[go: up one dir, main page]

JP2001508309A - ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーのメンバー - Google Patents

ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーのメンバー

Info

Publication number
JP2001508309A
JP2001508309A JP53443598A JP53443598A JP2001508309A JP 2001508309 A JP2001508309 A JP 2001508309A JP 53443598 A JP53443598 A JP 53443598A JP 53443598 A JP53443598 A JP 53443598A JP 2001508309 A JP2001508309 A JP 2001508309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
seq
sequence
nucleotide
amino acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP53443598A
Other languages
English (en)
Inventor
ドナルドソン,デブラ・ディ
コリンズ,メアリー
ネベン,タムリン
ホイッターズ,マシュー
Original Assignee
ジェネティックス・インスチチュート・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジェネティックス・インスチチュート・インコーポレーテッド filed Critical ジェネティックス・インスチチュート・インコーポレーテッド
Publication of JP2001508309A publication Critical patent/JP2001508309A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/705Receptors; Cell surface antigens; Cell surface determinants
    • C07K14/715Receptors; Cell surface antigens; Cell surface determinants for cytokines; for lymphokines; for interferons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K2319/00Fusion polypeptide

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 U4ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリー鎖およびそのフラグメントをコードするポリヌクレオチドを開示する。U4蛋白およびその製造方法も開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーのメンバー発明の分野 本発明は、蛋白のなかでも哺乳動物ヘマトポイエチンスーパーファミリーの新 たなメンバー(ヒトおよびネズミの受容体蛋白を包含するがこれらに限らない) 、そのフラグメントならびにかかる蛋白の発現に有用な組み換えポリヌクレオチ ドおよび細胞に関する。発明の背景 ヘマトポイエチンとして知られる種々の調節分子が同定されており、それらは 造血細胞または血液細胞の種々の集団の発達および増殖に関与している。大部分 のヘマトポイエチンは、標的細胞表面の受容体との相互作用により、特定の生物 学的活性を示す。通常には、サイトカイン受容体は1、2または3本の鎖からな っている。多くのサイトカイン受容体およびIL−12p40のごときいくつか のサイトカインは蛋白のなかでもヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーの メンバーである。ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーの新たなメンバー の同定は、造血の調製、免疫応答の調節ならびにサイトカインおよび受容体を包 含するヘマトポイエチンスーパーファミリーの他のメンバーの同定において有用 でありうる。 これまで不明であったヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーのメンバー のDNAおよび蛋白配列を同定し決定することが望ましいであろう。発明の概要 本発明によれば、U4ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーの鎖をコー ドするポリヌクレオチドが開示され、それはネズミおよびヒト由来のものを包含 するが、これらに限らない。特定の具体例において、本発明は、 (a)配列番号:4のヌクレオチド242からヌクレオチド1396までのヌ ク レオチド配列; (b)配列番号:6のヌクレオチド71からヌクレオチド1225までのヌク レオチド配列; (c)遺伝学的コードの縮重の結果として(a)または(b)に示すヌクレオ チド配列とは異なっているヌクレオチド配列; (d)厳密な条件下で(a)または(b)に示すヌクレオチドに対してハイブ リダイゼーションしうるヌクレオチド配列; (e)(a)または(b)に示す配列の種相同体をコードするヌクレオチド配 列;および (f)(a)または(b)に示すヌクレオチド配列の対立遺伝子変種 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチドを提供 する。 好ましくは、ヌクレオチド配列は、U4ヘマトポイエチン受容体スーパーファ ミリー鎖の生物学的活性を有する蛋白をコードする。ヌクレオチド配列を発現制 御配列に作動可能に連結してもよい。好ましい具体例において、ポリヌクレオチ ドは、配列番号:4のヌクレオチド242からヌクレオチド1396までのヌク レオチド配列;配列番号:4のヌクレオチド122から1396までのヌクレオ チド配列;配列番号:6のヌクレオチド71からヌクレオチド1225までのヌ クレオチド配列;または配列番号:6のヌクレオチド11からヌクレオチド12 25までのヌクレオチド配列を含む。 また本発明は、 (a)配列番号:5のアミノ酸配列; (b)配列番号:5のアミノ酸41から425までのアミノ酸配列; (c)配列番号:7のアミノ酸配列; (d)配列番号:7のアミノ酸24から408までのアミノ酸配列;および (e)U4ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリー鎖の生物学的活性を有 する(a)〜(d)のフラグメント からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むペプチドまたは蛋白をコードする ヌ クレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチドを提供する。他の好ましい具体例は 、配列番号:5のアミノ酸配列;配列番号:5のアミノ酸41から425までの アミノ酸配列;配列番号:7のアミノ酸配列;および配列番号:7のアミノ酸2 4から408までのアミノ酸配列をコードする。 該ポリヌクレオチドで形質転換された宿主細胞、好ましくは哺乳動物細胞も提 供される。 他の具体例において、本発明は、U4蛋白の製造方法を提供する。該方法は、 (a)適当な培地で本発明宿主細胞の培養物を増殖させ、ついで (b)培養物からヒトU4蛋白を精製する ことを含む。 これらの方法により製造される蛋白も提供される。 また本発明は、 (a)配列番号:5のアミノ酸配列; (b)配列番号:5のアミノ酸41から425までのアミノ酸配列; (c)配列番号:7のアミノ酸配列; (d)配列番号:7のアミノ酸24から408までのアミノ酸配列;および (e)U4ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリー鎖の生物学的活性を有 する(a)〜(d)のフラグメント からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む単離U4蛋白を提供する。 好ましくは、該蛋白は、配列番号:5のアミノ酸配列;配列番号:5のアミノ 酸41から425までのアミノ酸配列;配列番号:7のアミノ酸配列;および配 列番号:7のアミノ酸24から408までのアミノ酸配列を含む。他の好ましい 具体例において、アミノ酸配列は融合蛋白(U4由来でない、さらなるアミノ酸 配列との融合蛋白)の一部である。好ましい融合蛋白は、Fcフラグメントのご とき抗体フラグメントを含む。 本発明蛋白および医薬上許容される担体を含む医薬組成物も提供される。 さらに本発明は、本発明蛋白と特異的に反応する抗体を含む組成物を提供する 。好ましい具体例の詳細な説明 本発明者らは、U4ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリー鎖(以下、「 U4」または「U4蛋白」という)をコードするポリヌクレオチド(ネズミおよ びヒトのU4をコードするポリヌクレオチドを包含するが、これらに限らない) を初めて同定し、これを提供した。 ヒトIL−5受容体(LMTNAFISIIDDLSKYDVQVRAAVSSMCREAGLWSEWSQPIYVGNDEHKP LREWFVIVIMATICFILLIL、配列番号:1)の79個のアミノ酸の領域を用い、TB LASTNアルゴリズムを用いてGenBank ESTデータベースを検索し た。EST W66776はこの領域に対して相同性があると同定され、これが 新規ヘマトポイエチン受容体をコードしている可能性が示唆された。GCGマッ ププログラムを用いるこのESTの逆相補物の翻訳により、ヘマトポイエチン受 容体中に見いだされる保存されたWSXWSモチーフを含む第2の読み枠中の蛋 白配列が明らかとなった。しかしながら、この読み枠中には、ヌクレオチド22 7のところにストップコドンも存在し、このESTは新規ヘマトポイエチン受容 体でないか、あるいは該EST中のDNA配列が正しくないことが示された。 このEST配列がヘマトポイエチン受容体に関連している可能性があるかどう かを調べるために、我々は、配列CTTGGCTTGG AAGAGGAAAT CCTTGAGAGC(配列番号 :2)であるオリゴヌクレオチドプローブを用いてネズミ胚ライブラリーをスク リーニングした。全長cDNAクローンU6−3(1A)が同定され、完全配列 が得られた。ネズミ蛋白のDNA配列および推定アミノ酸配列をそれぞれ配列番 号:4および配列番号:5に示す。ネズミ蛋白はヘマトポイエチン受容体ファミ リーの新規メンバーをコードしている。それはリーダー配列を有し、このファミ リーに特徴的な保存されたシステインペアーPP、およびWSXWSモチーフを 有する。このクローンは膜貫通ドメインまたは細胞質ドメインを有しない。この クローンをGenBank中のESTと並置比較したところ、ESTがフレーム シフト突然変異を有していないことが明らかとなった。 配列番号:4は、ネズミU4をコードするcDNAのヌクレオチド配列を示す 。配列番号:5は受容体鎖の推定アミノ酸配列を示し、アミノ酸1から40まで の推 定シグナル配列を含む。成熟ネズミU4は、配列番号:5のアミノ酸41〜38 3の配列を有すると考えられる。GenBank中のさらなる関連配列を同定す るために、W66776配列を用い、BLASTNアルゴリズムを用いてGen Bankを検索した。ヒトゲノムDNA由来の、密接に関連したEST、H14 009が同定された。ついで、このEST由来のオリゴヌクレオチドCTGAGCGTGC GCTGGGTGTCGCCAC(配列番号:3)を用いて、ヒトcDNAライブラリーからc DNAクローンを単離した。全長成熟蛋白相同体(ホモログ)をコードするcD NAクローン(HU4−3B)が完全に配列決定された。このクローンは完全な シグナル配列を有していないが、推定全長成熟蛋白の全体をコードしている。該 ヒトクローンはマウスクローンに対してDNAレベルで85%の相同性を有する 。推定アミノ酸配列は、ヒトおよびマウス間で95%の同一性を有する。ヒトU 4のヌクレオチドおよびアミノ酸配列をそれぞれ配列番号:6および配列番号: 7に示す。 配列番号:6は、ヒトU4をコードするcDNAのヌクレオチド配列を示す。 配列番号:7は、受容体鎖の推定アミノ酸配列を示し、アミノ酸1から23まで の推定シグナル配列を含む。成熟ヒトU4は、配列番号:7のアミノ酸24〜3 80の配列を有すると考えられる。 ネズミおよびヒトのクローンを、1997年1月 日に、アメリカン・タイ プ・カルチャー・コレクションに寄託し、それぞれ受託番号ATCC お よびATCC を付与された。 ヒトリーダー配列をネズミリーダー配列に置き換えることにより、あるいはヒ トリーダー配列をネズミ配列のアミノ酸1〜14(MPAGRPGPVA QSAR、配列番号 :8)を用いて伸長させることにより、ヒトU4蛋白を発現させることができる 。さらに、本明細書開示の配列をプローブとして用いて、実際のヒトリーダーを コードしている、より長いcDNAまたはゲノムクローンを単離することもでき る。 全長未満のいずいれの形態のU4蛋白であっても本発明に包含され、全長形態 および成熟形態とともにまとめて「U4」または「U4蛋白」と称される。全長 U4蛋白をコードするポリヌクレオチド(配列番号:4または配列番号:6)の 対応フラグメントを発現させることにより、全長未満のU4蛋白を製造してもよ い。これ らの対応ポリヌクレオチドフラグメントも本発明に包含される。適当な望ましい 欠失変異体の構築、部位特異的突然変異法を包含する標準的な分子生物学的手法 により、あるいは適当なオリゴヌクレオチドプライマーを用いるポリメラーゼ連 鎖反応により、上記の修飾ポリヌクレオチドを製造してもよい。 本発明の目的からすれば、対応成熟U4蛋白の1またはそれ以上の生物学的活 性を有する場合には、蛋白は「U4ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリー 鎖の生物学的活性」を有するものである。 U4またはその活性フラグメント(U4蛋白)を免疫グロブリンのごときキャ リア分子に融合させてもよい。例えば、可溶性形態のU4を、「リンカー」配列 を介して免疫グロブリンのFc部分に融合させてもよい。GST、Lex−Aま たはMBPとの融合蛋白のごとき他の融合蛋白を用いてもよい。 また本発明は、配列番号:4または配列番号:6に示すヌクレオチド配列の対 立遺伝子変種、すなわち配列番号:4または配列番号:6の単離ポリヌクレオチ ドの天然に存在する別形態(やはりU4蛋白をコードしており、好ましくはU4 の生物学的活性を有する蛋白をコードしているもの)も包含する。また、非常に 厳密な条件下(例えば、65℃において0.1xSSC)で配列番号:4または 配列番号:6に示すヌクレオチド配列にハイブリダイゼーションする単離ポリヌ クレオチドも本発明に包含される。U4蛋白をコードしているが、遺伝学的コー ドの縮重により配列番号:4または配列番号:6に示すヌクレオチド配列とは異 なっている単離ポリヌクレオチドも本発明に包含される。点突然変異または誘導 された修飾により生じる、配列番号:4または配列番号:6に示すヌクレオチド 配列におけるバリエーションも本発明に包含される。 また本発明は、他の動物種、特に、他の哺乳動物種由来の、ネズミまたはヒト のU4に対する相同体をコードするポリヌクレオチドを提供する。本明細書開示 のネズミまたはヒトの配列由来のプローブまたはプライマーを作成し、例えば適 切な種のPBMC、胸腺または精巣から構築されたライブラリーのような適当な ライブラリーをスクリーニングすることにより種相同体を同定することができる 。 本発明単離ポリヌクレオチドを、Kaufman et al.,Nucleic Acids Res.19, 4485-4490(1991)に開示されたpMT2またはpEDベクターのごとき発現制御 配列に作動可能に連結して、U4蛋白を組み換え生産してもよい。多くの適当な 発現制御配列が当該分野において知られている。組み換え蛋白発現のための一般 的方法も知られており、R.Kaufman,Methods in Enzymology 185,537-566(199 0)において説明されている。本明細書にいう「作動可能に連結」とは、連結され たポリヌクレオチド/発現制御配列で形質転換(トランスフェクション)された 宿主細胞によりU4蛋白が発現されるように酵素的または化学的に連結されて本 発明単離ポリヌクレオチドと発現制御配列との間に共有結合が形成されているこ とを意味する。 多くの細胞は蛋白の発現に適した宿主細胞として作用しうる。哺乳動物の宿主 細胞は、例えば、サルCOS細胞、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞 、ヒト腎臓293細胞、ヒト表皮A431細胞、ヒトColo205細胞、3T 3細胞、CV−1細胞、他の形質転換された霊長類細胞系、正常2倍体細胞、1 次組織のインビトロ培養から由来の細胞株、1次外植片、HeLa細胞、マウス L細胞、BHK、HL−60、U937、HaK、Rat2、BaF3、32D 、FDCP−1、PC123、M1xまたはC2C12細胞を包含する。 U4蛋白を1種またはそれ以上の昆虫発現ベクター中の適当な制御配列に作動 可能に連結し、昆虫発現系を用いることにより蛋白を得てもよい。バキュロウイ ルス/昆虫細胞発現系のための材料および方法は、例えばInvitrogen,San Dieg o,California,USAからのキット形態(MaxBacRキット)で市販されており、か かる方法は当該分野においてよく知られており、SummersおよびSmith,Texas Ag ricultural Experiment Station Bulletin No.1555(1987)(参照により本明細 書に記載されているものとみなす)に記載のようなものがある。上記の適当な単 離ポリヌクレオチドを用いて、可溶性形態のU4蛋白を昆虫細胞において製造し てもよい。 別法として、酵母のごとき下等真核細胞または細菌のごとき原核細胞において 蛋白を製造することも可能である。潜在的に適当な酵母株は、Saccharomyces cerevisiae、Schizosaccharomyces pombe、Kluyveromyces株、Candida、または 異種蛋白の発現能を有する酵母株を包含する。潜在的に適当な細菌株は、Escher ichiacoli、Bacillus subtilis、Salmonella typhimurium、または異種蛋白の発 現能を 有する細菌株を包含する。 細菌における発現は、組み換え蛋白を含有する封入体を生じるかもしれない。 よって、活性物質またはより活性のある物質を得るためには組み換え蛋白の再生 が必要であるかもしれない。細菌封入体から正しく折り畳まれた異種蛋白を得る ための方法は当該分野において知られている。一般的には、これらの方法は、封 入体から得た蛋白の可溶化、ついで、カオトロピック剤を用いる蛋白の完全変性 を包含する。システイン残基が蛋白の1次アミノ酸配列中に存在する場合、ジス ルフィド結合を正しく形成させうる環境(酸化還元系)での再生がしばしば必要 である。再生のための一般的方法は、Kohno,Meth.Enzym.,185:187-195(1990) に開示されている。EP 0433225および同時係属出願USSN08/1 63877には、他の適当な方法が記載されている。 U4蛋白をコードするポリヌクレオチド配列を含む体細胞または生殖細胞によ り特徴づけられるトランスジェニック動物の産生物として、例えば、トランスジ ェニックウシ、ヤギ、ブタまたはヒツジの乳の成分として本発明U4蛋白を発現 させてもよい。 所望蛋白の発現に必要な培養条件において形質転換宿主細胞培養物を増殖させ ることにより本発明U4蛋白を製造してもよい。ついで、得られた発現蛋白を培 地または細胞抽出物から精製してもよい。可溶性形態の本発明U4蛋白をならし 培地から精製することができる。全膜フラクションを発現細胞から得て、ついで 、TritonX-100のごとき非イオン性界面活性剤で膜を抽出することにより、膜結 合形態の本発明U4蛋白を精製することができる。当該分野において知られた方 法を用いてU4蛋白を精製することができる。例えば、市販蛋白濃縮フィルター 、例えばAmiconまたはMillipore Pellicon限外濾過ユニットを用いて本発明U4 蛋白を濃縮することができる。濃縮工程後、ゲル濾過媒体のごとき精製マトリッ クスに濃縮物を適用することができる。別法として、アニオン交換樹脂、例えば 、懸垂ジエチルアミノエチル(DEAE)またはポリエチレンイミン(PEI) 基を有するマトリックスまたは基材を使用することができる。マトリックスはア クリルアミド、アガロース、デキストラン、セルロースまたは蛋白精製に通常使 用される他のタイプのものであっ てよい。別法として、カチオン交換工程を用いてもよい。適当なカチオン交換体 は、スルホプロピルまたはカルボキシメチルを含有する種々の不溶性マトリック スを包含する。スルホプロピル基(例えば、S−セファロースRカラム)が好ま しい。培養上清からのU4蛋白の精製は、コンカナバリンA−アガロース、ヘパ リン−トヨパールRまたはチバクロムブルー3GAセファロースRのごときアフィ ニティー樹脂による1またはそれ以上のカラム工程、あるいはフェニルエーテル 、ブチルエーテル、またはプロピルエーテルのごとき樹脂を用いる疎水性相互作 用クロマトグラフィー、あるいは免疫アフィニティークロマトグラフィーを包含 してもよい。最後に、疎水性逆相高品質液体クロマトグラフィー媒体、例えば懸 垂メチルまたは他の脂肪族基を有するシリカゲルを用いる1またはそれ以上の逆 相高品質液体クロマトグラフィー(RP−HPLC)工程を用いてU4蛋白をさ らに精製することもできる。既知方法に従って、U4蛋白に対する抗体を含有す るアフィニティーカラムを精製に使用してもよい。上記精製工程のいくつかまた は全部を、種々組み合わせて、あるいは他の既知方法と組み合わせて使用して、 実質的に精製された単離組み換え蛋白を得ることもできる。好ましくは、他の哺 乳動物蛋白を実質的に含まないように単離U4蛋白を精製する。 本発明U4蛋白を用いて、U4に結合しうる作用剤をスクリーニングしてもよ い。固定化された、あるいはされていない所望結合蛋白を用いる結合アッセイは 当該分野においてよく知られており、本発明U4蛋白を用いて、この目的に利用 できる。精製細胞によるスクリーニングアッセイまたは精製蛋白による(無細胞 )スクリーニングアッセイを用いてかかる作用剤を同定してもよい。例えば、U 4蛋白を精製形態として担体に固定化し、精製U4蛋白に対する結合または有効 リガンドを測定してもよい。 医薬上許容される担体と混合される場合、細胞由来の精製U4蛋白または組み 換え生産された精製U4蛋白を医薬組成物として使用してもよい。かかる組成物 は、(U4または阻害剤ならびに担体のほかに)希釈剤、充填剤、塩類、バッフ ァー、安定化剤、可溶化剤、および当該分野でよく知られた他の物質を含有して いてもよ い。用語「医薬上許容される」は、有効成分の生物学的活性の有効性を妨害しな い無毒の物質を意味する。担体の特性は投与経路に依存する。 本発明医薬組成物は、M−CSF、GM−CSF)IL−1、IL−2、IL −3、IL−4、IL−5、IL−6、IL−7、IL−8、IL−9、IL− 10、IL−11、IL−12、IL−13、IL−14、IL−15、G−C SF、幹細胞因子、およびエリスロポイエチンのごときサイトカイン、リンホカ イン、または他の造血因子を含有していてもよい。医薬組成物はさらに抗サイト カイン抗体を含有していてもよい。医薬組成物は、プラスミノーゲンアクチベー ターおよびファクターVIIIのごとき血栓溶解または抗血栓因子を含有してい てもよい。さらに医薬組成物は他の抗炎症剤を含有していてもよい。かかるさら なる因子および/または作用剤を医薬組成物に含有させて、単離U4蛋白との相 乗作用を発揮させ、あるいは単離U4蛋白により引き起こされる副作用を最小に してもよい。逆に、特定のサイトカイン、リンホカイン、他の造血因子、血栓溶 解因子または抗血栓因子、または抗炎症剤の処方に単離U4蛋白を含有させて、 サイトカイン、リンホカイン、他の造血因子、血栓溶解因子または抗血栓因子、 または抗炎症剤の副作用を最小化させてもよい。 本発明医薬組成物はリポソーム形態であってもよく、その中で本発明蛋白はさ らに他の医薬上許容される担体、脂質のごとき両親媒性作用剤(水溶液中でミセ ルのような凝集体形態、不溶性単層、液状結晶またはラメラ層として存在)と混 合されている。リポソーム処方に適する脂質は、モノグリセリド、ジグリセリド 、スルファチジド、リゾレシチン、リン脂質、サポニン、胆汁酸等を包含するが 、これらに限らない。かかるリポソーム処方の製造は当業者のレベルの範囲内で あり、例えば、米国特許第4235871、4501728、4837028、 および4737323号(参照によりそれらすべてを本明細書に記載されている ものとみなす)に記載されたようなものである。 本明細書の用語「治療上有効量」とは、有意な患者の利益、例えば、かかる症 状の徴候の改善、治癒、治癒速度の増大を示すに十分な医薬組成物または方法の 各有効成分の合計量を意味する。単独で投与される個々の有効成分について用い る場合、 該用語は当該成分のみをいう。有効成分の組み合わせに用いる場合、逐次投与あ るいは同時投与にかかわらず治療効果を生じる有効成分量の合計量をいう。 本発明の治療方法または使用の実施において、治療上有効量の単離U4蛋白を 哺乳動物に投与する。本発明方法に従って、単独またはサイトカイン、リンホカ インもしくは他の造血因子のごとき他の治療薬とともに単離U4蛋白を投与して もよい。1種またはそれ以上のサイトカイン、リンホカインまたは他の造血因子 と共投与する場合、U4蛋白をサイトカイン、リンホカイン、他の造血因子、血 栓溶解因子もしくは抗血栓因子と同時または逐次投与してもよい。逐次投与する 場合、担当医師は、サイトカイン、リンホカイン、他の造血因子、血栓溶解因子 もしくは抗血栓因子との組み合わせにおけるU4蛋白の適切な投与順序を決定す るであろう。 本発明医薬組成物中または本発明の実施に用いるU4蛋白の投与を種々の慣用 的方法、例えば、経口的摂食、吸入、または皮内、皮下、または静脈注射で行う ことができる。患者への静脈注射が好ましい。 治療上有効量のU4蛋白を経口投与する場合、U4蛋白は錠剤、カプセル、粉 末、溶液またはエリキシルの形態であろう。錠剤形態で投与する場合、本発明医 薬組成物はゼラチンのごとき固体担体またはアジュバントをさらに含有していて もよい。錠剤、カプセル、および粉末は、約5ないし95%のU4蛋白、好まし くは約25ないし90%のU4蛋白を含有する。液体形態で投与する場合、水、 ペトロレウム、動物または植物起源の油脂、例えばピーナッツ油、鉱油、大豆油 、またはゴマ油、または合成油脂を添加してもよい。液体形態の医薬組成物は、 生理食塩溶液、デキストロースまたは他の糖類溶液、またはグリコール類(例え ばエチレングリコール、プロピレングリコールもしくはポリエチレングリコール )をさらに含有していてもよい。液体形態で投与する場合、医薬組成物は、約0 .5ないし90重量%のU4蛋白、好ましくは約1ないし50%のU4蛋白を含 有する。 治療上有効量のU4蛋白を静脈、皮内または皮下注射により投与する場合、U 4蛋白はパイロジェン不含で、非経口的に許容される水溶液の形態であろう。適 切なpH、等張性、安定性を有するかかる非経口的に許容される蛋白溶液の調製 は、 当業者の範囲内である。静脈、皮内、または皮下注射用の好ましい医薬組成物は 、U4蛋白のほかに、注射用塩化ナトリウム、リンゲル溶液、注射用デキストロ ース、注射用デキストロースおよび塩化ナトリウム溶液、注射用乳酸含有リンゲ ル溶液、または当該分野で知られている他の担体を含有すべきである。本発明医 薬組成物は、安定化剤、保存料、バッファー、抗酸化剤、または当業者に知られ た他の添加物を含んでいてもよい。 本発明医薬組成物中のU4蛋白の量は、治療すべき症状の性質および重さ、な らびに患者がすでに受けていた治療の性質による。最終的には、担当医師が、各 患者を治療すべきU4蛋白量を決定するであろう。まず、担当医師は、低用量の U4蛋白を投与し、患者の応答を観察する。最適治療効果が得られるまで、より 高用量のU4蛋白を投与してもよく、最適治療効果が得られた時点で用量をさら に増加させない。本発明方法を実施するための種々の医薬組成物は、体重1kg あたり約0.1μgないし約100mgのU4蛋白を含有すべきである。 本発明組成物を用いる静脈投与による治療の期間は、治療すべき疾病の重さな らびに各患者の状態および固有の応答により変化させられるであろう。U4蛋白 の各適用期間は、連続静脈投与の場合12ないし24時間の範囲であると考えら れる。最終的には、担当医師が、本発明医薬組成物を用いる静脈投与による治療 の期間を決定するであろう。 本発明ポリヌクレオチドおよび蛋白は、下記の1またはそれ以上の用途または 生物学的活性(本明細書に引用されたアッセイに関連するものも含む)を示すと 考えられる。本発明蛋白に関して説明された用途または活性は、かかる蛋白の投 与または使用により、あるいはかかる蛋白をコードしているポリヌクレオチドの 投与または使用(例えば、遺伝子治療においてまたはDNA導入に適したベクタ ーに入れて)により提供されうる。サイトカインおよび細胞増殖/分化活性 本発明蛋白はサイトカイン活性、細胞増殖活性(誘導もしくは阻害)または細 胞分化活性(誘導もしくは阻害)を示しうるか、またはある種の細胞集団におい て他 のサイトカインの産生を誘導しうる。今日まで見いだされてきた多くの蛋白性因 子(すべての既知サイトカインを包含)は、1またはそれ以上の因子依存的細胞 増殖アッセイにおいて活性を示しており、よって、アッセイはサイトカイン活性 の便利な確認法として役立つ。本発明蛋白の活性は、細胞系(32D、DA2、 DA1G、T10、B9、B9/11、BaF3、MC9/G、M+(preB M+)、2E8、RB5、DA1、123、T1165、HT2、CTLL2、 TF−1、Mo7eおよびCMKを包含するが、これらに限らない)のための多 くの常套的な因子依存的細胞増殖アッセイのいずれかにより確認される。 本発明蛋白の活性を、とりわけ、下記方法により測定してもよい: T細胞または胸腺細胞の増殖についてのアッセイは、 Current Protocols in Immunology,Ed by J.E.Coligan,A.M.Kruisbeek,D.H.Marg ulies,E.M.Shcvach,W Strobcr,Pub.Grccnc Publishing Associates and Wiley-I nterscience(Chapter3,In Vitroassays for Mouse Lymphocyte Function3.1-3.1 9;Chapter7,Immunologic studics in Humans);Takai et al.,J.Immunol.137:349 4-3500,1986;Bertagnolli et al.,J.Immunol.145:1706-1712,1990;Bertagnolli et al.,Cellular Immunology 133:327-341,1991;Bertagnolli,et al.,J.Immunol .149:3778-3783,1992;Bowman et al.,J.Immunol.152:1756-1761,1994 に記載されたものを包含するが、これらに限らない。 脾臓細胞、リンパ節細胞または胸腺細胞のサイトカイン生成および/または増 殖に関するアッセイは、 Polyclonal T cell stimulation,Kruisbeek,A.M.and Shevach,E.M.In Current Protocols in Immunology.J.E.e.a.Coligan eds.Vol 1 pp.3.12.1-3.12.14,John Wiley and Sons,Toronto.1994;and Measurement of mouse and human Interfer on γ,Schreiber,R.D.In Current Protocols in Immunology.J.E.e.a.Coligan eds.Vol 1 pp.6.8.1-6.8.8,John Wiley and Sons,Toronto.1994 に記載されたものを包含するが、これらに限らない。 造血およびリンパ生成細胞の増殖および分化についてのアッセイは、 Measurcmcnt of Human and Muine Interleukin 2 and Interleukin 4,Bottomly, K.,Davis,L.S.and Lipsky,P.E.In Current Protocols in Immunology.J.E.e.a.C oligan eds.Vol 1 pp.6.3.1-6.3.12,John Wiley and Sons,Toronto.1991;deVrie s et al.,J.Exp.Med.173:1205-1211,1991;Moreau et al., Nature 336:690-692,1988;Green berger et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.80: 2931-2938,1983;Measurement of mouse and human interleukin 6-Nordan,R.In Current Protocols in Immunology.J.E.e.a.Coligan eds.Vol 1 pp.6.6.1-6.6.5 ,John Wiley and Sons,Toronto.1991;Smith et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A. 83:1857-1861,1986;Measurement of human Interleukin 11-Bennett,F.,Giannot ti,J.,Clark,S.C.and Tumer,K.J.In Current Protocols in Immunology.J.E.e.a .Coligan eds.Vol 1 pp.6.15.1 John Wiley and Sons,Toronto.1991;Measurem ent of mouse and humman Interleukin9-Ciarletta,A.,Giannotti,J.,Clark,S.C .and Turner,K.J.In Current Protocols In Immunology.J.E.c.a.Coliga neds. Vol 1pp.6.13.1,John Wiley and Sons,Toronto.1991 に記載されたものを包含するが、これらに限らない。 抗原に対するT細胞クローンの応答についてのアッセイ(特に、増殖およびサ イトカイン産生を測定することによりAPC−T細胞相互作用ならびに直接的な T細胞の効果を同定する)は、 Current Protocols in Immnunology,Ed by J.E.Coligan,A.M.Kruisbeek,D.H.Mar gulies,E.M.Shevach,W Strobcr,Pub.Greene Publishing Associatcs and Wiley- Interscience(Chapter3,In Vitroassays for Mouse Lymphocyte Function;Chapt er 6,Cytokines and their cellular receptors;Chapter 7,Immunlogic studies in Humans);Weinberger et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 77:6091-6095,1980; Weinberger et al.,Eur.J.Immun.11:405-411,1981;Takai et al.,J.Immunol.137 :3494-3500,1986;Takai et al.,J.Immunol.140:508-512,1988 に記載されたものを包含するが、これらに限らない。 免疫刺激または抑制活性 また本発明蛋白は、本明細書記載のアッセイにおける活性(これらに限らない )を包含する免疫刺激または免疫抑制活性を示すものであってもよい。蛋印ま、 種々の欠乏症および障害(重症の免疫欠乏合併症(SCID)を包含)において 有用である可能性があり、例えば、Tおよび/またはBリンパ球の増殖をアップ レギュレーションまたはダウンレギュレーションすることにおいて、ならびにN K細胞および他の細胞集団の細胞溶解活性を有効ならしめることにおいて有用で ありうる。これらの免疫欠乏症は遺伝的なものであってもよく、またウイルス( 例えば、HIV) ならびに細菌または真菌感染により引き起こされるものであってもよく、あるい は自己免疫疾患により引き起こされるものであってもよい。より詳細には、ウイ ルス、細菌、真菌または他の感染物質により引き起こされる感染性疾患、例えば 、HIV、肝炎ウイルス、ヘルペスウイルス、ミコバクテリア、レシュマニア、 マラリアおよびカンジダ種のごとき種々の真菌感染症を、本発明蛋白を用いて治 療可能である。もちろん、この点において、免疫系に対するブーストが指示され る場合、すなわち、癌の治療において、本発明蛋白を用いてよい。 本発明蛋白を用いて治療してもよい自己免疫疾患は、例えば、多発性硬化症、 全身性の深在性エリトマーデス、リューマチ性関節炎、自己免疫性肺炎、Guilla in-Barre症候群、自己免疫性甲状腺炎、インスリン依存性糖尿病、重症筋無力症 、対宿主移植片疾患および自己免疫性の炎症性の目の疾患を包含する。本発明の かかる蛋白を、喘息または他の呼吸器系の疾患のごときアレルギー性反応および 症状の治療に用いてもよい。免疫抑制が望まれる他の症状(例えば、喘息(特に アレルギー性喘息)および関連呼吸器系の問題を包含)を本発明蛋白を用いて治 療してもよい。免疫抑制が望まれる他の状態(例えば、器官移植を包含)を、本 発明蛋白を用いて治療してもよい。 本発明蛋白を用いて、多くのやり方で免疫応答を可能にすることもできる。ダ ウンレギュレーションは、すでに進行中の免疫応答を阻害またはブロックする形 態のものであってもよく、あるいは免疫応答の誘導を妨害することを含むもので あってもよい。T細胞応答を抑制することにより、あるいはT細胞中に特異的な 耐性を誘導することにより、あるいはその両方により活性化T細胞の機能を阻害 してもよい。一般的には、T細胞応答の免疫抑制は活性のある、非抗原特異的な プロセスであり、T細胞を抑制剤に連続的に曝露することを必要とする。耐性と は、T細胞における非応答性またはアネルギーを意味し、一般的には抗原特異的 であり耐性化剤への曝露を止めた後も持続するという点で免疫抑制とは異なる。 操作上は、耐性化剤の不存在下で特異的抗原に曝露した際のT細胞応答の欠如に より耐性が示されうる。 1またはそれ以上の抗原機能(Bリンパ球抗原機能(例えばB7のごとき)を 包含するが、これに限らない)をダウンレギュレーションすることまたは妨害す るこ と、例えば、活性化T細胞による高レベルのリンホカイン合成の妨害は、組織、 皮膚および器官の移植および対宿主移植片疾患(GVHD)において有用であろ う。例えば、T細胞機能のブロックは組織移植における組織破壊を減少させるは ずである。典型的には、組織移植において、移植片の拒絶反応は、組織片がT細 胞により外来のものと認識されることにより開始され、次いで、移植片を破壊す る免疫反応が起こる。免疫細胞上でのB7リンパ球抗原とその本来的なリガンド との相互作用を阻害またはブロックする分子(別のBリンパ球抗原(例えば、B 7−1、B7−3)の活性を有するモノマー形態のペプチドと混合された、ある いは単独の、B7−2活性を有する可溶性でモノマー形態のペプチド)の移植前 の投与は、応答的な同時刺激シグナルを伝達することなく免疫細胞上の本来のリ ガンドへの分子の結合を誘導する可能性がある。この点においてBリンパ球抗原 機能をブロックすることは、T細胞のごとき免疫細胞によるサイトカイン合成を 妨害し、かくして、免疫抑制剤として作用する。そのうえ、同時刺激の欠如はT 細胞の反応を失わせるのに十分でありうる。Bリンパ球抗原ブロッキング試薬に よる長期の耐性の誘導により、これらのブロッキング試薬の繰り返し投与の必要 性が回避されうる。対象において十分な免疫抑制または耐性を達成するためには 、Bリンパ球抗原の組み合わせの機能をブロックすることも必要かもしれない。 器官移植拒絶反応またはGVHDを妨害することにおける個々のブロッキング 試薬の有効性を、ヒトにおける有効性を推定しうる動物モデルを用いて評価する ことができる。使用可能な適当な系の例は、ラットにおける同種心臓移植片およ びマウスにおける異種膵臓島細胞移植片を包含し、それらは両方ともインビボで のCTLA4Ig融合蛋白の免疫抑制効果を試験するために使用された(Lenscho w et al.,Science 257:789-792(1992)およびTurka et al.,Proc Natl.Acad. Sci.USA,89:11102-11105(1992)に記載されている)。さらに、GVHDのネズ ミモデル(Pauled.,Fundamental Immunology,Ravan Press,New York,1989,p p.846-847参照)を用いて、インビボでの当該疾患の進行に対するBリンパ球抗原 機能のブロッキング効果を決定することができる。 また、抗原機能をブロックすることは自己免疫疾患の治療にとり治療的に有用 で ありうる。多くの自己免疫疾患は、自己組織に対して反応性があり、疾病の病理 に関与するサイトカインおよび自己抗体の産生を促進するT細胞の不適当な活性 化の結果である。自己反応性T細胞の活性化を妨害することは疾病の徴候を減少 または除去しうる。Bリンパ球抗原の受容体:リガンド相互作用を破壊すること によりT細胞の同時刺激をブロックする試薬の投与を用いてT細胞活性化を阻害 し、疾病プロセスに関与しうる自己抗体またはT細胞由来のサイトカインの産生 を妨害することができる。さらに、ブロッキング試薬は、疾病の長期の寛解を導 く可能性のある自己反応性T細胞の抗原特異的耐性を誘導しうる。自己免疫疾患 の予防または改善におけるブロッキング試薬の有効性を、ヒトの自己免疫疾患に ついての十分に特徴づけられた多くの動物モデルを用いて決定することができる 。例は、ネズミの実験的自己免疫脳炎、MRL1pr/1prマウスまたはNZ Bハイブリッドマウスにおける全身性深在性エリトマトーデス、ネズミ自己免疫 コラーゲン関節炎、NODマウスおよびBBラットにおける糖尿病、およびネズ ミの実験的重症筋無力症(Paul ed.,Fundamental Immunology,Raven Press,N ew York,1989,pp.840-856)を包含する。 免疫応答をアップレギュレーションするための手段としての抗原機能(好まし くは、Bリンパ球抗原機能)のアップレギュレーションは治療に有用でもある。 免疫応答のアップレギュレーションは存在している免疫応答を促進する形態また は最初の免疫応答を除去する形態であってよい。例えば、Bリンパ球抗原機能を 刺激することによる免疫応答の促進は、ウイルス感染の場合に有用でありうる。 さらに、インフルエンザ、通常のかぜ、および脳炎のごとき全身的なウイルス性 疾患を、刺激性形態のBリンパ球抗原を全身投与することにより改善してもよい 。 別法として、T細胞を患者から取り、本発明ペプチドを発現するACPsを付 加したウイルス抗原とともにインビトロにおいてT細胞を同時刺激するか、また は刺激性形態の本発明可溶性ペプチドと一緒にし、次いで、インビトロで活性化 されたT細胞を患者体内に再導入することにより、感染患者における抗ウイルス 免疫応答を促進してもよい。抗ウイルス免疫応答を促進するもう1つの方法は、 感染細胞を患者から取り、本明細書記載の本発明蛋白をコードする核酸をそれら にトランスフェ クションして細胞がその表面に蛋白全体または一部を発現するようにし、次いで 、トランスフェクション細胞を患者体内に再導入することであろう。すると、感 染細胞はインビボにおいて同時刺激シグナルをT細胞に伝えることができ、その ことによりT細胞を活性化することができよう。 もう1つの適用例において、抗原機能(好ましくは、Bリンパ球抗原機能)のア ップレギュレーションまたは促進は腫瘍免疫性の誘導において有用でありうる。 本発明の少なくとも1種のペプチドをコードする核酸でトランスフェクションさ れた腫瘍細胞(例えば、肉腫、黒色腫、リンパ腫、白血病、神経芽細胞腫、癌腫 )を対象に投与して対象中の腫瘍特異的耐性を克服することができる。所望なら ば、腫瘍細胞をトランスフェクションしてペプチドの組み合わせを発現させるこ とができる。例えば、患者から得た腫瘍細胞を、B7−2様活性を有するペプチ ドのみ、またはB7−1様活性および/またはB7−3様活性を有するペプチド と組み合わせて発現することを指令する発現ベクターで、エクスビボにおいてト ランスフェクションすることができる。トランスフェクションされた腫瘍細胞を 患者に戻して、トランスフェクションされた細胞の表面上にペプチドを発現させ る。別法として、遺伝子治療法を用いてインビボでのトランスフェクションのた めに腫瘍細胞を標的化することができる。 腫瘍細胞表面上におけるBリンパ球抗原の活性を有する本発明ペプチドの存在 は、T細胞に必要な同時刺激シグナルを提供して、T細胞により媒介されるトラ ンスフェクションされた腫瘍細胞に対する免疫応答を誘導する。さらに、MHC クラスIまたはMHCクラスII分子を欠く腫瘍細胞、あるいは十分量のMHC クラスIまたはMHCクラスII分子を再発現できない腫瘍細胞を、MHCクラ スIα鎖蛋白およびβ2マイクログロブリン蛋白またはMHCクラスIIα鎖お よびMHCクラスIIβ鎖蛋白の全体または一部(例えば、末端切断蛋白の細胞 質ドメイン)をコードしている核酸でトランスフェクションして、そのことによ りクラスIまたはクラスIIMHC蛋白を細胞表面上に発現させることができる 。Bリンパ球抗原(例えば、B7−1、B7−2、B7−3)の活性を有するペ プチドと組み合わせた適当なクラスIまたはクラスII HMCの発現は、T細 胞により媒介されるトランス フェクションされた腫瘍細胞に対する免疫応答を誘導する。所望により、不変鎖 のごとき、MHCクラスII結合蛋白の発現をブロックするアンチセンス構築物 をコードしている遺伝子を、Bリンパ球抗原の活性を有するペプチドをコードし ているDNAとともに同時トランスフェクションして腫瘍関連抗原の提示を促進 し、腫瘍特異的免疫性を誘導こともできる。よって、ヒト対象におけるT細胞に より媒介される免疫応答の誘導は、対象における腫瘍特異的耐性を克服するに十 分でありうる。 本発明蛋白の活性を、特に、下記方法により測定してもよい: 胸腺細胞または脾臓細胞の細胞毒性に適したアッセイは、 Current Protocols in Immunology,Ed by J.E.Coligan,A.M.Kruisbeek,D.H.Marg ulics,E.M.Shevach,W Strober,Pub.Greene Publishing Associates and Wiley-I nterscience(Chapter 3,In Vitroassays for Mouse Lymphocyte Function3.1-3. 19;Chapter 7,Immunologic studies in Humans);Herrmann et al.,Proc.Natl.Ac ad.Sci.USA 78:2488-2492,1981;Hermmann et al.,J.Immunol.128:1968-1974,19 82;Handa et al.,J.Immunol.135:1564-1572,1985;Takai et al.,J.Immunol.13 7:3494-3500,1986;Takai et al.,J.Immunol.140:508-512,1988;Herrmnann et a l.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 78:2488-2492,1981,Hemnarm et al.,J.Immunol.12 8:1968-1974,1982;Handa et al.,J.Immunol.135:1564-1572,1985;Takai et al., J.Immunol.137:3494-3500,1986:Bowmanet al.,J.Virology 61:1992-1998;Takai et al.,J.Immunol.140:508-512,1988;Bertagnolli et al.,Cellular Immunolo gy 133:327-341,1991;Brown et al.,J.Immunol.153:3079-3092,1994に記載さ れたアッセイを包含するが、これらに限らない。 T細胞依存性免疫グロブリン応答およびイソタイプスイッチングのためのアッ セイ(特に、T細胞依存性抗体応答を転調させ、Th1/Th2プロフィールに 影響する蛋白を同定する)は、Maliazewski,J.Immunol.144:3028-3033,1990に記 載されているアッセイを包含するが、これに限らず、さらにB細胞の機能のアッ セイは、In vitro antibody production,Mond,J.J.and Brunswick,M.In Current Protocols in Immunology J.E.Coligan eds.Val 1 pp.3.8.1-3.8.16,John Wile y and Sons,Tronto 1994に記載のアッセイを包含する。 混合リンパ球反応(MLR)アッセイ(特に、主としてTh1およひCTL応 答を発生させる蛋白を同定する)は、 Current Protocols in Immunology,Ed byJ.E.Coligan,A.M.Kruisbeek,D.H.Margu lics,E.M.Shevach,W Strober,Pub.Greene Publishing Associates and Wiley-In terscience(Chapter 3,In Vitroassays for Mouse Lymphocyte Function 3.1-3. 19;Chapter 7,Immunologic studies in Humans);Takai et al.,J.Immunol.137:3 494-3500,1986;Takai et al.,J.Immunol.140:508-512,1988;Bertagnolli et al .,J.Immunol.149:3778-3783,1992 に記載されたアッセイを包含するが、これらに限らない。 樹枝状細胞依存的アッセイ(特に、無処理のT細胞を活性化する樹枝状細胞に より発現される蛋白を同定する)は、 Guery et al.,J.Immunol.134:536-544,1995;Inaba et al.,Journal of Experime ntal Medicine 173:549-559,1991;Macatonia et al.,Joumal of Immunology 154 :5071-5079,1995;Porgador et al.,Joumal of Experimental Medicine 182:255- 260,1995;Nair et al.,Jounlal of Virology 67:4062-4069,1993;Huang et al., Science 264:961-965,1994;Macatonia et al.,Joumal of Experimental Medici ne 169:1255-1264,1989;Bhardwajctal.,Journal of Clinical Invcstigation 94 :797-807,1994;and Inaba et al.,Journal of Experimental Medicine 172:631 -640,1990 に記載されたアッセイを包含するが、これらに限らない。 リンパ球生存/アポトーシスのアッセイ(特に、超抗体誘導後のアポトーシス を防止する蛋白、ならびにリンパ球のホメオスタシスを調節する蛋白を同定する )は、Darzynkiewicz et al.,Cytometry 13:795-808,1992;Gorczyca et al.,Leu kemia 7:659-670,1993;Gorczyca et al.,Cancer Research 53:1945-1951,1993;I toh et al.,Cell 66:233-243,1991;Zacharchuk,Joumal of Immunology 145:4037 -4045,1990;Zamai et al.,Cytometry 14:891-897,1993;Gorczyca et al.,Intern ational Joumal of Oncology 1:639-648,1992 に記載のアッセイを包含するが、これらに限らない。 初期段階のT細胞のコミットメント(commitment)および発達のアッセイは、An tica et al.,Blood 84:111-117,1994;Fine et al.,Cellular Immunology 155:11 1-122,1994;Galy et al.,Blood 85:2770-2778,1995;Toki et al.,Proc.Natl.Aca d.Sci.USA 88:7548-7551,1991に記載のアッセイを包含するが、これらに限らな い。造血調節活性 本発明蛋白は、造血の調節において有用であり、それゆえ、骨髄およびリンパ 球欠乏症の治療において有用である。コロニー形成細胞または因子依存性細胞系 を支持する最低限の生物学的活性でさえも、造血の調節への関与を示している。 例えば、赤血球系前駆細胞のみの増殖を支持すること、あるいは他のサイトカイ ンと組み合わされて、例えば種々の貧血の治療に有用性を示すこと、あるいは放 射線療法/化学療法と組み合わされて赤芽前駆細胞および/または赤芽細胞の産 生を刺激すること;顆粒球のごとき骨髄細胞および単球/マクロファージの増殖 を支持すること(すなわち、伝統的なCSF活性)、例えば、化学療法と組み合わ されて、引き続き起こる骨髄抑制を防止することに有用であり;巨核細胞の増殖 、次いで、血小板の増殖を支持すること、またそれにより血小板減少症のごとき 種々の血小板疾患を予防または治療することに有用であり、また一般的には血小 板輸液の代わりにあるいはそれと相補的に使用され;さらに/あるいは造血幹細 胞(成熟して上記のすべての造血細胞となり、それゆえ、種々の幹細胞疾患(通 常には、移植により治療される疾患であり、例えば、再生不良性貧血および発作 性ヘモグロビン尿症)において有用性がわかる)の増殖を支持することに有用で あり、さらにはインビボまたはエクスビボでの放射線/化学療法後(すなわち、 骨髄移植と組み合わされる)、あるいは遺伝子治療のために遺伝子操作された後 の幹細胞コンパートメントの正常細胞としての再増殖においても有用である。 本発明蛋白の活性を、特に、下記方法測定してもよい。 種々の造血細胞系の増殖および分化に適したアッセイはすでに引用されている 。 胚の幹細胞の分化のアッセイ(特に、胚の分化造血に影響する蛋白を同定する )は、Johansson et al.Cellular Biology 15:141-151,1995;Keller et al.,Mol ecular and Cellular Biology 13:473-486,1993;McClanahan et al.,Blood81:29 03-2915,1993に記載のアッセイを包含するが、これらに限らない。 幹細胞生存および分化のアッセイ(特に、リンパー造血を調節する蛋白を同定 する)は、 Methylcellulose colony forming assays,Freshney,M.G.In Culture of Hematop oietic Cells.R.I. Freshtey,et al.eds.Vol pp.265-268,Wiley-Liss,Inc.,New York,NY.1994;Himy ama et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 89:5907-5911,1992;Primitive hematopoie tic colony forming cells with high proliferative potential,McNiece,I.K.a nd Briddell,R.A.In Culture of Hematopoietic Cells.R.I.Frecshney,et al ed s.Vol pp.23-39,Wiley-Liss,Inc.,New York,NY.1994;Neben et al.,Experiment al Hematology 22:353-359,1994;Cobblestone area forming cell assay,Ploema cher,R.E.In Culture of Hematopoietic Cells.R.I.Freshney,et al.eds.Vol pp .1-21,Wiley-Liss,Inc..,New York,NY.1994:Long term bone marrow cultures i n the presence of stromal cells,Spooncer,E.,Dexter,M.and Allen,T.In Cult ure of Hematopoietic Cells.R.I.Freshney,et al.eds.Vol pp.163-179,Wiley- Liss,Inc.,New York,NY.1994;Long term culture initiating cell assay,Suthe rland,H.J.In Culture of Hematopoietic Cells.R.I.Freshney,et al.eds.Vol pp.139-162,Wiley-Liss,Inc.,New York,NY.1994 に記載されたアッセイを包含するが、これらに限らない。研究用途および有用性 本発明により提供されるポリヌクレオチドは、研究集団によって種々の目的に 使用されうる。分析用に、特徴づけまたは治療用途に、対応蛋白が優先的に発現 される(構成的に、または組織分化もしくは発達の特定段階において、または疾 病状態において発現される)組織のマーカーとして、さらにはサザンゲルの分子 量マーカーとして、染色体の同定または関連遺伝子位置のマッピングのための染 色体マーカーまたはタグとして(標識された場合)、患者の内在性DNAと比較 して潜在的な遺伝病の同定を行うために、ハイブリダイゼーションするプローブ として用いて新規な関連DNA配列を発見するために、遺伝学的フィンガープリ ンティングのためのPCRプライマーを得るための情報源として、他の新規ポリ ヌクレオチドを発見するプロセスにおいて既知配列を「差し引く」ためのプロー ブとして、「遺伝子チップ」または他の支持体に結合させるためにオリゴマーを 選択し作成するために、発現パターンの試験のために、DNA免疫法を用いて抗 蛋白抗体を生成させるために、ならびに抗DNA抗体を生成させ、あるいはさら なる免疫応答を誘導するための抗原として、ポリヌクレオチドを使用することが できる。別の蛋白に結合または潜在 的に結合(例えば、受容体−リガンド相互作用におけるように)する蛋白をコー ドしている場合、結合する他の蛋白を同定し、あるいは、または結合相互作用の 阻害剤を同定するための相互作用トラップアッセイ(例えば、Gyuris et al.,C ell 75:791-803(1993)に記載されたような)においてポリヌクレオチドを使用す ることができる。 本発明により提供される蛋白は、高処理量スクリーニングのための一群の多数 の蛋白を含む、生物学的活性を決定するためのアッセイに;抗体の生成または他 の免疫応答を誘導するために;生物学的液体中の蛋白(またはその受容体)のレ ベルを定量的に決定するために設計されたアッセイにおける試薬(標識試薬を包 含)として;対応蛋白が優先的に発現される(構成的に、または組織分化もしく は発達の特定段階において、または疾病状態において発現される)組織のマーカ ーとして;ならびに、もちろん関連受容体またはリガンドを単離するために用い てもよい。蛋白がもう1つの蛋白に結合または潜在的に結合する場合、結合する 他の蛋白を同定し、あるいは、または結合相互作用の阻害剤を同定するために蛋 白を使用することができる。これらの結合相互作用に関与する蛋白を用いて、結 合相互作用に関するペプチドまたは小型分子状阻害剤またはアゴニストのスクリ ーニングを行うこともできる。 これらの研究用途のいずれかまたはすべては、研究用製品として商品化するた めに試薬グレードまたはキットのフォーマットへと発展させることができる。 上記使用を実行するための方法は当業者によく知られている。かかる方法を開 示する文献は、"Molecular Cloning:A Laboratory Manual",2nd ed.,Cold Spr ing Harbor Laboratory Press,Sambrook,J.,E.F.Fritsch and T.Maniatis e ds.,1989,および"Methods in Enzymology:Guide to Molecular Cloning Techni ques",Academic Press,Berger,S.L.and A.R.Kimmel eds.,1987を包含する が、これらに限らない。栄養としての用途 本発明ポリヌクレオチドおよび蛋白を栄養源または添加物として使用すること が できる。かかる用途は、蛋白またはアミノ酸添加物としての用途、炭素源として の用途、窒素源としての用途および炭水化物源としての用途を包含するが、これ らに限らない。かかる場合、本発明蛋白またはポリヌクレオチドを特定の生物の エサとして添加してもよく、あるいは粉末、ピル、溶液、懸濁液またはカプセル の形態のごとき別個の個体または液体調合物として投与することもできる。微生 物の場合、微生物が培養される培地に本発明蛋白またはポリヌクレオチドを添加 することができる。 本発明U4蛋白を用いて動物を免疫して、U4蛋白と特異的に反応でき、受容 体へのリガンドの結合を阻害することのできるポリクーナルおよびモノクローナ ル抗体を得てもよい。U4全体を免疫原として用いて、あるいはU4のフラグメ ントを用いることにより、かかる抗体を得てもよい。U4の小型フラグメントを 用いて動物を免疫してもよい。さらに、ペプチド性免疫原はカルボキシル末端に システイン残基を含んでいてもよく、キーホルリムペットヘモシアニン(KLH )のごときハプテンと抱合される。チロシン残基を硫酸化チロシン残基に置き換 えることにより、さらなるペプチド性免疫原を得てもよい。かかるペプチドの合 成方法は当該分野において知られており、例えば、R.P.Merrifield,J.Amer.Chem .Soc.85,2149-2154(1963);J.L.Krstenansky,et al.,FEBS Lett.211,10(1987 )にある。 U4蛋白に結合する中和または非中和抗体(好ましくはモノクローナル抗体) もまた、ある種の腫瘍の有用な治療剤となる可能性があり、さらに上記症状の治 療において有用な治療剤となる可能性がある。これらの中和モノクローナル抗体 は、U4受容体鎖へのリガンド結合をブロックしうる。 実施例 U4蛋白の発現 全長のネズミU4蛋白をコードするDNAを、Gly−Ser−Glyをコー ドするスペーサー配列にPCRにより融合させ、ついで、COS−1発現ベクタ ーpED.Fc中のヒトIgG1のヒンジCH2、CH3領域をコードする配列 に、フレームを合わせて連結した。DNAをCOS細胞中にトランスフェクショ ンし、蛋 白のIgG1部分を検出する抗体を用いるELISAにより、融合蛋白の発現を 検出した。これにより、COS細胞における蛋白の発現および分泌が可能である ことが示された。 本明細書に引用した特許および文献を、参照により全体が本明細書に記載され ているものとみなす。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07K 16/28 C12P 21/02 C C12N 5/10 21/08 C12P 21/02 C12N 5/00 A // C12P 21/08 A61K 37/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 コリンズ,メアリー アメリカ合衆国01760マサチューセッツ州 ナティック、ユークリッド・アベニュー27 番 (72)発明者 ネベン,タムリン アメリカ合衆国01720マサチューセッツ州 アクトン、ダガン・ロード13番 (72)発明者 ホイッターズ,マシュー アメリカ合衆国01749マサチューセッツ州 ハドンズ、ビナル・ストリート9番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)配列番号:4のヌクレオチド242からヌクレオチド1396まで のヌクレオチド配列; (b)配列番号:6のヌクレオチド71からヌクレオチド1225までのヌク レオチド配列; (c)遺伝学的コードの縮重の結果として(a)または(b)に示すヌクレオ チド配列とは異なっているヌクレオチド配列; (d)厳密な条件下で(a)または(b)に示すヌクレオチドに対してハイブ リダイゼーションしうるヌクレオチド配列; (e)(a)または(b)に示す配列の種相同体をコードするヌクレオチド配 列;および (f)(a)または(b)に示すヌクレオチド配列の対立遺伝子変種 からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。 2.該ヌクレオチド配列がU4ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリー鎖 の生物学的活性を有する蛋白をコードするものである請求項1のポリヌクレオチ ド。 3.該ヌクレオチド配列が発現制御配列に作動可能に連結されている請求項1 のポリヌクレオチド。 4.配列番号:4のヌクレオチド122からヌクレオチド1396までのヌク レオチド配列を含む請求項1のポリヌクレオチド。 5.配列番号:6のヌクレオチド11からヌクレオチド1225までのヌクレ オチド配列を含む請求項1のポリヌクレオチド。 6.請求項3のポリヌクレオチドで形質転換された宿主細胞。 7.該細胞が哺乳動物細胞である請求項6の宿主細胞。 8.(a)適当な培地中で請求項6の宿主細胞の培養物を増殖させ、ついで (b)培養物からU4蛋白を精製する ことを含む、U4蛋白の製造方法。 9.(a)配列番号:5のアミノ酸配列; (b)配列番号:5のアミノ酸41から425までのアミノ酸配列; (c)配列番号:7のアミノ酸配列; (d)配列番号:7のアミノ酸24から408までのアミノ酸配列;および (e)U4ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーの鎖の生物学的活性を 有する(a)〜(d)のフラグメント からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む単離U4蛋白。 10.配列番号:5のアミノ酸配列を含む請求項9の蛋白。 11.配列番号:5のアミノ酸41から425までの配列を含む請求項9の蛋 白。 12.配列番号:7のアミノ酸配列を含む請求項9の蛋白。 13.配列番号:7のアミノ酸24から408までの配列を含む請求項9の蛋 白。 14.請求項9の蛋白および医薬上許容される担体を含む医薬組成物。 15.請求項8の方法により製造される蛋白。 16.請求項9の蛋白と特異的に反応する抗体を含む組成物。 17.(a)配列番号:5のアミノ酸配列; (b)配列番号:5のアミノ酸41から425までのアミノ酸配列; (c)配列番号:7のアミノ酸配列; (d)配列番号:7のアミノ酸24から408までのアミノ酸配列;および (e)U4ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーの鎖の生物学的活性を 有する(a)〜(d)のフラグメント からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むペプチドまたは蛋白をコードする ヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。 18.該アミノ酸配列が融合蛋白の一部である請求項9の蛋白。 19.Fcフラグメントを含む請求項18の蛋白。
JP53443598A 1997-01-16 1998-01-15 ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーのメンバー Pending JP2001508309A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US78486397A 1997-01-16 1997-01-16
US08/784,863 1997-01-16
PCT/US1998/000334 WO1998031811A1 (en) 1997-01-16 1998-01-15 Member of the hematopoietin receptor superfamily

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001508309A true JP2001508309A (ja) 2001-06-26

Family

ID=25133760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53443598A Pending JP2001508309A (ja) 1997-01-16 1998-01-15 ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーのメンバー

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1005552A1 (ja)
JP (1) JP2001508309A (ja)
AU (1) AU5733898A (ja)
WO (1) WO1998031811A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU7276098A (en) * 1997-05-01 1998-11-24 Zymogenetics Inc. Mammalian cytokine-like receptor
US6271343B1 (en) 1997-05-01 2001-08-07 Zymogenetics, Inc. Mammalian cytokine-like receptor 5
GB9721961D0 (en) * 1997-10-16 1997-12-17 Glaxo Group Ltd Novel molecules
US6060276A (en) * 1998-01-22 2000-05-09 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Nucleic acids encoding novel orphan cytokine receptors
US6207413B1 (en) 1998-01-22 2001-03-27 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Nucleic acids encoding novel orphan cytokine receptors
AU2661199A (en) * 1998-02-06 1999-08-23 Schering Corporation Mammalian receptor proteins; related reagents and methods
US7198789B2 (en) 1998-03-17 2007-04-03 Genetics Institute, Llc Methods and compositions for modulating interleukin-21 receptor activity
US6057128A (en) 1998-03-17 2000-05-02 Genetics Institute, Inc. MU-1, member of the cytokine receptor family
US7189400B2 (en) 1998-03-17 2007-03-13 Genetics Institute, Llc Methods of treatment with antagonists of MU-1
JP2002511268A (ja) * 1998-04-10 2002-04-16 ジェネティックス・インスチチュート・インコーポレーテッド ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーの一員であるu4
AU5104799A (en) * 1998-08-04 2000-02-28 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. Novel orphan cytokine receptors
JP4704565B2 (ja) * 1998-09-23 2011-06-15 ザイモジェネティクス, インコーポレイテッド サイトカインレセプターzalpha11
US6803451B2 (en) 1998-09-23 2004-10-12 Zymogenetics, Inc. Cytokine receptor zalpha11 polypeptides
US6576744B1 (en) * 1998-09-23 2003-06-10 Zymogenetics, Inc. Cytokine receptor zalpha11
US6800460B1 (en) 1999-03-11 2004-10-05 Schering Corporation Mammalian cytokine complexes
JP2003500010A (ja) * 1999-03-11 2003-01-07 シェリング・コーポレーション 哺乳動物サイトカイン;関連試薬および方法
US6777539B2 (en) 2000-04-05 2004-08-17 Zymogenetics, Inc. Soluble zalpha11 cytokine receptors
CA2425169A1 (en) * 2000-10-06 2002-04-11 Immunex Corporation Hematopoietin receptors hpr1 and hpr2
US20050255545A1 (en) * 2002-02-01 2005-11-17 Smith Timothy J Regulation of human hematopoietin receptor-like protein
MXPA05000655A (es) 2002-07-15 2006-02-22 Harvard College Metodos y composiciones para modular el desarrollo y la funcion de las celulas t helper (th).
RU2005131852A (ru) 2003-03-14 2006-04-20 Уайт (Us) Антитела против человеческого рецептора il-21 и их применение

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5643748A (en) * 1994-09-14 1997-07-01 Progenitor, Inc. HU-B1.219, a novel human hematopoietin receptor
AUPO224696A0 (en) * 1996-09-11 1996-10-03 Amrad Operations Pty. Limited A novel haemopoietin receptor and genetic sequences encoding same

Also Published As

Publication number Publication date
AU5733898A (en) 1998-08-07
EP1005552A1 (en) 2000-06-07
WO1998031811A1 (en) 1998-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU758824B2 (en) MU-1, member of the cytokine receptor family
US8048984B2 (en) Human GIL-19/AE289 proteins
JP5763518B2 (ja) サイトカインレセプターファミリーのメンバーであるmu−1
JP2001508309A (ja) ヘマトポイエチン受容体スーパーファミリーのメンバー
JP2001518793A (ja) 分泌発現配列タグ(sESTs)
JP2001519667A (ja) 分泌発現配列タグ(sESTs)
US7189400B2 (en) Methods of treatment with antagonists of MU-1
JP2000513572A (ja) ヒト樹状細胞由来の分泌蛋白をコードしているポリヌクレオチド
JP2001517941A (ja) 分泌蛋白およびそれらをコードするポリヌクレオチド
AU2003208117C1 (en) MU-1, member of the cytokine receptor family
JP2000508172A (ja) 分泌蛋白をコードしているポリヌクレオチド
JP2002513280A (ja) 分泌蛋白およびそれらをコードするポリヌクレオチド
AU769279B2 (en) U4, a member of the hematopoietin receptor superfamily
JP2002537756A (ja) 分泌蛋白
MXPA99010596A (en) Mu-1, member of the cytokine receptor family
MXPA00009834A (en) U4, a member of the hematopoietin receptor superfamily
HK1095853A (en) Mu-1 member of the cytokine receptor family
HK1093756A (en) Mu-1 member of the cytokine receptor family
JP2002514070A (ja) 分泌タンパク質およびそれをコードするポリヌクレオチド
AU2003262307A1 (en) Human GIL-19/AE289 proteins and polynucleotides encoding same
JP2002512512A (ja) 分泌蛋白およびそれらをコードするポリヌクレオチド