JP2002080484A - 含リンハイドロキノン誘導体、その製造方法および難燃剤 - Google Patents
含リンハイドロキノン誘導体、その製造方法および難燃剤Info
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- JP2002080484A JP2002080484A JP2001191818A JP2001191818A JP2002080484A JP 2002080484 A JP2002080484 A JP 2002080484A JP 2001191818 A JP2001191818 A JP 2001191818A JP 2001191818 A JP2001191818 A JP 2001191818A JP 2002080484 A JP2002080484 A JP 2002080484A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 反応性難燃剤や含リンエポキシ樹脂の中間原
料として有用な含リンハイドロキノン誘導体を提供す
る。 【解決手段】 下記一般式(1)で表される含リンハイ
ドロキノン誘導体。 【化1】 (R1 およびR2 は置換されていてもよい直鎖状又は分
岐状のアルキル基を示し、該アルキル基中の1つあるい
は2つ以上のメチレン基は−CH=CH−によって置き
換えられていてもよく、それぞれが同一な基であっても
異なる基であってもよく、またR1とR2はPを含んであ
るいはPを含まないで環状物を形成してもよい。Xは酸
素原子又は硫黄原子を示す。Y、Zは水素原子、水酸
基、直鎖状又は分岐状のアルキル基、アラルキル基、ア
ルコキシ基、アリル基、アリール基又はシアノ基を示
し、YとZは環状物を形成してもよい。)
料として有用な含リンハイドロキノン誘導体を提供す
る。 【解決手段】 下記一般式(1)で表される含リンハイ
ドロキノン誘導体。 【化1】 (R1 およびR2 は置換されていてもよい直鎖状又は分
岐状のアルキル基を示し、該アルキル基中の1つあるい
は2つ以上のメチレン基は−CH=CH−によって置き
換えられていてもよく、それぞれが同一な基であっても
異なる基であってもよく、またR1とR2はPを含んであ
るいはPを含まないで環状物を形成してもよい。Xは酸
素原子又は硫黄原子を示す。Y、Zは水素原子、水酸
基、直鎖状又は分岐状のアルキル基、アラルキル基、ア
ルコキシ基、アリル基、アリール基又はシアノ基を示
し、YとZは環状物を形成してもよい。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含リンハイドロキ
ノン誘導体、その製造方法および難燃剤に関し、特にエ
ポキシ樹脂等を難燃化する目的で使用する、反応性難燃
剤として有用な含リンハイドロキノン誘導体およびその
製造方法に関するものである。
ノン誘導体、その製造方法および難燃剤に関し、特にエ
ポキシ樹脂等を難燃化する目的で使用する、反応性難燃
剤として有用な含リンハイドロキノン誘導体およびその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は接着性、耐熱性、成形性
に優れていることから電子部品、電気機器、自動車部
品、FRP、スポーツ用品などの広い範囲で使用されて
いる。これらの中、電気部品、電気機器に使用される銅
張り積層板や封止材には難燃剤、特に臭素化エポキシ樹
脂やアンチモン化合物が使用されている。しかしなが
ら、含ハロゲン化物やアンチモン化合物は、人体に対す
る安全性が危惧され、こうしたことから、環境を配慮し
た難燃剤が望まれている。
に優れていることから電子部品、電気機器、自動車部
品、FRP、スポーツ用品などの広い範囲で使用されて
いる。これらの中、電気部品、電気機器に使用される銅
張り積層板や封止材には難燃剤、特に臭素化エポキシ樹
脂やアンチモン化合物が使用されている。しかしなが
ら、含ハロゲン化物やアンチモン化合物は、人体に対す
る安全性が危惧され、こうしたことから、環境を配慮し
た難燃剤が望まれている。
【0003】従来、エポキシ樹脂の難燃化方法として
は、添加型の難燃剤をエポキシ樹脂に混練配合する方
法、反応性の難燃剤により、エポキシ樹脂と難燃剤とを
化学結合させてエポキシ樹脂を改質する方法等が提案さ
れている。
は、添加型の難燃剤をエポキシ樹脂に混練配合する方
法、反応性の難燃剤により、エポキシ樹脂と難燃剤とを
化学結合させてエポキシ樹脂を改質する方法等が提案さ
れている。
【0004】添加型の難燃剤を用いる方法としては、例
えば、水和アルミナを用いる方法(特開平05−253
69号公報)、改質赤りんを用いる方法(特開昭63−
156860号公報)、改質赤りんと水和アルミナを用
いる方法(特開昭58−198521号公報)等が提案
されている。しかしながら、これらの添加型の難燃剤を
用いた場合には、難燃剤の添加量が多くなり、得られる
材料の成形性に問題がある。
えば、水和アルミナを用いる方法(特開平05−253
69号公報)、改質赤りんを用いる方法(特開昭63−
156860号公報)、改質赤りんと水和アルミナを用
いる方法(特開昭58−198521号公報)等が提案
されている。しかしながら、これらの添加型の難燃剤を
用いた場合には、難燃剤の添加量が多くなり、得られる
材料の成形性に問題がある。
【0005】一方、反応性の難燃剤を用いる方法は、難
燃剤の添加量が少なくてすむことから、各種のものが提
案されている。
燃剤の添加量が少なくてすむことから、各種のものが提
案されている。
【0006】例えば、トリス(ヒドロキシプロピル)ホ
スフィンオキシドを用いる方法(特開昭57−1951
41号公報)、下記一般式(4)
スフィンオキシドを用いる方法(特開昭57−1951
41号公報)、下記一般式(4)
【0007】
【化10】
【0008】(式中、x=0〜2、y=1〜3であり、
かつx+y=3、Rはメチレン基、エチレン基を示
す。)で表されるホスフィンオキシド誘導体を用いる方
法(特開昭63−95223号公報)、下記一般式
(5)
かつx+y=3、Rはメチレン基、エチレン基を示
す。)で表されるホスフィンオキシド誘導体を用いる方
法(特開昭63−95223号公報)、下記一般式
(5)
【0009】
【化11】
【0010】又は、下記一般式(6)
【0011】
【化12】
【0012】(式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基、
nは0〜4を示す)で表される有機リン化合物を用いる
方法(特開平11−279258号公報、特開平11−
166035号公報)、ホスホン酸とオキシラン基を有
するポリエポキシ化合物又はエピハロヒドリンとを反応
させて得られるホスホン酸のエポキシエステル化合物を
用いる方法(特開昭51−143620号公報、特開平
03−84025号公報、特開平02−272014号
公報、特開平02−269730号公報)等が提案され
ている。
nは0〜4を示す)で表される有機リン化合物を用いる
方法(特開平11−279258号公報、特開平11−
166035号公報)、ホスホン酸とオキシラン基を有
するポリエポキシ化合物又はエピハロヒドリンとを反応
させて得られるホスホン酸のエポキシエステル化合物を
用いる方法(特開昭51−143620号公報、特開平
03−84025号公報、特開平02−272014号
公報、特開平02−269730号公報)等が提案され
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】また、特開2000−
80251号公報には、下記一般式(7)
80251号公報には、下記一般式(7)
【0014】
【化13】
【0015】(式中、R’は2個以上のフェノール性O
H基を含む化合物、n’は0乃至3の整数であり、R”
は1〜8個の炭素原子を有する直鎖状または分岐状のア
ルキル基、シクロヘキシル基、シクロペンチル基又はア
リール基または1〜18個の炭素原子を有するアルキル
またはアルコキシ置換アルキル基またはアリール基であ
り、R”はP原子と共に環を形成してもよく、mは0又
は1である)で表されるリン含有化合物を用いる方法が
開示されている。この公報には、反応性難燃剤として非
常に広範囲のリン含有化合物が含まれる様に記載されて
いるが、実際に難燃性を示すものとして確かめられてい
るものは燐原子−酸素原子(P−O)の結合を有する化
合物が開示されているだけである。
H基を含む化合物、n’は0乃至3の整数であり、R”
は1〜8個の炭素原子を有する直鎖状または分岐状のア
ルキル基、シクロヘキシル基、シクロペンチル基又はア
リール基または1〜18個の炭素原子を有するアルキル
またはアルコキシ置換アルキル基またはアリール基であ
り、R”はP原子と共に環を形成してもよく、mは0又
は1である)で表されるリン含有化合物を用いる方法が
開示されている。この公報には、反応性難燃剤として非
常に広範囲のリン含有化合物が含まれる様に記載されて
いるが、実際に難燃性を示すものとして確かめられてい
るものは燐原子−酸素原子(P−O)の結合を有する化
合物が開示されているだけである。
【0016】しかしながら、反応性難燃剤によるエポキ
シ樹脂の難燃化方法としては上記したとおり種々提案さ
れているものの、難燃効果が発揮されるまでエポキシ樹
脂のリン含有量を上げるのが困難であったり、また燐原
子−酸素原子(P−O)の結合を有するものは、耐湿
性、耐薬品性に劣るという問題がある。
シ樹脂の難燃化方法としては上記したとおり種々提案さ
れているものの、難燃効果が発揮されるまでエポキシ樹
脂のリン含有量を上げるのが困難であったり、また燐原
子−酸素原子(P−O)の結合を有するものは、耐湿
性、耐薬品性に劣るという問題がある。
【0017】即ち、本発明の課題は、エポキシ樹脂やエ
ピクロロヒドリンと反応するフェノール性OH基を有す
る反応性難燃剤として有用な新規な含リンハイドロキノ
ン誘導体および該含リンハイドロキノン誘導体を工業的
に有利な方法で製造することが出来る製造方法を提供す
ることにある。
ピクロロヒドリンと反応するフェノール性OH基を有す
る反応性難燃剤として有用な新規な含リンハイドロキノ
ン誘導体および該含リンハイドロキノン誘導体を工業的
に有利な方法で製造することが出来る製造方法を提供す
ることにある。
【0018】また、本発明の課題は、該含リンハイドロ
キノン誘導体を用いた反応性難燃剤を提供することにあ
る。
キノン誘導体を用いた反応性難燃剤を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、下記一般
式(1)
式(1)
【0020】
【化14】
【0021】(式中、R1およびR2は置換されていても
よい直鎖状又は分岐状のアルキル基を示し、該アルキル
基中の1つあるいは2つ以上のメチレン基は−CH=C
H−によって置き換えられていてもよく、R1とR2は同
一な基であっても異なる基であってもよく、またR1と
R2はPを含んであるいはPを含まないで環状物を形成
していてもよい。Xは酸素原子又は硫黄原子を示す。
よい直鎖状又は分岐状のアルキル基を示し、該アルキル
基中の1つあるいは2つ以上のメチレン基は−CH=C
H−によって置き換えられていてもよく、R1とR2は同
一な基であっても異なる基であってもよく、またR1と
R2はPを含んであるいはPを含まないで環状物を形成
していてもよい。Xは酸素原子又は硫黄原子を示す。
【0022】Y、Zは水素原子、水酸基、直鎖状又は分
岐状のアルキル基、アラルキル基、アルコキシ基、アリ
ル基、アリール基又はシアノ基を示し、該アルキル基中
の1つあるいは2つ以上のメチレン基は−CH=CH−
によって置き換えられていてもよく、YとZは同一な基
であっても異なる基であってもよく、YとZは環状物を
形成していてもよい。)で表されることを特徴とする含
リンハイドロキノン誘導体により達成される。
岐状のアルキル基、アラルキル基、アルコキシ基、アリ
ル基、アリール基又はシアノ基を示し、該アルキル基中
の1つあるいは2つ以上のメチレン基は−CH=CH−
によって置き換えられていてもよく、YとZは同一な基
であっても異なる基であってもよく、YとZは環状物を
形成していてもよい。)で表されることを特徴とする含
リンハイドロキノン誘導体により達成される。
【0023】前記R1とR2が形成する環状物は、下記一
般式(12)または一般式(13)で表されるものが好
ましい。
般式(12)または一般式(13)で表されるものが好
ましい。
【0024】
【化15】 (式中、R3は置換されていてもよいアルキレン基を示
す。)
す。)
【0025】
【化16】 (式中、R4は置換されていてもよいシクロアルキレン
基またはアリーレン基を示す。)
基またはアリーレン基を示す。)
【0026】また、前記一般式(1)で表される含リン
ハイドロキノン誘導体の第一の製造方法は、下記一般式
(2)
ハイドロキノン誘導体の第一の製造方法は、下記一般式
(2)
【0027】
【化17】
【0028】(式中、R1およびR2及びXは前記と同義
である。)で表される第2級ホスフィン誘導体から選ば
れる少なくとも1種と、下記一般式(3)
である。)で表される第2級ホスフィン誘導体から選ば
れる少なくとも1種と、下記一般式(3)
【0029】
【化18】
【0030】(式中、Y、Zは前記と同義である。)で
表されるベンゾキノン誘導体とを反応させることを特徴
とすることにより達成される。
表されるベンゾキノン誘導体とを反応させることを特徴
とすることにより達成される。
【0031】また、前記一般式(1)で表される含リン
ハイドロキノン誘導体の第二の製造方法は、下記一般式
(2)および一般式(2a)
ハイドロキノン誘導体の第二の製造方法は、下記一般式
(2)および一般式(2a)
【0032】
【化19】
【0033】(式中、R1およびR2及びXは前記と同義
である。)で表される第2級ホスフィン誘導体から選ば
れる少なくとも1種と、下記一般式(3)
である。)で表される第2級ホスフィン誘導体から選ば
れる少なくとも1種と、下記一般式(3)
【0034】
【化20】
【0035】(式中、Y、Zは前記と同義である。)で
表されるベンゾキノン誘導体とを反応させることを特徴
とすることにより達成される。
表されるベンゾキノン誘導体とを反応させることを特徴
とすることにより達成される。
【0036】さらに、本発明は、上記の含リンハイドロ
キノン誘導体を含有することを特徴とする難燃剤であ
る。
キノン誘導体を含有することを特徴とする難燃剤であ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の含リンハイドロキノン誘導体は、下記一般式
(1)で表される。
本発明の含リンハイドロキノン誘導体は、下記一般式
(1)で表される。
【0038】
【化21】
【0039】一般式(1)式中、R1およびR2は、置換
されていてもよい直鎖状又は分岐状のアルキル基を示
し、アルキル基としては、炭素数1〜18、好ましくは
炭素数1〜8のアルキル基であり、具体的には、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、3級ブチ
ル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基等のアルキル基を例示することが出来る。また、
式中のR1とR2は、それぞれが同一の基であっても異な
る基であってもよい。また、該アルキル基中の1つある
いは2つ以上のメチレン基は−CH=CH−によって置
き換えられていてもよく、具体的には、ビニル基、アリ
ル基、イソプロペニル基等が挙げられる。
されていてもよい直鎖状又は分岐状のアルキル基を示
し、アルキル基としては、炭素数1〜18、好ましくは
炭素数1〜8のアルキル基であり、具体的には、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、3級ブチ
ル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基等のアルキル基を例示することが出来る。また、
式中のR1とR2は、それぞれが同一の基であっても異な
る基であってもよい。また、該アルキル基中の1つある
いは2つ以上のメチレン基は−CH=CH−によって置
き換えられていてもよく、具体的には、ビニル基、アリ
ル基、イソプロペニル基等が挙げられる。
【0040】また、R1およびR2は置換されていてもよ
く、置換基としてはフェニル基、アルコキシ基、シアノ
基、水酸基等が挙げられる。置換されているR1および
R2は、具体的には、ベンジル基等のアラルキル基、シ
アノアルキル基、シアノアルケニル基、ヒドロキシアル
キル基、ヒドロキシアルケニル基等が挙げられる。
く、置換基としてはフェニル基、アルコキシ基、シアノ
基、水酸基等が挙げられる。置換されているR1および
R2は、具体的には、ベンジル基等のアラルキル基、シ
アノアルキル基、シアノアルケニル基、ヒドロキシアル
キル基、ヒドロキシアルケニル基等が挙げられる。
【0041】また、R1とR2はPを含んであるいはPを
含まないで環状物を形成していてもよい。R1およびR2
がPを含んで環状物を形成する場合は、下記一般式(1
2)で表される結合で形成された環状物が挙げられ
る。.
含まないで環状物を形成していてもよい。R1およびR2
がPを含んで環状物を形成する場合は、下記一般式(1
2)で表される結合で形成された環状物が挙げられ
る。.
【化22】
【0042】一般式(12)中、R3は置換されていて
もよいアルキレン基を示す。
もよいアルキレン基を示す。
【0043】アルキレン基としては、炭素数3〜9、好
ましくは炭素数4〜6のアルキレン基であり、具体的に
は、プロピレン基、ブチレン基、ペンタメチレン基、ヘ
キサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン
基、ノナメチレン基等を挙げることができる。R3は置
換されていてもよく、置換基としてはフェニル基、アル
コキシ基、シアノ基、水酸基等が挙げられる。
ましくは炭素数4〜6のアルキレン基であり、具体的に
は、プロピレン基、ブチレン基、ペンタメチレン基、ヘ
キサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン
基、ノナメチレン基等を挙げることができる。R3は置
換されていてもよく、置換基としてはフェニル基、アル
コキシ基、シアノ基、水酸基等が挙げられる。
【0044】R1およびR2がPを含まないで環状物を形
成する場合は、下記一般式(13)で表される結合で形
成された環状物が挙げられる。
成する場合は、下記一般式(13)で表される結合で形
成された環状物が挙げられる。
【0045】
【化23】
【0046】一般式(13)中、R4は置換されていて
もよいシクロアルキレン基またはアリーレン基を示す。
もよいシクロアルキレン基またはアリーレン基を示す。
【0047】シクロアルキレン基としては、炭素数4〜
9、好ましくは炭素数5〜7のシクロアルキレン基であ
り、具体的には、シクロブチレン基、シクロペンタメチ
レン基、シクロヘキサメチレン基、シクロヘプタメチレ
ン基、シクロオクチレン基、シクロノニレン基等を挙げ
ることができる。
9、好ましくは炭素数5〜7のシクロアルキレン基であ
り、具体的には、シクロブチレン基、シクロペンタメチ
レン基、シクロヘキサメチレン基、シクロヘプタメチレ
ン基、シクロオクチレン基、シクロノニレン基等を挙げ
ることができる。
【0048】アリーレン基としては、フェニレン基、ビ
フェニレン基、ナフチレン基等を挙げることができる。
フェニレン基、ナフチレン基等を挙げることができる。
【0049】R4は置換されていてもよく、置換基とし
てはフェニル基、アルコキシ基、シアノ基、水酸基等が
挙げられる。また、これらのR3およびR4の置換基の中
に、酸素原子,硫黄原子,窒素原子等のヘテロ原子が含
まれていても良い。
てはフェニル基、アルコキシ基、シアノ基、水酸基等が
挙げられる。また、これらのR3およびR4の置換基の中
に、酸素原子,硫黄原子,窒素原子等のヘテロ原子が含
まれていても良い。
【0050】式中のXは酸素原子、硫黄原子を示し、好
ましくは酸素原子である。式中のY、Zは、水素原子、
水酸基、直鎖状又は分岐状のアルキル基、ベンジル基等
のアラルキル基、アリル基、フェニル基等のアリール
基、メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,フェニル
オキシ基等のアルコキシ基またはシアノ基を示す。アル
キル基としては、炭素数1〜18、好ましくは炭素数1
〜6であり、具体的には、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、3級ブチル基、シクロヘキシル
基等のアルキル基を例示することが出来る。該アルキル
基中の1つあるいは2つ以上のメチレン基は−CH=C
H−によって置き換えられていてもよい。また、Y及び
Zは、それぞれが同一の基であっても異なる基であって
もよい。
ましくは酸素原子である。式中のY、Zは、水素原子、
水酸基、直鎖状又は分岐状のアルキル基、ベンジル基等
のアラルキル基、アリル基、フェニル基等のアリール
基、メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,フェニル
オキシ基等のアルコキシ基またはシアノ基を示す。アル
キル基としては、炭素数1〜18、好ましくは炭素数1
〜6であり、具体的には、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、3級ブチル基、シクロヘキシル
基等のアルキル基を例示することが出来る。該アルキル
基中の1つあるいは2つ以上のメチレン基は−CH=C
H−によって置き換えられていてもよい。また、Y及び
Zは、それぞれが同一の基であっても異なる基であって
もよい。
【0051】またYとZは環状物を形成している基でも
よく、Y及びZが環状物を形成している基の例示として
は、下記の式および名称で示される環状基が挙げられ
る。
よく、Y及びZが環状物を形成している基の例示として
は、下記の式および名称で示される環状基が挙げられ
る。
【0052】
【化24】
【0053】但し、()内の名称はハイドロキノンを含
む環の名称を表わす。また,これらの置換基の中に、酸
素原子,硫黄原子,窒素原子等のヘテロ原子が含まれて
いても良い。
む環の名称を表わす。また,これらの置換基の中に、酸
素原子,硫黄原子,窒素原子等のヘテロ原子が含まれて
いても良い。
【0054】前記一般式(1)で表される含リンハイド
ロキノン誘導体の具体的な化合物を例示すると、ジメチ
ルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、ジエチルホス
ホニル−1,4−ハイドロキノン、ジ−n−プロピルホ
スホニル−1,4−ハイドロキノン、ジ−iso−プロ
ピルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、ジ−n−ブ
チルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、ジ−sec
−ブチルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、ジ−t
ert−ブチルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、
ジベンジルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、
ロキノン誘導体の具体的な化合物を例示すると、ジメチ
ルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、ジエチルホス
ホニル−1,4−ハイドロキノン、ジ−n−プロピルホ
スホニル−1,4−ハイドロキノン、ジ−iso−プロ
ピルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、ジ−n−ブ
チルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、ジ−sec
−ブチルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、ジ−t
ert−ブチルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、
ジベンジルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、
【0055】メチルエチルホスホニル−1,4−ハイド
ロキノン、メチル−n−プロピルホスホニル−1,4−
ハイドロキノン、メチル−n−ブチルホスホニル−1,
4−ハイドロキノン、メチル−iso−ブチルホスホニ
ル−1,4−ハイドロキノン、メチル−sec−ブチル
ホスホニル−1,4−ハイドロキノン、メチル−ter
t−ブチルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、エチ
ル−n−プロピルホスホニル−1,4−ハイドロキノ
ン、エチル−iso−プロピルホスホニル−1,4−ハ
イドロキノン、エチル−tert−ブチルホスホニル−
1,4−ハイドロキノン、
ロキノン、メチル−n−プロピルホスホニル−1,4−
ハイドロキノン、メチル−n−ブチルホスホニル−1,
4−ハイドロキノン、メチル−iso−ブチルホスホニ
ル−1,4−ハイドロキノン、メチル−sec−ブチル
ホスホニル−1,4−ハイドロキノン、メチル−ter
t−ブチルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、エチ
ル−n−プロピルホスホニル−1,4−ハイドロキノ
ン、エチル−iso−プロピルホスホニル−1,4−ハ
イドロキノン、エチル−tert−ブチルホスホニル−
1,4−ハイドロキノン、
【0056】n−プロピル−iso−プロピルホスホニ
ル−1,4−ハイドロキノン、n−プロピル−n−ブチ
ルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、n−プロピル
−sec−ブチルホスホニル−1,4−ハイドロキノ
ン、n−ブチル−sec−ブチルホスホニル−1,4−
ハイドロキノン、n−ブチル−tert−ブチルホスホ
ニル−1,4−ハイドロキノン、
ル−1,4−ハイドロキノン、n−プロピル−n−ブチ
ルホスホニル−1,4−ハイドロキノン、n−プロピル
−sec−ブチルホスホニル−1,4−ハイドロキノ
ン、n−ブチル−sec−ブチルホスホニル−1,4−
ハイドロキノン、n−ブチル−tert−ブチルホスホ
ニル−1,4−ハイドロキノン、
【0057】プロピレンホスホニル−1,4−ハイドロ
キノン、ブチレンホスホニル−1,4−ハイドロキノ
ン、ペンタメチレンホスホニル−1,4−ハイドロキノ
ン、ヘキサメチレンホスホニル−1,4−ハイドロキノ
ン、
キノン、ブチレンホスホニル−1,4−ハイドロキノ
ン、ペンタメチレンホスホニル−1,4−ハイドロキノ
ン、ヘキサメチレンホスホニル−1,4−ハイドロキノ
ン、
【0058】1,4−シクロペンチレンホスホニル−
1,4−ハイドロキノン、1,4−シクロオクチレンホ
スホニル−1,4−ハイドロキノン、1,5−シクロオ
クチレンホスホニル−1,4−ハイドロキノン、
1,4−ハイドロキノン、1,4−シクロオクチレンホ
スホニル−1,4−ハイドロキノン、1,5−シクロオ
クチレンホスホニル−1,4−ハイドロキノン、
【0059】2−(ジエチルホスホニル)−1,4−ナ
フタレンジオール、2−(ジメチルホスホニル)−1,
4−ナフタレンジオール、2−(ジエチルホスホニル)
−1,4−ナフタレンジオール、2−(ジ−n−プロピ
ルホスホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−
(ジ−iso−プロピルホスホニル)−1,4−ナフタ
レンジオール、2−(ジ−n−ブチルホスホニル)−
1,4−ナフタレンジオール、2−(ジ−sec−ブチ
ルホスホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−
(ジ−tert−ブチルホスホニル)−1,4−ナフタ
レンジオール、2−(ジベンジルホスホニル)−1,4
−ナフタレンジオール、
フタレンジオール、2−(ジメチルホスホニル)−1,
4−ナフタレンジオール、2−(ジエチルホスホニル)
−1,4−ナフタレンジオール、2−(ジ−n−プロピ
ルホスホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−
(ジ−iso−プロピルホスホニル)−1,4−ナフタ
レンジオール、2−(ジ−n−ブチルホスホニル)−
1,4−ナフタレンジオール、2−(ジ−sec−ブチ
ルホスホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−
(ジ−tert−ブチルホスホニル)−1,4−ナフタ
レンジオール、2−(ジベンジルホスホニル)−1,4
−ナフタレンジオール、
【0060】2−(メチルエチルホスホニル)−1,4
−ナフタレンジオール、2−(メチル−n−プロピルホ
スホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−(メチ
ル−n−ブチルホスホニル)−1,4−ナフタレンジオ
ール、2−(メチル−iso−ブチルホスホニル)−
1,4−ナフタレンジオール、2−(メチル−sec−
ブチルホスホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2
−(メチル−tert−ブチルホスホニル)−1,4−
ナフタレンジオール、2−(エチル−n−プロピルホス
ホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−(エチル
−iso−プロピルホスホニル)−1,4−ナフタレン
ジオール、2−(エチル−tert−ブチルホスホニ
ル)−1,4−ナフタレンジオール、
−ナフタレンジオール、2−(メチル−n−プロピルホ
スホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−(メチ
ル−n−ブチルホスホニル)−1,4−ナフタレンジオ
ール、2−(メチル−iso−ブチルホスホニル)−
1,4−ナフタレンジオール、2−(メチル−sec−
ブチルホスホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2
−(メチル−tert−ブチルホスホニル)−1,4−
ナフタレンジオール、2−(エチル−n−プロピルホス
ホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−(エチル
−iso−プロピルホスホニル)−1,4−ナフタレン
ジオール、2−(エチル−tert−ブチルホスホニ
ル)−1,4−ナフタレンジオール、
【0061】2−(n−プロピル−iso−プロピルホ
スホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−(n−
プロピル−n−ブチルホスホニル)−1,4−ナフタレ
ンジオール、2−(n−プロピル−sec−ブチルホス
ホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−(n−ブ
チル−sec−ブチルホスホニル)−1,4−ナフタレ
ンジオール、2−(n−ブチル−tert−ブチルホス
ホニル)−1,4−ナフタレンジオール、
スホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−(n−
プロピル−n−ブチルホスホニル)−1,4−ナフタレ
ンジオール、2−(n−プロピル−sec−ブチルホス
ホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−(n−ブ
チル−sec−ブチルホスホニル)−1,4−ナフタレ
ンジオール、2−(n−ブチル−tert−ブチルホス
ホニル)−1,4−ナフタレンジオール、
【0062】2−(プロピレンホスホニル)−1,4−
ナフタレンジオール、2−(ブチレンホスホニル)−
1,4−ナフタレンジオール、2−(ペンタメチレンホ
スホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−(ヘキ
サメチレンホスホニル)−1,4−ナフタレンジオー
ル、
ナフタレンジオール、2−(ブチレンホスホニル)−
1,4−ナフタレンジオール、2−(ペンタメチレンホ
スホニル)−1,4−ナフタレンジオール、2−(ヘキ
サメチレンホスホニル)−1,4−ナフタレンジオー
ル、
【0063】2−(1,4−シクロペンチレンホスホニ
ル)−1,4−ナフタレンジオール、2−(1,4−シ
クロオクチレンホスホニル)−1,4−ナフタレンジオ
ール、2−(1,5−シクロオクチレンホスホニル)−
1,4−ナフタレンジオール、等を例示することが出来
る。
ル)−1,4−ナフタレンジオール、2−(1,4−シ
クロオクチレンホスホニル)−1,4−ナフタレンジオ
ール、2−(1,5−シクロオクチレンホスホニル)−
1,4−ナフタレンジオール、等を例示することが出来
る。
【0064】なお、本発明においては、前記した含リン
ハイドロキノン誘導体は、反応原料から由来する該含リ
ンハイドロキノン誘導体同士の混合物であってもよい。
ハイドロキノン誘導体は、反応原料から由来する該含リ
ンハイドロキノン誘導体同士の混合物であってもよい。
【0065】次いで、本発明の含リンハイドロキノン誘
導体の製造方法について説明する。本発明の前記一般式
(1)で表される含リンハイドロキノン誘導体は、下記
一般式(2)で表される第2級ホスフィン誘導体から選
ばれる少なくとも1種と、下記一般式(3)で表される
ベンゾキノン誘導体とを反応させることにその特徴があ
る。
導体の製造方法について説明する。本発明の前記一般式
(1)で表される含リンハイドロキノン誘導体は、下記
一般式(2)で表される第2級ホスフィン誘導体から選
ばれる少なくとも1種と、下記一般式(3)で表される
ベンゾキノン誘導体とを反応させることにその特徴があ
る。
【0066】下記一般式(2)
【0067】
【化25】
【0068】で表される第2級ホスフィン誘導体の式
中、R1とR2は、前記一般式(1)で表される含リンハ
イドロキノン誘導体の式中のそれぞれR1及びR2に相当
する基である。R1およびR2は、置換されていてもよい
直鎖状又は分岐状のアルキル基を示し、アルキル基とし
ては、炭素数1〜18、好ましくは炭素数1〜8のアル
キル基であり、具体的には、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、3級ブチル基、シクロブチル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のアルキル
基を例示することが出来る。
中、R1とR2は、前記一般式(1)で表される含リンハ
イドロキノン誘導体の式中のそれぞれR1及びR2に相当
する基である。R1およびR2は、置換されていてもよい
直鎖状又は分岐状のアルキル基を示し、アルキル基とし
ては、炭素数1〜18、好ましくは炭素数1〜8のアル
キル基であり、具体的には、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、3級ブチル基、シクロブチル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のアルキル
基を例示することが出来る。
【0069】また、式中のR1とR2は、それぞれが同一
の基であっても異なる基であってもよい。また、該アル
キル基中の1つあるいは2つ以上のメチレン基は−CH
=CH−によって置き換えられていてもよい。また、R
1およびR2は置換されていてもよい。
の基であっても異なる基であってもよい。また、該アル
キル基中の1つあるいは2つ以上のメチレン基は−CH
=CH−によって置き換えられていてもよい。また、R
1およびR2は置換されていてもよい。
【0070】また、R1とR2はPを含んであるいはPを
含まないで環状物を形成していてもよい。R1およびR2
がPを含んで環状物を形成する場合は、前記一般式(1
2)で表される結合で形成された環状物が挙げられる。
R1およびR2がPを含まないで環状物を形成する場合
は、前記一般式(13)で表される結合で形成された環
状物が挙げられる。また、式中のXは、前記一般式
(1)で表される含リンハイドロキノン誘導体の式中の
Xに相当し、酸素原子、硫黄原子を示し、好ましくは酸
素原子である。
含まないで環状物を形成していてもよい。R1およびR2
がPを含んで環状物を形成する場合は、前記一般式(1
2)で表される結合で形成された環状物が挙げられる。
R1およびR2がPを含まないで環状物を形成する場合
は、前記一般式(13)で表される結合で形成された環
状物が挙げられる。また、式中のXは、前記一般式
(1)で表される含リンハイドロキノン誘導体の式中の
Xに相当し、酸素原子、硫黄原子を示し、好ましくは酸
素原子である。
【0071】前記一般式(2)で表される第2級ホスフ
ィン誘導体は、公知の方法によって製造することができ
る。例えば、R1とR2とでPを含まない環を形成してい
るシクロアルキレンホスフィンオキシドの一例を示せ
ば、下記反応式(1)
ィン誘導体は、公知の方法によって製造することができ
る。例えば、R1とR2とでPを含まない環を形成してい
るシクロアルキレンホスフィンオキシドの一例を示せ
ば、下記反応式(1)
【0072】
【化26】
【0073】で表される反応により、ホスフィン(化合
物(8))と1,5−シクロオクタジエン(化合物
(9))をラジカル発生触媒の存在下に反応させて、
1,4−シクロオクチレンホスフィン(化合物(1
0))と1,5−シクロオクチレンホスフィン(化合物
(11))の混合物を得た後(特開昭55−12279
0号公報参照)、これを酸化することにより、目的とす
る1,4−シクロオクチレンホスフィンオキシドと1,
5−シクロオクチレンホスフィンオキシドの混合物を得
ることができる。
物(8))と1,5−シクロオクタジエン(化合物
(9))をラジカル発生触媒の存在下に反応させて、
1,4−シクロオクチレンホスフィン(化合物(1
0))と1,5−シクロオクチレンホスフィン(化合物
(11))の混合物を得た後(特開昭55−12279
0号公報参照)、これを酸化することにより、目的とす
る1,4−シクロオクチレンホスフィンオキシドと1,
5−シクロオクチレンホスフィンオキシドの混合物を得
ることができる。
【0074】また、本発明の前記一般式(1)で表され
る含リンハイドロキノン誘導体の製造方法において、前
記一般式(2)で表される第2級ホスフィン誘導体は、
互変異性体を形成していることから、反応原料の前記一
般式(2)で表される第2級ホスフィン誘導体に代え
て、下記一般式(2a)
る含リンハイドロキノン誘導体の製造方法において、前
記一般式(2)で表される第2級ホスフィン誘導体は、
互変異性体を形成していることから、反応原料の前記一
般式(2)で表される第2級ホスフィン誘導体に代え
て、下記一般式(2a)
【0075】
【化27】
【0076】(式中、R1およびR2、Xは前記と同義で
ある。)で表される第2級ホスフィン誘導体を用いても
よい。
ある。)で表される第2級ホスフィン誘導体を用いても
よい。
【0077】また、前記一般式(2)および一般式(2
a)で表される第2級ホスフィン誘導体の互変異性体は
温度によって一方の誘導体となるが、反応原料としては
一般式(2)および一般式(2a)で表される第2級ホ
スフィン誘導体のいずれか一方でもよく、または両者の
混合物でもよい。
a)で表される第2級ホスフィン誘導体の互変異性体は
温度によって一方の誘導体となるが、反応原料としては
一般式(2)および一般式(2a)で表される第2級ホ
スフィン誘導体のいずれか一方でもよく、または両者の
混合物でもよい。
【0078】前記一般式(2a)で表される第2級ホス
フィン誘導体は、公知の方法によって製造することがで
きる。その一例を示すと、“KOZOLAPOFF”、
Vol4、475頁に記載されている方法により製造す
ることができる。
フィン誘導体は、公知の方法によって製造することがで
きる。その一例を示すと、“KOZOLAPOFF”、
Vol4、475頁に記載されている方法により製造す
ることができる。
【0079】もう一方の反応原料の下記一般式(3)
【0080】
【化28】
【0081】で表されるベンゾキノン誘導体の式中、Y
及びZは、前記一般式(1)で表される含リンハイドロ
キノン誘導体の式中のそれぞれのY及びZに相当する基
である。
及びZは、前記一般式(1)で表される含リンハイドロ
キノン誘導体の式中のそれぞれのY及びZに相当する基
である。
【0082】Y及びZは、水素原子、水酸基、直鎖状又
は分岐状のアルキル基、ベンジル基等のアラルキル基、
アリル基、フェニル基等のアリール基、メトキシ基,エ
トキシ基,プロポキシ基,フェニルオキシ基等のアルコ
キシ基またはシアノ基を示す。アルキル基としては、炭
素数1〜18、好ましくは炭素数1〜6であり、具体的
には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、3級ブチル基、シクロヘキシル基等のアルキル基を
例示することが出来る。また、Y及びZは、それぞれが
同一の基であっても異なる基であってもよい。
は分岐状のアルキル基、ベンジル基等のアラルキル基、
アリル基、フェニル基等のアリール基、メトキシ基,エ
トキシ基,プロポキシ基,フェニルオキシ基等のアルコ
キシ基またはシアノ基を示す。アルキル基としては、炭
素数1〜18、好ましくは炭素数1〜6であり、具体的
には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、3級ブチル基、シクロヘキシル基等のアルキル基を
例示することが出来る。また、Y及びZは、それぞれが
同一の基であっても異なる基であってもよい。
【0083】またYとZは環状物を形成している基でも
よく、Y及びZが環状物を形成している基の例示として
は、前記した環状基と同様の基が挙げられる。また,こ
れらの置換基の中に、酸素原子,硫黄原子,窒素原子等
のヘテロ原子が含まれていても良い。
よく、Y及びZが環状物を形成している基の例示として
は、前記した環状基と同様の基が挙げられる。また,こ
れらの置換基の中に、酸素原子,硫黄原子,窒素原子等
のヘテロ原子が含まれていても良い。
【0084】本発明の製造方法において、前記一般式
(2)および(2a)で表される第2級ホスフィン誘導
体から選ばれる少なくとも1種と、前記一般式(3)で
表されるベンゾキノン誘導体とを不活性溶媒の存在下に
反応させることにより目的とする前記一般式(1)で表
される含リンハイドロキノン誘導体を得ることが出来
る。
(2)および(2a)で表される第2級ホスフィン誘導
体から選ばれる少なくとも1種と、前記一般式(3)で
表されるベンゾキノン誘導体とを不活性溶媒の存在下に
反応させることにより目的とする前記一般式(1)で表
される含リンハイドロキノン誘導体を得ることが出来
る。
【0085】前記一般式(2)または(2a)で表され
る第2級ホスフィン誘導体に対する前記一般式(3)で
表されるベンゾキノン誘導体とのモル比は、第2級ホス
フィン誘導体1モルに対して通常1.0〜1.5、好ま
しくは1.0〜1.2である。
る第2級ホスフィン誘導体に対する前記一般式(3)で
表されるベンゾキノン誘導体とのモル比は、第2級ホス
フィン誘導体1モルに対して通常1.0〜1.5、好ま
しくは1.0〜1.2である。
【0086】反応温度は、反応原料の種類にもよるが、
300℃以上では、目的生成物である前記一般式(1)
で表される含リンハイドロキノン誘導体が分解すること
から、通常、0〜150℃、好ましくは25〜100℃
とすることが好ましい。
300℃以上では、目的生成物である前記一般式(1)
で表される含リンハイドロキノン誘導体が分解すること
から、通常、0〜150℃、好ましくは25〜100℃
とすることが好ましい。
【0087】反応時間は、通常1〜8時間、好ましくは
2〜5時間である。
2〜5時間である。
【0088】不活性溶媒としては、前記した反応原料と
目的生成物とが不活性な溶媒であれば特に限定はない
が、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ジアル
キルエーテル等のエーテル類、アセトニトリル、プロピ
オニトリル等のニトリル類、クロロベンゼン等のハロゲ
ン化芳香族炭化水素及び塩化メチレン、クロロホルム等
のハロアルカン類等が挙げられ、これらは1種又は2種
以上を組合わせて用いることができる。
目的生成物とが不活性な溶媒であれば特に限定はない
が、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ジアル
キルエーテル等のエーテル類、アセトニトリル、プロピ
オニトリル等のニトリル類、クロロベンゼン等のハロゲ
ン化芳香族炭化水素及び塩化メチレン、クロロホルム等
のハロアルカン類等が挙げられ、これらは1種又は2種
以上を組合わせて用いることができる。
【0089】また、本発明の製造方法において、所望に
より酸触媒や塩基性触媒を用いて、反応を促進させるこ
とが出来る。酸触媒としては、例えば、塩酸、硫酸、蓚
酸、燐酸、過塩素酸、過ヨウ素酸、フッ化水素、メタン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホ
ン酸、トルフルオロ酢酸、氷酢酸等の1種又は2種以上
を組み合わせて用いることが出来る。
より酸触媒や塩基性触媒を用いて、反応を促進させるこ
とが出来る。酸触媒としては、例えば、塩酸、硫酸、蓚
酸、燐酸、過塩素酸、過ヨウ素酸、フッ化水素、メタン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホ
ン酸、トルフルオロ酢酸、氷酢酸等の1種又は2種以上
を組み合わせて用いることが出来る。
【0090】塩基性触媒としては、例えばナトリウム、
カリウム又はリチウム等のアルカリ金属、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキ
シド等のアルコキシド、t−ブチルリチウム、リチウム
ジイソプロピルアミド等のアルキル金属化合物等の1種
又は2種以上を組み合わせて用いることが出来る。この
場合、触媒の添加量は、前記一般式(3)で表わされる
化合物に対して通常1〜10mol%、好ましくは1〜
5mol%である。
カリウム又はリチウム等のアルカリ金属、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキ
シド等のアルコキシド、t−ブチルリチウム、リチウム
ジイソプロピルアミド等のアルキル金属化合物等の1種
又は2種以上を組み合わせて用いることが出来る。この
場合、触媒の添加量は、前記一般式(3)で表わされる
化合物に対して通常1〜10mol%、好ましくは1〜
5mol%である。
【0091】反応終了後、濾過、乾燥して製品とするこ
とが出来るが、所望により常法の精製手段により精製を
行ってもよい。かくすることにより、前記一般式(1)
で表される含リンハイドロキノン誘導体を製造すること
が出来る。
とが出来るが、所望により常法の精製手段により精製を
行ってもよい。かくすることにより、前記一般式(1)
で表される含リンハイドロキノン誘導体を製造すること
が出来る。
【0092】本発明の含リンハイドロキノン誘導体は難
燃剤、特に反応性難燃剤として用いることができる。具
体的には、該含リンハイドロキノン誘導体はフェノール
性OH基を持つことから、例えば、エポキシ樹脂と直接
反応させて、エポキシ樹脂中に該誘導体を導入して含リ
ンエポキシ樹脂としたり、或いは、エピクロロヒドリン
と反応させて含リンエポキシ樹脂とし、該含リンエポキ
シ樹脂を硬化して難燃性エポキシ樹脂組成物として用い
ることができる。
燃剤、特に反応性難燃剤として用いることができる。具
体的には、該含リンハイドロキノン誘導体はフェノール
性OH基を持つことから、例えば、エポキシ樹脂と直接
反応させて、エポキシ樹脂中に該誘導体を導入して含リ
ンエポキシ樹脂としたり、或いは、エピクロロヒドリン
と反応させて含リンエポキシ樹脂とし、該含リンエポキ
シ樹脂を硬化して難燃性エポキシ樹脂組成物として用い
ることができる。
【0093】含リンエポキシ樹脂に硬化剤又は重合開始
剤を含有させて得られた難燃性エポキシ樹脂組成物は、
安全なプラスチック材料として、プリント配線板、電気
回路基板に用いられる銅張積層板、電気部品に用いられ
る封止材、成形材、注型材、接着剤、電気絶縁塗料材料
等として用いることが出来る。難燃性エポキシ樹脂組成
物を封止材の封止樹脂として用いる場合には、均一に混
合され、混練されていることが好ましい。混練の方法と
しては例えば、ロール、ニーダー、ミキサー等を用いて
加熱して行われ、その後冷却、粉砕しタブレット化する
などの方法で封止樹脂は製造される。
剤を含有させて得られた難燃性エポキシ樹脂組成物は、
安全なプラスチック材料として、プリント配線板、電気
回路基板に用いられる銅張積層板、電気部品に用いられ
る封止材、成形材、注型材、接着剤、電気絶縁塗料材料
等として用いることが出来る。難燃性エポキシ樹脂組成
物を封止材の封止樹脂として用いる場合には、均一に混
合され、混練されていることが好ましい。混練の方法と
しては例えば、ロール、ニーダー、ミキサー等を用いて
加熱して行われ、その後冷却、粉砕しタブレット化する
などの方法で封止樹脂は製造される。
【0094】そして、上記で得られた封止樹脂を用いて
トランスファー成形等を行って、半導体素子やリードフ
レーム等を封止すると、難燃性及び耐湿電気信頼性が優
れた半導体装置が得られる。なお成形する方法としては
上記封止樹脂を用いること以外は特に限定するものでは
なく、一般の方法で成形が可能である。
トランスファー成形等を行って、半導体素子やリードフ
レーム等を封止すると、難燃性及び耐湿電気信頼性が優
れた半導体装置が得られる。なお成形する方法としては
上記封止樹脂を用いること以外は特に限定するものでは
なく、一般の方法で成形が可能である。
【0095】また、上記の難燃性エポキシ樹脂組成物を
溶媒に溶かすことにより、樹脂ワニスとすることができ
る。調製した樹脂ワニスは、紙、ガラス織布、ガラス不
織布、あるいはガラス以外を成分とする布などの基材に
塗布、含浸させ、乾燥炉中で80〜200℃の範囲内で
乾燥させることにより、プリプレグを調製することがで
き、これを所定枚数重ね合わせて、加熱、加圧して積層
板、あるいはプリント配線板用の金属張り積層板を製造
することができる。
溶媒に溶かすことにより、樹脂ワニスとすることができ
る。調製した樹脂ワニスは、紙、ガラス織布、ガラス不
織布、あるいはガラス以外を成分とする布などの基材に
塗布、含浸させ、乾燥炉中で80〜200℃の範囲内で
乾燥させることにより、プリプレグを調製することがで
き、これを所定枚数重ね合わせて、加熱、加圧して積層
板、あるいはプリント配線板用の金属張り積層板を製造
することができる。
【0096】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0097】製造例1 反応容器に1,5−シクロオクタジエン1843g(1
6.69mol)とトルエン3750mlを仕込み、十
分に窒素置換した。続いてホスフィン731g(21.
50mol)を仕込み、60℃に昇温した。ラジカル開
始剤として、2,2−アゾビス−(2,4−ジメチルバ
レロニトリル)58.8g(0.237mol)を3時
間かけて圧入し、60℃にて一晩熟成し、1,4−シク
ロオクチレンホスフィンと1,5−シクロオクチレンホ
スフィンよりなる混合物のトルエン溶液を得た。(混合
物の純度31.9wt%、1,4−シクロオクチレンホ
スフィン:1,5−シクロオクチレンホスフィン=3
8.4:61.6(GC相対面積比))
6.69mol)とトルエン3750mlを仕込み、十
分に窒素置換した。続いてホスフィン731g(21.
50mol)を仕込み、60℃に昇温した。ラジカル開
始剤として、2,2−アゾビス−(2,4−ジメチルバ
レロニトリル)58.8g(0.237mol)を3時
間かけて圧入し、60℃にて一晩熟成し、1,4−シク
ロオクチレンホスフィンと1,5−シクロオクチレンホ
スフィンよりなる混合物のトルエン溶液を得た。(混合
物の純度31.9wt%、1,4−シクロオクチレンホ
スフィン:1,5−シクロオクチレンホスフィン=3
8.4:61.6(GC相対面積比))
【0098】攪拌機、コンデンサー、滴下ロートを備え
付けた2000mlの4つ口フラスコを十分に窒素置換
した後、上記反応液の一部434.6g(0.975m
ol)を室温下にて仕込んだ。さらにメタノール440
gを仕込み氷浴にて約5℃に冷却した後、過酸化水素1
06.5g(1.05mol)を滴下ロートより約3時
間かけて滴下した。反応の終点はガスクロマトグラフ法
にて判断した。酸化反応終了後、ロータリーエバポレー
ターで濃縮して、無色の結晶1,4−シクロオクチレン
ホスフィンオキシドと1,5−シクロオクチレンホスフ
ィンオキシドよりなる混合物152.8g(0.966
mol、1,4−シクロオクチレンホスフィンオキシ
ド:1,5−シクロオクチレンホスフィンオキシド=3
9.4:60.6(NMR相対面積比))を得た。
付けた2000mlの4つ口フラスコを十分に窒素置換
した後、上記反応液の一部434.6g(0.975m
ol)を室温下にて仕込んだ。さらにメタノール440
gを仕込み氷浴にて約5℃に冷却した後、過酸化水素1
06.5g(1.05mol)を滴下ロートより約3時
間かけて滴下した。反応の終点はガスクロマトグラフ法
にて判断した。酸化反応終了後、ロータリーエバポレー
ターで濃縮して、無色の結晶1,4−シクロオクチレン
ホスフィンオキシドと1,5−シクロオクチレンホスフ
ィンオキシドよりなる混合物152.8g(0.966
mol、1,4−シクロオクチレンホスフィンオキシ
ド:1,5−シクロオクチレンホスフィンオキシド=3
9.4:60.6(NMR相対面積比))を得た。
【0099】実施例1 かき混ぜ装置,温度計を備えた反応容器に、室温下、ト
ルエン900mlに、1,4−シクロオクチレンホスフ
ィンオキシド及び1,5−シクロオクチレンホスフィン
オキシドの混合物183.5g(純度87.0%,1.
00mol)を仕込み、攪拌して溶解させた。この反応
液を70℃へ昇温した後、微粉末の1,4−ベンソキノ
ン108.7g(1.00mol)を約3時間かけて少
量づつ添加した。添加終了後、70℃で約1時間熟成し
た後、室温まで冷却して生じた析出物をろ過、冷メタノ
ールで3回洗浄した後に80℃で減圧乾燥することによ
り、1,4−シクロオクチレンホスホニル−1,4−ハ
イドロキノン及び1,5−シクロオクチレンホスホニル
−1,4−ハイドロキノンの混合物192.7g(0.
724mol)を淡黄色結晶性粉末として得た。収率7
2.4%。
ルエン900mlに、1,4−シクロオクチレンホスフ
ィンオキシド及び1,5−シクロオクチレンホスフィン
オキシドの混合物183.5g(純度87.0%,1.
00mol)を仕込み、攪拌して溶解させた。この反応
液を70℃へ昇温した後、微粉末の1,4−ベンソキノ
ン108.7g(1.00mol)を約3時間かけて少
量づつ添加した。添加終了後、70℃で約1時間熟成し
た後、室温まで冷却して生じた析出物をろ過、冷メタノ
ールで3回洗浄した後に80℃で減圧乾燥することによ
り、1,4−シクロオクチレンホスホニル−1,4−ハ
イドロキノン及び1,5−シクロオクチレンホスホニル
−1,4−ハイドロキノンの混合物192.7g(0.
724mol)を淡黄色結晶性粉末として得た。収率7
2.4%。
【0100】1H NMR(300MHz,CD3 O
D) δ 1.43〜2.83(m,14H),6.7
7〜6.91(m,3H)31 P NMR(121.5MHz,CD3 OD) δ
42.5(s),66.8(s) FAB−MS(Pos.,m/z)267[M+H]+ IR(KBr,cm-1)3157(υOH),3080
(arom υC−H),1225(υP=O)
D) δ 1.43〜2.83(m,14H),6.7
7〜6.91(m,3H)31 P NMR(121.5MHz,CD3 OD) δ
42.5(s),66.8(s) FAB−MS(Pos.,m/z)267[M+H]+ IR(KBr,cm-1)3157(υOH),3080
(arom υC−H),1225(υP=O)
【0101】実施例2 かき混ぜ装置,温度計を備えた反応容器に、室温下、ト
ルエン500mlにジエチルホスフィンオキシド200
g(1.89mol)を仕込み、70℃へ昇温した後、
微粉末の1,4−ナフトキノン299g(1.89mo
l)を約3時間かけて少量づつ添加した。添加終了後、
70℃で約1時間反応した後、室温まで冷却して生じた
析出物をろ過、冷メタノールで3回洗浄した後に80℃
で減圧乾燥することにより、2−(ジエチルホスホニ
ル)−1,4−ナフタレンジオール361g(1.37
mol)を淡黄色結晶性粉末として得た。収率72.3
%。
ルエン500mlにジエチルホスフィンオキシド200
g(1.89mol)を仕込み、70℃へ昇温した後、
微粉末の1,4−ナフトキノン299g(1.89mo
l)を約3時間かけて少量づつ添加した。添加終了後、
70℃で約1時間反応した後、室温まで冷却して生じた
析出物をろ過、冷メタノールで3回洗浄した後に80℃
で減圧乾燥することにより、2−(ジエチルホスホニ
ル)−1,4−ナフタレンジオール361g(1.37
mol)を淡黄色結晶性粉末として得た。収率72.3
%。
【0102】1H NMR(300MHz,CD3 O
D) δ 0.90〜1.12(m,6H),2.11
〜2.58(m,4H),6.60(s,1H),7.
38(m,1H),7.80(m,1H),8.07
(m,2H)31 P NMR(121.5MHz,CD3 OD) δ
54.0(s),78.5(S) IR(KBr,cm-1)3179(υOH),3090
(arom υC−H),1205(υP=O)
D) δ 0.90〜1.12(m,6H),2.11
〜2.58(m,4H),6.60(s,1H),7.
38(m,1H),7.80(m,1H),8.07
(m,2H)31 P NMR(121.5MHz,CD3 OD) δ
54.0(s),78.5(S) IR(KBr,cm-1)3179(υOH),3090
(arom υC−H),1205(υP=O)
【0103】実施例3 実施例2において、ジエチルホスフィンオキシドに代え
て、ジエチル亜ホスフィン酸エチル253gをトルエン
500mlに溶解させ、3モル/L塩酸500mlと2
5℃で反応させた。反応終了後、反応液を分液し、有機
相を5mol%の炭酸水素ナトリウム水溶液500ml
と水500mlで2回洗浄した。次いで、実施例2と同
様に70℃へ昇温した後、微粉末の1,4−ナフトキノ
ン299g(1.89モル)を約3時間かけて少量づつ
添加した。添加終了後、70℃で約1時間反応した後、
室温まで冷却して生じる析出物をろ過、冷メタノールで
3回洗浄した後に80℃で減圧乾燥することにより、2
−(ジエチルホスホニル)−1,4−ナフタレンジオー
ル320g(1.21モル)を淡黄色結晶性粉末として
得た。収率64.0%。
て、ジエチル亜ホスフィン酸エチル253gをトルエン
500mlに溶解させ、3モル/L塩酸500mlと2
5℃で反応させた。反応終了後、反応液を分液し、有機
相を5mol%の炭酸水素ナトリウム水溶液500ml
と水500mlで2回洗浄した。次いで、実施例2と同
様に70℃へ昇温した後、微粉末の1,4−ナフトキノ
ン299g(1.89モル)を約3時間かけて少量づつ
添加した。添加終了後、70℃で約1時間反応した後、
室温まで冷却して生じる析出物をろ過、冷メタノールで
3回洗浄した後に80℃で減圧乾燥することにより、2
−(ジエチルホスホニル)−1,4−ナフタレンジオー
ル320g(1.21モル)を淡黄色結晶性粉末として
得た。収率64.0%。
【0104】実施例4 実施例1と同様な装置に、室温下、トルエン750ml
に、1,4−シクロオクチレンホスフィンオキシド及び
1,5−シクロオクチレンホスフィンオキシドの混合物
263.6g(合計純度90.0%、1.50mol)
を仕込み、攪拌して溶解させた。この溶液を100℃に
昇温した後、1,4−ナフトキノン237.4g(1.
50mol)とトルエン1100mlのスラリー状態の
ものを約6時間かけて少量づつ滴下した。滴下終了後、
100℃で2時間熟成、次いで室温まで冷却して生じた
析出物をろ過、冷メタノールで3回洗浄した後に80℃
で減圧乾燥することにより、2−(1,4−シクロオク
チレンホスホニル)−1,4−ナフタレンジオール及び
2−(1,5−シクロオクチレンホスホニル)−1,4
−ナフタレンジオールの混合物302.22g(0.9
55mol)を淡黄色結晶性粉末として得た。収率6
3.6%。
に、1,4−シクロオクチレンホスフィンオキシド及び
1,5−シクロオクチレンホスフィンオキシドの混合物
263.6g(合計純度90.0%、1.50mol)
を仕込み、攪拌して溶解させた。この溶液を100℃に
昇温した後、1,4−ナフトキノン237.4g(1.
50mol)とトルエン1100mlのスラリー状態の
ものを約6時間かけて少量づつ滴下した。滴下終了後、
100℃で2時間熟成、次いで室温まで冷却して生じた
析出物をろ過、冷メタノールで3回洗浄した後に80℃
で減圧乾燥することにより、2−(1,4−シクロオク
チレンホスホニル)−1,4−ナフタレンジオール及び
2−(1,5−シクロオクチレンホスホニル)−1,4
−ナフタレンジオールの混合物302.22g(0.9
55mol)を淡黄色結晶性粉末として得た。収率6
3.6%。
【0105】1H NMR(300MHz,CD3 O
D) δ 1.67〜2.70(m,14H),6.6
3(s,1H)、7.40(m,1H),7.81
(m,1H)、8.10(m,2H)31 P NMR(121.5MHz,CD3 OD) δ
55.3(s),79.8(s) DI−EI(m/z)316 IR(KBr,cm-1)3179(υOH),3090
(arom υC−H),1205(υP=O)
D) δ 1.67〜2.70(m,14H),6.6
3(s,1H)、7.40(m,1H),7.81
(m,1H)、8.10(m,2H)31 P NMR(121.5MHz,CD3 OD) δ
55.3(s),79.8(s) DI−EI(m/z)316 IR(KBr,cm-1)3179(υOH),3090
(arom υC−H),1205(υP=O)
【0106】実施例5 ジエチルホスフィンオキシド200gの変わりにジベン
ジルホスフィンオキシド200gを用いた他は、実施例
2と同様の操作を行い、2−(ジベンジルホスホニル)
−1,4−ナフタレンジオール135.9gを得た。収
率70.0%。
ジルホスフィンオキシド200gを用いた他は、実施例
2と同様の操作を行い、2−(ジベンジルホスホニル)
−1,4−ナフタレンジオール135.9gを得た。収
率70.0%。
【0107】実施例6 ジエチルホスフィンオキシド200gの変わりに、テト
ラメチレンホスフィンオキシド44.0gを用いた他
は、実施例2と同様の操作を行い、2−(テトラメチレ
ンホスホニル)−1,4−ナフタレンジオール88.6
gを得た。収率72.1%。
ラメチレンホスフィンオキシド44.0gを用いた他
は、実施例2と同様の操作を行い、2−(テトラメチレ
ンホスホニル)−1,4−ナフタレンジオール88.6
gを得た。収率72.1%。
【0108】実施例7 かき混ぜ装置、温度計、滴下漏斗及びディーンスターク
を備えた反応容器に実施例1で合成した1,4−シクロ
オクチレンホスホニル−1,4−ハイドロキノン及び
1,5−シクロオクチレンホスホニル−1,4−ハイド
ロキノンの混合物100g(0.376mol)とエピ
クロロヒドリン83.4g(0.902mol)を入
れ、かき混ぜながら、120℃に加熱還流した。そこ
に、40wt%水酸化ナトリウム水溶液115g(1.
00mol)を穏やかに還流が続くように滴下した。そ
の間ディーンスタークに溜まった水を適宜廃棄した。水
酸化ナトリウム水溶液の滴下終了後、過剰のエピクロロ
ヒドリンを減圧下で除去し、トルエン500mlを加え
た。そのトルエン懸濁液を水500mlで3回洗浄し、
さらにトルエンを減圧下留去して、含リンエポキシ樹脂
を得た。収率97%。エポキシ当量202g/eq。P
含有量8.1重量%。
を備えた反応容器に実施例1で合成した1,4−シクロ
オクチレンホスホニル−1,4−ハイドロキノン及び
1,5−シクロオクチレンホスホニル−1,4−ハイド
ロキノンの混合物100g(0.376mol)とエピ
クロロヒドリン83.4g(0.902mol)を入
れ、かき混ぜながら、120℃に加熱還流した。そこ
に、40wt%水酸化ナトリウム水溶液115g(1.
00mol)を穏やかに還流が続くように滴下した。そ
の間ディーンスタークに溜まった水を適宜廃棄した。水
酸化ナトリウム水溶液の滴下終了後、過剰のエピクロロ
ヒドリンを減圧下で除去し、トルエン500mlを加え
た。そのトルエン懸濁液を水500mlで3回洗浄し、
さらにトルエンを減圧下留去して、含リンエポキシ樹脂
を得た。収率97%。エポキシ当量202g/eq。P
含有量8.1重量%。
【0109】IR(KBr,cm-1):3080(ar
om υC−H),1225(υP=O),910(エ
ポキシ基)
om υC−H),1225(υP=O),910(エ
ポキシ基)
【0110】次に、合成した含リンエポキシ樹脂10.
0gと、メタキシリレンジアミン6.2g(45.6m
mol)を室温で十分攪拌した後、室温で3時間、その
後100℃で2時間硬化させ、エポキシ樹脂硬化物を得
た。
0gと、メタキシリレンジアミン6.2g(45.6m
mol)を室温で十分攪拌した後、室温で3時間、その
後100℃で2時間硬化させ、エポキシ樹脂硬化物を得
た。
【0111】IR(KBr,cm-1):3300(υN
−H),3080(arom υC−H),1225
(υP=O) Tg(DSC法):82℃
−H),3080(arom υC−H),1225
(υP=O) Tg(DSC法):82℃
【0112】<難燃性試験>難燃性試験は、上記で調製
したエポキシ樹脂硬化物(P含有量5.7重量%、ガラ
ス転移温度82℃)について、長さ125mm×幅13
mm×厚さ3mmに加工し、UL94に分類した材料の
垂直燃焼試験(94V−0、94V−1及び94V−
2)に従って試験した。その結果、UL−94はV−0
であった。
したエポキシ樹脂硬化物(P含有量5.7重量%、ガラ
ス転移温度82℃)について、長さ125mm×幅13
mm×厚さ3mmに加工し、UL94に分類した材料の
垂直燃焼試験(94V−0、94V−1及び94V−
2)に従って試験した。その結果、UL−94はV−0
であった。
【0113】<耐薬品性試験>上記で調製した本発明に
係るエポキシ樹脂硬化物(P含有量5.7重量%、ガラ
ス転移温度82℃)、また比較としてエピコート828
(油化シェルエポキシ社製、エポキシ当量184〜19
4g/eq)の300gに硬化剤としてメタキシリレン
ジアミン215g(1.58mol)を用い、添加型難
燃剤として、トリクレジルホスフェートを10wt%添
加し、室温で3時間その後100℃で2時間硬化させ得
られたエポキシ樹脂硬化物(比較例1)の2つの試料
を、JISK7114に従い,耐薬品性の試験を行っ
た。
係るエポキシ樹脂硬化物(P含有量5.7重量%、ガラ
ス転移温度82℃)、また比較としてエピコート828
(油化シェルエポキシ社製、エポキシ当量184〜19
4g/eq)の300gに硬化剤としてメタキシリレン
ジアミン215g(1.58mol)を用い、添加型難
燃剤として、トリクレジルホスフェートを10wt%添
加し、室温で3時間その後100℃で2時間硬化させ得
られたエポキシ樹脂硬化物(比較例1)の2つの試料
を、JISK7114に従い,耐薬品性の試験を行っ
た。
【0114】各々の樹脂硬化物を直径50mm、厚さ3
mmの円盤状に切削し,試験片をそれぞれ5つづつ作成
した。これらの試験片を10wt%(1000ml)の
硫酸に23℃で7日間浸せきさせた後、十分に水洗し、
減圧下にて90℃で一昼夜乾燥させた後、試験片の重量
と外観を調べた。
mmの円盤状に切削し,試験片をそれぞれ5つづつ作成
した。これらの試験片を10wt%(1000ml)の
硫酸に23℃で7日間浸せきさせた後、十分に水洗し、
減圧下にて90℃で一昼夜乾燥させた後、試験片の重量
と外観を調べた。
【0115】その結果、本発明に係るエポキシ樹脂硬化
物は平均して2wt%減少したが,いずれの試験片にも
外観上変化はなかった。エピコート828にトリクレジ
ルホスフェートを10wt%混入させた樹脂硬化物は平
均して10wt%以上減少し、いずれの試験片の外観も
白濁していた。この違いは本発明により製造したエポキ
シ樹脂はリン原子がP−C共有結合により結合している
ため,極めて耐薬品性が強いが、トリクレジルホスフェ
ートのようなリン酸エステルはP−O−C結合により結
合しているため、加水分解し樹脂から溶出してしまった
ものと考えられる。そのため、樹脂重量が大幅に減少
し,外観も白濁したものと推察される。
物は平均して2wt%減少したが,いずれの試験片にも
外観上変化はなかった。エピコート828にトリクレジ
ルホスフェートを10wt%混入させた樹脂硬化物は平
均して10wt%以上減少し、いずれの試験片の外観も
白濁していた。この違いは本発明により製造したエポキ
シ樹脂はリン原子がP−C共有結合により結合している
ため,極めて耐薬品性が強いが、トリクレジルホスフェ
ートのようなリン酸エステルはP−O−C結合により結
合しているため、加水分解し樹脂から溶出してしまった
ものと考えられる。そのため、樹脂重量が大幅に減少
し,外観も白濁したものと推察される。
【0116】
【発明の効果】上記したとおり、本発明によれば、一般
式(1)で表される含リンハイドロキノン誘導体を提供
することができ、該誘導体はフェノール性OH基を有し
ているので、例えば、反応性難燃剤や含リンエポキシ樹
脂の中間原料として用いることが出来る効果を奏する。
式(1)で表される含リンハイドロキノン誘導体を提供
することができ、該誘導体はフェノール性OH基を有し
ているので、例えば、反応性難燃剤や含リンエポキシ樹
脂の中間原料として用いることが出来る効果を奏する。
【0117】また、本発明の製造方法によれば、工業的
に有利な方法で、該含リンハイドロキノン誘導体を製造
することが出来る効果を奏する。
に有利な方法で、該含リンハイドロキノン誘導体を製造
することが出来る効果を奏する。
【0118】また、本発明の含リンハイドロキノン誘導
体からなる難燃剤は、耐薬品性を有する難燃性エポキシ
樹脂用の反応性難燃剤として有用であり、特にプリント
配線板、電気回路基板に用いられる銅張積層板、電気部
品に用いられる封止材、成形材、注型材、接着剤、電気
絶縁塗料材料等の難燃化に有用な含リンエポキシ樹脂お
よびこれを含有する難燃性の優れたエポキシ樹脂組成物
に用いることができる効果を奏する。
体からなる難燃剤は、耐薬品性を有する難燃性エポキシ
樹脂用の反応性難燃剤として有用であり、特にプリント
配線板、電気回路基板に用いられる銅張積層板、電気部
品に用いられる封止材、成形材、注型材、接着剤、電気
絶縁塗料材料等の難燃化に有用な含リンエポキシ樹脂お
よびこれを含有する難燃性の優れたエポキシ樹脂組成物
に用いることができる効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H028 AA34 AA36 BA01 BA04 4H050 AA01 AA02 AA03 AB80 WA12 WA18 WA26 4J036 AB19 AB20 AC01 DC03 DC10 JA01 JA06 JA07 JA08
Claims (5)
- 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1およびR2は置換されていてもよい直鎖状又
は分岐状のアルキル基を示し、該アルキル基中の1つあ
るいは2つ以上のメチレン基は−CH=CH−によって
置き換えられていてもよく、R1とR2は同一な基であっ
ても異なる基であってもよく、またR1とR2はPを含ん
であるいはPを含まないで環状物を形成していてもよ
い。Xは酸素原子又は硫黄原子を示す。Y、Zは水素原
子、水酸基、直鎖状又は分岐状のアルキル基、アラルキ
ル基、アルコキシ基、アリル基、アリール基又はシアノ
基を示し、該アルキル基中の1つあるいは2つ以上のメ
チレン基は−CH=CH−によって置き換えられていて
もよく、YとZは同一な基であっても異なる基であって
もよく、YとZは環状物を形成していてもよい。)で表
されることを特徴とする含リンハイドロキノン誘導体。 - 【請求項2】 前記R1とR2が形成する環状物は、下記
一般式(12)または一般式(13)で表されることを
特徴とする請求項1記載の含リンハイドロキノン誘導
体。 【化2】 (式中、R3は置換されていてもよいアルキレン基を示
す。) 【化3】 (式中、R4は置換されていてもよいシクロアルキレン
基またはアリーレン基を示す。) - 【請求項3】 下記一般式(2) 【化4】 (式中、R1およびR2及びXは前記と同義である。)で
表される第2級ホスフィン誘導体から選ばれる少なくと
も1種と、下記一般式(3) 【化5】 (式中、Y、Zは前記と同義である。)で表されるベン
ゾキノン誘導体とを反応させることを特徴とする下記一
般式(1) 【化6】 (式中、R1およびR2、X、Y、Zは前記と同義であ
る。)で表される含リンハイドロキノン誘導体の製造方
法。 - 【請求項4】 下記一般式(2)および一般式(2a) 【化7】 (式中、R1およびR2及びXは前記と同義である。)で
表される第2級ホスフィン誘導体から選ばれる少なくと
も1種と、下記一般式(3) 【化8】 (式中、Y、Zは前記と同義である。)で表されるベン
ゾキノン誘導体とを反応させることを特徴とする下記一
般式(1) 【化9】 (式中、R1およびR2、X、Y、Zは前記と同義であ
る。)で表される含リンハイドロキノン誘導体の製造方
法。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載の含リンハイド
ロキノン誘導体を含有することを特徴とする難燃剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001191818A JP2002080484A (ja) | 2000-06-29 | 2001-06-25 | 含リンハイドロキノン誘導体、その製造方法および難燃剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000195769 | 2000-06-29 | ||
| JP2000-195769 | 2000-06-29 | ||
| JP2001191818A JP2002080484A (ja) | 2000-06-29 | 2001-06-25 | 含リンハイドロキノン誘導体、その製造方法および難燃剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002080484A true JP2002080484A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=26594946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001191818A Pending JP2002080484A (ja) | 2000-06-29 | 2001-06-25 | 含リンハイドロキノン誘導体、その製造方法および難燃剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002080484A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003040968A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-13 | Toto Kasei Co Ltd | 新規含燐エポキシ樹脂及び該エポキシ樹脂を含有する難燃性樹脂組成物 |
| KR100609419B1 (ko) * | 2004-06-15 | 2006-08-03 | 송원산업 주식회사 | 기능성 유기 인 화합물 및 그의 제조 방법 |
| JP2012512198A (ja) * | 2008-12-19 | 2012-05-31 | クラリアント・ファイナンス・(ビーブイアイ)・リミテッド | 難燃剤のための亜ホスホン酸誘導体のヒドロホスホリル化 |
-
2001
- 2001-06-25 JP JP2001191818A patent/JP2002080484A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003040968A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-13 | Toto Kasei Co Ltd | 新規含燐エポキシ樹脂及び該エポキシ樹脂を含有する難燃性樹脂組成物 |
| KR100609419B1 (ko) * | 2004-06-15 | 2006-08-03 | 송원산업 주식회사 | 기능성 유기 인 화합물 및 그의 제조 방법 |
| JP2012512198A (ja) * | 2008-12-19 | 2012-05-31 | クラリアント・ファイナンス・(ビーブイアイ)・リミテッド | 難燃剤のための亜ホスホン酸誘導体のヒドロホスホリル化 |
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