JP2002019344A - 情報記録媒体、印刷物、及び再生装置 - Google Patents
情報記録媒体、印刷物、及び再生装置Info
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- JP2002019344A JP2002019344A JP2000199621A JP2000199621A JP2002019344A JP 2002019344 A JP2002019344 A JP 2002019344A JP 2000199621 A JP2000199621 A JP 2000199621A JP 2000199621 A JP2000199621 A JP 2000199621A JP 2002019344 A JP2002019344 A JP 2002019344A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】偽造防止性に優れた情報記録媒体、情報記録媒
体に優れた偽変造防止性を付与し得る印刷物、及びその
ような情報記録媒体の真偽判定に利用可能な再生装置を
提供すること。 【解決手段】本発明の情報記録媒体10は、情報記録用
基材11と前記情報記録用基材11上に設けられた印刷
パターン12,21、22とを具備し、前記印刷パター
ン12,21、22は電磁場を作用させることで色変化
を生ずる第1の色材と前記電磁場を作用させることで色
変化を生じない第2の色材とを含有することを特徴とす
る。
体に優れた偽変造防止性を付与し得る印刷物、及びその
ような情報記録媒体の真偽判定に利用可能な再生装置を
提供すること。 【解決手段】本発明の情報記録媒体10は、情報記録用
基材11と前記情報記録用基材11上に設けられた印刷
パターン12,21、22とを具備し、前記印刷パター
ン12,21、22は電磁場を作用させることで色変化
を生ずる第1の色材と前記電磁場を作用させることで色
変化を生じない第2の色材とを含有することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体、印
刷物、及び再生装置に係り、特には、偽変造防止対策を
施された情報記録媒体、情報記録媒体に偽変造防止性を
付与するのに使用され得る印刷物、及び偽変造防止対策
を施された情報記録媒体の真偽判定に利用可能な再生装
置に関する。
刷物、及び再生装置に係り、特には、偽変造防止対策を
施された情報記録媒体、情報記録媒体に偽変造防止性を
付与するのに使用され得る印刷物、及び偽変造防止対策
を施された情報記録媒体の真偽判定に利用可能な再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スキャナ、プリンタ、及び複写機
などの入出力機器、パーソナルコンピュータ、並びに画
像処理ソフトは高性能化しており、市販の機器でも高精
度な偽造が可能となっている。このような事態に対処す
るために、有価証券や個人認証用として用いられるID
カードでは種々の偽造防止技術が採用されている。
などの入出力機器、パーソナルコンピュータ、並びに画
像処理ソフトは高性能化しており、市販の機器でも高精
度な偽造が可能となっている。このような事態に対処す
るために、有価証券や個人認証用として用いられるID
カードでは種々の偽造防止技術が採用されている。
【0003】そのような偽造防止技術の1つとして、セ
キュリティ情報を潜像(不可視情報)として記録する技
術が用いられている。潜像を用いた偽造防止技術として
は、磁気的偽造防止技術が代表的である。例えば、有価
証券などでは、所定の位置に磁性粉を含有する磁気イン
クを用いた印刷部を設け、磁性の有無或いは磁気パター
ンを検出することにより真偽判定が行われている。ま
た、IDカードなどによると、磁気ストライプに磁気的
に情報を記録し、それを再生することにより個人の認証
等が行われている。
キュリティ情報を潜像(不可視情報)として記録する技
術が用いられている。潜像を用いた偽造防止技術として
は、磁気的偽造防止技術が代表的である。例えば、有価
証券などでは、所定の位置に磁性粉を含有する磁気イン
クを用いた印刷部を設け、磁性の有無或いは磁気パター
ンを検出することにより真偽判定が行われている。ま
た、IDカードなどによると、磁気ストライプに磁気的
に情報を記録し、それを再生することにより個人の認証
等が行われている。
【0004】しかしながら、磁気的偽造防止技術では、
潜像として記録された情報を再生するのに専用の高価な
再生装置が必要である。また、多少の専門知識を持つ人
であれば、記録されている情報を容易に読み取ることが
可能である。そのため、磁気的偽造防止技術は、偽造抵
抗力が弱く、よりセキュリティ性の高い技術が要求され
ている。
潜像として記録された情報を再生するのに専用の高価な
再生装置が必要である。また、多少の専門知識を持つ人
であれば、記録されている情報を容易に読み取ることが
可能である。そのため、磁気的偽造防止技術は、偽造抵
抗力が弱く、よりセキュリティ性の高い技術が要求され
ている。
【0005】偽造防止技術としては、そのような潜像を
用いた偽造防止技術の他に、ホログラムや回折パターン
を用いた技術も知られている。例えば、多くのIDカー
ドには、ホログラムパターンが形成されており、ある国
の紙幣や商品券などには、ホログラムスリットが形成さ
れている。
用いた偽造防止技術の他に、ホログラムや回折パターン
を用いた技術も知られている。例えば、多くのIDカー
ドには、ホログラムパターンが形成されており、ある国
の紙幣や商品券などには、ホログラムスリットが形成さ
れている。
【0006】ホログラム技術によると、近年の技術の進
歩により、視認性の高い微細な回折像が得ることができ
る。しかしながら、その製造には高度な技術を必要と
し、製造コストが高くなるという欠点がある。さらに、
ホログラムは、一般には複製偽造が困難であり偽造防止
手段としては有効と考えられるが、このような光回折構
造は複製技術により得られたものであり、したがって、
同種のIDカードには同一の光回折構造が利用されてい
る。そのため、例えば、本物のクレジットカードからホ
ログラム部を切り出し、それを偽造クレジットカードに
貼り付けるという方法が採られ易い。
歩により、視認性の高い微細な回折像が得ることができ
る。しかしながら、その製造には高度な技術を必要と
し、製造コストが高くなるという欠点がある。さらに、
ホログラムは、一般には複製偽造が困難であり偽造防止
手段としては有効と考えられるが、このような光回折構
造は複製技術により得られたものであり、したがって、
同種のIDカードには同一の光回折構造が利用されてい
る。そのため、例えば、本物のクレジットカードからホ
ログラム部を切り出し、それを偽造クレジットカードに
貼り付けるという方法が採られ易い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、偽造防止性に優れた情報
記録媒体、情報記録媒体に優れた偽変造防止性を付与し
得る印刷物、及びそのような情報記録媒体の真偽判定に
利用可能な再生装置を提供することを目的とする。
に鑑みてなされたものであり、偽造防止性に優れた情報
記録媒体、情報記録媒体に優れた偽変造防止性を付与し
得る印刷物、及びそのような情報記録媒体の真偽判定に
利用可能な再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、情報記録用基材と前記情報記録用基材上
に設けられた印刷パターンとを具備し、前記印刷パター
ンは電磁場を作用させることで色変化を生ずる第1の色
材と前記電磁場を作用させることで色変化を生じない第
2の色材とを含有することを特徴とする情報記録媒体を
提供する。
に、本発明は、情報記録用基材と前記情報記録用基材上
に設けられた印刷パターンとを具備し、前記印刷パター
ンは電磁場を作用させることで色変化を生ずる第1の色
材と前記電磁場を作用させることで色変化を生じない第
2の色材とを含有することを特徴とする情報記録媒体を
提供する。
【0009】また、本発明は、情報記録用基材と前記情
報記録用基材上に設けられた印刷パターンとを具備し、
前記印刷パターンは電磁場を作用させることで誘電率変
化を生ずる第1の色材と前記電磁場を作用させることで
誘電率の変化を生じない第2の色材とを含有することを
特徴とする情報記録媒体を提供する。
報記録用基材上に設けられた印刷パターンとを具備し、
前記印刷パターンは電磁場を作用させることで誘電率変
化を生ずる第1の色材と前記電磁場を作用させることで
誘電率の変化を生じない第2の色材とを含有することを
特徴とする情報記録媒体を提供する。
【0010】また、本発明は、情報記録用基材と、前記
情報記録用基材上に設けられた電極パターンと、前記情
報記録用基材上に設けられた印刷パターンとを具備し、
前記印刷パターンは電磁場を作用させることで誘電率変
化を生ずる色材を含有し、前記印刷パターンの一部と前
記情報記録用基材との間に前記電極パターンの少なくと
も一部が介在したことを特徴とする情報記録媒体を提供
する。
情報記録用基材上に設けられた電極パターンと、前記情
報記録用基材上に設けられた印刷パターンとを具備し、
前記印刷パターンは電磁場を作用させることで誘電率変
化を生ずる色材を含有し、前記印刷パターンの一部と前
記情報記録用基材との間に前記電極パターンの少なくと
も一部が介在したことを特徴とする情報記録媒体を提供
する。
【0011】また、本発明は、印刷用基材と前記印刷用
基材上に形成された印刷パターンとを具備し、前記印刷
パターンは電磁場を作用させることで色変化を生ずる第
1の色材と前記電磁場を作用させることで色変化を生じ
ない第2の色材とを含有することを特徴とする印刷物を
提供する。
基材上に形成された印刷パターンとを具備し、前記印刷
パターンは電磁場を作用させることで色変化を生ずる第
1の色材と前記電磁場を作用させることで色変化を生じ
ない第2の色材とを含有することを特徴とする印刷物を
提供する。
【0012】また、本発明は、印刷用基材と前記印刷用
基材上に形成された印刷パターンとを具備し、前記印刷
パターンは電磁場を作用させることで誘電率変化を生ず
る第1の色材と前記電磁場を作用させることで誘電率変
化を生じない第2の色材とを含有することを特徴とする
印刷物を提供する。
基材上に形成された印刷パターンとを具備し、前記印刷
パターンは電磁場を作用させることで誘電率変化を生ず
る第1の色材と前記電磁場を作用させることで誘電率変
化を生じない第2の色材とを含有することを特徴とする
印刷物を提供する。
【0013】また、本発明は、情報記録用基材と前記情
報記録用基材上に設けられた印刷パターンとを備え、前
記印刷パターンは電磁場を作用させることで色変化を生
ずる第1の色材と前記電磁場を作用させることで色変化
を生じない第2の色材とを含有する情報記録媒体の再生
装置であって、前記印刷パターンに電磁場を作用させる
電磁場形成機構と、前記印刷パターンを観察する窓部と
を具備することを特徴とする再生装置を提供する。
報記録用基材上に設けられた印刷パターンとを備え、前
記印刷パターンは電磁場を作用させることで色変化を生
ずる第1の色材と前記電磁場を作用させることで色変化
を生じない第2の色材とを含有する情報記録媒体の再生
装置であって、前記印刷パターンに電磁場を作用させる
電磁場形成機構と、前記印刷パターンを観察する窓部と
を具備することを特徴とする再生装置を提供する。
【0014】さらに、本発明は、情報記録用基材と前記
情報記録用基材上に設けられた印刷パターンとを備え、
前記印刷パターンは電磁場を作用させることで誘電率変
化を生ずる第1の色材と前記電磁場を作用させることで
誘電率変化を生じない第2の色材とを含有する情報記録
媒体の再生装置であって、前記印刷パターンに電磁場を
作用させる電磁場発生機構と、前記印刷パターンに電磁
場を作用させて前記印刷パターンの誘電率分布を電気信
号として読み取る読取機構とを具備することを特徴とす
る再生装置を提供する。
情報記録用基材上に設けられた印刷パターンとを備え、
前記印刷パターンは電磁場を作用させることで誘電率変
化を生ずる第1の色材と前記電磁場を作用させることで
誘電率変化を生じない第2の色材とを含有する情報記録
媒体の再生装置であって、前記印刷パターンに電磁場を
作用させる電磁場発生機構と、前記印刷パターンに電磁
場を作用させて前記印刷パターンの誘電率分布を電気信
号として読み取る読取機構とを具備することを特徴とす
る再生装置を提供する。
【0015】なお、ここで使用する用語「情報記録媒
体」は、IDカード、クレジットカード、証明書類、及
び有価証券のように文字情報や画像情報が記録され且つ
偽造防止対策を求められる媒体を意味する。また、用語
「印刷物」は、粘着シール、粘着ステッカ、及び接着剤
付きシートのように上記媒体に偽造防止性を付与するの
に使用され得る印刷物を意味する。また、用語「色」
は、色相、彩度、及び明度に関連して使用され、用語
「色変化を生ずる」は色相、彩度、及び明度の少なくと
も1つに変化を生ずることを意味する。
体」は、IDカード、クレジットカード、証明書類、及
び有価証券のように文字情報や画像情報が記録され且つ
偽造防止対策を求められる媒体を意味する。また、用語
「印刷物」は、粘着シール、粘着ステッカ、及び接着剤
付きシートのように上記媒体に偽造防止性を付与するの
に使用され得る印刷物を意味する。また、用語「色」
は、色相、彩度、及び明度に関連して使用され、用語
「色変化を生ずる」は色相、彩度、及び明度の少なくと
も1つに変化を生ずることを意味する。
【0016】上述のように、本発明では、第1の色材と
第2の色材とを含有する印刷パターンが形成される。印
刷パターンを構成する第1の色材は電場或いは磁場を作
用させることにより色や誘電率の変化を生じ、一方、第
2の色材は電場或いは磁場を作用させても色や誘電率に
変化を生じない。そのため、本発明によると、電場或い
は磁場を作用させるという極めて簡便な方法で真偽判定
を行うことができる。
第2の色材とを含有する印刷パターンが形成される。印
刷パターンを構成する第1の色材は電場或いは磁場を作
用させることにより色や誘電率の変化を生じ、一方、第
2の色材は電場或いは磁場を作用させても色や誘電率に
変化を生じない。そのため、本発明によると、電場或い
は磁場を作用させるという極めて簡便な方法で真偽判定
を行うことができる。
【0017】また、本発明では、偽造防止性の付与に印
刷法を用いているため、各媒体毎に異なる情報を記録す
ることや複雑なパターンを形成することを容易に実施可
能である。さらに、印刷法を用いた場合、磁気ストライ
プなどを設ける場合とは異なり、記録した情報の書き換
えは不可能である。すなわち、本発明によれば、偽造防
止性の付与は容易でありながらも、偽変造は極めて困難
である。
刷法を用いているため、各媒体毎に異なる情報を記録す
ることや複雑なパターンを形成することを容易に実施可
能である。さらに、印刷法を用いた場合、磁気ストライ
プなどを設ける場合とは異なり、記録した情報の書き換
えは不可能である。すなわち、本発明によれば、偽造防
止性の付与は容易でありながらも、偽変造は極めて困難
である。
【0018】本発明において、第1の色材としては、電
磁場感応性の液晶材料を高分子フィルムのような薄膜で
包含してなる液晶マイクロカプセルを用いることができ
る。この場合、上記液晶材料は二色性色素を含有するこ
とが好ましい。また、第1の色材が電磁場を作用させる
ことにより色変化を生ずるものである場合は、第1の色
材として、液体と電気泳動を生ずる色物質との混合物を
薄膜で包含してなるマイクロカプセルを用いることがで
きる。
磁場感応性の液晶材料を高分子フィルムのような薄膜で
包含してなる液晶マイクロカプセルを用いることができ
る。この場合、上記液晶材料は二色性色素を含有するこ
とが好ましい。また、第1の色材が電磁場を作用させる
ことにより色変化を生ずるものである場合は、第1の色
材として、液体と電気泳動を生ずる色物質との混合物を
薄膜で包含してなるマイクロカプセルを用いることがで
きる。
【0019】本発明において、第2の色材としては、一
般に使用されている顔料や染料などを用いることができ
る。第2の色材は、着色顔料のように着色しているもの
であってもよく、体質顔料のように着色していないもの
であってもよい。また、第2の色材として、顔料や染料
などを薄膜で包含してなるマイクロカプセルを用いるこ
ともできる。
般に使用されている顔料や染料などを用いることができ
る。第2の色材は、着色顔料のように着色しているもの
であってもよく、体質顔料のように着色していないもの
であってもよい。また、第2の色材として、顔料や染料
などを薄膜で包含してなるマイクロカプセルを用いるこ
ともできる。
【0020】本発明において、上記印刷パターンを構成
する第1の色材と第2の色材とは均一に混合されていて
もよく、不均一に混合されていてもよい。また、第1の
色材と第2の色材とは、混合されずに、第1のパターン
及び第2のパターンをそれぞれ形成してもよい。この場
合、第1のパターンと第2のパターンとで単一の図柄或
いは文字等を構成してもよく、或いは、第1のパターン
と第2のパターンとは別々の図柄或いは文字等を構成し
てもよい。また、第1のパターンと第2のパターンと
は、互いに隣接するように形成されてもよく、部分的に
或いは完全に重なるように形成されてもよく、互いに離
間されていてもよい。なお、潜像として記録された情報
の再生に、電磁場を作用させることによる第1の色材の
色変化を利用する場合、第1のパターンの少なくとも一
部は第2のパターンに覆われていないことが好ましい。
する第1の色材と第2の色材とは均一に混合されていて
もよく、不均一に混合されていてもよい。また、第1の
色材と第2の色材とは、混合されずに、第1のパターン
及び第2のパターンをそれぞれ形成してもよい。この場
合、第1のパターンと第2のパターンとで単一の図柄或
いは文字等を構成してもよく、或いは、第1のパターン
と第2のパターンとは別々の図柄或いは文字等を構成し
てもよい。また、第1のパターンと第2のパターンと
は、互いに隣接するように形成されてもよく、部分的に
或いは完全に重なるように形成されてもよく、互いに離
間されていてもよい。なお、潜像として記録された情報
の再生に、電磁場を作用させることによる第1の色材の
色変化を利用する場合、第1のパターンの少なくとも一
部は第2のパターンに覆われていないことが好ましい。
【0021】本発明において、印刷パターン上には、保
護層などを設けることができる。保護層は好ましくは透
明であるが、基材が透明である場合や潜像として記録さ
れた情報の再生に色変化を利用しない場合は透明でなく
てもよい。
護層などを設けることができる。保護層は好ましくは透
明であるが、基材が透明である場合や潜像として記録さ
れた情報の再生に色変化を利用しない場合は透明でなく
てもよい。
【0022】本発明において、基材の表面は導電性であ
ってもよい。例えば、基材上に導電性薄膜を設け、その
上に印刷パターンを形成することができる。この場合、
印刷パターンに電場或いは磁場を作用させるにあたり、
導電性薄膜を電極として用いることができる。
ってもよい。例えば、基材上に導電性薄膜を設け、その
上に印刷パターンを形成することができる。この場合、
印刷パターンに電場或いは磁場を作用させるにあたり、
導電性薄膜を電極として用いることができる。
【0023】基材上に導電性薄膜を設ける場合、印刷パ
ターン上に、さらに他の導電性薄膜を設けてもよい。す
なわち、互いに絶縁された一対の導電性薄膜で印刷パタ
ーンを挟持した構造を採用してもよい。例えば、基材上
に導電性薄膜及び印刷パターンを順次設けるのととも
に、別途、一方の主面に導電性薄膜が形成された基材を
準備し、それらを一対の導電性薄膜間に印刷パターンが
挟持されるように貼り合わせることができる。なお、こ
の場合、それら基材の少なくとも一方は透明であり、そ
の透明な基材上の導電性薄膜も透明であることが好まし
い。また、それら導電性薄膜と外部電源との接続のため
に端子を設けることが好ましい。
ターン上に、さらに他の導電性薄膜を設けてもよい。す
なわち、互いに絶縁された一対の導電性薄膜で印刷パタ
ーンを挟持した構造を採用してもよい。例えば、基材上
に導電性薄膜及び印刷パターンを順次設けるのととも
に、別途、一方の主面に導電性薄膜が形成された基材を
準備し、それらを一対の導電性薄膜間に印刷パターンが
挟持されるように貼り合わせることができる。なお、こ
の場合、それら基材の少なくとも一方は透明であり、そ
の透明な基材上の導電性薄膜も透明であることが好まし
い。また、それら導電性薄膜と外部電源との接続のため
に端子を設けることが好ましい。
【0024】本発明において、情報記録媒体に潜像とし
て記録された情報の再生に電磁場を作用させることによ
る第1の色材の色変化を利用する場合、例えば、印刷パ
ターンに電磁場を作用させる電磁場形成機構と印刷パタ
ーンを観察する窓部とを有する再生装置を用いることが
できる。電磁場形成機構は、例えば、情報記録媒体の印
刷パターンに電圧を印加する一対の平板状電極と電源と
で構成することができる。なお、それら平板状電極の少
なくとも一方は、例えば窓部を構成する透明基板の一方
の主面に形成された透明電極である。この場合、一対の
平板状電極間に媒体を挟み込んで電圧を印加することに
より、第1の色材の色変化を観察することができる。
て記録された情報の再生に電磁場を作用させることによ
る第1の色材の色変化を利用する場合、例えば、印刷パ
ターンに電磁場を作用させる電磁場形成機構と印刷パタ
ーンを観察する窓部とを有する再生装置を用いることが
できる。電磁場形成機構は、例えば、情報記録媒体の印
刷パターンに電圧を印加する一対の平板状電極と電源と
で構成することができる。なお、それら平板状電極の少
なくとも一方は、例えば窓部を構成する透明基板の一方
の主面に形成された透明電極である。この場合、一対の
平板状電極間に媒体を挟み込んで電圧を印加することに
より、第1の色材の色変化を観察することができる。
【0025】また、上述したように印刷パターンを一対
の導電性薄膜で挟持した構造などを採用し且つそれら導
電性薄膜と外部電源との接続のために端子を設けた場
合、再生装置は、それら端子間に所定の電圧を印加可能
なものであればよい。
の導電性薄膜で挟持した構造などを採用し且つそれら導
電性薄膜と外部電源との接続のために端子を設けた場
合、再生装置は、それら端子間に所定の電圧を印加可能
なものであればよい。
【0026】本発明において、情報記録媒体に潜像とし
て記録された情報の再生に電磁場を作用させることによ
る第1の色材の誘電率変化を利用する場合、例えば、印
刷パターンに電磁場を作用させる電磁場発生機構と印刷
パターンに電磁場を作用させて印刷パターンの誘電率分
布を電気信号として読み取る読取機構とを有する再生装
置を用いることができる。
て記録された情報の再生に電磁場を作用させることによ
る第1の色材の誘電率変化を利用する場合、例えば、印
刷パターンに電磁場を作用させる電磁場発生機構と印刷
パターンに電磁場を作用させて印刷パターンの誘電率分
布を電気信号として読み取る読取機構とを有する再生装
置を用いることができる。
【0027】電磁場発生機構は、例えば、印刷パターン
全体に対して同時に電磁場を作用させるものであっても
よく、印刷パターンの一端から他端に向けて順次電磁場
を作用させるものであってもよい。また、同様に、読取
機構も、印刷パターン全体に対して同時に電磁場を作用
させるものであってもよく、印刷パターンの一端から他
端に向けて順次電磁場を作用させるものであってもよ
い。なお、情報の再生を繰り返し行うことにより第1の
色材の状態が常態から変化した場合には、より強力な電
磁場を印刷パターンに作用させればよい。また、電磁場
発生機構が印刷パターンに電圧を印加するものである場
合、これに、情報の読み取りに利用する電圧を重畳する
ことができる。
全体に対して同時に電磁場を作用させるものであっても
よく、印刷パターンの一端から他端に向けて順次電磁場
を作用させるものであってもよい。また、同様に、読取
機構も、印刷パターン全体に対して同時に電磁場を作用
させるものであってもよく、印刷パターンの一端から他
端に向けて順次電磁場を作用させるものであってもよ
い。なお、情報の再生を繰り返し行うことにより第1の
色材の状態が常態から変化した場合には、より強力な電
磁場を印刷パターンに作用させればよい。また、電磁場
発生機構が印刷パターンに電圧を印加するものである場
合、これに、情報の読み取りに利用する電圧を重畳する
ことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながらより詳細に説明する。なお、各図において同様
の部材には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略
する。まず、本発明の第1〜第3の実施形態に共通する
原理について、図1を参照しながら説明する。
しながらより詳細に説明する。なお、各図において同様
の部材には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略
する。まず、本発明の第1〜第3の実施形態に共通する
原理について、図1を参照しながら説明する。
【0029】図1は本発明の第1〜第3の実施形態に係
る偽造防止技術を説明するための概略的な図であり、
(a)は電圧非印加状態にある情報記録媒体の断面図を
示し、(b)は電圧印加状態にある情報記録媒体の断面
図を示している。図1に示すように、本発明の第1〜第
3の実施形態に係る情報記録媒体10は、情報記録用の
基材11と、その一方の主面に形成された印刷パターン
12とで主に構成されている。印刷パターン12は、そ
の色材の1種として、電場感応性の液晶材料と二色性色
素との混合物を透明薄膜で包含してなる液晶マイクロカ
プセル13を含有している。また、印刷パターン12
は、他の色材として、電場を作用させても色変化を生じ
ない色材を含有している。
る偽造防止技術を説明するための概略的な図であり、
(a)は電圧非印加状態にある情報記録媒体の断面図を
示し、(b)は電圧印加状態にある情報記録媒体の断面
図を示している。図1に示すように、本発明の第1〜第
3の実施形態に係る情報記録媒体10は、情報記録用の
基材11と、その一方の主面に形成された印刷パターン
12とで主に構成されている。印刷パターン12は、そ
の色材の1種として、電場感応性の液晶材料と二色性色
素との混合物を透明薄膜で包含してなる液晶マイクロカ
プセル13を含有している。また、印刷パターン12
は、他の色材として、電場を作用させても色変化を生じ
ない色材を含有している。
【0030】例えば、図1(a),(b)に示すよう
に、印刷パターン12を一対の電極14,15で挟持し
た構造を採用して、それら電極14,15を電源16と
接続可能とする。この場合、電圧非印加時では、通常、
図1(a)に示すように液晶マイクロカプセル13中の
液晶分子の配向方向は基板面に略平行であり、したがっ
て、二色性色素分子(図示せず)の配向方向も基板面に
略平行である。
に、印刷パターン12を一対の電極14,15で挟持し
た構造を採用して、それら電極14,15を電源16と
接続可能とする。この場合、電圧非印加時では、通常、
図1(a)に示すように液晶マイクロカプセル13中の
液晶分子の配向方向は基板面に略平行であり、したがっ
て、二色性色素分子(図示せず)の配向方向も基板面に
略平行である。
【0031】二色性色素は、吸収軸(通常は、分子軸に
ほぼ垂直)に平行な光を吸収し、吸収軸に垂直な光は殆
ど吸収しない。そのため、媒体10を矢印18に示すよ
うに観察した場合、電圧非印加時では、二色性色素によ
る光吸収量は最大となる。
ほぼ垂直)に平行な光を吸収し、吸収軸に垂直な光は殆
ど吸収しない。そのため、媒体10を矢印18に示すよ
うに観察した場合、電圧非印加時では、二色性色素によ
る光吸収量は最大となる。
【0032】一方、電圧印加時では、図1(b)に示す
ように液晶マイクロカプセル13中の液晶分子の配向方
向は基板面に垂直となり、したがって、二色性色素分子
(図示せず)の配向方向も基板面に垂直である。そのた
め、媒体10を矢印18に示すように観察した場合、電
圧印加時では、二色性色素による光吸収量は最少とな
る。
ように液晶マイクロカプセル13中の液晶分子の配向方
向は基板面に垂直となり、したがって、二色性色素分子
(図示せず)の配向方向も基板面に垂直である。そのた
め、媒体10を矢印18に示すように観察した場合、電
圧印加時では、二色性色素による光吸収量は最少とな
る。
【0033】すなわち、印刷パターン12の色は電圧非
印加時と電圧印加時とで異なり、したがって、これを利
用することにより、常態では識別不可能であり且つ電圧
印加により目視可能な潜像を形成することができる。
印加時と電圧印加時とで異なり、したがって、これを利
用することにより、常態では識別不可能であり且つ電圧
印加により目視可能な潜像を形成することができる。
【0034】上記情報記録媒体10において、基材11
としては、例えば、IDカードやICカードのような各
種カード類や、手形及び債権等の各種有価証券類などを
用いることができる。基材11の材料としては、塩化ビ
ニル、PET、及び紙などを用いることができる。ま
た、基材11の材料として、鉄、SUS、アルミニウ
ム、及び銅などの金属及び合金や、金属や合金にポリウ
レタン等の樹脂を塗装した複合材料も用いることができ
る。基材11は、紙やプラスチックシートのように可撓
性であってもよく、金属板やプラスチックカードのよう
に硬質であってもよい。
としては、例えば、IDカードやICカードのような各
種カード類や、手形及び債権等の各種有価証券類などを
用いることができる。基材11の材料としては、塩化ビ
ニル、PET、及び紙などを用いることができる。ま
た、基材11の材料として、鉄、SUS、アルミニウ
ム、及び銅などの金属及び合金や、金属や合金にポリウ
レタン等の樹脂を塗装した複合材料も用いることができ
る。基材11は、紙やプラスチックシートのように可撓
性であってもよく、金属板やプラスチックカードのよう
に硬質であってもよい。
【0035】上記印刷パターン12を構成する液晶マイ
クロカプセル13において、液晶材料には、例えば、下
記一般式(1)〜(10)に示す液晶化合物を用いるこ
とができる。
クロカプセル13において、液晶材料には、例えば、下
記一般式(1)〜(10)に示す液晶化合物を用いるこ
とができる。
【0036】
【化1】
【0037】なお、上記一般式(1)〜(10)におい
て、置換基R及びXは、それぞれアルキル基、アルコキ
シ基、アルキルフェニル基、アルコキシアルキルフェニ
ル基、アルコキシフェニル基、アルキルシクロヘキシル
基、アルコキシアルキルシクロヘキシル基、アルキルシ
クロヘキシルフェニル基、シアノフェニル基、シアノ
基、ハロゲン原子、フルオロメチル基、フルオロメトキ
シ基、アルキルフェニルアルキル基、アルコキシアルキ
ルフェニルアルキル基、アルコキシアルキルシクロヘキ
シルアルキル基、アルキルシクロヘキシルアルキル基、
アルコキシアルコキシシクロヘキシルアルキル基、アル
コキシフェニルアルキル基、及びアルキルシクロヘキシ
ルフェニルアルキル基を示し、置換基Yは水素原子及び
ハロゲン原子を示す。
て、置換基R及びXは、それぞれアルキル基、アルコキ
シ基、アルキルフェニル基、アルコキシアルキルフェニ
ル基、アルコキシフェニル基、アルキルシクロヘキシル
基、アルコキシアルキルシクロヘキシル基、アルキルシ
クロヘキシルフェニル基、シアノフェニル基、シアノ
基、ハロゲン原子、フルオロメチル基、フルオロメトキ
シ基、アルキルフェニルアルキル基、アルコキシアルキ
ルフェニルアルキル基、アルコキシアルキルシクロヘキ
シルアルキル基、アルキルシクロヘキシルアルキル基、
アルコキシアルコキシシクロヘキシルアルキル基、アル
コキシフェニルアルキル基、及びアルキルシクロヘキシ
ルフェニルアルキル基を示し、置換基Yは水素原子及び
ハロゲン原子を示す。
【0038】上記置換基R及びXは、アルキル鎖及びア
ルコキシ鎖が光学活性を有するものであってもよく、フ
ェニル基またはフェノキシ基をフッ素原子や塩素原子等
のハロゲン原子で置換されたものでもよい。また、上記
置換基R及びXは、フェニル基が、水素原子を1個また
は2個のフッ素原子や塩素原子等のハロゲン原子で置換
されたものであってもよい。
ルコキシ鎖が光学活性を有するものであってもよく、フ
ェニル基またはフェノキシ基をフッ素原子や塩素原子等
のハロゲン原子で置換されたものでもよい。また、上記
置換基R及びXは、フェニル基が、水素原子を1個また
は2個のフッ素原子や塩素原子等のハロゲン原子で置換
されたものであってもよい。
【0039】液晶材料としては、上記一般式(1)〜
(10)に示す液晶化合物を混合した液晶組成物を用い
ることもできる。また、上記一般式(1)〜(10)に
示す液晶化合物は、いずれも誘電異方性が正であるが、
誘電異方性が負の液晶化合物も用いることができる。例
えば、液晶材料として、誘電異方性が負の液晶化合物と
誘電異方性が正の液晶化合物とを誘電異方性が正となる
ように混合した液晶組成物を用いることができる。ま
た、適当な素子構成及び駆動方式を用いた場合、液晶材
料として、誘電異方性が負の液晶化合物或いは液晶組成
物も用いることができる。さらに、液晶材料として、液
晶化合物や液晶組成物にカイラル材を添加したものも用
いることができる。
(10)に示す液晶化合物を混合した液晶組成物を用い
ることもできる。また、上記一般式(1)〜(10)に
示す液晶化合物は、いずれも誘電異方性が正であるが、
誘電異方性が負の液晶化合物も用いることができる。例
えば、液晶材料として、誘電異方性が負の液晶化合物と
誘電異方性が正の液晶化合物とを誘電異方性が正となる
ように混合した液晶組成物を用いることができる。ま
た、適当な素子構成及び駆動方式を用いた場合、液晶材
料として、誘電異方性が負の液晶化合物或いは液晶組成
物も用いることができる。さらに、液晶材料として、液
晶化合物や液晶組成物にカイラル材を添加したものも用
いることができる。
【0040】上記液晶材料に添加する二色性色素として
は、下記化学式(11)〜(19)に示すイエロー色
素、下記化学式(20)〜(27)に示すマゼンタ色
素、及び下記化学式(28)〜(31)に示すシアン色
素等を挙げることができる。
は、下記化学式(11)〜(19)に示すイエロー色
素、下記化学式(20)〜(27)に示すマゼンタ色
素、及び下記化学式(28)〜(31)に示すシアン色
素等を挙げることができる。
【0041】
【化2】
【0042】
【化3】
【0043】
【化4】
【0044】
【化5】
【0045】
【化6】
【0046】液晶化合物或いは液晶組成物に対する二色
性色素の混合比は0.01〜10重量%であることが好
ましく、0.1〜5重量%であることがより好ましい。
二色性色素の混合比が下限値未満の場合、十分なコント
ラストを得ることができず、上限値を超える場合、電圧
印加時においても着色が残るためコントラストが低下す
るおそれがある。
性色素の混合比は0.01〜10重量%であることが好
ましく、0.1〜5重量%であることがより好ましい。
二色性色素の混合比が下限値未満の場合、十分なコント
ラストを得ることができず、上限値を超える場合、電圧
印加時においても着色が残るためコントラストが低下す
るおそれがある。
【0047】上記液晶材料を包含する透明被膜には、ポ
リエチレン類;塩素化ポリエチレン類;エチレン・酢酸
ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸・無水マレイン
酸共重合体等のエチレン共重合体;ポリブタジエン類;
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル類;
ポリプロピレン類;ポリイソブチレン類;ポリ塩化ビニ
ル類;天然ゴム類;ポリ塩化ビニリデン類;ポリ酢酸ビ
ニル類;ポリビニルアルコール類;ポリビニルアセター
ル類;ポリビニルブチラール類;四フッ化エチレン樹脂
類;三フッ化塩化エチレン樹脂類;フッ化エチレン・プ
ロピレン樹脂類;フッ化ビニリデン樹脂類;フッ化ビニ
ル樹脂類;四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシ
エチレン共重合体、四フッ化エチレン・パーフルオロア
ルキルビニルエーテル共重合体、四フッ化エチレン・六
フッ化プロピレン共重合体、四フッ化エチレン・エチレ
ン共重合体等の四フッ化エチレン共重合体;含フッ素ポ
リベンゾオキサゾール等のフッ素樹脂類;アクリル樹脂
類;メタクリル樹脂類;フマル酸樹脂類;マレイン酸樹
脂類;ポリアクリロニトリル類;アクリロニトリル・ブ
タジエン・スチレン共重合体等のアクリロニトリル共重
合体;ポリスチレン類;スチレン・アクリロニトリル共
重合体等;アセタール樹脂類;ナイロン66等のポリア
ミド類;ポリカーボネート類;ポリエステルカーボネー
ト類;セルロース系樹脂類;フェノール系樹脂類;ユリ
ア樹脂類;エポキシ樹脂類;不飽和ポリエステル樹脂
類;アルキド樹脂類;メラミン樹脂類;ポリウレタン
類;ジアリールフタレート樹脂類;ポリフェニレンオキ
サイド類;ポリフェニレンスルフィド類;ポリスルフォ
ン類;ポリフェニルスルフォン類;シリコーン樹脂類;
ポリイミド類;ビスマレイミドトリアジン樹脂類;ポリ
イミドアミド類;ポリエーテルイミド類;ポリビニルカ
ルバゾール類;ノルボルネン系非晶質ポリオレフィン
類;セルロース類等の殆ど全ての高分子材料を用いるこ
とができる。
リエチレン類;塩素化ポリエチレン類;エチレン・酢酸
ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸・無水マレイン
酸共重合体等のエチレン共重合体;ポリブタジエン類;
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル類;
ポリプロピレン類;ポリイソブチレン類;ポリ塩化ビニ
ル類;天然ゴム類;ポリ塩化ビニリデン類;ポリ酢酸ビ
ニル類;ポリビニルアルコール類;ポリビニルアセター
ル類;ポリビニルブチラール類;四フッ化エチレン樹脂
類;三フッ化塩化エチレン樹脂類;フッ化エチレン・プ
ロピレン樹脂類;フッ化ビニリデン樹脂類;フッ化ビニ
ル樹脂類;四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシ
エチレン共重合体、四フッ化エチレン・パーフルオロア
ルキルビニルエーテル共重合体、四フッ化エチレン・六
フッ化プロピレン共重合体、四フッ化エチレン・エチレ
ン共重合体等の四フッ化エチレン共重合体;含フッ素ポ
リベンゾオキサゾール等のフッ素樹脂類;アクリル樹脂
類;メタクリル樹脂類;フマル酸樹脂類;マレイン酸樹
脂類;ポリアクリロニトリル類;アクリロニトリル・ブ
タジエン・スチレン共重合体等のアクリロニトリル共重
合体;ポリスチレン類;スチレン・アクリロニトリル共
重合体等;アセタール樹脂類;ナイロン66等のポリア
ミド類;ポリカーボネート類;ポリエステルカーボネー
ト類;セルロース系樹脂類;フェノール系樹脂類;ユリ
ア樹脂類;エポキシ樹脂類;不飽和ポリエステル樹脂
類;アルキド樹脂類;メラミン樹脂類;ポリウレタン
類;ジアリールフタレート樹脂類;ポリフェニレンオキ
サイド類;ポリフェニレンスルフィド類;ポリスルフォ
ン類;ポリフェニルスルフォン類;シリコーン樹脂類;
ポリイミド類;ビスマレイミドトリアジン樹脂類;ポリ
イミドアミド類;ポリエーテルイミド類;ポリビニルカ
ルバゾール類;ノルボルネン系非晶質ポリオレフィン
類;セルロース類等の殆ど全ての高分子材料を用いるこ
とができる。
【0048】以上のように構成される液晶マイクロカプ
セル13は、膜乳化法、相分離法、液中乾燥法、界面重
合法、in situ重合法、液中硬化被覆法、及びス
プレードライング法のように従来から使用されている方
法を用いて作製することができる。
セル13は、膜乳化法、相分離法、液中乾燥法、界面重
合法、in situ重合法、液中硬化被覆法、及びス
プレードライング法のように従来から使用されている方
法を用いて作製することができる。
【0049】基材11上に印刷パターン12を形成する
ためのインクは、上記液晶マイクロカプセル13に加
え、さらにバインダ樹脂を含有することができる。その
ようなバインダ樹脂としては、ポリエチレン類;塩素化
ポリエチレン類;エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチ
レン・アクリル酸・無水マレイン酸共重合体等のエチレ
ン共重合体;ポリブタジエン類;ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート等のポリエステル類;ポリプロピレン類;ポ
リイソブチレン類;ポリ塩化ビニル類;ポリ塩化ビニリ
デン類;ポリ酢酸ビニル類;ポリビニルアルコール類;
ポリビニルアセタール類;ポリビニルブチラール類;四
フッ化エチレン樹脂類;三フッ化塩化エチレン樹脂類;
フッ化エチレン・プロピレン樹脂類;フッ化ビニリデン
樹脂類;フッ化ビニル樹脂類;四フッ化エチレン・パー
フルオロアルコキシエチレン共重合体、四フッ化エチレ
ン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、四
フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体、四フッ
化エチレン・エチレン共重合体等の四フッ化エチレン共
重合体;含フッ素ポリベンゾオキサゾール等のフッ素樹
脂類;アクリル樹脂類;ポリメタクリル酸メチル等のメ
タクリル樹脂類;ポリアクリロニトリル類;アクリロニ
トリル・ブタジエン・スチレン共重合体等のアクリロニ
トリル共重合体;ポリスチレン類;ハロゲン化ポリスチ
レン類;スチレン・メタクリル酸共重合体、スチレン・
アクリロニトリル共重合体等のスチレン共重合体;ポリ
スチレンスルホン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリ
ウム等のイオン性ポリマー;アセタール樹脂類;ナイロ
ン66等のポリアミド類;ゼラチン;アラビアゴム;ポ
リカーボネート類;ポリエステルカーボネート類;セル
ロース系樹脂類;フェノール系樹脂類;ユリア樹脂類;
エポキシ樹脂類;不飽和ポリエステル樹脂類;アルキド
樹脂類;メラミン樹脂類;ポリウレタン類;ジアリール
フタレート樹脂類;ポリフェニレンオキサイド類;ポリ
フェニレンスルフィド類;ポリスルフォン類;ポリフェ
ニルスルフォン類;シリコーン樹脂類;ポリイミド類;
ビスマレイミドトリアジン樹脂類;ポリイミドアミド
類;ポリエーテルスルフォン類;ポリメチルペンテン
類;ポリエーテルエーテルケトン類;ポリエーテルイミ
ド類;ポリビニルカルバゾール類;ノルボルネン系非晶
質ポリオレフィン類等の熱可塑性樹脂を用いることがで
きる。
ためのインクは、上記液晶マイクロカプセル13に加
え、さらにバインダ樹脂を含有することができる。その
ようなバインダ樹脂としては、ポリエチレン類;塩素化
ポリエチレン類;エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチ
レン・アクリル酸・無水マレイン酸共重合体等のエチレ
ン共重合体;ポリブタジエン類;ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート等のポリエステル類;ポリプロピレン類;ポ
リイソブチレン類;ポリ塩化ビニル類;ポリ塩化ビニリ
デン類;ポリ酢酸ビニル類;ポリビニルアルコール類;
ポリビニルアセタール類;ポリビニルブチラール類;四
フッ化エチレン樹脂類;三フッ化塩化エチレン樹脂類;
フッ化エチレン・プロピレン樹脂類;フッ化ビニリデン
樹脂類;フッ化ビニル樹脂類;四フッ化エチレン・パー
フルオロアルコキシエチレン共重合体、四フッ化エチレ
ン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、四
フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体、四フッ
化エチレン・エチレン共重合体等の四フッ化エチレン共
重合体;含フッ素ポリベンゾオキサゾール等のフッ素樹
脂類;アクリル樹脂類;ポリメタクリル酸メチル等のメ
タクリル樹脂類;ポリアクリロニトリル類;アクリロニ
トリル・ブタジエン・スチレン共重合体等のアクリロニ
トリル共重合体;ポリスチレン類;ハロゲン化ポリスチ
レン類;スチレン・メタクリル酸共重合体、スチレン・
アクリロニトリル共重合体等のスチレン共重合体;ポリ
スチレンスルホン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリ
ウム等のイオン性ポリマー;アセタール樹脂類;ナイロ
ン66等のポリアミド類;ゼラチン;アラビアゴム;ポ
リカーボネート類;ポリエステルカーボネート類;セル
ロース系樹脂類;フェノール系樹脂類;ユリア樹脂類;
エポキシ樹脂類;不飽和ポリエステル樹脂類;アルキド
樹脂類;メラミン樹脂類;ポリウレタン類;ジアリール
フタレート樹脂類;ポリフェニレンオキサイド類;ポリ
フェニレンスルフィド類;ポリスルフォン類;ポリフェ
ニルスルフォン類;シリコーン樹脂類;ポリイミド類;
ビスマレイミドトリアジン樹脂類;ポリイミドアミド
類;ポリエーテルスルフォン類;ポリメチルペンテン
類;ポリエーテルエーテルケトン類;ポリエーテルイミ
ド類;ポリビニルカルバゾール類;ノルボルネン系非晶
質ポリオレフィン類等の熱可塑性樹脂を用いることがで
きる。
【0050】これらバインダが水溶性である場合は、例
えば、水を分散媒として用い、これにバインダ及び液晶
マイクロカプセル13を分散させることによりインクを
調製することができる。一方、バインダが非水溶性であ
る場合は、例えば、水を分散媒として用い、これにバイ
ンダ及び液晶マイクロカプセル13を分散させてエマル
ジョンとすることによりインクを調製することができ
る。インク中のバインダ含量は液晶マイクロカプセル1
3の50%以下であることが好ましい。バインダ含量が
少ないほど、印刷パターン12中の液晶材料の体積比が
増加するため、色変化が顕著に現れる。
えば、水を分散媒として用い、これにバインダ及び液晶
マイクロカプセル13を分散させることによりインクを
調製することができる。一方、バインダが非水溶性であ
る場合は、例えば、水を分散媒として用い、これにバイ
ンダ及び液晶マイクロカプセル13を分散させてエマル
ジョンとすることによりインクを調製することができ
る。インク中のバインダ含量は液晶マイクロカプセル1
3の50%以下であることが好ましい。バインダ含量が
少ないほど、印刷パターン12中の液晶材料の体積比が
増加するため、色変化が顕著に現れる。
【0051】印刷パターン12は、上述したインクを用
い公知の印刷法により形成することができる。なお、印
刷パターン12を形成するのに用いるインクは、電場を
作用させても色変化を生じない色材を含有するインク,
すなわち従来から使用されている通常のインク,を含有
することもできる。
い公知の印刷法により形成することができる。なお、印
刷パターン12を形成するのに用いるインクは、電場を
作用させても色変化を生じない色材を含有するインク,
すなわち従来から使用されている通常のインク,を含有
することもできる。
【0052】次に、第1〜第3の実施形態について、順
次説明する。図2(a)は、本発明の第1の実施形態に
係る情報記録媒体を概略的に示す平面図であり、図2
(b)はその側面図である。図2に示す情報記録媒体1
0は、例えば従業員証のような個人認証用カードであ
る。個人認証用カード10は、プラスチックなどからな
る情報記録用の基材11を有しており、その一方の主面
上には、本人の顔写真などの画像21や、従業員番号、
氏名、発行期日、及び有効期限などの文字22が印刷さ
れている。これら画像21及び文字22からなる印刷パ
ターンは、電場を作用させても色変化を生じない色材を
含有するインク,すなわち従来から使用されている通常
のインク,を用いて形成されたものである。
次説明する。図2(a)は、本発明の第1の実施形態に
係る情報記録媒体を概略的に示す平面図であり、図2
(b)はその側面図である。図2に示す情報記録媒体1
0は、例えば従業員証のような個人認証用カードであ
る。個人認証用カード10は、プラスチックなどからな
る情報記録用の基材11を有しており、その一方の主面
上には、本人の顔写真などの画像21や、従業員番号、
氏名、発行期日、及び有効期限などの文字22が印刷さ
れている。これら画像21及び文字22からなる印刷パ
ターンは、電場を作用させても色変化を生じない色材を
含有するインク,すなわち従来から使用されている通常
のインク,を用いて形成されたものである。
【0053】基材11の画像21及び文字22が印刷さ
れた面には、さらに、セキュリティ画像を構成するロゴ
マークのような印刷パターンが形成されている。印刷パ
ターン12は、電場を作用させることにより色変化を生
ずる色材を含有するインクを用いて形成されたものであ
り、その色材の少なくとも1種として、電場感応性の液
晶材料と二色性色素との混合物を透明薄膜で包含してな
る液晶マイクロカプセル13を含有している。基材11
の画像21、文字22、及び印刷パターン12が形成さ
れた面には、それらを保護するための保護膜23として
透明樹脂フィルムなどが接着されている。
れた面には、さらに、セキュリティ画像を構成するロゴ
マークのような印刷パターンが形成されている。印刷パ
ターン12は、電場を作用させることにより色変化を生
ずる色材を含有するインクを用いて形成されたものであ
り、その色材の少なくとも1種として、電場感応性の液
晶材料と二色性色素との混合物を透明薄膜で包含してな
る液晶マイクロカプセル13を含有している。基材11
の画像21、文字22、及び印刷パターン12が形成さ
れた面には、それらを保護するための保護膜23として
透明樹脂フィルムなどが接着されている。
【0054】なお、印刷パターン12は、例えば、以下
の方法で作製した液晶マイクロカプセル13を含有する
インクを用いて形成することができる。まず、正の誘電
異方性を有するネマチック液晶であるメルク社製ZLI
−1840を80重量部と、マゼンタ色の二色性色素で
ある日本感光色素研究所製G−176を1重量部と、親
水性のメチルメタクリレートモノマーを7重量部と、疎
水性のイソブチルメタクリレートを7重量部と、架橋剤
であるエチレングリコールジメタクリレートを1重量部
と、ベンゾイルパーオキサイドを0.2重量部とを混合
・溶解する。このようにして調製した混合液を、ホモジ
ナイザにより、3重量部のポリビニルアルコール及び3
00重量部の純水との混合液中に分散させてエマルジョ
ンを得る。
の方法で作製した液晶マイクロカプセル13を含有する
インクを用いて形成することができる。まず、正の誘電
異方性を有するネマチック液晶であるメルク社製ZLI
−1840を80重量部と、マゼンタ色の二色性色素で
ある日本感光色素研究所製G−176を1重量部と、親
水性のメチルメタクリレートモノマーを7重量部と、疎
水性のイソブチルメタクリレートを7重量部と、架橋剤
であるエチレングリコールジメタクリレートを1重量部
と、ベンゾイルパーオキサイドを0.2重量部とを混合
・溶解する。このようにして調製した混合液を、ホモジ
ナイザにより、3重量部のポリビニルアルコール及び3
00重量部の純水との混合液中に分散させてエマルジョ
ンを得る。
【0055】このエマルジョンを85℃の温度、500
rpmの攪拌速度で1時間攪拌して、上記モノマー成分
を重合させる。1時間経過後、孔径1μmのフィルタで
濾過し、純水で3回洗浄することにより、平均粒径が6
μmの液晶マイクロカプセル13を得る。
rpmの攪拌速度で1時間攪拌して、上記モノマー成分
を重合させる。1時間経過後、孔径1μmのフィルタで
濾過し、純水で3回洗浄することにより、平均粒径が6
μmの液晶マイクロカプセル13を得る。
【0056】このようにして作製した液晶マイクロカプ
セル13を、平均粒径が0.5μmの酢酸ビニル微粒子
の5%分散液中に、濃度が10%となるように分散させ
ることによりインキを調製する。印刷パターン12は、
以上のようにして得られるインキとして用いて形成する
ことができる。
セル13を、平均粒径が0.5μmの酢酸ビニル微粒子
の5%分散液中に、濃度が10%となるように分散させ
ることによりインキを調製する。印刷パターン12は、
以上のようにして得られるインキとして用いて形成する
ことができる。
【0057】図2に示す個人認証用カード10の真偽判
定は、例えば図3に示す装置を用いて行うことができ
る。図3(a)は、本発明の第1の実施形態に係る個人
認証用カード10の真偽判定に用いられる再生装置を概
略的に示す斜視図であり、図3(b)はA−A面での断
面図である。図3に示す再生装置30は、個人認証用カ
ード10を挿入するための挿入口31を有する筐体32
と、筐体32に設けられ窓部を構成する透明基板33
と、透明基板33の個人認証用カード10と対向する面
に設けられた透明電極15と、筐体32内に取り付けら
れた支持板35と、支持板35上に設けられた電極14
とで主に構成されている。なお、電極14,15は電源
16に接続可能である。
定は、例えば図3に示す装置を用いて行うことができ
る。図3(a)は、本発明の第1の実施形態に係る個人
認証用カード10の真偽判定に用いられる再生装置を概
略的に示す斜視図であり、図3(b)はA−A面での断
面図である。図3に示す再生装置30は、個人認証用カ
ード10を挿入するための挿入口31を有する筐体32
と、筐体32に設けられ窓部を構成する透明基板33
と、透明基板33の個人認証用カード10と対向する面
に設けられた透明電極15と、筐体32内に取り付けら
れた支持板35と、支持板35上に設けられた電極14
とで主に構成されている。なお、電極14,15は電源
16に接続可能である。
【0058】この再生装置30を用いた個人認証用カー
ド10の真偽判定は、例えば、以下の方法で行う。ま
ず、個人認証用カード10を再生装置30の挿入口31
に挿入し、図示しない機構により内部に装填する。な
お、個人認証用カード10は、印刷パターン12が、透
明なガラス或いは樹脂などからなる透明基板33側から
観察できるよう印刷パターン12を透明基板33側にし
て挿入する。次に、電源16から電極14,15間に交
流電圧を印加する。その結果、印刷パターン12を形成
している液晶マイクロカプセル13中の二色性色素分子
の配向方向が変化し、電圧非印加時では鮮明に見えてい
たセキュリティ画像12は、コントラストが低下して見
えにくくなる。このような変化の有無を観察することに
より、個人認証用カード10の真偽を容易に判定するこ
とができる。
ド10の真偽判定は、例えば、以下の方法で行う。ま
ず、個人認証用カード10を再生装置30の挿入口31
に挿入し、図示しない機構により内部に装填する。な
お、個人認証用カード10は、印刷パターン12が、透
明なガラス或いは樹脂などからなる透明基板33側から
観察できるよう印刷パターン12を透明基板33側にし
て挿入する。次に、電源16から電極14,15間に交
流電圧を印加する。その結果、印刷パターン12を形成
している液晶マイクロカプセル13中の二色性色素分子
の配向方向が変化し、電圧非印加時では鮮明に見えてい
たセキュリティ画像12は、コントラストが低下して見
えにくくなる。このような変化の有無を観察することに
より、個人認証用カード10の真偽を容易に判定するこ
とができる。
【0059】なお、基材11上には、電圧印加により色
変化を生じない色材或いはそのような色材のマイクロカ
プセルを用いて、電圧印加により色変化を生ずる印刷パ
ターン12の背景を形成することもできる。例えば、そ
のような背景として、印刷パターン12の電圧非印加時
における色と同じ色の反転パターンを形成した場合、電
圧非印加時には印刷パターン12と背景とは同色である
ため印刷パターン12の存在が悟られにくくなる。すな
わち、印刷パターン12を潜像とすることができる。
変化を生じない色材或いはそのような色材のマイクロカ
プセルを用いて、電圧印加により色変化を生ずる印刷パ
ターン12の背景を形成することもできる。例えば、そ
のような背景として、印刷パターン12の電圧非印加時
における色と同じ色の反転パターンを形成した場合、電
圧非印加時には印刷パターン12と背景とは同色である
ため印刷パターン12の存在が悟られにくくなる。すな
わち、印刷パターン12を潜像とすることができる。
【0060】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図4(a)は、本発明の第2の実施形態に係る
情報記録媒体を概略的に示す平面図であり、図4(b)
はそのB−B線に沿った側面図であり、図4(c)はC
−C線に沿った断面図である。図4に示す情報記録媒体
10は、従業員証のような個人認証用カードであり、基
材11と、基材11の一方の面に形成された凹部に埋め
込まれた中間部材25と、基材11の中間部材25が埋
め込まれた面に設けられた保護膜23とで主に構成され
ている。なお、参照番号24は真偽判定部を示してい
る。図4に示す個人認証用カード10を構成する各部材
について、図5及び図6を参照しながら説明する。
明する。図4(a)は、本発明の第2の実施形態に係る
情報記録媒体を概略的に示す平面図であり、図4(b)
はそのB−B線に沿った側面図であり、図4(c)はC
−C線に沿った断面図である。図4に示す情報記録媒体
10は、従業員証のような個人認証用カードであり、基
材11と、基材11の一方の面に形成された凹部に埋め
込まれた中間部材25と、基材11の中間部材25が埋
め込まれた面に設けられた保護膜23とで主に構成され
ている。なお、参照番号24は真偽判定部を示してい
る。図4に示す個人認証用カード10を構成する各部材
について、図5及び図6を参照しながら説明する。
【0061】図5(a)は図4に示す個人認証用カード
10に用いられる基材11の平面図であり、図5(b)
はそのD−D線に沿った断面図である。また、図6
(a)は図4に示す個人認証用カード10に用いられる
中間部材25の平面図であり、図6(b)は図4に示す
個人認証用カード10に用いられる保護膜23の平面図
である。
10に用いられる基材11の平面図であり、図5(b)
はそのD−D線に沿った断面図である。また、図6
(a)は図4に示す個人認証用カード10に用いられる
中間部材25の平面図であり、図6(b)は図4に示す
個人認証用カード10に用いられる保護膜23の平面図
である。
【0062】図5(a),(b)に示す基材11はプラ
スチックなどからなり、その一方の主面上には、本人の
顔写真などの画像21や、従業員番号、氏名、発行期
日、及び有効期限などの文字22が印刷されている。こ
れら画像21及び文字22からなる印刷パターンは、電
場を作用させても色変化を生じない色材を含有するイン
ク,すなわち従来から使用されている通常のインク,を
用いて形成されたものである。さらに、基材11の画像
21及び文字22が印刷された面には凹部26が設けら
れており、凹部26の底面には電極14が形成されてい
る。
スチックなどからなり、その一方の主面上には、本人の
顔写真などの画像21や、従業員番号、氏名、発行期
日、及び有効期限などの文字22が印刷されている。こ
れら画像21及び文字22からなる印刷パターンは、電
場を作用させても色変化を生じない色材を含有するイン
ク,すなわち従来から使用されている通常のインク,を
用いて形成されたものである。さらに、基材11の画像
21及び文字22が印刷された面には凹部26が設けら
れており、凹部26の底面には電極14が形成されてい
る。
【0063】図6(a)に示す中間部材25は、基材1
1の凹部26に嵌合する平板状の形状を有している。ま
た、中間部材25には開口部27が設けられている。中
間部材25の一方の主面には、セキュリティ画像を構成
するロゴマークのような印刷パターン12が形成されて
いる。セキュリティ画像12は、電場を作用させること
により色変化を生ずる色材を含有するインクを用いて形
成されたものであり、その色材の少なくとも1種とし
て、電場感応性の液晶材料と二色性色素との混合物を透
明薄膜で包含してなる液晶マイクロカプセル13を含有
している。また、中間部材25の他方の主面には、透明
電極15が形成されている。
1の凹部26に嵌合する平板状の形状を有している。ま
た、中間部材25には開口部27が設けられている。中
間部材25の一方の主面には、セキュリティ画像を構成
するロゴマークのような印刷パターン12が形成されて
いる。セキュリティ画像12は、電場を作用させること
により色変化を生ずる色材を含有するインクを用いて形
成されたものであり、その色材の少なくとも1種とし
て、電場感応性の液晶材料と二色性色素との混合物を透
明薄膜で包含してなる液晶マイクロカプセル13を含有
している。また、中間部材25の他方の主面には、透明
電極15が形成されている。
【0064】図6(b)に示す保護膜23は透明樹脂フ
ィルムなどである。保護膜23には、開口部28が設け
られている。この開口部28は、図4に示す個人認証用
カード10において電極14,15を部分的に露出させ
ている。
ィルムなどである。保護膜23には、開口部28が設け
られている。この開口部28は、図4に示す個人認証用
カード10において電極14,15を部分的に露出させ
ている。
【0065】以上の説明から明らかなように、図4に示
す個人認証用カード10の真偽判定部24は、セキュリ
ティ画像12が電極14,15で挟持され、それら電極
14,15は開口部28内で部分的に露出した構造を有
している。したがって、図4に示す個人認証用カード1
0の真偽判定は、交流電源と接続された一対の端子を、
開口部28内で露出する電極14,15にそれぞれ接続
するという極めて簡便な方法で行うことができる。すな
わち、単純な構造の再生装置で真偽判定を行うことが可
能となる。
す個人認証用カード10の真偽判定部24は、セキュリ
ティ画像12が電極14,15で挟持され、それら電極
14,15は開口部28内で部分的に露出した構造を有
している。したがって、図4に示す個人認証用カード1
0の真偽判定は、交流電源と接続された一対の端子を、
開口部28内で露出する電極14,15にそれぞれ接続
するという極めて簡便な方法で行うことができる。すな
わち、単純な構造の再生装置で真偽判定を行うことが可
能となる。
【0066】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図7(a)は、本発明の第3の実施形態に係る
情報記録媒体の電圧非印加時における状態を概略的に示
す平面図であり、図7(b)はその側面図である。ま
た、図8は、図7(a),(b)に示す情報記録媒体の
電圧印加時における状態を概略的に示す平面図である。
明する。図7(a)は、本発明の第3の実施形態に係る
情報記録媒体の電圧非印加時における状態を概略的に示
す平面図であり、図7(b)はその側面図である。ま
た、図8は、図7(a),(b)に示す情報記録媒体の
電圧印加時における状態を概略的に示す平面図である。
【0067】図7及び図8に示す情報記録媒体10は、
例えば従業員証のような個人認証用カードである。個人
認証用カード10は、プラスチックなどからなる情報記
録用の基材11を有しており、その一方の主面上には、
本人の顔写真などの画像21や、従業員番号、氏名、発
行期日、及び有効期限などの文字22が印刷されてい
る。これら画像21及び文字22からなる印刷パターン
は、電場を作用させても色変化を生じない色材を含有す
るインク,すなわち従来から使用されている通常のイン
ク,を用いて形成されたものである。
例えば従業員証のような個人認証用カードである。個人
認証用カード10は、プラスチックなどからなる情報記
録用の基材11を有しており、その一方の主面上には、
本人の顔写真などの画像21や、従業員番号、氏名、発
行期日、及び有効期限などの文字22が印刷されてい
る。これら画像21及び文字22からなる印刷パターン
は、電場を作用させても色変化を生じない色材を含有す
るインク,すなわち従来から使用されている通常のイン
ク,を用いて形成されたものである。
【0068】基材11の画像21及び文字22が印刷さ
れた面には、さらに、セキュリティ画像を構成するロゴ
マーク29が印刷されており、このロゴマーク29はセ
キュリティウインドウとして用いられる印刷パターン1
2によって覆われている。なお、ロゴマーク29は、電
場を作用させても色変化を生じない色材を含有するイン
クを用いて形成されたものである。また、印刷パターン
12は、電場を作用させることにより色変化を生ずる色
材を含有するインクを用いて印刷法により形成されたも
のであり、その色材の少なくとも1種として、電場感応
性の液晶材料と二色性色素との混合物を透明薄膜で包含
してなる液晶マイクロカプセル13を含有している。基
材11の画像21、文字22、ロゴマーク29、及び印
刷パターン12が形成された面には、それらを保護する
ための保護膜23として透明樹脂フィルムなどが接着さ
れている。
れた面には、さらに、セキュリティ画像を構成するロゴ
マーク29が印刷されており、このロゴマーク29はセ
キュリティウインドウとして用いられる印刷パターン1
2によって覆われている。なお、ロゴマーク29は、電
場を作用させても色変化を生じない色材を含有するイン
クを用いて形成されたものである。また、印刷パターン
12は、電場を作用させることにより色変化を生ずる色
材を含有するインクを用いて印刷法により形成されたも
のであり、その色材の少なくとも1種として、電場感応
性の液晶材料と二色性色素との混合物を透明薄膜で包含
してなる液晶マイクロカプセル13を含有している。基
材11の画像21、文字22、ロゴマーク29、及び印
刷パターン12が形成された面には、それらを保護する
ための保護膜23として透明樹脂フィルムなどが接着さ
れている。
【0069】なお、印刷パターン12は、例えば、以下
の方法で作製した液晶マイクロカプセル13を含有する
インクを用いて形成することができる。まず、正の誘電
異方性を有するネマチック液晶であるチッソ社製LIX
ON−5065xxを80重量部と、三井化学社製の黒
色二色性色素S−435を1重量部と、親水性のメチル
メタクリレートモノマーを7重量部と、疎水性のイソブ
チルメタクリレートを7重量部と、架橋剤であるエチレ
ングリコールジメタクリレートを1重量部と、ベンゾイ
ルパーオキサイドを0.2重量部とを混合・溶解する。
このようにして調製した混合液を、ホモジナイザによ
り、3重量部のポリビニルアルコール及び300重量部
の純水との混合液中に分散させてエマルジョンを得る。
の方法で作製した液晶マイクロカプセル13を含有する
インクを用いて形成することができる。まず、正の誘電
異方性を有するネマチック液晶であるチッソ社製LIX
ON−5065xxを80重量部と、三井化学社製の黒
色二色性色素S−435を1重量部と、親水性のメチル
メタクリレートモノマーを7重量部と、疎水性のイソブ
チルメタクリレートを7重量部と、架橋剤であるエチレ
ングリコールジメタクリレートを1重量部と、ベンゾイ
ルパーオキサイドを0.2重量部とを混合・溶解する。
このようにして調製した混合液を、ホモジナイザによ
り、3重量部のポリビニルアルコール及び300重量部
の純水との混合液中に分散させてエマルジョンを得る。
【0070】このエマルジョンを85℃の温度、500
rpmの攪拌速度で1時間攪拌して、上記モノマー成分
を重合させる。1時間経過後、孔径1μmのフィルタで
濾過し、純水で3回洗浄することにより、平均粒径が6
μmの液晶マイクロカプセル13を得る。
rpmの攪拌速度で1時間攪拌して、上記モノマー成分
を重合させる。1時間経過後、孔径1μmのフィルタで
濾過し、純水で3回洗浄することにより、平均粒径が6
μmの液晶マイクロカプセル13を得る。
【0071】このようにして作製した液晶マイクロカプ
セル13を、平均粒径が0.5μmの酢酸ビニル微粒子
の5%分散液中に、濃度が10%となるように分散させ
ることによりインキを調製する。印刷パターン12は、
以上のようにして得られるインキとして用いて形成する
ことができる。
セル13を、平均粒径が0.5μmの酢酸ビニル微粒子
の5%分散液中に、濃度が10%となるように分散させ
ることによりインキを調製する。印刷パターン12は、
以上のようにして得られるインキとして用いて形成する
ことができる。
【0072】図7(a)に示すように、この個人認証用
カード10では、通常、セキュリティウインドウを構成
する印刷パターン12は着色状態にあり、したがって、
印刷パターン12に覆われたロゴマーク29は不可視或
いは識別が困難である。一方、図3に示す再生装置30
を用いて印刷パターン12に電圧を印加すると、セキュ
リティウインドウを構成する印刷パターン12の光吸収
量が減少するため、図8に示すように、印刷パターン1
2に覆われたロゴマーク29が浮き出てくる。このよう
に、印刷パターン12を光シャッタとして用いて真偽判
定を行うことも可能である。
カード10では、通常、セキュリティウインドウを構成
する印刷パターン12は着色状態にあり、したがって、
印刷パターン12に覆われたロゴマーク29は不可視或
いは識別が困難である。一方、図3に示す再生装置30
を用いて印刷パターン12に電圧を印加すると、セキュ
リティウインドウを構成する印刷パターン12の光吸収
量が減少するため、図8に示すように、印刷パターン1
2に覆われたロゴマーク29が浮き出てくる。このよう
に、印刷パターン12を光シャッタとして用いて真偽判
定を行うことも可能である。
【0073】以上説明した第1〜第3の実施形態では、
情報記録媒体の真偽判定に印刷パターンの色変化を利用
した。それに対し、以下に説明する第4及び第5の実施
形態では、情報記録媒体の真偽判定に印刷パターンの誘
電率変化を利用する。
情報記録媒体の真偽判定に印刷パターンの色変化を利用
した。それに対し、以下に説明する第4及び第5の実施
形態では、情報記録媒体の真偽判定に印刷パターンの誘
電率変化を利用する。
【0074】液晶分子は、平均的な分子軸の方向である
配向方向に応じて誘電率が異なる性質,所謂、誘電率異
方性,を有している。第4の実施形態では、この誘電率
異方性を有する色材と誘電率異方性を有していない通常
の色材とを用いて印刷パターンを形成する。まずは、第
4の実施形態で利用する原理について説明する。図9
(a)〜(c)は、それぞれ、本発明の第4の実施形態
で用いられる液晶マイクロカプセル中の液晶分子の電磁
場非作用時における配向状態を概略的に示す図である。
なお、図9(a)〜(c)に示す液晶マイクロカプセル
13は、基材上に形成された印刷パターンを構成するも
のであり、図中、横方向を基材の主面と平行な方向とし
て描かれている。
配向方向に応じて誘電率が異なる性質,所謂、誘電率異
方性,を有している。第4の実施形態では、この誘電率
異方性を有する色材と誘電率異方性を有していない通常
の色材とを用いて印刷パターンを形成する。まずは、第
4の実施形態で利用する原理について説明する。図9
(a)〜(c)は、それぞれ、本発明の第4の実施形態
で用いられる液晶マイクロカプセル中の液晶分子の電磁
場非作用時における配向状態を概略的に示す図である。
なお、図9(a)〜(c)に示す液晶マイクロカプセル
13は、基材上に形成された印刷パターンを構成するも
のであり、図中、横方向を基材の主面と平行な方向とし
て描かれている。
【0075】また、図10(a)〜(d)は、それぞ
れ、本発明の第4の実施形態で利用する原理を説明する
ための概略的な図である。図10(a)〜(d)のそれ
ぞれにおいて、左側は電磁場を形成していない場合の液
晶分子の配向状態を示し、右側は電磁場を形成した場合
の液晶分子の配向状態を示している。また、参照番号4
0は情報記録媒体を示し、参照番号44,45は液晶マ
イクロカプセル13と通常の色材とを含有する印刷パタ
ーンに誘電率分布を発生させるための電極を示し、参照
番号46,47はその誘電率分布を読み取るための電極
を示している。なお、図10(a)及び図10(c)に
おいて、誘電率分布発生用の電極44,45は、読み取
り用の電極46,47を兼ねている。
れ、本発明の第4の実施形態で利用する原理を説明する
ための概略的な図である。図10(a)〜(d)のそれ
ぞれにおいて、左側は電磁場を形成していない場合の液
晶分子の配向状態を示し、右側は電磁場を形成した場合
の液晶分子の配向状態を示している。また、参照番号4
0は情報記録媒体を示し、参照番号44,45は液晶マ
イクロカプセル13と通常の色材とを含有する印刷パタ
ーンに誘電率分布を発生させるための電極を示し、参照
番号46,47はその誘電率分布を読み取るための電極
を示している。なお、図10(a)及び図10(c)に
おいて、誘電率分布発生用の電極44,45は、読み取
り用の電極46,47を兼ねている。
【0076】図9(a)〜(c)に示す液晶マイクロカ
プセル13は、液晶分子41を透明被膜のような被膜4
2で包含した構造を有している。液晶マイクロカプセル
13の誘電率は液晶分子41の配向状態に依存して変化
し、電磁場非作用時における液晶分子41の配向状態
は、被膜42の液晶配向規制方向に依存する。
プセル13は、液晶分子41を透明被膜のような被膜4
2で包含した構造を有している。液晶マイクロカプセル
13の誘電率は液晶分子41の配向状態に依存して変化
し、電磁場非作用時における液晶分子41の配向状態
は、被膜42の液晶配向規制方向に依存する。
【0077】例えば、被膜42が膜面に沿った液晶配向
規制力を有している場合、液晶分子41は、通常、図9
(a)に示すように、基材11の主面に平行にほぼ一様
に配向する。すなわち、基材11の主面に平行なバイポ
ーラ型の配向状態となる。
規制力を有している場合、液晶分子41は、通常、図9
(a)に示すように、基材11の主面に平行にほぼ一様
に配向する。すなわち、基材11の主面に平行なバイポ
ーラ型の配向状態となる。
【0078】外部から電磁場を作用させると、液晶分子
の長軸方向の誘電率と端軸方向の誘電率との差であるΔ
εが正である液晶分子はその長軸方向が電磁場の方向と
平行となるように配向し、一方、Δεが負である液晶分
子はその短軸方向が電磁場の方向と平行となるように配
列する。
の長軸方向の誘電率と端軸方向の誘電率との差であるΔ
εが正である液晶分子はその長軸方向が電磁場の方向と
平行となるように配向し、一方、Δεが負である液晶分
子はその短軸方向が電磁場の方向と平行となるように配
列する。
【0079】したがって、液晶分子41が電磁場非形成
時に図9(a)に示す配向状態をとる場合、Δεが正の
液晶材料を用い、基材11の主面に垂直に電磁場を作用
させて誘電率分布を発生させる構造を採用すれば、図1
0(a)に示すように液晶分子の配向状態を変化させる
ことができる。また、液晶分子41が電磁場非形成時に
図9(a)に示す配向状態をとる場合、Δεが負の液晶
材料を用い、基材11の主面に平行に電磁場を作用させ
て誘電率分布を発生させる構造を採用すれば、図10
(b)に示すように液晶分子の配向状態を変化させるこ
とができる。なお、電磁場の方向は、図10(a)に示
すように基材11の主面に垂直な方向とするのが容易で
あるが、磁場を非接触で作用させる場合は図10(b)
に示すように基材11の主面に平行とすることもでき
る。
時に図9(a)に示す配向状態をとる場合、Δεが正の
液晶材料を用い、基材11の主面に垂直に電磁場を作用
させて誘電率分布を発生させる構造を採用すれば、図1
0(a)に示すように液晶分子の配向状態を変化させる
ことができる。また、液晶分子41が電磁場非形成時に
図9(a)に示す配向状態をとる場合、Δεが負の液晶
材料を用い、基材11の主面に平行に電磁場を作用させ
て誘電率分布を発生させる構造を採用すれば、図10
(b)に示すように液晶分子の配向状態を変化させるこ
とができる。なお、電磁場の方向は、図10(a)に示
すように基材11の主面に垂直な方向とするのが容易で
あるが、磁場を非接触で作用させる場合は図10(b)
に示すように基材11の主面に平行とすることもでき
る。
【0080】また、被膜42が膜面に垂直な液晶配向規
制力を有している場合、液晶分子41は、図9(b)に
示すように基材11の主面に垂直にほぼ一様に配向する
(アキシャル型の配向状態となる)か、或いは図9
(c)に示すように放射状に配列する(ラジアル型の配
向状態となる)。液晶分子41が電磁場非形成時にこの
ような配向状態をとる場合、Δεが負の液晶材料を用
い、基材11の主面に垂直に電磁場を作用させて誘電率
分布を発生させる構造を採用すれば、図10(c)に示
すように液晶分子の配向状態を変化させることができ
る。また、液晶分子41が電磁場非形成時にアキシャル
型或いはラジアル型の配向状態をとる場合、Δεが正の
液晶材料を用い、基材11の主面に平行に電磁場を作用
させて誘電率分布を発生させる構造を採用すれば、図1
0(d)に示すように液晶分子の配向状態を変化させる
ことができる。
制力を有している場合、液晶分子41は、図9(b)に
示すように基材11の主面に垂直にほぼ一様に配向する
(アキシャル型の配向状態となる)か、或いは図9
(c)に示すように放射状に配列する(ラジアル型の配
向状態となる)。液晶分子41が電磁場非形成時にこの
ような配向状態をとる場合、Δεが負の液晶材料を用
い、基材11の主面に垂直に電磁場を作用させて誘電率
分布を発生させる構造を採用すれば、図10(c)に示
すように液晶分子の配向状態を変化させることができ
る。また、液晶分子41が電磁場非形成時にアキシャル
型或いはラジアル型の配向状態をとる場合、Δεが正の
液晶材料を用い、基材11の主面に平行に電磁場を作用
させて誘電率分布を発生させる構造を採用すれば、図1
0(d)に示すように液晶分子の配向状態を変化させる
ことができる。
【0081】したがって、液晶分子41の電磁場非形成
時の配向状態に応じて図10(a)〜(d)のいずれか
の構成を適宜採用し、電磁場非形成時における液晶マイ
クロカプセル13の基材11の主面に垂直な方向の誘電
率と通常の色材(誘電率異方性を有していない)の誘電
率とをほぼ一致させれば、所定の電磁場を作用させたと
きにのみ誘電率分布を発生させることができる。
時の配向状態に応じて図10(a)〜(d)のいずれか
の構成を適宜採用し、電磁場非形成時における液晶マイ
クロカプセル13の基材11の主面に垂直な方向の誘電
率と通常の色材(誘電率異方性を有していない)の誘電
率とをほぼ一致させれば、所定の電磁場を作用させたと
きにのみ誘電率分布を発生させることができる。
【0082】このような誘電率分布は、図11に示す原
理で読み取ることができる。図11(a)〜(c)は、
それぞれ、本発明の第4の実施形態に係る真偽判定方法
で利用する誘電率分布を読み取る原理を概略的に示す図
である。なお、図11(a)〜(c)のそれぞれにおい
て、参照番号48は、誘電率分布を読み取ることにより
得られる波形を示している。また、図11(a)〜
(c)のそれぞれにおいて、読み取り用の電極46,4
7は、誘電率分布発生用の電極44,45を兼ねてい
る。
理で読み取ることができる。図11(a)〜(c)は、
それぞれ、本発明の第4の実施形態に係る真偽判定方法
で利用する誘電率分布を読み取る原理を概略的に示す図
である。なお、図11(a)〜(c)のそれぞれにおい
て、参照番号48は、誘電率分布を読み取ることにより
得られる波形を示している。また、図11(a)〜
(c)のそれぞれにおいて、読み取り用の電極46,4
7は、誘電率分布発生用の電極44,45を兼ねてい
る。
【0083】図11(a)に示すように、電極46,4
7間に所定の電圧を印加しつつ、液晶マイクロカプセル
13と通常の色材43とを含有する印刷パターンに対し
て電極15を接触させて走査すると、通常の色材43の
誘電率は変化しないのに対し、電極46,47間の液晶
マイクロカプセル13の誘電率は常態から変化する。し
たがって、液晶マイクロカプセル13と通常の色材43
とに応じた誘電率分布は、図11(a)に示す正弦波状
の波形48として観測することができる。
7間に所定の電圧を印加しつつ、液晶マイクロカプセル
13と通常の色材43とを含有する印刷パターンに対し
て電極15を接触させて走査すると、通常の色材43の
誘電率は変化しないのに対し、電極46,47間の液晶
マイクロカプセル13の誘電率は常態から変化する。し
たがって、液晶マイクロカプセル13と通常の色材43
とに応じた誘電率分布は、図11(a)に示す正弦波状
の波形48として観測することができる。
【0084】また、図11(b)に示すように、電極4
6,47の少なくとも一方をマトリクス状とすることも
できる。液晶マイクロカプセル13と通常の色材43と
に応じた誘電率分布は、図11(b)に示す矩形波状の
波形48として観測することができる。
6,47の少なくとも一方をマトリクス状とすることも
できる。液晶マイクロカプセル13と通常の色材43と
に応じた誘電率分布は、図11(b)に示す矩形波状の
波形48として観測することができる。
【0085】さらに、図11(c)に示すように、印刷
パターンと電極47とを離間させて走査することによ
り、誘電率分布を静電荷分布として読み取ってもよい。
この場合、読み取りの前に、コロナ放電等により印刷パ
ターン表面に静電荷を導入することにより、高い信号レ
ベルを実現することができる。
パターンと電極47とを離間させて走査することによ
り、誘電率分布を静電荷分布として読み取ってもよい。
この場合、読み取りの前に、コロナ放電等により印刷パ
ターン表面に静電荷を導入することにより、高い信号レ
ベルを実現することができる。
【0086】上述のように、図11(a)〜(c)のそ
れぞれにおいて、読み取り用の電極46,47は、誘電
率分布発生用の電極44,45を兼ねている。これは、
例えば、誘電率分布発生用の電場の波形を高電圧且つ直
流或いは低周波の波形とし、読み取り用の電場の波形を
低電圧且つ高周波の波形として、一対の電極46,47
間に分布発生用の電圧と読み取り用の電圧とを同時に印
加すること,すなわち、分布発生用の電場の波形に読み
取り用の電場の波形を重畳すること,により実現するこ
とができる。図12に、その一例を示す。
れぞれにおいて、読み取り用の電極46,47は、誘電
率分布発生用の電極44,45を兼ねている。これは、
例えば、誘電率分布発生用の電場の波形を高電圧且つ直
流或いは低周波の波形とし、読み取り用の電場の波形を
低電圧且つ高周波の波形として、一対の電極46,47
間に分布発生用の電圧と読み取り用の電圧とを同時に印
加すること,すなわち、分布発生用の電場の波形に読み
取り用の電場の波形を重畳すること,により実現するこ
とができる。図12に、その一例を示す。
【0087】図12(a)は、誘電率分布発生用の電圧
の波形の一例を示すグラフであり、図12(b)は、図
12(a)に示す誘電率分布発生用の電圧の波形に読み
取り用の電場の波形を重畳することにより得られる波形
の一例を示すグラフである。なお、図中、横軸は時間を
示し、縦軸は電圧を示している。図12(b)に示すよ
うな波形の電圧を電極46,47間に印加すれば、電極
44,45は不要となる。
の波形の一例を示すグラフであり、図12(b)は、図
12(a)に示す誘電率分布発生用の電圧の波形に読み
取り用の電場の波形を重畳することにより得られる波形
の一例を示すグラフである。なお、図中、横軸は時間を
示し、縦軸は電圧を示している。図12(b)に示すよ
うな波形の電圧を電極46,47間に印加すれば、電極
44,45は不要となる。
【0088】以上説明したように、本実施形態では、誘
電率異方性を有する第1の色材と誘電率異方性を有して
いない第2の色材とを用いて印刷パターンを形成し、常
態における第1の色材の誘電率と第2の色材の誘電率を
ほぼ一致させる。そのため、電磁場を作用させていない
状態では誘電率分布は生じず、所定の電磁場を作用させ
ることにより誘電率分布が発生し、この誘電率分布は電
磁場を除去することにより消滅する。したがって、単に
誘電率が互いに異なる複数の色材を用いて印刷パターン
を形成する場合に比べて、より優れた偽造防止性を実現
することができる。
電率異方性を有する第1の色材と誘電率異方性を有して
いない第2の色材とを用いて印刷パターンを形成し、常
態における第1の色材の誘電率と第2の色材の誘電率を
ほぼ一致させる。そのため、電磁場を作用させていない
状態では誘電率分布は生じず、所定の電磁場を作用させ
ることにより誘電率分布が発生し、この誘電率分布は電
磁場を除去することにより消滅する。したがって、単に
誘電率が互いに異なる複数の色材を用いて印刷パターン
を形成する場合に比べて、より優れた偽造防止性を実現
することができる。
【0089】本実施形態において、誘電率異方性を有す
る第1の色材と誘電率異方性を有していない第2の色材
とが形成する印刷パターンは、例えば図13に示す構造
を有することができる。
る第1の色材と誘電率異方性を有していない第2の色材
とが形成する印刷パターンは、例えば図13に示す構造
を有することができる。
【0090】図13(a)は本発明の第4の実施形態に
係る情報記録媒体の印刷パターンの一例を概略的に示す
図であり、図13(b)は本発明の第4の実施形態に係
る情報記録媒体の印刷パターンの他の例を概略的に示す
図である。印刷パターン12が、図13(a)に示すよ
うに誘電率異方性を有する第1の色材である液晶マイク
ロカプセル13と誘電率異方性を有していない第2の色
材43とが並置された構造を有する場合、或いは図13
(b)に示すように第2の色材43が形成する層の表面
の一部に液晶マイクロカプセル13が埋め込まれている
構造を有する場合、誘電率分布の再生品質が向上する。
係る情報記録媒体の印刷パターンの一例を概略的に示す
図であり、図13(b)は本発明の第4の実施形態に係
る情報記録媒体の印刷パターンの他の例を概略的に示す
図である。印刷パターン12が、図13(a)に示すよ
うに誘電率異方性を有する第1の色材である液晶マイク
ロカプセル13と誘電率異方性を有していない第2の色
材43とが並置された構造を有する場合、或いは図13
(b)に示すように第2の色材43が形成する層の表面
の一部に液晶マイクロカプセル13が埋め込まれている
構造を有する場合、誘電率分布の再生品質が向上する。
【0091】以上説明した原理を用いることにより、図
14に示す情報記録媒体を実現することができる。図1
4(a)は、本発明の第4の実施形態に係る情報記録媒
体の一例を概略的に示す平面図であり、図14(b)は
そのE−E線に沿った断面図である。図14に示す情報
記録媒体40は、例えば従業員証のような個人認証用カ
ードである。個人認証用カード40は、プラスチックな
どからなる情報記録用の基材11を有しており、その一
方の主面上には、本人の顔写真などの画像21や、従業
員番号、氏名、発行期日、及び有効期限などの文字22
が印刷されている。これら画像21及び文字22からな
る印刷パターンは、電場を作用させても色変化を生じな
い色材を含有するインク,すなわち従来から使用されて
いる通常のインク,を用いて形成されたものである。
14に示す情報記録媒体を実現することができる。図1
4(a)は、本発明の第4の実施形態に係る情報記録媒
体の一例を概略的に示す平面図であり、図14(b)は
そのE−E線に沿った断面図である。図14に示す情報
記録媒体40は、例えば従業員証のような個人認証用カ
ードである。個人認証用カード40は、プラスチックな
どからなる情報記録用の基材11を有しており、その一
方の主面上には、本人の顔写真などの画像21や、従業
員番号、氏名、発行期日、及び有効期限などの文字22
が印刷されている。これら画像21及び文字22からな
る印刷パターンは、電場を作用させても色変化を生じな
い色材を含有するインク,すなわち従来から使用されて
いる通常のインク,を用いて形成されたものである。
【0092】基材11には矩形状の開口部が設けられて
おり、この開口部には光反射性の電極46が嵌め込まれ
ている。電極46上には、セキュリティ画像を構成する
印刷パターン52がバーコードパターンとして形成され
ている。この印刷パターン52は、液晶マイクロカプセ
ル13を含有するインクを用いて形成されたものであ
る。基材11の画像21、文字22、及び印刷パターン
52が形成された面には、それらを保護するための保護
膜23として透明樹脂フィルムなどが接着されている。
おり、この開口部には光反射性の電極46が嵌め込まれ
ている。電極46上には、セキュリティ画像を構成する
印刷パターン52がバーコードパターンとして形成され
ている。この印刷パターン52は、液晶マイクロカプセ
ル13を含有するインクを用いて形成されたものであ
る。基材11の画像21、文字22、及び印刷パターン
52が形成された面には、それらを保護するための保護
膜23として透明樹脂フィルムなどが接着されている。
【0093】なお、印刷パターン52は、例えば、以下
の方法で作製した液晶マイクロカプセル13を含有する
インクを用いて形成することができる。まず、正の誘電
異方性を有するネマチック液晶であるメルク社製ZLI
−1840を81重量部と、親水性のメチルメタクリレ
ートモノマーを7重量部と、疎水性のイソブチルメタク
リレートを7重量部と、架橋剤であるエチレングリコー
ルジメタクリレートを1重量部と、ベンゾイルパーオキ
サイドを0.2重量部とを混合・溶解する。このように
して調製した混合液を、ホモジナイザにより、3重量部
のポリビニルアルコール及び300重量部の純水との混
合液中に分散させてエマルジョンを得る。
の方法で作製した液晶マイクロカプセル13を含有する
インクを用いて形成することができる。まず、正の誘電
異方性を有するネマチック液晶であるメルク社製ZLI
−1840を81重量部と、親水性のメチルメタクリレ
ートモノマーを7重量部と、疎水性のイソブチルメタク
リレートを7重量部と、架橋剤であるエチレングリコー
ルジメタクリレートを1重量部と、ベンゾイルパーオキ
サイドを0.2重量部とを混合・溶解する。このように
して調製した混合液を、ホモジナイザにより、3重量部
のポリビニルアルコール及び300重量部の純水との混
合液中に分散させてエマルジョンを得る。
【0094】このエマルジョンを85℃の温度、500
rpmの攪拌速度で1時間攪拌して、上記モノマー成分
を重合させる。1時間経過後、孔径1μmのフィルタで
濾過し、純水で3回洗浄することにより、平均粒径が6
μmの液晶マイクロカプセル13を得る。
rpmの攪拌速度で1時間攪拌して、上記モノマー成分
を重合させる。1時間経過後、孔径1μmのフィルタで
濾過し、純水で3回洗浄することにより、平均粒径が6
μmの液晶マイクロカプセル13を得る。
【0095】このようにして作製した液晶マイクロカプ
セル13を、平均粒径が0.5μmの酢酸ビニル微粒子
の5%分散液中に、濃度が10%となるように分散させ
ることによりインキを調製する。印刷パターン12は、
以上のようにして得られるインキとして用いて形成する
ことができる。
セル13を、平均粒径が0.5μmの酢酸ビニル微粒子
の5%分散液中に、濃度が10%となるように分散させ
ることによりインキを調製する。印刷パターン12は、
以上のようにして得られるインキとして用いて形成する
ことができる。
【0096】図14に示す個人認証用カード40の真偽
判定は、例えば図15に示す装置を用いて行うことがで
きる。図15(a)は図14に示す個人認証用カードの
真偽判定に用いられる再生装置の一例を概略的に示す斜
視図であり、図15(b)は図15(a)に示す装置の
F−F面での断面構造を概略的に示す図であり、図15
(c)は図15(a)に示す装置のG−G面での断面構
造を概略的に示す図である。図15に示す再生装置60
は、個人認証用カード40を挿入するための挿入口61
が設けられた筐体62を有している。また、筐体62に
は、個人認証用カード40に印刷パターン52として記
録された情報を数字等として表示する表示部68が設け
られている。筐体62内には、交流電源16、それぞれ
交流電源16と接続された電極46,47、並びに交流
電源16及び表示部68と接続されたデータ処理部63
が収容されている。
判定は、例えば図15に示す装置を用いて行うことがで
きる。図15(a)は図14に示す個人認証用カードの
真偽判定に用いられる再生装置の一例を概略的に示す斜
視図であり、図15(b)は図15(a)に示す装置の
F−F面での断面構造を概略的に示す図であり、図15
(c)は図15(a)に示す装置のG−G面での断面構
造を概略的に示す図である。図15に示す再生装置60
は、個人認証用カード40を挿入するための挿入口61
が設けられた筐体62を有している。また、筐体62に
は、個人認証用カード40に印刷パターン52として記
録された情報を数字等として表示する表示部68が設け
られている。筐体62内には、交流電源16、それぞれ
交流電源16と接続された電極46,47、並びに交流
電源16及び表示部68と接続されたデータ処理部63
が収容されている。
【0097】この再生装置60を用いた個人認証用カー
ド40の真偽判定は、例えば、以下の方法で行う。ま
ず、個人認証用カード40を再生装置60の挿入口61
に挿入し、個人認証用カード40の印刷パターン52を
電極46,47で挟持する。次に、電源16から電極4
6,47間に図12(b)に示す波形の交流電圧を印加
しつつ、電極47を10cm/秒の速度で移動させる。
これにより、電極46,47間で印刷パターン52を構
成する液晶マイクロカプセル13中の液晶分子41の配
向方向が変化し、それに伴い電極46,47間の容量が
変化する。
ド40の真偽判定は、例えば、以下の方法で行う。ま
ず、個人認証用カード40を再生装置60の挿入口61
に挿入し、個人認証用カード40の印刷パターン52を
電極46,47で挟持する。次に、電源16から電極4
6,47間に図12(b)に示す波形の交流電圧を印加
しつつ、電極47を10cm/秒の速度で移動させる。
これにより、電極46,47間で印刷パターン52を構
成する液晶マイクロカプセル13中の液晶分子41の配
向方向が変化し、それに伴い電極46,47間の容量が
変化する。
【0098】データ処理部63では、電極46,47間
の電位波形と同時刻の交流電源16の電位波形とを比較
し、その差から変位電流によるデジタル信号を検出し、
このデジタル信号を所定のデコード処理により数列情報
へと変換する。得られた数列情報は表示部68に表示さ
れる。例えば、表示部68に表示された数列と個人認証
用カード40に文字22として印刷された情報とを比較
することにより、その個人認証用カード40の真偽判定
を行うことができる。
の電位波形と同時刻の交流電源16の電位波形とを比較
し、その差から変位電流によるデジタル信号を検出し、
このデジタル信号を所定のデコード処理により数列情報
へと変換する。得られた数列情報は表示部68に表示さ
れる。例えば、表示部68に表示された数列と個人認証
用カード40に文字22として印刷された情報とを比較
することにより、その個人認証用カード40の真偽判定
を行うことができる。
【0099】また、上述した原理を用いることにより、
図16に示す情報記録媒体を実現することができる。図
16(a)は、本発明の第4の実施形態に係る情報記録
媒体の他の例を概略的に示す平面図であり、図16
(b)はそのH−H線に沿った断面図である。図16に
示す情報記録媒体40は、例えば従業員証のような個人
認証用カードである。個人認証用カード40は、プラス
チックなどからなる情報記録用の基材11を有してお
り、その一方の主面上には、本人の顔写真などの画像2
1や、従業員番号、氏名、発行期日、及び有効期限など
の文字22が印刷されている。これら画像21及び文字
22からなる印刷パターンは、電磁場を作用させても色
変化を生じない色材を含有するインク,すなわち従来か
ら使用されている通常のインク,を用いて形成されたも
のである。
図16に示す情報記録媒体を実現することができる。図
16(a)は、本発明の第4の実施形態に係る情報記録
媒体の他の例を概略的に示す平面図であり、図16
(b)はそのH−H線に沿った断面図である。図16に
示す情報記録媒体40は、例えば従業員証のような個人
認証用カードである。個人認証用カード40は、プラス
チックなどからなる情報記録用の基材11を有してお
り、その一方の主面上には、本人の顔写真などの画像2
1や、従業員番号、氏名、発行期日、及び有効期限など
の文字22が印刷されている。これら画像21及び文字
22からなる印刷パターンは、電磁場を作用させても色
変化を生じない色材を含有するインク,すなわち従来か
ら使用されている通常のインク,を用いて形成されたも
のである。
【0100】基材11には矩形状の開口部が設けられて
おり、この開口部には光反射性の電極46が嵌め込まれ
ている。電極46上には、ロゴマーク71が通常の黒イ
ンクを用いて印刷されており、さらにこのロゴマーク7
1上に、セキュリティ画像を構成する印刷パターン52
がロゴマーク71と一致するパターンで形成されてい
る。この印刷パターン52は、液晶マイクロカプセル1
3を含有するインクを用いて形成されたものである。基
材11の画像21、文字22、及び印刷パターン52が
形成された面には、さらに、それらを保護するための保
護膜23として透明樹脂フィルムなどが接着されてい
る。
おり、この開口部には光反射性の電極46が嵌め込まれ
ている。電極46上には、ロゴマーク71が通常の黒イ
ンクを用いて印刷されており、さらにこのロゴマーク7
1上に、セキュリティ画像を構成する印刷パターン52
がロゴマーク71と一致するパターンで形成されてい
る。この印刷パターン52は、液晶マイクロカプセル1
3を含有するインクを用いて形成されたものである。基
材11の画像21、文字22、及び印刷パターン52が
形成された面には、さらに、それらを保護するための保
護膜23として透明樹脂フィルムなどが接着されてい
る。
【0101】印刷パターン52は、例えば、以下の方法
で作製した液晶マイクロカプセル13を含有するインク
を用いて形成することができる。まず、正の誘電異方性
を有するネマチック液晶であるチッソ社製LIXON−
5065xxを80重量部と、三井化学社製の黒色二色
性色素S−435を1重量部と、親水性のメチルメタク
リレートモノマーを7重量部と、疎水性のイソブチルメ
タクリレートを7重量部と、架橋剤であるエチレングリ
コールジメタクリレートを1重量部と、ベンゾイルパー
オキサイドを0.2重量部とを混合・溶解する。このよ
うにして調製した混合液を、ホモジナイザにより、3重
量部のポリビニルアルコール及び300重量部の純水と
の混合液中に分散させてエマルジョンを得る。
で作製した液晶マイクロカプセル13を含有するインク
を用いて形成することができる。まず、正の誘電異方性
を有するネマチック液晶であるチッソ社製LIXON−
5065xxを80重量部と、三井化学社製の黒色二色
性色素S−435を1重量部と、親水性のメチルメタク
リレートモノマーを7重量部と、疎水性のイソブチルメ
タクリレートを7重量部と、架橋剤であるエチレングリ
コールジメタクリレートを1重量部と、ベンゾイルパー
オキサイドを0.2重量部とを混合・溶解する。このよ
うにして調製した混合液を、ホモジナイザにより、3重
量部のポリビニルアルコール及び300重量部の純水と
の混合液中に分散させてエマルジョンを得る。
【0102】このエマルジョンを85℃の温度、500
rpmの攪拌速度で1時間攪拌して、上記モノマー成分
を重合させる。1時間経過後、孔径1μmのフィルタで
濾過し、純水で3回洗浄することにより、平均粒径が6
μmの液晶マイクロカプセル13を得る。
rpmの攪拌速度で1時間攪拌して、上記モノマー成分
を重合させる。1時間経過後、孔径1μmのフィルタで
濾過し、純水で3回洗浄することにより、平均粒径が6
μmの液晶マイクロカプセル13を得る。
【0103】このようにして作製した液晶マイクロカプ
セル13を、平均粒径が0.5μmの酢酸ビニル微粒子
の5%分散液中に、濃度が10%となるように分散させ
ることによりインキを調製する。印刷パターン52は、
以上のようにして得られるインキとして用いて形成する
ことができる。
セル13を、平均粒径が0.5μmの酢酸ビニル微粒子
の5%分散液中に、濃度が10%となるように分散させ
ることによりインキを調製する。印刷パターン52は、
以上のようにして得られるインキとして用いて形成する
ことができる。
【0104】図16に示す個人認証用カード40の真偽
判定は、例えば図17に示す装置を用いて行うことがで
きる。図17(a)は図16に示す個人認証用カード4
0の真偽判定に用いられる再生装置の一例を概略的に示
す斜視図であり、図17(b)は図17(a)に示す装
置の断面構造を概略的に示す図である。図17に示す再
生装置80は、開閉部83が取り付けられた筐体82を
有しており、開閉部83にはマトリクス状のアレイ電極
47が設けられている。筐体82には、個人認証用カー
ド40に印刷パターン52として記録された情報を数字
等として表示する表示部88が外付けされている。ま
た、筐体82内には、上部に電極46が設けられ昇降機
能を有する検査台84、電極46,47と接続された検
出部85、検出部85と接続されたデータ処理部86、
及び静電ガン87が収容されている。なお、アレイ電極
47を構成する複数の個別電極は、図示しない引き回し
線を介して個々に検出部85と接続されている。
判定は、例えば図17に示す装置を用いて行うことがで
きる。図17(a)は図16に示す個人認証用カード4
0の真偽判定に用いられる再生装置の一例を概略的に示
す斜視図であり、図17(b)は図17(a)に示す装
置の断面構造を概略的に示す図である。図17に示す再
生装置80は、開閉部83が取り付けられた筐体82を
有しており、開閉部83にはマトリクス状のアレイ電極
47が設けられている。筐体82には、個人認証用カー
ド40に印刷パターン52として記録された情報を数字
等として表示する表示部88が外付けされている。ま
た、筐体82内には、上部に電極46が設けられ昇降機
能を有する検査台84、電極46,47と接続された検
出部85、検出部85と接続されたデータ処理部86、
及び静電ガン87が収容されている。なお、アレイ電極
47を構成する複数の個別電極は、図示しない引き回し
線を介して個々に検出部85と接続されている。
【0105】この再生装置80を用いた個人認証用カー
ド40の真偽判定は、例えば、以下の方法で行う。ま
ず、個人認証用カード40を検査台84上に載置する。
次に、開閉部83を閉じ、検査台84を下方に移動させ
る。その後、アレイ電極47を接地した状態で、静電ガ
ン87により個人認証用カード40の表面に静電荷を導
入する。
ド40の真偽判定は、例えば、以下の方法で行う。ま
ず、個人認証用カード40を検査台84上に載置する。
次に、開閉部83を閉じ、検査台84を下方に移動させ
る。その後、アレイ電極47を接地した状態で、静電ガ
ン87により個人認証用カード40の表面に静電荷を導
入する。
【0106】次に、アレイ電極47を開放状態とした
後、検査台84を上昇させて個人認証用カード40とア
レイ電極47とを接触させる。その後、アレイ電極47
を構成する各個別電極について、対向電極に接続するこ
とにより流れる電流値を積算する。このようにして、各
個別電極の位置に対応した電荷量分布を得る。
後、検査台84を上昇させて個人認証用カード40とア
レイ電極47とを接触させる。その後、アレイ電極47
を構成する各個別電極について、対向電極に接続するこ
とにより流れる電流値を積算する。このようにして、各
個別電極の位置に対応した電荷量分布を得る。
【0107】次に、例えば、電荷量が所定の閾値以上で
ある位置を黒、電荷量がその閾値未満である位置を白と
して、上述した方法で得られた電荷量分布を表示部88
に表示する。表示部88に表示された画像と通常の黒イ
ンクで印刷されたロゴマーク71とが一致するか否か
で、個人認証用カード40の真偽を判定することができ
る。
ある位置を黒、電荷量がその閾値未満である位置を白と
して、上述した方法で得られた電荷量分布を表示部88
に表示する。表示部88に表示された画像と通常の黒イ
ンクで印刷されたロゴマーク71とが一致するか否か
で、個人認証用カード40の真偽を判定することができ
る。
【0108】次に、本発明の第5の実施形態について説
明する。第5の実施形態では、第4の実施形態と同様に
情報記録用基材上に電磁場を作用させることにより誘電
率の変化を生ずる色材として液晶マイクロカプセルを含
有する印刷パターンが設けられるのに加え、情報記録用
基材上に電極パターンがその少なくとも一部が印刷パタ
ーンの一部と情報記録用基材との間に介在するように設
けられる。すなわち、本実施形態では、液晶マイクロカ
プセルを含有する印刷パターンは、情報記録用基材の電
極パターンが形成された領域上と電極パターンが形成さ
れていない領域上とにまたがって形成される。
明する。第5の実施形態では、第4の実施形態と同様に
情報記録用基材上に電磁場を作用させることにより誘電
率の変化を生ずる色材として液晶マイクロカプセルを含
有する印刷パターンが設けられるのに加え、情報記録用
基材上に電極パターンがその少なくとも一部が印刷パタ
ーンの一部と情報記録用基材との間に介在するように設
けられる。すなわち、本実施形態では、液晶マイクロカ
プセルを含有する印刷パターンは、情報記録用基材の電
極パターンが形成された領域上と電極パターンが形成さ
れていない領域上とにまたがって形成される。
【0109】このような構造を採用した場合、印刷パタ
ーンの電極パターン上に位置している部分のみに誘電率
変化を生じさせることができる。したがって、印刷パタ
ーンの電極パターン上に位置している部分と他の部分と
で誘電率分布を形成して、印刷パターンとして記録され
た情報を読み取ることができる。
ーンの電極パターン上に位置している部分のみに誘電率
変化を生じさせることができる。したがって、印刷パタ
ーンの電極パターン上に位置している部分と他の部分と
で誘電率分布を形成して、印刷パターンとして記録され
た情報を読み取ることができる。
【0110】第5の実施形態において、情報記録用基材
上に形成する電極パターンは、連続した形状であること
が好ましい。この場合、電圧印加を1箇所で行うことが
できる。また、第5の実施形態において、液晶マイクロ
カプセルは二色性色素等により着色されていてもよく、
或いは着色されていなくともよい。前者の場合、液晶マ
イクロカプセルを用いて視認可能な画像を形成すること
ができる。
上に形成する電極パターンは、連続した形状であること
が好ましい。この場合、電圧印加を1箇所で行うことが
できる。また、第5の実施形態において、液晶マイクロ
カプセルは二色性色素等により着色されていてもよく、
或いは着色されていなくともよい。前者の場合、液晶マ
イクロカプセルを用いて視認可能な画像を形成すること
ができる。
【0111】以上説明した第4及び第5の実施形態にお
いて、液晶マイクロカプセル13は常態において透明で
あることが好ましい。また、第4の実施形態において、
液晶マイクロカプセル13と誘電率異方性を有していな
い色材43とは、常態において同一の色を呈するもので
あってもよい。この場合、常態において、液晶マイクロ
カプセル13が形成するパターンが目視により識別され
るのを防止することができる。
いて、液晶マイクロカプセル13は常態において透明で
あることが好ましい。また、第4の実施形態において、
液晶マイクロカプセル13と誘電率異方性を有していな
い色材43とは、常態において同一の色を呈するもので
あってもよい。この場合、常態において、液晶マイクロ
カプセル13が形成するパターンが目視により識別され
るのを防止することができる。
【0112】第4及び第5の実施形態において、電磁場
を作用させることにより誘電率変化を生ずる色材として
は、第1〜第3の実施形態で使用したのと同様の液晶マ
イクロカプセル13を用いることができる。但し、本実
施形態では、色変化ではなく誘電率変化を利用するので
二色性色素は使用しなくてもよい。
を作用させることにより誘電率変化を生ずる色材として
は、第1〜第3の実施形態で使用したのと同様の液晶マ
イクロカプセル13を用いることができる。但し、本実
施形態では、色変化ではなく誘電率変化を利用するので
二色性色素は使用しなくてもよい。
【0113】また、第4及び第5の実施形態において
は、分子長軸方向の誘電率と端軸方向の誘電率との差で
ある誘電率異方性値(Δε)が大きいほど記録再生信号
を強くすることができる。Δεは、10以上であること
が望ましい。
は、分子長軸方向の誘電率と端軸方向の誘電率との差で
ある誘電率異方性値(Δε)が大きいほど記録再生信号
を強くすることができる。Δεは、10以上であること
が望ましい。
【0114】第4及び第5の実施形態において、通常の
使用の際に発生する摩擦帯電等の電位レベルや市販の磁
石を近づけた程度では、液晶分子41は配向状態の変化
を生じないことが好ましい。すなわち、液晶分子41の
配向状態を変化させるのに要するエネルギーは十分に高
いことが好ましい。
使用の際に発生する摩擦帯電等の電位レベルや市販の磁
石を近づけた程度では、液晶分子41は配向状態の変化
を生じないことが好ましい。すなわち、液晶分子41の
配向状態を変化させるのに要するエネルギーは十分に高
いことが好ましい。
【0115】液晶分子41の配向状態を変化させるのに
要するエネルギーは、材料を適宜選択することにより調
節することができる。また、液晶マイクロカプセル13
の形状を非球形として、常態における液晶分子41の配
向状態及び動作レベルの双方を変化させることもでき
る。例えば、液晶マイクロカプセル13の形状を細長く
すると、常態における液晶分子41の配向状態は液晶分
子の長軸が液晶マイクロカプセル13の長手方向に平行
な場合に安定となり、それに垂直な方向に関する動作レ
ベルが向上する。また、液晶マイクロカプセル13の形
状を円盤状にすると、上下底面の配向規制が強く働き、
これに垂直な方向に関する動作レベルが低下する傾向に
ある。
要するエネルギーは、材料を適宜選択することにより調
節することができる。また、液晶マイクロカプセル13
の形状を非球形として、常態における液晶分子41の配
向状態及び動作レベルの双方を変化させることもでき
る。例えば、液晶マイクロカプセル13の形状を細長く
すると、常態における液晶分子41の配向状態は液晶分
子の長軸が液晶マイクロカプセル13の長手方向に平行
な場合に安定となり、それに垂直な方向に関する動作レ
ベルが向上する。また、液晶マイクロカプセル13の形
状を円盤状にすると、上下底面の配向規制が強く働き、
これに垂直な方向に関する動作レベルが低下する傾向に
ある。
【0116】他の特性に影響を与えることなく液晶分子
41の動作レベルを制御するには、液晶マイクロカプセ
ル13の粒径を変えるのが最も有効である。液晶マイク
ロカプセル13の粒径は通常、1μm未満〜10μm超
までの範囲内で変化させることができ、粒径をそのよう
な範囲内で変化させることにより数V〜数100Vの動
作電圧を実現することができる。
41の動作レベルを制御するには、液晶マイクロカプセ
ル13の粒径を変えるのが最も有効である。液晶マイク
ロカプセル13の粒径は通常、1μm未満〜10μm超
までの範囲内で変化させることができ、粒径をそのよう
な範囲内で変化させることにより数V〜数100Vの動
作電圧を実現することができる。
【0117】第4及び第5の実施形態において、誘電率
分布を発生させ且つそれを読み取る方法としては、液晶
マイクロカプセル13を含有する印刷パターン全体に電
磁場を作用させて全ての情報を読み出す方式と、部分的
に電磁場を作用させてその部分の情報だけを読み出す方
式とがある。前者の方式は、後者の方式に比べてより簡
便であるという利点を有している。一方、後者の方式
は、前者の方式に比べて、静電容量測定の知識がある人
間に情報を読み出される危険性が低い。なお、より高い
セキュリティレベルを実現するために、例えば、液晶マ
イクロカプセル13を含有する印刷パターンをドットパ
ターンのような規則的なパターンとし、部分的に電磁場
を作用させてその部分の情報だけを読み取り、読み取っ
た情報と予め保存されている情報とを照合するという方
法を採用することも可能である。
分布を発生させ且つそれを読み取る方法としては、液晶
マイクロカプセル13を含有する印刷パターン全体に電
磁場を作用させて全ての情報を読み出す方式と、部分的
に電磁場を作用させてその部分の情報だけを読み出す方
式とがある。前者の方式は、後者の方式に比べてより簡
便であるという利点を有している。一方、後者の方式
は、前者の方式に比べて、静電容量測定の知識がある人
間に情報を読み出される危険性が低い。なお、より高い
セキュリティレベルを実現するために、例えば、液晶マ
イクロカプセル13を含有する印刷パターンをドットパ
ターンのような規則的なパターンとし、部分的に電磁場
を作用させてその部分の情報だけを読み取り、読み取っ
た情報と予め保存されている情報とを照合するという方
法を採用することも可能である。
【0118】また、第4及び第5の実施形態において、
誘電率分布を繰り返し発生させた場合、液晶分子41の
配向状態が完全には常態に戻らないことがある。このよ
うな場合、強力な電磁場を基材11の主面に平行に或い
は垂直に作用させることにより、液晶分子41の配向状
態をほぼ完全に常態に戻すことができる。
誘電率分布を繰り返し発生させた場合、液晶分子41の
配向状態が完全には常態に戻らないことがある。このよ
うな場合、強力な電磁場を基材11の主面に平行に或い
は垂直に作用させることにより、液晶分子41の配向状
態をほぼ完全に常態に戻すことができる。
【0119】上述した第1〜第5の実施形態では、電磁
場を作用させることにより色変化或いは誘電率変化を生
ずる色材を情報記録用基材上に直接印刷することについ
て説明したが、そのような色材をフィルムや箔上に印刷
して粘着シール、粘着ステッカ、及び接着剤付きシート
のような印刷物を形成し、この印刷物を情報記録用基材
上に貼り付けることもできる。このような印刷物は、第
1〜第5の実施形態で説明したのと同様の方法で製造す
ることができる。
場を作用させることにより色変化或いは誘電率変化を生
ずる色材を情報記録用基材上に直接印刷することについ
て説明したが、そのような色材をフィルムや箔上に印刷
して粘着シール、粘着ステッカ、及び接着剤付きシート
のような印刷物を形成し、この印刷物を情報記録用基材
上に貼り付けることもできる。このような印刷物は、第
1〜第5の実施形態で説明したのと同様の方法で製造す
ることができる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、偽造
防止性を付与するために、電場或いは磁場を作用させる
ことにより色や誘電率の変化を生ずる第1の色材と、電
場或いは磁場を作用させても色や誘電率に変化を生じな
い第2の色材とを含有する印刷パターンが形成される。
このような印刷パターンを用いた場合、電場或いは磁場
を作用させるという極めて簡便な方法で真偽判定を行う
こと、各媒体毎に異なる情報を記録すること、及び複雑
なパターンを形成することができ、記録した情報の書き
換えは不可能である。そのため、本発明によれば、偽造
防止性の付与は容易でありながらも、偽変造を極めて困
難なものとすることができる。すなわち、本発明による
と、偽造防止性に優れた情報記録媒体、情報記録媒体に
優れた偽変造防止性を付与し得る印刷物、及びそのよう
な情報記録媒体の真偽判定に利用可能な再生装置が提供
される。
防止性を付与するために、電場或いは磁場を作用させる
ことにより色や誘電率の変化を生ずる第1の色材と、電
場或いは磁場を作用させても色や誘電率に変化を生じな
い第2の色材とを含有する印刷パターンが形成される。
このような印刷パターンを用いた場合、電場或いは磁場
を作用させるという極めて簡便な方法で真偽判定を行う
こと、各媒体毎に異なる情報を記録すること、及び複雑
なパターンを形成することができ、記録した情報の書き
換えは不可能である。そのため、本発明によれば、偽造
防止性の付与は容易でありながらも、偽変造を極めて困
難なものとすることができる。すなわち、本発明による
と、偽造防止性に優れた情報記録媒体、情報記録媒体に
優れた偽変造防止性を付与し得る印刷物、及びそのよう
な情報記録媒体の真偽判定に利用可能な再生装置が提供
される。
【図1】(a)は本発明の第1〜第3の実施形態に係る
情報記録媒体の電圧非印加状態における断面図、(b)
は本発明の第1〜第3の実施形態に係る情報記録媒体の
電圧印加状態における断面図。
情報記録媒体の電圧非印加状態における断面図、(b)
は本発明の第1〜第3の実施形態に係る情報記録媒体の
電圧印加状態における断面図。
【図2】(a)は本発明の第1の実施形態に係る情報記
録媒体を概略的に示す平面図、(b)は(a)に示す情
報記録媒体の側面図。
録媒体を概略的に示す平面図、(b)は(a)に示す情
報記録媒体の側面図。
【図3】(a)は本発明の第1の実施形態に係る情報記
録媒体の真偽判定に用いられる再生装置を概略的に示す
斜視図、(b)は(a)に示す再生装置のA−A面での
断面図。
録媒体の真偽判定に用いられる再生装置を概略的に示す
斜視図、(b)は(a)に示す再生装置のA−A面での
断面図。
【図4】(a)は本発明の第2の実施形態に係る情報記
録媒体を概略的に示す平面図、(b)は(a)に示す情
報記録媒体のB−B線に沿った側面図であり、(c)は
(a)に示す情報記録媒体のC−C線に沿った断面図。
録媒体を概略的に示す平面図、(b)は(a)に示す情
報記録媒体のB−B線に沿った側面図であり、(c)は
(a)に示す情報記録媒体のC−C線に沿った断面図。
【図5】(a)は図4に示す情報記録媒体に用いられる
情報記録用基材の平面図、(b)は(a)に示す情報記
録用基材のD−D線に沿った断面図。
情報記録用基材の平面図、(b)は(a)に示す情報記
録用基材のD−D線に沿った断面図。
【図6】(a)は図4に示す情報記録媒体に用いられる
中間部材の平面図、(b)は図4に示す情報記録媒体に
用いられる保護膜の平面図。
中間部材の平面図、(b)は図4に示す情報記録媒体に
用いられる保護膜の平面図。
【図7】(a)は本発明の第3の実施形態に係る情報記
録媒体の電圧非印加時における状態を概略的に示す平面
図、(b)は(a)に示す情報記録媒体の側面図。
録媒体の電圧非印加時における状態を概略的に示す平面
図、(b)は(a)に示す情報記録媒体の側面図。
【図8】図7(a),(b)に示す情報記録媒体の電圧
印加時における状態を概略的に示す平面図。
印加時における状態を概略的に示す平面図。
【図9】(a)〜(c)は、それぞれ、本発明の第4の
実施形態で用いられる液晶マイクロカプセル中の液晶分
子の電磁場非作用時における配向状態を概略的に示す
図。
実施形態で用いられる液晶マイクロカプセル中の液晶分
子の電磁場非作用時における配向状態を概略的に示す
図。
【図10】(a)〜(d)は、それぞれ、本発明の第4
の実施形態で利用する原理を説明するための概略的な
図。
の実施形態で利用する原理を説明するための概略的な
図。
【図11】(a)〜(c)は、それぞれ、本発明の第4
の実施形態に係る真偽判定方法で利用する誘電率分布を
読み取る原理を概略的に示す図。
の実施形態に係る真偽判定方法で利用する誘電率分布を
読み取る原理を概略的に示す図。
【図12】(a)は誘電率分布発生用の電圧の波形の一
例を示すグラフで、(b)は(a)に示す誘電率分布発
生用の電圧の波形に読み取り用の電場の波形を重畳する
ことにより得られる波形の一例を示すグラフ。
例を示すグラフで、(b)は(a)に示す誘電率分布発
生用の電圧の波形に読み取り用の電場の波形を重畳する
ことにより得られる波形の一例を示すグラフ。
【図13】(a)は本発明の第4の実施形態に係る情報
記録媒体の印刷パターンの一例を概略的に示す図、
(b)は本発明の第4の実施形態に係る情報記録媒体の
印刷パターンの他の例を概略的に示す図。
記録媒体の印刷パターンの一例を概略的に示す図、
(b)は本発明の第4の実施形態に係る情報記録媒体の
印刷パターンの他の例を概略的に示す図。
【図14】(a)は本発明の第4の実施形態に係る情報
記録媒体の一例を概略的に示す平面図、(b)は(a)
に示す情報記録媒体のE−E線に沿った断面図。
記録媒体の一例を概略的に示す平面図、(b)は(a)
に示す情報記録媒体のE−E線に沿った断面図。
【図15】(a)は図14に示す情報記録媒体の真偽判
定に用いられる再生装置の一例を概略的に示す斜視図、
(b)は(a)に示す装置のF−F面での断面構造を概
略的に示す図、(c)は(a)に示す装置のG−G面で
の断面構造を概略的に示す図。
定に用いられる再生装置の一例を概略的に示す斜視図、
(b)は(a)に示す装置のF−F面での断面構造を概
略的に示す図、(c)は(a)に示す装置のG−G面で
の断面構造を概略的に示す図。
【図16】(a)は本発明の第4の実施形態に係る情報
記録媒体の他の例を概略的に示す平面図、(b)は
(a)に示す情報記録媒体のH−H線に沿った断面図。
記録媒体の他の例を概略的に示す平面図、(b)は
(a)に示す情報記録媒体のH−H線に沿った断面図。
【図17】(a)は図16に示す情報記録媒体の真偽判
定に用いられる再生装置の一例を概略的に示す斜視図、
(b)は(a)に示す装置の断面構造を概略的に示す
図。
定に用いられる再生装置の一例を概略的に示す斜視図、
(b)は(a)に示す装置の断面構造を概略的に示す
図。
10,40…情報記録媒体 ; 11…基材 ;12,
52…印刷パターン ; 13…液晶マイクロカプセル 14,15,44,45,46,47…電極 ; 16
…電源 18…矢印 ; 21…画像 ; 22…文字 ; 2
3…保護膜 30,60,80…再生装置 ; 31,61…挿入口 32,62,82…筐体 ; 33…透明基板 ; 3
5…支持板 25…中間部材 ; 24…真偽判定部 ; 26…凹
部 28…開口部 ; 29,71…ロゴマーク ; 41
…液晶分子 42…被膜 ; 43…色材 ; 68,88…表示部 63,86…データ処理部 ; 83…開閉部 ; 8
4…検査台 85…検出部 ; 87…静電ガン
52…印刷パターン ; 13…液晶マイクロカプセル 14,15,44,45,46,47…電極 ; 16
…電源 18…矢印 ; 21…画像 ; 22…文字 ; 2
3…保護膜 30,60,80…再生装置 ; 31,61…挿入口 32,62,82…筐体 ; 33…透明基板 ; 3
5…支持板 25…中間部材 ; 24…真偽判定部 ; 26…凹
部 28…開口部 ; 29,71…ロゴマーク ; 41
…液晶分子 42…被膜 ; 43…色材 ; 68,88…表示部 63,86…データ処理部 ; 83…開閉部 ; 8
4…検査台 85…検出部 ; 87…静電ガン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 A 5B058 B41J 29/00 Z 19/077 G06K 19/00 K 19/10 R 19/00 W (72)発明者 内藤 勝之 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 中井 豊 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 岐津 裕子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 清水 征三郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 田中 雅男 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 岩永 寛規 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 堀田 あいら 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 榎本 信太郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 2C005 HA02 HB01 JB02 JB11 JC02 JC04 KA06 LB19 LB52 2C061 AP03 AP04 AS12 CL10 2H088 EA62 FA09 GA02 GA10 GA13 HA05 JA06 MA20 2H089 HA06 KA06 KA07 KA09 NA22 QA16 RA06 UA09 5B035 AA13 BA03 BB09 CA01 CA06 5B058 KA12 KA13 KA32 KA37
Claims (10)
- 【請求項1】 情報記録用基材と前記情報記録用基材上
に設けられた印刷パターンとを具備し、前記印刷パター
ンは電磁場を作用させることで色変化を生ずる第1の色
材と前記電磁場を作用させることで色変化を生じない第
2の色材とを含有することを特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項2】 情報記録用基材と前記情報記録用基材上
に設けられた印刷パターンとを具備し、前記印刷パター
ンは電磁場を作用させることで誘電率変化を生ずる第1
の色材と前記電磁場を作用させることで誘電率変化を生
じない第2の色材とを含有することを特徴とする情報記
録媒体。 - 【請求項3】 前記第1の色材は電磁場感応性の液晶材
料を薄膜で包含してなる液晶マイクロカプセルを含有す
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情
報記録媒体。 - 【請求項4】 前記液晶材料は二色性色素を含有するこ
とを特徴とする請求項3に記載の情報記録媒体。 - 【請求項5】 印刷用基材と前記印刷用基材上に形成さ
れた印刷パターンとを具備し、前記印刷パターンは電磁
場を作用させることで色変化を生ずる第1の色材と前記
電磁場を作用させることで色変化を生じない第2の色材
とを含有することを特徴とする印刷物。 - 【請求項6】 印刷用基材と前記印刷用基材上に形成さ
れた印刷パターンとを具備し、前記印刷パターンは電磁
場を作用させることで誘電率変化を生ずる第1の色材と
前記電磁場を作用させることで誘電率変化を生じない第
2の色材とを含有することを特徴とする印刷物。 - 【請求項7】 前記第1の色材は電磁場感応性の液晶材
料を薄膜で包含してなる液晶マイクロカプセルを含有す
ることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の印
刷物。 - 【請求項8】 前記液晶材料は二色性色素を含有するこ
とを特徴とする請求項7に記載の印刷物。 - 【請求項9】 情報記録用基材と前記情報記録用基材上
に設けられた印刷パターンとを備え、前記印刷パターン
は電磁場を作用させることで色変化を生ずる第1の色材
と前記電磁場を作用させることで色変化を生じない第2
の色材とを含有する情報記録媒体の再生装置であって、 前記印刷パターンに電磁場を作用させる電磁場形成機構
と、前記印刷パターンを観察する窓部とを具備すること
を特徴とする再生装置。 - 【請求項10】 情報記録用基材と前記情報記録用基材
上に設けられた印刷パターンとを備え、前記印刷パター
ンは電磁場を作用させることで誘電率変化を生ずる第1
の色材と前記電磁場を作用させることで誘電率変化を生
じない第2の色材とを含有する情報記録媒体の再生装置
であって、 前記印刷パターンに電磁場を作用させる電磁場発生機構
と、前記印刷パターンに電磁場を作用させて前記印刷パ
ターンの誘電率分布を電気信号として読み取る読取機構
とを具備することを特徴とする再生装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000199621A JP2002019344A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 情報記録媒体、印刷物、及び再生装置 |
| US09/883,200 US7086599B2 (en) | 2000-06-20 | 2001-06-19 | Information recording medium, reproduction method, and discrimination method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000199621A JP2002019344A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 情報記録媒体、印刷物、及び再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002019344A true JP2002019344A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=18697606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000199621A Pending JP2002019344A (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-30 | 情報記録媒体、印刷物、及び再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002019344A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006513429A (ja) * | 2003-01-18 | 2006-04-20 | ロールス・ロイス・ピーエルシー | 静電センサ |
| JP2017536582A (ja) * | 2014-12-04 | 2017-12-07 | レオンハード クルツ シュティフトゥング ウント コー. カーゲー | セキュリティエレメント |
-
2000
- 2000-06-30 JP JP2000199621A patent/JP2002019344A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006513429A (ja) * | 2003-01-18 | 2006-04-20 | ロールス・ロイス・ピーエルシー | 静電センサ |
| JP2017536582A (ja) * | 2014-12-04 | 2017-12-07 | レオンハード クルツ シュティフトゥング ウント コー. カーゲー | セキュリティエレメント |
| US10759212B2 (en) | 2014-12-04 | 2020-09-01 | Leonhard Kurz Stiftung & Co. Kg | Security element |
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