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JP2002061778A - 冷媒輸送用ホース - Google Patents

冷媒輸送用ホース

Info

Publication number
JP2002061778A
JP2002061778A JP2000251173A JP2000251173A JP2002061778A JP 2002061778 A JP2002061778 A JP 2002061778A JP 2000251173 A JP2000251173 A JP 2000251173A JP 2000251173 A JP2000251173 A JP 2000251173A JP 2002061778 A JP2002061778 A JP 2002061778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
layer
refrigerant
hose
inner tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000251173A
Other languages
English (en)
Inventor
Takakazu Kushige
隆数 櫛笥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2000251173A priority Critical patent/JP2002061778A/ja
Publication of JP2002061778A publication Critical patent/JP2002061778A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリアミド等の合成樹脂からなるバリア層が
存在しないにもかかわらず、耐冷媒透過性に優れ、かつ
柔軟性に優れ、しかも加締め時のニップルへの接着剤塗
布を不要とし、さらにはコンプレッサの潤滑油に制約が
ない冷媒輸送用ホースを低コストにて提供する。 【解決手段】 内層側から、少なくとも内管ゴム層、補
強層および外被ゴム層を順次積層してなる冷媒輸送用ホ
ースであって、前記内管ゴム層が異なるゴムポリマーを
基材とする少なくとも2層の積層構造を有し、かつその
最内層が耐油性ゴムポリマーを基材とし、その他の層が
耐冷媒透過性ゴムポリマーを基材とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴムおよび補強層の
組み合わせにより構成される冷媒輸送用ホースに関し、
詳しくは、内管ゴム層の構造および材質の改良により耐
冷媒透過性、柔軟性および耐油性に優れ、環境面および
コスト面でも好適な自動車用冷媒輸送用ホースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、主に自動車用冷媒輸送用ホースと
して利用されている複合ホースの最内層にはポリアミド
等の合成樹脂が使用され、その外側に内管ゴム層、補強
層および外被ゴム層が順次積層されている。かかる構成
からなる複合ホースは、耐冷媒透過性、耐水分透過性、
耐熱耐久性等に優れた効果を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最内層に上述のように
合成樹脂層を有する自動車用冷媒輸送用ホースでは、冷
媒の透過を抑制する等の効果は確かに大きなものがある
が、その反面構造が複雑になりコストアップを招く他、
硬い合成樹脂層が存在するため、ホースの柔軟性が損な
われるという欠点があった。
【0004】また、最内層に合成樹脂層を有するホース
を取付け金具とアセンブリする場合、最内面が硬い樹脂
層で構成されていることから、ニップルへの密着が困難
となり、加締め部からの冷媒漏れが発生し易いという欠
点もあった。この欠点を補うためには、ニップル表面へ
の接着剤等のシール材の塗布は不可欠であり、このた
め、環境面においてもコスト面においても好ましいもの
ではなかった。
【0005】また、かかる問題点を解消するために、最
内層をゴム層とし、その上に合成樹脂層をバリア層とし
て配し、ニップルへのシール材塗布を要しない、いわゆ
る「バリアタイプホース」も考案され、実用に供されて
いるが、合成樹脂層を有しているため、如何にしても柔
軟性については劣るホースとなっていた。
【0006】さらに柔軟性とアセンブリ性能とを両立さ
せるため、最内層の合成樹脂層を省き、最内面にブチル
ゴム(IIR)系ゴムポリマーを用いた、いわゆる「ナ
イロンレスホース」も考案され、実用に供されている
が、潤滑油に鉱物油を用いると内管ゴムが膨潤し、冷媒
漏れが発生してしまう可能性があるという問題があっ
た。
【0007】そこで本発明の目的は、ポリアミド等の合
成樹脂からなるバリア層が存在しないにもかかわらず耐
冷媒透過性に優れ、かつ柔軟性に優れ、しかも加締め時
のニップルへの接着剤塗布を不要とし、さらにはコンプ
レッサの潤滑油に制約がない冷媒輸送用ホースを低コス
トにて提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、合成樹脂からなる内層を
設けずに、内管ゴム層を異なるゴムポリマーからなる積
層構造とし、その最内層を耐油性ゴムポリマーで、また
その他の層を耐冷媒透過性ゴムポリマーで、夫々構成す
ることにより上記目的を達成し得ることを見出し、本発
明を完成するに至った。即ち、本発明は下記に示す通り
である。
【0009】<1>内層側から、少なくとも内管ゴム
層、補強層および外被ゴム層を順次積層してなる冷媒輸
送用ホースであって、前記内管ゴム層が異なるゴムポリ
マーを基材とする少なくとも2層の積層構造を有し、か
つその最内層が耐油性ゴムポリマーを基材とし、その他
の層が耐冷媒透過性ゴムポリマーを基材とすることを特
徴とする冷媒輸送用ホースである。
【0010】<2>前記<1>の冷媒輸送用ホースにお
いて、前記内管ゴム層が異なるゴムポリマーを基材とす
る内層の第1内管ゴム層とその外側の第2内管ゴム層と
からなる冷媒輸送用ホースである。
【0011】<3>前記<2>の冷媒輸送用ホースにお
いて、前記第1内管ゴム層のゴムポリマー基材がニトリ
ルゴム(NBR)、水素添加ニトリルゴム(H−NB
R)、クロロプレンゴム(CR)、アクリルゴム(AC
M)およびエチレンアクリル共重合物(AEM)系ゴム
ポリマーからなる群から選択される冷媒輸送用ホースで
ある。
【0012】<4>前記<2>の冷媒輸送用ホースにお
いて、前記第2内管ゴム層のゴムポリマー基材がブチル
ゴム(IIR)系ゴムポリマーである冷媒輸送用ホース
である。
【0013】<5>前記<2>の冷媒輸送用ホースにお
いて、前記第1内管ゴム層の肉厚が0.2〜1.5mm
である冷媒輸送用ホースである。
【0014】<6>前記<2>の冷媒輸送用ホースにお
いて、前記第2内管ゴム層の肉厚が0.5〜2.5mm
である冷媒輸送用ホースである。
【0015】<7>前記<2>の冷媒輸送用ホースにお
いて、前記第1内管ゴム層の外表面に表面処理が施され
ている冷媒輸送用ホースである。
【0016】<8>前記<2>の冷媒輸送用ホースにお
いて、前記第2内管ゴム層に鱗片状充填材が配合されて
いる冷媒輸送用ホースである。
【0017】前記<1>の発明により、合成樹脂からな
るバリア層が不要となることから柔軟性に優れた効果を
奏するとともに、加締め時のニップルへの接着剤塗布が
不要となり、コスト面および環境面で好ましく、また潤
滑油に対する耐油性および耐冷媒透過性にも優れた効果
を有する。
【0018】前記<2>の発明により、内管ゴム層が第
1内管ゴム層と第2内管ゴム層の2層構造のみからなる
場合においても前記<1>の発明の作用効果を良好に得
ることができる。
【0019】前記<3>の発明により、第1内管ゴム層
のゴムポリマー基材をNBR、H−NBR、CR、AC
MまたはAEM系ゴムポリマーのいずれかとしたことに
より、特に潤滑油に対する耐油性に優れた効果を奏する
とともに、耐冷媒透過性にも良好な効果を示す。
【0020】前記<4>の発明により、第2内管ゴム層
のゴムポリマー基材をIIR系ゴムポリマーとしたこと
により、特に耐冷媒透過性を高めることができる。
【0021】前記<5>の発明により、第1内管ゴム層
の主機能としての耐油性の向上を図ることができるとと
もに、肉厚が厚くなり過ぎて生産性を損うこともない。
【0022】前記<6>の発明により、耐冷媒透過性能
と柔軟性等とのバランスを良好に保つことができる。
【0023】前記<7>の発明により、第1内管ゴム層
と第2内管ゴム層との間の接着をより強固なものとする
ことができる。
【0024】前記<8>の発明により、特に耐冷媒透過
性を高めることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施の形態に
係る冷媒輸送用ホースの積層構造を示す。第1内管ゴム
層1は、主に潤滑油に対する耐油性を考慮して材質選定
を行う必要がある。また、必要に応じて耐冷媒透過性、
耐水分透過性、さらには柔軟性をも考慮して材質選定を
行う。具体的には、NBR、H−NBR、CR、ACM
またはAEMのいずれかを第1内管ゴム層1のゴムポリ
マー基材として用い、耐油性のみならず耐冷媒透過性に
も優れた材質で構成することが好ましい。主成分とする
ゴムポリマー基材を第2内管ゴム層2との接着性等を考
慮して他のゴムポリマーとブレンドしてもよく、また、
これらゴムポリマーには、通常用いられる加工助剤、抗
酸化剤、加硫剤、補強剤、加硫促進剤等の配合剤を適宜
添加することができるのは勿論のことである。
【0026】第1内管ゴム層1の機能は主に耐油性の向
上にあるため、肉厚をあまり厚くする必要はなく、生産
性を損なわない程度の厚さとする。好ましくは0.2〜
1.5mmの範囲であり、さらに好ましくは0.3〜
1.0mmである。
【0027】第1内管ゴム層1と第2内管ゴム層2との
接着をより強固なものとするために、接着剤層(図示せ
ず)を設けてもよいが、環境面への配慮により接着剤層
を設けずに、第1内管ゴム層1と第2内管ゴム層2との
配合系を夫々適宜選定することにより、加硫等によりゴ
ム同士の直接接着が可能となるようにしておくことが好
ましい。また、第1内管ゴム層1の外表面に対しコロナ
放電処理等の表面処理を施して接着力を向上させてもよ
い。
【0028】第2内管ゴム層2は、主に耐冷媒透過性を
考慮してその材質を選定する必要があり、さらには耐水
分透過性、耐熱性および柔軟性をも考慮して材質選定す
ることが好ましい。即ち、第2内管ゴム層2は、内圧を
支持すると共に冷媒透過さらには外部からの水分の侵入
を阻止または低減する機能を持たせる必要がある。第2
内管ゴム層2はゴムでありながら十分な耐冷媒透過性を
もたせるため、ゴムポリマー基材をIIR系ゴムポリマ
ーとすることが好ましい。主成分とするゴムポリマー基
材を第1内管ゴム層1との接着性等を考慮して他のゴム
ポリマーとブレンドしてもよく、また、これらゴムポリ
マーには、通常用いられる加工助剤、抗酸化剤、加硫
剤、補強剤、加硫促進剤等の配合剤を適宜添加すること
ができるのは第1内管ゴム層1の場合と同様である。
【0029】第2内管ゴム層2には、さらなる耐冷媒透
過性の向上を図るために、鱗片状充填材を添加して、該
充填材にガスバリア機能を持たせることが好ましい。か
かる鱗片状充填材の材質としては、それが鱗片状である
限り特に制限されるべきものではないが、ケイ酸マグネ
シウム等のケイ酸塩、炭酸カルシウム、シリカ、アルミ
ナ、マグネシウムおよびこれらの酸化物、雲母、クレ
ー、タルク、マイカ等、ゴムポリマーとの充填性が良好
な無機物が好ましい。特に好ましくは、ケイ酸マグネシ
ウム(例えば、日本ミストロン(株)製、商品名:MI
STORON VAPOR)を使用する。
【0030】かかる鱗片状充填材は、ゴム成分100重
量部に対し、好ましくは60〜200重量部配合する。
この配合量が60重量部未満であると冷媒透過量の低減
効果が不十分であり、一方200重量部を超えると、練
り時にうまくゴム中に分散されず、ゴム塊にならないた
め、シート化することが困難となる。
【0031】従来は鱗片状充填材を配合するとゴム自身
の表面状態が荒れてしまうため、マンドレル抜き出し性
が極度に悪化してしまっていたが、本発明においては第
2内管ゴム層2に鱗片状充填材を配合しているため、か
かる問題を生じることがない。また、第2内管ゴム層2
の肉厚の厚さ設定にあたっては、耐透過性能、柔軟性等
を考慮して設定を行い、肉厚を厚くすればするほど冷媒
透過および水分透過を抑える性能が向上することは言う
までもないが、好ましくは0.5〜2.5mmであり、
より好ましくは0.8〜1.5mmである。
【0032】補強層3、5は、図示する実施の形態にお
いては2層構造であり、その間に中間ゴム層4を設けた
構造としてあるが、2層に限らず3層以上の構造として
もよい。また、中間ゴム層4については、必要に応じて
設けるものであり、省いてしまってもかまわない。補強
層3、5に求められる特性としては、耐熱性および耐疲
労性とともに、高強力、高弾性率があり、ポリエチレン
テレフタレート(PET)糸を好適に使用することがで
き、PET糸以外にもビニロン、ナイロン、PEN(ポ
リエチレンナフタレート)、アラミド、芳香族PET糸
等を好適に使用することができ、さらには必要に応じて
2種以上組み合わせた混紡糸を用いてもよい。補強糸の
弾性率を高くすると、弾性率の低い補強糸を使用した場
合に比較して、加圧時のホース内径変化は少なくなるた
め、同一使用環境下においては相対的にホース内径が小
さくなり、結果として、冷媒透過量が抑えられることに
なる。
【0033】かかる補強糸の太さや編み上げ本数等につ
いては、実使用圧力に対し安全率を考慮して設計する。
好適には、反対方向に2層以上巻き付けることとし、必
要に応じて各層間に上述のように中間ゴム層を設ける。
さらには補強層3と内管ゴム層2の間に下編み層(図示
せず)を設けてもよい。また必要に応じて補強層の外周
面に押さえ糸を設けてもかまわない。補強糸の太さは、
好ましくは56〜778tex{500〜7000D}
とし、より好ましくは222〜556tex{2000
〜5000D}とする。また、補強糸の本数はホースの
径にもよるが、好ましくは8〜60本、より好ましくは
12〜36本ずつ、交互に1対をなすようにスパイラル
に巻きつける。なお、本発明においては、補強層の構造
についてはスパイラル構造に限定されず、公知のブレー
ド構造としてもかまわない。
【0034】このようにして形成された補強層3、5は
内部流体の圧力を支持する機能と内圧を受けたときのホ
ース内径変化を抑える機能を併せ持ち、高い弾性率を持
つことが要求され、さらには耐疲労性、耐熱性に優れて
いることが必要となる。
【0035】外被ゴム層6は、主として補強層を保護す
るという機能を持ち、耐熱性、耐油性、耐オゾンクラッ
ク性、柔軟性および外観性能等を考慮して材質選定を行
う。具体的には、エチレンプロピレンジエン三元共重合
体ゴム(EPDM)を基材ポリマーとすることが好まし
いが、他にCR、IIR、スチレン−ブタジエンゴム
(SBR)等を単独でまたはブレンドして用いてもよ
い。また、外被ゴム層6の肉厚の厚さは、好ましくは
0.5〜2.5mmの範囲内とし、より好ましくは0.
8〜1.5mmの範囲内とする。さらに、必要に応じて
外被ゴム層6のガス抜き用のプリッキングホールを設け
てもかまわない。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。実
施例1〜6、比較例および従来例において作製した冷媒
輸送用ホースは、いずれも図1に示すタイプのものであ
る。実施例の第1内管ゴム層1においては、下記の表1
に示すように、NBR、H−NBR、CR、ACM、A
EMのいずれかを主ゴムポリマーとしたが、いずれもガ
スバリア性向上のための鱗片状充填材は配合しなかっ
た。なお、この第1内管ゴム層1の肉厚は、すべて0.
5mmとした。
【0037】第2内管ゴム層2は、いずれも主ポリマー
をIIR系ゴムポリマーとし、さらに実施例1〜4、6
および比較例においては耐透過性能向上のための鱗片状
充填材(日本ミストロン(株)製、商品名:MISTO
RON VAPOR)をゴム成分100重量部に対し1
00重量部配合した。なお、第2内管ゴム層2の肉厚は
いずれも1.5mmとした。
【0038】補強層3、5は、すべて2層スパイラル構
造とし、その間に中間ゴム層4を設けた。補強層3、5
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)の補強糸を
使用し、この補強糸(444.4tex)を22本ずつ
交互に1対をなすようにスパイラルに巻きつけた。
【0039】外被ゴム層6のゴムポリマーとしてはEP
DMを用い、その肉厚は1.2mmとした。なお、実施
例1〜6、比較例および従来例のホースにおいては、い
ずれも補強層に溜まったガスを抜くためのプリッキング
ホールを設けてある。
【0040】以上のようにして試作した実施例1〜6、
比較例および従来例の冷媒輸送用ホースについて、各評
価試験を行った結果を下記の表1に併記する。なお、こ
の表1に示すホースの寸法は全て同一(内径15.0m
m、外径23.6mm)であり、また第1および第2内
管ゴム層の材質を除く全ての条件は同一として試作、評
価を行った。
【0041】
【表1】 ◎:優れている、○:必要十分、△:使用可、×:不可 *1:R100のマンドレルに巻きつけたときの荷重を
測定することにより評価を行った。 *2:ホース内容積に対し0.6g/cm3の冷媒(H
FC−134a)を封入し、80℃の恒温槽中に96時
間放置し、試験開始後24〜96時間における重量変化
を測定し、その値を冷媒透過量とした。 *3:PAGオイルに100℃×70時間浸漬した後の
体積変化率にて評価した。 *4:スニソ5GSオイルに100℃×70時間浸漬し
た後の体積変化率にて評価した。 *5:ホース製造時の生産性等も考慮して評価した。
【0042】上記表1より、実施例1〜4、6において
は、評価した項目全てにおいて、十分使用可能な結果を
得ることができた。実施例5では、第2内管ゴム層に鱗
片状充填剤が配合されていないことから耐冷媒透過性に
若干劣る結果となった。また、実施例1、4、5、6に
おいては耐PAG性が若干低下傾向にあるが、実使用上
問題になるレベルではない。実施例2においては、コス
ト面での課題はあるが、性能的には優れたホースになる
ことがわかった。
【0043】これに対し、比較例においては第1内管ゴ
ム層にIIR系のゴムを用いているため、耐冷媒透過性
は優れているものの、耐鉱物油性が極端に悪化するとい
う結果となった。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、内管ゴム層を、耐油性に優れた第1内管ゴム層と、
耐冷媒透過性に優れた第2内管ゴム層との少なくとも2
層にて構成したことで、合成樹脂バリア層がないにもか
かわらず冷媒透過量が少なく、かつ柔軟性に優れ、また
加締め時のニップルへの接着剤塗布が不要となり、さら
にはコンプレッサーの潤滑油に制約がない冷媒輸送用ホ
ースを低コストにて供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る冷媒輸送用ホース
の積層構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 第1内管ゴム層 2 第2内管ゴム層 3,5 補強層 4 中間ゴム層 6 外被ゴム層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 25/18 B32B 25/18 F16L 57/00 F16L 57/00 B Fターム(参考) 3H024 BA03 3H111 AA02 BA12 CB05 CB07 CB14 CB29 DA09 DA26 DB09 DB19 4F100 AK04A AK04J AK09B AK09J AK25A AK25J AK27A AK27J AK28A AK28B AK28J AK29A AK29J AK42 AK75 AL01A AL01B AN00A AN00B AN00D AN00E BA04 BA05 BA07 BA10A BA10D BA10E BA13 CA23B DA11 DE02B DE02H DG07 DH00C DH00E EH51 EJ64A GB31 JA20A JA20B JB07A JD01 JD05 JD05B JK13 JK17 YY00A YY00B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内層側から、少なくとも内管ゴム層、補
    強層および外被ゴム層を順次積層してなる冷媒輸送用ホ
    ースであって、前記内管ゴム層が異なるゴムポリマーを
    基材とする少なくとも2層の積層構造を有し、かつその
    最内層が耐油性ゴムポリマーを基材とし、その他の層が
    耐冷媒透過性ゴムポリマーを基材とすることを特徴とす
    る冷媒輸送用ホース。
  2. 【請求項2】 前記内管ゴム層が異なるゴムポリマーを
    基材とする内層の第1内管ゴム層とその外側の第2内管
    ゴム層とからなる請求項1記載の冷媒輸送用ホース。
  3. 【請求項3】 前記第1内管ゴム層のゴムポリマー基材
    がニトリルゴム(NBR)、水素添加ニトリルゴム(H
    −NBR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリルゴム
    (ACM)およびエチレンアクリル共重合物(AEM)
    系ゴムポリマーからなる群から選択される請求項2記載
    の冷媒輸送用ホース。
  4. 【請求項4】 前記第2内管ゴム層のゴムポリマー基材
    がブチルゴム(IIR)系ゴムポリマーである請求項2
    記載の冷媒輸送用ホース。
  5. 【請求項5】 前記第1内管ゴム層の肉厚が0.2〜
    1.5mmである請求項2記載の冷媒輸送用ホース。
  6. 【請求項6】 前記第2内管ゴム層の肉厚が0.5〜
    2.5mmである請求項2記載の冷媒輸送用ホースホー
    ス。
  7. 【請求項7】 前記第1内管ゴム層の外表面に表面処理
    が施されている請求項2記載の冷媒輸送用ホース。
  8. 【請求項8】 前記第2内管ゴム層に鱗片状充填材が配
    合されている請求項2記載の冷媒輸送用ホース。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004011849A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Bridgestone Corp 高圧ホース
WO2004020929A1 (de) * 2002-08-31 2004-03-11 Behr Gmbh & Co. Kältemittelkondensator, insbesondere für kraftfahrzeug-klimaanlagen
WO2004042292A1 (de) * 2002-11-05 2004-05-21 Behr Gmbh & Co. Sammelbehälter, wärmetauscher und kältemittelkreislauf
CN109114320A (zh) * 2018-10-08 2019-01-01 成都毅诚机电工程有限公司 一种耐渗透性的空调软管

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