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JP2002088488A - 銅用防食剤組成物 - Google Patents

銅用防食剤組成物

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Publication number
JP2002088488A
JP2002088488A JP2000278619A JP2000278619A JP2002088488A JP 2002088488 A JP2002088488 A JP 2002088488A JP 2000278619 A JP2000278619 A JP 2000278619A JP 2000278619 A JP2000278619 A JP 2000278619A JP 2002088488 A JP2002088488 A JP 2002088488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper
corrosion
added
maleimide
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000278619A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yagi
稔 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP2000278619A priority Critical patent/JP2002088488A/ja
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  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】水と接触する系において、銅の腐食を効果的に
防止することができる銅用防食剤組成物を提供する。 【解決手段】アゾール類とマレイミド類とを含有するこ
とを特徴とする銅用防食剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銅用防食剤組成物
に関する。さらに詳しくは、本発明は、水と接触する系
において、銅の腐食を効果的に防止することができる銅
用防食剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】銅用防食剤、特に水と接触する系におけ
る銅用防食剤として、トリアゾール、ベンゾトリアゾー
ル、ピラゾール、イミダゾール、チアゾール、ベンゾチ
アゾール及びこれらの誘導体などのアゾール類が使用さ
れている。前記誘導体の中の主なもの挙げると、アルキ
ルベンゾトリアゾール、メルカプトベンゾトリアゾー
ル、ヒドロキシベンゾトリアゾール、メルカプトベンゾ
チアゾールなどがある。これらのアゾール類は、銅用防
食剤として優れた防食効果を有するが、高価であるとい
う難点があった。こうした難点を解消するために、アゾ
ール類と他の化合物を併用する試みが行われている。例
えば、特開昭52−51407号公報には、スプール表
面の腐食、粘着物の付着、錆の発生を防いで、スプール
弁の不動作を防止するために改良された潤滑油組成物と
して、アルケニルコハク酸イミド又は酸アミドと1,2,
3−トリアゾール化合物を添加した油滑油組成物が提案
されている。しかし、アルケニルコハク酸イミド又は酸
アミドと1,2,3−トリアゾール化合物の併用は、鋼材
の防食には効果を有するものの、銅及び銅合金に対して
は効果が乏しい。このために、熱交換器などの部材とし
て、きびしい環境条件下におかれる銅の腐食を効果的に
防止することができる銅用防食剤が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水と接触す
る系において、銅の腐食を効果的に防止することができ
る銅用防食剤組成物を提供することを目的としてなされ
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、単独では銅に対し
て腐食促進作用を有するマレイミド類をアゾール類と併
用すると、両者の相乗効果により、銅に対して優れた防
食効果が発揮されることを見いだし、この知見に基づい
て本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、
(1)アゾール類とマレイミド類とを含有することを特
徴とする銅用防食剤組成物、(2)アゾール類が、ベン
ゾトリアゾール、イミダゾール、これらの誘導体、これ
らのアミン塩又はこれらの金属塩である第1項記載の銅
用防食剤組成物、(3)マレイミド類が、一般式[1]
で表される化合物である第1項記載の銅用防食剤組成
物、
【化2】 (ただし、式中、R1及びR2は、水素、炭素数1〜5の
アルキル基又はハロゲンであり、R3は、水素、炭素数
5〜8のシクロアルキル基、炭素数1〜10の無置換若
しくはヒドロキシル基置換アルキル基又は炭素数1〜5
のアルキル基置換フェニル基である。)、(4)一般式
[1]で表される化合物が、マレイミドである第3項記
載の銅用防食剤組成物、及び、(5)アゾール類とマレ
イミド類の配合比が、1:100〜10:1(重量比)
である第1項記載の銅用防食剤組成物、を提供するもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の銅用防食剤組成物は、ア
ゾール類とマレイミド類を含有する。本発明組成物は、
熱交換器などの苛酷な環境条件下におかれ、腐食を生じ
やすい、銅、青銅、黄銅、アルミニウム黄銅などの材料
の防食に好適に用いることができる。アゾール類は、ヘ
テロ原子を2個以上含む五員環芳香族化合物で、ヘテロ
原子の少なくとも1個が窒素原子である化合物である。
本発明組成物においては、従来より銅用防食剤として使
用されてきたアゾール類はいずれも使用することがで
き、このようなアゾール類としては、例えば、イミダゾ
ール、ピラゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、
チアゾール、イソチアゾール、セレナゾール、1,2,3
−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、1,2,5−
オキサジアゾール、1,3,4−オキサジアゾール、1,
2,3−チアジアゾール、1,2,4−チアジアゾール、
1,3,4−チアジアゾール、テトラゾール、1,2,3,
4−チアトリアゾール、これらの誘導体、これらのアミ
ン塩、これらの金属塩などを挙げることができる。アゾ
ール類の誘導体としては、例えば、アゾール環とベンゼ
ン環などとの縮合環を有する化合物、例えば、インダゾ
ール、ベンゾイミダゾール、ベンゾトリアゾール、ベン
ゾチアゾールや、さらにこれらの誘導体であるアルキル
ベンゾトリアゾール、アルキルアミノベンゾトリアゾー
ル、アルキルアミノスルホニルベンゾトリアゾール、メ
ルカプトベンゾトリアゾール、ヒドロキシベンゾトリア
ゾール、ヒドロキシアルキルベンゾトリアゾール、ハイ
ドロベンゾトリアゾール、アミノベンゾトリアゾール、
カルボキシベンゾトリアゾール、N−アルキルベンゾト
リアゾール、ビスベンゾトリアゾール、ナフトトリアゾ
ール、メルカプトベンゾチアゾール、アミノベンゾチア
ゾールなど、これらのアミン塩、これらの金属塩などを
挙げることができる。これらのアゾール類は、1種を単
独で用いることができ、あるいは、2種以上を組み合わ
せて用いることもできる。これらの中で、ベンゾトリア
ゾール、イミダゾール、これらの誘導体、これらのアミ
ン塩及びこれらの金属塩を特に好適に用いることができ
る。
【0006】本発明組成物に用いるマレイミド類に特に
制限はなく、例えば、マレイミドのほかに、マレイミド
の窒素原子に置換基を有する化合物、2位及び/又は3
位の炭素原子に置換基を有する化合物、マレイミド環と
ベンゼン環などとの縮合環を有する化合物などを挙げる
ことができる。本発明組成物において、マレイミド類と
しては、一般式[1]で表される化合物を好適に用いる
ことができる。
【化3】 一般式[1]において、R1及びR2は、水素、炭素数1
〜5のアルキル基又はハロゲンであり、R3は、水素、
炭素数5〜8のシクロアルキル基、炭素数1〜10の無
置換若しくはヒドロキシル基置換アルキル基又は炭素数
1〜5のアルキル基置換フェニル基である。一般式
[1]で表される化合物としては、例えば、マレイミ
ド、N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、シ
トラコン酸イミド、N−メチルシトラコン酸イミド、N
−エチルシトラコン酸イミド、2,3−ジメチルマレイ
ン酸イミド、N−メチル−2,3−ジメチルマレイン酸
イミド、N−エチル−2,3−ジメチルマレイン酸イミ
ドなどを挙げることができる。これらのマレイミド類
は、1種を単独で用いることができ、あるいは、2種以
上を組み合わせて用いることもできる。これらの中で、
マレイミドを特に好適に用いることができる。
【0007】アゾール類が銅に対して優れた防食効果を
有することは従来より知られていたが、マレイミド類は
銅に対して防食効果を示さず、逆に銅に対し腐食促進作
用を有している。しかるに、マレイミド類をアゾール類
に配合すると、相乗効果によって特異な防食効果が発現
し、アゾール類を単独で用いるよりも、はるかに優れた
防食効果が得られる。本発明組成物によれば、少量のア
ゾール類の使用で高い防食効果を有する銅用防食剤を得
ることができる。本発明組成物において、アゾール類と
マレイミド類の配合比に特に制限はないが、1:100
〜10:1(重量比)であることが好ましく、1:50
〜1:1(重量比)であることがより好ましい。アゾー
ル類とマレイミド類の配合比が1:100(重量比)未
満であると、アゾール類の防食効果よりもマレイミド類
の腐食促進作用が強くなるおそれがある。アゾール類と
マレイミド類の配合比が10:1(重量比)を超える
と、防食効果に対するアゾール類とマレイミド類の相乗
効果の発現が不十分となるおそれがある。本発明組成物
を水媒体に使用する場合、アゾール類の添加量は0.1
〜1.5mg/Lであることが好ましく、0.2〜0.8mg
/Lであることがより好ましい。また、マレイミド類の
添加量は0.01〜100mg/Lであることが好まし
く、0.1〜10mg/Lであることがより好ましい。水
媒体のpHは特に調整する必要はなく、銅に接触する水媒
体の通常のpH範囲である6〜10程度の範囲で十分使用
することができる。
【0008】本発明の銅用防食剤組成物の形態に特に制
限はなく、例えば、アゾール類とマレイミド類を配合し
た1剤型の薬剤とすることができ、あるいは、アゾール
類とマレイミド類を分けた2剤型とすることもできる。
2剤型の防食剤は、使用に際して両者を混合することが
でき、あるいは、対象とする水系に両者を別々に添加す
ることもできる。本発明組成物は、アゾール類及びマレ
イミド類をそのまま用いることができ、増量剤その他の
薬剤と配合して粉剤又は錠剤とすることもでき、あるい
は、適当な溶媒に溶解して液剤として使用することもで
きる。使用する溶媒は、水又は親水性溶媒であることが
好ましい。使用する親水性溶媒に特に制限はなく、例え
ば、アルコール類、グリコール類、アミド類、グリコー
ルエステル類、エステル類などを挙げることができる。
本発明の銅用防食剤組成物は、さらに必要に応じて、殺
生物剤、増殖抑制剤、腐食防止剤、スケール防止剤、消
泡剤、界面活性剤などを配合することができる。本発明
の銅用防食剤組成物は、ボイラ、冷却水系、ラジエータ
ーなど、銅又は銅合金が水と接触する系に適用できるほ
か、銅又は銅合金の腐食が問題となるあらゆる系におい
て使用することができる。
【0009】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。 実施例1 厚木市水に、塩化ナトリウム824mg/L(Cl-とし
て500mg/L)及び硫酸ナトリウム739mg/L(S
4 2-として500mg/L)を溶解して試験水とした。
この試験水のpHは、7.0であった。この試験水1Lを
ビーカーにとり、ベンゾトリアゾール0.1mg及びマレ
イミド1mgを添加し、直径5cmの銅製テストピース(表
面積38cm2)を表面が水平になるように浸漬し、20
〜23℃において160rpmで5日間連続して回転し
た。5日後、テストピースを取り出して乾燥、秤量し、
試験前後の重量差から腐食減量を求めたところ、2.2m
gであった。 実施例2 ベンゾトリアゾールの添加量を0.2mg、マレイミドの
添加量を2mgとし、実施例1と同様にして、腐食試験を
行った。5日後の腐食減量は、0.3mgであった。 実施例3 ベンゾトリアゾールの添加量を0.4mg、マレイミドの
添加量を4mgとし、実施例1と同様にして、腐食試験を
行った。5日後の腐食減量は、0.2mgであった。 実施例4 ベンゾトリアゾールの添加量を0.8mg、マレイミドの
添加量を8mgとし、実施例1と同様にして、腐食試験を
行った。5日後の腐食減量は、0.2mgであった。 実施例5 実施例1と同じ試験水1Lをビーカーにとり、ベンゾト
リアゾール0.1mgとN−エチルマレイミド1mgを添加
し、実施例1と同様に銅製テストピースを浸漬して、腐
食試験を行った。5日後の腐食減量は、2.2mgであっ
た。 実施例6 ベンゾトリアゾールの添加量を0.2mg、N−エチルマ
レイミドの添加量を2mgとし、実施例4と同様にして、
腐食試験を行った。5日後の腐食減量は、0.4mgであ
った。 実施例7 ベンゾトリアゾールの添加量を0.4mg、N−エチルマ
レイミドの添加量を4mgとし、実施例1と同様にして、
腐食試験を行った。5日後の腐食減量は、0.3mgであ
った。 実施例8 ベンゾトリアゾールの添加量を0.8mg、N−エチルマ
レイミドの添加量を8mgとし、実施例1と同様にして、
腐食試験を行った。5日後の腐食減量は、0.2mgであ
った。
【0010】実施例9 実施例1と同じ試験水1Lをビーカーにとり、イミダゾ
ール0.1mgとマレイミド1mgを添加し、実施例1と同
様に銅製テストピースを浸漬して、腐食試験を行った。
5日後の腐食減量は、3.4mgであった。 実施例10 イミダゾールの添加量を0.2mg、マレイミドの添加量
を2mgとし、実施例9と同様にして、腐食試験を行っ
た。5日後の腐食減量は、0.4mgであった。 実施例11 イミダゾールの添加量を0.4mg、マレイミドの添加量
を4mgとし、実施例9と同様にして、腐食試験を行っ
た。5日後の腐食減量は、0.4mgであった。 実施例12 イミダゾールの添加量を0.8mg、マレイミドの添加量
を8mgとし、実施例9と同様にして、腐食試験を行っ
た。5日後の腐食減量は、0.3mgであった。 実施例13 実施例1と同じ試験水1Lをビーカーにとり、イミダゾ
ール0.1mgとN−エチルマレイミド1mgを添加し、実
施例1と同様に銅製テストピースを浸漬して、腐食試験
を行った。5日後の腐食減量は、3.4mgであった。 実施例14 イミダゾールの添加量を0.2mg、N−エチルマレイミ
ドの添加量を2mgとし、実施例13と同様にして、腐食
試験を行った。5日後の腐食減量は、0.5mgであっ
た。 実施例15 イミダゾールの添加量を0.4mg、N−エチルマレイミ
ドの添加量を4mgとし、実施例13と同様にして、腐食
試験を行った。5日後の腐食減量は、0.4mgであっ
た。 実施例16 イミダゾールの添加量を0.8mg、N−エチルマレイミ
ドの添加量を8mgとし、実施例13と同様にして、腐食
試験を行った。5日後の腐食減量は、0.4mgであっ
た。
【0011】比較例1 実施例1と同じ試験水1Lをビーカーにとり、ベンゾト
リアゾール0.4mgを添加し、実施例1と同様に銅製テ
ストピースを浸漬して、腐食試験を行った。5日後の腐
食減量は、2.2mgであった。 比較例2 ベンゾトリアゾール0.4mgの代わりに、イミダゾール
0.4mgを添加し、比較例1と同様にして、腐食試験を
行った。5日後の腐食減量は、3.4mgであった。 比較例3 ベンゾトリアゾール0.4mgの代わりに、マレイミド4m
gを添加し、比較例1と同様にして、腐食試験を行っ
た。5日後の腐食減量は、6.0mgであった。 比較例4 ベンゾトリアゾール0.4mgの代わりに、N−エチルマ
レイミド4mgを添加し、比較例1と同様にして、腐食試
験を行った。5日後の腐食減量は、7.9mgであった。 比較例5 実施例1と同じ試験水1Lをビーカーにとり、薬剤を添
加することなく、実施例1と同様に銅製テストピースを
浸漬して、腐食試験を行った。5日後の腐食減量は、
5.4mgであった。実施例1〜16及び比較例1〜5の
結果を、第1表に示す。
【0012】
【表1】
【0013】第1表に見られるように、マレイミド又は
N−エチルマレイミドのみを添加した比較例3及び比較
例4の腐食減量は、薬剤を添加しなかった比較例5の腐
食減量より大きく、マレイミドとN−エチルマレイミド
が銅の腐食に対して促進作用を有することが分かる。し
かるに、ベンゾトリアゾール0.4mg/Lを添加した実
施例3、実施例7及び比較例1を比較すると、マレイミ
ドを併用した実施例3とN−エチルマレイミドを併用し
た実施例7の腐食減量は、ベンゾトリアゾールのみを添
加した比較例1の腐食減量のほぼ10分の1であり、ベ
ンゾトリアゾールとマレイミド又はN−エチルマレイミ
ドの間に、腐食防止に対する強い相乗効果が発現するこ
とが分かる。イミダゾール0.4mg/Lのみを添加した
比較例2、マレイミドを併用した実施例11、N−エチ
ルマレイミドを併用した実施例15についても、同様
に、イミダゾールとマレイミド又はN−エチルマレイミ
ドの間に、腐食防止に対する強い相乗効果が発現するこ
とが認められる。
【0014】
【発明の効果】本発明の銅用防食剤組成物によれば、本
来は銅に対して腐食促進作用を有するマレイミド類をア
ゾール類と併用し、両者の間の相乗効果を利用して、銅
に対する強い防食効果を発現させ、水と接触する系にお
いて、銅の腐食を効果的に防止することができる。
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月22日(2001.8.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。 実施例1 厚木市水に、塩化ナトリウム824mg/L(Cl-とし
て500mg/L)及び硫酸ナトリウム739mg/L(S
4 2-として500mg/L)を溶解して試験水とした。
この試験水のpHは、7.0であった。この試験水1Lを
ビーカーにとり、ベンゾトリアゾール0.1mg及びマレ
イミド1mgを添加し、直径5cmの銅製テストピース(表
面積38cm2)を表面が水平になるように浸漬し、20
〜23℃において160rpmで5日間連続して回転し
た。5日後、テストピースを取り出して乾燥、秤量し、
試験前後の重量差から腐食減量を求めたところ、2.2m
gであった。 実施例2 ベンゾトリアゾールの添加量を0.2mg、マレイミドの
添加量を2mgとし、実施例1と同様にして、腐食試験を
行った。5日後の腐食減量は、0.3mgであった。 実施例3 ベンゾトリアゾールの添加量を0.4mg、マレイミドの
添加量を4mgとし、実施例1と同様にして、腐食試験を
行った。5日後の腐食減量は、0.2mgであった。 実施例4 ベンゾトリアゾールの添加量を0.8mg、マレイミドの
添加量を8mgとし、実施例1と同様にして、腐食試験を
行った。5日後の腐食減量は、0.2mgであった。 実施例5 実施例1と同じ試験水1Lをビーカーにとり、ベンゾト
リアゾール0.1mgとN−エチルマレイミド1mgを添加
し、実施例1と同様に銅製テストピースを浸漬して、腐
食試験を行った。5日後の腐食減量は、2.2mgであっ
た。 実施例6 ベンゾトリアゾールの添加量を0.2mg、N−エチルマ
レイミドの添加量を2mgとし、実施例1と同様にして、
腐食試験を行った。5日後の腐食減量は、0.4mgであ
った。 実施例7 ベンゾトリアゾールの添加量を0.4mg、N−エチルマ
レイミドの添加量を4mgとし、実施例1と同様にして、
腐食試験を行った。5日後の腐食減量は、0.3mgであ
った。 実施例8 ベンゾトリアゾールの添加量を0.8mg、N−エチルマ
レイミドの添加量を8mgとし、実施例1と同様にして、
腐食試験を行った。5日後の腐食減量は、0.2mgであ
った。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アゾール類とマレイミド類とを含有するこ
    とを特徴とする銅用防食剤組成物。
  2. 【請求項2】アゾール類が、ベンゾトリアゾール、イミ
    ダゾール、これらの誘導体、これらのアミン塩又はこれ
    らの金属塩である請求項1記載の銅用防食剤組成物。
  3. 【請求項3】マレイミド類が、一般式[1]で表される
    化合物である請求項1記載の銅用防食剤組成物。 【化1】 (ただし、式中、R1及びR2は、水素、炭素数1〜5の
    アルキル基又はハロゲンであり、R3は、水素、炭素数
    5〜8のシクロアルキル基、炭素数1〜10の無置換若
    しくはヒドロキシル基置換アルキル基又は炭素数1〜5
    のアルキル基置換フェニル基である。)
  4. 【請求項4】一般式[1]で表される化合物が、マレイ
    ミドである請求項3記載の銅用防食剤組成物。
  5. 【請求項5】アゾール類とマレイミド類の配合比が、
    1:100〜10:1(重量比)である請求項1記載の
    銅用防食剤組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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