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JP2002019153A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JP2002019153A
JP2002019153A JP2000209695A JP2000209695A JP2002019153A JP 2002019153 A JP2002019153 A JP 2002019153A JP 2000209695 A JP2000209695 A JP 2000209695A JP 2000209695 A JP2000209695 A JP 2000209695A JP 2002019153 A JP2002019153 A JP 2002019153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
discharged
absorber
jet recording
divided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000209695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yazawa
剛 矢澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000209695A priority Critical patent/JP2002019153A/ja
Publication of JP2002019153A publication Critical patent/JP2002019153A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数の異なるインクを同一の排出機構で排出
する場合でも、本体装置側に本体寿命分を見込んだ大き
な排インク吸収体を持つ必要性を無くし、インクジェッ
ト記録装置の小型化を可能とする。 【解決手段】 吸引回復処理装置等から排出される排イ
ンクを吸収保持するための排インク吸収体20が複数個
に分割されており、分割された排インク吸収体20がイ
ンクタンク9の一部であり、かつ少なくとも1つの他の
分割された排インク吸収体20と接しており、排インク
吸収体20のインク収容可能容量はインク収容部のイン
ク容量にインク蒸発残存率(β<1)を乗じた容量とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録手段からインク
を吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機
能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワード
プロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーショ
ンなどの出力機器として用いられる記録装置(プリント
装置)としては、画像情報(記録情報)に基づいて、
紙、布、プラスチックシート、OHP用シート等の記録
媒体(被記録材、記録紙ともいう)に向けてインクを吐
出することで記録を実行するインクジェット記録装置が
普及している。また、これら記録媒体の材質に対する要
求も様々なものがあり、近年では、これらの要求に対す
る開発が進み、通常の記録媒体である紙(薄紙や加工紙
を含む)や樹脂薄板(OHPシート等)などの他に、
布、皮革、不織布、更には金属等を記録媒体として用い
る記録装置も使用されるようになっている。
【0003】前記インクジェット記録装置は、低騒音、
低ランニングコストで、装置の小型化が容易であり、カ
ラー化も容易であるなどの観点から、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等へ広く応用されている。インクジェ
ット記録装置の記録手段(インクジェット記録ヘッド)
の前面にはインク滴を吐出するための吐出口(通常複数
個)が形成されており、この吐出口の大きさは数十μ程
度であるが、最近では高画質化とともに吐出口の大きさ
は益々小さくなりつつある。そして、ホスト機から送ら
れてくる記録データをもとに記録装置内で処理された吐
出信号に基づいて、前記吐出口からインク滴が吐出さ
れ、記録媒体上に画像(文字や記号も含む)が記録され
る。
【0004】上記インクジェット記録装置においては、
例えばカラー記録装置のように複数の異なるインクを重
ね打ちして画像を記録する場合、これらのインクの種類
に対応する複数の記録ヘッド(記録手段)及びインクタ
ンク(インク貯留部)が設けられる。また、インクジェ
ット記録装置では、微細な吐出口からインクを吐出して
記録することから、インク乾燥や塵埃付着、更にはイン
ク流路内の気泡発生などによって目詰まりを生じ、イン
クの吐出不良(不吐出を含む)が発生して記録画像の品
位が低下してしまうことがある。このような記録品位の
低下を防ぐためには、定期的もしくは目詰まり発生時に
記録ヘッドのインク吐出性能を維持回復するための回復
処理を実行する必要があり、そのための回復処理機構
(回復系ユニット)を設けることが行われている。
【0005】上記回復処理は、記録ヘッドの吐出口をキ
ャップで覆った状態でポンプ等により該キャップ内に負
圧を発生させて吐出口からインクを吸引する吸引回復処
理や、吐出口からキャップ又はインク受けに向けてイン
クを吐出させて吐出口内のインクをリフレッシュする予
備吐出処理などによって行われる。また、これらの処理
とともに、この回復処理等によって記録ヘッドの吐出口
面に付着したインクを拭き取り清掃するワイピング処理
も行われている。
【0006】カラーインクジェット記録装置など、複数
の異なるインクを用いて記録するインクジェット記録装
置においては、各色独立したインクタンクを持ってい
て、各色に対応するそれぞれの排インク排出機構がある
場合、各色の記録ヘッドからのインクを排出させる際に
各色の排インク吸収体にインクを排出させることが行わ
れる。その場合、各色のインクが貯留されたインクタン
クのそれぞれに排インク吸収体を設け、各色の排インク
をそこに吸収させることが可能であり、インクタンク交
換時に排インク吸収体もいっしょに交換される。そのた
め、本体装置内に占める排インク吸収体の体積を小さく
することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各色それぞれ
に排インク排出機構を設けると、カラー記録用のインク
ジェット記録装置では、通常4(ブラック、シアン、マ
ゼンタ、イエロー)〜6(ブラック、シアン、マゼン
タ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタ)個程度
の排インク排出機構が必要となり、本体装置内に占める
排インク排出機構のスペースが大きくなってしまう。一
方、複数の独立したインクタンクから排インクを同一の
排出機構で排出する装置の場合は、カラー記録用インク
ジェット記録装置であっても、排インク排出機構は通常
1〜2個程度で済ませることができる。しかし、この場
合は、各インクタンクそれぞれの排インク吸収体に排出
することが不可能なため、各インクタンクに排インク吸
収体を持たせることでインクタンク交換時に排インク吸
収体もいっしょに交換するような構成を採ることが不可
能となる。そのため、どれかひとつの特定のインクタン
クにだけ排インク吸収体を持たせる。もしくは、どのイ
ンクタンクにも排インク吸収体を持たずに、本体装置側
に排インク吸収体を持たせなければならない。どれかひ
とつ特定のインクタンクにだけ排インク吸収体を持たせ
た場合は、各インクタンクの使用頻度のばらつきも考慮
して大きめの排インク吸収体を持たせる必要があり、本
体装置側に排インク吸収体を持たせる場合は、本体寿命
を見込んだ大容量な排インク吸収体を持たせることにな
るため、いずれの場合も、本体装置が大きくなってしま
うという解決すべき技術的課題があった。
【0008】本発明はこのような技術的課題に鑑みてな
されたものであり、本発明の目的は、複数の独立したイ
ンクタンクから同一の排出機構で排インクを排出する場
合でも、どれかひとつ特定のインクタンクに使用頻度の
ばらつきを考慮して大きめの排インク吸収体を持たせる
必要がなく、かつ、本体装置側に本体寿命分を見込んだ
大きな排インク吸収体を持つ必要がなくなり、装置の小
型なインクジェット記録装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、各インクタン
クに排インク吸収体を持たせ、各インクタンク内の排イ
ンク吸収体同士を接続させ、インク交換時に排インク吸
収体も交換可能な構成とすることで、上記目的を達成し
ようとするものである。すなわち、本発明(請求項1)
は、上記目的を達成するため、記録手段からインクを吐
出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置に
おいて、吸引回復処理等の記録以外の目的で吐出口から
排出される排インクを吸収保持するための排インク吸収
体が複数個に分割されており、分割された排インク吸収
体の少なくとも一部が着脱可能であることを特徴とす
る。
【0010】請求項2〜6の発明は、上記請求項1の構
成に加えて、複数個に分割された前記排インク吸収体の
全てが脱着可能である構成、複数個に分割された前記排
インク吸収体のそれぞれは、少なくとも1つの他の分割
された排インク吸収体に接している構成、複数個に分割
された前記排インク吸収体のそれぞれは、インクタンク
の一部である構成、複数個に分割された前記排インク吸
収体のうち、インクタンクの一部である排インク吸収体
のインク収容可能容量は、そのインクタンクに収容され
るインク容量以下である構成、あるいは、複数個に分割
された前記排インク吸収体のうち、インクタンクの一部
である排インク吸収体のインク収容可能容量は、そのイ
ンクタンクに収容されるインク容量に、インク蒸発残存
率を乗じた容量とする構成とすることにより、一層効率
よく上記目的を達成するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。図1〜図4は、本発明の
インクジェット記録装置の第1実施例を示すもので、図
1は本発明を適用したインクジェット記録装置の第1実
施例の概略構成を示す模式的斜視図であり、図2は図1
中の各インクタンク及び共通吸収体を示す模式的縦断面
図であり、図3は図2中の線3−3に沿った断面図であ
り、図4は図3中の各インクタンク及び共通吸収体を示
す模式的斜視図である。図1において、略コ字状のシャ
ーシ1の両側壁には、キャリッジ6を摺動自在に支持す
るガイドシャフト4が配設されている。ガイドシャフト
4上を主走査方向に往復移動するキャリッジ6の駆動力
は駆動ベルト10を介してキャリッジモータ104から
与えられる。
【0012】また、紙などの被記録材(不図示)の搬送
は、図1に示すようにプラテンローラ2及びピンチロー
ラ3により行われ、プラテン16上に記録媒体が搬送さ
れる。この時、キャリッジ6に搭載された記録ヘッド
(不図示)は、該キャリッジ6から下方へ突出して、記
録ヘッドの吐出口面は、プラテン16上の被記録材に平
行に所定の隙間をおいて対向するようになっている。
【0013】本実施例では、回復系ユニット15が図1
に向かって右側のホームポジション側に配設されてい
る。キャリッジ6がホームポジションにあるときには記
録ヘッドの吐出口面をキャッピングして吐出口を覆うこ
とにより、記録ヘッドの吐出口内のインクが蒸発し増粘
・固着して発生する吐出不良を防止することができる。
また、記録ヘッドが万一吐出不良になった場合には、吸
引キャップ13と記録ヘッドの吐出口面とを接合させて
吐出口を密閉するとともに、ポンプユニット(不図示)
により負圧を生じさせる吸引回復処理機構により吐出不
良を解消することができる。
【0014】キャリッジ6には異なるインク(異なる色
のインクなど)を用いて記録する複数(図示の例では4
個)の記録ヘッド8が搭載されており、装置本体側に
は、これらの記録ヘッドに対応する色のインクを供給す
るための複数のインクタンク9が配設されている。各記
録ヘッド8は対応するインクタンク9のそれぞれに対し
て供給チューブ50を通して接続されている。キャリッ
ジ6に搭載された複数の記録ヘッド8のそれぞれには、
供給チューブ50を介して対応するインクタンク9から
対応する色のインク(図1中、左からブラック、シア
ン、マゼンタ、イエロー)が供給される。
【0015】インクタンク9の内部にはインク収容部2
1と排インク収容部20が設けられており、これらはウ
レタンスポンジ等から成る多孔質体で構成されている。
そして、インクジェット記録装置は、インク収容部21
がインクで満たされ、かつ排インク収容部20にインク
が収容されていない状態で出荷される。各インクタンク
9のインク収容部21は前記供給チューブ50を介して
キャリッジ6に搭載された対応する記録ヘッド8に接続
され、各記録ヘッド8に対応する色のインクが供給され
る。図2において、22はインク収容部21の大気連通
口を示し、23は排インク収容部20の大気開放口を示
す。
【0016】前記記録ヘッド(記録手段)8は、熱エネ
ルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録
手段であって、熱エネルギーを発生するための電気熱変
換体を備えたものである。また、前記記録ヘッド8は、
前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギーによ
り生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生じる
圧力変化(状態変化)を利用して、吐出口よりインクを
吐出させ、記録を行うものである。
【0017】図7は、図1中の記録ヘッド8のインク吐
出部の構造を模式的に示す部分斜視図である。図7にお
いて、記録紙等の記録媒体Pと所定の隙間(例えば、約
0.3〜2.0ミリ程度)をおいて対面する吐出口面8
1には、所定のピッチで複数の吐出口82が形成され、
共通液室83と各吐出口82とを連通する各液路84の
壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するため
の電気熱変換体(発熱抵抗体など)85が配設されてい
る。本例においては、記録ヘッド8は、前記吐出口82
が前記キャリッジ6の走査方向と交叉する方向に並ぶよ
うな位置関係で、該キャリッジ6に搭載されている。こ
うして、画像信号または吐出信号に基づいて対応する電
気熱変換体85を駆動(通電)して、液路84内のイン
クを膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって吐出口
82からインクを吐出させる記録ヘッド8が構成されて
いる。
【0018】図2〜図4において、装置本体側には、排
インク吸収体の一部を構成する共通吸収体25が配設さ
れている。この共通吸収体25には、図3及び図4に示
すように、各インクタンク9の排インク収容部20に対
応する4つのジョイント部24が設けられている。イン
クタンク9が装着されている場合、該インクタンク9側
の排インク収容部20と本体装置側の共通吸収体25は
各ジョイント部24を介して密着状態となる。したがっ
て、吸引回復処理機構によって各記録ヘッド8から排出
された排インクは、吸引キャップ13で混ざり、排出チ
ューブ26を介して、多孔質体で構成される共通吸収体
25に吸収され、インクタンク9側の排インク収容部2
0へと拡散していく。そのため、共通吸収体25の容積
aと各インクタンク9の排インク収容部20の容積b1
〜b4の合計a+b1+b2+b3+b4が、総排イン
ク吸収体容積となる。
【0019】前記共通吸収体25と前記インクタンク9
の4つの排インク収容部20とを合わせた排インク吸収
体が保持可能な排インク容量が排インク保持可能容量で
あり、インクを全く吸収していない状態で最大値α×
(a+b1+b2+b3+b4)を示し(αは排インク
吸収体の材質、形状等で決まる1より小さい数値)、記
録ヘッドからインクが排出される度に該排インク吸収体
には排インクが吸収され、排インク保持可能容量は少な
くなっていく。但し、インクタンク9内のインクが無く
なった時点でその色のインクタンク9は交換されるた
め、排インク吸収体の一部がインクを全く吸収していな
い排インク吸収体に置き換えられることになり、排イン
ク保持可能容量が増えることになる。したがって、各イ
ンクタンク9内の排インク収容部20の排インク保持可
能容量Aは、該インクタンク9内のインク収容部21の
インク容量B以上は必要ない。
【0020】更に、各インクタンク9には大気開放口2
3が数カ所に設けられており、排インク収容部20に吸
収された排インクの蒸発を促進する。そのため、排イン
クが蒸発することを考慮すると、排インクの蒸発残存率
β(蒸発後のインク容量/蒸発前のインク容量)をイン
ク収容部21のインク容量Bに乗じた容量を排インク収
容部20の排インク収容部20の排インク保持可能容量
Aとすることで、一層インクタンク9、更に本体装置の
小型化が可能となる。更に、排インクが共通吸収体25
から各インクタンク9の排インク収容部20へと確実に
拡散するように、共通吸収体25を構成する吸収体より
排インク収容部20を構成する吸収体に吸収性の高い材
質(より高密度な多孔質体等)を用いてもよい。また、
各インクタンク9の排インク収容部20と本体側の共通
吸収体25の接続方法は、本実施例のように各ジョイン
ト部24を介して接続する形態に限定されるものではな
く、本体側の共通吸収体に吸収された排インクがインク
タンク側の排インク収容部に移っていく構成であれば他
の構成でもよい。
【0021】また、本実施例においては、4色のインク
タンク構成の場合を示したが、色数はいくつであっても
よく、複数色のインクがひとつのインクタンクに収容さ
れている場合で、かつ独立なインクタンクを2つ以上持
つような場合(ブラック独立タンクとシアン、マゼン
タ、イエローの3色一体タンクから成る2タンク構成な
ど)、2つ以上のインクタンクから同一の排インク排出
機構で排インクを排出する構成であれば、個々のインク
タンクが持つ排インク吸収体同士を本体側の排インク吸
収体を介して接続することで、装置の小型化が可能であ
る。更に、複数の吸引回復処理機構を持ち、それぞれか
ら排出されるインクの間に凝集反応などがない場合は、
それぞれの吸引回復処理機構から排出される排インクを
同一の本体側の共通吸収体に吸収させる構成が可能であ
る。但し、ブラックインクとカラーインクの間に反応性
があり、凝集を起こすような場合、ブラックとカラーで
吸引回復処理機構は別にする必要があり、それぞれの吸
引回復処理機構別に本体側の共通吸収体を独立させ、吸
収体内部でインクの凝集を起こさせないようにすること
が望ましい。同様に、染料を不溶化する無色のインク
(処理液)をインクジェット記録ヘッドによって記録紙
上に付着させる構成の場合も、処理液とその他のインク
で吸引回復処理機構及び本体側の共通吸収体を独立させ
ることが望ましい。
【0022】また、本実施例では、複数のインクタンク
9を本体装置内に固定し、キャリッジ6上の複数の記録
ヘッド8に供給チューブ50を介してインクを供給する
所謂チューブ供給方式を示しているが、サブインクタン
クをキャリッジ上に、メインインクタンクを本体装置内
に固定させて持ち、サブインクタンク内のインクが少な
くなったときにキャリッジを移動させメインインクタン
クからサブインクタンクにインクを補充する所謂ピット
イン供給方式であってもよい。更に、インクタンクをキ
ャリッジ上に搭載する所謂オンキャリッジ方式であって
も、本体側の共通吸収体をキャリッジ上に持たせ、吸引
回復処理機構につながっている排出チューブをそこに接
続する構成とすれば実現可能である。
【0023】以上説明した実施例によれば、吸引回復処
理等の記録以外の目的で吐出口から排出される排インク
を吸収保持するための排インク吸収体が複数個に分割さ
れており、分割された排インク吸収体の少なくとも一部
が着脱可能である構成としたので、複数色のインクを同
一の排出機構で排出する装置を用いる場合でも、本体装
置側に本体寿命を見込んだ大きな排インク吸収体を設け
る必要性がなくなり、装置の小型化が可能なインクジェ
ット記録装置が提供される。
【0024】図5及び図6は本発明のインクジェット記
録装置の第2実施例を示すもので、図5は各インクタン
クの構成を示す模式的斜視図であり、図6は複数のイン
クタンクが本体装置に搭載された状態を示す模式的分解
図である。本実施例の構成要素のうち、先の実施例の構
成要素と同一のものについては同一符号を付し、その部
分の詳細説明は省略する。
【0025】本実施例における各インクタンク9の構成
は図5に示すようになっており、インク収容部31と排
インク収容部30とを持ち、どちらもウレタンスポンジ
等から成る多孔質体で構成されている。また、排インク
収容部30の片方の側面には凸状のジョイント部34が
形成されており、排インク収容部30の一部が側面方向
に突出している。インクジェット記録装置は、インク収
容部31がインクで満たされ、排インク収容部30がイ
ンク無しの状態で出荷される。各インクタンク9のイン
ク収容部31は、それぞれの供給チューブ50を介し
て、キャリッジ6に搭載された対応する記録ヘッド8に
接続され、各記録ヘッド8に対応するインクが供給され
る。
【0026】排インク収容部30の一部であるジョイン
ト部34は、図6に示すように本体装置に各インクタン
ク9が装着された状態で、隣接するインクタンク9の排
インク収容部30に密着する状態となる。したがって、
吸引回復処理機構によって各記録ヘッド8から排出され
た排インクは、吸引キャップ13で混ざり、排出チュー
ブ36を介して、図6中の一番右のインクタンク9の多
孔質体で構成されるジョイント部34に吸収される。更
に、この排インクは、隣接するインクタンク9の排イン
ク収容部30にジョイント部34を介して拡散してい
き、図6中一番左のインクタンク9の排インク収容部3
0まで到達する。そのため、4個のインクタンク9がも
つ4つの排インク収容部30の容積c1〜c4の合計c
1+c2+c3+c4が総排インク吸収体容積となる。
【0027】この4個のインクタンク9が持つ4つの排
インク収容部30を合わせた全体の排インク吸収体の排
インク容量が排インク保持可能容量であり、インクを全
く吸収していない状態で最大値α×(c1+c2+c3
+c4)を示し(αは排インク吸収体の材質、形状等で
決まる1より小さい数値)、記録ヘッド8からインクが
排出されるたびに排インク吸収体には排インクが吸収さ
れ、排インク保持可能容量は少なくなっていく。但し、
インクタンク9内のインク収容部31内のインクが無く
なった時点でその色のインクタンク9が交換されるた
め、複数の排インク収容部30から成る排インク吸収体
の一部がインクを全く吸収していない排インク吸収体に
置き換えられることになり、排インク保持可能容量が増
えることになる。したがって、インクタンク9内の排イ
ンク保持可能容量Aは、インク収容部31のインク容量
B以上にする必要はない。
【0028】更に、排インク吸収体に保持されている排
インクが蒸発することを考慮すると、排インクの蒸発残
存率β(蒸発後のインク容量/蒸発前のインク容量)を
インク収容部31のインク容量Bに乗じた容量を複数の
排インク収容部30の合計の排インク保持可能容量Aと
することで、一層インクタンク9、更には本体装置の小
型化が可能となる。また、本実施例においては、4色イ
ンクタンクの構成の場合を示したが、色数は幾つであっ
てもよく、複数色のインクがひとつのインクタンクに収
容されている場合で、かつ独立なインクタンクを2つ以
上持つような場合(ブラック独立タンクとシアン、マゼ
ンタ、イエローの3色一体タンクから成る2タンク構成
など)、2つ以上のインクタンクから同一の排インク排
出機構で排インクを排出する構成であれば、個々のイン
クタンクが持つ排インク吸収体同士を接続することで、
装置の小型化が可能である。更に、複数の吸引回復処理
機構を持ち、それぞれから排出されるインクの間に凝集
反応などがない場合は、それぞれの吸引回復処理機構か
ら排出される排インクを、図6において、一番右にある
インクタンクの排インク収容部に吸収させる構成が可能
である。
【0029】但し、ブラックインクとカラーインクとの
間に反応性があり、凝集を起こすような場合、ブラック
とカラーで吸引回復処理機構は別にする必要があり、吸
収体内部でもインクの凝集をさせないようにすることが
望ましい。そのため、カラーインクタンクの排インク吸
収部同士は接続させ、ブラックインクタンクの排インク
吸収部だけは独立にして、吸引回復処理機構に接続され
ている排出チューブをそれぞれの排インク吸収部のタン
クジョイントに接続する構成にすることが望ましい。同
様に、染料を不溶化する無色のインク(処理液)をイン
クジェット記録ヘッドによって記録紙上に付着させる構
成の場合も、処理液とその他のインクで吸引回復処理機
構、インクタンクの排インク吸収部を独立させることが
望ましい。
【0030】また、本実施例では、各インクタンクを本
体装置内に固定し、各記録ヘッドに供給チューブを介し
てインクを供給する所謂チューブ供給方式を示している
が、サブインクタンクをキャリッジ上に、メインインク
タンクを本体装置内に固定させて持ち、サブインクタン
ク内のインクが少なくなったときにキャリッジを移動さ
せメインインクタンクからサブインクタンクにインクを
補充する所謂ピットイン供給方式であってもよい。更
に、各インクタンクをキャリッジ上に搭載する所謂オン
キャリッジ方式であっても、吸引回復処理機構につなが
っている排出チューブを各インクタンク内の排インク収
容部に接続する構成とすれば実現可能である。
【0031】以上図5及び図6で説明した第2実施例に
よっても、吸引回復処理等の記録以外の目的で吐出口か
ら排出される排インクを吸収保持するための排インク吸
収体が複数個に分割されており、分割された排インク吸
収体の少なくとも一部が着脱可能である構成としたの
で、複数色のインクを同一の排出機構で排出する装置を
用いる場合でも、本体装置側に本体寿命を見込んだ大き
な排インク吸収体を設ける必要性がなくなり、装置の小
型化が可能なインクジェット記録装置が提供される。
【0032】なお、前述の実施例では、記録ヘッド(記
録手段)8を主走査方向に移動させるシリアル記録方式
の場合を例に挙げて説明したが、本発明は、記録媒体の
全幅または一部をカバーする長さのライン記録手段を用
いて副走査のみで記録するライン記録方式の場合にも同
様に適用することができ、同様の効果を達成しうるもの
である。また、本発明は、複数個に分割された排インク
吸収体を具備するインクジェット記録装置であれば、異
なる色のインクで記録するカラーインクジェット記録装
置、同一色彩で異なる濃度のインクを用いる階調インク
ジェット記録装置、さらには、これらを組み合わせたイ
ンクジェット記録装置など、記録ヘッドの数や種類にも
関係なく同様に適用することができ、同様の効果を達成
しうるものである。
【0033】さらに、本発明は、記録手段がインク吐出
部とインク貯留部とを一体化した交換可能なインクジェ
ットカートリッジ(ヘッドカートリッジ)である場合、
あるいは記録手段がパーマネント式である場合など、記
録手段及びインク貯留部が種々の形態を採る場合にも同
様に適用することができ、同様の作用効果を達成しうる
ものである。なお、本発明は、インクジェット記録装置
であれば、例えばピエゾ素子等の電気機械変換体等を用
いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものにも適用で
きるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出
する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置
において優れた効果をもたらすものである。かかる方式
によれば、記録の高密度化及び高精細化を達成できるか
らである。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
(請求項1)によれば、記録手段からインクを吐出して
記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置におい
て、吸引回復処理等の記録以外の目的で吐出口から排出
される排インクを吸収保持するための排インク吸収体が
複数個に分割されており、分割された排インク吸収体の
少なくとも一部が着脱可能である構成としたので、複数
色のインクを同一の排出機構で排出する装置を用いる場
合でも、本体装置側に本体寿命を見込んだ大きな排イン
ク吸収体を設ける必要性がなくなり、装置の小型化が可
能なインクジェット記録装置が提供される。
【0035】請求項2〜4の発明によれば、上記請求項
1の構成に加えて、複数個に分割された前記排インク吸
収体の全てが脱着可能である構成、複数個に分割された
前記排インク吸収体のそれぞれは、少なくとも1つの他
の分割された排インク吸収体に接している構成、あるい
は、複数個に分割された前記排インク吸収体のそれぞれ
は、インクタンクの一部である構成としたので、一層効
率よく上記効果を達成することができる。
【0036】請求項5及び6の発明によれば、上記請求
項1の構成に加えて、複数個に分割された前記排インク
吸収体のうち、インクタンクの一部である排インク吸収
体のインク収容可能容量は、そのインクタンクに収容さ
れるインク容量以下である構成、あるいは、複数個に分
割された前記排インク吸収体のうち、インクタンクの一
部である排インク吸収体のインク収容可能容量は、その
インクタンクに収容されるインク容量に、インク蒸発残
存率を乗じた容量とする構成としたので、複数色のイン
クを同一の排出機構で排出する装置を用いる場合でも、
本体装置側に本体寿命を見込んだ大きな排インク吸収体
を設ける必要性がなくなり、一層効率よく装置の小型化
が可能なインクジェット記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置の第
1実施例の概略構成を示す模式的斜視図である。
【図2】図1中の単体インクタンクと装置本体側の共通
吸収体との接続構造を示す模式的側面断面図である。
【図3】図2中の線3−3に沿って各インクタンクと共
通吸収体との接続構造を示す模式的断面図である。
【図4】図1のインクジェット記録装置の共通吸収体の
構成を示す模式的斜視図である。
【図5】本発明を適用したインクジェット記録装置の第
2実施例の単体インクタンクの構成を示す模式的斜視図
である。
【図6】本発明を適用したインクジェット記録装置の第
2実施例の複数のインクタンクの配置構成を示す模式的
正面図である。
【図7】図1中の記録手段のインク吐出部の構成を模式
的に示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 シャーシ 4 ガイドシャフト 6 キャリッジ 8 記録手段(記録ヘッド) 9 インクタンク 10 駆動ベルト 13 キャップ(吸引キャップ) 15 回復系ユニット 16 プラテン 20 排インク収容部 21 インク収容部 23 大気開放口 24 ジョイント部 25 共通吸収体 26 排出チューブ 30 排インク収容部 31 インク収容部 34 ジョイント部 36 排出チューブ 50 供給チューブ 81 吐出口面 82 吐出口 84 液路 85 電気熱変換体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段からインクを吐出して記録媒
    体に記録を行うインクジェット記録装置において、 吸引回復処理等の記録以外の目的で吐出口から排出され
    る排インクを吸収保持するための排インク吸収体が複数
    個に分割されており、分割された排インク吸収体の少な
    くとも一部が着脱可能であることを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
  2. 【請求項2】 複数個に分割された前記排インク吸収
    体の全てが脱着可能であることを特徴とする請求項1に
    記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 複数個に分割された前記排インク吸収
    体のそれぞれは、少なくとも1つの他の分割された排イ
    ンク吸収体に接していることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 複数個に分割された前記排インク吸収
    体のそれぞれは、インクタンクの一部であることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット
    記録装置。
  5. 【請求項5】 複数個に分割された前記排インク吸収
    体のうち、インクタンクの一部である排インク吸収体の
    インク収容可能容量は、そのインクタンクに収容される
    インク容量以下であることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 複数個に分割された前記排インク吸収
    体のうち、インクタンクの一部である排インク吸収体の
    インク収容可能容量は、そのインクタンクに収容される
    インク容量に、インク蒸発残存率を乗じた容量とする請
    求項1〜5のいずれかに記載のインクジェット記録装
    置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段がインクを吐出するため
    に利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を備
    えているインクジェット記録手段をであることを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット記
    録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録手段は前記電気熱変換体が発
    生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利用
    して吐出口よりインクを吐出させることを特徴とする請
    求項7に記載のインクジェット記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006306042A (ja) * 2005-03-30 2006-11-09 Seiko Epson Corp 液体噴射装置及び同装置における廃液回収方法
US7404619B2 (en) 2004-12-03 2008-07-29 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus

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US7404619B2 (en) 2004-12-03 2008-07-29 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
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