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JP2002019764A - 再封可能な密封性複合容器 - Google Patents

再封可能な密封性複合容器

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Publication number
JP2002019764A
JP2002019764A JP2000202063A JP2000202063A JP2002019764A JP 2002019764 A JP2002019764 A JP 2002019764A JP 2000202063 A JP2000202063 A JP 2000202063A JP 2000202063 A JP2000202063 A JP 2000202063A JP 2002019764 A JP2002019764 A JP 2002019764A
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JP
Japan
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opening
top plate
line
container
resealable
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000202063A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sada
淳 佐田
Hideki Miyazawa
秀木 宮沢
Jun Sakuma
順 佐久間
Toshiya Naito
俊也 内藤
Kiyoshi Sawada
清志 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2000202063A priority Critical patent/JP2002019764A/ja
Publication of JP2002019764A publication Critical patent/JP2002019764A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】再封機能を有する筒状容器において、容器の完
全な機密性や密封性や気体遮蔽性を保持したガスバリア
性のある密封筒状容器を提供する。 【構成】筒状胴部1の上端部にその上端開口部を施封す
る天板部2を備え、下端部にその下端開口部を施封する
底板部3を備えた紙製容器において、天板部2は前記筒
状胴部1の上端部より該胴部1内方に沿って折り返しさ
れる垂直方向の内側壁5と、該内側壁5に連続する水平
方向の天板6とを備え、該天板6より上位相当の胴部1
内面に水平方向に開封用刻設線7、8を設け、該開封用
刻設線7、8の半切込線をバリアシールする易引き裂き
性の合成樹脂フィルムを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スナック菓子など
菓子類やコーヒーなど嗜好食品類をはじめとする固体、
粒体、粉末状の物品、あるいはテニスボールなどスポー
ツ用品類などを収納包装する円筒状、角筒状等の再封可
能な密封性複合容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、角筒状、円筒状など筒状胴部
を備え、その上部及び下部開口部を天板部及び底板部に
て施封した紙製の再封可能な筒状容器Bがある。
【0003】該筒状容器Bは、例えば図16(a)に示
すように、外筒20と、該外筒20の上端部に天板部
2、下端部に底板部3を備え、該外筒20の内側に、外
筒20よりも低い高さを有する内筒21を密に装着して
筒状胴部1を形成し、該外筒20の内筒21上端部より
低位に水平方向に切離しミシン目、半切れ線などの開封
用刻設線22を設け、外筒20は上部外筒20aと下部
外筒20bとに分離可能である。
【0004】又、該開封用刻設線22より上側の外筒2
0を、その内側の内筒21外面に対して非着状態にする
ことによって、図16(b)に示すように、上部外筒2
0a側を矢印の方向に取外し、及び施封可能にして蓋部
23を形成し、該開封用刻設線22より下側の外筒20
bと内筒21とを容器収納部24(容器身部)としたも
のであり、収納部24は、蓋部23によって再封可能と
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の再封可能な
筒状容器は、図16(a)〜(b)に示すように、外筒
20の内筒21上端部より低位に水平方向に切離しミシ
ン目、半切れ線などの開封用刻設線22が設けられてい
るため、特にガスバリア性を必要とする包装容器の場合
には、この容器に形成された前記刻設線22の刻切部分
が、容器の完全な機密性や機密性や気体遮蔽性を損なう
恐れがあった。
【0006】本発明の目的は、再封機能を有する容器に
おいて、容器の完全な機密性や密封性や気体遮蔽性を保
持したガスバリア性のある密封性複合容器を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、筒状胴部1の上端部にその上端開口部を施封す
る天板部2を備え、下端部にその下端開口部を施封する
底板部3を備えたガスバリア性密封紙製容器であって、
天板部2は、前記筒状胴部1の上端部より該胴部1内方
に沿って折り返しされる垂直方向の内側壁5と、該内側
壁5に連設する水平方向の天板6とを備え、該天板6よ
り上位相当の筒状胴部1の少なくとも内面に水平方向に
開封用刻設線7、又は該開封用刻設線7とそれに平行な
開封用刻設線8による開封部Eを設け、前記開封部Eの
刻設線を被覆する易引き裂き性のガスバリア性合成樹脂
テープを貼着したことを特徴とする再封可能な密封性複
合容器である。
【0008】次に本発明の請求項2に係る発明は、筒状
胴部1の上端部にその上端開口部を施封する天板部2を
備え、下端部にその下端開口部を施封する底板部3を備
えたガスバリア性密封紙製容器であって、天板部2より
下位相当の筒状胴部1内面に垂直方向に筒状側壁板13
をその上端部に非貼着領域を設けた貼着固定部にて取り
付け、該筒状側壁板13の貼着固定部より上位相当の非
貼着領域における筒状胴部1の少なくとも内面に水平方
向に開封用刻設線7、又は該開封用刻設線7とその上側
に平行な開封用刻設線8とによる開封部Eを設け、前記
開封部Eの刻設線を被覆する易引き裂き性のガスバリア
性合成樹脂テープを貼着したことを特徴とする再封可能
な密封性複合容器である。
【0009】次に本発明の請求項3に係る発明は、上記
請求項1又は請求項2に係る発明の再封可能な密封性複
合容器において、前記再封可能な密封性複合容器が、紙
基材によるシート材料若しくは紙基材を主体とするシー
ト材料により形成され、該シート材料の片面若しくは両
面に少なくともガスバリア層を備える再封可能な密封性
複合容器である。
【0010】次に本発明の請求項4に係る発明は、上記
請求項3に係る発明の再封可能な密封性複合容器におい
て、前記ガスバリア層がケイ素酸化物を蒸着したポリエ
チレンテレフタレートフィルムである再封可能な密封性
複合容器である。
【0011】次に本発明の請求項5に係る発明は、上記
請求項3に係る発明の再封可能な密封性複合容器におい
て、前記ガスバリア層がアルミニウムを蒸着したポリエ
チレンテレフタレートフィルムである再封可能な密封性
複合容器である。
【0012】次に本発明の請求項6に係る発明は、上記
請求項3に係る発明の再封可能な密封性複合容器におい
て、前記ガスバリア層がアルミニウム箔である再封可能
な密封性複合容器である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の再封可能な密封性複合容
器を、実施の形態に従って以下に詳細に説明する。
【0014】[請求項1に係る発明の第1の実施の形
態]図1(a)は、本発明の請求項1に係る発明の第1
の実施の形態における再封可能な密封性複合容器Aの外
観斜視図であり、円形の筒状胴部1と、該筒状胴部1の
上端側には天板部2と、その下端部には底板部3とを備
える。
【0015】筒状胴部1は、その素材として板紙若しく
は板紙を主体として合成樹脂を用いた紙製複合シートあ
るいは合成樹脂製シートを使用でき、その場合において
は、円筒状に巻回してその両端部を貼着部4aにて貼着
固定した円筒状の胴部側壁板4からなり、その胴部1の
上端部1a内面に沿ってその上端部1a上側より連続し
て内方に折り返されて形成される垂直方向の内側壁5を
連設して備える。
【0016】前記内側壁5には水平方向に天板6を連設
して備え、前記内側壁5と天板6とによって、凹陥状の
天板部2が構成され、胴部1の上端部1a(胴部側壁板
4上端部)と、その上端部1aに連続してその内面側に
折り返される内側壁5とは非接触状態となっている。
【0017】なお、上記請求項1に係る発明の第1の実
施の形態における内側壁5と天板6との連設状態は、図
1に示す胴部1の胴部側壁板4上端部1a外周に、天板
部2を構成する垂直方向の内側壁5上端部が外方に折り
返されて重ね合わされ、適宜接着剤などにて接合されて
連設しているものである。また、本発明においては、上
記筒状胴部1として予めチューブ状に成形された合成樹
脂製の筒状体を使用することも可能であり、容器全体の
素材に、板紙を使用する場合においては、上記のような
接合構造が採用されるものである。
【0018】筒状胴部1の下端部には、筒状下端開口部
を施封する底板部3を備える。なお底板部3の構造につ
いては種々の構造が採用できるが、ここでは詳細な説明
は省略する。
【0019】上記筒状胴部1には、その胴部1の上端部
1a下側に沿って、該胴部1全周に亘って前記天板6の
高さより高い位置に水平方向の切離しミシン目、半切込
線などにより構成される開封用刻設線7による開封部E
を設ける。
【0020】又、必要に応じて該開封用刻設線7と所定
間隔をおいて平行な開封用刻設線8とを設けることによ
って開封部Eを設け、前記開封用刻設線7は、手指の
爪、又は工具などの爪によって切開することによって、
容器Aは開封される。
【0021】又、前記開封部Eとして開封用刻設線7,
8を設けた場合には、それによって形成される開封帯9
をその一端部9aより引っ張ることによって、容器Aは
開封される。
【0022】図1(b)は、本発明の請求項1に係る発
明の再封可能な密封性複合容器の上記第1の実施の形態
における天板部2と、胴部1との接合状態を示す部分側
断面図であり、凹陥状の天板部2の天板6は、開封用刻
設線7よりも低位に設定される。
【0023】又、筒状胴部1内方に折り返されている内
側壁5と、胴部1の上端部1aとの間の重ね合わせ内面
の前記開封用刻設線7を介して上側部分5aは、互いに
貼着されていてもいなくても、いずれでもよいが、その
下側部分5bは、互いに非貼着状態となっている。なお
図1(b)において図中の7,8は、それぞれ開封用刻
設線7,8相当線を示す。
【0024】上記図1(a)に示した本発明の請求項1
に係る発明の第1の実施の形態における再封可能な密封
性複合容器を開封する際には、開封帯端部9aを引っ張
って開封用刻設線7,8を切り破り、開封帯9を切り離
すことによって、図2(a)に示すように開封され、上
端部1aと内側壁5と天板6とによる蓋部Cと、胴部1
の開封用刻設線8より下側の収納胴部1b及び底部3か
らなる収納部Dとに分離される。
【0025】開封後の上記容器を再封する際には、収納
部Dの上端開口部1cの開口部内面に沿って、蓋部Cの
内側壁5外面を嵌合して施封するものである。(図2
(b)参照)
【0026】なお本発明の再封可能な密封性複合容器
は、上記のような円筒状の容器だけでなく、三角形、四
角形、五角形など多角形の角筒状容器にも適用は可能で
ある。
【0027】上記請求項1に係る発明の第1の実施の形
態においては、図1(b)において筒状胴部1の胴部側
壁板4と天板部2の内側壁5との間に、前記開封部Eの
刻設線を被覆した易引き裂き性のテープ状のガスバリア
性合成樹脂フィルムによるガスバリアシールが貼着され
ている。
【0028】図6(a)は、図1(b)におけるM部分
の拡大側断面図であり、筒状胴部1の胴部側壁板4に
は、その内面全周に亘って内面側から半切込線15(ハ
ーフカッティング)が刻切されていて、該半切込線15
の刻切内部における刻切先端部分には、その胴部側壁板
4外面までの間に僅かな厚みの繋ぎ部が形成されてい
て、その繋ぎ部は容易に切り破り(切り離し)可能とな
っている。
【0029】また、必要に応じて、該胴部側壁板4に
は、図示するように、前記半切込線15に対向して、そ
の外面全周に亘って外面側から半切込線16(ハーフカ
ッティング)が刻切されていて、その各々半切込線1
5、16の刻切内部における対向刻切先端部分には僅か
な厚みの繋ぎ部15aが形成され、その繋ぎ部15aは
容易に切り破り(切り離し)可能となっている。
【0030】本発明における前記開封部Eを形成する各
々刻設線7、8は、それぞれ半切込線15、16により
構成されていて、図示するように胴部側壁板4の内面に
は、内面側から刻切した半切込線15を被覆するように
ガスバリア性合成樹脂フィルムによるガスバリアシール
17が貼着されていて、該シール17はテープ状フィル
ムであり、筒状胴部1の内面全周に亘って刻切されてい
る半切込線15を被覆している。このガスバリアシール
17のシール厚さは、本発明においては特には限定され
るものではないが、例えば、20〜100μm、好まし
くは30〜50μmが適当である。
【0031】なお、前記胴部側壁板4の内面に貼着した
ガスバリアシール17の表面と天板部2の垂直方向の内
側壁5外面とは互いに非接着状態にあるが、構造的に互
いに密接又は接触していてもよいし、互いに僅かなクリ
アランスを持って離反していてもよい。
【0032】本発明の請求項1に係る発明の第1の実施
の形態における再封可能な筒状複合容器Aは、上記した
図1(a)〜(b)、図2(a)〜(b)、図5(a)
に示した構造であり、この容器Aを開封する際は、前述
の図1(a)に示す開封部Eにおける開封帯9をその一
端部9aより引っ張り、刻設線7、8に沿って切除する
ことにより、前述の図2(a)に基づいて説明したよう
に容器Aは開封されるものである。
【0033】図6(a)に示す筒状胴部1の側壁板4に
形成された開封帯9の一端部9a(図1(a)参照)を
引っ張ることにより、筒状胴部1内面側から切り込んだ
半切込線15、15を被覆している易引き裂き性の合成
樹脂フィルム17が引っ張られて半切込線15、15を
境界にして切り破れるとともに、その半切込線15、1
5の切込先端部にある繋ぎ部15aが切り破れて、該半
切込線15、15の切込先端は、筒状胴部1の外面(外
面側からも半切込線16、16を切り込んだ場合は半切
込線16の切込先端)に到達して、図6(b)に示すよ
うに、開封帯9は胴部側壁板4からリング状に切り離さ
れて、容器Aは図2(a)に示すように開封される。
【0034】開封した容器Aは、図2(a)に示すよう
に、上端部1aと内側壁5と天板6とによる蓋部Cと、
胴部1の開封用刻設線8より下側の収納胴部1b及び底
部3からなる収納部Dとに分離される。
【0035】開封後の上記容器Aを再封する際には、図
2(b)及び図5(b)に示すように、収納部Dの上端
開口部1cの開口部内面に沿って、蓋部Cの内側壁5外
面を嵌合して施封するものである。
【0036】なお、上記請求項1に係る発明の第1の実
施の形態における容器Aの開封部Eは、上記のように2
本の刻設線7、8による開封帯9により構成されるもの
であるが、それ以外に1本の刻設線7のみにて構成して
もよく、その場合の開封は、容器Aの刻設線7より上位
の天板部2側の筒状胴部1と刻設線7より下位の筒状胴
部1とを両手で持って、胴部1の周面方向に互いに逆方
向に捩じって回転させることにより、繋ぎ部15aと合
成樹脂フィルム17とを、その捩じり応力により切断し
て開封するものである。
【0037】[請求項1に係る発明の第2の実施の形
態]図3(a)は、本発明の請求項1に係る発明の再封
可能な密封性複合容器の第2の実施の形態における胴部
1と天板部2との接合部分の構造を示す側断面図であ
り、胴部側壁板4の上端部1aの折り返し板11が筒内
方に折り返され、その折り返し内面側に天板部2の内側
壁5上端部を挟み込むようにして適宜接着剤などにて接
合したものである。
【0038】上記筒状胴部1の胴部側壁板4には、その
胴部1の上端部1a下側に沿って、該胴部1全周に亘っ
て前記天板部2の天板6の高さより高い位置に水平方向
の切離しミシン目、半切込線などにより構成される開封
用刻設線7による開封部Eを設け、又、必要に応じて前
記天板部2の天板6の高さより高い位置に水平方向の切
離しミシン目、半切込線などにより構成される該開封用
刻設線7と所定間隔をおいて平行な開封用刻設線8とを
設けることによって開封部Eを設け、前記開封用刻設線
7は、手指の爪、又は工具などの爪によって切開するこ
とによって、容器Aは開封される。
【0039】又、前記開封部Eとして開封用刻設線7,
8を設けた場合には、それによって形成される開封帯9
をその一端部9aより引っ張ることによって、容器Aは
開封される。なお、前記刻設線7、8は、前述した第1
の実施の形態と同様に、図1(b)に示すように天板6
の高さより高い位置に刻設線7を設け、天板6の高さよ
り低い位置に刻設線8を設けて開封部Eとしてもよい。
【0040】図3(b)は、本発明の請求項1に係る発
明の第2の実施の形態の再封可能な密封性複合容器Aに
おける底板部3の構造を示し、胴部側壁板4の下端部の
折り返し罫線b(折目)を介して折り返し板12を胴部
1内方に折り返し、折り返し罫線b相当部上に胴部1の
下端開口部を覆う円形状の底板3aを接着剤などにて固
定したものである。なお、底板3aは、板紙、若しくは
板紙を主体とする素材、又はアルミニウム箔、合成樹脂
素材などが使用できる。なお、この底板部3の構造は、
前述の第1の実施の形態においても勿論、採用は可能で
ある。
【0041】上記請求項1に係る発明の第2の実施の形
態においては、図3(a)において筒状胴部1の胴部側
壁板4と天板部2の内側壁5との間に、前記開封部Eの
刻設線を被覆した易引き裂き性のテープ状のガスバリア
性合成樹脂フィルムによるガスバリアシールが貼着され
ている。
【0042】図7(a)は、図3(a)におけるM部分
の拡大側断面図であり、筒状胴部1の胴部側壁板4に
は、その内面全周に亘って内面側から半切込線15(ハ
ーフカッティング)が刻切されていて、該半切込線15
の刻切内部における刻切先端部分には、その胴部側壁板
4外面までの間に僅かな厚みの繋ぎ部が形成されてい
て、その繋ぎ部は容易に切り破り(切り離し)可能とな
っている。
【0043】また、必要に応じて、該胴部側壁板4に
は、図示するように、前記半切込線15に対向して、そ
の外面全周に亘って外面側から半切込線16(ハーフカ
ッティング)が刻切されていて、その各々半切込線1
5、16の刻切内部における対向刻切先端部分には僅か
な厚みの繋ぎ部15aが形成され、その繋ぎ部15aは
容易に切り破り(切り離し)可能となっている。
【0044】前記開封部Eを形成する各々刻設線7、8
は、それぞれ半切込線15、16により構成されてい
て、図示するように、胴部側壁板4の内面には、内面側
から刻切した半切込線15を被覆するようにガスバリア
性合成樹脂フィルムによるガスバリアシール17が貼着
していて、該シール17はテープ状フィルムであり、筒
状胴部1の内面全周に亘って刻切された半切込線15を
被覆している。
【0045】なお、前記胴部側壁板4の内面に貼着した
ガスバリアシール17の表面と天板部2の垂直方向の内
側壁5外面とは互いに非接着状態にあるが、構造的に互
いに密接又は接触していてもよいし、互いに僅かなクリ
アランスを持って離反していてもよい。
【0046】本発明の請求項1に係る発明の第2の実施
の形態における再封可能な筒状複合容器Aは、上記した
図3(a)〜(b)、図7(a)に示したような構造で
あって、この容器Aを開封する際は、前述の図3(a)
に示す開封部Eにおける開封帯9をその一端部9a(図
1(a)参照)より引っ張り、刻設線7、8に沿って切
除することにより、前述の図2(a)に基づいて説明し
たように容器Aは開封されるものである。
【0047】図7(a)に示す筒状胴部1の側壁板4に
形成された開封帯9の一端部9a(図1(a)参照)を
引っ張ることにより、筒状胴部1内面側から切り込んだ
半切込線15、15を被覆している易引き裂き性の合成
樹脂フィルム17が引っ張られて半切込線15、15を
境界にして切り破れるとともに、その半切込線15、1
5の切込先端部にある繋ぎ部15aが切り破れて、該半
切込線15、15の切込先端は、筒状胴部1の外面(外
面側からも半切込線16、16を切り込んだ場合は半切
込線16の切込先端)に到達して、図7(b)に示すよ
うに開封帯9は胴部側壁板4からリング状に切り離され
て容器Aは開封される。(前述の第1の実施の形態を示
す図2(a)参照)
【0048】開封した容器Aは、前述の第1の実施の形
態を示す図2(a)と略同様に、上端部1aと内側壁5
と天板6とによる蓋部Cと、胴部1の開封用刻設線8よ
り下側の収納胴部1b及び底部3からなる収納部Dとに
分離される。
【0049】開封後の上記容器Aを再封する際には、同
図2(b)及び図7(b)に示すように、収納部Dの上
端開口部1cの開口部内面に沿って、蓋部Cの内側壁5
外面を嵌合して施封するものである。
【0050】なお、上記第2の実施の形態における容器
Aの開封部Eは、前述の第1の実施の形態と同様に、2
本の刻設線7、8による開封帯9により構成されるもの
であるが、それ以外に1本の刻設線7のみにて構成して
もよく、その場合の開封は、容器Aの刻設線7より上位
の天板部2側の筒状胴部1と刻設線7より下位の筒状胴
部1とを両手で持って、胴部1の周面方向に互いに逆方
向に捩じって回転させることにより、繋ぎ部15aと合
成樹脂フィルム17とを、その捩じり応力により切断し
て開封するものである。
【0051】[請求項2に係る発明の実施の形態]図4
(a)〜(b)は、本発明の請求項2に係る発明の再封
可能な密封性複合容器の実施の形態における筒状胴部1
と天板部2との接合部分の構造を示す側断面図であり、
筒状胴部1の胴部側壁板4上端部1aの折り返し板11
が筒内方に折り返され、その折り返し内面側に天板部2
の天板6周囲の折り立て板6aを挟み込むようにして、
適宜接着剤などにて接合したものである。
【0052】天板部2より下位相当の筒状胴部1の胴部
側壁板4内面には、筒状側壁板13が垂直方向に、その
下端側に貼着領域L1 を設け、上端部側に非貼着領域L
2 を設けて、貼着領域L1 の貼着固定部14(グルー系
接着剤、ホットメルト系接着剤、感熱接着剤、粘着剤な
ど)にて取り付けられている。なお、筒状側壁板13の
下端は、図示するように筒状胴部1内面の途中まで設け
られていてもよいし、下端部まで延設されていてもよ
い。上記貼着固定部14を構成する接着剤層や粘着剤層
の膜厚は、本発明においては特に限定されるものではな
いが、例えば2〜10μm、あるいは2〜15μm、好
ましくは5〜8μm程度が適当である。
【0053】前記筒状側壁板13の貼着固定部14より
上位相当の非貼着領域L2 における筒状胴部1の少なく
とも内面には、開封用刻設線7、又は該開封用刻設線7
とその上側に平行な開封用刻設線8とによる開封部Eが
水平方向に設けられている。
【0054】筒状側壁板13は、図4(a)に示すよう
に、その上端が天板部2の下面に近接するように設けら
れていてもよいし、図4(b)に示すように、その上端
が天板部2の下面より、開封部Eの開封用刻設線7、8
により形成される開封帯9の帯幅若しくはそれ以上に離
反していてもよい。
【0055】なお、本発明においては、上記図4(a)
〜(b)に示した請求項2に係る発明の実施の形態にお
ける筒状胴部1と天板部2との接合部分の構造は、図1
(b)に示した請求項1に係る発明の第1の実施の形態
と同様に、筒状胴部1の胴部側壁板4の上端部1a(折
り返し部のない上端部)に、図4(a)〜(b)に示し
た第3の実施の形態におけるような天板部2の天板6周
囲の折り立て板6a上端部を外側に折り返して挟み込み
適宜接着剤などにて接合したものであってもよい。
【0056】上記請求項2に係る発明の実施の形態にお
いては、図4(a)〜(b)において、筒状側壁板13
の貼着固定部より上位相当の非貼着領域における筒状胴
部1の少なくとも内面に、開封部Eの刻設線を被覆する
易引き裂き性のテープ状のガスバリア性合成樹脂フィル
ムによるガスバリアシールが貼着されている。
【0057】図8(a)は、図4(a)におけるM部分
の拡大側断面図、図9(a)は、図4(b)におけるM
部分の拡大側断面図であり、それぞれ該拡大側断面図に
示すように、筒状胴部1の胴部側壁板4には、その内面
全周に亘って内面側から半切込線15(ハーフカッティ
ング)が刻切されていて、該半切込線15の刻切内部に
おける刻切先端部分には、その胴部側壁板4外面までの
間に僅かな厚みの繋ぎ部が形成され、その繋ぎ部は容易
に切り破り(切り離し)可能となっている。
【0058】また、必要に応じて、該胴部側壁板4に
は、図示するように、前記半切込線15に対向して、そ
の外面全周に亘って外面側から半切込線16(ハーフカ
ッティング)が刻切されていて、その各々半切込線1
5、16の刻切内部における対向刻切先端部分には僅か
な厚みの繋ぎ部15aが形成され、その繋ぎ部15aは
容易に切り破り(切り離し)可能となっている。
【0059】前記開封部Eを形成する各々刻設線7、8
は、それぞれ半切込線15、16により構成されてい
て、図示するように、胴部側壁板4の内面には、内面側
から刻切した半切込線15を被覆するようにガスバリア
性合成樹脂フィルムによるガスバリアシール17が貼着
していて、該シール17はテープ状フィルムであり、筒
状胴部1の内面全周に亘って刻切された半切込線15を
被覆している。
【0060】なお、前記胴部側壁板4の内面に貼着した
ガスバリアシール17の表面と筒状側壁板13外面とは
互いに非接着状態にあるが、構造的に互いに密接又は接
触していてもよいし、互いに僅かなクリアランスを持っ
て離反していてもよい。
【0061】本発明の第3の実施の形態における再封可
能な筒状複合容器Aは、上記した図4(a)〜(b)、
図8(a)、図9(a)に示したような構造であり、こ
の容器Aを開封する際は、前述の図4(a)に示す開封
部Eにおける開封帯9をその一端部9a(図1(a)参
照)より引っ張り、刻設線7、8に沿って切除すること
により、容器Aは開封されるものである。
【0062】図8(a)又は図9(a)に示す筒状胴部
1の側壁板4に形成された開封部Eの開封帯9の一端部
9a(前述の第1の実施の形態における図1(a)参
照)を引っ張ることにより、筒状胴部1内面側から切り
込んだ半切込線15、15を被覆している易引き裂き性
の合成樹脂フィルム17が引っ張られて半切込線15、
15を境界にして切り破れるとともに、その半切込線1
5、15の切込先端部にある繋ぎ部15aが切り破れ
て、該半切込線15、15の切込先端は、筒状胴部1の
外面(外面側からも半切込線16、16を切り込んだ場
合は半切込線16の切込先端)に到達して、図5(a)
に示すように開封帯9は、胴部側壁板4から開放リング
状に切り離されて容器Aは開封される。
【0063】開封した容器Aは、図5(b)に示すよう
に、筒状胴部1の上端部1aと折り返し板11と天板6
とによる蓋部Cと、胴部1の開封用刻設線7より下側の
収納胴部1b及び底部3からなる収納部Dとに分離さ
れ、収納部Dの上端開口部1cには、その開口部1cの
内面に沿って突出する筒状側壁板13による蓋部Cの再
封嵌合部が形成される。
【0064】開封後の上記容器Aを再封する際には、図
5(b)に示す収納部Dの上端開口部1cの再封嵌合部
(筒状側壁板13)に沿って蓋部Cを嵌合して施封する
ものである。
【0065】なお、上記請求項2に係る発明の実施の形
態における容器Aの開封部Eは、前述の請求項1に係る
発明の第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様
に、2本の刻設線7、8による開封帯9であってもよい
し、1本の刻設線7のみにて構成してもよい。1本の刻
設線7のみにて開封部Eを構成した場合の開封は、容器
Aの刻設線7より上位の天板部2側の筒状胴部1と刻設
線7より下位の筒状胴部1とを両手で持って、胴部1の
周面方向に互いに逆方向に捩じって回転させることによ
り、繋ぎ部15aと合成樹脂フィルム17とを、その捩
じり応力により切断して開封するものである。
【0066】[複合容器の材料]本発明の上記請求項1
に係る発明の第1、第2の実施の形態における複合容器
A、及び上記請求項2に係る発明の実施の形態における
複合容器Aは、板紙等の紙基材を主体とする複合シート
材料により形成されるものであり、紙基材の片面若しく
は両面にガスバリア層を積層したシート材料が使用され
る。
【0067】前記ガスバリア層としては、ポリエチレン
テレフタレートフィルムにケイ素酸化物などの無機酸化
物を蒸着したガスバリア性の蒸着フィルム、あるいはポ
リエチレンテレフタレートフィルムにアルミニウム等の
金属を蒸着したガスバリア性の金属蒸着フィルム、ある
いはエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(EVO
H)のフィルム層又はコーティング層、あるいはアルミ
ニウム箔等である。
【0068】上記請求項1に係る発明の第1、第2の実
施の形態における複合容器A、及び請求項2に係る発明
の実施の形態における複合容器Aに使用される複合シー
ト材料について、請求項1に係る発明の第1の実施の形
態における複合容器Aを具体例として以下に説明する。
【0069】図10は、図1(b)のN部分拡大側断面
図であり、複合容器Aに使用される複合シート材料40
は、例えば、紙基材41の一面側(容器内面側)にガス
バリア層42が積層され、該ガスバリア層42の表面
(容器内面側)に合成樹脂層43(フィルム層又はコー
ティング層)が積層され、該紙基材41の他面側(容器
外面側)に合成樹脂層44(フィルム層又はコーティン
グ層)が積層されているものである。
【0070】前記紙基材41としては、板紙(紙厚;2
00〜400g/m2 、好ましくは310g/m2 )が
使用される。
【0071】また、前記ガスバリア層42としては、例
えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム(膜厚;1
0〜15μm、好ましくは12μm)にケイ素酸化物な
どの無機酸化物を蒸着したガスバリア性の蒸着フィル
ム、あるいはポリエチレンテレフタレートフィルム(膜
厚;10〜15μm、好ましくは12μm)にアルミニ
ウム等の金属を蒸着したガスバリア性の金属蒸着フィル
ムが使用される。
【0072】また、前記合成樹脂層43、44として
は、容器Aの製造において、加熱密封シール適性のある
熱溶融性(熱接着性)の合成樹脂が使用され、例えば、
ポリエチレン樹脂(合成樹脂層43の膜厚;30〜70
μm、好ましくは40μm、合成樹脂層44の膜厚;1
0〜30μm、好ましくは20μm)が使用される。
【0073】[易引き裂き性合成樹脂フィルムの材料]
本発明の上記請求項1に係る発明の第1、第2の実施の
形態、及び請求項2に係る発明の実施の形態における複
合容器Aの半切込線15をガスバリア性を保持して被覆
するための易引き裂き性の合成樹脂フィルムによるガス
バリアシール17としては、例えば、シーラント層を形
成した延伸軸方向に引き裂き可能な一軸延伸ポリエチレ
ンフィルム(又は一軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フィルム又は一軸延伸ナイロン、又はアルミニウム箔)
が使用され、また、他には、アルミニウム箔の片面に微
細な多数の小孔を孔設した延伸ポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートフィルムなどの基材を
ラミネートし、その基材面にシーラント層を設けたフィ
ルムが使用され、また、その他には前記ガスバリア層4
2として使用したガスバリア性フィルムにシーラント層
を設けたフィルムが使用される。
【0074】図11は、上記図3(a)〜(b)に示し
た請求項1に係る発明の第2の実施の形態において、そ
の容器を紙製シート(板紙等)を用いて円筒状の密封性
複合容器として製造する場合に使用される胴部1の紙製
容器ブランクシートの一例であり、胴部側壁板4と、該
側壁板4の一側端部には、胴部貼着板4aとを連設し、
該側壁板4の上側には、水平方向に開封用刻設線7,8
を介して所定幅の開封帯9を設け、該開封帯9の長手方
向一端部(前記貼着板4aに対して反対側端部)に摘み
片9aを設け、該開封帯9の上側には、水平方向に折り
返し罫線a(折目)を介して折り返し板11を連設し、
側壁板4の下側には水平方向に折り返し罫線b(折目)
を介して折り返し板12を連設したものである。
【0075】そして、図12に示すように該胴部1形成
用の容器ブランクシートの胴部側壁板4を筒状に丸め
て、その側壁板4の左右両側端部を胴貼着板4aの個所
にて重ね合わせ、接着剤にて貼着して筒状胴部1を形成
する。
【0076】図13は、天板部2の紙製容器ブランクの
一例であり、円形の天板6と、その外周に沿って設けた
折り返し罫線c(折目)と、該折り返し罫線cを介して
外側に折り立て板6aをリング状に連設したものであ
る。なお、天板6の外径は、上記筒状胴部1の上端開口
部内径と同一か、若しくはおおよそ等しく設定されるも
のである。
【0077】そして、該天板部2形成用の容器ブランク
シートのリング状折り立て板6aを罫線cを介して一方
面側に絞るようにして垂直方向に折り立てて、天板部2
を形成する。(図14参照)
【0078】次に、図3(a)に示すように、前記天板
部2を前記筒状胴部1の上端開口部より、その内周に沿
って水平に嵌合した後に、筒状胴部1の上端部にある折
り返し板11を、天板部2の内側壁板6a内周に重なる
ように胴部1内方に折り返して、天板部2の内側壁板6
a(若しくは内側壁板6aの上端部)を、内側壁板11
と胴部側壁板4の上端部1aとの間に挟み、内側壁板1
1と内側壁板6aと胴部1上端部1aとの三枚重ね領域
を形成する。
【0079】なお、本発明においては、天板部2の天板
6の高さは、少なくとも胴部側壁板4に施された開封用
刻設線7より低位に設定して、該天板部2を筒状胴部1
内に嵌合するものである。
【0080】胴部側壁板4に形成された開封用刻設線7
より上側の内側壁板6aと、それと相対する胴部1の上
端部1a、又は前記開封用刻設線7より上側の前記内側
壁板6aと、それと相対する胴部1の上端部1aを、適
宜接着剤を介して若しくは凹凸面を備えたローレット状
の押圧金型を用いて、内側壁板6a内周方向と上端部1
a外周方向とから押圧して、少なくとも、前記三枚重ね
領域、若しくは内側壁板6aと折り返し板11とを、加
熱加圧シールして貼着して、内側壁板6aと折り返し板
11が連続するように接合する。この接合された内側壁
板6aと折り返し板11とによって、内側壁5相当部が
形成される。
【0081】以上のようにして、筒状胴部1の上端部1
aに対して天板部2を連続するように接合した筒状胴部
1が得られる。
【0082】上記筒状胴部1内に所望の内容物を収納し
た後に、該胴部側壁板4の下端開口部に、前記図1に示
すような底部3を形成して施封するものである。
【0083】なお、図3(b)に示すように、底板部3
の構造としては、前述したように、胴部側壁板4の下端
部の折り返し罫線b(折目)を介して、折り返し板12
を胴部1内方に折り返し、折り返し罫線b相当部上に、
胴部1の下端開口部を覆う円形状の底板3aを、接着剤
などにて固定するものである。なお、底板3aは、板
紙、若しくは板紙を主体とする素材、又はアルミニウム
箔、合成樹脂素材などが使用できる。
【0084】又、上記底板部3の構造の他の例として
は、例えば、図15(a)〜(e)の筒状胴部1と底板
部3の側断面図に示すような組合せの構造が採用でき
る。
【0085】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る発明の再封可能
な密封性複合容器は、筒状胴部1の上端部にその上端開
口部を施封する天板部2を備え、下端部にその下端開口
部を施封する底板部3を備えた紙製容器であって、天板
部2は、前記筒状胴部1の上端部より該胴部1内方に沿
って折り返しされる垂直方向の内側壁5と、該内側壁5
に連続する水平方向の天板6とを備え、該天板6より上
位相当の胴部1に水平方向に開封用刻設線7、又は該開
封用刻設線7と開封用刻設線8とを設け、開封用刻設線
7、又は該開封用刻設線7と開封用刻設線8とによる開
封部Eの刻設線を構成する筒状胴部1内面から刻切した
半切込線15を被覆する易引き裂き性のガスバリアシー
ル17を貼着してあるので、容器に紙基材層に亘ってミ
シン目の如き断続線又は連続線にて半切込線15が設け
られていても、密封包装容器Aとしての完全な機密性や
気体遮蔽性やガスバリア性を確保することができる。
【0086】また、開封部Eにおける開封用刻設線7、
又は該開封用刻設線7と開封用刻設線8とによる開封帯
9を切り離すことによって、当該密封性複合容器Aは、
蓋部Cと、内容物収納部Dとに分離開封でき、開封した
後の前記蓋部Cには、収納部Dの上端開口部(胴部1b
上端部)と嵌合可能な内側壁5が形成されており、該蓋
部Cを収納部Dに対して再封することができるものであ
る。
【0087】本発明の請求項2に係る発明の再封可能な
密封性複合容器は、筒状胴部1の上端部にその上端開口
部を施封する天板部2を備え、下端部にその下端開口部
を施封する底板部3を備えた紙製容器であって、天板部
2は水平方向の天板6を備え、該天板6より下位相当の
胴部1に水平方向に開封用刻設線7、又は該開封用刻設
線7と開封用刻設線8とを設け、開封用刻設線7、又は
該開封用刻設線7と開封用刻設線8とによる開封部Eの
刻設線を構成する筒状胴部1内面から刻切した半切込線
15を被覆する易引き裂き性のガスバリアシール17を
貼着してあるので、容器に紙基材に亘ってミシン目の如
き断続線又は連続線にて半切込線15が設けられていて
も、密封包装容器Aとしての完全な機密性や気体遮蔽性
やガスバリア性を確保することができる。
【0088】また、開封部Eにおける開封用刻設線7、
又は該開封用刻設線7と開封用刻設線8とによる開封帯
9を切り離すことによって、当該密封性複合容器Aは、
蓋部Cと、内容物収納部Dとに分離開封でき、開封した
後の前記収納部Dには、その上端開口部1cの内面から
蓋部Cと嵌合可能な筒状側壁板13による再封嵌合部が
突設され、該蓋部Cを再封嵌合部に嵌合することによ
り、収納部Dを再封することができる。
【0089】本発明の容器は、上記効果の他に、容器構
造が簡素である上に、開封が容易で且つ再封が可能であ
り、密封性及びガスバリア性が良好であり、容器製造工
程での煩雑さを従来より減少でき、比較的簡潔化された
工程によって製造でき、能率的な機械加工による体裁の
良い容器の製造加工が期待できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の請求項1に係る発明の第1の
実施の形態における再封可能な密封性複合容器の外観斜
視図、(b)はその容器の胴部と天板部の構造を示す側
断面図。
【図2】(a)は本発明の請求項1に係る発明の第1の
実施の形態における再封可能な密封性複合容器を開封し
た状態を説明する斜視図、(b)はその容器を開封した
後の再封した状態を説明する斜視図。
【図3】(a)は本発明の請求項1に係る発明の第2の
実施の形態における再封可能な密封性複合容器の天板部
の側断面図、(b)はその容器の底板部の側断面図。
【図4】(a)〜(b)は本発明の請求項2に係る発明
の実施の形態における再封可能な密封性複合容器の胴部
と天板部の構造を示す側断面図。
【図5】(a)は本発明の請求項2に係る発明の実施の
形態における再封可能な密封性複合容器を開封した状態
を説明する斜視図、(b)はその容器を開封した後の再
封する状態を説明する斜視図。
【図6】(a)〜(b)は本発明の請求項1に係る発明
の第1の実施の形態における再封可能な密封性複合容器
のM部分拡大側断面図。
【図7】(a)〜(b)は本発明の請求項1に係る発明
の第1の実施の形態における再封可能な密封性複合容器
のM部分拡大側断面図。
【図8】(a)〜(b)は本発明の請求項2に係る発明
の実施の形態における再封可能な密封性複合容器のM部
分拡大側断面図。
【図9】(a)〜(b)は本発明の請求項2に係る発明
の実施の形態における再封可能な密封性複合容器のM部
分拡大側断面図。
【図10】本発明の再封可能な密封性複合容器に使用さ
れる複合シート材料の積層構成を説明する図1(b)の
N部分拡大側断面図。
【図11】本発明の請求項1に係る発明の第2の実施の
形態における再封可能な密封性複合容器の筒状胴部のブ
ランクシートの平面図。
【図12】本発明の請求項1に係る発明の第2の実施の
形態における再封可能な密封性複合容器の筒状胴部のブ
ランクシートを筒状に組み立てた状態を説明する外観斜
視図。
【図13】本発明の請求項1に係る発明の第2の実施の
形態における再封可能な密封性複合容器の天板部のブラ
ンクシートを説明する平面図。
【図14】本発明の請求項1に係る発明の第2の実施の
形態における再封可能な密封性複合容器の天板部のブラ
ンクシートを天板部形状に形成した状態を説明する外観
斜視図。
【図15】(a)〜(d)は本発明の再封可能な密封性
複合容器の底板部における各種構造形態を示す側断面
図。
【図16】(a)は従来の再封可能な密封性複合容器を
説明する斜視図、(b)は従来の再封可能な密封性複合
容器の再封状態を説明する斜視図。
【符号の説明】
1…容器胴部 2…天板部 3…底板部 4…胴部側壁
5…内側壁 6…天板 7,8…開封用刻設線 9…開封帯 11…折り返し板 12…折り返し板 13…筒状側壁
14…貼着固定部 15…内面刻設線 16…外面刻設線 17…易引き裂
き性ガスバリアシール A…密封性複合容器 B…容器 C…蓋部 D…収納部
E…開封部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 俊也 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 澤田 清志 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 3E060 AA03 AA13 BC01 BC04 CE05 CE07 CE08 CE12 CE22 CF05 DA16 DA18 EA04 EA06 EA13 EA20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状胴部1の上端部にその上端開口部を施
    封する天板部2を備え、下端部にその下端開口部を施封
    する底板部3を備えたガスバリア性密封紙製容器であっ
    て、天板部2は、前記筒状胴部1の上端部より該胴部1
    内方に沿って折り返しされる垂直方向の内側壁5と、該
    内側壁5に連設する水平方向の天板6とを備え、該天板
    6より上位相当の筒状胴部1の少なくとも内面に水平方
    向に開封用刻設線7、又は該開封用刻設線7とそれに平
    行な開封用刻設線8による開封部Eを設け、前記開封部
    Eの刻設線を被覆する易引き裂き性のガスバリア性合成
    樹脂テープを貼着したことを特徴とする再封可能な密封
    性複合容器。
  2. 【請求項2】筒状胴部1の上端部にその上端開口部を施
    封する天板部2を備え、下端部にその下端開口部を施封
    する底板部3を備えたガスバリア性密封紙製容器であっ
    て、天板部2より下位相当の筒状胴部1内面に垂直方向
    に筒状側壁板13をその上端部に非貼着領域を設けた貼
    着固定部にて取り付け、該筒状側壁板13の貼着固定部
    より上位相当の非貼着領域における筒状胴部1の少なく
    とも内面に水平方向に開封用刻設線7、又は該開封用刻
    設線7とその上側に平行な開封用刻設線8とによる開封
    部Eを設け、前記開封部Eの刻設線を被覆する易引き裂
    き性のガスバリア性合成樹脂テープを貼着したことを特
    徴とする再封可能な密封性複合容器。
  3. 【請求項3】前記再封可能な密封性複合容器が、紙基材
    によるシート材料若しくは紙基材を主体とするシート材
    料により形成され、該シート材料の片面若しくは両面に
    少なくともガスバリア層を備える請求項1又は請求項2
    記載の再封可能な密封性複合容器。
  4. 【請求項4】前記ガスバリア層がケイ素酸化物を蒸着し
    たポリエチレンテレフタレートフィルムである請求項3
    記載の再封可能な密封性複合容器。
  5. 【請求項5】前記ガスバリア層がアルミニウムを蒸着し
    たポリエチレンテレフタレートフィルムである請求項3
    記載の再封可能な密封性複合容器。
  6. 【請求項6】前記ガスバリア層がアルミニウム箔である
    請求項3記載の再封可能な密封性複合容器。
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