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JP2002061629A - リンク部品及びその支持構造 - Google Patents

リンク部品及びその支持構造

Info

Publication number
JP2002061629A
JP2002061629A JP2000246387A JP2000246387A JP2002061629A JP 2002061629 A JP2002061629 A JP 2002061629A JP 2000246387 A JP2000246387 A JP 2000246387A JP 2000246387 A JP2000246387 A JP 2000246387A JP 2002061629 A JP2002061629 A JP 2002061629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
link component
washer
support structure
annular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000246387A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Akaogi
博志 赤荻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2000246387A priority Critical patent/JP2002061629A/ja
Publication of JP2002061629A publication Critical patent/JP2002061629A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リンク部品とビスワッシャ面との接触を安定
させてリンク面のぶれを抑えると共に、リンク部品本体
の回転トルク及びリンク機構全体の作動トルクを低減さ
せて円滑に作動するリンク部品の支持構造を提供する。 【解決手段】 支持軸16の先端に、リンクレバー15
をビス17で支持すると共に、リンクレバー15におけ
る支持軸16と反対側の面に、ビス17が嵌合されるビ
スワッシャ20が設けられた支持構造において、リンク
レバー15のビスワッシャ20と当接する面に、ビス1
7に対して同心円状に形成された環状突部22A、22
Bが形成され、これら環状突部22A、22Bの頂部が
ビスワッシャ20に摺接するようにした。このような構
造により、リンクレバー15とビスワッシャ面との接触
を安定させてリンク面のぶれを抑えると共に、リンクレ
バー15本体の回転トルク及びリンク機構全体の作動ト
ルクを低減させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はリンク部品及びそ
の支持構造に関し、さらに詳しくは、支持軸に対して回
動可能に取り付けるリンク部品の取付座面の支持軸側と
の当接構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリンク部品の支持構造と
しては、図9に示すようなリンクレバー1を用いたもの
がある。このリンクレバー1は、例えば自動車などの空
気調和装置における温風や冷風の風量制御を行う風量制
御ドアを回動させるために空気調和装置ユニットに設け
られている。具体的には、リンクレバー1は、ビス2に
よって、空気調和ユニット側の支持軸3に回動可能に取
り付けられるようになっている。なお、ビス2は、ビス
ワッシャ4を介してリンクレバー1を回転自在に保持し
ている。また、支持軸3を周回するように囲繞する当接
筒部5が支持軸3側に設けられており、リンクレバー1
は、当接筒部5と摺接するようになっている。このと
き、ビスワッシャ4がリンクレバー1を押圧して摺動を
規制しないように、リンクレバー1とビスワッシャ4と
の間には、通常0.1mm程度のクリアランスが設定さ
れている。
【0003】この他のリンク部分の支持構造としては、
特開平8−161068号公報に開示されたリンクレバ
ー装置が知られている。このリンクレバー装置では、支
持軸にリンクレバーを嵌合し、支持軸を囲繞する支持台
と、支持軸の先端に設けたレバー押さえ片で弾性押圧力
によりリンクレバーを回動自在に挟持する支持構造を有
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
リンクレバーの支持構造では、ビスワッシャ4とリンク
レバー1との間に0.1mm程度のクリアランスを設定
する必要があるため、リンク作動時にリンク面がぶれて
(支持軸3と直交する面から外れて)リンクレバー1の
回転トルクが増大するという問題点があった。それとと
もに、リンク面が傾斜することにより、リンク機構全体
の作動トルクが増大するという問題点があった。
【0005】また、後者のリンクレバー装置において
も、上記リンクレバーの支持構造と同様に、支持軸先端
のレバー押さえ片が変形するため、リンクレバーを回動
させたときに、リンク面がぶれてリンクレバー1の回転
トルクが増大するという問題点があった。これに伴っ
て、リンク面が傾斜することにより、リンク機構全体の
作動トルクが増大するという問題点があった。
【0006】さらに、リンクレバーとビスワッシャとを
平面接触させた場合、さらに回転トルクが増大して、精
度の高い平面公差(平坦度)を両者に付与しないと難し
いという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、リンク部品とビスワッ
シャ面との接触を安定させてリンク面のぶれを抑えると
共に、リンク部品本体の回転トルク及びリンク機構全体
の作動トルクを低減させて円滑に作動するリンク部品及
びその支持構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被支持基体に、当該被支持基体とワッシャとで回動自在
に挟持されるリンク部品であって、前記ワッシャと当接
する面に、回動中心軸に対して同心円状に環状突部が形
成され、前記環状突部の頂部が前記ワッシャに当接する
ことを特徴としている。
【0009】このような構成の請求項1記載の発明で
は、リンク部品がワッシャに対して、環状突部で当接す
るため、ワッシャとの当接面積が極めて小さく、リンク
部品の回転トルクを低減させる作用がある。また、ワッ
シャが環状突部に確実に当接するため、リンク面がぶれ
るのを防止することができ、リンク機構全体を円滑に作
動させることができる。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のリンク部品であって、前記環状突部の断面形状が、
半円形状であることを特徴としている。
【0011】したがって、請求項2記載の発明では、請
求項1記載の発明の作用に加えて、環状突部の頂部とワ
ッシャとの接触は、点接触(線接触)であるため、ワッ
シャとの接触面積をより削減することができ、回転トル
クをさらに低減させる作用がある。
【0012】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載のリンク部品であって、前記環状突
部は、同心円状に複数が形成されていることを特徴とし
ている。
【0013】したがって、請求項3記載の発明では、請
求項1及び請求項2に記載の発明の作用に加えて、リン
ク部品に複数の環状突部が形成されているため、ワッシ
ャの径寸法の自由度を高めることができる。
【0014】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載のリンク部品であって、前
記環状突部は、リンク部品の両面に形成されていること
を特徴としている。
【0015】したがって、請求項4記載の発明では、請
求項1〜請求項3に記載の発明の作用に加えて、リンク
部品の両面に環状突部が形成されているため、リンク部
品の表裏を反転させて用いることが可能となる。
【0016】請求項5記載の発明は、被支持基体に設け
られ且つネジ穴が形成された支持軸の先端に、当該支持
軸と略直交する面で回転するように、リンク部品をネジ
部材で支持すると共に、前記リンク部材における前記支
持軸と反対側の面に、前記ネジ部材が嵌合されるワッシ
ャを設けたリンク部品の支持構造であって、前記リンク
部品の前記ワッシャと当接する面に、前記ネジ部材に対
して同心円状に形成された環状突部が形成され、該環状
突部の頂部が前記ワッシャに摺接していることを特徴と
している。
【0017】このような構成の請求項5記載の発明で
は、支持軸にリンク部品とワッシャとがネジ部材で支持
され、リンク部品が支持軸とワッシャとで挟持されてい
る。リンク部品は、ワッシャに対して環状突部の頂部で
摺接するため、回転トルクが小さく設定される。また、
リンク部品の環状突部は、全体的にワッシャで確実に押
圧されているため、リンク面がぶれるのを防止する作用
がある。このため、円滑な回転とリンク機構全体の回転
トルクの低減化を実現することができ、耐久性が高く且
つ信頼性の高いリンク部品の支持構造を実現することが
できる。
【0018】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載のリンク部品の支持構造であって、前記環状突部は、
複数が同心円状に形成されていることを特徴としてい
る。
【0019】したがって、請求項6記載の発明では、請
求項5記載の発明の作用に加えて、複数の環状突部を同
心円状に形成したことにより、大小の径寸法のワッシャ
を適用することができる。
【0020】さらに、請求項7記載の発明は、請求項5
又は請求項6に記載のリンク部品の支持構造であって、
前記支持軸を囲繞する前記リンク部品に摺接する摺接筒
部が、該支持軸と一体に形成されていることを特徴とし
ている。
【0021】したがって、請求項7記載の発明では、請
求項5及び請求項6に記載の発明の作用に加えて、支持
軸を摺接筒部が取り囲むように一体に形成されているた
め、リンク部品のリンク面がぶれるのを、さらに防止す
ることができる。
【0022】また、請求項8記載の発明は、請求項5乃
至請求項7のいずれかに記載のリンク部品の支持構造で
あって、前記被支持基体は、車両用空気調和ユニットの
ユニットケースであり、該ユニットケースは、車幅方向
の左右の側面に前記リンク部品を支持可能であり、該リ
ンク部品の前記環状突部は、両面に形成されていること
を特徴としている。
【0023】したがって、請求項8記載の発明では、請
求項5〜請求項7に記載された発明の作用に加えて、ユ
ニットケースが車幅方向の左右の側面にリンク部品を支
持可能であるため、例えば右ハンドル車や左ハンドル車
に車両用空気調和ユニットを対応させることができる。
このとき、リンク部品の表裏面に環状突部が形成されて
いるため、ユニットケースの側面が左右側にかかわらず
同一規格のリンク部品を用いることが可能となり、部品
点数の削減を行うことができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、リンク部
品がワッシャに対して、環状突部で当接するため、ワッ
シャとの当接面積が極めて小さく、リンク部品の回転ト
ルクを低減させる効果がある。また、請求項1記載の発
明によれば、ワッシャが環状突部に確実に当接するた
め、リンク面がぶれるのを防止することができ、リンク
機構全体を円滑に作動させる効果がある。
【0025】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、リンク部品とワッシャとの接
触面積をより削減することができ、回転トルクをさらに
低減させる効果がある。
【0026】請求項3記載の発明によれば、請求項1及
び請求項2に記載の発明の効果に加えて、リンク部品に
複数の環状突部が形成されているため、ワッシャの径寸
法の自由度を高めることができ、汎用性の高いリンク部
品を得ることができる。
【0027】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
請求項3に記載の発明の効果に加えて、リンク部品の両
面に環状突部が形成されているため、リンク部品の表裏
を反転させて用いることが可能となる。このため、リン
ク部品の規格数の増加を抑制する効果がある。
【0028】請求項5記載の発明によれば、リンク部品
がワッシャに対して環状突部の頂部で摺接するため、回
転トルクを小さくする効果がある。また、請求項5記載
の発明によれば、リンク部品の環状突部が、全体的にワ
ッシャで確実に押圧されるため、リンク面がぶれるのを
防止する効果がある。この結果、円滑な回転とリンク機
構全体の回転トルクの低減化を実現することができ、耐
久性が高く且つ信頼性の高いリンク部品の支持構造を実
現することができる。
【0029】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明の効果に加えて、複数の環状突部を同心円状に
形成したことにより、大小の径寸法のワッシャを適用す
ることができる。
【0030】請求項7記載の発明によれば、請求項5及
び請求項6に記載の発明の効果に加えて、支持軸を摺接
筒部が取り囲むように一体に形成されているため、リン
ク部品のリンク面がぶれるのを、さらに防止する効果が
ある。
【0031】請求項8記載の発明によれば、請求項5〜
請求項7に記載された発明の効果に加えて、ユニットケ
ースが車幅方向の左右の側面にリンク部品を支持可能で
あるため、例えば右ハンドル車や左ハンドル車に車両用
空気調和ユニットを対応させることができる。このと
き、リンク部品の表裏面に環状突部が形成されているた
め、ユニットケースの側面が左右側にかかわらず同一規
格のリンク部品を用いることが可能となり、部品点数を
削減できるという効果がある。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るリンク部品及
びその支持構造の詳細を図面に示す実施形態に基づいて
説明する。本実施形態は、図1に示すように、車両用空
気調和ユニットに本発明を適用した例である。
【0033】本実施形態のリンク部品及びその支持構造
は、図1に示すような車両用空気調和ユニット10に適
用されている。同図中符号11は、ユニットケースを示
している。
【0034】ユニットケース11は、例えば締結ネジな
どにより結合される左右に分離した形状となっている。
そして、このユニットケース11は、右ハンドルの車両
と左ハンドルの車両とに兼用され得るように形成されて
いる。なお、図1はユニットケース11を右ハンドル用
として用いた場合を示している。本実施形態では、右側
の運転席から見てユニットケース11の左側(図1では
右側)に図示しない送風機(ブロワ)が結合されるよう
になっている。
【0035】図1中符号12は、ユニットケース11に
送風機を結合するためのフード部を示している。また、
ユニットケース11の下部には、図示しない加熱用熱交
換器(ヒートコア)へ、エンジンルーム側で加熱された
温水を循環させる温水循環パイプ13が、フード部12
の下を通るように配管されている。また、フード部12
の内奥には、図示しない冷却用熱交換器(エバポレー
タ)が配置されている。この冷却用熱交換器には、図1
中符号14で示す膨張弁が接続されている。
【0036】またユニットケース11内には、図示しな
い各種の風量制御を行う風量制御ドアが適宜配置されて
いる。そして、ユニットケース11の側部には、これら
の風量制御ドアに駆動力を伝達するリンク部品としての
リンクレバー15を回動自在に支持するための支持軸1
6が車幅方向に向けて突設されている。支持軸16に
は、リンクレバー15を支持するためのビス17が螺合
されるネジ穴18が形成されている。リンクレバー15
には、ビス17が挿通される取付孔19が開設されてい
る。図1及び図4に示すように、支持軸16のネジ穴1
8には、リンクレバー15の取付孔19が合わせられ、
リンクレバー15の取付面と反対の面にビスワッシャ2
0を配置して、ビス17をビスワッシャ20、取付孔1
9に挿通し、ビス17をネジ穴18に螺合させること
で、リンクレバー15を支持軸16に回動自在に支持し
ている。
【0037】次に、リンクレバー15の構成を図2〜図
4を用いて説明する。なお、図2は、リンクレバー15
の一方の側面を示す側面図、図3は、リンクレバー15
の他方の側面を示す側面図である。また、図4は、リン
クレバー15の取付構造の分解斜視図である。
【0038】本実施形態で用いるリンクレバー15は、
略三角形状のプレートでなり、中央部分よりも一つの頂
点部分21に近い部分に取付孔19が開設されている。
この取付孔19の周囲には、取付孔19を取り囲むよう
に同心円状に2つの環状突部22A、22Bが形成され
ている。この環状突部22A、22Bは、断面が半円形
状であり、同一の高さ寸法に設定されている。また、こ
れら環状突部22A、22Bの外側には、これらを取り
囲むように環状補強リブ23が形成されている。これら
環状突部22A、22B及び環状補強リブ23は、図2
及び図3に示すように、リンクレバー15の裏面側の同
位置にも形成されている。
【0039】また、上記した頂点部分21には、図示し
ない他のリンク部品と連結する連結用突起2が突設され
ている。なお、この連結突起24は、図2及び図3に示
すように、頂点部分21の裏面側の同位置にも突設され
ている。
【0040】さらに、リンクレバー15の他の頂点部分
25には、取付孔19に向けて所定長さの第1カム溝2
6が形成されている。また、リンクレバー15のさらに
他の頂点部分27には、頂点部分25に向けて所定長さ
で所定形状の第2カム溝28が形成されている。なお、
第1カム溝26及び第2カム溝28は、図2及び図3に
示すように、裏面側の同位置にも形成されている。な
お、これら第1カム溝26及び第2カム溝28には、図
示しない他のリンク部分に設けられたスライド突起が挿
入される。
【0041】また、リンクレバー15には、図2〜図4
に示すように、補強用リブ29が適宜形成されている。
このリンクレバー15は、車両用空気調和装置10が右
ハンドル車に適用されるか、左ハンドル車に適用される
かによって、表裏反転して用いることができる。このた
め、図2及び図3に示すように、リンクレバー15の側
面に、右ハンドル用として用いるか、左ハンドル用とし
て用いるかを確認できるように、認識記号30が付され
ている。具体的には、図1に示すように、車両用空気調
和装置10を右ハンドル用として用いる場合には、リン
クレバー15に「R」と示された認識記号30が外側を
向くように、ユニットケース11の側面に組み合わせる
ことにより、適正な取り付けが行われるようになってい
る。逆に、図8に示すように、車両用空気調和装置10
を左ハンドル用として用いる場合には、リンクレバー1
5に「L」と示された認識記号30が外側を向くよう
に、ユニットケース11の側面に組み合わせることによ
り、適正な取り付けが行われるようになっている。
【0042】次に、図4〜図6を用いてリンクレバー1
5の支持構造と作用・動作について説明する。なお、図
5はリンクレバー15を支持軸16に支持した構造を中
心軸に沿って切断した状態を示す断面図、図6は支持構
造の拡大断面図である。
【0043】図に示すように、支持軸16のネジ穴18
には、リンクレバー15の取付孔19が合わせられ、リ
ンクレバー15の取付面と反対の面にビスワッシャ20
を配置して、ビス17をビスワッシャ20、取付孔19
に挿通し、ビス17をネジ穴18に螺合させることで、
リンクレバー15を支持軸16に回動自在に支持してい
る。なお、支持軸16の周囲には、筒形状の摺接筒部3
1が一体に設けられている。
【0044】本実施形態おいては、リンクレバー15の
取付孔19の周囲に形成された2つの環状突部22A、
22Bの両方を覆うような径寸法の大きなビスワッシャ
20を用いている。このため、2つの環状突部22A、
22Bは、ビスワッシャ20の面に均一に当接してい
る。また、ビスワッシャ20が当接する面と反対側の面
に形成された環状補強リブ23は、図5に示すように、
支持軸16を取り囲む摺接筒部31と当接するように設
定されている。
【0045】このような支持構造において、リンクレバ
ー15が例えば他のリンク部品によって、回転駆動され
ると、ビスワッシャ20とリンクレバー15とは、環状
突部22A、22Bの頂部のみと当接しているため、接
触面積が極めて小さく、リンクレバー15の回転トルク
を大幅に低減することができる。また、ビスワッシャ2
0と環状突部22A、22Bの頂部との間には、クリア
ランスが0となるようにビス17で支持されているた
め、リンクレバー15にリンク面がぶれることがなく、
この点でも回転トルクの増加を抑制することができる。
一方、リンクレバー15の裏面(ビスワッシャ20が当
接する面と反対側の面)側では、環状補強リブ29と摺
接筒部31とが摺接するため、やはり当接面積が小さ
く、リンクレバー15の回転トルクを小さくする作用が
ある。
【0046】このように本実施形態のリンク部品及び支
持構造では、断面半円形状の環状突部22A、22Bの
頂部がビスワッシャ20に当接するため、リンクレバー
15とビスワッシャ20との回転トルクを低減すること
ができる。なお、本実施形態では、2つの環状突部22
A、22Bの双方に当接するような径寸法をもつビスワ
ッシャ20を用いたが、図7に示すように、内側の環状
突部22Aのみに当接するような短い径寸法をもつビス
ワッシャ20Aを用いた場合でも、同様の作用を得るこ
とができる。このため、用いるビスワッシャの径寸法の
自由度を高めることができる。
【0047】また、本実施形態では、表裏面に環状突部
22A、22Bを形成しているため、ユニットケース1
1を右ハンドル用として用いる場合と、左ハンドル用と
して用いる場合の両方に同一のリンクレバー15を用い
ることが可能となり、リンク部品の種類が増加するのを
防止することができる。
【0048】さらに、本実施形態では、環状突部22
A、22Bの頂部にビスワッシャ20を確実に接触させ
ることにより、リンク面を安定させることができ、リン
ク機構全体の駆動力伝達を円滑に行うことができる。
【0049】また、本実施形態では、リンクレバー15
を初期成形したときに、リンク面のぶれなどを補正した
り、調整したりするために、リンクレバー15の金型を
改良、チューニングする必要がある場合に、金型全体を
交換したり、大幅な形状変更を要求されることがない。
すなわち、リンクレバー15は環状突部22A、22B
でビスワッシャ20に当接するため、金型における環状
突部22A、22Bに対応する部分のみをチューニング
するだけでよい。具体的には、環状突部22A、22B
の高さ調整や頂部形状の変更だけを行えばよいため、金
型の改良、チューニングを極めて容易に行うことができ
る。この結果、金型にかかるコストを大幅に低減させる
ことができる。
【0050】なお、本実施形態では、ビスワッシャ20
の構成材料としては、金属や樹脂などを用いることがで
きる。また、リンクレバー15の構成材料も、樹脂や金
属などを用いることができ、材料の影響に左右されるこ
となく回転トルクの低減化を図ることが可能となる。
【0051】以上、実施形態について説明したが、本発
明は構成の要旨に付随する各種の設計変更が可能であ
る。例えば、上記した実施形態では、車両用空気調和装
置に用いられるリンク部品に本発明を適用した説明した
が、本発明は、種分野のリンク部品に適用することが可
能である。
【0052】また、上記した実施形態では、環状突部2
2A、22Bの断面形状を半円形状に設定したが、半楕
円形や、台形などの矩形状としてもよい。
【0053】さらに、上記した実施形態では、リンクレ
バー15の表裏両面に環状突部22A、22Bを形成し
たが、一方の面のみにこれらを形成する構成としても勿
論よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリンク部品の支持構造の実施形態
を示す分解斜視図である。
【図2】実施形態のリンク部品の一方の側面を示す側面
図である。
【図3】実施形態のリンク部品の他方の側面を示す側面
図である。
【図4】実施形態の支持構造を示す分解斜視図である。
【図5】実施形態の支持構造を示す断面図である。
【図6】実施形態の支持構造を示す部分拡大断面図であ
る。
【図7】実施形態におけるビスワッシャを代えた状態を
示す部分拡大断面図である。
【図8】実施形態の支持構造の他の取付例を示す分解斜
視図である。
【図9】従来のリンク支持構造を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
10 車両用空気調和ユニット 11 ユニットケース 15 リンクレバー(リンク部品) 16 支持軸 17 ビス(ネジ部材) 18 ネジ穴 20 ビスワッシャ 22A、22B 環状突部 31 摺接筒部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被支持基体(11、16)側に、当該被
    支持基体(16)とワッシャ(20)とで回動自在に挟
    持されるリンク部品(15)であって、 前記ワッシャ(20)と当接する面に、回動中心軸に対
    して同心円状に環状突部(22A、22B)が形成さ
    れ、前記環状突部(22A、22B)の頂部が前記ワッ
    シャ(20)に当接することを特徴とするリンク部品
    (15)。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリンク部品(15)であ
    って、 前記環状突部(22A、22B)の断面形状が、半円形
    状であることを特徴とするリンク部品(15)。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のリンク部
    品(15)であって、 前記環状突部(22A、22B)は、同心円状に複数が
    形成されていることを特徴とするリンク部品(15)。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のリンク部品(15)であって、 前記環状突部(22A、22B)は、前記リンク部品
    (15)の両面に形成されていることを特徴とするリン
    ク部品(15)。
  5. 【請求項5】 被支持基体(11)に設けられ且つネジ
    穴(18)が形成された支持軸(16)の先端に、当該
    支持軸(16)と略直交する面で回転するように、リン
    ク部品(15)をネジ部材(17)で支持すると共に、
    前記リンク部材(15)における前記支持軸(16)と
    反対側の面に、前記ネジ部材(17)が嵌合されるワッ
    シャ(20)が設けられたリンク部品(15)の支持構
    造であって、 前記リンク部品(15)の前記ワッシャ(20)と当接
    する面に、前記ネジ部材(17)に対して同心円状に形
    成された環状突部(22A、22B)が形成され、該環
    状突部(22A、22B)の頂部が前記ワッシャ(2
    0)に摺接していることを特徴とするリンク部品(1
    5)の支持構造。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のリンク部品(15)の支
    持構造であって、 前記環状突部(22A、22B)は、複数が同心円状に
    形成されていることを特徴とするリンク部品(15)の
    支持構造。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載のリンク部
    品(15)の支持構造であって、 前記支持軸(16)を囲繞し且つ前記リンク部品(1
    5)に摺接する摺接筒部(31)が、該支持軸(16)
    と一体に形成されていることを特徴とするリンク部品
    (15)の支持構造。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至請求項7のいずれかに記載
    のリンク部品(15)の支持構造であって、 前記被支持基体(11)は、車両用空気調和ユニット
    (10)のユニットケース(11)であり、該ユニット
    ケース(11)は、車幅方向の左右の側面に前記リンク
    部品(15)を支持可能であり、該リンク部品(15)
    の前記環状突部(22A、22B)は、両面に形成され
    ていることを特徴とするリンク部品(15)の支持構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006341772A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Denso Corp 空調装置のリンクプレート支持構造
EP1512561B2 (de) 2003-09-04 2014-11-05 Behr France Rouffach SAS Klimaanlage für ein Kraftfahrzeug

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