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JP2002019149A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002019149A
JP2002019149A JP2000199759A JP2000199759A JP2002019149A JP 2002019149 A JP2002019149 A JP 2002019149A JP 2000199759 A JP2000199759 A JP 2000199759A JP 2000199759 A JP2000199759 A JP 2000199759A JP 2002019149 A JP2002019149 A JP 2002019149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
waste ink
waste
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000199759A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Ishizu
知宏 石津
Kazutaka Miyamoto
和孝 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000199759A priority Critical patent/JP2002019149A/ja
Publication of JP2002019149A publication Critical patent/JP2002019149A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット方式のヘッドの吐出口から吸
引された廃インクがインク排出経路内に滞留せずにスム
ーズに流れるようにする。 【解決手段】 中空かつ円筒状の廃インク集積部110
の周囲の側面には各色の吸引チューブを接続するための
接続部110K、110C、110M、110Yが設け
られている。各接続部が廃インク集積部110の本体と
つながる部分(廃インク集積部110に流入する部分)
の高さは、顔料インク用の接続部110Kが最も下に位
置し、その上に染料インク用の接続部110C、110
M、110Yが設けられている。このような構成によ
り、染料インクが上から流れながら顔料ブラックインク
に接触し、顔料インクを押し流すため、粘性の高い顔料
インクが廃インク集積部110内に滞留するのを防ぐこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドの吐出
口から廃インクを吸引する機構を備えたインクジェット
方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタやプロッタなどの画像形成装置
における画像形成方式の一つに、インクジェット方式が
ある。この方式は、高画質印字が可能であること、カラ
ー化が容易であること、騒音が少ないことなどの特長か
ら、使用範囲が拡大しつつある。
【0003】インクジェット方式の画像形成装置は、印
字ヘッドに設けられた吐出口から所定のタイミングでイ
ンクを吐出する動作を連続して行うことによって、紙な
どの記録媒体上に画像を形成する。この場合、長時間連
続して印字を行うと、ヘッドの吐出口にインクの泡が溜
まったり、吐出口に異物が混入して目詰まりを起こすな
どして、最適の状態でインクの吐出動作を行うことがで
きなくなり、形成される画像の品質を低下させる場合が
ある。このため、所定のタイミングで、吐出口から強制
的にインクを吸引することによって、吐出口の状態を常
にインクの吐出に最適な状態に回復させる装置(回復装
置)が設けられているものがある。
【0004】回復装置によって吐出口から吸引された廃
インクは、インク排出経路を経て最終的には、画像形成
装置本体に設置された廃インクタンクへ送られて蓄積さ
れ、ある程度の量が溜まった段階でまとめて廃棄され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、回復装置に
よって吐出口から吸い出された廃インクは、廃インクタ
ンクへ送られる途中でインク排出経路内に滞留してその
先へ流れなくなることがある。このような現象は、画像
形成装置のスペースの関係で回復装置の近傍に廃インク
タンクを設置できずインク排出経路を長くせざるを得な
い場合ほど、発生頻度が高くなる。これは、吸い出され
た廃インクが、廃インクタンクに到達するまでの間に増
粘するためであり、したがって、増粘し易い粘性の高い
インクほど、インク排出経路の途中に滞留し易いという
傾向がある。
【0006】インク排出経路内にインクが増粘して滞留
すると、インク排出経路内におけるインクの流れが停滞
し、回復装置の吸引機構の動作にも影響して回復動作が
うまくゆかなくなり、最終的には記録材に形成される画
像にも影響を及ぼす。
【0007】本発明は、このような技術的背景のもとで
なされたものであり、その目的は、印字ヘッドの吐出口
から廃インクを吸引する機構を備えたインクジェット方
式の画像形成装置において、印字ヘッドの吐出口から吸
引された廃インクがインク排出経路内に滞留せずにスム
ーズに流れるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、粘性の異なる複数のイン
クをそれぞれの吐出口から記録材に吐出して記録材に画
像を形成するとともに、前記各吐出口からインクを排出
する機構を備えた画像形成装置において、前記各吐出口
から排出された廃インクが合流する廃インク集積部であ
って、前記各吐出口から廃インクが流入する複数の流入
口のうち、粘性が相対的に高い廃インク用の前記流入口
よりも高い位置に、粘性が相対的に低い廃インク用の流
入口を少なくとも一つ設けてある廃インク集積部を有す
ることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記廃インク集積部に設けた前記
各流入口のうち、粘性が最も高い廃インク用の前記流入
口を、他の全ての廃インク用の流入口よりも低い位置に
設けたことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、粘性の異なる複数
のインクをそれぞれの吐出口から記録材に吐出して記録
材に画像を形成するとともに、前記各吐出口からインク
を排出する機構を備えた画像形成装置において、前記各
吐出口から吸引された廃インクが合流する廃インク集積
部であって、前記各吐出口から廃インクが流入する複数
の流入口のうち、流出口から見て粘性が相対的に高い廃
インク用の前記流入口よりも遠い位置に、粘性が相対的
に低い廃インク用の前記流入口を少なくとも一つ設けて
ある廃インク集積部を有することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の画
像形成装置において、前記廃インク集積部に設けた前記
各流入口のうち、粘性が最も高い廃インク用の前記流入
口を、前記流出口から最も近い位置に設けたことを特徴
とする。
【0012】請求項5記載の発明は、粘性の異なる複数
のインクをそれぞれの吐出口から記録材に吐出して記録
材に画像を形成するとともに、前記各吐出口からインク
を排出する機構を備えた画像形成装置において、前記各
吐出口から排出された廃インクが合流する廃インク集積
部であって、前記各吐出口から廃インクが流入する複数
の流入口のうち、粘性が相対的に高い廃インク用の前記
流入口と、粘性が相対的に低い廃インク用の前記流入口
のうちの少なくとも一つをつなぐ、廃インクを保持する
ための溝が形成された廃インク集積部を有することを特
徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、粘性の異なる複数
のインクをそれぞれの吐出口から記録材に吐出して記録
材に画像を形成するとともに、前記各吐出口からインク
を排出する機構を備えた画像形成装置において、前記各
吐出口から排出された廃インクが合流する廃インク集積
部であって、その容積が、前記各吐出口から一回の吸引
動作で吸引される廃インクの量の合計よりも小さい廃イ
ンク集積部を有することを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、粘性の異なる複数
のインクをそれぞれの吐出口から記録材に吐出して記録
材に画像を形成するとともに、前記各吐出口からインク
を排出する機構を備えた画像形成装置において、前記各
吐出口から排出された廃インクが合流する廃インク集積
部であって、その内部に、前記複数の廃インクのうち相
対的に粘性の低い廃インクを一定量吸収して保持するイ
ンク吸収体が設けられ、前記インク吸収体に保持された
相対的に粘性の低い廃インクの気化作用により内部の湿
度を高める廃インク集積部を有することを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項7記載の画
像形成装置において、前記廃インク集積部は、前記複数
の廃インクのうち相対的に粘性の高い廃インクが前記イ
ンク吸収体に接触しないよう構成されていることを特徴
とする。
【0016】請求項9記載の発明は、粘性の異なる複数
のインクをそれぞれの吐出口から記録材に吐出して記録
材に画像を形成するとともに、前記各吐出口からインク
を排出する機構を備えた画像形成装置において、前記各
吐出口から排出された廃インクが合流する廃インク集積
部を有し、当該廃インク集積部に、相対的に粘性の高い
廃インクが流入した後に、少なくとも一種類の相対的に
粘性の低い廃インクが流入することを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
画像形成装置において、前記廃インクを吸引する機構
は、円筒状の回転手段の周囲に設けられた押圧部材を各
廃インクの導管に押しつけながら前記回転手段を回転さ
せて前記各吐出口から廃インクを吸引するものであり、
前記回転手段の周囲における各押圧部材の位置を変える
ことによって、相対的に粘性の高い廃インクが、少なく
とも一種類の相対的に粘性の低い廃インクよりも時間的
に先行して前記廃インク集積部に流入するようにしたこ
とを特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項1乃至1
0のうちいずれか一項記載の画像形成装置において、前
記相対的に粘性の高い廃インクは顔料インクであり、前
記相対的に粘性の低い廃インクは染料インクであること
を特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態について説明する。まず、各実施形態につ
いて説明する前に、図1及び図2を参照して、プロッタ
1についての全体的な説明を行う。
【0020】図1は、本発明が適用されるインクジェッ
ト方式によるプロッタの概略斜視図である。プロッタ1
は、ユーザーが操作部2に設けられた各種ボタンを操作
して、画像形成に必要な種々の設定を行うことができ
る。画像が形成される記録媒体(不図示)は、開口部3
の後側から挿入され、セットされる。セットされた記録
材は、搬送ローラ4と不図示のピンチローラによって挟
持され、矢印Xで示す方向に搬送される間に画像形成が
行われる。
【0021】図1に示したプロッタ1の本体下部には、
廃インクタンク5が設置されている。プロッタ1は、後
述するように、印字品質を良好に保つために一定のタイ
ミングでヘッドの回復動作を行うが、この回復動作には
ヘッドの吐出口から強制的にインクを吸引する吸引動作
が含まれており、この吸引動作の際に生じる廃インクは
最終的に廃インクタンク5に送られる。
【0022】図2は、図1に示したプロッタ1のうち、
本体カバーの内側の様子を示した概略正面図である。本
体の長手方向(矢印Yで示す方向)には走査レール8が
設置されており、この走査レール8にはキャリッジ6が
取り付けてある。キャリッジ6は、モータとベルト(不
図示)によって、走査レール8上をY方向に往復移動す
る。
【0023】プロッタ1は、4色のインクを使ってカラ
ー印字を行う。これらのインクは、不図示のインクタン
クから対応するヘッドに供給される。ここで、ブラック
(K)インクとしては、顔料インクを使用し、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のイン
クとしては染料インクを使用する。ブラックのみ顔料イ
ンクを使用するのは、高濃度印字を可能にするためであ
る。また、キャリッジ6の下部には、これらの各色のイ
ンクに対応する印字ヘッドが設けられている。
【0024】図2において、本体の右側はキャリッジ6
のホームポジションとなっており、ここには、一定期間
印字動作を行ったヘッドの吐出口面を良好な状態に回復
させるための回復装置9が設けられている。この回復装
置9には、吐出口面を封止してヘッドの吐出口からイン
クを吸引する吸引機構と、吐出口面を払拭するワイピン
グブレードが含まれている。吸引機構によって各ヘッド
から吸引されたインクは、後述の廃インク集積部を通る
際に混合され、その後廃インクタンク5へ送られる。
【0025】〔実施形態1〕図3は、実施形態1に係る
インクの吸引機構を示した断面図、図4は、図3に示し
た吸引機構の一部を同図右側から見た図である。この吸
引機構は、記録ヘッドの吐出口を封止するキャップ11
1、キャップ111を支持するキャップホルダ112、
キャップ111と廃インク集積部110とを接続する各
色ごとの吸引チューブ117(117K、117C、1
17M、117Y)、各吸引チューブ117を曲面状の
壁113に押しつけながら回動する四つの加圧コロ11
4(114K、114C、114M、114Y)、各加
圧コロ114を回動可能に保持しながら自らも回動可能
に取り付けられたコロホルダ115、廃インク集積部1
10と廃インクタンク5とを接続する廃インクチューブ
118を含んで構成されている。各加圧コロ114が対
応する吸引チューブ117を壁113に押しつけている
期間は、コロホルダ115が約90度回転する間であ
る。
【0026】図5は、廃インク集積部110を示してお
り、(a)はその斜視図、(b)は上から見た平面図で
ある。廃インク集積部110の本体は、図5に示すよう
に中空の円筒状であり、その周囲の側面には各吸引チュ
ーブ117K、117C、117M、117Yを接続す
るための接続部110K、110C、110M、110
Yが設けられている。本体下部には流出口110aが設
けられている。吸引チューブ117を通ってきた各色の
インクは、対応する接続部から本体へ流入して本体内で
混合され、その後は流出口110aから廃インクチュー
ブ118を通って廃インクタンク5へ送られる。
【0027】図3乃至図5に示したように、各接続部1
10K、110C、110M、110Yが廃インク集積
部110の本体とつながる部分(インクが本体に流入す
る部分)の高さは、ブラックインク用の接続部110K
が最も下に位置し、その上にシアンインク用の接続部1
10Cが設けられ、さらにその上にマゼンタインク用の
接続部110Mが設けられ、イエローインク用の接続部
110Yが最も高い位置に設けられている。また、図5
(b)に示すように、ブラックインク用の接続部110
Kを除く三つの接続部110C、110M、110Y
は、本体の中心軸の回りに120度ずつの等間隔となる
ように配置されている。
【0028】ヘッドの回復動作を行う場合には、まず、
キャリッジ6がホームポジションに戻って回復装置9
(図1参照)の上部に移動し、キャリッジ6に搭載され
ている各色に対応するヘッドの吐出口が、キャップホル
ダ112上のキャップ111によって封止される。この
状態でコロホルダ115が、図3において反時計回りに
回転する。すると、各加圧コロ114は、対応する吸引
チューブ117を曲面状の壁113に押しつけた状態で
吸引チューブ117の上流側から下流側に向かって移動
する。これによりキャップ111内は負圧となり、ヘッ
ドの吐出口内のインクは吸引チューブ117に沿って吸
い出され、廃インク集積部110に向かって流れる。
【0029】ところで、前述のように、顔料ブラックイ
ンクは粘性が高く増粘し易いため、廃インク集積部11
0内で滞留し易い。しかし、前述のように、廃インク集
積部110に設けられた各接続部のうち顔料ブラックイ
ンク用の接続部110Kは最も下に位置しているため、
顔料ブラックインクが廃インク集積部110内で増粘し
ても、他の接続部110C、110M、110Yよりも
高い位置に滞留することはない。このため、他の染料イ
ンクが接続部110C、110M、110Yから廃イン
ク集積部110内に流入すると、これらは滞留した顔料
ブラックインクに接触する。
【0030】前述のように、染料インクは粘性が低く滞
留せずにスムーズに流れるため、上流から流れながら顔
料ブラックインクに接触すると、顔料インクを押し流し
て顔料インクが滞留するのを防ぐ効果がある。また、染
料インクは、粘性の高い顔料インクと混ざり合うと全体
の粘性を下げるよう作用するので、増粘して滞留してい
る顔料インクに触れると、滞留した顔料インクを溶かし
て流れ易くする効果がある。したがって、廃インク集積
部110を上で述べたような構造とすることによって、
全体として廃インクの滞留を抑え、スムーズに流れるよ
うにすることができる。
【0031】なお、顔料ブラックインクの増粘・滞留を
効果的に防止することを考慮すると、後述のように、顔
料ブラックインク用の接続部110Kを他の全ての接続
部110C、110M、110Yよりも下に設けること
が望ましい。しかしながら、本発明はこのような場合に
限定されるものではなく、たとえば、顔料インク用の接
続部よりも上に染料インク用の接続部を一つだけ設けた
場合も、本発明の技術的範囲に含まれる。なぜなら、顔
料インク用の接続部よりも上に染料インク用の接続部が
少なくとも一つ設けてあれば、そこから流入する染料イ
ンクが顔料インクを押し流し、あるいは顔料インクを溶
かして流れ易くするという効果が得られるからである。
【0032】また、三つの接続部110C、110M、
110Yを本体の中心軸の回りに120度ずつの等間隔
となるように配置したのは、染料インクが本体の内壁全
体を伝わり易くなることを考慮したものであるが、これ
以外の場合も本発明の技術的範囲に含まれることは言う
までもない。
【0033】〔実施形態2〕図6は、実施形態2に係る
インクの吸引機構のうち、廃インク集積部210の周辺
部分を示した断面図である。この吸引機構は、各色ごと
の吸引チューブ217(217K、217C、217
M、217Y)、各吸引チューブ217を壁(不図示)
に押しつけながら回転する四つの加圧コロ214(21
4K、214C、214M、214Y)、各加圧コロ2
14を回転可能に保持しながら自らも回動可能に取り付
けられたコロホルダ215、廃インク集積部210と廃
インクタンクとを接続する廃インクチューブ218を含
んで構成されている。
【0034】なお、実施形態1の説明で示したキャップ
111、キャップホルダ112、廃インクタンク5につ
いては、本実施形態でも同様のものをそのまま用いるこ
とができる。また、回復動作時に、コロホルダ215及
び各加圧コロ214を使ってヘッドの吐出口内のインク
を吸引チューブ217に沿って吸い出す動作も、実施形
態1の場合と同様である。
【0035】図7は、本実施形態の廃インク集積部21
0を示しており、(a)はその斜視図、(b)は一つの
接続部の部分を縦に切った断面図である。本実施形態の
廃インク集積部210の形状は、図6(及び図7
(a))に示すように全体として略筒状であり、同図の
左側から順に四つの接続部210K、210C、210
M、210Yが長手方向に沿って設けられている。各接
続部210K、210C、210M、210Yには、図
6に示すように、対応する吸引チューブ217K、21
7C、217M、217Yが接続される。また、左側の
端部には、流出口210aが設けられている。廃インク
集積部210を設置するときは、図6及び図7(a)に
示すように、流出口210aの側が低く、染料イエロー
インク用接続部210Yの側が高くなるようにする。
【0036】ここで、各接続部及び各吸引チューブを指
す符号に付けた添字のうち「K」が顔料ブラックインク
用、「C」が染料シアンインク用、「M」が染料マゼン
タインク用、「Y」が染料イエローインク用を示してい
ることは、実施形態1の場合と同様である。
【0037】ところで、前述のように、顔料ブラックイ
ンクは粘性が高く増粘し易いため、廃インク集積部21
0の内壁に付着して滞留し易い。しかし、前述のよう
に、廃インク集積部210に設けられた各接続部のうち
顔料ブラックインク用の接続部210Kは最も低い位置
に設けられているため、顔料ブラックインクが廃インク
集積部210内で増粘しても、他の接続部210C、2
10M、210Yよりも高い位置に滞留することはな
い。このため、他の染料インクが接続部210C、21
0M、210Yから廃インク集積部210内に流入する
と、これらは滞留した顔料ブラックインクに接触する。
【0038】前述のように、染料インクは粘性が低く滞
留せずにスムーズに流れるため、上流から流れながら顔
料ブラックインクに接触すると、顔料インクを押し流し
て顔料インクが滞留するのを防ぐ効果がある。また、染
料インクは、粘性の高い顔料インクと混ざり合うと全体
の粘性を下げるよう作用するので、増粘して滞留してい
る顔料インクに触れると、滞留した顔料インクを溶かし
て流れ易くする効果がある。したがって、廃インク集積
部210を上で述べたような構造にすることによって、
廃インクの滞留を抑え、インク全体としてスムーズに流
れるようにすることができる。
【0039】なお、顔料ブラックインクの増粘・滞留を
効果的に防止することを考慮すると、上述のように、顔
料ブラックインク用の接続部210Kを他の全ての接続
部210C、210M、210Yよりも低い位置に設け
ることが望ましい。しかしながら、本発明はこのような
場合に限定されるのもではなく、たとえば、顔料インク
用の接続部よりも高い位置に染料インク用の接続部を一
つだけ設けた場合も、本発明の技術的範囲に含まれる。
なぜなら、顔料インク用の接続部よりも上に染料インク
用の接続部が少なくとも一つ設けてあれば、そこから流
入する染料インクが顔料インクを押し流し、あるいは顔
料インクを溶かして流れ易くするという効果が得られる
からである。
【0040】〔実施形態3〕図8は、実施形態3に係る
インクの吸引機構のうち、廃インク集積部310の周辺
部分を示した正面図である。この吸引機構は、各色ごと
の吸引チューブ317(317K、317C、317
M、317Y)、各吸引チューブ317を壁(不図示)
に押しつけながら回転する四つの加圧コロ314(31
4K、314C、314M、314Y)、各加圧コロ3
14を回転可能に保持しながら自らも回転可能に取り付
けられたコロホルダ315、廃インク集積部310と廃
インクタンク5とを接続する廃インクチューブ318を
含んで構成されている。各接続部及び各吸引チューブを
指す符号に付けた添字のうち「K」が顔料ブラックイン
ク用、「C」が染料シアンインク用、「M」が染料マゼ
ンタインク用、「Y」が染料イエローインク用を示して
いることは、実施形態1及び2の場合と同様である。
【0041】なお、実施形態1の説明で示したキャップ
111、キャップホルダ112については、本実施形態
でも同様のものをそのまま用いることができる。また、
回復動作の際に、コロホルダ315及び各加圧コロ31
4を使ってヘッドの吐出口内のインクを吸引チューブ3
17に沿って吸い出す動作も、実施形態1の場合と同様
である。
【0042】図9は、本実施形態の廃インク集積部31
0を示しており、(a)はその斜視図、(b)は一つの
接続部310Cの部分を縦に切った状態を示した拡大断
面図である。
【0043】本実施形態の廃インク集積部310の形状
は、図9(a)に示すように全体として逆三角形であ
り、内部は中空で、上部には、四つの接続部310K、
310C、310M、310Yが設けられている。各接
続部310K、310C、310M、310Yには、そ
れぞれに対応する吸引チューブ317K、317C、3
17M、317Yが接続されている。廃インク集積部3
10の下部には、流出口310aが設けられており、こ
こには廃インクタンク5につながる廃インクチューブ3
18が接続されている。
【0044】図9に示すように、各接続部310K、3
10C、310M、310Yは、廃インク集積部310
の上部に直線状に配置されており、廃インク集積部31
0内の上壁のうち接続部と接続部の間には、図9(b)
に詳しく示すように、溝330が形成されている。この
溝330は、一例として、幅が1mm、深さが1.5m
m程度とする。
【0045】廃インク集積部310にこのような溝33
0を設けておくことによって、ヘッドの吐出口から吸引
チューブ317の内壁を伝わって接続部の下端部に達し
たインクは、そのまま直ちに滴下せずに、液体の毛管現
象及び表面張力によって、溝330内を水平方向に流れ
る。そして、ある分量のインクが溝330に沿って廃イ
ンク集積部310の内壁上部に保持される。
【0046】このように、廃インクが廃インク集積部3
10の上部内壁に保持されると、各色のインクは互いに
混ざり合う。染料インクは、粘性の高い顔料インクと混
ざり合うと全体の粘性を下げるよう作用するので、増粘
して滞留している顔料インクに触れると、滞留した顔料
インクを溶かして流れ易くする効果がある。混合された
インクは、全体として溝330が保持できる量を超える
と、溝330から滴下し始め、スムーズに流出口310
aから廃インクチューブ318へ流れ出て行く。したが
って、廃インク集積部310内における廃インクの滞留
を抑え、廃インクをスムーズに廃インクタンク5まで導
くことができる。
【0047】なお、上記では、溝330は、すべての接
続部をつなぐように形成したが、顔料ブラックインク用
の接続部310Kを、他の染料インク用の接続部のうち
少なくとも一つとつなぐようにすれば、両インクが混ざ
り合うことによって顔料ブラックインクの増粘を抑える
効果が得られる。また、図8及び図9に示した例では、
顔料ブラックインク用の接続部310Kを端部に設けた
が、これを端部以外の位置(左側から2番目又は3番
目)に設けてもよく、このようにすると、顔料インクが
染料インクとより混ざり易くなる。
【0048】さらに、廃インク集積部310を図10に
示すように、本体上部が略三角形となる形状にし、顔料
ブラックインク用の接続部310Kを中央に、他の三つ
の染料インク用の接続部310C、310M、310Y
をその周囲に設けるようにし、接続部310Kと他の接
続部310C、310M、310Yとの間に溝330を
設けるようにしてもよい。このようにすると、顔料イン
クはより染料インクと混ざり易くなり、さらに顔料ブラ
ックインクの増粘を抑える効果が高まる。
【0049】〔実施形態4〕図11は、実施形態4に係
るインクの吸引機構のうち、廃インク集積部410の周
辺部分を示した正面図である。この吸引機構は、各色ご
との吸引チューブ417(417K、417C、417
M、417Y)、各吸引チューブ417を壁(不図示)
に押しつけながら回転する四つの加圧コロ414(41
4K、414C、414M、414Y)、各加圧コロ4
14を回転可能に保持しながら自らも回転可能に取り付
けられたコロホルダ415、廃インク集積部410と廃
インクタンクとを接続する廃インクチューブ418を含
んで構成されている。各接続部及び各吸引チューブを指
す符号に付けた添字のうち「K」が顔料ブラックインク
用、「C」が染料シアンインク用、「M」が染料マゼン
タインク用、「Y」が染料イエローインク用を示してい
ることは、実施形態1乃至3の場合と同様である。
【0050】なお、実施形態1の説明で示したキャップ
111、キャップホルダ112については、本実施形態
でも同様のものをそのまま用いることができる。また、
回復動作の際に、コロホルダ415及び各加圧コロ41
4を使ってヘッドの吐出口内のインクを吸引チューブ4
17に沿って吸い出す動作も、実施形態1の場合と同様
である。
【0051】本実施形態の廃インク集積部410の本体
部の形状は、図11に示すように全体として細長い直線
状であり、その本体内部の容積が、一回の吸引動作によ
って全色のヘッドの吐出口から吸引される最大インク吸
引量よりも少なくなるよう設計されている。また、図1
1の左側から長手方向に沿って四つの接続部410K、
410C、410M、410Yが設けられている。各接
続部410K、410C、410M、410Yには、そ
れぞれに対応する吸引チューブ417K、417C、4
17M、417Yが接続されている。廃インク集積部4
10の左端部分には、流出口410aが設けられてお
り、ここには廃インクタンクにつながる廃インクチュー
ブ418が接続されている。
【0052】このように、廃インク集積部410の本体
内部の容積を一回の吸引動作の吸引量よりも少なくし、
かつ、流出口410aの最も近くに粘性の高い顔料ブラ
ックインク用の接続部410Kを設けたことにより、顔
料ブラックインクが廃インク集積部410内で増粘し滞
留して廃インク集積部410本体の流路を塞ぐような状
況になっても、廃インク集積部410内の上流から流れ
てくる他の染料インクが、この顔料ブラックインクに接
触し、押し流そうとする。このため、結果として、廃イ
ンクは廃インク集積部410内に滞留せずに、確実に流
出口410aから廃インクタンクに向けて送り出され
る。
【0053】なお、染料インクによって顔料ブラックイ
ンクを効果的に押し流すためには、上記のように、顔料
ブラックインク用の接続部410Kを流出口410aの
最も近くに設けるのが望ましいが、染料インク用の接続
部が、顔料ブラックインク用の接続部410Kよりも上
流側に少なくとも一つあれば、最低限の効果は得られ
る。
【0054】〔実施形態5〕図12は、実施形態5に係
るインクの吸引機構のうち、廃インク集積部510の周
辺部分を示した縦断面図である。本実施形態の廃インク
集積部510の形状は、図12に示すように全体として
略逆三角形で、上部には図12の左側から四つの接続部
510K、510C、510M、510Yが略等間隔に
設けられている。各接続部510K、510C、510
M、510Yには、それぞれに対応する吸引チューブ5
17K、517C、517M、517Yが接続されてい
る。廃インク集積部510の下部には、流出口510a
が設けられており、ここには廃インクタンクにつながる
廃インクチューブ518が接続されている。
【0055】なお、各接続部及び各吸引チューブを指す
符号に付けた添字のうち「K」が顔料ブラックインク
用、「C」が染料シアンインク用、「M」が染料マゼン
タインク用、「Y」が染料イエローインク用を示してい
ることは、実施形態1乃至4の場合と同様である。ま
た、実施形態1の説明で述べたキャップ111、キャッ
プホルダ112については、本実施形態でも同様のもの
をそのまま用いることができる。また、回復動作の際
に、コロホルダ及び各加圧コロを使ってヘッドの吐出口
内のインクを吸引チューブ517に沿って吸い出す動作
も、実施形態1の場合と同様である。
【0056】廃インク集積部510の内部には、図12
に示すように、壁550が設けられている。壁550
は、最も左に設けられた顔料ブラックインク用接続部5
10Kとその右隣の染料シアンインク用接続部510C
の間において、内壁上部から下に向かって突出するよう
形成されている。廃インク集積部510の内部のうち、
壁550で仕切られた右側の空間には、この空間全体を
占めるインク吸収体560を設けている。インク吸収体
560としては、発泡性ウレタン、あるいはポリプロピ
レン発泡材などのように、液体を吸収し易い素材を用い
る。
【0057】回復動作の際に吸引された各色のインク
は、対応する吸引チューブ517内を伝って廃インク集
積部510に達する。このうち、顔料ブラックインク以
外の染料インクは、対応する接続部510C、510
M、510Yから廃インク集積部510に入ってインク
吸収体560に吸収される。インク吸収体560は、一
定量のインクが流れ込むまではインクを吸収し続け、こ
れを超えるとインクは廃インク集積部510内を流れ下
り、流出口510aから廃インクチューブ518へ流れ
出る。したがって、最初に回復動作を行った後は、イン
ク吸収体560には、前記一定量の染料インクが保持さ
れた状態が続く。
【0058】一方、顔料ブラックインクは、接続部51
0Kから廃インク集積部510に入り、廃インク集積部
510の内壁を伝って流れ下り、最終的には、流出口5
10aから廃インクチューブ518へ流れ出る。このと
き、顔料ブラックインクがインク吸収体560に接触す
ると、インク吸収体560に吸収されて、内部で増粘し
てしまう場合があるが、壁550を設けたことによっ
て、顔料ブラックインクがインク吸収体560に接触す
るのを防止することができる。
【0059】顔料インクは粘性が高いため、単に廃イン
ク集積部510の内壁に沿って流しているだけだと増粘
して流れにくくなり、内壁に付着する場合がある。しか
しながら、前述のようにインク吸収体560に十分な量
の染料インクが保持されていると粘性の低い染料インク
の気化が促進されるため、廃インク集積部510の内部
は湿度の高い状態に保たれる。このように廃インク集積
部510の内部の湿度を高くしておくと、廃インク集積
部510内の余剰な水分によって、顔料インクが増粘す
るのを抑えることができる。顔料インクの増粘が抑えら
れると、顔料インクは内壁に付着しにくくなり、結果と
して顔料インクは廃インク集積部510内をスムーズに
流れる。
【0060】なお、本実施形態の吸引機構を適用したプ
ロッタを最初に使う場合や、プロッタを長期間使わずに
いた場合などには、インク吸収体560には染料インク
は吸収されていない。このような場合には、使用する前
に、予めインク吸収体560に水などの粘性の低い液体
を吸収させておけば、最初に使用する場合や、長期間使
用しなかったあとに再び使用する場合に、廃インク集積
部510内で顔料インクが増粘するのを防止することが
できる。
【0061】〔実施形態6〕図13は、実施形態6に係
るインクの吸引機構を示した断面図、図14は、図13
に示した吸引機構の一部を同図右側から見た図である。
【0062】本実施形態の吸引機構は、記録ヘッドの吐
出口を封止するキャップ611、キャップ611を支持
するキャップホルダ612、キャップ611と廃インク
集積部610とを接続する各色ごとの吸引チューブ61
7(617K、617C、617M、617Y)、各吸
引チューブ617を曲面状の壁613に押しつけながら
回転する四つの加圧コロ614(614K、614C、
614M、614Y)、各加圧コロ614を回転可能に
保持しながら自らも回転可能に取り付けられたコロホル
ダ615を含んで構成されている。各加圧コロ614が
対応する吸引チューブ617を壁613に押しつけてい
る期間は、コロホルダ615が約90度回転する間であ
る。
【0063】本実施形態の廃インク集積部610は、図
14に示すように全体として逆三角形であり、内部は中
空で、上部には、四つの接続部610K、610C、6
10M、610Yが設けられている。各接続部610
K、610C、610M、610Yには、それぞれに対
応する吸引チューブ617K、617C、617M、6
17Yが接続されている。廃インク集積部610の下部
には、流出口610aが設けられており、ここには廃イ
ンクタンク5につながる廃インクチューブ618が接続
されている。ただし、本実施形態で使用できる廃インク
集積部は図13、図14に示したものには限定されず、
前述の各実施形態の廃インク集積部や、これら以外のも
のであってもよい。
【0064】本実施形態の吸引機構において特徴的なの
は、図13及び図14に示すように、四つの加圧コロ6
14K、614C、614M、614Yを、コロホルダ
615の周囲において90度ずつずらして配置してある
点である。そして、コロホルダ615の初期状態におけ
る待機位置は、顔料ブラックインク用の加圧コロ614
Kが吸引チューブ617Kに接触する直前の位置にあ
る。
【0065】ヘッドの回復動作を行う場合には、各色の
ヘッドの吐出口が、キャップ611によって封止された
状態で、コロホルダ615が、図13において反時計回
りに回転する。すると、各加圧コロ614は、対応する
吸引チューブ617を曲面状の壁613に押しつけられ
ながら、吸引チューブ617の上流側から下流側に向か
って移動する。これによりキャップ611内は負圧とな
り、ヘッドの吐出口内のインクは吸引チューブ617に
沿って吸い出され、廃インク集積部610に向かって流
れる。
【0066】前述のように、初期状態では加圧コロ61
4Kが吸引チューブ617Kに接触する直前の位置にあ
るため、吸引動作が開始されると、最初に吸引されるの
は顔料ブラックインクであり、これに続いて、コロホル
ダ615が90度回転するたびに吸引するインクが切り
替わって、染料シアンインク、染料マゼンタインク、染
料イエローインクの順に吸引されてゆく。
【0067】このようにすると、顔料ブラックインクが
最初に吸引されて廃インク集積部610に流れ込み、そ
の後に他の染料インクが順次廃インク集積部610に流
れ込むようになる。顔料ブラックインクは粘性が高く増
粘して廃インク集積部610の内壁に付着し滞留しやす
いが、顔料インクが多少増粘しても、後から流れ込んで
くる粘性の低い染料インクが増粘した顔料インクを洗い
流すことになるので、顔料インクが廃インク集積部61
0の内壁に付着して滞留するのを防止することができ
る。
【0068】なお、図13及び図14に示した例では、
顔料ブラックインクが他のすべての染料インクよりも時
間的に先行して吸引されるよう各加圧コロ614をコロ
ホルダ615の周囲に配置したが、顔料ブラックインク
よりも後に少なくとも一つの染料インクが吸引されるよ
うにすれば、その染料インクによって粘性の高い顔料ブ
ラックインクを押し流す効果が得られる。また、本実施
形態の吸引機構は、廃インク集積部610に、相対的に
粘性の高いインクよりも後に相対的に粘性の低いインク
が流入するものであればよく、したがって、吸引機構の
態様は、上記のように加圧コロ614とコロホルダ61
5を用いたものには限定されない。
【0069】以上、本発明の各実施形態について説明し
てきたが、本発明は、上記各実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲の各請求項に記載した発明の
要旨の範囲内において、種々の変更が可能であり、それ
らも当該発明の技術的範囲に含まれる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顔料インク等の粘性の高いインクを使っている場合で
も、廃インク集積部において、これよりも相対的に粘性
の低い染料インク等の廃インクを粘性の高い廃インクと
混合させることによって、あるいは粘性の低い廃インク
の気化作用を利用することによって、粘性の高い廃イン
クが増粘するのを抑えることができ、その結果、廃イン
ク排出経路内における廃インクの滞留を防止し、廃イン
クをスムーズに流すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット方式によるプロッタの概略斜視
図である。
【図2】図1に示したプロッタのうち、本体カバーの内
側の様子を示した概略正面図である。
【図3】実施形態1に係るインクの吸引機構を示した断
面図である。
【図4】図3に示した吸引機構の一部を同図右側から見
た図である。
【図5】実施形態1の廃インク集積部を示しており、
(a)はその斜視図、(b)は上から見た平面図であ
る。
【図6】実施形態2に係るインクの吸引機構のうち、廃
インク集積部の周辺部分を示した断面図である。
【図7】実施形態2に係る廃インク集積部を示してお
り、(a)はその斜視図、(b)は一つの接続部の部分
を縦に切った断面図である。
【図8】実施形態3に係るインクの吸引機構のうち、廃
インク集積部の周辺部分を示した正面図である。
【図9】実施形態3に係る廃インク集積部を示してお
り、(a)はその斜視図、(b)は一つの接続部の部分
を縦に切った状態を示した拡大断面図である。
【図10】実施形態3に係る廃インク集積部の変形例を
示した斜視図である。
【図11】実施形態4に係るインクの吸引機構のうち、
廃インク集積部の周辺部分を示した正面図である。
【図12】実施形態5に係るインクの吸引機構のうち、
廃インク集積部の周辺部分を示した縦断面図である。
【図13】実施形態6に係るインクの吸引機構を示した
断面図である。
【図14】図13に示した吸引機構の一部を同図右側か
ら見た図である。
【符号の説明】
1…プロッタ 2…操作部 5…廃インクタンク 9…回復装置 110,210,310,410,510,610…廃
インク集積部 110a,210a,310a,410a,510a,
610a…流出口 110K,110C,110M,110Y…接続部 210K,210C,210M,210Y…接続部 310K,310C,310M,310Y…接続部 410K,410C,410M,410Y…接続部 510K,510C,510M,510Y…接続部 610K,610C,610M,610Y…接続部 111,611…キャップ 112,612…キャップホルダ 113,613…壁 114,214,314,414,614…加圧コロ 115,215,315,415,615…コロホルダ 116,217,317,417,517,617…吸
引チューブ 118,218,318,418,518,618…廃
インクチューブ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘性の異なる複数のインクをそれぞれの
    吐出口から記録材に吐出して記録材に画像を形成すると
    ともに、前記各吐出口からインクを排出する機構を備え
    た画像形成装置において、 前記各吐出口から排出された廃インクが合流する廃イン
    ク集積部であって、前記各吐出口から廃インクが流入す
    る複数の流入口のうち、粘性が相対的に高い廃インク用
    の前記流入口よりも高い位置に、粘性が相対的に低い廃
    インク用の流入口を少なくとも一つ設けてある廃インク
    集積部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記廃インク集積部に設けた前記各流入
    口のうち、粘性が最も高い廃インク用の前記流入口を、
    他の全ての廃インク用の流入口よりも低い位置に設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 粘性の異なる複数のインクをそれぞれの
    吐出口から記録材に吐出して記録材に画像を形成すると
    ともに、前記各吐出口からインクを排出する機構を備え
    た画像形成装置において、 前記各吐出口から排出された廃インクが合流する廃イン
    ク集積部であって、前記各吐出口から廃インクが流入す
    る複数の流入口のうち、流出口から見て粘性が相対的に
    高い廃インク用の前記流入口よりも遠い位置に、粘性が
    相対的に低い廃インク用の前記流入口を少なくとも一つ
    設けてある廃インク集積部を有することを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記廃インク集積部に設けた前記各流入
    口のうち、粘性が最も高い廃インク用の前記流入口を、
    前記流出口から最も近い位置に設けたことを特徴とする
    請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 粘性の異なる複数のインクをそれぞれの
    吐出口から記録材に吐出して記録材に画像を形成すると
    ともに、前記各吐出口からインクを排出する機構を備え
    た画像形成装置において、 前記各吐出口から排出された廃インクが合流する廃イン
    ク集積部であって、前記各吐出口から廃インクが流入す
    る複数の流入口のうち、粘性が相対的に高い廃インク用
    の前記流入口と、粘性が相対的に低い廃インク用の前記
    流入口のうちの少なくとも一つをつなぐ、廃インクを保
    持するための溝が形成された廃インク集積部を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 粘性の異なる複数のインクをそれぞれの
    吐出口から記録材に吐出して記録材に画像を形成すると
    ともに、前記各吐出口からインクを排出する機構を備え
    た画像形成装置において、 前記各吐出口から排出された廃インクが合流する廃イン
    ク集積部であって、その容積が、前記各吐出口から一回
    の吸引動作で吸引される廃インクの量の合計よりも小さ
    い廃インク集積部を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 粘性の異なる複数のインクをそれぞれの
    吐出口から記録材に吐出して記録材に画像を形成すると
    ともに、前記各吐出口からインクを排出する機構を備え
    た画像形成装置において、 前記各吐出口から排出された廃インクが合流する廃イン
    ク集積部であって、その内部に、前記複数の廃インクの
    うち相対的に粘性の低い廃インクを一定量吸収して保持
    するインク吸収体が設けられ、前記インク吸収体に保持
    された相対的に粘性の低い廃インクの気化作用により内
    部の湿度を高める廃インク集積部を有することを特徴と
    する画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記廃インク集積部は、前記複数の廃イ
    ンクのうち相対的に粘性の高い廃インクが前記インク吸
    収体に接触しないよう構成されていることを特徴とする
    請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 粘性の異なる複数のインクをそれぞれの
    吐出口から記録材に吐出して記録材に画像を形成すると
    ともに、前記各吐出口からインクを排出する機構を備え
    た画像形成装置において、 前記各吐出口から排出された廃インクが合流する廃イン
    ク集積部を有し、当該廃インク集積部に、相対的に粘性
    の高い廃インクが流入した後に、少なくとも一種類の相
    対的に粘性の低い廃インクが流入することを特徴とする
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記廃インクを吸引する機構は、円筒
    状の回転手段の周囲に設けられた押圧部材を各廃インク
    の導管に押しつけながら前記回転手段を回転させて前記
    各吐出口から廃インクを吸引するものであり、前記回転
    手段の周囲における各押圧部材の位置を変えることによ
    って、相対的に粘性の高い廃インクが、少なくとも一種
    類の相対的に粘性の低い廃インクよりも時間的に先行し
    て前記廃インク集積部に流入するようにしたことを特徴
    とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記相対的に粘性の高い廃インクは顔
    料インクであり、前記相対的に粘性の低い廃インクは染
    料インクであることを特徴とする請求項1乃至10のう
    ちいずれか一項記載の画像形成装置。
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