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JP2002011649A - 粒状メディアによる研摩方法 - Google Patents

粒状メディアによる研摩方法

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Publication number
JP2002011649A
JP2002011649A JP2000193849A JP2000193849A JP2002011649A JP 2002011649 A JP2002011649 A JP 2002011649A JP 2000193849 A JP2000193849 A JP 2000193849A JP 2000193849 A JP2000193849 A JP 2000193849A JP 2002011649 A JP2002011649 A JP 2002011649A
Authority
JP
Japan
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polishing
work
polished
media
medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000193849A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatomo Watanabe
昌知 渡辺
Shigeru Tanahashi
茂 棚橋
Masao Hirano
雅雄 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintobrator Ltd
Original Assignee
Sintobrator Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Sintobrator Ltd filed Critical Sintobrator Ltd
Priority to JP2000193849A priority Critical patent/JP2002011649A/ja
Publication of JP2002011649A publication Critical patent/JP2002011649A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所要面のみを選択的に研摩することができ、
結果的に研摩消費エネルギーも削減できる粒状メディア
による研摩方法を提供すること。 【解決手段】 少なくとも一面が被研摩面(被研削面)
とされ、該被研摩面の中心部の周囲には貫通空隙を備え
たワーク(被研摩物)を粒状メディアを用いて研摩(研
削)する方法。研摩槽14内に粒状メディア(研摩媒
体)82からなる沈降層83と上澄層84とからなる貯
液部86を形成する。上澄層84に、被研摩面16aを
沈降層83に対向させてワーク16を浸漬した後、ワー
ク16を回転させて粒状メディア82に、被研摩面16
aに向かう浮遊流動を発生させて被研摩面16aの研摩
(研削)を行なう.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも一面が
被研摩面(被研削面)とされ、該被研摩面の中心部の周
囲には貫通空隙を備えた被研削物(ワーク)を粒状メデ
ィアにより研摩(研削)する方法及び装置に関する。特
に、四輪車のホイール、船のスクリュー等の金属製品の
表面仕上げ(光沢付与等)に好適な研摩方法である。
【0002】以下、自動車用アルミニウム製ホイール
(アルミホイール)の研摩方法を主として例にとり説明
するが本発明はこれに限定されるものではなく、銅合金
製品(例えば水栓金具)、セラミック成形品、プラスチ
ック成形品等の仕上げにも好適に使用可能である。
【0003】
【背景技術】アルミホイールの完成品には、光沢品と半
光沢品がある。光沢品は硬質クロムメッキをする場合
と、光沢バフ仕上げの後透明塗装する場合がある。本発
明は主として光沢品のメッキ及び光沢バフの前工程とし
ての平滑仕上に使用するものである。
【0004】なお、半光沢品は、通常ステンレスのカッ
トワイヤーを投射して表面に細かな凹凸を形成し、その
後金属アルミに近い灰色の塗装を施して完成する。
【0005】従来の光沢品の一般的な仕上工程は鋳造後
のワークを機械加工した後、バフの番手を変えて数工程
行なっていた。
【0006】例えば、鋳肌面が悪い低圧鋳造品は、#1
20→#180→#240→#320→サイザルバフ、
鋳肌面のよい高圧鋳造品は#240→#320→#40
0→サイザルバフといった具合である。
【0007】アルミホイールはデザインも千差万別であ
り、それぞれの箇所によりバフの種類と番手を変え、熟
練したバフ工の経験と勘によって作業が行なわれる。こ
のため、複雑なデザインのワークは熟練工でも、一日数
個しか研摩できなかった。3Kの職場環境、バフ工の高
齢化等、ホイールの研摩業は先行の暗い状況にある。他
方、アルミホイールのデザインは自由曲面が多く、多品
種少ロットでは、自動化が図れない状況にあった。
【0008】バフ作業の工数削減のため、研摩作業に熟
練を要しない、粒状メディアを用いて機械的研摩する方
法、バレル仕上げ、スピン仕上げ等を採用してい
た。
【0009】但し、全工程を機械的研摩に置き替えるの
ではなく、あくまで工程の削減で例えば、低鋳品の場合
は#180→#240→#320の工程、高鋳品にあっ
ては#240→#320のバフ工程を機械化する。
【0010】現在、上記バレル仕上げは、箱形の研摩
槽にメディア、コンパウンド、水、それにワークを入
れ、振動により研摩させるが、研摩力が弱く、表面を5
0〜100μm研摩するのに5h以上要した。研摩力を
アップさせるために化学研摩を併用する方法(特願平8
−41410号)もあるが、この方法は研摩時間は1h
程度まで短縮できるが、ワークの表面欠陥(凹部)が、
そのまま残ってしまうおそれがあった。
【0011】上記スピン仕上げは、研摩槽の中へワー
クを装入して回転させる方法で、湿式、乾式の2通りの
研摩方法がある。湿式は、通常、樹脂メディア(アルミ
ナ、シリカ等の砥粒と樹脂を混合・成形したもの。)
に、コンパウンド(光沢剤・洗浄剤等)と水を加えワー
クを回転させる。乾式は、例えば、メディアとしてくる
み等の種子外皮(殻皮)やトウモロコシの芯の破砕物を
芯体として無機研削粒子群さらにはワックスを表面にコ
ーティングした複合メディアを用いていた。研摩槽は、
通常、ドーナツ型で、槽を振動させたり、流動させたり
して槽内のメディアを動かす。消費電力の低減と、メデ
ィアをワーク(アルミホイール)の意匠窓の中へ通過さ
せるためである。
【0012】の方法はの方法より研摩力は大きい
が、外周部と中心部及び意匠窓の中の研摩力の差が大き
くて、偏摩耗が発生しやすかった(の方が偏摩耗は少
ない)。
【0013】すなわち、のスピン仕上げは、メディア
の中で、ワークを回転させるため、外周部と中心部のス
ピード差(メディアとの相対速度差)が大きく、均一な
研摩ができない。また、ホイール意匠窓の内部はメディ
アの通過が頗る悪く(弱・少)さらに研摩できない部分
が多量に発生するおそれがあった。
【0014】さらに、上記の研摩仕上げともに、、
ワークの回転数は100rpm 以下と推定されるが、メデ
ィアの中での回転の為、消費電力は頗る大と思われる。
【0015】本発明は、このような従来の研摩方法の問
題点を改善したもので、研摩力、及び研摩の均一性を大
幅に向上させるとともに、駆動動力も低減できる研摩方
法を提供するものである。
【0016】本発明の他の目的は、ワークを粒状メディ
アに接触(侵入)させる際の初期動力負荷が小さい粒状
メディアによる研摩方法を提供することにある。
【0017】本発明のさらに他の目的は、ワークの所要
面のみを研摩することで、結果的にメディアの消耗量を
少なくすることができる研摩方法を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究・開発に努力する過程で、粒状メ
ディアからなる沈降層と上澄層とからなる貯液の、上澄
層中のワークを高速回転(300rpm 以上) させて、研
摩媒体に浮遊流動を発生させて、研摩ができないかを検
討して、下記構成の粒状メディアによる研摩方法に想到
した。
【0019】少なくとも一面が被研摩面(被研削面)と
され、該被研摩面の中心部の周囲には貫通空隙を備えた
被研摩物(ワーク)を粒状メディアを用いて研摩(研
削)する方法において、研摩槽内に粒状メディア(研摩
媒体)からなる沈降層と上澄層とからなる貯液部を形成
し、上澄層に、被研摩面を沈降層に対向させてワークを
浸漬した後、ワークを回転させて粒状メディアに、浮遊
流動を発生させて被研摩面の研摩を行なうことを特徴と
する。
【0020】上記構成において、被研摩面の上側周囲位
置に筒状バッフル体(液流動ガイド筒体)を配して、前
記被研摩物の貫通空隙を介して前記筒状バッフル体の内
部に向かう浮遊流動を発生させることにより、粒状メデ
ィアの上方に向かう流動性(速度・量とも)が増大す
る。
【0021】また、ワークの回転に際して、前記筒状バ
ッフル体の上端縁との間にメディア排出隙間を形成可能
な板状バッフル体(邪魔板部材)を配することにより、
粒状メディアの流動性がさらに増大する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
例に基づいて、説明をする。
【0023】図1〜5に本発明の研摩方法に使用する研
摩装置の一例を示す。ここでは、研摩効率の見地から、
ワークを2個並列に配置可能な研摩装置を例にとるが、
1個又は3個以上を対称的(例えば、並列、十字、千鳥
状等)に配置可能な研摩装置の場合でも同様である。
【0024】研摩装置12は、上下動可能な研摩槽14
と、ワーク16を保持して高速回転可能なワーク回転装
置18とを備えている。
【0025】研摩槽14は、底板20の上に、二段に上
下にフランジ部22a、22bを備えた平面矩形枠2
2、22を、ボルト等によりフランジ結合して重ねて形
成したもので、底面側に昇降装置(ジャッキ装置)24
が配されている。さらに、研摩槽14は、通常、摩耗防
止のために内側にライニング層26が形成されている。
【0026】図例は、軽量、コスト的見地から、二段構
成としてあるが、一体型で形成することも勿論可能であ
る。
【0027】また、ライニング層26は、通常、ポリウ
レタンまたは耐摩耗性ゴムの注型又は焼付けして形成
し、厚みは例えば10mm前後とする。通常のバレル研摩
の研摩槽は、メディアの荷重を受けた上、振動、流動等
の力が加わる状態であるのに対し、本発明は水中に浮遊
したメディアが槽壁に衝突するが、低密度、水中のため
摩耗は少ない。
【0028】なお、必然的ではないが、研摩層14の上
端にさらに、研摩層14の後側にオーバフロー口28
を、前記平面矩形枠22と同様の形状の排水カバー体3
0で形成しておくことが望ましい(図5参照)。
【0029】その理由は、下記の如くである。
【0030】本実施形態では、研摩槽14内のメディア
が激しく攪拌され多量の泡が浮上する。浮遊物は主に樹
脂メディアの結合樹脂(例えばポリステル樹脂)の摩耗
微粉で、それにアルミの微粉と無機研削粒子が付着して
いる。これらをオーバーフローさせて除く。
【0031】具体的手順をオーバーフロー口28を基準
にして以下に説明する。
【0032】研摩中に発生、浮上した泡は研摩中(通常
ワークの右回転、左回転各5分)一部は28から排出
し、残りは研摩槽14上部に残る。研摩終了時、研摩槽
14を下げてワーク16を研摩槽14の上面より上に位
置させて、ワーク16を治具(取り付けフランジ72)
から外す。この際、作業者がスプレーガン等を用いて洗
浄水でワーク16を洗浄する。洗浄水として使用した量
だけ研摩槽14の水位が上昇する。
【0033】次に、新しいワーク16を装着し、研摩槽
14を上昇させワーク16を貯液部86の上澄層84中
に沈めた状態で研摩を開始(ワークを回転)すると、水
位が上昇し、研摩槽14の上部に残存していた泡の一部
がオーバーフロー口28から排出される。この繰り返し
で作業するが、槽内の液がさらに濁った場合は吸入水
(吸引水)の量を増加させて、循環量を増加させる等し
て対応する。
【0034】オーバフロー口28は、蛇腹ホース32で
排水処理装置(図示せず)に接続されている。また、図
例では、排水カバー体30には、ワーク16の仮置き台
(木製等)34の置き台受け部36が長手方向両側に形
成されている。大型・重量ワークの取り付け/取り外し
を容易とするためである。
【0035】この研摩槽14の大きさは、例えば、ワー
クがアルミホイール(径が350〜550mmで厚みが1
50〜300mm)の場合、幅:800、長さ:155
0、高さ800mmとする。また蛇腹ホース32の口径は
呼び径200mmとする。
【0036】また、昇降装置24は、研摩槽14を固定
する昇降盤38と該昇降盤38を上下方向に駆動するラ
ム40とからなるが、当該構成に限定されるものではな
く、慣用の昇降装置を使用可能である。
【0037】ワーク回転装置18は、一対のワーク回転
軸(スラスト軸)42と、これらのワーク回転軸42を
支持する一対のスラスト軸受44、44と、ワーク回転
軸42を正逆回転させる回転駆動手段46とからなる。
回転駆動手段46は、原動機(モータ:電動機)48
と、モータ48の出力軸とワーク回転軸42の上端の間
に配される伝動装置50とからなる。伝動装置50は、
図例では、モータ側の原車(駆動プーリ)52とワーク
回転軸42側の第一、第二従車(従動プ−リ)54、5
4との間に平ベルト56を、原車(駆動プーリ)52を
頂点とする二等辺三角形状に巻き掛けたベルト伝動装置
である。
【0038】なお、上記スラスト軸受44は、研摩装置
の架台58上に形成された門形支柱60の梁部60aの
前面に固定された一対のブラケット62、62を介して
支持されている。モータ48は梁部60aの後面に固定
されたブラケット63上に形成されたモータ支持台64
を介して取り付けられている。矩形のモータ支持台64
上でモータ48は前後方向にねじ65、65で調整移動
可能とされ、平ベルト56の張り状態を調整可能とされ
ている。
【0039】なお、ベルト伝動装置は、回転軸に衝撃荷
重や過負荷が作用するとき滑車が空回りするため、モー
タ及び/又は回転軸に過負荷が作用し難くて望ましい
が、他の伝動装置(ギアー、チェーン、ローラ等)であ
っても勿論よい。
【0040】上記ワーク回転軸42の先端には、ワーク
着脱装置68が形成されている。該ワーク着脱装置68
は、ワーク16を容易に着脱でき、ワークの高速回転中
に離脱するおそれのないものなら特に限定されない。図
例(特に図6参照)では、ワーク16の上面にねじ固着
されるアダプタ70に対応する取り付けフランジ72が
ワーク回転軸42の先端に形成されている。該取り付け
フランジ72は、複数個のダルマ穴74が形成されてい
る。そして、アダプタ70にはダルマ穴74に対応させ
て複数本の止めボルト76が予め仮ねじ止めされてい
る。そして、止めボルト76の頭部76aをダルマ穴7
4の大径側に挿通させた後、ワーク回転させて止めボル
トをダルマ穴74の小径側に位置させた状態で、止めボ
ルト76をねじ込んでワーク16をワーク回転軸42の
先端に固定可能とされている。
【0041】さらに、本実施形態では、ワーク回転軸4
2が上端縁との間に環状ないし筒状(図例では環状)の
メディア排出隙間78を形成可能な板状バッフル体80
を備えている。ここで、板状バッフル体80の径は、研
摩槽の貯液部の液面上への、メディア飛び出しを防止で
きる大きさであればよい。通常、ワーク16の径の0.
9〜1.5倍、望ましくは、1.0〜1.2倍とする。
径が小さすぎると、メディア飛び出しを防止し難く、径
が大き過ぎると、浮遊メディアの通過が少なくなり、意
匠窓部の研摩力が弱くなる。
【0042】また、板状バッフル体80のワーク16の
前面(意匠面)からの距離は、メディアに上昇うず流を
円滑に発生させるものなら特に限定されない。例えば、
ワーク16が上記大きさの場合、通常8〜15cmとす
る。距離がみじか過ぎると、滑らかな上昇流が発生し難
く、メディアが意匠面研摩作用を奏するための必要動力
が増大するおそれがある。なお、板状バッフル体42
は、図例では、ワーク回転軸42に対して固定取付とし
たが、上下方向に調製移動可能さらには後述の如く、自
由移動可能に取付てもよい。さらには、板状バッフル体
に回転軸の軸受け部又は遊嵌穴を設け、支持部ラケット
等を介して研摩槽に固定する方式としてもよい。
【0043】また、ワーク前面16aと板状バッフル体
80間の距離の上限は特に限定されないが、当該距離
は、メディアの飛び出しの観点からは、短い方が、板状
バッフル体の径が小さくても、メディア飛び出し防止作
用を奏し易い。
【0044】板状バッフル体80の役目はメディアの飛
散防止と、水(液体)及びメディア82の上昇スピード
の可変にある。例えば、板状バッフル体80とワーク1
6上面との隙間を適正な距離(80〜120mm)とし、
ワーク回転数を400rpm 前後にした場合、液の上向流
とともにメディア82は持ち上げられ激しくバッフル体
80に衝突し、隙間部より八方へ排出されることを確認
している。このため、バッフル体80はメディア82に
よって摩耗され易く、厚い鉄板又は鉄板にウレタンや耐
摩耗性のゴムをコーティングしたものを使用することが
望ましい。
【0045】隙間は実験の結果、80〜120mmが望ま
しい。隙間が広くなると隙間を通過する水の量が多くな
り、すなわち流速が遅くなってメディアのスピード(メ
ディアがワークに接して動く相対速度)が遅くなり、研
摩力が低下する。
【0046】また、隙間が小さすぎると本来スムーズに
通過すべきメディアの量が少なくなるか、メディアの密
度が上昇し、メディア同士がぶつかり合ってスピードが
鈍りやはり研摩力は弱いこととなる。メディアの流速
(研摩力)はワークの回転数、バッフルとワークの隙
間、意匠面とメディア上面(沈降層)の距離によって決
まる。
【0047】また、板状バッフル体80は、固定式の場
合は、ワーク16の径及びメディア82の種類に応じ
て、板状バッフル体80の大きさ及び取り付け位置を調
整可能に脱着及び上下位置調整可能としておくことが望
ましい。
【0048】さらに、板状バッフル体80をワーク回転
軸に対して上下自由移動に取り付けても、メディア飛び
出し防止作用は奏する。この場合、板状バッフル体80
は、メディアの流動が妨げられないように、水中で略自
由移動可能な比重1.0〜1.2のプラスチックで成形
することが望ましい。この場合、メディアの流動速度に
応じて、ワーク上端の板状バッフル体の隙間が大きくな
り、より円滑なメディア流動が期待できる。なお、この
場合のワーク回転軸42には、図示しないが、貯液部の
略液面位置に板状バッフル体80のそれ以上の上昇を記
載するストッパを形成しておくことが、メディアの飛び
出し防止を担保できる。
【0049】なお、板状バッフル体80の平面形状は、
通常、円形とするが、メディア飛び出し防止作用を奏し
得る平面部を有すれば、三角形、四角形、多角形状、さ
らには、外周側を所定ピッチで切り欠いた風車形として
もよい。こうした場合は、ワークの回転で発生するメデ
ィア流動を、さらに促進させることが期待できる。
【0050】なお、上記研摩装置は、通常、制御盤(P
LC)を介して、オン・オフ及びワーク回転装置18及
び昇降装置24が、プログラムにしたがって適宜連動す
るようになっている。
【0051】次に、上記研摩装置を使用しての本発明の
方法(一実施形態)について説明する。
【0052】本発明の方法は、少なくとも一面が被研摩
面16aとされ、該被研摩面の中心部の周囲には貫通空
隙16bを備えたワーク(被研摩物)16を粒状メディ
ア82を用いて研摩(研削)する方法である。当該ワー
ク16として、アルミホイールを例にとる(図4・6参
照)。
【0053】アルミホイール16においては、被研摩面
16aは意匠面(前面)である。そして、該意匠面16
aの中心部には車軸取付け穴16cが形成されていると
ともに、該取り付け穴16cの周囲には貫通空隙である
意匠窓16bが複数個形成されている。
【0054】上記意匠窓16bはデザインによって3〜
20個あり、大きさ、形とも多様な形態がある。意匠窓
16bの奥、即ち凹部を研摩する(メディアをスムーズ
に通過させる)ために、窓の数が少ないときはワーク回
転数を多くしても研摩できるが、窓の数が多くなると回
転数を下げないと研摩できない(メディアが中へ入りず
らくなる)。凹部を別にして意匠面だけならば回転数を
上げた方が研摩力がアップする。
【0055】上記粒状メディアの形態は、研摩目的によ
り下記の如く、望ましい態様があるが、通常は限定され
ず、円板形、ひし形、三角形、円錐形、角錐形、複角錐
形(dipyramid ) 円柱、角柱、球形、半球形、砲弾形等
任意であり、単独ばかりでなく混合して使用することも
できる。
【0056】メディアは通常サイズが大きい方が研摩力
は強い。しかし隅部や、複雑な形状は大きいサイズのメ
ディアでは入り込まずに当たらない。このため、スター
ト時は、例えば円錐形の樹脂メディアで20mm、15m
m、10mmのサイズを5:3:2の割合で混ぜてスター
トする。メディアは摩耗して次第に小さくなるため、補
充するサイズは20mmだけを行なう。
【0057】また、光沢メッキ(通常、光沢クロムメッ
キ)や光沢バフの前処理としての表面平滑化(重切削
用)のためには、通常、樹脂メディアを使用する。ここ
で、樹脂メディアとは、砥粒(アルミナ、シリカ、炭化
ケイ素等)を樹脂(ポリエステルやエポキシ樹脂等)で
結合させたものをいう。樹脂メディアの形態は、円錐
形、角錐形、三角柱形、半球形等で、5〜20mm、望ま
しくは、10〜15mm程度の大きさとする。
【0058】また、アルミホイールを半光沢仕上げとす
るためには、上記平滑化研摩の後に、小径のセラミック
スメディアを使用する。セラミックスメディアの形態
は、三角柱形、球形等で、0.5〜4mm、望ましくは1
〜2mm程度の大きさとする。
【0059】次に、上記ワークを上記粒状メディアを使
用して、研摩する方法について説明をする。
【0060】ここでは、攪乱が発生し易い、複数個(2
個)のワークを同時に研摩する場合を例にとるが、1個
の場合でも同様である。
【0061】複数個のワークを同時研摩することによ
り、一定量生産するのに、設備費が割安になることは勿
論、下記のような効果を奏する。
【0062】竜巻状に持上げられたメディア82は一部
はワーク16の意匠面16aに衝突して、意匠面16a
を研摩しながら八方へ飛散する。残りのメディアは意匠
窓の中を通過し、板状バッフル体80に衝突しワーク/
板状バッフル体隙間から八方へ跳び出す。複数のワーク
を適当な距離に配置し回転させると、飛び散ったメディ
ア同士が衝突し、複雑な動きをして、特に意匠面を均一
に研摩するのに有効である。
【0063】ワークを1個だけを研摩しているとワーク
直下のメディア(沈降層上部)はメディアが竜巻状に持
ち上げられた結果常に山形を呈する。ところがワークを
2個取付けると研摩中に山の形が変化する。メディア同
士の衝突による水流のわずかの変化が増幅するためと考
えられる。そして、ワークの取付位置や、意匠の異なる
ものを2個取付けるとこの傾向はさらに激しくなる。
【0064】さらに、実験の結果2〜3割研摩力がアッ
プすることを確認している。
【0065】まず研摩層14内に粒子メディア(研摩媒
体)からなる沈降層83と上澄層84とからなる貯液部
86を形成する。
【0066】このとき、沈降層83と上澄層84の各高
さは、上澄層84にワーク16の被研摩面(意匠面)1
6aを沈降層83に対向させてワーク16を浸漬して、
ワーク16を回転させたとき、前記被研摩面に向かう浮
遊流動(上昇流;竜巻状の)を発生させ得るなら特に限
定されない。すなわち、沈降層83の高さは、ワーク1
6の回転時にメディアを研摩が可能な速度で、しかも動
力源(モータ)に過負荷を発生せずに浮遊流動させ得る
メディア量となるものとする。
【0067】メディアの量は特に限定されないが、沈降
層を略平らにならした状態で、通常50〜200mm、望
ましくは100〜150mmの高さとする。50mm未満に
なると、ワークの回転に合わせてワーク直下にメディア
が引き寄せられて、研摩層の四隅のメディアが無くな
り、上昇メディアが減り、研摩力が低下する。多すぎる
場合は上澄層がその分少なくなり、水面が激しく攪拌さ
れ水が飛散することとなる。
【0068】上澄層84の高さは、ワーク16を完全に
浸漬可能で、且つ、上記同様、ワークの回転時にメディ
アを研摩が可能な速度で、しかも原動機(モータ)48
に過負荷を発生せずに浮遊流動させ得る液量(水量)と
なるものとする。
【0069】具体的には、アルミホイール(ワーク)1
6の大きさが径500mm×高さ250mm×一般部肉厚3
mmを、20mmの円錐台形の樹脂メディアを使用して光沢
メッキ前の表面平滑化処理を使用とする場合、下記のよ
うな構成とする。
【0070】研摩槽14の大きさを、前述の幅800mm
×長さ1550mm×高さ800mmとしたとき、貯液部:
750〜850mm、沈降層83:100〜150mm、上
澄層84:650〜700mmとする。
【0071】また、上澄層84の高さが小さすぎると、
ワーク16を浸漬させて高速回転させた場合、水とメデ
ィアが激しく水面から飛びはね研摩槽外へ跳び出して、
研摩ができる環境でなくなる。
【0072】なお、ワークがアルミホールの如く筒状体
でない場合、例えば、図8に示すようなスクリュー16
Aを研摩するような場合は、被研摩面の上側周囲位置に
筒状バッフル体(液流動ガイド筒体)81を配して、被
研摩物16Aの貫通空隙を介して前記筒状バッフル体の
内部に向かう浮遊流動を発生させることが望ましい。
【0073】なお、沈降層83の高さを小さくして、研
摩槽の径を若干小さめとすれば、同様な作用を期待でき
る。メディアの循環性が低下して、相対的に研摩能は低
下する。
【0074】通常、この筒状バッフル体(アルミホール
の場合は周壁体)81の上方には、ワーク16の回転に
際して、筒状バッフル体(アルミホールの場合は周壁
体)13の上端縁との間にメディア排出隙間を形成可能
な板状バッフル体(邪魔板部材)80を配する。板状バ
ッフル体80の主たる作用は、前述の如く、メディアの
研摩槽からの飛び出しを防止するとともに、メディアの
研摩力の増大(メディアの上昇スピードの調節)にあ
る。
【0075】このため、板状バッフル体52の径は、筒
状バッフル体13の径と略同一または若干大きめが望ま
しい。隙間を形成する排出隙間(筒状空間)54の高さ
は、前記例では、50〜200mm、望ましくは80〜1
20mmとする。
【0076】隙間が小さすぎると、メディアの流動抵抗
が増大してメディア循環性が低下する。隙間が大き過ぎ
ると、メディアが拡散してやはりメディア循環性が低下
する。
【0077】次に、上記の如く、貯液部86を形成した
後、ワーク回転軸42の先端にワークであるアルミホイ
ール(ワーク)16を取り付けた後、上澄層84に、前
面(被研摩面)16aを沈降層83に対向させて前記ワ
ークを浸漬する。このときの隙間は、約80〜150mm
とする。浸漬に際しては、ワーク回転軸42を下げても
よいが、通常、研摩槽14を、昇降装置(ジャッキ)2
4で上昇させて行なう。
【0078】図7に基づいて、説明する。(○付き番号
は、それぞれ図におけるそれらに対応する。) まず、初期回転数(例えば100rpm )で回転を始め
た時点では、メディアは動かない。
【0079】回転を始めて数秒経過すると、メディア
82が少しもち上げられて、ワーク意匠面16aに当た
って横へ流れる。
【0080】回転数を初期回転数から徐徐にあげて行
くと(例えば回転数:200rpm )、メディア82の一
部は意匠面16aに当たって横へ流れるとともに、一部
は意匠窓16bからワーク16上方へ浮き上がる。この
時点での、メディアの上昇速度は小さくてメディア82
が意匠面に与える衝突エネルギーも小さく、メディア8
2の研摩力は弱い。
【0081】回転数をさらに上昇させて定常回転数
(例えば350〜450rpm )とすると、上記同様、メ
ディア82の一部は意匠面16aに当たって横へ流れる
とともに、一部は意匠窓16bからワーク16上方へ浮
き上がる。この時点での、メディア82の上昇速度は大
きいため、メディア82が意匠面16aに与える衝突エ
ネルギーも大きく、メディア82の研摩力は強くなる。
そして、図例の如く、板状バッフル体80が存在しない
場合は、メディア82が貯液部86の液面上に飛び跳ね
て研摩槽14外へ飛散する。
【0082】上記において、本実施形態では板状バ
ッフル体80が存在するため、ワーク周壁体16dと板
状バッフル体80で形成されるメディア排出隙間78か
らワーク16の半径方向に移動し沈降して効率よく回収
使用される。
【0083】なお、板状バッフル体80が存在しないと
研摩力は、前述の理由により、低下する。
【0084】研摩時間はワークの意匠面の状態によって
異なるが、鋳造肌からそのまま研摩する場合は、正逆各
5〜15分程度、荒バフ処理品の場合は、正逆各3〜6
分程度である。
【0085】また、工作物中心部や複雑なデザインの箇
所等にはメディアが充分入らず、研摩しにくい場合があ
る。その際は、予め局部的に手バフ仕上げ、エアーブラ
スト処理等を行なった後、本発明の研摩を行なうと、均
一な仕上げとなる。
【0086】なお、中心部にメディアが直接入らない場
合は、主に意匠窓の形状がスリット状等狭い場合であ
り、ワークの回転数を下げることによって、メディアの
上昇がスムーズになり、複雑なデザインの箇所等にはメ
ディアが充分入らず、研摩しにくい場合にも対応でき
る。
【0087】なお、研摩中は、メディアが消耗して研摩
槽内が徐々に汚れてくる。そのため、連続あるいは毎回
一定量の上澄層を研摩槽14内から抜きとり、(例えば
オーバーフローさせる。)それをフィルタープレスや濾
過機を経由して濾過することにより、スラッジ分を除去
し、濾過水は研摩槽へ戻すことで研摩槽内の液は一定に
保つことができる。
【0088】この際、上澄層84中に極く少量の凝集
剤、例えば、界面活性剤(主成分:塩化ベンザルコニウ
ム、ヘキシレングリコール)や、ポリ塩化アルミニウム
を加えれば濾過性がよくなりフィルター等の目詰まりを
防止することが可能となる。
【0089】そして、研摩が終了したら、研摩槽14を
昇降装置24を作動させて下げれば、ワーク16は貯液
部86から引き上げられる結果となる。この状態で、ワ
ーク16を取り外す前にスプレーガンで洗浄水を用いて
付着した汚れを洗い流す(時間を置いて表面が乾燥する
前に洗浄することが必要である。)。そして、ワーク脱
着装置68における止めボルト65をゆるめてワーク回
転軸42から、ワーク16を取り外せば研摩作業は完了
する。
【0090】
【発明の効果】本発明の研摩方法は、上記の如く、研摩
槽内に粒状メディア(研摩媒体)からなる沈降層と上澄
層とからなる貯液部を形成し、上澄層に、前記被研摩面
を前記沈降層に対向させて前記ワークを浸漬した後、ワ
ークを回転させて前記粒状メディアに、前記被研摩面に
向かう浮遊流動を発生させて前記被研摩面の研摩(研
削)を行なう構成により、下記のような効果を奏する。
【0091】研摩力及び研摩の均一性が大幅に改善され
る。そして、所要面のみを選択的に研摩することがで
き、結果的に研摩消費エネルギーも削減できる。さら
に、ワークを粒状メディアに接触(侵入)させる際の初
期動力負荷も小さい。相対的に使用するメディアの液に
対する比率が従来の研摩方法に比して格段に少ないため
である。
【0092】すなわち、バレル研摩法をランニングコス
トの面から見ると、通常の方法(回転バレル、振動バレ
ル、流動バレル、遠心バレル、等々)は、メディア同士
が摺り合って消耗する方が、ワークを研摩することによ
って消耗するよりはるかに多い。ところが本方法は、液
に対するメディア比率が少ないことにより効率よく研摩
されているといえる。
【0093】スピン仕上げでも振動を利用してメディア
を動かす場合は同様である(また、振動を与えず、槽内
でワークを回転させると消費電力が多くなるだけでな
く、ワークの回転によってメディアが飛ばされてしまっ
て研摩できなくなる。)乾式バレル(くるみ等のメディ
ア)では、削られたワークのアルミ微粉がメディア表面
に付着し、繰り返し研摩しているとメディア表面がアル
ミ微粉で銀色となり(メディア表面の目づまり)研摩力
が大幅に低下する。その場合はメディアを捨てるか洗浄
・乾燥した後再度研摩材とワックスをコーティングする
必要も生ずる。
【0094】また、本発明の特徴の一つは、上向流とと
もにメディアが意匠窓内部を通過して、板状バッフル体
に激しく衝突することで、凹部、穴部さらに内周面も研
摩できることにある。通常、スピン仕上げでは上澄層は
存在せず、メディアの上向流もない。したがって意匠窓
部の研摩力は極めて弱い。
【0095】なお、本発明の研摩方法に使用するのと類
似の構成を備えた装置を、米国特許第5857901号
が開示している。
【0096】研摩装置は、内部に研摩用のメディア/水
混合体を貯留可能な研摩槽と、研摩槽内で、工作物を固
定可能な回転軸と、主軸に固定された同心円状のプレー
トを有することを基本構成とするものである。
【0097】しかし、その使用態様は、全く別異であ
る。すなわち、ワーク(wheel 18) を貯液部に浸漬(水
没)させるときの貯液部は、沈降層(メディア層)と上
澄層(水層)とに分離しておらず、水/メディア混合体
(water and media mixture 59)である。このため、ワー
クを浸漬したとき、メディアは当初からワークとプレー
トとで形成される部屋(chamber 68)内に存在し、ワーク
を高速回転させたとき、ワーク上端周縁とプレートとの
隙間で形成される筒状流路 (cylindrical flowchannel
69) を介して遠心力により部屋外(ワーク外)へ放出さ
れる。その結果、ワーク内は減圧状態となり、ワークの
直下から、ワーク内へ水/メディア混合体がホイール中
心部の前面(意匠面16a)にある穴部(意匠窓)を介
して引き込まれる。こうして、水/メディア混合体がホ
イールの前面(意匠面)へ引き込まれることにより、メ
ディアがホイールの前面(意匠面)に対して当り及び擦
ることにより研摩を行なう。(上記米国特許明細書6柱
22〜48行参照)。
【0098】すなわち、本発明の研摩方法は、メディア
は、当初は、ワークの下方に沈降層として存在して、ワ
ークの回転により初めてワークと当接するのに対し、米
国特許明細書に記載の方法は、当初からメディアはワー
クと水/メディア混合体として接触している。
【0099】
【実施例】下記条件でアルミホイールの研摩を行なっ
た。
【0100】研摩槽のセット条件 ワーク外径 432mm 沈降層(メディア)高さ 150mm 沈降層とワーク意匠面距離 100mm 板状バッフルとワーク間 80mm 回転数 400rpm 研摩時間 鋳肌品 正逆転各10分 荒バフ品 〃 各5分 後工程、ともサイザルバフ後、硬質クロムメッキを
行なった。
【0101】いずれも、奇麗な光沢完成品が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する研摩装置の一例を表す概略平
面図
【図2】同じく概略正面図
【図3】同じく概略側面図
【図4】同じく使用態様正面断面図
【図5】同じくオーバフロー部を示す部分斜視図
【図6】アルミホイール(ワーク)の取り付け態様を示
す斜視図
【図7】本発明の研摩方法をアルミホイールに適用した
場合における各段階における概略作用説明図
【図8】本発明の研摩方法をスクリューに適用した場合
の概略作用説明図
【符号の説明】
12 研摩装置 14 研摩槽 16 アルミホイール(ワーク) 16a 意匠面(被研摩面) 16b 意匠窓(貫通空隙) 42 ワーク回転軸 68 ワーク着脱装置 80 板状バッフル体 81 筒状バッフル体 82 粒状メディア 83 沈降層 84 上澄層 86 貯液部
フロントページの続き (72)発明者 平野 雅雄 愛知県西春日井郡西春町大字宇福寺神明51 番地 新東ブレーター株式会社内 Fターム(参考) 3C058 AA02 AB01 AB06 AC04 CB03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一面が被研摩面(被研削面)
    とされ、該被研摩面の中心部の周囲には貫通空隙を備え
    たワーク(被研摩物)を粒状メディアを用いて研摩(研
    削)する方法において、 研摩槽内に粒状メディア(研摩媒体)からなる沈降層と
    上澄層とからなる貯液部を形成し、 前記上澄層に、前記被研摩面を前記沈降層に対向させて
    前記ワークを浸漬した後、 前記ワークを回転させて前記粒状メディアに、前記被研
    摩面に向かう浮遊流動を発生させて前記被研摩面の研摩
    (研削)を行なうことを特徴とする粒状メディアによる
    研摩方法。
  2. 【請求項2】 さらに、前記被研摩面の上側周囲位置に
    筒状バッフル体(液流動ガイド筒体)を配して、前記被
    研削物の貫通空隙を介して前記筒状バッフル体の内部に
    向かう浮遊流動を発生させて前記被研摩面の研摩を行な
    うことを特徴とする請求項1記載の粒状メディアによる
    研摩方法。
  3. 【請求項3】 前記ワークの回転に際して、前記筒状バ
    ッフル体の上端縁との間にメディア排出隙間を形成可能
    な板状バッフル体(邪魔板部材)を配することを特徴と
    する請求項2記載の粒状メディアによる研摩方法。
  4. 【請求項4】 前記板状バッフル体を、ワークを保持回
    転させるワーク回転軸に固定することを特徴とする請求
    項3記載の粒状メディアによる研摩方法。
  5. 【請求項5】 前記ワークが自動車用ホイールであり、
    ホイール本体の周壁部が前記バッフル体を兼ねることを
    特徴とする請求項1、2、3又は4記載の粒状メディア
    による研摩方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも一面が被研摩面とされ、該被
    研摩面の中心部の周囲には貫通空隙を備えたワークを研
    摩(研削)するのに使用する研摩装置において、 粒状メディアからなる沈降層と上澄層とからなる貯液部
    を形成可能な研摩槽と、 ワークを先端で保持して、前記上澄槽内で回転させる回
    転軸と、 該回転軸を回転させる回転駆動手段と、を備えてなるこ
    とを特徴とする粒状メディアによる研摩装置。
  7. 【請求項7】 さらに、被研摩面の上側周囲位置に筒状
    バッフル体を備えていることを特徴とする請求項6記載
    の粒状メディアによる研摩装置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記筒状バッフル体の前記筒状
    バッフル体の上端縁との間にメディア排出隙間を形成可
    能な板状バッフル体を備えていることを特徴とする請求
    項7記載の粒状メディアによる研摩装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記研摩槽の上端周壁部の一部
    が切り欠かれて、貯液のオーバフロー手段を備えている
    ことを特徴とする請求項6、7又は8記載の粒状メディ
    アによる研摩装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015066638A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 日立金属株式会社 希土類系焼結磁石をバレル研磨する方法
CN105364660A (zh) * 2015-12-29 2016-03-02 中信戴卡股份有限公司 一种复合式车轮去毛刺装置
CN110116361A (zh) * 2019-04-29 2019-08-13 丽水市永恒传动机械有限公司 一种铝合金轮毂批量抛光生产线

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JP2015066638A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 日立金属株式会社 希土類系焼結磁石をバレル研磨する方法
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