JP2002057039A - 複合磁芯 - Google Patents
複合磁芯Info
- Publication number
- JP2002057039A JP2002057039A JP2000243506A JP2000243506A JP2002057039A JP 2002057039 A JP2002057039 A JP 2002057039A JP 2000243506 A JP2000243506 A JP 2000243506A JP 2000243506 A JP2000243506 A JP 2000243506A JP 2002057039 A JP2002057039 A JP 2002057039A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- magnetic
- core
- magnetic core
- soft magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/0206—Manufacturing of magnetic cores by mechanical means
- H01F41/0246—Manufacturing of magnetic circuits by moulding or by pressing powder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、低透磁率、高飽和磁束密度を有
し、更に巻線に発生する渦電流損失を低減した磁芯の提
供を目的とする。 【構成】 本発明は、フェライトからなる日字型磁芯1
3の中脚部分を軟磁性金属粉末と結合材を混合、成型し
てなる棒状磁芯14により構成する複合磁芯であり、前
記棒状磁芯は、注型法、射出成型法、プレス成型法によ
り作製される。
し、更に巻線に発生する渦電流損失を低減した磁芯の提
供を目的とする。 【構成】 本発明は、フェライトからなる日字型磁芯1
3の中脚部分を軟磁性金属粉末と結合材を混合、成型し
てなる棒状磁芯14により構成する複合磁芯であり、前
記棒状磁芯は、注型法、射出成型法、プレス成型法によ
り作製される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気回路に用いられ
るチョークコイル、トランス等のインダクタ用磁芯に関
する。
るチョークコイル、トランス等のインダクタ用磁芯に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、スイッチング電源に用いられる主
トランス、チョークコイル等のインダクタ用磁芯として
は、Mn−Zn系フェライト磁芯が広く用いられてき
た。このフェライト磁芯の形状としては個々の磁芯を組
み合わせた全体が日字型となるものが一般的であり、日
の字の中棒部分(通例中脚と呼称)に発生する磁束が磁
芯外側の二本の外脚に分流する構成となっている。全体
を構成する個々の磁芯の形状により、EE、EI、EE
R、EIR、PQ、RM、EPC、LP等と細分化され
て呼称されている。これらの磁芯は、中脚が貫挿する樹
脂製ボビンを別に用意し、このボビンに巻線して使用す
ることが一般的である。
トランス、チョークコイル等のインダクタ用磁芯として
は、Mn−Zn系フェライト磁芯が広く用いられてき
た。このフェライト磁芯の形状としては個々の磁芯を組
み合わせた全体が日字型となるものが一般的であり、日
の字の中棒部分(通例中脚と呼称)に発生する磁束が磁
芯外側の二本の外脚に分流する構成となっている。全体
を構成する個々の磁芯の形状により、EE、EI、EE
R、EIR、PQ、RM、EPC、LP等と細分化され
て呼称されている。これらの磁芯は、中脚が貫挿する樹
脂製ボビンを別に用意し、このボビンに巻線して使用す
ることが一般的である。
【0003】RCC方式(フライバック方式)主トラン
ス、平滑チョークコイル、高調波対策用チョークコイル
(PFCチョークコイル)等の比較的インダクタンスが
低く大きな電流が流れる用途のインダクタの場合、フェ
ライト磁芯の中脚部分の中央に隙間(いわゆるギャッ
プ)を設けることにより透磁率を下げて磁芯の磁気飽和
を防止している。ギャップがない場合のフェライト磁芯
の場合、透磁率は通常数千あるが、ギャップを設けるこ
とにより、電流に対する磁気飽和が抑制され、透磁率は
30〜300程度に低下する。
ス、平滑チョークコイル、高調波対策用チョークコイル
(PFCチョークコイル)等の比較的インダクタンスが
低く大きな電流が流れる用途のインダクタの場合、フェ
ライト磁芯の中脚部分の中央に隙間(いわゆるギャッ
プ)を設けることにより透磁率を下げて磁芯の磁気飽和
を防止している。ギャップがない場合のフェライト磁芯
の場合、透磁率は通常数千あるが、ギャップを設けるこ
とにより、電流に対する磁気飽和が抑制され、透磁率は
30〜300程度に低下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】尚、ギャップを設けた
フェライト磁芯の場合、次の問題点が指摘されている。 (1)ギャップを設けることにより磁芯外部に磁束が漏
れ出し、この漏れ磁束が巻線部分の銅線表面に渦電流を
発生させる。次項に述べるリッツ線を使用しない場合、
この巻線部分の渦電流損失が、磁芯内部に発生する鉄損
と銅線自身の抵抗による銅損の合計損失に匹敵するほど
大きくなり、インダクタの温度上昇が著しく使用に耐え
なくなる。 (2)前項の漏れ磁束による巻線部分の渦電流損失対策
として、線径の細い銅線を多数本束ねたいわゆるリッツ
線が使用される。しかしリッツ線は単線に比べてかさば
りやすくコイル巻回数の低下を招き、その結果、同一の
インダクタンス値を得るためには単線の場合に比べ、よ
り大きいサイズの磁芯を採用する必要がある。また、リ
ッツ線は単線に比べコスト高である。
フェライト磁芯の場合、次の問題点が指摘されている。 (1)ギャップを設けることにより磁芯外部に磁束が漏
れ出し、この漏れ磁束が巻線部分の銅線表面に渦電流を
発生させる。次項に述べるリッツ線を使用しない場合、
この巻線部分の渦電流損失が、磁芯内部に発生する鉄損
と銅線自身の抵抗による銅損の合計損失に匹敵するほど
大きくなり、インダクタの温度上昇が著しく使用に耐え
なくなる。 (2)前項の漏れ磁束による巻線部分の渦電流損失対策
として、線径の細い銅線を多数本束ねたいわゆるリッツ
線が使用される。しかしリッツ線は単線に比べてかさば
りやすくコイル巻回数の低下を招き、その結果、同一の
インダクタンス値を得るためには単線の場合に比べ、よ
り大きいサイズの磁芯を採用する必要がある。また、リ
ッツ線は単線に比べコスト高である。
【0005】また、フェライトは珪素鋼板、アモルファ
スリボン等の他の軟磁性材料に比べ磁芯損失(鉄損)が
著しく低いという優れた特徴がある。しかし、上述した
ようにギャップを設けた場合は、上記の漏れ磁束による
巻線部分での渦電流損失のために、その利点を十分に生
かすことができなかった。更に、フェライトは金属酸化
物からなるため、金属系の軟磁性材料に比べ、本質的に
飽和磁束密度が低く、磁気的に飽和しやすいという欠点
を持っている。このためフェライト磁芯は、金属系の軟
磁性材料からなる磁芯よりも磁芯の断面積を増やして磁
気飽和を防止しなければならず、結果的に磁芯の体積の
増大を招いていた。本発明は以上のことを鑑み、低透磁
率、高飽和磁束密度を有し、更に巻線に発生する渦電流
損失を低減した磁芯の提供を目的とする。
スリボン等の他の軟磁性材料に比べ磁芯損失(鉄損)が
著しく低いという優れた特徴がある。しかし、上述した
ようにギャップを設けた場合は、上記の漏れ磁束による
巻線部分での渦電流損失のために、その利点を十分に生
かすことができなかった。更に、フェライトは金属酸化
物からなるため、金属系の軟磁性材料に比べ、本質的に
飽和磁束密度が低く、磁気的に飽和しやすいという欠点
を持っている。このためフェライト磁芯は、金属系の軟
磁性材料からなる磁芯よりも磁芯の断面積を増やして磁
気飽和を防止しなければならず、結果的に磁芯の体積の
増大を招いていた。本発明は以上のことを鑑み、低透磁
率、高飽和磁束密度を有し、更に巻線に発生する渦電流
損失を低減した磁芯の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の軟磁性
材料を組み合わせて構成される日字型複合磁芯におい
て、該磁芯の中脚部分を構成する磁性材料として、粒径
の異なる二種類の軟磁性金属粉末A、Bと液状の結合材
を混合していったんスラリー状とした後、中脚部分に注
型して、前記結合材を硬化させることにより成型される
粉末樹脂成型磁芯を用い、日字型磁芯の残りの部分を構
成する軟磁性材料を軟磁性焼結フェライトとし、前記粉
末Aの粒度分布の最頻値が粉末Bのそれの5倍以上であ
り、かつ、粉末Aと粉末Bの配合比が粉末Aと粉末Bの
体積の和全体に対する粉末Bの体積百分率が15%以上
60%以下の日字型複合磁芯である。
材料を組み合わせて構成される日字型複合磁芯におい
て、該磁芯の中脚部分を構成する磁性材料として、粒径
の異なる二種類の軟磁性金属粉末A、Bと液状の結合材
を混合していったんスラリー状とした後、中脚部分に注
型して、前記結合材を硬化させることにより成型される
粉末樹脂成型磁芯を用い、日字型磁芯の残りの部分を構
成する軟磁性材料を軟磁性焼結フェライトとし、前記粉
末Aの粒度分布の最頻値が粉末Bのそれの5倍以上であ
り、かつ、粉末Aと粉末Bの配合比が粉末Aと粉末Bの
体積の和全体に対する粉末Bの体積百分率が15%以上
60%以下の日字型複合磁芯である。
【0007】また本発明は、複数の軟磁性材料を組み合
わせて構成される日字型複合磁芯において、該磁芯の中
脚部分を構成する磁性材料として、粒径の異なる二種類
の軟磁性金属粉末A、Bと樹脂粉末を混合して金型中に
射出成型することにより成型される粉末樹脂成型磁芯を
用い、日字型磁芯の残りの部分を構成する軟磁性材料を
軟磁性焼結フェライトとし、前記粉末Aの粒度分布の最
頻値が粉末Bのそれの5倍以上であり、かつ、粉末Aと
粉末Bの配合比が粉末Aと粉末Bの体積の和全体に対す
る粉末Bの体積百分率が15%以上60%以下の日字型
複合磁芯である。
わせて構成される日字型複合磁芯において、該磁芯の中
脚部分を構成する磁性材料として、粒径の異なる二種類
の軟磁性金属粉末A、Bと樹脂粉末を混合して金型中に
射出成型することにより成型される粉末樹脂成型磁芯を
用い、日字型磁芯の残りの部分を構成する軟磁性材料を
軟磁性焼結フェライトとし、前記粉末Aの粒度分布の最
頻値が粉末Bのそれの5倍以上であり、かつ、粉末Aと
粉末Bの配合比が粉末Aと粉末Bの体積の和全体に対す
る粉末Bの体積百分率が15%以上60%以下の日字型
複合磁芯である。
【0008】また本発明は、複数の軟磁性材料を組み合
わせて構成される日字型複合磁芯において、該磁芯の中
脚部分を構成する磁性材料として軟磁性金属粉末と無機
又は有機結合材を混合して加圧成型した圧粉磁芯を用
い、日字型磁芯の残りの部分を構成する軟磁性材料とし
て、軟磁性焼結フェライトを用いる日字型複合磁芯であ
る。
わせて構成される日字型複合磁芯において、該磁芯の中
脚部分を構成する磁性材料として軟磁性金属粉末と無機
又は有機結合材を混合して加圧成型した圧粉磁芯を用
い、日字型磁芯の残りの部分を構成する軟磁性材料とし
て、軟磁性焼結フェライトを用いる日字型複合磁芯であ
る。
【0009】また本発明は、中脚部分に用いる粉末樹脂
成型磁芯又は圧粉磁芯と軟磁性焼結フェライトの間を接
合する接着剤として、軟磁性金属粉末を混合した樹脂を
使用する日字型複合磁芯である。
成型磁芯又は圧粉磁芯と軟磁性焼結フェライトの間を接
合する接着剤として、軟磁性金属粉末を混合した樹脂を
使用する日字型複合磁芯である。
【0010】また本発明は、使用する軟磁性金属粉末の
うち少なくとも一種類が非結晶質合金粉末、ナノスケー
ル微結晶を析出する超微結晶軟磁性合金からなる日字型
複合磁芯である。
うち少なくとも一種類が非結晶質合金粉末、ナノスケー
ル微結晶を析出する超微結晶軟磁性合金からなる日字型
複合磁芯である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、従来の技術で述べたフ
ェライト磁芯の欠点を補うために、日字型磁芯の中脚部
分を軟磁性金属粉末と結合材を混合、成型した棒状磁芯
により構成したものである。棒状磁芯の成型方法として
は、磁性粉末と樹脂の混合物をいったん液状化した後、
中脚部分に注型して硬化させる注型法、金型中に射出成
型することにより成型する射出成型法、金型中に磁性粉
末と有機物又は無機物からなる結合材の混合物を充填し
加圧して圧粉磁芯を成型するプレス成型法のいずれかが
用いられる。
ェライト磁芯の欠点を補うために、日字型磁芯の中脚部
分を軟磁性金属粉末と結合材を混合、成型した棒状磁芯
により構成したものである。棒状磁芯の成型方法として
は、磁性粉末と樹脂の混合物をいったん液状化した後、
中脚部分に注型して硬化させる注型法、金型中に射出成
型することにより成型する射出成型法、金型中に磁性粉
末と有機物又は無機物からなる結合材の混合物を充填し
加圧して圧粉磁芯を成型するプレス成型法のいずれかが
用いられる。
【0012】本発明は、従来のフェライト磁芯で漏れ磁
束の発生源となっていたギャップを除去し、代わりに透
磁率が25〜120程度の軟磁性金属粉末磁芯を中脚に
使用している。ギャップを構成する空気の透磁率は1で
あり、それに比べれば透磁率がはるかに高い磁芯をギャ
ップの代わりに用いることで漏れ磁束を大幅に減らして
いる。この結果、従来必須であったリッツ線を単線に置
き換えても巻線部分で発生する渦電流損失が大きく増加
することはなく、また、軟磁性金属粉末磁芯はフェライ
トに比べれば大幅に透磁率が低く、該磁芯部分の影響に
より磁芯全体としての透磁率は大きく低下し、大電流用
インダクタ用途に好適となる。
束の発生源となっていたギャップを除去し、代わりに透
磁率が25〜120程度の軟磁性金属粉末磁芯を中脚に
使用している。ギャップを構成する空気の透磁率は1で
あり、それに比べれば透磁率がはるかに高い磁芯をギャ
ップの代わりに用いることで漏れ磁束を大幅に減らして
いる。この結果、従来必須であったリッツ線を単線に置
き換えても巻線部分で発生する渦電流損失が大きく増加
することはなく、また、軟磁性金属粉末磁芯はフェライ
トに比べれば大幅に透磁率が低く、該磁芯部分の影響に
より磁芯全体としての透磁率は大きく低下し、大電流用
インダクタ用途に好適となる。
【0013】更に、軟磁性金属材料はフェライトに比べ
少なくとも約2倍程度の飽和磁束密度を有すため、中脚
がフェライトからなる場合に比べて中脚の断面積を約1
/2まで削減しても磁気飽和を起こさない。このため巻
線部分の断面積(いわゆる巻枠面積)を広くとることが
でき、結果として巻線巻回数の増によるインダクタンス
の増大、巻線径の太径化による巻線抵抗の低減により銅
損の削減を実現できる。
少なくとも約2倍程度の飽和磁束密度を有すため、中脚
がフェライトからなる場合に比べて中脚の断面積を約1
/2まで削減しても磁気飽和を起こさない。このため巻
線部分の断面積(いわゆる巻枠面積)を広くとることが
でき、結果として巻線巻回数の増によるインダクタンス
の増大、巻線径の太径化による巻線抵抗の低減により銅
損の削減を実現できる。
【0014】
【実施例】(実施例1)実施例1は、中脚部分に使用す
る粉末樹脂成型磁芯を以下の注型法により作製した。粉
体AとしてB,Si等を複合添加した組成の軟磁性非晶
質合金の水アトマイズ粉末(以下粉体A−1)を、粉体
Bとしてセンダスト組成の水アトマイズ微細粉末(以下
粉体B−1)を用いる。粉体A−1は400℃で熱処理
し、粉体B−1は550℃で熱処理している。粉体A−
1の粒度分布を図1に示す。粒度分布はレーザー散乱法
により測定した。この粉体A−1の粒度の最頻値は44
〜62μmのランクにあり、この中央値53μmを粉体
A−1の最頻値とする。以下、この方法により各粉体の
粒度最頻値を算出した。粉体B−1の粒度分布を図2に
示す。最頻値は5.5〜7.8μmのランクにあり、中
央値6.7μmを粉体B−1の最頻値とする。粉体A、
Bの最頻値粒径の比率は7.9である。尚、結合材とし
ては無溶剤ワニス(スチレン重合不飽和ポリエステル
系)を使用した。
る粉末樹脂成型磁芯を以下の注型法により作製した。粉
体AとしてB,Si等を複合添加した組成の軟磁性非晶
質合金の水アトマイズ粉末(以下粉体A−1)を、粉体
Bとしてセンダスト組成の水アトマイズ微細粉末(以下
粉体B−1)を用いる。粉体A−1は400℃で熱処理
し、粉体B−1は550℃で熱処理している。粉体A−
1の粒度分布を図1に示す。粒度分布はレーザー散乱法
により測定した。この粉体A−1の粒度の最頻値は44
〜62μmのランクにあり、この中央値53μmを粉体
A−1の最頻値とする。以下、この方法により各粉体の
粒度最頻値を算出した。粉体B−1の粒度分布を図2に
示す。最頻値は5.5〜7.8μmのランクにあり、中
央値6.7μmを粉体B−1の最頻値とする。粉体A、
Bの最頻値粒径の比率は7.9である。尚、結合材とし
ては無溶剤ワニス(スチレン重合不飽和ポリエステル
系)を使用した。
【0015】乳鉢中に粉体A−1及びB−1を所定量入
れて攪拌したものに、上記無溶剤ワニスを少量ずつ添加
しては攪拌することを繰返し、混合物がスラリー状とな
り流動を開始するまで無溶剤ワニスを添加しその添加重
量を記録した。このスラリーを5分間真空脱泡したの
ち、粉末樹脂硬化磁芯単体での磁気特性を確認するため
外径26φmmのトロイダル形状のプラスチックケース
に注入し120℃×3Hで加熱硬化させた。ケースの内
容積寸法は外径24φ、内径13.5φ、高さ6.6H
mmである。注入したスラリー重量とケース内容積から
スラリー密度を計算し、更に粉体重量と結合材添加量か
ら磁芯の占積率を計算した。
れて攪拌したものに、上記無溶剤ワニスを少量ずつ添加
しては攪拌することを繰返し、混合物がスラリー状とな
り流動を開始するまで無溶剤ワニスを添加しその添加重
量を記録した。このスラリーを5分間真空脱泡したの
ち、粉末樹脂硬化磁芯単体での磁気特性を確認するため
外径26φmmのトロイダル形状のプラスチックケース
に注入し120℃×3Hで加熱硬化させた。ケースの内
容積寸法は外径24φ、内径13.5φ、高さ6.6H
mmである。注入したスラリー重量とケース内容積から
スラリー密度を計算し、更に粉体重量と結合材添加量か
ら磁芯の占積率を計算した。
【0016】上記より得られた前記トロイダル磁芯に
0.8φの線材で巻線を施し、LCRメーターにより1
00kHzにおける透磁率を測定した。また、B−Hア
ナライザーにより100kHz,50mTにおける磁芯
損失を測定した。また各磁性材料個別の飽和磁束密度に
体積百分率を掛けた総和を合成飽和磁束密度とし、これ
に占積率を掛けたものを得られた磁芯の合成飽和磁束密
度とみなした。
0.8φの線材で巻線を施し、LCRメーターにより1
00kHzにおける透磁率を測定した。また、B−Hア
ナライザーにより100kHz,50mTにおける磁芯
損失を測定した。また各磁性材料個別の飽和磁束密度に
体積百分率を掛けた総和を合成飽和磁束密度とし、これ
に占積率を掛けたものを得られた磁芯の合成飽和磁束密
度とみなした。
【0017】粉体A(A−1)と粉体B(B−1)の配
合比を変えてトロイダル磁芯を作製し、各種磁気特性を
測定した結果を表1に示す。表中には比較のためにFe
−Al−Si系圧粉磁芯の値も表示した。粉体Bの配合
比が25vol%のとき、占積率、透磁率は最大、粉体
Bの配合比が20%のとき磁芯損失は最小となり、粉体
A,Bそれぞれの単一構成の場合に比べ大幅に磁気特性
が改善されている。この結果から、以下の複合磁芯作製
には粉体B配合比が25%のものを使用することにし
た。
合比を変えてトロイダル磁芯を作製し、各種磁気特性を
測定した結果を表1に示す。表中には比較のためにFe
−Al−Si系圧粉磁芯の値も表示した。粉体Bの配合
比が25vol%のとき、占積率、透磁率は最大、粉体
Bの配合比が20%のとき磁芯損失は最小となり、粉体
A,Bそれぞれの単一構成の場合に比べ大幅に磁気特性
が改善されている。この結果から、以下の複合磁芯作製
には粉体B配合比が25%のものを使用することにし
た。
【0018】
【表1】
【0019】上記実施例に対する更なる比較例を以下に
述べる。粉体Aとしては上記実施例の粉体A−1をフル
イ(#440メッシュ)で分級し、通過した細粉を用い
た。粒度最頻値は26.5μmである。粉体Bとしては
前述のB−1を用いた。粉体AとBの最頻値粒径比率は
4.0である。実験の手順は上記実施例と同様である。
評価結果を表2に示す。粒度最頻値の比率が5未満であ
ると占積率の改善効果は小さくなり、最適な磁気特性は
得られなくなる。
述べる。粉体Aとしては上記実施例の粉体A−1をフル
イ(#440メッシュ)で分級し、通過した細粉を用い
た。粒度最頻値は26.5μmである。粉体Bとしては
前述のB−1を用いた。粉体AとBの最頻値粒径比率は
4.0である。実験の手順は上記実施例と同様である。
評価結果を表2に示す。粒度最頻値の比率が5未満であ
ると占積率の改善効果は小さくなり、最適な磁気特性は
得られなくなる。
【0020】
【表2】
【0021】次に、上記にて選択したスラリー(本発明
1−4)とフェライト磁芯を組み合わせた日字型の複合
磁芯を下記の要領で作製した。使用するフェライト磁芯
はいわゆるEE型のMn−Zn系フェライトであり、外
形寸法は28×21.5×11tmmである。この磁芯
の中脚部分を切除して、該中脚切除部分を粉末成型磁芯
で構成した。図3に示す(c)及び(d)が日字型磁芯
11の中脚全体を粉末成型磁芯14で構成し、他の磁芯
部分はフェライト磁芯13からなる。また、比較例とし
て、中脚の一部分を粉末成型磁芯14で構成した
(b)、中脚を含め更に外脚以外を粉末成型磁芯14で
構成した(e)、ギャップ12を設けたフェライト磁芯
13のみで構成した日字型磁芯(a)、粉末成型磁芯1
4のみで構成した日字型磁芯(f)も併せて作製した。
1−4)とフェライト磁芯を組み合わせた日字型の複合
磁芯を下記の要領で作製した。使用するフェライト磁芯
はいわゆるEE型のMn−Zn系フェライトであり、外
形寸法は28×21.5×11tmmである。この磁芯
の中脚部分を切除して、該中脚切除部分を粉末成型磁芯
で構成した。図3に示す(c)及び(d)が日字型磁芯
11の中脚全体を粉末成型磁芯14で構成し、他の磁芯
部分はフェライト磁芯13からなる。また、比較例とし
て、中脚の一部分を粉末成型磁芯14で構成した
(b)、中脚を含め更に外脚以外を粉末成型磁芯14で
構成した(e)、ギャップ12を設けたフェライト磁芯
13のみで構成した日字型磁芯(a)、粉末成型磁芯1
4のみで構成した日字型磁芯(f)も併せて作製した。
【0022】図4は上記磁芯の図3(d)の作製方法を
説明したものであり、巻線15が施されたEE形状磁芯
用ボビン16と中脚を切除したフェライト磁芯13を完
成形状である日字型磁芯の対応位置に配置し、薄い樹脂
板17をボビン16とフェライト磁芯13の間に貼付け
てスラリーを注型する凹部18を形成、これに本発明1
−4(粉体B:25vol%)のスラリー19をフェラ
イト磁芯13と同じ高さまで注型し硬化させた。硬化
後、直流重畳特性(透磁率−バイアス磁界)、磁芯損失
Pcを測定した。該磁芯損失は先に述べた漏れ磁束によ
り巻線部分に発生する渦電流損失も含まれており、その
影響を確認するため磁芯損失の測定は、巻線の線径0.
55φ単線、線径0.12φの線を束ねたリッツ線の2
通りの巻線仕様で測定した。直流重畳特性の測定は線径
の影響を受けないので、0.55φ単線による巻線で実
施。尚、透磁率、磁芯損失の計算は、磁芯断面積:89
mm 2、磁芯磁路長:49.6mmとして計算した。
説明したものであり、巻線15が施されたEE形状磁芯
用ボビン16と中脚を切除したフェライト磁芯13を完
成形状である日字型磁芯の対応位置に配置し、薄い樹脂
板17をボビン16とフェライト磁芯13の間に貼付け
てスラリーを注型する凹部18を形成、これに本発明1
−4(粉体B:25vol%)のスラリー19をフェラ
イト磁芯13と同じ高さまで注型し硬化させた。硬化
後、直流重畳特性(透磁率−バイアス磁界)、磁芯損失
Pcを測定した。該磁芯損失は先に述べた漏れ磁束によ
り巻線部分に発生する渦電流損失も含まれており、その
影響を確認するため磁芯損失の測定は、巻線の線径0.
55φ単線、線径0.12φの線を束ねたリッツ線の2
通りの巻線仕様で測定した。直流重畳特性の測定は線径
の影響を受けないので、0.55φ単線による巻線で実
施。尚、透磁率、磁芯損失の計算は、磁芯断面積:89
mm 2、磁芯磁路長:49.6mmとして計算した。
【0023】図5に、図3で示した各磁芯構成の直流重
畳特性を示す。(a)のギャップ付フェライト磁芯に比
べて、中脚全体を軟磁性金属粉末磁芯で構成した本発明
の(c),(d)はバイアス磁界0A/m近傍での透磁
率が高く、かつ、高いバイアス磁界領域でも透磁率は急
減しない。インダクタとして大電流時のインダクタンス
が急減しないことは、電源回路の半導体素子の発生ノイ
ズと損失を減らす上で好適である。また、電流ゼロ付近
でのインダクタンスが高くいわゆるスイング性を有する
ことは、負荷電流変動の大きい電源回路用チョークコイ
ルに最適である。なお、バイアス磁界が2000〜40
00A/mの範囲での透磁率がフェライトのみで構成し
た(a)より劣るが、これは後で述べるように巻数を増
やすことにより対応することが可能である。
畳特性を示す。(a)のギャップ付フェライト磁芯に比
べて、中脚全体を軟磁性金属粉末磁芯で構成した本発明
の(c),(d)はバイアス磁界0A/m近傍での透磁
率が高く、かつ、高いバイアス磁界領域でも透磁率は急
減しない。インダクタとして大電流時のインダクタンス
が急減しないことは、電源回路の半導体素子の発生ノイ
ズと損失を減らす上で好適である。また、電流ゼロ付近
でのインダクタンスが高くいわゆるスイング性を有する
ことは、負荷電流変動の大きい電源回路用チョークコイ
ルに最適である。なお、バイアス磁界が2000〜40
00A/mの範囲での透磁率がフェライトのみで構成し
た(a)より劣るが、これは後で述べるように巻数を増
やすことにより対応することが可能である。
【0024】表3に図3で示した各磁芯構成の磁芯損失
値を示す。測定条件は100kHz,50mTであり、
この条件での透磁率(振幅比透磁率μa)も合わせて示
す。中脚全体を軟磁性金属粉末磁芯で構成した(c),
(d)は単線使用でも(a)のフェライト磁芯のリッツ
線使用時と同程度の磁芯損失値が得られている。また、
(c),(d)の振幅比透磁率は、(f)の軟磁性金属
粉末のみからなる磁芯の約2倍に増加している。
値を示す。測定条件は100kHz,50mTであり、
この条件での透磁率(振幅比透磁率μa)も合わせて示
す。中脚全体を軟磁性金属粉末磁芯で構成した(c),
(d)は単線使用でも(a)のフェライト磁芯のリッツ
線使用時と同程度の磁芯損失値が得られている。また、
(c),(d)の振幅比透磁率は、(f)の軟磁性金属
粉末のみからなる磁芯の約2倍に増加している。
【0025】
【表3】
【0026】表3の比較例(a)と本発明(c)を用い
て実際のチョークコイル試作例を以下に示す。使用する
EE形状磁芯用ボビンには0.55φ単線を87Ts巻
くことができる。前記単線と断面積の等しい0.12φ
×21本のリッツ線は、かさばるために同一のボビンに
56Tsしか巻くことができない。比較例(a)にリッ
ツ線を56Ts、本発明(c)に単線を87Ts巻線し
た時の直量重畳特性(インダクタンス−バイアス電流)
のデータを図6に示す。本発明は、単線を使用でき巻数
が増やせる結果、ほとんど全てのバイアス電流領域にお
いて従来構造の比較例よりも高いインダクタンスが得ら
れている。
て実際のチョークコイル試作例を以下に示す。使用する
EE形状磁芯用ボビンには0.55φ単線を87Ts巻
くことができる。前記単線と断面積の等しい0.12φ
×21本のリッツ線は、かさばるために同一のボビンに
56Tsしか巻くことができない。比較例(a)にリッ
ツ線を56Ts、本発明(c)に単線を87Ts巻線し
た時の直量重畳特性(インダクタンス−バイアス電流)
のデータを図6に示す。本発明は、単線を使用でき巻数
が増やせる結果、ほとんど全てのバイアス電流領域にお
いて従来構造の比較例よりも高いインダクタンスが得ら
れている。
【0027】(実施例2)粉体Aとして実施例1に使用
したA−1を用いる。粉体BはFeにCu,Nb,B,
Siを複合添加して水アトマイズ法により非晶質合金粉
末を作製し、これを550℃で熱処理して約10nmの
微結晶を析出させた粉末を分級して得られた微細粉末
(B−2)を用いる。粉体B−2の粒度最頻値は6.7
μmである。粉体Aと粉体Bの粒度最頻値の比率は7.
9である。
したA−1を用いる。粉体BはFeにCu,Nb,B,
Siを複合添加して水アトマイズ法により非晶質合金粉
末を作製し、これを550℃で熱処理して約10nmの
微結晶を析出させた粉末を分級して得られた微細粉末
(B−2)を用いる。粉体B−2の粒度最頻値は6.7
μmである。粉体Aと粉体Bの粒度最頻値の比率は7.
9である。
【0028】実施例1と同様に、上記二種類の軟磁性金
属粉末と無溶剤ワニスを混合しトロイダル形状のケース
に注型して硬化させた。磁気特性の評価結果を表4に示
す。磁芯損失の低い超微結晶軟磁性合金粉末を使用した
ことにより、広い配合範囲で低い磁芯損失値が得られて
いる。本実施例による軟磁性金属粉末成型磁芯を、実施
例1と同様に日字型磁芯の中脚部分に使用することによ
り、透磁率が高く低損失の複合磁芯を構成することがで
きる。
属粉末と無溶剤ワニスを混合しトロイダル形状のケース
に注型して硬化させた。磁気特性の評価結果を表4に示
す。磁芯損失の低い超微結晶軟磁性合金粉末を使用した
ことにより、広い配合範囲で低い磁芯損失値が得られて
いる。本実施例による軟磁性金属粉末成型磁芯を、実施
例1と同様に日字型磁芯の中脚部分に使用することによ
り、透磁率が高く低損失の複合磁芯を構成することがで
きる。
【0029】
【表4】
【0030】(実施例3)実施例1,2で述べたよう
に、透磁率の低い軟磁性金属粉末磁芯を中脚部分に使用
し、その他の部分に透磁率の高いフェライト磁芯を配置
することにより、磁芯全体の透磁率は軟磁性金属粉末磁
芯の約2〜3倍程度に増加する。粉末磁芯の成型方法に
かかわらずこの効果は同様であり、生産性の良い射出成
型法によって粉末磁芯を量産することができる。使用す
る粉末としては実施例1と同一の粉末(粉体A−1:7
5vol%とB−1:25vol%の混合物)を使用す
る。樹脂としては12ナイロンを使用し、粉末の占積率
は76%とした。射出成型により得られた成型体からリ
ングコアを切り出し、磁気特性を評価した。結果を表5
に示す。
に、透磁率の低い軟磁性金属粉末磁芯を中脚部分に使用
し、その他の部分に透磁率の高いフェライト磁芯を配置
することにより、磁芯全体の透磁率は軟磁性金属粉末磁
芯の約2〜3倍程度に増加する。粉末磁芯の成型方法に
かかわらずこの効果は同様であり、生産性の良い射出成
型法によって粉末磁芯を量産することができる。使用す
る粉末としては実施例1と同一の粉末(粉体A−1:7
5vol%とB−1:25vol%の混合物)を使用す
る。樹脂としては12ナイロンを使用し、粉末の占積率
は76%とした。射出成型により得られた成型体からリ
ングコアを切り出し、磁気特性を評価した。結果を表5
に示す。
【0031】
【表5】
【0032】次にこの射出成型磁芯を用いて日字型の複
合磁芯を作製した。磁芯寸法等の作製要領は実施例1と
同様であり、射出成型磁芯から日字磁芯の中脚部分を切
り出し、図3(c)に示す構造の磁芯を試作した。磁芯
損失の評価結果を表6に示す。実施例1に比べれば磁芯
損失の値は劣化しているものの、単線巻線の場合には
(a)のフェライト磁芯よりも低い磁芯損失値が得られ
ている。
合磁芯を作製した。磁芯寸法等の作製要領は実施例1と
同様であり、射出成型磁芯から日字磁芯の中脚部分を切
り出し、図3(c)に示す構造の磁芯を試作した。磁芯
損失の評価結果を表6に示す。実施例1に比べれば磁芯
損失の値は劣化しているものの、単線巻線の場合には
(a)のフェライト磁芯よりも低い磁芯損失値が得られ
ている。
【0033】
【表6】
【0034】(実施例4)また、中脚部分に用いる軟磁
性金属粉末磁芯を生産性の良いプレス成型法により作製
できる。使用粉末は実施例1記載のA−1を単独で用い
る。乳鉢中に粉体A−1と結合材としてのポリイミドワ
ニスを所定量入れて混合し、60メッシュのフルイを通
して造粒した。上記結合材の添加量はワニスの溶媒乾燥
後の固形分が重量比で粉末100部に対し1.0部とな
るように定めた。更に造粒粉末100部に対して潤滑材
としてステアリン酸亜鉛を0.3部を添加混合した。次
に前記粉末を金型中に入れ、成型圧力15×108Pa
で加圧成型した。成型体は470℃×60分で熱処理し
た後、トロイダル形状の磁芯を切り出し巻線して磁気特
性を測定した。結果を表7に示す。
性金属粉末磁芯を生産性の良いプレス成型法により作製
できる。使用粉末は実施例1記載のA−1を単独で用い
る。乳鉢中に粉体A−1と結合材としてのポリイミドワ
ニスを所定量入れて混合し、60メッシュのフルイを通
して造粒した。上記結合材の添加量はワニスの溶媒乾燥
後の固形分が重量比で粉末100部に対し1.0部とな
るように定めた。更に造粒粉末100部に対して潤滑材
としてステアリン酸亜鉛を0.3部を添加混合した。次
に前記粉末を金型中に入れ、成型圧力15×108Pa
で加圧成型した。成型体は470℃×60分で熱処理し
た後、トロイダル形状の磁芯を切り出し巻線して磁気特
性を測定した。結果を表7に示す。
【0035】
【表7】
【0036】次にこのプレス成型磁芯を用いて日字型の
複合磁芯を作製した。磁芯寸法等の作製要領は実施例1
と同様であり、プレス成型磁芯から日字型磁芯の中脚部
分を切り出し、図3(c)に示す構造の磁芯を試作し
た。磁芯損失の評価結果を表8に示す。磁芯損失の低い
軟磁性非晶質合金圧粉磁芯を中脚部分に使用することに
より、リッツ線巻線時の(a)のフェライト磁芯よりも
低い磁芯損失値が単線巻線で得られている。
複合磁芯を作製した。磁芯寸法等の作製要領は実施例1
と同様であり、プレス成型磁芯から日字型磁芯の中脚部
分を切り出し、図3(c)に示す構造の磁芯を試作し
た。磁芯損失の評価結果を表8に示す。磁芯損失の低い
軟磁性非晶質合金圧粉磁芯を中脚部分に使用することに
より、リッツ線巻線時の(a)のフェライト磁芯よりも
低い磁芯損失値が単線巻線で得られている。
【0037】
【表8】
【0038】前述の射出成型磁芯又はプレス成型磁芯を
日字型磁芯の中脚部分に使用する際の問題点は、焼結フ
ェライト磁芯の寸法バラツキが大きいことである。射出
成型磁芯とプレス成型磁芯の寸法バラツキは磁芯寸法に
かかわらず±0.1mm以下の寸法精度内に収まるが、
プレス成型後に焼結するフェライト磁芯は磁芯寸法の±
1.0〜±1.5%程度の寸法精度しか保証されない。
中脚磁芯とフェライト磁芯の間に隙間が生じた場合、こ
の隙間はエアギャップとして働き、磁芯全体の透磁率は
急減してしまう。
日字型磁芯の中脚部分に使用する際の問題点は、焼結フ
ェライト磁芯の寸法バラツキが大きいことである。射出
成型磁芯とプレス成型磁芯の寸法バラツキは磁芯寸法に
かかわらず±0.1mm以下の寸法精度内に収まるが、
プレス成型後に焼結するフェライト磁芯は磁芯寸法の±
1.0〜±1.5%程度の寸法精度しか保証されない。
中脚磁芯とフェライト磁芯の間に隙間が生じた場合、こ
の隙間はエアギャップとして働き、磁芯全体の透磁率は
急減してしまう。
【0039】この問題を解決するためには、透磁率の高
い接着剤を用いて各磁芯を接合してこの隙間を埋めてや
ればよい。この接着剤は、例えば軟磁性金属粉末をエポ
キシ樹脂等に混合することにより容易に作製することが
できる。使用金属粉末としては、実施例1に述べたよう
に、粗粉Aと微細粉Bを組み合わせることにより、粉末
占積率を上げ透磁率を高くすることが望ましい。
い接着剤を用いて各磁芯を接合してこの隙間を埋めてや
ればよい。この接着剤は、例えば軟磁性金属粉末をエポ
キシ樹脂等に混合することにより容易に作製することが
できる。使用金属粉末としては、実施例1に述べたよう
に、粗粉Aと微細粉Bを組み合わせることにより、粉末
占積率を上げ透磁率を高くすることが望ましい。
【0040】(実施例5)実施例1に使用した粉体を用
い、粉体A−1:100vol%と粉体A−1:75v
ol%,B−1:25vol%の二種類の配合粉末を準
備し、各配合粉末に液状エポキシ樹脂を混合し、スラリ
ー状になるまで添加した。該スラリーをトロイダル型ケ
ースに注型して硬化させ磁気特性を測定した。結果を表
9に示す。
い、粉体A−1:100vol%と粉体A−1:75v
ol%,B−1:25vol%の二種類の配合粉末を準
備し、各配合粉末に液状エポキシ樹脂を混合し、スラリ
ー状になるまで添加した。該スラリーをトロイダル型ケ
ースに注型して硬化させ磁気特性を測定した。結果を表
9に示す。
【0041】
【表9】
【0042】次に上記二種類のスラリーを接着剤として
用い、磁芯間の隙間を埋めた時の磁芯全体の透磁率変化
について測定した。実施例4で用いたプレス成型による
中脚磁芯使用の構成で、該粉末成型磁芯磁芯からなる中
脚の長さを0.5mm削り、フェライト磁芯と組み合
せ、意図的にギャップ0.5mmを有す複合磁芯として
B−Hアナライザーにて透磁率を測定した。次に表9の
本発明5−1,5−2の接着剤を用いてこの隙間を埋
め、接着剤硬化後に透磁率を測定した。結果を表10に
示す。ギャップ0.5mm形成により振幅比透磁率は急
低下するが、前記ギャツプを透磁率の高い材料で埋める
ことにより、磁芯全体の振幅比透磁率を元の値(ギャッ
プ形成前)に近い値にまで回復させることができた。
用い、磁芯間の隙間を埋めた時の磁芯全体の透磁率変化
について測定した。実施例4で用いたプレス成型による
中脚磁芯使用の構成で、該粉末成型磁芯磁芯からなる中
脚の長さを0.5mm削り、フェライト磁芯と組み合
せ、意図的にギャップ0.5mmを有す複合磁芯として
B−Hアナライザーにて透磁率を測定した。次に表9の
本発明5−1,5−2の接着剤を用いてこの隙間を埋
め、接着剤硬化後に透磁率を測定した。結果を表10に
示す。ギャップ0.5mm形成により振幅比透磁率は急
低下するが、前記ギャツプを透磁率の高い材料で埋める
ことにより、磁芯全体の振幅比透磁率を元の値(ギャッ
プ形成前)に近い値にまで回復させることができた。
【0043】
【表10】
【0044】本発明の複合磁芯は、図3(c),(d)
に示す構成であり、図7に示す図3(c)と(d)の中
間構成も本発明の複合磁芯に含まれる。また、実施例で
記載した複合磁芯形状はEE型からなる日字型形状であ
るが、EI、EER、EIR、PQ、RM、EPC、L
P等からなる日字型形状であれば、本発明の複合磁芯と
することにより本発明の実施例と同様の効果が得られ
る。
に示す構成であり、図7に示す図3(c)と(d)の中
間構成も本発明の複合磁芯に含まれる。また、実施例で
記載した複合磁芯形状はEE型からなる日字型形状であ
るが、EI、EER、EIR、PQ、RM、EPC、L
P等からなる日字型形状であれば、本発明の複合磁芯と
することにより本発明の実施例と同様の効果が得られ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明は、フェライトからなる日字型磁
芯の中脚部分を軟磁性金属粉末磁芯で構成することによ
り、前記磁芯全体としての飽和磁束密度が上がり、直流
重畳特性に対する透磁率の低下を向上させた。また、従
来フェライト磁芯に設けられていたギャップに代わり、
上記磁芯中脚を軟磁性金属粉末磁芯で構成することによ
り、磁芯の漏れ磁束によって発生していた巻線に発生す
る渦電流損失が低減し、更に、軟磁性金属材料はフェラ
イト材に比べ高飽和磁束密度を有すため、中脚の断面積
の削減が図れる。このため巻線部分の巻線巻枠面積が広
くなり、巻線の巻回数が増大されるので、該磁芯を使用
したインダクタの損失が抑えられ、インダクタンス値の
増大を可能とするものである。
芯の中脚部分を軟磁性金属粉末磁芯で構成することによ
り、前記磁芯全体としての飽和磁束密度が上がり、直流
重畳特性に対する透磁率の低下を向上させた。また、従
来フェライト磁芯に設けられていたギャップに代わり、
上記磁芯中脚を軟磁性金属粉末磁芯で構成することによ
り、磁芯の漏れ磁束によって発生していた巻線に発生す
る渦電流損失が低減し、更に、軟磁性金属材料はフェラ
イト材に比べ高飽和磁束密度を有すため、中脚の断面積
の削減が図れる。このため巻線部分の巻線巻枠面積が広
くなり、巻線の巻回数が増大されるので、該磁芯を使用
したインダクタの損失が抑えられ、インダクタンス値の
増大を可能とするものである。
【0046】また本発明の複合磁芯は、粉末成型磁芯と
フェライト磁芯の接合部に発生する隙間を、本発明の明
細書に記載する軟磁性金属粉末を樹脂と混合してなる接
着剤で埋めることで、複合磁芯としたとき特性劣化の一
因である透磁率低下を防止することができる。
フェライト磁芯の接合部に発生する隙間を、本発明の明
細書に記載する軟磁性金属粉末を樹脂と混合してなる接
着剤で埋めることで、複合磁芯としたとき特性劣化の一
因である透磁率低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合磁芯に係る実施例1の粉末Aの粒
度分布
度分布
【図2】本発明の複合磁芯に係る実施例1の粉末Bの粒
度分布
度分布
【図3】本発明の複合磁芯に係る日字型複合磁芯の構成
図
図
【図4】本発明の複合磁芯に係る日字型複合磁芯の作製
例
例
【図5】本発明の複合磁芯に係る日字型複合磁芯の直流
重畳特性図
重畳特性図
【図6】本発明の複合磁芯に係る日字型複合磁芯を用い
たインダクタの直流重畳特性図
たインダクタの直流重畳特性図
【図7】本発明の複合磁芯に係る別の日字型複合磁芯実
施例
施例
13 フェライト磁芯 14 軟磁性金属粉末成型磁芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01F 3/08 H01F 41/02 C 27/24 D 41/02 B29C 45/00 H01F 27/24 D // B29C 45/00 C Fターム(参考) 4F206 AA49 AC04 AE04 AH33 JA07 JF02 JL02 4K018 AA25 BA15 BB06 BB07 CA11 CA29 CA33 GA04 KA43 5E041 AA04 AA11 AA19 AB02 AB19 BB03 BD03 CA02 HB05 NN17 5E062 AA02 AA09
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の軟磁性材料を組み合わせて構成さ
れる日字型複合磁芯において、該磁芯の中脚部分を構成
する磁性材料として、粒径の異なる二種類の軟磁性金属
粉末A、Bと液状の結合材を混合していったんスラリー
状とした後、中脚部分に注型して、前記結合材を硬化さ
せることにより成型される粉末樹脂成型磁芯を用い、日
字型磁芯の残りの部分を構成する軟磁性材料を軟磁性焼
結フェライトとし、前記粉末Aの粒度分布の最頻値が粉
末Bのそれの5倍以上であり、かつ、粉末Aと粉末Bの
配合比が粉末Aと粉末Bの体積の和全体に対する粉末B
の体積百分率が15%以上60%以下であることを特徴
とする日字型複合磁芯。 - 【請求項2】 複数の軟磁性材料を組み合わせて構成さ
れる日字型複合磁芯において、該磁芯の中脚部分を構成
する磁性材料として、粒径の異なる二種類の軟磁性金属
粉末A、Bと樹脂粉末を混合して金型中に射出成型する
ことにより成型される粉末樹脂成型磁芯を用い、日字型
磁芯の残りの部分を構成する軟磁性材料を軟磁性焼結フ
ェライトとし、前記粉末Aの粒度分布の最頻値が粉末B
のそれの5倍以上であり、かつ、粉末Aと粉末Bの配合
比が粉末Aと粉末Bの体積の和全体に対する粉末Bの体
積百分率が15%以上60%以下であることを特徴とす
る日字型複合磁芯。 - 【請求項3】 複数の軟磁性材料を組み合わせて構成さ
れる日字型複合磁芯において、該磁芯の中脚部分を構成
する磁性材料として、軟磁性金属粉末と無機又は有機結
合材を混合して加圧成型した圧粉磁芯を用い、日字型磁
芯の残りの部分を構成する軟磁性材料として、軟磁性焼
結フェライトを用いることを特徴とする日字型複合磁
芯。 - 【請求項4】 中脚部分に用いる粉末樹脂成型磁芯又は
圧粉磁芯と軟磁性焼結フェライトの間を接合する接着剤
として、軟磁性金属粉末を混合した樹脂を使用すること
を特徴とする請求項2及び請求項3に記載の日字型複合
磁芯。 - 【請求項5】 使用する軟磁性金属粉末のうち少なくと
も一種類が非結晶質合金粉末であることを特徴とする請
求項1から請求項4に記載の日字型複合磁芯。 - 【請求項6】 使用する軟磁性金属粉末のうち少なくと
も一種類がナノスケール微結晶を析出する超微結晶軟磁
性合金であることを特徴とする請求項1から請求項4記
載の日字型複合磁芯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000243506A JP2002057039A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 複合磁芯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000243506A JP2002057039A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 複合磁芯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002057039A true JP2002057039A (ja) | 2002-02-22 |
Family
ID=18734347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000243506A Pending JP2002057039A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 複合磁芯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002057039A (ja) |
Cited By (36)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004019352A1 (ja) * | 2002-08-26 | 2004-03-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | マルチフェーズ用磁性素子とその製造方法 |
| JP2006278499A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Denso Corp | 点火コイル |
| JP2006310539A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Sumida Corporation | チョークコイル |
| US7218197B2 (en) | 2003-07-16 | 2007-05-15 | Marvell World Trade Ltd. | Power inductor with reduced DC current saturation |
| JP2007200962A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Nec Tokin Corp | 複合材料、磁心、線輪部品、および複合材料の製造方法 |
| JP2009016797A (ja) * | 2007-06-08 | 2009-01-22 | Nec Tokin Corp | インダクター |
| US7489219B2 (en) * | 2003-07-16 | 2009-02-10 | Marvell World Trade Ltd. | Power inductor with reduced DC current saturation |
| JP2009033057A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル用コア |
| JP2009033051A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル用コア |
| JP2009033055A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル用コア |
| US7872454B2 (en) | 2003-08-21 | 2011-01-18 | Marvell World Trade Ltd. | Digital low dropout regulator |
| WO2011013394A1 (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-03 | 住友電気工業株式会社 | リアクトル |
| JP2011086952A (ja) * | 2010-12-21 | 2011-04-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル用コア、リアクトル、及びリアクトルの製造方法 |
| US8035471B2 (en) | 2003-07-16 | 2011-10-11 | Marvell World Trade Ltd. | Power inductor with reduced DC current saturation |
| JP2012089899A (ja) * | 2012-02-08 | 2012-05-10 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル用コア |
| JP2013077845A (ja) * | 2013-01-28 | 2013-04-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル、及び昇圧コンバータ |
| JP2013080949A (ja) * | 2012-12-14 | 2013-05-02 | Hitachi Metals Ltd | リアクトルおよびパワーコンディショナ装置 |
| US8508324B2 (en) | 2010-09-09 | 2013-08-13 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Radiating structure of induction device |
| CN103258613A (zh) * | 2012-02-15 | 2013-08-21 | 深圳市铂科磁材有限公司 | 一种新型组合磁性材料 |
| JP2013179264A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-09-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル、コンバータ、及び電力変換装置 |
| WO2014017512A1 (ja) * | 2012-07-25 | 2014-01-30 | Ntn株式会社 | 複合磁性コアおよび磁性素子 |
| JP2014064013A (ja) * | 2013-10-30 | 2014-04-10 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル、及びコンバータ |
| JP2015023158A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | Necトーキン株式会社 | リアクトル及び直流電圧変換装置 |
| US9041500B2 (en) | 2011-06-06 | 2015-05-26 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Magnetic core |
| WO2015146739A1 (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-01 | Ntn株式会社 | 磁性素子 |
| JP2015181208A (ja) * | 2015-07-17 | 2015-10-15 | 住友電気工業株式会社 | リアクトル |
| WO2016013062A1 (ja) * | 2014-07-22 | 2016-01-28 | 株式会社タムラ製作所 | 複合磁路インダクタ |
| JP2017073486A (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | Fdk株式会社 | コイル部品 |
| JP2018041773A (ja) * | 2016-09-05 | 2018-03-15 | 公立大学法人首都大学東京 | 三相インダクタ及びその製造方法 |
| JP2018182203A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | 株式会社村田製作所 | コイル部品 |
| WO2019172403A1 (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | アルプスアルパイン株式会社 | ハイブリッドコア、リアクトルおよび電気・電子機器 |
| KR20200130639A (ko) * | 2019-05-11 | 2020-11-19 | 변상범 | 에어 갭을 대신하는 코어 및 그 제조 방법 |
| CN115621005A (zh) * | 2021-07-16 | 2023-01-17 | 纳维达斯半导体有限公司 | 具有多种磁性材料的平面变压器 |
| JP2023125565A (ja) * | 2022-02-28 | 2023-09-07 | 株式会社タムラ製作所 | 圧粉成形体、圧粉磁心、圧粉成形体及び圧粉磁心の製造方法 |
| WO2025009205A1 (ja) * | 2023-07-06 | 2025-01-09 | アルプスアルパイン株式会社 | 磁性部品および電気・電子機器 |
| WO2025028175A1 (ja) * | 2023-07-28 | 2025-02-06 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | リアクトル、コンバータ、および電力変換装置 |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000243506A patent/JP2002057039A/ja active Pending
Cited By (54)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7401398B2 (en) | 2002-08-26 | 2008-07-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing a magnetic element for multi-phase |
| US7064643B2 (en) | 2002-08-26 | 2006-06-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multi-phasemagnetic element and production method therefor |
| US7425883B2 (en) | 2002-08-26 | 2008-09-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic element for multi-phase and method of manufacturing the same |
| WO2004019352A1 (ja) * | 2002-08-26 | 2004-03-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | マルチフェーズ用磁性素子とその製造方法 |
| US7307502B2 (en) | 2003-07-16 | 2007-12-11 | Marvell World Trade Ltd. | Power inductor with reduced DC current saturation |
| US8098123B2 (en) | 2003-07-16 | 2012-01-17 | Marvell World Trade Ltd. | Power inductor with reduced DC current saturation |
| US7849586B2 (en) | 2003-07-16 | 2010-12-14 | Marvell World Trade Ltd. | Method of making a power inductor with reduced DC current saturation |
| US7218197B2 (en) | 2003-07-16 | 2007-05-15 | Marvell World Trade Ltd. | Power inductor with reduced DC current saturation |
| TWI401711B (zh) * | 2003-07-16 | 2013-07-11 | Marvell World Trade Ltd | 減少直流電流飽和之電力電感器及其系統 |
| US8035471B2 (en) | 2003-07-16 | 2011-10-11 | Marvell World Trade Ltd. | Power inductor with reduced DC current saturation |
| US7489219B2 (en) * | 2003-07-16 | 2009-02-10 | Marvell World Trade Ltd. | Power inductor with reduced DC current saturation |
| US8028401B2 (en) | 2003-07-16 | 2011-10-04 | Marvell World Trade Ltd. | Method of fabricating a conducting crossover structure for a power inductor |
| US7987580B2 (en) | 2003-07-16 | 2011-08-02 | Marvell World Trade Ltd. | Method of fabricating conductor crossover structure for power inductor |
| US7882614B2 (en) | 2003-07-16 | 2011-02-08 | Marvell World Trade Ltd. | Method for providing a power inductor |
| US7872454B2 (en) | 2003-08-21 | 2011-01-18 | Marvell World Trade Ltd. | Digital low dropout regulator |
| JP2006278499A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Denso Corp | 点火コイル |
| JP2006310539A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Sumida Corporation | チョークコイル |
| JP2007200962A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Nec Tokin Corp | 複合材料、磁心、線輪部品、および複合材料の製造方法 |
| JP2009016797A (ja) * | 2007-06-08 | 2009-01-22 | Nec Tokin Corp | インダクター |
| US7679482B2 (en) | 2007-06-08 | 2010-03-16 | Nec Tokin Corporation | Inductor |
| JP2009033055A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル用コア |
| JP2009033051A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル用コア |
| JP2009033057A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル用コア |
| US8525632B2 (en) | 2009-07-29 | 2013-09-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Reactor |
| WO2011013394A1 (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-03 | 住友電気工業株式会社 | リアクトル |
| US8508324B2 (en) | 2010-09-09 | 2013-08-13 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Radiating structure of induction device |
| JP2011086952A (ja) * | 2010-12-21 | 2011-04-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル用コア、リアクトル、及びリアクトルの製造方法 |
| US9041500B2 (en) | 2011-06-06 | 2015-05-26 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Magnetic core |
| JP2012089899A (ja) * | 2012-02-08 | 2012-05-10 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル用コア |
| JP2013179264A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-09-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル、コンバータ、及び電力変換装置 |
| CN103258613A (zh) * | 2012-02-15 | 2013-08-21 | 深圳市铂科磁材有限公司 | 一种新型组合磁性材料 |
| US9620270B2 (en) | 2012-07-25 | 2017-04-11 | Ntn Corporation | Composite magnetic core and magnetic element |
| WO2014017512A1 (ja) * | 2012-07-25 | 2014-01-30 | Ntn株式会社 | 複合磁性コアおよび磁性素子 |
| JP2013080949A (ja) * | 2012-12-14 | 2013-05-02 | Hitachi Metals Ltd | リアクトルおよびパワーコンディショナ装置 |
| JP2013077845A (ja) * | 2013-01-28 | 2013-04-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル、及び昇圧コンバータ |
| JP2015023158A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | Necトーキン株式会社 | リアクトル及び直流電圧変換装置 |
| JP2014064013A (ja) * | 2013-10-30 | 2014-04-10 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル、及びコンバータ |
| WO2015146739A1 (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-01 | Ntn株式会社 | 磁性素子 |
| US10074471B2 (en) | 2014-03-24 | 2018-09-11 | Ntn Corporation | Magnetic element |
| JP2015185673A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | Ntn株式会社 | 磁性素子 |
| WO2016013062A1 (ja) * | 2014-07-22 | 2016-01-28 | 株式会社タムラ製作所 | 複合磁路インダクタ |
| JPWO2016013062A1 (ja) * | 2014-07-22 | 2017-08-03 | 株式会社タムラ製作所 | 複合磁路インダクタ |
| JP2015181208A (ja) * | 2015-07-17 | 2015-10-15 | 住友電気工業株式会社 | リアクトル |
| JP2017073486A (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | Fdk株式会社 | コイル部品 |
| JP2018041773A (ja) * | 2016-09-05 | 2018-03-15 | 公立大学法人首都大学東京 | 三相インダクタ及びその製造方法 |
| JP2018182203A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | 株式会社村田製作所 | コイル部品 |
| WO2019172403A1 (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-12 | アルプスアルパイン株式会社 | ハイブリッドコア、リアクトルおよび電気・電子機器 |
| KR20200130639A (ko) * | 2019-05-11 | 2020-11-19 | 변상범 | 에어 갭을 대신하는 코어 및 그 제조 방법 |
| KR102205897B1 (ko) * | 2019-05-11 | 2021-01-21 | 변상범 | 에어 갭을 대신하는 코어 및 그 제조 방법 |
| CN115621005A (zh) * | 2021-07-16 | 2023-01-17 | 纳维达斯半导体有限公司 | 具有多种磁性材料的平面变压器 |
| JP2023125565A (ja) * | 2022-02-28 | 2023-09-07 | 株式会社タムラ製作所 | 圧粉成形体、圧粉磁心、圧粉成形体及び圧粉磁心の製造方法 |
| JP7584463B2 (ja) | 2022-02-28 | 2024-11-15 | 株式会社タムラ製作所 | 圧粉成形体、圧粉磁心、圧粉成形体及び圧粉磁心の製造方法 |
| WO2025009205A1 (ja) * | 2023-07-06 | 2025-01-09 | アルプスアルパイン株式会社 | 磁性部品および電気・電子機器 |
| WO2025028175A1 (ja) * | 2023-07-28 | 2025-02-06 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | リアクトル、コンバータ、および電力変換装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2002057039A (ja) | 複合磁芯 | |
| US10204725B2 (en) | Composite magnetic core and magnetic element | |
| JP5413680B2 (ja) | リアクトルの製造方法 | |
| US6392525B1 (en) | Magnetic element and method of manufacturing the same | |
| JP2010118486A (ja) | インダクタおよびインダクタの製造方法 | |
| JP5974803B2 (ja) | 軟磁性合金粉末、圧粉体、圧粉磁芯および磁性素子 | |
| JP2009044068A (ja) | 線輪部品 | |
| JP2000294418A (ja) | 粉末成形磁芯 | |
| JP2010272604A (ja) | 軟磁性粉末及びそれを用いた圧粉磁芯、インダクタ並びにその製造方法 | |
| JP2000182845A (ja) | 複合磁心 | |
| TWI705146B (zh) | 合金粉末組成物、成型體及其製造方法和電感器 | |
| US12494320B2 (en) | Method of fabricating an inductor device | |
| JP4803094B2 (ja) | 圧粉磁心および磁性素子 | |
| JP2007128951A (ja) | リアクトル | |
| JP2007134381A (ja) | 複合磁性材料、それを用いた圧粉磁心および磁性素子 | |
| TWI622067B (zh) | Coil component | |
| JP7338213B2 (ja) | インダクタ素子 | |
| JP2000294429A (ja) | 複合磁芯 | |
| JP2000114022A (ja) | 粉末成形磁芯 | |
| CN108780693A (zh) | 磁性元件 | |
| JP2015185776A (ja) | 磁性コア部品および磁性素子、ならびに磁性コア部品の製造方法 | |
| JP2009105170A (ja) | 複合磁性材料およびそれを用いた圧粉磁心およびインダクタ | |
| KR100805275B1 (ko) | 마이크로 카보닐 철 분말과 철계 나노결정립 분말을 이용한에스엠디 파워 인덕터 | |
| JP7637914B2 (ja) | 圧粉磁心の製造方法 | |
| JP2004207552A (ja) | 複合コア |