JP2002089731A - 電動流量調整弁及び冷凍サイクル装置 - Google Patents
電動流量調整弁及び冷凍サイクル装置Info
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動モータを小形化して、全体の構成を小形
化し、また、配設スペースを小さくする。 【解決手段】 本発明の電動流量調整弁11は、ほぼ円
筒状のパイプ12を備え、このパイプ12の内部に、ロ
ータ17、減速装置22及び移動機構28を設け、移動
機構28の移動部材30の先端部に弁体32を設け、パ
イプ12の一端部の内部に弁体32が嵌合したときに閉
塞される孔33bを有する弁座33を設け、更に、パイ
プ12の外部にステータ34を設けるように構成したも
のである。この構成によれば、駆動モータ37のトルク
を小さく設定することが可能になり、小形化できる。
化し、また、配設スペースを小さくする。 【解決手段】 本発明の電動流量調整弁11は、ほぼ円
筒状のパイプ12を備え、このパイプ12の内部に、ロ
ータ17、減速装置22及び移動機構28を設け、移動
機構28の移動部材30の先端部に弁体32を設け、パ
イプ12の一端部の内部に弁体32が嵌合したときに閉
塞される孔33bを有する弁座33を設け、更に、パイ
プ12の外部にステータ34を設けるように構成したも
のである。この構成によれば、駆動モータ37のトルク
を小さく設定することが可能になり、小形化できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基体や液体等の流
体の流量を調整する機能を備えた電動流量調整弁及びこ
の電動流量調整弁を使用した冷凍サイクル装置に関す
る。
体の流量を調整する機能を備えた電動流量調整弁及びこ
の電動流量調整弁を使用した冷凍サイクル装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫や空気調和装置等に組み込まれて
いる冷凍サイクル装置においては、凝縮器と蒸発器との
間に設けた膨張器によって、凝縮器から出力された高温
高圧の液冷媒を蒸発し易い状態となるように減圧し、蒸
発器において冷媒の最適流量が確保されるように構成さ
れている。上記膨張器は、キャピラリチューブ、固定絞
り手段、可変絞り手段等で構成されている。固定絞り手
段は、例えば固定オリフィスにより構成されている。ま
た、可変絞り手段は、例えばデューティ比制御の電磁弁
や、手動式膨張弁や、温度膨張弁や、電動流量調整弁
(電動式リニア膨張弁)等により構成されている。
いる冷凍サイクル装置においては、凝縮器と蒸発器との
間に設けた膨張器によって、凝縮器から出力された高温
高圧の液冷媒を蒸発し易い状態となるように減圧し、蒸
発器において冷媒の最適流量が確保されるように構成さ
れている。上記膨張器は、キャピラリチューブ、固定絞
り手段、可変絞り手段等で構成されている。固定絞り手
段は、例えば固定オリフィスにより構成されている。ま
た、可変絞り手段は、例えばデューティ比制御の電磁弁
や、手動式膨張弁や、温度膨張弁や、電動流量調整弁
(電動式リニア膨張弁)等により構成されている。
【0003】ここで、上記電動流量調整弁の一例とし
て、特開平10−141536号公報に記載された装置
がある。この装置は、図15に示すように、直交する流
体出入口1、2と、一方の流体出入口2の貫通孔2aを
開閉する弁体3と、この弁体3を回転駆動するステッピ
ングモータ4とから構成されている。弁体3は、その回
転量に応じて貫通孔2aの開放量、即ち、流体の流量を
調整できるように構成されている。
て、特開平10−141536号公報に記載された装置
がある。この装置は、図15に示すように、直交する流
体出入口1、2と、一方の流体出入口2の貫通孔2aを
開閉する弁体3と、この弁体3を回転駆動するステッピ
ングモータ4とから構成されている。弁体3は、その回
転量に応じて貫通孔2aの開放量、即ち、流体の流量を
調整できるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の電動流量調整弁の場合、ステッピングモータ4
のロータ4aに弁体3を直接連結して該弁体3を回転駆
動する構成であるので、ステッピングモータ4の駆動ト
ルクを大きく設定する必要がある。このため、ステッピ
ングモータ4として大形のものを使用しなければなら
ず、電動流量調整弁の全体構成が大形になるという不具
合がある。また、ステッピングモータ4のロータ4aの
軸受を、弁体3を回転可能に支持する機構部で兼用する
構成であるため、軸損失が大きくなるという欠点もあ
る。
来構成の電動流量調整弁の場合、ステッピングモータ4
のロータ4aに弁体3を直接連結して該弁体3を回転駆
動する構成であるので、ステッピングモータ4の駆動ト
ルクを大きく設定する必要がある。このため、ステッピ
ングモータ4として大形のものを使用しなければなら
ず、電動流量調整弁の全体構成が大形になるという不具
合がある。また、ステッピングモータ4のロータ4aの
軸受を、弁体3を回転可能に支持する機構部で兼用する
構成であるため、軸損失が大きくなるという欠点もあ
る。
【0005】更に、流体出入口1、2が直交する構成で
あるため、電動流量調整弁を配設するために必要なスペ
ースが大きくなるという欠点もある。更にまた、ステッ
ピングモータ4のステップ角で弁体3の開放量が決まる
構成であるため、流体の流量を高精度に調整するには、
ステッピングモータ4のステップ角を小さくする必要が
ある。このため、流量を高精度に調整しようとすると、
ステッピングモータ4を大形化しなければならず、それ
だけ全体の構成が大きくなってしまうという不具合があ
る。
あるため、電動流量調整弁を配設するために必要なスペ
ースが大きくなるという欠点もある。更にまた、ステッ
ピングモータ4のステップ角で弁体3の開放量が決まる
構成であるため、流体の流量を高精度に調整するには、
ステッピングモータ4のステップ角を小さくする必要が
ある。このため、流量を高精度に調整しようとすると、
ステッピングモータ4を大形化しなければならず、それ
だけ全体の構成が大きくなってしまうという不具合があ
る。
【0006】そこで、本発明の目的は、駆動モータを小
形化することができて、全体の構成を小形化し得、ま
た、配設スペースを小さくすることができ、また、弁体
と弁座の食い付きを防止することができる電動流量調整
弁及び冷凍サイクル装置を提供するにある。
形化することができて、全体の構成を小形化し得、ま
た、配設スペースを小さくすることができ、また、弁体
と弁座の食い付きを防止することができる電動流量調整
弁及び冷凍サイクル装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電動流量調整弁
は、非磁性の金属部材からなるほぼ円筒状のパイプと、
このパイプの内部に回転可能に設けられ径方向に多極に
磁化された永久磁石及び回転軸を備えたロータと、前記
パイプの内部に設けられ前記回転軸を回転可能に支承す
る軸受と、前記パイプの内部に設けられ前記回転軸に連
結された減速装置と、前記パイプの内部に設けられ軸方
向に移動可能な移動子を有すると共に前記減速装置の出
力軸の回転力を軸方向の移動力に変換して前記移動子に
伝達する移動機構と、前記移動子の先端部に設けられた
弁体と、前記パイプの一端部の内部に設けられ前記弁体
が嵌合したときに閉塞される孔を有する弁座と、前記パ
イプの外部に設けられたステータと、前記パイプの両端
部に設けられた流体出入口とを備えて成るところに特徴
を有する。
は、非磁性の金属部材からなるほぼ円筒状のパイプと、
このパイプの内部に回転可能に設けられ径方向に多極に
磁化された永久磁石及び回転軸を備えたロータと、前記
パイプの内部に設けられ前記回転軸を回転可能に支承す
る軸受と、前記パイプの内部に設けられ前記回転軸に連
結された減速装置と、前記パイプの内部に設けられ軸方
向に移動可能な移動子を有すると共に前記減速装置の出
力軸の回転力を軸方向の移動力に変換して前記移動子に
伝達する移動機構と、前記移動子の先端部に設けられた
弁体と、前記パイプの一端部の内部に設けられ前記弁体
が嵌合したときに閉塞される孔を有する弁座と、前記パ
イプの外部に設けられたステータと、前記パイプの両端
部に設けられた流体出入口とを備えて成るところに特徴
を有する。
【0008】に特徴を有する。
【0009】上記構成によれば、ロータと移動機構(即
ち、弁体)との間に減速装置を介在させるように構成し
たので、駆動モータのトルクとして必要なトルクを小さ
くすることができる。このため、駆動モータ、即ち、ロ
ータ及びステータを小形化することができるから、電動
流量調整弁の全体の構成を小形化することができる。ま
た、パイプの両端部に流体出入口を設けたので、電動流
量調整弁の配設スペースを小さくすることができる。
ち、弁体)との間に減速装置を介在させるように構成し
たので、駆動モータのトルクとして必要なトルクを小さ
くすることができる。このため、駆動モータ、即ち、ロ
ータ及びステータを小形化することができるから、電動
流量調整弁の全体の構成を小形化することができる。ま
た、パイプの両端部に流体出入口を設けたので、電動流
量調整弁の配設スペースを小さくすることができる。
【0010】また、上記構成の場合、前記減速装置を遊
星減速機で構成することが好ましい。更に、前記移動機
構を、前記減速装置の出力軸に設けられたねじ部と、前
記移動子に前記ねじ部が螺挿可能なように設けられたね
じ孔部と、前記移動子に設けられた回り止め用の凸部
と、前記パイプの内周部に設けられ前記凸部を受ける受
け部とから構成することが良い構成である。更にまた、
前記弁体を、円錐形状に形成することが好ましい構成で
ある。
星減速機で構成することが好ましい。更に、前記移動機
構を、前記減速装置の出力軸に設けられたねじ部と、前
記移動子に前記ねじ部が螺挿可能なように設けられたね
じ孔部と、前記移動子に設けられた回り止め用の凸部
と、前記パイプの内周部に設けられ前記凸部を受ける受
け部とから構成することが良い構成である。更にまた、
前記弁体を、円錐形状に形成することが好ましい構成で
ある。
【0011】そして、前記パイプの外周部の一端部また
は両端部に連結用のねじ部を設け、前記減速装置を前記
パイプの内部に取り付けるための減速装置取付部材を備
え、この減速装置取付部材に流体を通すように貫通孔を
設け、前記軸受を前記パイプの内部に取り付けるための
軸受取付部材を備え、この軸受取付部材に流体を通すよ
うに貫通孔を設けるように構成することがより一層好ま
しい。
は両端部に連結用のねじ部を設け、前記減速装置を前記
パイプの内部に取り付けるための減速装置取付部材を備
え、この減速装置取付部材に流体を通すように貫通孔を
設け、前記軸受を前記パイプの内部に取り付けるための
軸受取付部材を備え、この軸受取付部材に流体を通すよ
うに貫通孔を設けるように構成することがより一層好ま
しい。
【0012】また、前記軸受を、自己潤滑性を有する摺
動部品材料と、樹脂若しくは金属とからなる複合材料で
構成することが良い構成である。更に、前記軸受を、ア
モルファスカーボン若しくは球状のアモルファスカーボ
ンと、ポリフェニレンサルファイド(PPS)若しくは
ポリアミドイミド(PAI)とからなる複合材料で構成
することも好ましい構成である。更にまた、前記軸受
を、二流化タングステンとタングステンとからなる複合
焼結材、または、銅−錫合金と黒鉛および二流化タング
ステンとからなる複合焼結材、または、ニッケルと黒鉛
と窒化ホウ素とからなる複合焼結材のいずれかで構成す
ることが好ましい。
動部品材料と、樹脂若しくは金属とからなる複合材料で
構成することが良い構成である。更に、前記軸受を、ア
モルファスカーボン若しくは球状のアモルファスカーボ
ンと、ポリフェニレンサルファイド(PPS)若しくは
ポリアミドイミド(PAI)とからなる複合材料で構成
することも好ましい構成である。更にまた、前記軸受
を、二流化タングステンとタングステンとからなる複合
焼結材、または、銅−錫合金と黒鉛および二流化タング
ステンとからなる複合焼結材、または、ニッケルと黒鉛
と窒化ホウ素とからなる複合焼結材のいずれかで構成す
ることが好ましい。
【0013】一方、前記減速装置に、その出力軸に作用
する負荷が大きくなったときに前記回転軸の回転力を前
記出力軸へ伝達しないようにするクラッチ機構を設ける
ように構成することが好ましい。この場合、減速装置を
遊星減速機で構成することが良い構成である。また、前
記移動機構を、前記減速装置の出力軸に設けられたねじ
部と、前記移動子に前記ねじ部が螺挿可能なように設け
られたねじ孔部と、前記移動子に設けられた回り止め用
の凸部と、前記パイプの内周部に設けられ前記凸部を受
ける受け部とから構成することが好ましい。
する負荷が大きくなったときに前記回転軸の回転力を前
記出力軸へ伝達しないようにするクラッチ機構を設ける
ように構成することが好ましい。この場合、減速装置を
遊星減速機で構成することが良い構成である。また、前
記移動機構を、前記減速装置の出力軸に設けられたねじ
部と、前記移動子に前記ねじ部が螺挿可能なように設け
られたねじ孔部と、前記移動子に設けられた回り止め用
の凸部と、前記パイプの内周部に設けられ前記凸部を受
ける受け部とから構成することが好ましい。
【0014】更に、前記クラッチ機構を、前記遊星減速
機において、2つの内歯車の従動側と固定側を入れ替え
る構成によって実現することが好ましい構成である。こ
の場合、遊星減速機の2つの内歯車のうちの一方を前記
出力軸に固定し、他方を前記パイプの内周部に回転可能
に設けられた減速装置ケーシングに固定し、更に、前記
減速装置ケーシングと前記パイプの内周部との間の摩擦
力をAとし、前記移動機構の移動子の摩擦力をBとし、
前記移動機構のねじ部の緩み力をCとし、前記移動機構
のねじ部の締付け力をDとしたときに、 B<C<A<D が成立するように構成することが好ましい。
機において、2つの内歯車の従動側と固定側を入れ替え
る構成によって実現することが好ましい構成である。こ
の場合、遊星減速機の2つの内歯車のうちの一方を前記
出力軸に固定し、他方を前記パイプの内周部に回転可能
に設けられた減速装置ケーシングに固定し、更に、前記
減速装置ケーシングと前記パイプの内周部との間の摩擦
力をAとし、前記移動機構の移動子の摩擦力をBとし、
前記移動機構のねじ部の緩み力をCとし、前記移動機構
のねじ部の締付け力をDとしたときに、 B<C<A<D が成立するように構成することが好ましい。
【0015】また、前記パイプの内周部に環状の凹部を
設け、前記減速装置ケーシングの外周部に前記凹部に摺
動可能に嵌合する環状の凸部を設け、この凸部の外周面
部または前記凹部の内周面部の少なくとも一方に二流化
モリブデンやフッ素樹脂等からなる固体潤滑被膜を設
け、そして、前記凸部を軸方向に付勢して前記凹部の内
面に押し当てる付勢手段を設けるように構成しても良
い。
設け、前記減速装置ケーシングの外周部に前記凹部に摺
動可能に嵌合する環状の凸部を設け、この凸部の外周面
部または前記凹部の内周面部の少なくとも一方に二流化
モリブデンやフッ素樹脂等からなる固体潤滑被膜を設
け、そして、前記凸部を軸方向に付勢して前記凹部の内
面に押し当てる付勢手段を設けるように構成しても良
い。
【0016】更に、前記減速装置の出力軸と前記移動機
構との間を、軸方向に少なくとも単極に着磁された第1
の永久磁石と、磁性体または前記第1の永久磁石と異極
となるように軸方向に少なくとも単極に着磁された第2
の永久磁石とからなる磁気連結機構によって連結する構
成が好ましい。この場合、前記第1の永久磁石と、前記
磁性体または前記第2の永久磁石とが当接する当接面部
に、二流化モリブデンやフッ素樹脂等からなる固体潤滑
被膜を設けても良い。
構との間を、軸方向に少なくとも単極に着磁された第1
の永久磁石と、磁性体または前記第1の永久磁石と異極
となるように軸方向に少なくとも単極に着磁された第2
の永久磁石とからなる磁気連結機構によって連結する構
成が好ましい。この場合、前記第1の永久磁石と、前記
磁性体または前記第2の永久磁石とが当接する当接面部
に、二流化モリブデンやフッ素樹脂等からなる固体潤滑
被膜を設けても良い。
【0017】また、前記第1の永久磁石と、前記磁性体
または前記第2の永久磁石との間の摩擦力をEとし、前
記移動機構の移動子の摩擦力をBとし、前記移動機構の
ねじ部の緩み力をCとし、前記移動機構のねじ部の締付
け力をDとしたときに、 B<C<E<D が成立するように構成することが好ましい構成である。
または前記第2の永久磁石との間の摩擦力をEとし、前
記移動機構の移動子の摩擦力をBとし、前記移動機構の
ねじ部の緩み力をCとし、前記移動機構のねじ部の締付
け力をDとしたときに、 B<C<E<D が成立するように構成することが好ましい構成である。
【0018】更にまた、前記移動機構の前記移動子の凸
部における径方向の外側の端部に第3の永久磁石を設
け、前記パイプの外周部における前記第3の永久磁石と
対向する位置に磁気検出素子を設けることが良い構成で
ある。この場合、前記凸部の形状を扇形に形成し、この
扇形の凸部の周方向の端部を2個の受け部で受けるよう
に構成し、これら2個の受け部がなす角度を、前記凸部
の扇角よりも大きく構成しても良い。また、前記第3の
永久磁石の形状を、扇形に形成すると共に、軸方向にそ
の肉厚が薄くまたは厚くなるように構成することも好ま
しい。
部における径方向の外側の端部に第3の永久磁石を設
け、前記パイプの外周部における前記第3の永久磁石と
対向する位置に磁気検出素子を設けることが良い構成で
ある。この場合、前記凸部の形状を扇形に形成し、この
扇形の凸部の周方向の端部を2個の受け部で受けるよう
に構成し、これら2個の受け部がなす角度を、前記凸部
の扇角よりも大きく構成しても良い。また、前記第3の
永久磁石の形状を、扇形に形成すると共に、軸方向にそ
の肉厚が薄くまたは厚くなるように構成することも好ま
しい。
【0019】一方、圧縮機、凝縮器、膨張器、蒸発器を
順に有し、前記膨張器の入口側または出口側に差圧調整
弁を有する冷凍サイクル装置において、前記差圧調整弁
として、請求項1ないし20のいずれかに記載の電動流
量調整弁を使用することが好ましい構成である。
順に有し、前記膨張器の入口側または出口側に差圧調整
弁を有する冷凍サイクル装置において、前記差圧調整弁
として、請求項1ないし20のいずれかに記載の電動流
量調整弁を使用することが好ましい構成である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
いて、図1ないし図7を参照しながら説明する。まず、
図1は本実施例の電動流量調整弁11の全体の縦断面図
である。この図1に示すように、電動流量調整弁11の
本体(外郭)を構成するパイプ12は、非磁性の金属部
材、例えば銅やアルミニウムやSUS304等製の部材
からなるほぼ円筒状のパイプである。このパイプ12の
上端部及び下端部が、流体出入口13及び14となって
いる。
いて、図1ないし図7を参照しながら説明する。まず、
図1は本実施例の電動流量調整弁11の全体の縦断面図
である。この図1に示すように、電動流量調整弁11の
本体(外郭)を構成するパイプ12は、非磁性の金属部
材、例えば銅やアルミニウムやSUS304等製の部材
からなるほぼ円筒状のパイプである。このパイプ12の
上端部及び下端部が、流体出入口13及び14となって
いる。
【0021】そして、パイプ12の外周部の上端部及び
下端部には、連結用のねじ部15及び16が形成されて
いる。これらねじ部15及び16を介して、パイプ12
の流体出入口13及び14が、冷凍サイクルの他の流体
パイプ(例えば冷媒を流通させるパイプ)に連結される
ように構成されている。
下端部には、連結用のねじ部15及び16が形成されて
いる。これらねじ部15及び16を介して、パイプ12
の流体出入口13及び14が、冷凍サイクルの他の流体
パイプ(例えば冷媒を流通させるパイプ)に連結される
ように構成されている。
【0022】また、上記パイプ12の内部におけるほぼ
中間部分には、永久磁石型のロータ17が回転可能に設
けられている。このロータ17は、径方向に多極に磁化
された永久磁石18と、この永久磁石18の軸心に貫通
するように設けられた回転軸19とを備えて構成されて
いる。永久磁石18と回転軸19は、例えば接着やかし
めや溶接等の方法により一体に回転するように固着され
ている。
中間部分には、永久磁石型のロータ17が回転可能に設
けられている。このロータ17は、径方向に多極に磁化
された永久磁石18と、この永久磁石18の軸心に貫通
するように設けられた回転軸19とを備えて構成されて
いる。永久磁石18と回転軸19は、例えば接着やかし
めや溶接等の方法により一体に回転するように固着され
ている。
【0023】上記回転軸19の上端部は、軸受20によ
り回転可能に支承されている。この軸受20は、例えば
自己潤滑性を有するすべり軸受により構成されている。
この自己潤滑性を有するすべり軸受としては、例えばア
モルファスカーボン若しくは球状のアモルファスカーボ
ンと、ポリフェニレンサルファイド(PPS)若しくは
ポリアミドイミド(PAI)等の樹脂とを混合した複合
材料で成形(構成)された樹脂系軸受や、二流化タング
ステンとタングステンとからなる複合焼結材、または、
銅−錫合金と黒鉛および二流化タングステンとからなる
複合焼結材、または、ニッケルと黒鉛と窒化ホウ素とか
らなる複合焼結材のいずれかで構成された金属系軸受な
どを用いることが好ましい。
り回転可能に支承されている。この軸受20は、例えば
自己潤滑性を有するすべり軸受により構成されている。
この自己潤滑性を有するすべり軸受としては、例えばア
モルファスカーボン若しくは球状のアモルファスカーボ
ンと、ポリフェニレンサルファイド(PPS)若しくは
ポリアミドイミド(PAI)等の樹脂とを混合した複合
材料で成形(構成)された樹脂系軸受や、二流化タング
ステンとタングステンとからなる複合焼結材、または、
銅−錫合金と黒鉛および二流化タングステンとからなる
複合焼結材、または、ニッケルと黒鉛と窒化ホウ素とか
らなる複合焼結材のいずれかで構成された金属系軸受な
どを用いることが好ましい。
【0024】そして、上記軸受20は、パイプ12の内
部に軸受ハウジング(軸受取付部材)21を介して取り
付けられている。この軸受ハウジング21は、図5にも
示すように、円環状の部材であり、その内周部に設けら
れた収容部21a内に上記軸受20を例えば接着等によ
り固着している。上記軸受ハウジング21は、パイプ1
2の内部に例えば接着等により固着されている。そし
て、軸受ハウジング21には、図5にも示すように、例
えば4個の貫通孔21bが形成されている。
部に軸受ハウジング(軸受取付部材)21を介して取り
付けられている。この軸受ハウジング21は、図5にも
示すように、円環状の部材であり、その内周部に設けら
れた収容部21a内に上記軸受20を例えば接着等によ
り固着している。上記軸受ハウジング21は、パイプ1
2の内部に例えば接着等により固着されている。そし
て、軸受ハウジング21には、図5にも示すように、例
えば4個の貫通孔21bが形成されている。
【0025】また、パイプ12の内部における上記回転
軸19の下端部側には、遊星減速機(減速装置)22が
配設されている。この遊星減速機22の入力部には、上
記回転軸19の下端部が嵌合連結されて接着等により固
着されている。即ち、ロータ17の回転軸19が、遊星
減速機22の入力軸となっている。また、遊星減速機2
2の出力軸23は、軸受24により回転可能に支承され
ている。この軸受24は、遊星減速機22の円筒状のケ
ース25の内部に取付部材26を介して取付られてい
る。この場合、軸受24と取付部材26は、例えば接着
等により固着されている。また、取付部材26とケース
25は、例えば接着等により固着されている。
軸19の下端部側には、遊星減速機(減速装置)22が
配設されている。この遊星減速機22の入力部には、上
記回転軸19の下端部が嵌合連結されて接着等により固
着されている。即ち、ロータ17の回転軸19が、遊星
減速機22の入力軸となっている。また、遊星減速機2
2の出力軸23は、軸受24により回転可能に支承され
ている。この軸受24は、遊星減速機22の円筒状のケ
ース25の内部に取付部材26を介して取付られてい
る。この場合、軸受24と取付部材26は、例えば接着
等により固着されている。また、取付部材26とケース
25は、例えば接着等により固着されている。
【0026】上記軸受24は、前記軸受20と同じ構成
の軸受、即ち、自己潤滑性を有するすべり軸受により構
成されている。そして、この構成の場合、ロータ17の
回転軸19は、軸受20と軸受24とにより回転可能に
支承されている。また、回転軸19と出力軸23は、同
一軸線(即ち、パイプ12の軸線)上に配置されてい
る。
の軸受、即ち、自己潤滑性を有するすべり軸受により構
成されている。そして、この構成の場合、ロータ17の
回転軸19は、軸受20と軸受24とにより回転可能に
支承されている。また、回転軸19と出力軸23は、同
一軸線(即ち、パイプ12の軸線)上に配置されてい
る。
【0027】そして、遊星減速機22のケース25は、
パイプ12の内部に減速機ハウジング(減速機取付部
材)27を介して取り付けられている。この減速機ハウ
ジング27は、図6にも示すように、円環状の部材であ
り、その内周部27aに上記ケース25を例えば接着等
により固着している。上記軸受ハウジング27は、パイ
プ12の内部に例えば接着等により固着されている。そ
して、軸受ハウジング27には、図6にも示すように、
例えば4個の貫通孔27bが形成されている。
パイプ12の内部に減速機ハウジング(減速機取付部
材)27を介して取り付けられている。この減速機ハウ
ジング27は、図6にも示すように、円環状の部材であ
り、その内周部27aに上記ケース25を例えば接着等
により固着している。上記軸受ハウジング27は、パイ
プ12の内部に例えば接着等により固着されている。そ
して、軸受ハウジング27には、図6にも示すように、
例えば4個の貫通孔27bが形成されている。
【0028】さて、パイプ12の内部における遊星減速
機22の下方には、遊星減速機22の出力軸23の回転
力を軸方向の移動力に変換する移動機構28が設けられ
ている。この移動機構28は、出力軸23の先端部に取
り付けられたねじ部材(ねじ部)29と、パイプ12の
軸方向に往復移動可能に設けられた移動部材(移動子)
30とを備えている。ねじ部材29には、出力軸23を
嵌合する貫通孔23aが形成されており、この貫通孔2
3a内に出力軸23を嵌合して例えば接着や焼き嵌め等
により固着している。上記ねじ部材29の外周部には、
ねじ部29bが形成されている(図2も参照)。
機22の下方には、遊星減速機22の出力軸23の回転
力を軸方向の移動力に変換する移動機構28が設けられ
ている。この移動機構28は、出力軸23の先端部に取
り付けられたねじ部材(ねじ部)29と、パイプ12の
軸方向に往復移動可能に設けられた移動部材(移動子)
30とを備えている。ねじ部材29には、出力軸23を
嵌合する貫通孔23aが形成されており、この貫通孔2
3a内に出力軸23を嵌合して例えば接着や焼き嵌め等
により固着している。上記ねじ部材29の外周部には、
ねじ部29bが形成されている(図2も参照)。
【0029】また、移動部材30は、円筒状部材31
と、この円筒状部材31の図1中下端部に取り付けられ
た弁体32とから構成されている。この場合、弁体32
は、移動部材30の先端部に設けられる構成となってい
る。上記円筒状部材31の内周部には、上記ねじ部材2
9のねじ部29bが噛み合うねじ部31aが形成されて
おり、該円筒状部材31の内部にねじ部材29が螺挿さ
れている。そして、円筒状部材31の外周部の図1中上
端部には、図2にも示すように、2個の突片状の凸部3
1b、31bが横方向に突設されている。
と、この円筒状部材31の図1中下端部に取り付けられ
た弁体32とから構成されている。この場合、弁体32
は、移動部材30の先端部に設けられる構成となってい
る。上記円筒状部材31の内周部には、上記ねじ部材2
9のねじ部29bが噛み合うねじ部31aが形成されて
おり、該円筒状部材31の内部にねじ部材29が螺挿さ
れている。そして、円筒状部材31の外周部の図1中上
端部には、図2にも示すように、2個の突片状の凸部3
1b、31bが横方向に突設されている。
【0030】ここで、パイプ12の内周部には、図1な
いし図3に示すように、上記2個の凸部31b、31b
を受ける例えば段状の受部12a、12aが形成されて
いる。この構成の場合、円筒状部材31(移動部材3
0)の凸部31b、31bがパイプ12の受部12a、
12aに当接することにより、回り止めされる構成とな
っている。即ち、上記凸部31b、31bが、回り止め
用の凸部である。
いし図3に示すように、上記2個の凸部31b、31b
を受ける例えば段状の受部12a、12aが形成されて
いる。この構成の場合、円筒状部材31(移動部材3
0)の凸部31b、31bがパイプ12の受部12a、
12aに当接することにより、回り止めされる構成とな
っている。即ち、上記凸部31b、31bが、回り止め
用の凸部である。
【0031】そして、このようにして、円筒状部材31
(移動部材30)が回り止めされた状態で、ねじ部材2
9(出力軸23)が回転されると、円筒状部材31(移
動部材30)が軸方向に移動されるように構成されてい
る。この場合、円筒状部材31(移動部材30)の移動
方向は、ねじ部材29(出力軸23)の回転方向で決ま
る。即ち、ねじ部材29を一方向へ回転させると、円筒
状部材31が図1中下方へ移動され、ねじ部材29を反
対方向へ回転させると、円筒状部材31が図1中上方へ
移動される構成となっている。
(移動部材30)が回り止めされた状態で、ねじ部材2
9(出力軸23)が回転されると、円筒状部材31(移
動部材30)が軸方向に移動されるように構成されてい
る。この場合、円筒状部材31(移動部材30)の移動
方向は、ねじ部材29(出力軸23)の回転方向で決ま
る。即ち、ねじ部材29を一方向へ回転させると、円筒
状部材31が図1中下方へ移動され、ねじ部材29を反
対方向へ回転させると、円筒状部材31が図1中上方へ
移動される構成となっている。
【0032】一方、上記弁体32は、円筒状部材31の
内部に嵌合固定された円板部32aと、この円板部32
aの図1中の下面中心部から下方へ向けて突設された凸
部32bとから構成されている。この凸部32bは、そ
の先端部が例えばほぼ円錐形状をなすように形成されて
いる。
内部に嵌合固定された円板部32aと、この円板部32
aの図1中の下面中心部から下方へ向けて突設された凸
部32bとから構成されている。この凸部32bは、そ
の先端部が例えばほぼ円錐形状をなすように形成されて
いる。
【0033】また、パイプ12の内部の図1中下端部に
は、有底短円筒状の弁座33が例えば接着や溶接等によ
り取り付けられている。この弁座33の底壁部33aに
は、図1及び図4に示すように、移動部材30の弁体3
2の凸部32bが嵌合したときに閉塞される孔33bが
形成されている。この孔33bの内周部の図1上端部に
は、上記弁体32の凸部32bが嵌合するときに案内す
るテーパー部分が形成されている。
は、有底短円筒状の弁座33が例えば接着や溶接等によ
り取り付けられている。この弁座33の底壁部33aに
は、図1及び図4に示すように、移動部材30の弁体3
2の凸部32bが嵌合したときに閉塞される孔33bが
形成されている。この孔33bの内周部の図1上端部に
は、上記弁体32の凸部32bが嵌合するときに案内す
るテーパー部分が形成されている。
【0034】さて、パイプ12の外周部のうちの前記ロ
ータ17に対応する部分には、ステータ34が設けられ
ている。このステータ34は、パイプ12の外周部に取
り付けられたステータコア35と、このステータコア3
5に巻装されたステータコイル36とから構成されてい
る。そして、上記ステータ34とロータ17とから電動
流量調整弁11の駆動モータ37が構成されている。
尚、この駆動モータ37は、永久磁石形のロータ17を
備えたモータ、例えばステッピングモータやDCブラシ
レスモータ等から構成されたモータである。
ータ17に対応する部分には、ステータ34が設けられ
ている。このステータ34は、パイプ12の外周部に取
り付けられたステータコア35と、このステータコア3
5に巻装されたステータコイル36とから構成されてい
る。そして、上記ステータ34とロータ17とから電動
流量調整弁11の駆動モータ37が構成されている。
尚、この駆動モータ37は、永久磁石形のロータ17を
備えたモータ、例えばステッピングモータやDCブラシ
レスモータ等から構成されたモータである。
【0035】次に、上記構成の電動流量調整弁11の動
作について説明する。ステータコイル36に通電してロ
ータ17を回転させると、回転軸19の回転が遊星減速
機22により減速されて、その出力軸23が低速且つ高
トルクで回転する。これにより、移動機構28のねじ部
材29が回転され、このとき、移動部材30の円筒部材
31が回り止めされているから、円筒部材31が軸方向
に移動される。
作について説明する。ステータコイル36に通電してロ
ータ17を回転させると、回転軸19の回転が遊星減速
機22により減速されて、その出力軸23が低速且つ高
トルクで回転する。これにより、移動機構28のねじ部
材29が回転され、このとき、移動部材30の円筒部材
31が回り止めされているから、円筒部材31が軸方向
に移動される。
【0036】これにより、円筒部材31に取り付けられ
た弁体32が軸方向に移動され、例えば、弁体32が図
1中下方へ移動されると、弁体32の円錐形状の凸部3
2bが弁座33の孔33bに近付き、該孔33bの開口
量がしだいに少なくなる。そして、弁体32の凸部32
bが弁座33の孔33bに嵌合すると、孔33bが閉塞
状態となる。反対に、弁体32が図1中上方へ移動され
ると、弁体32の円錐形状の凸部32bが弁座33の孔
33bから遠ざかる方向に移動され、該孔33bの開口
量がしだいに多くなり、やがて孔33bが完全開放状態
となる。この場合、弁体32、即ち、移動部材30の移
動方向は、ロータ17の回転方向を正逆切り替えること
により、切替可能となっている。
た弁体32が軸方向に移動され、例えば、弁体32が図
1中下方へ移動されると、弁体32の円錐形状の凸部3
2bが弁座33の孔33bに近付き、該孔33bの開口
量がしだいに少なくなる。そして、弁体32の凸部32
bが弁座33の孔33bに嵌合すると、孔33bが閉塞
状態となる。反対に、弁体32が図1中上方へ移動され
ると、弁体32の円錐形状の凸部32bが弁座33の孔
33bから遠ざかる方向に移動され、該孔33bの開口
量がしだいに多くなり、やがて孔33bが完全開放状態
となる。この場合、弁体32、即ち、移動部材30の移
動方向は、ロータ17の回転方向を正逆切り替えること
により、切替可能となっている。
【0037】そして、パイプ12の両端部の流体出入口
13、14のうち、例えば流体出入口13から流体がパ
イプ12内へ流入し、流体出入口14から流出されるよ
うに流体パイプが連結されているとする。この状態で、
上述したようにして、弁体32が図1中上方へ移動され
て弁座33の孔33bが開放されると、流体出入口13
からパイプ12内へ流入した流体は、軸受ハウジング2
1の貫通孔21bを通り、減速機ハウジング27の貫通
孔27bを通り、弁座33の孔33bを通り、流体出入
口14から流出される構成となっている。そして、弁座
33の孔33bの開放量(即ち、弁体32の移動位置)
を制御することにより、電動流量調整弁11を通る流体
の流量を調整することが可能なように構成されている。
この場合、弁体32の移動位置の制御は、駆動モータ3
7の回転方向及び回転数を制御することにより実現する
ように構成されている。
13、14のうち、例えば流体出入口13から流体がパ
イプ12内へ流入し、流体出入口14から流出されるよ
うに流体パイプが連結されているとする。この状態で、
上述したようにして、弁体32が図1中上方へ移動され
て弁座33の孔33bが開放されると、流体出入口13
からパイプ12内へ流入した流体は、軸受ハウジング2
1の貫通孔21bを通り、減速機ハウジング27の貫通
孔27bを通り、弁座33の孔33bを通り、流体出入
口14から流出される構成となっている。そして、弁座
33の孔33bの開放量(即ち、弁体32の移動位置)
を制御することにより、電動流量調整弁11を通る流体
の流量を調整することが可能なように構成されている。
この場合、弁体32の移動位置の制御は、駆動モータ3
7の回転方向及び回転数を制御することにより実現する
ように構成されている。
【0038】さて、上記電動流量調整弁11を、例えば
空気調和装置(エアコン)に組み込まれた冷凍サイクル
装置に使用されている差圧調整弁に適用した実施例につ
いて、図7を参照して簡単に説明する。図7に示すよう
に、上記冷凍サイクル装置38は、圧縮機39、凝縮器
40、差圧調整弁41、膨張器42、蒸発器43を順に
冷媒パイプ44で接続して構成されている。ここで、上
記差圧調整弁41として、前述した構成の電動流量調整
弁11を使用している。この構成の場合、膨張器42の
入口側に差圧調整弁41が設けられている。尚、膨張器
42の出口側に差圧調整弁41を設けるように構成して
も良い。
空気調和装置(エアコン)に組み込まれた冷凍サイクル
装置に使用されている差圧調整弁に適用した実施例につ
いて、図7を参照して簡単に説明する。図7に示すよう
に、上記冷凍サイクル装置38は、圧縮機39、凝縮器
40、差圧調整弁41、膨張器42、蒸発器43を順に
冷媒パイプ44で接続して構成されている。ここで、上
記差圧調整弁41として、前述した構成の電動流量調整
弁11を使用している。この構成の場合、膨張器42の
入口側に差圧調整弁41が設けられている。尚、膨張器
42の出口側に差圧調整弁41を設けるように構成して
も良い。
【0039】また、凝縮器40は、室外ファン装置45
の送風作用により冷却されるように構成されている。更
に、蒸発器43にて生成された冷気は、室内ファン装置
46の送風作用により室内へ送風されるように構成され
ている。
の送風作用により冷却されるように構成されている。更
に、蒸発器43にて生成された冷気は、室内ファン装置
46の送風作用により室内へ送風されるように構成され
ている。
【0040】このような構成の本実施例によれば、ロー
タ17と弁体32の移動機構28との間に遊星減速機2
2を介在させるように構成したので、駆動モータ37の
トルクとして必要なトルクを小さくすることができる。
このため、駆動モータ37、即ち、ロータ17及びステ
ータ34を小形化することができるから、電動流量調整
弁11の全体の構成を小形化することができる。そし
て、パイプ12の両端部に流体出入口13、14を設け
たので、電動流量調整弁11の配設スペースを小さくす
ることができる。
タ17と弁体32の移動機構28との間に遊星減速機2
2を介在させるように構成したので、駆動モータ37の
トルクとして必要なトルクを小さくすることができる。
このため、駆動モータ37、即ち、ロータ17及びステ
ータ34を小形化することができるから、電動流量調整
弁11の全体の構成を小形化することができる。そし
て、パイプ12の両端部に流体出入口13、14を設け
たので、電動流量調整弁11の配設スペースを小さくす
ることができる。
【0041】また、上記実施例の場合、ロータ17と移
動機構28との間に遊星減速機22を設けたので、ロー
タ17の回転軸19と、遊星減速機22の出力軸23を
同一軸線上に配置することができ、装置全体の構成を細
長く(即ち、径小に)構成することができ、従って、パ
イプ12に内蔵する構成を容易に実現できる。
動機構28との間に遊星減速機22を設けたので、ロー
タ17の回転軸19と、遊星減速機22の出力軸23を
同一軸線上に配置することができ、装置全体の構成を細
長く(即ち、径小に)構成することができ、従って、パ
イプ12に内蔵する構成を容易に実現できる。
【0042】更に、上記実施例では、移動機構28を、
遊星減速機22の出力軸23に設けられたねじ部材29
と、このねじ部材29が螺挿可能なように設けられた円
筒部材31と、この円筒部材31に設けられた回り止め
用の凸部31bと、パイプ12の内周部に設けられた受
け部12aとから構成した。これにより、弁体32の移
動量を微小変化させることが容易に実行できる。また、
駆動モータの断電時に、移動機構28と遊星減速機22
によって弁体32の位置を確実に保持することができ
る。
遊星減速機22の出力軸23に設けられたねじ部材29
と、このねじ部材29が螺挿可能なように設けられた円
筒部材31と、この円筒部材31に設けられた回り止め
用の凸部31bと、パイプ12の内周部に設けられた受
け部12aとから構成した。これにより、弁体32の移
動量を微小変化させることが容易に実行できる。また、
駆動モータの断電時に、移動機構28と遊星減速機22
によって弁体32の位置を確実に保持することができ
る。
【0043】また、上記実施例においては、弁体32の
凸部32bを、ほぼ円錐形状に形成したので、凸部32
bの軸心と弁座33の孔33bの軸心とがずれていて
も、セルフアライメントにより、両者の軸心が一致する
ように修正される。このため、移動機構28の部品精度
及び組立精度を低くすることができ、製造コストを安く
することができる。
凸部32bを、ほぼ円錐形状に形成したので、凸部32
bの軸心と弁座33の孔33bの軸心とがずれていて
も、セルフアライメントにより、両者の軸心が一致する
ように修正される。このため、移動機構28の部品精度
及び組立精度を低くすることができ、製造コストを安く
することができる。
【0044】更に、上記実施例では、軸受20、24
を、自己潤滑性を有する摺動部品材料と樹脂若しくは金
属とからなる複合材料(即ち、自己潤滑性を有する樹脂
系材料または金属系材料)で構成したので、潤滑油を不
要にすることができ、潤滑油のシール機構が必要でなく
なるから、構成が簡単になる。また、上記実施例では、
電動流量調整弁11内を流れる流体が軸受20、24の
軸受潤滑剤として作用するように構成可能であるから、
軸損失をより一層低減することができる。
を、自己潤滑性を有する摺動部品材料と樹脂若しくは金
属とからなる複合材料(即ち、自己潤滑性を有する樹脂
系材料または金属系材料)で構成したので、潤滑油を不
要にすることができ、潤滑油のシール機構が必要でなく
なるから、構成が簡単になる。また、上記実施例では、
電動流量調整弁11内を流れる流体が軸受20、24の
軸受潤滑剤として作用するように構成可能であるから、
軸損失をより一層低減することができる。
【0045】図8は、本発明の第2の実施例を示す図で
ある。尚、第1の実施例と同一部分には、同一符号を付
している。この第2の実施例においては、第1の実施例
の遊星減速機22の代わりに、クラッチ機構を備えた遊
星減速機51を設けている。この遊星減速機51は、図
8に示すように、入力軸である回転軸19の下端部に設
けられた太陽歯車52と、太陽歯車52に噛合する3個
の遊星歯車53と、これら遊星歯車53と噛合する第1
の内歯車54及び第2の内歯車55とを備えている。
ある。尚、第1の実施例と同一部分には、同一符号を付
している。この第2の実施例においては、第1の実施例
の遊星減速機22の代わりに、クラッチ機構を備えた遊
星減速機51を設けている。この遊星減速機51は、図
8に示すように、入力軸である回転軸19の下端部に設
けられた太陽歯車52と、太陽歯車52に噛合する3個
の遊星歯車53と、これら遊星歯車53と噛合する第1
の内歯車54及び第2の内歯車55とを備えている。
【0046】第1の内歯車54と第2の内歯車55は、
歯数(歯数の比)が異なる歯車である。第1の内歯車5
4は、遊星減速機51のケース25の内周部の上端部に
接着等により固定されている。ケース25の外周部に
は、環状部材61が接着等により固定されている。そし
て、環状部材61は、パイプ12の内周部に設けられた
環状の凹部56内に回動可能に収容されている。上記ケ
ース25と上記環状部材61とから減速装置ケーシング
62が構成されており、環状部材61が環状の凸部を構
成している。尚、環状部材61には、複数の貫通孔61
a(第1の実施例の貫通孔27aに相当)が形成されて
いる。
歯数(歯数の比)が異なる歯車である。第1の内歯車5
4は、遊星減速機51のケース25の内周部の上端部に
接着等により固定されている。ケース25の外周部に
は、環状部材61が接着等により固定されている。そし
て、環状部材61は、パイプ12の内周部に設けられた
環状の凹部56内に回動可能に収容されている。上記ケ
ース25と上記環状部材61とから減速装置ケーシング
62が構成されており、環状部材61が環状の凸部を構
成している。尚、環状部材61には、複数の貫通孔61
a(第1の実施例の貫通孔27aに相当)が形成されて
いる。
【0047】この場合、環状部材61の外周面部と凹部
56の内周面部との間には、後述するような適切な大き
さの摩擦力が発生するように構成されている。上記凹部
56は、パイプ12の内周部に円筒部材57を配設する
ことにより形成されている。尚、円筒部材57の内周部
には、段状の受部12a、12aを形成するために、半
円筒部材58が配設されている。
56の内周面部との間には、後述するような適切な大き
さの摩擦力が発生するように構成されている。上記凹部
56は、パイプ12の内周部に円筒部材57を配設する
ことにより形成されている。尚、円筒部材57の内周部
には、段状の受部12a、12aを形成するために、半
円筒部材58が配設されている。
【0048】また、ケース25の内周部の下端部には、
軸受24が取付部材26を介して固定されており、この
軸受24に出力軸23が回転可能に支承されている。
尚、軸受24は取付部材26に接着等により固定され、
取付部材26はケース25に接着等により固定されてい
る。
軸受24が取付部材26を介して固定されており、この
軸受24に出力軸23が回転可能に支承されている。
尚、軸受24は取付部材26に接着等により固定され、
取付部材26はケース25に接着等により固定されてい
る。
【0049】一方、第2の内歯車55は、出力継手59
を介して出力軸23の上端部に固着されている。この場
合、第2の内歯車55は出力継手59に接着等により固
定され、出力継手59は出力軸23の上端部に接着等に
より固定されている。尚、上述した以外の遊星減速機5
1の構成は、第1の実施例の遊星減速機22と同じ構成
となっている。また、上述した以外の第2の実施例の電
動流量調整弁11の構成も、第1の実施例の電動流量調
整弁11と同じ構成となっている。
を介して出力軸23の上端部に固着されている。この場
合、第2の内歯車55は出力継手59に接着等により固
定され、出力継手59は出力軸23の上端部に接着等に
より固定されている。尚、上述した以外の遊星減速機5
1の構成は、第1の実施例の遊星減速機22と同じ構成
となっている。また、上述した以外の第2の実施例の電
動流量調整弁11の構成も、第1の実施例の電動流量調
整弁11と同じ構成となっている。
【0050】次に、上記した第2の実施例の電動流量調
整弁11の動作について説明する。駆動モータ37のス
テータコイル36に通電してロータ17を回転させる
と、回転軸19の回転が遊星減速機51により減速され
て、その出力軸23が低速且つ高トルクで回転する。こ
れにより、移動機構28のねじ部材29が回転され、こ
のとき、移動部材30の円筒部材31が回り止めされて
いるから、円筒部材31が軸方向に移動される。
整弁11の動作について説明する。駆動モータ37のス
テータコイル36に通電してロータ17を回転させる
と、回転軸19の回転が遊星減速機51により減速され
て、その出力軸23が低速且つ高トルクで回転する。こ
れにより、移動機構28のねじ部材29が回転され、こ
のとき、移動部材30の円筒部材31が回り止めされて
いるから、円筒部材31が軸方向に移動される。
【0051】これにより、円筒部材31に取り付けられ
た弁体32が軸方向に移動され、例えば、弁体32が図
8中下方へ移動されると、弁体32の円錐形状の凸部3
2bが弁座33の孔33bに近付き、該孔33bの開口
量がしだいに少なくなる。そして、弁体32の凸部32
bが弁座33の孔33bに嵌合すると、孔33bが閉塞
状態となる。反対に、弁体32が図8中上方へ移動され
ると、弁体32の円錐形状の凸部32bが弁座33の孔
33bから遠ざかる方向に移動され、該孔33bの開口
量がしだいに多くなり、やがて孔33bが完全開放状態
となる。この場合、弁体32、即ち、移動部材30の移
動方向は、ロータ17の回転方向を正逆切り替えること
により、切替可能となっている。
た弁体32が軸方向に移動され、例えば、弁体32が図
8中下方へ移動されると、弁体32の円錐形状の凸部3
2bが弁座33の孔33bに近付き、該孔33bの開口
量がしだいに少なくなる。そして、弁体32の凸部32
bが弁座33の孔33bに嵌合すると、孔33bが閉塞
状態となる。反対に、弁体32が図8中上方へ移動され
ると、弁体32の円錐形状の凸部32bが弁座33の孔
33bから遠ざかる方向に移動され、該孔33bの開口
量がしだいに多くなり、やがて孔33bが完全開放状態
となる。この場合、弁体32、即ち、移動部材30の移
動方向は、ロータ17の回転方向を正逆切り替えること
により、切替可能となっている。
【0052】上記構成の場合、弁座33の孔33bの開
放量、即ち、弁体32の移動位置を制御することによ
り、電動流量調整弁11を通る流体の流量を調整するこ
とが可能なように構成されている。この場合、弁体32
の移動位置の制御は、駆動モータ37の回転方向及び回
転数を制御することにより実現されている。
放量、即ち、弁体32の移動位置を制御することによ
り、電動流量調整弁11を通る流体の流量を調整するこ
とが可能なように構成されている。この場合、弁体32
の移動位置の制御は、駆動モータ37の回転方向及び回
転数を制御することにより実現されている。
【0053】ここで、上述したようにして、遊星減速機
51の出力軸23が正方向または逆方向に回転している
場合には、環状部材61、ケース25及び第1の内歯車
54は、回転せずに停止している。これら環状部材61
等を停止させる力は、環状部材61の外周面部とパイプ
12の凹部56の内周面部との間の摩擦力である。
51の出力軸23が正方向または逆方向に回転している
場合には、環状部材61、ケース25及び第1の内歯車
54は、回転せずに停止している。これら環状部材61
等を停止させる力は、環状部材61の外周面部とパイプ
12の凹部56の内周面部との間の摩擦力である。
【0054】さて、弁体32を図8中下方へ移動させ
て、弁体32の凸部32bが弁座33の孔33bを完全
に閉塞したときに、それ以降も、駆動モータ37(のロ
ータ17)を回転させ続ける通電制御を行った場合、弁
体32はそれ以上下方へ移動することができない。この
ような場合、移動機構28のねじ部材29に締め付け力
が発生する。そして、上記ねじ部材29の締め付け力
が、環状部材61の外周面部とパイプ12の凹部56の
内周面部との間の摩擦力よりも大きくなると、出力軸2
3及び第2の内歯車55が固定され、第1の内歯車54
及び環状部材61が回転するように構成されている。即
ち、遊星減速機51においては、出力軸23に作用する
負荷が大きくなったら、回転軸19の回転力を出力軸2
3へ伝達しないように切り替える構成となっている。
て、弁体32の凸部32bが弁座33の孔33bを完全
に閉塞したときに、それ以降も、駆動モータ37(のロ
ータ17)を回転させ続ける通電制御を行った場合、弁
体32はそれ以上下方へ移動することができない。この
ような場合、移動機構28のねじ部材29に締め付け力
が発生する。そして、上記ねじ部材29の締め付け力
が、環状部材61の外周面部とパイプ12の凹部56の
内周面部との間の摩擦力よりも大きくなると、出力軸2
3及び第2の内歯車55が固定され、第1の内歯車54
及び環状部材61が回転するように構成されている。即
ち、遊星減速機51においては、出力軸23に作用する
負荷が大きくなったら、回転軸19の回転力を出力軸2
3へ伝達しないように切り替える構成となっている。
【0055】そして、この状態で、ロータ17を反対方
向へ回転させると、移動機構28のねじ部材29の締め
付け力が緩和されることから、上記ねじ部材29の締め
付け力よりも、環状部材61の外周面部とパイプ12の
凹部56の内周面部との間の摩擦力の方が大きくなる。
この結果、環状部材61及び第1の内歯車54が固定さ
れ、出力軸23及び第2の内歯車55が回転するように
なる。これにより、弁体32が図8中上方へ移動され、
孔33bの開口量が多くなり完全開放状態となる。
向へ回転させると、移動機構28のねじ部材29の締め
付け力が緩和されることから、上記ねじ部材29の締め
付け力よりも、環状部材61の外周面部とパイプ12の
凹部56の内周面部との間の摩擦力の方が大きくなる。
この結果、環状部材61及び第1の内歯車54が固定さ
れ、出力軸23及び第2の内歯車55が回転するように
なる。これにより、弁体32が図8中上方へ移動され、
孔33bの開口量が多くなり完全開放状態となる。
【0056】尚、孔33bが完全開放状態となった後、
ロータ17を回転させ続ける通電制御を行った場合、移
動機構28のねじ部材29が、円筒部材31のねじ部3
1aの端面に接触すると、ねじ部材29に締め付け力が
発生する。従って、この場合も、前述した場合と同様に
して、ねじ部材29の締め付け力が、環状部材61の外
周面部とパイプ12の凹部56の内周面部との間の摩擦
力よりも大きくなったところで、出力軸23及び第2の
内歯車55が固定され、第1の内歯車54及び環状部材
61が回転するように切り替わる。
ロータ17を回転させ続ける通電制御を行った場合、移
動機構28のねじ部材29が、円筒部材31のねじ部3
1aの端面に接触すると、ねじ部材29に締め付け力が
発生する。従って、この場合も、前述した場合と同様に
して、ねじ部材29の締め付け力が、環状部材61の外
周面部とパイプ12の凹部56の内周面部との間の摩擦
力よりも大きくなったところで、出力軸23及び第2の
内歯車55が固定され、第1の内歯車54及び環状部材
61が回転するように切り替わる。
【0057】上記構成の場合、出力軸23に作用する負
荷が小さいときには回転軸19の回転力を出力軸23へ
伝達し、出力軸23に作用する負荷が大きくなったとき
に、回転軸19の回転力を出力軸23へ伝達しないよう
にするクラッチ機構が、遊星減速機51に内蔵される構
成となっている。そして、上記クラッチ機構は、遊星減
速機51において2つの内歯車54、55の従動側と固
定側を入れ替える構成によって実現している。尚、この
ようなクラッチ機構を備えた構成の遊星歯車機構51
は、一般的に3K形不思議遊星歯車機構(「マイクロロ
ボットのためのアクチュエータ技術」鈴森康一、堀光
平、宮川豊美、古賀章浩共著を参照)と称される遊星歯
車機構で構成することが可能である。
荷が小さいときには回転軸19の回転力を出力軸23へ
伝達し、出力軸23に作用する負荷が大きくなったとき
に、回転軸19の回転力を出力軸23へ伝達しないよう
にするクラッチ機構が、遊星減速機51に内蔵される構
成となっている。そして、上記クラッチ機構は、遊星減
速機51において2つの内歯車54、55の従動側と固
定側を入れ替える構成によって実現している。尚、この
ようなクラッチ機構を備えた構成の遊星歯車機構51
は、一般的に3K形不思議遊星歯車機構(「マイクロロ
ボットのためのアクチュエータ技術」鈴森康一、堀光
平、宮川豊美、古賀章浩共著を参照)と称される遊星歯
車機構で構成することが可能である。
【0058】また、上記第2の実施例の場合、遊星減速
機51の2つの内歯車54、55のうちの一方を出力軸
23に固定し、他方をパイプ12の内周部に回転可能に
設けられた環状部材61に固定し、環状部材61とパイ
プ12の内周部との間の摩擦力をAとし、移動機構28
の移動部材30の摩擦力をBとし、移動機構28のねじ
部材29の緩み力をCとし、移動機構28のねじ部材2
9の締付け力をDとしたときに、 B<C<A<D が成立する構成となっている。
機51の2つの内歯車54、55のうちの一方を出力軸
23に固定し、他方をパイプ12の内周部に回転可能に
設けられた環状部材61に固定し、環状部材61とパイ
プ12の内周部との間の摩擦力をAとし、移動機構28
の移動部材30の摩擦力をBとし、移動機構28のねじ
部材29の緩み力をCとし、移動機構28のねじ部材2
9の締付け力をDとしたときに、 B<C<A<D が成立する構成となっている。
【0059】このような構成の第2の実施例によれば、
第1の実施例と同じ作用効果を得ることができる。特
に、第2の実施例の場合、出力軸23に作用する負荷が
小さいときには回転軸19の回転力を出力軸23へ伝達
し、出力軸23に作用する負荷が大きくなったときに、
回転軸19の回転力を出力軸23へ伝達しないようにす
るクラッチ機構を、遊星減速機51に内蔵したので、弁
体32の凸部32bが弁座33の孔33bに食い付くこ
とを確実に防止することができる。また、電動流量調整
弁11に内蔵する駆動モータ37のロックも防止するこ
とができる。
第1の実施例と同じ作用効果を得ることができる。特
に、第2の実施例の場合、出力軸23に作用する負荷が
小さいときには回転軸19の回転力を出力軸23へ伝達
し、出力軸23に作用する負荷が大きくなったときに、
回転軸19の回転力を出力軸23へ伝達しないようにす
るクラッチ機構を、遊星減速機51に内蔵したので、弁
体32の凸部32bが弁座33の孔33bに食い付くこ
とを確実に防止することができる。また、電動流量調整
弁11に内蔵する駆動モータ37のロックも防止するこ
とができる。
【0060】そして、第2の実施例においては、遊星減
速機51に内蔵するクラッチ機構を、2つの内歯車5
4、55の従動側と固定側を入れ替える構成によって実
現したので、クラッチ機構を簡単な構成にて容易に実現
することができる。
速機51に内蔵するクラッチ機構を、2つの内歯車5
4、55の従動側と固定側を入れ替える構成によって実
現したので、クラッチ機構を簡単な構成にて容易に実現
することができる。
【0061】ところで、弁の食い付きを防止する機構を
備えた従来構成として、特開平10−169821号や
実公平3−51574号や実公平3−4866号に記載
された構成がある。これらの構成では、ストッパを設
け、ストッパによってモータの回転を強制的に停止させ
ることにより、弁の食い付きを防止するように構成して
いる。
備えた従来構成として、特開平10−169821号や
実公平3−51574号や実公平3−4866号に記載
された構成がある。これらの構成では、ストッパを設
け、ストッパによってモータの回転を強制的に停止させ
ることにより、弁の食い付きを防止するように構成して
いる。
【0062】しかし、このような従来構成の場合、スト
ッパの強度がかなり必要となるので、装置の構成が大型
化してしまうという問題点がある。尚、モータのトルク
を小さくすれば、ストッパの強度をそれほど必要としな
いが、モータのトルクを小さくすると、弁を全閉したり
全開したりすることができなくなるという不具合が生ず
る。また、ストッパ部分でかなり大きな機械的衝撃が発
生するので、大きな異音や振動等が発生したり、装置の
寿命低下を招くという問題点もある。
ッパの強度がかなり必要となるので、装置の構成が大型
化してしまうという問題点がある。尚、モータのトルク
を小さくすれば、ストッパの強度をそれほど必要としな
いが、モータのトルクを小さくすると、弁を全閉したり
全開したりすることができなくなるという不具合が生ず
る。また、ストッパ部分でかなり大きな機械的衝撃が発
生するので、大きな異音や振動等が発生したり、装置の
寿命低下を招くという問題点もある。
【0063】これに対して、上記第2の実施例によれ
ば、出力軸23に作用する負荷が大きくなったら、回転
軸19の回転力を出力軸23へ伝達しないようにするク
ラッチ機構を、遊星減速機51に内蔵したので、上記ス
トッパを使用する必要がなくなり、構成を小形化できる
と共に、大きな異音や振動等の発生を防止でき、また、
装置の寿命を長くすることができる。
ば、出力軸23に作用する負荷が大きくなったら、回転
軸19の回転力を出力軸23へ伝達しないようにするク
ラッチ機構を、遊星減速機51に内蔵したので、上記ス
トッパを使用する必要がなくなり、構成を小形化できる
と共に、大きな異音や振動等の発生を防止でき、また、
装置の寿命を長くすることができる。
【0064】図9は、本発明の第3の実施例を示す図で
ある。尚、第2の実施例と同一部分には、同一符号を付
している。この第3の実施例においては、図9に示すよ
うに、パイプ12の内周部に設けられた環状の凹部56
の内周面部と、減速装置ケーシング62の外周部に設け
られた環状部材61の外周面部とに、例えば二流化モリ
ブデンやフッ素樹脂等からなる固体潤滑被膜が設けられ
ている。尚、固体潤滑被膜を、凹部56の内周面部また
は環状部材61の外周面部のいずれか一方にだけ設ける
ように構成しても良い。
ある。尚、第2の実施例と同一部分には、同一符号を付
している。この第3の実施例においては、図9に示すよ
うに、パイプ12の内周部に設けられた環状の凹部56
の内周面部と、減速装置ケーシング62の外周部に設け
られた環状部材61の外周面部とに、例えば二流化モリ
ブデンやフッ素樹脂等からなる固体潤滑被膜が設けられ
ている。尚、固体潤滑被膜を、凹部56の内周面部また
は環状部材61の外周面部のいずれか一方にだけ設ける
ように構成しても良い。
【0065】そして、凹部56の図9中の上側の内面部
と、環状部材61の図9中の上側の外面部との間に、付
勢手段である例えばコイルばね64が配設されている。
このコイルばね64のばね力により、環状部材61は図
9中の下方へ向けて移動付勢されて、凹部56の図9中
の下側の内面部に押し付けられている。尚、コイルばね
64に代えて、板ばねを用いても良い。
と、環状部材61の図9中の上側の外面部との間に、付
勢手段である例えばコイルばね64が配設されている。
このコイルばね64のばね力により、環状部材61は図
9中の下方へ向けて移動付勢されて、凹部56の図9中
の下側の内面部に押し付けられている。尚、コイルばね
64に代えて、板ばねを用いても良い。
【0066】上記構成の場合、コイルばね64のばね力
を調整することによって、減速装置ケーシング62の環
状部材61とパイプ12の凹部56との間の摩擦力の大
きさを調整可能なように構成されている。
を調整することによって、減速装置ケーシング62の環
状部材61とパイプ12の凹部56との間の摩擦力の大
きさを調整可能なように構成されている。
【0067】尚、上述した以外の第3の実施例の構成
は、第2の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第3の実施例においても、第2の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。特に、第3の実施例によれ
ば、減速装置ケーシング62の環状部材61とパイプ1
2の凹部56との間の摩擦力の大きさを調整可能である
から、弁体32の凸部32bが弁座33の孔33bに食
い付くことをより一層確実に防止することができる。
は、第2の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第3の実施例においても、第2の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。特に、第3の実施例によれ
ば、減速装置ケーシング62の環状部材61とパイプ1
2の凹部56との間の摩擦力の大きさを調整可能である
から、弁体32の凸部32bが弁座33の孔33bに食
い付くことをより一層確実に防止することができる。
【0068】図10は、本発明の第4の実施例を示す図
である。尚、第1の実施例と同一部分には、同一符号を
付している。この第4の実施例においては、遊星減速機
22の減速機ハウジング27は、パイプ12の内周面部
に接着等により固定されており、遊星減速機22にはク
ラッチ機構(第2の実施例参照)が内蔵されていないも
のである。
である。尚、第1の実施例と同一部分には、同一符号を
付している。この第4の実施例においては、遊星減速機
22の減速機ハウジング27は、パイプ12の内周面部
に接着等により固定されており、遊星減速機22にはク
ラッチ機構(第2の実施例参照)が内蔵されていないも
のである。
【0069】上記第4の実施例では、図10に示すよう
に、遊星減速機22の出力軸23の下端部に、円板状の
第1の永久磁石65が接着等により固定されている。こ
の第1の永久磁石65は、その端面が単極に(即ち、軸
方向に単極に)着磁されている。そして、移動機構28
のねじ部材29の上端部には、円板状の第2の永久磁石
66が接着等により固定されている。この第2の永久磁
石66は、その端面が第1の永久磁石65と異極となる
ように単極に(即ち、軸方向に単極に)着磁されてい
る。
に、遊星減速機22の出力軸23の下端部に、円板状の
第1の永久磁石65が接着等により固定されている。こ
の第1の永久磁石65は、その端面が単極に(即ち、軸
方向に単極に)着磁されている。そして、移動機構28
のねじ部材29の上端部には、円板状の第2の永久磁石
66が接着等により固定されている。この第2の永久磁
石66は、その端面が第1の永久磁石65と異極となる
ように単極に(即ち、軸方向に単極に)着磁されてい
る。
【0070】第1の永久磁石65と第2の永久磁石66
は、磁気吸引力により連結されており、出力軸23の回
転力が永久磁石65、66を介してねじ部材29(移動
機構28)へ伝達されるように構成されている。即ち、
これら第1の永久磁石65と第2の永久磁石66から磁
気連結機構67が構成されている。
は、磁気吸引力により連結されており、出力軸23の回
転力が永久磁石65、66を介してねじ部材29(移動
機構28)へ伝達されるように構成されている。即ち、
これら第1の永久磁石65と第2の永久磁石66から磁
気連結機構67が構成されている。
【0071】また、第1の永久磁石65の下面と、第2
の永久磁石66の上面には、二流化モリブデンやフッ素
樹脂等からなる固体潤滑被膜が設けられている。即ち、
2つの永久磁石65、66が当接する当接面部に、上記
固体潤滑被膜が設けられている。尚、第1の永久磁石6
5の下面または第2の永久磁石66の上面のいずれか一
方にだけ固体潤滑被膜を設けるように構成しても良い。
の永久磁石66の上面には、二流化モリブデンやフッ素
樹脂等からなる固体潤滑被膜が設けられている。即ち、
2つの永久磁石65、66が当接する当接面部に、上記
固体潤滑被膜が設けられている。尚、第1の永久磁石6
5の下面または第2の永久磁石66の上面のいずれか一
方にだけ固体潤滑被膜を設けるように構成しても良い。
【0072】上記第4の実施例の場合、弁体32が弁座
33の孔33bを完全に閉塞したとき、または、完全に
開放したときに、それ以降も、ロータ17を回転させ続
ける通電制御を行った場合、移動機構28のねじ部材2
9に締め付け力が発生する。このねじ部材29の締め付
け力が、上記磁気連結機構67の2つの永久磁石65、
66の磁気吸引力に基づく両者の間の摩擦力よりも大き
くなると、2つの永久磁石65、66の間ですべりが発
生し、遊星減速機22の出力軸23の回転力が移動機構
28のねじ部材29へ伝達されなくなる構成となってい
る。
33の孔33bを完全に閉塞したとき、または、完全に
開放したときに、それ以降も、ロータ17を回転させ続
ける通電制御を行った場合、移動機構28のねじ部材2
9に締め付け力が発生する。このねじ部材29の締め付
け力が、上記磁気連結機構67の2つの永久磁石65、
66の磁気吸引力に基づく両者の間の摩擦力よりも大き
くなると、2つの永久磁石65、66の間ですべりが発
生し、遊星減速機22の出力軸23の回転力が移動機構
28のねじ部材29へ伝達されなくなる構成となってい
る。
【0073】上記第4の実施例の場合、第1の永久磁石
65と、第2の永久磁石66との間の摩擦力をEとし、
移動機構28の移動部材30の摩擦力をBとし、移動機
構28のねじ部材29の緩み力をCとし、移動機構28
のねじ部材29の締付け力をDとしたときに、 B<C<E<D が成立するように構成されている。
65と、第2の永久磁石66との間の摩擦力をEとし、
移動機構28の移動部材30の摩擦力をBとし、移動機
構28のねじ部材29の緩み力をCとし、移動機構28
のねじ部材29の締付け力をDとしたときに、 B<C<E<D が成立するように構成されている。
【0074】尚、上述した以外の第4の実施例の構成
は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第4の実施例においても、第1の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。特に、第4の実施例によれ
ば、移動機構28のねじ部材29に発生した締め付け力
が、磁気連結機構67の2つの永久磁石65、66の磁
気吸引力に基づく両者の間の摩擦力よりも大きくなった
ときに、遊星減速機22の出力軸23の回転力を移動機
構28のねじ部材29へ伝達させないように構成したの
で、弁体32の凸部32bが弁座33の孔33bに食い
付くことを確実に防止することができる。
は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第4の実施例においても、第1の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。特に、第4の実施例によれ
ば、移動機構28のねじ部材29に発生した締め付け力
が、磁気連結機構67の2つの永久磁石65、66の磁
気吸引力に基づく両者の間の摩擦力よりも大きくなった
ときに、遊星減速機22の出力軸23の回転力を移動機
構28のねじ部材29へ伝達させないように構成したの
で、弁体32の凸部32bが弁座33の孔33bに食い
付くことを確実に防止することができる。
【0075】尚、上記第4の実施例において、磁気連結
機構67の2つの永久磁石65、66のうちのいずれか
一方を円板状の磁性体で構成しても良い。このように構
成した場合も、上記第4の実施例と同じ作用効果を得る
ことができる。また、一方を円板状の磁性体で構成した
場合、他方の永久磁石は、多極着磁しても良い。更に、
上記第4の実施例では、磁気連結機構67を第1の実施
例の電動流量調整弁11に組み込むように構成したが、
これに代えて、磁気連結機構67を第2の実施例の電動
流量調整弁(クラッチ機構を有する遊星減速機51を備
えたもの)11に組み込むように構成しても良い。
機構67の2つの永久磁石65、66のうちのいずれか
一方を円板状の磁性体で構成しても良い。このように構
成した場合も、上記第4の実施例と同じ作用効果を得る
ことができる。また、一方を円板状の磁性体で構成した
場合、他方の永久磁石は、多極着磁しても良い。更に、
上記第4の実施例では、磁気連結機構67を第1の実施
例の電動流量調整弁11に組み込むように構成したが、
これに代えて、磁気連結機構67を第2の実施例の電動
流量調整弁(クラッチ機構を有する遊星減速機51を備
えたもの)11に組み込むように構成しても良い。
【0076】図11は、本発明の第5の実施例を示す図
である。尚、第4の実施例と同一部分には、同一符号を
付している。この第5の実施例においては、図11に示
すように、移動機構28の円筒状部材31の外周部に、
凸部31bに代えて、軸方向に長く延びた凸部69を形
成した。そして、図11中の右方の凸部69における径
方向の外側の端部に、第3の永久磁石70を設けた。
である。尚、第4の実施例と同一部分には、同一符号を
付している。この第5の実施例においては、図11に示
すように、移動機構28の円筒状部材31の外周部に、
凸部31bに代えて、軸方向に長く延びた凸部69を形
成した。そして、図11中の右方の凸部69における径
方向の外側の端部に、第3の永久磁石70を設けた。
【0077】また、移動機構28の円筒状部材31が弁
の全閉状態となる位置へ移動したときに、パイプ12の
外周部における上記凸部69の第3の永久磁石70が対
向する位置に、ホール素子等からなる第1の磁気検出素
子71を設けた。そして、移動機構28の円筒状部材3
1が弁の全開状態となる位置へ移動したときに、パイプ
12の外周部における上記凸部69の第3の永久磁石7
0が対向する位置に、ホール素子等からなる第2の磁気
検出素子72を設けた。
の全閉状態となる位置へ移動したときに、パイプ12の
外周部における上記凸部69の第3の永久磁石70が対
向する位置に、ホール素子等からなる第1の磁気検出素
子71を設けた。そして、移動機構28の円筒状部材3
1が弁の全開状態となる位置へ移動したときに、パイプ
12の外周部における上記凸部69の第3の永久磁石7
0が対向する位置に、ホール素子等からなる第2の磁気
検出素子72を設けた。
【0078】尚、上述した以外の第5の実施例の構成
は、第4の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第5の実施例においても、第4の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。特に、第5の実施例によれ
ば、弁が全閉状態となったことを、第1の磁気検出素子
71が凸部69の第3の永久磁石70の磁束を検出する
ことで判別できる。また、弁が全開状態となったこと
を、第2の磁気検出素子72が凸部69の第3の永久磁
石70の磁束を検出することで判別できる。これによ
り、弁の全開・全閉時の駆動モータ37の停止制御を容
易に実行することができる。
は、第4の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第5の実施例においても、第4の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。特に、第5の実施例によれ
ば、弁が全閉状態となったことを、第1の磁気検出素子
71が凸部69の第3の永久磁石70の磁束を検出する
ことで判別できる。また、弁が全開状態となったこと
を、第2の磁気検出素子72が凸部69の第3の永久磁
石70の磁束を検出することで判別できる。これによ
り、弁の全開・全閉時の駆動モータ37の停止制御を容
易に実行することができる。
【0079】図12は、本発明の第6の実施例を示す図
である。尚、第5の実施例と同一部分には、同一符号を
付している。この第6の実施例においては、図12に示
すように、移動機構28の円筒状部材31の外周部に、
凸部69に代えて、扇形の凸部73を形成した。そし
て、この扇形の凸部73の周方向の端部を、パイプ12
の内周部に設けた2個の受け部74a、74bで受ける
ように構成した。更に、これら2個の受け部74a、7
4bがなす角度を、扇形の凸部73の扇角よりも大きく
構成した。
である。尚、第5の実施例と同一部分には、同一符号を
付している。この第6の実施例においては、図12に示
すように、移動機構28の円筒状部材31の外周部に、
凸部69に代えて、扇形の凸部73を形成した。そし
て、この扇形の凸部73の周方向の端部を、パイプ12
の内周部に設けた2個の受け部74a、74bで受ける
ように構成した。更に、これら2個の受け部74a、7
4bがなす角度を、扇形の凸部73の扇角よりも大きく
構成した。
【0080】また、凸部73の外周部に、第3の永久磁
石75を設けた。更に、移動機構28の円筒状部材31
が弁の全閉状態となる位置へ移動したときに、パイプ1
2の外周部における上記凸部73の第3の永久磁石75
の図5中の右端部が近接して対向する位置に、ホール素
子等からなる第1の磁気検出素子76を設けた。そし
て、移動機構28の円筒状部材31が弁の全開状態とな
る位置へ移動したときに、パイプ12の外周部における
上記凸部73の第3の永久磁石75の図5中の左端部が
近接して対向する位置に、ホール素子等からなる第2の
磁気検出素子77を設けた。
石75を設けた。更に、移動機構28の円筒状部材31
が弁の全閉状態となる位置へ移動したときに、パイプ1
2の外周部における上記凸部73の第3の永久磁石75
の図5中の右端部が近接して対向する位置に、ホール素
子等からなる第1の磁気検出素子76を設けた。そし
て、移動機構28の円筒状部材31が弁の全開状態とな
る位置へ移動したときに、パイプ12の外周部における
上記凸部73の第3の永久磁石75の図5中の左端部が
近接して対向する位置に、ホール素子等からなる第2の
磁気検出素子77を設けた。
【0081】尚、上述した以外の第6の実施例の構成
は、第5の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第6の実施例においても、第5の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。特に、第6の実施例によれ
ば、2個の磁気検出素子76、77により、凸部73の
回転方向、即ち、移動機構28の移動方向を検出するこ
とができる。
は、第5の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第6の実施例においても、第5の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。特に、第6の実施例によれ
ば、2個の磁気検出素子76、77により、凸部73の
回転方向、即ち、移動機構28の移動方向を検出するこ
とができる。
【0082】図13は、本発明の第7の実施例を示す図
である。尚、第6の実施例と同一部分には、同一符号を
付している。この第7の実施例においては、図13に示
すように、第3の永久磁石78として周方向に2極着磁
したものを使用した。そして、第3の永久磁石78の形
状を軸方向にテーパ状に形成することにより、軸方向に
第3の永久磁石78の肉厚が徐々に薄くまたは厚くなる
ように構成した。更に、1個の磁気検出素子79をパイ
プ12の外周部における2個の受け部74a、74bが
なす角度(扇角)のほぼ中心位置に配設するように構成
した。
である。尚、第6の実施例と同一部分には、同一符号を
付している。この第7の実施例においては、図13に示
すように、第3の永久磁石78として周方向に2極着磁
したものを使用した。そして、第3の永久磁石78の形
状を軸方向にテーパ状に形成することにより、軸方向に
第3の永久磁石78の肉厚が徐々に薄くまたは厚くなる
ように構成した。更に、1個の磁気検出素子79をパイ
プ12の外周部における2個の受け部74a、74bが
なす角度(扇角)のほぼ中心位置に配設するように構成
した。
【0083】この構成の場合、移動機構28の円筒状部
材31が閉弁方向へ移動すると、第3の永久磁石78の
N極が磁気検出素子79に対向すると共に、第3の永久
磁石78と磁気検出素子79との間のギャップが狭くな
り、磁気検出素子79の検出信号の出力レベルが大きく
なるように構成されている。また、移動機構28の円筒
状部材31が開弁方向へ移動すると、第3の永久磁石7
8のS極が磁気検出素子79に対向すると共に、第3の
永久磁石78と磁気検出素子79との間のギャップが広
くなり、磁気検出素子79の検出信号の出力レベルが小
さくなるように構成されている。
材31が閉弁方向へ移動すると、第3の永久磁石78の
N極が磁気検出素子79に対向すると共に、第3の永久
磁石78と磁気検出素子79との間のギャップが狭くな
り、磁気検出素子79の検出信号の出力レベルが大きく
なるように構成されている。また、移動機構28の円筒
状部材31が開弁方向へ移動すると、第3の永久磁石7
8のS極が磁気検出素子79に対向すると共に、第3の
永久磁石78と磁気検出素子79との間のギャップが広
くなり、磁気検出素子79の検出信号の出力レベルが小
さくなるように構成されている。
【0084】これにより、磁気検出素子79の検出信号
の極性と出力レベルの大小に基づいて、弁の全閉位置及
び全開位置、また、弁の開度等を検出できるように構成
されている。この結果、弁の全開・全閉時のモータ停止
制御を容易に実行することができ、また、弁の開度に応
じた流量制御を容易に実行することができる。
の極性と出力レベルの大小に基づいて、弁の全閉位置及
び全開位置、また、弁の開度等を検出できるように構成
されている。この結果、弁の全開・全閉時のモータ停止
制御を容易に実行することができ、また、弁の開度に応
じた流量制御を容易に実行することができる。
【0085】尚、上述した以外の第7の実施例の構成
は、第6の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第7の実施例においても、第6の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。特に、第7の実施例によれ
ば、磁気検出素子の個数を削減できる。
は、第6の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第7の実施例においても、第6の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。特に、第7の実施例によれ
ば、磁気検出素子の個数を削減できる。
【0086】図14は、本発明の第8の実施例を示す図
である。この第8の実施例では、冷房運転及び暖房運転
が可能な空気調和装置80に、前述した第1ないし第7
の電動流量調整弁11を適用した。上記第8の実施例の
空気調和装置80には、図14に示すような冷凍サイク
ル装置81が組み込まれている。
である。この第8の実施例では、冷房運転及び暖房運転
が可能な空気調和装置80に、前述した第1ないし第7
の電動流量調整弁11を適用した。上記第8の実施例の
空気調和装置80には、図14に示すような冷凍サイク
ル装置81が組み込まれている。
【0087】この冷凍サイクル装置81は、圧縮機8
2、四方弁83、室外ファン84を備えた室外熱交換器
85、絞り装置である電子制御弁86、室内ファン87
を備えた室内熱交換器88を図示するように冷媒パイプ
89で接続して構成されている。ここで、上記電子制御
弁86として、前述した第1ないし第7の電動流量調整
弁11を使用している。
2、四方弁83、室外ファン84を備えた室外熱交換器
85、絞り装置である電子制御弁86、室内ファン87
を備えた室内熱交換器88を図示するように冷媒パイプ
89で接続して構成されている。ここで、上記電子制御
弁86として、前述した第1ないし第7の電動流量調整
弁11を使用している。
【0088】この構成の場合、四方弁83の切換操作に
より、図14中実線の矢印で示すように、冷媒を循環さ
せた場合、冷房運転が実行されるように構成されてい
る。一方、四方弁83の切換操作により、図14中破線
の矢印で示すように、冷媒を循環させた場合、暖房運転
が実行されるように構成されている。そして、電子制御
弁86の開度を制御することにより、冷媒の流量を調節
することが可能になっている。
より、図14中実線の矢印で示すように、冷媒を循環さ
せた場合、冷房運転が実行されるように構成されてい
る。一方、四方弁83の切換操作により、図14中破線
の矢印で示すように、冷媒を循環させた場合、暖房運転
が実行されるように構成されている。そして、電子制御
弁86の開度を制御することにより、冷媒の流量を調節
することが可能になっている。
【0089】尚、上記各実施例においては、減速装置を
遊星減速機22で構成したが、これに限られるものでは
なく、平歯車やはすば歯車等の歯車で構成された減速機
を使用しても良い。また、上記実施例では、弁体32の
凸部32bを円錐形状に形成したが、これに代えて、円
柱形状や球形状等の種々の形状に形成しても良い。
遊星減速機22で構成したが、これに限られるものでは
なく、平歯車やはすば歯車等の歯車で構成された減速機
を使用しても良い。また、上記実施例では、弁体32の
凸部32bを円錐形状に形成したが、これに代えて、円
柱形状や球形状等の種々の形状に形成しても良い。
【0090】更に、上記各実施例では、パイプ12の外
周部の両端部に連結用のねじ部15、16を設けたが、
これに限られるものではなく、連結する装置や機器の形
状に合わせて連結部の形状を適宜変更するように構成す
れば良い。また、上記実施例では、軸受20、24を自
己潤滑性を有する樹脂系材料または金属系材料で構成し
たが、これに代えて、玉軸受や焼結含油軸受等で構成し
ても良い。
周部の両端部に連結用のねじ部15、16を設けたが、
これに限られるものではなく、連結する装置や機器の形
状に合わせて連結部の形状を適宜変更するように構成す
れば良い。また、上記実施例では、軸受20、24を自
己潤滑性を有する樹脂系材料または金属系材料で構成し
たが、これに代えて、玉軸受や焼結含油軸受等で構成し
ても良い。
【0091】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、非磁性の金属部材からなるほぼ円筒状のパイプと、
このパイプの内部に回転可能に設けられ径方向に多極に
磁化された永久磁石及び回転軸を備えたロータと、前記
パイプの内部に設けられ前記回転軸を回転可能に支承す
る軸受と、前記パイプの内部に設けられ前記回転軸に連
結された減速装置と、前記パイプの内部に設けられ軸方
向に移動可能な移動子を有すると共に前記減速装置の出
力軸の回転力を軸方向の移動力に変換して前記移動子に
伝達する移動機構と、前記移動子の先端部に設けられた
弁体と、前記パイプの一端部の内部に設けられ前記弁体
が嵌合したときに閉塞される孔を有する弁座と、前記パ
イプの外部に設けられたステータと、前記パイプの両端
部に設けられた流体出入口とを備える構成としたので、
駆動モータを小形化することができて、全体の構成の小
形化を達成ができ、また、配設スペースを小さくするこ
とができるという優れた効果を奏する。
に、非磁性の金属部材からなるほぼ円筒状のパイプと、
このパイプの内部に回転可能に設けられ径方向に多極に
磁化された永久磁石及び回転軸を備えたロータと、前記
パイプの内部に設けられ前記回転軸を回転可能に支承す
る軸受と、前記パイプの内部に設けられ前記回転軸に連
結された減速装置と、前記パイプの内部に設けられ軸方
向に移動可能な移動子を有すると共に前記減速装置の出
力軸の回転力を軸方向の移動力に変換して前記移動子に
伝達する移動機構と、前記移動子の先端部に設けられた
弁体と、前記パイプの一端部の内部に設けられ前記弁体
が嵌合したときに閉塞される孔を有する弁座と、前記パ
イプの外部に設けられたステータと、前記パイプの両端
部に設けられた流体出入口とを備える構成としたので、
駆動モータを小形化することができて、全体の構成の小
形化を達成ができ、また、配設スペースを小さくするこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例を示す電動流量調整弁の
縦断面図
縦断面図
【図2】移動機構及びその周辺部分を示す破断斜視図
【図3】弁体及びその周辺部分を示す破断斜視図
【図4】弁体と弁座を示す斜視図
【図5】軸受ハウジングの斜視図
【図6】減速機ハウジングの斜視図
【図7】冷凍サイクル装置のブロック図
【図8】本発明の第2の実施例を示す電動流量調整弁の
破断斜視図
破断斜視図
【図9】本発明の第3の実施例を示す電動流量調整弁の
部分破断斜視図
部分破断斜視図
【図10】本発明の第4の実施例を示す電動流量調整弁
の部分斜視図
の部分斜視図
【図11】本発明の第5の実施例を示す電動流量調整弁
の部分破断斜視図
の部分破断斜視図
【図12】本発明の第6の実施例を示す電動流量調整弁
の部分破断斜視図
の部分破断斜視図
【図13】本発明の第7の実施例を示す電動流量調整弁
の部分破断斜視図
の部分破断斜視図
【図14】本発明の第8の実施例を示す冷凍サイクル装
置のブロック図
置のブロック図
【図15】従来構成を示す図1相当図
11は電動流量調整弁、12はパイプ、12aは受け
部、13、14は流体出入口、17はロータ、18は永
久磁石、19は回転軸、20は軸受、21は軸受ハウジ
ング(軸受取付部材)、21bは貫通孔、22は遊星減
速機(減速装置)、23は出力軸、24は軸受、26は
取付部材、27は減速機ハウジング(減速機取付部
材)、28は移動機構、29はねじ部材(ねじ部)、3
0は移動部材(移動子)、31は円筒状部材、31bは
凸部、32は弁体、33は弁座、33bは孔、34はス
テータ、37は駆動モータ、38は冷凍サイクル装置、
39は圧縮機、40は凝縮器、41は差圧調整弁(電動
流量調整弁)、42は膨張器、43は蒸発器、44は冷
媒パイプ、51は遊星減速機、52は太陽歯車、53は
遊星歯車、54は第1の内歯車、55は第2の内歯車、
56は凹部、57は円筒部材、58は半円筒部材、59
は出力継手、60は送りねじ部、61は環状部材(凸
部)、62は減速装置ケーシング、63は固体潤滑被
膜、64はコイルばね(付勢手段)、65は第1の永久
磁石、66は第2の永久磁石、67は磁気連結機構、6
8は固体潤滑被膜、69は凸部、70は第3の永久磁
石、71は第1の磁気検出素子、72は第2の磁気検出
素子、73は凸部、74a、74bは受け部、75は第
3の永久磁石、76は第1の磁気検出素子、77は第2
の磁気検出素子、78は第3の永久磁石、79は磁気検
出素子、80は空気調和装置、81は冷凍サイクル装
置、82は圧縮機、83は四方弁、86は電子制御弁
(電動流量調整弁)を示す。
部、13、14は流体出入口、17はロータ、18は永
久磁石、19は回転軸、20は軸受、21は軸受ハウジ
ング(軸受取付部材)、21bは貫通孔、22は遊星減
速機(減速装置)、23は出力軸、24は軸受、26は
取付部材、27は減速機ハウジング(減速機取付部
材)、28は移動機構、29はねじ部材(ねじ部)、3
0は移動部材(移動子)、31は円筒状部材、31bは
凸部、32は弁体、33は弁座、33bは孔、34はス
テータ、37は駆動モータ、38は冷凍サイクル装置、
39は圧縮機、40は凝縮器、41は差圧調整弁(電動
流量調整弁)、42は膨張器、43は蒸発器、44は冷
媒パイプ、51は遊星減速機、52は太陽歯車、53は
遊星歯車、54は第1の内歯車、55は第2の内歯車、
56は凹部、57は円筒部材、58は半円筒部材、59
は出力継手、60は送りねじ部、61は環状部材(凸
部)、62は減速装置ケーシング、63は固体潤滑被
膜、64はコイルばね(付勢手段)、65は第1の永久
磁石、66は第2の永久磁石、67は磁気連結機構、6
8は固体潤滑被膜、69は凸部、70は第3の永久磁
石、71は第1の磁気検出素子、72は第2の磁気検出
素子、73は凸部、74a、74bは受け部、75は第
3の永久磁石、76は第1の磁気検出素子、77は第2
の磁気検出素子、78は第3の永久磁石、79は磁気検
出素子、80は空気調和装置、81は冷凍サイクル装
置、82は圧縮機、83は四方弁、86は電子制御弁
(電動流量調整弁)を示す。
Claims (15)
- 【請求項1】 非磁性の金属部材からなるほぼ円筒状の
パイプと、 このパイプの内部に回転可能に設けられ、径方向に多極
に磁化された永久磁石及び回転軸を備えたロータと、 前記パイプの内部に設けられ、前記回転軸を回転可能に
支承する軸受と、 前記パイプの内部に設けられ、前記回転軸に連結された
減速装置と、 前記パイプの内部に設けられ、軸方向に移動可能な移動
子を有すると共に前記減速装置の出力軸の回転力を軸方
向の移動力に変換して前記移動子に伝達する移動機構
と、 前記移動子の先端部に設けられた弁体と、 前記パイプの一端部の内部に設けられ、前記弁体が嵌合
したときに閉塞される孔を有する弁座と、 前記パイプの外部に設けられたステータと、 前記パイプの両端部に設けられた流体出入口とを備えて
構成された電動流量調整弁。 - 【請求項2】 前記減速装置は、遊星減速機で構成され
ていることを特徴とする請求項1記載の電動流量調整
弁。 - 【請求項3】 前記移動機構は、前記減速装置の出力軸
に設けられたねじ部と、前記移動子に前記ねじ部が螺挿
可能なように設けられたねじ孔部と、前記移動子に設け
られた回り止め用の凸部と、前記パイプの内周部に設け
られ前記凸部を受ける受け部とから構成されていること
を特徴とする請求項1または2記載の電動流量調整弁。 - 【請求項4】 前記弁体は、円錐形状に形成されている
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
電動流量調整弁。 - 【請求項5】 前記パイプの外周部の一端部または両端
部に設けられた連結用のねじ部と、前記減速装置を前記
パイプの内部に取り付けるための減速装置取付部材と、
この減速装置取付部材に流体を通すように設けられた貫
通孔と、前記軸受を前記パイプの内部に取り付けるため
の軸受取付部材と、この軸受取付部材に流体を通すよう
に設けられた貫通孔とを備えたことを特徴とする請求項
1ないし4のいずれかに記載の電動流量調整弁。 - 【請求項6】 前記軸受は、自己潤滑性を有する摺動部
品材料と、樹脂若しくは金属とからなる複合材料で構成
されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
かに記載の電動流量調整弁。 - 【請求項7】 前記減速装置には、その出力軸に作用す
る負荷が大きくなったときに前記回転軸の回転力を前記
出力軸へ伝達しないようにするクラッチ機構が設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載の電動流量調整
弁。 - 【請求項8】 前記減速装置は、遊星減速機で構成され
ていることを特徴とする請求項7記載の電動流量調整
弁。 - 【請求項9】 前記移動機構は、前記減速装置の出力軸
に設けられたねじ部と、前記移動子に前記ねじ部が螺挿
可能なように設けられたねじ孔部と、前記移動子に設け
られた回り止め用の凸部と、前記パイプの内周部に設け
られ前記凸部を受ける受け部とから構成されていること
を特徴とする請求項7または8記載の電動流量調整弁。 - 【請求項10】 前記クラッチ機構は、前記遊星減速機
において、2つの内歯車の従動側と固定側を入れ替える
構成によって実現されていることを特徴とする請求項8
または9記載の電動流量調整弁。 - 【請求項11】 前記パイプの内周部に設けられた環状
の凹部と、 前記減速装置ケーシングの外周部に設けられ前記凹部に
摺動可能に嵌合する環状の凸部と、 この凸部の外周面部または前記凹部の内周面部の少なく
とも一方に設けられた二流化モリブデンやフッ素樹脂等
からなる固体潤滑被膜と、 前記凸部を軸方向に付勢して前記凹部の内面に押し当て
る付勢手段とを備えたことを特徴とする請求項7ないし
10のいずれかに記載の電動流量調整弁。 - 【請求項12】 前記減速装置の出力軸と前記移動機構
との間を、軸方向に少なくとも単極に着磁された第1の
永久磁石と、磁性体または前記第1の永久磁石と異極と
なるように軸方向に少なくとも単極に着磁された第2の
永久磁石とからなる磁気連結機構によって連結したこと
を特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の電
動流量調整弁。 - 【請求項13】 前記第1の永久磁石と、前記磁性体ま
たは前記第2の永久磁石とが当接する当接面部に、二流
化モリブデンやフッ素樹脂等からなる固体潤滑被膜を設
けたことを特徴とする請求項12記載の電動流量調整
弁。 - 【請求項14】 前記移動機構の前記移動子の凸部にお
ける径方向の外側の端部に設けられた第3の永久磁石
と、 前記パイプの外周部における前記第3の永久磁石と対向
する位置に設けられた磁気検出素子とを備えたことを特
徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の電動流
量調整弁。 - 【請求項15】 圧縮機、凝縮器、膨張器、蒸発器を順
に有し、前記膨張器の入口側または出口側に差圧調整弁
を有する冷凍サイクル装置において、 前記差圧調整弁として、請求項1ないし14のいずれか
に記載の電動流量調整弁を使用したことを特徴とする冷
凍サイクル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001208105A JP2002089731A (ja) | 2000-07-10 | 2001-07-09 | 電動流量調整弁及び冷凍サイクル装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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