JP2002072701A - 画像形成装置 - Google Patents
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 未定着トナー像を記録媒体上に転写すると同
時に定着する方式の画像形成装置において、最大使用電
力を低く維持したまま高速で転写定着を行い、光沢むら
のない高画質の画像を得ること。 【解決手段】 加熱ロール10と押圧ロール12とが圧
接された転写定着部に記録紙を送り込む前に予備加熱ト
レイ17に収容して予備加熱を行う。これにより、表面
に熱可塑性の樹脂層を有する記録紙を用いる場合等、転
写及び定着に多くの熱量が必要な場合にも、充分な熱量
を供給することができ、トナー像を樹脂層に埋め込むよ
うに溶融圧着して、光沢のある画像が得られる。また、
予備加熱トレイ17への電力供給は、転写定着装置の加
熱手段への通電がOFF状態のときに行うように制御し、
プリントプロセス全体の最大使用電力量を低く抑える。
時に定着する方式の画像形成装置において、最大使用電
力を低く維持したまま高速で転写定着を行い、光沢むら
のない高画質の画像を得ること。 【解決手段】 加熱ロール10と押圧ロール12とが圧
接された転写定着部に記録紙を送り込む前に予備加熱ト
レイ17に収容して予備加熱を行う。これにより、表面
に熱可塑性の樹脂層を有する記録紙を用いる場合等、転
写及び定着に多くの熱量が必要な場合にも、充分な熱量
を供給することができ、トナー像を樹脂層に埋め込むよ
うに溶融圧着して、光沢のある画像が得られる。また、
予備加熱トレイ17への電力供給は、転写定着装置の加
熱手段への通電がOFF状態のときに行うように制御し、
プリントプロセス全体の最大使用電力量を低く抑える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機、プリンタ、ファクシミリなど、乾式トナーを利用
した画像形成装置に係り、より詳細には、加熱、加圧に
より記録媒体上にトナー像を転写すると同時に定着し、
光沢むら又は色むらのない高画質の画像を得る画像形成
装置に関する。
写機、プリンタ、ファクシミリなど、乾式トナーを利用
した画像形成装置に係り、より詳細には、加熱、加圧に
より記録媒体上にトナー像を転写すると同時に定着し、
光沢むら又は色むらのない高画質の画像を得る画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式や静電記録方式等の乾式ト
ナーを用いた画像形成装置においては、像担持体上に形
成した静電潜像を、トナーの付着により現像した後、そ
のトナー像を記録媒体に転写し、加熱及び加圧により定
着している。
ナーを用いた画像形成装置においては、像担持体上に形
成した静電潜像を、トナーの付着により現像した後、そ
のトナー像を記録媒体に転写し、加熱及び加圧により定
着している。
【0003】上記トナー像の転写及び定着の方法として
は、トナー像を一旦中間転写体に転写し、さらに記録媒
体に転写した後、加熱加圧してトナー像を記録媒体に定
着させるものの他、トナー像を一旦中間転写体に転写し
た後、加熱溶融したトナー像を記録媒体に定着して、転
写と定着とを同時に行う方法が考えられている。この方
法は、特にカラー画像形成装置に用いるのに適してお
り、安定した条件でトナー像の転写を行い、中間転写体
上で複数色のトナー像を重ね合わせて高画質の画像を得
ることができる。
は、トナー像を一旦中間転写体に転写し、さらに記録媒
体に転写した後、加熱加圧してトナー像を記録媒体に定
着させるものの他、トナー像を一旦中間転写体に転写し
た後、加熱溶融したトナー像を記録媒体に定着して、転
写と定着とを同時に行う方法が考えられている。この方
法は、特にカラー画像形成装置に用いるのに適してお
り、安定した条件でトナー像の転写を行い、中間転写体
上で複数色のトナー像を重ね合わせて高画質の画像を得
ることができる。
【0004】一方、近年のフルカラー複写機やプリンタ
の普及に伴い、より高画質、高光沢の画像が求められて
いる。このような要求から、たとえば特開昭58-83876号
公報、特公平2-61749号公報には、トナー像を一旦中間
転写体に転写し、さらに記録媒体に転写定着する装置に
おいて、転写定着前に記録媒体を加熱する加熱板を有
し、トナーの溶融温度以上に加熱された記録媒体を該転
写定着装置に挿入する方法が記載されている。また、特
開平9-90789号公報には、転写定着前に面状発熱体によ
って記録媒体を予備加熱しておく装置が開示されてい
る。
の普及に伴い、より高画質、高光沢の画像が求められて
いる。このような要求から、たとえば特開昭58-83876号
公報、特公平2-61749号公報には、トナー像を一旦中間
転写体に転写し、さらに記録媒体に転写定着する装置に
おいて、転写定着前に記録媒体を加熱する加熱板を有
し、トナーの溶融温度以上に加熱された記録媒体を該転
写定着装置に挿入する方法が記載されている。また、特
開平9-90789号公報には、転写定着前に面状発熱体によ
って記録媒体を予備加熱しておく装置が開示されてい
る。
【0005】このような方法では、記録媒体は転写定着
部通過前に加熱されているため、転写定着部で該記録媒
体にトナー像が当接され、さらに加熱されると、記録媒
体及びトナー像は、容易に定着に十分な熱量を保持した
状態となる。このため、高速プリントなどで転写定着部
を高速で通過する場合にも、トナー像は十分に溶融され
た状態で記録媒体に圧着されて、光沢のある高品質な画
像を得ることができる。また、記録媒体が予備加熱され
ているため、転写定着時にトナー像及び中間転写体を過
度に加熱する必要がなく、トナー像及び中間転写体が高
温下において劣化するのを防ぐことができる。
部通過前に加熱されているため、転写定着部で該記録媒
体にトナー像が当接され、さらに加熱されると、記録媒
体及びトナー像は、容易に定着に十分な熱量を保持した
状態となる。このため、高速プリントなどで転写定着部
を高速で通過する場合にも、トナー像は十分に溶融され
た状態で記録媒体に圧着されて、光沢のある高品質な画
像を得ることができる。また、記録媒体が予備加熱され
ているため、転写定着時にトナー像及び中間転写体を過
度に加熱する必要がなく、トナー像及び中間転写体が高
温下において劣化するのを防ぐことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記画
像形成装置には、以下のような問題点がある。上記記録
媒体は加熱板や面上発熱体などの加熱手段上を通過中
に、該加熱手段から熱が伝達されて予備加熱されるが、
記録媒体の通過時間内に所定の温度まで加熱するには大
きな電力が必要となる。
像形成装置には、以下のような問題点がある。上記記録
媒体は加熱板や面上発熱体などの加熱手段上を通過中
に、該加熱手段から熱が伝達されて予備加熱されるが、
記録媒体の通過時間内に所定の温度まで加熱するには大
きな電力が必要となる。
【0007】また、光沢のある高画質の画像を得るため
に表面に熱可塑性樹脂を有する記録媒体を用いる場合、
熱可塑性樹脂が融解する程度に予備加熱するためには更
に大きな電力が必要となる。図8は表面に熱可塑性樹脂
を有する記録媒体にトナー像を溶融圧着したときの様子
を表している。(a)図は熱可塑性樹脂が十分に熱供給
されて融解しており、熱可塑性樹脂にトナー像が完全に
埋め込まれている様子を表す。この場合、記録媒体表面
が平滑となるため、光沢のある画像が得られる。一方、
熱供給が不十分であると、(b)図に示すように熱可塑
性樹脂は十分に融解せずトナー像が完全に埋め込まれな
いため、表面が平滑とならず光沢むらのある画像とな
る。また、(c)図は熱可塑性樹脂がほとんど溶融して
いない様子を表し、このため記録媒体は凸凹のある表面
となり、図9に示すように光の散乱を起こすため光沢感
のない画像となってしまう。
に表面に熱可塑性樹脂を有する記録媒体を用いる場合、
熱可塑性樹脂が融解する程度に予備加熱するためには更
に大きな電力が必要となる。図8は表面に熱可塑性樹脂
を有する記録媒体にトナー像を溶融圧着したときの様子
を表している。(a)図は熱可塑性樹脂が十分に熱供給
されて融解しており、熱可塑性樹脂にトナー像が完全に
埋め込まれている様子を表す。この場合、記録媒体表面
が平滑となるため、光沢のある画像が得られる。一方、
熱供給が不十分であると、(b)図に示すように熱可塑
性樹脂は十分に融解せずトナー像が完全に埋め込まれな
いため、表面が平滑とならず光沢むらのある画像とな
る。また、(c)図は熱可塑性樹脂がほとんど溶融して
いない様子を表し、このため記録媒体は凸凹のある表面
となり、図9に示すように光の散乱を起こすため光沢感
のない画像となってしまう。
【0008】このように高品質な画像を得るためには、
記録媒体の表面に形成された熱可塑性樹脂の層を十分に
溶融させる必要があり、予備加熱の際に大きな電力を必
要とする。そして、上記画像形成装置ではプリントプロ
セス時に、この予備加熱とトナー像の記録媒体への転写
定着とを同時に行うため、転写定着時に大きな電力が必
要になる。ここで、装置の定格電力からプリントプロセ
スにおける許容最大電力量は決まっており、それぞれの
プロセスに使用する電力量の合計はこれを超過すること
はできない。一方、装置の定格電力を大きなものに変更
すると、使用者は特別な電源工事を必要とするなどの不
具合が生じ、汎用装置としての商品価値が低下してしま
う。
記録媒体の表面に形成された熱可塑性樹脂の層を十分に
溶融させる必要があり、予備加熱の際に大きな電力を必
要とする。そして、上記画像形成装置ではプリントプロ
セス時に、この予備加熱とトナー像の記録媒体への転写
定着とを同時に行うため、転写定着時に大きな電力が必
要になる。ここで、装置の定格電力からプリントプロセ
スにおける許容最大電力量は決まっており、それぞれの
プロセスに使用する電力量の合計はこれを超過すること
はできない。一方、装置の定格電力を大きなものに変更
すると、使用者は特別な電源工事を必要とするなどの不
具合が生じ、汎用装置としての商品価値が低下してしま
う。
【0009】本発明は上記問題点及び要請に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、未定着トナー像を記録媒
体上に転写すると同時に定着する方式の画像形成装置に
おいて、最大使用電力を低く維持したまま高速で転写定
着を行い、光沢むらのない高画質の画像を得ることであ
る。
れたものであり、その目的は、未定着トナー像を記録媒
体上に転写すると同時に定着する方式の画像形成装置に
おいて、最大使用電力を低く維持したまま高速で転写定
着を行い、光沢むらのない高画質の画像を得ることであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、 周面上に静電電位の差に
よる潜像が形成される像担持体と、 該像担持体にトナ
ーを選択的に転移してトナー像を形成する現像装置と、
複数の部材に張架され、周回駆動される無端ベルト状
の中間転写体と、 前記像担持体上のトナー像を前記中
間転写体に転写する一次転写装置と、 前記中間転写体
上のトナー像を加熱する手段及び加圧する手段を備え、
前記中間転写体に当接された記録媒体に該トナー像を転
写及び定着する転写定着装置と、 前記記録媒体を前記
中間転写体に当接する前に静止した状態で収容し、該記
録媒体を加熱する手段を備える予備加熱トレイとを有す
ることを特徴とする画像形成装置を提供する。
に、請求項1に係る発明は、 周面上に静電電位の差に
よる潜像が形成される像担持体と、 該像担持体にトナ
ーを選択的に転移してトナー像を形成する現像装置と、
複数の部材に張架され、周回駆動される無端ベルト状
の中間転写体と、 前記像担持体上のトナー像を前記中
間転写体に転写する一次転写装置と、 前記中間転写体
上のトナー像を加熱する手段及び加圧する手段を備え、
前記中間転写体に当接された記録媒体に該トナー像を転
写及び定着する転写定着装置と、 前記記録媒体を前記
中間転写体に当接する前に静止した状態で収容し、該記
録媒体を加熱する手段を備える予備加熱トレイとを有す
ることを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0011】上記画像形成装置では、該記録媒体は中間
転写体に当接する前に予備加熱トレイに収容されて、該
記録媒体が所定の温度になるまで静置された状態で加熱
される。所定の温度まで加熱された該記録媒体は予備加
熱トレイから送り出され、トナー像を担持した中間転写
体に当接される。そして、該トナー像と共に加熱加圧さ
れ、トナー像は記録媒体に溶融圧着される。このように
して、記録媒体を予備加熱トレイ内に留めて加熱するた
め、瞬時に大きな電力を供給することなく、記録媒体を
所定の温度まで加熱することができる。そして、熱容量
の大きい記録媒体も所定の温度まで加熱されているた
め、転写定着時に多量に熱を供給しなくても該記録媒体
とトナー像との両方をトナー像溶融温度以上に加熱する
ことができ、転写定着装置での使用電力量を低減でき
る。このため、プリントプロセスにおける最大使用電力
を低く抑えて記録媒体とトナー像とに十分な熱を供給す
ることができ、該トナー像は該記録媒体に十分に融解し
た状態で圧着され、光沢ムラのない高品質な画像を得る
ことができる。また、高速プリントを行う場合にも、記
録媒体が予備加熱されているため、トナー像及び該記録
媒体は高速で転写定着部を通過する間に十分に熱供給さ
れ、トナー像は記録媒体に溶融圧着される。このため、
最大使用電力を低く抑えて、高光沢な画像を高速で得る
ことができる。
転写体に当接する前に予備加熱トレイに収容されて、該
記録媒体が所定の温度になるまで静置された状態で加熱
される。所定の温度まで加熱された該記録媒体は予備加
熱トレイから送り出され、トナー像を担持した中間転写
体に当接される。そして、該トナー像と共に加熱加圧さ
れ、トナー像は記録媒体に溶融圧着される。このように
して、記録媒体を予備加熱トレイ内に留めて加熱するた
め、瞬時に大きな電力を供給することなく、記録媒体を
所定の温度まで加熱することができる。そして、熱容量
の大きい記録媒体も所定の温度まで加熱されているた
め、転写定着時に多量に熱を供給しなくても該記録媒体
とトナー像との両方をトナー像溶融温度以上に加熱する
ことができ、転写定着装置での使用電力量を低減でき
る。このため、プリントプロセスにおける最大使用電力
を低く抑えて記録媒体とトナー像とに十分な熱を供給す
ることができ、該トナー像は該記録媒体に十分に融解し
た状態で圧着され、光沢ムラのない高品質な画像を得る
ことができる。また、高速プリントを行う場合にも、記
録媒体が予備加熱されているため、トナー像及び該記録
媒体は高速で転写定着部を通過する間に十分に熱供給さ
れ、トナー像は記録媒体に溶融圧着される。このため、
最大使用電力を低く抑えて、高光沢な画像を高速で得る
ことができる。
【0012】請求項2に係る発明は、 請求項1に記載
の画像形成装置において、 前記予備加熱トレイは多層
構造となっており、複数の記録媒体を分離して収容する
ものであるとする。
の画像形成装置において、 前記予備加熱トレイは多層
構造となっており、複数の記録媒体を分離して収容する
ものであるとする。
【0013】上記画像形成装置では、上記予備加熱トレ
イは多層構造となっており、複数の記録媒体を分離して
収容することができるため、同時に複数の記録媒体を加
熱することができる。つまり、複数枚のプリントを行う
場合には、一枚目の記録媒体が転写定着プロセスにある
間に、二枚目以降の記録媒体を該予備加熱トレイに内蔵
して加熱しておくことができる。このため、それぞれの
記録媒体について加熱時間を十分に確保することがで
き、所定の温度に加熱された該記録媒体を連続的に転写
定着装置に送り込むことができる。
イは多層構造となっており、複数の記録媒体を分離して
収容することができるため、同時に複数の記録媒体を加
熱することができる。つまり、複数枚のプリントを行う
場合には、一枚目の記録媒体が転写定着プロセスにある
間に、二枚目以降の記録媒体を該予備加熱トレイに内蔵
して加熱しておくことができる。このため、それぞれの
記録媒体について加熱時間を十分に確保することがで
き、所定の温度に加熱された該記録媒体を連続的に転写
定着装置に送り込むことができる。
【0014】請求項3に係る発明は、 請求項1に記載
の画像形成装置において、 前記予備加熱トレイの加熱
手段を駆動するための通電を、前記転写定着装置のトナ
ー像を加熱する手段を駆動するための通電がOFF状態
のときに行なう電流制御装置を有するものとする。
の画像形成装置において、 前記予備加熱トレイの加熱
手段を駆動するための通電を、前記転写定着装置のトナ
ー像を加熱する手段を駆動するための通電がOFF状態
のときに行なう電流制御装置を有するものとする。
【0015】複数枚のプリントを行う場合には、予備加
熱トレイに次々に送り込まれる記録媒体を加熱するた
め、予備加熱トレイ自体の温度低下を防いで一定の温度
を維持しなくてはならない。このため、該予備加熱トレ
イに電力を供給して予備加熱トレイ自身の温度補償を行
う必要がある。上記画像形成装置では、前記転写定着装
置の加熱手段を駆動するための電力が使用されていない
ときに、前記予備加熱トレイの加熱手段を駆動するため
の通電を行うよう電流が制御されている。このため、使
用する最大電力は小さく抑えられるとともに、予備加熱
トレイ自身の温度補償を行い、次々に送り込まれる記録
媒体を所定の温度に加熱することができる。
熱トレイに次々に送り込まれる記録媒体を加熱するた
め、予備加熱トレイ自体の温度低下を防いで一定の温度
を維持しなくてはならない。このため、該予備加熱トレ
イに電力を供給して予備加熱トレイ自身の温度補償を行
う必要がある。上記画像形成装置では、前記転写定着装
置の加熱手段を駆動するための電力が使用されていない
ときに、前記予備加熱トレイの加熱手段を駆動するため
の通電を行うよう電流が制御されている。このため、使
用する最大電力は小さく抑えられるとともに、予備加熱
トレイ自身の温度補償を行い、次々に送り込まれる記録
媒体を所定の温度に加熱することができる。
【0016】請求項4に係る発明は、 請求項1に記載
の画像形成装置において、 前記中間転写体に当接され
る部材が備える加熱手段に必要電力を供給し、あらかじ
め定められた許容最大電力に対する余剰電力を、前記予
備加熱トレイの加熱手段に供給するように供給電力を制
御する電流制御装置を有するものとする。
の画像形成装置において、 前記中間転写体に当接され
る部材が備える加熱手段に必要電力を供給し、あらかじ
め定められた許容最大電力に対する余剰電力を、前記予
備加熱トレイの加熱手段に供給するように供給電力を制
御する電流制御装置を有するものとする。
【0017】上記画像形成装置では、転写定着装置等で
必要な電力の余剰電力を前記予備加熱トレイの加熱手段
に供給するよう通電が制御されているので、転写定着装
置等の加熱手段に電力が供給されているときでも、許容
最大電力を超過することなく、該予備加熱トレイへの熱
供給が行われ、予備加熱トレイの温度補償を行うことが
できる。なお、中間転写体に当接される部材は、転写定
着装置が有する加熱手段の他、中間転写体を予備加熱す
る装置、中間転写体に残留するトナーを溶融して除去す
るクリーニング装置等をを含むものである。
必要な電力の余剰電力を前記予備加熱トレイの加熱手段
に供給するよう通電が制御されているので、転写定着装
置等の加熱手段に電力が供給されているときでも、許容
最大電力を超過することなく、該予備加熱トレイへの熱
供給が行われ、予備加熱トレイの温度補償を行うことが
できる。なお、中間転写体に当接される部材は、転写定
着装置が有する加熱手段の他、中間転写体を予備加熱す
る装置、中間転写体に残留するトナーを溶融して除去す
るクリーニング装置等をを含むものである。
【0018】請求項5に係る発明は、 請求項1に記載
の画像形成装置において、 前記記録媒体として、表面
に熱可塑性樹脂層を有する記録紙を用い、 前記予備加
熱トレイ内の記録媒体と接触する部材の温度が、前記熱
可塑性樹脂の溶融温度以下に維持されるように、該予備
加熱トレイの加熱手段への通電を制御する電流制御装置
を有するものとする。
の画像形成装置において、 前記記録媒体として、表面
に熱可塑性樹脂層を有する記録紙を用い、 前記予備加
熱トレイ内の記録媒体と接触する部材の温度が、前記熱
可塑性樹脂の溶融温度以下に維持されるように、該予備
加熱トレイの加熱手段への通電を制御する電流制御装置
を有するものとする。
【0019】上記予備加熱トレイで熱可塑性樹脂の溶融
温度以下に加熱された記録紙は、転写定着部においてト
ナー像と共に加熱加圧され、溶融したトナー像が溶融し
た熱可塑性樹脂に埋め込まれるように融着して平滑な面
となり、光沢のある画像となる。また、上記予備加熱ト
レイは、該記録紙と接触して加熱する部材の温度が、熱
可塑性樹脂の溶融温度以下に維持されるように通電が制
御されているので、予備加熱トレイ内で記録紙の熱可塑
性樹脂層が融解することはなく、該記録紙を転写定着装
置に搬入する際に搬送部材等に接触して搬送不良を起こ
すことがない。
温度以下に加熱された記録紙は、転写定着部においてト
ナー像と共に加熱加圧され、溶融したトナー像が溶融し
た熱可塑性樹脂に埋め込まれるように融着して平滑な面
となり、光沢のある画像となる。また、上記予備加熱ト
レイは、該記録紙と接触して加熱する部材の温度が、熱
可塑性樹脂の溶融温度以下に維持されるように通電が制
御されているので、予備加熱トレイ内で記録紙の熱可塑
性樹脂層が融解することはなく、該記録紙を転写定着装
置に搬入する際に搬送部材等に接触して搬送不良を起こ
すことがない。
【0020】請求項6に係る発明は、 請求項1に記載
の画像形成装置において、 前記予備加熱トレイは、蓄
熱板を備えるか、又は加熱手段が蓄熱板を兼ねる発熱体
であるものとする。
の画像形成装置において、 前記予備加熱トレイは、蓄
熱板を備えるか、又は加熱手段が蓄熱板を兼ねる発熱体
であるものとする。
【0021】上記画像形成装置では、上記予備加熱トレ
イが蓄熱板を備えるか、又は加熱手段が蓄熱板を兼ねる
発熱体であるため、余剰電力があるときに通電して加熱
手段を所定の温度まで加熱すると、その熱を蓄えて加熱
トレイ自体の温度低下を防ぐことができる。このため、
予備加熱トレイの温度の変動が緩やかとなり、温度補償
を容易に行うことが可能となる。
イが蓄熱板を備えるか、又は加熱手段が蓄熱板を兼ねる
発熱体であるため、余剰電力があるときに通電して加熱
手段を所定の温度まで加熱すると、その熱を蓄えて加熱
トレイ自体の温度低下を防ぐことができる。このため、
予備加熱トレイの温度の変動が緩やかとなり、温度補償
を容易に行うことが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本願に係る発明の実施の
形態を図に基づいて説明する。図1は、請求項1から請
求項6に係る発明の一実施形態である画像形成装置を示
す概略構成図である。この画像形成装置は、周面が周回
可能に支持された無端ベルト状の中間転写体6を備えて
おり、この中間転写体6と対向する位置に、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する4つ
の画像形成ユニット1a、1b、1c、1dが配設され
ている。
形態を図に基づいて説明する。図1は、請求項1から請
求項6に係る発明の一実施形態である画像形成装置を示
す概略構成図である。この画像形成装置は、周面が周回
可能に支持された無端ベルト状の中間転写体6を備えて
おり、この中間転写体6と対向する位置に、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する4つ
の画像形成ユニット1a、1b、1c、1dが配設され
ている。
【0023】各画像形成ユニット1a、1b、1c、1
dは、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム2a、
2b、2c、2dを有しており、各感光体ドラムの周囲
に、この感光体ドラムの表面をそれぞれほぼ一様に帯電
する帯電装置3a、3b、3c、3dと、各感光体ドラ
ム表面にレーザー光を走査して静電潜像の書き込みを行
う光走査装置4と、感光体ドラム上に形成された各潜像
にイエロー、マゼンタ、シアン又はブラックのトナーを
転移させてトナー像を形成する現像装置5a、5b、5
c、5dと、各感光体ドラム上のトナー像を中間転写体
6上に一次転写する転写帯電器7a、7b、7c、7d
とを備えている。
dは、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム2a、
2b、2c、2dを有しており、各感光体ドラムの周囲
に、この感光体ドラムの表面をそれぞれほぼ一様に帯電
する帯電装置3a、3b、3c、3dと、各感光体ドラ
ム表面にレーザー光を走査して静電潜像の書き込みを行
う光走査装置4と、感光体ドラム上に形成された各潜像
にイエロー、マゼンタ、シアン又はブラックのトナーを
転移させてトナー像を形成する現像装置5a、5b、5
c、5dと、各感光体ドラム上のトナー像を中間転写体
6上に一次転写する転写帯電器7a、7b、7c、7d
とを備えている。
【0024】上記中間転写体6の内側には、支持ロール
8a、8b、8c、8dと剥離部ロール9及び加熱ロー
ル10が設けられ、該中間転写体6の外周面にはクリー
ニングロール11が押圧され、中間転写体6はこれら各
ロールに張架されて図中に示す矢印Aの方向に周回駆動
される。また、記録紙Pと中間転写体6とを圧接させる
ため、該加熱ロール10と中間転写体6を介して対向す
る位置に、記録紙Pを加熱押圧する押圧ロール12が配
設されている。
8a、8b、8c、8dと剥離部ロール9及び加熱ロー
ル10が設けられ、該中間転写体6の外周面にはクリー
ニングロール11が押圧され、中間転写体6はこれら各
ロールに張架されて図中に示す矢印Aの方向に周回駆動
される。また、記録紙Pと中間転写体6とを圧接させる
ため、該加熱ロール10と中間転写体6を介して対向す
る位置に、記録紙Pを加熱押圧する押圧ロール12が配
設されている。
【0025】さらに、上記中間転写体6の周回方向にお
ける上記加熱ロール10の上流側には、中間転写体6の
裏面側に沿って加熱板13が設けられており、該加熱板
13に備えられた面状ヒータが中間転写体6上のトナー
像を加熱するようになっている。
ける上記加熱ロール10の上流側には、中間転写体6の
裏面側に沿って加熱板13が設けられており、該加熱板
13に備えられた面状ヒータが中間転写体6上のトナー
像を加熱するようになっている。
【0026】また、上記中間転写体6の周内には、転写
定着後の記録紙を冷却するためのヒートパイプ式熱交換
器14が設けられている。該ヒートパイプ式熱交換器1
4の受熱部が該中間転写体6の周回方向における上記加
熱ロール10の下流側に、放熱部が上流側に当接されて
おり、加熱された記録紙が有する熱を有効に利用するよ
うになっている。
定着後の記録紙を冷却するためのヒートパイプ式熱交換
器14が設けられている。該ヒートパイプ式熱交換器1
4の受熱部が該中間転写体6の周回方向における上記加
熱ロール10の下流側に、放熱部が上流側に当接されて
おり、加熱された記録紙が有する熱を有効に利用するよ
うになっている。
【0027】装置内にはさらに、記録紙Pを収容する用
紙トレイ15と、この用紙トレイ15から記録紙Pを一
枚ずつ送り出すフィードロール16と、記録紙Pを予備
加熱するための予備加熱トレイ17と、上記予備加熱ト
レイ17及び転写定着部の各加熱手段への電力供給を制
御する電力供給制御装置19が備えられている。
紙トレイ15と、この用紙トレイ15から記録紙Pを一
枚ずつ送り出すフィードロール16と、記録紙Pを予備
加熱するための予備加熱トレイ17と、上記予備加熱ト
レイ17及び転写定着部の各加熱手段への電力供給を制
御する電力供給制御装置19が備えられている。
【0028】また、上記中間転写体6の周回方向におけ
る上記剥離部ロール9の下流側には、搬送ベルト20が
二つのロールに張架されており、トナー像が転写・定着
された記録紙を排紙トレイ21に排出するようになって
いる。
る上記剥離部ロール9の下流側には、搬送ベルト20が
二つのロールに張架されており、トナー像が転写・定着
された記録紙を排紙トレイ21に排出するようになって
いる。
【0029】以下に、本実施形態を構成している各構成
要素について、より詳しい説明を加える。上記感光体ド
ラム2a、2b、2c、2dは、ドラム表面にSe、a-S
i、a-SiC、CdS 等の各種無機感光体層を有するもの、又
は各種有機感光体層を有するものを用いることができ
る。
要素について、より詳しい説明を加える。上記感光体ド
ラム2a、2b、2c、2dは、ドラム表面にSe、a-S
i、a-SiC、CdS 等の各種無機感光体層を有するもの、又
は各種有機感光体層を有するものを用いることができ
る。
【0030】上記帯電装置3a、3b、3c、3dは、
グリッドと電極ワイヤとを備えるコロナ放電器であり、
電極ワイヤに高電圧を印加するとともにグリッドに所定
の電圧を印加し、上記各感光体ドラムとの間でコロナ放
電を発生させて各感光体ドラムの表面を一様に帯電する
ものである。
グリッドと電極ワイヤとを備えるコロナ放電器であり、
電極ワイヤに高電圧を印加するとともにグリッドに所定
の電圧を印加し、上記各感光体ドラムとの間でコロナ放
電を発生させて各感光体ドラムの表面を一様に帯電する
ものである。
【0031】上記光走査装置4は、画像信号に基づいて
レーザー光を照射し、これをポリゴンミラーによって各
感光体ドラムの主走査方向にスキャンするものであり、
これにより各感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する
ものである。
レーザー光を照射し、これをポリゴンミラーによって各
感光体ドラムの主走査方向にスキャンするものであり、
これにより各感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する
ものである。
【0032】上記現像装置5a、5b、5c、5dは、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれのト
ナーを収容した現像器が、各感光体ドラムと順次、近接
・対向するようになっており、各色に対応した潜像にト
ナーを転移して可視像を形成するものである。
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれのト
ナーを収容した現像器が、各感光体ドラムと順次、近接
・対向するようになっており、各色に対応した潜像にト
ナーを転移して可視像を形成するものである。
【0033】ベルト状の上記中間転写体6は、ベース層
と表面層とを有し、ベース層はカーボンブラックを添加
した耐熱性ポリイミドフィルムを用いている。表面層
は、トナー像を中間転写体5から記録紙Pへ転写させる
ときに、トナー像を挟んで中間転写体5と記録紙Pとを
良好に密着させるために、ゴム硬度40度、厚さ50μmの
シリコーン共重合体を用いている。
と表面層とを有し、ベース層はカーボンブラックを添加
した耐熱性ポリイミドフィルムを用いている。表面層
は、トナー像を中間転写体5から記録紙Pへ転写させる
ときに、トナー像を挟んで中間転写体5と記録紙Pとを
良好に密着させるために、ゴム硬度40度、厚さ50μmの
シリコーン共重合体を用いている。
【0034】上記転写帯電記7a、7b、7c、7d
は、各感光体ドラム上のトナー像が効率よく中間転写体
6へ転移するように、中間転写体6の裏面に電荷を付与
するコロナ放電器である。
は、各感光体ドラム上のトナー像が効率よく中間転写体
6へ転移するように、中間転写体6の裏面に電荷を付与
するコロナ放電器である。
【0035】上記加熱ロール10は、熱伝導率の高い金
属製の円筒状芯金の内部にハロゲンランプなどの加熱源
を有しており、該加熱ロール10自身をトナーの溶融温
度以上の185℃に加熱し、上記中間転写体6を介して中
間転写体6に担持されたトナー像及び記録紙Pを加熱す
る。また、該加熱ロール10と中間転写体6との密着性
を高めるために、加熱ロール10の周面上にゴム状の弾
性層を設けている。
属製の円筒状芯金の内部にハロゲンランプなどの加熱源
を有しており、該加熱ロール10自身をトナーの溶融温
度以上の185℃に加熱し、上記中間転写体6を介して中
間転写体6に担持されたトナー像及び記録紙Pを加熱す
る。また、該加熱ロール10と中間転写体6との密着性
を高めるために、加熱ロール10の周面上にゴム状の弾
性層を設けている。
【0036】上記押圧ロール12は、上記中間転写体6
を介して上記加熱ロール10に荷重7.2kg/cm2で圧接さ
れ、記録紙Pとトナー像とを圧着するもので、加熱ロー
ル10と同様に加熱源を有しており、押圧ロール12自
身をトナーの溶融温度未満の95℃に加熱し、該中間転写
体6に担持されたトナー像及び記録紙Pを記録紙Pの裏
面から加熱する。また、加熱ロール10と同様にロール
表面にゴム状の弾性層を設けている。
を介して上記加熱ロール10に荷重7.2kg/cm2で圧接さ
れ、記録紙Pとトナー像とを圧着するもので、加熱ロー
ル10と同様に加熱源を有しており、押圧ロール12自
身をトナーの溶融温度未満の95℃に加熱し、該中間転写
体6に担持されたトナー像及び記録紙Pを記録紙Pの裏
面から加熱する。また、加熱ロール10と同様にロール
表面にゴム状の弾性層を設けている。
【0037】上記加熱板13は、アルミニウム製の接触
板の裏に、面上ヒータとしてシリコーンラバーヒータを
つけたものを使用しており、接触板はトナーの溶融温度
以上の185℃に加熱される。シリコーンラバーヒータは
通電発熱体をシリコーンラバーで覆ったものであり、シ
リコーンラバー厚はできるだけ薄くして、通電発熱体か
ら接触板への熱抵抗を小さくし、効率的に加熱するよう
にしている。
板の裏に、面上ヒータとしてシリコーンラバーヒータを
つけたものを使用しており、接触板はトナーの溶融温度
以上の185℃に加熱される。シリコーンラバーヒータは
通電発熱体をシリコーンラバーで覆ったものであり、シ
リコーンラバー厚はできるだけ薄くして、通電発熱体か
ら接触板への熱抵抗を小さくし、効率的に加熱するよう
にしている。
【0038】上記ヒートパイプ式熱交換器14は、高温
の部材に当接するように並列に配列された複数の金属部
材からなる受熱部と、低温の部材に当接するように並列
に配列された放熱部と、受熱部と放熱部のそれぞれの金
属部材に固着されるとともに環状に閉じた形状となった
複数のヒートパイプとで構成されており、上記中間転写
体6から剥離される際の記録紙Pの表面温度が70℃以下
となるよう設定されている。上記受熱部及び上記放熱部
には熱伝導性が良好なアルミニウムや銅又はこれらを含
む合金等を用いることができ、上記ヒートパイプには銅
又はこれらを含む合金等の管材を用いることができる。
の部材に当接するように並列に配列された複数の金属部
材からなる受熱部と、低温の部材に当接するように並列
に配列された放熱部と、受熱部と放熱部のそれぞれの金
属部材に固着されるとともに環状に閉じた形状となった
複数のヒートパイプとで構成されており、上記中間転写
体6から剥離される際の記録紙Pの表面温度が70℃以下
となるよう設定されている。上記受熱部及び上記放熱部
には熱伝導性が良好なアルミニウムや銅又はこれらを含
む合金等を用いることができ、上記ヒートパイプには銅
又はこれらを含む合金等の管材を用いることができる。
【0039】上記予備加熱トレイ17は、図2に示すよ
うに、転写定着部の上流側近傍にあり、外周を断熱部材
22に覆われ、転写定着部に搬送するまでの記録紙Pの
温度低下および予備加熱トレイ17内の温度低下が少な
くなるよう構成されている。内部は数段に仕切られて多
層構造となっており、各トレイの上面又は下面には記録
紙Pを加熱するためのヒータ23を有し、各トレイに
は、用紙トレイから送り込まれた記録紙Pを各トレイに
振り分けるためのトレイ選別つめ24と、記録紙Pをト
レイ内で移動させるための送り出しスターロール25
と、記録紙Pを転写定着部へ送り込むための送り込みシ
ュート26とを有する。
うに、転写定着部の上流側近傍にあり、外周を断熱部材
22に覆われ、転写定着部に搬送するまでの記録紙Pの
温度低下および予備加熱トレイ17内の温度低下が少な
くなるよう構成されている。内部は数段に仕切られて多
層構造となっており、各トレイの上面又は下面には記録
紙Pを加熱するためのヒータ23を有し、各トレイに
は、用紙トレイから送り込まれた記録紙Pを各トレイに
振り分けるためのトレイ選別つめ24と、記録紙Pをト
レイ内で移動させるための送り出しスターロール25
と、記録紙Pを転写定着部へ送り込むための送り込みシ
ュート26とを有する。
【0040】上記断熱部材22は、熱容量の大きい発泡
セラミック又は発泡セラミックの間に発泡ポリウレタン
を配したものを用いており、ヒータ23との接触面以外
は比較的耐熱性の低い発泡樹脂を使用することがでる。
セラミック又は発泡セラミックの間に発泡ポリウレタン
を配したものを用いており、ヒータ23との接触面以外
は比較的耐熱性の低い発泡樹脂を使用することがでる。
【0041】上記ヒータ23は、二枚のアルミニウム板
の間にラバーヒータを挟みこんだものである。なお、ト
レイ間を仕切る面でヒータが配置されていない面には蓄
熱性を考慮して厚手のアルミニウム板を配している。
の間にラバーヒータを挟みこんだものである。なお、ト
レイ間を仕切る面でヒータが配置されていない面には蓄
熱性を考慮して厚手のアルミニウム板を配している。
【0042】上記電力供給制御装置19は、図3に示す
ように動作制御装置31と、2つの電力監視モニタ32
a、32bと、2つの電流制御装置33a、33bとで
主要部が構成されており、動作制御装置31の記憶部に
は、電力供給LUT(参照テーブル)が記憶されてい
る。
ように動作制御装置31と、2つの電力監視モニタ32
a、32bと、2つの電流制御装置33a、33bとで
主要部が構成されており、動作制御装置31の記憶部に
は、電力供給LUT(参照テーブル)が記憶されてい
る。
【0043】上記電流制御装置33aは、動作制御装置
31からの信号に基づいて、加熱ロール10、押圧ロー
ル12、加熱板13、クリーニングロール11の加熱手
段へそれぞれ供給する電流を調整するものである。ま
た、電流制御装置33bも、動作制御装置31からの信
号に基づいて予備加熱トレイ17が有する3つの蓄熱ヒ
ータ23a、23b、23cへ供給する電流を調整する
ようになっている。上記電力監視モニタ32a、32b
は、上記電流制御装置33a、33bを介して各加熱手
段に供給される電力を検知し、動作制御装置へ検出値を
出力するようになっている。上記動作制御装置31は、
電力監視モニタ32a、32bの検出値を参照するとと
もに、電力供給LUTに基づいて、各加熱手段へ供給す
る電流値を決定し、電流制御装置33a、33bに制御
信号を出力するようになっている。このとき、加熱ロー
ル10、押圧ロール12、加熱板13、クリーニングロ
ール11は、中間転写体上のトナー像の通過時とタイミ
ングを合わせて加熱する必要があり、これらを優先して
電流を供給するとともに、使用最大電力量が許容値を超
えないように制御を行う。そして、予備加熱トレイ17
の蓄熱ヒータ23へは許容値に対する余剰電力を用いて
電流を供給するように設定されており、これにより、予
備加熱トレイ17内の温度をほぼ一定に維持するものと
なっている。
31からの信号に基づいて、加熱ロール10、押圧ロー
ル12、加熱板13、クリーニングロール11の加熱手
段へそれぞれ供給する電流を調整するものである。ま
た、電流制御装置33bも、動作制御装置31からの信
号に基づいて予備加熱トレイ17が有する3つの蓄熱ヒ
ータ23a、23b、23cへ供給する電流を調整する
ようになっている。上記電力監視モニタ32a、32b
は、上記電流制御装置33a、33bを介して各加熱手
段に供給される電力を検知し、動作制御装置へ検出値を
出力するようになっている。上記動作制御装置31は、
電力監視モニタ32a、32bの検出値を参照するとと
もに、電力供給LUTに基づいて、各加熱手段へ供給す
る電流値を決定し、電流制御装置33a、33bに制御
信号を出力するようになっている。このとき、加熱ロー
ル10、押圧ロール12、加熱板13、クリーニングロ
ール11は、中間転写体上のトナー像の通過時とタイミ
ングを合わせて加熱する必要があり、これらを優先して
電流を供給するとともに、使用最大電力量が許容値を超
えないように制御を行う。そして、予備加熱トレイ17
の蓄熱ヒータ23へは許容値に対する余剰電力を用いて
電流を供給するように設定されており、これにより、予
備加熱トレイ17内の温度をほぼ一定に維持するものと
なっている。
【0044】上記画像形成装置で用いる記録紙Pとして
は、図4に示したように、印刷用コート紙、アート紙、
キャスコート紙などの表面を平滑にした媒体を基材41
に使用し、その表面に熱可塑性のポリエステル系樹脂か
らなる透明樹脂層42を設けたものを使用する。また、
図5に示すようにコート紙、アート紙等である基材51
の表裏面にポリエチレン系樹脂層52を設け、その上に
透明熱可塑性樹脂からなる受像層53を設けた記録紙を
使用してもよい。
は、図4に示したように、印刷用コート紙、アート紙、
キャスコート紙などの表面を平滑にした媒体を基材41
に使用し、その表面に熱可塑性のポリエステル系樹脂か
らなる透明樹脂層42を設けたものを使用する。また、
図5に示すようにコート紙、アート紙等である基材51
の表裏面にポリエチレン系樹脂層52を設け、その上に
透明熱可塑性樹脂からなる受像層53を設けた記録紙を
使用してもよい。
【0045】なお、上記画像形成装置で用いられるトナ
ーは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色素を
含有した熱可塑性のバインダで構成され、公知の材料に
よって形成することができる。この実施形態では、ポリ
エステル負帯電トナーを用いている。
ーは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色素を
含有した熱可塑性のバインダで構成され、公知の材料に
よって形成することができる。この実施形態では、ポリ
エステル負帯電トナーを用いている。
【0046】次に、上記画像形成装置の動作について説
明する。ベルト状の中間転写体6の周辺に配置された各
画像形成ユニット1a、1b、1c、1d内で、感光体
ドラム2a、2b、2c、2dがそれぞれ帯電装置3
a、3b、3c、3dによりほぼ一様に帯電される。そ
の後、画像信号に応じてオンオフされる光走査装置4に
よって露光され、静電潜像が形成される。
明する。ベルト状の中間転写体6の周辺に配置された各
画像形成ユニット1a、1b、1c、1d内で、感光体
ドラム2a、2b、2c、2dがそれぞれ帯電装置3
a、3b、3c、3dによりほぼ一様に帯電される。そ
の後、画像信号に応じてオンオフされる光走査装置4に
よって露光され、静電潜像が形成される。
【0047】各感光体ドラム2a、2b、2c、2d上
の静電潜像は、それぞれ、黒、イエロー、マゼンタ、シ
アン色のトナーが入った現像装置5a、5b、5c、5
dにより現像され、面積変調により濃度を表現する、い
わゆるディジタル画像が各感光体ドラム2a、2b、2
c、2d上にトナー像として形成される。この各色トナ
ー像は、順次、転写帯電器7a、7b、7c、7dによ
り中間転写体6上へ重ね合わせて転写され、中間転写体
6上にフルカラーのトナー像が形成される。中間転写体
6上に形成されたトナー像は、中間転写体6が加熱板1
3と対向する位置を通過する際に加熱され、溶融する。
の静電潜像は、それぞれ、黒、イエロー、マゼンタ、シ
アン色のトナーが入った現像装置5a、5b、5c、5
dにより現像され、面積変調により濃度を表現する、い
わゆるディジタル画像が各感光体ドラム2a、2b、2
c、2d上にトナー像として形成される。この各色トナ
ー像は、順次、転写帯電器7a、7b、7c、7dによ
り中間転写体6上へ重ね合わせて転写され、中間転写体
6上にフルカラーのトナー像が形成される。中間転写体
6上に形成されたトナー像は、中間転写体6が加熱板1
3と対向する位置を通過する際に加熱され、溶融する。
【0048】一方、用紙トレイ15からフィードロール
16によって記録紙Pが一枚ずつ取り出され、該記録紙
Pは予備加熱トレイ17に搬入されて、所定の温度まで
加熱された後、送り込みシュート26によって転写定着
部に搬送される。この記録紙Pの搬送にともない、中間
転写体6に対向する押圧ロール12が加熱ロール10に
圧接される。その後、前記複数色のトナー像を保持した
中間転写体6と記録紙Pとが重ね合わされ、加熱ロール
10と押圧ロール12とのニップ部を通過し、加熱及び
加圧される。このとき記録紙Pは予備加熱されているた
め、溶融温度以上に加熱されたトナーと当接されて更に
加熱されることにより、記録紙Pの表面樹脂層は十分に
軟化、溶融する。そして、溶融したトナー像は該記録紙
Pの表面樹脂層に埋め込まれるように融着される。
16によって記録紙Pが一枚ずつ取り出され、該記録紙
Pは予備加熱トレイ17に搬入されて、所定の温度まで
加熱された後、送り込みシュート26によって転写定着
部に搬送される。この記録紙Pの搬送にともない、中間
転写体6に対向する押圧ロール12が加熱ロール10に
圧接される。その後、前記複数色のトナー像を保持した
中間転写体6と記録紙Pとが重ね合わされ、加熱ロール
10と押圧ロール12とのニップ部を通過し、加熱及び
加圧される。このとき記録紙Pは予備加熱されているた
め、溶融温度以上に加熱されたトナーと当接されて更に
加熱されることにより、記録紙Pの表面樹脂層は十分に
軟化、溶融する。そして、溶融したトナー像は該記録紙
Pの表面樹脂層に埋め込まれるように融着される。
【0049】このトナー像は、中間転写体6と記録紙P
との間で、双方に密着された状態で搬送され、溶融温度
以下に冷却されることで凝集固化して記録紙Pとの間に
強い接着力が生じる。その結果、曲率半径の小さな剥離
部ロール9が配置された位置において、中間転写体6が
大きな曲率で曲げ回されると、記録紙Pが、それ自体の
剛性によって中間転写体6からトナーとともに分離さ
れ、オフセットを生じることなく記録紙P上に定着され
た画像が形成される。また、中間転写体表面形状になら
って凝集固化するため、記録紙Pは平滑な表面となり、
光沢のある画像となる。
との間で、双方に密着された状態で搬送され、溶融温度
以下に冷却されることで凝集固化して記録紙Pとの間に
強い接着力が生じる。その結果、曲率半径の小さな剥離
部ロール9が配置された位置において、中間転写体6が
大きな曲率で曲げ回されると、記録紙Pが、それ自体の
剛性によって中間転写体6からトナーとともに分離さ
れ、オフセットを生じることなく記録紙P上に定着され
た画像が形成される。また、中間転写体表面形状になら
って凝集固化するため、記録紙Pは平滑な表面となり、
光沢のある画像となる。
【0050】次に、上記予備加熱トレイ17の動作につ
いて図6に基づいて説明する。図6は、4段のトレイを
有する上記予備加熱トレイ17へ記録紙を搬入、加熱及
び搬出するときのタイミングチャートの例を示したもの
である。先ず、プリントプロセス前に、4枚目までの記
録紙が用紙トレイ15からフィードロール16によって
順次搬送され、予備加熱トレイ17の入り口に設けられ
た選別つめ24に誘導されて各トレイに搬入される。該
予備加熱トレイ17内は記録紙の温度が熱可塑性樹脂の
溶融温度に達しない程度まで加熱されており、各トレイ
に収容された該記録紙は加熱されて昇温する。そして、
1枚目の記録紙が所定の温度に達したら、送り出しスタ
ーロール25が回転駆動して、1枚目の記録紙は送り込
みシュート26に搬送され、転写定着部に搬入される。
そして、該記録紙が転写定着部を通過した後、すでに所
定の温度に達している2枚目の記録紙が転写定着部に搬
入される。また、1枚目の記録紙が搬出されると同時
に、1枚目の記録紙が収容されていたトレイに直ちに5
枚目の記録紙が搬入され、4枚目の記録紙が転写定着部
を通過するまでの間加熱される。なお、A4の記録紙を
80mm/sのプロセス速度で横向きに搬送した場合、5枚目
以降の加熱時間は9.75secとなる。
いて図6に基づいて説明する。図6は、4段のトレイを
有する上記予備加熱トレイ17へ記録紙を搬入、加熱及
び搬出するときのタイミングチャートの例を示したもの
である。先ず、プリントプロセス前に、4枚目までの記
録紙が用紙トレイ15からフィードロール16によって
順次搬送され、予備加熱トレイ17の入り口に設けられ
た選別つめ24に誘導されて各トレイに搬入される。該
予備加熱トレイ17内は記録紙の温度が熱可塑性樹脂の
溶融温度に達しない程度まで加熱されており、各トレイ
に収容された該記録紙は加熱されて昇温する。そして、
1枚目の記録紙が所定の温度に達したら、送り出しスタ
ーロール25が回転駆動して、1枚目の記録紙は送り込
みシュート26に搬送され、転写定着部に搬入される。
そして、該記録紙が転写定着部を通過した後、すでに所
定の温度に達している2枚目の記録紙が転写定着部に搬
入される。また、1枚目の記録紙が搬出されると同時
に、1枚目の記録紙が収容されていたトレイに直ちに5
枚目の記録紙が搬入され、4枚目の記録紙が転写定着部
を通過するまでの間加熱される。なお、A4の記録紙を
80mm/sのプロセス速度で横向きに搬送した場合、5枚目
以降の加熱時間は9.75secとなる。
【0051】以上の動作をくり返すことにより、上記予
備加熱トレイ17内には常に複数の記録紙が収容されて
該記録紙は転写定着部に搬送されるまでに十分な加熱時
間を確保することができるため、所定の温度に加熱され
た記録紙を連続的に転写定着部に搬送することができ
る。そして、このとき記録紙の温度は表面の熱可塑性樹
脂の溶融温度以下であるため、該熱可塑性樹脂が融解し
て搬送不良を生じることはない。また、予備加熱トレイ
17内で搬送される時にスターロール25により記録紙
に傷がつくことがあるが、転写定着部で加熱される際に
該表面樹脂層は融解して平滑な面となるため、商品の欠
陥とはならない。
備加熱トレイ17内には常に複数の記録紙が収容されて
該記録紙は転写定着部に搬送されるまでに十分な加熱時
間を確保することができるため、所定の温度に加熱され
た記録紙を連続的に転写定着部に搬送することができ
る。そして、このとき記録紙の温度は表面の熱可塑性樹
脂の溶融温度以下であるため、該熱可塑性樹脂が融解し
て搬送不良を生じることはない。また、予備加熱トレイ
17内で搬送される時にスターロール25により記録紙
に傷がつくことがあるが、転写定着部で加熱される際に
該表面樹脂層は融解して平滑な面となるため、商品の欠
陥とはならない。
【0052】上記予備加熱トレイ17への電力供給は、
転写及び定着を行うための他の加熱手段への電力供給と
併せて、電力供給制御装置19によって制御され、例え
ば図7に示すようなタイミングでON/OFF制御が行
われる。画像形成装置の動作開始時には、予備加熱トレ
イ17、加熱ロール10、押圧ロール12、加熱板13
及びクリーニングロール11を所定の温度まで上昇させ
るための予備加熱が行われる。しかし、これらの構成に
おける使用電力量の合計は、許容最大電力量より大きく
なるため、同時に給電することはできず、使用電力量が
許容最大電力量以下となるように制御される。つまり本
例では、まず加熱ロール10、押圧ロール12及び加熱
板13に給電され(プロセス加熱時間)、所定の温度に
到達した後、これらはOFF状態として予備加熱トレイ
17に給電される(予備加熱トレイ加熱時間)。このと
き上記加熱ロール10と押圧ロール12との使用電力量
の合計は200Wであり、加熱板13及びクリーニング
ロール11の使用電力量もそれぞれ200Wである。そ
して予備加熱トレイ17の使用電力量は600Wとなっ
ているので、使用電力量の合計は許容最大電力である6
00W以内に維持される。
転写及び定着を行うための他の加熱手段への電力供給と
併せて、電力供給制御装置19によって制御され、例え
ば図7に示すようなタイミングでON/OFF制御が行
われる。画像形成装置の動作開始時には、予備加熱トレ
イ17、加熱ロール10、押圧ロール12、加熱板13
及びクリーニングロール11を所定の温度まで上昇させ
るための予備加熱が行われる。しかし、これらの構成に
おける使用電力量の合計は、許容最大電力量より大きく
なるため、同時に給電することはできず、使用電力量が
許容最大電力量以下となるように制御される。つまり本
例では、まず加熱ロール10、押圧ロール12及び加熱
板13に給電され(プロセス加熱時間)、所定の温度に
到達した後、これらはOFF状態として予備加熱トレイ
17に給電される(予備加熱トレイ加熱時間)。このと
き上記加熱ロール10と押圧ロール12との使用電力量
の合計は200Wであり、加熱板13及びクリーニング
ロール11の使用電力量もそれぞれ200Wである。そ
して予備加熱トレイ17の使用電力量は600Wとなっ
ているので、使用電力量の合計は許容最大電力である6
00W以内に維持される。
【0053】予備加熱トレイ17における蓄熱ヒータ2
3の温度がほぼ所定値となると、加熱ロール10、押圧
ロール12及び加熱板13にも断続的に給電されるとと
もに、これらのいずれかに給電されているときには予備
加熱トレイ17への給電をOFF状態としながら、いず
れもが所定温度となるように制御される。そして、中間
転写体上にトナー像が担持され搬送されてくると、加熱
ロール10、押圧ロール12及び加熱板13に優先的に
電力が供給され、これらの部材が必要な温度に維持され
る。
3の温度がほぼ所定値となると、加熱ロール10、押圧
ロール12及び加熱板13にも断続的に給電されるとと
もに、これらのいずれかに給電されているときには予備
加熱トレイ17への給電をOFF状態としながら、いず
れもが所定温度となるように制御される。そして、中間
転写体上にトナー像が担持され搬送されてくると、加熱
ロール10、押圧ロール12及び加熱板13に優先的に
電力が供給され、これらの部材が必要な温度に維持され
る。
【0054】また、加熱ロール10等の温度が上昇する
と断続的に給電をOFF状態として温度がほぼ一定とな
るように制御され、加熱ロール10、押圧ロール12、
加熱板13及びクリーニングロール11のいずれにも給
電されないタイミングで、予備加熱トレイ17の蓄熱ヒ
ータ23に給電され、予備加熱トレイ17内の温度がほ
ぼ一定に維持される。なお、上記予備加熱トレイ17は
3つの蓄熱ヒータ23を有し、上記例ではこれらに一斉
に給電するように制御されているが、これらの一つ一つ
に独立して給電することもできる。この場合には、加熱
ロール10等他の部分に給電されていても、蓄熱ヒータ
23の一つ又は二つに給電することができ、予備加熱ト
レイ17の温度をより確実に所定値に維持することが可
能となる。
と断続的に給電をOFF状態として温度がほぼ一定とな
るように制御され、加熱ロール10、押圧ロール12、
加熱板13及びクリーニングロール11のいずれにも給
電されないタイミングで、予備加熱トレイ17の蓄熱ヒ
ータ23に給電され、予備加熱トレイ17内の温度がほ
ぼ一定に維持される。なお、上記予備加熱トレイ17は
3つの蓄熱ヒータ23を有し、上記例ではこれらに一斉
に給電するように制御されているが、これらの一つ一つ
に独立して給電することもできる。この場合には、加熱
ロール10等他の部分に給電されていても、蓄熱ヒータ
23の一つ又は二つに給電することができ、予備加熱ト
レイ17の温度をより確実に所定値に維持することが可
能となる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明の画像形
成装置では、予備加熱トレイのヒータへの供給電力量と
転写定着装置の他の加熱手段への供給電力量との合計
が、転写定着装置で使用可能な許容最大電力量を超える
ことがないため、プリントプロセス全体で使用できる最
大電力量を超えることなく予備加熱トレイ内の温度をほ
ぼ一定に維持することができ、記録媒体を所定の温度に
予備加熱することができる。
成装置では、予備加熱トレイのヒータへの供給電力量と
転写定着装置の他の加熱手段への供給電力量との合計
が、転写定着装置で使用可能な許容最大電力量を超える
ことがないため、プリントプロセス全体で使用できる最
大電力量を超えることなく予備加熱トレイ内の温度をほ
ぼ一定に維持することができ、記録媒体を所定の温度に
予備加熱することができる。
【図1】本願発明の一実施形態である画像形成装置を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図2】図1に示す画像形成装置で用いられる予備加熱
トレイを示す概略構成図である。
トレイを示す概略構成図である。
【図3】図1に示す画像形成装置で用いられる電力制御
装置のブロック図である。
装置のブロック図である。
【図4】図1に示す画像形成装置で用いることができる
記録紙の拡大断面図である。
記録紙の拡大断面図である。
【図5】図1に示す画像形成装置で用いることができる
記録紙の他の例を示す拡大断面図である。
記録紙の他の例を示す拡大断面図である。
【図6】図2に示す予備加熱トレイへ記録紙を搬入、加
熱及び搬出するときのタイミングチャートである。
熱及び搬出するときのタイミングチャートである。
【図7】図1に示す画像形成装置における各部への電力
供給のタイミングを示す図である。
供給のタイミングを示す図である。
【図8】表面に熱可塑性樹脂層を有する記録紙へトナー
像が埋め込まれる状態の説明図である。
像が埋め込まれる状態の説明図である。
【図9】熱可塑性樹脂層を有する記録紙へトナー像が転
写された場合における光散乱の状態を示す概略図であ
る。
写された場合における光散乱の状態を示す概略図であ
る。
1a、1b、1c、1d 画像形成ユニット 2a、2b、2c、2d 感光体ドラム 3a、3b、3c、3d 帯電装置 4 光走査装置 5a、5b、5c、5d 現像装置 6 中間転写体 7a、7b、7c、7d 転写帯電器 8a、8b、8c、8d 支持ロール 9 剥離部ロール 10 加熱ロール 11 クリーニングロール 12 押圧ロール 13 加熱板 14 ヒートパイプ式熱交換
器 15 用紙トレイ 16 フィードロール 17 予備加熱トレイ 19 電力供給制御装置 20 搬送ベルト 21 排紙トレイ 22 断熱部材 23 蓄熱ヒータ 24 トレイ選別つめ 25 送り出しスターロール 26 送り込みシュート
器 15 用紙トレイ 16 フィードロール 17 予備加熱トレイ 19 電力供給制御装置 20 搬送ベルト 21 排紙トレイ 22 断熱部材 23 蓄熱ヒータ 24 トレイ選別つめ 25 送り出しスターロール 26 送り込みシュート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 浩一郎 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社 Fターム(参考) 2H027 DA11 DA34 EA11 EA16 ED16 ED24 ED25 EE01 EE05 EE10 ZA01 2H032 AA02 AA14 BA09 BA21 BA23 CA04 CA12 2H033 AA01 AA20 BA08 BA24 BA27 BA59 BB01 BB18 BB28 BE09 CA07 CA09 CA23 CA27 CA37 CA44 2H078 AA01 AA12 BB01 CC06 DD52 DD57 DD61 DD73
Claims (6)
- 【請求項1】 周面上に静電電位の差による潜像が形
成される像担持体と、 該像担持体にトナーを選択的に転移してトナー像を形成
する現像装置と、 複数の部材に張架され、周回駆動される無端ベルト状の
中間転写体と、 前記像担持体上のトナー像を前記中間転写体に転写する
一次転写装置と、 前記中間転写体上のトナー像を加熱する手段及び加圧す
る手段を備え、前記中間転写体に当接された記録媒体に
該トナー像を転写及び定着する転写定着装置と、 前記記録媒体を前記中間転写体に当接する前に静止した
状態で収容し、該記録媒体を加熱する手段を備える予備
加熱トレイとを有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記予備加熱トレイは多層構造となっ
ており、複数の記録媒体を分離して収容するものである
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記予備加熱トレイの加熱手段を駆動
するための通電を、前記転写定着装置のトナー像を加熱
する手段を駆動するための通電がOFF状態のときに行
なう電流制御装置を有することを特徴とする請求項1に
記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記中間転写体に当接される部材が備
える加熱手段に必要電力を供給し、あらかじめ定められ
た許容最大電力に対する余剰電力を、前記予備加熱トレ
イの加熱手段に供給するように供給電力を制御する電流
制御装置を有することを特徴とする請求項1に記載の画
像形成装置。 - 【請求項5】 前記記録媒体として、表面に熱可塑性
樹脂層を有する記録紙を用い、 前記予備加熱トレイ内の記録媒体と接触する部材の温度
が、前記熱可塑性樹脂の溶融温度以下に維持されるよう
に、該予備加熱トレイの加熱手段への通電を制御する電
流制御装置を有することを特徴とする請求項1に記載の
画像形成装置。 - 【請求項6】 前記予備加熱トレイは、蓄熱板を備え
るか、又は加熱手段が蓄熱板を兼ねる発熱体であること
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000257130A JP2002072701A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000257130A JP2002072701A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002072701A true JP2002072701A (ja) | 2002-03-12 |
Family
ID=18745644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000257130A Withdrawn JP2002072701A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002072701A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1443367B1 (en) * | 2003-01-31 | 2008-07-09 | Xerox Corporation | System and method of printer/copier active line current control |
| US7526242B2 (en) | 2005-09-16 | 2009-04-28 | Ricoh Company, Limited | Transferring apparatus and image forming apparatus |
-
2000
- 2000-08-28 JP JP2000257130A patent/JP2002072701A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1443367B1 (en) * | 2003-01-31 | 2008-07-09 | Xerox Corporation | System and method of printer/copier active line current control |
| US7526242B2 (en) | 2005-09-16 | 2009-04-28 | Ricoh Company, Limited | Transferring apparatus and image forming apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071106 |