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JP2002014491A - 電子写真用乾式トナーの製造方法 - Google Patents

電子写真用乾式トナーの製造方法

Info

Publication number
JP2002014491A
JP2002014491A JP2000198421A JP2000198421A JP2002014491A JP 2002014491 A JP2002014491 A JP 2002014491A JP 2000198421 A JP2000198421 A JP 2000198421A JP 2000198421 A JP2000198421 A JP 2000198421A JP 2002014491 A JP2002014491 A JP 2002014491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin particles
particles
electrophotography
toner
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000198421A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tejima
孝 手嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000198421A priority Critical patent/JP2002014491A/ja
Publication of JP2002014491A publication Critical patent/JP2002014491A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、遊離微粒子量を少なくすることに
より、画像性、耐久性、保存性、定着ロール等へのフィ
ルミングを改善できる電子写真用乾式トナーの製造方法
であって、特に、カラー用途に適した電子写真用乾式ト
ナーの製造方法の提供を課題とする。 【解決手段】 本発明の電子写真用乾式トナーの製造方
法は、着色樹脂粒子表面にカプセル用樹脂粒子を機械的
混合により付着させて樹脂被覆層を形成する電子写真用
乾式トナーの製造方法において、該着色樹脂粒子と該カ
プセル用樹脂粒子におけるそれぞれの摩擦帯電極性を逆
極性として樹脂被覆層を形成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真用乾式ト
ナーの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用乾式トナーとしては、通常、
結着樹脂中に離型剤、着色剤、荷電制御剤等を分散させ
た後、微粉砕手段によりトナーサイズに粉砕、分級して
トナー粒子とされ、現像方式により一成分トナー粒子、
またはトナー粒子およびキャリア粒子からなる二成分ト
ナーとされる。また、耐熱性等を改善するためにトナー
表面に樹脂粒子層を被覆し、複合型トナーとすることも
知られている。
【0003】この種の複合型トナーの製造方法として
は、例えば特公平1−17576号公報や特開平4−3
171号公報には着色樹脂粒子の表面にカプセル用樹脂
粒子を部分的に埋没する程度に被覆処理した後に熱処理
する方法が記載されているが、この種の着色樹脂粒子と
カプセル用樹脂粒子とを機械的に混合し、着色樹脂粒子
表面にカプセル用樹脂粒子をファンデアワールス力およ
び静電気作用により付着させる方法においては、カプセ
ル用樹脂粒子の粘着性が強く、凝集体として存在するた
め、その付着状態にムラが生じて不均一となることが避
けられず、その結果、着色樹脂粒子面が表面に露出した
り、カプセル用樹脂粒子が脱離したりして画像劣化や耐
久性劣化の原因ともなっている。
【0004】また、カラー用途の電子写真用乾式トナー
は、定着に際しての溶融時にその透明性に優れることが
要求され、そのためには着色樹脂粒子における結着樹脂
とカプセル用樹脂粒子とを同種の樹脂から形成して熱溶
融時における相溶性を高くする方が好ましいが、着色樹
脂粒子における結着樹脂とカプセル用樹脂粒子とを同種
の樹脂とすると付着に必要な静電気力が小さくなり、着
色樹脂粒子とカプセル用樹脂粒子とを機械的に混合する
際にその付着力が低下し、より画像劣化や耐久性劣化を
引き起こすという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
電子写真用乾式トナーの製造方法において、遊離微粒子
量を少なくすることにより、画像性、耐久性、保存性、
定着ロール等へのフィルミングを改善できる電子写真用
乾式トナーの製造方法であって、特に、カラー用途に適
した電子写真用乾式トナーの製造方法の提供を課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真用乾式
トナーの製造方法は、着色樹脂粒子表面にカプセル用樹
脂粒子を機械的混合により付着させて樹脂被覆層を形成
する電子写真用乾式トナーの製造方法において、該着色
樹脂粒子と該カプセル用樹脂粒子におけるそれぞれの摩
擦帯電極性を逆極性として樹脂被覆層を形成することを
特徴とする。
【0007】上記の着色樹脂粒子中に、着色樹脂粒子中
に、カプセル用樹脂粒子の摩擦帯電極性とは逆極性の荷
電制御剤を分散させておくことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】着色樹脂粒子は、結着樹脂、離型
剤、着色剤、荷電制御剤等からなる。結着樹脂として
は、トナーの定着性を可能とする公知のトナー用結着物
質の使用が可能である。例えば、ポリスチレン、ポリ−
p−クロロスチレン、ポリビニルトルエン等のスチレン
及びその置換体の単重合体、スチレン−p−クロロスチ
レン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、ス
チレン−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリ
ル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステ
ル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル
共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチ
レン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニ
ルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケ
トン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレ
ン−イソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル
−インデン共重合体等のスチレン系共重合体、ポリ塩化
ビニル、フェノール樹脂、天然変成フェノール樹脂、天
然樹脂変成マレイン酸樹脂、アクリル樹脂、メタクリル
樹脂、ポリ酢酸ビニール、シリコーン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリウレタン、ポリアミド樹脂、フラン樹脂、
エポキシ樹脂、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール、
テルペン樹脂、クマロンインデン樹脂、石油系樹脂、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂
が例示される。
【0009】結着樹脂としては、ガラス転移温度が50
〜75℃、フロー軟化温度が100〜150℃のものを
使用できる。低温定着性トナーとする場合には、結着樹
脂のガラス転移温度が50〜65℃、フロー軟化温度が
100〜120℃の樹脂とするとよく、また、オイルレ
ス定着用トナーとする場合には、結着樹脂の熱溶融時の
凝集性の観点からは50%流出点における溶融粘度が1
×103 〜1×107Pa・sのものとするとよい。
【0010】着色剤としては、以下に示すような、有機
ないし無機の各種、各色の顔料、染料が使用可能であ
る。すなわち、黒色顔料としては、カーボンブラック、
酸化銅、四三酸化鉄、二酸化マンガン、アニリンブラッ
ク、活性炭などがある。黄色顔料としては、黄鉛、亜鉛
黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファス
トイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルスエロ
ー、ナフトールエローS、バンザーイエローG、バンザ
ーイエロー10G、ベンジジンエローG、ベンジジンエロ
ーGR、キノリンエローレーキ、パーマネントエローNC
G、タートラジンレーキなどがある。橙色顔料として
は、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレ
ンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、イ
ンダスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレン
ジG、インダスレンブリリアントオレンジGKMなどがあ
る。赤色系顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッ
ド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド
4R、リソールレッド、ピロゾロンレッド、ウオッチング
レッド、カルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアント
カーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ア
リザリンレーキ、ブリリアントカーミン3Bなどがある。
紫色顔料としては、マンガン紫、ファストバイオレット
B、メチルバイオレットレーキなどがある。青色顔料と
しては、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレー
キ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、
無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部
分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダスレンブ
ルーBCなどがある。緑色顔料としては、クロムグリー
ン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグ
リーンレーキ、ファイナルイエローグリーンGなどがあ
る。白色顔料としては、亜鉛華、酸化チタン、アンチモ
ン白、硫化亜鉛などがある。体質顔料としては、バライ
ト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボ
ン、タルク、アルミナホワイトなどがある。また、塩基
性、酸性、分散、直接染料などの各種染料としては、ニ
グロシン、メチレンブルー、ローズベンガル、キノリン
イエロー、ウルトラマリンブルーなどがある。
【0011】これらの着色剤は、単独であるいは複数組
合せて用いることができるが、結着樹脂100重量部に
対して、1〜20重量部、より好ましくは2〜10重量
部使用することが望ましい。20重量部より多いとトナ
ーの定着性が低下し、一方、1重量部より少ないと所望
の画像濃度が得られない。
【0012】また、透光性カラートナーとして用いる場
合は、着色剤としては、以下に示すような、各種、各色
の顔料、染料が使用可能である。黄色顔料としては、C.
I.10316(ナフトールイエローS)、C.I.11710(ハンザ
エロー10G)、C.I.11660(ハンザエロー5G)、C.I.1167
0(ハンザエロー3G)、C.I.11680(ハンザエローG)、
C.I.11730(ハンザエローGR)、C.I.11735(ハンザエロ
ーA)、C.I.11740(ハンザエローNR)、C.I.12710(ハ
ンザエローR)、C.I.12720(ピグメントイエロー
L)、C.I.21090(ベンジジンエロー)、C.I.21095(ベ
ンジジンエローG)、C.I.21100(ベンジジンエローG
R)、C.I.20040(パーマネントエローNCG)、C.I.21220
(バルカンファストエロー5)、C.I.21135(バルカン
ファストエローR)などがある。赤色顔料としては、C.
I.12055(スターリンI)、C.I.12075(パーマネントオ
レンジ)、C.I.12175(リソールファストオレンジ3G
L)、C.I.12305(パーマネントオレンジGTR)、C.I.117
25(ハンザエロー3R)、C.I.21165(バルカンファスト
オレンジGG)、C.I.21110(ベンジジンオレンジG)、
C.I.12120(パーマネントレッド4R)、C.I.1270(パラ
レッド)、C.I.12085(ファイヤーレッド)、C.I.12315
(ブリリアントファストスカーレット)、C.I.12310
(パーマネントレッドF2R)、C.I.12335(パーマネント
レッドF4R)、C.I.12440(パーマネントレッドFRL)、
C.I.12460(パーマネントレッドFRLL)、C.I.12420(パ
ーマネントレッドF4RH)、C.I.12450(ライトファスト
レッドトーナーB)、C.I.12490(パーマネントカーミ
ンFB)、C.I.15850(ブリリアントカーミン6B)などが
ある。また、青色顔料としては、C.I.74100(無金属フ
タロシアニンブルー)、C.I.74160(フタロシアニンブ
ルー)、C.I.74180(ファーストスカイブルー)などが
ある。
【0013】また、マゼンタ用着色顔料としては、C.
I.ピグメントレッド1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10、11、12、13、14、15、16、
17、18、19、21、22、23、30、31、3
2、37、38、39、40、41、48、49、5
0、51、52、53、54、55、57、58、6
0、63、64、68、81、83、87、88、8
9、90、112、114、122、123、163、
202、206、207、209;C.I.ピグメント
バイオレット19;C.I.バットレッド1、2、1
0、13、15、23、29、35などが挙げられる。
顔料単独使用でもかまわないが、染料と顔料と併用して
その鮮明度を向上させた方がフルカラー画像の画質の点
からより好ましい。
【0014】そのマゼンタ用染料としては、C.I.ソ
ルベントレッド1、3、8、23、24、25、27、
30、49、81、82、83、84、100、10
9、121;C.I.ティスパーレスレッド9;C.
I.ソルベントバイオレット8、13、14、21、2
7;C.I.ディスパースバイオレットなどの油溶染
料、C.I.ベーシックレッド1、2、9、12、1
3、14、15、17、18、22、23、24、2
7、29、32、34、35、36、37、38、3
9、40;C.I.ベッシックバイオレット1、3、
7、10、14、15、21、25、26、27、28
などの塩基性染料が挙げられる。
【0015】また、シアン用着色顔料としては、C.
I.ビクメントブルー2、3、15、16、17;C.
I.バットブルー6;C.I.アシッドブルー45又は
下記式(1)で示される構造を有するフタロシアニン骨
格にフタルイミドメチル基を1〜5個置換した銅フタロ
シアニン顔料などが挙げられる。
【0016】
【化1】 また、イエロー用着色顔料としては、C.I.ピグメン
トイエロー1、2、3、4、5、6、7、10、11、
12、13、14、15、16、17、23、65、7
3、83;C.I.バットイエロー1、3、20なとが
挙げられる。
【0017】これらの着色剤は、単独であるいは複数組
合せて用いることができるが、結着樹脂100重量部に
対して、0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜15
重量部使用することが望ましい。20重量部より多いと
トナーの定着性および透明性が低下し、一方、0.1重
量部より少ないと所望の画像濃度が得られない場合があ
る。
【0018】着色樹脂粒子中に分散される離型剤として
は、具体的にはパラフィンワックス、ポリオレフィンワ
ックス、芳香族基を有する変性ワックス、脂環基を有す
る炭化水素化合物、天然ワックス、炭素数12以上の長
鎖炭化水素鎖〔CH3(CH2)11またはCH3(CH2)12以上の脂肪
族炭素鎖〕を有する長鎖カルボン酸、そのエステル脂肪
酸金属塩、脂肪酸アミド、脂肪酸ビスアミド等を例示し
得る。異なる低軟化点化合物を混合して用いても良い。
具体的には、パラフィンワックス(日本石油製)、パラ
フィンワックス(日本精蝋製)、マイクロワックス(日
本石油製)、マイクロクリスタリンワックス(日本精蝋
製)、硬質パラフィンワックス(日本精蝋製)、PE−13
0(ヘキスト製)、三井ハイワックス110P(三井石油化
学製)、三井ハイワックス220P(三井石油化学製)、三
井ハイワックス660P(三井石油化学製)、三井ハイワッ
クス210P(三井石油化学製)、三井ハイワックス320P
(三井石油化学製)、三井ハイワックス410P(三井石油
化学製)、三井ハイワックス420P(三井石油化学製)、
変性ワックスJC−1141(三井石油化学製)、変性ワック
スJC−2130(三井石油化学製)、変性ワックスJC−4020
(三井石油化学製)、変性ワックスJC−1142(三井石油
化学製)、変性ワックスJC−5020(三井石油化学製)、
密ロウ、カルナバワックス、モンタンワックス等を挙げ
ることができる。脂肪酸金属塩として、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウ
ム、オレイン酸亜鉛、パルミチン酸亜鉛、パルミチン酸
マグネシウム等がある。
【0019】特に、ポリオレフィン系ワックスとして
は、例えば低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチ
レン、あるいは酸化型のポリプロピレン、酸化型のポリ
エチレン等が挙げられる。ポリオレフィン系ワックスの
具体例としては、例えば、Hoechst Wax PE520、Hoechst
Wax PE130、Hoechst Wax PE190(ヘキスト社製)、三
井ハイワックス200、三井ハイワックス210、三井ハイワ
ックス210M、三井ハイワックス220、三井ハイワックス2
20M(三井石油化学工業社製)、サンワックス131−P、
サンワックス151−P、サンワックス161−P(三洋化成
工業社製)などのような非酸化型ポリエチレンワック
ス、Hoechst Wax PED121、Hoechst Wax PED153、Hoechs
t Wax PED521、Hoechst Wax PED522、同Ceridust 3620
、同CeridustVP130、同Ceridust VP5905、同Ceridust
VP9615A、同Ceridust TM9610F、同 Ceridust 3715
(ヘキスト社製)、三井ハイワックス420M(三井石油化
学工業社製)、サンワックスE−300、サンワックスE
−250P(三洋化成工業社製)などのような酸化型ポリエ
チレンワックス、Hoechist Wachs PP230(ヘキスト社
製)、ビスコール330−P、ビスコール550−P、ビスコ
ール660P(三洋化成工業社製)などのような非酸化型ポ
リプロピレンワックス、ピスコールTS−200(三洋化成
工業社製)などのような酸化型ポリプロピレンワックス
などが例示される。
【0020】これらの離型剤は、単独であるいは複数種
組合せて使用することができるが、結着樹脂に添加する
離型剤の添加量は、結着樹脂100重量部に対して0.
5〜10重量部であり、好ましくは2〜8重量部、更に
好ましくは3〜7重量部である。
【0021】離型剤としては、セイコー電子(株)製
「DSC120」で測定されるDSC吸熱曲線における
吸熱メインピーク値である軟化点(融点)が40〜13
0℃、好ましくは50〜120℃のものである。軟化点
が40℃未満の場合は、トナーの耐ブロッキング性及び
保形性が不充分であり、軟化点が130℃を越える場合
は定着温度又は定着圧を下げる効果が少ない。また、離
型剤の軟化点(融点)と結着樹脂のフロー軟化温度との
差は30℃以内のものとするとよい。
【0022】本発明は、着色樹脂粒子における摩擦帯電
極性とカプセル用樹脂粒子における摩擦帯電極性とを逆
極性とすることにより、着色樹脂粒子に均一な膜厚でカ
プセル用樹脂粒子を付着させることができ、また、電子
写真用乾式トナー中の遊離微粒子量を低減しうることを
見出したことに基づく。そのためには、 カプセル用
樹脂粒子の摩擦帯電極性が負の場合には、着色樹脂粒子
に摩擦帯電極性が正となる荷電制御剤を含有させる、
カプセル用樹脂粒子の摩擦帯電極性が正の場合には、
着色樹脂粒子に摩擦帯電極性が負となる荷電制御剤を含
有させるとよい。なお、、にあって、着色樹脂粒子
自体として荷電制御剤を含有させなくても摩擦帯電極性
を有する場合には荷電制御剤を含有させる必要はなく、
また、後述するカプセル用樹脂粒子にあっても同様であ
る。
【0023】着色樹脂粒子に正の摩擦帯電極性を付与す
る荷電制御剤としては、有機あるいは無機の各種のもの
が用いられ、また、アジン化合物、第4級アンモニウム
塩、オニウム化合物等が例示される。例えばニグロシン
ベースEX(オリエント化学工業(株)製)、第4級アン
モニウム塩P−51(オリエント化学工業(株)製)、ニ
グロシン ボントロンN−01(オリエント化学工業
(株)製)、スーダンチーフシュバルツBB(ソルベント
ブラック3:Colr Index 26150)、フェットシュバルツHB
N(C.I.NO.26150)、ブリリアントスピリッツシュバル
ツTN(ファルベン・ファブリッケン・バイヤ社製)、ザ
ボンシュバルツX(ファルベルケ・ヘキスト社製)、さ
らにアルコキシ化アミン、アルキルアミド、モリブデン
酸キレート顔料などが挙げられる。中でも第4級アンモ
ニウム塩P−51が好ましい。
【0024】また、着色樹脂粒子に負の摩擦帯電極性を
付与する荷電制御剤としては、含金属アゾ化合物、サリ
チル酸誘導体、金属錯体、フェノール系縮合物等が例示
され、例えば、オイルブラック(Color Index 2615
0)、オイルブラックBY(オリエント化学工業(株)
製)、ボントロンS−22(オリエント化学工業(株)
製)、サリチル酸金属錯体E−81(オリエント化学工業
(株)製)、チオインジゴ系顔料、銅フタロシアニンの
スルホニルアミン誘導体、スピロンブラックTRH(保土
谷化学工業(株)製)、ボントロンS−34(オリエント
化学工業(株)製)、ニグロシンSO(オリエント化学工
業(株)製)、セレスシュバルツ(R)G(ファルベン
・ファブリケン・バイヤ社製)、クロモーゲンシュバル
ツETOO(C.I.NO.14645)、アゾオイルブラック(R)
(ナショナル・アニリン社製)などが挙げられる。中で
も、サリチル酸金属錯体E−81が好ましい。
【0025】これらの荷電制御剤は、単独であるいは複
数種組合せて使用することができるが、結着樹脂に添加
する荷電制御剤の添加量は、結着樹脂100重量部に対
して0.001〜5重量部であり、好ましくは0.00
1〜3重量部である。
【0026】その他、着色樹脂粒子には磁性粒子、分散
剤等の添加剤を適宜添加してもよい。
【0027】着色樹脂粒子は、製造方法の項において後
述するように、結着樹脂中に離型剤、着色剤、荷電制御
剤等の内添剤を混練・溶融により分散させた後、微粉砕
手段により粉砕・分級して得られるもので、平均粒径
は、3μm〜10μm、好ましくは5μm〜8μmとさ
れる。また、得られる着色樹脂粒子の円形度は0.80
〜0.95程度である。
【0028】次に、着色樹脂粒子に被覆する樹脂被膜に
ついて説明する。樹脂被膜は製造方法の項において後述
するようにカプセル用樹脂粒子を使用して形成される。
【0029】カプセル用樹脂粒子としては、例えばソー
プフリー乳化重合法により製造される樹脂粒子、脂肪酸
アマイド粒子、ポリイミド樹脂粒子、含窒素複素環を有
する樹脂粒子等が例示される。
【0030】ソープフリー乳化重合法により製造される
樹脂粒子について説明する。一般に、乳化重合法は、水
性媒体中に乳化剤と水溶性重合開始剤を添加して溶解し
た後、該水性媒体中に難溶性のモノマーを添加し、加熱
しながら攪拌すると、水相で発生した開始剤ラジカルが
水相に僅かに溶けているモノマーを結合してゆきやがて
不溶化し粒子核を形成させる方法であるが、ソープフリ
ー乳化重合法は、乳化重合系から乳化剤を除いた処方
で、乳化重合法と同様に、水相で発生した開始剤ラジカ
ルが水相に僅かに溶けているモノマーを結合してゆきや
がて不溶化し粒子核を形成するものである。この重合法
で製造される粒子は一般に乳化重合より粒径が大きく
て、粒径分布が狭い。ソープフリー重合法は粒径が0.
1μm〜1μmの範囲で制御でき、また粒径分布がシャ
ープな粒子が達成される。
【0031】着色樹脂粒子の表面にカプセル用樹脂粒子
を付着させるにはカプセル用樹脂粒子の粒径および樹脂
物性が要求されるので、ソープフリー乳化重合法により
調製されるものが好ましいが、勿論、乳化重合法により
調製されるものであってもよい。
【0032】カプセル用樹脂粒子の調製に用いる単量体
としてはビニル系モノマーを挙げることができ、例えば
スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメ
チルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−tert−ブ
チルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オ
クチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デ
シルスチレン、p−n−ドデシルスチレン、p−メトキ
シスチレン、p−エトキシスチレン、p−フェニルスチ
レン、p−クロルスチレン、3,4−ジクロルスチレン等
のスチレンおよびその誘導体が挙げられ、その中でもス
チレンが最も好ましい。他のビニル系モノマーとして
は、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチ
レンなどのエチレン不飽和モノオレフィン類、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニル名どの
ハロゲン化ビニル類、酢酸ビニル、プロピレン酸ビニ
ル、ベンゾエ酸ビニル、酪酸ビニルなどのビニルエステ
ル類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロ
ピル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリ
ル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニ
ル、α−クロルアクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタ
クリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタク
リル酸プロピル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリ
ル酸ドデシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタ
クリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル、メタクリ
ル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミ
ノエチルなどのα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エス
テル類、アクリロニトリル、メタクリロニトリルアクリ
ルアミドなどのような(メタ)アクリル酸誘導体、ビニ
ルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソ
ブチルエーテルなどのビニルエーテル類、ビニルメチル
ケトン、ビニルヘキシルケトン、メチルイソプロペニル
ケトンなどのビニルケトン類、N−ビニルピロール、N
−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビ
ニルピロリドンなどのN−ビニル化合物、ビニルナフタ
リン類を挙げることができる。なお、カプセル用樹脂粒
子に用いられる合成樹脂としてはこれらのビニル系モノ
マーは単独で用いた単独重合体であっても、あるいは複
数組合せた共重合体であってもよい。
【0033】またビニル系モノマーとしては、含窒素極
性官能基を有するモノマーあるいはフッ素を有するモノ
マー成分を、単独であるいは上記したモノマーとの組み
合わせで使用することもできる。このような極性基を有
する単量体からカプセル用樹脂粒子を構成すると、この
カプセル用樹脂粒子自体が帯電制御の働きをするため
に、荷電制御剤は着色樹脂粒子中に含ませるより少ない
量で所望の帯電性を付与することが可能となる。
【0034】含窒素極性官能基は正荷電制御に有効であ
り、含窒素極性官能基を有するモノマーとしては、一般
式 CH2 =C(R1 )−COX−Q−N(R2 )(R3 ) (式中、R1 は水素またはメチル基、R2 およびR3
水素または炭素数1〜20のアルキル基、Xは酸素原子
または窒素原子、Qはアルキレン基またはアリレン基で
ある。)で表わされるアミノ(メタ)アクリル系モノマ
ーがある。
【0035】アミノ(メタ)アクリル系モノマーの代表
例としては、N,N−ジメチルアミノメチル(メタ)アク
リレート、N,N−ジエチルアミノメチル(メタ)アクリ
レート、N,N−ジメチルアミノ(メタ)アクリレート、
N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N
−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N
−ジメチルアミノブチル(メタ)アクリレート、p−N,
N−ジメチルアミノフェニル(メタ)アクリレート、p
−N,N−ジエチルアミノフェニル(メタ)アクリレー
ト、p−N,N−ジプロピルアミノフェニル(メタ)アク
リレート、p−N,N−ジブチルアミノフェニル(メタ)
アクリレート、p−N−ラウリルアミノフェニル(メ
タ)アクリレート、p−N−ステアリルアミノフェニル
(メタ)アクリレート、p−N,N−ジメチルアミノベン
ジル(メタ)アクリレート、p−N,N−ジエチルアミノ
ベンジル(メタ)アクリレート、p−N,N−ジプロピル
アミノベンジル(メタ)アクリレート、p−N,N−ジブ
チルアミノベンジル(メタ)アクリレート、p−N−ラ
ウリルアミノベンジル(メタ)アクリレート、p−N−
スタアリルアミノベンジル(メタ)アクリレートなどが
例示される。さらに、N,N−ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノエチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピ
ル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジメチルアミノ
フェニル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジエチル
アミノフェニル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジ
プロピルアミノフェニル(メタ)アクリルアミド、p−
N,N−ジブチルアミノフェニル(メタ)アクリルアミ
ド、p−N−ラウリルアミノフェニル(メタ)アクリル
アミド、p−N−ステアリルアミノフェニル(メタ)ア
クリルアミド、p−N,N−ジメチルアミノベンジル(メ
タ)アクリルアミド、p−N,N−ジエチルアミノベンジ
ル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジプロピルアミ
ノベンジル(メタ)アクリルアミド、p−N,N−ジブチ
ルアミノベンジル(メタ)アクリルアミド、p−N−ラ
ウリルアミノベンジル(メタ)アクリルアミド、p−N
−ステアリルアミノベンジル(メタ)アクリルアミド等
が例示される。
【0036】フッ素原子は負荷電制御に有効であり、フ
ッ素含有モノマーとしては特に制限はないが、例えば2,
2,2−トリフルオロエチルアクリレート、2,2,3,3−テト
ラフルオロプロピルアクリレート、2,2,3,3,4,4,5,5−
オクタフルオロアミルアクリレート、1H,1H,2H,2H−ヘ
プタデカフルオロデシルアクリレートなどのフルオロア
ルキル(メタ)アクリレートが好ましく例示される。こ
のほかトリフルオロクロルエチレン、フッ化ビニリデ
ン、三フッ化エチレン、四フッ化エチレン、トリフルオ
ロプロピレン、ヘキサフルオロプロペン、ヘキサフルオ
ロプロピレンなどの使用が可能である。なお、カプセル
用樹脂粒子に用いる合成樹脂としてはこれらのビニル系
モノマーを単独で用いた単独重合体であっても、あるい
は複数組み合わせた共重合体であってもよい。
【0037】また、カプセル用樹脂粒子調製時に荷電制
御剤を存在させた状態で重合させることによりその摩擦
帯電極性を制御することも可能である。また、その他所
望の各種添加剤、例えば着色剤等を添加することもでき
る。
【0038】これらの乳化重合により調製されるカプセ
ル用樹脂粒子としては、例えば綜研化学(株)製「MP
−1000、Tg128℃、フロー軟化温度178℃、
粒径0.35〜0.5μm)」、同「MP−2200、
Tg128℃、フロー軟化温度180℃、粒径0.3〜
0.4μm)」、同「MP−4951、Tg85℃、フ
ロー軟化温度146℃、粒径0.15〜0.25μ
m)」、日本ペイント(株)製「マイクロジェル、Tg
64℃、フロー軟化温度130℃、粒径0.2μm)」
が例示される。
【0039】脂肪酸アマイド粒子としては、中京油脂
(株)製「ハイミクロンG−270、フロー軟化温度1
00℃、粒径0.5μm)」、同「ハイミクロンG−1
10、フロー軟化温度140℃、粒径0.4μm)」が
例示される。
【0040】カプセル用樹脂粒子の大きさは、平均粒径
が0.05μm〜1μm、好ましくは0.1〜0.8μ
m、より好ましくは0.15〜0.4μmのものを使用
する。カプセル用樹脂粒子の平均粒径が0.05μmよ
り小さいと耐熱性付与の観点から、カプセル用樹脂粒子
層の厚みが薄いため、十分にその目的を達成することは
できない。平均粒径が1μmより大きいときは、カプセ
ル用樹脂粒子を着色樹脂粒子の表面に均一に付着させる
ことが困難となり、表面被覆率が低下し、トナークリー
ニング性、耐久性等が十分に改良されず、耐熱性付与を
目的とする場合、着色樹脂粒子の影響を受け易くなる。
さらにカプセル用樹脂粒子が大きいと、その粒子を着色
樹脂粒子表面に強固に付着固定させることが困難とな
る。また、カプセル用樹脂粒子は、着色樹脂粒子平均粒
径の1/5以下のものとするとよい。
【0041】カプセル用樹脂粒子は、着色樹脂粒子にお
ける結着樹脂の化学構造と類似する構造を有する樹脂を
使用するのが好ましいが、その場合には、一般に、着色
樹脂粒子中には正の荷電制御剤を添加するとよく、ま
た、カプセル用樹脂粒子としてポリイミド樹脂粒子、含
窒素複素環を有する樹脂粒子、脂肪酸アマイド粒子を使
用する場合には、着色樹脂粒子中には負の荷電制御剤を
含有させるとよい。
【0042】また、カプセル用樹脂粒子は、ガラス転移
温度(Tg)が50〜130℃であり、また、フロー軟
化点が70〜200℃、好ましくは100〜170℃の
範囲のものが好ましい。
【0043】また、カプセル用樹脂粒子のフロー軟化点
は、着色樹脂粒子の結着樹脂におけるフロー軟化点に比
して、5℃以上高くするとよく、好ましくは20℃〜4
0℃の範囲で高いものとするとよい。
【0044】着色樹脂粒子表面にカプセル用樹脂粒子を
機械的混合により付着させて樹脂被覆層を形成するに際
して、カプセル用樹脂粒子は、着色樹脂粒子100重量
部に対して5〜25重量部、好ましくは10〜20重量
部の割合で使用される。また、本発明で得られる電子写
真用乾式トナーは、着色樹脂粒子とカプセル用樹脂粒子
のそれぞれの摩擦帯電極性を逆極性として樹脂被覆層を
形成するものであるので、樹脂被覆層の膜厚を均一なも
のとでき、その樹脂被覆層の膜厚は、0.05〜1μ
m、好ましくは0.1〜0.6μm、より好ましくは
0.15〜0.35μmとされる。
【0045】これにより、感光体や現像器等のプロセス
部材へのフィルミングのないものができ、また、透明性
に優れ、また保存性に優れた耐久性のあるトナーとでき
る。また、定着時にあっては、熱定着ローラーにより樹
脂被覆層が破壊されると同時に溶融した結着剤等を溶出
させることができ、また、着色樹脂粒子中に離型剤を含
有させておくことにより熱定着ローラーへの離型効果を
一層発揮できる。また、本発明の電子写真用乾式トナー
は、離型剤の含有量を多くしなくても耐オフセット性と
透明性を確保できる。
【0046】このようにして得られた電子写真用乾式ト
ナーの平均粒径は、3〜10μm、好ましくは5〜8μ
mであり、これにより高精細化を可能とし、また、円形
度を、0.93〜0.99、好ましくは0.94〜0.
98であり、これにより、流動性、クリーニング性に優
れるものとできる。
【0047】また、本発明の電子写真用乾式トナーに
は、その流動性を向上させる為に、流動性向上剤を外添
してもよい。流動性向上剤としては、有機系微粉末また
は無機系微粉末を用いることができる。例えばフツ素系
樹脂粉末、すなわちフツ化ビニリデン微粉末、ポリテト
ラフルオロエチレン微粉末、アクリル樹脂系微粉末な
ど;又は脂肪酸金属塩、すなわちステアリン酸亜鉛、ス
テアリン酸カルシウム、ステアリン酸鉛など;又は金属
酸化物、すなわち酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化チタ
ン、酸化亜鉛など;又は微粉末シリカ、すなわち湿式製
法シリカ、乾式製法シリカ、それらシリカにシランカツ
プリング剤、チタンカツプリング剤、シリコンオイルな
どにより表面処理をほどこした処理シリカなどがあり、
これらは1種或いは2種以上の混合物で用いられる。
【0048】好ましい流動性向上剤としては、ケイ素ハ
ロゲン化合物の気相酸化法により生成された微粉体であ
り、いわゆる乾式法シリカ又はヒユームドシリカと称さ
れるもので、従来公知の技術によって製造されるもので
ある。例えば四塩化ケイ素ガスの酸水素焔中における熱
分解酸化反応を利用するもので、基礎となる反応式は次
の様なものである。
【0049】SiCl4+2H2+O2→SiO2+4HCl 又、この製造工程において、例えば塩化アルミニウム又
は塩化チタンなど他の金属ハロゲン化合物をケイ素ハロ
ゲン化合物と共に用いる事によってシリカと他の金属酸
化物の複合微粉体を得る事も可能であり、それらも包含
する。その粒径は平均の一次粒径として、0.001〜
2μmの範囲内である事が望ましく、特に好ましくは、
0.002〜0.2μmの範囲内のシリカ微粉体を使用
するのが良い。
【0050】本発明に用いられるケイ素ハロゲン化合物
の気相酸化法により生成された市販のシリカ微粉体とし
ては、例えば以下の様な商品名で市販されているものが
ある。日本アエロジル社製の「AEROSIL 130」、以下、
同 200、 300、 380、 TT600、MOX170、 MOX80、 COK84
等が挙げられ、また、CABOT Co.社製の「Ca−O−SiLM-
5 」、以下、同 MS−7、MS−75、HS−5、EH−5等が
挙げられ、また、WACKER−CHEMIE GMBH社製の「Wacker
HDK N 20 V15 」、以下、同 N20E、 T30、 T40、ダウコ
ーニングCo.社の「D−C Fine Silica」、Fransil社の
「Fransol」等が挙げられる。
【0051】さらには、該ケイ素ハロゲン化合物の気相
酸化により生成されたシリカ微粉体に疎水化処理した処
理シリカ微粉体を用いることがより好ましい。該処理シ
リカ微粉体において、メタノール滴定試験によって測定
された疎水化度が30〜80の範囲の値を示すようにシ
リカ微粉体を処理したものが特に好ましい。疎水化方法
としてはシリカ微粉体と反応、あるいは物理吸着する有
機ケイ素化合物などで化学的に処理することによって付
与される。好ましい方法としては、ケイ素ハロゲン化合
物の上記気相酸化により生成されたシリカ微粉体を有機
ケイ素化合物で処理する。
【0052】その様な有機ケイ素化合物の例は、ヘキサ
メチレンジシラザン、トリメチルシラン、トリメチルク
ロルシラン、トリメチルエトキシシラン、ジメチルジク
ロルシラン、メチルトリクロルシラン、アリルジメチル
クロルシラン、アリルフエニルジクロルシラン、ベンジ
ルジメチルクロルシラン、ブロムメチルジメチルクロル
シラン、α−クロルエチルトリクロルシラン、ρ−クロ
ルエチルトリクロルシラン、クロルメチルジメチルクロ
ルシラン、トリオルガノシリルメルカピタン、トリメチ
ルシリルメルカプタン、トリオルガノシリルアクリレー
ト、ビニルジメチルアセトキシシラン、ジメチルエトキ
シシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジフエニルジエ
トキシシラン、ヘキサメチルジシロキサン、1,3−ジビ
ニルテトラメチルジシロキサン、1,3−ジフエニルテト
ラメチルジシロキサンおよび1分子当り2から12個の
シロキサン単位を有し末端に位置する単位にそれぞれ1
個宛のSiに結合した水酸基をが有するジメチルポリシ
ロキサン等がある。これらは1種あるいは2種以上の混
合物で用いられる。
【0053】その処理シリカ微粉体の粒径としては0.
003〜0.1μm、0.005〜0.05の範囲のも
のを使用することが好ましい。市販品としては、タラノ
ツクス−500(タルコ社)、AEROSIL R−972(日本アエ
ロジル社)などがある。
【0054】流動性向上剤の添加量としては、該樹脂粒
子100重量部に対して0.01〜5重量部、好ましく
は0.1〜3重量部である。0.01重量部未満では流
動性向上に効果はなく、5重量部を超えるとカブリや文
字のにじみ、機内飛散を助長する。
【0055】本発明の電子写真用乾式トナーの製造方法
は次の各工程よりなる。 (1)原料の均一混合工程 結着樹脂と着色剤、必要に応じて離型剤や荷電制御剤等
の添加剤を所定量ヘンシェルミキサー20B(三井鉱山
(株))に投入し、均一混合する。その際、結着樹脂と
着色剤からなるマスターバッチを調製しておき、該マス
ターバッチと希釈用の結着樹脂、また、必要に応じて添
加される離型剤、荷電制御剤等の添加剤を均一混合して
もよい。マスターバッチの配合割合は、結着樹脂:着色
樹脂=90:10〜50:50(重量部)であり、好ま
しくは80:20〜60:40(重量部)てあり、トナ
ー粒子作製にあたっての配合例としては、結着樹脂10
0重量部に対して、マスターバッチ着色剤20〜60重
量部、好ましくは30〜50重量部、離型剤0.5〜1
0重量部、好ましくは2〜8重量部、荷電制御剤5重量
部以下、好ましくは3重量部以下であり、その他分散剤
等の添加剤を適量内添してもよい。
【0056】(2)結着樹脂中への各添加剤の分散固定
化工程 均一に混合した後、二軸混練押出機(池貝化成(株)製
PCM−30)を使用して溶融混練し、結着樹脂中に各
添加剤を分散固定化する。溶融混練手段としては、他に
「TEM−37」(東芝機械(株))、「KRCニーダ
ー」((株)栗本鉄工所)等の連続式混練機や加熱・加
圧ニーダーのようなバッチ式混練機等が挙げられる。
【0057】(3)粉砕工程 混練物を粗粉砕して粒度調整をした後、ジェット粉砕機
「200AFG」(ホソカワミクロン(株))又は「I
DS−2」(日本ニューマチック工業(株))を使用
し、ジェットエアーによる衝突粉砕により、微粉砕し、
平均粒子径1〜8μmのものとする。粉砕手段としては
他に機械式粉砕機ターボミル(川崎重工(株))、スー
パーローター(日清エンジニアリング(株))等が挙げ
られる。
【0058】(4)分級工程 微粉を除去し、粒径分布のシャープ化を目的として、風
力又はローター回転による粒度調整を風力分級装置「1
00ATP」(ホソカワミクロン(株))又は「DSX
−2」(日本ニューマチック工業(株))又は「エルボ
ージェット」(日鉄鉱業(株))等を使用して行なう。
この分級工程により得られる着色樹脂粒子は、円形度が
0.70〜0.90のものである。
【0059】(5)着色樹脂粒子表面へのカプセル用樹
脂粒子の付着工程 着色樹脂粒子表面にカプセル用樹脂粒子を所定量、機械
的衝撃力または乾式メカノケミカル法により均一固定化
する。機械的衝撃力は高速気流中、ローターとステータ
ーの剪断力及び粒子同士及び機壁との衝突によって与え
られるものであり、例えばハイブリダイザーNHS−1
(奈良機械製作所製)、コスモスシステム(川崎重工業
社製)等を使用することができる。また、乾式メカノケ
ミカル法は、粒子同士および粒子が装置壁部材により摩
擦、圧縮、剪断力を受けることにより発生する熱を利用
することにより、カプセル用樹脂粒子を着色樹脂粒子表
面に固定するもので、例えばメカノフュージョン装置
(ホソカワミクロン社製)、メカノミル(岡田精工社
製)を用いることができる。
【0060】また、必要に応じて、さらに、熱風球形化
装置「サーフュージングシステムSFS−3型」(日本
ニューマチック工業(株))により熱風球形化処理を行
ない、着色樹脂粒子表面にカプセル用樹脂粒子が相互に
融着させてもよい。また、この処理により円形度が0.
93〜0.99のトナー粒子となるように制御できる。
なお、円形度は、円形度=(粒子の投影面積と同じ面積
を有する円の周長)/(粒子投影図の輪郭長さ)で表さ
れるもので、EPIA-2000(Sysmex社製)を用い、1500
個/分の測定速度で測定することにより求めるものであ
る。
【0061】(6) 外添処理工程 得られた樹脂被膜を有する着色樹脂粒子と流動化剤を、
所定量ヘンシェルミキサー20B(三井鉱山(株))に
投入し均一混合し、電子写真用乾式トナーとする。
【0062】本発明で得られる電子写真用乾式トナー
は、着色樹脂粒子とカプセル用樹脂粒子との混合工程に
おいて、各粒子は剪断を繰り返しながら静電気力やファ
ンデアワールス力により着色樹脂粒子表面にカプセル用
樹脂粒子が付着していくが、静電気力が比較的大きい場
合にはより強固に付着させることができ、また着色樹脂
粒子に多少の凹凸があるとしても均一な膜厚の樹脂被覆
層を形成させることができる。また、強固に付着させる
ことがてきるので、感光体や現像器等のプロセス部材を
離型剤や軟化温度の低い着色樹脂粒子における結着樹脂
等によるフィルミングにより汚染することがなく、耐久
性に優れるものとできる。
【0063】また、着色樹脂粒子における結着樹脂とカ
プセル用樹脂粒子における樹脂とを同種の化学構造を有
するものとしても、静電気力の作用により着色樹脂粒子
とカプセル用樹脂粒子との混合が促進され、カプセル用
樹脂粒子による均一な膜厚での付着層を形成することが
できので、透明性を損なうことがない。
【0064】さらに、カプセル用樹脂粒子を着色樹脂粒
子に確実に付着させることができるので、浮遊微粒子量
が著しく減少させることができ、画像濃度が高く、ま
た、地肌カブリ濃度を低い電子写真用乾式トナーとする
ことができる。
【0065】なお、本明細書で、単に「粒径」という場
合「平均粒径」を意味し、コールターカウンターTA-II
型(コールター社製)を用い、100μmのアパチャー
チューブで粒径別相対重量分布を測定することにより求
める。
【0066】結着樹脂や樹脂被覆層におけるフロー軟化
点は、高架式フローテスター(島津製作所(株)製「C
FT−5000」)により測定した50%流出点におけ
る温度を意味する。
【0067】離型剤における軟化点(融点)は、セイコ
ー電子(株)製「DSC120」で測定されるDSC吸
熱曲線における吸熱メインピーク値をもって軟化点(融
点)とする。
【0068】以下、本発明を実施例を用いてさらに詳細
に説明する。
【0069】
【実施例】 (実施例1) ・結着樹脂{スチレン・アクリル酸ブチル共重合体(ガラス転移温度(Tg): 56℃、フロー軟化点(Tf):115℃、重量平均分子量5×104 、数平均 分子量4×103 } ・・100重量部 ・着色剤(C.I.ピグメントレッド122) ・・ 8重量部 ・正帯電性荷電制御剤{第4級アンモニウム塩P−51(オリエント化学工業(株 )製)} ・・ 2重量部 上記組成をヘンシェルミキサー20B(三井鉱山
(株))を使用し、5分間、2800rpmで均一混合
した後、二軸混練押出機(池貝化成社製PCH−30)
で溶融混練し、樹脂中に添加剤の分散固定した。混練物
を放置冷却後、フェザーミルで粗粉砕し、2mmメッシ
ュパスとした。
【0070】次いでジェット粉砕機{200APG(ホ
ソカワミクロン社製)}を使用し微粉砕した後、風力分
級装置{100ATP(ホソカワミクロン社製)}を使
用して中心粒子径7.1μmの着色樹脂粒子を得た。
【0071】分級処理した着色樹脂粒子90重量部と、
乳化重合法により製造されたスチレン−アクリル共重合
体カプセル用微粒子(Tg:62℃、中心粒子径0.2
6μm、重量平均分子量17.5万、数平均分子量4.
3万、ブローオフ帯電量:−67μc/g)10重量部
とを、ヘンシェルミキサー20B(三井鉱山(株))を
使用し前混合した後、ハイブリダイザーNHS−1(奈
良機械製作所製)を使用し、ローター回転速度90m/
s、5分間精密混合し、着色樹脂粒子にカプセル用微粒
子を付着させ、中心粒子径7μmのマゼンタトナーを得
た。
【0072】処理粒子について、TOF−SIMS(飛
行時間型二次イオン質量分析装置)「TRIFT−20
00」、アルバック・ファイ(株)製)を使用し、その
深さ方向での組成分析を行なったところ、樹脂被覆層は
0.16μmであった。
【0073】次いで、処理粒子100重量部に対して、
表面を疎水化処理したシリカ微粒子(粒径14mμ、商
品名「R−972」日本エアロジル社製)を1.2重量
部添加し、ヘンシェル20B(三井鉱山(株))を使用
し、2分間、2800rpmで均一混合して外添処理
し、非磁性一成分系カラー現像剤である本発明の電子写
真用乾式トナーを得た。
【0074】また、上記の外添処理前の処理粒子につい
て、粒度測定機(MULTISIZER:コールター社
製)を使用して、粒径毎の体積(%)、個数を求めた。
粒径毎の体積(%)についての測定結果を図1(a)
に、また、粒径毎の個数についての測定結果を図(b)
に示す。
【0075】なお、図1(a)に示す体積統計値(算術
平均)において、粒径が1.302μmから45.28
μmまでの計算結果は、下記の通りである。
【0076】 平均径 8.061μm 標準偏差 1.62μm 中位径 8.050μm 分散 2.62μm2 平均径/中位径 1.001 最頻径 8.519μm
【0077】
【表1】 なお、表1においては、大粒子から順次累積した場合に
例えば10%となった時の粒子径が9.851μmであ
ることを示す。
【0078】また、図1(b)に示す個数統計値(算術
平均)において、粒径が1.302μmから45.28
μmまでの計算結果は、下記の通りである。
【0079】 個数 49830 平均径 6.051μm 標準偏差 2.53μm 中位径 6.691μm 分散 6.41μm2 平均径/中位径 0.904 最頻径 7.839μm
【0080】
【表2】 なお、表2においても、表1同様に、大粒径側から累積
した場合、10%のときには8.873μm、50%時
は6.691μm、90%時では1.829μmを意味
する。よって、図1(b)から、2μm以下の粒径の微
粒子の割合(個数)は、75%で4.286μmと90
%で1.829μmとから11%であると計算される。
【0081】得られた電子写真用乾式トナーについて、
保存性(55℃、24hr.)、遊離微粒子量(po
p.%)、耐久テスト(現像ローラ表面へのフィルミン
グ現象)、1万枚プリント後の画像濃度、地肌カブリ濃
度を評価した。評価方法等を下記に示すと共に評価結果
を表7に示す。
【0082】(耐久テスト)一成分現像方式を採用した
市販のレーザープリンタ(IBM4019)の現像ユニ
ットにトナーをセットし、感光体上に現像されないよう
に調整した状態で現像器のみ連続駆動し、現像ローラー
表面に筋状の融着(フィルミング)が認められた時点を
耐久時間とした。
【0083】(保存性)ガラス容器にトナー20gを入
れ、55℃に設定したオーブン中に24時間保存した
後、容器をオーブンから取り出し、トナーのケーキング
状態を目視観察する。 (遊離微粒子量)粒度測定機(MULTISIZER:
コールター社製)にて測定し、個数統計値で2μm以下
の粒子の含有比率を遊離微粒子量とした。アパーチャー
径は70μm、全カウント数は50000個とした。 (画像濃度、地肌カブリ濃度)一成分現像方式を採用し
た市販のレーザープリンタ(IBM4019)の現像ユ
ニットにトナーをセットし、1万枚プリントした後の画
像濃度、地肌カブリ濃度を反射濃度計により測定した。
【0084】(比較例1)実施例1における着色樹脂粒
子組成において、正帯電性荷電制御剤を添加しない以外
は実施例1と同様にして中心粒子径7.2μmの着色樹
脂粒子を得、また、この着色樹脂粒子を使用した以外は
実施例1と同様にして電子写真用乾式トナーを調製し、
同様に評価し、その結果を表7に示す。
【0085】なお、外添処理前の粒子について、実施例
1と同様に粒径毎の体積(%)、個数を求めた。粒径毎
の体積(%)についての測定結果を図2(a)に、ま
た、粒径毎の個数についての測定結果を図(b)に示
す。
【0086】なお、図2(a)に示す体積統計値(算術
平均)において、粒径が1.302μmから45.28
μmまでの計算結果は、下記の通りである。
【0087】 平均径 7.769μm 標準偏差 2.45μm 中位径 7.685μm 分散 6.02μm2 平均径/中位径 1.011 最頻径 8.881μm
【0088】
【表3】 また、図2(b)に示す個数統計値(算術平均)におい
て、粒径が1.302μmから45.28μmまでの計
算結果は、下記の通りである。
【0089】 個数 49979 平均径 4.477μm 標準偏差 2.45μm 中位径 4.230μm 分散 6.02μm2 平均径/中位径 1.058 最頻径 1.828μm
【0090】
【表4】 また、図2(b)から、2μm以下の粒径の微粒子の割
合(個数)は、21.0%であると計算される。
【0091】(比較例2)実施例1における着色樹脂粒
子組成において、正帯電性荷電制御剤に代えて負帯電性
荷電制御剤{サリチル酸金属錯体E−81(オリエント化
学工業(株)製)}を同様に使用した以外は実施例1と
同様にして中心粒子径7.1μmの着色樹脂粒子を得、
また、この着色樹脂粒子を使用した以外は実施例1と同
様にして電子写真用乾式トナーを調製し、同様に評価
し、その結果を表7に示す。
【0092】なお、外添処理前の粒子について、実施例
1と同様に粒径毎の体積(%)、個数を求めた。粒径毎
の体積(%)についての測定結果を図3(a)に、ま
た、粒径毎の個数についての測定結果を図(b)に示
す。
【0093】なお、図3(a)に示す体積統計値(算術
平均)において、粒径が1.302μmから45.28
μmまでの計算結果は、下記の通りである。
【0094】 平均径 7.408μm 標準偏差 2.17μm 中位径 7.446μm 分散 4.7μm2 平均径/中位径 0.995 最頻径 8.758μm
【0095】
【表5】 また、図3(b)に示す個数統計値(算術平均)におい
て、粒径が1.302μmから45.28μmまでの計
算結果は、下記の通りである。
【0096】 個数 50103 平均径 4.060μm 標準偏差 2.37μm 中位径 3.524μm 分散 5.63μm2 平均径/中位径 1.152 最頻径 1.614μm
【0097】
【表6】 また、図3(b)から、2μm以下の粒径の微粒子の割
合(個数)は、25.2%であると計算される。
【0098】
【表7】 表から明らかなように、実施例の電子写真用乾式トナー
は、遊離微粒子量が少なく、画像性、耐久性、保存性に
優れ、また、定着ロール等へのフィルミングが改善され
るものであることがわかる。
【0099】
【発明の効果】本発明の電子写真用乾式トナーの製造方
法は、遊離微粒子量を少なくすることができ、これによ
り、画像性、耐久性、保存性に優れ、また、定着ロール
等へのフィルミングを改善できるものであり、特に、カ
ラー用途に適した電子写真用乾式トナーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例1で得られる電子写真
用乾式トナーについて、その粒径毎の体積(%)、個数
についての測定結果を示す図で、図1(a)は、粒径毎
の体積(%)、図1(b)は粒径毎の個数についての測
定結果である。
【図2】 図2は比較例1で得られる電子写真用乾式ト
ナーについて、その粒径毎の体積(%)、個数について
の測定結果を示す図で、図2(a)は、粒径毎の体積
(%)、図2(b)は粒径毎の個数についての測定結果
である。
【図3】 図3は比較例2で得られる電子写真用乾式ト
ナーについて、その粒径毎の体積(%)、個数について
の測定結果を示す図で、図3(a)は、粒径毎の体積
(%)、図3(b)は粒径毎の個数についての測定結果
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色樹脂粒子表面にカプセル用樹脂粒子
    を機械的混合により付着させて樹脂被覆層を形成する電
    子写真用乾式トナーの製造方法において、該着色樹脂粒
    子と該カプセル用樹脂粒子におけるそれぞれの摩擦帯電
    極性を逆極性として樹脂被覆層を形成することを特徴と
    する電子写真用乾式トナーの製造方法。
  2. 【請求項2】 着色樹脂粒子中に、カプセル用樹脂粒子
    の摩擦帯電極性とは逆極性の荷電制御剤を分散させてお
    くことを特徴とする請求項1記載の電子写真用乾式トナ
    ーの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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