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JP2001501970A - 光化学治療用組成物 - Google Patents

光化学治療用組成物

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JP2001501970A
JP2001501970A JP10530653A JP53065398A JP2001501970A JP 2001501970 A JP2001501970 A JP 2001501970A JP 10530653 A JP10530653 A JP 10530653A JP 53065398 A JP53065398 A JP 53065398A JP 2001501970 A JP2001501970 A JP 2001501970A
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JP
Japan
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ala
pharmaceutical composition
photosensitizer
optionally
photochemotherapy
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JP10530653A
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ペング,キアン
ネスランド,ヤン,エム.
ギエルクスキー,カール,エリク
モアン,ヨハン
ヴァルロー,トロンド
Original Assignee
フォトキュア エイエス
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも一種の表面浸透補助剤を任意に含み、かつ一種以上のキレート化剤を任意に含むとともに、血管基質局在性光増感剤と一緒にプロトポルフィリン前駆体光化学治療剤を含む製薬組成物、PDTに応答する障害または異常の処置へのその使用(好ましくは協同的増進治療を示す)、それを含むキット、および治療または診断方法。

Description

【発明の詳細な説明】 光化学治療用組成物 本発明は、光化学治療による皮膚または他の体表面における障害または異常の 処置に使用する製薬組成物に関する。 皮膚または他の上皮、例えば粘膜、器官の異常または障害、例えば新生物また は乾せん斑は、従来より、手術、放射線療法、冷凍療法または化学療法によって 処置されている。しかしながら、これらの処置は、しばしば重大かつ深刻な障害 、例えば毒性、発癌性、または治療により生じる他の喜ばしくない副作用または 全般的不快感をもたらす。 光化学的療法または光力学的療法(PDT)そのものも知られており、これは、 様々な皮膚または他の上皮器官の異常または障害、特に癌または前癌状態の病巣 、ならびに乾せんなどの特定の非悪性病巣の処置のために近年公開された技術で ある。光化学治療は、身体の疾患領域に対する光増感剤(光化学治療剤)の適用 または全身適用を含み、これに続いて、光増感剤を活性化して毒性形態に変換す るための光学活性化光への暴露が行われ、これによって感染した細胞を殺傷し、 またはこれらの増殖能力を消滅させる。 ある範囲の光増感剤が知られており、これにはソラレン類、ポルフィリン類、 クロリン類およびフタロシアニン類が含まれることが良く知られている。これら 薬剤は、光に暴露されると毒となる。 光増感剤は、様々な機構によって、直接または間接的にそれらの効果を発揮す ることができる。従って例えば、ある光増感剤は光によって活性化されたとき直 接毒性となる一方、他の剤は毒性種、例えば一重項酸素または他の酸素由来のフ リーラジカルなどの酸化剤などを発生するよう作用し、これらは細胞材料および 生体分子、例えば脂質、タンパク質および核酸に対して非常に破壊的である。ソ ラレン類は直接作用する光増感剤の例であり、光への暴露に際してDNA分子の二 本鎖間に付加物または架橋を形成し、これによってDNA合成を阻害する。残念に もこの治療での危険は、望ましくない突然変異副作用または発癌副作用が起こり 得ることである。 この不利益は、他の間接的作用モードを有する光増感剤を選択することで回避 することができる。例えばポルフィリン類は、毒性酸素種の発生によって間接的 に作用し、突然変異副作用を有さず、光化学治療のより望ましい候補に相当する 。ポルフィリン類は、生来ヘムの合成における前駆体を生じる。特に、ヘムは、 鉄(Fe3+)が酵素フェリケラターゼの作用によりプロトポルフィリンIx(Pp)内 に組み込まれたときに製造される。Ppは非常に強い光増感剤である一方、ヘムは 光増感効果を有さない。 Douqherty,Cancer Research,39,p146-151,1979;当初はPhotofrin IIと命名 )は、近年特定の癌の治療における光増 ゴマーからなり、局所的に塗布された場合には容易に皮膚に浸透することがなく 、従って全身投与する必要がある。したがって、その主な不利益は、非経口、一 般的には静脈内投与しなければならないため、生じた皮膚の光増感が、静脈内注 射後数週間続く可能性があることである。同様な問題が、所謂「ヘマトポルフイ リン誘導体」(Hpd)(Lipson et al.,J.Natl.Cancer Ins.,60,p1-10,196 1)などのポルフィリンベースの光増感剤にも存在しており、「ヘマトポルフィ リン誘導体」は、癌光化学治療における使用についても報告されている(例えば 、S.Doughety.,J.Natl.Cancer Ins.,52,p1333,1974;Kelly and Snell,J .Urol.,115,p150,1976参照)。Hpdはヘマトポルフィリンを酢酸および硫酸 で処理し、その後アセチル化物をアルカリで溶解して得られる錯体混合物である 。明らかに、薬剤として不明な混合物を用いることにおける不利益が存在する。 さらに、Hpdも注射によって投与する必 欠陥を招く。 これら問題を克服するために、Ppの前駆体は、その光化学治療での可能性につ いて調査されてきた。特に、Pp前駆体5-アミノレブリン酸(ALA)が特定の皮膚 癌の光化学治療剤として調査された。へム合成の最初の段階でスクシニルCoAお よびグリシンから形成されるALAは、限られた程度で皮膚に浸透することができ 、Ppの局所的集中を導く。即ち、フェロケラターゼ(金属化酵素)の作用 がヘム合成における律速段階であるため、過剰のALAはPp光増感剤の集積を導く 。したがって、ALAを皮膚癌に局所的に供給し、次いで数時間後癌を光に暴露す ることで、有益な光化学治療上の効果を得ることができる(例えば、WO91/01727 参照)。基底細胞癌およびりん状細胞癌を覆う皮膚が、健康な皮膚よりもALAに より容易に浸透されるため、およびフェロケラターゼの濃度が皮膚癌においては 低いため、ALAの局所的な適用は癌において選択的に増進されたPpの生成を導く ことが見い出された。 ALAの使用は、この技術での重大な進歩を代表する一方、ALAを用いた光化学治 療は常に全体として満足できるわけではない。ALAは全ての癌および他の組織に 十分な効能をもって浸透して、広範囲の癌または他の病状を処置することができ るわけでなく、かつALAは製薬的な処方に適さない傾向がある。これらの問題の 幾つかは、ALA誘導体、例えば我々の継続中出願WO96/28412に記載されるようなA LA-エステル誘導体、例えばALA-メチルエステル、ALA-エチルエステル、ALA-プ ロピルエステル、ALA-ヘキシルエステル、ALA-ヘプチルエステルおよびALA-オク チルエステルおよびそれらの塩などを用いることによって克服できる。 ALAのように、このエステル誘導体は、Ppの生産を増進することによってそれ らの効果を示す。即ち、望ましい作用部位への供給に際し、標的部位に存在する エステラーゼなどの加水分解酵素がエステルを親ALAに分解し、このALAがヘム合 成経路に入ってPp の集積を導く。しかしながら、エステル誘導体はALAそのものを越える多くの利 点を有している。最初に、これらはALAと比較してより親油性であり、皮膚およ び他の組織に、より十分に浸透することができる。この浸透はより深く、速い。 これは、特に局所的投与に対して、重要な利点である。第二に、エステルは、AL AよりもPp生産のよりよい増進剤でる。即ち、ALAエステルの投与に続くPp生産レ ベルはALA単独よりも高い。第三に、ALAエステルは、処置されるべき標的組織に 対する改善された選択性を示す。即ち、Pp生産増進効果は、望ましい標的病巣に 局在し、周囲の組織に広がらない。これは特に癌について証明される。最後にエ ステルは、投与に際して標的組織により十分に局在化するように見える。これは 全身投与に対して特に重要であろう。なぜならば、他のポルフィリンベース光増 感剤についての文献で報告されるような望ましくない光増感効果が低減または回 避できることを意味するからである。 このようなALAエスエルは光化学治療の分野におけるかなりの進歩を代表する 一方、全ての異常または障害が公知の方法を用いたPDTに応答して癌成長を防止 するわけではない。したがって、癌成長を遅延または防止するよりよい他の光化 学治療剤への要請がなおも残されている。したがって、本発明は従来技術で開示 されたものを越える増強された光化学治療的効果を有する光化学治療組成物を提 供することを目的としている。 著者等が行った研究は、PDTによる癌の効果的な根治が、癌の細 胞成分および血管基質の両方の破壊を要求することを示した(peng & Moan,Br. J.Cancer,72,p565-574,1995;Peng et al.,Cancer Res.,55,p2620-2626, 1995およびPeng et al.,Ultrastructural Pathology,20,p 109-129,1996) 。ALAは、癌の処置における効用を立証し、かつALAから内因的に合成されたPpIX はガン細胞内に局在化する。さらに、局所的に供給されたALAは皮膚感作を生じ ず、かつ細胞のDNAへの突然変異原性効果を有さない。全身供給されたALAは投与 後24時間感作を示さない。しかしながら、上述したように、ALAは全ての癌に浸 透できるわけではなく、厚さ2〜3mm未満の皮膚の表面病巣の処置に十分な効力 を有することが発見されたにすぎない。良好な診療結果は、より深い皮膚病巣、 空気消化管または他の内部中空器官のより深い病巣に、局所投与または全身投与 されたALA-PDTを用いては、良好 布することが知られているが、上述したように、皮膚光増感の危険が長期間伴う 。 しかしながら、驚くべきことに、プロトポルフィリン前駆体光化学治療剤、例 えばALAまたはそのメチルまたはブチルエステルと組 ラ(メソ−ヒドロキシフェニル)クロリン(tetra(meso-hydroxyphenyl)chlori n;m-THPC)、クロリンe6(chlorin e6)、アルミニウムフタロシアニンジスルホネ ートまたはアルミニウムフタロシアニンテトラスルホネートを使用することで、 これら薬剤の 一つを単独で使用する場合と比較して、PDTの有効性を増大することが発見され た。血管基質局在性光増感剤とプロトポルフィリン前駆体光化学治療剤との間に 協同的効果が観察され、その結果、剤単独の予想される加算的効果と比較して改 善された癌成長抑制をもたらした。この有利な協同的効果は、驚くべきことに、 血管基質局在性剤を治療投与量未満(補助-治療(sub-therapeutic)投与量)で 用いた場合でも観察され、この投与量は癌成長を低減するのに効果的でないが、 皮膚光増感の危険を低減または回避する。例えば、このようにして処置した癌の 成長は、治療投与量のALAおよび低い って低減されることが発見された。成長の低減は、治療投与量のALA 結果の加算的効果と比較して優位に大きかった。これは、非治療投与量であって も見られる、これまで認識されていなかった、異なるタイプの光化学治療剤間で の協同的効果を示唆する。 補助-治療レベルでも見られるこの協同的効果は、重大な臨床上の意味を有す る。最初に、改善されたPDTが達成され、これは表面皮膚病巣に限定されず、深 い皮膚病巣および中空器官の表面病巣の処置にも使用できる。第二に、補助-治 療投与量の血管基質局在性光増感剤が用いられた場合、これら剤に伴う皮膚光毒 性を回避できる。 したがって、一つの観点において、本発明は、少なくとも一種の 表面浸透補助剤を任意に含み、かつ一種以上のキレート化剤を任意に含むととも に、血管基質局在性光増感剤と一緒にプロトポルフィリン前駆体光化学治療剤を 含む、光化学治療に応答する身体の外部または内部表面の障害または異常を処置 する製薬組成物を提供する。特に、光化学治療剤の治療効力が増強、即ちPDTが 薬剤の一つを単独で用いた場合と比較して増強される。さらに特に、治療効力が 協同的作用により増強される。本発明の好ましい観点において、血管基質局在性 光増感剤は、補助-治療投与量で提供される。 他の観点から見ると、本発明は、光化学治療に応答する身体の外部または内部 表面の障害または異常を処置する組成物の製造への、少なくとも一種の表面浸透 補助剤を任意に伴い、かつ一種以上のキレート化剤を任意に伴うとともに、血管 基質局在性光増感剤を伴う、プロトポルフィリン前駆体光化学治療剤の使用を提 供することがわかる。 本発明はまた、少なくとも一種の表面浸透補助剤を任意に含み、かつ一種以上 のキレート化剤を任意に含む、プロトポルフイリン前駆体光化学治療剤および血 管基質局在性光増感剤の新規組成物まで拡張される。 に投与することができず、従って両光化学治療剤の本発明に係る組成物が非経口 で投与されない場合には、投与は、同時に、または一 方が他方に続いて交互に投与される別々の調製物の使用によることが理解される であろう。 したがって、更なる観点から、本発明は、光化学治療に応答する身体の外部ま たは内部表面の障害または異常の処置において、同時に、別々にまたは順次使用 するための組み合わせ調製物として、少なくとも一種の表面浸透補助剤を任意に 含み、かつ一種以上のキレート化剤を任意に含むとともに、プロトポルフィリン 前駆体光化学治療剤および血管基質局在性光増感剤を含む製造物を提供する。 さらに、光化学治療に応答する身体の外部または内部表面の障害または異常の 処置において、同時に、別々にまたは順次使用するための製造物の調製への、少 なくとも一種の表面浸透補助剤を任意に伴い、かつ一種以上のキレート化剤を任 意に伴う、プロトポルフィリン前駆体光化学治療剤および血管基質局在性光増感 剤の使用は、本発明の更なる観点を形成する。 ここで使用されるように、「プロトポルフィリン前駆体光化学治療剤」は、光 化学治療剤として機能するプロトポルフィリンの構造的前駆体およびその誘導体 、例えばALA、ポルホビリノーゲンまたはその前駆体またはその誘導体などを意 味し、これらは本発明の好ましい観点を形成する。一般的に、これら薬剤は病巣 細胞、例えば癌または罹患細胞に局在化する。 「血管基質局在性剤」は、一般的に、投与後血管基質に局在化する剤を意味す る。好適な血管基質局在性剤としては: HpD; Canada)およびヘマトポルフィリンIX(HpIX)などのヘマトポルフィリン類; Photosan III(Seehof Laboratorium GmbH,Seehof,Wesselburenerkoog, Germany); テトラ(m-ヒドロキシフェニル)クロリン類(m-THPC)およびそれらのバクテ リオクロリン類(Scotia Pharmaceuticals Ltd,Surrey,UK)、モノ-L-アスパル チルクロリンe6(NPe6)(Nippon Petrochemical Co.,CA,USA)、クロリンe6 (Porphyrin Products Inc.)、ベンゾポルフィリン類(Quadra Logic Technolog ies Inc.,Vancouver,Canada)(例えば、ベンゾポルフィリン誘導体モノアシ ド環A、BPD-MA)およびプルプリン類(PDT Pharmaceuticals Inc.,CA,USA)( 例えば、スズ-エチル エチオプルプリン、SnET2)などのクロリン類; フタロシアニン類(例えば亜鉛-(Quadra Logic Technologies Inc.,Vancouve r,Canada)フタロシアニン、あるアルミニウム-フタロシアニンまたはケイ素フ タロシアニンなどであり、これらはスルホン化されていても良く、特にスルホン 化フタロシアニン、例えばアルミニウムフタロシアニンジスルホネート(AlPcS2 a )またはアルミニウムフタロシアニンテトラスルホネート(AlPcS4)などであ る); ポルフィセン類; ハイポクレリン類(hypocrellins); プロトポルフィリンIX(PpIX); ヘマトポルフィリンジエステル類; ウロポルフイリン類; コプロポルフィリン類; デューテロポルフィリン;および ポリヘマトポルフィリン(PHP)、およびその前駆体およびその誘導体を挙げ ることができる。 これら別々の成分の各々またはそれらの組み合わせをして血管基質局在性剤を提 供することができる。 「血管基質」は、血管システム内に存在する、血管結合組織、マトリックスお よびその成分および細胞、例えばマクロファージおよび繊維芽細胞などおよび基 質に侵入した他の細胞に加えて、神経などを意味することを意図している。局在 化領域は、局在化が決定された投与後の時間に依存することが理解されるであろ う。したがって、最初細胞に局在していた光増感剤は基質に再局在化するかもし れないし、かつその逆かもしれない。例えば、アルミニウムフタロシアニンジス ルホネートは、最初基質に局在化し、注射後24-72時間で剤の殆どが細胞内で発 見される。 しかしながら、一般的に血管基質局在性剤は、投与後24時間で基質に存在する 剤と考えられている。しかしながら、これは、剤が光照射時に血管基質または病 巣局在性剤として適切に振る舞うように剤の投与後異なる時間でPDTを行うこと で操作される。 好ましくは、プロトポルフィリン前駆体は、ALAまたはその前駆体または誘導 体であり、血管基質局在性光増感剤は、ヘマトポルフ ン e6)またはスルホン化フタロシアニン(特に、アルミニウムフタロシアニン ジスルホネートまたはアルミニウムフタロシアニンテトラスルホネート)である 。 ここで用いられる用語「前駆体」は、代謝でその剤に変換され、したがってそ の剤、例えばALAと基本的に等価である剤の前駆体に当てはまる。したがって、 用語「前駆体」は、ヘム生体合成のための代謝経路におけるプロトポルフィリン の生物学的前駆体を包含する。「誘導体」は、製薬上許容される塩および化学的 改質剤、例えば前述したALAエステルなどのエステルなどを含む。 表面浸透補助剤を用いることができ、これは光化学治療効果の増進において有 利な効果を有している。このような剤は、光化学治療剤が局在的に投与されない 場合でさも使用することができる。ジアルキルスルホキサイド、例えばジメチル スルホキサイド(DMSO)が特に好ましい。これは、WO 95/07077において詳細に 説明されい る。 表面浸透補助剤は、製薬文献に説明される何れの皮膚浸透補助剤であってよく 、例えばHPE-101(Hisamitsuから入手可能)、DMSOおよび他のジアルキルスルホ キサイド、特にn-デシルメチル−スルホキサイド(NDMS)、ジメチルスルフアセト アミド、ジメチルホルムアミド(DMFA)、ジメチルアセトアミド、グリコール、種 々のピロリドン誘導体(Woodford et al.,J.Toxicol.Cut.& Ocular et al.,Drug Dpv.Ind.Pharm.,9,p725-744,1983)、またはその混合物で あってもよい。 しかしながら、DMSOは、多くの有利な効果を有しており、特に好ましい。即ち 、表面浸透補助効果(DMSOは、活性化剤の組織内への浸透深さを増進するのに特 に有効である)に加えて、DMSOは、抗ヒスタミン活性および抗炎症活性を有し、 これは光暴露過程での痛みの低減につながる。加えて、DMSOは、ALA-シンターゼ およびALA-デヒドロゲナーゼ(これら酵素は、各々ALAを形成し、縮合してポルホ ビリノーゲンとする)の活性を増加させることが見出されており、これによって 活性形態Ppの形成を増進する。 しかしながら、特定の条件、例えば乾せんなどでは、病巣は比較的簡単に浸透 され、浸透剤はあまり有用ではない。ある状況、例えば病巣が浸透され難い皮膚 癌の場合などでは、表面浸透補助剤は、 前段階において、一般的にはより高い濃度で使用することができる。 したがって、同一の組成物内において、様々な活性成分が同時に供給される必 要がなく、臨床上の必要に応じて、別々におよび順次投与してもよい。確かに、 多くの場合、光化学治療剤の投与に先立ち、別段階における表面浸透補助剤での 予備処理によって、特に有益な光化学治療効果を得られることが観察された。さ らに、ある状況において、表面浸透補助剤による予備処置に続く、表面浸透補助 剤と結合した光化学治療剤の投与が有利であることが発見された。表面浸透補助 剤が予備処置に使用された場合、これは高濃度、例えば100%(w/w)以下で用いる かもしれない。もしこのような予備処置段階が用いられた場合、光化学治療剤は 、次いで、予備処置後数時間までに、例えば予備処置に続いて5〜60分間のイン ターバルで投与することができる。 Proceedings of Photodynamic Therapy of Cancer,2078,p355-362,1993に おいて、Malik等は、分化誘導剤としてのDMSOおよび/またはポルフィリン化剤 としてのアリル-イソプロピル-アセトアミドとともに予めインキュベートし、AL Aとのインキュべートに先立って内因性ポルフィリンレベルを増加させた培養B16 メラノーマ細胞での、プロトポルフィリン生体合成の誘導および続く光分解によ る殺傷に際するALAの効果のインビボにおける研究を説明している。 Biochemical Parmacology,42(6),p1307-1303,1991において、Doodstar等は 、培養肝細胞の培養条件における効果、および特に培養肝細胞で細胞内ヘム濃度 を増加させることによる、シトクロームP450-依存混合機能オキシダーゼおよびU DP−グルクロノシルトランスフェラーゼの活性増加についての、ALAおよびDMSO の単独または組合わせ効果における調査を説明している。 キレート化剤は、任意に本発明の製薬組成物または製造物に含まれる。このよ うな剤は、二つの効果、最初はプロトポルフィリン前駆体光化学治療剤、例えば ALAの安定性を増進させ、第二にPp蓄積の増進に有用であろう。後者の効果は、 鉄のキレート化によって達成され、これによって金属のPpへの組み込みにおける 酵素フェロキレターゼの不活性化作用を防止し、これはPpの集積につながる。光 増感効果がこのようにして増進される。 Cancer Letters,65,p127-131,1992において、Hanania等は、局部的に処置 された癌の光化学治療におけるキレート化剤と組み合わせたALAの使用を提案し ている。 この点に関し、アミノポリカルボン酸を用いるのが特に適しており、その例と しては、金属解毒について、または磁気共鳴造影コントラスト剤中の常磁性金属 イオンのキレート化について文献に記載された全てのキレート化剤が挙げられる 。特に、EDTA、CDTA(シクロヘキサンジアミン四酢酸)、DTPA、DOTAおよび1,10- フェナ ントロリンを挙げることができる。EDTAは、特にALAを安定化するのに好ましい 。鉄キレート化効果を達成するために、デスフェリオキサミン(desferrioxamine )および他の担鉄細胞も、例えばEDTAのようなアミノポリカルボン酸キレート化 剤と組み合わせて使用することができる。 本発明の組成物または本発明により用いられる組成物は、PDTの効力を向上さ せるために、さらに他の剤と共に処方および/または投与できる。従って、例え ば腫瘍の処置のために有用であることが認められている血管形成阻害剤(抗血管 形成剤)(O'Reilly et al.,Nature Medicine,2,p689-692,1996;Yamamoto e t al.,Anticancer Research,14,p1-4,1994;およびBrookset al.,J.Clin. Invest.,96,p1815-1822,1995)を、PDTにおいて、本発明の組成物と一緒に、 腫瘍の血管系をさらに損傷させるために使用することができる。使用可能な血管 形成阻害剤としては、TNP-470(AGM-1470、フマジリン(fumagillin)と呼ばれ る真菌分泌産物の合成類似体;Takeda Chemical Industries Ltd.,Osaka,Japa n)、アンギオスタチン(angiostatin)(Harvard Medical Schoolの小児病院メ ディカルセンターにおけるSurgical Research Lab.)およびインテグリン(integ rin)αVβ3拮抗剤(例えばインテフリン(intefrin)αVβ3に対するモノクローナ ル抗体、The Scripps Research Institute,LaJolla,CA)が挙げられる。 その代わりに、またはそれに追加して、免疫療法剤(例えば、マクロファージ 活性化因子のような抗体またはエフェクター)、あるいは化学療法剤を用いて、 本発明に従ってPDTを改善することができる。これらの追加剤の投与は、経路、 濃度および処方に関しこれら剤の公知の使用法に従って行われる。これらの追加 剤は、その機能に応じて、PDTの前、その後またはその間に投与することができ る。例えば、血管形成阻害剤は、腫瘍の再成長を防止するためにPDT後の5〜10日 目に添加することができる。 ブドウ糖は、局所的または全身的の何れかでに適用する場合にPDTを補助する ことが見出された。理論に拘束されることを望まないが、ブドウ糖の投与はpHの 低下を招き、これは、プロトポルフィリンが、より容易に細胞に浸透できるよう にその疎水性を増大させるようである。局所的に投与が意図される場合、処方、 例えばクリームは、好都合には0.01〜10%のブドウ糖(w/w)を含有することがで きる。 本発明に係る好ましい組成物または生成物は、ALA、またはその リオキサミンを含んでいる。 前記のように、プロトポルフィリン前駆体と血管基質−局在性光化学療法剤と の間で協同的効果が観察され、これによりPDTの効力が高められる。従って、こ れは、治療投与量以下(sub- therapeutic dose)の光化学療法剤、すなわち、個々の光化学療法剤を単独で投 与した場合に有利な光化学療法効果を達成するためには充分でない投与量の使用 を可能にする。 特に、プロトポルフィリン前駆体剤、好ましくはALAまたはその誘導体を、こ のような光化学療法剤を単独で用いるPDTのために標準的な治療投与量範囲で、 治療投与量以下の血管基質−局在性剤、 られることが見出された。 組成物中のプロトポルフィリン前駆体光化学療法剤、例えばALAの濃度は、好 都合には1〜40%、例えば2〜25%、好ましくは5〜 は、好都合には0.1〜1%の範囲であり、またはm-THPCは、好都合には0.01〜10% の範囲であり、キレート化剤の濃度は、好ましくは1〜20%、例えば約2〜10%の 範囲、例えば2.5%であり;表面浸透助剤、例えばDMSOの濃度は、好ましくは2〜 50%の範囲、例えば約10%である。上記の全てのパーセントは重量による。必要 とされる剤の濃度は使用される個々の剤に依存し、当該技術分野において知られ た情報および技術に応じて適切であるように変更すべきことは明らかである。さ らに、用いられる濃度は、適用方法および組成物が適用される時間に依存するこ とが認められる。しかしながら、上記のように、表面浸透助剤が、予備段階にお いて別個に投与される場合、これはより高い濃度で、100%まで適用すること ができる。本発明の組成物は、もっぱら局所的に(例えばクリームを用いる内部 または外部表面への適用、点滴注入、局所的内部投与/注射または吸入により) 、または全身的に(例えば経口的に、または静脈注射により)、あるいは組成物 の一つ以上の成分を局所的に投与し、他の成分を全身的に投与する上記方法の組 み合わせにより投与することができる。 例えば静脈内投与される血管基質−局在性光増感剤の全投与量は、 好ましくは0.01〜1mg/kg体重(治療投与量以下)、またはm-THPCの場合は好ましく は0.01〜0.2mg/kg体重、プロトポルフィリン前駆体光化学療法剤の場合は1〜500 mg/kg、例えば1〜250mg/kg、例えばALAの場合は1〜250mg/kg、好ましくは20〜70 mg/kg体重の範囲である。 要求される投与量は、投与の方法および経路、用いられる剤および処置すべき 病巣に依存することが認められる。血管基質−局在性光化学療法剤の治療投与量 以下が好ましいが、例えば大きな厚い病巣または困難なタイプの病巣(例えば黒 色腫)を処置しようとする場合には、上記投与量を増加させてもよい。観察され た協同的効果によって、血管基質−局在性剤およびプロトポルフィリン前駆体剤 の両方のレベルを通常の治療レベル以下に低下させることが可能となる。 別様にみると、本発明のこの観点はまた、 a)プロトポルフィリン前駆体光化学療法剤、例えばALA、またはその前駆体また は誘導体を含有する第一の容器; を含有する第二の容器;場合により c)前記第一または第二の容器、または第三の容器に含有された少なくとも一つの 表面浸透剤;および/または d)前記第一、第二または第三の容器、または第四の容器に含有された一つ以上の キレート化剤; を含むキットであって、 ここで、前記第一または第二容器が存在していなくてもよく、前記a)またはb) の剤または光増感剤が、キットに存在する別の容器の一つに存在している、身体 の外部または内部表面の障害または異常の光化学療法に使用されるキットを提供 する。 キットの追加成分、例えば上記で述べたような血管形成阻害剤またはブドウ糖 を供給することもできる。 本発明により処置できる異常および障害としては、光化学療法に起因する全て の悪性、前−悪性および非−悪性の異常または障害、例えば腫瘍、形成異常性ま たは他の成長、非−悪性の婦人科疾患、例えば月経過多、子宮内膜症および子宮 外妊娠、皮膚障害、例えば乾せん、光化学線角化症およびざ瘡、皮膚剥離、およ び他の疾患または感染、例えば細菌、ウイルスまたは真菌感染、例えばヘルペス ウイルス感染が挙げられる。本発明は特に、別個の病巣が形成される場合の疾患 、障害または異常の処置に適している(ここで、病巣は、腫瘍などを含む広い意 味で用いられる)。しかしながら、本発明の方法は、病巣で特徴づけられないが 、その疾患、例えば血液または骨髄中の異常、または該血液または骨髄の疾患の 兆候、あるいは身体中の他の場所に位置する疾患または障害であって、血液また は骨髄中に異常が存在する結果をさらに来すことのある疾患または障害の兆候、 例えば流動変形細胞を特徴づける別個の分離可能な実体を示す異常および障害を 処置するためにも使用することができる。 本発明により治療しうる内部および外部の身体表面としては、皮膚および他の 全ての上皮表面および漿膜表面、例えば、粘膜、器官、例えば気道、胃腸管およ び尿生殖路、このような表面上に通じる管を有する腺(例えば肝臓、皮脂腺、乳 腺、唾液腺および精嚢腺)のライニングが挙げられる。皮膚に加えて、このよう な表面としては、例えば膣、子宮内膜および尿路乳頭のライニングが挙げられる 。このような表面としては、罹患または癌性組織の切除後に体内に形成される空 洞、例えば神経膠腫のような腫瘍の切除後の脳空洞も挙げることができる。 従って、代表的な表面としては、以下のものが挙げられる: (i)皮膚および関節;(ii)口腔、咽頭、食道、胃、腸および腸の付属体、直腸、 および肛門管のライニング;(iii)鼻道、鼻腔、鼻咽頭、気管、気管支および細 気管支のライニング;(iv)尿管、膀 胱および尿道のライニング;(v)膣、子宮頸および子宮のライニング;(vi)壁側 胸膜および臓側胸膜;(vii)腹膜腔および骨盤腔のライニング、およびこれらの 腔内に入っている器官の表面;(viii)硬膜および髄膜;(ix)例えば直接に、外科 の時に、または針を通して挿入された光ファイバーにより、光活性化光線に接近 可能にすることのできる中実組織中の腫瘍。 本発明の組成物は、この技術分野でよく知られた技術に従って、所望により一 つ以上の生理的に許容される担体または賦形剤を用いて従来の方法により処方す ることができる。本発明に係る一つの組 所用組成物が適当でなく、少なくともその剤を全身的に投与する必要がある場合 以外には、局所用組成物が好ましい。局所用組成物としては、ゲル、クリーム、 軟膏、スプレー、ローション、膏薬、スティック、石けん、粉末、ペッサリー、 エアゾール、滴剤、およびこの技術分野における他の普通の製剤形態が挙げられ る。 軟膏およびクリームは、例えば水性または油性基剤を用い、好適な増粘剤およ び/またはゲル化剤を添加して処方することができる。ローションは、水性また は油性基剤を用いて処方することができ、一般的に一つ以上の乳化剤、分散剤、 懸濁剤、増粘剤または着色剤を含有するであろう。粉末は、全ての好適な粉末基 剤を用いて形成できる。滴剤は、水性または非水性基剤を用いて処方することが でき、一つ以上の分散剤、可溶化剤または懸濁剤を含む。エアゾール スプレーは、好都合には、加圧パックから好適な噴射剤により送出される。 あるいは、表面浸透補助剤を別の工程で局所的に適用し、血管基 リン前駆体光化学療法剤、例えばALAを、所望により一つ以上のキレート化剤と 一緒にまたは別個に、他の経路で、例えば経口的または非経口的に、例えば皮内 、皮下、腹腔内または静脈注射により投与することができる。従って、その他の 製剤形態としては、所望により一つ以上の不活性な従来の担体および/または希 釈剤、例えばコーンスターチ、乳糖、蔗糖、微結晶セルロース、ステアリン酸マ グネシウム、ポリビニルピロリドン、クエン酸、酒石酸、水、水/エタノール、 水/グリセロール、水/ソルビトール、水/ポリエチレングリコール、プロピレ ングリコール、ステアリルアルコール、カルボキシメチルセルロースまたは脂肪 性物質、例えば硬質脂肪、またはこれらの好適な混合物と一緒に、活性成分を含 有する、プレーン錠剤、被覆錠剤、カプセル、懸濁液および溶液が挙げられる。 表面への投与または全身的投与、あるいは両方に続いて、光−化学療法的効果 を達成するために、処置した領域に光照射する。これは、一般的に数分間〜96時 間のオーダー、好ましくは15分間〜3時間であってよい。光線投与前の時間の長 さは、用いられる投与の様式、また投与量および個々の剤にも依存する。 照射は、一般的に、レーザーを用いる場合は20〜200mW/cm2の強度で10〜250Jo ules/cm2の用量レベル、あるいはランプを用いる場合は50〜300mW/cm2の強度で1 0〜540J/cm2の用量において投与される。100Joules/cm2において、輻射線の浸透 が比較的に深いことが見出された。照射は5〜50分間、好ましくは15分間行うこ とが好ましい。1回の照射を用いてもよく、あるいは例えば各照射間を数分〜数 時間として2回に分けて、光線量を与える分割光線量(a light split dose)を用 いることもできる。 照射に用いる光の波長を選択して、より効果的な光化学療法効果を達成するこ とができる。従来は、ポルフィリン類を光化学療法に用いる場合、これらは、そ のポルフィリンのほぼ吸収極大の光で照射される。従って、例えば皮膚癌の光化 学療法にALAを公知使用する場合、350〜640nm、好ましくは610〜635nmの範囲の 波長が採用された。しかしながら、ポルフィリンの吸収極大を越える広い波長範 囲を照射のために選択することにより、光増感効果を向上することができる。理 論に拘束されることを望まないが、これは、Ppおよび他のポルフィリンを、その 吸収スペクトル内の波長を有する光で照射する場合、特に光プロトポルフィリン (PPp)を含む種々の光生成物に分解するという事実のためであると考えられる 。PPpは1種のクロリンであり、相当の光増感効果を有し;その吸収スペクトル は、Ppが吸収する波長を越えて、より長い波長まで、すなわち殆ど700nmまで広 がる(Ppは650nm以上の光を殆ど吸収しない)。他の剤は、さらに長い波長の光を も吸収するPDTに用 いられることが確かめられた。すなわち、従来の光化学療法では、用いられる波 長がPPpを励起せず、従ってその追加的な光増感効果の利益が得られない。350〜 900nmの波長範囲の光での照射は、採用される剤に依存するが、特に効果的であ ることが見出された。600〜700nm、特に630〜690nm、とりわけ630〜670nmの範囲 の波長を含むことが特に重要である。 従って、本発明のもう一つの観点は、身体の攻撃された外部または内部表面に 、前記で定義した組成物または生成物を投与し、前記表面を光に、好ましくは波 長範囲350〜900nmの光で照射することを含む、身体の外部または内部表面の障害 または異常を光化学療法的に処置する方法を提供する。しかしながら、その代わ りに、狭い波長の光を用いることができ、例えばレーザーを用いる場合には、約 630nmの波長の光を用いることかできる。 例えばランプまたはレーザーにより身体の異なる範囲を照射する方法は、この 技術分野でよく知られている(例えばVan den Bergh,Chemistry in Britain,Ma y 1986 p.430-439参照)。 本発明の化合物を用いる治療方法は、処置すべき障害または異常の蛍光を必然 的に伴うことが認められるであろう。この蛍光の強度は異常細胞を除去するのに 使用できるが、蛍光の局在化は、異常または障害の大きさ、程度および場所を可 視化するのに使用できる。これは、本発明により用いられる剤が非−正常組織に 優先的に局在 化する能力によって可能にされる。 調査部位においてこうして同定または確認された異常または障害は、次いで、 他の治療技術、例えば外科または化学的処置によって、あるいは本発明の治療方 法によって引き続き蛍光を蓄積させるか、または適切な部位に本発明の化合物を さらに適用することにより処置することができる。診断技術は、治療処置に用い られるよりも低レベルの蛍光を必要とする場合があることが認識されるであろう 。従って、一般的に1〜50%、例えば1〜5%(w/w)の範囲の濃度が好ましい。投 与の部位、方法および様式は、以前は治療的使用に関して考慮されてきたが、本 明細書に記載した診断的使用にも適用できる。本発明の化合物は、インビトロお よびインビボ診断技術に、例えば体液に含有される細胞の調査にも使用できる。 非−正常組織に関連する高い蛍光は、好都合なことに異常または障害の兆候であ りうる。この方法は感度が高く、異常または障害の早期検出、例えば尿または痰 サンプル中の上皮細胞の調査により、それぞれ膀胱または肺の癌腫の早期検出に 使用できる。尿および痰に加えて、診断に使用可能な他の有用な体液としては、 血液、精液、涙、便、脊髄液などが挙げられる。組織のサンプルおよび調製物は 、例えば組織または骨髄サンプルの生検により評価するこもができる。従って、 本発明は、前記の光化学療法のための方法による診断への、本発明の化合物また はその塩の使用、およびこの診断を実施するための生成物またはキットにまで拡 大する。 本発明のもう一つの観点は、少なくとも下記の工程: i)患者の体液または組織を前記の化合物と混合する工程、 ii)該混合物に光線を照射する工程、 iii)蛍光のレベルを確認する工程、および iv)蛍光のレベルをコントロールレベルと比較する工程 を含む、患者の体液または組織のサンプルをアッセイすることによる、異常また は障害をインビトロ診断する方法に関する。 本発明を、添付の図面を参照し、以下の非限定的実施例において、より詳細に 説明する。 内投与を与えたヌードマウスにWiDrヒト結腸癌腫を皮下移植し、次いで3時間後 にレーザー光線照射(632nm,150mW/cm2、15分間)した場合の、該癌腫の成長曲線 に関する平均結果を示すグラフである。●コントロール(薬剤なし、光線なし); ▲コントロール(光 1mg/kg、3時間後に照射;横軸は処置後の日を示し;縦軸は相対的腫瘍容積を 示す。平均標準誤差(SEM)を示すバーは、各グループおいて少なくとも3匹の動 物に基づく。 図2は、m-THPCの静脈内注射および/またはALAの腹腔内投与を与えたヌード マウスにWiDrヒト結腸癌腫を皮下移植し、次いで 3時間後にレーザー光線照射(632nm,150mW/cm2、15分間)した場合の、該癌腫の 成長曲線に関する平均結果を示すグラフである。●コントロール(薬剤なし、光 線なし);▲コントロール(光線のみ);◆ALA 250mg/kg、3時間後に照射;▼m-THP C 75μg/kg、3時間後に照射;■ALA 250mg/kgおよびm-THPC 75μg/kg、3時 間後に照射;横軸は処置後の日を示し;縦軸は相対的腫瘍容積を示す。平均標準 誤差(SEM)を示すバーは、各グループおいて少なくとも3匹の動物に基づく。 図3は、75才の男性(A)および87才の女性(B)から、2mg/kg のALAを経口投与した後4.5時間目(B)に採取したのヒト直腸乳頭様絨毛性アデノ ーマの蛍光写真である。 図4は、図1と同様であり、この場合、クロリンe6の静脈内注射および/また はALAの腹腔内投与を行い、次いで1時間後にランプで照射した。Xコントロール ;▲ALA 250mg/kg;■クロリンe6 1mg/kg;◆ALA 250mg/kgおよびクロリンe6 1 mg/kg。横軸は処置後の日を示し;縦軸は相対的腫瘍容積を示す。 図5は、図1と同様であり、この場合、AlPcS2aの静脈内注射および/または5 -ALAメチルエステルの腹腔内投与を行い、次いで1時間後にランプで照射した。 ◆コントロール;■AlPcS2a1mg/kg;▲5-ALAメチルエステル273mg/kg;X 5-ALA メチル エステル273mg/kgおよびAlPcS2a1mg/kg。横軸は処置後の日を示し;縦軸は相対 的腫瘍容積を示す。 図6は、図1と同様であり、この場合、AlPcS4の静脈内注射および/または5- ALAブチルエステルの腹腔内投与を行い、次いで1時間後にランプで照射した。 ◆コントロール;■AlPcS45mg/kg;X AlPcS41mg/kg;*5-ALAブチルエステル3 38mg/kg;△5-ALAブチルエステル338mg/kgおよびAlPcS41mg/kg。横軸は処置後 の日を示し;縦軸は相対的腫瘍容積を示す。 図7は、図1と同様であり、この場合、AlPcS2aの静脈内注射および/または5 -ALAブチルエステルの腹腔内投与を行い、次いで1時間後にランプで照射した。 ▲コントロール;■AlPcS2a1mg/kg;X 5-ALAブチルエステル338mg/kg;◆5-ALA ブチルエステル338mg/kgおよびAlPcS2a1mg/kg。横軸は処置後の日を示し;縦軸 は相対的腫瘍容積を示す。 図8は、図1と同様であり、この場合、AlPcS4の静脈内注射および/または5- ALAメチルエステルの腹腔内投与を行い、次いで1時間後にランプで照射した。 ■コントロール;▲AlPcS41mg/kg;X 5-ALAメチルエステル273mg/kg;◆5-ALA メチルエステル273mg/kgおよびAlPcS41mg/kg。横軸は処置後の日を示し;縦軸 は相対的腫瘍容積を示す。実施例1 処方 1.1 局所投与のためのALA含有クリーム 5-30%のALAを含有するALA含有クリームは、ALAを市場で入手可能なクリーム基 剤と混合することで調製される。 20%ALAクリームを、二酸化ケイ素からなる“Urguentum Merck”クリーム基剤( Merckより入手可能)、流動パラフィン、ワセリン、アルブミン(album)、セトス テアロール(cetostearol)、ポリソルベート(polysorbat.40)、グリセロールモ ノステアレー コール、および精製水を混合することで調製した。1.2 全身投与のためのALA 経口投与のためには、ALAを酸性のソフトドリンクに溶解する。 静脈内投与のためには、ALAを等張性食塩水に溶解する。 実施例2 材料および方法 化学物質 5-アミノレブリン酸(ALA)塩酸塩を、Sigma Chemical Company(St.Louis,MO) から購入した。ALAを等張性食塩水に新たに溶 溶液を、5%デキストロース等張溶液にて作成し、マウスに尾静脈から静脈内投与 した。動物および腫瘍ライン 雌Balb/c nu/nuヌードマウスを、The Animal Department,The Norwegian Rad ium Hospitalから得て、各ケージに10匹ずつ収容し、特定病原体のない条件下で 保持した。マウスは、実験開始時に生後6週令であり、20〜22gの体重であった 。本研究で用いたWiDrヒト結腸癌腫は、ヌードマウスに連続移植することで増殖 させた。接種のための非壊死性腫瘍材料を、同系のマウスから大翼状腫瘍の無菌 解剖により得た。肉眼で生育可能な腫瘍組織を、はさみをで優しく切り刻み、19 ゲージから25ゲージまでサイズが縮小する無菌針を繰り返し通過させて、腫瘍組 織懸濁液を作成し、その0.02mlを各マウスの後足の背側に注射した。本実験にお いては、移植成功率が殆ど100%であった。1日おきにカリパスで測定して、処置 日に横方向半径5〜7mm(接種後約14日)に達した成長腫瘍において、自発的な 壊死は観測されなかった。腫瘍容積を、下記の式: V=π/6(D1xD2xD3) (式中、D1、D2およびD3は、カリパスで毎日測定した腫瘍の三つの直行する半径 である)を用いて計算した。照射 麻酔されていないマウスを、照射用に特別に設計されたLucite治具に固定した 。腫瘍領域を5Wアルゴンイオンレーザー(Spectra Physics,164)で発生させたジ シアノメチレン-2-メチル-6-(p-ジメチルアミノスチリル)-4H-ピラン(DCM)染 料レーザーからの赤色光で照射した。チューニング範囲は610〜690nmであった。 に632nmでチューニングし、モノクロメーターを用いてチューニングを制御した 。レーザービームは、顕微鏡接眼レンズを用いてデフォーカスさせた。この光を 、効果率150mW/cm2で15分間照射して送出した。腫瘍領域に対する光効果率を、 光照明の前および直後にデジタルマルチメーター(Keithley Instruments,Germa ny)に結合されたフォトダイオードを用いた校正積分球により、定期的に制御し た。 組み合わせを用いたPDT効果 適切なサイズの腫瘍を持つマウスを、五つのグループ(各グルー プ当たり少なくとも3匹の動物)に分けた:グループ1(コントロ 食塩水0.1mlを腹腔内投与しただけであった;グループ2(コントロール−光のみ )、PDT処置を受けたグループと同じ用量で腫瘍に照射した;グループ3(ALA単独 )、マウスに250mg/kg体重のALAを腹腔内注射し、続いて3時間後に、上記のよう に光照 処置された腫瘍の応答を、腫瘍退行/再成長時間として評価した。腫瘍のサイズ を毎日測定し、処置された腫瘍が光照射直前の日における容量の5倍容量に達成 したときにマウスを殺した。各グループからの腫瘍容量の測定に基づくデータを 蓄積し、平均腫瘍成長曲線を表した。結果 した腫瘍の成長を、図1に示す。コントロール腫瘍(薬剤も光もなし)は、約5 日の倍増時間で指数的に成長した。ALA投与マウスの腫瘍に与えたレーザー光は 、腫瘍成長に対して効果を有した。 mg/kgの投与量で用いたPDTの後には、如何なる効果も見られなか mg/kg)との組み合わせを用いたPDTは、ALA(250mg/kg)単独を用いたPDTよりも、 腫瘍成長を効果的に抑制した。実施例3 ALA +m-THPCを用いたPDT 各グループ当たり少なくとも3匹の動物での下記の動物グループを用いて、実 施例2で説明したのと、本質的に同様にしてPDTを行った:グループ1(コントロ ール)、マウスにALA(m-THPC)も光も与えず、食塩水0.1mlを腹腔内投与しただけ であった;グループ2(光のみ)、腫瘍に、PDT処置グループと同じ用量で光照射 した;グループ3(ALA単独)、マウスに250mg/kg体重のALAを腹腔内注射し、続い て3時間後に前述のように光照射した(632nm);グループ4(m-THPC単独)、マウ スに75μg/kg体重のm-THPC(如何なる皮膚光毒性を誘発しない投与量)を静脈 内注射し、続いて3時間後に光照射した(652nm);グループ5(ALAおよびm-THPC ))、マウスに250mg/kg ALAの腹腔内注射および75μg/kg m-THPCの静脈内注射 を与え、腫瘍を、ALAおよびm-THPCの両方のために3時間光照射(それぞれの波 長で)した。処置された腫瘍の応答を、前述のように評価した。結果 図2は、コントロール腫瘍(薬剤も光もなし)が約5日の倍増時間で指数的に 成長したことを示す。ALAのみを与えたマウスの腫瘍に照射したレーザー光は腫 瘍成長に対して効果を有したが、m-THPCを75μg/kgの投与量で用いたPDTの後に は、如何なる効果も見られなかった。ALA(250mg/kg)とm-THPC(75μg/kg)との組 み合わせを用いたPDTは、腫瘍成長の阻害に対する効果を相同的に向上させた。実施例4 方法 診断前の数ヶ月間、重い形成異常および下痢歴を有する二人の患者からのヒト 直腸乳頭様絨毛性アデノーマを、2mg/kg体重の 経口投与後4.5時間でサンプル採取した。これらのサンプルを直ちに液体窒素中 に浸漬し、次いで媒体(Tissue Tek II包埋化合物:BDH,Poole,UK)にマウント した。凍結組織断片をクリオスタットで厚さ8μmに切断し、清潔なスライドガ ラスにマウントした。ALA誘発PpIXおよびPhotofrinの蛍光局在化パターンを、蛍 光顕微鏡検査法で調べた。蛍光顕微鏡検査法はAxioplan顕微鏡(Zeiss、Germany) を用いて行った。フィルタの組み合わせは、390〜440nm励起フィルタ、460nmビ ームスプリッタおよび>600nm放射フィルタから構成された。CCDカメラ(Astrome d CCD 3200, Cambridge,UK)およびイメージ処理ユニット(Astromed/Visilog,PC 486DX2 6 6 MHz VL)により、蛍光イメージを記録した。結果 に示す。(A)のアデノーマは75才の男性患者から、(B)のアデノー 主に腫瘍組織の基質に分布しているが、ALA誘発プロフィリンの蛍光は、殆ど完 全に腫瘍細胞内に局在化している。実施例5 材料および方法 化学物質 5-ALA、5-ALAメチルエステルおよび5-ALAブチルエステルは、Norsk Hydro Res earch Center,Porsgrunn,Norwayによって製造された。 5-ALA(ALA)およびALA-メチルエステル(ME)を等張性食塩水に溶解し、最終濃 度を0.375mMにした。 ALA-ブチルエステル(BU)を少量のエタノールに溶解し、さらに等張性食塩水 中に希釈し、最終濃度を0.375mMにした(最終エ タノール濃度は2%v/vであった)。 アルミニウムフタロシアニンジスルホネート(AlPcS2a)(Porphyrin Product s Inc.)を数滴の1M NaOHに溶解し、リン酸緩衝食塩水(PBS)10mMリン酸Na、p H 7.4/150mM NaCl)中にに希釈し、最終濃度を0.25mg/mlにした。 アルミニウムフタロシアニンテトラスルホネート(AlPcS4)(Porphyrin Produc ts Inc.)をPBSに溶解し、最終濃度を0.25g/ml、または実施例5.3における高用 量実験のために1.25mg/mlにした。 Photofrin(PII)(Quadra Logic Technologies)をH2O中の5%グルコースに溶解 し、最終濃度を0.25mg/mlにした。 クロリンe6(e6)(Porphyrin Products Inc.)をPBSに溶解し、最終濃度を0.25 mg/mlにした。 ALA、ALAメチルエステルまたはALAブチルエステルを腹腔内(i.p.)に投与した のに対し、増感剤は静脈内(i.v.)に注射した。動物 使用した動物は、実施例2に記載したとおりであった。 全ての動物に、同量のALA(1.5mmol)を遊離酸としてまたはエステルの形態で与 えた。ALAとエステルとでは分子量に差があるため、250mg/kgのALA、278mg/kgの ALAメチルエステルおよび338mg/kgのALAブチルエステルを動物に与えた。実験 ヒト腫瘍(結腸癌腫WiDr−連続移植することで増殖)の懸濁液を、それぞれの 腫瘍の非壊死領域から調製し、各マウスの右後足に注射した(20μl)。腫瘍が5 〜7mmの直径に達したとき、実施例5.1〜5.5に詳述するように薬剤およびコント ロールを各マウスに注射した。注射容量:マウス1匹(体重約25g)当たり10 0μl。 照射は、前記の実施例で用いた3時間後の代わりに、薬剤の注射後1時間に行 った。前記実施例とは対照的に、レーザーの代わりに、600〜700nmの範囲をカバ ーする広帯域ランプ(Curelight、PhotoCure AG出願の特許)を用いた。これは 、それぞれALAまたはALA-エステルに誘発されるフタロシアニン(吸収極大670nm )とプロトポルフイリンIX(吸収極大630nm)との組み合わせを、光がカバーす べきためであった。 しかしながら、ランプはレーザーよりも低強度の光を発生する。 従って、前記実施例においてレーザーを用いた場合に効果的であったALAとPhoto frinとの組み合わせは、ランプを用いる場合にはもはや効果的でないだろう。こ の照射時間は、殆どの増感剤に対 して血管効果を得るのに最適であり、ALAのエステルに対しても最適であるが、A LAに対しては最適以下である。 各グループの平均腫瘍容積(平均±SD)を計算し、時間に対してプロットした 。腫瘍容積が最初の容積の4〜5倍に達したとき、実験を終了した。実施例5.1:ALAとクロリンe6 適切なサイズの腫瘍を有するマウスを、マウス4〜5匹の三つのグループに分 けた。 薬剤の注射の1時間後に、マウスにCurelight広帯域ランプを用いて照射した( 161mW/cm2で15分間−144.9J/cm2)。 腫瘍の応答を退行/再成長時間として評価した。腫瘍のサイズを1日おきに測 定し、腫瘍容積を実施例2の式に従って計算した。腫瘍容積が最初の容積の5倍 に達したとき、マウスを殺した。各時点で、平均(および平均の標準偏差)腫瘍 容積(n=4〜5)を計算した。次いで、データを統計解析し(Q-試験/90%の信頼区間) 、極端な値を除いた。標準偏差は大多数の場合に=1であった。結果 結果を図4に示す。標準偏差バーは、明確にするために省略されている。この 図から、コントロール腫瘍が10日以内に最初の容積の4倍に達したこと、および コントロール腫瘍が指数的成長を示したことが分かる。さらに、ALAおよびクロ リンe6は、単独で用いた場合には、使用した投与量で効果がなかった。しかしな がら、ALAとクロリンe6との組み合わせは、腫瘍成長を有意に遅延させた。 事実、この組み合わせで処置された腫瘍が最初の容積の4倍に達するのに39日を 要した。実施例5.2:ALAメチルエステルとAlPCS2a 適切なサイズの腫瘍を有するマウスを、マウス4〜5匹の三つのグループに分 けた。 マウスに、注射後1時間に照射し、腫瘍の応答を、実施例5.1に従って退行/ 再成長時間として評価した。結果 結果を図5に示す。この図から、コントロール腫瘍が10日以内に最初の容積の 4倍に達したこと、およびコントロール腫瘍が指数的成長を示したことが分かる 。さらに、ALA-メチルエステルは、使 用した投与量で抗腫瘍効果がなかったが、AlPcS2aは僅かな効果を示した。驚く べきことに、この組み合わせ(ALAメチルエステル+AlPcS2a)は、大きな効果を もたらした。事実、腫瘍容積は、処置後40日ほどに長い間、有意に増加しなかっ た。実施例5.3:ALAブチルエステルとAlPcS4 適切なサイズの腫瘍を有するマウスを、マウス4〜5匹の五つのグループに分 けた。 ALAブチルエステル処方が約2%のエタノールを含有していたので、エタノール をコントロールとして用いた。マウスに、注射後1時間に照射し、腫瘍の応答を 、実施例5.1に従って退行/再成長時間として評価した。結果 結果を図6に示す。この図から、コントロール腫瘍(2%エタノール)およびAL Aブチルエステルで処置された腫瘍が、それぞれ9日および11日以内に最初の容 積の4倍に達したことが分かる。また、コントロール腫瘍は指数的に成長したこ とも分かる。AlPcS4(1mg/kg)は、腫瘍成長に対し中程度の効果を有したことが分 かる。しかしながら、ALAブチルエステルとAlPcS4との組み合わせで処 置された腫瘍は、強く遅延された成長を示し、高い投与量のAlPcS4(5mg/kg)で得 られたのと殆ど同一であった。しかしながら、高い投与量のAlPcS4の使用は、大 きな浮腫の発達をもたらした。この組み合わせの使用により、抗腫瘍効果は高投 与量のAlPcS4での場合と同じであったが、初期の浮腫は強く低減された。実施例5.4:ALAブチルエステルとAlPcS2a 適切なサイズの腫瘍を有するマウスを、マウス4〜5匹の三つのグループに分 けた。 マウスに、注射後1時間に照射し、腫瘍の応答を、実施例5.1に従って退行/ 再成長時間として評価した。結果 結果を図7に示す。この図から、コントロール腫瘍が10日以内に最初の容積の 4倍に達したこと、および腫瘍が指数的に成長したことが分かる。上記で分かっ たように、ブチルエステルは腫瘍に対して殆ど効果を有しなかったが、AlPcS2a は、腫瘍成長に対し迅速な効果を有した(14日以内に4倍)。ここでもまた、この 組み合わせは腫瘍成長を有意に遅延させ、遅い再成長を生じさせた。(外挿の後 )約30日で最初の容積の4倍に達するであろうことが分かる。実施例5.5:ALAメチルエステルとAlPcS4 適切なサイズの腫瘍を有するマウスを、マウス4〜5匹の三つのグループに分 けた。 マウスに、注射後1時間に照射し、腫瘍の応答を、実施例5.1に従って退行/ 再成長時間として評価した。結果 結果を図8に示す。この図から、コントロール腫瘍が10日以内に最初の容積の 4倍に達したこと、およびコントロール腫瘍の成長が指数的様式で起こったこと が分かる。上記で分かったように、メチルエステルは腫瘍に対して効果を有しな かったが、AlPcS4は、腫瘍成長に対し中間的効果を有した。顕著には、ALAメチ ルエステル+AlPcS4の組み合わせは、最初は腫瘍容積の実質的減少、次いで遅い 再成長を引き起こした。事実、これは、最初に腫瘍のサイズの初期損失を実際に 引き起こした唯一の組あわせである。腫瘍は約35日で最初の容積の4倍に達した 。
【手続補正書】 【提出日】平成12年8月24日(2000.8.24) 【補正内容】特許請求の範囲 1.少なくとも一種の表面浸透補助剤を任意に含み、かつ一種以上のキレート化 剤を任意に含むとともに、血管基質局在性光増感剤と一緒にプロトポルフィリン 前駆体光化学治療剤を含むことを特徴とする製薬組成物。 2.光化学治療に応答する身体の外部または内部表面の障害または異常を処置す るための請求項1記載の薬剤組成物。 3.治療効果が、光化学治療剤または光増感剤を単独で用いた場合と比較して増 強されることを特徴とする請求項2記載の薬剤組成物。 4.治療効力が、協同的に増進されることを特徴とする請求項2または3記載の 薬剤組成物。 5.血管基質局在性光増感剤が、治療投与量以下で供給されることを特徴とする 請求項1〜4の何れか1項記載の製薬組成物。 6.血管基質局在性光増感剤が、ヘマトポルフィリン、またはクロリン、または スルホン化フタロシアニン、またはその前駆体または誘導体であることを特徴と する請求項1〜5の何れか1項記載の製薬組成物。 e6、アルミニウムフタロシアニンジスルホネート、またはアルミニウムフタロシ アニンテトラスルホネート、またはその前駆体または誘導体であることを特徴と する請求項6記載の製薬組成物。 8.プロトポルフィリン前駆体が、5- アミノレブリン酸またはその前駆体または 誘導体であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の製薬組成物。 9.5- アミノレブリン酸誘導体が、5- アミノレブリン酸エステルであることを特 徴とする請求項8記載の製薬組成物。 10.表面浸透補助剤が、DMSOであることを特徴とする請求項1〜9の何れか1 項記載の製薬組成物。 11.5- アミノレブリン酸またはその前駆体または誘導体、 求項1〜10の何れか1項に記載の製薬組成物。 12.光化学治療に応答する身体の外部または内部表面の障害または異常を処置 する組成物の製造において、請求項1〜11の何れか1項に記載される、少なく とも一種の表面浸透補助剤を任意に伴い、かつ一種以上のキレート化剤を任意に 伴うとともに、血管基質局在性光増感剤を伴うプロトポルフィリン前駆体光化学 治療剤を使用す る方法。 13.光化学治療に応答する身体の外部または内部表面の障害または異常の処置 において、同時に、別々にまたは順次使用するための組み合わせ調製物として、 請求項1〜11の何れか1項に記載される、少なくとも一種の表面浸透補助剤を 任意に含み、かつ一種以上のキレート化剤を任意に含むとともに、プロトポルフ ィリン前駆体光化学治療剤および血管基質局在性光増感剤を含む製造物。 14.光化学治療に応答する身体の外部または内部表面の障害または異常の処置 において、同時に、別々にまたは順次使用するための製造物の調製への、請求項 1〜11の何れか1項に記載される、少なくとも一種の表面浸透補助剤を任意に 伴い、かつ一種以上のキレート化剤を任意に伴う、プロトポルフィリン前駆体光 化学治療剤および血管基質局在性光増感剤の使用方法。 15.投与される前記血管基質局在性光増感剤の全投与量が、0.01〜10mg/kg体 重の範囲であり、プロトポルフィリン前駆体光化学治療剤の全投与量が、1〜500 mg/kg体重の範囲である請求項12または14の何れか1項に記載の使用方法。 16.光化学治療が、350〜900nmの範囲内の光の波長での照射によって行われる ことを特徴とする請求項12、14または15の何れか1項に記載の使用方法。 17.a)請求項2〜4、8または9の何れか1項に記載のプロトポルフィリン前 駆体光化学治療剤を含有する第一の容器; b)請求項2〜7の何れか1項に記載の血管基質局在性光増感剤を含有する第二の 容器;および任意に c)前記第一または第二の容器、または第三の容器に含有された請求項2または1 0の何れか1項に記載の少なくとも一つの表面浸透剤;および/または d)前記第一、第二または第三の容器、または第四の容器に含有された一つ以上の キレート化剤 を含むキットであって、 前記第一または第二の容器が存在していなくてもよく、前記a)またはb)の剤ま たは光増感剤が、キット内に存在する別の容器の一つに存在していてもよい、光 化学治療に応答する身体の外部または内部表面の障害または異常の処置で使用す るためのキット。 18.身体の疾患表面に対して、請求項1〜11、13または15の何れか1項 に記載の製薬組成物または製造物を投与し、前記表面を光に、好ましくは波長範 囲が350〜900nmの光で照射することを含む身体の外部または内部表面の障害ま たは異常の光化学治療処置方法。 19.少なくとも以下の工程: i)患者の体液または組織を請求項1〜11の何れか1項に記載の 製薬組成物と混合し、 ii)前記混合物に光線を照射し、 iii)蛍光レベルを確認し、かつ iv)前記蛍光レベルをコントロールレベルと比較すること、 を含む、患者の体液または組織のサンプルをアッセイすることによって、異常ま たは障害をインビトロで診断する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G01N 33/50 G01N 33/50 T (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 ネスランド,ヤン,エム. ノールウェー エヌ―0310 オスロ,モン テベロ,ザ ノルウェジアン ラジウム ホスピタル,インスティチュート オブ カンサー リサーチ (72)発明者 ギエルクスキー,カール,エリク ノールウェー エヌ―0310 オスロ,モン テベロ,ザ ノルウェジアン ラジウム ホスピタル,インスティチュート オブ カンサー リサーチ (72)発明者 モアン,ヨハン ノールウェー エヌ―0310 オスロ,モン テベロ,ザ ノルウェジアン ラジウム ホスピタル,インスティチュート オブ カンサー リサーチ (72)発明者 ヴァルロー,トロンド ノールウェー エヌ―0310 オスロ,モン テベロ,ザ ノルウェジアン ラジウム ホスピタル,インスティチュート オブ カンサー リサーチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも一種の表面浸透補助剤を任意に含み、かつ一種以上のキレート化 剤を任意に含むとともに、血管基質局在性光増感剤と一緒にプロトポルフィリン 前駆体光化学治療剤を含むことを特徴とする製薬組成物。 2.光化学治療に応答する身体の外部または内部表面の障害または異常を処置す るための請求項1記載の薬剤組成物。 3.治療効果が、光化学治療剤または光増感剤を単独で用いた場合と比較して増 強されることを特徴とする請求項2記載の薬剤組成物。 4.治療効力が、協同的に増進されることを特徴とする請求項2または3記載の 薬剤組成物。 5.血管基質局在性光増感剤が、治療投与量以下で供給されることを特徴とする 請求項1〜4の何れか1項記載の製薬組成物。 6.血管局在性光増感剤が、ヘマトポルフィリン、またはクロリン、またはスル ホン化フタロシアニン、またはその前駆体または誘導体であることを特徴とする 請求項1〜5の何れか1項記載の製薬組成物。 アルミニウムフタロシアニンジスルホネート、またはアルミニウムフタロシアニ ンテトラスルホネート、またはその前駆体または誘導体であることを特徴とする 請求項6記載の製薬組成物。 8.プロトポルフィリン前駆体が、ALAまたはその前駆体または誘導体であるこ とを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の製薬組成物。 9.ALA誘導体が、ALAエステルであることを特徴とする請求項8記載の製薬組成 物。 10.表面浸透補助剤が、DMSOであることを特徴とする請求項1〜9の何れか1 項記載の製薬組成物。 EDTAおよびデスフェリオキサミンを含む請求項1〜10の何れか1項に記載の製 薬組成物。 12.光化学治療に応答する身体の外部または内部表面の障害または異常を処置 する組成物の製造への、請求項1〜11の何れか1項に記載される、少なくとも 一種の表面浸透補助剤を任意に伴い、かつ一種以上のキレート化剤を任意に伴う とともに、血管基質局在性光増感剤を伴うプロトポルフィリン前駆体光化学治療 剤の使用。 13.光化学治療に応答する身体の外部または内部表面の障害または異常の処置 において、同時に、別々にまたは順次使用するための組み合わせ調製物として、 請求項1〜11の何れか1項に記載される、少なくとも一種の表面浸透補助剤を 任意に含み、かつ一種以上のキレート化剤を任意に含むとともに、プロトポルフ ィリン前駆体光化学治療剤および血管基質局在性光増感剤を含む製造物。 14.光化学治療に応答する身体の外部または内部表面の障害または異常の処置 において、同時に、別々にまたは順次使用するための製造物の調製への、請求項 1〜11の何れか1項に記載される、少なくとも一種の表面浸透補助剤を任意に 伴い、かつ一種以上のキレート化剤を任意に伴う、プロトポルフィリン前駆体光 化学治療剤および血管基質局在性光増感剤の使用。 15.投与される前記血管基質局在性光増感剤の全投与量が、O.01〜10mg/kg体 重の範囲であり、プロトポルフィリン前駆体光化学治療剤のためには、1〜500mg /kg体重の範囲である請求項2〜14の何れか1項に記載の製薬組成物、製造物 または使用。 16.光治療が、350〜900nmの範囲内の光の波長での照射によって行われること を特徴とする請求項2〜15の何れか1項に記載の製薬組成物、製造物または使 用。 17.a)請求項2〜4、8または9の何れか1項に記載のプロトポ ルフィリン前駆体光化学治療剤を含有する第一の容器; b)請求項2〜7の何れか1項に記載の血管基質局在性光増感剤を含有する第二の 容器;および任意に c)前記第一または第二の容器、または第三の容器に含有された請求項2または1 0の何れか1項に記載の少なくとも一つの表面浸透剤;および/または d)前記第一、第二または第三の容器、または第四の容器に含有された一つ以上の キレート化剤 を含むキットであって、 前記第一または第二の容器が存在していなくてもよく、前記a)またはb)の剤ま たは光増感剤が、キット内に存在する別の容器の一つに存在していてもよい、光 化学治療に応答する身体の外部または内部表面の障害または異常の処置で使用す るためのキット。 18.身体の疾患表面に対して、請求項1〜11、13または15の何れか1項 に記載の製薬組成物または製造物を投与し、前記表面を光に、好ましくは波長範 囲が350〜900nmの光で照射することを含む、光化学治療に応答する身体の外部ま たは内部表面の障害または異常の光化学治療処置方法。 19.少なくとも以下の工程: i)患者の体液または組織を請求項1〜11の何れか1項に記載の製薬組成物と混 合し、 ii)前記混合物に光線を照射し、 iii)蛍光レベルを確認し、かつ iv)前記蛍光レベルをコントロールレベルと比較すること、 を含む、患者の体液または組織のサンプルをアッセイすることによって、異常ま たは障害をインビトロで診断する方法。
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