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JP2002004111A - 二部式着物 - Google Patents

二部式着物

Info

Publication number
JP2002004111A
JP2002004111A JP2000186849A JP2000186849A JP2002004111A JP 2002004111 A JP2002004111 A JP 2002004111A JP 2000186849 A JP2000186849 A JP 2000186849A JP 2000186849 A JP2000186849 A JP 2000186849A JP 2002004111 A JP2002004111 A JP 2002004111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waist
kimono
sewn
collar
skirt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000186849A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Yoshioka
正善 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIKAN CO Ltd
Original Assignee
ISHIKAN CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ISHIKAN CO Ltd filed Critical ISHIKAN CO Ltd
Priority to JP2000186849A priority Critical patent/JP2002004111A/ja
Publication of JP2002004111A publication Critical patent/JP2002004111A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の二部式着物の利点を損なうことなく、よ
り自然な日本古来の着物姿の外観を可能とする二部式着
物を提供する。 【解決手段】上衣と下衣2を一組とする従来の二部式の
女性用和服であって、巻スカート状の当該下衣2におい
て、腰部に縫着された複数の腰紐通し21のうちの一方
の端にある腰紐通し21aを、他よりも下方となる位置
に縫着する。着用者に下衣2を巻き付け、紐通し21に
腰紐23を通して腰部を締める際に、他の紐通しより下
方に縫着された紐通し21aが、図2(b)における矢
印22aの方向に腰部まで引き上げられる。これに伴
い、上前衽22の裾部(褄)24がやや引き上げられ、
上前衽22の端の線が美しく垂直に延びると共に、その
裾(褄)も不格好に下がることなく、キリッとした美し
い外観を呈するようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、女性用和服の二部
式着物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、着物の着付けは高度な技術が
要求され、多くの小物を使用することもあって、一般的
に、初心者等が独自に着付けを行うことは難しい。そこ
で、簡易かつ容易な着用を目的として、長着を上衣と巻
スカート状の下衣とに分離し、各々に縫着した締紐によ
り着用する二部式着物が提案された。これにより初心者
等は手軽に和服を利用することができることとなった。
【0003】二部式着物は上記の利点を有するものの、
その外観において長着を使用した状態、すなわち日本古
来の着物姿を呈するとはいえない点に改善の余地が残さ
れている。具体的には、お端折や後衿(襟)の形成を挙
げることができるが、これについては実公昭57−24
09号公報、実公昭63−2406号公報等で解決方法
が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、個別的にお端
折や後衿(襟)の形成が可能となったとしても、全体と
しての着物姿が不自然に感じられることがある。和服の
着付けにおいては、図3(a)に示される前姿では後衿
(襟)から衿元への曲線31、上前身頃の衿元からお端
折への曲線32、お端折から上前身頃の衽(おくみ)線
にかけての縫着線33を、また図3(b)に示される後
姿では後衿(襟)から腰部にかけての背中中心縫着線3
4、腰部から裾にかけての中心縫着線35を、着用者の
直立姿勢に沿ってきれいに形成することが要求される。
これは、長着においても技術を要求される点であるが、
簡易とされる二部式着物においても、美しい和服姿に対
する要請として達成されなければならない。すなわち、
上衣、下衣の各々において、後衿(襟)若しくはお端折
又は裾の適切な処理が可能となっても、上半身から下半
身にかけて縫い目に沿った一連の曲線がきれいに描かれ
ていなければ、美しく端麗な着物姿とはならない。例え
ば、お端折部において32aのようなズレが生じると、
非常に不自然な着物姿となる。
【0005】上衣と下衣とが分離した二部式着物では、
前姿ではこのようなお端折部のズレ32aや裾部の線の
ゆがみ33a、33b、後姿では背中の中心線34と裾
部の中心線35が一致しない場合等は、着崩れと呼ば
れ、見苦しく均整のとれない外観となる。これは二部式
着物であるために、一層容易に又顕著に生じ得る状態で
ある。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、従来の
二部式着物の利点を生かしながら、より自然な日本古来
の着物姿の外観を可能とする二部式着物を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る二部式着物は、上衣と下衣を一
組とする二部式の女性用和服であって、巻スカート状の
当該下衣において、腰部に縫着された複数の腰紐通しの
うちの一方の端にある腰紐通しが、他よりも下方位置に
縫着されてなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態及び発明の効果】この発明に係る下
衣2は、図2で示されるように巻スカート状であって、
その両端には着用のための腰紐23、腰部には複数の腰
紐通し21が縫着されている。着用者に下衣2を巻き付
け、紐通し21に腰紐23を通して腰部を締める際に、
他の紐通しより下方に縫着された紐通し21aが、図2
(b)における矢印22aの方向に腰部まで引き上げら
れる。これに伴い、上前衽22の裾部(褄)24がやや
引き上げられ、上前衽22の端の線が美しく垂直に延び
ると共に、その裾(褄)も不格好に下がることなく、キ
リッとした美しい外観を呈するようになる。なお、この
端の紐通し21aの位置を適宜変更することにより、裾
の上がり具合を任意に設定することができる。また、紐
通し21aの位置を変えるのではなく、着付けの際に紐
通し21aの上げ下げの具合を適宜調節することによっ
ても、多少の調整も可能である。
【0009】
【実施例】本発明に係る二部式着物の実施例を図を参照
して説明する。図1において、上衣1は上前身頃11、
下前身頃12、後身頃13、衿14及び袖15を有す
る。身頃11〜13は、身丈をお端折に相当する寸法分
だけ長くして裾部16とし、特に上前身頃11は脇部か
ら衿部に向かって身丈を超えて傾斜した裾部17とす
る。
【0010】両衿14には締紐18a、18bの一端を
縫着する。上前身頃11に縫着された締紐18aはその
まま、下前身頃12に縫着された締紐18bは身八ッ口
19に通して、それぞれ後ろに回して前まで一周し、前
で両締紐18a、18bを締める。これにより、上衣1
の着付け及び形の調整が容易となり、着崩れが防止され
る。また、この締紐18a、18bを使用することによ
り、本来使用すべき何本かの腰紐をすべて省略すること
ができる。
【0011】前身頃11、12の体への巻き締め時に、
女性の胸部において上前身頃11は持ち上げられ、身頃
裾部17が身体に対し略水平に保持される。これが下前
身頃12、後身頃13と共にお端折部を形成する。
【0012】上衣1の後身頃13には腰部より上方の背
部中心線上に締紐18a、18bを通すための紐通し2
0が設けられている。この紐通し20は、帯に隠れる位
置に縫着され、外部に露呈しない。上衣1の着用時には
この紐通し20に締紐18a、18bを通し、身体へ巻
き締めるが、図1(c)に示される様に後衿(襟)14
aが矢印14bの方向へ引っ張られ、後衿(襟)14a
が開く。この状態は「衣紋がぬける」と表現され、和服
姿として良好な外観をなす。
【0013】また図3(b)に示されるように、後姿に
おいて矢印34から矢印35にかけて上衣1と下衣2の
縫い目を合わせることが必要であるが、本件発明に係る
二部式着物では、上衣1、下衣2のそれぞれを任意に左
右に動かせるため、後衿(襟)14aに注意を払いつつ
背中中心線を合わせることも容易である。
【0014】図2に示すように、巻スカート状の下衣2
の上端には複数の腰紐通し21が縫着されているが、そ
の内の上前衽22にある腰紐通し21aは他に比べて10
cmほど下方に設けられている。従って、締紐23を腰紐
通し21、21aに通し、腰部で締めると、下方に位置
する腰紐通し21aが上方に引き上げられる。これによ
り上前衽22の裾部(褄)24がやや上に上がり、良好
な外観を呈する。
【0015】以上の構成により、図3に示すように、前
姿(a)では後衿(襟)から胸元までの衿線31、胸元
の衿からお端折への線32、そしてお端折から下衣衽線
までの線33、のそれぞれ流麗な曲線が得られる。また
後姿(b)では、背中から裾までの流麗な1本の曲線の
形成が容易となる。全身にわたって着用者の直立姿勢に
沿った調和のとれた曲線は、本件発明に係る二部式着物
によって表現され、自然な和服姿の外観を呈することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である二部式着物の上衣正
面図(a)、上衣背面図(b)及び着用時の背面斜視図
(c)。
【図2】 実施例の二部式着物の下衣展開図(a)、腰
紐を締める際の正面斜視図(b)及び腰紐を締めた状態
の正面斜視図(c)。
【図3】 実施例の二部式着物着用時の正面斜視図
(a)及び背面斜視図(b)。
【符号の説明】
1…上衣 11…上前身頃 12…下前身頃 13…後身頃 14…衿 15…袖 16…上衣の裾部 17…脇部から衿部に向かって傾斜した上前身頃の裾部 18a、18b…上衣の締紐 19…身八ッ口 20…上衣の紐通し 2…下衣 21、21a…腰紐通し 23…腰紐 24…下衣裾部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上衣と下衣を一組とする二部式の女性用
    和服であって、巻スカート状の当該下衣において、腰部
    に縫着された複数の腰紐通しのうちの一方の端にある腰
    紐通しが、他よりも下方位置に縫着されてなることを特
    徴とする二部式着物。
JP2000186849A 2000-06-21 2000-06-21 二部式着物 Pending JP2002004111A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2000186849A JP2002004111A (ja) 2000-06-21 2000-06-21 二部式着物

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2006246505B2 (en) * 2006-12-01 2008-11-13 Jets Swimwear Pty Ltd Garment with Linked Panels
JP2018114569A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 倉敷紡績株式会社 把持用ハンド
JP2020186497A (ja) * 2019-05-17 2020-11-19 房江 天野 リフォーム着物およびその作製方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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