JP2002049030A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2002049030A JP2002049030A JP2000234378A JP2000234378A JP2002049030A JP 2002049030 A JP2002049030 A JP 2002049030A JP 2000234378 A JP2000234378 A JP 2000234378A JP 2000234378 A JP2000234378 A JP 2000234378A JP 2002049030 A JP2002049030 A JP 2002049030A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】前側から入射する外光を高い効率で利用して明
るい画面を得ることができるSTN型の液晶表示装置を
提供する。 【解決手段】液晶分子が180°〜270°のツイスト
角でツイスト配向した液晶素子1の前側に、入射光の互
いに直交する2つの偏光成分のうち、一方の偏光成分の
光を反射し、他方の偏光成分の光を透過させる反射偏光
板10を配置し、前記液晶素子1の後側に吸収偏光板1
5と反射膜14を配置し、前側から入射し、前記反射偏
光板10と液晶素子1と吸収偏光板15とを透過した光
を反射膜14により反射して前側に出射するとともに、
前側から入射した光のうち、前記前記反射偏光板10に
より反射される前記一方の偏光成分の光により画面全体
の明るさを底上げするようにした。
るい画面を得ることができるSTN型の液晶表示装置を
提供する。 【解決手段】液晶分子が180°〜270°のツイスト
角でツイスト配向した液晶素子1の前側に、入射光の互
いに直交する2つの偏光成分のうち、一方の偏光成分の
光を反射し、他方の偏光成分の光を透過させる反射偏光
板10を配置し、前記液晶素子1の後側に吸収偏光板1
5と反射膜14を配置し、前側から入射し、前記反射偏
光板10と液晶素子1と吸収偏光板15とを透過した光
を反射膜14により反射して前側に出射するとともに、
前側から入射した光のうち、前記前記反射偏光板10に
より反射される前記一方の偏光成分の光により画面全体
の明るさを底上げするようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外光を利用する
反射表示を行なうSTN(スーパー・ツイステッド・ネ
マティック)型の液晶表示装置に関するものである。
反射表示を行なうSTN(スーパー・ツイステッド・ネ
マティック)型の液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置として、STN(スーパー
・ツイステッド・ネマティック)型のものがある。
・ツイステッド・ネマティック)型のものがある。
【0003】このSTN型液晶表示装置は、表示の観察
側である前側の基板とこの前側基板に対向する後側基板
との内面にそれぞれ電極が設けられるとともに、これら
の基板間に、液晶分子が180°〜270°(通常は2
00°〜250°)のツイスト角でツイスト配向した液
晶層が設けられてなる液晶素子と、この液晶素子をはさ
んで配置された前後一対の吸収偏光板(入射光の互いに
直交する2つの偏光成分のうち、一方の偏光成分の光を
透過させ、他方の偏光成分の光を吸収する偏光板)とに
より構成されている。
側である前側の基板とこの前側基板に対向する後側基板
との内面にそれぞれ電極が設けられるとともに、これら
の基板間に、液晶分子が180°〜270°(通常は2
00°〜250°)のツイスト角でツイスト配向した液
晶層が設けられてなる液晶素子と、この液晶素子をはさ
んで配置された前後一対の吸収偏光板(入射光の互いに
直交する2つの偏光成分のうち、一方の偏光成分の光を
透過させ、他方の偏光成分の光を吸収する偏光板)とに
より構成されている。
【0004】ところで、液晶表示装置には、バックライ
トからの照明光を利用して透過表示を行なうものと、液
晶表示装置の使用環境の光である外光を利用して反射表
示を行なうものとがあるが、透過型の液晶表示装置は、
バックライトの点灯に大きく電力を消費するため、省電
力の面では、外光を利用して反射表示を行なうものが有
利である。
トからの照明光を利用して透過表示を行なうものと、液
晶表示装置の使用環境の光である外光を利用して反射表
示を行なうものとがあるが、透過型の液晶表示装置は、
バックライトの点灯に大きく電力を消費するため、省電
力の面では、外光を利用して反射表示を行なうものが有
利である。
【0005】前記反射表示を行なうSTN型液晶表示装
置は、従来、前記液晶素子の後側に配置された吸収偏光
板の後側に、反射膜を配置した構成となっている。
置は、従来、前記液晶素子の後側に配置された吸収偏光
板の後側に、反射膜を配置した構成となっている。
【0006】この液晶表示装置は、表示の観察側である
前側から入射した外光を、前記液晶素子の前側に配置さ
れた吸収偏光板の偏光作用により直線偏光光として液晶
素子に入射し、液晶層により偏光状態を制御されて前記
液晶素子の後側に出射した光のうち、後側の吸収偏光板
を透過した光を前記反射膜により反射させ、その反射光
を前記後側の吸収偏光板と液晶素子と前側の吸収偏光板
とを透過させて前側に出射する。
前側から入射した外光を、前記液晶素子の前側に配置さ
れた吸収偏光板の偏光作用により直線偏光光として液晶
素子に入射し、液晶層により偏光状態を制御されて前記
液晶素子の後側に出射した光のうち、後側の吸収偏光板
を透過した光を前記反射膜により反射させ、その反射光
を前記後側の吸収偏光板と液晶素子と前側の吸収偏光板
とを透過させて前側に出射する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記液晶表示
装置では、前側からの入射光のうち、前側の吸収偏光板
の透過軸に沿った偏光成分の光が、この前側偏光板を透
過して液晶素子に入射し、前記吸収偏光板の吸収軸に沿
った偏光成分の光は、この偏光板により吸収されるた
め、前側からの入射光のうち、前側の吸収偏光板により
吸収されるほぼ半分の光が無駄になる。
装置では、前側からの入射光のうち、前側の吸収偏光板
の透過軸に沿った偏光成分の光が、この前側偏光板を透
過して液晶素子に入射し、前記吸収偏光板の吸収軸に沿
った偏光成分の光は、この偏光板により吸収されるた
め、前側からの入射光のうち、前側の吸収偏光板により
吸収されるほぼ半分の光が無駄になる。
【0008】そのため、従来の反射表示を行なうSTN
型液晶表示装置は、表示の観察側である前側に出射する
強度が、前側からの入射光の強度に比べて極端に低く、
明るい画面が得られない。
型液晶表示装置は、表示の観察側である前側に出射する
強度が、前側からの入射光の強度に比べて極端に低く、
明るい画面が得られない。
【0009】この発明は、外光を利用する反射表示を行
なうSTN型の液晶表示装置として、前側からの入射光
を有効に利用し、明るい画面を得ることができるものを
提供することを目的としたものである。
なうSTN型の液晶表示装置として、前側からの入射光
を有効に利用し、明るい画面を得ることができるものを
提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の液晶表
示装置は、表示の観察側である前側の基板とこの前側基
板に対向する後側基板との内面にそれぞれ電極が設けら
れるとともに、これらの基板間に、液晶分子が180°
〜270°のツイスト角でツイスト配向した液晶層が設
けられてなる液晶素子と、前記液晶素子の前側に配置さ
れ、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のうち、一
方の偏光成分の光を反射し、他方の偏光成分の光を透過
させる反射偏光板と、前記液晶素子の後側に設けられた
反射手段とを備えたことを特徴とするものである。
示装置は、表示の観察側である前側の基板とこの前側基
板に対向する後側基板との内面にそれぞれ電極が設けら
れるとともに、これらの基板間に、液晶分子が180°
〜270°のツイスト角でツイスト配向した液晶層が設
けられてなる液晶素子と、前記液晶素子の前側に配置さ
れ、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のうち、一
方の偏光成分の光を反射し、他方の偏光成分の光を透過
させる反射偏光板と、前記液晶素子の後側に設けられた
反射手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】この液晶表示装置においては、表示の観察
側である前側からの入射光が、液晶素子の前側に配置さ
れた反射偏光板に入射し、その光の互いに直交する2つ
の偏光成分のうち、一方の偏光成分の光が、前記反射偏
光板により反射され、他方の偏光成分の光が、前記反射
偏光板を透過して前記液晶素子に入射する。
側である前側からの入射光が、液晶素子の前側に配置さ
れた反射偏光板に入射し、その光の互いに直交する2つ
の偏光成分のうち、一方の偏光成分の光が、前記反射偏
光板により反射され、他方の偏光成分の光が、前記反射
偏光板を透過して前記液晶素子に入射する。
【0012】そして、前記液晶素子に入射した光は、液
晶層により偏光状態を制御されて前記反射手段に入射
し、この反射手段により反射された光が、表示の観察側
である前側に出射する。
晶層により偏光状態を制御されて前記反射手段に入射
し、この反射手段により反射された光が、表示の観察側
である前側に出射する。
【0013】この液晶表示装置によれば、液晶素子に入
射する光は、前側からの入射光のうち、前記反射偏光板
を透過した偏光成分の光であるが、前記前側からの入射
光のうち、前記反射偏光板により反射された偏光成分の
光が表示の観察側である前側に出射し、その反射光によ
り画面全体の明るさが底上げされるため、前側からの入
射光を有効に利用し、明るい画面を得ることができる。
射する光は、前側からの入射光のうち、前記反射偏光板
を透過した偏光成分の光であるが、前記前側からの入射
光のうち、前記反射偏光板により反射された偏光成分の
光が表示の観察側である前側に出射し、その反射光によ
り画面全体の明るさが底上げされるため、前側からの入
射光を有効に利用し、明るい画面を得ることができる。
【0014】また、この発明の第2の液晶表示装置は、
表示の観察側である前側の基板とこの前側基板に対向す
る後側基板との内面にそれぞれ電極が設けられるととも
に、これらの基板間に、液晶分子が180°〜270°
のツイスト角でツイスト配向した液晶層が設けられてな
る液晶素子と、前記液晶素子の前側に配置され、入射光
の互いに直交する2つの偏光成分のうち、一方の偏光成
分の光を反射し、他方の偏光成分の光を透過させる反射
偏光板と、前記反射偏光板の前側に配置され、前記反射
偏光板により反射された光を内面反射して前記反射偏光
板に再び入射させる透明フィルムと、前記液晶素子の後
側に設けられ、前側からの入射光の少なくとも一部を反
射する反射手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
表示の観察側である前側の基板とこの前側基板に対向す
る後側基板との内面にそれぞれ電極が設けられるととも
に、これらの基板間に、液晶分子が180°〜270°
のツイスト角でツイスト配向した液晶層が設けられてな
る液晶素子と、前記液晶素子の前側に配置され、入射光
の互いに直交する2つの偏光成分のうち、一方の偏光成
分の光を反射し、他方の偏光成分の光を透過させる反射
偏光板と、前記反射偏光板の前側に配置され、前記反射
偏光板により反射された光を内面反射して前記反射偏光
板に再び入射させる透明フィルムと、前記液晶素子の後
側に設けられ、前側からの入射光の少なくとも一部を反
射する反射手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0015】この液晶表示装置においては、表示の観察
側である前側からの入射光が、前記透明フィルムを透過
して液晶素子の前側に配置された反射偏光板に入射し、
その光の互いに直交する2つの偏光成分のうち、一方の
偏光成分の光が、前記反射偏光板により反射され、他方
の偏光成分の光が、前記反射偏光板を透過して液晶素子
に入射する。
側である前側からの入射光が、前記透明フィルムを透過
して液晶素子の前側に配置された反射偏光板に入射し、
その光の互いに直交する2つの偏光成分のうち、一方の
偏光成分の光が、前記反射偏光板により反射され、他方
の偏光成分の光が、前記反射偏光板を透過して液晶素子
に入射する。
【0016】なお、前記反射偏光板は、前記一方の偏光
成分の光を主に反射するが、前記他方の偏光成分の光も
ある程度反射するため、この反射偏光板により反射され
た光の中には、前記一方の偏光成分の光だけでなく、前
記他方の偏光成分の光も含まれている。
成分の光を主に反射するが、前記他方の偏光成分の光も
ある程度反射するため、この反射偏光板により反射され
た光の中には、前記一方の偏光成分の光だけでなく、前
記他方の偏光成分の光も含まれている。
【0017】前記反射偏光板により反射された光は、前
記透明フィルムにより内面反射されて前記反射偏光板に
再び入射し、その光のうち、前記一方の偏光成分の光が
反射され、前記他方の偏光成分の光が、この反射偏光板
を透過して液晶素子に入射する。
記透明フィルムにより内面反射されて前記反射偏光板に
再び入射し、その光のうち、前記一方の偏光成分の光が
反射され、前記他方の偏光成分の光が、この反射偏光板
を透過して液晶素子に入射する。
【0018】そして、前記液晶素子に入射した光は、液
晶層により偏光状態を制御されて前記反射手段に入射
し、この反射手段により反射された光が、表示の観察側
である前側に出射する。
晶層により偏光状態を制御されて前記反射手段に入射
し、この反射手段により反射された光が、表示の観察側
である前側に出射する。
【0019】この液晶表示装置によれば、前側からの入
射光の互いに直交する2つの偏光成分のうち、前記反射
偏光板を透過する偏光成分の光が、この反射偏光板を透
過して液晶素子に入射するとともに、前記反射偏光板に
より反射された光が、前記透明フィルムにより内面反射
されて前記反射偏光板に再び入射し、その光のうちの前
記反射偏光板を透過する偏光成分の光が、この反射偏光
板を透過して前記液晶素子に入射するため、液晶素子へ
の入射光量が多く、したがって、前側からの入射光を有
効に利用し、明るい画面を得ることができる。
射光の互いに直交する2つの偏光成分のうち、前記反射
偏光板を透過する偏光成分の光が、この反射偏光板を透
過して液晶素子に入射するとともに、前記反射偏光板に
より反射された光が、前記透明フィルムにより内面反射
されて前記反射偏光板に再び入射し、その光のうちの前
記反射偏光板を透過する偏光成分の光が、この反射偏光
板を透過して前記液晶素子に入射するため、液晶素子へ
の入射光量が多く、したがって、前側からの入射光を有
効に利用し、明るい画面を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明の第1の液晶表示装置
は、上記のように、液晶素子の前側に、入射光の互いに
直交する2つの偏光成分のうち、一方の偏光成分の光を
反射し、他方の偏光成分の光を透過させる反射偏光板を
配置し、前記液晶素子の後側に反射手段を設けたもので
あり、前側からの入射光のうち、前記反射偏光板により
反射された光により画面全体の明るさを底上げすること
により、前側からの入射光を有効に利用して明るい画面
を得るようにしたものである。
は、上記のように、液晶素子の前側に、入射光の互いに
直交する2つの偏光成分のうち、一方の偏光成分の光を
反射し、他方の偏光成分の光を透過させる反射偏光板を
配置し、前記液晶素子の後側に反射手段を設けたもので
あり、前側からの入射光のうち、前記反射偏光板により
反射された光により画面全体の明るさを底上げすること
により、前側からの入射光を有効に利用して明るい画面
を得るようにしたものである。
【0021】また、この発明の第2の液晶表示装置は、
上記のように、液晶素子の前側に、入射光の互いに直交
する2つの偏光成分のうち、一方の偏光成分の光を反射
し、他方の偏光成分の光を透過させる反射偏光板を配置
するとともに、この反射偏光板の前側に、前記反射偏光
板により反射された光を内面反射して前記反射偏光板に
再び入射させる透明フィルムを配置し、前記液晶素子の
後側に反射手段を設けたものであり、前側からの入射光
のうち、前記反射偏光板を透過する偏光成分の光を、こ
の反射偏光板を透過させて液晶素子に入射するととも
に、前記反射偏光板により反射され、前記透明フィルム
により内面反射されて前記反射偏光板に再び入射した光
のうちの前記反射偏光板を透過する偏光成分の光を、こ
の反射偏光板を透過させて前記液晶素子に入射すること
により、前側からの入射光を有効に利用して明るい画面
を得るようにしたものである。
上記のように、液晶素子の前側に、入射光の互いに直交
する2つの偏光成分のうち、一方の偏光成分の光を反射
し、他方の偏光成分の光を透過させる反射偏光板を配置
するとともに、この反射偏光板の前側に、前記反射偏光
板により反射された光を内面反射して前記反射偏光板に
再び入射させる透明フィルムを配置し、前記液晶素子の
後側に反射手段を設けたものであり、前側からの入射光
のうち、前記反射偏光板を透過する偏光成分の光を、こ
の反射偏光板を透過させて液晶素子に入射するととも
に、前記反射偏光板により反射され、前記透明フィルム
により内面反射されて前記反射偏光板に再び入射した光
のうちの前記反射偏光板を透過する偏光成分の光を、こ
の反射偏光板を透過させて前記液晶素子に入射すること
により、前側からの入射光を有効に利用して明るい画面
を得るようにしたものである。
【0022】前記第2の液晶表示装置において、前記反
射偏光板の前側に配置された透明フィルムは、透過光の
偏光状態を変化させる光学特性を有しているのが望まし
く、より望ましい透明フィルムは、透過光の常光と異常
光との間に1/4波長の位相差を与えるλ/4位相板で
ある。
射偏光板の前側に配置された透明フィルムは、透過光の
偏光状態を変化させる光学特性を有しているのが望まし
く、より望ましい透明フィルムは、透過光の常光と異常
光との間に1/4波長の位相差を与えるλ/4位相板で
ある。
【0023】その場合、前記λ/4位相板は、その遅相
軸を、液晶素子の前側に配置された反射偏光板の透過軸
に対してほぼ45°の角度で交差させて配置するのが好
ましい。
軸を、液晶素子の前側に配置された反射偏光板の透過軸
に対してほぼ45°の角度で交差させて配置するのが好
ましい。
【0024】この発明の第1および第2のいずれの液晶
表示装置においても、前記液晶素子の前側に配置された
反射偏光板の前面に、この反射偏光板により反射された
光を拡散させる拡散手段を設けるのが好ましい。
表示装置においても、前記液晶素子の前側に配置された
反射偏光板の前面に、この反射偏光板により反射された
光を拡散させる拡散手段を設けるのが好ましい。
【0025】また、前記いずれの液晶表示装置において
も、前記液晶素子とその前側に配置された反射偏光板と
の間に、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、一方の偏光成分の光を透過させ、他方の偏光成分の
光を吸収する吸収偏光板が、その透過軸を前記反射偏光
板の透過軸とほぼ平行にして配置するのが好ましい。
も、前記液晶素子とその前側に配置された反射偏光板と
の間に、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、一方の偏光成分の光を透過させ、他方の偏光成分の
光を吸収する吸収偏光板が、その透過軸を前記反射偏光
板の透過軸とほぼ平行にして配置するのが好ましい。
【0026】さらに、前記いずれの液晶表示装置におい
ても、液晶素子とその前側に配置された反射偏光板との
間と、前記液晶素子とその後側に設けられた反射手段と
の間のうちの少なくとも一方に、透過光を拡散させる拡
散層を設けるのが好ましい。
ても、液晶素子とその前側に配置された反射偏光板との
間と、前記液晶素子とその後側に設けられた反射手段と
の間のうちの少なくとも一方に、透過光を拡散させる拡
散層を設けるのが好ましい。
【0027】なお、前記いずれの液晶表示装置において
も、前記液晶素子の後側に設けられた反射手段は、反射
膜でも、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、一方の偏光成分の光を反射し、他方の偏光成分の光
を透過させる反射偏光板でもよく、さらに、前記反射手
段を反射膜とする場合は、前記液晶素子と前記反射膜と
の間に、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、一方の偏光成分の光を透過させ、他方の偏光成分の
光を吸収する吸収偏光板を配置してもよい。
も、前記液晶素子の後側に設けられた反射手段は、反射
膜でも、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、一方の偏光成分の光を反射し、他方の偏光成分の光
を透過させる反射偏光板でもよく、さらに、前記反射手
段を反射膜とする場合は、前記液晶素子と前記反射膜と
の間に、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、一方の偏光成分の光を透過させ、他方の偏光成分の
光を吸収する吸収偏光板を配置してもよい。
【0028】
【実施例】図1〜図3はこの発明の第1の実施例を示し
ており、図1は液晶表示装置の分解斜視図である。
ており、図1は液晶表示装置の分解斜視図である。
【0029】この液晶表示装置は、外光を利用する反射
表示を行なうSTN型液晶表示装置であり、液晶素子1
と、前記液晶素子1の前側に配置された反射偏光板10
と、前記液晶素子1と反射偏光板10との間に配置され
た吸収偏光板(以下、前側吸収偏光板と言う)11と、
前記反射偏光板10と吸収偏光板11との間に設けられ
た拡散層12と、前記液晶素子1と前側吸収偏光板11
との間に配置された補償板13と、前記液晶素子1の後
側に反射手段として設けられた反射膜14と、前記液晶
素子1と反射膜14との間に配置された吸収偏光板(以
下、後側吸収偏光板と言う)15とを備えている。
表示を行なうSTN型液晶表示装置であり、液晶素子1
と、前記液晶素子1の前側に配置された反射偏光板10
と、前記液晶素子1と反射偏光板10との間に配置され
た吸収偏光板(以下、前側吸収偏光板と言う)11と、
前記反射偏光板10と吸収偏光板11との間に設けられ
た拡散層12と、前記液晶素子1と前側吸収偏光板11
との間に配置された補償板13と、前記液晶素子1の後
側に反射手段として設けられた反射膜14と、前記液晶
素子1と反射膜14との間に配置された吸収偏光板(以
下、後側吸収偏光板と言う)15とを備えている。
【0030】図2は前記液晶素子1の一部分の拡大断面
図であり、この液晶素子1は、表示の観察側である前側
の透明基板2と、この前側基板2に対向する後側の透明
基板3との内面にそれぞれ透明な電極4,5が設けられ
るとともに、これらの基板2,3間に、前記電極4,5
の間に印加される電界に応じて透過光の偏光状態を制御
する液晶層9が設けられた構成のものである。
図であり、この液晶素子1は、表示の観察側である前側
の透明基板2と、この前側基板2に対向する後側の透明
基板3との内面にそれぞれ透明な電極4,5が設けられ
るとともに、これらの基板2,3間に、前記電極4,5
の間に印加される電界に応じて透過光の偏光状態を制御
する液晶層9が設けられた構成のものである。
【0031】この液晶素子1は、単純マトリックス液晶
素子であり、一方の基板、例えば前側基板2の内面に設
けられた電極4は、行方向に沿わせて形成された複数の
走査電極、他方の基板である後側基板3の内面に設けら
れた電極5は、列方向に沿わせて形成された複数の信号
電極である。
素子であり、一方の基板、例えば前側基板2の内面に設
けられた電極4は、行方向に沿わせて形成された複数の
走査電極、他方の基板である後側基板3の内面に設けら
れた電極5は、列方向に沿わせて形成された複数の信号
電極である。
【0032】さらに、この液晶素子1の前側基板2の内
面には、前記複数の走査電極4と信号電極5とが互いに
対向する複数の画素領域にそれぞれ対応させて、複数の
色、例えば赤、緑、青の3色のカラーフィルタ6R,6
G,6Bが設けられている。なお、前記前側基板2の内
面の電極4は、前記カラーフィルタ6R,6G,6Bの
上に形成されている。
面には、前記複数の走査電極4と信号電極5とが互いに
対向する複数の画素領域にそれぞれ対応させて、複数の
色、例えば赤、緑、青の3色のカラーフィルタ6R,6
G,6Bが設けられている。なお、前記前側基板2の内
面の電極4は、前記カラーフィルタ6R,6G,6Bの
上に形成されている。
【0033】そして、前記前側基板2と後側基板3は、
その周縁部において図示しない枠状のシール材を介して
接合されており、これらの基板2,3間の前記シール材
により囲まれた領域に液晶層9が設けられている。
その周縁部において図示しない枠状のシール材を介して
接合されており、これらの基板2,3間の前記シール材
により囲まれた領域に液晶層9が設けられている。
【0034】この液晶層9の液晶分子は、前側および後
側基板2,3の内面にそれぞれ前記電極4,5を覆って
設けられた配向膜7,8によりそれぞれの基板2,3の
近傍における配向方向を規制され、両基板2,3間にお
いて、180°〜270°のツイスト角でツイスト配向
している。
側基板2,3の内面にそれぞれ前記電極4,5を覆って
設けられた配向膜7,8によりそれぞれの基板2,3の
近傍における配向方向を規制され、両基板2,3間にお
いて、180°〜270°のツイスト角でツイスト配向
している。
【0035】この液晶素子1の液晶分子のツイスト角
は、好ましくは200°〜250°の範囲であり、この
実施例では、図1に示したように、前記液晶素子1の前
側基板2の近傍における液晶分子の配向方向2aを、画
面の横軸xに対し、前側から見て右回りにほぼ35°ず
れた方向、後側基板3の近傍における液晶分子の配向方
向3aを、前記横軸xに対し、前側から見て左回りにほ
ぼ35°ずれた方向に設定し、前記液晶素子1の液晶層
9の液晶分子を、そのツイスト方向を図に破線矢印で示
したように、後側基板3から前側基板2に向かい、前側
から見て右回りにほぼ250°のツイスト角でツイスト
配向させている。
は、好ましくは200°〜250°の範囲であり、この
実施例では、図1に示したように、前記液晶素子1の前
側基板2の近傍における液晶分子の配向方向2aを、画
面の横軸xに対し、前側から見て右回りにほぼ35°ず
れた方向、後側基板3の近傍における液晶分子の配向方
向3aを、前記横軸xに対し、前側から見て左回りにほ
ぼ35°ずれた方向に設定し、前記液晶素子1の液晶層
9の液晶分子を、そのツイスト方向を図に破線矢印で示
したように、後側基板3から前側基板2に向かい、前側
から見て右回りにほぼ250°のツイスト角でツイスト
配向させている。
【0036】前記液晶素子1の前側に配置された反射偏
光板10は、入射光の互いに直交する2つの偏光成分の
うち、一方の偏光成分の光を反射し、他方の偏光成分の
光を透過させる特性を有している。
光板10は、入射光の互いに直交する2つの偏光成分の
うち、一方の偏光成分の光を反射し、他方の偏光成分の
光を透過させる特性を有している。
【0037】この反射偏光板10は、ポリエチレン・ナ
フタレート共重合体等からなる等方性薄膜(光学的に等
方性の薄膜)と異方性薄膜(光学的に異方性の薄膜)と
を、多数層、全ての異方性薄膜の屈折率が最大となる方
向を同じにして交互に積層した多層フィルムからなって
いる。
フタレート共重合体等からなる等方性薄膜(光学的に等
方性の薄膜)と異方性薄膜(光学的に異方性の薄膜)と
を、多数層、全ての異方性薄膜の屈折率が最大となる方
向を同じにして交互に積層した多層フィルムからなって
いる。
【0038】すなわち、この反射偏光板10は、前記異
方性薄膜の屈折率が前記等方性薄膜の屈折率と異なる方
向に反射軸10sをもち、前記異方性薄膜の屈折率が前
記等方性薄膜の屈折率と同じである方向(反射軸10s
に対して直交する方向)に透過軸10pをもっている。
方性薄膜の屈折率が前記等方性薄膜の屈折率と異なる方
向に反射軸10sをもち、前記異方性薄膜の屈折率が前
記等方性薄膜の屈折率と同じである方向(反射軸10s
に対して直交する方向)に透過軸10pをもっている。
【0039】図3は前記反射偏光板10の一部分のハッ
チングを省略した拡大断面図であり、この反射偏光板1
0は、入射光Iの互いに直交する2つの偏光成分S,P
のうち、前記反射軸10sに沿った振動面を有する一方
の偏光成分Sの光Isを反射(多数枚交互に積層された
等方性薄膜と異方性薄膜とのそれぞれの界面で反射)
し、前記透過軸10pに沿った振動面を有する他方の偏
光成分Pの光Ipを透過させる。
チングを省略した拡大断面図であり、この反射偏光板1
0は、入射光Iの互いに直交する2つの偏光成分S,P
のうち、前記反射軸10sに沿った振動面を有する一方
の偏光成分Sの光Isを反射(多数枚交互に積層された
等方性薄膜と異方性薄膜とのそれぞれの界面で反射)
し、前記透過軸10pに沿った振動面を有する他方の偏
光成分Pの光Ipを透過させる。
【0040】なお、この反射偏光板10は、その前側か
らの入射光に対しても、後側からの入射光に対しても同
じ特性を示し、入射光が含む互いに直交する2つの偏光
成分のうち、前記反射軸10sに沿った一方の偏光成分
の光を反射し、前記透過軸10pに沿った他方の偏光成
分の光を透過させる。
らの入射光に対しても、後側からの入射光に対しても同
じ特性を示し、入射光が含む互いに直交する2つの偏光
成分のうち、前記反射軸10sに沿った一方の偏光成分
の光を反射し、前記透過軸10pに沿った他方の偏光成
分の光を透過させる。
【0041】また、この実施例では、前記反射偏光板1
0の前面を粗面化処理し、その前面を、この反射偏光板
10により反射された光を拡散させるための拡散面10
aとしている。この拡散面10aは、図3のように、微
小な溝状凹部またはドット状凹部が密に並べて形成され
た凹凸面となっている。
0の前面を粗面化処理し、その前面を、この反射偏光板
10により反射された光を拡散させるための拡散面10
aとしている。この拡散面10aは、図3のように、微
小な溝状凹部またはドット状凹部が密に並べて形成され
た凹凸面となっている。
【0042】この反射偏光板10は、その透過軸10p
を、前記液晶素子1の前側基板2の近傍における液晶分
子配向方向2aに対し、前側から見て左回りにほぼ45
°ずれた方向(画面の横軸xに対し、前側から見て左回
りにほぼ10°ずれた方向)に向けて配置されている。
を、前記液晶素子1の前側基板2の近傍における液晶分
子配向方向2aに対し、前側から見て左回りにほぼ45
°ずれた方向(画面の横軸xに対し、前側から見て左回
りにほぼ10°ずれた方向)に向けて配置されている。
【0043】前記液晶素子1と反射偏光板10との間に
配置された前側吸収偏光板11と、前記液晶素子1と反
射膜13との間に配置された後側吸収偏光板15は、一
方の方向に透過軸11a,15aを有し、それと直交す
る方向に吸収軸(図示せず)を有しており、入射光の互
いに直交する2つの偏光成分のうち、前記透過軸11
a,15aに沿った振動面を有する一方の偏光成分の光
を透過させ、それと直交する方向(吸収軸)に沿った振
動面を有する他方の偏光成分の光を吸収する。
配置された前側吸収偏光板11と、前記液晶素子1と反
射膜13との間に配置された後側吸収偏光板15は、一
方の方向に透過軸11a,15aを有し、それと直交す
る方向に吸収軸(図示せず)を有しており、入射光の互
いに直交する2つの偏光成分のうち、前記透過軸11
a,15aに沿った振動面を有する一方の偏光成分の光
を透過させ、それと直交する方向(吸収軸)に沿った振
動面を有する他方の偏光成分の光を吸収する。
【0044】そして、前記前側吸収偏光板11は、その
透過軸11aを、前記反射偏光板10の透過軸10pと
ほぼ平行にして配置されており、前記後側吸収偏光板1
5は、その透過軸15aを、前記反射偏光板10の透過
軸10pおよび前側吸収偏光板11の透過軸11aに対
し、前側から見て左回りにほぼ65°ずれた方向(画面
の横軸xに対し、前側から見て左回りにほぼ75°ずれ
た方向)に向けて配置されている。
透過軸11aを、前記反射偏光板10の透過軸10pと
ほぼ平行にして配置されており、前記後側吸収偏光板1
5は、その透過軸15aを、前記反射偏光板10の透過
軸10pおよび前側吸収偏光板11の透過軸11aに対
し、前側から見て左回りにほぼ65°ずれた方向(画面
の横軸xに対し、前側から見て左回りにほぼ75°ずれ
た方向)に向けて配置されている。
【0045】また、前記液晶素子1と前記反射偏光板1
0との間に設けられた拡散層12は、良好な拡散性と透
過性を有する光学フィルム、例えば、表面を粗面化した
透明フィルム、散乱粒子を分散させた透明フィルム、一
方の面に微小なレンズが配列形成されたレンズフィルム
等からなっている。
0との間に設けられた拡散層12は、良好な拡散性と透
過性を有する光学フィルム、例えば、表面を粗面化した
透明フィルム、散乱粒子を分散させた透明フィルム、一
方の面に微小なレンズが配列形成されたレンズフィルム
等からなっている。
【0046】一方、前記液晶素子1と前記前側吸収偏光
板11との間に設けられた補償板13は、STN型液晶
表示装置特有の表示の帯色を抑制し、白色表示を行うた
めに設けられている。この補償板13は、位相板からな
っており、その遅相軸13aを、前記液晶素子1の前側
基板2の近傍における液晶分子配向方向2aに対し、前
側から見て左回りにほぼ85°ずれた方向(画面の横軸
xに対し、前側から見て左回りにほぼ50°ずれた方
向)に向けて配置されている。なお、前記液晶素子1の
液晶の複屈折性Δnと液晶層厚dとの積Δndの値は約
780nmであり、前記補償板(位相板)13のリタデ
ーションは約570nmである。
板11との間に設けられた補償板13は、STN型液晶
表示装置特有の表示の帯色を抑制し、白色表示を行うた
めに設けられている。この補償板13は、位相板からな
っており、その遅相軸13aを、前記液晶素子1の前側
基板2の近傍における液晶分子配向方向2aに対し、前
側から見て左回りにほぼ85°ずれた方向(画面の横軸
xに対し、前側から見て左回りにほぼ50°ずれた方
向)に向けて配置されている。なお、前記液晶素子1の
液晶の複屈折性Δnと液晶層厚dとの積Δndの値は約
780nmであり、前記補償板(位相板)13のリタデ
ーションは約570nmである。
【0047】この液晶表示装置においては、その前側か
ら入射した外光(非偏光光)が、反射偏光板10に入射
し、その入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、前記反射偏光板10の反射軸10sに沿った一方の
偏光成分の光が、この反射偏光板10により前側に反射
され、前記反射偏光板10の透過軸10pに沿った他方
の偏光成分の光が、この反射偏光板10を透過する。
ら入射した外光(非偏光光)が、反射偏光板10に入射
し、その入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、前記反射偏光板10の反射軸10sに沿った一方の
偏光成分の光が、この反射偏光板10により前側に反射
され、前記反射偏光板10の透過軸10pに沿った他方
の偏光成分の光が、この反射偏光板10を透過する。
【0048】この反射偏光板10を透過した光、つまり
前記反射偏光板10の透過軸10pに沿った偏光成分の
直線偏光光は、拡散層12を透過して前側吸収偏光板1
1に入射し、その光のうち、前記前側吸収偏光板11の
透過軸11aに対してほぼ直交する方向(吸収軸)に沿
った偏光成分の光が、この前側吸収偏光板11により吸
収され、前記前側吸収偏光板11の透過軸11aに沿っ
た偏光成分の光が、この前側吸収偏光板11を透過して
偏光度の高い直線偏光光となり、その光が、補償板13
を透過して液晶素子1に入射する。
前記反射偏光板10の透過軸10pに沿った偏光成分の
直線偏光光は、拡散層12を透過して前側吸収偏光板1
1に入射し、その光のうち、前記前側吸収偏光板11の
透過軸11aに対してほぼ直交する方向(吸収軸)に沿
った偏光成分の光が、この前側吸収偏光板11により吸
収され、前記前側吸収偏光板11の透過軸11aに沿っ
た偏光成分の光が、この前側吸収偏光板11を透過して
偏光度の高い直線偏光光となり、その光が、補償板13
を透過して液晶素子1に入射する。
【0049】前記液晶素子1に入射した光は、この液晶
素子1の電極3,4間に印加される電界により変化する
液晶分子の配向状態に応じた液晶層9の複屈折作用によ
り偏光状態を変えて液晶素子1の後側に出射し、後側吸
収偏光板15に入射する。
素子1の電極3,4間に印加される電界により変化する
液晶分子の配向状態に応じた液晶層9の複屈折作用によ
り偏光状態を変えて液晶素子1の後側に出射し、後側吸
収偏光板15に入射する。
【0050】そして、前記後側吸収偏光板15に入射し
た光のうち、この後側吸収偏光板15の透過軸15aに
対してほぼ直交する方向(吸収軸)に沿った偏光成分の
光は、この後側吸収偏光板15により吸収され、前記後
側吸収偏光板15の透過軸15aに沿った偏光成分の光
が、この後側吸収偏光板15を透過して反射膜14によ
り反射され、その反射光が、前記後側吸収偏光板15
と、液晶素子1と、補償板13と、前側吸収偏光板11
と、拡散層12と、反射偏光板10とを透過して前側に
出射する。
た光のうち、この後側吸収偏光板15の透過軸15aに
対してほぼ直交する方向(吸収軸)に沿った偏光成分の
光は、この後側吸収偏光板15により吸収され、前記後
側吸収偏光板15の透過軸15aに沿った偏光成分の光
が、この後側吸収偏光板15を透過して反射膜14によ
り反射され、その反射光が、前記後側吸収偏光板15
と、液晶素子1と、補償板13と、前側吸収偏光板11
と、拡散層12と、反射偏光板10とを透過して前側に
出射する。
【0051】すなわち、前記液晶素子1は、その液晶分
子の配向状態に応じて、後側に出射する光の偏光状態を
変化させ、その偏光状態に応じて、前記後側吸収偏光板
15の透過率を制御する。
子の配向状態に応じて、後側に出射する光の偏光状態を
変化させ、その偏光状態に応じて、前記後側吸収偏光板
15の透過率を制御する。
【0052】この液晶素子1の電極3,4間には、最も
暗い暗表示が得られる値の電界と、最も明るい明表示が
得られる値の電界との間で段階的に制御する電界が印加
され、明るさに階調をもった画像を表示する。
暗い暗表示が得られる値の電界と、最も明るい明表示が
得られる値の電界との間で段階的に制御する電界が印加
され、明るさに階調をもった画像を表示する。
【0053】この実施例の液晶表示装置では、前記液晶
素子1の各画素領域を透過する光がそれぞれ、その画素
領域に対応するカラーフィルタ6R,6G,6Bの色、
例えば赤、緑、青のいずれかの色に着色するため、各画
素領域からの出射光は、赤、緑、青の着色光であり、し
たがって、これらの赤、緑、青の出射光の強度を段階的
に変化させることにより、フルカラー画像等の多色カラ
ー画像を表示することができる。
素子1の各画素領域を透過する光がそれぞれ、その画素
領域に対応するカラーフィルタ6R,6G,6Bの色、
例えば赤、緑、青のいずれかの色に着色するため、各画
素領域からの出射光は、赤、緑、青の着色光であり、し
たがって、これらの赤、緑、青の出射光の強度を段階的
に変化させることにより、フルカラー画像等の多色カラ
ー画像を表示することができる。
【0054】また、この実施例では、前記補償板13を
備えているため、STN型液晶表示装置特有の表示の帯
色を抑制し、色質の良い多色カラー画像を表示すること
ができる。
備えているため、STN型液晶表示装置特有の表示の帯
色を抑制し、色質の良い多色カラー画像を表示すること
ができる。
【0055】そして、この液晶表示装置は、液晶素子1
の前側に、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、反射軸10sに沿った一方の偏光成分の光を反射
し、透過軸10pに沿った他方の偏光成分の光を透過さ
せる反射偏光板10を配置したものであるため、上述し
たように、前側から入射した外光のうち、前記反射偏光
板10の反射軸10に沿った偏光成分の光が、この反射
偏光板10により前側に反射され、その反射光により画
面全体の明るさが底上げされる。したがって、この液晶
表示装置によれば、前側から入射する外光を高い効率で
利用し、明るい画面を得ることができる。
の前側に、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、反射軸10sに沿った一方の偏光成分の光を反射
し、透過軸10pに沿った他方の偏光成分の光を透過さ
せる反射偏光板10を配置したものであるため、上述し
たように、前側から入射した外光のうち、前記反射偏光
板10の反射軸10に沿った偏光成分の光が、この反射
偏光板10により前側に反射され、その反射光により画
面全体の明るさが底上げされる。したがって、この液晶
表示装置によれば、前側から入射する外光を高い効率で
利用し、明るい画面を得ることができる。
【0056】なお、外光を利用する反射表示を行なう液
晶表示装置は、その画面の法線に対して前記画面の上縁
方向にある程度傾いた方向を、使用環境中の最も明るい
方向に向けて使用されるのが普通であるため、外光は主
に、前記反射偏光板10に対し、その法線に対して斜め
に傾いた方向から入射し、その光のうち、前記反射偏光
板10の反射軸10sに沿った偏光成分の光が、この反
射偏光板10への入射角に応じた反射角で前側に反射さ
れる。
晶表示装置は、その画面の法線に対して前記画面の上縁
方向にある程度傾いた方向を、使用環境中の最も明るい
方向に向けて使用されるのが普通であるため、外光は主
に、前記反射偏光板10に対し、その法線に対して斜め
に傾いた方向から入射し、その光のうち、前記反射偏光
板10の反射軸10sに沿った偏光成分の光が、この反
射偏光板10への入射角に応じた反射角で前側に反射さ
れる。
【0057】一方、液晶表示装置の表示は、画面の正面
方向(画面の法線に沿った付近の方向)から観察される
ため、前記反射偏光板10により前側に反射された外光
の反射光のうち、画面の明るさの底上げに寄与する光、
つまり表示観察者に見える光は、正面方向に出射する反
射光であり、正面方向に対して斜めに傾いた方向に出射
する反射光は、表示観察者には見えない。
方向(画面の法線に沿った付近の方向)から観察される
ため、前記反射偏光板10により前側に反射された外光
の反射光のうち、画面の明るさの底上げに寄与する光、
つまり表示観察者に見える光は、正面方向に出射する反
射光であり、正面方向に対して斜めに傾いた方向に出射
する反射光は、表示観察者には見えない。
【0058】したがって、この液晶表示装置は、前記反
射偏光板10により前側に反射された外光の反射光によ
り画面全体の明るさを底上げするものではあるが、前記
外光の反射光による暗表示の暗さの浮き上がりは小さ
く、したがって、充分なコントラストが得られるととも
に、前記外光の反射光により画面がギラついて見えるこ
ともほとんど無い。
射偏光板10により前側に反射された外光の反射光によ
り画面全体の明るさを底上げするものではあるが、前記
外光の反射光による暗表示の暗さの浮き上がりは小さ
く、したがって、充分なコントラストが得られるととも
に、前記外光の反射光により画面がギラついて見えるこ
ともほとんど無い。
【0059】しかも、この実施例では、前記反射偏光板
10の前面を拡散面10aとしているため、この反射偏
光板10により反射された光を前記拡散面10aにより
拡散し、前記反射偏光板10により反射された外光の反
射光による画面のギラつきをほとんど無くすことができ
る。
10の前面を拡散面10aとしているため、この反射偏
光板10により反射された光を前記拡散面10aにより
拡散し、前記反射偏光板10により反射された外光の反
射光による画面のギラつきをほとんど無くすことができ
る。
【0060】なお、この実施例では、反射偏光板10の
前面を粗面化処理して拡散面10aとしているが、その
代わりに、前記反射偏光板10の前面に粗面化フィルム
や散乱粒子分散フィルム等からなる拡散層を設け、前記
反射偏光板10により反射された光を前記拡散層により
拡散させるようにしてもよい。
前面を粗面化処理して拡散面10aとしているが、その
代わりに、前記反射偏光板10の前面に粗面化フィルム
や散乱粒子分散フィルム等からなる拡散層を設け、前記
反射偏光板10により反射された光を前記拡散層により
拡散させるようにしてもよい。
【0061】また、上記実施例では、液晶素子1とその
前側に配置された反射偏光板10との間に、吸収偏光板
11を、その透過軸11aを前記反射偏光板10の透過
軸10pとほぼ平行にして配置しているため、前側から
入射し、前記反射偏光板10を透過した光を、前記吸収
偏光板11により偏光度の高い直線偏光光として液晶素
子1に入射させることができ、したがって、より良好な
コントラストの表示を得ることができる。
前側に配置された反射偏光板10との間に、吸収偏光板
11を、その透過軸11aを前記反射偏光板10の透過
軸10pとほぼ平行にして配置しているため、前側から
入射し、前記反射偏光板10を透過した光を、前記吸収
偏光板11により偏光度の高い直線偏光光として液晶素
子1に入射させることができ、したがって、より良好な
コントラストの表示を得ることができる。
【0062】なお、前記反射偏光板10は、その透過軸
10pに沿った偏光成分の光を、前記吸収偏光板11に
比べて高い透過率で透過させるため、上記のように液晶
素子1と反射偏光板10との間に吸収偏光板11を配置
しても、充分な強度の光を液晶素子1に入射させること
ができる。
10pに沿った偏光成分の光を、前記吸収偏光板11に
比べて高い透過率で透過させるため、上記のように液晶
素子1と反射偏光板10との間に吸収偏光板11を配置
しても、充分な強度の光を液晶素子1に入射させること
ができる。
【0063】すなわち、前記吸収偏光板11は、一方の
方向に沿った振動面を有する偏光成分の光を吸収する物
質(沃素等の二色性物質)を含んでおり、この吸収物質
を一方の方向に配向させることにより、入射光の互いに
ほぼ直交する偏光成分のうち、一方の方向、つまり図示
しない吸収軸に沿った振動面を有する一方の偏光成分の
光を吸収し、前記一方の方向に対してほぼ直交する方
向、つまり透過軸11aに沿った振動面を有する偏光成
分の光を透過させるが、前記吸収物質の配向状態には乱
れがあるため、前記透過軸11aに沿った振動面を有す
る偏光成分の光も、ある程度吸収してしまう。
方向に沿った振動面を有する偏光成分の光を吸収する物
質(沃素等の二色性物質)を含んでおり、この吸収物質
を一方の方向に配向させることにより、入射光の互いに
ほぼ直交する偏光成分のうち、一方の方向、つまり図示
しない吸収軸に沿った振動面を有する一方の偏光成分の
光を吸収し、前記一方の方向に対してほぼ直交する方
向、つまり透過軸11aに沿った振動面を有する偏光成
分の光を透過させるが、前記吸収物質の配向状態には乱
れがあるため、前記透過軸11aに沿った振動面を有す
る偏光成分の光も、ある程度吸収してしまう。
【0064】これに対して、前記反射偏光板10は、光
を吸収する物質を含んでいないため、その透過軸10p
に沿った振動面を有する偏光成分の光を高い透過率で透
過させる。
を吸収する物質を含んでいないため、その透過軸10p
に沿った振動面を有する偏光成分の光を高い透過率で透
過させる。
【0065】そのため、前記反射偏光板10と吸収偏光
板11との両方を透過させた光の強度は、前記吸収偏光
板11だけを透過させた光の強度に比べて極く僅かに低
くなるだけであり、したがって、充分な強度の光を液晶
素子1に入射させることができる。
板11との両方を透過させた光の強度は、前記吸収偏光
板11だけを透過させた光の強度に比べて極く僅かに低
くなるだけであり、したがって、充分な強度の光を液晶
素子1に入射させることができる。
【0066】しかも、上記実施例では、液晶素子1とそ
の前側に配置された反射偏光板10との間(反射偏光板
10と吸収偏光板11との間)に拡散層12を設けてい
るため、反射膜14により反射されて前側に出射する光
を前記拡散層12により拡散し、均一な輝度分布の表示
を得ることができるとともに、表示観察者の顔やその背
景等の外景が反射膜12面に映って見える、いわゆる外
景の映り込みを無くすことができる。
の前側に配置された反射偏光板10との間(反射偏光板
10と吸収偏光板11との間)に拡散層12を設けてい
るため、反射膜14により反射されて前側に出射する光
を前記拡散層12により拡散し、均一な輝度分布の表示
を得ることができるとともに、表示観察者の顔やその背
景等の外景が反射膜12面に映って見える、いわゆる外
景の映り込みを無くすことができる。
【0067】前記拡散層12は、上述したように、表面
を粗面化した透明フィルム、散乱粒子を分散させた透明
フィルム、一方の面に微小なレンズが配列形成されたレ
ンズフィルム等のいずれでもよいが、粗面化フィルムま
たは散乱粒子分散フィルムを用いる場合は、そのヘイズ
値を約30〜32程度にするのが好ましく、このような
ヘイズ値の粗面化フィルムまたは散乱粒子分散フィルム
を用いることにより、正面輝度の高い表示を得ることが
できる。
を粗面化した透明フィルム、散乱粒子を分散させた透明
フィルム、一方の面に微小なレンズが配列形成されたレ
ンズフィルム等のいずれでもよいが、粗面化フィルムま
たは散乱粒子分散フィルムを用いる場合は、そのヘイズ
値を約30〜32程度にするのが好ましく、このような
ヘイズ値の粗面化フィルムまたは散乱粒子分散フィルム
を用いることにより、正面輝度の高い表示を得ることが
できる。
【0068】前記拡散層12は、前記レンズフィルムが
より好ましく、このレンズフィルムによれば、より高い
正面輝度を得ることができるとともに、レンズフィルム
は透過光の偏光状態を変えないため、反射表示のときも
透過表示のときも、入射した光の出射率を高くし、より
明るく、しかもコントラストの良い表示を得ることがで
きる。
より好ましく、このレンズフィルムによれば、より高い
正面輝度を得ることができるとともに、レンズフィルム
は透過光の偏光状態を変えないため、反射表示のときも
透過表示のときも、入射した光の出射率を高くし、より
明るく、しかもコントラストの良い表示を得ることがで
きる。
【0069】なお、上記実施例では、拡散層12を、反
射偏光板10と吸収偏光板11との間に設けているが、
前記拡散層12は、図4に示した第2の実施例のよう
に、前記吸収偏光板11と液晶素子1の前側の補償板1
3との間に設けてもよい。
射偏光板10と吸収偏光板11との間に設けているが、
前記拡散層12は、図4に示した第2の実施例のよう
に、前記吸収偏光板11と液晶素子1の前側の補償板1
3との間に設けてもよい。
【0070】また、前記拡散層12は、前記液晶素子1
とその後側に配置された反射膜14との間(液晶素子1
と後側吸収偏光板15との間、または前記後側吸収偏光
板15と反射膜14との間)設けてもよく、さらに、前
記液晶素子1と反射偏光板10との間と、前記液晶素子
1と反射膜14との間との両方に設けてもよい。
とその後側に配置された反射膜14との間(液晶素子1
と後側吸収偏光板15との間、または前記後側吸収偏光
板15と反射膜14との間)設けてもよく、さらに、前
記液晶素子1と反射偏光板10との間と、前記液晶素子
1と反射膜14との間との両方に設けてもよい。
【0071】なお、上記第1および第2の実施例の液晶
表示装置は、液晶素子1の後側に、反射手段として、反
射膜14を配置したものであるが、液晶素子1の後側に
配置する反射手段は、半透過反射膜でもよく、この半透
過反射膜を用いることにより、充分な明るさの外光が得
られる環境下では外光を利用する反射表示を行ない、充
分な明るさの外光が得られないときにバックライトを点
灯させてその照明光を利用する透過表示を行なうことが
できる。
表示装置は、液晶素子1の後側に、反射手段として、反
射膜14を配置したものであるが、液晶素子1の後側に
配置する反射手段は、半透過反射膜でもよく、この半透
過反射膜を用いることにより、充分な明るさの外光が得
られる環境下では外光を利用する反射表示を行ない、充
分な明るさの外光が得られないときにバックライトを点
灯させてその照明光を利用する透過表示を行なうことが
できる。
【0072】さらに、上記第1および第2の実施例で
は、反射偏光板10と補償板13との間に、吸収偏光板
11を設けているが、偏光度が充分高い反射偏光板10
を用いることにより、前記吸収偏光板11を設けること
なく液晶表示装置を構成ても良い。
は、反射偏光板10と補償板13との間に、吸収偏光板
11を設けているが、偏光度が充分高い反射偏光板10
を用いることにより、前記吸収偏光板11を設けること
なく液晶表示装置を構成ても良い。
【0073】その場合、反射偏光板10は、前述したよ
うに、光を吸収する物質を含んでいないため、その透過
軸10pに沿った振動面を有する偏光成分の光を高い透
過率で透過させる。したがって、液晶表示装置に入射し
た光のうち、補償板13を介して液晶素子1に入射させ
る光を多くすることができ、明るい反射型の表示が得ら
れる。
うに、光を吸収する物質を含んでいないため、その透過
軸10pに沿った振動面を有する偏光成分の光を高い透
過率で透過させる。したがって、液晶表示装置に入射し
た光のうち、補償板13を介して液晶素子1に入射させ
る光を多くすることができ、明るい反射型の表示が得ら
れる。
【0074】図5はこの発明の第3の実施例を示す液晶
表示装置の分解斜視図であり、この液晶表示装置は、液
晶素子1と、前記液晶素子1の前側に配置された反射偏
光板10と、前記液晶素子1と反射偏光板10との間に
配置された吸収偏光板11と、前記反射偏光板10と吸
収偏光板11との間に設けられた拡散層12と、前記液
晶素子1と前側吸収偏光板11との間に配置された補償
板13と、前記液晶素子1の後側に設けられた反射膜1
4とを備えている。
表示装置の分解斜視図であり、この液晶表示装置は、液
晶素子1と、前記液晶素子1の前側に配置された反射偏
光板10と、前記液晶素子1と反射偏光板10との間に
配置された吸収偏光板11と、前記反射偏光板10と吸
収偏光板11との間に設けられた拡散層12と、前記液
晶素子1と前側吸収偏光板11との間に配置された補償
板13と、前記液晶素子1の後側に設けられた反射膜1
4とを備えている。
【0075】なお、この実施例の液晶表示装置は、上述
した第1の実施例の液晶表示装置から後側吸収偏光板1
5を省略し、前記反射偏光板10と吸収偏光板11と補
償板13の光学軸の向きを異ならせたものであり、液晶
素子1の構成等は前記第1の実施例と同じであるから、
重複する説明は図に同符号を付して省略する。
した第1の実施例の液晶表示装置から後側吸収偏光板1
5を省略し、前記反射偏光板10と吸収偏光板11と補
償板13の光学軸の向きを異ならせたものであり、液晶
素子1の構成等は前記第1の実施例と同じであるから、
重複する説明は図に同符号を付して省略する。
【0076】この実施例において、前記反射偏光板10
は、その透過軸10pを、液晶素子1の前側基板2の近
傍における液晶分子配向方向2aに対し、前側から見て
左回りにほぼ85°ずれた方向(画面の横軸xに対し、
前側から見て左回りにほぼ55°ずれた方向)に向けて
配置されており、前記吸収偏光板11は、その透過軸1
1aを、前記反射偏光板10の透過軸10pとほぼ平行
にして配置されている。
は、その透過軸10pを、液晶素子1の前側基板2の近
傍における液晶分子配向方向2aに対し、前側から見て
左回りにほぼ85°ずれた方向(画面の横軸xに対し、
前側から見て左回りにほぼ55°ずれた方向)に向けて
配置されており、前記吸収偏光板11は、その透過軸1
1aを、前記反射偏光板10の透過軸10pとほぼ平行
にして配置されている。
【0077】また、前記の補償板13は、位相板からな
っており、その遅相軸13aを、前記液晶素子1の前側
基板2の近傍における液晶分子配向方向2aに対し、前
側から見て右回りにほぼ10°ずれた方向(画面の横軸
xに対し、前側から見て左回りにほぼ155°ずれた方
向)に向けて配置されている。なお、前記液晶素子1の
Δndの値は約780nm、前記補償板(位相板)13
のリタデーションは約570nmである。
っており、その遅相軸13aを、前記液晶素子1の前側
基板2の近傍における液晶分子配向方向2aに対し、前
側から見て右回りにほぼ10°ずれた方向(画面の横軸
xに対し、前側から見て左回りにほぼ155°ずれた方
向)に向けて配置されている。なお、前記液晶素子1の
Δndの値は約780nm、前記補償板(位相板)13
のリタデーションは約570nmである。
【0078】この液晶表示装置においては、その前側か
ら入射した外光(非偏光光)が、反射偏光板10に入射
し、その入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、前記反射偏光板10の反射軸10sに沿った偏光成
分の光が、この反射偏光板10により前側に反射され、
前記反射偏光板10の透過軸10pに沿った偏光成分の
光が、この反射偏光板10を透過する。
ら入射した外光(非偏光光)が、反射偏光板10に入射
し、その入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、前記反射偏光板10の反射軸10sに沿った偏光成
分の光が、この反射偏光板10により前側に反射され、
前記反射偏光板10の透過軸10pに沿った偏光成分の
光が、この反射偏光板10を透過する。
【0079】この反射偏光板10を透過した光、つまり
前記反射偏光板10の透過軸10pに沿った偏光成分の
直線偏光光は、拡散層12を透過して吸収偏光板11に
入射し、その光のうち、前記吸収偏光板11の透過軸1
1aに対してほぼ直交する方向(吸収軸)に沿った偏光
成分の光が、この吸収偏光板11により吸収され、前記
吸収偏光板11の透過軸11aに沿った偏光成分の光
が、この吸収偏光板11を透過して偏光度の高い直線偏
光光となり、その光が、補償板13を透過して液晶素子
1に入射する。
前記反射偏光板10の透過軸10pに沿った偏光成分の
直線偏光光は、拡散層12を透過して吸収偏光板11に
入射し、その光のうち、前記吸収偏光板11の透過軸1
1aに対してほぼ直交する方向(吸収軸)に沿った偏光
成分の光が、この吸収偏光板11により吸収され、前記
吸収偏光板11の透過軸11aに沿った偏光成分の光
が、この吸収偏光板11を透過して偏光度の高い直線偏
光光となり、その光が、補償板13を透過して液晶素子
1に入射する。
【0080】前記液晶素子1に入射した光は、この液晶
素子1の液晶層の複屈折作用により偏光状態を変えて液
晶素子1の後側に出射し、反射膜14により反射され
る。
素子1の液晶層の複屈折作用により偏光状態を変えて液
晶素子1の後側に出射し、反射膜14により反射され
る。
【0081】前記反射膜14により反射された反射光
は、前記液晶素子1にその後側から再び入射し、前記液
晶層9の複屈折作用によりさらに偏光状態を変えて液晶
素子1の前側に出射して、前記補償板13を透過して吸
収偏光板11にその後側から入射する。
は、前記液晶素子1にその後側から再び入射し、前記液
晶層9の複屈折作用によりさらに偏光状態を変えて液晶
素子1の前側に出射して、前記補償板13を透過して吸
収偏光板11にその後側から入射する。
【0082】そして、前記吸収偏光板11にその後側か
ら入射した光のうち、この吸収偏光板11の透過軸11
aに対してほぼ直交する方向(吸収軸)に沿った偏光成
分の光は、この吸収偏光板11により吸収され、前記吸
収偏光板11の透過軸11aに沿った偏光成分の光が、
この吸収偏光板11を透過し、拡散層12と反射偏光板
10とを透過して前側に出射する。
ら入射した光のうち、この吸収偏光板11の透過軸11
aに対してほぼ直交する方向(吸収軸)に沿った偏光成
分の光は、この吸収偏光板11により吸収され、前記吸
収偏光板11の透過軸11aに沿った偏光成分の光が、
この吸収偏光板11を透過し、拡散層12と反射偏光板
10とを透過して前側に出射する。
【0083】すなわち、この実施例の液晶表示装置は、
液晶素子1の前側に配置された反射偏光板10と吸収偏
光板11に、前側からの入射光を直線偏光光として液晶
素子1に入射させる偏光子と、前記液晶素子1を透過し
た光の透過をその偏光状態に応じて制御する検光子とを
兼ねさせたものであり、この液晶表示装置によれば、上
述した第1および第2の実施例の液晶表示装置における
後側吸収偏光板15による光の吸収が無いため、第1お
よび第2の実施例の液晶表示装置よりもさらに明るい画
面を得ることができる。
液晶素子1の前側に配置された反射偏光板10と吸収偏
光板11に、前側からの入射光を直線偏光光として液晶
素子1に入射させる偏光子と、前記液晶素子1を透過し
た光の透過をその偏光状態に応じて制御する検光子とを
兼ねさせたものであり、この液晶表示装置によれば、上
述した第1および第2の実施例の液晶表示装置における
後側吸収偏光板15による光の吸収が無いため、第1お
よび第2の実施例の液晶表示装置よりもさらに明るい画
面を得ることができる。
【0084】なお、上記第3の実施例では、拡散層12
を、反射偏光板10と吸収偏光板11との間に設けてい
るが、前記拡散層12は、図6に示した第4の実施例の
ように、前記吸収偏光板11と液晶素子1の前側の補償
板13との間に設けてもよく、また、図7に示した第5
の実施例のように、前記拡散層12を省略してもよい。
を、反射偏光板10と吸収偏光板11との間に設けてい
るが、前記拡散層12は、図6に示した第4の実施例の
ように、前記吸収偏光板11と液晶素子1の前側の補償
板13との間に設けてもよく、また、図7に示した第5
の実施例のように、前記拡散層12を省略してもよい。
【0085】図8はこの発明の第6の実施例を示す液晶
表示装置の分解斜視図であり、この実施例の液晶表示装
置は、液晶素子1と、前記液晶素子1の前側に配置され
た反射偏光板10と、前記液晶素子1と反射偏光板10
との間に配置された吸収偏光板11と、前記液晶素子1
と前側吸収偏光板11との間に配置された補償板13
と、前記液晶素子1の後側に設けられた反射膜14とを
備え、さらに、前記反射偏光板10の前側に、前記反射
偏光板10により反射された光を内面反射して前記反射
偏光板10に再び入射させる透明フィルム16を配置し
たものである。
表示装置の分解斜視図であり、この実施例の液晶表示装
置は、液晶素子1と、前記液晶素子1の前側に配置され
た反射偏光板10と、前記液晶素子1と反射偏光板10
との間に配置された吸収偏光板11と、前記液晶素子1
と前側吸収偏光板11との間に配置された補償板13
と、前記液晶素子1の後側に設けられた反射膜14とを
備え、さらに、前記反射偏光板10の前側に、前記反射
偏光板10により反射された光を内面反射して前記反射
偏光板10に再び入射させる透明フィルム16を配置し
たものである。
【0086】なお、この実施例の液晶表示装置は、図7
に示した第5の実施例の液晶表示装置の反射偏光板10
の前側に前記透明フィルム16を配置したものであり、
前記反射偏光板10と吸収偏光板11と補償板(位相
板)13の光学軸の向きと、液晶素子1のΔndおよび
補償板13のリタデーションは、上述した第3〜第5の
実施例と同じであるから、重複する説明は図に同符号を
付して省略する。
に示した第5の実施例の液晶表示装置の反射偏光板10
の前側に前記透明フィルム16を配置したものであり、
前記反射偏光板10と吸収偏光板11と補償板(位相
板)13の光学軸の向きと、液晶素子1のΔndおよび
補償板13のリタデーションは、上述した第3〜第5の
実施例と同じであるから、重複する説明は図に同符号を
付して省略する。
【0087】前記透明フィルム16は、透過光の偏光状
態を変化させる光学特性を有する光学フィルム、例え
ば、透過光の常光と異常光との間に位相差を与え、透過
光の偏光状態を変化させる位相板であり、この実施例で
は、前記透明フィルム(以下、位相板という)16とし
て、透過光の常光と異常光との間に1/4波長の位相差
を与えるλ/4位相板を用いている。
態を変化させる光学特性を有する光学フィルム、例え
ば、透過光の常光と異常光との間に位相差を与え、透過
光の偏光状態を変化させる位相板であり、この実施例で
は、前記透明フィルム(以下、位相板という)16とし
て、透過光の常光と異常光との間に1/4波長の位相差
を与えるλ/4位相板を用いている。
【0088】この位相板16は、図8に示したように、
その遅相軸16aを、画面の横軸xに対し、前側から見
て左回りにほぼ100°ずれた方向に向けて配置されて
いる。すなわち、この位相板16の遅相軸16aは、液
晶素子1の前側に配置された反射偏光板10の透過軸1
0pに対してほぼ45°の角度で交差している。
その遅相軸16aを、画面の横軸xに対し、前側から見
て左回りにほぼ100°ずれた方向に向けて配置されて
いる。すなわち、この位相板16の遅相軸16aは、液
晶素子1の前側に配置された反射偏光板10の透過軸1
0pに対してほぼ45°の角度で交差している。
【0089】この実施例の液晶表示装置においては、前
側から入射した外光が、前記位相板16を透過して反射
偏光板10に入射し、その入射光の互いに直交する2つ
の偏光成分のうち、前記反射偏光板10の反射軸10s
に沿った一方の偏光成分の光が、この反射偏光板10に
より反射され、前記反射偏光板10の透過軸10pに沿
った他方の偏光成分の光が、この反射偏光板10を透過
し、吸収偏光板11と補償板13とを透過して液晶素子
1に入射する。
側から入射した外光が、前記位相板16を透過して反射
偏光板10に入射し、その入射光の互いに直交する2つ
の偏光成分のうち、前記反射偏光板10の反射軸10s
に沿った一方の偏光成分の光が、この反射偏光板10に
より反射され、前記反射偏光板10の透過軸10pに沿
った他方の偏光成分の光が、この反射偏光板10を透過
し、吸収偏光板11と補償板13とを透過して液晶素子
1に入射する。
【0090】また、前記反射偏光板10により反射され
た前記一方の偏光成分の光は、前記位相板16にその後
側から入射し、この位相板16の前面と外気である空気
層との界面により内面反射されるとともに、前記位相板
16の位相差により偏光状態を変えられて前記反射偏光
板10に再び入射し、その光のうち、前記反射偏光板1
0の透過軸10pに沿った他方の偏光成分に偏光状態を
変えた光が、この反射偏光板10を透過し、前記吸収偏
光板11と補償板13とを透過して液晶素子1に入射す
る。
た前記一方の偏光成分の光は、前記位相板16にその後
側から入射し、この位相板16の前面と外気である空気
層との界面により内面反射されるとともに、前記位相板
16の位相差により偏光状態を変えられて前記反射偏光
板10に再び入射し、その光のうち、前記反射偏光板1
0の透過軸10pに沿った他方の偏光成分に偏光状態を
変えた光が、この反射偏光板10を透過し、前記吸収偏
光板11と補償板13とを透過して液晶素子1に入射す
る。
【0091】すなわち、この液晶表示装置では、前側か
ら入射した外光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、前記反射偏光板10を透過する偏光成分の光と、こ
の反射偏光板10により反射され、前記位相板16によ
り内面反射されるとともに偏光状態を変えられて再び前
記反射偏光板10に入射した光のうちの、前記反射偏光
板10を透過する偏光成分の光との両方が、前記反射偏
光板10を透過し、液晶素子1への入射光となる。
ら入射した外光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、前記反射偏光板10を透過する偏光成分の光と、こ
の反射偏光板10により反射され、前記位相板16によ
り内面反射されるとともに偏光状態を変えられて再び前
記反射偏光板10に入射した光のうちの、前記反射偏光
板10を透過する偏光成分の光との両方が、前記反射偏
光板10を透過し、液晶素子1への入射光となる。
【0092】なお、前記位相板16により偏光状態を変
えられて前記反射偏光板10に再び入射する光は、前記
反射偏光板10により反射されて位相板16にその後側
から入射した光のうち、この位相板16の前面と外気で
ある空気層との界面に対して全反射角で入射した光であ
り、前記位相板16の前面に対して全反射角よりも小さ
い(垂直に近い)入射角で入射した光は、この位相板1
6を透過して前側に出射し、漏れ光となる。
えられて前記反射偏光板10に再び入射する光は、前記
反射偏光板10により反射されて位相板16にその後側
から入射した光のうち、この位相板16の前面と外気で
ある空気層との界面に対して全反射角で入射した光であ
り、前記位相板16の前面に対して全反射角よりも小さ
い(垂直に近い)入射角で入射した光は、この位相板1
6を透過して前側に出射し、漏れ光となる。
【0093】しかし、この実施例では、前記反射偏光板
10の前面を拡散面10aとしているため、この反射偏
光板10により反射された前記一方の偏光成分の光を前
記拡散面10aにより拡散し、その反射光をより多く、
前記位相板16に対して内面反射される入射角で入射さ
せることができ、したがって、前記位相板16により偏
光状態を変えられて前記反射偏光板10に再び入射する
光を多くし、前記漏れ光を少なくすることができる。
10の前面を拡散面10aとしているため、この反射偏
光板10により反射された前記一方の偏光成分の光を前
記拡散面10aにより拡散し、その反射光をより多く、
前記位相板16に対して内面反射される入射角で入射さ
せることができ、したがって、前記位相板16により偏
光状態を変えられて前記反射偏光板10に再び入射する
光を多くし、前記漏れ光を少なくすることができる。
【0094】しかも、この実施例では、前記位相板16
として、透過光の常光と異常光との間に1/4波長の位
相差を与えるλ/4位相板を用いているため、前記反射
偏光板10により反射されて前記λ/4位相板16にそ
の後側から入射し、このλ/4位相板16により内面反
射されてその後側に出射する光を、前記反射偏光板10
により反射された一方の偏光成分に対して直交する偏光
成分(反射偏光板10を透過する偏光成分)の偏光状態
の光とし、前記反射偏光板10に再び入射した光のほと
んどを、この反射偏光板10を透過させて液晶素子1に
入射することができる。
として、透過光の常光と異常光との間に1/4波長の位
相差を与えるλ/4位相板を用いているため、前記反射
偏光板10により反射されて前記λ/4位相板16にそ
の後側から入射し、このλ/4位相板16により内面反
射されてその後側に出射する光を、前記反射偏光板10
により反射された一方の偏光成分に対して直交する偏光
成分(反射偏光板10を透過する偏光成分)の偏光状態
の光とし、前記反射偏光板10に再び入射した光のほと
んどを、この反射偏光板10を透過させて液晶素子1に
入射することができる。
【0095】このλ/4位相板16を用いたことによる
効果は、このλ/4位相板16を、その遅相軸16aを
上記のように前記反射偏光板10の透過軸10pに対し
てほぼ45°の角度で交差させて配置したときに最も効
果的に発揮される。
効果は、このλ/4位相板16を、その遅相軸16aを
上記のように前記反射偏光板10の透過軸10pに対し
てほぼ45°の角度で交差させて配置したときに最も効
果的に発揮される。
【0096】そして、前記反射偏光板10を透過し、前
記吸収偏光板11と補償板13とを透過して液晶素子1
に入射した光は、この液晶素子1の液晶層の複屈折作用
により偏光状態を変えて液晶素子1の後側に出射し、反
射膜14により反射される。
記吸収偏光板11と補償板13とを透過して液晶素子1
に入射した光は、この液晶素子1の液晶層の複屈折作用
により偏光状態を変えて液晶素子1の後側に出射し、反
射膜14により反射される。
【0097】前記反射膜14により反射された反射光
は、前記液晶素子1にその後側から再び入射し、前記液
晶層の複屈折作用によりさらに偏光状態を変えて液晶素
子1の前側に出射して、前記補償板13を透過して吸収
偏光板11にその後側から入射し、その光のうち、前記
吸収偏光板11の透過軸11aに対してほぼ直交する方
向(吸収軸)に沿った偏光成分の光が、この吸収偏光板
11により吸収され、前記吸収偏光板11の透過軸11
aに沿った偏光成分の光が、この吸収偏光板11を透過
し、拡散層12と反射偏光板10と位相板16を透過し
て前側に出射する。
は、前記液晶素子1にその後側から再び入射し、前記液
晶層の複屈折作用によりさらに偏光状態を変えて液晶素
子1の前側に出射して、前記補償板13を透過して吸収
偏光板11にその後側から入射し、その光のうち、前記
吸収偏光板11の透過軸11aに対してほぼ直交する方
向(吸収軸)に沿った偏光成分の光が、この吸収偏光板
11により吸収され、前記吸収偏光板11の透過軸11
aに沿った偏光成分の光が、この吸収偏光板11を透過
し、拡散層12と反射偏光板10と位相板16を透過し
て前側に出射する。
【0098】すなわち、この液晶表示装置は、液晶素子
1の前側に反射偏光板10を配置するとともに、この反
射偏光板10の前側に前記位差板16を配置することに
より、前側から入射した外光の互いに直交する2つの偏
光成分のうち、前記反射偏光板10を透過する偏光成分
の光と、この反射偏光板10により反射され、前記位相
板16により内面反射されるとともに偏光状態を変えら
れて再び前記反射偏光板10に入射した光のうちのこの
反射偏光板10を透過する偏光成分の光との両方を、前
記反射偏光板10を透過させて液晶素子1に入射させる
ようにしたものであり、したがって、前側から入射する
外光を高い効率で利用して、明表示を明るくすることが
できる。
1の前側に反射偏光板10を配置するとともに、この反
射偏光板10の前側に前記位差板16を配置することに
より、前側から入射した外光の互いに直交する2つの偏
光成分のうち、前記反射偏光板10を透過する偏光成分
の光と、この反射偏光板10により反射され、前記位相
板16により内面反射されるとともに偏光状態を変えら
れて再び前記反射偏光板10に入射した光のうちのこの
反射偏光板10を透過する偏光成分の光との両方を、前
記反射偏光板10を透過させて液晶素子1に入射させる
ようにしたものであり、したがって、前側から入射する
外光を高い効率で利用して、明表示を明るくすることが
できる。
【0099】しかも、この液晶表示装置においては、前
記反射偏光板10が、前側から入射した外光の互いに直
交する2つの偏光成分のうちの一方の偏光成分の光を反
射するが、その反射光は、上述したように前記位相板1
6により偏光状態を変えられて再び前記反射偏光板10
に入射し、その光のうちの他方の偏光成分に偏光状態を
変えた光が液晶素子10に入射するため、前記反射偏光
板10により反射された光が前記位相板16を透過して
前側に出射する光漏れは少なく、したがって、前記光漏
れによる暗表示の暗さ浮き上がりを抑え、良好なコント
ラストを得ることができる。
記反射偏光板10が、前側から入射した外光の互いに直
交する2つの偏光成分のうちの一方の偏光成分の光を反
射するが、その反射光は、上述したように前記位相板1
6により偏光状態を変えられて再び前記反射偏光板10
に入射し、その光のうちの他方の偏光成分に偏光状態を
変えた光が液晶素子10に入射するため、前記反射偏光
板10により反射された光が前記位相板16を透過して
前側に出射する光漏れは少なく、したがって、前記光漏
れによる暗表示の暗さ浮き上がりを抑え、良好なコント
ラストを得ることができる。
【0100】また、この実施例の液晶表示装置は、上述
した第3〜第5の実施例の液晶表示装置と同様に、液晶
素子1の前側に配置された反射偏光板10と吸収偏光板
11に、前側からの入射光を直線偏光光として液晶素子
1に入射させる偏光子と、前記液晶素子1を透過した光
の透過をその偏光状態に応じて制御する検光子とを兼ね
させたものであるため、上述した第1および第2の実施
例の液晶表示装置における後側吸収偏光板15による光
の吸収が無く、したがって、さらに明るい画面を得るこ
とができる。
した第3〜第5の実施例の液晶表示装置と同様に、液晶
素子1の前側に配置された反射偏光板10と吸収偏光板
11に、前側からの入射光を直線偏光光として液晶素子
1に入射させる偏光子と、前記液晶素子1を透過した光
の透過をその偏光状態に応じて制御する検光子とを兼ね
させたものであるため、上述した第1および第2の実施
例の液晶表示装置における後側吸収偏光板15による光
の吸収が無く、したがって、さらに明るい画面を得るこ
とができる。
【0101】なお、上述した第3〜第6の実施例では、
液晶素子1の後側に設ける反射手段として反射膜14を
用い、この反射膜14を前記液晶素子1の後側に配置し
ているが、前記液晶素子1の後側基板3の内面に設ける
電極5(図2参照)を、高反射率の金属膜により形成
し、この電極5に反射手段を兼ねさせてもよい。
液晶素子1の後側に設ける反射手段として反射膜14を
用い、この反射膜14を前記液晶素子1の後側に配置し
ているが、前記液晶素子1の後側基板3の内面に設ける
電極5(図2参照)を、高反射率の金属膜により形成
し、この電極5に反射手段を兼ねさせてもよい。
【0102】また、上述した第1〜第6の実施例の液晶
表示装置では、より高い偏光度の直線偏光光を液晶素子
1に入射させるために、液晶素子1とその前側に配置さ
れた反射偏光板10との間に、吸収偏光板11を、その
透過軸11aを前記反射偏光板10の透過軸10pとほ
ぼ平行にして配置しているが、前記吸収偏光板11は省
略してもよい。
表示装置では、より高い偏光度の直線偏光光を液晶素子
1に入射させるために、液晶素子1とその前側に配置さ
れた反射偏光板10との間に、吸収偏光板11を、その
透過軸11aを前記反射偏光板10の透過軸10pとほ
ぼ平行にして配置しているが、前記吸収偏光板11は省
略してもよい。
【0103】図9はこの発明の第7の実施例を示す液晶
表示装置の分解斜視図であり、この実施例の液晶表示装
置は、液晶素子1と、前記液晶素子1の前側に配置され
た反射偏光板10と、前記液晶素子1と反射偏光板10
との間に配置された補償板17と、前記液晶素子1の後
側に検光子を兼ねる反射手段として設けられた反射偏光
板(以下、後側反射偏光板と言う)18とを備え、さら
に、前記液晶素子1の前側に配置された前記反射偏光板
(以下、前側反射偏光板と言う)10の前側に、この前
側反射偏光板10により反射された光を内面反射して前
記前側反射偏光板10に再び入射させるための透明フィ
ルムとしてλ/4位相板16を配置するとともに、前記
後側反射偏光板18の後側に、光吸収手段として吸収偏
光板19を設けたものである。
表示装置の分解斜視図であり、この実施例の液晶表示装
置は、液晶素子1と、前記液晶素子1の前側に配置され
た反射偏光板10と、前記液晶素子1と反射偏光板10
との間に配置された補償板17と、前記液晶素子1の後
側に検光子を兼ねる反射手段として設けられた反射偏光
板(以下、後側反射偏光板と言う)18とを備え、さら
に、前記液晶素子1の前側に配置された前記反射偏光板
(以下、前側反射偏光板と言う)10の前側に、この前
側反射偏光板10により反射された光を内面反射して前
記前側反射偏光板10に再び入射させるための透明フィ
ルムとしてλ/4位相板16を配置するとともに、前記
後側反射偏光板18の後側に、光吸収手段として吸収偏
光板19を設けたものである。
【0104】前記液晶素子1は、図2に示したような構
造の単純マトリックス液晶素子であり、その液晶層の液
晶分子は180°〜270°のツイスト角でツイスト配
向している。
造の単純マトリックス液晶素子であり、その液晶層の液
晶分子は180°〜270°のツイスト角でツイスト配
向している。
【0105】前記液晶素子1の液晶分子のツイスト角
は、好ましくは200°〜250°の範囲であり、この
実施例では、図9に示したように、前記液晶素子1の前
側基板2の近傍における液晶分子の配向方向2aを、画
面の横軸xに対し、前側から見て右回りにほぼ35°ず
れた方向、後側基板3の近傍における液晶分子の配向方
向3aを、前記横軸xに対し、前側から見て左回りにほ
ぼ35°ずれた方向に設定し、前記液晶素子1の液晶層
9の液晶分子を、そのツイスト方向を図に破線矢印で示
したように、後側基板3から前側基板2に向かい、前側
から見て右回りにほぼ250°のツイスト角でツイスト
配向させている。
は、好ましくは200°〜250°の範囲であり、この
実施例では、図9に示したように、前記液晶素子1の前
側基板2の近傍における液晶分子の配向方向2aを、画
面の横軸xに対し、前側から見て右回りにほぼ35°ず
れた方向、後側基板3の近傍における液晶分子の配向方
向3aを、前記横軸xに対し、前側から見て左回りにほ
ぼ35°ずれた方向に設定し、前記液晶素子1の液晶層
9の液晶分子を、そのツイスト方向を図に破線矢印で示
したように、後側基板3から前側基板2に向かい、前側
から見て右回りにほぼ250°のツイスト角でツイスト
配向させている。
【0106】前記前側反射偏光板10は、上述した第1
〜第6の実施例で用いた反射偏光板11と同様に、その
前面を粗面化処理して拡散面10aとしたものであり、
この反射偏光板10は、その透過軸10pを、前記液晶
素子1の前側基板2の近傍における液晶分子配向方向2
aに対し、前側から見て左回りにほぼ135°ずれた方
向(画面の横軸xに対し、前側から見て左回りにほぼ1
00°ずれた方向)に向けて配置されている。
〜第6の実施例で用いた反射偏光板11と同様に、その
前面を粗面化処理して拡散面10aとしたものであり、
この反射偏光板10は、その透過軸10pを、前記液晶
素子1の前側基板2の近傍における液晶分子配向方向2
aに対し、前側から見て左回りにほぼ135°ずれた方
向(画面の横軸xに対し、前側から見て左回りにほぼ1
00°ずれた方向)に向けて配置されている。
【0107】また、前記補償板17は、STN型液晶表
示装置特有の表示の帯色を抑制するために設けられてお
り、この補償板17は、捩じれ位相板からなっている。
以下、前記補償板17を捩じれ位相板と言う。
示装置特有の表示の帯色を抑制するために設けられてお
り、この補償板17は、捩じれ位相板からなっている。
以下、前記補償板17を捩じれ位相板と言う。
【0108】図9において、17a,17bは、前記捩
じれ位相板17の前面と後面における分子配列方向を示
しており、この捩じれ位相板17の分子は、その捩じれ
方向を図に破線矢印で示したように、後面から前面に向
かい、前側から見て左回りにほぼ250°の捩じれ角で
捩じれている。
じれ位相板17の前面と後面における分子配列方向を示
しており、この捩じれ位相板17の分子は、その捩じれ
方向を図に破線矢印で示したように、後面から前面に向
かい、前側から見て左回りにほぼ250°の捩じれ角で
捩じれている。
【0109】すなわち、この捩じれ位相板17は、前記
液晶素子1の液晶分子のツイスト方向と逆方向に、前記
液晶素子1の液晶分子のツイスト角とほぼ同じ角度で分
子配列が捩じれたものである。
液晶素子1の液晶分子のツイスト方向と逆方向に、前記
液晶素子1の液晶分子のツイスト角とほぼ同じ角度で分
子配列が捩じれたものである。
【0110】また、この捩じれ位相板17は、前記液晶
素子1のΔndとほぼ同じ値のリタデーションを有して
いる。この実施例では、前記液晶素子1のΔndと、前
記捩じれ位相板17のリタデーションの値をそれぞれ約
820nmとしている。
素子1のΔndとほぼ同じ値のリタデーションを有して
いる。この実施例では、前記液晶素子1のΔndと、前
記捩じれ位相板17のリタデーションの値をそれぞれ約
820nmとしている。
【0111】そして、前記捩じれ位相板17は、その前
面における分子配列方向19aを、画面の横軸xに対
し、前側から見て右回りにほぼ55°ずれた方向に向
け、後面における分子配列方向17bを、前記横軸xに
対し、前側から見て左回りにほぼ55°ずれた方向に向
けて配置されている。
面における分子配列方向19aを、画面の横軸xに対
し、前側から見て右回りにほぼ55°ずれた方向に向
け、後面における分子配列方向17bを、前記横軸xに
対し、前側から見て左回りにほぼ55°ずれた方向に向
けて配置されている。
【0112】すなわち、前記捩じれ位相板17は、その
前面と後面の分子配列方向17a,17bの中間の方向
を、前記液晶素子1の前側基板2と後側基板3の近傍に
おける液晶分子の配向方向2a,3aの中間の方向(画
面の横軸xに沿った方向)に対してほぼ直交させて配置
されている。
前面と後面の分子配列方向17a,17bの中間の方向
を、前記液晶素子1の前側基板2と後側基板3の近傍に
おける液晶分子の配向方向2a,3aの中間の方向(画
面の横軸xに沿った方向)に対してほぼ直交させて配置
されている。
【0113】また、前記前側反射偏光板10の前面に配
置された前記λ/4位相板16は、その遅相軸16a
を、画面の横軸xに対し、前側から見て左回りにほぼ1
45°ずれた方向に向けて配置されている。すなわち、
このλ/4位相板16の遅相軸16aは、前記前側反射
偏光板10の透過軸10pに対してほぼ45°の角度で
交差している。
置された前記λ/4位相板16は、その遅相軸16a
を、画面の横軸xに対し、前側から見て左回りにほぼ1
45°ずれた方向に向けて配置されている。すなわち、
このλ/4位相板16の遅相軸16aは、前記前側反射
偏光板10の透過軸10pに対してほぼ45°の角度で
交差している。
【0114】一方、前記後側反射偏光板18は、前面を
粗面化処理しない通常の反射偏光板であり、この後側反
射偏光板18は、その透過軸18pを画面の横軸xに対
してほぼ90°の角度で交差させ、反射軸18sを前記
横軸xとほぼ平行にして配置されている。
粗面化処理しない通常の反射偏光板であり、この後側反
射偏光板18は、その透過軸18pを画面の横軸xに対
してほぼ90°の角度で交差させ、反射軸18sを前記
横軸xとほぼ平行にして配置されている。
【0115】また、前記後側反射偏光板18の後側に設
けられた吸収偏光板19は、その透過軸19aを前記後
側反射偏光板18の反射軸18sとほぼ平行にし、図示
しない吸収軸を前記後側反射偏光板18の透過軸18p
とほぼ直交させて配置されている。
けられた吸収偏光板19は、その透過軸19aを前記後
側反射偏光板18の反射軸18sとほぼ平行にし、図示
しない吸収軸を前記後側反射偏光板18の透過軸18p
とほぼ直交させて配置されている。
【0116】なお、前記拡散層12は、上述した第1〜
第4の実施例において用いた拡散層12と同じものであ
り、表面を粗面化した透明フィルム、散乱粒子を分散さ
せた透明フィルム、一方の面に微小なレンズが配列形成
されたレンズフィルム等からなっている。
第4の実施例において用いた拡散層12と同じものであ
り、表面を粗面化した透明フィルム、散乱粒子を分散さ
せた透明フィルム、一方の面に微小なレンズが配列形成
されたレンズフィルム等からなっている。
【0117】この液晶表示装置においては、液晶素子1
の前側に配置された前側反射偏光板10の前側に、λ/
4位相板16を配置しているため、図8に示した第6の
実施例と同様に、前側から入射した外光の互いに直交す
る2つの偏光成分のうち、前記前側反射偏光板10を透
過する偏光成分の光と、この前側反射偏光板10により
反射され、前記位相板16により内面反射されるととも
に偏光状態を変えられて再び前記反射偏光板10に入射
した光のうちのこの反射偏光板10を透過する偏光成分
の光との両方を、前記前側反射偏光板10を透過させて
液晶素子1への入射光とすることができる。
の前側に配置された前側反射偏光板10の前側に、λ/
4位相板16を配置しているため、図8に示した第6の
実施例と同様に、前側から入射した外光の互いに直交す
る2つの偏光成分のうち、前記前側反射偏光板10を透
過する偏光成分の光と、この前側反射偏光板10により
反射され、前記位相板16により内面反射されるととも
に偏光状態を変えられて再び前記反射偏光板10に入射
した光のうちのこの反射偏光板10を透過する偏光成分
の光との両方を、前記前側反射偏光板10を透過させて
液晶素子1への入射光とすることができる。
【0118】そして、この実施例の液晶表示装置では、
前記前側反射偏光板10を透過した光が、前記捩じれ位
相板17を透過して液晶素子1に入射し、この液晶素子
1の液晶層の複屈折作用により偏光状態を変えて液晶素
子1の後側に出射する。
前記前側反射偏光板10を透過した光が、前記捩じれ位
相板17を透過して液晶素子1に入射し、この液晶素子
1の液晶層の複屈折作用により偏光状態を変えて液晶素
子1の後側に出射する。
【0119】この液晶素子1の後側に出射した光は、拡
散層12を透過して後側反射偏光板18に入射し、その
光のうち、前記後側反射偏光板18の透過軸18pに沿
った偏光成分の光が、この後側反射偏光板18を透過し
て吸収偏光板19により吸収され、前記後側反射偏光板
18の反射軸18sに沿った偏光成分の光が、この後側
反射偏光板18により反射され、前記拡散層12と、液
晶素子1と、捩じれ位相板17と、前側反射偏光板10
と、λ/4位相板16とを透過して前側に出射する。
散層12を透過して後側反射偏光板18に入射し、その
光のうち、前記後側反射偏光板18の透過軸18pに沿
った偏光成分の光が、この後側反射偏光板18を透過し
て吸収偏光板19により吸収され、前記後側反射偏光板
18の反射軸18sに沿った偏光成分の光が、この後側
反射偏光板18により反射され、前記拡散層12と、液
晶素子1と、捩じれ位相板17と、前側反射偏光板10
と、λ/4位相板16とを透過して前側に出射する。
【0120】このように、この実施例の液晶表示装置
は、前側から入射した外光の互いに直交する2つの偏光
成分のうち、前記前側反射偏光板10を透過する偏光成
分の光と、この前側反射偏光板10により反射され、前
記位相板16により内面反射されるとともに偏光状態を
変えられて再び前記反射偏光板10に入射した光のうち
のこの反射偏光板10を透過する偏光成分の光との両方
を、前記前側反射偏光板10を透過させて液晶素子1に
入射させることができ、したがって、前側から入射する
外光を高い効率で利用し、明るい画面を得ることができ
る。
は、前側から入射した外光の互いに直交する2つの偏光
成分のうち、前記前側反射偏光板10を透過する偏光成
分の光と、この前側反射偏光板10により反射され、前
記位相板16により内面反射されるとともに偏光状態を
変えられて再び前記反射偏光板10に入射した光のうち
のこの反射偏光板10を透過する偏光成分の光との両方
を、前記前側反射偏光板10を透過させて液晶素子1に
入射させることができ、したがって、前側から入射する
外光を高い効率で利用し、明るい画面を得ることができ
る。
【0121】また、この実施例では、STN型液晶表示
装置特有の表示の帯色を抑制するための補償板17とし
て、前記捩じれ位相板を備えているため、前記表示の帯
色をより効果的に抑制するとともに、視野角特性を改善
し、視野角を広くすることができる。
装置特有の表示の帯色を抑制するための補償板17とし
て、前記捩じれ位相板を備えているため、前記表示の帯
色をより効果的に抑制するとともに、視野角特性を改善
し、視野角を広くすることができる。
【0122】さらに、この実施例では、液晶素子1とそ
の後側に反射手段として配置された後側反射偏光板18
との間に拡散層12を設けているため、前記後側反射偏
光板18により反射されて前側に出射する光を前記拡散
層12により拡散し、均一な輝度分布の表示を得ること
ができるとともに、表示観察者の顔やその背景等の外景
が前記後側反射偏光板12面に映って見える、外景の映
り込みを無くすことができる。
の後側に反射手段として配置された後側反射偏光板18
との間に拡散層12を設けているため、前記後側反射偏
光板18により反射されて前側に出射する光を前記拡散
層12により拡散し、均一な輝度分布の表示を得ること
ができるとともに、表示観察者の顔やその背景等の外景
が前記後側反射偏光板12面に映って見える、外景の映
り込みを無くすことができる。
【0123】この実施例においても、前記拡散層12
は、ヘイズ値が約30〜32程度のものが好ましく、こ
のようにすることにより、正面輝度の高い表示を得るこ
とができる。また、前記拡散層12は、一方の面に微小
なレンズが配列形成されたレンズフィルムがより好まし
く、このレンズフィルムによれば、より高い正面輝度を
得ることができる。
は、ヘイズ値が約30〜32程度のものが好ましく、こ
のようにすることにより、正面輝度の高い表示を得るこ
とができる。また、前記拡散層12は、一方の面に微小
なレンズが配列形成されたレンズフィルムがより好まし
く、このレンズフィルムによれば、より高い正面輝度を
得ることができる。
【0124】なお、この実施例では、液晶素子10と後
側反射偏光板21との間に拡散層12を設けているが、
前側拡散層12は、液晶素子10の前側に配置された捩
じれ位相板17と前側反射偏光板10との間に設けても
よく、また、液晶素子10と後側反射偏光板21との間
と、前記捩じれ位相板17と前側反射偏光板10との間
との両方に拡散層12を設けてもよい。
側反射偏光板21との間に拡散層12を設けているが、
前側拡散層12は、液晶素子10の前側に配置された捩
じれ位相板17と前側反射偏光板10との間に設けても
よく、また、液晶素子10と後側反射偏光板21との間
と、前記捩じれ位相板17と前側反射偏光板10との間
との両方に拡散層12を設けてもよい。
【0125】また、前記液晶素子1と後側反射偏光板1
8との間に拡散層12を設ける場合、この拡散層12
は、前記後側反射偏光板18の前面を粗面化処理して形
成してもよい。
8との間に拡散層12を設ける場合、この拡散層12
は、前記後側反射偏光板18の前面を粗面化処理して形
成してもよい。
【0126】さらに、この実施例では、液晶素子1の後
側に配置された後側反射偏光板18の後側に、光吸収手
段として吸収偏光板19を設けているが、前記後側反射
偏光板18の後側に設ける光吸収手段は、黒色の吸収膜
でもよく、また、液晶素子1としてカラーフィルタを備
えないものを用いる場合は、光吸収手段を任意の色のカ
ラーフィルムとしてもよい。また、前記光吸収手段は省
略してもよい。
側に配置された後側反射偏光板18の後側に、光吸収手
段として吸収偏光板19を設けているが、前記後側反射
偏光板18の後側に設ける光吸収手段は、黒色の吸収膜
でもよく、また、液晶素子1としてカラーフィルタを備
えないものを用いる場合は、光吸収手段を任意の色のカ
ラーフィルムとしてもよい。また、前記光吸収手段は省
略してもよい。
【0127】前記光吸収手段をカラーフィルムとする場
合、あるいは前記光吸収手段を省略する場合は、液晶表
示装置の後側からも光を入射させることができるため、
充分な明るさの外光が得られる環境下では外光を利用す
る反射表示を行ない、充分な明るさの外光が得られない
ときにバックライトを点灯させてその照明光を利用する
透過表示を行なうことができる。
合、あるいは前記光吸収手段を省略する場合は、液晶表
示装置の後側からも光を入射させることができるため、
充分な明るさの外光が得られる環境下では外光を利用す
る反射表示を行ない、充分な明るさの外光が得られない
ときにバックライトを点灯させてその照明光を利用する
透過表示を行なうことができる。
【0128】なお、図8に示した第6の実施例および図
9に示した第7の実施例では、液晶素子1の前側に配置
された反射偏光板10の前面を拡散面10aとしている
が、その代わりに、前記反射偏光板10の前面(反射偏
光板10と位相板16との間)に粗面化フィルムや散乱
粒子分散フィルム等からなる拡散層を設け、前記反射偏
光板10により反射された光を前記拡散層により拡散さ
せるようにしてもよく、このようにしても、前記反射偏
光板10により反射された一方の偏光成分の光を拡散
し、その反射光をより多く、位相板16に対して内面反
射される入射角で入射させるようにしているが、また、
上記第6および第7の実施例では、液晶素子1の前側に
配置された反射偏光板10の前側に、この反射偏光板1
0により反射された光を内面反射して前記反射偏光板1
0に再び入射させるための透明フィルムとして、λ/4
位相板16を配置しているが、前記反射偏光板10の前
側に配置する透明フィルムは、λ/4位相板に限らず、
例えば、光学的に等方性なものでもよい。
9に示した第7の実施例では、液晶素子1の前側に配置
された反射偏光板10の前面を拡散面10aとしている
が、その代わりに、前記反射偏光板10の前面(反射偏
光板10と位相板16との間)に粗面化フィルムや散乱
粒子分散フィルム等からなる拡散層を設け、前記反射偏
光板10により反射された光を前記拡散層により拡散さ
せるようにしてもよく、このようにしても、前記反射偏
光板10により反射された一方の偏光成分の光を拡散
し、その反射光をより多く、位相板16に対して内面反
射される入射角で入射させるようにしているが、また、
上記第6および第7の実施例では、液晶素子1の前側に
配置された反射偏光板10の前側に、この反射偏光板1
0により反射された光を内面反射して前記反射偏光板1
0に再び入射させるための透明フィルムとして、λ/4
位相板16を配置しているが、前記反射偏光板10の前
側に配置する透明フィルムは、λ/4位相板に限らず、
例えば、光学的に等方性なものでもよい。
【0129】前記透明フィルムが光学的に等方性である
場合は、前記反射偏光板10により反射され、前記透明
フィルムにより内面反射された光が、ほとんど偏光状態
を変えずに前記反射偏光板10に再び入射する。
場合は、前記反射偏光板10により反射され、前記透明
フィルムにより内面反射された光が、ほとんど偏光状態
を変えずに前記反射偏光板10に再び入射する。
【0130】しかし、前記反射偏光板10は、その反射
軸10sに沿った偏光成分の光を主に反射するものの、
透過軸10pに沿った偏光成分の光もある程度反射する
ため、前記反射偏光板10により反射された光の中に
は、前記反射軸10sに沿った偏光成分の光だけでな
く、前記透過軸10pに沿った偏光成分Pの光も含まれ
ている。
軸10sに沿った偏光成分の光を主に反射するものの、
透過軸10pに沿った偏光成分の光もある程度反射する
ため、前記反射偏光板10により反射された光の中に
は、前記反射軸10sに沿った偏光成分の光だけでな
く、前記透過軸10pに沿った偏光成分Pの光も含まれ
ている。
【0131】そのため、前記透明フィルムが光学的に等
方性であり、前記反射偏光板10により反射され、前記
透明フィルムにより内面反射された光が、ほとんど偏光
状態を変えずに前記反射偏光板10に再び入射しても、
その光の中に含まれている前記透過軸10pに沿った偏
光成分の光が、前記反射偏光板10を透過して液晶素子
1に入射する。
方性であり、前記反射偏光板10により反射され、前記
透明フィルムにより内面反射された光が、ほとんど偏光
状態を変えずに前記反射偏光板10に再び入射しても、
その光の中に含まれている前記透過軸10pに沿った偏
光成分の光が、前記反射偏光板10を透過して液晶素子
1に入射する。
【0132】これに対して、前記反射偏光板10の前側
に前記透明フィルムが無い場合は、前記反射偏光板10
により反射された光が再び前記反射偏光板10に入射す
ることがないため、その反射光の中に含まれている前記
透過軸10pに沿った偏光成分の光が無駄になる。
に前記透明フィルムが無い場合は、前記反射偏光板10
により反射された光が再び前記反射偏光板10に入射す
ることがないため、その反射光の中に含まれている前記
透過軸10pに沿った偏光成分の光が無駄になる。
【0133】したがって、前記反射偏光板10の前側に
配置された透明フィルムが光学的に等方性であっても、
前記反射偏光板10の前側に前記透明フィルムが無い場
合に比べて、前側から入射し前記反射偏光板10を透過
して液晶素子1に入射する光の量を多くすることができ
る。
配置された透明フィルムが光学的に等方性であっても、
前記反射偏光板10の前側に前記透明フィルムが無い場
合に比べて、前側から入射し前記反射偏光板10を透過
して液晶素子1に入射する光の量を多くすることができ
る。
【0134】ただし、前側からの入射光をより多く前記
反射偏光板10を透過させて液晶素子1に入射させるに
は、前記反射偏光板10の前側に、透過光の偏光状態を
変化させる光学特性を有する透明フィルムを配置するの
が望ましく、このようにすることにより、前記反射偏光
板10により反射され、前記透明フィルムにより内面反
射された光を、前記反射偏光板10を透過する偏光成分
(透過軸10pに沿った偏光成分)をより多く含む光と
して前記反射偏光板10に再び入射させ、より多くの光
を液晶素子1に入射させることができる。
反射偏光板10を透過させて液晶素子1に入射させるに
は、前記反射偏光板10の前側に、透過光の偏光状態を
変化させる光学特性を有する透明フィルムを配置するの
が望ましく、このようにすることにより、前記反射偏光
板10により反射され、前記透明フィルムにより内面反
射された光を、前記反射偏光板10を透過する偏光成分
(透過軸10pに沿った偏光成分)をより多く含む光と
して前記反射偏光板10に再び入射させ、より多くの光
を液晶素子1に入射させることができる。
【0135】前記透明フィルムは、より好ましくは、上
記第6および第7の実施例で用いたλ/4位相板16で
あり、このλ/4位相板16を用いることにより、前記
反射偏光板10により反射され、前記λ/4位相板16
により内面反射された光のほとんどを、前記反射偏光板
10を透過する偏光成分の光として前記反射偏光板10
に再び入射させ、前側から入射する外光の利用効率をさ
らに高くし、明表示をより明るくするとともに、前側へ
の光漏れをほとんど無くし、さらに良好なコントラスト
を得ることができる。
記第6および第7の実施例で用いたλ/4位相板16で
あり、このλ/4位相板16を用いることにより、前記
反射偏光板10により反射され、前記λ/4位相板16
により内面反射された光のほとんどを、前記反射偏光板
10を透過する偏光成分の光として前記反射偏光板10
に再び入射させ、前側から入射する外光の利用効率をさ
らに高くし、明表示をより明るくするとともに、前側へ
の光漏れをほとんど無くし、さらに良好なコントラスト
を得ることができる。
【0136】
【発明の効果】この発明の第1の液晶表示装置は、液晶
素子の前側に、入射光の互いに直交する2つの偏光成分
のうち、一方の偏光成分の光を反射し、他方の偏光成分
の光を透過させる反射偏光板を配置し、前記液晶素子の
後側に反射手段を設けたものであるため、前側からの入
射光のうち、前記反射偏光板により反射された光により
画面全体の明るさを底上げすることができ、したがっ
て、前側からの入射光を有効に利用して明るい画面を得
ることができる。
素子の前側に、入射光の互いに直交する2つの偏光成分
のうち、一方の偏光成分の光を反射し、他方の偏光成分
の光を透過させる反射偏光板を配置し、前記液晶素子の
後側に反射手段を設けたものであるため、前側からの入
射光のうち、前記反射偏光板により反射された光により
画面全体の明るさを底上げすることができ、したがっ
て、前側からの入射光を有効に利用して明るい画面を得
ることができる。
【0137】また、この発明の第2の液晶表示装置は、
液晶素子の前側に、入射光の互いに直交する2つの偏光
成分のうち、一方の偏光成分の光を反射し、他方の偏光
成分の光を透過させる反射偏光板を配置するとともに、
この反射偏光板の前側に、前記反射偏光板により反射さ
れた光を内面反射して前記反射偏光板に再び入射させる
透明フィルムを配置し、前記液晶素子の後側に反射手段
を設けたものであるため、前側からの入射光のうち、前
記反射偏光板を透過する偏光成分の光を、この反射偏光
板を透過させて液晶素子に入射するとともに、前記反射
偏光板により反射され、前記透明フィルムにより内面反
射されて前記反射偏光板に再び入射した光のうちの前記
反射偏光板を透過する偏光成分の光を、この反射偏光板
を透過させて前記液晶素子に入射することができ、した
がって、前側からの入射光を有効に利用して明るい画面
を得ることができる。
液晶素子の前側に、入射光の互いに直交する2つの偏光
成分のうち、一方の偏光成分の光を反射し、他方の偏光
成分の光を透過させる反射偏光板を配置するとともに、
この反射偏光板の前側に、前記反射偏光板により反射さ
れた光を内面反射して前記反射偏光板に再び入射させる
透明フィルムを配置し、前記液晶素子の後側に反射手段
を設けたものであるため、前側からの入射光のうち、前
記反射偏光板を透過する偏光成分の光を、この反射偏光
板を透過させて液晶素子に入射するとともに、前記反射
偏光板により反射され、前記透明フィルムにより内面反
射されて前記反射偏光板に再び入射した光のうちの前記
反射偏光板を透過する偏光成分の光を、この反射偏光板
を透過させて前記液晶素子に入射することができ、した
がって、前側からの入射光を有効に利用して明るい画面
を得ることができる。
【0138】前記第2の液晶表示装置において、前記反
射偏光板の前側に配置された透明フィルムは、透過光の
偏光状態を変化させる光学特性を有しているのが望まし
く、このようにすることにより、前記反射偏光板により
反射され、前記透明フィルムにより内面反射された光
を、前記反射偏光板を透過する偏光成分をより多く含む
光として前記反射偏光板に再び入射させ、より多くの光
を液晶素子1に入射させることができる。
射偏光板の前側に配置された透明フィルムは、透過光の
偏光状態を変化させる光学特性を有しているのが望まし
く、このようにすることにより、前記反射偏光板により
反射され、前記透明フィルムにより内面反射された光
を、前記反射偏光板を透過する偏光成分をより多く含む
光として前記反射偏光板に再び入射させ、より多くの光
を液晶素子1に入射させることができる。
【0139】前記透明フィルムは、透過光の常光と異常
光との間に1/4波長の位相差を与えるλ/4位相板が
より好ましく、このλ/4位相板を用いることにより、
前記反射偏光板により反射され、前記λ/4位相板によ
り内面反射された光のほとんどを、前記反射偏光板を透
過する偏光成分の光として前記反射偏光板に再び入射さ
せ、前側から入射する外光の利用効率をさらに高くし、
明表示をより明るくするとともに、前側への光漏れをほ
とんど無くし、さらに良好なコントラストを得ることが
できる。
光との間に1/4波長の位相差を与えるλ/4位相板が
より好ましく、このλ/4位相板を用いることにより、
前記反射偏光板により反射され、前記λ/4位相板によ
り内面反射された光のほとんどを、前記反射偏光板を透
過する偏光成分の光として前記反射偏光板に再び入射さ
せ、前側から入射する外光の利用効率をさらに高くし、
明表示をより明るくするとともに、前側への光漏れをほ
とんど無くし、さらに良好なコントラストを得ることが
できる。
【0140】前記λ/4位相板は、その遅相軸を、前記
反射偏光板の透過軸に対してほぼ45°の角度で交差さ
せて配置するのが好ましく、このようにすることによ
り、前記λ/4位相板を用いたことによる効果を、最も
効果的に発揮させることができる。
反射偏光板の透過軸に対してほぼ45°の角度で交差さ
せて配置するのが好ましく、このようにすることによ
り、前記λ/4位相板を用いたことによる効果を、最も
効果的に発揮させることができる。
【0141】この発明の第1および第2のいずれの液晶
表示装置においても、前記液晶素子の前側に配置された
反射偏光板の前面に、この反射偏光板により反射された
光を拡散させる拡散手段を設けるのが好ましく、このよ
うにすることにより、前記第1の液晶表示装置において
は、前記反射偏光板により反射された外光の反射光によ
る画面のギラつきをほとんど無くし、また、前記第2の
液晶表示装置においては、前記反射偏光板により反射さ
れた光を、より多く前記透明フィルムにより内面反射さ
せて前記反射偏光板に再び入射させることができる。
表示装置においても、前記液晶素子の前側に配置された
反射偏光板の前面に、この反射偏光板により反射された
光を拡散させる拡散手段を設けるのが好ましく、このよ
うにすることにより、前記第1の液晶表示装置において
は、前記反射偏光板により反射された外光の反射光によ
る画面のギラつきをほとんど無くし、また、前記第2の
液晶表示装置においては、前記反射偏光板により反射さ
れた光を、より多く前記透明フィルムにより内面反射さ
せて前記反射偏光板に再び入射させることができる。
【0142】また、前記いずれの液晶表示装置において
も、前記液晶素子とその前側に配置された反射偏光板と
の間に、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、一方の偏光成分の光を透過させ、他方の偏光成分の
光を吸収する吸収偏光板が、その透過軸を前記反射偏光
板の透過軸とほぼ平行にして配置するのが好ましく、こ
のようにすることにより、前側から入射し、前記反射偏
光板を透過した光を、前記吸収偏光板により偏光度の高
い直線偏光光として液晶素子に入射させ、より良好なコ
ントラストの表示を得ることができる。
も、前記液晶素子とその前側に配置された反射偏光板と
の間に、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のう
ち、一方の偏光成分の光を透過させ、他方の偏光成分の
光を吸収する吸収偏光板が、その透過軸を前記反射偏光
板の透過軸とほぼ平行にして配置するのが好ましく、こ
のようにすることにより、前側から入射し、前記反射偏
光板を透過した光を、前記吸収偏光板により偏光度の高
い直線偏光光として液晶素子に入射させ、より良好なコ
ントラストの表示を得ることができる。
【0143】さらに、前記いずれの液晶表示装置におい
ても、液晶素子とその前側に配置された反射偏光板との
間と、前記液晶素子とその後側に設けられた反射手段と
の間のうちの少なくとも一方に、透過光を拡散させる拡
散層を設けるのが好ましく、この拡散層を設けることに
より、前記反射手段により反射されて前側に出射する光
を前記拡散層により拡散し、均一な輝度分布の表示を得
ることができるとともに、表示観察者の顔やその背景等
の外景が前記反射手段に映って見える、外景の映り込み
を無くすことができる。
ても、液晶素子とその前側に配置された反射偏光板との
間と、前記液晶素子とその後側に設けられた反射手段と
の間のうちの少なくとも一方に、透過光を拡散させる拡
散層を設けるのが好ましく、この拡散層を設けることに
より、前記反射手段により反射されて前側に出射する光
を前記拡散層により拡散し、均一な輝度分布の表示を得
ることができるとともに、表示観察者の顔やその背景等
の外景が前記反射手段に映って見える、外景の映り込み
を無くすことができる。
【図1】この発明の第1の実施例を示す液晶表示装置の
分解斜視図。
分解斜視図。
【図2】前記液晶表示装置に用いた液晶素子の一部分の
拡大断面図。
拡大断面図。
【図3】前記液晶表示装置に用いた反射偏光板の一部分
のハッチングを省略した拡大断面図。
のハッチングを省略した拡大断面図。
【図4】この発明の第2の実施例を示す液晶表示装置の
分解斜視図。
分解斜視図。
【図5】この発明の第3の実施例を示す液晶表示装置の
分解斜視図。
分解斜視図。
【図6】この発明の第4の実施例を示す液晶表示装置の
分解斜視図。
分解斜視図。
【図7】この発明の第5の実施例を示す液晶表示装置の
分解斜視図。
分解斜視図。
【図8】この発明の第6の実施例を示す液晶表示装置の
分解斜視図。
分解斜視図。
【図9】この発明の第7の実施例を示す液晶表示装置の
分解斜視図。
分解斜視図。
1…液晶素子 2a…前側基板の近傍における液晶分子配向方向 3a…後側基板の近傍における液晶分子配向方向 3,4…電極 6R,6G,6B…カラーフィルタ 7,8…配向膜 9…液晶層 10…反射偏光板 12…拡散層 10a…拡散面 10s…反射軸 10p…透過軸 11…吸収偏光板 11a…透過軸 12…拡散層 13…補償板(位相板) 14…反射膜(反射手段) 15…吸収偏光板 15a…透過軸 16…λ/4位相板(透明フィルム) 16a…遅相軸 17…補償板(捩じれ位相板) 18…反射偏光板(反射手段) 18s…反射軸 18p…透過軸 19…吸収偏光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和仁 東京都八王子市石川町2951番地の5 カシ オ計算機株式会社八王子研究所内 Fターム(参考) 2H049 BA02 BA05 BA07 BB03 BB63 BC22 2H091 FA02Y FA07X FA11X FA14X FA14Z FA31X FA34Z FA41Z FD10 HA10 LA03 LA17
Claims (11)
- 【請求項1】表示の観察側である前側基板とこの前側基
板に対向する後側基板との内面にそれぞれ電極が設けら
れるとともに、これらの基板間に、液晶分子が180°
〜270°のツイスト角でツイスト配向した液晶層が設
けられてなる液晶素子と、 前記液晶素子の前側に配置され、入射光の互いに直交す
る2つの偏光成分のうち、一方の偏光成分の光を反射
し、他方の偏光成分の光を透過させる反射偏光板と、 前記液晶素子の後側に設けられた反射手段とを備えたこ
とを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】表示の観察側である前側基板とこの前側基
板に対向する後側基板との内面にそれぞれ電極が設けら
れるとともに、これらの基板間に、液晶分子が180°
〜270°のツイスト角でツイスト配向した液晶層が設
けられてなる液晶素子と、 前記液晶素子の前側に配置され、入射光の互いに直交す
る2つの偏光成分のうち、一方の偏光成分の光を反射
し、他方の偏光成分の光を透過させる反射偏光板と、 前記反射偏光板の前側に配置され、前記反射偏光板によ
り反射された光を内面反射して前記反射偏光板に再び入
射させる透明フィルムと、 前記液晶素子の後側に設けられた反射手段とを備えたこ
とを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項3】反射偏光板の前側に配置された透明フィル
ムは、透過光の偏光状態を変化させる光学特性を有して
いることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】透明フィルムは、透過光の常光と異常光と
の間に1/4波長の位相差を与えるλ/4位相板である
ことを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】λ/4位相板は、その遅相軸を、液晶素子
の前側に配置された反射偏光板の透過軸に対してほぼ4
5°の角度で交差させて配置されていることを特徴とす
る請求項4に記載の液晶表示装置。 - 【請求項6】液晶素子の前側に配置された反射偏光板の
前面に、この反射偏光板により反射された光を拡散させ
る拡散手段が設けられていることを特徴とする請求項1
または2に記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】液晶素子とその前側に配置された反射偏光
板との間に、入射光の互いに直交する2つの偏光成分の
うち、一方の偏光成分の光を透過させ、他方の偏光成分
の光を吸収する吸収偏光板が、その透過軸を前記反射偏
光板の透過軸とほぼ平行にして配置されていることを特
徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。 - 【請求項8】液晶素子とその前側に配置された反射偏光
板との間と、前記液晶素子とその後側に設けられた反射
手段との間のうちの少なくとも一方に、透過光を拡散さ
せる拡散層が設けられていることを特徴とする請求項1
または2に記載の液晶表示装置。 - 【請求項9】液晶素子の後側に設けられた反射手段は、
反射膜であることを特徴とする請求項1または2に記載
の液晶表示装置。 - 【請求項10】液晶素子と反射膜との間に、入射光の互
いに直交する2つの偏光成分のうち、一方の偏光成分の
光を透過させ、他方の偏光成分の光を吸収する吸収偏光
板が配置されていることを特徴とする請求項9に記載の
液晶表示装置。 - 【請求項11】液晶素子の後側に設けられた反射手段
は、入射光の互いに直交する2つの偏光成分のうち、一
方の偏光成分の光を反射し、他方の偏光成分の光を透過
させる反射偏光板であることを特徴とする請求項1また
は2に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000234378A JP2002049030A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | 液晶表示装置 |
| US09/669,946 US6822711B1 (en) | 1999-09-30 | 2000-09-26 | Liquid crystal display apparatus using polarizing element transmitting one of two polarizing components crossing at right angles and reflecting the other component |
| KR10-2000-0057349A KR100393749B1 (ko) | 1999-09-30 | 2000-09-29 | 직교하는 2개의 편광성분의 한쪽을 투과하고 다른쪽을반사하는 편광소자를 이용한 액정표시장치 |
| CN001372858A CN1218208C (zh) | 1999-09-30 | 2000-09-30 | 液晶显示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000234378A JP2002049030A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002049030A true JP2002049030A (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=18726757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000234378A Pending JP2002049030A (ja) | 1999-09-30 | 2000-08-02 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002049030A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004118041A (ja) * | 2002-09-27 | 2004-04-15 | Seiko Epson Corp | 表示装置及び電子機器 |
| CN1332251C (zh) * | 2002-05-24 | 2007-08-15 | 精工电子有限公司 | 液晶显示装置 |
| JP2014026058A (ja) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | Kyocera Display Corp | 液晶表示素子 |
| KR101844116B1 (ko) * | 2014-10-10 | 2018-03-30 | 더 스와치 그룹 리서치 앤 디벨롭먼트 엘티디 | 2 개의 중첩된 디스플레이 디바이스들을 포함하는 디스플레이 어셈블리 |
-
2000
- 2000-08-02 JP JP2000234378A patent/JP2002049030A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1332251C (zh) * | 2002-05-24 | 2007-08-15 | 精工电子有限公司 | 液晶显示装置 |
| JP2004118041A (ja) * | 2002-09-27 | 2004-04-15 | Seiko Epson Corp | 表示装置及び電子機器 |
| JP2014026058A (ja) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | Kyocera Display Corp | 液晶表示素子 |
| KR101844116B1 (ko) * | 2014-10-10 | 2018-03-30 | 더 스와치 그룹 리서치 앤 디벨롭먼트 엘티디 | 2 개의 중첩된 디스플레이 디바이스들을 포함하는 디스플레이 어셈블리 |
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