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JP2002056078A - サービス利用者探知システム、サービス利用者探知方法、および、記録媒体 - Google Patents

サービス利用者探知システム、サービス利用者探知方法、および、記録媒体

Info

Publication number
JP2002056078A
JP2002056078A JP2000241777A JP2000241777A JP2002056078A JP 2002056078 A JP2002056078 A JP 2002056078A JP 2000241777 A JP2000241777 A JP 2000241777A JP 2000241777 A JP2000241777 A JP 2000241777A JP 2002056078 A JP2002056078 A JP 2002056078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information
service
provider
expected value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000241777A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Miyata
康宏 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CSK Corp
Original Assignee
CSK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CSK Corp filed Critical CSK Corp
Priority to JP2000241777A priority Critical patent/JP2002056078A/ja
Publication of JP2002056078A publication Critical patent/JP2002056078A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスの利用者に自発的な行動を強いるこ
となく、この利用者とサービスの提供者とを相互に結び
付けることのできるサービス利用者探知システム等を提
供する。 【解決手段】 割り当てサーバ1、データベースサーバ
2、提供者端末3、および、利用者端末4を相互に通信
可能に接続して構成されたシステムであって、割り当て
サーバ1は、この利用者を識別するための情報を取得す
る利用情報取得手段と、利用情報取得手段にて取得され
た情報に基づいて利用者端末4の位置を取得し、当該位
置に関する情報を提供者端末3を介して提供者に通知す
る利用情報通知手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービスの利用者
とサービスの提供者とを相互に結び付けることのできる
サービス利用者探知システムに関する。また、本発明
は、サービス利用者探知方法、および、記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】様々なサービスを提供する提供者と、こ
のサービスを利用する利用者とがそれぞれ多数存在する
場合、サービスの効率や利用者にとっての利便性を高め
るためには、これら提供者と利用者とを相互に適切に結
び付けることが重要である。例えば、今日では、都市部
を中心として多数のタクシーが運行している。このよう
なタクシーを効率的に運行するためには、利用者の元に
タクシーを迅速に配車するためのシステムが不可欠であ
る。
【0003】このようなシステムとしては、従来から、
利用者の要求に応じてタクシーを配車するシステムが提
案され実用化されている。具体的には、利用者が、タク
シーの配車センターに電話をかけ、乗車したい場所およ
び時間を告げる。すると、配車センターでは、無線を用
いてタクシーに利用者の要望を告げ、これを受けたタク
シーが利用者の元へ向かう。
【0004】また、近年では、上記システムをある程度
自動的に利用等することのできるシステムも提案されて
いる。例えば、特開平10-162295では、利用者が電話機
からサービスを要求すると、その電話機のゾーンを求
め、さらに、サービスに対応可能なタクシーを探し出
し、これら電話機とタクシーの携帯電話機とを呼接続す
る配置制御方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムでは、利用者が自発的に電話をかける必要
がある。したがって、利用者に煩わしさを感じさせるも
のであり、利用者にとっての利便性に欠けるという問題
があった。また、利用者が電話をかけた後でタクシーの
配車が開始されるので、利用者が比較的長時間待たされ
る場合も多く、この点においても利用者の利便性が損な
われていた。
【0006】また、タクシー側にとっても、利用者や配
車センターから連絡があるまでは、どこに利用者がいる
のかが一切判らない。このため、タクシーの待機場所や
運行方向を自己の経験等に基づいて決める必要があり、
経験不足の運転手の場合には運行効率が悪くなる等の問
題があった。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、サービスの利用者に自発的な行動を強いることな
く、この利用者とサービスの提供者とを相互に結び付け
ることのできるサービス利用者探知システム、サービス
利用者探知方法、および、記録媒体を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載のサービス利用者探知システ
ムは、所定のサーバと、所定のサービスを利用する利用
者が保持する利用者端末と、上記サービスを提供する提
供者が保持する提供者端末と、を相互に通信可能に接続
して構成されたサービス利用者探知システムであって、
上記サーバは、上記利用者がサービスを利用した際、こ
の利用者を識別するための利用者情報を取得する利用情
報取得手段と、上記利用情報取得手段にて取得された利
用者情報に基づいて、上記サービスを利用し得る上記利
用者の利用者端末の位置を取得し、当該位置に関する情
報を上記提供者端末を介して提供者に通知する利用情報
通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】このシステムによれば、サービスを利用し
得る利用者の利用者端末の位置が自動的に取得され、こ
の位置に関する情報が提供者に通知される。したがっ
て、提供者は、サービスを利用し得る利用者の位置を容
易に把握することができ、この利用者の位置に待機する
等、サービスの利便性の向上運行効率の向上を図ること
ができる。また、この場合において、利用者は自発的に
行動する必要がないので、利用者に煩わしさを感じさせ
ることなく、利用者の利便性を向上させることができ
る。
【0010】また、請求項2に記載のサービス利用者探
知システムは、請求項1に記載のサービス利用者探知シ
ステムにおいて、上記利用情報取得手段は、上記利用者
のサービスの利用状況に関する情報を上記提供者端末か
ら通知された際、当該提供者端末の位置の変化の軌跡
と、上記各利用者端末の位置の変化の軌跡とを相互に比
較することによってサービスを利用している利用者を特
定し、この利用者の利用者情報を取得する利用者検索手
段を備えることを特徴とする。
【0011】これは、サービスを利用している利用者の
利用者端末の位置を取得するための一形態を一層具体的
に示すものであり、このシステムによれば、提供者端末
の位置の変化の軌跡と、利用者端末の位置の変化の軌跡
とに基づいて、サービスを利用している利用者を容易に
特定することができる。
【0012】また、請求項3に記載のサービス利用者探
知システムは、請求項1または2に記載のサービス利用
者探知システムにおいて、上記サーバは、上記利用情報
取得手段にて取得された利用者情報に基づいて、上記サ
ービスを所定頻度以上で利用している利用者を選別する
利用情報選別手段を備え、上記利用情報通知手段は、上
記利用情報選別手段にて選別された利用者が保持する利
用者端末の位置を取得し、当該位置に関する情報を通知
することを特徴とする。
【0013】このシステムによれば、サービスを所定頻
度以上で利用している利用者が選別され、この利用者の
位置に関する情報のみが提供者端末に通知されるので、
サービスを再度利用する可能性が高い利用者の位置のみ
を提供者に通知することができ、提供者にとって一層価
値がある情報のみを通知することができる。
【0014】また、請求項4に記載のサービス利用者探
知システムは、所定のサーバと、所定のサービスを利用
する利用者が保持する利用者端末と、上記サービスを提
供する提供者が保持する提供者端末と、を相互に通信可
能に接続して構成されたサービス利用者探知システムで
あって、上記サーバは、上記利用者がサービスを利用し
た際、この利用位置を特定するための利用位置情報を取
得する利用情報取得手段と、上記利用情報取得手段にて
取得された利用位置情報に基づいて、上記利用者の利用
位置に関する情報を上記提供者端末を介して提供者に通
知する利用情報通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】このシステムによれば、これまでにサービ
スが利用された位置が自動的に取得され、この位置に関
する情報が提供者に通知される。したがって、提供者
は、サービスが利用された位置を容易に把握することが
でき、この位置に待機する等、サービスの利便性の向上
運行効率の向上を図ることができる。また、この場合に
おいて、利用者は自発的に行動する必要がないので、利
用者に煩わしさを感じさせることなく、利用者の利便性
を向上させることができる。
【0016】また、請求項5に記載のサービス利用者探
知システムは、請求項4に記載のサービス利用者探知シ
ステムにおいて、上記利用情報取得手段は、上記利用者
のサービスの利用状況に関する情報を上記提供者端末か
ら通知された際、当該提供者端末の位置を取得すること
により、上記利用位置情報を取得する利用履歴登録手段
を備えることを特徴とする。
【0017】これは、サービスが利用された位置を取得
するための一形態を一層具体的に示すものであり、この
システムによれば、提供者端末の位置を取得することに
より、サービスが利用された位置を容易に特定すること
ができる。
【0018】また、請求項6に記載のサービス利用者探
知システムは、請求項4または5に記載のサービス利用
者探知システムにおいて、上記サーバは、上記利用情報
取得手段にて取得された利用位置情報に基づいて、上記
サービスが所定頻度以上で利用されている利用位置を選
別する利用情報選別手段を備え、上記利用情報通知手段
は、上記利用情報選別手段にて選別された利用位置に関
する情報を通知することを特徴とする。
【0019】このシステムによれば、所定頻度以上で利
用された位置が選別され、この位置に関する情報のみが
提供者端末に通知されるので、サービスが再度利用され
る可能性が高い位置のみを提供者に通知することがで
き、提供者にとって一層価値がある情報のみを通知する
ことができる。
【0020】また、請求項7に記載のサービス利用者探
知システムは、請求項1〜3のいずれか一つおよび4〜
6のいずれか一つに記載のサービス利用者探知システム
において、上記サーバは、利用情報選別手段にて選別さ
れた利用者と利用位置とに基づいて、各位置における利
用者によるサービス利用の期待値を抽出する期待値抽出
手段を備え、上記利用情報通知手段は、上記期待値抽出
手段にて抽出された期待値に関する情報を通知すること
を特徴とする。
【0021】このシステムによれば、選別された利用者
と利用位置とに基づいて、各位置における利用者による
サービス利用の期待値が抽出され、この期待値が提供者
端末に通知される。したがって、利用者の位置と利用者
が利用した位置とを複合的に考慮した上で利用者による
利用の期待の程度を把握することができ、一層確度の高
い情報を提供することができる。
【0022】また、請求項8に記載のサービス利用者探
知システムは、請求項7に記載のサービス利用者探知シ
ステムにおいて、上記期待値抽出手段は、上記利用情報
選別手段にて選別された利用位置のうち、実時間に合致
する利用位置に基づいて、上記期待値を抽出することを
特徴とする。
【0023】このシステムによれば、実時間に合致する
利用位置に基づいて、期待値が抽出されるので、その時
間における各位置の利用の期待の程度を把握することが
でき、一層実用性のある情報を提供することができる。
【0024】また、請求項9に記載のサービス利用者探
知システムは、請求項7または8に記載のサービス利用
者探知システムにおいて、上記期待値抽出手段は、サー
ビスを利用中の利用者がいる場合には、この利用者の利
用者端末の位置と利用位置とに基づいて、上記期待値を
低減することを特徴とする。
【0025】このシステムによれば、サービスを利用中
の利用者がいる場合には、期待値が低減されるので、サ
ービスを利用中の利用者の位置に再度提供者を向かわせ
てしまうこと等を防止することができる。
【0026】また、請求項10に記載のサービス利用者
探知システムは、請求項7〜9のいずれか一つに記載の
サービス利用者探知システムにおいて、上記期待値抽出
手段は、上記サービスが提供され得る各位置に関する上
記利用者の利用動向に関する補正情報を取得し、この補
正情報に基づいて、上記期待値に対する補正を行なうこ
とを特徴とする。
【0027】このシステムによれば、利用者の利用動向
に関する補正情報に基づいて期待値に対する補正が行な
われるので、利用者の利用動向を考慮した上で期待値を
求めることができ、一層確度の高い情報を提供すること
ができる。
【0028】また、請求項11に記載のサービス利用者
探知システムは、請求項7〜10のいずれか一つに記載
のサービス利用者探知システムにおいて、上記利用情報
通知手段は、上記提供者端末の位置を中心とする各位置
の期待値を、上記提供者端末を介して提供者に通知する
ミクロ配送手段を備えることを特徴とする。
【0029】このシステムによれば、提供者端末の位置
を中心とする各位置の期待値が提供者に通知されるの
で、各提供者は、自己の位置の周辺の期待値を把握する
ことができ、待機場所や巡回経路等を容易に判断するこ
とができる。
【0030】また、請求項12に記載のサービス利用者
探知システムは、請求項11に記載のサービス利用者探
知システムにおいて、上記ミクロ配送手段は、上記提供
者端末の位置を中心とする各位置の期待値の総和が所定
値以下である場合には、上記提供者端末の位置の周辺の
各位置の期待値を通知することを特徴とする。
【0031】このシステムによれば、提供者端末の位置
を中心とする各位置の期待値の総和が所定値以下である
場合には、提供者端末の位置の周辺の各位置の期待値が
通知されるので、提供者の周辺における利用の期待度が
低い場合には、その周辺の期待値を把握することができ
るので、各提供者は、この周辺に移動等して利用率を向
上させることができる。
【0032】また、請求項13に記載のサービス利用者
探知システムは、請求項7〜12のいずれか一つに記載
のサービス利用者探知システムにおいて、上記利用情報
通知手段は、上記各位置の期待値に基づいて理想提供者
分布を作成し、この理想提供者分布と上記各提供者端末
の位置とが一致するように、上記提供者の移動方向を上
記提供者端末を介して提供者に通知するマクロ配送手段
を備えることを特徴とする。
【0033】このシステムによれば、理想提供者分布と
各提供者端末の位置とが一致するような移動方向が提供
者に通知されるので、提供者を期待値の分布に応じた理
想的な分布で配置することができ、特定の位置に提供者
が集中してしまうような事態を防止して、サービス効率
を一層向上させることができる。
【0034】また、本発明はサービス利用者探知方法に
関するものであり、請求項14に記載のサービス利用者
探知方法は、所定のサーバと、所定のサービスを利用す
る利用者が保持する利用者端末と、上記サービスを提供
する提供者が保持する提供者端末と、を相互に通信可能
に接続して行なうサービス利用者探知方法であって、上
記サーバにおいて、上記利用者がサービスを利用した
際、この利用者を識別するための利用者情報を取得する
利用情報取得手順と、上記利用情報取得手順において取
得された利用者情報に基づいて、上記サービスを利用し
得る上記利用者の利用者端末の位置を取得し、当該位置
に関する情報を上記提供者端末を介して提供者に通知す
る利用情報通知手順とを備えたことを特徴とする。
【0035】この方法によれば、サービスを利用し得る
利用者の利用者端末の位置が自動的に取得され、この位
置に関する情報が提供者に通知される。したがって、提
供者は、サービスを利用し得る利用者の位置を容易に把
握することができ、この利用者の位置に待機する等、サ
ービスの利便性の向上運行効率の向上を図ることができ
る。また、この場合において、利用者は自発的に行動す
る必要がないので、利用者に煩わしさを感じさせること
なく、利用者の利便性を向上させることができる。
【0036】また、請求項15に記載のサービス利用者
探知方法は、請求項14に記載のサービス利用者探知方
法において、上記利用情報取得手順において、上記利用
者のサービスの利用状況に関する情報を上記提供者端末
から通知された際、当該提供者端末の位置の変化の軌跡
と、上記各利用者端末の位置の変化の軌跡とを相互に比
較することによってサービスを利用している利用者を特
定し、この利用者の利用者情報を取得する利用者検索手
順を備えることを特徴とする。
【0037】これは、サービスを利用している利用者の
利用者端末の位置を取得するための一形態を一層具体的
に示すものであり、この方法によれば、提供者端末の位
置の変化の軌跡と、利用者端末の位置の変化の軌跡とに
基づいて、サービスを利用している利用者を容易に特定
することができる。
【0038】また、請求項16に記載のサービス利用者
探知方法は、請求項14または15に記載のサービス利
用者探知方法において、上記利用情報取得手順において
取得された利用者情報に基づいて、上記サービスを所定
頻度以上で利用している利用者を選別する利用情報選別
手順を備え、上記利用情報通知手順において、上記利用
情報選別手順において選別された利用者が保持する利用
者端末の位置を取得し、当該位置に関する情報を通知す
ることを特徴とする。
【0039】この方法によれば、サービスを所定頻度以
上で利用している利用者が選別され、この利用者の位置
に関する情報のみが提供者端末に通知されるので、サー
ビスを再度利用する可能性が高い利用者の位置のみを提
供者に通知することができ、提供者にとって一層価値が
ある情報のみを通知することができる。
【0040】また、請求項17に記載のサービス利用者
探知方法は、所定のサーバと、所定のサービスを利用す
る利用者が保持する利用者端末と、上記サービスを提供
する提供者が保持する提供者端末と、を相互に通信可能
に接続して行なうサービス利用者探知方法であって、上
記サーバにおいて、上記利用者がサービスを利用した
際、この利用位置を特定するための利用位置情報を取得
する利用情報取得手順と、上記利用情報取得手順におい
て取得された利用位置情報に基づいて、上記利用者の利
用位置に関する情報を上記提供者端末を介して提供者に
通知する利用情報通知手順とを備えたことを特徴とす
る。
【0041】この方法によれば、これまでにサービスが
利用された位置が自動的に取得され、この位置に関する
情報が提供者に通知される。したがって、提供者は、サ
ービスが利用された位置を容易に把握することができ、
この位置に待機する等、サービスの利便性の向上運行効
率の向上を図ることができる。また、この場合におい
て、利用者は自発的に行動する必要がないので、利用者
に煩わしさを感じさせることなく、利用者の利便性を向
上させることができる。
【0042】また、請求項18に記載のサービス利用者
探知方法は、請求項17に記載のサービス利用者探知方
法において、上記利用情報取得手順において、上記利用
者のサービスの利用状況に関する情報を上記提供者端末
から通知された際、当該提供者端末の位置を取得するこ
とにより、上記利用位置情報を取得する利用履歴登録手
順を備えることを特徴とする。
【0043】これは、サービスが利用された位置を取得
するための一形態を一層具体的に示すものであり、この
方法によれば、提供者端末の位置を取得することによ
り、サービスが利用された位置を容易に特定することが
できる。
【0044】また、請求項19に記載のサービス利用者
探知方法は、請求項17または18に記載のサービス利
用者探知方法において、上記サーバは、上記利用情報取
得手順において取得された利用位置情報に基づいて、上
記サービスが所定頻度以上で利用されている利用位置を
選別する利用情報選別手順を備え、上記利用情報通知手
順において、上記利用情報選別手順において選別された
利用位置に関する情報を通知することを特徴とする。
【0045】この方法によれば、所定頻度以上で利用さ
れた位置が選別され、この位置に関する情報のみが提供
者端末に通知されるので、サービスが再度利用される可
能性が高い位置のみを提供者に通知することができ、提
供者にとって一層価値がある情報のみを通知することが
できる。
【0046】また、請求項20に記載のサービス利用者
探知方法は、請求項14〜16のいずれか一つおよび1
7〜19のいずれか一つに記載のサービス利用者探知方
法において、利用情報選別手順において選別された利用
者と利用位置とに基づいて、各位置における利用者によ
るサービス利用の期待値を抽出する期待値抽出手順を備
え、上記利用情報通知手順において、上記期待値抽出手
順において抽出された期待値に関する情報を通知するこ
とを特徴とする。
【0047】この方法によれば、選別された利用者と利
用位置とに基づいて、各位置における利用者によるサー
ビス利用の期待値が抽出され、この期待値が提供者端末
に通知される。したがって、利用者の位置と利用者が利
用した位置とを複合的に考慮した上で利用者による利用
の期待の程度を把握することができ、一層確度の高い情
報を提供することができる。
【0048】また、請求項21に記載のサービス利用者
探知方法は、請求項20に記載のサービス利用者探知方
法において、上記期待値抽出手順において、上記利用情
報選別手順において選別された利用位置のうち、実時間
に合致する利用位置に基づいて、上記期待値を抽出する
ことを特徴とする。
【0049】この方法によれば、実時間に合致する利用
位置に基づいて、期待値が抽出されるので、その時間に
おける各位置の利用の期待の程度を把握することがで
き、一層実用性のある情報を提供することができる。
【0050】また、請求項22に記載のサービス利用者
探知方法は、請求項20または21に記載のサービス利
用者探知方法において、上記期待値抽出手順において、
サービスを利用中の利用者がいる場合には、この利用者
の利用者端末の位置と利用位置とに基づいて、上記期待
値を低減することを特徴とする。
【0051】この方法によれば、サービスを利用中の利
用者がいる場合には、期待値が低減されるので、サービ
スを利用中の利用者の位置に再度提供者を向かわせてし
まうこと等を防止することができる。
【0052】また、請求項23に記載のサービス利用者
探知方法は、請求項20〜22のいずれか一つに記載の
サービス利用者探知方法において、上記期待値抽出手順
において、上記サービスが提供され得る各位置に関する
上記利用者の利用動向に関する補正情報を取得し、この
補正情報に基づいて、上記期待値に対する補正を行なう
ことを特徴とする。
【0053】この方法によれば、利用者の利用動向に関
する補正情報に基づいて期待値に対する補正が行なわれ
るので、利用者の利用動向を考慮した上で期待値を求め
ることができ、一層確度の高い情報を提供することがで
きる。
【0054】また、請求項24に記載のサービス利用者
探知方法は、請求項20〜23のいずれか一つに記載の
サービス利用者探知方法において、上記利用情報通知手
順において、上記提供者端末の位置を中心とする各位置
の期待値を、上記提供者端末を介して提供者に通知する
ミクロ配送手順を備えることを特徴とする。
【0055】この方法によれば、提供者端末の位置を中
心とする各位置の期待値が提供者に通知されるので、各
提供者は、自己の位置の周辺の期待値を把握することが
でき、待機場所や巡回経路等を容易に判断することがで
きる。
【0056】また、請求項25に記載のサービス利用者
探知方法は、請求項24に記載のサービス利用者探知方
法において、上記ミクロ配送手順において、上記提供者
端末の位置を中心とする各位置の期待値の総和が所定値
以下である場合には、上記提供者端末の位置の周辺の各
位置の期待値を通知することを特徴とする。
【0057】この方法によれば、提供者端末の位置を中
心とする各位置の期待値の総和が所定値以下である場合
には、提供者端末の位置の周辺の各位置の期待値が通知
されるので、提供者の周辺における利用の期待度が低い
場合には、その周辺の期待値を把握することができるの
で、各提供者は、この周辺に移動等して利用率を向上さ
せることができる。
【0058】また、請求項26に記載のサービス利用者
探知方法は、請求項20〜25のいずれか一つに記載の
サービス利用者探知方法において、上記利用情報通知手
順において、上記各位置の期待値に基づいて理想提供者
分布を作成し、この理想提供者分布と上記各提供者端末
の位置とが一致するように、上記提供者の移動方向を上
記提供者端末を介して提供者に通知するマクロ配送手順
を備えることを特徴とする。
【0059】この方法によれば、理想提供者分布と各提
供者端末の位置とが一致するような移動方向が提供者に
通知されるので、提供者を期待値の分布に応じた理想的
な分布で配置することができ、特定の位置に提供者が集
中してしまうような事態を防止して、サービス効率を一
層向上させることができる。
【0060】また、本発明は記録媒体に関するものであ
り、請求項27に記載の記録媒体は、請求項14〜26
のいずれか一つに記載されたサービス利用者探知方法を
コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
ことを特徴とする。
【0061】この記録媒体によれば、当該記録媒体に記
録されたプログラムをコンピュータに読み取らせて実行
することによって、請求項14〜26のいずれか一つに
記載されたサービス利用者探知方法をコンピュータを利
用して実現することができ、これら各方法と同様の効果
を得ることができる。
【0062】ここで、「コンピュータ読み取り可能な記
録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁
気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD
−ROM、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」や、
各種コンピュータシステムに内蔵されるROM、RA
M、HD等の任意の「固定用の物理媒体」、あるいは、
LAN、WAN、インターネットに代表されるネットワ
ークを介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬
送波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒
体」を含むものとする。また、「プログラム」とは、任
意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であ
り、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わな
い。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成され
るものに限られず、複数のモジュールやライブラリとし
て分散構成されるものや、OS(Operating System)に
代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成
するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置に
おいて記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取
り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等に
ついては、周知の構成や手順を用いることができる。
【0063】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかるサービス
利用者探知システム(以下、本システム)、サービス利
用者探知方法(以下、本方法)、および、記録媒体(以
下、本記録媒体)の実施の形態を図面に基づいて詳細に
説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定
されるものではない。特に、以下の実施の形態において
は、本システムおよび本方法にて提供されるサービスが
タクシーサービスである場合について説明するが、本発
明は、任意のサービスの利用者と提供者とを相互に結び
付けるために適用できるものである。
【0064】(システム概要)まず、本システムの概要
について説明する。図1は本システムの全体構成を示す
ブロック図である。この図1において本システムは、本
システムの開設者によって設置される割り当てサーバ1
およびデータベースサーバ2と、タクシーサービスの提
供者(タクシーの運転手)がそれぞれ保持する提供者端
末3と、タクシーサービスの利用者がそれぞれ保持する
利用者端末4と、を備えて構成されている。
【0065】このうち、割り当てサーバ1およびデータ
ベースサーバ2は、専用回線等にて相互に接続されると
共に、専用回線等を介してインターネット5に接続され
ている。また、提供者端末3および利用者端末4は、セ
ル方式等によって通信を行なうことのできる移動体通信
端末として構成されており、基地局6、移動通信網7、
および、移動通信網接続用サーバ8を介して、インター
ネット5に接続されている。これらのことから、割り当
てサーバ1およびデータベースサーバ2と、提供者端末
3および利用者端末4とは、インターネット5を介して
相互に通信可能に接続されている。なお、インターネッ
ト5には、後述する補正情報を配信する配信サーバ9が
接続されている。
【0066】このようなシステムにおいて、各利用者お
よび各利用者端末4は予め本システムに登録されてお
り、各利用者端末4に付与された利用者IDによって各
利用者および各利用者端末4を一意に識別することがで
きる。そして、利用者がタクシーを利用する毎に、割り
当てサーバ1は、利用者IDやその利用位置(具体的に
は、緯度および経度)等を取得し、これらをデータベー
スサーバ2に記録する。
【0067】そして、割り当てサーバ1は、データベー
スサーバ2に記録された情報に基づいて、比較的高頻度
でタクシーを利用する利用者を選別し、この利用者(正
確には、利用者端末4)の現在の位置を取得する。ま
た、割り当てサーバ1は、データベースサーバ2に記録
された情報に基づいて、比較的高頻度でタクシーが利用
される位置を選別する。
【0068】そして、割り当てサーバ1は、これら利用
者の位置と、利用される位置とに基づいて、各位置にお
いて利用者がタクシーに乗車すると思われる期待値を算
出する。また、割り当てサーバ1は、期待値を、配信サ
ーバ9から提供される補正情報によって必要に応じて補
正した後、提供者端末3を介して提供者に通知する。そ
して、提供者は、この期待値を参照することによって、
タクシーの待機位置や走行位置を決定する際の参考にす
ることができる。
【0069】(システム構成−割り当てサーバ)次に、
このようなシステムの構成について説明する。まず、割
り当てサーバ1について説明する。この割り当てサーバ
1は、図2に示すように、通信制御IF(IF=インタ
ーフェース)11および制御部12を備えて構成されて
いる。このうち、通信制御IF11は、当該割り当てサ
ーバ1と、データベースサーバ2およびインターネット
5(またはルータ等の通信装置)との間における通信制
御を行なう。
【0070】また、制御部12は、割り当てサーバ1の
各部を制御するもので、機能概念的に、利用情報取得手
段としての利用情報取得部13、利用情報選別手段とし
ての利用情報選別部14、期待値抽出手段としての期待
値抽出部15、および、利用情報通知手段としての利用
情報通知部16を備えて構成されている。
【0071】さらに、利用情報取得部13は、利用者探
索処理部13aと利用履歴登録処理部13b、利用情報
選別部14は、利用者履歴更新処理部14aと利用位置
履歴更新処理部14bを備えて構成されている。また、
期待値抽出部15は、利用者位置抽出処理部15a、利
用位置抽出処理部15b、および、期待値算出処理部1
5cを備えて構成されており、利用情報通知部16は、
ミクロ配送処理部16aおよびマクロ配送処理部16b
を備えて構成されている。これら各部にて行なわれる処
理の内容については後述する。
【0072】(システム構成−データベースサーバ)次
に、データベースサーバ2について説明する。このデー
タベースサーバ2は、図3に示すように、利用履歴キュ
ー21、利用者履歴DB(DB=データベース)22、
利用位置履歴DB23、期待値DB24、データベース
アクセス部25、格納処理部26、および、通信制御I
F27を備えて構成されている。
【0073】このうち、利用履歴キュー21は、利用者
がタクシーを利用した際に利用者端末4および提供者端
末3等を介して取得される情報(利用履歴情報)を一次
的に格納する線形バッファ(待ち行列)である。この利
用履歴情報は、例えば、図4に示すように、各提供者お
よび各提供者端末3を一意に識別するために予め付与さ
れた提供者IDと、利用者のサービスの利用状況に関す
る情報(利用状況情報)と、サービスを利用した利用者
の利用者IDと、を相互に関連付けて構成されている。
ここで、利用状況情報は、利用時間と利用位置とを含ん
でおり、利用時間は、タクシー乗車時の時間である開始
時間と、タクシー降車時の時間である終了時間、利用位
置は、タクシー乗車時の位置である開始位置と、タクシ
ー降車時の位置である終了位置とを含んでいる。
【0074】また、図3において、利用者履歴DB22
は、利用者のタクシー利用頻度を特定するための履歴情
報(利用者履歴情報)を格納する利用者情報格納手段で
ある。この利用者履歴情報は、例えば、図5に示すよう
に、利用履歴キュー21に格納された利用履歴情報から
転送された利用者IDおよび開始時間と、利用者それぞ
れのタクシー利用頻度を示す利用者別頻度と、を相互に
関連付けて構成されている。
【0075】また、利用位置履歴DB23は、各位置に
おける利用者によるタクシー利用頻度を特定するための
履歴情報(利用位置履歴情報)を格納する利用位置情報
格納手段である。この利用位置履歴情報は、例えば、図
6に示すように、利用履歴キュー21に格納された利用
履歴情報から転送された開始位置と、各開始位置におけ
る開始時間と、各開始位置それぞれのタクシー利用頻度
を示す位置別頻度と、を相互に関連付けて構成されてい
る。
【0076】また、図3において、期待値DB24は、
上述の利用者履歴情報および利用位置履歴情報に基づい
て作成された期待値を格納する期待値格納手段である。
また、格納処理部26は、データベースアクセス部25
を介してDatabase Management Systemによる各DBへの
アクセスを行ない、各種情報の格納制御や必要な検索処
理を行なう。また、通信制御IF27は、当該データベ
ースサーバ2と、割り当てサーバ1およびインターネッ
ト5(またはルータ等の通信装置)との間における通信
制御を行なう。
【0077】(システム構成−配信サーバ)また、配信
サーバ9は、DBや制御部の具体的な構成内容を除い
て、割り当てサーバ1とほぼ同様に構成することができ
る。この配信サーバ9から割り当てサーバ1には、利用
者がタクシーに乗車する位置に関して、何らかの影響を
与える可能性のある情報(補正情報)が、割り当てサー
バ1からの要求に応じて配信される。この補正情報とし
ては、例えば、各地の天気情報、各地で行なわれている
各種のイベントの開始時間や終了時間等、各地の電車や
バス等のタクシー以外の交通機関の運行情報等を挙げる
ことができる。
【0078】さて、これまでに各サーバの構成について
説明したが、図示の各構成要素は機能概念的なものであ
り、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを
要しない。例えば、各サーバが備える制御機能のうち、
全部または任意の一部は、CPU(Central Processing
Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラム
にて実現することができ、あるいは、ワイヤードロジッ
クによるハードウェアとして実現することも可能であ
る。
【0079】さらに、各サーバの分散・結合の具合的形
態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各
種の負荷等に応じた任意の単位で、機能的または物理的
に分散・結合して構成することができる。例えば、割り
当てサーバ1およびデータベースサーバ2を一つのデー
タベースとして結合することも可能である。あるいは、
データベースサーバ2の各DBを、それぞれ独立したデ
ータベースサーバ2としてもよい。なお、実際のシステ
ム構成機能としては、さらにファイアウォールサーバや
DNS(Domain Name System)サーバの機能を付加する
ことができるが、これらについては従来と同様に構成す
ることができるためにその説明を省略する。
【0080】(システム構成−提供者端末)次に、提供
者端末3の構成について説明する。この提供者端末3
は、提供者にて保持されて割り当てサーバ1との間にお
ける通信を行なうもので、本実施の形態においては、タ
クシーの車内に取り付けられた移動体通信端末(例え
ば、カーナビゲーションシステムに対して移動体通信機
能を付加したもの)として構成されている。この提供者
端末3は、図7に示すように、概略的には、地図情報読
み取り部31、メモリ32、電源部33、アンテナ入力
部34、入出力部35、操作部36、LCD(Liquid C
rystal Display)37、スピーカ38、および、制御部
39を備えて構成されている。
【0081】このうち、地図情報読み取り部31は、C
D−ROMやDVD等の地図情報記憶媒体に記憶された
地図情報を読み取るための読み取り手段である。ただ
し、地図情報としては、固定の記録媒体に記録された情
報に限られず、インターネット等のネットワークを介し
て配信される地図情報を用いるようにしてもよい。ま
た、メモリ32は、当該提供者端末3の制御に必要とな
るプログラム、データ、および、パラメータ等を記憶す
る。また、電源部33は、タクシーのバッテリーから電
力の供給を受けて、これを当該提供者端末3の各部に分
配する。また、アンテナ入力部34には、タクシーに取
り付けられた図示しないGPSアンテナにて受信され
た、衛星からの電波に基づくGPS信号が入力される。
【0082】また、入出力部35は、基地局6との間に
おける移動体無線通信を実現する。また、操作部36
は、提供者が当該提供者端末3を操作するための入力手
段であり、例えば、テンキーを備えて構成される。ま
た、LCD37は、地図情報読み取り部31にて読み取
られた地図情報や、各種操作に必要な情報(メニュー
等)を表示する。また、スピーカ38は、ユーザに対す
る音声出力(自動車進路についてのガイド音声等)を出
力する。
【0083】また、制御部39は、当該提供者端末3の
各部を制御する制御手段であり、機能概念的には、位置
取得部39a、利用情報報告部39b、および、配送指
示受信処理部39cを備えて構成されている。このう
ち、位置取得部39aは、アンテナ入力部34に入力さ
れた信号に基づいて、当該提供者端末3の現在位置(現
在の緯度および経度)を取得する。その他の処理部の処
理内容については後述する。
【0084】このように構成される制御部39は、その
全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて
解釈実行されるプログラムにて実現することができる。
すなわち、メモリ32には、OSと協動してCPUに命
令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラ
ムが格納されている。このコンピュータプログラムは、
逐次ロードされて実行され、CPUと協動して制御部3
9を構成する。しかしながら、このコンピュータプログ
ラムは、必要に応じてその全部または一部を提供者端末
3にダウンロードすることも可能である。あるいは、制
御部39の全部または任意の一部を、ワイヤードロジッ
ク等によるハードウェアとして実現することも可能であ
る。
【0085】(システム構成−利用者端末)次に、利用
者端末4の構成について説明する。この利用者端末4
は、利用者にて保持されるもので、本実施の形態におい
ては、携帯電話やPHS(Personal Handy Phone)等の移
動体通信端末として構成されている。この利用者端末4
は、図8に示すように、概略的には、キー群41、送受
信部42、LCD43、メモリ44、バッテリ45、マ
イクロフォン46、スピーカ47、入出力端子48、お
よび、制御部49を備えて構成されている。
【0086】このうち、キー群41およびマイクロフォ
ン46は、利用者が各種入力内容を入力するための入力
手段である。また、送受信部42は、基地局6との間に
おける移動体無線通信を実現する。また、LCD43お
よびスピーカ47は、利用者端末4の出力手段として機
能する。また、メモリ44は、当該利用者端末4の制御
に必要となるプログラム、データ、および、パラメータ
等を記憶する。また、バッテリ45は、電力を蓄電し
て、これを当該利用者端末4の各部に分配する。そし
て、制御部49は、当該利用者端末4の各部を制御す
る。
【0087】この利用者端末4は、一般の移動体通信端
末として構成され利用されているものを応用することが
できる。すなわち、利用者は、キー群41またはマイク
ロフォン46を用いて通信先の電話番号を特定して発信
を指示することによって、呼接続の開始要求が基地局6
に対して行なわれ、通信先の電話に接続される。また、
通話終了時にキー群41またはマイクロフォン46を用
いて終話を指示することによって、呼接続の終了要求が
基地局6に対して行なわれ、通話が切断される。
【0088】ここで、利用者端末4から基地局6に対し
ては、当該利用者端末4の通話状態に関わらず、各利用
者端末4の位置の特定と各利用者端末4の識別とを行な
うための信号が所定タイミング(例えば、所定の一定間
隔)で送信され、この信号に基づいて基地局6または割
り当てサーバ1で利用者端末4の位置と利用者IDを特
定することができる。
【0089】この信号内容と信号に基づく位置特定方法
は任意であるが、例えば、各利用者端末4から当該利用
者端末4の利用者IDを含む信号を所定間隔で基地局6
に自動送信することにより、この電波が複数の基地局6
に到達する際の時間差に基づいて当該利用者端末4の現
在位置を基地局6にて特定することができる。あるい
は、利用者端末4への着信等を行うために各基地局6に
登録されている当該利用者端末4の位置情報を利用し
て、各利用者端末4の位置を特定することもできる。ま
たは、利用者端末4にGPS機能を組み込み、GPS衛
星からのGPS信号を受信して利用者端末4側で自己の
位置を特定し、この位置情報を所定間隔で基地局6に自
動送信するようにしてもよい。
【0090】なお、各サーバや各端末を相互に接続する
ネットワークとしては、インターネット5以外にも、任
意のネットワークを利用することができる。例えば、限
定されたエリア内でLAN、WANあるいはパソコン通
信網を用いて、実施の形態と同様のシステムを構築する
ことができる。また、その他にも、地上波、CATV、
CS、BS、あるいは、ISDB(Integrated Service
s Digital Broadcasting)を用いて、各種データを送受
信することができる。
【0091】(処理内容)次に、本方法による処理につ
いて説明する。この処理は、概略的には、図9に示すよ
うに、利用情報取得部13にて行なわれる利用情報取得
処理(ステップS−1)、利用情報選別部14にて行な
われる利用情報選別処理(ステップS−2)、期待値抽
出部15にて行なわれる期待値抽出処理(ステップS−
3)、および、利用情報通知部16にて行なわれる利用
情報通知処理(ステップS−4)に大別される。
【0092】(利用情報取得処理−利用者探索処理)ま
ず、利用情報取得処理について説明する。この処理は、
図9に示すように、利用者探索処理部13aにて行なわ
れる利用者探索処理(ステップS−10)と、利用履歴
登録処理部13bにて行なわれる利用履歴登録処理(ス
テップS−20)に大別される。
【0093】まず、利用者探索処理において、図10に
示すように、利用者探索処理部13aは、提供者端末3
から利用状況情報があるか否かを監視する(ステップS
−11)。すなわち、提供者端末3の利用情報報告部3
9bは、利用者による利用状況の変化(本実施の形態に
おいては、利用者によるタクシーの乗車または降車)の
有無を監視しており、この利用状況の変化があった場合
には、利用状況を示す利用状況情報(ここでは、「乗
車」または「降車」のいずれかを示す情報)を割り当て
サーバ1に通知する。この利用情報報告部39bによる
利用状況の変化の監視は、例えば、提供者が操作部36
を介して手動で行なう入力の有無を監視してもよく、あ
るいは、タクシーメータの状態を監視してもよい。
【0094】そして、利用状況情報の通知があった場
合、利用者探索処理部13aは、この情報を通知してき
た提供者端末3の位置を取得する(ステップS−1
2)。すなわち、利用者探索処理部13aは、提供者端
末3に対して当該提供者端末3の位置の通知を要求し、
この提供者端末3は位置取得部39aにて自己の現在位
置を取得し、これを割り当てサーバ1に通知する(以
下、提供者端末3の位置の取得は同様に行なわれるもの
とし、その説明を省略する)。
【0095】そして、利用者探索処理部13aは、取得
した提供者端末3の位置の近くにある利用者端末4を探
索し、その利用者端末4の利用者の利用者IDを候補I
Dとして取得する(ステップS−13)。すなわち、利
用者探索処理部13aは、基地局6から各利用者端末4
の位置を取得し、この位置を、上記提供者端末3の位置
と比較する。そして、提供者端末3の位置に対して所定
範囲以内に位置している一または複数の利用者端末4を
探索し、この全ての利用者端末4の利用者IDを候補I
Dとする。ここで、上記所定範囲は、GPSの誤差を考
慮して決定される範囲であり、提供者の提供者端末3の
位置に対して、この提供者のタクシーを利用した利用者
の利用者端末4の取り得る位置を包含する範囲である。
【0096】そして、利用者探索処理部13aは、提供
者端末3の位置の変化と、利用者端末4の位置の変化と
に基づいて、タクシーを実利用している利用者の利用者
IDを特定する(ステップS−14)。すなわち、利用
者探索処理部13aは、ステップS−11において利用
状況情報を通知してきた提供者端末3の位置を継続的に
所定間隔で取得すると共に、ステップS−13において
候補IDとして取得された利用者端末4の位置を継続的
に所定間隔で取得する。そして、両位置の変化の軌跡の
一致・不一致を判断し、一致する候補IDが一つに絞ら
れるまで、この判断を繰り返す。
【0097】そして、候補IDが一つに絞られた場合に
は、この候補IDに対応する利用者端末4を保持する利
用者を、ステップS−11において利用状況情報を通知
してきた提供者のタクシーに乗車した利用者であると特
定する。ただし、ステップS−11において取得された
利用状況情報が「降車」である場合には、同一の提供者
について既に行なわれている利用者探索処理において、
当該提供者のタクシーに乗車している利用者が特定され
ているので、上記位置の変化の軌跡を判断することな
く、この利用者を降車した利用者であると特定する。こ
れにて利用者探索処理が終了する。このような処理によ
り、利用者に何ら自発的な行為を要求することなく、サ
ービスを利用した利用者を特定することができる。
【0098】(利用者情報取得処理−利用履歴登録処
理)次に、利用履歴登録処理において、図11に示すよ
うに、利用履歴登録処理部13bは、上記ステップS−
11において利用状況情報を送信してきた提供者端末3
の提供者IDと、利用状況情報とを取得して利用履歴キ
ュー21に格納する(ステップS−21)。すなわち、
利用履歴登録処理部13bは、上記提供者端末3に対し
て、自己の提供者IDと、利用時間(利用状況情報が
「乗車」の場合には「開始時間」、降車の場合には「終
了時間」)と、利用位置(利用状況情報が「乗車」の場
合には「開始位置」、降車の場合には「終了位置」)の
通知を要求する。これを受けた提供者端末3の利用情報
報告部39bは、提供者ID、利用時間、および、利用
位置を取得して、これを割り当てサーバ1に通知する。
これらの情報は、利用履歴登録処理部13bからデータ
ベースサーバ2に通知され、通信制御IF27、格納処
理部26、および、データベースアクセス部25を介し
て、相互に関連付けて利用履歴キュー21に格納され
る。
【0099】また、同時に、利用履歴登録処理部13b
は、利用者探索処理のステップS−14において特定さ
れた利用者IDをデータベースサーバ2に通知し、この
利用者IDが上記提供者ID等と関連付けて利用履歴キ
ュー21に格納される(ステップS−22)。これにて
利用履歴登録処理が終了する。この処理により、サービ
スが利用されている位置および時間に関する情報を蓄積
することができる。なお、利用者探索処理において利用
者IDが特定できない場合も考えられるが、この場合に
おいても、その他の情報を上記利用履歴キュー21に格
納する。これにより、位置および時間に関する情報を一
層多く蓄積することができる。
【0100】(利用情報選別処理−利用者履歴更新処
理)次に、利用情報選別処理について説明する。この処
理は、図9に示すように、利用者履歴更新処理と利用位
置履歴更新処理に大別される。このうち、利用者履歴更
新処理において、図12に示すように、利用者履歴更新
処理部14aは、データベースサーバ2の利用履歴キュ
ー21に登録された情報に基づいて、利用者履歴DB2
2の利用者履歴情報を更新する(ステップS−31)。
すなわち、利用履歴キュー21に登録された情報のうち
の先頭情報をデータベースアクセス部25および格納処
理部26を介して呼び出し、この先頭情報に含まれる利
用者IDをキーとして利用者履歴DB22を参照する。
【0101】そして、対応する利用者IDがある場合に
は、この利用者IDに関連付けて利用位置履歴DB23
に格納されている開始時間に、上記先頭情報に含まれる
開始時間を含めて格納する。また、対応する利用者ID
がない場合には、上記先頭情報に含まれる利用者IDと
開始時間とを新規に格納する。ただし、先頭情報に終了
時間のみが含まれている場合には、この先頭情報を無視
する。これは、利用者の利用頻度を判断するためには、
開始時間のみを把握しておけばよいためである。
【0102】このように情報を更新した後、利用者履歴
更新処理部14aは、これまで利用者履歴DB22に格
納された開始時間に基づいて、各利用者の利用者別頻度
(図5においては、1回の利用サイクル)を算定し(ス
テップS−32)、この利用者別頻度を用いて、データ
ベースアクセス部25および格納処理部26を介して利
用者履歴DB22の利用者履歴情報を更新する。
【0103】そして、利用者履歴DB22に格納されて
いる利用者別頻度のうち、所定の利用者別頻度(例え
ば、利用サイクルが1週間)より低い利用者別頻度を検
索し、低い利用者別頻度がある場合には、その利用者別
頻度に対応する利用者履歴情報を利用者履歴DB22か
ら消去する(ステップS−33)。ただし、当然のこと
ながら、本システムの運営初期に格納された利用者ID
や新規に格納された利用者IDは利用者別頻度が低くな
るため、これらの場合には消去対象から除外することが
できる。これにて利用者履歴更新処理が終了する。この
処理により、利用頻度の低い利用者の情報を除去して、
情報の価値を高めることができる。
【0104】(利用情報選別処理−利用位置履歴更新処
理)また、利用位置履歴更新処理において、図13に示
すように、利用位置履歴更新処理部14bは、データベ
ースサーバ2の利用履歴キュー21に登録された情報に
基づいて、利用位置履歴DB23の利用位置履歴情報を
更新する(ステップS−41)。すなわち、利用履歴キ
ュー21に登録された情報のうちの先頭情報をデータベ
ースアクセス部25および格納処理部26を介して呼び
出し、この先頭情報に含まれる開始位置をキーとして利
用位置履歴DB23を参照する。
【0105】そして、対応する開始位置がある場合に
は、この開始位置に関連付けて利用位置履歴DB23に
格納されている開始時間に、上記先頭情報に含まれる開
始時間を含めて格納する。また、対応する開始位置がな
い場合には、上記先頭情報に含まれる開始位置と開始時
間とを新規に格納する。ただし、先頭情報に終了位置の
みが含まれている場合には、この先頭情報を無視する。
これは、各位置における利用頻度を判断するためには、
開始位置のみに着目すればよいためである。
【0106】このように情報を更新した後、利用位置履
歴更新処理部14bは、これまで利用位置履歴DB23
に格納された開始位置毎の開始時間に基づいて、位置別
頻度(図6においては、1回の利用サイクル)を算定し
(ステップS−42)、この位置別頻度を用いて、デー
タベースアクセス部25および格納処理部26を介して
利用位置履歴DB23の内容を更新する。
【0107】そして、利用位置履歴DB23に格納され
ている位置別頻度のうち、所定の位置別頻度(例えば、
利用サイクルが1週間)より低い位置別頻度を検索し、
低い位置別頻度がある場合には、その位置別頻度に対応
する利用位置履歴情報を利用位置履歴DB23から消去
する(ステップS−43)。ただし、当然のことなが
ら、本システムの運営初期に格納された開始位置や新規
に格納された開始位置に関しては位置別頻度が低いた
め、これらの場合には消去対象から除外することができ
る。これにて利用位置履歴更新処理が終了する。この処
理により、利用頻度の低い利用位置の情報を除去して、
情報の価値を高めることができる。
【0108】このように、上記の利用者履歴更新処理と
利用位置履歴更新処理とが利用履歴キュー21に格納さ
れた先頭の利用履歴情報に対して行なわれた後、以降、
次の利用履歴情報に対して同様に処理が行なわれる。な
お、利用履歴キュー21に格納された利用履歴情報は、
利用者が利用中である間は保持され、利用者の利用が終
了した時点で破棄される。すなわち、終了時間を含む利
用履歴情報が格納された時点で、この利用履歴情報の提
供者IDと同一の提供者IDを有する利用履歴情報であ
って、開始時間を含む利用履歴情報が探索され、これら
開始時間を含む利用履歴情報と終了時間を含む利用履歴
情報とが同時に破棄される。このように利用中の利用履
歴情報を保持するのは、後述するステップS−72にお
いて、利用中の利用者を特定するためである。
【0109】(期待値抽出処理−利用者位置抽出処理)
次に、期待値抽出処理について説明する。この処理は、
図9に示すように、利用者位置抽出処理、利用位置抽出
処理、および、期待値算出処理に大別される。このう
ち、利用者位置抽出処理において、図14に示すよう
に、利用者位置抽出処理部15aは、データベースサー
バ2の利用者履歴DB22に格納された利用者IDのう
ち、利用者別頻度が所定の利用者別頻度(例えば、利用
サイクルが1日)以上の利用者IDを、データベースア
クセス部25および格納処理部26を介して呼び出す
(ステップS−51)。
【0110】そして、この利用者IDに対応する利用者
端末4の位置を、基地局6から取得する(ステップS−
52)。これにて利用者位置抽出処理が終了する。この
処理により、サービスを高頻度で利用することが期待で
きる利用者の位置を取得することができる。なお、ステ
ップS−33における所定の利用者別頻度と、ステップ
S−51における所定の利用者別頻度を相互に同一とし
てもよく、この場合には、ステップS−51において、
頻度を考慮することなく単に全ての利用者IDを抽出す
ればよい。
【0111】(期待値抽出処理−利用位置抽出処理)ま
た、利用位置抽出処理において、図15に示すように、
利用位置抽出処理部15bは、データベースサーバ2の
利用位置履歴DB23に格納された開始時間のうち、そ
の時点の時間(実時間)に対応する開始時間に関連付け
られて格納されている開始位置を、データベースアクセ
ス部25および格納処理部26を介して呼び出す(ステ
ップS−61)。これにより、その実時間において過去
に利用されている位置を取得することができる。
【0112】さらに、利用位置抽出処理部15bは、取
得した開始位置のうち、位置別頻度が所定の位置別頻度
(例えば、利用サイクルが1日)以上の開始位置を、デ
ータベースアクセス部25および格納処理部26を介し
て呼び出す(ステップS−62)。これにて利用位置抽
出処理が終了する。このような処理により、特に位置別
頻度の高い位置のみを取得でき、情報の価値を高めるこ
とができる。なお、ステップS−43における所定の位
置別頻度と、ステップS−62における所定の位置別頻
度を相互に同一としてもよく、この場合には、ステップ
S−62においては、頻度を考慮することなく単に全て
の開始位置を抽出すればよい。
【0113】(期待値抽出処理−期待値算出処理)その
後、期待値算出処理部15cにて期待値算出処理が行な
われる。この処理では、図16に示すように、利用者位
置抽出処理で抽出された利用者の位置と、利用位置抽出
処理で抽出された利用された位置とに基づいて、各位置
における期待値が算出される(ステップS−71)。こ
こで、期待値とは、各位置において、利用者がサービス
を利用するであろうと期待される度合いを示す数値であ
る。
【0114】この期待値の具体的な算出方法は任意であ
るが、例えば、各位置の初期の期待値を「0」とし、利
用者位置抽出処理で抽出された位置に該当する場合、あ
るいは、利用位置抽出処理で抽出された位置に該当する
場合には、それぞれ期待値「1」を積算することにより
算定することができる。あるいは、利用者履歴DB22
に格納された利用者別頻度や、利用履歴DBに格納され
た位置別頻度に応じた係数を乗じて期待値を算定するこ
ともできる。
【0115】その後、期待値算出処理部15cは、利用
者のサービス利用状況に応じて、期待値を補正する(ス
テップS−72)。すなわち、期待値算出処理部15c
は、利用履歴キュー21に保持されている利用履歴情報
を参照して、その時点においてサービスを利用している
利用者(開始時間や開始位置が記録されており、終了時
間や終了位置が記録されていない利用者)の利用者ID
と開始位置とを取得する。そして、この利用者IDに基
づいて、サービスを利用している利用者の利用者端末4
の位置を取得する。そして、これら開始位置と、利用者
端末4の位置とに基づいて、上記期待値を低減する。例
えば、これら開始位置や利用者端末4の位置に該当する
位置の期待値から「1」を減算する。これにより、現在
サービスが利用されている位置の期待値を低減し、その
位置にタクシーが配車され無駄になることを防止するこ
とができる。
【0116】その後、期待値算出処理部15cは、配信
サーバ9から補正情報を取得し、この補正情報に基づい
て上記期待値を補正する(ステップS−73)。すなわ
ち、割り当てサーバ1には、補正情報の内容に対して、
補正を行なう位置と、期待値を補正するための補正値と
が予め格納されている。そして、配信サーバ9から取得
した補正情報の内容に基づいて、補正を行なう位置と期
待値を補正するための補正値とを参照し、期待値を補正
する。例えば、「補正情報の内容=神宮球場で試合があ
る」に対して、「補正を行なう位置=神宮球場の半径1
Km以内の全位置」、「補正値=+1」が格納されてお
り、神宮球場で試合があるとの補正情報がある場合に
は、神宮球場の半径1Km以内の全ての位置の期待値が
1だけ増分される。
【0117】そして、期待値算出処理部15cは、この
ように補正した期待値をデータベースサーバ2の期待値
DB24に格納する(ステップS−74)。これにて期
待値算出処理が終了する。このような処理により、利用
頻度の高い利用者の位置と、利用者が頻繁に利用する位
置とに基づいて、各位置に対する期待度を把握すること
ができる。
【0118】(利用情報通知処理−ミクロ配送処理)次
に、利用情報通知処理について説明する。この処理は、
図9に示すように、ミクロ配送処理とマクロ配送処理に
大別される。このミクロ配送処理とマクロ配送処理とが
行なわれる順序やタイミングは任意であるが、例えば、
ミクロ配送処理とマクロ配送処理のいずれか一方のみを
行なったり、マクロ配送処理を定常的に行なうと共に、
特に収益効率の悪いタクシーに対してのみミクロ配送処
理を行なうことができる。
【0119】ミクロ配送処理において、図17に示すよ
うに、ミクロ配送処理部16aは、利用情報を通知する
提供者端末3の位置を取得する(ステップS−81)。
この提供者端末3の決定方法は任意であり、例えば、全
ての提供者端末3に所定間隔で利用情報を通知してもよ
く、あるいは、提供者端末3からの要求に応じて利用情
報を通知してもよい。
【0120】そして、期待値DB24に格納された各位
置の期待値から、上記ステップS−81で取得された提
供者端末3の位置を中心とする所定範囲内の各位置につ
いての期待値を抽出する(ステップS−82)。この所
定範囲としては、例えば、タクシーが比較的短時間(例
えば、1時間以内)に巡回することのできる範囲を設定
することができる。そして、この所定範囲においてどの
程度の期待値があるのかを把握するため、上記ステップ
S−82において取得された期待値の総和を算定し、こ
の総和が所定値以上であるか否かを判別する(ステップ
S−83)。
【0121】そして、総和が所定値以上である場合に
は、この範囲において充分な利用が期待できると判断で
きるため、提供者に移動を促すことなく、その現在位置
を中心とする各位置の期待値を提供者端末3に通知する
(ステップS−84)。これを受けた提供者端末3で
は、配送指示受信処理部39cの制御によって、期待値
が提供者に対して出力される。
【0122】この出力方法は任意であるが、例えば、L
CD37上に表示されている地図情報に対して、期待値
に応じた表示を付加することによって行なわれる。図1
9には表示画面の一例を示す。この画面において、LC
D37には、地図情報MA−1に加えて、期待値が所定
値以上である各位置を示す領域MA−2(図19におけ
るハッチング部分)が表示されている。これを見ること
により提供者は、利用者がタクシーを利用してくれる期
待度の高い領域を把握することができ、この領域で待機
や巡回等をすることができる。
【0123】一方、上記ステップS−83において、期
待値の総和が所定値以上でない場合には、この範囲にお
いて充分な利用が期待できないと判断できるため、その
周辺範囲において、期待値の総和が所定値以上に該当す
る範囲を探索する(ステップS−85)。そして、この
周辺範囲に提供者が移動するための方向を特定する情報
を、提供者端末3に通知する(ステップS−84)。こ
れを受けた提供者端末3では、配送指示受信処理部39
cの制御によって、移動方向が提供者に対して出力され
る。この出力方法は任意であるが、例えば、LCD37
上に表示されている地図情報に対して、移動方向を示す
矢印を表示することによって行なわれる。これを見るこ
とにより提供者は、移動すべき方向を把握することがで
きる。このような処理によれば、利用者の利用状態に応
じた理想的な配送指示を行なうことができる。
【0124】次に、マクロ配送処理について説明する。
この処理において、図18に示すように、マクロ配送処
理部16bは、まず、未利用の提供者(利用者が利用し
ていないタクシーの提供者)の提供者端末3の位置を取
得し(ステップS−91)、この位置に基づいて、未利
用の提供者の分布を示す提供者分布を作成する(ステッ
プS−92)。なお、未利用か否かの判断は、ステップ
S−72と同様に、利用履歴キュー21の内容を参照す
ることによって行なうことができる。
【0125】そして、期待値DB24に格納された期待
値に基づいて、理想提供者分布を作成する(ステップS
−93)。この理想提供者分布とは、各位置の期待値に
応じて提供者が過不足なく理想的に配置された状態の分
布であり、例えば、期待値が「2」の位置には20人の
提供者(20台のタクシー)、期待値が「1」の位置に
は10人の提供者の如く、期待値と理想の提供者数との
関係が割り当てサーバ1に予め格納されており、この関
係を参照して理想提供者分布が決定される。
【0126】そして、この理想提供者分布と、ステップ
S−92において作成した提供者分布とを比較し、両者
の差分を求め(ステップS−94)、この差分を解消す
る(提供者の位置を理想提供者分布に合致させる)ため
の提供者の移動方向を決定して、この移動方向を特定す
る情報を提供者端末3に通知する(ステップS−9
5)。具体的には、理想提供者分布に対して、提供者が
多い位置と少ない位置とを判別し、多い位置にいる提供
者の提供者端末3に対して、少ない位置への移動方向を
特定する情報を通知する。
【0127】そして、この情報に基づいて、例えば、配
送指示受信処理部39cの制御により、LCD37に移
動方向を示す矢印が表示される。これを見ることにより
提供者は、移動すべき方向を把握することができる。こ
のような処理によれば、提供者が特定の箇所に集中し過
ぎたりすることを防止することができ、利用者の利用状
態に応じた理想的な配送指示を行なうことができる。
【0128】さて、これまで本発明の実施の形態につい
て説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外に
も、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内
において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいも
のである。上述のように、本システムおよび本方法にて
提供されるサービスは任意のサービスに適用することが
できるものである。このようなサービスの他の例として
は、ガソリン自動車や電気自動車の運転手を利用者と
し、ガソリンや電気を供給する供給車両の運転手を提供
者として、ガソリンや電気の供給を受ける必要がある自
動車を提供者側から発見することなども考えられる。
【0129】また、上記実施の形態においては、サービ
スを受けた利用者を、提供者端末と利用者端末の位置の
変化の軌跡に基づいて求めているが、利用者のID番号
を提供者が聞き出して手動で入力したり、あるいは、利
用者自身に入力してもらうこともできる。この場合に
は、提供者や利用者の手間がかかるものの、一層確実に
利用者の特定を行なうことができる。また、利用者の位
置と、利用位置とに基づいて期待値を算定しているが、
いずれか一方のみに基づいて期待値を算定し、これを提
供者に通知してもよい。
【0130】また、実施形態において説明した各処理の
うち、自動的に行なわれるものとして説明した処理の全
部または一部を手動的に行なうこともでき、あるいは、
手動的に行なわれるものとして説明した処理の全部また
は一部を公知の方法で自動的に行なうこともできる。こ
の他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手
順、具体的名称、数値等については、特記する場合を除
いて任意に変更することができる。
【0131】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1、1
4、または、27に記載の本発明によれば、サービスを
利用し得る利用者の利用者端末の位置が自動的に取得さ
れ、この位置に関する情報が提供者に通知される。した
がって、提供者は、サービスを利用し得る利用者の位置
を容易に把握することができ、サービスの利便性の向上
運行効率の向上を図ることができる。また、利用者は自
発的に行動する必要がないので、利用者の利便性を向上
させることができる。
【0132】また、請求項2、15、または、27に記
載の本発明によれば、提供者端末の位置の変化の軌跡
と、利用者端末の位置の変化の軌跡とに基づいて、サー
ビスを利用している利用者を容易に特定することができ
る。
【0133】また、請求項3、16、または、27に記
載の本発明によれば、サービスを所定頻度以上で利用し
ている利用者が選別され、この利用者の位置に関する情
報のみが提供者端末に通知されるので、サービスを再度
利用する可能性が高い利用者の位置のみを提供者に通知
することができ、提供者にとって一層価値がある情報の
みを通知することができる。
【0134】また、請求項4、17、または、27に記
載の本発明によれば、これまでにサービスが利用された
位置が自動的に取得され、この位置に関する情報が提供
者に通知される。したがって、提供者は、サービスが利
用された位置を容易に把握することができ、サービスの
利便性の向上運行効率の向上を図ることができる。ま
た、利用者は自発的に行動する必要がないので、利用者
の利便性を向上させることができる。
【0135】また、請求項5、18、または、27に記
載の本発明によれば、提供者端末の位置を取得すること
により、サービスが利用された位置を容易に特定するこ
とができる。
【0136】また、請求項6、19、または、27に記
載の本発明によれば、所定頻度以上で利用された位置が
選別され、この位置に関する情報のみが提供者端末に通
知されるので、サービスが再度利用される可能性が高い
位置のみを提供者に通知することができ、提供者にとっ
て一層価値がある情報のみを通知することができる。
【0137】また、請求項7、20、または、27に記
載の本発明によれば、選別された利用者と利用位置とに
基づいて、各位置における利用者によるサービス利用の
期待値が抽出され、この期待値が提供者端末に通知され
る。したがって、利用者の位置と利用者が利用した位置
とを複合的に考慮した上で利用者による利用の期待の程
度を把握することができ、一層確度の高い情報を提供す
ることができる。
【0138】また、請求項8、21、または、27に記
載の本発明によれば、実時間に合致する利用位置に基づ
いて、期待値が抽出されるので、その時間における各位
置の利用の期待の程度を把握することができ、一層実用
性のある情報を提供することができる。
【0139】また、請求項9、22、または、27に記
載の本発明によれば、サービスを利用中の利用者がいる
場合には、期待値が低減されるので、サービスを利用中
の利用者の位置に再度提供者を向かわせてしまうこと等
を防止することができる。
【0140】また、請求項10、23、または、27に
記載の本発明によれば、利用者の利用動向に関する補正
情報に基づいて期待値に対する補正が行なわれるので、
利用者の利用動向を考慮した上で期待値を求めることが
でき、一層確度の高い情報を提供することができる。
【0141】また、請求項11、24、または、27に
記載の本発明によれば、提供者端末の位置を中心とする
各位置の期待値が提供者に通知されるので、各提供者
は、自己の位置の周辺の期待値を把握することができ、
待機場所や巡回経路等を容易に判断することができる。
【0142】また、請求項12、25、または、27に
記載の本発明によれば、提供者端末の位置を中心とする
各位置の期待値の総和が所定値以下である場合には、提
供者端末の位置の周辺の各位置の期待値が通知されるの
で、提供者の周辺における利用の期待度が低い場合に
は、その周辺の期待値を把握することができるので、各
提供者は、この周辺に移動等して利用率を向上させるこ
とができる。
【0143】また、請求項13、26、または、27に
記載の本発明によれば、理想提供者分布と各提供者端末
の位置とが一致するような移動方向が提供者に通知され
るので、提供者を期待値の分布に応じた理想的な分布で
配置することができ、特定の位置に提供者が集中してし
まうような事態を防止して、サービス効率を一層向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる本システムの全
体構成を示すブロック図である。
【図2】割り当てサーバの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】データベースサーバの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】利用履歴キューに格納される情報の一例を示す
図である。
【図5】利用者履歴DBに格納される情報の一例を示す
図である。
【図6】利用位置履歴DBに格納される情報の一例を示
す図である。
【図7】提供者端末の構成を示すブロック図である。
【図8】利用者端末の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の一実施の形態にかかる本方法による処
理のフローチャートである。
【図10】利用者探索処理のフローチャートである。
【図11】利用履歴登録処理のフローチャートである。
【図12】利用者履歴更新処理のフローチャートであ
る。
【図13】利用位置履歴更新処理のフローチャートであ
る。
【図14】利用者位置抽出処理のフローチャートであ
る。
【図15】利用位置抽出処理のフローチャートである。
【図16】期待値算出処理のフローチャートである。
【図17】ミクロ配送処理のフローチャートである。
【図18】マクロ配送処理のフローチャートである。
【図19】提供者端末における表示画面の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 割り当てサーバ 11 通信制御インターフェース 12 制御部 13 利用情報取得部 13a 利用者探索処理部 13b 利用履歴登録処理部 14 利用情報選別部 14a 利用者履歴更新処理部 14b 利用位置履歴更新処理部 15 期待値抽出部 15a 利用者位置抽出処理部 15b 利用位置抽出処理部 15c 期待値算出処理部 16 利用情報通知部 16a ミクロ配送処理部 16b マクロ配送処理部 2 データベースサーバ 21 利用履歴キュー 22 利用者履歴データベース 23 利用位置履歴データベース 24 期待値データベース 25 データベースアクセス部 26 格納処理部 27 通信制御インターフェース 3 提供者端末 31 地図情報読み取り部 32 メモリ 33 電源部 34 アンテナ入力部 35 入出力部 36 操作部 37 LCD 38 スピーカ 39 制御部 4 利用者端末 41 キー群 42 送受信部 43 LCD 44 メモリ 45 バッテリ 46 マイクロフォン 47 スピーカ 48 入出力端子 49 制御部 5 インターネット 6 基地局 7 移動通信網 8 移動通信網接続用サーバ 9 配信サーバ

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のサーバと、所定のサービスを利用
    する利用者が保持する利用者端末と、上記サービスを提
    供する提供者が保持する提供者端末と、を相互に通信可
    能に接続して構成されたサービス利用者探知システムで
    あって、 上記サーバは、 上記利用者がサービスを利用した際、この利用者を識別
    するための利用者情報を取得する利用情報取得手段と、 上記利用情報取得手段にて取得された利用者情報に基づ
    いて、上記サービスを利用し得る上記利用者の利用者端
    末の位置を取得し、当該位置に関する情報を上記提供者
    端末を介して提供者に通知する利用情報通知手段と、 を備えたことを特徴とするサービス利用者探知システ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記利用情報取得手段は、上記利用者の
    サービスの利用状況に関する情報を上記提供者端末から
    通知された際、当該提供者端末の位置の変化の軌跡と、
    上記各利用者端末の位置の変化の軌跡とを相互に比較す
    ることによってサービスを利用している利用者を特定
    し、この利用者の利用者情報を取得する利用者検索手段
    を備えること、 を特徴とする請求項1に記載のサービス利用者探知シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記サーバは、上記利用情報取得手段に
    て取得された利用者情報に基づいて、上記サービスを所
    定頻度以上で利用している利用者を選別する利用情報選
    別手段を備え、 上記利用情報通知手段は、上記利用情報選別手段にて選
    別された利用者が保持する利用者端末の位置を取得し、
    当該位置に関する情報を通知すること、 を特徴とする請求項1または2に記載のサービス利用者
    探知システム。
  4. 【請求項4】 所定のサーバと、所定のサービスを利用
    する利用者が保持する利用者端末と、上記サービスを提
    供する提供者が保持する提供者端末と、を相互に通信可
    能に接続して構成されたサービス利用者探知システムで
    あって、 上記サーバは、 上記利用者がサービスを利用した際、この利用位置を特
    定するための利用位置情報を取得する利用情報取得手段
    と、 上記利用情報取得手段にて取得された利用位置情報に基
    づいて、上記利用者の利用位置に関する情報を上記提供
    者端末を介して提供者に通知する利用情報通知手段と、 を備えたことを特徴とするサービス利用者探知システ
    ム。
  5. 【請求項5】 上記利用情報取得手段は、上記利用者の
    サービスの利用状況に関する情報を上記提供者端末から
    通知された際、当該提供者端末の位置を取得することに
    より、上記利用位置情報を取得する利用履歴登録手段を
    備えること、 を特徴とする請求項4に記載のサービス利用者探知シス
    テム。
  6. 【請求項6】 上記サーバは、上記利用情報取得手段に
    て取得された利用位置情報に基づいて、上記サービスが
    所定頻度以上で利用されている利用位置を選別する利用
    情報選別手段を備え、 上記利用情報通知手段は、上記利用情報選別手段にて選
    別された利用位置に関する情報を通知すること、 を特徴とする請求項4または5に記載のサービス利用者
    探知システム。
  7. 【請求項7】 上記サーバは、 利用情報選別手段にて選別された利用者と利用位置とに
    基づいて、各位置における利用者によるサービス利用の
    期待値を抽出する期待値抽出手段を備え、 上記利用情報通知手段は、上記期待値抽出手段にて抽出
    された期待値に関する情報を通知すること、 を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つおよび4〜6
    のいずれか一つに記載のサービス利用者探知システム。
  8. 【請求項8】 上記期待値抽出手段は、上記利用情報選
    別手段にて選別された利用位置のうち、実時間に合致す
    る利用位置に基づいて、上記期待値を抽出すること、 を特徴とする請求項7に記載のサービス利用者探知シス
    テム。
  9. 【請求項9】 上記期待値抽出手段は、サービスを利用
    中の利用者がいる場合には、この利用者の利用者端末の
    位置と利用位置とに基づいて、上記期待値を低減するこ
    と、 を特徴とする請求項7または8に記載のサービス利用者
    探知システム。
  10. 【請求項10】 上記期待値抽出手段は、上記サービス
    が提供され得る各位置に関する上記利用者の利用動向に
    関する補正情報を取得し、この補正情報に基づいて、上
    記期待値に対する補正を行なうこと、 を特徴とする請求項7〜9のいずれか一つに記載のサー
    ビス利用者探知システム。
  11. 【請求項11】 上記利用情報通知手段は、上記提供者
    端末の位置を中心とする各位置の期待値を、上記提供者
    端末を介して提供者に通知するミクロ配送手段、 を備えることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一
    つに記載のサービス利用者探知システム。
  12. 【請求項12】 上記ミクロ配送手段は、上記提供者端
    末の位置を中心とする各位置の期待値の総和が所定値以
    下である場合には、上記提供者端末の位置の周辺の各位
    置の期待値を通知すること、 を特徴とする請求項11に記載のサービス利用者探知シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 上記利用情報通知手段は、上記各位置
    の期待値に基づいて理想提供者分布を作成し、この理想
    提供者分布と上記各提供者端末の位置とが一致するよう
    に、上記提供者の移動方向を上記提供者端末を介して提
    供者に通知するマクロ配送手段、 を備えることを特徴とする請求項7〜12のいずれか一
    つに記載のサービス利用者探知システム。
  14. 【請求項14】 所定のサーバと、所定のサービスを利
    用する利用者が保持する利用者端末と、上記サービスを
    提供する提供者が保持する提供者端末と、を相互に通信
    可能に接続して行なうサービス利用者探知方法であっ
    て、 上記サーバにおいて、 上記利用者がサービスを利用した際、この利用者を識別
    するための利用者情報を取得する利用情報取得手順と、 上記利用情報取得手順において取得された利用者情報に
    基づいて、上記サービスを利用し得る上記利用者の利用
    者端末の位置を取得し、当該位置に関する情報を上記提
    供者端末を介して提供者に通知する利用情報通知手順
    と、 を備えたことを特徴とするサービス利用者探知方法。
  15. 【請求項15】 上記利用情報取得手順において、上記
    利用者のサービスの利用状況に関する情報を上記提供者
    端末から通知された際、当該提供者端末の位置の変化の
    軌跡と、上記各利用者端末の位置の変化の軌跡とを相互
    に比較することによってサービスを利用している利用者
    を特定し、この利用者の利用者情報を取得する利用者検
    索手順を備えること、 を特徴とする請求項14に記載のサービス利用者探知方
    法。
  16. 【請求項16】 上記利用情報取得手順において取得さ
    れた利用者情報に基づいて、上記サービスを所定頻度以
    上で利用している利用者を選別する利用情報選別手順を
    備え、 上記利用情報通知手順において、上記利用情報選別手順
    において選別された利用者が保持する利用者端末の位置
    を取得し、当該位置に関する情報を通知すること、 を特徴とする請求項14または15に記載のサービス利
    用者探知方法。
  17. 【請求項17】 所定のサーバと、所定のサービスを利
    用する利用者が保持する利用者端末と、上記サービスを
    提供する提供者が保持する提供者端末と、を相互に通信
    可能に接続して行なうサービス利用者探知方法であっ
    て、 上記サーバにおいて、 上記利用者がサービスを利用した際、この利用位置を特
    定するための利用位置情報を取得する利用情報取得手順
    と、 上記利用情報取得手順において取得された利用位置情報
    に基づいて、上記利用者の利用位置に関する情報を上記
    提供者端末を介して提供者に通知する利用情報通知手順
    と、 を備えたことを特徴とするサービス利用者探知方法。
  18. 【請求項18】 上記利用情報取得手順において、上記
    利用者のサービスの利用状況に関する情報を上記提供者
    端末から通知された際、当該提供者端末の位置を取得す
    ることにより、上記利用位置情報を取得する利用履歴登
    録手順を備えること、 を特徴とする請求項17に記載のサービス利用者探知方
    法。
  19. 【請求項19】 上記サーバは、上記利用情報取得手順
    において取得された利用位置情報に基づいて、上記サー
    ビスが所定頻度以上で利用されている利用位置を選別す
    る利用情報選別手順を備え、 上記利用情報通知手順において、上記利用情報選別手順
    において選別された利用位置に関する情報を通知するこ
    と、 を特徴とする請求項17または18に記載のサービス利
    用者探知方法。
  20. 【請求項20】 利用情報選別手順において選別された
    利用者と利用位置とに基づいて、各位置における利用者
    によるサービス利用の期待値を抽出する期待値抽出手順
    を備え、 上記利用情報通知手順において、上記期待値抽出手順に
    おいて抽出された期待値に関する情報を通知すること、 を特徴とする請求項14〜16のいずれか一つおよび1
    7〜19のいずれか一つに記載のサービス利用者探知方
    法。
  21. 【請求項21】 上記期待値抽出手順において、上記利
    用情報選別手順において選別された利用位置のうち、実
    時間に合致する利用位置に基づいて、上記期待値を抽出
    すること、 を特徴とする請求項20に記載のサービス利用者探知方
    法。
  22. 【請求項22】 上記期待値抽出手順において、サービ
    スを利用中の利用者がいる場合には、この利用者の利用
    者端末の位置と利用位置とに基づいて、上記期待値を低
    減すること、 を特徴とする請求項20または21に記載のサービス利
    用者探知方法。
  23. 【請求項23】 上記期待値抽出手順において、上記サ
    ービスが提供され得る各位置に関する上記利用者の利用
    動向に関する補正情報を取得し、この補正情報に基づい
    て、上記期待値に対する補正を行なうこと、 を特徴とする請求項20〜22のいずれか一つに記載の
    サービス利用者探知方法。
  24. 【請求項24】 上記利用情報通知手順において、上記
    提供者端末の位置を中心とする各位置の期待値を、上記
    提供者端末を介して提供者に通知するミクロ配送手順、 を備えることを特徴とする請求項20〜23のいずれか
    一つに記載のサービス利用者探知方法。
  25. 【請求項25】 上記ミクロ配送手順において、上記提
    供者端末の位置を中心とする各位置の期待値の総和が所
    定値以下である場合には、上記提供者端末の位置の周辺
    の各位置の期待値を通知すること、 を特徴とする請求項24に記載のサービス利用者探知方
    法。
  26. 【請求項26】 上記利用情報通知手順において、上記
    各位置の期待値に基づいて理想提供者分布を作成し、こ
    の理想提供者分布と上記各提供者端末の位置とが一致す
    るように、上記提供者の移動方向を上記提供者端末を介
    して提供者に通知するマクロ配送手順、 を備えることを特徴とする請求項20〜25のいずれか
    一つに記載のサービス利用者探知方法。
  27. 【請求項27】 前記請求項14〜26のいずれか一つ
    に記載されたサービス利用者探知方法をコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
    るコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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