JP2002081550A - シール材の装着方法とその装置 - Google Patents
シール材の装着方法とその装置Info
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- JP2002081550A JP2002081550A JP2000271082A JP2000271082A JP2002081550A JP 2002081550 A JP2002081550 A JP 2002081550A JP 2000271082 A JP2000271082 A JP 2000271082A JP 2000271082 A JP2000271082 A JP 2000271082A JP 2002081550 A JP2002081550 A JP 2002081550A
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- sealing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複雑なシール材形状でもシール材の被シール
部材への装着を可能とする半固形性シール材の装着方法
とその装置の提供。 【解決手段】 (1)半固形のシール材材料7を一対の
加工型5、6間に供給して圧縮し、該一対の加工型を離
反させる際にシール材4となる部分を一方の加工型5に
保持させ残りの部分を他方の加工型6に残し、シール材
を保持した加工型5を被シール部材1または3に送って
シール材4を被シール部材1または3のシール面に転写
するシール材の装着方法。(2)接近・離反可能な一対
の加工型5、6を備え、一方の加工型5には被シール部
材のシール面のパターンの粗面が形成されており、他方
の加工型6には被シール部材のシール面のパターンと逆
のパターンの粗面が形成されている、シール材の装着装
置。
部材への装着を可能とする半固形性シール材の装着方法
とその装置の提供。 【解決手段】 (1)半固形のシール材材料7を一対の
加工型5、6間に供給して圧縮し、該一対の加工型を離
反させる際にシール材4となる部分を一方の加工型5に
保持させ残りの部分を他方の加工型6に残し、シール材
を保持した加工型5を被シール部材1または3に送って
シール材4を被シール部材1または3のシール面に転写
するシール材の装着方法。(2)接近・離反可能な一対
の加工型5、6を備え、一方の加工型5には被シール部
材のシール面のパターンの粗面が形成されており、他方
の加工型6には被シール部材のシール面のパターンと逆
のパターンの粗面が形成されている、シール材の装着装
置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール材を成形し
て被シール部材のシール面に装着する方法とその装置に
関する。本発明は、たとえば固体高分子電解質型燃料電
池の、セパレータ間またはセパレータと電解質膜間のシ
ール材のセパレータへの装着方法とその装置に利用でき
る。ただし、燃料電池のシール材とその装置への適用に
限られるものではない。
て被シール部材のシール面に装着する方法とその装置に
関する。本発明は、たとえば固体高分子電解質型燃料電
池の、セパレータ間またはセパレータと電解質膜間のシ
ール材のセパレータへの装着方法とその装置に利用でき
る。ただし、燃料電池のシール材とその装置への適用に
限られるものではない。
【0002】
【従来の技術】シール材の成形、装着方法には、液状材
を利用するものと、半固形材を利用するものがある。液
状材を利用する場合は、液状シリコーンゴムやウレタン
等を塗布または充填し、熱や湿度等で硬化させ、シール
材を形成する。半固形材を利用する場合は、半固形材
は、液状のシール材と比較し、流動性、成形性が悪く、
塗布やインジェクション成形によるシール材成形が不可
能であるため、通常、PET(ポリエチレンテレフタレ
ート)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)のフ
ィルム間に半固形シリコーンゴムをはさみ込み、ロール
プレス等で必要な膜厚に圧延した後、必要なシール材形
状に打抜きもしくは裁断し、手作業により被シール部材
に貼り付ける。特開平8−145181号公報は、自動
装着のために、シール材成形時にサブフレームを同時に
成形し、搬送、装着に利用することを開示している。
を利用するものと、半固形材を利用するものがある。液
状材を利用する場合は、液状シリコーンゴムやウレタン
等を塗布または充填し、熱や湿度等で硬化させ、シール
材を形成する。半固形材を利用する場合は、半固形材
は、液状のシール材と比較し、流動性、成形性が悪く、
塗布やインジェクション成形によるシール材成形が不可
能であるため、通常、PET(ポリエチレンテレフタレ
ート)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)のフ
ィルム間に半固形シリコーンゴムをはさみ込み、ロール
プレス等で必要な膜厚に圧延した後、必要なシール材形
状に打抜きもしくは裁断し、手作業により被シール部材
に貼り付ける。特開平8−145181号公報は、自動
装着のために、シール材成形時にサブフレームを同時に
成形し、搬送、装着に利用することを開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシール
材の装着方法には、つぎの問題がある。液状シール材の
場合は、硬化途中に加わる組み付け荷重等により、液状
シール材の荷重直角方向への流動により、被シール部材
同士が接触し、シール切れによる洩れの発生につながる
おそれがある。これを防止するために、被シール部材の
加工精度を上げたり定寸組み付けをしたり、あるいは液
状シール材の中にガラスビーズ等を混入することでクリ
アランスを保証する必要があるため、コストが高くな
る。また、液状シール材がはみ出した場合、バリ取り作
業が必要となる。半固形材または固形材の場合は、シー
ル材形状が複雑になると、たとえば離れ小島を有するよ
うな形状になると、打抜き型が成立しなくなる等、形状
上の制約が大きい。さらに、フィルムが用いられるた
め、打抜きや裁断によって生じる端切れの再利用が困難
である。また、特開平8−145181号公報のように
サブフレームを設ける場合は、シール材としては不要な
サブフレームを設けるため、無駄が多くなる。本発明の
目的は、複雑なシール材形状でもシール材の被シール部
材への装着を可能とする半固形性または固形性シール材
の装着方法とその装置を提供することにある。
材の装着方法には、つぎの問題がある。液状シール材の
場合は、硬化途中に加わる組み付け荷重等により、液状
シール材の荷重直角方向への流動により、被シール部材
同士が接触し、シール切れによる洩れの発生につながる
おそれがある。これを防止するために、被シール部材の
加工精度を上げたり定寸組み付けをしたり、あるいは液
状シール材の中にガラスビーズ等を混入することでクリ
アランスを保証する必要があるため、コストが高くな
る。また、液状シール材がはみ出した場合、バリ取り作
業が必要となる。半固形材または固形材の場合は、シー
ル材形状が複雑になると、たとえば離れ小島を有するよ
うな形状になると、打抜き型が成立しなくなる等、形状
上の制約が大きい。さらに、フィルムが用いられるた
め、打抜きや裁断によって生じる端切れの再利用が困難
である。また、特開平8−145181号公報のように
サブフレームを設ける場合は、シール材としては不要な
サブフレームを設けるため、無駄が多くなる。本発明の
目的は、複雑なシール材形状でもシール材の被シール部
材への装着を可能とする半固形性または固形性シール材
の装着方法とその装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 半固形または固形のシール材材料を一対の加工
型間に供給して圧縮し、該一対の加工型を離反させる際
にシール材となる部分を一方の加工型に保持させ残りの
部分を他方の加工型に残し、シール材を保持した加工型
を被シール部材に送ってシール材を被シール部材のシー
ル面に転写するシール材の装着方法。 (2) 前記シール材は接着性を有しており、前記一方
の加工型には被シール部材のシール面のパターンの粗面
が形成されているとともに前記他方の加工型には被シー
ル部材のシール面のパターンと逆のパターンの粗面が形
成されており、一対の加工型の離反動作でシール材とな
る部分が残りの部分からちぎれて前記一方の加工型に保
持される(1)記載のシール材の装着方法。 (3) 接近・離反可能な一対の加工型を備え、一方の
加工型には被シール部材のシール面のパターンの粗面が
形成されており、他方の加工型には被シール部材のシー
ル面のパターンと逆のパターンの粗面が形成されてい
る、シール材の装着装置。
明はつぎの通りである。 (1) 半固形または固形のシール材材料を一対の加工
型間に供給して圧縮し、該一対の加工型を離反させる際
にシール材となる部分を一方の加工型に保持させ残りの
部分を他方の加工型に残し、シール材を保持した加工型
を被シール部材に送ってシール材を被シール部材のシー
ル面に転写するシール材の装着方法。 (2) 前記シール材は接着性を有しており、前記一方
の加工型には被シール部材のシール面のパターンの粗面
が形成されているとともに前記他方の加工型には被シー
ル部材のシール面のパターンと逆のパターンの粗面が形
成されており、一対の加工型の離反動作でシール材とな
る部分が残りの部分からちぎれて前記一方の加工型に保
持される(1)記載のシール材の装着方法。 (3) 接近・離反可能な一対の加工型を備え、一方の
加工型には被シール部材のシール面のパターンの粗面が
形成されており、他方の加工型には被シール部材のシー
ル面のパターンと逆のパターンの粗面が形成されてい
る、シール材の装着装置。
【0005】上記(1)のシール材の装着方法では、シ
ール材となる部分を加工型に保持させて被シール部材に
送ってシール材を被シール部材のシール面に転写するの
で、シール材の形状が複雑であっても形状に無関係に、
かつサブフレーム等を必要とすることなく、被シール部
材への装着が可能である。また、半固形材または固形材
のため、シール材を被シール部材に装着して荷重をかけ
て締結した時に、液状シール材のようなシール切れや、
はみ出しや、電気的短絡が生じることがなく、バリ取り
も必要でない。上記(2)のシール材の装着方法では、
一方の加工型には被シール部材のシール面のパターンの
粗面が形成されているとともに他方の加工型には被シー
ル部材のシール面のパターンと逆のパターンの粗面が形
成されており、一対の加工型の離反動作でシール材とな
る部分が残りの部分からちぎれて(一種のトリミング機
能がある)一方の加工型に保持されるので、一対の加工
型を離反させるだけで材料はシール材形状となり、材料
をシール材形状へ特別にプレス打抜きまたは裁断する必
要がなく、また、シール材は一方の型に接着、保持され
て被シール部材まで送られるので、搬送において特別な
保持治具が必要でない。その結果、従来必要であったプ
レス打抜きまたは裁断装置や搬送における保持治具分、
装置の簡素化と設備のコストダウンをはかることができ
る。上記(3)のシール材の装着装置では、上記(2)
と同様の作用が得られる。
ール材となる部分を加工型に保持させて被シール部材に
送ってシール材を被シール部材のシール面に転写するの
で、シール材の形状が複雑であっても形状に無関係に、
かつサブフレーム等を必要とすることなく、被シール部
材への装着が可能である。また、半固形材または固形材
のため、シール材を被シール部材に装着して荷重をかけ
て締結した時に、液状シール材のようなシール切れや、
はみ出しや、電気的短絡が生じることがなく、バリ取り
も必要でない。上記(2)のシール材の装着方法では、
一方の加工型には被シール部材のシール面のパターンの
粗面が形成されているとともに他方の加工型には被シー
ル部材のシール面のパターンと逆のパターンの粗面が形
成されており、一対の加工型の離反動作でシール材とな
る部分が残りの部分からちぎれて(一種のトリミング機
能がある)一方の加工型に保持されるので、一対の加工
型を離反させるだけで材料はシール材形状となり、材料
をシール材形状へ特別にプレス打抜きまたは裁断する必
要がなく、また、シール材は一方の型に接着、保持され
て被シール部材まで送られるので、搬送において特別な
保持治具が必要でない。その結果、従来必要であったプ
レス打抜きまたは裁断装置や搬送における保持治具分、
装置の簡素化と設備のコストダウンをはかることができ
る。上記(3)のシール材の装着装置では、上記(2)
と同様の作用が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のシール材の装着
方法とその装置を図1〜図8を参照して、説明する。図
1、図2は本発明の何れの実施例にも適用可能であり、
図3〜図6は、シール材として固体高分子電解質型燃料
電池のシール材を例にとった場合を示し、図7、図8は
シール材としてエンジンのヘッドカバーガスケットのシ
ール座を例にとった場合を示している。本発明の何れの
実施例にも共通する部分には、本発明の全実施例にわた
って同じ符号を付してある。
方法とその装置を図1〜図8を参照して、説明する。図
1、図2は本発明の何れの実施例にも適用可能であり、
図3〜図6は、シール材として固体高分子電解質型燃料
電池のシール材を例にとった場合を示し、図7、図8は
シール材としてエンジンのヘッドカバーガスケットのシ
ール座を例にとった場合を示している。本発明の何れの
実施例にも共通する部分には、本発明の全実施例にわた
って同じ符号を付してある。
【0007】まず、本発明の何れの実施例にも共通する
部分を図1、図2を参照して説明する。本発明のシール
材の装着方法は、半固形または固形のシール材材料7を
一対の加工型5、6間に供給して(図1の工程A)圧縮
し(図1の工程B)、一対の加工型5、6を離反させる
際にシール材4となる部分を一方の加工型5に保持させ
残りの部分8を他方の加工型6に残し(図1の工程
C)、シール材4を保持した加工型5を被シール部材1
(または3)に送ってシール材4を被シール部材1(ま
たは3)のシール面に転写する(図1の工程D)シール
材の装着方法からなる。
部分を図1、図2を参照して説明する。本発明のシール
材の装着方法は、半固形または固形のシール材材料7を
一対の加工型5、6間に供給して(図1の工程A)圧縮
し(図1の工程B)、一対の加工型5、6を離反させる
際にシール材4となる部分を一方の加工型5に保持させ
残りの部分8を他方の加工型6に残し(図1の工程
C)、シール材4を保持した加工型5を被シール部材1
(または3)に送ってシール材4を被シール部材1(ま
たは3)のシール面に転写する(図1の工程D)シール
材の装着方法からなる。
【0008】材料供給工程Aにおけるシール材材料7
は、接着性を有する塊状の半固形樹脂材料または固形性
樹脂材料で、たとえばシリコーンゴム樹脂材からなる。
圧縮工程Bにおいて、シール材材料7は必要膜厚に圧縮
され膜状またはシート状とされる。膜厚cは、固体高分
子電解質型燃料電池のセパレータ間またはセパレータと
電解質膜間のシールの場合、約100μmである。加工
型は油圧によって作動するので、十分な圧縮力が得られ
る。一対の加工型5、6の離反工程Cにおいて、シール
材4となる部分を一方の加工型5に保持させ残りの部分
8を他方の加工型6に保持させて残すので、一対の加工
型5、6を離反させる際に、シール材4となる部分と残
りの部分8とは両者の境界で自動的にちぎれる。膜のち
ぎれ力より膜の型への密着力の方が強くかつ膜が薄いの
で、膜は裁断されたように綺麗にちぎれる。このため、
圧縮工程、離反工程において、膜状またはシート状材料
をシール材形状にプレス打抜きしたり裁断したりする必
要がなく、従来のプレス打抜き工程や裁断工程は本発明
では存在しない。シール材4を保持した加工型5は、そ
のまま、治具9に載せられた被シール部材1(または
3)に搬送され、加工型5はシール材4を被シール部材
9(または3)に向けて被シール部材1(または3)に
押し付けられ、シール材4が被シール部材1(または
3)のシール面に転写される。被シール部材1(または
3)のシール面には、この転写に先立って、予め、シリ
コーンゴムを硬化させる硬化液が塗布されているので、
シール材4が押し付けられた時シール材接触面を硬化し
始める。このため、加工型5を治具9上の被シール部材
1(または3)から離反させていくと、シール材4は、
被シール部材1(または3)のシール面に残り、加工型
から離れる。そして、加工型5は再び加工型6の上方に
戻され、つぎのシール材材料7供給工程Aに備えられ
る。後はこの繰り返しとなる。
は、接着性を有する塊状の半固形樹脂材料または固形性
樹脂材料で、たとえばシリコーンゴム樹脂材からなる。
圧縮工程Bにおいて、シール材材料7は必要膜厚に圧縮
され膜状またはシート状とされる。膜厚cは、固体高分
子電解質型燃料電池のセパレータ間またはセパレータと
電解質膜間のシールの場合、約100μmである。加工
型は油圧によって作動するので、十分な圧縮力が得られ
る。一対の加工型5、6の離反工程Cにおいて、シール
材4となる部分を一方の加工型5に保持させ残りの部分
8を他方の加工型6に保持させて残すので、一対の加工
型5、6を離反させる際に、シール材4となる部分と残
りの部分8とは両者の境界で自動的にちぎれる。膜のち
ぎれ力より膜の型への密着力の方が強くかつ膜が薄いの
で、膜は裁断されたように綺麗にちぎれる。このため、
圧縮工程、離反工程において、膜状またはシート状材料
をシール材形状にプレス打抜きしたり裁断したりする必
要がなく、従来のプレス打抜き工程や裁断工程は本発明
では存在しない。シール材4を保持した加工型5は、そ
のまま、治具9に載せられた被シール部材1(または
3)に搬送され、加工型5はシール材4を被シール部材
9(または3)に向けて被シール部材1(または3)に
押し付けられ、シール材4が被シール部材1(または
3)のシール面に転写される。被シール部材1(または
3)のシール面には、この転写に先立って、予め、シリ
コーンゴムを硬化させる硬化液が塗布されているので、
シール材4が押し付けられた時シール材接触面を硬化し
始める。このため、加工型5を治具9上の被シール部材
1(または3)から離反させていくと、シール材4は、
被シール部材1(または3)のシール面に残り、加工型
から離れる。そして、加工型5は再び加工型6の上方に
戻され、つぎのシール材材料7供給工程Aに備えられ
る。後はこの繰り返しとなる。
【0009】シール材材料7は接着性を有している。ま
た、一方の加工型5(シール材4を保持する方の加工
型)には、図2に示すように、被シール部材1(または
3)のシール面のパターンの粗面が形成されているとと
もに、他方の加工型6には被シール部材のシール面のパ
ターンと逆のパターンの粗面が形成されている。加工型
5、6で粗面が形成されている部分以外の部分の面は滑
らかな面である。これによって、一対の加工型5、6の
離反動作でシール材4となる部分が残りの部分8からち
ぎれて一方の加工型5に保持され、残りの部分8は他方
の加工型6に保持されて残るようになる。すなわち、加
工型5においては、シール材4を保持する部分の表面粗
さaと残りの部分の表面粗さbとを変えてあり(粗さに
差をつける)、aの方をbより粗くしてあり、加工型6
においては、加工型5の表面粗さaに対応する部分の表
面粗さをbとし、加工型5の表面粗さbに対応する部分
の表面粗さをa(bより粗い)として、表面粗さの関係
を加工型5における関係と逆の関係としてある。シール
材4が粗面に接着し易くなるのは、粗面とすることによ
ってシール材との接触面積が増え、かつ粗面の微小凹部
にシール材が食い込むので、接着力が上がるからである
と考えられる。粗面の形成の仕方は、エッチング、ショ
ットブラスト、鑢掛けなどによる。
た、一方の加工型5(シール材4を保持する方の加工
型)には、図2に示すように、被シール部材1(または
3)のシール面のパターンの粗面が形成されているとと
もに、他方の加工型6には被シール部材のシール面のパ
ターンと逆のパターンの粗面が形成されている。加工型
5、6で粗面が形成されている部分以外の部分の面は滑
らかな面である。これによって、一対の加工型5、6の
離反動作でシール材4となる部分が残りの部分8からち
ぎれて一方の加工型5に保持され、残りの部分8は他方
の加工型6に保持されて残るようになる。すなわち、加
工型5においては、シール材4を保持する部分の表面粗
さaと残りの部分の表面粗さbとを変えてあり(粗さに
差をつける)、aの方をbより粗くしてあり、加工型6
においては、加工型5の表面粗さaに対応する部分の表
面粗さをbとし、加工型5の表面粗さbに対応する部分
の表面粗さをa(bより粗い)として、表面粗さの関係
を加工型5における関係と逆の関係としてある。シール
材4が粗面に接着し易くなるのは、粗面とすることによ
ってシール材との接触面積が増え、かつ粗面の微小凹部
にシール材が食い込むので、接着力が上がるからである
と考えられる。粗面の形成の仕方は、エッチング、ショ
ットブラスト、鑢掛けなどによる。
【0010】シール材の装着装置は、図1、図2に示す
ように、接近・離反可能な一対の加工型5、6を備え、
一方の加工型5には被シール部材1(または3)のシー
ル面のパターンの粗面が形成されており、他方の加工型
6には被シール部材1(または3)のシール面のパター
ンと逆のパターンの粗面が形成されている。シール材4
を保持する加工型5は、被シール部材1(または3)を
載せた治具9と他方の加工型6間の間を搬送可能とされ
ており、離反工程Cで保持したシール材4を加工型5に
保持したまま治具9の所までシール材4を搬送すること
ができる。
ように、接近・離反可能な一対の加工型5、6を備え、
一方の加工型5には被シール部材1(または3)のシー
ル面のパターンの粗面が形成されており、他方の加工型
6には被シール部材1(または3)のシール面のパター
ンと逆のパターンの粗面が形成されている。シール材4
を保持する加工型5は、被シール部材1(または3)を
載せた治具9と他方の加工型6間の間を搬送可能とされ
ており、離反工程Cで保持したシール材4を加工型5に
保持したまま治具9の所までシール材4を搬送すること
ができる。
【0011】つぎに、上記のシール材の装着方法とその
装置の作用を説明する。上記のシール材4の装着方法で
は、シール材4となる部分を加工型5に保持させて被シ
ール部材1(または3)に送ってシール材4を被シール
部材1(または3)のシール面に転写するので、シール
材4の形状が複雑であっても(たとえば、離れ小島があ
る形状であっても)、形状に無関係に、かつサブフレー
ム等を必要とすることなく、シール材1の加工型5への
保持と、それをそのまま被シール部材1(または3)に
搬送して被シール部材1(または3)へ装着することが
可能である。また、シール材4が半固形材または固形材
のため、シール材4を被シール部材1(または3)に装
着して荷重をかけて締結した時に(たとえば、燃料電池
において、スタックに荷重をかけた時に)、液状シール
材のようなシール切れや、はみ出しや、電気的短絡(セ
パレータ間、またはセパレータと電解質膜の短絡)が生
じることがなく、バリ取りも必要でない。
装置の作用を説明する。上記のシール材4の装着方法で
は、シール材4となる部分を加工型5に保持させて被シ
ール部材1(または3)に送ってシール材4を被シール
部材1(または3)のシール面に転写するので、シール
材4の形状が複雑であっても(たとえば、離れ小島があ
る形状であっても)、形状に無関係に、かつサブフレー
ム等を必要とすることなく、シール材1の加工型5への
保持と、それをそのまま被シール部材1(または3)に
搬送して被シール部材1(または3)へ装着することが
可能である。また、シール材4が半固形材または固形材
のため、シール材4を被シール部材1(または3)に装
着して荷重をかけて締結した時に(たとえば、燃料電池
において、スタックに荷重をかけた時に)、液状シール
材のようなシール切れや、はみ出しや、電気的短絡(セ
パレータ間、またはセパレータと電解質膜の短絡)が生
じることがなく、バリ取りも必要でない。
【0012】また、上記のシール材4の装着方法および
シール材4の装着装置では、一方の加工型5には被シー
ル部材1(または3)のシール面のパターンの粗面が形
成されているとともに他方の加工型6には被シール部材
1(または3)のシール面のパターンと逆のパターンの
粗面が形成されており、一対の加工型5、6の離反動作
でシール材4となる部分が残りの部分8からちぎれて一
方の加工型5に保持されるので、一対の加工型5を他方
の加工型6から離反させるだけで材料はシール材形状と
なり、材料をシール材形状へ特別にプレス打抜きまたは
裁断する必要がない。また、シール材4は一方の加工型
5に接着、保持されて被シール部材1(または3)まで
送られるので、搬送において特別な保持治具(たとえば
サブフレーム)が必要でない。その結果、従来必要であ
ったプレス打抜きまたは裁断装置や搬送における保持治
具分、装置の簡素化と設備のコストダウンをはかること
ができる。
シール材4の装着装置では、一方の加工型5には被シー
ル部材1(または3)のシール面のパターンの粗面が形
成されているとともに他方の加工型6には被シール部材
1(または3)のシール面のパターンと逆のパターンの
粗面が形成されており、一対の加工型5、6の離反動作
でシール材4となる部分が残りの部分8からちぎれて一
方の加工型5に保持されるので、一対の加工型5を他方
の加工型6から離反させるだけで材料はシール材形状と
なり、材料をシール材形状へ特別にプレス打抜きまたは
裁断する必要がない。また、シール材4は一方の加工型
5に接着、保持されて被シール部材1(または3)まで
送られるので、搬送において特別な保持治具(たとえば
サブフレーム)が必要でない。その結果、従来必要であ
ったプレス打抜きまたは裁断装置や搬送における保持治
具分、装置の簡素化と設備のコストダウンをはかること
ができる。
【0013】つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を
説明する。本発明の実施例1は、本発明の方法、装置が
燃料電池に適用された例である。本発明が適用される燃
料電池は固体高分子電解質型燃料電池10である。この
燃料電池10は、たとえば燃料電池自動車に搭載され
る。ただし、自動車以外に用いられてもよい。
説明する。本発明の実施例1は、本発明の方法、装置が
燃料電池に適用された例である。本発明が適用される燃
料電池は固体高分子電解質型燃料電池10である。この
燃料電池10は、たとえば燃料電池自動車に搭載され
る。ただし、自動車以外に用いられてもよい。
【0014】固体高分子電解質型燃料電池10は、図3
〜図6に示すように、イオン交換膜膜からなる電解質膜
11とこの電解質膜11の一面に配置された触媒層12
および拡散層13からなる電極14(アノード、燃料
極)および電解質膜11の他面に配置された触媒層15
および拡散層16からなる電極17(カソード、空気
極)とからなる膜−電極アッセンブリ(MEA:Membra
ne-Electrode Assembly )と、電極14、17に燃料ガ
ス(水素)および酸化ガス(酸素、通常は空気)を供給
するための流体通路27および燃料電池冷却用の冷却水
が流れる冷却水流路26を形成するセパレータ18とを
重ねてセルを形成し、該セルを複数積層してモジュール
19を構成し(たとえば、2セルから1モジュールを構
成し)、モジュール19を積層してモジュール群とし、
モジュール群のセル積層方向(燃料電池積層方向)両端
に、ターミナル20、インシュレータ21、エンドプレ
ート22を配置してスタック23を構成し、スタック2
3を積層方向に締め付けスタック23の外側で燃料電池
積層体積層方向に延びる締結部材24(たとえば、テン
ションプレート、スルーボルトなど)とボルト25また
はナットで固定したものからなる。
〜図6に示すように、イオン交換膜膜からなる電解質膜
11とこの電解質膜11の一面に配置された触媒層12
および拡散層13からなる電極14(アノード、燃料
極)および電解質膜11の他面に配置された触媒層15
および拡散層16からなる電極17(カソード、空気
極)とからなる膜−電極アッセンブリ(MEA:Membra
ne-Electrode Assembly )と、電極14、17に燃料ガ
ス(水素)および酸化ガス(酸素、通常は空気)を供給
するための流体通路27および燃料電池冷却用の冷却水
が流れる冷却水流路26を形成するセパレータ18とを
重ねてセルを形成し、該セルを複数積層してモジュール
19を構成し(たとえば、2セルから1モジュールを構
成し)、モジュール19を積層してモジュール群とし、
モジュール群のセル積層方向(燃料電池積層方向)両端
に、ターミナル20、インシュレータ21、エンドプレ
ート22を配置してスタック23を構成し、スタック2
3を積層方向に締め付けスタック23の外側で燃料電池
積層体積層方向に延びる締結部材24(たとえば、テン
ションプレート、スルーボルトなど)とボルト25また
はナットで固定したものからなる。
【0015】触媒層12、15は白金(Pt)を含むカ
ーボン(C)からなる。拡散層13、16はCからな
る。セパレータ18は、燃料ガスと酸化ガス、燃料ガス
と冷却水、酸化ガスと冷却水、の何れかを区画するとと
もに、隣り合うセルのアノードからカソードに電子が流
れる電気の通路を形成している。セパレータ18は、不
透過性で、通常は、カーボン(黒鉛である場合を含む)
または金属または導電性樹脂の何れかからなる。以下で
は、セパレータ18が、カーボン(黒鉛である場合を含
む)からなる場合を示すが、これに限るものではない。
ーボン(C)からなる。拡散層13、16はCからな
る。セパレータ18は、燃料ガスと酸化ガス、燃料ガス
と冷却水、酸化ガスと冷却水、の何れかを区画するとと
もに、隣り合うセルのアノードからカソードに電子が流
れる電気の通路を形成している。セパレータ18は、不
透過性で、通常は、カーボン(黒鉛である場合を含む)
または金属または導電性樹脂の何れかからなる。以下で
は、セパレータ18が、カーボン(黒鉛である場合を含
む)からなる場合を示すが、これに限るものではない。
【0016】固体高分子電解質型燃料電池10では、ア
ノード側では、水素を水素イオンと電子にする反応が行
われ、水素イオンは電解質膜11中をカソード側に移動
し、カソード側では酸素と水素イオンおよび電子(隣り
のMEAのアノードで生成した電子がセパレータを通し
てくる)から水を生成する反応が行われる。 アノード側:H2 →2H+ +2e- カソード側:2H+ +2e- +(1/2)O2 →H2 O この反応が正常に行われるには、隣接するセパレータ1
8間、およびセパレータ18と電解質膜11間の、電気
的短絡を防止するとともに流体(水素、空気、冷却水)
のシールを行うことが必要である。このため、電気絶縁
性を有するシール材4でセパレータ18間、およびセパ
レータ18と電解質膜11間をシールしている。
ノード側では、水素を水素イオンと電子にする反応が行
われ、水素イオンは電解質膜11中をカソード側に移動
し、カソード側では酸素と水素イオンおよび電子(隣り
のMEAのアノードで生成した電子がセパレータを通し
てくる)から水を生成する反応が行われる。 アノード側:H2 →2H+ +2e- カソード側:2H+ +2e- +(1/2)O2 →H2 O この反応が正常に行われるには、隣接するセパレータ1
8間、およびセパレータ18と電解質膜11間の、電気
的短絡を防止するとともに流体(水素、空気、冷却水)
のシールを行うことが必要である。このため、電気絶縁
性を有するシール材4でセパレータ18間、およびセパ
レータ18と電解質膜11間をシールしている。
【0017】シール材4は、固体高分子電解質型燃料電
池10では、たとえば図3に示す中に複数(図示例では
3つ)の離れ小島の抜き部をもつフレーム形状を有して
いる。中央の抜き部が上記2式の反応が起こる反応部
で、その両側の抜き部が反応ガスや冷却水のマニホール
ドである。図3は簡略化して示してある。したがって、
マニホールドは1つのセパレータ18内に、通常、図示
例より多数あって、一部が水素用、別の一部が空気用、
さらに別の一部が冷却水用として用いられる。
池10では、たとえば図3に示す中に複数(図示例では
3つ)の離れ小島の抜き部をもつフレーム形状を有して
いる。中央の抜き部が上記2式の反応が起こる反応部
で、その両側の抜き部が反応ガスや冷却水のマニホール
ドである。図3は簡略化して示してある。したがって、
マニホールドは1つのセパレータ18内に、通常、図示
例より多数あって、一部が水素用、別の一部が空気用、
さらに別の一部が冷却水用として用いられる。
【0018】シール材4が装着される被シール部材1、
3(図1の工程Dの被シール部材1、3)は、固体高分
子電解質型燃料電池10において隣接するセパレータ1
8になる。そして、図1の工程A〜Dで、固体高分子電
解質型燃料電池10の隣接する2つのセパレータ18の
うちの一方を治具9の上においてシール材4を転写し、
ついでつぎの図1の工程A〜Dで、固体高分子電解質型
燃料電池10の隣接する2つのセパレータ18のうちの
他方を治具9の上においてシール材4を転写する。そし
て、隣接する、シール材4が貼付されたセパレータ18
を、図4の工程Eに示すように、シール材4を向かい合
わせて配置するとともに、向かい合うシール材4の間に
電解質膜11の端部を配置する。ついで、図4の工程F
に示すように、シリコーンゴムのシール材11が硬化す
る前にセルを図5、図6のように積層してスタックと
し、スタックに組み付け荷重をかけて、電解質膜11の
端部を挟み込んで、向かい合うシール材4同士を密着さ
せ圧縮する。その結果、シール材4同士の接触面が融合
して、図4の工程Gに示すようにシール材4は一体化
し、その中に電解質膜11の端部が埋め込まれた形状と
なる。図5において、(見やすくするために、離して示
してあるが、)実際は、セパレータ18の凹凸の凸の先
端は拡散層に押し付けられている。
3(図1の工程Dの被シール部材1、3)は、固体高分
子電解質型燃料電池10において隣接するセパレータ1
8になる。そして、図1の工程A〜Dで、固体高分子電
解質型燃料電池10の隣接する2つのセパレータ18の
うちの一方を治具9の上においてシール材4を転写し、
ついでつぎの図1の工程A〜Dで、固体高分子電解質型
燃料電池10の隣接する2つのセパレータ18のうちの
他方を治具9の上においてシール材4を転写する。そし
て、隣接する、シール材4が貼付されたセパレータ18
を、図4の工程Eに示すように、シール材4を向かい合
わせて配置するとともに、向かい合うシール材4の間に
電解質膜11の端部を配置する。ついで、図4の工程F
に示すように、シリコーンゴムのシール材11が硬化す
る前にセルを図5、図6のように積層してスタックと
し、スタックに組み付け荷重をかけて、電解質膜11の
端部を挟み込んで、向かい合うシール材4同士を密着さ
せ圧縮する。その結果、シール材4同士の接触面が融合
して、図4の工程Gに示すようにシール材4は一体化
し、その中に電解質膜11の端部が埋め込まれた形状と
なる。図5において、(見やすくするために、離して示
してあるが、)実際は、セパレータ18の凹凸の凸の先
端は拡散層に押し付けられている。
【0019】このようにシール材4が装着された固体高
分子電解質型燃料電池10では、つぎの作用が得られ
る。半固形シリコーンゴム(シール材4)または固形材
の弾力性により、隣接セパレータ18(被シール部材
1、3)間の短絡を防ぐことができる。半固形シリコー
ンゴム(シール材4)または固形材の弾力性により、セ
パレータ18(被シール部材1または3)と電解質膜1
1(被シール部材2)間の短絡を防ぐことができる。半
固形シリコーンゴム(シール材4)または固形材の弾力
性により、セパレータ18(被シール部材1または3)
と電解質膜11(被シール部材2)を接着し、セパレー
タ18(被シール材1)と電極14(被シール部材2)
間を流れる水素、およびセパレータ18(被シール材
3)と電極14(被シール部材2)間を流れる酸素(実
際は純酸素に代えて空気を流す)をシールすることがで
きる。シール材4の形状としては、図3に示すような離
れ小島形状に対応できる。
分子電解質型燃料電池10では、つぎの作用が得られ
る。半固形シリコーンゴム(シール材4)または固形材
の弾力性により、隣接セパレータ18(被シール部材
1、3)間の短絡を防ぐことができる。半固形シリコー
ンゴム(シール材4)または固形材の弾力性により、セ
パレータ18(被シール部材1または3)と電解質膜1
1(被シール部材2)間の短絡を防ぐことができる。半
固形シリコーンゴム(シール材4)または固形材の弾力
性により、セパレータ18(被シール部材1または3)
と電解質膜11(被シール部材2)を接着し、セパレー
タ18(被シール材1)と電極14(被シール部材2)
間を流れる水素、およびセパレータ18(被シール材
3)と電極14(被シール部材2)間を流れる酸素(実
際は純酸素に代えて空気を流す)をシールすることがで
きる。シール材4の形状としては、図3に示すような離
れ小島形状に対応できる。
【0020】本発明は、固体高分子電解質型燃料電池1
0以外にも、自動車の、 イ.エンジン・シリンダヘッドガスケット ロ.エンジン・オイルパンガスケット ハ.エンジン・チェーンケースガスケット ニ.オーマチックトランスミッションバルブボディ用ガ
スケット等 にも適用できる。図7、図8は、はエンジン・シリンダ
ヘッドガスケットに適用した場合を示している。そこで
は、エンジンシリンダヘッド31(被シール部材1)と
シリンダヘッドカバー32(被シール部材3)との間に
半固形シリコーンゴム製充填シール材4または固形シー
ル材が配置される。図8は組み付け後を示している。こ
の場合も、共通部分で述べたと同様の構成、作用が成立
する。
0以外にも、自動車の、 イ.エンジン・シリンダヘッドガスケット ロ.エンジン・オイルパンガスケット ハ.エンジン・チェーンケースガスケット ニ.オーマチックトランスミッションバルブボディ用ガ
スケット等 にも適用できる。図7、図8は、はエンジン・シリンダ
ヘッドガスケットに適用した場合を示している。そこで
は、エンジンシリンダヘッド31(被シール部材1)と
シリンダヘッドカバー32(被シール部材3)との間に
半固形シリコーンゴム製充填シール材4または固形シー
ル材が配置される。図8は組み付け後を示している。こ
の場合も、共通部分で述べたと同様の構成、作用が成立
する。
【0021】
【発明の効果】請求項1のシール材の装着方法によれ
ば、シール材となる部分を加工型に保持させて被シール
部材に送ってシール材を被シール部材のシール面に転写
するので、シール材の形状が複雑であっても形状に無関
係に、かつサブフレーム等を必要とすることなく、被シ
ール部材への装着が可能である。また、半固形材または
固形材のため、シール材を被シール部材に装着して荷重
をかけた時に、シール切れや、はみ出しがなく、バリ取
りも必要でない。請求項2のシール材の装着方法によれ
ば、一方の加工型には被シール部材のシール面のパター
ンの粗面が形成されているとともに他方の加工型には被
シール部材のシール面のパターンと逆のパターンの粗面
が形成されているので、一対の加工型を離反させるだけ
で材料はシール材形状に切断されて保持され、従来必要
であったプレス打抜きまたは裁断装置や搬送における保
持治具が必要でなくなり、装置の簡素化と設備のコスト
ダウンをはかることができる。請求項3のシール材の装
着装置によれば、一方の加工型には被シール部材のシー
ル面のパターンの粗面が形成されているとともに他方の
加工型には被シール部材のシール面のパターンと逆のパ
ターンの粗面が形成されているので、一対の加工型を離
反させるだけで材料はシール材形状に切断されて保持さ
れ、従来必要であったプレス打抜きまたは裁断装置や搬
送における保持治具が必要でなくなり、装置の簡素化と
設備のコストダウンをはかることができる。
ば、シール材となる部分を加工型に保持させて被シール
部材に送ってシール材を被シール部材のシール面に転写
するので、シール材の形状が複雑であっても形状に無関
係に、かつサブフレーム等を必要とすることなく、被シ
ール部材への装着が可能である。また、半固形材または
固形材のため、シール材を被シール部材に装着して荷重
をかけた時に、シール切れや、はみ出しがなく、バリ取
りも必要でない。請求項2のシール材の装着方法によれ
ば、一方の加工型には被シール部材のシール面のパター
ンの粗面が形成されているとともに他方の加工型には被
シール部材のシール面のパターンと逆のパターンの粗面
が形成されているので、一対の加工型を離反させるだけ
で材料はシール材形状に切断されて保持され、従来必要
であったプレス打抜きまたは裁断装置や搬送における保
持治具が必要でなくなり、装置の簡素化と設備のコスト
ダウンをはかることができる。請求項3のシール材の装
着装置によれば、一方の加工型には被シール部材のシー
ル面のパターンの粗面が形成されているとともに他方の
加工型には被シール部材のシール面のパターンと逆のパ
ターンの粗面が形成されているので、一対の加工型を離
反させるだけで材料はシール材形状に切断されて保持さ
れ、従来必要であったプレス打抜きまたは裁断装置や搬
送における保持治具が必要でなくなり、装置の簡素化と
設備のコストダウンをはかることができる。
【図1】本発明実施例のシール材の装着方法の各工程と
その装置の側面図である。
その装置の側面図である。
【図2】本発明実施例のシール材の装着方法とその装置
の、一対の加工型の平面図である。
の、一対の加工型の平面図である。
【図3】本発明実施例のシール材の装着方法とその装置
の、シール材の平面図である。
の、シール材の平面図である。
【図4】本発明を固体高分子電解質型燃料電池のシール
に適用した場合の、セパレータ間およびパレータと電解
質膜間のシール構造の、組み付けの各工程における断面
図である。
に適用した場合の、セパレータ間およびパレータと電解
質膜間のシール構造の、組み付けの各工程における断面
図である。
【図5】本発明を固体高分子電解質型燃料電池のシール
に適用した場合の、セルの断面図である。
に適用した場合の、セルの断面図である。
【図6】本発明を固体高分子電解質型燃料電池のシール
に適用した場合の、燃料電池の全体正面図である。
に適用した場合の、燃料電池の全体正面図である。
【図7】本発明をエンジン・シリンダヘッドガスケット
のシールに適用した場合の、分解斜視図である。
のシールに適用した場合の、分解斜視図である。
【図8】本発明をエンジン・シリンダヘッドガスケット
のシールに適用した場合の、正面図である。
のシールに適用した場合の、正面図である。
1、2、3 被シール部材 4 シール材 5、6 加工型 7 シール材材料(塊状) 8 端切れ 9 治具 10 (固体高分子電解質型)燃料電池 11 電解質膜 12 触媒層 13 拡散層 14 電極(アノード、燃料極) 15 触媒層 16 拡散層 17 電極(カソード、空気極) 18 セパレータ(燃料電池の場合の被シール材1、
3) 19 モジュール 20 ターミナル 21 インシュレータ 22 エンドプレート 23 スタック 24 締結部材(テンションプレート) 25 ボルトまたはナット 31 エンジンシリンダヘッド(被シール部材1) 32 シリンダヘッドカバー(被シール部材3)
3) 19 モジュール 20 ターミナル 21 インシュレータ 22 エンドプレート 23 スタック 24 締結部材(テンションプレート) 25 ボルトまたはナット 31 エンジンシリンダヘッド(被シール部材1) 32 シリンダヘッドカバー(被シール部材3)
Claims (3)
- 【請求項1】 半固形または固形のシール材材料を一対
の加工型間に供給して圧縮し、該一対の加工型を離反さ
せる際にシール材となる部分を一方の加工型に保持させ
残りの部分を他方の加工型に残し、シール材を保持した
加工型を被シール部材に送ってシール材を被シール部材
のシール面に転写するシール材の装着方法。 - 【請求項2】 前記シール材は接着性を有しており、前
記一方の加工型には被シール部材のシール面のパターン
の粗面が形成されているとともに前記他方の加工型には
被シール部材のシール面のパターンと逆のパターンの粗
面が形成されており、一対の加工型の離反動作でシール
材となる部分が残りの部分からちぎれて前記一方の加工
型に保持される請求項1記載のシール材の装着方法。 - 【請求項3】 接近・離反可能な一対の加工型を備え、
一方の加工型には被シール部材のシール面のパターンの
粗面が形成されており、他方の加工型には被シール部材
のシール面のパターンと逆のパターンの粗面が形成され
ている、シール材の装着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000271082A JP2002081550A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | シール材の装着方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000271082A JP2002081550A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | シール材の装着方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002081550A true JP2002081550A (ja) | 2002-03-22 |
Family
ID=18757416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000271082A Pending JP2002081550A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | シール材の装着方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002081550A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6294314A (ja) * | 1985-10-21 | 1987-04-30 | Nok Corp | パツキンの製造方法およびその成形型 |
| JPS63209811A (ja) * | 1987-02-25 | 1988-08-31 | Toyoda Gosei Co Ltd | ダイアフラムの製造方法および製造装置 |
| JPH0584754A (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-06 | Sekisui Chem Co Ltd | スプレーアツプ成形品の切断・トリミング方法および装置 |
| JPH072019U (ja) * | 1993-06-10 | 1995-01-13 | しなのポリマー株式会社 | 押釦スイッチ用カバー部材成形用金型 |
| JPH10249874A (ja) * | 1997-03-12 | 1998-09-22 | Ricoh Co Ltd | プラスチック成形装置 |
-
2000
- 2000-09-07 JP JP2000271082A patent/JP2002081550A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6294314A (ja) * | 1985-10-21 | 1987-04-30 | Nok Corp | パツキンの製造方法およびその成形型 |
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| JPH10249874A (ja) * | 1997-03-12 | 1998-09-22 | Ricoh Co Ltd | プラスチック成形装置 |
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|---|---|---|---|
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