[go: up one dir, main page]

JP2002001221A - 風力選別機及びこれを用いたアルミ回収方法 - Google Patents

風力選別機及びこれを用いたアルミ回収方法

Info

Publication number
JP2002001221A
JP2002001221A JP2000181758A JP2000181758A JP2002001221A JP 2002001221 A JP2002001221 A JP 2002001221A JP 2000181758 A JP2000181758 A JP 2000181758A JP 2000181758 A JP2000181758 A JP 2000181758A JP 2002001221 A JP2002001221 A JP 2002001221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feeder
aluminum
mixture
crushed
wind
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000181758A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Hara
秀行 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Magnetic Dressing Co
Original Assignee
Nippon Magnetic Dressing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Magnetic Dressing Co filed Critical Nippon Magnetic Dressing Co
Priority to JP2000181758A priority Critical patent/JP2002001221A/ja
Priority to KR1020010014427A priority patent/KR20010113461A/ko
Publication of JP2002001221A publication Critical patent/JP2002001221A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B4/00Separating solids from solids by subjecting their mixture to gas currents
    • B07B4/02Separating solids from solids by subjecting their mixture to gas currents while the mixtures fall
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C23/00Auxiliary methods or auxiliary devices or accessories specially adapted for crushing or disintegrating not provided for in preceding groups or not specially adapted to apparatus covered by a single preceding group
    • B02C23/08Separating or sorting of material, associated with crushing or disintegrating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C1/00Magnetic separation
    • B03C1/02Magnetic separation acting directly on the substance being separated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B13/00Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices
    • B07B13/08Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices according to weight
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B13/00Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices
    • B07B13/14Details or accessories
    • B07B13/16Feed or discharge arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量物と軽量物の混合物を効率的に、しかも
経済的に選別可能とする風力選別機及びこれを用いたア
ルミ回収方法を提供する。 【解決手段】 重量物と軽量物の混合物を振動させ、混
合物を徐々に排出口11から排出するフィーダ12と、
フィーダ12の排出口11から排出される混合物にエア
ーを吹き当てるエアーナイフ装置13と、フィーダ12
の下流側に配置され、混合物を重量物と軽量物とに分離
する分離部材20とを備えた風力選別機10であって、
エアーナイフ装置13は僅少の隙間を有する巾広ノズル
14を有し、しかも巾広ノズル14がフィーダ12の排
出口11の下方40mm以内の範囲に配置され、巾広ノ
ズル14から高速気流を吹き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアーナイフ装置
を利用した風力選別機及びこれを用いた使用済みのアル
ミ加工品(例えば、アルミサッシ、エクステリア、カー
ポート、門柱等のアルミ建材、ガス流量計、アルミ製の
鍋や釜、ラジエータ、アルミ製のブラインド、その他の
アルミを含む製品)からのアルミ回収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅及びビルは多数の窓や扉を有し、現
在、その窓の窓枠や扉はほとんどアルミニウム製のもの
となっており、柵、カーポート、門柱もアルミニウム製
のものが多く使用されている。この窓枠等は、その住宅
及びビルが解体される場合には、取り外され、再資源化
の要求からその窓枠や扉からアルミニウムが回収されて
いる。この回収は、前記した使用済みのアルミ加工品
を、まずせん断破砕機等にかけ所定の大きさに破砕した
後、選別機を用いることで行う。なお、破砕した使用済
みのアルミ加工品中には鉄や銅合金等が含まれているた
め、上記した選別機としては、磁着物である鉄等につい
ては例えば磁力選別機、非磁着物である銅合金等につい
ては例えば風力選別機をそれぞれ用いて、使用済みのア
ルミ加工品中から鉄や銅合金等を除去する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た風力選別機及びこれを用いた選別方法には以下の問題
がある。従来の風力選別機では、重量物と軽量物の混合
物に落下速度が大きくなった状態で、混合物にエアーを
吹き付けていたため、混合物の落下速度に対してエアー
の風力(風量)の影響が小さく、効果的な風力選別を行
うことができない。また、風力選別機のエアーナイフ装
置に設けられたノズルの形状が適切でないため、混合物
に対するエアーの吹き付け面積を大きくすることができ
ず、効果的な風力選別を行うことができない。そして、
上記した従来の風力選別機を用いて混合物の風力選別を
効果的に行おうとすれば、莫大な風力が必要となり、ま
た、莫大な風力のため発生するダストを回収するための
集塵設備が必要となり、設備投資額が大きくなるので経
済的でない。選別方法においては、使用済みのアルミ加
工品は、大きなものから小さなものまで様々であり、こ
れを所定の大きさに破砕するには、複数の破砕工程を経
ることが効率的である。しかし、破砕した破砕物に鉄や
銅合金等が残った状態で、次の破砕工程へ破砕物を送る
と、鉄や銅合金等が破砕機の刃を損傷させ、刃のライフ
を著しく短くする原因となる。また、破砕機の刃の損傷
により、使用済みのアルミ加工品を、破砕工程で所定の
大きさに破砕することが困難となる可能性がある。本発
明はかかる事情に鑑みてなされたもので、重量物と軽量
物の混合物を効率的に、しかも経済的に選別可能とする
風力選別機及びこれを用いたアルミ回収方法を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る風力選別機は、重量物と軽量物の混合物を振動さ
せ、混合物を徐々に排出口から排出するフィーダと、フ
ィーダの排出口から排出される混合物にエアーを吹き当
てるエアーナイフ装置と、フィーダの下流側に配置さ
れ、混合物を重量物と軽量物とに分離する分離部材とを
備えた風力選別機であって、エアーナイフ装置は僅少の
隙間を有する巾広ノズルを有し、しかも巾広ノズルがフ
ィーダの排出口の下方40mm以内の範囲に配置され、
巾広ノズルから高速気流を吹き出す。ここで、僅少の隙
間を有する巾広ノズルとは巾広ノズルの吹き出し口が僅
少の隙間で形成されていることを意味する。これによ
り、混合物が大きな落下速度にならない状態で、エアー
ナイフ装置からのエアーを混合物に吹き付けることが可
能となる。また、エアーナイフ装置は、僅少の隙間の吹
き出し口を備えた巾広ノズルを有しているため、エアー
の流量を大量にする必要がないので、小容量の送風機で
高圧、高速な風(風流)を作ることができ、ダスト等が
発生せず、しかも混合物に対するエアーの吹き付け面積
を大きくすることが可能となる。
【0005】前記目的に沿う本発明に係る風力選別機を
用いたアルミ回収方法は、使用済みのアルミ加工品を第
1のせん断破砕機によって所定の大きさに破砕するA工
程と、A工程で破砕された使用済みのアルミ加工品の破
砕物の磁力選別を行い、破砕物に含まれる磁着物を実質
的に除去するB工程と、B工程で実質的に磁着物が除去
された破砕物中の重量物を、僅少の隙間を有する巾広ノ
ズルを有し、しかも巾広ノズルが破砕物を徐々に排出す
るフィーダの排出口の下方直下に配置され、巾広ノズル
から高速気流を吹き出す風力選別機を用いて除去するC
工程と、C工程で重量物が除去された破砕物を、第2の
せん断破砕機によって更に破砕するD工程とを有し、使
用済みのアルミ加工品からアルミニウムを回収する。こ
れにより、第1のせん断破砕機により破砕した使用済み
のアルミ加工品から、磁力選別で除去できなかった重量
物、例えば鉄や銅合金等を除去できるため、第2のせん
断破砕機の刃を損傷させることなく、更に破砕すること
が可能となる。ここで、本発明に係る風力選別機を用い
たアルミ回収方法において、D工程で更に破砕された破
砕物中の重量物を前記風力選別機を用いて除去すること
が好ましい。これにより、第2のせん断破砕機により破
砕した使用済みのアルミ加工品から鉄や銅合金等を除去
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る風力選別機の側面図、図2(a)、(b)、
(c)はそれぞれ同風力選別機に用いたエアーナイフ装
置の平面図、側面図、正面図、図3は同風力選別機を用
いたアルミ回収方法の工程図、図4(a)、(b)はそ
れぞれ実施例に係る風力選別機の巾広ノズル、フィーダ
の排出口からの風量測定位置の説明図、図5は実施例に
係る風力選別機を使用する使用済みのアルミ加工品の風
力選別を行った結果の説明図である。
【0007】図1に示すように、本発明の一実施の形態
に係る風力選別機10は、重量物(例えば、鉄類や非磁
着物である銅合金)と軽量物(例えば、アルミニウム)
の混合物を振動させ、混合物を徐々に排出口11から排
出するフィーダ12と、フィーダ12の排出口11から
排出される混合物にエアーを吹き当てるエアーナイフ装
置13と、フィーダ12の下流側に配置され、混合物を
重量物と軽量物とに分離する分離部材の一例である分離
板20とを備えた風力選別機である。また、このエアー
ナイフ装置13は、僅少の隙間を有する巾広ノズル14
を有し、しかも巾広ノズル14がフィーダ12の排出口
11の下方40mm以内の範囲に配置され、巾広ノズル
14から高速気流を吹き出す構成となっている。以下、
詳しく説明する。
【0008】フィーダ12は、混合物をフィーダ12の
一側から他側に搬送可能な構成となっており、例えば水
平状態、又はフィーダ12の下流側に沿って下方に傾斜
し、その傾斜角度θは例えば0度より大きく15度以下
程度に調整されている。また、このフィーダ12の一側
には、フィーダ12に混合物を供給するためのホッパー
15が、フィーダ12の上部に形成された搬送面(図示
しない)と所定の間隔(例えば10〜50mm程度)を
開けて設置されている。そして、フィーダ12の一側下
端には振動機16が配設され、振動機16の作動により
フィーダ12を振動可能としている。
【0009】図2に示すように、矩形状となった僅少の
隙間(例えば、高さ方向の間隔H:1〜10mm程度、
巾W:150〜250mm程度)の吹き出し口を有する
巾広ノズル14が先部に設けられたエアーナイフ装置1
3の基部(上流側)には、巾広ノズル14から高速気流
を吹き出すことを可能とするため、ダクト17aを介し
てブロワー17が連通連結されている。なお、巾広ノズ
ル14の巾Wは、フィーダ12の排出口11の巾と同程
度であることが好ましい。また、このエアーナイフ装置
13は、例えばプラスチック、鋼材、ステンレス又は銅
合金等の強度を有するもので形成されているが、巾広ノ
ズル14からは高速気流が吹き出されるため、巾広ノズ
ル14の中央部の高さ方向の間隔Hが開く恐れがある。
従って、巾広ノズル14の長手方向の中央部18が上下
方向に開かない(巾広ノズル14が変形しない)よう
に、例えば中央部18を上下方向から挟持する挟持部材
を配置し、中央部18が開かないように構成することが
好ましい。
【0010】そして、このエアーナイフ装置13の内側
横巾は、エアーナイフ装置13の基部の内側横巾Nから
先部にかけて広くなり、側面視した場合は、エアーナイ
フ装置13の内側高さが、エアーナイフ装置13の基部
の内側高さMから先部側に徐々に狭くなっている。な
お、このエアーナイフ装置13の長さLは、例えば20
0〜300mm程度に形成されている。これにより、ブ
ロワー17から吹込まれたエアーは、エアーナイフ装置
13の基部から先部にかけて圧縮され、僅少の隙間を有
する巾広ノズル14から、外部に吹き出されることとな
る。また、このエアーナイフ装置13は、フィーダ12
の排出口11から落下する混合物に対して落下速度がつ
く前に、混合物にエアーを吹き付けることが可能な位置
に配置されている。なお、この吹き付け角度φは、例え
ば0度又は0度より大きく20度以下程度である。
【0011】巾広ノズル14の上端は、フィーダ12の
振動状態を考慮し、フィーダ12の振動が伝わらない程
度に、フィーダ12の排出口11と間隔X(例えば2〜
5mm程度)を有している。そして、巾広ノズル14の
配置場所は、混合物に大きな落下速度が加わらないこ
と、巾広ノズル14からのエアーを効率良く混合物に吹
き付けること等の条件を考慮して、フィーダ12の排出
口11の下方40mm以内の範囲に配置されている。な
お、巾広ノズル14を構成する材料の厚みを考慮すれ
ば、巾広ノズル14の備えられた僅少の隙間の高さ方向
下端が、排出口11の下方40mm以内の範囲に配置さ
れていることが好ましい。ここで、巾広ノズル14の配
置場所は、混合物に大きな落下速度が更に加わらないこ
と、巾広ノズル14からのエアーを更に効率良く混合物
に吹き付けること等の条件を考慮して、フィーダ12の
排出口11の下方30mm以内の範囲、更には20mm
以内の範囲とすることが好ましい。また、巾広ノズル1
4は、フィーダ12の排出口11から落下する混合物が
巾広ノズル14に入らない程度の位置、即ちフィーダ1
2の排出口11の先端からフィーダ12の上流側へ、例
えば10〜40mm程度後退した位置に配置することが
好ましい。そして、巾広ノズル14から吹き出される風
速は、例えば30〜70m/s程度としている。
【0012】更に、風力選別機10には、フィーダ12
の下流側に、フィーダ12の先端から所定距離Y(例え
ば200〜300mm程度)を開け、しかもフィーダ1
2の排出口11の下端から所定の高低差Z(例えば20
0〜300mm程度)を有して配置された分離板20が
設けられている。なお、この分離板20は、混合物中の
重量物と軽量物の重量差、大きさ、また巾広ノズル14
からのエアーの風力等を考慮し、重量物と軽量物とを最
適に分離可能とする位置に任意に配置することが好まし
い。
【0013】続いて、風力選別機10の動作方法につい
て説明する。まず、風力選別機10を作動させること
で、振動機16が振動し、フィーダ12はフィーダ12
の巾方向に振動し始める。次に、ホッパー15に供給さ
れた重量物と軽量物との混合物は、徐々にフィーダ12
の一側に落下した後、フィーダ12の振動によりフィー
ダ12の搬送面上に均一に分布されながら、フィーダ1
2の一側から他側へと移動し、フィーダ12の他側端部
に設けられた排出口11から徐々に排出される。排出さ
れる混合物は、混合物に大きな落下速度が加わる前に、
巾広ノズル14からのエアーの影響を受ける。このとき
重量物は、エアーの影響を受けにくいため、分離板20
の手前に落ち、一方、軽量物は、エアーの影響を受ける
ため分離板20を超えるので、混合物は重量物と軽量物
とに分離されることとなる。
【0014】次に、本発明の一実施の形態に係る風力選
別機を用いたアルミ回収方法について説明する。図3に
示すように、本発明の一実施の形態に係る風力選別機を
用いたアルミ回収方法を適用した選別設備は、コンクリ
ートを含む使用済みアルミ加工品をそれぞれ大、小の大
きさに破砕する第1、第2のせん断破砕機の一例である
2軸式のせん断破砕機31、32と、それぞれ大型、小
型の磁着物を選別する磁力選別機21、22と、重量物
と軽量物との混合物を選別する前記した風力選別機1
0、及び10と同一構造の風力選別機10aとを有して
いる。更に、選別設備は、使用済みアルミ加工品中のコ
ンクリート(場合によってはガラスも含む、以下同じ)
を先に破砕し、また、その他の使用済み品を粒状に丸め
る衝撃破砕機25と、破砕され粉粒状となったコンクリ
ートを排出する集塵機26、27と、篩28と、それぞ
れ重量金属等、軽量プラスチック類を選別する比重選別
機29、30とを有している。ここで、コンクリートに
は、コンクリート屑やセメント屑を含む。以下、詳しく
説明する。
【0015】使用済みアルミ加工品は、ビル、家屋の窓
枠を重機によって引き剥がし、これをプレスによってブ
ロック状にした使用済み品を用いる。ブロック状にする
ことによって運搬が容易になる。使用済みアルミ加工品
の量が少ない場合は、ブロック状に纏めずに使用しても
よい。この使用済み品の中のアルミニウム分は、約50
〜90%である。その他はコンクリート、木材、ビニー
ル、ガラス、ゴム、プラスチック、スポンジ等の非金属
分、又はビスに含まれる亜鉛、ステンレス、又は取手等
に含まれる亜鉛、銅、銅合金(例えば真鍮等)、ステン
レス等の金属分が含まれている。なお、使用済みアルミ
加工品には、柵、カーポート、門柱等のエクステリアを
含むアルミ建材、又はガス流量計に使用されているよう
なガラスを含むもの、場合によってアルミ製の鍋、釜、
アルミを主体とする自動車部品や家電製品等も含まれ
る。
【0016】まず、コンクリートを含む使用済みアルミ
加工品を、2軸式のせん断破砕機31によって破砕す
る。2軸式のせん断破砕機31は、2本の軸にそれぞれ
軸方向に等間隔に取付けられた刃物が、軸を回転させる
ことによって互い違いに噛み合って、その間を通過する
物体を所定の大きさに破砕することができる破砕機であ
る。ここで、破砕物の大きさは、刃物の間隔によって調
整することができる。なお、刃物の間隔は、50〜30
0mm程度が好ましく、本実施の形態では150mmに
設定している。破砕するときには、使用済み品に含まれ
る延性材料であるアルミニウムは切断されるが、塑性
(脆性)材料であるコンクリートの一部は粉粒化する。
粉粒化の度合いによっては、2軸式のせん断破砕機31
に集塵機を連設して粉粒化したコンクリートを除去する
ことも可能である(以上、A工程)。
【0017】上記したA工程で破砕された使用済みのア
ルミ加工品の破砕物は、磁力選別機21に運ばれる。磁
力選別機21は、乾式、湿式のどちらでも使用できる
が、本実施の形態では、乾式のものを使用する。磁力選
別機21を使用して、磁着物である鉄のうち、アング
ル、チャンネル等の大型の鉄骨や、ボルト等の小型の鉄
類を実質的に除去する(以上、B工程)。なお、このB
工程は破砕物中に明らかに磁着物である鉄を含まない場
合には省略することができる。以上のB工程により、磁
着物を実質的に除去した破砕物を、僅少の隙間を有する
巾広ノズル14を有し、しかも巾広ノズル14が破砕物
を徐々に排出するフィーダ12の排出口11の直下(例
えば、排出口11の下方40mm以内の範囲)に配置さ
れ、巾広ノズル14から高速気流を吹き出す風力選別機
10に運ぶ。これにより、破砕物中に残存する磁力選別
機21で磁着し損なったボルト等の小型(例えば、15
0mm×30mm程度の大きさ)の鉄類や、非磁着物で
ある銅合金等の重量物は、エアーの影響を受けにくいた
め、分離板20の手前に落ち、一方、アルミニウム等の
軽量物は、エアーの影響を受けるため分離板20を超え
るので、混合物は重量物と軽量物とに分離されることと
なる。従って、破砕物から重量物を除去することが可能
となるので、後段で使用する破砕機の刃の摩耗又は破損
を防ぐことが可能となる(以上、C工程)。なお、この
C工程は破砕物中に明らかに磁着物である鉄類や、非磁
着物である銅合金等の重量物を含まない場合には省略す
ることができる。
【0018】C工程で重量物が除去された破砕物又は、
最初から磁着物である鉄類や、非磁着物である銅合金等
の重量物を含まずB工程、C工程を省略した破砕物は、
2軸式のせん断破砕機32によって、更に小さく破砕さ
れる。2軸式のせん断破砕機32の構造は、2軸式のせ
ん断破砕機31と同じ構造であるが、刃物の間隔だけが
違う。刃物の間隔は、20〜30mmに設定してある。
刃物の間隔は、10〜50mm以下の範囲が望ましい
が、次に使用する衝撃破砕機25の処理能力によって変
えることができるように任意とする。
【0019】2軸式のせん断破砕機32を使用して、破
砕物を小さく破砕するときは、コンクリートの粉塵が多
く発生するので、エアーダクトを介して集塵機26を取
付けておき、これを使用することが好ましい。なお、本
実施の形態では、破砕の効率を考えて、2軸式のせん断
破砕機31、32を上記したように2台使用している
が、混合物の大きさや形状等により、2軸式のせん断破
砕機は省略することも、また増やすことも可能である。
また、本実施の形態では、第1、第2のせん断破砕機に
2軸式のせん断破砕機31、32を使用したが、1軸式
のせん断破砕機を使用することも可能である(以上、D
工程)。
【0020】上記したように、更に小さく破砕された破
砕物を風力選別機10aを用い、前記B工程で除去でき
なかった破砕物中のボルト等の小型の鉄類や、非磁着物
である銅合金等の重量物を除去する。なお、風力選別機
10、10aは、混合物中の重量物と軽量物の重量差、
大きさを考慮し、巾広ノズル14からのエアーの風力、
そして分離板20の配置位置等を任意に変化させる。ま
た、本実施の形態では、磁力選別機21の後、及び2軸
式のせん断破砕機32の後に、風力選別機10、10a
をそれぞれ1台ずつ配置した場合について示したが、風
力選別機を複数台(例えば2台)配置し、重量物と軽量
物とを、更に精度良く分離することも可能である。これ
により、更に重量物の回収率が高まり、破砕機の刃の損
傷を防ぐことが可能となる。
【0021】風力選別機10aによって重量物が除去さ
れた破砕物は、衝撃破砕機25に投入され、使用済みア
ルミ加工品に含まれるコンクリート(及びガラス)を破
砕して、コンクリートとアルミニウムとに分離される。
衝撃破砕機25には、例えば特開平8−10633号公
報に示す回転式衝撃破砕機のように、一方に原料搬入部
を、他方に原料排出部を有し、胴板内周には複数の反撥
板(衝突板)が隙間を有して鈍角傾斜状態で取付けられ
たドラム本体と、該ドラム本体の内側に隙間を有して配
置され、外周には複数の打撃板(衝突板)が外周に鈍角
傾斜して均等に取付けられ、前記打撃板取付け方向に高
速回転するローターとを有する回転式衝撃破砕機、又は
回転羽根、インペラを有する衝撃破砕機を使用する。こ
れによって、使用済みのアルミ加工品の充填密度(嵩比
重)を一定にでき、また各粒状物の転がり抵抗を一様に
することができる。なお、衝撃破砕機25には、ロッド
ミル、ボールミルも使用できる。なお、ここでいうボー
ルミルの中には、細型の円筒を使用したチューブミルも
含まれている。
【0022】上記した衝撃破砕機25を用い、風力選別
機10aにより重量物が除去された破砕物を、更に小さ
く破砕して、破砕物に含まれるコンクリートを粉砕す
る。衝撃破砕機25には、エアーダクトを介して集塵機
27が連設されており、粉粒化したコンクリートを除去
することが可能となる。衝撃破砕機25から排出される
破砕物は、更に篩28で篩選別され、破砕物に付着して
いる粉粒化したコンクリートを払い落としている。篩2
8のスリットの巾は、破砕された破砕物中のアルミニウ
ムの大きさより小さければ任意である。破砕物を篩28
にかけるときは、破砕物が乾燥している場合には、送風
機又は加振機を設け、これを作動させて篩28の目詰ま
りを防止することができる。また破砕物の含有水分が多
い場合には、撤水してコンクリート粉を洗い流してもよ
い(以上、E工程)。なお、粉粒化するコンクリート粉
の量が少ない場合には、前記した集塵機26、27及び
篩28を省略することが可能であり、また集塵機26、
27又は篩28のいずれかを省略することも可能であ
る。
【0023】篩28から選別されてコンクリートが払い
落とされた破砕物は、磁力選別機22によって磁着物が
除去される。磁力選別機22は、湿式、乾式のどちらを
使用してもよいが、本実施の形態では、乾式のものを使
用している。これによって、衝撃破砕機25で破砕する
前に残存していた磁着物、即ち鉄片又はビス等を除去で
きる。なお、磁力選別機22を省略して、次工程で使用
する比重選別機29によって他の比重の大きい金属類と
同時に磁着物を除去することもできるし、また次工程で
行う比重選別の後に磁力選別機22を使用して比重の大
きい金属類から磁着物を除去することも可能である。本
実施の形態では、集めた鉄の再利用を図ることを考慮し
て、磁力選別機22を使用し磁着物を除去している。
【0024】比重選別機29は、乾式、湿式のどちらを
使用してもよい。本実施の形態では、乾式のものを使用
して、コンクリート粉が除去された破砕物に対し、比重
選別を行ってアルミニウムより比重の大きい(比重2.
7より大きい)重量金属を除去している。ここで、乾式
の比重選別機29の駆動原理について説明する。まず、
一側から他側に向かって山部、谷部が交互に連続して形
成される網状のスクリーン上に、磁力選別機22で磁着
物が除去された破砕物を投入する。このスクリーンは、
電動機によって、比重の小さい物質と比重の大きい物質
が分離可能となるように5〜20c/sec程度の振動
数で振動している。また、スクリーンは、一側を下げて
1〜2度程度の傾斜が設けられている。そしてスクリー
ンの裏側下方には送風機が配設され、送風機によって裏
側下方から表側に向かって網状のスクリーンの隙間を気
流が通過するようになっている。
【0025】気流の速度は、1〜5m/sec程度の範
囲で可変となっていて、衝撃破砕機25によって破砕さ
れた破砕物のアルミニウム及びアルミニウムより軽い物
質を浮かすことができるように気流の速度を調整する。
振動の影響を受けない程度に浮いた(スクリーンの表面
との間に発生する摩擦力が非常に小さい状態でスクリー
ンの表面に当接した場合も含む)破砕物中のアルミニウ
ムとアルミニウムより比重の小さい物質は、スクリーン
の傾斜に沿って一側に流れていくことになる。一方、ア
ルミニウムより比重の大きい金属は、下からの気流によ
っては吹き上げられないので、スクリーンの表面の山部
又は谷部に沿った傾斜面に当接しているが、スクリーン
が他側上方に向かって(斜め上に)前進するときに、ス
クリーンと一体となって他側に移動し、一側下方に向か
って(斜め下)後退するときには、スクリーンの表面か
ら離れて他側への移動を続けるという運動を繰返す。こ
のようにして、アルミニウム及びアルミニウムより軽い
物質は一側へ、クレセント又はビスに含まれるステンレ
ス鋼、クレセントに含まれる亜鉛又は銅合金等の比重の
大きい金属は、他側へと選別することができる(以上、
F工程)。
【0026】比重選別機30は、比重選別機29と同形
式のものを気流の速度及び振動数を調整して使用でき、
磁着物及び重量金属が除去された破砕物をアルミニウム
と非金属屑(比重2.7以下)に分離してアルミニウム
を回収する。比重選別機29の一側に分離されたアルミ
ニウム及びアルミニウムより軽い物質が含まれる破砕物
を比重選別機30に投入するが、破砕物の中には、プラ
スチック、ゴム等(比重0.5〜1.5程度)が含まれ
ているので、今度はアルミニウムが浮き上がらない程度
に気流の速度を調整して比重選別機30を作動させる。
これによって、比重選別機29と同じ原理によりアルミ
ニウムを他側へ、プラスチック又はゴム等のアルミニウ
ムより比重が軽い物質を一側に選別することができる
(以上、G工程)。なお、比重選別機29、30には、
渦電流式非鉄選別機又は静電選別機を使用することもで
きる。渦電流式非鉄選別機は、良導体を磁場に入れて良
導体の内部に渦電流による磁界を発生させ、磁場の向き
を短時間に交互に切換えることにより良導体が磁場に反
撥して飛出してくるものを集めるものである。静電選別
機は、高電圧選鉱機とも呼ばれるもので、プラスチック
等の絶縁物内に電荷を蓄え、これを一定の電場に導いて
集めるものである。
【0027】また、比重選別機29、30の代わりに、
湿式の選別機であるジグ、浮遊選鉱機、又は揺動テーブ
ルを使用することも可能である。ジグは、流体中で流体
に上下の脈動を与えて、又は網を上下動させて網上に載
った物質を比重選別するものである。また、浮遊選鉱機
は、微粉状態の物質を水中に入れて、その物質に適応し
た薬剤を加えて撹拌しつつ、その中に気泡を送り、その
気泡によって、物質中の特定の物質をつかまえさせ、そ
の気泡が水面上に集まって泡沫となったものを水から分
離するものである。そして、揺動テーブルは、XY方向
に平面を有する溝付きの平面盤においてX方向に往復運
動を与える揺動機構と、盤上のY方向に薄く水を流す流
水機構とを有し、盤上に投入された破砕物を粒の大きさ
と重さ(同じ大きさの場合には比重)に応じてX方向に
運搬して分離させるものである。湿式の選別機を使用す
る場合には、使用後に乾燥工程が必要となるが、乾燥方
法は自然乾燥でも強制乾燥でもよく、特に限定はしな
い。以上、説明してきた手順によって、使用済みのアル
ミ加工品からアルミニウムを回収することが可能とな
る。これにより、せん断破砕機や衝撃破砕機の刃を損傷
させることなく、効率的に、しかも経済的にアルミニウ
ムを回収することが可能となる。
【0028】
【実施例】前記実施の形態に係る風力選別機10の風速
を、熱線風速計で測定した結果について説明する。図4
(a)、(b)にそれぞれ示すように、巾広ノズル14
の風速の測定は、巾広ノズル14の中央部及び両側の計
3箇所(a〜c)について行った。また、フィーダ12
の下流側の風速の測定は、フィーダ12の中央部、及び
両側の計3箇所を、フィーダ12の排出口11から25
mmの地点及び225mmの地点のそれぞれ計6箇所
(d〜i)で行った。この結果を表1及び表2にそれぞ
れ示す。なお、使用したエアーナイフ装置13は、巾広
ノズル14の吹き出し口の高さ方向の間隔Hが3mm、
巾Wが200mmのものである(図2参照)。また、エ
アーナイフ装置13は、基部の内側高さMが160m
m、内側横巾Nが150mm、基端から先端までの長さ
Lは240mmのものである。ここで、分離板20はフ
ィーダ12の下流側に、フィーダ12と230mmの距
離Yを開け、しかもフィーダ12の排出口11に対して
220mmの高低差Zを設けて配置されている。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】この結果から分かるように、小容量のブロ
ワー17(規格:50Hz、200V、8.6A、33
0mAq、28m3 /min)を用いた場合でも、巾広
ノズル14の風速は均一で、しかもフィーダ12の下流
側に良好な風速のエアーを吹き出すことが可能であるこ
とが分かる。ここで、測定位置b及びeは、熱線風速計
の測定範囲を超えたため、風速50m/s以上とした
が、50m/sより大きく60m/s以下程度と考えら
れる。
【0032】次に、上記した風力選別機10を用い、使
用済みのアルミ加工品を風力選別した結果について、図
5を参照しながら説明する。なお、巾広ノズル14から
吹き出されるエアーの風量に対する使用済みのアルミ加
工品の処理量は0.68m3 /hである。また、図中の
上段の数値は重量(g)、下段の数値は割合(wt%)
をそれぞれ示す。まず、使用済みのアルミ加工品をせん
断破砕機を用いて所定の大きさに破砕した重量物と軽量
物との混合物4961.2gを、風力選別機10で1回
目の風力選別した。これにより、2351.5g、即ち
47.4wt%のアルミニウムを回収することができ
た。次に、鉄、他を更に、2回目の風力選別すること
で、110.4g、即ち2.23wt%のアルミニウム
を回収することができた。なお、2回目の風力選別で回
収したアルミ及び鉄、他の合計量は、1回目の風力選別
後の鉄、他の量とは一致しない。これは、2回目の風力
選別中に、1回目の風力選別後の鉄、他をすべて回収で
きなかったことに起因する。この結果、2回目の風力選
別により、鉄、他中のアルミニウムは0.4g、即ち
0.01wt%となっており、風力選別機10を使用す
ることで、2回の風力選別で純度の高いアルミニウムを
回収できたことが分かった。即ち、本発明の風力選別機
10を使用することで、重量物と軽量物の混合物を効率
的に、しかも経済的に選別できることが分かる。
【0033】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。例えば、F工程、G
工程の順序は任意であり、G工程でプラスチック、ゴム
等を取り除いた後、F工程で重量金属を除去し、最後に
磁力選別を行って磁着物を除去してアルミニウムを回収
することも可能である。また、前記実施の形態は家屋か
ら取外されて回収されたガス流量計からアルミニウムを
回収する場合にも適用できる。ガス流量計には、本体に
コンクリートは含んでいないが、他の金属類を含み、更
に表面の表示窓にはガラスを含んでいる。ガラスもコン
クリートと同様に衝撃破砕機で破砕することによって粉
粒化できるので、コンクリートを含む場合と同様に取り
扱うことができ、前記実施の形態によってアルミニウム
を回収することができる。更に、使用済みのアルミ加工
品に塗料等が塗布されている場合には、加熱又は焼成し
て塗料等を除去した後、本発明の処理を行う場合、又は
処理の途中で加熱して塗料等の付着物を除去する場合も
本発明に含まれる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の風力選別機においては、
混合物が大きな落下速度にならない状態で、エアーナイ
フ装置からのエアーを混合物に吹き付けることが可能と
なる。また、エアーナイフ装置は、僅少の隙間の吹き出
し口を備えた巾広ノズルを有しているため、エアーの流
量を大量にする必要がないので、小容量の送風機で高
圧、高速な風を作ることができ、ダスト等が発生せず、
しかも混合物に対するエアーの吹き付け面積を大きくす
ることが可能となる。これにより、小容量の送風機を使
用できるため、設備投資額が小さくて済み、ダスト回収
のための集塵設備が不要となり、設備コストを低減でき
る。従って、混合物を効率的に、しかも経済的に選別可
能とする風力選別機を製造することが可能となる。請求
項2記載の風力選別機を用いたアルミ回収方法において
は、第1のせん断破砕機により破砕した使用済みのアル
ミ加工品から、磁力選別で除去できなかった重量物、例
えば鉄や銅合金等を除去できるため、第2のせん断破砕
機の刃を損傷させることなく、更に破砕することが可能
となる。従って、破砕機の刃のライフを長くすることが
可能となるので、刃のランニングコストを低減でき、し
かも破砕機の刃の交換に要する時間や作業を低減できる
ため、作業性が良好となる。また、これにより、使用済
みのアルミ加工品を、破砕機で所定の大きさに破砕する
ことが可能となる。更に、純度の高いアルミニウムを回
収することが可能となるので、回収したアルミニウムを
広い分野で再利用することが可能となる。請求項3記載
の風力選別機を用いたアルミ回収方法においては、第2
のせん断破砕機により破砕した使用済みのアルミ加工品
から鉄や銅合金等を除去できる。従って、より純度の高
いアルミニウムを回収することが可能となるので、回収
したアルミニウムを更に広い分野で再利用することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る風力選別機の側面
図である。
【図2】(a)、(b)、(c)はそれぞれ同風力選別
機に用いたエアーナイフ装置の平面図、側面図、正面図
である。
【図3】同風力選別機を用いたアルミ回収方法の工程図
である。
【図4】(a)、(b)はそれぞれ実施例に係る風力選
別機の巾広ノズル、フィーダの排出口からの風量測定位
置の説明図である。
【図5】実施例に係る風力選別機を使用する使用済みの
アルミ加工品の風力選別を行った結果の説明図である。
【符号の説明】
10:風力選別機、10a:風力選別機、11:排出
口、12:フィーダ、13:エアーナイフ装置、14:
巾広ノズル、15:ホッパー、16:振動機、17:ブ
ロワー、17a:ダクト、18:中央部、20:分離板
(分離部材)、21:磁力選別機、22:磁力選別機、
25:衝撃破砕機、26:集塵機、27:集塵機、2
8:篩、29:比重選別機、30:比重選別機、31:
2軸式のせん断破砕機(第1のせん断破砕機)、32:
2軸式のせん断破砕機(第2のせん断破砕機)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 5/00 ZAB B09B 5/00 ZABC Fターム(参考) 4D004 AA21 AA50 AC05 BA05 CA04 CA08 CA09 CA10 CB12 CB13 4D021 FA01 GA02 GA03 GA11 GA14 GA23 GB03 HA01 HA10 4D067 DD03 DD09 DD10 DD13 EE14 EE16 GA20 GB07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量物と軽量物の混合物を振動させ、該
    混合物を徐々に排出口から排出するフィーダと、該フィ
    ーダの前記排出口から排出される前記混合物にエアーを
    吹き当てるエアーナイフ装置と、前記フィーダの下流側
    に配置され、前記混合物を前記重量物と前記軽量物とに
    分離する分離部材とを備えた風力選別機であって、前記
    エアーナイフ装置は僅少の隙間を有する巾広ノズルを有
    し、しかも該巾広ノズルが前記フィーダの排出口の下方
    40mm以内の範囲に配置され、前記巾広ノズルから高
    速気流を吹き出すことを特徴とする風力選別機。
  2. 【請求項2】 使用済みのアルミ加工品を第1のせん断
    破砕機によって所定の大きさに破砕するA工程と、前記
    A工程で破砕された使用済みのアルミ加工品の破砕物の
    磁力選別を行い、該破砕物に含まれる磁着物を実質的に
    除去するB工程と、前記B工程で実質的に前記磁着物が
    除去された前記破砕物中の重量物を、僅少の隙間を有す
    る巾広ノズルを有し、しかも該巾広ノズルが前記破砕物
    を徐々に排出するフィーダの排出口の下方直下に配置さ
    れ、前記巾広ノズルから高速気流を吹き出す風力選別機
    を用いて除去するC工程と、前記C工程で前記重量物が
    除去された前記破砕物を、第2のせん断破砕機によって
    更に破砕するD工程とを有し、前記使用済みのアルミ加
    工品からアルミニウムを回収することを特徴とする風力
    選別機を用いたアルミ回収方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の風力選別機を用いたアル
    ミ回収方法において、前記D工程で更に破砕された前記
    破砕物中の重量物を前記風力選別機を用いて除去するこ
    とを特徴とする風力選別機を用いたアルミ回収方法。
JP2000181758A 2000-06-16 2000-06-16 風力選別機及びこれを用いたアルミ回収方法 Pending JP2002001221A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000181758A JP2002001221A (ja) 2000-06-16 2000-06-16 風力選別機及びこれを用いたアルミ回収方法
KR1020010014427A KR20010113461A (ko) 2000-06-16 2001-03-20 풍력 선별기 및 이것을 이용한 알루미늄 회수 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000181758A JP2002001221A (ja) 2000-06-16 2000-06-16 風力選別機及びこれを用いたアルミ回収方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002001221A true JP2002001221A (ja) 2002-01-08

Family

ID=18682634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000181758A Pending JP2002001221A (ja) 2000-06-16 2000-06-16 風力選別機及びこれを用いたアルミ回収方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2002001221A (ja)
KR (1) KR20010113461A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004347141A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Nippon Magnetic Dressing Co Ltd 使用済み弾頭の回収方法およびその設備
JP2006142221A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Kubota Corp 風力選別装置
EP2255893A3 (de) * 2009-05-25 2012-04-18 Komptech Umwelttechnik Deutschland GmbH Vorrichtung zur Aufbereitung von Biomasse
CN113019694A (zh) * 2021-03-13 2021-06-25 韩雪梅 一种五金件分类筛选装置
CN120243437A (zh) * 2025-05-08 2025-07-04 巩义市瑞赛克机械设备有限公司 一种光伏板回收产线及工艺

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102392207B1 (ko) * 2021-08-27 2022-05-02 (주)정우금속산업 비철금속의 파분쇄에 의한 선별 분리장치 및 그 분리방법
CN116174295B (zh) * 2023-04-26 2023-12-29 济南潇屹新型建材有限公司 一种混凝土骨料筛选装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004347141A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Nippon Magnetic Dressing Co Ltd 使用済み弾頭の回収方法およびその設備
JP2006142221A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Kubota Corp 風力選別装置
EP2255893A3 (de) * 2009-05-25 2012-04-18 Komptech Umwelttechnik Deutschland GmbH Vorrichtung zur Aufbereitung von Biomasse
CN113019694A (zh) * 2021-03-13 2021-06-25 韩雪梅 一种五金件分类筛选装置
CN113019694B (zh) * 2021-03-13 2023-08-22 深圳市景艺欣机械科技有限公司 一种五金件分类筛选装置
CN120243437A (zh) * 2025-05-08 2025-07-04 巩义市瑞赛克机械设备有限公司 一种光伏板回收产线及工艺

Also Published As

Publication number Publication date
KR20010113461A (ko) 2001-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4035980B2 (ja) タイルカーペットの樹脂材料分離方法
JPH11197530A (ja) 破砕不適物を含む廃棄物の破砕分別処理システム
JP2021023862A (ja) 焼却灰からの貴金属回収方法
JP3579883B2 (ja) 廃家電製品の処理装置
JP2002001221A (ja) 風力選別機及びこれを用いたアルミ回収方法
CN210753130U (zh) 一种适用于20吨石英砂制砂设备
JP3276616B2 (ja) 使用済みアルミ加工品からアルミニウムを回収する方法
CN110152854A (zh) 铝电解电容器废料回收方法及回收装置
CN101585042B (zh) 废弃电路板中有价成分的水介质物理回收工艺及其设备
CN116273879A (zh) 一种锂电池破碎风选系统
CN112221712B (zh) 一种从生活垃圾焚烧炉渣中回收金属的生产系统
JP2006088087A (ja) 製砂装置
CN111632729A (zh) 大件垃圾自动化破碎分离处理装置及工艺方法
JP4182049B2 (ja) 風力選別装置
JP2962409B2 (ja) 自動車用モール屑から金属片と塩化ビニール・ゴム粉砕物、鉄粉を回収する方法
CN217911461U (zh) 废旧冰箱处理线金属分选纯度提升装置
JP2004313896A (ja) 石膏ボードの分別処理方法及び分別処理装置
CN106064113A (zh) 新型熔融石英砂生产线
CN211938380U (zh) 一种固态废弃物的分解装置
KR100649953B1 (ko) 건설폐기물을 이용한 골재 및 토분 생산장치
CN212820386U (zh) 大件垃圾自动化破碎分离处理装置
CN212468848U (zh) 一种分选装置及废渣回收设备
CN213316195U (zh) 气流分选分级设备和废旧电路板集成处理系统
JPH10216637A (ja) 粒度・風力複合選別装置
JP2000126642A (ja) シュレッダーダスト処理装置