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JP2002097030A - 金型およびその作製方法 - Google Patents

金型およびその作製方法

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Publication number
JP2002097030A
JP2002097030A JP2000287963A JP2000287963A JP2002097030A JP 2002097030 A JP2002097030 A JP 2002097030A JP 2000287963 A JP2000287963 A JP 2000287963A JP 2000287963 A JP2000287963 A JP 2000287963A JP 2002097030 A JP2002097030 A JP 2002097030A
Authority
JP
Japan
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film
sic
pattern
mold
resist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000287963A
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English (en)
Inventor
Ikuo Okada
育夫 岡田
Osamu Masuda
修 増田
Akira Motoyoshi
彰 本吉
Hideo Yoshihara
秀雄 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Advanced Technology Corp
Original Assignee
NTT Advanced Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Advanced Technology Corp filed Critical NTT Advanced Technology Corp
Priority to JP2000287963A priority Critical patent/JP2002097030A/ja
Publication of JP2002097030A publication Critical patent/JP2002097030A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • C03B11/084Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor
    • C03B11/086Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor of coated dies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C03B2215/02Press-mould materials
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    • C03B2215/14Die top coat materials, e.g. materials for the glass-contacting layers
    • C03B2215/22Non-oxide ceramics
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B2215/02Press-mould materials
    • C03B2215/08Coated press-mould dies
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    • C03B2215/34Intermediate layers, e.g. graded zone of base/top material of ceramic or cermet material, e.g. diamond-like carbon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/40Product characteristics
    • C03B2215/41Profiled surfaces
    • C03B2215/412Profiled surfaces fine structured, e.g. fresnel lenses, prismatic reflectors, other sharp-edged surface profiles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、ガラスやプラス
チックでできたレンズや回折格子などの射出成形に使用
される金型において、刻印パタンの抜けや過剰なパタン
などの欠陥が少なく、また、刻印パタンの線幅や刻印深
さなどの形状寸法を高精度に作製でき、また、長寿命で
強固な金型を提供することである。 【解決手段】 本発明に係わる金型は、金型の表
層にあるパタン層がSiC(炭化珪素)であり、また、
SiCの下層にSiNなどのSiC以外の中間膜を備え
ることを主要な特徴とする。また、金型の表層にあるS
iC膜を、SiC膜上に皮膜した二酸化ケイ素(SiO
2)膜やCrなどを所定のパタンに加工してマスクにし
てSiC膜にパタンを刻印する方法を用いることによ
り、SiC金属膜のパタン寸法が精度良く製造すること
が出来るために、パタン寸法の精度が高い金型が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのレンズ、
コンパクトディスク(CD)やDVDなどの信号読み取
り部(光ピックアップ)に用いられるマイクロレンズ、
回折格子やミラーなどの光学部品、あるいは光導波路や
光分波器などの光通信部品、を製造するガラスやプラス
チックの射出成形で使用される金型に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、高硬度金型としては、タングス
テン(W)、チタン(Ti)やタンタル(Ta)などの
金属とカーボン(C)との化合物であるWC、TaC、
TiCなどを、Cr、Ni、Coなどのバインダ金属と
混合して焼結して作製する超硬金属などの表面に、放電
加工装置や旋盤や研削装置などでパタンを刻印して金型
としている。このように機械加工で作られた金型をガラ
スやプラステックの射出成形機に組み込み、ガラスレン
ズやプラステック各種光学部品を大量に作製している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような機械加工で
作製した金型では、加工する機械の精度にパタン寸法精
度が依存し、例えば、光ピックアップや光通信の一部に
使用される回折格子パタンで必要となる10nm程度の
精度でパタンを刻印するのは困難である。さらに、放電
加工装置や旋盤や研削装置では、パタンを刻印した表層
には線状の痕跡である旋盤痕などが必ず生じ、そのため
に、その金型を使用して射出成形して作製したレンズな
どの表層には、機械加工で発生した線状の痕跡が転写さ
れ、射出成形で形成した部品の光学的特性はよくならな
い。例えば、高い光透過率などの光部品を射出成形では
製造できない。さらに、600℃以上の高温で射出成形
装置に充填されるガラスなどでは、長時間、超硬合金を
表層に有する従来の金型を使用すると、金型の表面が活
性化したガラスと反応して表層が変化して変形し、射出
成形用の金型として寿命が短いような問題点があった。
【0004】本発明の目的は、ガラスやプラスチックで
できたレンズや回折格子などの射出成形に使用される金
型において、刻印パタンの抜けや過剰なパタンなどの欠
陥が少なく、また、刻印パタンの線幅や刻印深さなどの
形状寸法を高精度に作製でき、また、長寿命で強固な金
型を提供することである。
【0005】従来は、ガラスなどの表面にミクロンオー
ダの高精度なパタンを形成できるようなガラスやプラス
チックの射出成型用の強固で長寿命な金型はなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる金型は、
このような目的を達成するために、台座と、対象物の表
面に所定のパタンを刻むためのパタン層を該台座の表層
に備え、該パタン層がSiC(炭化珪素)で構成される
ことを主要な特徴とする。
【0007】本発明は、レンズや回折格子などの光学部
品を射出成形で製造するのに使用される金型において、
金型の表層にあるパタンが形成されるパタン層をSiC
により構成する。SiCは、融点が2300℃と耐熱性
に優れ、またヤング率が460Gpaと大きくて耐磨耗
性に優れている安定な化合物であり、また、酸やアルカ
リなどの耐薬液性にも優れている。このために、成形時
に高温に溶解し活性化したガラスやプラスチックなどが
パタンのある金型表層に密着しても、金型の表層が変質
することがなく安定に、多数回の成形を得ることが出来
る効果を有する。
【0008】また、パタン層が、多結晶構造のSiCか
ら構成されることを特徴とする。単結晶状では、荷重が
局部的に集中して、結晶に微小な亀裂が生じると、転移
によってSiC膜に大きく亀裂が生じる。これに対し
て、結晶粒の小さい多結晶構造では、数十nmの結晶粒
の大きさの範囲で亀裂が収束するために、機械的に強度
が増して安定性が高くなる効果がある。
【0009】また、台座がWC、TaC、TiC等の炭
素を含有する合金で構成されることを特徴とする。台座
に、これらの金型材料を使用することにより、加工性が
容易になる効果がある。
【0010】また、パタン層と台座表層の間に、SiN
(窒化珪素)、SiO2(二酸化珪素)、TiNの中間
膜のいずれかを備えることを特徴とする。金型表層のS
iC膜と、WCなどの超硬合金からできている金型台座
との界面にSiN膜などの中間膜を設けることにより、
WCなどの超硬合金の台座とSiCの界面で、SiC中
やWC中にあるC原子が自由に拡散して移動することな
く、さらに、超硬合金中のCoなどのバインダの金属原
子がSiC中へ拡散して移動することなく、安定に金型
が使用できる。
【0011】本発明に係わる金型の作製方法は、このよ
うな目的を達成するために、台座の表層にSiC膜を被
膜する工程と、該SiC膜の上にCr膜を被膜する工程
と、該Cr膜の上にレジスト膜を被膜する工程と、該レ
ジスト膜を所定のパタンに加工する工程と、パタン化さ
れたレジスト膜をマスクとして該Cr膜をエッチングす
る工程と、パタン化されたCr膜上のレジスト膜を除去
する工程と、該パタン化されたCr膜をマスクにして該
SiC膜をエッチングでパタンニングする工程と、パタ
ン化されたSiC膜上のCr膜を除去する工程とを備え
ることを特徴とする。金型の表層にあるSiC膜を、S
iC膜上に皮膜した二酸化ケイ素(SiO2)膜やCr
などを所定のパタンに加工してマスクにしてSiC膜に
パタンを刻印する方法を用いることにより、SiC金属
膜のパタン寸法が精度良く製造することが出来るため
に、パタン寸法の精度が高い金型が得られる効果を有す
る。
【0012】また、台座の表層にSiN(窒化珪素)、
SiO2(二酸化珪素)、TiNの中間膜のいずれかを
被膜する工程と、該中間膜の上にSiC膜を被膜する工
程と、該SiC膜の上にCr膜を被膜する工程と、該C
r膜の上にレジスト膜を被膜する工程と、該レジスト膜
を所定のパタンに加工する工程と、パタン化されたレジ
スト膜をマスクとして該Cr膜をエッチングする工程
と、パタン化されたCr膜上のレジスト膜を除去する工
程と、該パタン化されたCr膜をマスクにして該SiC
膜及び該中間膜をエッチングでパタンニングする工程
と、パタン化されたSiC膜上のCr膜を除去する工程
とを備えることを特徴とする。金型表層のSiC膜と、
WCなどの超硬合金からできている金型台座との界面に
SiN膜などの中間膜を設けて、C原子や金属原子が中
間膜を越えて移動することのない安定な金型を提供でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に本発明による金型の第一の
実施の形態の構造を示す。1は厚さが1mmから数10
mm程度の金属やセラミックスで構成される台座であ
る。台座1の表層には、パタン層のSiC膜2が被膜さ
れている。SiC膜2には、パタン3が刻印されてい
る。これを射出成形に使用するには、SiC膜2に、溶
解したガラスやプラスチックを加圧しながら押し当て
て、ガラスやプラスチックが冷却し固化してから、Si
C膜2からを離して、ガラスやプラスチック表面にSi
C膜のパタン3を転写する。台座1の表層にSiC膜2
を成膜するのにCVD法やスパッタリング法、SiC膜
2に精度良くパタン3を形成するのにホトリソグラフィ
やドライエッチング法など、集積回路製造で使用されて
きた微細パタン形成技術が適用できるので、金型パタン
として精度のよい形状ができるようになる。さらに、S
iC膜2は、融点が2300℃と高温であり1000℃
でも結晶状態が変化することなく、膜応力なども変化し
ない。また、ヤング率が400Gpa以上と剛性が高く
耐磨耗性にも優れて、さらに、アルカリや酸性の溶液に
も変化することが無く耐薬品性に優れ、極めて安定性に
優る。このために、金型に使用すると多数回の成形して
も変化せず、長期間にわたって使用することが可能とな
る。
【0014】図2には、本発明による金型の第二の実施
の形態の構造を示す。パタン層のSiC膜2をCVDで
成膜し、正方晶構造のSiC(β―SiC)を含む多結
晶構造のSiC膜とし、台座1をWC、TaC、TiC
などのカーボン(C)を含有する超硬金属で構成し、さ
らにSiC膜の下地にSiN膜4を敷いて、金型を作成
した。SiC膜2をCVD法で成膜する条件として、水
素ガス、ジクロルシラン(SiH2Cl2)とアセチレン
(C22)ガスの混合ガスを、1Torr程度のガス圧
力、1000℃から1200℃前後の温度中で反応させ
ると、多結晶状のSiCが成膜される。このように、多
結晶状の結晶構造にすることによって、単結晶状のSi
Cに比べて強度が上がる。すなわち、単結晶状では、荷
重が局部的に集中して、結晶に微小な亀裂が生じると、
転移によってSiC膜に大きく亀裂が生じる。これに対
して、結晶粒の小さい多結晶構造では、数十nmの結晶
粒の大きさの範囲で亀裂が収束するために、機械的に強
度が増して安定性が高くなる効果がある。また、台座1
に、放電加工や研削加工ができるWC、TaC、TiC
等の炭素を含有する金型材料を使用することにより、加
工性が容易になる効果がある。ここで、超硬金属を台座
1として使用するためには、SiN(窒化珪素)、Si
2(二酸化珪素)、TiN等の中間膜を金属製台座1
とSiC膜2の間に設ける。すなわち、CoやNiなど
の比較的融点の低い金属をバインダとして使用して焼結
し製造されるWCなどの超硬金属表層に、直接、100
0℃以上の高温でSiC膜をCVDなどで成膜すると、
WC中にある高融点でない金属であるCoやNiなどが
拡散して表層に移動して、SiC膜と反応して良質なS
iC膜が形成できない。これに対して、300℃程度の
基板温度のプラズマCVD法や、成膜温度が900℃以
下のCVDなどで成膜ができるSiN膜を、SiC膜を
成膜するまえに、台座1の表層に、0.05μmから
0.2μmの程度の膜厚に成膜しておくと、SiCを1
000℃以上の高温中で成膜しても、SiN膜4によっ
て、台座1の表層にNiなどのバインダの金属が遮断さ
れて析出することがなく、台座1の表層に、容易に良質
のSiC膜2が成膜できる効果がある。さらに、SiC
膜2とWCなどの超硬金属の台座1との界面にSiN膜
4が設けられると、金型として使用するときに温度が高
くなっても、SiC中やWC中にある拡散しやすいカー
ボン(C)原子が、2層の膜間を拡散移動するのがSi
N膜4によって阻止され、SiC膜2や台座1の組成が
変化することなく、500℃以上の高温中でも、安定し
て金型として使用できるようになる効果がある。
【0015】図3に第二の実施の形態に示した金型の作
成方法を示す。図3の(a)は、WCなどの超硬金属で
構成されている台座1の表層を0.05μmから2μm
程度の厚さのSiN膜で被覆し、さらにSiN膜上に、
1000℃程度の温度で、水素ガス中に、例えば、Si
2Cl2とC22を混合させたり、あるいは、水素ガス
中に、SiCl2(CH3)ガスを混合させて、多結晶状
のSiC膜が成長できるCVD装置を使用して、1μm
から10μm程度の厚さにSiC膜2を成膜して作製し
ている。図3の(b)は、SiC膜パタン3を形成する
ための膜構造の一例を示している。SiC膜2に所定の
パタン3を刻印するには、半導体回路の製造に使用され
ているようなリソグラフィが使用される。すなわち、S
iC膜2の上に中間膜6のCr膜を設け、さらにその上
に、紫外線や電子線に感光するような有機膜(レジス
ト)5を設けている。図3の(c)は、レジスト5に紫
外線光や電子線などで金型に刻印するべきパタンを描
き、紫外線などに感光した部分を薬液に浸して取り除き
レジストパタン7を中間膜6の上に形成している。図3
の(d)は、レジストパタン7をエッチングマスクとし
て下層の中間膜6のCr膜を、塩素や酸素やアルゴンな
どの元素を含有するガスの高周波プラズマやマイクロ波
プラズマでエッチングし、中間膜のCrで形成されたパ
タン8を形成している。図3の(e)は、Cr膜8上の
レジスト5を除去している。図3の(f)は、中間膜6
のCrで形成されたCrパタン8をエッチングマスクと
して下層のSiC膜2をフッ素や酸素やアルゴンなどの
元素を含有するガスの高周波プラズマやマイクロ波プラ
ズマでSiC膜2に刻印する。最後に図3の(g)のよ
うにSiC膜2上の中間膜6を除去して、SiC膜2の
パタン3が刻印される。
【0016】有機物であるレジストでは、その表面がが
エッチング中にプラズマに曝されるとエッチングされて
薄くなって、SiC膜を所定の深さにエッチングする途
中で消滅する。図3の(b)のように、紫外線や電子線
に感光するような有機膜(レジスト)5とSiC膜2の
間に、中間膜のCr膜6を設ける構造にし、先ず、レジ
ストのパタンでCr膜をエッチングしてCr膜にパタン
を刻印し、次に、レジストを除去してから、Cr膜のパ
タンをエッチングのマスクにしてSiC膜にパタンをエ
ッチングすると、Crはプラズマに曝されてもほとんど
エッチングされないので、SiC膜のパタンを精度良く
形成できる効果がある。さらに、Crはプラズマに曝さ
れても変質しないので、残存しているCr膜厚が正確に
測定され、その結果、SiC膜のエッチングの深さを精
度良く測定できるような効果がある。
【0017】本実施の形態では、SiC膜2のエッチン
グにCr膜6を使用したが、Cr膜の代わりに、エッチ
ング速度がSiC膜に比べて極めて小さいNi、Ti,
Taなどの金属膜が使用できる。さらに、中間膜6を、
例えば、Cr膜の上層にSiO2膜を設けた2層構造と
して、SiO2膜をレジストパタンでエッチングしてS
iO2パタンを作製し、そのSiO2パタンをマスクにし
てCr中間膜6をエッチングしてパタンを形成する工程
を追加して、より精度の高いパタンを形成することも可
能である。
【0018】本実施の形態では、いずれもパタン3が回
折格子状のパタンであるが、マイクロレンズのパタン、
ステップ状パタン、鋸歯状パタンなどのいずれのパタン
も形成できる。
【0019】さらに、本実施の形態では、台座の台座1
が平板形状の例で実施例を示したが、台座1が曲面状の
形状をしていても、SiC膜2を表面にCVDなどで被
膜すれば、容器や機構部品などを成形する金型として使
用できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ガラス
やプラスチックの、回折格子やレンズなどを射出成形で
製造するのに使用される金型において、金型のパタンを
SiC膜で構成する構造になっているので、融点が高く
高温で極めて安定で耐磨耗性にも優れ、また、酸やアル
カリなどの薬液にも腐食されないSiCを使用している
ために、成形時に高温に溶解したガラスやプラスチック
が金型のパタンに接触しても、金型の表面が変質するこ
とがなく安定に、多数回の成形を得ることが出来る効果
を有する。
【0021】また、パタン層が、結晶粒の小さい多結晶
構造のSiCから構成されることにより、数十nmの結
晶粒の大きさの範囲で亀裂が収束するために、機械的に
強度が増して安定性が高くなる効果がある。
【0022】また、台座がWC、TaC、TiC等の炭
素を含有する合金で構成されることにより、、加工性が
容易になる効果がある。
【0023】また、金型表層のSiC膜と、WCなどの
超硬合金からできている金型台座との界面にSiN膜な
どのを中間膜を設けることにより、WCなどの超硬合金
の台座とSiCの界面で、SiC中やWC中にあるC原
子が自由に拡散して移動することなく、さらに、超硬合
金中のCoなどのバインダの金属原子がSiC中へ拡散
して移動することなく、安定に金型が使用できる。
【0024】また本発明による金型の作製方法は、パタ
ン層であるSiC膜を、Cr膜などの無機物をマスクと
して、プラズマを用いたドライエッチングプロセスによ
り作製する方法を用いることにより、パタンの形状が精
度良く製造することが出来る効果を有する。このような
効果により、パタン形状の精度が高く成形品が、安定に
大量に生産できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一の実施の形態で、台座1の表
面にSiC膜のパタンを有する金型の構造を示す図であ
る。
【図2】本発明による第二の実施の形態で、パタン層で
あるSiC膜と台座1の界面にSiN膜が設けられてい
る金型の構造を示す図である。
【図3】第二の実施の形態のSiC金型を作製する作製
方法を示す図である。図3の(a)は、CVDでSiC
膜がSiN膜で覆われた台座に皮膜された工程、(b)
は(a)のSiC膜上にCr膜とレジストが皮膜された
工程、(c)はレジストがパタン化された工程、(d)
はレジストをマスクとして下地のCr膜がパタン化され
た工程、(e)はCr膜上のレジストが剥離された工
程、(f)はパタン化されたCr膜のパタンをマスクと
して下地のSiCパタンがパタン化された工程、(g)
はSiC膜上のCr膜が剥離され、SiC膜の金型化が
なされた工程を示す図である。
【符号の説明】
1 金型の台座 2 SiC膜 3 SiC膜のパタン 4 SiN膜 5 レジスト膜 6 Cr膜 7 レジストパタン 8 Cr膜のパタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本吉 彰 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 吉原 秀雄 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 4F202 AJ02 AJ07 CA11 CB01 CD07 CD22 CD24 CD30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座と、対象物の表面に所定のパタンを
    刻むためのパタン層を該台座の表層に備え、該パタン層
    がSiC(炭化珪素)で構成されることを特徴とする金
    型。
  2. 【請求項2】 請求項1のパタン層が、多結晶構造のS
    iCから構成されることを特徴とする金型。
  3. 【請求項3】 請求項1の台座がWC、TaC、TiC
    等の炭素を含有する合金で構成されることを特徴とする
    金型。
  4. 【請求項4】 請求項1のパタン層と台座表層の間に、
    SiN(窒化珪素)、SiO2(二酸化珪素)、TiN
    の中間膜のいずれかを備えることを特徴とする金型。
  5. 【請求項5】 台座の表層にSiC膜を被膜する工程
    と、該SiC膜の上にCr膜を被膜する工程と、該Cr
    膜の上にレジスト膜を被膜する工程と、該レジスト膜を
    所定のパタンに加工する工程と、パタン化されたレジス
    ト膜をマスクとして該Cr膜をエッチングする工程と、
    パタン化されたCr膜上のレジスト膜を除去する工程
    と、該パタン化されたCr膜をマスクにして該SiC膜
    をエッチングでパタンニングする工程と、パタン化され
    たSiC膜上のCr膜を除去する工程とを備えることを
    特徴とする金型の作製方法。
  6. 【請求項6】 台座の表層にSiN(窒化珪素)、Si
    2(二酸化珪素)、TiNの中間膜のいずれかを被膜
    する工程と、該中間膜の上にSiC膜を被膜する工程
    と、該SiC膜の上にCr膜を被膜する工程と、該Cr
    膜の上にレジスト膜を被膜する工程と、該レジスト膜を
    所定のパタンに加工する工程と、パタン化されたレジス
    ト膜をマスクとして該Cr膜をエッチングする工程と、
    パタン化されたCr膜上のレジスト膜を除去する工程
    と、該パタン化されたCr膜をマスクにして該SiC膜
    及び該中間膜をエッチングでパタンニングする工程と、
    パタン化されたSiC膜上のCr膜を除去する工程とを
    備えることを特徴とする金型の作製方法。
JP2000287963A 2000-09-22 2000-09-22 金型およびその作製方法 Pending JP2002097030A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100611589B1 (ko) 2004-07-05 2006-08-11 (주)해빛정보 회절소자 제조방법
JP2006289684A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Kobe Steel Ltd 微細加工用型
WO2008106160A1 (en) * 2007-02-28 2008-09-04 Corning Incorporated Method for making microfluid devices
JP2015086109A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 京セラ株式会社 セラミック体と金属体との接合体、およびセラミック体と金属体との接合体の製造方法

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