JP2002019729A - 粉粒体充填装置 - Google Patents
粉粒体充填装置Info
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Abstract
且つ高精度にして粉粒体の定量充填が可能な粉粒体の充
填装置を提供する。 【解決手段】 粉粒体の充填装置は、上端にホッパ4を
有し、下端に吐出口24を有したファネル2と、ファネ
ル2内に回転可能に収容され、拡径スクリュー部14が
ホッパ4に突出したオーガスクリュー10とを備え、拡
径スクリュー部14の上端とホッパ4の内周面との間に
は所定の隙間Gが確保されている。
Description
備えた粉粒体充填装置に関する。
装置はたとえば実公昭36-1878号公報に開示されてい
る。この公知の充填装置はそのオーガスクリューの上端
部がファネルのホッパ内に突出し、その上端部はホッパ
の内周面に沿いかつ近接して拡径された拡径スクリュー
部として形成されている。
クリュー部によりファネル内、つまり、そのホッパ内の
粉粒体をオーガスクリューにおける円筒スクリュー部の
溝内に積極的に導き、粉粒体の定量充填に寄与するもの
となる。
オーガスクリューの機能はその回転速度が比較的低速で
ある場合には有効であるものの、その回転速度が高速化
すると、拡径スクリュー部の上端での外径は円筒スクリ
ュー部の外径よりも大きいことから、その周速が非常に
高速となる。
ホッパ内の粉粒体をホッパの径方向外側に押しやってし
まい、拡径スクリュー部の溝内に対して粉粒体の円滑な
導入を阻害する。このため、ファネル内、つまり、その
円筒スクリュー部側での粉粒体の充満率が低下し、オー
ガスクリューの回転により規定される粉粒体の見掛け吐
出量に対して、ファネルの吐出口から実際に吐出される
粉粒体の実吐出量が少なくなる。このことは充填装置の
吐出効率の低下を意味し、その高速化や定量充填を困難
にする。
ので、その目的とするところはオーガスクリューの回転
を高速化しても、その吐出効率を高め、定量充填を高速
で行うことができる粉粒体の充填装置を提供することに
ある。
め、請求項1に係る本発明の粉粒体の充填装置は、上端
に粉粒体の供給を受ける漏斗状のホッパを有し、下端に
粉粒体の吐出口を有するファネルと、このファネル内に
回転可能に収容され、ホッパ内に突出しかつ前記ホッパ
の内周壁に沿って拡径した拡径スクリュー部を有するオ
ーガスクリューと、ホッパの内周面と拡径スクリュー部
の上端との間に確保され、拡径スクリュー部の回転に阻
害されることなく拡径スクリュー部の溝内に粉粒体の侵
入を許容する間隙とを備えている。
ー、すなわち、その拡径スクリューの回転が高速化して
も、ホッパ内の粉粒体はホッパの内周面と拡径スクリュ
ー部上端との間に確保された間隙から拡径スクリュー部
の溝内に侵入し、侵入した粉粒体は拡径スクリュー部の
回転により押圧力を受け、オーガスクリューの円筒スク
リュー部に確実に送り込まれる。それゆえ、ファネル内
の粉粒体の充満率、つまり、その吐出効率が向上する。
の間隙内にて拡径スクリュー部の周囲を拡径スクリュー
部とは逆方向に旋回し、ホッパ内の粉粒体を拡径スクリ
ュー部の溝内に向けて掻き寄せる掻込みブレードをさら
に備えている。掻込みブレードはその旋回に伴い、ホッ
パ内の粉粒体を拡径スクリュー部の溝内に強制的に押込
むことになり、このようにして押込まれた粉粒体は拡径
スクリュー部の回転により十分な押圧力を受け、その円
筒スクリュー部に向けて安定して送出される結果、充填
装置の吐出効率はさらに高められる。
方向に挿通されかつ拡径スクリュー部の周囲をホッパの
内周面に沿って逆方向に旋回するアジテータロッドをさ
らに備え、そして、このアジテータロッドに掻込みブレ
ードが取付けられている。より具体的には、掻込みブレ
ードはその旋回方向でみて前端縁がアジテータロッドに
取付けられ、ホッパの内周面に沿って湾曲したプレート
からなり、そして、プレートの後端縁の湾曲率はその上
部が下部よりも大となっている。
装置は垂直に配置されたファネル2を備え、このファネ
ル2はその上部に漏斗状をなしたホッパ4と、このホッ
パ4の下端に連なる円筒状のスクリューケーシング6と
を有する。ファネル2の上方には粉粒体が供給されるサ
ブホッパ8が配置され、ホッパ4にはサブホッパ8を通
じて粉粒体が供給される。
下、単にオーガと称する)10が回転可能に収容され、
このオーガ10はスクリューケーシング6内を延びる円
筒スクリュー部12と、ホッパ4内に突出する拡径スク
リュー部14とからなっている。オーガ10は円筒スク
リュー部12から拡径スクリュー部14に亘って一定ピ
ッチのスクリューフィンを有しているが、円筒スクリュ
ー部12の下端部はそのスクリューフィンが欠落したス
トレート部16として形成されている。
リング18が取付けられており、一方、ストレート部1
6の下端には円形のディスクからなるドリップ20が連
結ボルト22を介して取付けられている。ドリップ20
は、ノズルリング18よりも若干上方に位置し、その外
周縁とノズルリング18の内周縁との間にて環状の吐出
口24が形成されている。
クリュー部14は円筒スクリュー部12からホッパ4の
内周面に沿って拡径し、そして、拡径スクリュー部14
の上端とホッパ4の内周面との間には所定の間隙G(た
とえば、8.5mm程度)が確保されている。このような
間隙Gはホッパ4の内周面と拡径スクリュー部14との
間に粉粒体の環状流路26を形成し、この環状流路26
の下端はオーガ10の円筒スクリュー部12の上端部に
臨んでいる。
に沿って一定であるか、または、円筒スクリュー部12
に向けて徐々に狭くなっている。また、図1から明らか
なように円筒スクリュー部12の上端はホッパ4とスク
リューケーシング6との間の境界よりも若干ホッパ4内
に位置付けられ、これにより、環状流路26の下端と円
筒スクリュー部12の溝内との間での連通域における流
路断面積が十分に確保されている。
方に延びるオーガ軸28を有し、このオーガ軸28はホ
ッパ4の上方にてサーボモータ30の出力軸に連結され
ている。したがって、オーガ10はサーボモータ30か
らの動力を受けて一方向、たとえば反時計方向に回転さ
れる。また、オーガ軸28にはスリーブ32が回転自在
に外嵌され、このスリーブ32の上端はチェーン駆動の
動力伝達経路34を介して電動モータ36に連結されて
いる。したがって、スリーブ32は電動モータ36から
の動力を受けて回転され、その回転方向はオーガ10の
回転方向とは逆向きとなる時計方向である。
8が延び、このステー38の先端はアジテータロッド4
0に連結されている。アジテータロッド40は拡径スク
リュー部14の側方に位置し、ホッパ4の内周面に近接
しかつその内周面に沿って、環状通路26内を上下方向
に延びている。したがって、スリーブ32の回転に伴
い、アジテータロッド40は環状通路26内にて拡径ス
クリュー部14の回りを時計方向に旋回する。
にアジテータロッド40には掻込みブレード42が取付
けられ、この掻込みブレード42はアジテータロッド4
0とともに環状通路26内、つまり、拡径スクリュー部
14の外側を旋回する。より詳しくは、掻込みブレード
42はアジテータロッド40の旋回方向でみてその前端
縁がアジテータロッド40に取付けられて、そして、そ
の後端縁側の部分がホッパ4の内周面に沿って湾曲した
プレートからなり、さらに、その湾曲率は後端縁側の上
部がその下部よりも大となっている。
タ30はサーボドライバ43及びサーボコントローラ4
4を介してCPUを含むマイクロコンピュータ46に電
気的に接続され、一方、電動モータ36はマイクロコン
ピュータ46にドライバ回路48及び入出力インタフェ
ース49を介して接続されている。マイクロコンピュー
タ46は充填装置の運転開始指令を受けてサーボコント
ローラ44及びサーボドライバ43を介してサーボモー
タ30の回転を制御し、一方、運転開始と同時に電動モ
ータ36を入出力インタフェース49及びドライバ回路
48を介して回転駆動する。
オーガ10の動作パターンと、電動モータ36の回転に
よるアジテータロッド40及び掻込みブレード42の旋
回パターンを示し、図4中では反時計方向の回転速度を
(+)、時計方向の旋回速度を(−)で示してある。な
お、充填装置の運転中、アジテータロッド40及び掻込
み部レート42は常時旋回されるものでなくともよく、
少なくともオーガ10が回転している間、旋回されてい
ればよい。
体が満たされた状態で、オーガ10が回転されると、こ
のオーガ10の回転に伴い、ファネル2の吐出口24か
ら粉粒体が吐出され、この粉粒体はファネル2の下方に
位置付けられた容器Aに充填される。容器A内に所定量
の粉粒体が充填されると、オーガ10の回転が停止さ
れ、吐出口24からの粉粒体の吐出は直ちに停止され
る。すなわち、オーガ10の回転が停止されると、吐出
口24の近傍での吐出圧が低下することで、粉粒体はド
リップ20の外周縁とノズルリング18の内周縁との間
にてアーチ状のブリッジを形成し、このような粉粒体の
ブリッジにより吐出が停止される。
ベアなどの搬送面48上に配置されており、容器A内へ
の粉粒体の充填が完了すると、次に、空の容器Aがファ
ネル2の直下に位置付けられ、粉粒体の充填プロセスが
繰返される。このように1個当たりの容器Aに対する粉
粒体の充填プロセスはオーガ10が動作中にある期間と
停止期間とで規定され、その期間は図4中Tで示されて
いる。
テータロッド40及び掻込みブレード42は充填装置の
運転が開始されると、常時、オーガ10の回転方向とは
逆向きに一定の速度で旋回し、ここで、その旋回速度は
オーガ10の回転速度よりも低い。上述の充填装置によ
れば、オーガ10の拡径スクリュー部14の上端とホッ
パ4の内周面との間に所定の間隙Gを確保してあるの
で、オーガ10つまりその拡径スクリュー部14の回転
速度が高速化しても、ホッパ4内の粉粒体は拡径スクリ
ュー部14における上端の周速に阻害されることなく、
環状流路26を通じて拡径スクリュー部14の溝内に侵
入する。一方、環状通路26の通路幅はホッパ4の内周
面に沿って一定であるか又は円筒スクリュー部12に向
けて徐々に減少されているので、拡径スクリュー部14
の溝内に侵入した粉粒体が拡径スクリュー部14の高速
回転より、その径方向外側に逃げることはできず、それ
ゆえ、その侵入した粉粒体は拡径スクリュー部14での
スクリューフィンの回転により効果的に押圧され、オー
ガ10の円筒スクリュー部12側に確実に送込まれる。
ロッド40及び掻込みブレード42がその逆向きに旋回
しているので、アジテータロッド40の旋回は拡径スク
リュー部14の回転に引きずられる粉粒体の運動を打ち
消すように働き、ホッパ4内の粉粒体を前記間隙Gを通
じ、拡径スクリュー部14の溝内に円滑に導く。また、
掻込みブレード42にあっては旋回方向でみて、その後
端縁側上部の湾曲率がその下部の湾曲率よりも大となっ
ているので、掻込みブレード42の旋回は掻込みブレー
ド42に沿って相対的に流れる粉粒体を図2中白抜きの
矢印で示すように拡径スクリュー部14の中心に向けて
掻き寄せることになる。この結果、間隙Gを通じて拡径
スクリュー部14の溝内に導かれた粉粒体は掻込みブレ
ード42の働きにより拡径スクリュー部14の内方に強
制的に押込まれる。
しても、ホッパ4内の粉粒体が拡径スクリュー部14の
溝内に良好にして導かれかつ強制的に押込まれることか
ら、拡径スクリュー部14でのスクリューフィンによる
粉粒体の押圧は確実なものなり、拡径スクリュー部14
から円筒スクリュー部12への粉粒体の送り込みが安定
し、円筒スクリュー部12内、つまり、ファネル2内で
の粉粒体の充満率を向上させることができる。
れる粉粒体の見掛け吐出量に対し、その吐出口24から
の粉粒体の実際の吐出量を近似させることができ、充填
装置の吐出効率を向上させることができる。以下の表1
は、従来例と実施例1,2との間での比較結果、すなわ
ち、オーガ10の1回転当たりにおける粉粒体の見掛け
吐出量とその実吐出量との比較結果を示す。
粒体は次の通りである。 ストレートケーシングの内径 :40mm 円筒スクリュー部の外径 :37mm オーガのスクリューフィンのピッチ:50mm オーガのストレート部の長さ :17mm 拡径スクリュー部の最大外径 :88mm オーガの最高回転数 :1576rpm ノズルリングの内径 :37mm ドリップの外径 :16mm 間隙G :有 アジテータロッド :有 掻込みブレード42 :無 粉粒体 :中挽きコーヒー 実施例2及び従来例の充填装置と実施例1の充填装置と
の相違は以下の通りである。
ュー部14の上端との間に前述した間隙Gが確保された
実施例1の場合、その吐出効率は従来例に比べて高く、
また、間隙Gに加えて掻込みブレード42をも備えた実
施例2の場合、その吐出効率は100%を越えてさらに
高められている。
ば、オーガ10の回転数に基づく充填量制御を高精度に
行え、しかも、規定の充填量を吐出するにあたりオーガ
10の回転数を低減できることから、粉粒体の定量充填
を高速化することができる。本発明は上述の実施形態に
制約されるものではなく、種々の変形が可能である。
合、その拡径スクリュー部14でのスクリューフィンの
ターン数は図示のものに限られるものではなく、そのタ
ーン数をさらに増やすことも可能である。また、アジテ
ータロッド40や掻込みブレード42の具体的な形状は
適宜変更可能であり、さらに、本発明は粉粒体を容器に
充填する充填機ではなく、製袋充填機にも適用可能であ
ることは言うまでもない。
明の粉粒体の充填装置によれば、オーガスクリューの拡
径スクリュー部の上端とホッパの内周面との間に所定の
間隙を確保してあるので、オーガスクリューの回転速度
が高速化しても、ホッパ内の粉粒体を拡径スクリュー部
の溝内に確実に導き、そして、オーガスクリューの円筒
スクリュー部に送り込むことができる。それゆえ、ファ
ネル内での粉粒体の充満密度が増加して、その吐出率が
高める結果、粉粒体の定量充填制御を高速且つ高精度に
行うことができる。
ば、ホッパの内周面と拡径スクリュー部との間にオーガ
スクリューとは逆向きに旋回する掻込みブレードをさら
に備えているので、ホッパ内の粉粒体を拡径スクリュー
部の溝内に強制的に導くことができ、粉粒体の吐出効率
をさらに高めることができる。
である。
を駆動するための回路図である。
の動作パターンを示すタイミングチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 上端に粉粒体の供給を受ける漏斗状のホ
ッパを有し、下端に粉粒体の吐出口を有するファネル
と、 前記ファネル内に回転可能に収容され、前記ホッパ内に
突出しかつ前記ホッパの内周壁に沿って拡径した拡径ス
クリュー部を有するオーガスクリューと、 前記ホッパの内周面と前記拡径スクリュー部の上端の間
に確保され、前記拡径スクリュー部の回転に阻害される
ことなく前記拡径スクリュー部における溝内への前記粉
粒体の侵入を許容する間隙とを具備したことを特徴とす
る粉粒体充填装置。 - 【請求項2】 前記間隙内にて前記拡径スクリュー部の
周囲を前記拡径スクリュー部とは逆方向に旋回し、前記
ホッパ内の粉粒体を前記拡径スクリュー部の中心に向け
て掻き寄せる掻込みブレードをさらに備えたことを特徴
とする請求項1に記載の粉粒体充填装置。
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| JP4357713B2 (ja) | 2009-11-04 |
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