JP2002059070A - 加熱溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置及び加熱溶融型膨潤性粘着剤によるシール方法 - Google Patents
加熱溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置及び加熱溶融型膨潤性粘着剤によるシール方法Info
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- Coating Apparatus (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 膨潤性加熱溶融粘着剤の押出し機を持って作
業員が現場の被シール部を自由に移動しながらシールで
きるようにして、容易かつ安全に的確な止水作業を連続
的にできる押出し装置及びシール方法を提供するもので
ある。 【構成】 内部に加熱溶融型膨潤性粘着剤を設けたカー
トリッジを、予熱アダプターに挿入してカートリッジ内
の前記膨潤性粘着剤の粘着状態を維持できる温度に加熱
したのち、前記カートリッジを銃器型押出し機に装着し
てこの銃器型押出し機によりカートリッジ内の膨潤性粘
着剤を押出し機のノズルから押出し、この膨潤性粘着剤
を被シール部に塗着することにより、被シール部を膨潤
性粘着剤で止水処理するようにしたことを特徴とする。
業員が現場の被シール部を自由に移動しながらシールで
きるようにして、容易かつ安全に的確な止水作業を連続
的にできる押出し装置及びシール方法を提供するもので
ある。 【構成】 内部に加熱溶融型膨潤性粘着剤を設けたカー
トリッジを、予熱アダプターに挿入してカートリッジ内
の前記膨潤性粘着剤の粘着状態を維持できる温度に加熱
したのち、前記カートリッジを銃器型押出し機に装着し
てこの銃器型押出し機によりカートリッジ内の膨潤性粘
着剤を押出し機のノズルから押出し、この膨潤性粘着剤
を被シール部に塗着することにより、被シール部を膨潤
性粘着剤で止水処理するようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種建築構造物等
の止水処理をするための装置及びシール方法に関するも
のであって、常温では固形であり加熱すると液状または
粘状化し、水に接するとその水を吸収して膨張する性質
を有する加熱溶融型膨潤性粘着剤を、被シール部に塗着
して止水処理するための装置及びシール方法である。
の止水処理をするための装置及びシール方法に関するも
のであって、常温では固形であり加熱すると液状または
粘状化し、水に接するとその水を吸収して膨張する性質
を有する加熱溶融型膨潤性粘着剤を、被シール部に塗着
して止水処理するための装置及びシール方法である。
【0002】
【従来の技術】従来より、加熱溶融型膨潤性粘着剤とし
ては、特開平9−176618号に記載されている水膨
張性ホットメルト型プレシーリング材のように、加熱溶
融型粘着剤に膨潤性樹脂を混合したものがある。この加
熱溶融型膨潤性粘着剤は常温では固形であり、成形作業
の際に予め加熱し溶融状態にして使用される。
ては、特開平9−176618号に記載されている水膨
張性ホットメルト型プレシーリング材のように、加熱溶
融型粘着剤に膨潤性樹脂を混合したものがある。この加
熱溶融型膨潤性粘着剤は常温では固形であり、成形作業
の際に予め加熱し溶融状態にして使用される。
【0003】また、この加熱溶融型膨潤性粘着剤は、電
源設備の備えられている作業場に、前記膨潤性粘着剤を
注出するためのアプリケータを配置し、作業場内に供給
される電気で膨潤性粘着剤を加熱溶融すると共に、溶融
状態を長時間にわたり維持するようにしたものであるこ
とから、作業場内の特定の場所で外壁材のラップジョイ
ントなどの作業を連続的に行うには適しているが、前記
アプリケータは装置自体が大きく建築現場や土木工事現
場等で作業者が自由に持ち歩いて使用できるようなもの
ではなかった。
源設備の備えられている作業場に、前記膨潤性粘着剤を
注出するためのアプリケータを配置し、作業場内に供給
される電気で膨潤性粘着剤を加熱溶融すると共に、溶融
状態を長時間にわたり維持するようにしたものであるこ
とから、作業場内の特定の場所で外壁材のラップジョイ
ントなどの作業を連続的に行うには適しているが、前記
アプリケータは装置自体が大きく建築現場や土木工事現
場等で作業者が自由に持ち歩いて使用できるようなもの
ではなかった。
【0004】従って、現場での建築構造物の止水作業と
して挙げられる鋼、コンクリート、合成樹脂などからな
る2次製品同士の接合部の場合、溶剤型のシール材を銃
器型押出し機で塗着したり、押出し成形により帯状、シ
ート状あるいは環状などに成形した固形のシール材を接
着剤で接着しシールすることが行われており、また、2
次製品と打設されるコンクリートとの接合部にも、前記
押出し成形によるシール材を介装するなどのことが行わ
れていた。
して挙げられる鋼、コンクリート、合成樹脂などからな
る2次製品同士の接合部の場合、溶剤型のシール材を銃
器型押出し機で塗着したり、押出し成形により帯状、シ
ート状あるいは環状などに成形した固形のシール材を接
着剤で接着しシールすることが行われており、また、2
次製品と打設されるコンクリートとの接合部にも、前記
押出し成形によるシール材を介装するなどのことが行わ
れていた。
【0005】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、前述の溶剤型
のシール材の場合、乾燥時に揮発する溶剤により人体に
悪影響を及ぼすと共に、揮発物に引火し火災を起こす危
険性があるなどの問題を有していた。
のシール材の場合、乾燥時に揮発する溶剤により人体に
悪影響を及ぼすと共に、揮発物に引火し火災を起こす危
険性があるなどの問題を有していた。
【0006】また、帯状、シート状あるいは環状などの
押出し成形による固形の膨潤性シール材は、シール材を
接着材によって被シール部に接着させることから、作業
におもいのほか手間がかかり、しかも複雑な箇所のシー
ルは被シール部との密着性に劣り、しかもシール材が折
れたりすることから、接着作業に熟練を要するものであ
った。
押出し成形による固形の膨潤性シール材は、シール材を
接着材によって被シール部に接着させることから、作業
におもいのほか手間がかかり、しかも複雑な箇所のシー
ルは被シール部との密着性に劣り、しかもシール材が折
れたりすることから、接着作業に熟練を要するものであ
った。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明は、従来におけるこの種
の膨潤性加熱溶融粘着剤の押出し装置及びシール方法に
おける課題点を解決し、作業員が膨潤性加熱溶融粘着剤
の押出し機を持って各被シール部を自由に移動しながら
容易かつ安全にシールできるようにすると共に、的確な
止水処理を連続的にできる押出し装置及びシール方法を
提供しようとするものである。
の膨潤性加熱溶融粘着剤の押出し装置及びシール方法に
おける課題点を解決し、作業員が膨潤性加熱溶融粘着剤
の押出し機を持って各被シール部を自由に移動しながら
容易かつ安全にシールできるようにすると共に、的確な
止水処理を連続的にできる押出し装置及びシール方法を
提供しようとするものである。
【0008】本発明は、そのための具体的手段として、
内部に加熱溶融型膨潤性粘着剤を設けたカートリッジ
と、カートリッジ内の前記膨潤性粘着剤の粘着状態を維
持できる温度に加熱するための予熱アダプターと、前記
予熱アダプターから取り出したカートリッジをシリンダ
内に装着して膨潤性粘着剤をノズルから押出し、被シー
ル部に塗着するための銃器型押出し機とからなる装置で
あることを特徴とする。
内部に加熱溶融型膨潤性粘着剤を設けたカートリッジ
と、カートリッジ内の前記膨潤性粘着剤の粘着状態を維
持できる温度に加熱するための予熱アダプターと、前記
予熱アダプターから取り出したカートリッジをシリンダ
内に装着して膨潤性粘着剤をノズルから押出し、被シー
ル部に塗着するための銃器型押出し機とからなる装置で
あることを特徴とする。
【0009】加熱溶融型膨潤性粘着剤は、加熱により溶
融するブチル系ゴム及び合成樹脂ポリマーと、水膨潤性
合成樹脂とを主成分とする混合物であることが好まし
い。
融するブチル系ゴム及び合成樹脂ポリマーと、水膨潤性
合成樹脂とを主成分とする混合物であることが好まし
い。
【0010】銃器型押出し機は、シリンダが層内に加熱
ヒーターを有する筒体を長さ方向に沿って二つ割りにし
た開閉可能な断面半円形の部材からなるものであって、
このシリンダの前端に層内に加熱ヒーターを有するノズ
ル加熱部を設け、シリンダの後端に押出しロッドを前進
させるための駆動部を設けると共に、この駆動部に回転
力を伝えるモータとスイッチとを備えたホルダーを設け
たものであることが好ましい。
ヒーターを有する筒体を長さ方向に沿って二つ割りにし
た開閉可能な断面半円形の部材からなるものであって、
このシリンダの前端に層内に加熱ヒーターを有するノズ
ル加熱部を設け、シリンダの後端に押出しロッドを前進
させるための駆動部を設けると共に、この駆動部に回転
力を伝えるモータとスイッチとを備えたホルダーを設け
たものであることが好ましい。
【0011】予熱アダプターは、複数個のカートリッジ
挿入孔を備えていて、それぞれの挿入口の周囲に配置さ
れた加熱ヒーターと、各挿入孔の開口部に孔内のカート
リッジが所定の温度に予熱されていることを知らせる告
知ランプとを備えているものであるとよい。
挿入孔を備えていて、それぞれの挿入口の周囲に配置さ
れた加熱ヒーターと、各挿入孔の開口部に孔内のカート
リッジが所定の温度に予熱されていることを知らせる告
知ランプとを備えているものであるとよい。
【0012】内部に加熱溶融型膨潤性粘着剤を設けたカ
ートリッジを、予熱アダプターに挿入してカートリッジ
内の前記膨潤性粘着剤の粘着状態を維持できる温度に加
熱したのち、前記カートリッジを銃器型押出し機に装着
してこの銃器型押出し機によりカートリッジ内の膨潤性
粘着剤を押出し機のノズルから押出し、この膨潤性粘着
剤を被シール部に塗着することにより、被シール部を膨
潤性粘着剤でシールして止水処理するようにしたシール
方法であることを特徴とする。
ートリッジを、予熱アダプターに挿入してカートリッジ
内の前記膨潤性粘着剤の粘着状態を維持できる温度に加
熱したのち、前記カートリッジを銃器型押出し機に装着
してこの銃器型押出し機によりカートリッジ内の膨潤性
粘着剤を押出し機のノズルから押出し、この膨潤性粘着
剤を被シール部に塗着することにより、被シール部を膨
潤性粘着剤でシールして止水処理するようにしたシール
方法であることを特徴とする。
【0013】加熱溶融型膨潤性粘着剤が塗着される被シ
ール部は、鋼、コンクリート、合成樹脂などからなる2
次製品の互いの接合部であるとよい。
ール部は、鋼、コンクリート、合成樹脂などからなる2
次製品の互いの接合部であるとよい。
【0014】加熱溶融型膨潤性粘着剤が塗着される被シ
ール部は、鋼、コンクリート、合成樹脂などからなる2
次製品と、打設コンクリートとの接合部であるとよい。
ール部は、鋼、コンクリート、合成樹脂などからなる2
次製品と、打設コンクリートとの接合部であるとよい。
【0015】加熱溶融型膨潤性粘着剤が塗着される被シ
ール部は、打設コンクリートによって埋設される部材で
あるとよい。
ール部は、打設コンクリートによって埋設される部材で
あるとよい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら本発明
に係る加熱溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置及びシール
方法について以下説明すると、本発明の加熱溶融型膨潤
性粘着剤の押出し装置は、図1乃至図3に示すように、
内部に加熱溶融型膨潤性粘着剤1を設けたカートリッジ
2と、カートリッジ2内の前記膨潤性粘着剤1の粘着状
態を維持できる温度に加熱するための予熱アダプター3
と、前記予熱アダプター3から取り出したカートリッジ
2内の膨潤性粘着剤1をノズル5から押出し、被シール
部に塗着するための銃器型押出し機4とから構成されて
いる。
に係る加熱溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置及びシール
方法について以下説明すると、本発明の加熱溶融型膨潤
性粘着剤の押出し装置は、図1乃至図3に示すように、
内部に加熱溶融型膨潤性粘着剤1を設けたカートリッジ
2と、カートリッジ2内の前記膨潤性粘着剤1の粘着状
態を維持できる温度に加熱するための予熱アダプター3
と、前記予熱アダプター3から取り出したカートリッジ
2内の膨潤性粘着剤1をノズル5から押出し、被シール
部に塗着するための銃器型押出し機4とから構成されて
いる。
【0017】前記膨潤性粘着剤1は、加熱溶融型のブチ
ル系ゴムと合成樹脂ポリマーを主成分とする粘着剤と、
水に接するとその水を吸収して膨張する性質を有するポ
リエステル系膨潤性樹脂との混合物である。
ル系ゴムと合成樹脂ポリマーを主成分とする粘着剤と、
水に接するとその水を吸収して膨張する性質を有するポ
リエステル系膨潤性樹脂との混合物である。
【0018】また、膨潤性粘着剤1は、図2に示すよう
に、ポリアミド系合成樹脂などの強靱な可撓性耐熱合成
樹脂を素材とするチューブ型樹脂パック8の一端部側に
未充填部分を残すようにして充填されており、この樹脂
パック8の両端はアルミ線などの策具9で封止されてい
る。そして、前記樹脂パック8の未充填の一端部側は使
用時に切断して膨潤性粘着剤1を吐出させるための吐出
部7になる。
に、ポリアミド系合成樹脂などの強靱な可撓性耐熱合成
樹脂を素材とするチューブ型樹脂パック8の一端部側に
未充填部分を残すようにして充填されており、この樹脂
パック8の両端はアルミ線などの策具9で封止されてい
る。そして、前記樹脂パック8の未充填の一端部側は使
用時に切断して膨潤性粘着剤1を吐出させるための吐出
部7になる。
【0019】さらに、膨潤性粘着剤1を封入した樹脂パ
ック8は、アルミ、真鍮などの熱伝導率が良く丈夫な金
属製の筒形カートリッジ2に内挿されており、このよう
に膨潤性粘着剤1を樹脂パック8を介してカートリッジ
2に内挿することで、膨潤性粘着剤1が直接カートリッ
ジ2の内周面に接することがないのでカートリッジ2が
汚れず、従って、カートリッジ2を繰り返し使用できる
ことから経済的であり、廃棄物の発生量も減少させるこ
とができる。
ック8は、アルミ、真鍮などの熱伝導率が良く丈夫な金
属製の筒形カートリッジ2に内挿されており、このよう
に膨潤性粘着剤1を樹脂パック8を介してカートリッジ
2に内挿することで、膨潤性粘着剤1が直接カートリッ
ジ2の内周面に接することがないのでカートリッジ2が
汚れず、従って、カートリッジ2を繰り返し使用できる
ことから経済的であり、廃棄物の発生量も減少させるこ
とができる。
【0020】そして、樹脂パック8を内挿したカートリ
ッジ2は、図3に示すように吐出部7を上にして予熱ア
ダプター3のカートリッジ挿入孔10に収容され、膨潤
性粘着剤1が押出し可能な粘度に溶融される約170°
Cまで加熱される。この予熱アダプター3には複数のカ
ートリッジ挿入孔10が備えられていて、夫々の挿入孔
10の周囲に加熱ヒーター11が配置されると共に、各
挿入孔10の開口部にカートリッジ2が加熱され所定の
温度に達すると点灯する告知ランプ12が設けられてい
る。なお、この予熱アダプター3に対する給電方式は、
外部電源との接続あるいはバッテリーによるものであっ
てもよい。
ッジ2は、図3に示すように吐出部7を上にして予熱ア
ダプター3のカートリッジ挿入孔10に収容され、膨潤
性粘着剤1が押出し可能な粘度に溶融される約170°
Cまで加熱される。この予熱アダプター3には複数のカ
ートリッジ挿入孔10が備えられていて、夫々の挿入孔
10の周囲に加熱ヒーター11が配置されると共に、各
挿入孔10の開口部にカートリッジ2が加熱され所定の
温度に達すると点灯する告知ランプ12が設けられてい
る。なお、この予熱アダプター3に対する給電方式は、
外部電源との接続あるいはバッテリーによるものであっ
てもよい。
【0021】一方、銃器型の押出し機4は、図1及び図
4に示すように、シリンダ13とこのシリンダ13の前
端に設けられているノズル加熱部14と、シリンダ13
の後端に設けた押出しロッド15を前進させるための駆
動部16と、この駆動部16に回転力を伝えるモータ1
7及びスイッチ18を備えたホルダー19とにより構成
され、作業員が手で持って自由に作業できるハンディタ
イプのものである。
4に示すように、シリンダ13とこのシリンダ13の前
端に設けられているノズル加熱部14と、シリンダ13
の後端に設けた押出しロッド15を前進させるための駆
動部16と、この駆動部16に回転力を伝えるモータ1
7及びスイッチ18を備えたホルダー19とにより構成
され、作業員が手で持って自由に作業できるハンディタ
イプのものである。
【0022】また、シリンダ13は、筒体を二つ割りに
して開閉可能にした半円筒形の本体部材20と蓋部材2
1とからなり、いずれも断面の層内に膨潤性粘着剤1を
加熱するための加熱ヒーター22を備えている。また、
シリンダ13の前端に設けたノズル加熱部14は断面の
層内に加熱ヒーター23が配設され、その先端にノズル
5が設けられており、前記加熱ヒーター22,23によ
り膨潤性粘着剤1の溶融状態が維持できるようになって
いる。
して開閉可能にした半円筒形の本体部材20と蓋部材2
1とからなり、いずれも断面の層内に膨潤性粘着剤1を
加熱するための加熱ヒーター22を備えている。また、
シリンダ13の前端に設けたノズル加熱部14は断面の
層内に加熱ヒーター23が配設され、その先端にノズル
5が設けられており、前記加熱ヒーター22,23によ
り膨潤性粘着剤1の溶融状態が維持できるようになって
いる。
【0023】次に、加熱溶融型膨潤性粘着剤1によるシ
ール方法について説明すると、図5のa、bに示すよう
にコンクリートブロック及びシートパイルなどの2次製
品24の互いの接合部25を止水処理する場合は、2次
製品24の接合部25縁部の被シール部6に、押出し機
4のノズル5から溶融した膨潤性粘着剤1を押出して塗
着しシールする。
ール方法について説明すると、図5のa、bに示すよう
にコンクリートブロック及びシートパイルなどの2次製
品24の互いの接合部25を止水処理する場合は、2次
製品24の接合部25縁部の被シール部6に、押出し機
4のノズル5から溶融した膨潤性粘着剤1を押出して塗
着しシールする。
【0024】この場合、冬場のように外気温が低い時は
押出し機4内に装着された膨潤性粘着剤1の温度が下が
り固形化し易いことから、押出し機4を延長コードなど
を介して電源と接続しシリンダ13の加熱ヒーター22
及びノズル加熱部14の加熱ヒーター23を加熱し、膨
潤性粘着剤1の溶融状態を維持することで、膨潤性粘着
剤1を被シール部6に連続的に塗着することができる。
押出し機4内に装着された膨潤性粘着剤1の温度が下が
り固形化し易いことから、押出し機4を延長コードなど
を介して電源と接続しシリンダ13の加熱ヒーター22
及びノズル加熱部14の加熱ヒーター23を加熱し、膨
潤性粘着剤1の溶融状態を維持することで、膨潤性粘着
剤1を被シール部6に連続的に塗着することができる。
【0025】また、仮に押出し機4に電源を接続出来な
いような場所で作業をしていて、カートリッジ2内の膨
潤性粘着剤1の温度が下がり固形化してきた場合は、膨
潤性粘着剤1を予熱アダプター3内で加熱保持されてい
るものと交換して作業を継続し、使用途中に固形化した
膨潤性粘着剤1は予熱アダプター3内に戻して加熱すれ
ば、再度使用することができるので、作業を停滞させる
ようなことがない。
いような場所で作業をしていて、カートリッジ2内の膨
潤性粘着剤1の温度が下がり固形化してきた場合は、膨
潤性粘着剤1を予熱アダプター3内で加熱保持されてい
るものと交換して作業を継続し、使用途中に固形化した
膨潤性粘着剤1は予熱アダプター3内に戻して加熱すれ
ば、再度使用することができるので、作業を停滞させる
ようなことがない。
【0026】このようにしてシールされた2次製品24
同士の接合部25の状態は、一般的には嵌合あるいはモ
ルタル等の接着剤により接合されていて、接合部25に
は止水機能がないことから水は接合部25の隙間を浸透
するが、この接合部25の被シール部6に塗着した膨潤
性粘着剤1によって水の浸透が阻止され、さらに、この
水を膨潤性粘着剤1が吸収して膨張するので止水効果が
一段と良くなる。
同士の接合部25の状態は、一般的には嵌合あるいはモ
ルタル等の接着剤により接合されていて、接合部25に
は止水機能がないことから水は接合部25の隙間を浸透
するが、この接合部25の被シール部6に塗着した膨潤
性粘着剤1によって水の浸透が阻止され、さらに、この
水を膨潤性粘着剤1が吸収して膨張するので止水効果が
一段と良くなる。
【0027】なお、前記2次製品24のシール方法は、
コンクリートセグメントの接合部及びコンクリート2次
製品とプラスチックあるいは鋼との接合部などにも適用
することができる。
コンクリートセグメントの接合部及びコンクリート2次
製品とプラスチックあるいは鋼との接合部などにも適用
することができる。
【0028】一方、加熱溶融型膨潤性粘着剤1が塗着さ
れる被シール部6が、鋼、コンクリート、合成樹脂など
からなる2次製品24と打設コンクリート26との接合
部27である場合について説明すると、図6のa、bに
示すように、鋼柱、鋼管などの2次製品24の所定の周
面に膨潤性粘着剤1を帯状に塗着してプライマーを形成
し、打設コンクリート26の硬化時の収縮により発生す
る打設コンクリート26と2次製品24との隙間を遮断
するようにしておくことで、前記隙間からの水の浸透を
阻止すると共に、この水を膨潤性粘着剤1が吸収して膨
張するので止水効果が一段と良いものになる。
れる被シール部6が、鋼、コンクリート、合成樹脂など
からなる2次製品24と打設コンクリート26との接合
部27である場合について説明すると、図6のa、bに
示すように、鋼柱、鋼管などの2次製品24の所定の周
面に膨潤性粘着剤1を帯状に塗着してプライマーを形成
し、打設コンクリート26の硬化時の収縮により発生す
る打設コンクリート26と2次製品24との隙間を遮断
するようにしておくことで、前記隙間からの水の浸透を
阻止すると共に、この水を膨潤性粘着剤1が吸収して膨
張するので止水効果が一段と良いものになる。
【0029】また、銃器型押出し機4で膨潤性粘着剤1
を被シール部6に塗着するようにしたことで、前記H形
鋼のような複雑な形状へのプライマーの形成も極めて能
率的に行うことができる。
を被シール部6に塗着するようにしたことで、前記H形
鋼のような複雑な形状へのプライマーの形成も極めて能
率的に行うことができる。
【0030】さらに、このような方法により、現場で2
次製品24の周面に膨潤性粘着剤1を塗着できるように
したことで、工場等で予め2次製品24に膨潤性粘着剤
1を塗着しておくものに比べ、運搬による破損などがな
くなるので施工管理が容易になり、しかも、膨潤性粘着
剤1を塗着する箇所が一律でない場合においても容易に
対応することができる。
次製品24の周面に膨潤性粘着剤1を塗着できるように
したことで、工場等で予め2次製品24に膨潤性粘着剤
1を塗着しておくものに比べ、運搬による破損などがな
くなるので施工管理が容易になり、しかも、膨潤性粘着
剤1を塗着する箇所が一律でない場合においても容易に
対応することができる。
【0031】なお、この2次製品24とコンクリート2
6との接合部27のシール方法は、止水板取付け時のコ
ンクリート不陸調整、石材等の化粧材と打設コンクリー
トとの接合部などにも適用することができる。
6との接合部27のシール方法は、止水板取付け時のコ
ンクリート不陸調整、石材等の化粧材と打設コンクリー
トとの接合部などにも適用することができる。
【0032】また、図7のaは、先に打設したコンクリ
ート26の上にコンクリート28を打継ぐ場合、先に打
設されたコンクリート26の上面に膨潤性粘着剤1を帯
状に塗着しておくことで、コンクリート26、28の打
継部29に亀裂や空隙が生じて水が浸透しても膨潤性粘
着剤1によって阻止できるようにしたものである。
ート26の上にコンクリート28を打継ぐ場合、先に打
設されたコンクリート26の上面に膨潤性粘着剤1を帯
状に塗着しておくことで、コンクリート26、28の打
継部29に亀裂や空隙が生じて水が浸透しても膨潤性粘
着剤1によって阻止できるようにしたものである。
【0033】さらに、図7のbは、コンクリート26の
側面に接合部材としてラスなどの埋設部材30を設け、
コンクリート26に隣接してコンクリート28を打継い
でゆく工法において、埋設部材30に膨潤性粘着剤1を
水平方向に塗着し、埋設部材30とコンクリート26、
28との接合部から浸透する水を阻止するようにしたも
のである。
側面に接合部材としてラスなどの埋設部材30を設け、
コンクリート26に隣接してコンクリート28を打継い
でゆく工法において、埋設部材30に膨潤性粘着剤1を
水平方向に塗着し、埋設部材30とコンクリート26、
28との接合部から浸透する水を阻止するようにしたも
のである。
【0034】そのほか、コンクリート26と埋設物30
との接合部のシール方法は、図7のcに示すように鉄筋
などの埋設部材30の所定箇所に膨潤性粘着剤1を塗着
して埋設物30に止水処理を施すことで、埋設物30に
沿って浸透する水を阻止し埋設物30の腐食の拡散を防
ぐことができるので、海浜地区の塩害対策などとして有
効である。またこのシール方法は、型枠のセパレータ、
PC鋼棒、シースなどにも適用することができる。
との接合部のシール方法は、図7のcに示すように鉄筋
などの埋設部材30の所定箇所に膨潤性粘着剤1を塗着
して埋設物30に止水処理を施すことで、埋設物30に
沿って浸透する水を阻止し埋設物30の腐食の拡散を防
ぐことができるので、海浜地区の塩害対策などとして有
効である。またこのシール方法は、型枠のセパレータ、
PC鋼棒、シースなどにも適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る加熱
溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置は、加熱溶融型のブチ
ル系ゴム及び合成樹脂ポリマーと、水に接するとその水
を吸収して膨張するポリエステル系膨潤性樹脂とを主成
分とする混合物からなる膨潤性粘着剤をカートリッジに
内挿し、このカートリッジをハンディータイプの銃器型
押出し機に装着したものであるから、現場を作業員が自
由に持ち歩いて被シール部に止水性の高い膨潤性粘着剤
を塗着できると共に、押出し機及び予熱アダプターに加
熱ヒーターを備えていることから常に溶融状態を維持し
た膨潤性粘着剤を使用できるので、容易かつ能率的に的
確な止水処理作業を連続的にできるという利点を有して
いる。
溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置は、加熱溶融型のブチ
ル系ゴム及び合成樹脂ポリマーと、水に接するとその水
を吸収して膨張するポリエステル系膨潤性樹脂とを主成
分とする混合物からなる膨潤性粘着剤をカートリッジに
内挿し、このカートリッジをハンディータイプの銃器型
押出し機に装着したものであるから、現場を作業員が自
由に持ち歩いて被シール部に止水性の高い膨潤性粘着剤
を塗着できると共に、押出し機及び予熱アダプターに加
熱ヒーターを備えていることから常に溶融状態を維持し
た膨潤性粘着剤を使用できるので、容易かつ能率的に的
確な止水処理作業を連続的にできるという利点を有して
いる。
【0036】また、膨潤性粘着剤は常温では固形であっ
て、加熱すると溶融する熱可塑性の粘着剤であることか
ら、溶剤型粘着剤のように溶剤の揮発による人体への悪
影響や火災の危険性などが全くない安全性の高いもので
ある。
て、加熱すると溶融する熱可塑性の粘着剤であることか
ら、溶剤型粘着剤のように溶剤の揮発による人体への悪
影響や火災の危険性などが全くない安全性の高いもので
ある。
【図1】本発明の加熱溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置
の構成を示す断面図。
の構成を示す断面図。
【図2】樹脂パックを挿着したシリンダーの断面図。
【図3】予熱アダプターの構成を示す斜視図。
【図4】押出し機のシリンダー部分を示す説明図。
【図5】膨潤性粘着剤を2次製品の接合部に使用した状
態を示す説明図。
態を示す説明図。
【図6】膨潤性粘着剤を2次製品とコンクリートとの接
合部に使用した状態を示す説明図。
合部に使用した状態を示す説明図。
【図7】膨潤性粘着剤をコンクリート埋込み部材に使用
した状態を示す説明図。
した状態を示す説明図。
1 膨潤性粘着剤、 2 カートリッジ、 3 予熱アダプター、 4 押出し機、 5 ノズル、 6 被シール部、 7 吐出ガイド部、 8 樹脂パック、 9 索具、 10 カートリッジ挿入孔、 11 加熱ヒーター、 12 告知ランプ、 13 シリンダ、 14 ノズル加熱部、 15 ロッド、 16 駆動部、 17 モータ、 18 スイッチ、 19 ホルダー、 20 本体部材、 21 蓋部材、 22 加熱ヒーター、 23 加熱ヒーター、 24 2次製品、 25 接合部、 26 コンクリート、 27 接合部、 28 コンクリート、 29 打継部、 30 埋設部材、
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04G 21/02 103 E04G 21/16 4F042 21/16 B65D 83/00 D Fターム(参考) 2E172 DB05 DB13 DD06 2E174 DA14 DA15 DA31 2E177 KD09 3E014 KA05 4F041 AA08 AA17 AA19 AB01 CB02 CB34 CB54 4F042 AA16 AA28 AA30 FA22 FA30 FA36
Claims (8)
- 【請求項1】内部に加熱溶融型膨潤性粘着剤を設けたカ
ートリッジと、カートリッジ内の前記膨潤性粘着剤の粘
着状態を維持できる温度に加熱するための予熱アダプタ
ーと、前記予熱アダプターから取り出したカートリッジ
をシリンダ内に装着して膨潤性粘着剤をノズルから押出
し、被シール部に塗着するための銃器型押出し機とから
なる加熱溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置。 - 【請求項2】加熱溶融型膨潤性粘着剤は、加熱により溶
融するブチル系ゴム及び合成樹脂ポリマーと、水膨潤性
合成樹脂とを主成分とする混合物である請求項1に記載
の加熱溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置。 - 【請求項3】銃器型押出し機は、シリンダが層内に加熱
ヒーターを有する筒体を長さ方向に沿って二つ割りにし
た開閉可能な断面半円形の部材からなるものであって、
このシリンダの前端に層内に加熱ヒーターを有するノズ
ル加熱部を設け、シリンダの後端に押出しロッドを前進
させるための駆動部を設けると共に、この駆動部に回転
力を伝えるモータとスイッチとを備えたホルダーを設け
たものである請求項1または請求項2に記載の加熱溶融
型膨潤性粘着剤の押出し装置。 - 【請求項4】予熱アダプターは、複数個のカートリッジ
挿入孔を備えていて、それぞれの挿入口の周囲に配置さ
れた加熱ヒーターと、各挿入孔の開口部に孔内のカート
リッジが所定の温度に予熱されていることを知らせる告
知ランプとを備えている請求項1乃至請求項3のいずれ
かに記載の加熱溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置。 - 【請求項5】内部に加熱溶融型膨潤性粘着剤を設けたカ
ートリッジを、予熱アダプターに挿入してカートリッジ
内の前記膨潤性粘着剤の粘着状態を維持できる温度に加
熱したのち、前記カートリッジを銃器型押出し機に装着
してこの銃器型押出し機によりカートリッジ内の膨潤性
粘着剤を押出し機のノズルから押出し、この膨潤性粘着
剤を被シール部に塗着することにより、被シール部を膨
潤性粘着剤で止水処理するようにした加熱溶融型膨潤性
粘着剤によるシール方法。 - 【請求項6】加熱溶融型膨潤性粘着剤が塗着される被シ
ール部は、鋼、コンクリート、合成樹脂などからなる2
次製品の互いの接合部である請求項5に記載の加熱溶融
型膨潤性粘着剤によるシール方法。 - 【請求項7】加熱溶融型膨潤性粘着剤が塗着される被シ
ール部は、鋼、コンクリート、合成樹脂などからなる2
次製品と打設コンクリートとの接合部である請求項5に
記載の加熱溶融型膨潤性粘着剤によるシール方法。 - 【請求項8】加熱溶融型膨潤性粘着剤が塗着される被シ
ール部は、打設コンクリートによって埋設される部材で
ある請求項5に記載の加熱溶融型膨潤性粘着剤によるシ
ール方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000248541A JP2002059070A (ja) | 2000-08-18 | 2000-08-18 | 加熱溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置及び加熱溶融型膨潤性粘着剤によるシール方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000248541A JP2002059070A (ja) | 2000-08-18 | 2000-08-18 | 加熱溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置及び加熱溶融型膨潤性粘着剤によるシール方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002059070A true JP2002059070A (ja) | 2002-02-26 |
Family
ID=18738432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000248541A Pending JP2002059070A (ja) | 2000-08-18 | 2000-08-18 | 加熱溶融型膨潤性粘着剤の押出し装置及び加熱溶融型膨潤性粘着剤によるシール方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002059070A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011504858A (ja) * | 2007-11-28 | 2011-02-17 | イナテク・ゲーエムベーハー | 袋用溶融装置 |
| KR101016180B1 (ko) | 2008-08-14 | 2011-02-22 | 변재관 | 히팅부가 구비된 스프레이건 |
| JP2011120682A (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-23 | Olympus Terumo Biomaterials Corp | 医療用ペースト注入器 |
| JP2012095929A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Gunze Ltd | 生体組織接着剤塗布具 |
| KR102493582B1 (ko) * | 2021-07-26 | 2023-01-31 | 삼진산업 주식회사 | 발열 실러건 |
-
2000
- 2000-08-18 JP JP2000248541A patent/JP2002059070A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011504858A (ja) * | 2007-11-28 | 2011-02-17 | イナテク・ゲーエムベーハー | 袋用溶融装置 |
| KR101016180B1 (ko) | 2008-08-14 | 2011-02-22 | 변재관 | 히팅부가 구비된 스프레이건 |
| JP2011120682A (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-23 | Olympus Terumo Biomaterials Corp | 医療用ペースト注入器 |
| JP2012095929A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Gunze Ltd | 生体組織接着剤塗布具 |
| KR102493582B1 (ko) * | 2021-07-26 | 2023-01-31 | 삼진산업 주식회사 | 발열 실러건 |
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