JP2002059370A - 手持式回転力付与装置及び電動式ドライバ - Google Patents
手持式回転力付与装置及び電動式ドライバInfo
- Publication number
- JP2002059370A JP2002059370A JP2000250159A JP2000250159A JP2002059370A JP 2002059370 A JP2002059370 A JP 2002059370A JP 2000250159 A JP2000250159 A JP 2000250159A JP 2000250159 A JP2000250159 A JP 2000250159A JP 2002059370 A JP2002059370 A JP 2002059370A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating
- motor
- hand
- held
- shaft portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転軸が傾斜することを抑制した手持式回転
力付与装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 手持式の電動式ドライバ10は、モータ
14と、モータ14により回転力が伝達されて回転する
ドライバ軸部16と、所定の慣性モーメントを有し所定
の角速度で回転する回転体20と、を備えている。ドラ
イバ軸部16の回転中にドライバ軸部16が傾斜する
と、回転体20にジャイロモーメントが作用してドライ
バ軸部16の傾斜が抑制される。これにより、ドライバ
軸部16が傾斜しても電動式ドライバ10の姿勢がコン
トロールされる。また、筋力や握力の弱い作業者が作業
しても、ドライバ軸部16の傾斜を充分に抑制すること
が可能である。
力付与装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 手持式の電動式ドライバ10は、モータ
14と、モータ14により回転力が伝達されて回転する
ドライバ軸部16と、所定の慣性モーメントを有し所定
の角速度で回転する回転体20と、を備えている。ドラ
イバ軸部16の回転中にドライバ軸部16が傾斜する
と、回転体20にジャイロモーメントが作用してドライ
バ軸部16の傾斜が抑制される。これにより、ドライバ
軸部16が傾斜しても電動式ドライバ10の姿勢がコン
トロールされる。また、筋力や握力の弱い作業者が作業
しても、ドライバ軸部16の傾斜を充分に抑制すること
が可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸が傾斜する
ことを抑制した手持式回転力付与装置及び電動式ドライ
バに関する。
ことを抑制した手持式回転力付与装置及び電動式ドライ
バに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手持式の電動式ドライバを用いて
ネジの着脱を行うと、電動式ドライバの使用中に電動式
ドライバが傾斜し(図8参照)、ネジ切れや、ネジの頭
部に形成されているネジ穴が損傷してネジを回転できな
くなる等の好ましくない事態が生じることが頻繁に起き
ている。
ネジの着脱を行うと、電動式ドライバの使用中に電動式
ドライバが傾斜し(図8参照)、ネジ切れや、ネジの頭
部に形成されているネジ穴が損傷してネジを回転できな
くなる等の好ましくない事態が生じることが頻繁に起き
ている。
【0003】この対策として、図9に示すように、電動
式ドライバ80をレールガイド82に固定し、レールガ
イド82に沿って電動式ドライバ80を上下方向に移動
させている。
式ドライバ80をレールガイド82に固定し、レールガ
イド82に沿って電動式ドライバ80を上下方向に移動
させている。
【0004】しかし、電動式ドライバ80で着脱するネ
ジの位置に合わせてレールガイド82をキャビネット等
の上で移動、設定しなければならず、このため、レール
ガイド82を設定するスペースが必要であり、しかも作
業が煩雑であるという難点があった。
ジの位置に合わせてレールガイド82をキャビネット等
の上で移動、設定しなければならず、このため、レール
ガイド82を設定するスペースが必要であり、しかも作
業が煩雑であるという難点があった。
【0005】なお、このような問題は、電動式ドライバ
の限らず、電動式ドリル等、回転軸を有する一般的な手
持式の工具でも生じていた。
の限らず、電動式ドリル等、回転軸を有する一般的な手
持式の工具でも生じていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮して、回転軸が傾斜することを抑制した手持式回転
力付与装置及び電動式ドライバを提供することを課題と
する。
考慮して、回転軸が傾斜することを抑制した手持式回転
力付与装置及び電動式ドライバを提供することを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、モータと、前記モータにより回転力が伝達されて回
転する回転軸部と、所定の慣性モーメントを有し、所定
の角速度で回転する回転体と、を備えた手持式回転力付
与装置であって、前記回転軸部の回転中に前記回転軸部
が傾斜すると、前記回転体にジャイロモーメントが作用
して前記回転軸部の傾斜が抑制されることを特徴とす
る。
は、モータと、前記モータにより回転力が伝達されて回
転する回転軸部と、所定の慣性モーメントを有し、所定
の角速度で回転する回転体と、を備えた手持式回転力付
与装置であって、前記回転軸部の回転中に前記回転軸部
が傾斜すると、前記回転体にジャイロモーメントが作用
して前記回転軸部の傾斜が抑制されることを特徴とす
る。
【0008】これにより、手持式回転力付与装置の使用
中に、回転力被付与物に対して手持式回転力付与装置が
傾斜すなわち回転軸部が傾斜しても、手持式回転力付与
装置の姿勢がコントロールされる。また、筋力や握力の
弱い作業者が作業しても、回転軸部の傾斜を充分に抑制
することが可能であり、しかも、手持式回転力付与装置
を用いて製品を製造した場合、作業者の熟練度によら
ず、一定の品質で製造することが可能になる。
中に、回転力被付与物に対して手持式回転力付与装置が
傾斜すなわち回転軸部が傾斜しても、手持式回転力付与
装置の姿勢がコントロールされる。また、筋力や握力の
弱い作業者が作業しても、回転軸部の傾斜を充分に抑制
することが可能であり、しかも、手持式回転力付与装置
を用いて製品を製造した場合、作業者の熟練度によら
ず、一定の品質で製造することが可能になる。
【0009】請求項2に記載の発明では、前記回転体の
回転の中心軸が前記回転軸部と同一であり、前記モータ
により前記回転体に回転力が付与されることを特徴とす
る。
回転の中心軸が前記回転軸部と同一であり、前記モータ
により前記回転体に回転力が付与されることを特徴とす
る。
【0010】これにより、1個のモータで回転軸部及び
回転体の両者を回転させることができるので、部品点数
を削減して装置を小型化することができる。
回転体の両者を回転させることができるので、部品点数
を削減して装置を小型化することができる。
【0011】請求項3に記載の発明では、前記モータの
正回転、逆回転の切り換えが可能であることを特徴とす
る。
正回転、逆回転の切り換えが可能であることを特徴とす
る。
【0012】これにより、回転軸部の正回転、逆回転が
可能になる。
可能になる。
【0013】請求項4に記載の発明では、前記回転体が
複数個設けられていることを特徴とする。
複数個設けられていることを特徴とする。
【0014】これにより、1個あたりの回転体の寸法を
小さくすることができ、装置を小型化できる。
小さくすることができ、装置を小型化できる。
【0015】請求項5に記載の発明では、前記回転軸部
に対する前記回転体の同方向回転、逆方向回転の切り換
えが可能であることを特徴とする。
に対する前記回転体の同方向回転、逆方向回転の切り換
えが可能であることを特徴とする。
【0016】これにより、発生するジャイロモーメント
の向きを切り換えることが可能になる。
の向きを切り換えることが可能になる。
【0017】請求項6に記載の発明では、前記モータと
前記回転体との間に介された変速ギアと、前記回転軸部
の先端回りの転倒モーメントを算出する算出手段と、算
出された転倒モーメントに応じて前記変速ギアのギア比
を制御してジャイロモーメントを増減する制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記回転体との間に介された変速ギアと、前記回転軸部
の先端回りの転倒モーメントを算出する算出手段と、算
出された転倒モーメントに応じて前記変速ギアのギア比
を制御してジャイロモーメントを増減する制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0018】これにより、転倒モーメントの大きさがば
らついても常に適正な大きさのジャイロモーメントを発
生させることができる。
らついても常に適正な大きさのジャイロモーメントを発
生させることができる。
【0019】請求項7に記載の発明では、請求項1〜請
求項6のうち何れか一項に記載の前記手持式回転力付与
装置が用いられた電動式ドライバであることを特徴とす
る。
求項6のうち何れか一項に記載の前記手持式回転力付与
装置が用いられた電動式ドライバであることを特徴とす
る。
【0020】これにより、電動式ドライバを使用する
際、従来では必要であったガイドレールが不要になり、
従って、作業性を向上させることができ、作業に必要な
スペースも低減される。また、電動式ドライバを用いて
製品を大量に組み立てる場合、ビス締め時に生じるいわ
ゆるネジ馬鹿やキャビ破損を抑えることができ、従っ
て、不良品の発生率を大幅に低減することができる。
際、従来では必要であったガイドレールが不要になり、
従って、作業性を向上させることができ、作業に必要な
スペースも低減される。また、電動式ドライバを用いて
製品を大量に組み立てる場合、ビス締め時に生じるいわ
ゆるネジ馬鹿やキャビ破損を抑えることができ、従っ
て、不良品の発生率を大幅に低減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げ、本発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0022】[第1形態]第1形態では、手持式の電動
式ドライバについて説明する。図1に示すように、電動
式ドライバ10は、片手で保持できる保持部(図示せ
ず)を有するケーシング12と、ケーシング12の中に
設けられたモータ14と、モータ14によって回転され
るドライバ軸部16と、モータ14の後方側に取り付け
られた回転体20(図2も参照)と、を備えている。
式ドライバについて説明する。図1に示すように、電動
式ドライバ10は、片手で保持できる保持部(図示せ
ず)を有するケーシング12と、ケーシング12の中に
設けられたモータ14と、モータ14によって回転され
るドライバ軸部16と、モータ14の後方側に取り付け
られた回転体20(図2も参照)と、を備えている。
【0023】ドライバ軸部16は、ケーシング12を貫
通し、嵌め込み部材22により向きが固定されている。
通し、嵌め込み部材22により向きが固定されている。
【0024】回転体20はモータ14によって回転され
る。モータ14、ドライバ軸部16、及び、回転体20
の回転中心軸は何れも同一軸上に位置している。
る。モータ14、ドライバ軸部16、及び、回転体20
の回転中心軸は何れも同一軸上に位置している。
【0025】また、回転体20はいわゆるコマと呼ばれ
るものであって、回転体20の回転方向及び回転軸回り
の慣性モーメントについては、ドライバ軸部16が回転
中に傾斜すると、回転体20に作用するジャイロモーメ
ントにより電動式ドライバ10の姿勢が矯正されるよう
に決定する。
るものであって、回転体20の回転方向及び回転軸回り
の慣性モーメントについては、ドライバ軸部16が回転
中に傾斜すると、回転体20に作用するジャイロモーメ
ントにより電動式ドライバ10の姿勢が矯正されるよう
に決定する。
【0026】すなわち、回転体20は、円柱状で所定の
慣性モーメントを有して、モータ14によって回転力が
与えられて所定の角速度で回転するように寸法が決めら
れている。
慣性モーメントを有して、モータ14によって回転力が
与えられて所定の角速度で回転するように寸法が決めら
れている。
【0027】回転体20の材質は、比重が大きく均一な
材質で加工性や成形性のよい材質であることが好まし
く、例えば真ちゅうである。
材質で加工性や成形性のよい材質であることが好まし
く、例えば真ちゅうである。
【0028】モータ14の回転方向は、正方向U、逆方
向Vに切り換え可能である。
向Vに切り換え可能である。
【0029】電動式ドライバ10を、ドライバ軸部16
の回転方向と逆方向にのみ回転体20を回転する装置に
する場合、例えば図3に示すような反転ギア機構28を
モータ14と回転体20との間に介してもよい。これに
より、モータ14として一方向にのみ回転するモータを
用いることができる。
の回転方向と逆方向にのみ回転体20を回転する装置に
する場合、例えば図3に示すような反転ギア機構28を
モータ14と回転体20との間に介してもよい。これに
より、モータ14として一方向にのみ回転するモータを
用いることができる。
【0030】この反転ギア機構28は、モータ14の回
転中心軸14Rに取付けられた第1ギア30と、回転中
心軸14Rと直交する軸回りに第1ギア30によって回
転される中間ギア32と、回転中心軸14Rと同軸回り
に中間ギア32によって回転される第2ギア34と、か
ら構成される。
転中心軸14Rに取付けられた第1ギア30と、回転中
心軸14Rと直交する軸回りに第1ギア30によって回
転される中間ギア32と、回転中心軸14Rと同軸回り
に中間ギア32によって回転される第2ギア34と、か
ら構成される。
【0031】第2ギア34は、回転中心軸の軸方向Wに
設定位置を変更できるようになっており、中間ギア32
から第2ギア34へ回転力が伝達されないようにするこ
とが可能である。
設定位置を変更できるようになっており、中間ギア32
から第2ギア34へ回転力が伝達されないようにするこ
とが可能である。
【0032】図4に示すように、モータ14を駆動させ
る回路としては、正転用の回路40A、及び、反転用の
回路40Bが形成されており、それぞれ、回転速度セン
サ42A、42Bによりフィードバック制御される。
る回路としては、正転用の回路40A、及び、反転用の
回路40Bが形成されており、それぞれ、回転速度セン
サ42A、42Bによりフィードバック制御される。
【0033】また、回路40A、40Bは、それぞれ、
DC電源44に接続されスイッチ46A、46BでO
N、OFFの切り換えが可能になっている。従って、姿
勢制御をする必要がないときは、図1に示したように、
ケーシング12の保持部に近い位置に設けられたスイッ
チ46BをOFFにすることにより、電動式ドライバ1
0の使用中に直ちに回路40BをOFFの状態にするこ
とができる。
DC電源44に接続されスイッチ46A、46BでO
N、OFFの切り換えが可能になっている。従って、姿
勢制御をする必要がないときは、図1に示したように、
ケーシング12の保持部に近い位置に設けられたスイッ
チ46BをOFFにすることにより、電動式ドライバ1
0の使用中に直ちに回路40BをOFFの状態にするこ
とができる。
【0034】以上説明したように、第1形態では、電動
式ドライバ10の使用中に、ネジ(図示せず)に対して
電動式ドライバ10が傾斜すなわちドライバ軸部16が
傾斜しても、回転体20に生じるジャイロモーメントに
より電動式ドライバ10の姿勢が正される。また、ドラ
イバ軸部16を回転させるモータ14を利用して回転体
20を回転させることができるので、電動式ドライバ1
0の小型化を維持でき、省エネ対策にもなる。
式ドライバ10の使用中に、ネジ(図示せず)に対して
電動式ドライバ10が傾斜すなわちドライバ軸部16が
傾斜しても、回転体20に生じるジャイロモーメントに
より電動式ドライバ10の姿勢が正される。また、ドラ
イバ軸部16を回転させるモータ14を利用して回転体
20を回転させることができるので、電動式ドライバ1
0の小型化を維持でき、省エネ対策にもなる。
【0035】なお、回転体20は、複数個設けられてい
てもよい。例えば、図5に示すように、モータ14の前
方側及び後方側にそれぞれ回転体20P、20Qが設け
られていてもよい。これにより、1個あたりの回転体の
寸法を小さくすることが可能になる。
てもよい。例えば、図5に示すように、モータ14の前
方側及び後方側にそれぞれ回転体20P、20Qが設け
られていてもよい。これにより、1個あたりの回転体の
寸法を小さくすることが可能になる。
【0036】また、電動式ドライバ10の重量が大きい
場合、バランサ(図示せず)を用いると、長時間にわた
り作業する際に作業性が向上する。
場合、バランサ(図示せず)を用いると、長時間にわた
り作業する際に作業性が向上する。
【0037】また、以上説明したような機構が手持式の
エアードライバやリュータ(研磨機)に用いられていて
も、同様の効果を奏することができる。
エアードライバやリュータ(研磨機)に用いられていて
も、同様の効果を奏することができる。
【0038】[第2形態]次に、第2形態について説明
する。第2形態では、第1形態と同様の構成要素につい
ては同じ符号を付してその説明を省略する。
する。第2形態では、第1形態と同様の構成要素につい
ては同じ符号を付してその説明を省略する。
【0039】図6に示すように、第2形態では、第1形
態に比べ、手持式の電動式ドライバ50は、第1形態と
同様の回転体52とモータ14とを接続する変速ギア5
4と、ドライバ軸部16の傾斜の角速度を計測するセン
サ56と、センサ56の出力値に基づきドライバ軸部1
6の先端回りに生じる転倒モーメントを算出する演算部
58と、算出された転倒モーメントに応じて変速ギア5
4のギア比を制御する制御部60と、を更に有する。変
速ギア54は無段変速のギアである。
態に比べ、手持式の電動式ドライバ50は、第1形態と
同様の回転体52とモータ14とを接続する変速ギア5
4と、ドライバ軸部16の傾斜の角速度を計測するセン
サ56と、センサ56の出力値に基づきドライバ軸部1
6の先端回りに生じる転倒モーメントを算出する演算部
58と、算出された転倒モーメントに応じて変速ギア5
4のギア比を制御する制御部60と、を更に有する。変
速ギア54は無段変速のギアである。
【0040】ジャイロモーメントについて以下に概略を
説明する。
説明する。
【0041】図7に示すように、回転対称物体70が対
称軸(Y軸)を水平軸にして比較的大きい角速度ωで回
転しているとする。Y軸に関する慣性モーメントをI、
重心を通りY軸に直交するX軸、Z軸に関する慣性モー
メントを何れもI’とする。X軸、Z軸はジャイロケー
スに固定されているとし、X、Y、Zの各軸は回転対称
物体70の慣性主軸とする。
称軸(Y軸)を水平軸にして比較的大きい角速度ωで回
転しているとする。Y軸に関する慣性モーメントをI、
重心を通りY軸に直交するX軸、Z軸に関する慣性モー
メントを何れもI’とする。X軸、Z軸はジャイロケー
スに固定されているとし、X、Y、Zの各軸は回転対称
物体70の慣性主軸とする。
【0042】この状態で、Z軸の回りに角速度Ωの回転
を加えたとすると、角運動量ベクトルLの成分は、LX
=0、LY =Iω、LZ =I’Ωであるので、このLの
変化LLは、以下の式で表される。
を加えたとすると、角運動量ベクトルLの成分は、LX
=0、LY =Iω、LZ =I’Ωであるので、このLの
変化LLは、以下の式で表される。
【0043】LL=Ω×L=(−IωΩ、0、0) 従って、N=LLを満たすモーメントNが軸受から回転
対称物体70に作用しているはずであり、その反作用と
して軸受は−N=(IωΩ、0、0)のモーメントを受
ける。このモーメントをジャイロモーメントという。
対称物体70に作用しているはずであり、その反作用と
して軸受は−N=(IωΩ、0、0)のモーメントを受
ける。このモーメントをジャイロモーメントという。
【0044】第2形態に係る電動式ドライバ50(図6
参照)は、生じた転倒モーメントに応じ、電動式ドライ
バ50の姿勢が正されるようなジャイロモーメントが生
じるように、制御部60が変速ギア54のギア比を変更
する。これにより、転倒モーメントの大きさがばらつい
ても、電動式ドライバ50には常に適正なジャイロモー
メントが作用し、姿勢が正される。
参照)は、生じた転倒モーメントに応じ、電動式ドライ
バ50の姿勢が正されるようなジャイロモーメントが生
じるように、制御部60が変速ギア54のギア比を変更
する。これにより、転倒モーメントの大きさがばらつい
ても、電動式ドライバ50には常に適正なジャイロモー
メントが作用し、姿勢が正される。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、以下の効
果を奏することができる。
果を奏することができる。
【0046】請求項1に記載の発明によれば、手持式回
転力付与装置の使用中に、回転力被付与物に対して手持
式回転力付与装置が傾斜すなわち回転軸部が傾斜して
も、手持式回転力付与装置の姿勢がコントロールされ
る。
転力付与装置の使用中に、回転力被付与物に対して手持
式回転力付与装置が傾斜すなわち回転軸部が傾斜して
も、手持式回転力付与装置の姿勢がコントロールされ
る。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、1個のモ
ータで回転軸部及び回転体の両者を回転させることがで
きるので、部品点数を削減して装置を小型化することが
できる。
ータで回転軸部及び回転体の両者を回転させることがで
きるので、部品点数を削減して装置を小型化することが
できる。
【0048】請求項3に記載の発明によれば、回転軸部
の正回転、逆回転が可能になる。
の正回転、逆回転が可能になる。
【0049】請求項4に記載の発明によれば、1個あた
りの回転体の寸法を小さくすることができ、装置を小型
化できる。
りの回転体の寸法を小さくすることができ、装置を小型
化できる。
【0050】請求項5に記載の発明によれば、発生する
ジャイロモーメントの向きを切り換えることが可能にな
る。
ジャイロモーメントの向きを切り換えることが可能にな
る。
【0051】請求項6に記載の発明によれば、転倒モー
メントの大きさがばらついても常に適正な大きさのジャ
イロモーメントを発生させることができる。
メントの大きさがばらついても常に適正な大きさのジャ
イロモーメントを発生させることができる。
【0052】請求項7に記載の発明によれば、作業性を
向上させることができる。
向上させることができる。
【図1】第1形態に係る電動式ドライバを示す側面図で
ある。
ある。
【図2】第1形態に係る電動式ドライバの回転体を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】モータと回転体との間に介させる反転ギア機構
の構成を示す模式的側面図である。
の構成を示す模式的側面図である。
【図4】第1形態に係る電動式ドライバのモータを駆動
する回路図である。
する回路図である。
【図5】第1形態に係る電動式ドライバの変形例を示す
側面図である。
側面図である。
【図6】第2形態に係る電動式ドライバの側面図であ
る。
る。
【図7】ジャイロモーメントを説明する斜視図である。
【図8】従来の電動式ドライバを用いた際に電動式ドラ
イバが傾斜することを示す側面図である。
イバが傾斜することを示す側面図である。
【図9】従来の電動式ドライバをレールガイドに取付け
た状態を示す側面図である。
た状態を示す側面図である。
10 電動式ドライバ 14 モータ 16 ドライバ軸部(回転軸部) 20 回転体 20P 回転体 20Q 回転体 50 電動式ドライバ 52 回転体 54 変速ギア 58 演算部(算出手段) 60 制御部(制御手段) 80 電動式ドライバ
Claims (7)
- 【請求項1】 モータと、 前記モータにより回転力が伝達されて回転する回転軸部
と、 所定の慣性モーメントを有し、所定の角速度で回転する
回転体と、 を備えた手持式回転力付与装置であって、 前記回転軸部の回転中に前記回転軸部が傾斜すると、前
記回転体にジャイロモーメントが作用して前記回転軸部
の傾斜が抑制されることを特徴とする手持式回転力付与
装置。 - 【請求項2】 前記回転体の回転の中心軸が前記回転軸
部と同一であり、前記モータにより前記回転体に回転力
が付与されることを特徴とする請求項1に記載の手持式
回転力付与装置。 - 【請求項3】 前記モータの正回転、逆回転の切り換え
が可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
手持式回転力付与装置。 - 【請求項4】 前記回転体が複数個設けられていること
を特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記
載の手持式回転力付与装置。 - 【請求項5】 前記回転軸部に対する前記回転体の同方
向回転、逆方向回転の切り換えが可能であることを特徴
とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の手
持式回転力付与装置。 - 【請求項6】 前記モータと前記回転体との間に介され
た変速ギアと、 前記回転軸部の先端回りの転倒モーメントを算出する算
出手段と、 算出された転倒モーメントに応じて前記変速ギアのギア
比を制御してジャイロモーメントを増減する制御手段
と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のうち何
れか一項に記載の手持式回転力付与装置。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項6のうち何れか一項に
記載の前記手持式回転力付与装置が用いられたことを特
徴とする電動式ドライバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000250159A JP2002059370A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 手持式回転力付与装置及び電動式ドライバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000250159A JP2002059370A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 手持式回転力付与装置及び電動式ドライバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002059370A true JP2002059370A (ja) | 2002-02-26 |
Family
ID=18739783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000250159A Pending JP2002059370A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 手持式回転力付与装置及び電動式ドライバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002059370A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011024698A1 (ja) | 2009-08-28 | 2011-03-03 | 株式会社マキタ | 動力工具 |
| WO2011024697A1 (ja) | 2009-08-28 | 2011-03-03 | 株式会社マキタ | 動力工具 |
| EP2505307A2 (en) | 2011-03-31 | 2012-10-03 | Makita Corporation | Power tool |
| EP2505309A1 (en) | 2011-03-31 | 2012-10-03 | Makita Corporation | Power Tool |
| EP2505317A2 (en) | 2011-03-31 | 2012-10-03 | Makita Corporation | Power tool |
| WO2012165113A1 (ja) | 2011-06-02 | 2012-12-06 | 株式会社マキタ | 動力工具 |
| CN103465231A (zh) * | 2013-09-09 | 2013-12-25 | 苏州安必瑟斯机电技术有限公司 | 电动工具 |
| CN104816271A (zh) * | 2015-03-11 | 2015-08-05 | 丽水学院 | 陀螺感应调向调速电动螺丝刀及工作方法 |
-
2000
- 2000-08-21 JP JP2000250159A patent/JP2002059370A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9186808B2 (en) | 2009-08-28 | 2015-11-17 | Makita Corporation | Power tool with continuously-variable transmission traction drive |
| WO2011024697A1 (ja) | 2009-08-28 | 2011-03-03 | 株式会社マキタ | 動力工具 |
| WO2011024698A1 (ja) | 2009-08-28 | 2011-03-03 | 株式会社マキタ | 動力工具 |
| US8911320B2 (en) | 2009-08-28 | 2014-12-16 | Makita Corporation | Power tool |
| EP2505307A2 (en) | 2011-03-31 | 2012-10-03 | Makita Corporation | Power tool |
| EP2505309A1 (en) | 2011-03-31 | 2012-10-03 | Makita Corporation | Power Tool |
| EP2505317A2 (en) | 2011-03-31 | 2012-10-03 | Makita Corporation | Power tool |
| US8888642B2 (en) | 2011-03-31 | 2014-11-18 | Makita Corporation | Power tool |
| US9114520B2 (en) | 2011-03-31 | 2015-08-25 | Makita Corporation | Power tool |
| WO2012165113A1 (ja) | 2011-06-02 | 2012-12-06 | 株式会社マキタ | 動力工具 |
| US9469023B2 (en) | 2011-06-02 | 2016-10-18 | Makita Corporation | Power tools |
| CN103465231A (zh) * | 2013-09-09 | 2013-12-25 | 苏州安必瑟斯机电技术有限公司 | 电动工具 |
| CN104816271B (zh) * | 2015-03-11 | 2016-10-05 | 丽水学院 | 陀螺感应调向调速电动螺丝刀及工作方法 |
| CN104816271A (zh) * | 2015-03-11 | 2015-08-05 | 丽水学院 | 陀螺感应调向调速电动螺丝刀及工作方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6916060B2 (ja) | 電動作業機 | |
| EP1992548B1 (en) | Steering system for vehicle | |
| US20160354911A1 (en) | Power tool | |
| JP2002059370A (ja) | 手持式回転力付与装置及び電動式ドライバ | |
| JP2003311555A (ja) | ネジ締め装置 | |
| JP2015066635A (ja) | 電動工具及びその運転モード切替方法 | |
| US7152503B2 (en) | Device for compensating a torque produced by a gyrostatic effect | |
| WO1988010178A1 (fr) | Procede et dispositif d'apprentissage direct pour robot a articulations multiples du type a bras horizontal | |
| JP6332663B2 (ja) | 2輪倒立振子型車両 | |
| JPH11198077A (ja) | パワーアシスト付き助力アーム | |
| TWM539402U (zh) | 旋臂式鑽孔攻牙設備 | |
| JPH0750412B2 (ja) | ロボツトの制御装置 | |
| JP3505175B2 (ja) | ねじ継手締付方法および装置 | |
| JP2017159403A (ja) | 工作機械のチルト装置 | |
| JPH106270A (ja) | 産業用ロボット | |
| JPH09300269A (ja) | 多関節ロボットの手首機構 | |
| JP3675033B2 (ja) | ベンダー加工装置 | |
| JP7274979B2 (ja) | アングル工具 | |
| KR102810600B1 (ko) | 이동 장치 | |
| JPH09295285A (ja) | 電動工具 | |
| JP4803337B2 (ja) | 車両の操舵装置 | |
| JPH052311Y2 (ja) | ||
| JP4221458B2 (ja) | 多関節ロボットおよびその駆動方法 | |
| JPH07100770A (ja) | 総回転数の設定可能な電動ドライバー | |
| JP2025184222A (ja) | グラインダ |