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JP2002080559A - インターポーザ用エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及びそれを用いた銅張積層板 - Google Patents

インターポーザ用エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及びそれを用いた銅張積層板

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Publication number
JP2002080559A
JP2002080559A JP2000269668A JP2000269668A JP2002080559A JP 2002080559 A JP2002080559 A JP 2002080559A JP 2000269668 A JP2000269668 A JP 2000269668A JP 2000269668 A JP2000269668 A JP 2000269668A JP 2002080559 A JP2002080559 A JP 2002080559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
coupling agent
resin composition
interposer
fused silica
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000269668A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumiya Miyake
澄也 三宅
Takayuki Baba
孝幸 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP2000269668A priority Critical patent/JP2002080559A/ja
Publication of JP2002080559A publication Critical patent/JP2002080559A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高耐熱、低熱膨張、低吸水性によって優れた
耐半田性を有するインターポーザ用エポキシ樹脂組成
物、及びそれを用いたプリプレグ、銅張積層板を提供す
る。 【解決手段】 (A)1分子中に3個以上のエポキシ基
を有するエポキシ樹脂、(B)臭素化エポキシ樹脂、
(C)1分子中に3個以上のフェノール性水酸基を有す
るフェノール樹脂系硬化剤、及び(D)球状溶融シリカ
を必須成分とすることを特徴とするインターポーザ用エ
ポキシ樹脂組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高耐熱、低熱膨
張、低吸水性によって優れた耐半田性を有するインター
ポーザ用エポキシ樹脂組成物、及びそれを用いたプリプ
レグ、銅張積層板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体の分野では高密度実装技術の進歩
から従来の面実装からエリア実装に移行していくトレン
ドが進行し、BGAやCSPなど新しいパッケージが登
場、増加しつつある。そのため以前にもましてインター
ポーザ用リジッド基板が注目されるようになり、高耐
熱、低熱膨張基板の要求が高まってきた。しかし現行の
インターポーザ用リジッド基板として用いられているビ
スマレイミド−トリアジン樹脂系基板は吸水率が高い
上、線膨張係数が大きくICパッケージの耐半田性は必
ずしも十分ではない。一方、一般に基板の熱膨張係数を
低減するためには、無機充填材、特に溶融シリカを使う
ことは広く行われていることではあるが、従来使用され
てきた破砕状溶融シリカでは、角張った形状であるため
基材や銅箔にプレス成形の際に大きなストレスを与えて
しまい、基材や銅箔を損傷し、その損傷部分を起点に半
田クラックが発生したり、外観が悪くなることがある。
特開平9−272155公報にはこのような問題を解決
するため、球状シリカを用いる技術が開示されている
が、インターポーザ用リジッド基板に最適な樹脂組成の
記載はなく、また球状シリカの粒径に言及はあるもの
の、0.3〜5μmの粒径の球状シリカにおける凝集の
問題への言及もない。本発明者らによれば、たとえ球状
シリカであっても、凝集が発生すれば外観不良が発生し
たり、凝集物が形成する空間に水分が滞留し半田耐熱性
が低下する問題が起こることが判明している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するべくなされたもので、高耐熱、低熱膨張、
低吸水性によって優れた耐半田性を有するインターポー
ザ用エポキシ樹脂組成物、及びそれを用いたプリプレ
グ、銅張積層板を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、耐熱性に寄与
する多官能性のエポキシ樹脂及びフェノール樹脂系硬化
剤、難燃性を発現する臭素化エポキシ樹脂、及び低熱膨
張性や低吸水性を発現する球状溶融シリカを必須成分と
して含有するインターポーザ用エポキシ樹脂組成物を技
術骨子とするものであり、かかる組成により上記目的を
達成するに至った。
【0005】具体的には、(A)1分子中に3個以上の
エポキシ基を有するエポキシ樹脂、(B)臭素化エポキ
シ樹脂、(C)1分子中に3個以上のフェノール性水酸
基を有するフェノール樹脂系硬化剤、及び(D)球状溶
融シリカを必須成分とすることを特徴とするインターポ
ーザ用エポキシ樹脂組成物、およびこれらのエポキシ樹
脂組成物を基材に含浸、乾燥して得られるプリプレグ、
それを用いて加熱成形してなる銅張積層板である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いる(A)1分子中に
3個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂は、高いガ
ラス転移温度や熱剛性を発現するための多官能エポキシ
樹脂である。具体的にはトリスヒドロキシフェニルメタ
ンのグリシジルエーテル化物およびその2量体、3量
体、さらにはトリスヒドロキシフェニルメタンのフェニ
ル基にメチル基、ブチル基などのアルキル基が置換した
もののグリシジルエーテル化物、1,1,2,2−テト
ラキスヒドロキシフェニルエタンのグリシジルエーテル
化物、およびその2量体、3量体、さらには1,1,
2,2−テトラキスヒドロキシフェニルエタンの芳香核
にメチル基、ブチル基などのアルキル基が置換したもの
のグリシジルエーテル化物、ビスフェノールAノボラッ
クエポキシ樹脂、オルソクレゾールノボラックエポキシ
樹脂などが高いガラス転移温度が得られ好ましい。本発
明において、エポキシ樹脂組成物中に占める(A)成分
の割合は10〜50重量%が好ましい。10重量%未満
では、(B)臭素化エポキシ樹脂及び(C)1分子中に
3個以上のフェノール性水酸基を有するフェノール樹脂
系硬化剤を合わせても結合剤成分が少なくなり、耐熱性
特にICパッケージのインターポーザとしての耐半田ク
ラック性が低下するようになる。50重量%を越える
と、充填材の割合が低下し、熱膨張、吸水率が増加しI
Cパッケージのインターポーザとしての耐半田クラック
性が低下するので好ましくない。ここで、インターポー
ザとしての耐半田クラック性とは、リジッドインターポ
ーザを使用したBGAやCSP等において行われるJE
DEC実装ランク条件に準じた耐半田クラック試験にお
いて、インターポーザに起因するか、または間接的にイ
ンターポーザの特性が影響を与えて発生するクラック、
または界面剥離に対する耐性を意味する。
【0007】本発明に用いる成分(B)臭素化エポキシ
樹脂は、難燃剤として作用するものであり、臭素化フェ
ノールノボラックエポキシ樹脂、臭素化ビスフェノール
A型エポキシ樹脂が一般的によく用いられる。難燃化す
るために必要な臭素添加量は樹脂分の割合により変る
が、エポキシ樹脂組成物中に占める臭素の割合は、通常
0.5重量%以上20重量%以下である。なお、エポキ
シ樹脂として、(A)成分及び(B)成分以外のエポキ
シ樹脂、例えばビスフェノールA型のエポキシ樹脂をエ
ポキシ樹脂全体の30重量%以下配合してもよい。
【0008】次に成分(C)1分子中に3個以上のフェ
ノール性水酸基を有するフェノール樹脂系硬化剤として
は、フェノールノボラック、ビスフェノールAノボラッ
ク、フェノールアラルキル樹脂等が例示されるが、フェ
ノール性水酸基当量が比較的小さく、低官能のモノマー
を容易に除去できるフェノールノボラックや高いガラス
転移温度が得られるビスフェノールAノボラックが好ま
しい。本発明では(C)成分は、エポキシ樹脂のエポキ
シ基と(C)成分のフェノール性水酸基の比(当量比)
が0.8以上1.2以下となるよう添加することが好ま
しい。この範囲外ではガラス転移温度の低下や吸水率の
増加で特にICパッケージのインターポーザとしての耐
半田クラック性の低下やICの耐湿信頼性の低下が生じ
ることがある。
【0009】本発明に用いる成分(D)球状溶融シリカ
は、吸水率を低減し、線膨張係数を低下させ、ICパッ
ケージの構成材料であるインターポーザの耐半田クラッ
ク性を向上させる重要な成分である。破砕状溶融シリカ
では、銅張積層板を構成するガラス基材と銅箔の比較的
狭い間隙に充填材が挟まると、角張った形状であるた
め、プレス成形の際に基材や銅箔に大きなストレスを与
えてしまい、それらを損傷し、その損傷部分を起点に半
田クラックが発生したり、外観が悪くなることがあり、
加えて多量に充填材を使用する場合に流動性が低下す
る。
【0010】球状溶融シリカの場合、粒径、粒度分布、
比表面積にかかわらず、破砕状溶融シリカに比べて基材
や銅箔へのストレスは小さいが、中でも、平均粒径5μ
m以下(本発明において、粒径はすべてレーザー回折式
粒度分布測定の値である)の球状溶融シリカの場合、基
材や銅箔にストレスがより小さく好ましい。 平均粒径
が5μmを越えると基材や銅箔へのストレスが次第に大
きくなって耐半田クラック性が悪化する場合がある。平
均粒径5μm以下の球状溶融シリカ中でも最大粒径24
μm以下で、平均粒径2μm以上5μm以下、かつBE
T法による比表面積が5m2/g以下の球状溶融シリ
カ、あるいはカップリング剤で予め表面処理された平均
粒径2μm以下の球状溶融シリカは、基材や銅箔へのス
トレスが極めて小さいことに加え、凝集が少なく充填材
が均一に分散するのでさらに好ましい。 最大粒径が2
4μmを超える粗粒が含まれると銅箔と基材の間で粗粒
に起因する空間ができ、吸湿した場合に水が滞留して耐
半田クラック性が悪化したり、銅張積層板の外観が悪化
する場合がある。また平均粒径が2μmより小さい場合
や比表面積が5m2/gを超える場合、粒子の2次凝集
により前述粗粒が含まれる場合と同様の問題が生じる場
合がある。
【0011】成分(D)球状溶融シリカは、予めカップ
リング剤で表面処理したものを使用すれば、凝集が少な
く充填材が均一に分散するので好ましい。用いられるカ
ップリング剤は、シランカップリング剤、シロキサン結
合の繰り返し単位を2個以上有し、かつアルコキシ基を
有するシリコーンオイル型カップリング剤等のケイ素系
カップリング剤やチタネート系カップリング剤等が挙げ
られるが、エポキシ樹脂と溶融球状シリカの表面の塗れ
性向上の点で、ケイ素系カップリング剤が好ましい。具
体的にはエポキシシランカップリング剤、アミノシラン
カップリング剤、ウレイドシランカップリング剤、メル
カプトシランカップリング剤、ジシラザン、シロキサン
結合の繰り返し単位を2個以上有し、かつアルコキシ基
を有するシリコーンオイル型カップリング剤からなる群
から少なくとも1種選ばれるものなどが挙げられる。特
にエポキシシランカップリング剤、アミノシランカップ
リング剤と、シロキサン結合の繰り返し単位を2個以上
有し、かつアルコキシ基を有するシリコーンオイル型カ
ップリング剤を併用した場合、シリカ表面へカップリン
グ剤が効率よく定着する。この場合のカップリング剤の
割合は球状溶融シリカ100重量部に対し0.1部以上
10部以下が一般的である。予めカップリング剤で表面
処理された球状溶融シリカは、平均粒径2μm以下のも
のが、凝集が少なく充填材が均一に分散することに加
え、基材や銅箔へのストレスが極めて小さいのでさらに
好ましい。また、同様の理由で、球状溶融シリカとし
て、最大粒径24μm以下で、平均粒径2μm以上5μ
m以下、かつ比表面積が5m2/g以下の球状溶融シリ
カと予めカップリング剤で表面処理された平均粒径2μ
m以下の球状溶融シリカとを併用することも好ましい態
様の一つである。
【0012】成分(D)球状溶融シリカは、エポキシ樹
脂組成物中50重量%以上を占めると熱膨張、吸水率が
小さくなるので好ましい。ただし、90重量%を越える
とエポキシ樹脂組成物中の充填材の割合が大きすぎて含
浸等の操作が困難となる。
【0013】本発明において前記のカップリング剤以外
に、他の成分と共に原料配合などの際に成分(E)カッ
プリング剤を使用することは、球状シリカを予め表面処
理しているか否かにかかわらず球状溶融シリカの均一な
分散、凝集防止に効果があり好ましい。使用するカップ
リング剤は、成分(D)球状溶融シリカの表面処理に用
いるカップリング剤と同様のものが例示される。エポキ
シ樹脂組成物中に占めるカップリング剤(E)の割合は
0.05〜10重量%が好ましい。
【0014】本発明のエポキシ樹脂組成物は必要に応じ
て、上記成分以外の添加剤を特性を損なわない範囲で添
加することができる。本発明のエポキシ樹脂組成物は溶
剤を用いてワニスとして、または無溶剤にて繊維基材に
塗布含浸し乾燥することによりプリプレグを得ることが
できる。基材としてはガラス織布、ガラス不織布、その
他有機基材などを用いることができる。このプリプレグ
の1枚又は複数枚を銅箔とともに加熱成形して銅張積層
板が得られる。これらのプリプレグ及び銅張積層板も本
発明に含まれるものである。
【0015】
【実施例】実施例1 オルソクレゾールノボラックエポキシ樹脂(大日本イン
キ化学製エピクロンN−665)17.5重量部(以
下、部と略す)、臭素化フェノールノボラックエポキシ
樹脂(エポキシ当量284、軟化点84℃、臭素含量3
5重量%)5部、臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹
脂(エポキシ当量365、臭素含量46重量%)5部、
フェノールノボラック(軟化点105℃)12.5部、
およびエポキシ樹脂と硬化剤量の合計100部に対し2
−フェニル−4−メチルイミダゾールを0.03部をメ
チルエチルケトンとメチルセロソルブの混合溶剤に溶解
した後、この溶液にγ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン0.5部を加え撹拌し、続いて平均粒径2.
5μmの球状溶融シリカ60部をいかり型撹拌羽根で撹
拌しながら少しずつ添加した。全成分を混合したところ
で高速攪拌機を用いて10分撹拌しワニスを調製した。
得られたワニスを用いてガラスクロス(厚さ180μ
m、日東紡績製)に含浸し、150℃の加熱炉で6分乾
燥してワニス固形分(プリプレグ中、ガラスクロスを除
く成分)が約50重量%のプリプレグを得た。このプリ
プレグを所定枚数重ね、両面に厚み12μmの銅箔を重
ねて、圧力40kgf/cm2 、温度190℃で120
分加熱加圧成形を行い両面銅張積層板を得た。
【0016】実施例2 平均粒径0.5μmの球状溶融シリカ70部をヘンシェ
ルミキサーに投入、攪拌しながらγ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシランの10重量%メタノール溶液1
0部を少しずつ添加した。添加終了後5分攪拌し取り出
した。次にフェノールノボラックエポキシ樹脂(大日本
インキ化学製エピクロンN−775)12.5部、臭素
化フェノールノボラックエポキシ樹脂(エポキシ当量2
84、軟化点84℃、臭素含量35重量%)4部、臭素
化ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポキシ当量36
5、臭素含量46重量%)4部、フェノールノボラック
(軟化点105℃)9.5部、およびエポキシ樹脂と硬
化剤量の合計100部に対し2−フェニル−4−メチル
イミダゾールを0.03部をメチルエチルケトンとメチ
ルセロソルブの混合溶剤に溶解した後、γ−(2-アミノ
エチル)アミノプロピルトリメトキシシラン0.1部を
加え、続いて先にカップリング剤で表面処理した平均粒
径0.5μmの球状溶融シリカをいかり型撹拌羽根で撹
拌しながら少しずつ添加した。全成分を混合したところ
で高速攪拌機を用いて10分撹拌しワニスを調製した。
このワニスを用いてガラスクロス(厚さ180μm、日
東紡績製)に含浸し、150℃の加熱炉で6分乾燥して
ワニス固形分(プリプレグ中、ガラスクロスを除く成
分)が約50重量%のプリプレグを得た。このプリプレ
グを所定枚数重ね、両面に厚み12μmの銅箔を重ね
て、圧力40kgf/cm2 、温度190℃で120分
加熱加圧成形を行い両面銅張積層板を得た。
【0017】実施例4 平均粒径1.5μmの球状溶融シリカ70部をヘンシェ
ルミキサーに投入、攪拌しながらγ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシランの10重量%メタノール溶液8
部とシリコーンオイル型カップリング剤A(日本ユニカ
ー製MAC2101)の10重量%メタノール溶液1部
を少しずつ添加した。添加終了後5分攪拌し取り出し
た。次にトリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹
脂(油化シェルエポキシ製エピコートE1032)1
3.5部、臭素化フェノールノボラックエポキシ樹脂
(エポキシ当量284、軟化点84℃、臭素含量35重
量%)3部、臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂
(エポキシ当量365、臭素含量46重量%)3部、フ
ェノールノボラック(軟化点105℃)10.5部、お
よびエポキシ樹脂と硬化剤量の合計100部に対し2−
フェニル−4−メチルイミダゾールを0.03部をメチ
ルエチルケトンとメチルセロソルブの混合溶剤に溶解し
た後、先にカップリング剤で表面処理した平均粒径1.
5μmの球状溶融シリカをいかり型撹拌羽根で撹拌しな
がら少しずつ添加した。全成分を混合したところで高速
攪拌機を用いて10分撹拌しワニスを調製した。作製し
たワニスを用いてガラスクロス(厚さ180μm、日東
紡績製)に含浸し、150℃の加熱炉で6分乾燥してワ
ニス固形分(プリプレグ中、ガラスクロスを除く成分)
が約50重量%のプリプレグを得た。このプリプレグを
所定枚数重ね、両面に厚み12μmの銅箔を重ねて、圧
力40kgf/cm2 、温度190℃で120分加熱加
圧成形を行い両面銅張積層板を得た。
【0018】実施例3、5〜14及び比較例1〜6 表1及び表2に示す配合にて、表中カップリング剤添加
方法において、Aは実施例1と同様の方法で、実施例2
の方法はBで示し、Cは実施例4と同様の方法にてワニ
スを調製し両面銅張積層板を得た。なお実施例9はカッ
プリング剤を使用しない例である。また比較例1は三菱
ガス化学製ビスマレイミド−トリアジン(BT)レジン
(CCL−HL830)を入手し用いた。
【0019】得られた両面銅張積層板の評価方法を〜
に、BGAの評価方法を、に示す。 ガラス転移温度 厚さ0.6mmの両面銅張積層板を全面エッチングし、
得られた積層板から10mm×60mmのテストピース
を切り出し、動的粘弾性測定装置を用いて3℃/分で昇
温し、tanδのピーク位置をガラス転移温度とした。 線膨張係数 厚さ1.2mmの両面銅張積層板を全面エッチングし、
得られた積層板から2mm×2mmのテストピースを切
り出し、TMAを用いてZ方向の線膨張係数を昇温速度
5℃/分で測定した。 難燃性 厚さ0.6mmの両面銅張積層板を全面エッチングし、
得られた積層板からUL−94規格(垂直法)により測
定した。
【0020】パッケージ反り量 実施例で作製した厚さ0.4mmの両面銅張積層板をB
GA用に回路加工した。この回路基板(リジッドインタ
ーポーザ)と封止材料に住友ベークライト製EME−7
720を用いて、金型温度180℃、注入圧力75kg
/cm2 、硬化時間2分で225pBGA(パッケージ
サイズは24×24mm、厚さ1.17mm、シリコン
チップはサイズ9×9mm、厚さ0.35mm、チップ
と回路基板のボンディングパッドとを25μm径の金線
でボンディングしている。)を成形し、175℃、8時
間で後硬化した。室温に冷却後、パッケージのゲート部
から対角線方向に、パッケージ上面の高さの変位を表面
粗さ計により測定し、ゲート部を基準とした最大の変位
値を反り量とした。単位はμm。 耐半田クラック性 と同様の方法で得たパッケージ8個を、85℃、相対
湿度60%の環境下で192時間放置した後、JEDE
Cの方法に準じてIRリフロー処理を行った。処理後の
内部の剥離、及びクラックの有無を超音波探傷機で観察
し、不良パッケージの個数を数えた。不良パッケージの
個数がn個であるとき、n/8と表示する。
【0021】評価結果を表1及び表2の下欄に示す。本
発明のエポキシ樹脂組成物を用いてなるインターポーザ
は優れた耐半田クラック性を有し、加えて成形後の反り
も極めて小さい。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】表の注 1)A:実施例1と同様のカップリング剤使用方法 B:実施例2のカップリング剤使用方法 C:実施例4と同様のカップリング剤使用方法 2)24μm以上をカットした平均粒径2.5μmの球
状溶融シリカ、比表面積4.5m2/g 3)24μm以上をカットした平均粒径4μmの球状溶
融シリカ、比表面積4m2/g 4)24μm以上の粗粒がカットされていない平均粒径
8μmの球状溶融シリカ 5)24μm以上の粗粒がカットされていない平均粒径
11μmの球状溶融シリカ 6)γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランの1
0重量%メタノール溶液 7)シリコーンオイル型カップリング剤A:日本ユニカ
ー製MAC2101 8)シリコーンオイル型カップリング剤Aの10重量%
メタノール溶液 9)シリコーンオイル型カップリング剤B:日本ユニカ
ー製MAC2301 10)オルソクレゾールノボラックエポキシ樹脂:大日
本インキ化学製エピクロンN−665 11)フェノールノボラックエポキシ樹脂:大日本イン
キ化学製エピクロンN−775 12)テトラキスヒドロキシフェニルエタン型エポキシ
樹脂:油化シェルエポキシ製エピコートE1031S 13)トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹
脂:油化シェルエポキシ製エピコートE1032 14)ビスフェノールAノボラックエポキシ樹脂:軟化
点70℃、エポキシ当量201 15)ビスフェノールA型エポキシ樹脂:エポキシ当量
250 16)臭素化フェノールノボラックエポキシ樹脂:エポ
キシ当量284、軟化点84℃、臭素含量35重量% 17)臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂:エポキ
シ当量365、臭素含量46重量% 18)フェノールノボラック:軟化点105℃、水酸基
当量104 19)ビスフェノールAノボラック:軟化点115℃、
水酸基当量129 20)フェノールアラルキル樹脂:三井化学製XL−2
25 21)2−フェニル−4−メチルイミダゾール:配合量
はエポキシ樹脂と硬化剤の合計量100部に対する量
【0025】
【発明の効果】本発明のインターポーザ用エポキシ樹脂
組成物は高耐熱、低熱膨張、低吸水性という優れた特性
を有し、本発明のエポキシ樹脂組成物から得られた銅張
積層板は半田耐熱性に優れ、反りの小さいICパッケー
ジ用基板を提供でき、関連産業に大きく寄与することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 63/00 C08L 63/00 C A H01L 23/14 H05K 1/03 610L H05K 1/03 610 H01L 23/14 R Fターム(参考) 4F072 AB09 AB28 AB29 AD23 AD28 AD29 AE01 AG03 AH21 AJ04 AL09 4J002 CC043 CC053 CC063 CD001 CD122 DJ016 FA086 FB096 FB126 FB146 FB166 FD016 FD143 4J036 AA02 AC02 AC03 AC05 AD09 AF06 AF10 FA05 FB08 JA07 JA08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)1分子中に3個以上のエポキシ基
    を有するエポキシ樹脂、(B)臭素化エポキシ樹脂、
    (C)1分子中に3個以上のフェノール性水酸基を有す
    るフェノール樹脂系硬化剤、及び(D)球状溶融シリカ
    を必須成分とすることを特徴とするインターポーザ用エ
    ポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (A)1分子中に3個以上のエポキシ基
    を有するエポキシ樹脂、(B)臭素化エポキシ樹脂、
    (C)1分子中に3個以上のフェノール性水酸基を有す
    るフェノール樹脂系硬化剤、(D)球状溶融シリカ、及
    び(E)カップリング剤を必須成分とすることを特徴と
    するインターポーザ用エポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 成分(A)がトリスヒドロキシアリール
    メタン型エポキシ樹脂、テトラキスヒドロキシアリール
    エタン型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラックエ
    ポキシ樹脂、オルソクレゾールノボラックエポキシ樹脂
    から選ばれる1種以上である請求項1又は2記載のイン
    ターポーザ用エポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 成分(C)がフェノールノボラック、ま
    たはビスフェノールAノボラックである請求項1、2又
    は3記載のインターポーザ用エポキシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 成分(D)が、最大粒径24μm以下
    で、平均粒径2μm以上5μm以下、かつ比表面積が5
    2/g以下の球状溶融シリカである請求項1乃至4の
    いずれかに記載のインターポーザ用エポキシ樹脂組成
    物。
  6. 【請求項6】 成分(D)が、予めカップリング剤で表
    面処理された球状溶融シリカである請求項1乃至4のい
    ずれかに記載のインターポーザ用エポキシ樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 成分(D)が、平均粒径2μm以下の球
    状溶融シリカである請求項6記載のインターポーザ用エ
    ポキシ樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 成分(D)が、最大粒径24μm以下
    で、平均粒径2μm以上5μm以下、かつ比表面積が5
    2/g以下の球状溶融シリカと予めカップリング剤で
    表面処理された平均粒径2μm以下の球状溶融シリカか
    らなる請求項1乃至4のいずれかにインターポーザ用エ
    ポキシ樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 (D)成分の球状溶融シリカを予め表面
    処理するカップリング剤が、エポキシシランカップリン
    グ剤、アミノシランカップリング剤、ウレイドシランカ
    ップリング剤、メルカプトシランカップリング剤、ジシ
    ラザン、シロキサン結合の繰り返し単位を2個以上有
    し、かつアルコキシ基を有するシリコーンオイル型カッ
    プリング剤からなる群から選ばれる少なくとも1種のカ
    ップリング剤である請求項6、7又は8記載のインター
    ポーザ用エポキシ樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 成分(E)がエポキシシランカップリ
    ング剤、アミノシランカップリング剤、ウレイドシラン
    カップリング剤、メルカプトシランカップリング剤、ジ
    シラザン、シロキサン結合の繰り返し単位を2個以上有
    し、かつアルコキシ基を有するシリコーンオイル型カッ
    プリング剤からなる群から少なくとも1種選ばれるカッ
    プリング剤である請求項2乃至9のいずれかに記載のイ
    ンターポーザ用エポキシ樹脂組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
    インターポーザ用エポキシ樹脂組成物を繊維基材に含
    浸、乾燥してなることを特徴とするプリプレグ。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のプリプレグを加熱成
    形してなることを特徴とする銅張積層板。
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