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JP2002099034A - レンズ付きフイルムユニット及びプリント作成方法 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット及びプリント作成方法

Info

Publication number
JP2002099034A
JP2002099034A JP2000288986A JP2000288986A JP2002099034A JP 2002099034 A JP2002099034 A JP 2002099034A JP 2000288986 A JP2000288986 A JP 2000288986A JP 2000288986 A JP2000288986 A JP 2000288986A JP 2002099034 A JP2002099034 A JP 2002099034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
print
film
photographic
film unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000288986A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kamata
和雄 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2000288986A priority Critical patent/JP2002099034A/ja
Priority to US09/949,883 priority patent/US6587643B2/en
Publication of JP2002099034A publication Critical patent/JP2002099034A/ja
Priority to US10/389,740 priority patent/US7065294B2/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Z光軸タイプのレンズ付きフイルムユニット
の携帯性及び製造コストを維持し、簡単にかつ安価に望
遠撮影できるようにする。 【解決手段】 Z光軸タイプのレンズ付きフイルムユニ
ット1は、外装ラベル3に、撮影レンズ4の焦点距離の
2倍に相当する焦点距離で望遠撮影が行なわれることを
表す表示が設けられている。ファインダ5は、撮影レン
ズ4の焦点距離の2倍の焦点距離に対応した視野範囲、
すなわち、撮影レンズ4の撮影範囲のほぼ4分の1の視
野範囲とされている。このレンズ付きフイルムユニット
1で撮影した写真フイルムからプリント写真を作成する
際には、パノラマ用プリントレンズとLサイズ用ペーパ
マスクとを使用し、超望遠撮影と同等のプリント写真を
作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ付きフイル
ムユニットと、このレンズ付きフイルムユニットで撮影
された写真フイルムからプリント写真を作成する方法と
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、写真撮影用のカメラとしては用途
や機能に応じて非常に多くの種類のものがある。その中
でも、手軽に写真撮影を楽しむことができるように、本
出願人によりレンズ付きフイルムユニットが製造、販売
されている。レンズ付きフイルムユニットは、低価格で
提供できることを利点としており、可能な限りローコス
トで製造する必要性から、非常に簡単な構成となってい
る。例えば、撮影レンズは、一定径の開口絞りが形成さ
れたレンズホルダー上に位置決め、保持されており、よ
り多くの撮影機会において標準的な撮影が行えるように
ピント設定されている。
【0003】一方、簡単な切換操作で標準,パノラマ,
ワイド等のプリントアスペクト比(以下、PARとい
う)が選択可能なレンズ付きフイルムユニットが発売さ
れている。このレンズ付きフイルムユニットは、撮影時
に写真フイルムの露光範囲外にPARを表す識別マーク
を写し込み、プリント時に識別マークに対応したPAR
でプリント写真を作成する。
【0004】従来のレンズ付きフイルムユニットは、焦
点距離が32mm程度の広角レンズを使用していたた
め、ポートレート撮影等では人物が小さく写されてい
た。そのため、人物像を拡大したプリントが必要な場合
には、現像取次所にプリント写真とネガフイルムとを持
ち込み、プリント写真上に拡大範囲を書き込んで拡大プ
リントを依頼する必要があった。依頼を受けた現像所
は、拡大範囲の書き込まれたプリント写真を見ながらプ
リントレンズ倍率を変えて、拡大プリントを作成してい
る。
【0005】上述したような拡大プリントの依頼と作成
は手間が掛かり、非常に高価となるため、特別な目的が
ない限り利用されていなかった。このような面倒な手順
を踏まなくても人物像が大きく撮影されたプリント写真
が得られるように、撮影光軸をZ字形状に屈曲させて焦
点距離を長くしたレンズ付きフイルムユニットが発売さ
れている。また、特開平11−271872号公報記載
の発明では、前記識別マークを応用してプリント時のト
リミング範囲を指定し、擬似的な望遠撮影を行えるよう
にしたレンズ付きフイルムユニット及びプリント作成方
法を提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スポー
ツ観戦等で超望遠撮影を行なう場合、Z字形状の撮影光
軸を有するレンズ付きフイルムユニットを用いても被写
体が小さく写されて十分でない。そのため被写体を大き
く写すのにレンズの焦点距離を長くすると、レンズ部分
が本体部より大きくなって著しく携帯性が劣る。更に、
撮影時のホールディング性も悪くなり、これにより手ぶ
れが生じて良いプリント写真が得られないと言う問題が
起きる。
【0007】本発明は、撮影レンズの焦点距離が70m
m〜120mm程度のZ光軸タイプのレンズ付きフイル
ムユニットの携帯性及び製造コストを維持したまま、1
40mm〜240mmの超望遠撮影ができるようにする
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、撮影レン
ズの焦点距離に対して1.5〜2倍の焦点距離に相当す
る視野範囲をもつファインダを備え、レンズ付きフイル
ムユニットの外装体に撮影レンズの焦点距離の1.5〜
2倍に相当する焦点距離で望遠撮影が行われること、即
ち超望遠撮影あるいは240mm望遠撮影が行なわれる
ことを表す表示が施されたことを特徴とするものであ
る。なお、前記ファインダは、前記撮影レンズの焦点距
離で用いられる標準的なファインダと比べ1.5〜2倍
の倍率である。また、光学系が焦点距離70mm〜12
0mmのZ光軸光学系であることを特徴とするものであ
る。
【0009】ここでレンズ付きフイルムユニットに実際
に組み付けるレンズの焦点距離を70mm〜120mm
程度としたのは次の様な理由からである。まずZ光軸光
学系はその構造上の制約からあまり短い焦点距離に設定
することができない。その限界が65mm程度で考えら
れる。また前述した様に、レンズの焦点距離を長くし過
ぎるとレンズ部分が本体部より大きくなってしまい、著
しく携帯性が劣るとともに、撮影時のホールディング性
が悪くなる。このことと焦点距離が更に長くなることで
手ぶれがより発生し易くなり、ぶれた見た目の悪いプリ
ント写真となってしまうという問題が起こる。これらの
問題が許容できる限界が120mm程度である。
【0010】また請求項3記載のプリント作成方法は、
例えば上記のような標準タイプのレンズ付きフイルムユ
ニットで撮影された写真フイルムから写真プリントを行
う際に、標準サイズのペーパマスクと、パノラマプリン
ト用の引き伸ばしレンズを用いることを特徴とするもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に、本発明を実施したレンズ
付きフイルムユニット(以下フイルムユニットという)
1の外観を示す。このフイルムユニット1は、各種の撮
影機構が組み込まれるとともに、現在市販されている1
35サイズの写真フイルムが予め装填されたユニット本
体2と、このユニット本体2を部分的に覆う外装ラベル
3とから構成されている。
【0012】フイルムユニット1の前面には、撮影レン
ズ4,ファインダ5の対物側窓6が、上面には、シャッ
タボタン10,残り撮影可能コマ数を表示するカウンタ
窓11が、背面には、1コマの撮影ごとに回転操作され
る巻上げノブ14が露呈され、対物側窓6に対面する位
置にファインダ5の接眼側窓(図示省略)が設けられて
いる。
【0013】外装ラベル3は、その裏面に接着剤が塗布
されてユニット本体2に貼付されており、各部に設けた
開口から撮影レンズ4,ファインダ5,カウンタ窓11
等を外部に露呈させている。また、フイルムユニット1
を密封包装する包装袋16は、内面にアルミコーティン
グした樹脂シートで構成されている。外装ラベル3及び
包装袋16には、このフイルムユニット1が超望遠撮影
専用であることを示す表示15,16aが記されてい
る。
【0014】図2に示すように、ユニット本体2は、写
真フイルム18が装填される本体基部21と、この本体
基部21の前面に組み付けられる露光ユニット22と、
本体基部21の前面側及び背面側を覆うように組み付け
られる前カバー24及び後カバー26から構成されてい
る。
【0015】本体基部21には、パトローネ17を収納
するためのパトローネ収納室21aと、パトローネ17
から全部引き出した未露光の写真フイルム18をフイル
ムロールの形態で収納するためのフイルムロール収納室
21bとが一体成形されている。また、本体基部21の
中央部には、撮影レンズ4からの光を規制して写真フイ
ルム18の露光範囲18a内に被写体像を露光するアパ
ーチャ21cが設けられている。
【0016】本体基部21前面に組み付けられる露光ユ
ニット22は、シャッタ羽根30 (図3) を含むシャッ
タ機構,フイルム巻き止め機構,ファインダ5をベース
部22aに組み付けてユニット化したものである。ファ
インダ5は、対物レンズと接眼レンズとからなる光学フ
ァインダである。また、ベース部22aの前面には、撮
影レンズ4がレンズホルダ27によって保持されてい
る。
【0017】図3に示すように、本フイルムユニット1
の露光ユニット22内部には反射鏡28,29を用いて
いる。撮影レンズ4に入射する被写体光はシャッタ羽根
30が開口31を開放したとき、露光ユニット21内部
に入射される。なお、図3中の符号32は、絞りと、軸
外光線の光路を規制するための遮光板を表している。そ
して、反射鏡28に入射した被写体光は反射鏡29に向
けて反射され、また反射鏡29は写真フイルム18に向
かって反射する。これにより、写真フイルム18に露光
される。なお、反射鏡の代わりにプリズムを用いること
ももちろん可能である。
【0018】また、上記のようなZ光軸方式により、コ
ンパクトに望遠撮影が可能となる。撮影レンズ4は、焦
点距離100mm程度のものが用いられている。本発明
では、この撮影レンズ4の焦点距離100mmを基準に
して疑似的に2倍の焦点距離200mmの撮影レンズで
望遠撮影をしたものに相当するサイズの2倍望遠プリン
ト写真がプリント装置によって作成される。ファインダ
5は、焦点距離200mmの撮影レンズに相当する標準
的な視野範囲が得られるように、従来のフイルムユニッ
トのファインダの2倍の倍率、すなわちほぼ4分の1の
視野範囲となっている。また、ファインダ5の視野範囲
の中心は標準的な視野範囲の中心と同じ箇所に設定され
ている。
【0019】なお、レンズ付きフイルムユニットに装填
される写真フイルムをプリントする際に、写真フイルム
の搬送に誤差が生じ、プリント範囲がずれることがあ
る。そのため、一般的にファインダの視野範囲はプリン
ト範囲より狭く設定されている。本実施例では、ファイ
ンダ5の視野範囲はプリント範囲の約80%となるよう
に設定されている。そのため、ファインダ5の視野範囲
は焦点距離100mmの撮影レンズに相当する標準的な
視野範囲に対して1.5倍程度となる。
【0020】また、図2,図3に示すように、本体基部
21の中央部には、撮影レンズ4からの光を規制するア
パーチャ21cが形成され、図4に示すように、このア
パーチャ21cによって予め所定のサイズに画定された
135サイズの写真フイルム18上の露光範囲18aに
被写体像が露光され、その両端縁には、フイルム給送用
のパーフォレーション35が設けられている。
【0021】後カバー26は、本体基部21の背面側に
組み付けられて本体基部21内を光密に覆う。また、後
カバー26の下方には、パトローネ収納室21aとフイ
ルムロール収納室21bの下面を覆う底蓋26a,26
bが設けられている。パトローネ収納室21aとフイル
ムロール収納室21bとの底は開口となっており、パト
ローネ17を装填した後に、後カバー26に設けたプル
トップ式の底蓋26a,26bによってそれぞれ塞がれ
る。また、底蓋26aは、フイルムユニット1の使用後
に、パトローネ収納室21aから撮影済みの写真フイル
ム18を収納したパトローネ17を取り出す際の取り出
し蓋となる。
【0022】写真フイルム18の幅方向の両端縁には、
一定ピッチでフイルム給送用のパーフォレーション35
が設けられている。パーフォレーション35の外側に
は、従来より写真フイルムの品種やコマ番号などを表す
バーコード36がサイドプリントされておりフイルム現
像を行うことによって顕在化する。写真フイルム18は
フイルムユニットの製造時に予め装填されるため、この
フイルムユニットに装填して用いられる写真フイルム1
8については、予めその旨を表す情報をバーコード36
に含ませておくことができる。したがって、撮影が終了
したフイルムユニットから写真フイルム18を取り出し
た後であっても、フイルム現像後にバーコード36を確
認すれば、この写真フイルム18が図1に示すフイルム
ユニットに使用されたものであることが識別可能とな
る。
【0023】図5は、本発明の写真プリント装置41を
示す概略図であり、上記フイルムユニット1の写真フイ
ルム18をプリントする。写真プリント装置41には、
周知のようにフイルムキャリア42が配置されている。
フイルムキャリア42には、キャリアベース52、ベー
スカバー53及びフイルムマスク51が備えられてい
る。フイルムキャリア42では、キャリアベース52と
ベースカバー53との間で写真フイルム18をフイルム
長手方向に搬送させ、写真フイルム18に記録された撮
影画像(ネガ)をプリント光軸43上に位置決めする。
【0024】フイルムキャリア42の下方には、プリン
ト光軸43に沿って下から順に、光源44,光質調節部
45,光拡散ボックス46が配置されている。光質調節
部45は、イエロー、マゼンタ、シアンの色フイルタの
プリント光軸14への挿入量を調節することでプリント
光の光質を調節する。
【0025】フイルムキャリア42の上方には、プリン
ト光軸43に沿って下から順に、プリントレンズ47、
プリントの光量を調節するシャッタ48、トリミング範
囲を画定するペーパマスク49、及びプリントペーパ5
0が配置されている。プリントレンズ47は、光源42
で照明された写真フイルム18の撮影画像をプリントペ
ーパ50の感光乳剤面に結像する。なお、写真プリント
装置41にはプリントサイズやプリント形状に応じてプ
リントレンズ47とペーパマスク49とを自動的に切り
換える切換機構62が設けられている。
【0026】ベースカバー53には、写真フイルム18
のバーコード36を読み取るセンサ54が設けられてい
る。センサ54で読み取られたバーコード36のデータ
は、写真プリント装置41の各部を制御する制御部61
に入力される。制御部61は、入力されたバーコード3
6が表すデータに対応して使用するプリントレンズ47
とペーパマスク49とを選択し、切換機構62を動作さ
せて、プリントレンズ47とペーパマスク49とを所定
の位置にセットする。
【0027】図6に示すように、2点鎖線18cで囲ま
れた範囲は、標準のLサイズ用プリントレンズ47を使
用した際にプリントペーパ50にプリントされるトリミ
ング範囲である。また、2点鎖線18dで囲まれた範囲
は、標準のパノラマサイズ用プリントレンズ47を使用
した際にプリントされるトリミング範囲である。Lサイ
ズ用,パノラマサイズ用のプリントレンズ47はネガに
対してそれぞれ3.96倍,7.91倍であるため、標
準のLサイズプリントでは、2点鎖線18cで囲まれた
範囲が、また、標準のパノラマサイズプリントでは、2
点鎖線18dで囲まれた範囲が、それぞれ図7(a),
図7(b)に示すようにプリントされる。
【0028】本実施例のフイルムユニットで撮影した写
真フイルムのプリントには、Lサイズ用のペーパマスク
49と、パノラマサイズ用のプリントレンズ47とが使
用される。Lサイズ用,パノラマサイズ用のプリントレ
ンズはネガに対してそれぞれ3.96倍,7.91倍で
ある。パノラマサイズ用のプリントレンズはLサイズ用
のプリントレンズの約2倍の倍率であるため、パノラマ
サイズ用のプリントレンズを用いることによって約2倍
の拡大プリントが行なわれる。そして、Lサイズ用のペ
ーパマスク49を用いるため、2点鎖線18bで囲まれ
たトリミング範囲が、図6(c)に示すように、プリン
トペーパ50にLサイズの大きさでプリントされる。2
点鎖線18bで囲まれたトリミング範囲の中心は、露光
範囲18aの中心と同じであり、かつトリミング範囲は
露光範囲18aと相似形状である。
【0029】次に上記構成の作用について説明する。フ
イルムユニットの製造ラインにおいて、写真フイルム1
8はパトローネ17から引き出されてロール状に巻か
れ、本体基部21に装填される。そして、この写真フイ
ルム18には、その製造時に予めこのフイルムユニット
に装填して用いられるものであることを表すバーコード
36がサイドプリントされている。
【0030】写真フイルム18とパトローネ17との装
填後に後カバー26が取り付けられて完成したユニット
本体2の外周面には、外装ラベル3が貼付けられ、包装
袋16に密封包装される。この外装ラベル3及び包装袋
16には、このフイルムユニット1で撮影されたときに
得られるプリント写真が、200mm相当の撮影レンズ
で撮影したものと同等のものが得られることが分かるよ
うに、「超望遠」の表示15,16aが記されているか
ら、購入時や使用時に通常の望遠撮影用のものと間違え
ることはない。なお、200mm相当のプリント写真が
得られることが分かるように、前記表示15,16aと
して「200mm望遠」と記したり、また焦点距離が3
0mm前後のレンズを用いたレンズ付きフイルムユニッ
トから得られる標準のプリント写真に対しては、焦点距
離比で約6倍程度のプリント写真となることから、「6
倍望遠」などの表示を用いるようにしてもよい。
【0031】フイルムユニットを購入した撮影者はまず
包装袋16からフイルムユニット1を取り出し、巻き上
げノブ14を回動操作する。写真フイルム18が1コマ
分巻き上げられるとともに、シャッタチャージが行わ
れ、撮影準備が完了する。撮影者は、ファインダ5を覗
いて、フレーミングを行なう。ファインダ5は、撮影レ
ンズ4の焦点距離に対応する視野範囲に対して2倍の倍
率とされているため、被写体が拡大して表示される。
【0032】シャッタボタン10を押下すると、シャッ
タ機構が作動されてシャッタ羽根30が開口31を開閉
し撮影が行われる。開口31が開いている間に、撮影レ
ンズ4を透過した光は、開口31及び遮光板32を介
し、反射鏡28に入射する。そして、その光は反射鏡2
8,29を用いることによってZ字形状に屈曲され、ア
パーチャ21cを介して写真フイルム18の乳剤面に達
する。このフイルムユニット1には、焦点距離100m
mの撮影レンズ4が使用されているため、図4で示す露
光範囲18aに被写体像が露光される。なお、バーコー
ド36の周辺は露光されることはない。そして、次の撮
影を行うために、再び撮影者は巻き上げノブ14を回動
操作し、写真フイルム18を所定の位置にセットする。
【0033】フイルムユニット1の底蓋26aを開け
て、パトローネ収納室21aからパトローネ17を取り
出す。取り出されたパトローネ17から露光済みの写真
フイルム18が引き出され、現像装置にセットされて現
像される。
【0034】現像された写真フイルム18は、写真プリ
ント装置41のフイルムキャリア42にセットされる。
写真プリント装置41を稼動させると、写真フイルム1
8がコマ単位で搬送される。各コマは所定の位置にセッ
トされ、センサ54がバーコード36を読み取る。バー
コード36の中には、前述のようにこの写真フイルム1
8が前述したフイルムユニットに装填して撮影されたも
のであることを表す情報が含まれ、この識別情報が写真
プリント装置41に入力される。この識別情報は、写真
プリントに際し、標準のLサイズのペーパマスクを用い
たままでパノラマプリント用のプリントレンズでプリン
ト処理を行う情報として利用される。
【0035】制御部61は、切換機構62を駆動させ
て、プリントレンズ47をパノラマサイズ用のレンズに
切り換える。ネガに対するプリントレンズ47の倍率
は、Lサイズ用が3.96倍,パノラマサイズ用が7.
91倍となっており、パノラマサイズ用のプリントレン
ズ47はLサイズ用のものより約2倍拡大されることに
なる。また、ペーパマスク49はLサイズ用が選択さ
れ、2点鎖線18bで囲まれたトリミング範囲がプリン
トの対象範囲となる。そして光源44を発光させ、プリ
ントペーパ50にプリントする。これにより図4に示
す、2点鎖線18bで囲まれたトリミング範囲がプリン
トペーパ50にLサイズでプリントされる。
【0036】プリント終了後、プリントペーパ50と写
真フイルムが1コマ分ずつ搬送される。各コマごとに付
されたバーコード36には前述した識別情報がそれぞれ
含まれているので、各コマとも図4に示す2点鎖線18
bで囲まれたトリミング範囲内の画像がLサイズのプリ
ントペーパ50に2倍で拡大プリントされる。なお、同
時プリントの場合などフイルムを長尺のままプリントす
る場合は、最初の1コマのバーコード36から識別情報
を読み取った後は、各コマごとの識別情報の確認につい
ては省略も可能である。
【0037】このようにして、フイルムユニットの部品
数を減少させ、構造を簡素にするため、安価に製造可能
でき、またプリントの作成方法も複雑な作業がなく、作
業効率がよくなる。
【0038】上記実施例に用いたプリントの作成方法で
は、ネガに対するプリントレンズの倍率を例えば、Lサ
イズを3.96倍,パノラマサイズを7.91倍とし
て、Lサイズのプリントに比べて約2倍の拡大プリント
を行ったが、パノラマサイズのプリントレンズ倍率が
7.95倍のように多少異なったとしても、問題ない。
【0039】また、本実施例ではLサイズのプリントに
比べて約2倍に拡大してプリントを行ったが、Lサイズ
のプリントに比べて約1.5倍に拡大してプリントされ
るようにしても問題ない。しかし、Lサイズ用,パノラ
マサイズ用のほかにHVサイズ用のプリントレンズを用
いてもよいが、ネガに対するプリントレンズの倍率が
4.77倍で、Lサイズ用のプリントレンズと比べて約
1.2倍であるため、Lサイズの1.2倍でしか拡大プ
リントできない。このためLサイズ用のプリントペーパ
にHVサイズ用のプリントレンズを用いても効果が大き
くなく、Lサイズ用のプリントペーパにパノラマサイズ
用のプリントレンズを用いる方が好適である。
【0040】また、上記実施例では、135サイズの写
真フイルムを使用するフイルムユニットを例に説明した
が、IX240サイズの写真フイルムを使用するフイル
ムユニットにも本発明を適用できる。なお、IX240
サイズの写真フイルムを用いる場合、プリントアスペク
ト比を示すPARビットを拡張して、前述した識別情報
を記録するとよい。
【0041】135サイズの写真フイルムに対応したプ
リンタと同様に、IX240サイズの写真フイルムに対
応したプリンタでも、89mm幅と102mm幅のプリ
ントペーパが用いられるが、89mm幅の場合、ネガに
対するCサイズ用のプリントレンズは5.7倍、パノラ
マサイズ用のプリントレンズは9.3倍であり、102
mm幅の場合、Cサイズ用のプリントレンズは6.5
倍、パノラマサイズ用のプリントレンズは10.6倍で
あるため、89mm幅,102mm幅ともに、約1.6
3倍の拡大プリントが可能である。つまり焦点距離74
mmの撮影レンズを備えたフイルムユニットの場合、そ
の1.63倍である焦点距離120mmの望遠撮影が可
能である。
【0042】また、上記実施例では、識別情報を示す識
別マークとしてバーコード36を用いたが、丸形状のマ
ークを特別に設けてもよい。更に、フイルムユニットへ
の装填前ではなく、アパーチャに切欠等を設けたり、マ
ーク写し込み機構を設ける等して、1コマの撮影ごとに
識別マークを写し込んでもよい。つまり識別マークの形
状及び写し込み方法は写真プリント装置が識別できるも
のであればよい。
【0043】更に、上記実施形態では、写真フイルムに
設けられた識別マークによって、識別情報を伝えるよう
にしたが、外装ラベルに印刷された超望遠を表す表示で
もプリントレンズ47及びペーパマスク49を選択する
ことができるので、識別マークは省略することも可能で
ある。また、現像取次所にフイルムユニットを渡して同
時プリントを依頼する際に、超望遠プリントであること
を口頭で伝えたり、申込書に記入するなどして指示する
ことができる。更に、パトローネだけで取り扱われる現
象所でも、パトローネの外周面に2倍望遠用のフイルム
ユニットで撮影されたことを記載したり、その旨が印刷
されたシールを貼付してもよい。また、パトローネに従
来から設けられているバーコードの一部を利用して識別
してもよい。
【0044】また、写真プリント装置において、識別マ
ークを検出してプリントレンズとペーパマスクとを自動
的に切り換えるようにしたが、オペレータが手動でプリ
ントレンズとペーパマスクとを切り換えてもよいので、
多少古い写真プリント装置であっても、2倍望遠プリン
トを容易に作成することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレンズ付
きフイルムユニット及びプリント作成方法によれば、Z
字形状の撮影光軸を有するレンズ付きフイルムユニット
の携帯性や製造コストを維持したまま、拡大プリント依
頼の煩わしさ等なく、容易かつ安価に望遠プリントを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
の外観斜視図である。
【図2】ユニット本体の分解斜視図である。
【図3】レンズ付きフイルムユニットの断面図である。
【図4】写真フイルムの説明図である。
【図5】写真プリント装置の説明図である。
【図6】写真フイルムの説明図である。
【図7】プリントペーパの説明図である。
【符号の説明】
4 撮影レンズ 18 写真フイルム 28,29 反射鏡 36 バーコード 47 プリントレンズ 49 ペーパマスク 54 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 3/00 572 G03C 3/00 572Z 599 599D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズの光路中に少なくとも2枚の
    反射鏡を配置して撮影光路を折り曲げた光学系を採用す
    るとともに、製造時に予め写真フイルム及び撮影済みの
    写真フイルムが巻き込まれるカートリッジが装填された
    レンズ付きフイルムユニットにおいて、 撮影レンズの焦点距離に対して1.5〜2倍の焦点距離
    に相当する視野範囲をもつファインダを備え、レンズ付
    きフイルムユニットの外装体に撮影レンズの焦点距離の
    1.5〜2倍に相当する焦点距離で望遠撮影が行われる
    ことを表す表示が施されたことを特徴とするレンズ付き
    フイルムユニット。
  2. 【請求項2】 前記光学系が焦点距離70mm〜120
    mmのZ光軸光学系であることを特徴とする請求項1記
    載のレンズ付きフイルムユニット。
  3. 【請求項3】 レンズ付きフイルムユニットで撮影され
    た写真フイルムから写真プリントを行う際に、標準サイ
    ズのペーパマスクと、パノラマプリント用の引き伸ばし
    レンズを用いることを特徴とするプリント作成方法。
JP2000288986A 2000-09-11 2000-09-22 レンズ付きフイルムユニット及びプリント作成方法 Pending JP2002099034A (ja)

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US10/389,740 US7065294B2 (en) 2000-09-11 2003-03-18 Lens-fitted photo film unit and photofinishing method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8103326B2 (en) 2004-08-02 2012-01-24 Cardiac Pacemakers, Inc. Device for monitoring fluid status

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