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JP2002086009A - 脱水ケーキ細粒化システム及び自走式混合解砕機械 - Google Patents

脱水ケーキ細粒化システム及び自走式混合解砕機械

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Publication number
JP2002086009A
JP2002086009A JP2000284117A JP2000284117A JP2002086009A JP 2002086009 A JP2002086009 A JP 2002086009A JP 2000284117 A JP2000284117 A JP 2000284117A JP 2000284117 A JP2000284117 A JP 2000284117A JP 2002086009 A JP2002086009 A JP 2002086009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
crushing
conveyor
improved soil
mixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000284117A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Sato
藤男 佐藤
Hisanori Hashimoto
久儀 橋本
Akira Watanabe
晃 渡辺
Manabu Nakano
学 仲野
Minoru Tayama
稔 田山
Fumio Toyoshima
史生 豊島
Shinji Dobashi
伸次 土橋
Mitsuru Sato
満 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2000284117A priority Critical patent/JP2002086009A/ja
Publication of JP2002086009A publication Critical patent/JP2002086009A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】砕石・砕砂の水洗処理により生じる脱水ケーキ
から、5mmアンダー95%以上という高水準の細粒化
を確実に行うことができる脱水ケーキ細粒化システム及
び自走式混合解砕機械を提供する。 【解決手段】脱水ケーキを導入して土質改良材と混合か
つ粗解砕し、改良土を生成する自走式土質改良機械20
0と、この自走式土質改良機械200により生成された
改良土をその搬送ベルト403にて搬送するとともに、
この搬送ベルト403上を搬送中の改良土を微解砕する
カッタ424を有するチョッパー404が設けられた解
砕コンベア装置400とで脱水ケーキ細粒化システムを
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱水ケーキの細粒
化システムに関し、さらに詳しくは、砕石・砕砂の水洗
処理により生じる脱水ケーキから、5mmアンダー95
%以上の水硬性複合路盤材用粒度調整材を製造できる脱
水ケーキの細粒化システム及び自走式土質改良機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、道路のアスファルト舗装の粗骨
材及び細骨材として、従来は、天然砂利・天然砂等が使
用されていたが、これら天然骨材資源は、採取地の制限
が厳しくなる等の背景により安定的な供給が困難となり
つつある。そこで、天然骨材資源に変わる材料として、
砕石工場で生産される砕石・砕砂の活用が積極的に行わ
れており、その使用割合は年々増加している。また近
年、新しい舗装技術として、低騒音舗装や排水性舗装の
需要拡大が予想されており、それらの新舗装の機能を十
分に発揮するために、骨材としての砕石・砕砂の粒度及
び粒形の高品質化(最大粒径の小径化や球状化)が求め
られている。
【0003】このような背景の下、砕石工場において
は、砕石・砕砂の製造過程で水洗による品質管理が行わ
れており、例えば、単粒度砕石・砕砂などを製造する際
には、分級工程で発生する砕石微粉末を水洗処理してい
る。その廃水は、フィルタープレスにより脱水処理して
脱水ケーキとする。この脱水ケーキの発生量は上記の背
景により年々増加しているが、その大部分は、砕石場内
又は場外で埋設処理されるか、あるいは産業廃棄物の汚
泥として外部の産廃処理業者に委託して処理している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来、
砕石・砕砂の水洗処理により生じる脱水ケーキは、有効
活用されることなく埋設処理あるいは産業廃棄物として
処理されている。ところが、処理費用の高騰や処分地の
不足等から、このような脱水ケーキの処理は年々困難に
なってきている。そこで、この問題に対応するために、
かつ、骨材資源の有効利用、自然環境の保全、及び循環
型社会への貢献等の観点から、脱水ケーキの有効利用に
関する調査・研究が各方面で進められている。その結
果、脱水ケーキを生石灰等で品質改良(安定処理)しこ
れを粒度調整材(安定処理材)としてクラッシャラン又
は再生クラッシャランに混合することにより、高品質の
水硬性複合路盤材を製造できることが先般明らかとな
り、建設省・砕石協会・石灰協会等によってその新たな
高品質水硬性複合路盤材の製造基準が制定され、前記脱
水ケーキから製造する安定処理材の規格は「5mmアン
ダー(粒径5mm以下のものの含有率)95%以上」と
いう高い細粒化水準に決定された。
【0005】しかしながら、従来、砕石・砕砂の水洗処
理により生じる脱水ケーキから、このような5mmアン
ダー95%以上という高い細粒化水準を確実に実現でき
るシステムは存在しなかった。
【0006】本発明の目的は、砕石・砕砂の水洗処理に
より生じる脱水ケーキから、5mmアンダー95%以上
という高水準の細粒化を確実に行うことができる脱水ケ
ーキ細粒化システム及び自走式混合解砕機械を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、脱水ケーキを導入して土質改良材
と混合かつ粗解砕し、改良土を生成する自走式混合解砕
機械と、前記改良土を搬送するコンベア及びこのコンベ
ア上を搬送中の前記改良土を微解砕するカッタを備えた
解砕コンベア装置とを有する。
【0008】本発明においては、まず脱水ケーキを自走
式混合解砕機械で土質改良材と混合・粗解砕して改良土
を生成しておき、その後解砕コンベア装置において、そ
のコンベア上の改良土に対して搬送中の状態でカッタに
より打撃を加えて改良土を微解砕していく。これによ
り、5mmアンダー95%以上という高水準の細粒化を
実現することができる。
【0009】(2)上記目的を達成するために、本発明
は、脱水ケーキを導入して土質改良材と混合かつ粗解砕
し、改良土を生成する自走式混合解砕機械と、複数の回
転ロールを備え、前記改良土をそれら複数の回転ロール
間にて圧縮し混練する混練機械と、この混練した改良土
を搬送するコンベア及びこのコンベア上を搬送中の前記
改良土を微解砕するカッタを備えた解砕コンベア装置と
を有する。
【0010】(3)上記目的を達成するために、本発明
は、脱水ケーキを導入して土質改良材と混合かつ粗解砕
し、改良土を生成する自走式混合解砕機械と、回転軸の
軸方向に複数の羽根を設けた複数の回転体を配置し、前
記改良土を前記複数の羽根でせん断して中間解砕するせ
ん断機械と、この中間解砕した改良土を搬送するコンベ
ア及びこのコンベア上を搬送中の前記改良土を微解砕す
るカッタを備えた解砕コンベア装置とを有する。
【0011】(4)上記目的を達成するために、本発明
は、脱水ケーキを導入して土質改良材と混合かつ粗解砕
し、改良土を生成する自走式混合解砕機械と、複数の回
転ロールを備え、前記改良土をそれら複数の回転ロール
間にて圧縮し混練する混練機械と、回転軸の軸方向に複
数の羽根を設けた複数の回転体を配置し、前記混練した
改良土を前記複数の羽根でせん断して中間解砕するせん
断機械と、前記改良土を搬送するコンベア及びこのコン
ベア上を搬送中の前記改良土を微解砕する複数のカッタ
を備えた解砕コンベア装置とを有する。
【0012】(5)上記(1)乃至(4)において、好
ましくは、前記複数のカッタは、前記コンベアの端部以
外の中間部分において搬送中の前記改良土を微解砕す
る。
【0013】コンベアの端部、特に搬出側端部にカッタ
を設けた場合、改良土がコンベアから落下しつつある状
態でカッタで打撃を加え解砕を行うこととなるため、解
砕効果を必ずしも十分に発揮できない場合がある。本発
明においては、カッタをコンベアの端部以外の中間部分
に配置することにより、常に改良土がコンベア上に位置
する状態でカッタで打撃を加え解砕を行うことができる
ので、確実に十分な解砕効果を得ることができる。
【0014】(6)上記(1)乃至(5)において、好
ましくは、前記複数のカッタは、前記コンベアの上方に
て略水平方向に配設された回転軸に接続固定される。
【0015】(7)上記(6)において、好ましくは、
前記複数のカッタは、前記回転軸に略直角に取り付けら
れた取付部と、この取付部の先端に位置し前記回転軸の
回転方向と反対側に反った形状の先端部とを備える。
【0016】上記のように、本発明においては、解砕コ
ンベア装置のカッタにより打撃を加えてコンベア上を搬
送中の改良土を微解砕する。このとき、例えば、カッタ
の先端部を真直ぐに構成すると、カッタ先端部のコンベ
ア上の改良土表面に対する角度が大きいため、カッタに
より改良土に打撃を与える際にカッタへ反作用する衝撃
が大きくなり、例えば、カッタを駆動する電動モータ等
の駆動源に大きな負荷がかかることとなる。本発明にお
いては、カッタ先端部を回転軸の回転方向と反対方向に
反った形状としたので、カッタ先端部の改良土表面に対
する角度を小さくできるので、カッタにより改良土に打
撃を与える際にカッタへ反作用する衝撃を小さくでき
る。
【0017】(8)上記(7)において、好ましくは、
前記先端部は、前記回転軸の軸方向中央側に向かってひ
ねり曲げた形状を備える。
【0018】上記のように、本発明においては、解砕コ
ンベア装置のカッタにより打撃を加えてコンベア上を搬
送中の改良土を微解砕するので、例えば、カッタの先端
部を回転軸径方向に真直ぐに構成すると、カッタ先端部
のコンベア上の改良土に対する衝突面積が小さく、隣接
するカッタ間の改良土に対しては微解砕することが困難
である。本発明においては、カッタ先端部を回転軸の軸
方向中央側に向かってひねり曲げた形状としたため、カ
ッタ先端部がコンベア上の改良土に対してまんべんなく
衝突し、良好な解砕性能が確保できる。
【0019】(9)上記(3)又は(4)において、好
ましくは、前記せん断機械は、前記複数の回転体を互い
の回転軌跡が径方向に一部重なり合うように配置する。
【0020】(10)上記(3)又は(4)において、
さらに好ましくは、前記せん断機械は、前記複数の回転
体の周囲を取り囲む包囲手段を備え、この包囲手段は、
内周面を前記回転体の回転軌跡に沿った略円弧形状とし
た円弧部を備える。
【0021】(11)上記(1)乃至(4)において、
好ましくは、前記自走式混合解砕機械は、フレームと、
このフレームに設けた走行手段と、脱水ケーキを受け入
れる土砂ホッパと、この土砂ホッパに投入された脱水ケ
ーキを解砕しつつ土質改良材と混合する混合装置と、そ
の混合物を搬出する搬出コンベアと、前記土砂ホッパに
投入された脱水ケーキを前記混合装置へ搬送する搬入コ
ンベアとを備える。
【0022】(12)上記目的を達成するために、本発
明は、脱水ケーキを受け入れる土砂ホッパと、この土砂
ホッパに投入された脱水ケーキを粗解砕しつつ土質改良
材と混合し改良土を生成する混合装置と、前記改良土を
搬出する搬出コンベアと、この搬出コンベアの端部以外
の中間部分において搬送中の前記改良土を微解砕するカ
ッタとを備える。
【0023】(13)上記目的を達成するために、本発
明は、脱水ケーキを受け入れる土砂ホッパと、この土砂
ホッパに投入された脱水ケーキを粗解砕しつつ土質改良
材と混合し改良土を生成する混合装置と、前記改良土を
搬出する搬出コンベアと、この搬出コンベアの端部以外
の中間部分において搬送中の前記改良土を微解砕する複
数の第1車載カッタとを備える。
【0024】本発明においては、自走式混合解砕機械に
よって、まず脱水ケーキと土質改良材とを混合し粗解砕
して改良土を生成しておき、その後、この改良土に対し
て搬出コンベア上を搬送中の状態で第1車載カッタによ
り打撃を加えて改良土を微解砕していく。これにより、
5mmアンダー95%以上という高水準の細粒化を実現
することができる。
【0025】またこのとき、排出コンベアの端部、特に
搬出側端部にカッタを設けた場合、改良土がコンベアか
ら落下しつつある状態でカッタで打撃を加え解砕を行う
こととなるため、解砕効果を必ずしも十分に発揮できな
い場合がある。本発明においては、第1車載カッタを排
出コンベアの端部以外の中間部分に配置することによ
り、常に改良土がコンベア上に位置する状態でカッタで
打撃を加え解砕を行うことができるので、確実に十分な
解砕効果を得ることができる。
【0026】(14)上記目的を達成するために、本発
明は、脱水ケーキを受け入れる土砂ホッパと、この土砂
ホッパに投入された脱水ケーキを粗解砕しつつ土質改良
材と混合し改良土を生成する混合装置と、前記改良土を
搬出する搬出コンベアと、この搬出コンベアの端部以外
の中間部分において搬送中の前記改良土を微解砕する複
数の第1車載カッタと、前記混合装置の排出口から排出
される前記改良土を微解砕する複数の第2車載カッタと
を備える。
【0027】(15)上記(13)又は(14)におい
て、好ましくは、前記第1及び第2車載カッタは、略水
平方向に配設された回転軸に接続固定される。
【0028】(16)上記(15)において、好ましく
は、前記第1及び第2車載カッタは、前記回転軸に略直
角に取り付けられた取付部と、この取付部の先端に位置
し前記回転軸の回転方向と反対側に反った形状の先端部
とを備える。
【0029】(17)上記(16)において、好ましく
は、前記先端部は、前記回転軸の軸方向中央側に向かっ
てひねり曲げた形状を備える。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明の脱水ケーキ細
粒化システムの一実施の形態の全体配置を表す側面図で
ある。この図1において、例えば砕石工場にて砕石・砕
砂の製造時に分級工程で発生する砕石微粉末の水洗処理
廃水が、フィルタープレスによって脱水処理されて脱水
ケーキとなり、脱水ケーキ置場Pに運搬され山積みにさ
れている。本実施の形態による脱水ケーキ細粒化システ
ムはこの砕石微粉末の脱水ケーキから生成される改良土
を細粒化するものであり、脱水ケーキを投入する油圧シ
ョベル100と、この油圧ショベル100によって投入
された脱水ケーキを導入し土質改良材と混合及び解砕
(粗解砕)し、改良土を生成する自走式混合解砕機械
(自走式土質改良機械)200と、前記改良土を所定の
大きさに造粒(=2次処理)する脱水ケーキ造粒機械3
00と、前記脱水ケーキ造粒機械300から排出された
改良土を搬送し、さらに細かく造粒(微解砕)する解砕
コンベア装置400と、この解砕コンベア装置400か
ら搬出された改良土を場外または指定の堆積場所に運搬
するホイールローダ(積み出し機械)500とを有す
る。
【0031】前記の油圧ショベル100は、通常の建設
現場でごく一般的に用いられる自走式のものであり、走
行手段としての履帯101を備えた走行体102と、こ
の走行体102の上部に旋回可能に設けられた旋回体1
03と、この旋回体103に回動自在に接続された多関
節型のフロント装置(=旋回体103に基端部が枢支さ
れたブーム104、このブーム104に回動自在に接続
されたアーム105、及びこのアーム105に回動自在
に接続されたバケット106)とを備えている。
【0032】そしてこのような構成により、油圧ショベ
ル100は、前記ケーキ置場Pの脱水ケーキをバケット
106内にすくい込んで、自走式土質改良機械200の
篩ユニット201(後述)を介し土砂ホッパ202(後
述)へと投入するようになっている。
【0033】前記の自走式混合解砕機械(自走式土質改
良機械)200は、この種のものとして公知の自走式土
質改良機であり、図2は本発明の脱水ケーキ細粒化シス
テムの一実施の形態を構成する前記自走式土質改良機械
200の詳細構造を表す側面図である。
【0034】図2において、自走式土質改良機械200
は、前記油圧ショベル100のバケット106により改
良対象となる脱水ケーキが投入されその投入脱水ケーキ
を所定の粒度に選別する(詳細は後述)篩ユニット20
1、この篩ユニット201で選別された脱水ケーキを受
け入れ一時的に貯留しておく土砂ホッパ202、この土
砂ホッパ202から導入された脱水ケーキを所定の土質
改良材(固化材)と混合して下方へ排出する混合装置
(処理槽)203、土砂ホッパ202に受け入れた脱水
ケーキを前記混合装置203へと搬送して導入する搬送
コンベア204、及び前記土質改良材を供給するための
土質改良材供給装置205を搭載した土質改良機本体2
06と、この土質改良機本体206の下方に設けられた
走行体207と、混合装置203で混合され下方へ排出
された混合物を受け入れて自走式土質改良機械200の
後方側(後述する土質改良機取付け部209Aの長手方
向の他方側、図2中右側)に搬送し排出する排出コンベ
ア208とを有する。
【0035】前記の走行体207は、本体フレーム20
9と、左・右無限軌道履帯210とを備えている。本体
フレーム209は、前記篩ユニット201、土砂ホッパ
202、混合装置203、土質改良材供給装置205、
及び後述のパワーユニット(機械室)241等を載置す
る車台を構成する土質改良機取付け部209Aと、この
土質改良機取付け部209Aと前記の左・右無限軌道履
帯210とを接続するトラックフレーム部209Bとか
ら構成される。また無限軌道履帯210は、前記トラッ
クフレーム部209Bに回転自在に支持された駆動輪2
11及び従動輪(アイドラ)212の間に掛け渡されて
おり、駆動輪211側に設けられた左・右走行用油圧モ
ータ213L,213R(左走行用油圧モータ213L
のみ図2に図示)によって駆動力が与えられることによ
り自走式土質改良機械200を走行させるようになって
いる。
【0036】前記の篩ユニット201は、上下方向振動
を含み揺動可能ないわゆる振動篩であり、前記土質改良
機取付け部209Aに立設した支持ポスト214の上に
設けた支持部材215に、ばね216を介して弾性的に
支持された、例えば略長方形の枠体である支持枠体21
7と、この支持枠体217に装着された格子部材(図示
せず)と、この格子部材の振動軸(図示せず)を内部に
挿通した回転ドラム(図示せず)を回転駆動させるため
の駆動力を発生する加振用油圧モータ(図示せず)とを
有している。そして、加振用油圧モータの駆動力を回転
ドラムに伝達して回転させ、格子部材の振動軸を振動さ
せることにより、格子部材及び支持枠体217が上下方
向に振動するようになっている。
【0037】前記の搬送コンベア204は、前記土質改
良機取付け部209Aの長手方向一方側から他方側へ向
かって(自走式土質改良機械200の後方へ向かって)
所定角度だけ斜めに立ち上がるように傾斜して設けられ
ている。そしてこの搬送コンベア204は、フレーム2
18と、このフレーム218に支持され図示しない搬送
コンベア用油圧モータで駆動される駆動輪219と従動
輪(アイドラ)220との間に巻回して設けられた搬送
ベルト221と、この搬送ベルト221における搬送面
を支持するためのガイドローラ222と、搬送ベルト2
21の搬送面の下流側端部において幅方向左右両側に設
けられた規制板223とを備えている。
【0038】前記の土砂ホッパ202は、上端部が前記
支持部材215に固定して設けられており、その下端部
は搬送コンベア204の傾斜角に応じた角度傾斜してい
る。またこの土砂ホッパ202は、篩ユニット201か
らの円滑な土砂投入時の便宜のため、上方へ向かって拡
径となる無底の箱型形状(言い換えれば略角筒形状ある
いは枠体形状)となっており、その上下は開口してい
る。
【0039】このとき、この土砂ホッパ202の前記枠
体を構成する四周の側壁のうち、搬送コンベア204の
送り方向の下流側に位置する側壁(図示せず)には、高
さが前記規制板223の高さとほぼ同じでありかつ幅方
向寸法が前記搬送コンベア204の前記搬送ベルト22
1の幅より若干小さい図示しない土砂供給用開口部(ゲ
ート)が形成されている。そして、土砂ホッパ202
は、前記篩ユニット201より上方開口部を介して投入
された土砂を搬送コンベア204の搬送ベルト221上
に落下させて下流側へと搬送し、このときその搬送ベル
ト221上を搬送されていく投入土砂のうち前記供給用
開口部を通り抜けたもの(=供給用開口部の高さ分だけ
の量)だけを土砂ホッパ202外へ導出し(引き出
し)、混合装置203へと導く。これにより、搬送コン
ベア204における搬送ベルト221の搬送速度と、土
砂供給用開口部の開口面積とにより定まる所定量の土砂
が、土砂ホッパ202から混合装置203へ供給される
ようになっている。
【0040】前記の土質改良材供給装置205は、土質
改良機取付け部209A上に立設した4本(または3
本)の支柱224上に設けた例えば略長方形状の台板2
25に支持されている。このとき、前記の搬送コンベア
204は、その下流側端部が、前記支柱224,224
間にまで延在されており、このような位置関係におい
て、その搬送コンベア204下流側端部の直上にある土
質改良材供給装置205によって、土砂ホッパ202か
ら供給された土砂に対し搬送コンベア204上で所定量
の土質改良材が添加されるようになっている。
【0041】土質改良材供給装置205は、所定量の土
質改良材を貯留する貯留タンク226と、この貯留タン
ク226の下部に連設され、所定量ずつ土質改良材を供
給するフィーダ227とを備えている。なお、土質改良
材は、脱水ケーキを改良改質し先に述べた高品質水硬性
複合路盤材の粒度調整材(安定処理材)を製造するため
に混合されるものであり、例えば石灰が使用される。
【0042】前記の貯留タンク226は、全体が概略円
筒形状で内部に土質改良材を貯留する空間を有するもの
であり、その高さ寸法が可変(詳細は後述)な構成とな
っている。すなわち、貯留タンク226は、下部側が前
記台板225上に設置され、有底筒形の下部タンク部2
28と、天板部229と、下部タンク部228と天板部
229との間に設けた上部側の容積が可変な上部タンク
部としての蛇腹部230とから構成される。
【0043】前記下部タンク部228の底板(図示せ
ず)には、所定の開口径を有する土質改良材供給開口が
設けられ、この開口から土質改良材をフィーダ227へ
供給するようになっている。
【0044】前記フィーダ227はいわゆるロータリー
フィーダと称されるものであり、その内部に、図示しな
いフィーダ用モータによって回転駆動されるロータ(図
示せず)が設けられている。このロータには複数の隔壁
(図示せず)が放射状に設けられており、ロータが所定
角度回転する毎に相隣接する隔壁間の空間に相当する分
の土質改良材が分離され、その空間の容積分の土質改良
材が定量ずつ供給されるようになっている。これによ
り、前記フィーダ用モータの回転速度を制御すること
で、土質改良材の供給量(添加率)を制御し、脱水ケー
キと土質改良材との混合比を正確に一定にできるように
なっている。
【0045】具体的には、例えば搬送コンベア204に
よる脱水ケーキの搬送量を図示しない検出手段で検出し
(あるいは排出コンベア208による脱水ケーキ・土質
改良材混合物の量を検出することで間接的に搬送コンベ
ア204による脱水ケーキの搬送量を検出しても良
い)、その検出量に応じてフィーダ用油圧モータを駆動
制御するようになっている。
【0046】なお、前記した貯留タンク226を上下に
分けて、上部側に蛇腹部230を設けたのは、貯留タン
ク226による土質改良材の収容量を多くし、かつ自走
式土質改良機械200全体をトレーラ等で輸送する際に
その高さ寸法を低くするためである。
【0047】すなわち、前記天板部229に設けた取付
板231に支持杆232が垂設されており、前記台板2
25の各支持杆232の垂設位置に対応する位置にガイ
ド筒233が立設されている。そして、ガイド筒233
に設けたピン挿通孔234に対し支持杆232の下方に
設けた挿通孔235を一致させた状態にしてストッパピ
ン(図示せず)を挿通させると、蛇腹部230は伸長し
た作動状態に保持され(図2の状態)、支持杆232の
上方に設けたピン挿通孔235を前記ピン挿通孔234
と一致させてストッパピンを挿通させると、蛇腹部23
0は格納状態に保持されるようになっている。
【0048】前記の混合装置203は、長手方向(=略
水平方向)に配置した長方形状容器からなる混合装置本
体236と、前記混合装置本体236の前方側上部に設
けられ、前記搬送コンベア204からの脱水ケーキ及び
土質改良材供給装置205からの土質改良材を導入する
導入口(図示せず)と、前記混合装置本体236の後方
側下部に設けられた排出口(図示せず)と、混合装置本
体236内に互いに平行に設けられた偶数本(例えば2
本の)のパドルミキサ(図示せず)と、駆動力を発生さ
せる混合装置用油圧モータ237とを有している。
【0049】前記パドルミキサは、回転軸(図示せず)
に攪拌・移送部材としての羽根(パドル、図示せず)を
間欠的(例えば周方向に90°ごと、軸方向に所定ピッ
チごと)に多数設けた構造であり、前記回転軸の後端部
は、伝達ギア(図示せず)を介し混合装置用油圧モータ
237の出力軸に連結されている。そして、混合装置用
油圧モータ237を駆動することで、パドルミキサの両
回転軸を同時にかつ相互に反対方向に(両回転軸の対向
側が上向き回転となるように)回転駆動させ、前記導入
口を介し両パドルミキサ間の中央部に導入された脱水ケ
ーキ及び土質改良材を攪拌しつつ排出口側に向けて移送
し、その移送の間にそれら混合物を解砕(粗解砕)しか
つ均一に混合して、改良土を製造するようになってい
る。そして、このようにして製造された改良土は排出口
から自重の作用で前記排出コンベア208上に排出され
るようになっている。
【0050】前記の排出コンベア208は、排出コンベ
ア用油圧モータ238によって搬送ベルト239を駆動
し、これによって前記混合装置203から搬送ベルト2
39上に落下してきた混合物(改良土)を搬送し、前記
脱水ケーキ造粒機械300の混練機械300U(後述)
へと投入するようになっている。
【0051】ここで、上記篩ユニット201、搬送コン
ベア204、混合装置203、排出コンベア208、及
び無限軌道履帯210は、この自走式土質改良機械20
0に備えられる動力源、すなわち原動機としてのエンジ
ン(図示せず)及びこのエンジンによって駆動される少
なくとも1つの油圧ポンプ(図示せず)からの動力によ
って駆動される。前記油圧ポンプからの圧油は、当該圧
油の方向及び流量を制御するコントロールバルブを備え
た制御弁装置(図示せず)を介し、前記篩ユニット20
1、搬送コンベア204、混合装置203、排出コンベ
ア208、及び無限軌道履帯210にそれぞれ対応する
前記加振用油圧モータ、搬送コンベア用油圧モータ、混
合装置用油圧モータ237、排出コンベア用油圧モータ
238、及び左・右走行用油圧モータ213L,213
Rへと供給され、これによって対応する油圧モータが回
転駆動する。
【0052】そして、上記エンジン、油圧ポンプ、及び
制御弁装置は、いずれも、前記土質改良機取付け部20
9Aの長手方向他方側端部の上部にパワーユニット積載
部材240を介し搭載されたパワーユニット241内に
設けられている。
【0053】以上のような構成により、自走式土質改良
機械200は、脱水ケーキを前記篩ユニット201によ
り受入れてフィーダ227により土質改良材を添加し、
混合装置203によりその導入された脱水ケーキ及び土
質改良材を混合かつ粗解砕して改良土として排出コンベ
ア208により排出するようになっている。
【0054】図1に戻り、前記の脱水ケーキ造粒機械3
00は、2段構造の上部に位置するとともに前記自走式
土質改良機械200の排出コンベア208の排出側端部
から前記改良土が供給される混練機械300Uと、2段
構造の下部(すなわち混練機械300Uの下方)に設け
られる細粒化装置(せん断機械)300Lとを有してい
る。図3は、本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実
施の形態を構成する脱水ケーキ造粒機械300の全体構
造を表す側面図である。
【0055】ここで、図4(a)は本発明の脱水ケーキ
細粒化システムの一実施の形態を構成する脱水ケーキ造
粒機械300の要部である混練機械300Uの詳細構造
を表す拡大正面図であり、図4(b)は図4(a)中A
方向から見た矢視側面図である。これら図4(a)及び
図4(b)において、混練機械300Uは、例えばH型
鋼等により略箱形又は略枠体形状に構成された下部支持
体301と、この下部支持体301上に設けられた混練
機本体302と、この混練機本体302の上部に設けら
れた導入口303と、前記混練機本体302に設けられ
た軸受機構304と、この軸受機構304に回転軸30
5を回転自在に支持された複数(この例では2つ)の回
転ロール306と、この回転ロール306の前記回転軸
305の両端部にそれぞれ取り付けられたプーリ307
と、前記下部支持体301上に設けられ回転駆動力を発
生するロール駆動用モータ(電動モータでも油圧モータ
でもよい)308と、このロール駆動用モータ308の
回転軸に設けたプーリ309と前記プーリ307との間
に掛け渡されて回転駆動力を伝達するベルト310と、
前記下部支持体301内に略水平方向にかつ回転可能に
配設されたスクリュー311と、このスクリュー311
を手動操作可能なハンドル312と、前記回転ロール3
06の外周面に対し略径方向に遠近可能に設けられたス
クレーパ313とを有している。
【0056】前記回転ロール306は、耐摩耗性および
石の破砕を考慮し、硬度および強度のある部材(例えば
ハイマンガン鋼等)を用いる。
【0057】前記スクレーパ313は、前記ハンドル3
12の操作によって前記回転ロール306に当接して回
転ロール306表面に付着した脱水ケーキを掻き落と
す。すなわち、前記スクリュー311のねじ山にはナッ
ト314が係合されており、このナット314に固定さ
れた第1アーム315にはピン316を介して第2アー
ム317が回動可能に連結されている。この第2アーム
317は、前記混練機本体302に設けたピン結合部3
18に回動可能に支持される一方、ピン316と反対側
の端部には前記スクレーパ313が固定されている。こ
のような構造により、ハンドル312を適宜の一方向に
回転させると、前記第1アーム315及び前記第2アー
ム317を介して回り止めされているナット314が図
4(a)中の左・右両端側から中央側へ向かって移動
し、これによって第1アーム315を介し第2アーム3
17がピン結合部318を回動支点として回動(=その
下端部が図4(a)中の左・右両端側から中央側へ向か
うように回動)し、その結果、前記スクレーパ313が
前記回転ロール306に押付けられるようになってい
る。
【0058】前記軸受機構304は、略棒状のガイド部
材(分散部材)319,320,321をガイドとして
図示しない駆動手段によって略水平方向にスライド可能
となっており、これによって、2つの前記回転ロール3
06,306間の間隙寸法B(図4(a)参照)を調整
可能となっている。
【0059】以上のような構成の混練機械300Uが、
基板322及びこの基板322上に立設された複数の支
柱323からなる支持台324上に配置され、前記自走
式土質改良機械200の排出コンベア208から供給さ
れる改良土を前記回転ロール306,306間に導入し
て圧縮し混練した後、下方の前記細粒化装置300Lへ
と導出するようになっている。
【0060】図5は本発明の脱水ケーキ細粒化システム
の一実施の形態を構成する脱水ケーキ造粒機械300の
要部である細粒化装置300Lの詳細構造を表す水平断
面図(但し後述のノッカー351は図示省略)であり、
図6は図5中VI−VI断面による側断面図であり、図7は
図6の要部拡大図である。
【0061】これら図5乃至図7において、細粒化装置
300Lは、例えばH型鋼やC型鋼からなる複数のビー
ム325a,325b,325c,325d,325
e,325f等により略枠体形状に構成された下部支持
体325と、この下部支持体325上に立設され後述の
回転体326の周囲を取り囲む本体ハウジング(容器)
328と、この本体ハウジング328に中間部材329
a,329b及び軸受機構330を介し回転可能に設け
られた複数(この例では2つ)の回転体326と、これ
ら回転体326にそれぞれ備えられた回転軸331と、
これら回転軸331の一端側(図5中右側)にそれぞれ
接続された中間軸332と、これら中間軸332にそれ
ぞれ固定された歯車333を備えた歯車機構334と、
前記ビーム325e,325f上に載置固定された取付
板335上に設けられ、回転駆動力を発生する羽根駆動
用モータ(電動モータでも油圧モータでもよい)336
と、この羽根駆動用モータ336の回転軸336aと前
記2つの中間軸332のうち一方側(図5中上方側)と
の間に設けられ前記回転駆動力を伝達するカップリング
機構337aと、前記2つの中間軸332と前記2つの
回転軸331との間にそれぞれ設けられる2つのカップ
リング機構337bを有している。
【0062】前記下部支持体325の前記ビーム325
a,325bの下部には、これらビーム325a,32
5bの延設方向と略直角方向に突出するブラケット33
8が固定されており、さらにこのブラケット338と、
ビーム325a,325bとの間を連結するように強度
補強用のリブ339が固定されている。
【0063】図8は図6中VIII−VIII断面による横断面
図である。
【0064】この図8において、前記2つの回転体32
6は、それぞれ、前記回転軸331の羽根取付部331
aを、多数の略平板状かつ略一文字状の羽根340の略
円形の貫通孔341b(後述)に順次挿入し、これによ
って羽根340を羽根取付部331aに軸方向に配設し
ている。このとき、これら多数の羽根340は、回転軸
331の軸方向に互いに隙間なく配設されている。ま
た、羽根340は、キー溝341a及び貫通孔341b
を備えた径方向中心部341と、この径方向中心部34
1から径方向両側にそれぞれ延設された2つの羽根本体
342を備えた略一文字状の板材である。なお、羽根本
体342の外周側先端部の図7に矢印Dに示す回転方向
の後方側には、所定の逃げ角θ1をもたせてある。
【0065】また、この図8に示すように、回転軸33
1の羽根取付部331aには、前記羽根340のキー溝
341aに対応してキー溝331aA(図7も参照)が
設けられており、回転軸331の羽根取付部331aの
キー溝331aA及び羽根340のキー溝341aにキ
ー343が挿入されることにより、羽根340が回転軸
羽根取付部331aに固定されている。このとき、各羽
根340のキー溝341aの位置は、周方向に45°間
隔でずれた4種類があり(つまり特に図示しないが、キ
ー溝341aの位置を前記貫通孔341bの周方向に4
5°づつずらして配置した4種類の羽根340が用意さ
れている)、これによって、各羽根340は、図8に示
すように、周方向取付け向き(すなわち回転軸331の
羽根取付部331aに対する取付け傾斜角)を45°間
隔で順次ずらされ取り付けられている。なお、キーを用
いず、回転軸331の羽根取付部331a自体の横断面
形状を、例えば八角形とし、羽根340の貫通孔341
bの形状自体をそれに嵌合する八角形としてもよい。
【0066】前記回転体326は、特に詳細な構造説明
は省略するが前記歯車機構334によって互いに同じ速
度で逆向きに回転するように構成されており、図8中矢
印D方向が正回転、同図中矢印D’方向が逆回転であ
る。なお、これら正回転及び逆回転のうち、正回転の場
合は改良土を通しやすく周辺部の改良土の居着きも少な
いが、逆回転の場合、落下する改良土を跳ね上げてさら
に衝突のチャンスを増やすためより確実に5mmアンダ
ーの割合を増加できる特性を持つ。したがって、適宜こ
れら正回転と逆回転を組み合わせればよい。
【0067】またこのとき、図8に示すように、一方の
回転体326の各羽根340が他方の回転体326の回
転軸331の羽根340の径方向中心部341近くまで
延伸しており、この結果、2つの回転体326,326
は、互いの羽根340の回転軌跡Rが径方向に一部重な
り合うように配置されている。また、図8に示すよう
に、一方の回転体326の羽根340が例えば水平位置
になったときには、他方の回転体326の軸方向同位置
の羽根340は鉛直位置となるように、それぞれの回転
体の326の羽根340の位相が90°ずれ、軸と直角
方向に隣接する各羽根340が互いに干渉しないように
構成されている。
【0068】図5乃至図7に戻り、前記軸受機構330
は、前記回転軸331の軸方向両側に設けられており、
前記中間部材329a,329bを介して後述の本体ハ
ウジング328の軸端側側壁328Aに、例えば、ボル
ト(図示せず)により固定されており、それら軸受機構
330のさらに軸端側には軸受カバー344が設けられ
ている。また、前記の歯車機構334は、2つの回転体
326に対応して設けられ互いに噛合する2つの上記歯
車333と、これら2つの歯車333を内包するギアケ
ース345と、前記2つの中間軸332をそのギアケー
ス345に回転自在に支持する軸受346とを備えてい
る。
【0069】図5及び図6に示すように、ギアケース3
45は、ケース上部345aとケース下部345b(図
6参照)とにほぼ上・下対称に2分割できる構造となっ
ており、このケース上部345aとケース下部345b
との嵌合面(合わせ面)付近にある程度の高さ方向寸法
を持った支持部材345c(図5参照)が固定されてい
る。この支持部材345cは、前記ビーム325a,3
25b上に中間板345dを介してそれぞれ固定された
ギアケース支持プレート345e上に載置固定され、さ
らにこの支持プレート345eとの間を強度補強用のリ
ブ347(図5参照)で連結されている。
【0070】図6乃至図8に示すように、前記の本体ハ
ウジング328は、軸方向両側に設けられ略平板状かつ
横長楕円状の前記軸端側側壁328Aと、この軸端側側
壁328Aのさらに軸方向内側に固定された隙間埋め板
328Bと、前記回転体326の径方向外周側に位置す
る胴部側壁328C(図8参照)と、この胴部側壁32
8Cの下方に連設された略平板形状の下部側壁328D
(図8参照)とを備えている。
【0071】図8に示すように、前記軸端側側壁328
Aは、リブ部348aを備えた支持板348を介して前
記ビーム325a,325bに固定されており、前記回
転軸354を貫通させる略円形の2つの貫通孔348A
aを備えている。
【0072】また、図7に示すように、前記隙間埋め板
328Bは、前記軸端側側壁328Aと最も軸端部側に
ある羽根340との軸方向隙間を塞ぐためのものであ
り、前記回転軸331を貫通させる略円形の2つの貫通
孔328Baを備えている。
【0073】ここで、図9は図8中C方向から見た部分
側面図である。前記胴部側壁328Cは、略長方形の開
口部328Cbを備えた略枠体形状であるとともに、横
断面形状が略円弧状である胴部本体328Caと、この
胴部本体328Caの上方及び下方にそれぞれ連設され
る上フランジ部328Cc及び下フランジ部328Cd
と、胴部本体328Caの軸方向両側にそれぞれ連設さ
れる2つのフランジ部328Ceとから構成されてい
る。
【0074】前記開口部328Cbには、点検蓋349
が着脱自在に設けられる。この点検蓋349は、前記開
口部328Cbとほぼ同一の大きさで該開口部328C
bに嵌合する横断面形状が略円弧状である嵌合部349
aと、この嵌合部349aの枠状外周部の前記略円弧径
方向外周側に、該枠状外周部を縁取るように固定された
枠体縁部349bと、前記嵌合部349aに設けられた
把持用取っ手349cとを備えている。そして、開口部
328Cbに嵌合部349aを挿入嵌合させた後に、枠
体縁部349bに設けたボルト用貫通孔(図示せず)を
介して取付ボルト349dを前記胴部本体328Caの
ボルト穴(図示せず)に締結することにより、胴部本体
328Caに固定されるようになっている。そして、取
付ボルト349dを外して点検蓋349を胴部本体32
8Caから取り外すことにより、羽根340に付着した
改良土の清掃等も含め、種々のメンテナンスを行えるよ
うになっている。
【0075】なお、前記胴部本体328Ca及び前記点
検蓋嵌合部349aは、図8に示すように互いに径方向
内周面及び径方向外周面がほぼ同一曲面状となってお
り、特に、それらの径方向内周面は、前記2つの回転体
326の羽根340の回転軌跡Rに沿った(回転軌跡R
と微小な間隙を介して対向する)略円弧形状の横断面形
状となっている。
【0076】図8に戻り、前記下部側壁328Dは、平
板である側壁本体328Daと、この側壁本体328D
aの上方及び下方にそれぞれ連設される上フランジ部3
28Db及び下フランジ部328Dcと、側壁本体32
8Daの軸方向両側にそれぞれ連設される2つのフラン
ジ部328Ddとから構成される。
【0077】側壁本体328Daは、前記回転軸331
軸方向の複数箇所(例えば2箇所)に貫通孔328Da
aを備えるとともに、さらに側壁本体328Daの内側
には、側壁本体328Daへの土砂の直接的な付着(居
付き)を防止するために、土砂の付着しにくい弾性部材
(例えばゴム板)からなる可動壁350を設置してい
る。そして、前記貫通孔328Daa近傍の前記ビーム
325a,325bにはノッカー351が設けられてい
る。このノッカー351は、圧縮空気を駆動源としてシ
リンダ部351aが他の部分に対して軸方向(図8中左
右方向)に間欠的に進退可能となっており、シリンダ部
351aが前記貫通孔328Daaを介して本体ハウジ
ング328内側に向かって間欠的に突出する(図8中2
点鎖線参照)ことにより、前記可動壁350が弾性的に
変形して本体ハウジング328内側に向かって突き出さ
れる(図8中2点鎖線参照)ようになっている。
【0078】上フランジ部328Dbは、図示しないボ
ルト等によって前記胴部側壁328Cの下フランジ部3
28Cdと固定されており、これによって胴部側壁32
8Cと下部側壁328Dとが固定されている。
【0079】なお、以上のような構造の本体ハウジング
328の上部には、前記混練機械300Uから混練済み
改良土を導入する導入部352が設けられている。この
導入部352は、鉛直方向に設けられた大口径角筒形状
の角筒部352aと、略水平方向に設けられた鍔部35
2bとを備えている。角筒部352aは、図示しないボ
ルト等によって前記軸端側側壁328Aの上部に固定さ
れる(図7参照)とともに前記胴部側壁328Cの上フ
ランジ部328Ccにも固定され(図8参照)、これに
よって導入部352は本体ハウジング328に取り付け
られている。
【0080】図8に示すように、この導入部352の内
部には、その導入する改良土をガイドするガイド部材3
53が設けられている。このガイド部材353は、隣接
する回転軸331の略中間位置上方に設けられ(例えば
角筒部352aに固定されている)、略菱形の側面形状
を備えている。これによって前記混練機械300Uから
導入される混練改良土を上記隣接回転軸の中間位置から
図8中左右方向に振り分けて導くようになっている。な
お、固定構造とせず、例えばピンを回動中心として左・
右に首振り可能な構造としてもよい。
【0081】また、前記本体ハウジング328の下部に
は、前述した2つの支持板348及び2つの側壁本体3
28Da(但し表面に可動壁350あり)によって、細
粒化装置300Lで微解砕され所定の粒度となった改良
土粒が排出される排出部354が形成されている。
【0082】以上のような構成の細粒化装置300L
が、図3に示すように、前記下部支持体325とその下
方に設けられた複数の支柱355からなる支持台356
上に配置され、前記混練機械300Uにより圧縮し混練
された改良土を前記回転体326,326間に導入して
前記羽根340によってせん断し微解砕(中間解砕)し
た後、下方の前記解砕コンベア装置400へと導出する
ようになっている。
【0083】図10は本発明の脱水ケーキ細粒化システ
ムの一実施の形態を構成する解砕コンベア装置400の
全体構造を表す側面図である。この図10において、解
砕コンベア装置400は、フレーム401と、ホッパ
(改良土受入れ部)402と、搬送ベルト403(後述
の図12参照)と、コンベア用油圧モータ(図示せず)
と、搬送ベルト403上を搬送される改良土を微解砕す
る2つのチョッパー404とを備えている。前記フレー
ム401は、排出側と反対側(図10中左側)が接地す
るとともに、排出側(図10中右側)が支持部材405
に支持されており、排出側に向かって立ち上がるように
傾斜している。
【0084】図11は本発明の脱水ケーキ細粒化システ
ムの一実施の形態を構成する解砕コンベア装置400に
備えられた前記チョッパー404の全体構造を表す側面
図であり、図12は図11中E方向から見た図である。
なお、これら図11及び図12においては、ベルトカバ
ー406(図10参照)を取外して構造を詳細に図示し
ている。
【0085】これら図11及び図12において、チョッ
パー404の本体としてのチョッパー本体407は、板
状の2つの側板部407Aと、この側板部407Aの上
部に位置する天板部407Bと、側板部407Aの下端
に例えば溶接等により取付けられ、例えばアングル材等
により構成された取付部407Cとからなる。また、解
砕コンベア装置400の前記フレーム401の長手方向
(図10中左右方向)端部以外の位置(この例ではフレ
ーム401の略中間位置)の下部には、フレーム401
の外側に向かって張り出したチョッパー取付板408
が、例えば溶接等により固定的に設けられている。この
チョッパー取付部408と前記チョッパー本体407の
取付部407Cの下面には互いに相対する図示しない貫
通孔が複数設けられており、互いの貫通孔の位置を合わ
せてボルト409を差し込みこのボルト409にナット
410を締め込むことにより、前記チョッパー本体40
7は、解砕コンベア装置400の前記フレーム401の
略中間位置に固定されている。なお、前記フレーム40
1のチョッパー取付部408とチョッパー本体407の
取付部407Cとの間には、チョッパー404の幅方向
(図12中左右方向)に掛け渡されるように設けられ、
この固定構造の強度を補強する例えばバー材等で構成さ
れた補強板411が介在されている。
【0086】前記チョッパー本体407の側板部407
Aの外側には、軸受機構412,412がボルト413
により設けられ、側板部407Aに設けられた貫通孔
(図示せず)に挿通されることにより前記搬送ベルト4
03の上方にて略水平に配設された回転軸414の両端
を回転自在に支持している。この回転軸414の一端
(図12中左端)には、プーリ415が取付けられてお
り、前記チョッパー本体407の天板部407B上のチ
ョッパー駆動用モータ416の出力軸416a端部に取
付けられたプーリ417との間に掛け渡されたベルト4
18により、チョッパー駆動用モータ416の駆動力が
回転軸414に伝達するようになっている。なお、図1
2中左側の側板部407Aには、長穴419a(図11
参照)を有するプーリ取付板419が設けられており、
また、この長穴419aには、先端に前記ベルト418
に対して転動するプーリ420を有する回転軸421
(図12参照)が図11中左右方向にスライド可能に挿
通されている。すなわち、プーリ420を図11中左右
方向にスライドさせ、ベルト418に適度な張力を持た
せつつ転動させることにより、ベルト418の張り調整
機能を果たすようになっている。なお、前記チョッパー
駆動用モータ416は、前記チョッパー本体407の天
板部407B上部に台板422を介してボルト423に
より固定されている。
【0087】前記回転軸414には、その軸方向に所定
のピッチで前記の解砕コンベア装置400の搬送ベルト
403上を搬送される改良土を微解砕するカッタ424
が取付けられるブラケット425が複数枚(この例では
10枚)設けられている。図13(a)は本発明の脱水
ケーキ細粒化システムの一実施の形態を構成する解砕コ
ンベア装置400に備えられた前記カッタ424の概略
取付構造を表す図であり、図13(b)は図13(a)
中F方向から見た図である。
【0088】これら図13(a)及び図13(b)にお
いて、ブラケット425は、中央に回転軸414の直径
よりわずかに径が大きい貫通孔425aを有する略正方
形状の板材であり、前記のように回転軸414に対し
て、その軸方向に所定のピッチを持って溶接等により設
けられている。各ブラケット425はその外周に図示し
ないボルト穴を複数有しており、また、相隣接するブラ
ケット425,425はその位相が45°ずらされて配
設固定されている。
【0089】カッタ424は、回転軸414の径方向に
対して略直角に取付けられ、ボルト挿通用の図示しない
複数(この例では2つ)の貫通孔が設けられた取付部4
24aと、この取付部424aの先端に位置し回転軸4
14の回転方向(図13(b)中矢印G方向)と反対側
に反った形状の先端部424bとからなる。また、この
先端部424bは、さらに、回転軸414の軸方向中央
側に向かってひねり曲がっている(図13(a)参
照)。すなわち、各先端部424bは、回転軸414の
回転方向と反対方向に折れ曲がるとともに、回転軸41
4の軸方向中央よりも図13(a)中左側に配設された
カッタ424は図13(a)中右方向に、回転軸414
の軸方向中央よりも図13(a)中右側に配設されたカ
ッタ424は図13(a)中左方向に曲成されている。
そして、前記したブラケット425及びカッタ424に
互いに複数設けられた貫通孔の位置を合わせてボルト4
26を締め込むことにより、カッタ424は、ブラケッ
ト425の4辺に固定されている。なお、各ブラケット
425において、隣接するカッタ424,424はそれ
ぞれブラケット425の異なる面に取り付けられており
(つまり、一方は表面に他方は裏面に取り付けられてお
り)、対向するカッタ424,424は同一面に取付け
られている(つまり、共に表面あるいは裏面に取り付け
られている)。
【0090】なお、図12及び図13(a)において
は、繁雑防止のため回転軸414の軸方向に配置された
10枚のブラケット425のうち4枚のブラケット42
5にのみカッタ424を取付けた状態を図示したが、実
際には全てのブラケット425にカッタ424が各4枚
ずつ取付けられている。また、このカッタ424の取付
け枚数を適宜調節してチョッパー404の解砕能力を調
整してもよい。
【0091】図14は、本発明の脱水ケーキ細粒化シス
テムの一実施の形態を構成する解砕コンベア装置400
に備えられた前記カッタ424の概略取付構造を表す図
である。この図14において、2つのチョッパー404
のそれぞれの複数のカッタ424はともに解砕コンベア
装置400の搬送ベルト403の搬送方向(矢印G方
向)に回転し、2つのチョッパー404は互いのカッタ
424の回転軌跡Hが重なり合わないように配置されて
いる。また、前記回転軌跡Hは解砕コンベア装置400
の搬送ベルト403にほぼ摺接しており、搬送ベルト4
03上の改良土を介して作用するカッタ424の衝撃に
より搬送ベルト403が撓み振動することを防止するた
めに、解砕コンベア装置400のフレーム401におけ
るチョッパー404のカッタ424の取付位置には、支
持部材427(図12参照)を介して前記搬送ベルト4
03の搬送面を裏側から受けるように支持板428が設
けられている。
【0092】また、前記チョッパー本体407の天板部
407Bには取付板429を介して前記チョッパー42
4の回転軌跡Hに沿って略円弧状のカバー430が設け
られており、改良土の周囲への飛散を防止するようにな
っている。
【0093】また、図12に戻り、解砕コンベア装置4
00のフレーム401の上部には、例えば、溶接等によ
り支持部材431が設けられ、この支持部材431にボ
ルト432によって、例えば、ゴム等の弾性材料からな
るスカート433が前記搬送ベルト403にほぼ摺接す
るように設けられており、搬送ベルト403により搬送
される改良土が解砕コンベア装置400の側方からこぼ
れ落ちることを防止するようになっている。
【0094】なお、チョッパー本体407の概略構造に
ついては前述したが、図12に示すように、詳細には、
その側板部407A,407Aのうち一方(図12中右
方)の側板部407Aはその上部の天板部407Bに対
して、例えば、溶接等により固定されているのに対し、
他方(図12中左方)の側板部407Aは天板部407
Bに対して、例えば、溶接等により天板部407B下部
に固定された取付板434を介してボルト435により
取外し可能に固定されている。このように、片方の側板
部407Aを取外し可能とすることにより、前記回転軸
414等のチョッパー本体407内の部材を容易に組込
み・解体することができ、メンテナンスを容易にすると
ともに、チョッパー407自体を解砕コンベア装置40
0のフレーム401に対して容易に取付け・取外しがで
きるようになっている。
【0095】また、前記解砕コンベア装置400は、そ
のフレーム401の図10中左端及び支持部材405を
接地させて直接地面に載置する構成としたが、フレーム
401の図10中左端の下部及び支持部材404下端に
移動用の車輪を設け、例えば、前記自走式土質改良機械
200等で牽引することにより移動可能な構成としても
よい。
【0096】以上のような構成により、解砕コンベア装
置400は、前記脱水ケーキ造粒機械300の細粒化装
置(せん断機械)300Lの排出部354から導入され
た改良土をホッパ402により受入れ、搬送ベルト40
3で搬送してチョッパー404により微解砕し、図1に
示すように、所定の改良土置場Sに山積みにするように
なっている。
【0097】図1に戻り、前記のホイールローダ500
は、通常の建設現場でごく一般的に用いられるものであ
り、前輪501及び後輪502と、これら前輪・後輪5
01,502によって走行するフロントフレーム503
及びリヤフレーム504と、フロントフレーム503に
設けられたバケット505と、リヤフレーム504に設
けられた運転席506とを有し、フロントフレーム50
3とリヤフレーム504とを屈曲させることにより操舵
(進行方向の変更)が行われるものである。
【0098】このような構成により、ホイールローダ5
00は、そのバケット505で改良土置場Sに山積みさ
れた改良土をすくい走行することにより、場外または指
定の堆積場所へ運搬するようになっている。
【0099】なお、以上において、前記自走式土質改良
機械200が特許請求の範囲各項記載の脱水ケーキを導
入して土質改良材と混合かつ粗解砕し、改良土を生成す
る自走式混合解砕機械を構成し、脱水ケーキ造粒機械3
00の混練機械300Uが複数の回転ロールを備え、改
良土をそれら複数の回転ロール間にて圧縮し混練する混
練機械を構成する。
【0100】また、脱水ケーキ造粒機械300の細粒化
装置300Lが回転軸の軸方向に複数の羽根を設けた複
数の回転体を配置し、混練した改良土を複数の羽根でせ
ん断して中間解砕するせん断機械を構成し、解砕コンベ
ア装置400が中間解砕した改良土を搬送するコンベア
及びこのコンベア上を搬送中の改良土を微解砕するカッ
タを備えた解砕コンベア装置を構成する。
【0101】また、軸端側側壁328A、隙間埋め板3
28B、胴部側壁328C、及び下部側壁328Dから
なる本体ハウジング328と点検蓋349とが、複数の
回転体の周囲を取り囲む包囲手段を構成し、胴部側壁3
28Cの胴部本体328Caと、点検蓋349の嵌合部
349aとが、内周面を回転体の回転軌跡に沿った略円
弧形状とした円弧部を構成する。
【0102】次に、上記構成の脱水ケーキ細粒化システ
ムの一実施の形態の概略動作を説明する。
【0103】図1において、まず、脱水ケーキ置場Pに
山積みにされている砕石微粉末の脱水ケーキは、油圧シ
ョベル100によって土質改良機械200の篩ユニット
201(図2参照)へ投入される。
【0104】図2において、土質改良機械200の篩ユ
ニット201に投入された脱水ケーキは、所定の大きさ
のもののみが選別されて下方の土砂ホッパ202へと導
入され、搬送コンベア204の搬送ベルト221上に載
置されて搬送され、搬送コンベア204の搬送方向下流
側端部近傍にて表面にフィーダ227から所定量の土質
改良材が加えられ、これらの混合物が混合装置203へ
と導入される。導入された脱水ケーキ及び土質改良材
は、混合装置本体236内のパドルミキサ(図示せず)
で均一に攪拌混合されるとともに併せて図示しないパド
ルとパドルの問に挟まれて粗解砕されて団粒状態の改良
土(=脱水ケーキの粒の表面に土質改良材(石灰等)が
付着した状態である)となり、最終的に排出コンベア2
08によって土質改良機械200後部から排出される。
【0105】以上のように、予め脱水ケーキと土質改良
材とを混合・粗解砕する工程を経ることにより、脱水ケ
ーキと土質改良材とを十分に混合させて脱水ケーキに対
し土質改良材を均一に分布させた改良土とする。
【0106】図4(a)において、土質改良機械200
後部から排出された改良土は、脱水ケーキ造粒機械30
0の混練機械300Uの導入口303へと投入される。
混練機械300Uの導入口303に投入された改良土
は、噛み込み方向(=図4(a)中破線矢印エの方向)
に高速回転する回転ロール306,306間の隙間空間
(図4(a)中寸法B)に導入されて圧縮(圧延)混練
され、扁平状の改良土(=脱水ケーキ層と土質改良材層
とが交互層状に練り込まれた質の高い混合物の状態)に
圧縮される。但しこのとき、前記隙間寸法Bの大きさに
より圧縮後の製品寸法が決まり、隙間寸法Bが比較的大
きければ改良土は通過しやすくなって処理量も増える
が、圧縮後の改良土の厚みは厚くなるため、細粒化装置
300Lの負担が大きくなる。
【0107】以上のような混練工程において、脱水ケー
キ内部へまんべんなく分散して土質改良材を練り込むこ
とにより、土質改良材の反応を全体にわたって均一に進
ませ、回転ロール306の圧縮により改良土から水分が
絞り出されてもその水分が土質改良材の脱水効果によっ
て比較的早くかつ均一に除去される。このとき、脱水ケ
ーキ自体は、前記フィルタプレスで絞られる段階で、強
固に圧縮され強度を付与されておりそのままでは簡単に
は解砕が難しくなっているが、これを大きな慣性力を持
つ回転ロール(ロールクラッシャ)306で圧縮するこ
とにより、フィルタプレスで押し固められた成分が押し
つぶされて転圧され。これによって上記したように水分
を均一に除去するとともに、混練処理後の改良土は非常
にもろい状態となる。
【0108】図7において、混練機械300Uで圧縮さ
れた改良土は、下方の前記細粒化装置300Lへと導出
され、細粒化装置300Lの導入部352に投入され
る。上述のように混練処理後の改良土は非常にもろい状
態となっていることから、この投入された混練改良土
は、噛み込み方向(=図8中矢印D参照)又は適宜その
逆方向(=図8中矢印D’参照)に高速回転する回転体
326,326に導入されて、羽根340によってせん
断・微解砕(中間解砕)され、分散した小粒子状の改良
土となって排出される。
【0109】図14において、細粒化装置300Lで中
間解砕され小粒子状とされた改良土は、解砕コンベア装
置400のホッパ402へと導出され搬送ベルト403
により搬送される途中で、チョッパー404のカッタ4
24によって、打撃を加えられて微解砕された後、図1
に示すように、改良土置場Sへ山積みにされ、ホイール
ローダ500によって場外または指定の堆積場所に運搬
される。
【0110】次に、上記のような動作である本発明の脱
水ケーキ細粒化システムの一実施の形態の作用を以下に
説明する。
【0111】(1)解砕コンベア装置の微解砕による確
実な細粒化 上記脱水ケーキ細粒化システムでは、脱水ケーキを自走
式土質改良機械200で土質改良材と混合・粗解砕して
改良土を生成し、脱水ケーキ造粒機械300において、
まず混練機械300Uにより上記の改良土を圧縮・混練
して水分が除去されたもろい状態とし、次にこのもろい
状態の改良土を細粒化装置300Lによりせん断・微解
砕(中間解砕)して小粒子状の改良土とする。本実施の
形態においては、この小粒子状の改良土を解砕コンベア
装置400のホッパ402に受け入れ、解砕コンベア装
置400の搬送ベルト403により搬送中の改良土に対
してチョッパー404に備えられたカッタ424により
打撃を加えて細粒化装置300Lによりせん断・中間解
砕された改良土をさらに微解砕していく。これにより、
5mmアンダー95%以上という高水準の細粒化を確実
に行うことができる。
【0112】(2)チョッパーを解砕コンベア装置のフ
レーム中間部分に設けることによる作用 例えば、解砕コンベア装置400において、チョッパー
404を(言いかえればカッタ424を)フレーム40
1の端部、特に排出側(先の図10中右側)端部に設け
た場合、搬送ベルト403から落下しつつある改良土
(言いかえれば全く拘束されていない改良土)に対して
カッタ424で打撃を加え解砕を行うこととなるため、
必ずしも解砕効果を十分に発揮できない場合がある。本
実施の形態においては、チョッパー404(カッタ42
4)を解砕コンベア装置400においてフレーム401
の中間部分に配置することにより、搬送ベルト403上
に位置する改良土(言いかえれば搬送ベルト403によ
りある程度拘束された改良土)に対してカッタ424に
より打撃を加え解砕を行うことができるので、確実に十
分な解砕効果を得ることができる。
【0113】(3)カッタの先端部を回転軸の回転方向
と反対方向に反った形状とすることによる作用 上記のように、本実施の形態においては、解砕コンベア
装置400に備えられたチョッパー404のカッタ42
4により打撃を加えて解砕コンベア装置400の搬送ベ
ルト403上を搬送中の改良土を微解砕する。このと
き、例えば、カッタ424の先端部424bを真直ぐに
構成すると、カッタ424の先端部424bが搬送ベル
ト403上の改良土の表面に対して大きな角度を持って
衝突するため、改良土に打撃を与える際にカッタ424
へ反作用する衝撃が大きくなり、チョッパー駆動用モー
タ416に大きな負荷がかかるとともに、カッタ424
の摩耗も激しくなる。本実施の形態においては、カッタ
424の先端部424bを回転軸414の回転方向と反
対方向に反った形状としたので、カッタ424先端部4
24bが改良土表面に対して小さな角度でなでるように
切り込むので、改良土に打撃を与える際にカッタ424
へ反作用する衝撃を小さくできる。これにより、チョッ
パー駆動用モータ416の負荷を低減できるとともに、
カッタ424の摩耗を低減できるのでカッタ424の寿
命を向上することができる。
【0114】(4)カッタの先端部を回転軸の軸方向に
反った形状とすることによる作用 上記のように、本実施の形態においては、解砕コンベア
装置400に備えられたチョッパー404のカッタ42
4により打撃を加えて解砕コンベア装置400のフレー
ム401上を搬送中の改良土を微解砕するので、例え
ば、カッタ424の先端部424bを回転軸414の径
方向と平行して真直ぐに構成すると、カッタ424の先
端部424bの搬送ベルト403上の改良土に対する衝
突面積が小さく、隣接するカッタ424,424間の改
良土に対しては微解砕することが困難である。本実施の
形態においては、カッタ424の先端部424bを回転
軸414の軸方向中央側に向かってひねり曲げた形状と
したため、カッタ424の先端部424bが搬送ベルト
403上の改良土に対してまんべんなく衝突し、良好な
解砕性能が確保できる。
【0115】(5)胴部側壁及び点検蓋の円弧形状によ
る確実な細粒化 上記した脱水ケーキ細粒化システムにおいては、まず予
め土質改良機械200で脱水ケーキと土質改良材とを混
合・粗解砕することにより、脱水ケーキと土質改良材と
を十分に混合させて土質改良材を均一に分布させた改良
土とし、その後の混練機械300Uで改良土を2つの回
転ロール306,306間にて圧縮・混練して脱水ケー
キ内部へ土質改良材が練り込まれた扁平状の改良土と
し、土質改良材の反応を均一に進ませて改良土を非常に
もろい状態とした上で、細粒化装置300Lにてせん断
・中間解砕して小粒子状の改良土としている。
【0116】しかしながら、混練機械300Uにて混練
された扁平状の改良土を細粒化装置300Lでせん断・
中間解砕するとき、通常、脱水ケーキは例えば15〜3
5%程度の水分を含んでいることから、上記のように混
練機械300Uのロール圧縮により除去された後でもま
だある程度の水分が残存している。そのため、細粒化装
置300Lの回転体326の羽根340でせん断・微解
砕した後の改良土の粒が飛散し、細粒化装置300Lの
回転体326周囲を取り囲む包囲手段(この実施の形態
では本体ハウジング328及び点検蓋349)の内周面
に付着しやすい傾向となる。そして、このように改良土
の粒が一旦付着すると、その付着粒に対して後続の粒が
次々と付着して成長し、塊となった状態で細粒化装置3
00Lから排出される可能性がある。この場合には、一
旦せん断・中間解砕されて小粒子状の改良土に細粒化さ
れているにもかかわらず、細粒化装置300Lから排出
される改良土の粒は見かけ上大きなものとなる可能性が
ある。
【0117】そこで、本実施の形態にでは、細粒化装置
(せん断機械)300Lにおいて、その回転体326の
周囲を取り囲む包囲手段の一部である、胴部側壁328
Cの胴部本体328Ca及び点検蓋349の嵌合部34
9aの回転体326に臨む側の内周面を回転体326の
回転軌跡Rに沿う円弧形状とする。これにより、回転体
326の羽根340先端と胴部側壁胴部本体328Ca
及び点検蓋嵌合部349aとの間の隙間寸法を小さくす
ることができるので、羽根340でせん断・微解砕した
後の改良土の粒が飛散しそれら胴部側壁胴部本体328
Ca及び点検蓋嵌合部349aの内周面に向かって飛来
してきても、付着するためのスペース(空間)が少ない
ので、付着を抑制することができる。また仮に、それら
胴部側壁胴部本体328Ca及び点検蓋嵌合部349a
の内周面に改良土の粒が一旦付着したとしても、すばや
く回転体326の羽根340でその付着粒を掻き取るこ
とができる。したがって、付着粒の成長による見かけ上
の大粒径化を防止できる。
【0118】また、通常定期的にメンテナンス作業とし
て行う付着改良土の除去作業の負担を大幅に軽減でき、
機械の稼働効率及び生産性を向上できる効果もある。
【0119】(6)羽根の軸方向配置による作用 本実施の形態では、細粒化装置300Lにおいて、回転
体326の羽根340でせん断・微解砕(中間解砕)さ
れて小粒子状の改良土は、本体ハウジング328や点検
蓋349に飛散して付着する以外に、多数の羽根340
相互間に隙間が介在する場合にはその隙間に侵入して付
着する可能性がある。本実施の形態においては、複数枚
の羽根340相互間の隙間がなくなることにより、この
隙間への土粒付着を防止できる。
【0120】また、隙間なく羽根340を配設している
ので、羽根340の回転速度(周速)を比較的速くすれ
ば、混練機械300Uから導入される改良土が本体ハウ
ジング328及び点検蓋349からなる包囲手段内を落
下する間にいずれかの羽根340に確実に衝突させるこ
とができ、解砕性能をさらに向上できる効果もある。
【0121】(7)ノッカーによる付着粒除去 本実施の形態では、細粒化装置300Lにおいて、ノッ
カー351のシリンダ部351aが本体ハウジング32
8内側に向かって間欠的に突出することにより、前記可
動壁350を弾性的に変形させて本体ハウジング328
内側に向かって間欠的に突き出すことができる。これに
より、横断面円弧形状の胴部側壁328Cの胴部本体3
28Ca及び点検蓋嵌合部349aの下方に位置する可
動壁350に付着した改良土粒を、たたき落として除去
することができる。したがって、通常定期的にメンテナ
ンス作業として行う付着粒除去作業の負担をさらに軽減
でき、機械の稼働効率及び生産性をさらに向上できる。
【0122】(8)逃げ角による作用 本実施の形態では、細粒化装置300Lにおいて、図8
に示したように、羽根340の外周部の回転方向Dの後
方側に所定の逃げ角θ1をもたせてある。これにより、
胴部側壁328Cの胴部本体328Ca及び点検蓋嵌合
部349aの円弧部内周面に付着した改良土の付着粒を
羽根340で掻き取るとき、その掻き取り抵抗(削り取
り抵抗)を小さくできる。したがって、回転体326を
駆動する羽根駆動用モータ336の動力を小さくするこ
とができる。
【0123】(9)ガイド部材による投入改良土ガイド
(分散)作用 細粒化装置300Uにおいて、上部から落下する偏平状
の改良土を2つの回転軸331の羽根取付部331aの
中点位置(2軸中心)に落下させると、回転体326の
回転数によっては改良土と羽根340との衝突の機会が
少なく、所望の解砕精度を確実には達成できない可能性
がある。
【0124】そこで、本実施の形態においては、改良土
を上記2つの回転軸331の羽根取付部331aの中点
位置に落下させるのでなく、ガイド部材353を設けこ
れに沿って衝突落下させ左右に振り分ける。これによ
り、各回転軸331の羽根取付部331aの軸心近くに
改良土を落下させることができ、衝突の確率を増大させ
て解砕効果を向上できる。
【0125】(10)回転体を互いの回転軌跡が一部重
なり合うように配置することによる作用 細粒化装置300Lにおいて、回転軸331の軸方向に
羽根340を複数個設けた回転体326,326間で改
良土をせん断し微解砕(中間解砕)する際、その解砕効
果は、羽根340と改良土との衝突の確率と、隣接回転
体326の羽根340間の間隙空間における改良土の存
在確率との積で決まる。
【0126】羽根340と改良土との衝突の確率につい
ては、回転体326の回転数を増大させれば向上する。
一方、改良土の存在確率については、図8に示すよう
に、2つの回転体326,326を互いの回転軌跡Rが
径方向に一部重なり合うように配置することで、隣接回
転体326の羽根340間の間隙空間を十分に小さく
し、改良土の存在確率をも向上させている。これによ
り、細粒化装置300Lにおける十分な解砕効果を確保
できる。
【0127】なお、以上において、チョッパー駆動用モ
ータ416の負担軽減及びカッタ424の寿命向上のた
めに、解砕コンベア装置400のチョッパー404に備
えられたカッタ424の形状をその先端部424bが回
転軸414の回転方向と反対方向に折れ曲がる形状とし
たが、本発明の基本的な効果である上記(1)の効果を
得る限りにおいては、必ずしもこの構造はなくてもよ
く、また、改良土の微解砕性能をより確実に得るため
に、カッタ424の先端部424bの形状を回転軸41
4の軸方向中央側に曲成した形状としたが、これも本発
明の基本的な効果である上記(1)の効果を得る限りに
おいてはこれに限られない。
【0128】また、細粒化装置300Lにおいて、細粒
化装置300Lから排出される改良土の見かけ上の大粒
化を防止するために、前記胴部本体328Ca及び嵌合
部349aの内壁面を回転体326の回転軌跡Rに沿っ
た円弧形状としたが、これも本発明の基本的な効果であ
る上記(1)の効果を得る限りにおいては必ずしもこの
構造でなくてもよい。また、細粒化装置300Lにおい
て、その解砕性能をさらに向上させることを目的とし
て、回転体326の羽根340を軸方向に隙間なく配置
する構造、ガイド部材353、及び2つの回転体32
6,326を互いの回転軌跡Rが径方向に一部重なり合
うように配置する構造を設けたが、これらも本発明の基
本的な効果である上記(1)の効果を得る限りにおいて
は必ずしもこれらの構造はなくてもよい。
【0129】さらに細粒化装置300Lの稼動効率及び
生産性の向上を狙って、細粒化装置300Lにノッカー
351を設けたが、これも本発明の基本的な効果である
上記(1)の効果を得る限りにおいてはなくてもよい。
【0130】なお、以上本発明の脱水ケーキ細粒化シス
テムの一実施の形態は、上記のように、油圧ショベル1
00と、自走式土質改良機械200と、混練機械300
Uと細粒化装置300Lとからなる脱水ケーキ造粒機械
300と、解砕コンベア装置400と、ホイールローダ
積み出し機械500とを配置したが、これに限られず、
他の配置として本発明の基本的効果である上記(1)の
効果を得ることができる。以下、そのような変形例を順
次説明する。各変形例において、先の図1と同等の部分
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0131】(変形例1)細粒化装置300Lを省略し
た場合 図15は、本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施
の形態の細粒化装置300Lを省略した変形例の全体配
置を表す側面図である。この図15において、本変形例
は、細粒化装置300Lを省略した点以外は、上記一実
施の形態と同様の配置及び構成である。このように、細
粒化装置300Lを省略しても、油圧ショベル100で
投入された脱水ケーキを自走式土質改良機械200によ
り土質改良材と混合し粗解砕して改良土を生成し、この
改良土を混練機械300Uにより圧縮・混練して扁平状
のもろい改良土とすることにより、解砕コンベア装置4
00のチョッパー404による微解砕効果は確保され、
砕石・砕砂の水洗処理により生じる脱水ケーキから、5
mmアンダー95%以上という高水準の細粒化を確実に
行うことができる。
【0132】なお、本変形例においては、解砕コンベア
装置400は請求項2記載の混練した改良土を搬送する
コンベア及びこのコンベア上を搬送中の改良土を微解砕
するカッタを備えた解砕コンベア装置を構成する。
【0133】(変形例2)混練機械300Uを省略した
場合 図16は、本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施
の形態の混練機械300Uを省略した変形例の全体配置
を表す側面図である。この図16において、本変形例
は、混練機械300Uを省略した点以外は、上記一実施
の形態と同様の配置及び構成である。このように、混練
機械300Uを省略しても、脱水ケーキを自走式土質改
良機械200により土質改良材と混合し粗解砕して改良
土を生成し、この改良土を細粒化装置300Lによりせ
ん断・微解砕(中間解砕)して分散した小粒子状の改良
土とする。この分散した小粒子状の改良土をさらに解砕
コンベア装置400のチョッパー404によって微解砕
することにより、本変形例においても、砕石・砕砂の水
洗処理により生じる脱水ケーキから、5mmアンダー9
5%以上という高水準の細粒化を確実に行うことができ
る。
【0134】なお、本変形例においては、解砕コンベア
装置400は請求項3記載の中間解砕した改良土を搬送
するコンベア及びこのコンベア上を搬送中の改良土を微
解砕するカッタを備えた解砕コンベア装置を構成する。
【0135】(変形例3)脱水ケーキ造粒機械300を
省略した場合 図17は、本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施
の形態の脱水ケーキ造粒機械300を省略した変形例の
全体配置を表す側面図である。この図17において、本
変形例は、脱水ケーキ造粒機械300を省略した点以外
は、上記一実施の形態と同様の配置及び構成である。解
砕コンベア装置400に設けられたチョッパー404
は、上記した構成により十分な解砕性能を確保でき、こ
のように、脱水ケーキ造粒機械300を省略し、自走式
土質改良機械200により脱水ケーキと土質改良材とを
混合し粗解砕して得られた改良土を細粒化対象として
も、上記一実施の形態と同様の効果が得られる。また、
本変形例においては、脱水ケーキ造粒機械を省略した
分、脱水ケーキ細粒化システムとしての全長を短縮でき
るという効果もある。
【0136】なお、本変形例においては、解砕コンベア
装置400は請求項1記載の改良土を搬送するコンベア
及びこのコンベア上を搬送中の改良土を微解砕するカッ
タを備えた解砕コンベア装置を構成する。
【0137】図18は本発明の自走式混合解砕機械の一
実施の形態を有する脱水ケーキ細粒化システムの全体配
置を表す側面図である。なお、先の図1と同等の部分に
は同一の符号を付し説明を省略する。
【0138】この図18において、本実施の形態による
自走式混合解砕機械を備えた脱水ケーキ細粒化システム
は、脱水ケーキを投入する油圧ショベル100と、この
油圧ショベル100によって投入された脱水ケーキを導
入し土質改良材と混合及び解砕(粗解砕及び微解砕)し
て改良土を生成する自走式混合解砕機械(自走式土質改
良機械)200Aと、この自走式土質改良機械200A
から排出された改良土を搬送し、さらに細かく造粒(微
解砕)する解砕コンベア装置400と、この解砕コンベ
ア装置400から排出された改良土を場外または指定の
堆積場所に運搬するホイールローダ500とを有する。
【0139】図19は本発明の自走式混合解砕機械の一
実施の形態の全体構造を表す側面図であり、図20は本
発明の自走式混合解砕機械の一の実施の形態において脱
水ケーキ及び改良土を搬送する各機構を抽出して示す図
である。なお、先の図2と同等の部分には同一の符号を
付し説明を省略する。
【0140】これら図19及び図20に示すように、自
走式土質改良機械200Aは、前記排出コンベア208
の中間部分及び前記混合装置本体236の導出口236
aに前記チョッパー404とほぼ同様の構造のチョッパ
ー404A,404Bを備えており、他の構造は先の図
2で説明した自走式土質改良機械200と同様である。
【0141】図21は、前記チョッパー404Aの排出
コンベア208に対する概略取付構造を表す部分側面図
である。なお、先の図11乃至図14と同等の部分には
同一の符号を付し説明を省略するとともに、適宜図11
乃至図14を参照して説明する。
【0142】この図21において、チョッパー404A
は、前記チョッパー404と同等の構造であり、カッタ
424(図14参照)によって、排出コンベア208の
搬送ベルト239上を搬送される改良土に対して搬送状
態で打撃を加えて微解砕するものである。また、特に図
示しないが、排出コンベア208のコンベアフレーム2
08aのチョッパー404A取付位置には、搬送ベルト
239の搬送面の裏側を支持する前記の支持板428と
同様の支持板が設けられており、改良土を介して伝わる
カッタ424からの衝撃により搬送ベルト239が撓
み、振動することを防止するようになっている。
【0143】図22は、前記チョッパー404Bの混合
装置本体236の導出口236aに対する概略取付構造
を表す部分側面図である。なお、先の図11乃至図14
と同等の部分には同一の符号を付し説明を省略するとと
もに、適宜図11乃至図14を参照して説明する。
【0144】この図22において、チョッパー404B
は、前記チョッパー404とほぼ同等の構造であり、カ
ッタ424(図14参照)によって、混合装置203内
で混合・粗解砕され、導出口236aから排出され排出
コンベア208の前記搬送ベルト239上に向かって落
下する改良土に対して打撃を加えることにより、さらに
改良土を微解砕(中間解砕)するものである。このチョ
ッパー404Bは、その取付構造が前記チョッパー40
4と異なるが、他の構造については前記チョッパー40
4と同等である。詳細には、チョッパー404Bは、そ
の前記チョッパー本体407の天板部407Bに相当す
る天板部407Baが図22中上方に延在されており、
その延材された部分が混合装置本体236の導出口23
6aの図22中左側の側壁に対して、例えば、ボルト
(図示せず)等により固定されている。また、本実施の
形態においては、前記導出口236aの一部を構成する
混合装置本体236の図22中右側の側壁236bが図
22中下方に延在されており、この延材された部分がチ
ョッパー本体407の側板部407A,407Aの上方
(図22中上方)に側板部407A,407A間を掛け
渡されるように設けられ、例えば、溶接等により両側板
部407Aの内壁面に固定された図示しない取付板に対
して、例えば、図示しないボルト等により固定されてい
る。これによって、チョッパー404Bは、混合装置本
体236の導出口236aに対して取付けられている。
【0145】なお、特に詳細は図示しないが、前記側板
部407Aの内壁面には、導出口236aからの改良土
の落下経路に干渉しないように2分割され、前記チョッ
パー404のカバー430に相当する略円弧状のカバー
430aが、例えば、溶接等によりカッタ424の回転
軌跡に沿うように設けられている。また、チョッパー4
04Bにおいては、落下する改良土(言いかえれば拘束
されていない改良土)を解砕するため、解砕の際にカッ
タ424が受ける改良土から受ける反作用は小さく、特
に前記チョッパー404の補強板411及び支持板42
8に相当する部材は特に設けなくてもよい。
【0146】上記において、チョッパー404Aのカッ
タ424が特許請求の範囲各項記載の排出コンベアの端
部以外の中間部分において搬送中の改良土を微解砕する
複数の第1車載カッタを構成し、チョッパー404Bの
カッタ424が混合装置の排出口から排出される改良土
を微解砕する複数の第2車載カッタを構成する。
【0147】次に、上記構成の自走式混合解砕機械の一
実施の形態を備えた脱水ケーキ細粒化システムの概略動
作を説明する。
【0148】図18において、まず、脱水ケーキ置場P
に山積みにされている砕石微粉末の脱水ケーキは、油圧
ショベル100によって土質改良機械200Aの篩ユニ
ット201(図19参照)へ投入される。
【0149】図19において、土質改良機械200Aの
篩ユニット201に投入された脱水ケーキは、所定の大
きさのもののみが選別されて下方の土砂ホッパ202へ
と導入され、搬送コンベア204の搬送ベルト221上
に載置されて搬送され、搬送コンベア204の搬送方向
下流側端部近傍にて表面にフィーダ227から所定量の
土質改良材が加えられ、これらの混合物が混合装置20
3へと導入される。導入された脱水ケーキ及び土質改良
材は、混合装置本体236内のパドルミキサ(図示せ
ず)で均一に攪拌混合されるとともに併せて図示しない
パドルとパドルの問に挟まれて粗解砕されて団粒状態の
改良土となり、導出口236a(図22参照)から導出
される。
【0150】図22において、導出口236aから導出
された改良土は、チョッパー404Bのカッタ424に
より打撃を加えられ微解砕(中間解砕)されて排出コン
ベア208の搬送ベルト239(図21参照)に載置さ
れる。
【0151】図21において、チョッパー404Bのカ
ッタ424により微解砕され、排出コンベア208の搬
送ベルト239により搬送される改良土は、搬送ベルト
239により搬送される途中でチョッパー404Aのカ
ッタ424によって打撃を加えられてさらに微解砕され
て排出される。
【0152】図18に戻り、チョッパー404Aで十分
に微解砕された改良土は、解砕コンベア装置400のホ
ッパ402へと導入され搬送ベルト403(先の図14
参照)により搬送される途中で、チョッパー404のカ
ッタ424によって、打撃を加えられてさらに微解砕さ
れた後、改良土置場Sへ山積みにされ、ホイールローダ
500によって場外または指定の堆積場所に運搬され
る。
【0153】本発明の自走式混合解砕機械(自走式土質
改良機械200A)の一実施の形態を備えた上記の脱水
ケーキ細粒化システムにおいても、上記本発明の脱水ケ
ーキ細粒化装置システムの一実施の形態の上記作用
(1)と同様、確実な細粒化作用を得ることができる。
【0154】すなわち、本実施の形態においては、自走
式土質改良機械200Aによって、まず脱水ケーキと土
質改良材とを混合し粗解砕して改良土を生成しておき、
その後、この改良土に対して排出コンベア208上を搬
送中の状態でチョッパー404Aのカッタ424により
打撃を加えて改良土を微解砕していく。その後、この改
良土をさらに解砕コンベア装置400により微解砕す
る。
【0155】またこのとき、排出コンベア208の端
部、特に排出側端部にカッタ424を設けた場合、改良
土が排出コンベア208の搬送ベルト239から落下し
つつある状態(つまり改良土が拘束されていない状態)
でカッタ424で打撃を加え解砕を行うこととなるた
め、解砕効果を必ずしも十分に発揮できない場合があ
る。本実施の形態においては、チョッパー404Aのカ
ッタ424を排出コンベア208のコンベアフレーム2
08a中間部分に配置することにより、常に改良土が搬
送ベルト239上に位置する状態(つまり改良土がある
程度拘束された状態)でカッタ424で打撃を加え解砕
を行うことができ、確実に十分な解砕効果を得ることが
できる。また、混合装置本体236の導出口236aに
チョッパー404Bを設け、混合装置203で混合・粗
解砕された改良土を予め微解砕(中間解砕)することに
より、チョッパー404Aにおける解砕効果をより確実
なものとすることができる。したがって、5mmアンダ
ー95%以上という高水準の細粒化を確実に行うことが
できる。
【0156】また、本発明の自走式混合解砕機械(自走
式土質改良機械200A)の一実施の形態を備えた脱水
ケーキ細粒化システムにおいても、上記本発明の脱水ケ
ーキ細粒化装置システムの一実施の形態の上記作用
(3)及び(4)と同様の作用が得られることは言うま
でもない。さらに、上記脱水ケーキ細粒化システムの一
実施の形態と異なり脱水ケーキ造粒機械300を配置し
ないので、上記作用(5)乃至(10)については、そ
の課題を有さない。また、本実施の形態を備えた脱水ケ
ーキ細粒化システムは、上記脱水ケーキ細粒化システム
の一実施の形態の図17で説明した(変形例3)と同
様、脱水ケーキ造粒機械300を配置しないので全長が
短縮できる。
【0157】ここで、図18に示した脱水ケーキ細粒化
システムは、自走式土質改良機械200Aの後工程に解
砕コンベア装置400を配置することにより、より確実
な細粒化作用を得るものとしたが、本発明の自走式混合
解砕機械の一実施の形態である自走式土質改良機械20
0Aは単体で脱水ケーキから改良土を生成し細粒化する
ことができるので、本発明の基本的効果である上記
(1)を得る限りにおいては、図23に示すように、解
砕コンベア装置400を省略してもよい。この図23に
示した脱水ケーキ細粒化システムにおいては、さらに全
長を短縮できる。
【0158】また、自走式土質改良機械200Aにおい
て、混合装置本体236の導出口236aにチョッパー
404Bを設け、チョッパー404Aにより微解砕され
る改良土を予め中間解砕することにより、チョッパー4
04Aによる解砕効果をより確実なものとしたが、本発
明の基本的効果である上記(1)を得る限りにおいては
なくてもよい。
【0159】
【発明の効果】本発明によれば、まず脱水ケーキを自走
式混合解砕機械で土質改良材と混合・粗解砕して改良土
を生成しておき、その後解砕コンベア装置において、そ
のコンベア上の改良土に対して搬送中の状態でカッタに
より打撃を加えて改良土を微解砕していくので、5mm
アンダー95%以上という高水準の細粒化を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施の
形態の全体配置を表す側面図である。
【図2】本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施の
形態を構成する図1に示した自走式混合解砕機械の詳細
構造を表す側面図である。
【図3】本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施の
形態を構成する図1に示した脱水ケーキ造粒機械の全体
構造を表す側面図である。
【図4】本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施の
形態を構成する図3に示した脱水ケーキ造粒機械におけ
る混練機械の詳細構造を表す拡大正面図及びA方向から
見た矢視側面図である。
【図5】本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施の
形態を構成する図3に示した脱水ケーキ造粒機械におけ
る細粒化装置の詳細構造を表す水平断面図である。
【図6】図5中VI−VI断面による側断面図である。
【図7】本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施の
形態を構成する図3に示した脱水ケーキ造粒機械におけ
る細粒化装置の要部拡大図である。
【図8】図6中VIII−VIII断面による横断面図である。
【図9】図8中C方向から見た部分側面図である。
【図10】本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施
の形態を構成する図1に示した解砕コンベア装置の全体
構造を表す側面図である。
【図11】本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施
の形態を構成する図10に示した解砕コンベア装置に備
えられたチョッパーの全体構造を表す側面図である。
【図12】図11中E方向から見た図である。
【図13】本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施
の形態を構成する図10に示した解砕コンベア装置に備
えられたカッタの概略取付構造を表す図及びF方向から
見た図である。
【図14】本発明の脱水ケーキ細粒化システムの一実施
の形態を構成する解砕コンベア装置に備えられたカッタ
の概略取付構造を表す図である。
【図15】図1に示した本発明の脱水ケーキ細粒化シス
テムの一実施の形態の細粒化装置を省略した変形例の全
体配置を表す側面図である。
【図16】図1に示した本発明の脱水ケーキ細粒化シス
テムの一実施の形態の混練機械を省略した変形例の全体
配置を表す側面図である。
【図17】図1に示した本発明の脱水ケーキ細粒化シス
テムの一実施の形態の脱水ケーキ造粒機械を省略した変
形例の全体配置を表す側面図である。
【図18】本発明の自走式混合解砕機械の一実施の形態
を有する脱水ケーキ細粒化システムの全体配置を表す側
面図である。
【図19】本発明の自走式混合解砕機械の一実施の形態
の全体構造を表す側面図である。
【図20】本発明の自走式混合解砕機械の一実施の形態
において脱水ケーキ及び改良土を搬送する各機構を抽出
して示す図である。
【図21】本発明の自走式混合解砕機械の一実施の形態
に備えられたチョッパーの排出コンベアに対する概略取
付構造を表す部分側面図である。
【図22】本発明の自走式混合解砕機械の一実施の形態
に備えられたチョッパーの混合装置の排出口に対する概
略取付構造を表す部分側面図である。
【図23】図18に示した本発明の自走式混合解砕機械
の一実施の形態を有する脱水ケーキ細粒化システムの解
砕コンベア装置を省略した変形例の全体配置を表す側面
図である。
【符号の説明】
100 油圧ショベル 200 自走式土質改良機械(自走式混合
解砕機械) 202 土砂ホッパ 203 混合装置 204 搬送コンベア(搬入コンベア) 208 排出コンベア(搬出コンベア) 209B トラックフレーム部(フレーム) 210 左・右無限軌道履帯(走行手段) 236a 導出口(排出口) 300 脱水ケーキ造粒機械 300U 混練機械 300L 細粒化装置(せん断機械) 306 回転ロール 326 回転体 328 本体ハウジング(包囲手段) 328A 軸端側側壁(包囲手段) 328B 隙間埋め板(包囲手段) 328C 胴部側壁(包囲手段) 328Ca 胴部本体(円弧部) 328D 下部側壁(包囲手段) 331 回転軸 340 羽根 349 点検蓋(包囲手段) 349a 嵌合部(円弧部) 400 解砕コンベア装置 404 チョッパー 404A,B チョッパー 424 カッタ(カッタ、第1車載カッ
タ、第2車載カッタ) 424a 取付部(カッタ) 424b 先端部(先端部) 500 ホイールローダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E02F 7/00 E02F 7/00 D (72)発明者 渡辺 晃 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 仲野 学 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 田山 稔 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 豊島 史生 東京都文京区後楽二丁目5番1号 日立建 機株式会社内 (72)発明者 土橋 伸次 東京都文京区後楽二丁目5番1号 日立建 機株式会社内 (72)発明者 佐藤 満 東京都文京区後楽二丁目5番1号 日立建 機株式会社内 Fターム(参考) 4D059 AA09 BE16 BJ01 BK09 BK11 BK30 CB04 CB18 CC10 DA04 4D065 CA12 CB03 CC01 DD11 EB03 ED02 ED12 EE02 EE19 4D067 CG07 DD04 DD13 DD14 EE04 GA03 GB03

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱水ケーキを導入して土質改良材と混合か
    つ粗解砕し、改良土を生成する自走式混合解砕機械と、 前記改良土を搬送するコンベア及びこのコンベア上を搬
    送中の前記改良土を微解砕するカッタを備えた解砕コン
    ベア装置とを有することを特徴とする脱水ケーキ細粒化
    システム。
  2. 【請求項2】脱水ケーキを導入して土質改良材と混合か
    つ粗解砕し、改良土を生成する自走式混合解砕機械と、 複数の回転ロールを備え、前記改良土をそれら複数の回
    転ロール間にて圧縮し混練する混練機械と、 この混練した改良土を搬送するコンベア及びこのコンベ
    ア上を搬送中の前記改良土を微解砕するカッタを備えた
    解砕コンベア装置とを有することを特徴とする脱水ケー
    キ細粒化システム。
  3. 【請求項3】脱水ケーキを導入して土質改良材と混合か
    つ粗解砕し、改良土を生成する自走式混合解砕機械と、 回転軸の軸方向に複数の羽根を設けた複数の回転体を配
    置し、前記改良土を前記複数の羽根でせん断して中間解
    砕するせん断機械と、 この中間解砕した改良土を搬送するコンベア及びこのコ
    ンベア上を搬送中の前記改良土を微解砕するカッタを備
    えた解砕コンベア装置とを有することを特徴とする脱水
    ケーキ細粒化システム。
  4. 【請求項4】脱水ケーキを導入して土質改良材と混合か
    つ粗解砕し、改良土を生成する自走式混合解砕機械と、 複数の回転ロールを備え、前記改良土をそれら複数の回
    転ロール間にて圧縮し混練する混練機械と、 回転軸の軸方向に複数の羽根を設けた複数の回転体を配
    置し、前記混練した改良土を前記複数の羽根でせん断し
    て中間解砕するせん断機械と、 前記改良土を搬送するコンベア及びこのコンベア上を搬
    送中の前記改良土を微解砕する複数のカッタを備えた解
    砕コンベア装置とを有することを特徴とする脱水ケーキ
    細粒化システム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4記載の脱水ケーキ細粒化シ
    ステムにおいて、前記複数のカッタは、前記コンベアの
    端部以外の中間部分において搬送中の前記改良土を微解
    砕することを特徴とする脱水ケーキ細粒化システム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5記載の脱水ケーキ細粒化シ
    ステムにおいて、前記複数のカッタは、前記コンベアの
    上方にて略水平方向に配設された回転軸に接続固定され
    ていることを特徴とする脱水ケーキ細粒化システム。
  7. 【請求項7】請求項6記載の脱水ケーキ細粒化システム
    において、前記複数のカッタは、前記回転軸に略直角に
    取り付けられた取付部と、この取付部の先端に位置し前
    記回転軸の回転方向と反対側に反った形状の先端部とを
    備えていることを特徴とする脱水ケーキ細粒化システ
    ム。
  8. 【請求項8】請求項7記載の脱水ケーキ細粒化システム
    において、前記先端部は、前記回転軸の軸方向中央側に
    向かってひねり曲げた形状を備えていることを特徴とす
    る脱水ケーキ細粒化システム。
  9. 【請求項9】請求項3又は4記載の脱水ケーキ細粒化シ
    ステムにおいて、前記せん断機械は、前記複数の回転体
    を互いの回転軌跡が径方向に一部重なり合うように配置
    したことを特徴とする脱水ケーキ細粒化システム。
  10. 【請求項10】請求項3又は4記載の脱水ケーキ細粒化
    システムにおいて、前記せん断機械は、前記複数の回転
    体の周囲を取り囲む包囲手段を備え、この包囲手段は、
    内周面を前記回転体の回転軌跡に沿った略円弧形状とし
    た円弧部を備えていることを特徴とする脱水ケーキ細粒
    化システム。
  11. 【請求項11】請求項1乃至4記載の脱水ケーキ細粒化
    システムにおいて、前記自走式混合解砕機械は、フレー
    ムと、このフレームに設けた走行手段と、脱水ケーキを
    受け入れる土砂ホッパと、この土砂ホッパに投入された
    脱水ケーキを解砕しつつ土質改良材と混合する混合装置
    と、その混合物を搬出する搬出コンベアと、前記土砂ホ
    ッパに投入された脱水ケーキを前記混合装置へ搬送する
    搬入コンベアとを備えていることを特徴とする脱水ケー
    キ細粒化システム。
  12. 【請求項12】脱水ケーキを受け入れる土砂ホッパと、 この土砂ホッパに投入された脱水ケーキを粗解砕しつつ
    土質改良材と混合し改良土を生成する混合装置と、 前記改良土を搬出する搬出コンベアと、 この搬出コンベアの端部以外の中間部分において搬送中
    の前記改良土を微解砕するカッタとを備えていることを
    特徴とする自走式混合解砕機械。
  13. 【請求項13】脱水ケーキを受け入れる土砂ホッパと、 この土砂ホッパに投入された脱水ケーキを粗解砕しつつ
    土質改良材と混合し改良土を生成する混合装置と、 前記改良土を搬出する搬出コンベアと、 この搬出コンベアの端部以外の中間部分において搬送中
    の前記改良土を微解砕する複数の第1車載カッタとを備
    えていることを特徴とする自走式混合解砕機械。
  14. 【請求項14】脱水ケーキを受け入れる土砂ホッパと、 この土砂ホッパに投入された脱水ケーキを粗解砕しつつ
    土質改良材と混合し改良土を生成する混合装置と、 前記改良土を搬出する搬出コンベアと、 この搬出コンベアの端部以外の中間部分において搬送中
    の前記改良土を微解砕する複数の第1車載カッタと、 前記混合装置の排出口から排出される前記改良土を微解
    砕する複数の第2車載カッタとを備えていることを特徴
    とする自走式混合解砕機械。
  15. 【請求項15】請求項13又は14記載の自走式混合解
    砕機械において、前記第1及び第2車載カッタは、略水
    平方向に配設された回転軸に接続固定されていることを
    特徴とする自走式混合解砕機械。
  16. 【請求項16】請求項15記載の自走式混合解砕機械に
    おいて、前記第1及び第2車載カッタは、前記回転軸に
    略直角に取り付けられた取付部と、この取付部の先端に
    位置し前記回転軸の回転方向と反対側に反った形状の先
    端部とを備えていることを特徴とする自走式混合解砕機
    械。
  17. 【請求項17】請求項16記載の自走式混合解砕機械に
    おいて、前記先端部は、前記回転軸の軸方向中央側に向
    かってひねり曲げた形状を備えていることを特徴とする
    自走式混合解砕機械。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314889A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Nippon Kenki Kk 回収砂の再生処理方法およびその装置
JP2007275850A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Doro Kogyo Co Ltd 改良土生成方法および改良土生成システム
JP2015077579A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 鈴木 孝行 再生砂の製造方法および製造システム

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