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JP2002008568A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JP2002008568A
JP2002008568A JP2000187788A JP2000187788A JP2002008568A JP 2002008568 A JP2002008568 A JP 2002008568A JP 2000187788 A JP2000187788 A JP 2000187788A JP 2000187788 A JP2000187788 A JP 2000187788A JP 2002008568 A JP2002008568 A JP 2002008568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
electron
rear plate
spacer
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000187788A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Sekiguchi
弘隆 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000187788A priority Critical patent/JP2002008568A/ja
Publication of JP2002008568A publication Critical patent/JP2002008568A/ja
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外囲器の封着に際して、スペーサの位置決め
が容易に行え、リアプレート、フェイスプレートへのス
ペーサの取付も、容易に行える構成の画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 複数の電子放出素子が設けられたリアプ
レートと、前記電子放出素子から放出された電子の衝突
により画像が形成される画像形成部材を備えたフェース
プレートと、前記リアプレートとフェースプレートの周
囲を密閉する外枠と、前記リアプレートとフェースプレ
ートとに挟持され、両端部において支持部構造を持つス
ペーサとを有する画像形成装置において、前記リアプレ
ートの電子放出素子領域外に配設された位置決め突出部
と、前記スペーサの一端部の支持構造に配設された位置
決め溝と、該位置決め溝と対向する他端部の支持部構造
に配設されたスライド溝とを備えていて、前記位置決め
溝およびスライド溝が、前記位置決め突出部に対して、
それぞれ、嵌合することにより、スペーサの位置決め、
固定を行うように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空容器(外囲
器)に構成された画像形成装置に関し、特に、冷陰極電
子放出素子などを用いた平板型の画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】平板型画像形成装置として、近年、アク
テブマトリクス型液晶が、CRTに代わって用いられる
ようになってきた。また、アクテブマトリクス型液晶
は、自発光型ではないので、バックライトを用い、表示
を行う必要があるが、光の利用効率が低いために、さら
に、明るい画像形成装置が望まれていた。
【0003】このため、プラズマディスプレイや電界電
子放出素子や表面伝導型電子放出素子(例えば、特開平
7−235255号公報に所載)などの冷陰極電子放出
素子から放出した電子を加速して、蛍光体に衝突させ、
蛍光体を発光させ、表示を行う自発光型画像形成装置
(フィールドエミッションディスプレイ)が開発されて
いる。これら平板型画像形成装置は、数十インチの大画
面化(大面積化)も行われ、同時に、高精度で、容易な
組立方法が望まれている。
【0004】従来、これらのプラズマディスプレイ、フ
ィールドエミッションディスプレイなどの平板型画像形
成装置の組み立てには、電子放出素子が設けられたリア
プレートと電子の衝突により発光する蛍光体などを備え
たフェースプレートとを、外枠を介して、対向・配置
し、これらリアプレートとフェースプレートと支持枠と
で構成される外囲器の内部を、真空にする必要がある。
【0005】このため、外囲器は、耐大気圧構造とする
必要があるが、特に、大面積の画像形成装置で、耐大気
圧支持を実現しようとすると、リアプレートやフェース
プレートの板厚を、反りなどを避けるため、非常に厚く
しなければならず、重量、コストなどの点で、実現性が
乏しくなる。そこで、この問題を回避するために、リア
プレートやフェースプレートとの間に、支柱としてスペ
ーサを配置・固定し、耐大気圧性を向上した構造とし、
画像形成装置の軽量化を図っている。
【0006】また、上記スペーサは、リアプレートとフ
ェースプレートとの間隔を一定に保つ目的で使用される
場合もある。例えば、図6に示すように、特開平7−2
30776号公報に開示された従来の画像形成装置で
は、複数の電子放出素子45が設けられた背面板42
に、支持枠43を挟んで、前面板41が対向・配置さ
れ、これら背面板42と支持枠43と前面板41とで、
内部が真空に保たれた外囲器を構成している。そして、
背面板41と前面板42との間には、耐大気圧性の構造
体として、スペーサ44が配置されている。なお、ここ
では、スペーサ44に格子状のものを用い、各電子放出
素子45ごとに、1つのセル空間を有するように配置さ
れている。また、スペーサ44の固着に低融点ガラス4
6が用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、スペ
ーサの固着材として、低融点ガラスを用いて組み立てる
場合、低融点ガラスの作業温度が400〜500℃であ
るために、相当な高温でアライメントしなければなら
ず、この熱により、スペーサが、リアプレートやフェー
スプレートに対して、相対的に膨張し、溶着後に、変形
や位置ずれを生じる畏れがある。また、大面積の画像形
成装置においては、リアプレートおよびフェースプレー
トの厚みに応じて、スペーサを複数個、配置するので、
画面の表示面積が大きくなるに連れ、スペーサの数も増
加させることになる。それに伴い、画像形成装置の組立
工程でのスペーサ設置工数も増えるから、製造コストア
ップの要因となる。
【0008】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、外囲器の封着に際して、スペーサの位置決めが容
易に行え、リアプレート、フェイスプレートへのスペー
サの取付も、容易に行える構成の画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、複数の電子放出素子が設けられたリア
プレートと、該リアプレートと対面して配置され、前記
電子放出素子から放出された電子の衝突により画像が形
成される画像形成部材が設けられたフェースプレート
と、前記リアプレートとフェースプレートの周囲を密閉
する外枠と、前記リアプレートとフェースプレートとに
挟持され、両端部において支持部構造を持つスペーサと
を有する画像形成装置において、前記リアプレートの電
子放出素子領域外に配設された位置決め突出部と、前記
スペーサの一端部の支持構造に配設された位置決め溝
と、該位置決め溝と対向する他端部の支持部構造に配設
されたスライド溝とを備えていて、前記位置決め溝およ
びスライド溝が、前記位置決め突出部に対して、それぞ
れ、嵌合することにより、スペーサの位置決め、固定を
行うように構成したことを特徴とする。
【0010】この場合、本発明の実施の形態として、前
記リアプレートの電子放出素子領域外に配設された位置
決め突出部は、電子放出素子領域外にあたる配線上にあ
ってもよい。さらに、前記リアプレートの電子放出素子
領域外の配線上に配設された位置決め突出部は、印刷法
によって、積層形成されてもよく、また、前記支持部構
造を持つスペーサに配設されたスライド溝は、配線の長
手方向のみにスライドするものであってもよい。なお、
該画像形成部材が蛍光体であり、あるいは、冷陰極電子
放出素子であるとよい。この場合、特に、前記冷陰極型
電子放出素子は表面伝導型電子放出素子であることが好
ましい。
【0011】このような構成では、前記リアプレートの
電子放出素子領域外に配設された位置決め突出部と、前
記スペーサの一側の支持構造に配設された位置決め溝
と、その他側の、前記位置決め溝と対向する側の支持構
造に配設されたスライド溝とが、前記位置決め突出部に
対して、それぞれ、嵌合することにより、スペーサの位
置決め固定が簡易に行えるので、複雑なアライメントを
する必要がなくなり、スペーサが、リアプレートやフェ
ースプレートに対して膨張・収縮しても、変形、位置ず
れなどの不具合を軽減できる。また、大面積の画像形成
装置においては、表示面積が大きくなるに連れ、スペー
サの数も増えることになるが、従来の1/20程度のス
ペーサ数で、組み立てることができるメリットもある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図示の実施の形
態に基づいて詳細に説明する。なお、図1は本発明の実
施の形態に係る真空容器(外囲器)において構成される
画像形成装置の概略斜視図であり、内部構造を示すため
に、パネルの一部を切り欠いて示している。また、図2
は図1で用いた画像形成装置のA断面部を示している。
図5は図1において、丸囲み部分B、Cの拡大部を示し
た斜視図である。
【0013】図中、符号1はリアプレート、2はフェー
スプレート、3は外枠、4はスペーサで、5は支持部
材、5aは位置決め溝、5bはスライド溝、6は上配
線、6a,6bは上配線上に形成された位置決め突出
部、7は下配線、8は電子放出素子、9は蛍光膜、10
はメタルバック、11は画像形成部、12,13は低融
点ガラスである。
【0014】リアプレート1の表面には、電子放出素子
8がN×M個形成されている。(N、Mは2以上の正の
整数であり、目的とする表示画素数に応じて適宜設定さ
れる。例えば、高品位テレビジョンの表示を目的とした
表示装置においては、N=3000、M=1000以上
の数を設定することが望ましい)。このリアプレート1
には、青板ガラス、高歪点ガラス(PD−200)など
を用いることができる。
【0015】なお、本発明で用いる、電子源を構成する
電子放出素子8の種類は、電子放出特性や素子サイズな
どの性質が目的とする画像形成装置に適したものであれ
ば、特に限定されるものではない。即ち、熱電子放出素
子、電界放出素子、半導体電子放出素子、MIM型電子
放出素子、あるいは、表面伝導型電子放出素子が使用で
きる。
【0016】後述する実施例において示される表面伝導
型電子放出素子は、本発明において好適するものであ
り、これについては、以下に簡単に説明する。図3は、
表面伝導型の電子放出素子8の構造を示す概略図であ
り、図3の(a)は平面図、図3の(b)は断面図であ
る。
【0017】図3において、符号21は基板、22およ
び23は基板21上に設けられる素子電極、24は基板
21上に設けられた素子電極22,23間を接続する導
電性薄膜、25は導電性薄膜24に局所的に形成される
電子放出部である。即ち、この電子放出部25は、素子
電極22,23を通じて導電性薄膜24にフォーミング
処理を施すことで、導電性薄膜24を局所的に破壊、変
形もしくは変質させて、電気的に高抵抗な状態にしたも
のである。更には、放出電流を著しく改善する活性化工
程を加える。これは、表面伝導型電子放出素子の導電性
薄膜24に電圧を印加し、素子に電流を流すことによ
り、上述の電子放出部25より電子を放出させるもので
ある。
【0018】図5の(a)において、符号4はスペー
サ、5は支持部材、5aは位置決め溝、6は上配線、6
aは位置決め突出部である。ここでは、位置決め突出部
6aに位置決め溝5aが嵌合される。図5の(b)にお
いて、4はスペーサ、5は支持部材、5bは位置決め
溝、6は上配線、6bは位置決め突出部であり、位置決
め突出部6bにはスライド溝5bが嵌合される。更に、
リアプレート1上には、M本の行方向配線6(通常、上
配線と称する場合がある)とN本の列方向配線7(下配
線と称する場合がある)とが、単純マトリクス配線され
ている。
【0019】フェースプレート2の下面には、蛍光膜
9、メタルバック10からなる画像形成部11が形成さ
れている。なお、フェースプレート2には、青板ガラ
ス、高歪点ガラス(旭硝子製PD−200)などを用い
ることができる。また、カラー表示を行うため、蛍光膜
9の部分には、CRTの分野で用いられる赤、緑、青の
3原色の蛍光体が塗り分けられている。図4の(a)に
示すように、蛍光体R、G、Bのストライプの間には、
黒色導電材31が設けてある。このように、黒色導電材
31を設ける目的は、電子ビームの照射位置に多少のず
れがあっても、表示色にずれが生じないようにするこ
と、外光の反射を防止して、表示コントラストの低下を
防ぐこと、電子ビームによる蛍光膜9のチャージアップ
を防止することなどである。なお、黒色導電材31に
は、黒鉛を主成分として用いたが、上記の目的に適する
ものであれば、これ以外の材料を用いてもよい。
【0020】また、3原色の蛍光体R、G、Bの塗り分
け方は、図4の(a)に示したストライプ状の配列に限
られるものではなく、例えば、図4の(b)に示すよう
なデルタ状配列や、それ以外の配列であってもよい。な
お、モノクロームの表示パネルを作成する場合には、単
色の蛍光体材料を蛍光膜9に用いればよく、必ずしも黒
色導電材31を用いなくともよい。
【0021】また、蛍光膜9のリアプレート1側の面に
は、CRTの分野では公知の、メタルバック10が設け
てある。このメタルバック10を設けた目的は、蛍光膜
9が発する光の一部を鏡面反射して光利用率を向上させ
ること、負イオンの衝突から蛍光膜9を保護すること、
電子ビーム加速電圧を印加するための電極として作用さ
せること、蛍光膜9を励起した電子の導電路として作用
させること、などである。メタルバック10は、蛍光膜
9をフェースプレート2上に形成した後、蛍光膜9表面
を平滑化処理し、その上にAlを真空蒸着する方法によ
り形成した。なお、蛍光膜9に低電圧用の蛍光体材料を
用いた場合には、メタルバック9は用いない。
【0022】また、加速電圧の印加用や蛍光膜9の導電
性向上を目的として、フェースプレート2と蛍光膜9と
の間に、例えば、ITOを材料とする透明電極を設けて
もよい。なお、図中、Dx1〜DxmおよびDy1〜D
ynおよびHvは、表示パネルと電気回路(図示せず)
とを電気的に接続するために設けた気密構造の電気接続
用端子である。Dx1〜Dxmはマルチ電子ビーム源の
行方向配線6と、Dy1〜Dynはマルチ電子ビーム源
の列方向配線7と、Hvは該前面板のメタルバック10
と、それぞれ、電気的に接続している。
【0023】外枠3はリアプレート1およびフェースプ
レート2と同様の材料で構成され、真空容器(外囲器)
を構成する。なお、外枠3は、リアプレート1あるいは
フェースプレート2と一体化されてもよく、必ずしも、
リアプレート1とフェースプレート2とは別部材である
必要はない。外枠3は、接着材12によってリアプレー
ト1に固着されている四角形状枠体で、リアプレート1
と対向配置されたフェースプレート2の外周部の間隔を
支持している。
【0024】リアプレート1およびフェースプレート2
と、上述の外周部の間隔を支持する外枠3との固着方法
として、応力や他の部材との熱膨張が同等であること、
また、気密性が保たれる接着方法であることを除けば、
特に、限定されるものではない。
【0025】上配線6の位置決め突出部6a,6bの突
出形状の成形方法としては、転写法、レジスト法、エッ
チング法などがあり、好ましくは、スクリーン印刷で積
層印刷するのがよい。また、位置決め突出部6a,6b
は、電子放出領域外に位置していればよく、電子の放出
が妨げにならない位置にあれば、特に、その設置位置が
限定されるものではない。さらに、位置決め突出部6
a,6bの形状は、位置決め溝5aと嵌合できる形状で
あること、スライド溝5bとY方向にスライドしないこ
と、後工程での熱変形や応力などに耐え得る形状である
ことを除けば、特に限定されるものではない。
【0026】支持部材5の材料としては、ガラスや樹脂
などがあるが、後工程での熱変形や耐大気圧に耐え得る
材料であること、リアプレート1やフェースプレート
2、スペーサ4と熱膨張係数が同等のものであることを
除けば、特に限定されるものではないが、好ましくは、
セラミックが望ましい。また、支持部材5は、真空時の
コンダクタンスの妨げにならない形状および大きさであ
れば、特に限定されるものではない。
【0027】更に、支持部材5と位置決め突出部との接
着材、あるいは、スペーサ4と支持部材5の接着材とし
ては、後工程での熱変形や剥れに耐え得る材料であるこ
と、リアプレート1やフェースプレート2、スペーサ4
と熱膨張係数が同等であること、放出ガスが少ないこと
などの条件を満たすものであれば、どのような材料でも
良いが、中でも、無機系接着材を用いるのが好ましい。
【0028】以上のように構成によれば、簡易にスペー
サの位置決めが行えるだけでなく、常温でスペーサ組立
が行える。
【0029】
【実施例】次に、本発明において、より具体化した実施
例を説明する。なお、以下の説明では、上述の実施の形
態で参照した図面を適宜、参照する。
【0030】(実施例1)この実施例1は、上述の実施
の形態で説明した画像形成装置と、基本的な構成が同一
であるから、図1、図2を参照して、説明するものとす
る。ここでは、電子放出素子8として、表面伝導型電子
放出素子を使用し、この電子放出素子8を前記リアプレ
ート1に複数個、形成するとともに、前記フェースプレ
ート2に蛍光膜9設置し、有効表示エリアを10インチ
とする縦、横比3:4のカラー画像表示装置を作成し
た。まず、本発明の画像表示装置を図1を用いて説明
し、次にその製造方法を説明する。
【0031】画像形成装置自体の構成は、実施の形態と
同一である。即ち、複数の電子放出素子が設けられたリ
アプレートと、該リアプレートと対面して配置され、前
記電子放出素子から放出された電子の衝突により画像が
形成される画像形成部材が設けられたフェースプレート
と、該リアプレートと該フェースプレートの周囲を密閉
する外枠と、該リアプレートとフェースプレートとに挟
持されると共に両端部において支持部構造を持つスペー
サとを有する画像形成装置において、該リアプレートの
電子放出素子領域外に配設された位置決め突出部と、前
記支持部構造の一方に配設された位置決め溝と、該位置
決め溝との対向側で前記支持部構造の他方に配設された
スライド溝とが、それぞれ、該位置決め突出部に嵌合す
ることにより、スペーサの位置決め固定がなされる構成
としたものである。
【0032】なお、この実施例1では、リアプレート
1、フェースプレート2および外枠3には、高歪点ガラ
スを用い、支持部材5にはセラミックスを用い、外枠3
をリアプレート1及びフェースプレート2に接着する接
着材12,13には低融点ガラスを用いた。そして、リ
アプレート側とフェースプレート側とを対面するように
貼り合せることにより、表示パネルの内部を真空に維持
するための真空気密容器(外囲器)を形成している。な
お、リアプレート1の電子放出素子領域外と支持部材
5、及び、スペーサ4と支持部材5の接着材として、無
機系接着材を用いた。
【0033】次に、この実施例1の画像形成装置の製造
方法について、順を追って説明する。 ・工程−1(リアプレートの作成):予め、画像表示領
域外にあたる所望の箇所に、補助孔を2箇加工し、ガラ
ス基板21上に、シリコン酸化膜をスパッタ法で形成し
た後、その上に素子電極22,23を形成した。次に、
スクリーン印刷で下配線7を形成し、下配線7と上配線
6間に層間絶縁層を形成し、さらに、上配線6を形成し
た。また、スペーサを支持する支持部材と嵌合する。
【0034】次に、上配線の画像表示外にあたる箇所に
所望の厚さまでスクリーン印刷を繰り返し、上配線の位
置決め突出部6a,6bを形成した。下配線7と上配線
6は素子電極22,23に接続するように形成し、次い
で、導電性薄膜24をスパッタ法で形成した後、パター
ニングし、所望の形態にすることで、リアプレート1を
構成した。 ・工程−2(フェースプレート2の作成):ガラス基板
に蛍光体R、G、B、黒色導電材31を印刷法により形
成した。蛍光膜9の内面側の表面に対して平滑化処理を
行い、その後、Alを真空蒸着法を用いて堆積させ、メ
タルバック10を形成することで、フェースプレート2
を構成した。次に、外枠3に対して固着するために、デ
ィスペンサーを用いて、接着材13としての低融点ガラ
スを、周囲を囲むように、枠状に塗布し、前処理(仮焼
成:380℃、10分)を行った。なお、低融点ガラス
の接着には、日本電気硝子社製LS−3081をペース
トとして用いた。 ・工程−3(外枠3の作成):ガラス基板を所望の厚
み、大きさに切削加工して、出来上がった外枠3を前記
リアプレート1に固定するために、ディスペンサーによ
って、接着材12としての低融点ガラスを、外枠3の片
面に塗布し、前処理(仮焼成:380℃、10分)を行
った。なお、低融点ガラスの接着には、日本電気硝子社
製LS−3081をペーストとして用いた。 ・工程−4(支持部材5の位置決め溝5a、スライド溝
5b、スペーサ位置決め溝18の作成):支持部材5の
位置決め溝5aのホトベールを所望の大きさ、厚さに加
工したものを、リアプレート1の上配線上の位置決め突
出部6aと嵌合できるように、支持部材の配線面側を切
削加工し、支持部材5の位置決め溝5aを形成した。続
いて、支持部材5のスライド溝5bのホトベールを所望
の大きさ、厚さに加工したものを、リアプレート1の上
配線上の位置決め突出部6bと嵌合できるように、支持
部材の配線面側を切削加工し、支持部材5の位置決め溝
5bを形成した。また、スペーサを位置決めするための
溝18も形成した。 ・工程−5(スペーサ組立):スペーサ4を、工程−4
で作成した支持部材5のスペーサ位置決め溝18に挿入
して、東亜合成社製のアロンセラミックDを用いて、ス
ペーサ組立をした。なお、スペーサ高さは2mmであ
り、これにより、リアプレート1とフェースプレート
2、即ち、電子源と蛍光体6との距離は、実施例の画像
表示装置において、約2mmに保持される。続いて、支
持部材5の位置決め溝5aと位置決め突出部6a、及
び、スライド溝5bと位置決め突出部6bのそれぞれの
嵌合を行った。
【0035】次に、スペーサ4と一体化した支持部材5
の位置決め溝5aを、上配線の位置決め突出部6aと嵌
合し、支持部材5のスライド溝5bを、上配線の位置決
め突出部6bと嵌合し、これによって、スペーサ組立を
行った。次に、東亜合成社製のアロンセラミックDを用
いて、リアプレート1の電子放出素子領域外と支持部材
5を固着し、スペーサ4の長手方向の位置ずれを矯正し
た。 ・工程−6(封着):次に、工程−5で作成したリアプ
レート1上に、工程−3で作成した外枠3を配置し、こ
れと前記フェースプレート2とを、温度:420℃で、
加圧封着を行った。 ・工程−7:以上のようにして完成した気密容器内の雰
囲気を、真空ポンプにて、排気管(図示せず)を通じて
排気し、十分な真空度に達した後、容器外端子Dx1な
いしDxmと、Dr1ないしDynとを通じて、電子放
出素子に電圧を印加し、電子放出部の導電性薄膜をフォ
ーミングし、この工程後に、活性化工程をすることによ
り、電子放出部を作成した。さらに、一連の工程の終了
後、温度:250℃で、10時間、ベーキングを行っ
た。 ・工程−8:次に、室温で10−7Pa程度の真空度ま
で排気し、前記排気管をガスバーナーで熱することで、
溶封し、気密容器の封止を行った。最後に、封止後の真
空度を維持するために、高周波加熱法で、ゲッター処理
を行った。
【0036】以上のようなお工程で完成した本発明の画
像形成装置において、各電子放出素子9には、信号発生
手段(図示せず)より、容器外端子Dx1ないしDx
m、Dy1ないしDynを通じて、走査信号および変調
信号を、それぞれ、印加することにより、電子放出さ
せ、高圧端子Hvを通じて、メタルバック11あるいは
透明電極(図示せず)に、数KV以上の高圧を印加し、
電子ビームを加速し、蛍光膜11に衝突させ、励起・発
光させることで、画像を表示したところ、スローリーク
や位置ずれによる画像の劣化もなく、信頼性の高い画像
表示装置が得られた。
【0037】(実施例2)次に、本発明の実施例2につ
いて説明する。この実施例2は、第2の構造形態の画像
形成装置についてのものであり、上配線の位置決め突出
部の形状、及び、支持部材の位置決め溝の形状を変更し
た以外は、実施例1と、ほぼ同様である。従って、実施
例1と異なる点についてのみ説明するものとし、同一の
構成部分については、同一の符号を付して、説明を省略
する。
【0038】図6の(a)、(b)には、本発明の実施
例2に係る画像形成装置の気密容器の支持部材5の位置
決め溝と上配線6の位置決め突出部の嵌合部の拡大図が
示されている。即ち、ここで、符号4はスペーサ、5は
支持部材、5cはアーチ型溝、6は上配線、6cはアー
チ型突出部である。
【0039】支持部材5の位置決め溝は、図6の
(a)、(b)に示すように、アーチ形状に切削加工さ
れたアーチ型溝5cであり、実施例1では、位置決め溝
5aと、スライド溝5bとの構成であったが、本実施例
2では、両溝ともアーチ型に形成した。次に、スペーサ
4を、支持部材5のスペーサ位置決め溝18に挿入し、
東亜合成社製のアロンセラミックDを用いて、スペーサ
を組立した。続いて、上配線6の位置決め突出部の形状
も、図6に示すように、所要の印刷技術で、アーチ型に
印刷することで、アーチ型突出部6cを構成した。
【0040】次に、支持部材5の位置決め溝5cと位置
決め突出部6cとの嵌合を行った。そして、東亜合成社
製のアロンセラミックDを用いて、リアプレート1の電
子放出素子領域外と支持部材5を固着し、スペーサ4の
長手方向の位置ずれを矯正した。
【0041】以上のようにして、実施例1と同様に、気
密容器(外囲器)を作成した。また、実施例1と同様に
して、画像を表示したところ、スローリークや位置ずれ
などに起因する画像の劣化もなく、信頼性の高い画像表
示装置が得られた。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
るので、以下に記載する作用効果を奏することができ
る。
【0043】即ち、本発明の画像形成装置では、リアプ
レートの電子放出素子領域外に配設された位置決め突出
部と、スペーサの一方の支持構造に配設された位置決め
溝および前記位置決め溝と対向する側で、他方の支持構
造に配設されたスライド溝とが、それぞれ嵌合すること
により、スペーサの位置決め固定がなされることによ
り、複雑なアライメントをする必要が無くなり、スペー
サがリアプレートやフェースプレートに対する、熱膨張
や変形による、位置ずれも軽減できた。
【0044】また、大面積の画像形成装置においては、
表示面積が大きくなるにつれて、スペーサの数も増える
ことになるが、それでも、従来の1/20程度のスペー
サ数で組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態及び実施例1に係る画像形
成装置の斜視図である。
【図2】図1の装置の主要な構成の断面図である。
【図3】(a)、(b)は、図1の装置に用いられる冷
陰極の表面伝導型電子放出素子の構成を示す図である。
【図4】(a)、(b)は、図1の装置に用いられる蛍
光膜の例を示す図である。
【図5】図1のスペーサと支持部材の構成図である。
【図6】本発明の実施例2の画像形成装置の主要な構成
の断面図である。
【図7】従来の画像形成装置の構成概略図である。
【符号の説明】
1 リアプレート 2 フェースプレート 3 外枠 4 スペーサ 5 支持部材 5a 位置決め溝 5b スライド溝 5c アーチ型溝 6 上配線 6a,6b,6c 位置決め突出部 7 下配線 8 電子放出素子 9 蛍光膜 10 メタルバック 11 画像形成部 12,13 低融点ガラス 14,15,16,17 アロンセラミックD 18 スペーサ位置決め溝 21 基板 22,23 素子電極 24 導電性薄膜 25 電子放出部 31 黒色導電材 41 前面板 42 背面板 43 支持枠 44 スペーサ 45 電子放出素子 46 低融点ガラス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子放出素子が設けられたリアプ
    レートと、該リアプレートと対面して配置され、前記電
    子放出素子から放出された電子の衝突により画像が形成
    される画像形成部材を備えたフェースプレートと、前記
    リアプレートとフェースプレートの周囲を密閉する外枠
    と、前記リアプレートとフェースプレートとに挟持さ
    れ、両端部において支持部構造を持つスペーサとを有す
    る画像形成装置において、 前記リアプレートの電子放出素子領域外に配設された位
    置決め突出部と、前記スペーサの一端部の支持構造に配
    設された位置決め溝と、該位置決め溝と対向する他端部
    の支持部構造に配設されたスライド溝とを備えていて、
    前記位置決め溝およびスライド溝が、前記位置決め突出
    部に対して、それぞれ、嵌合することにより、スペーサ
    の位置決め、固定を行うように構成したことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記リアプレートの電子放出素子領域外
    に配設された位置決め突出部は、電子放出素子領域外に
    あたる配線上に形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記リアプレートの電子放出素子領域外
    の配線上に配設された位置決め突出部は、印刷法によっ
    て、積層形成されていることを特徴とする請求項1ある
    いは2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部構造を持つスペーサに配設さ
    れたスライド溝は、配線の長手方向のみにスライドする
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成部材が蛍光体である請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成部材が冷陰極電子放出素子
    である請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
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