5e内部に形成された内部通路
5cの内壁面と気密に接することにより、導通路61内
に流入した内容液をノズル2の側に流出させない状態を
維持する。
【0025】さらに、コイルスプリング3が伸長を続
け、流体室Yが圧縮されると、その内部流体が流体排出
口8から流量調整手段の内部に流入し、その後流量調整
手段から外部に徐々に排出され、更にはキャップ20の
内部へと排出される。このように、流体室Y内部から流
体が徐々に外部(キャップ20の内部)に排出されるに
従って、シリンダー部材5が徐々に下方に押し下げられ
て行く。そして、図3に示すように、シリンダー部材5
が下方まで押し下げられる。これにより、ピストン(作
動部)6のロッド13に設けられた上部Oリング16
が、内部通路5cの上方の大径部5fにまで達する。そ
の結果、開閉手段が開状態となり、気密状態が解除され
ることにより、導通路61内に流入した内容液は、流出
口15からノズル2の側に流出し、噴射口2aから外部
に噴射する。この上部Oリング16が、内部通路5cの
上方の大径部5fにまで達するまでの時間が、噴射セッ
ト後噴射開始時点までの遅延時間となる。
【0026】以上の説明から理解されるように、噴射セ
ット後すぐに、バルブコア12は押圧され、内部のバル
ブが開かれ、噴射開始時期は、シリンダー部材5とピス
トン6との相対的な位置関係のみで決定される。従っ
て、バルブコア12の取り付け位置(高さ)のバラツキ
で噴射開始時期が左右されることはなく、シリンダー部
材5とピストン(作動部)6を正確な寸法で形成するこ
とによって、常に、一定の遅延時間が得られるものであ
る。さらに、小さな流体排出口8を、正確な寸法に形成
することは困難であったとしても、流量調整部材4を配
位することによって、より正確な流体の排出流量が得ら
れ、より正確な遅延時間調整が可能となる。尚、シリン
ダー部材5が下方に押圧されると、キャップ20の上面
外部に突出している噴射口部(延長部)5eが下方に下
降して行き、使用者は、この噴射装置の作動を視覚を通
じて確認することができる。また、何らかの理由によっ
て、噴射が行われない場合には、使用者が噴射口部(延
長部)5eを強制的に押し下げることにより、噴射を開
始させることができる。
【0027】このように、流体排出口8から外部(キャ
ップ20の内部)に排出される気体の流量は、流量調整
部材4によって制御可能であり、シリンダー部材5とピ
ストン(作動部)6で囲まれている空間(流体室)Yか
らの排出気体量と、該流量調整部材4からの一定時間当
たりの排出流量を調整、制御することによって、レバー
1を抜いた後、ノズル2から内容液が大気中に噴射され
るまでの遅延時間を自由に設定することができることと
なるのである。
【0028】次に、図5、図6を参照して、本願発明の
他の実施の形態について説明する。この実施の形態は、
先の実施の形態を改良したもので、先の実施の形態と実
質的に同一の部分は、同一の符号を付して、その説明を
省略する。この実施の形態に係るエアゾール噴射装置に
あっては、シリンダー部材5と作動部としてのピストン
6との間に、両者5、6を離反させる方向に付勢する補
助付勢手段9が配位されている。この補助付勢手段9と
しては、コイルスプリングが適しているが、板バネ等の
他の弾性体を用いてもよい。この補助付勢手段9は、シ
リンダー部材5とピストン6との間に介在させられるこ
とにより、シリンダー部材5を上方に付勢すると共に、
ピストン6を下方に付勢する。この補助付勢手段9の付
勢力は、前述のシリンダ部材5を下方に付勢するコイル
スプリング3の付勢力より小さく設定されている。
【0029】ここで、先の実施の形態では、作動開始時
のレバー1の引き抜きによって噴射セットがなされ、伸
縮していたコイルスプリング3が伸長し、シリンダー部
材5の上面を下方に押圧し、この押圧により、流体室Y
内が瞬時に高圧となり、その圧力により、ピストン6を
下方へ摺動させるものであった。これに対して、この実
施の形態においては、流体室Y内の圧力変化に加えて、
補助付勢手段9が一種の動力伝達手段として作用し、ピ
ストン6を下方に移動させる。即ち、コイルスプリング
3の押圧力によって、シリンダー部材5が下方に移動
し、この移動によって、補助付勢手段9が収縮して、こ
の収縮によりピストン6を下方に押圧する。したがっ
て、流体室Y内の圧力変化のみでピストン6を移動させ
る場合に比べて、より確実な移動を実現する。
【0030】次に、ピストン6が下方に下がり所定位置
に停止し、さらに、コイルスプリング3が伸長を続ける
と、流体室Yが圧縮され、その内部流体が流体排出口8
から排出される。この流体室Yの圧縮には、先の実施の
形態では、コイルスプリング3の付勢力のみが関与した
が、この実施の形態では、補助付勢手段9が、シリンダ
ー部材5に対してコイルスプリング3の付勢方向と反対
方向に付勢力を加える。その結果、シリンダー部材5に
対して加えられるコイルスプリング3による下方への加
重は、補助付勢手段9によって減殺され、先の実施の形
態の場合よりも、小さな力がシリンダー部材5に加えら
れることとなる。ここで、付勢手段3の付勢力が大きす
ぎると、流体排出口8を設けていても、長時間の遅延噴
射が実現しがたいが、この実施の形態のように、補助付
勢手段9を設けて、コイルスプリング3によるシリンダ
ー部材5を移動させる力を弱めることにより、長時間の
遅延噴射を容易に実現することができる。
【0031】次に、流体排出口8は、ピストン6の下方
側に開口している。より詳しくは、エアゾール容器10
には、キャップ20の下端が下部爪19によって固定さ
れ、これにシリンダー部材5が摺動可能に収納され、ピ
ストン6がシリンダー部材5内に摺動可能に収納されて
いる。そして、このピストン6の下方に開口するように
流体排出口8が設けられているため、流体排出口8から
排出された流体は、エアゾール容器10とキャップ20
との間の空間(より詳しくは、エアゾール容器10とキ
ャップ20内面とピストン6の下面との空間87)に排
出される。そして、この空間87に排出された流体は、
キャップ20の下端とエアゾール容器10との間の隙間
から外部に排出される。先の例では、キャップ20内に
排出される流体は、キャップ20内部から上方に向かっ
て外部に排出され、人の手に流体が当たるおそれがあっ
たが、この例では、キャップ20の下方から外部に排出
されるため、人の手に流体が当たる可能性を小さくでき
る。尚、この例では、キャップ20の下端を、エアゾー
ル容器1の巻き締め部1aに固定する構造として、全体
の大きさを小さくしている。
【0032】また、流体排出口8は、先に例示した構成
を選択して用いればよいが、この例では、不織布製、合
成樹脂製、セラミック製等の微小多孔質膜、透過性フィ
ルタ等の透過性部材81を流体排出口8の下方に配位
し、この透過性部材81上にブッシュ等の押さえ部材8
2を配位して固定している。
【0033】最後に、シリンダー部材5のロッド13内
部に形成された導通路61の内外を導通させる流出口1
5と、Oリング16、17とについて説明する。先の例
では、流出口の上下にOリング16、17を配位して、
内容液の吐出を防ぐ構造としていたが、この実施の形態
では、流出口15に上部Oリング16を直接配位して、
この上部Oリング16を、流出口15を直接塞ぐシール
部材として用いていることよって、流出口15の閉鎖の
完全性を高めている。この上部Oリング16は、上下に
移動可能に流出口15に配位され、上部Oリング16が
内部通路5cに位置している状態では、流出口15を塞
いでいる。そして、シリンダー部材5が下方に下がり、
上部Oリング16が内部通路5cの上方の大径部5fに
達せんとすると、上部Oリング16の上方の空間が広が
ることとなり、圧縮されていた上部Oリング16が、上
方に逃げるようにして、上方に移動する。これにより、
流出口15の上部Oリング16による閉鎖が解除され、
内容液がシリンダー部材5の噴射口2aから噴射され
る。
【0034】以上、実施形態について説明したが、本願
発明においては、以下の通りその形態を変更することが
できる。付勢手段は、上記の実施形態ではコイルスプリ
ング3を採用したが、板バネ等やゴム製の弾性体等、各
種の弾性体を利用して実施することができる。付勢手段
の付勢力をロックするロック手段となるレバー1は、上
記実施形態に限られず、シリンダー部材5がキャップ2
0の外部に延長する延長部(噴射口部)5eが下方に移
動しないように固定できるものであれば、どのような形
態のものでも採用することができる。例えば、レバーを
引き抜く形式ではなく、単にレバーを横方向に移行する
ことによって、レバーに設けられた噴射口部の外径より
も大きい幅の孔部を噴射口部に位置させることによっ
て、噴射口部のロックを解除することもできるし、或い
は、噴射口部の一部を細径に形成して、噴射口部を回転
させることによってロック手段を解除するような形式に
することも可能であり、自由に設計変更することができ
る。
【0035】シリンダー部材5も、内部に空間を有し、
ピストン6をその内部に上下動可能に収納でき、密閉さ
れた空間(流体室)Yを形成できる構造のものであれば
よく、その形態も自由に設計することができる。シリン
ダー部材5の外側面は、キャップ20の内壁面に密接に
接合していなくともよく、適宜隙間が開いていてもよ
い。作動部としてのピストン6は、シリンダー部材5の
内部で相対的に上下移動可能に気密にスライドし、且
つ、シリンダー部材5と密閉された空間Yが形成される
ものであれば、どのような形状のものであってもよい。
【0036】この密閉された空間Yの代わりに、ロッド
13が挿通しうる孔部を有する伸縮自在の蛇腹袋や風袋
をこの空間Yに配置することも可能で、蛇腹袋又は風袋
には、当然のこととして、逃し穴8に対応するする位置
に流体排出口を設けておき、この流体排出口を逃し穴8
に連結して、実施することも可能である。この場合に
は、空間Yを密閉式に形成しなくともよい。流量調整手
段の構成も適宜変更可能であって、要は、流体の排出流
路を適宜変更して、その一定時間当たりの排出量を制御
できる形式のものであれば、どのようなものであっても
よいのである。開閉手段は、シリンダー部材5とピスト
ン(作動部)6との相対的な位置関係によって開閉する
ものであればよく、各種の弁構造を応用して、その具体
的な形態は変更することができる。作動部6は、直接バ
ルブコア12に当接して作動させるものでなくともよ
く、他の部材を介して、バルブコア12を作動させるも
のであってもよい。
【0037】
【発明の効果】本願発明の第1、第2の発明において
は、エアゾール容器へのバルブコアの組付け位置の誤差
に影響されることなく、噴射セット後、噴射開始までの
遅延時間を、確実に一定のものとすることができるエア
ゾール噴射装置を提供することができたものである。
【0038】本願発明の第3のものにおいては、排出さ
れる流体の流量が調整、制御されるために、付勢手段の
付勢力がシリンダー部材を介して作動部に作用するまで
の時間の長短を調整することができるため、噴射セット
後噴射開始時期までの遅延時間の長短を適宜必要に応じ
て正確に制御することが可能となる。
【0039】本願発明の第4のものにおいては、そのロ
ック手段が付勢手段の付勢力の作用をロックすることと
なり、本願発明に係る噴射装置の誤作動を防止すること
ができ、誤って内溶液を噴射してしまうという事故を未
然に防止できる。また、ロック手段を解除することによ
り、噴射口部が付勢手段によって下降することとなる
が、噴射口部の下降を目視することも可能となり、装置
の動作の確認をすることもできる。更には、ロック手段
を解除した後は、必要に応じて、噴射口部を使用者の手
により強制的に下方に押し込んで、エアゾール容器のバ
ルブコアを強制的に押圧することもできるものである。
【0040】本願の第5、第6の発明にあっては、ピン
状の流量調整部材や流体透過性のある透過性部材によっ
て、より確実な流量の制御を可能とし、噴射開示時期ま
での遅延時間の長短を、より正確に設定することが可能
となったエアゾール噴射装置を提供することができたも
のである。
【0041】本願の第7の発明にあっては、付勢手段3
の付勢力に加えて、補助付勢手段9を設けたことによっ
て、作動当初に、作動部6を確実に押し下げ作動させる
ことができ、また、長時間の遅延噴射を容易に実現でき
たものである。
【0042】本願の第8の発明にあっては、上記の効果
に加えて、流体排出部8から流出する流体が、直接人の
手等に当たり、人に不快感を与えることを防止できると
いう効果を発揮するものである。
【0043】本願の第9の発明にあっては、上記の効果
に加えて、シール部材16によって流出口15を直接塞
具ことにより、保管中、あるいは遅延動作中に、エアゾ
ール容器の内容液が噴射されたり、漏れ出したりするこ
とを防止できるという効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る噴射装置のロック
手段となるレバーの平面図である。
【図2】本願発明の一実施形態に係る噴射装置の断面説
明図であって、噴射セット前の状態を図示している。
【図3】本願発明の一実施形態に係る噴射装置の断面説
明図であって、噴射セット後、一定時間が経過し、エア
ゾール容器内部の内溶液が噴射している状態を図示して
いる。
【図4】(A)(B)は、それぞれ、本願発明の他の実
施形態に係る噴射装置の要部拡大断面説明図である。
【図5】本願発明の他の実施形態に係る噴射装置の断面
説明図であって、噴射セット前の状態を図示している。
【図6】本願発明の他の実施形態に係る噴射装置の断面
説明図であって、噴射セット後、一定時間が経過し、エ
アゾール容器内部の内溶液が噴射している状態を図示し
ている。
【符号の説明】 1…レバー(ロック手段)、2…ノズル、2a…噴射
口、3…コイルスプリング(付勢手段)、4…流量調整
部材、5…シリンダー部材、5e…噴射口部、6…ピス
トン(作動部)、7…バルブコア嵌合部、8…逃し穴
(流体排出口)、10…エアゾール容器、12…バルブ
コア、13…ロッド、14…細径部、15… 流出口、
16…上部Oリング、17…下部Oリング、20…キャ
ップ、61…導通路、81…透過性部材、Y…空間(流
体室)
フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PB01 PD01 PE14 PE22 PF10 4F033 RA02 RA20 RB05 RC03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルスプリング等の付勢手段(3) と、エ
    アゾール容器(10)のバルブコア(12)に作用する作動部
    (6) を有し、これらの付勢手段(3) と作動部(6)との間
    に密閉した流体室(Y) を設け、流体室(Y) には流体排出
    部(8) を設け、付勢手段(3) の付勢力を流体室(Y) を介
    して作動部(6) に作用させることにより、エアゾール容
    器(10)内の内溶液の噴射開始時期を遅延させることがで
    きるエアゾール噴射装置において、 流体室(Y) が、付勢手段(3) により付勢され且つ上下移
    動可能なシリンダー部材(5) と、このシリンダー部材
    (5) の内部で上下移動可能な作動部(6) によって形成さ
    れ、 付勢手段(3) からシリンダー部材(5) に作用する付勢力
    が作動部(6) に作用して、作動部(6) がエアゾール容器
    (10)のバルブコア(12)を作動させて噴射バルブを開か
    せ、 流体排出部(8) からの流体の排出に伴い、付勢手段(3)
    の付勢によりシリンダー部材(5) がさらに移動すること
    によって、エアゾール容器(10)内部の内容液が外部に噴
    射されることを特徴とするエアゾール噴射装置。
  2. 【請求項2】作動部(6) が、バルブコア(12)と嵌合する
    と共にバルブコア(12)からの内容液を受容する導通路(6
    1)と、この導通路(61)内の内容液を流出させる流出口(1
    5)とを備え、 シリンダー部材(5) が、内容液を外部に噴射する噴射口
    (2a)を備え、 作動部(6) の流出口(15)とシリンダー部材(5) の噴射口
    (2a)との間に、シリンダー部材(5) と作動部(6) との相
    対的な位置関係により開閉する開閉手段が設けられ、 流体排出部(8) からの流体の排出に伴って、付勢手段
    (3) の付勢によりシリンダー部材(5) がさらに移動する
    ことにより、開閉手段が閉から開に移行して、作動部
    (6) の流出口(15)から流出した内容液がシリンダー部材
    (5) の噴射口(2a)から外部に噴射されるものであること
    を特徴とする請求項1記載のエアゾール装置。
  3. 【請求項3】流体排出部(8) が流体排出量の流量調整手
    段を備えたものであることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のエアゾール噴射装置。
  4. 【請求項4】シリンダー部材(5) がエアゾールキャップ
    の本体部(20)内に収納され、このシリンダー部材(5) が
    本体部(20)から外部に延長する噴射口部(5e)を備え、こ
    の噴射口部(5e)の根本部に、付勢手段(3) の付勢力の作
    用を阻止するロック手段(1) が設けられ、このロック手
    段(1) を解除することにより付勢手段(3) の付勢力がシ
    リンダー部材(5) に作用するようにしたことを特徴とす
    る請求項1乃至3の何れかに記載のエアゾール噴射装
    置。
  5. 【請求項5】流体排出部(8) が流体排出量の流量調整手
    段を備え、この流量調整手段が、この流体排出口(8) に
    ピン状の流量調整部材(4) を嵌入させたものであること
    を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のエアゾー
    ル噴射装置。
  6. 【請求項6】流体排出部(8) が流体排出量の流量調整手
    段を備え、この流量調整手段が、流体排出口(8) に微量
    の流体を透過させる透過性部材(81)を配位したものであ
    ることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のエ
    アゾール噴射装置。
  7. 【請求項7】シリンダー部材(5)と作動部(6)との間に、
    両者(5) (6) を離反させる方向に付勢する補助付勢手段
    (9) が配位されたことを特徴とする請求項1乃至6の何
    れかに記載のエアゾール噴射装置。
  8. 【請求項8】エアゾール容器(10)に固定されたエアゾー
    ルキャップの本体部(20)内にシリンダー部材(5) が摺動
    可能に収納され、作動部(6) がシリンダー部材(5)内に
    摺動可能に収納され、流体排出部(8) が作動部(6) に設
    けられ、 流体排出部(8) から排出された流体がエアゾール容器(1
    0)とエアゾールキャップの本体部(20)との間の空間に排
    出されるものであることを特徴とする請求項1乃至7の
    何れかに記載のエアゾール噴射装置。
  9. 【請求項9】作動部(6) が、バルブコア(12)と嵌合する
    と共にバルブコア(12)からの内容液を受容する導通路(6
    1)と、この導通路(61)内の内容液を流出させる流出口(1
    5)と、この流出口(15)を外部から直接塞ぐ位置から塞が
    ない位置へ移動可能に配位されたシール部材(16)とを備
    えたことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の
    エアゾール噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122319A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Daizo:Kk 空間用エアゾール製品

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JP2006122319A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Daizo:Kk 空間用エアゾール製品

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